JP2023121056A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で安定して持ち運ぶことができる包装箱を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の第一の形態は、底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを備える直方体状の包装箱であって、少なくとも1つの前記側面部に把手穴形成部が設けられ、前記把手穴形成部は、前記側面部の対角線の交点を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関する。
従来、製品等を梱包するための包装箱として、底面部と、底面部から立設された2対の側面部と、2対の側面部の上端に連接された天面部とを備え、1対の側面部に把手穴を形成するための切目線が設けられた、段ボール等からなる包装箱が知られている。
例えば、特許文献1には、1対の側壁に、運搬穴を形成するべく互いに横方向に離間した2点を同2点の下方領域を経由しつつ接続する第1切込み線と、第1切込み線の1対の側線の上端どうしを横向きに連結するように延びた折曲げ線とが設けられた包装箱が開示されている。第1切込み線で囲まれた第1領域に押し込み力を加えると、第1領域が折曲げ線を介して包装箱の内部に折り曲げられて、折曲げ線の箇所が下向きに突出したハンドル部が、第1運搬穴と同時に形成される。
特許第5867826号公報
しかしながら、特許文献1に記載の包装箱では、使用者は、一対の側壁に形成された運搬穴に両手を入れて運搬する必要があるため、両手がふさがり、他の物を同時に持つことや他の動作ができず、利便性に欠ける点がある。
上記の点に鑑みて、本発明の一形態は、片手で安定して持ち運ぶことができる包装箱を提供することを目的とする。
本発明の第一の形態は、底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを備える直方体状の包装箱であって、少なくとも1つの前記側面部に把手穴形成部が設けられ、前記把手穴形成部は、前記側面部の対角線の交点を含む。
上記第一の形態によれば、把手穴形成部が、側面部の対角線の交点を含むことにより、把手穴は、側面部の対角線の交点を含む位置に形成される。よって、使用者は、把手穴に手を差し入れたとき、側面部の中央部を把持することができ、片手で把持しても包装箱が斜めに傾くことを抑制し安定して持ち運ぶことができる。
本発明の第二の形態は、前記2対の側面部のうち1対の側面部は、長側面部であり、前記2対の側面部のうち他の1対の側面部は、短側面部であり、前記把手穴形成部は、前記短側面部に設けられている。
上記第二の形態によれば、把手穴形成部が設けられている側面部の長辺を体側に沿わせて包装箱を把持する場合、把手穴形成部が短側面部に設けられていることにより、把手穴形成部が長側面部に設けられている場合と比べて、使用者の身体と把手穴との距離が近くなるため、片手でより安定して持ち運ぶことができる。
本発明の第三の形態は、前記把手穴形成部は、前記側面部の一の稜線に平行な第1折曲線と、前記第1折曲線の両端から延設された切目線と、前記第1折曲線及び前記切目線で囲われた第1折曲片とを有する。
上記第三の形態によれば、第1折曲片を押し込み、第1折曲線を基点に包装箱の内側に折り曲げることにより、側面部に把手穴が形成される。そして、使用者は、把手穴に手を掛けたとき、側面部の一の稜線に平行な第1折曲線が手のひら又は指の中央部に手の幅方向に亘って当接するため、包装箱が自然に体側に沿う方向に向き、安定して把持することができる。
本発明の第四の形態は、前記第1折曲線の中点は、前記側面部の対角線の交点に位置する。
上記第四の形態によれば、使用者は、把手穴に手を差し入れたとき、把手穴が形成された側面部の重心又は重心の近傍を把持することができ、片手でより安定して持ち運ぶことができる。
本発明の第五の形態は、前記切目線は、曲線を含む。
上記第五の形態によれば、丸みを帯びた折目片を形成することができるため、使用者は、初めに折目片を折り曲げるために把手穴に手を差し入れたとき、丸みを帯びた折目片に接することになり、手や指を傷つけることを防止することができる。よって、片手で包装箱をしっかり把持することができ、さらに安定して持ち運ぶことができる。
本発明の第六の形態は、前記把手穴形成部は、前記第1折曲線と対向する第2折曲線と、前記第1折曲線の一端及び前記第2折曲線の一端と連結する第3折曲線と、前記第1折曲線の他端及び前記第2折曲線の他端と連結する第4折曲線と、前記第2折曲線及び前記切目線で囲われた第2折曲片と、前記第3折曲線及び前記切目線で囲われた第3折曲片と、前記第4折曲線及び前記切目線で囲われた第4折曲片とを有する。
上記第六の形態によれば、第1から第4折曲片の4個の折曲片を、各折曲片に対応する第1から第4折曲線の折曲線を基点に、包装箱の内側に四方に折り曲げることにより、側面部に把手穴が形成される。把手穴の周縁には、折り曲げられた丸みのある折り目が位置するため、使用者は、把手穴に手を差し入れたとき、丸みのある折り目に接することになり、手や指を傷つけることを防止することができる。よって、片手で包装箱をしっかり把持することができ、さらに安定して持ち運ぶことができる。
本発明の第七の形態は、前記切目線は、前記把手穴形成部の長手方向に延在する中央切目線と、前記中央切目線の両端から前記第1から第4折曲線の互いの各連結部まで延設される斜方切目線とを有し、前記中央切目線は、前記把手穴形成部の短手方向の中央より前記第2折曲線側に配置されている。
上記第七の形態によれば、手のひらと接触する第1折曲片の面積を、第2から第4折曲片のいずれの面積よりも大きくすることができ、第1折曲片が折り曲げられたとき、第1折曲片と側面部とが二重に重なる部分の面積が大きくなり、把持する部分の強度を向上させることができる。
本発明の第八の形態は、前記第1折曲片の面積は、前記第2から第4折曲片のいずれの面積よりも大きい。
上記第八の形態によれば、第1折曲片が折り曲げられたとき、第1折曲片と側面部とが二重に重なる部分の面積が大きくなり、把持する部分の強度を向上させることができる。
本発明の一形態によれば、片手で安定して持ち運ぶことができる包装箱を提供することができる。
一実施形態による包装箱の斜視図である。 一実施形態による包装箱の展開図である。 把手穴形成部を示す模式図である。 把手穴を形成した状態を示す側面部の断面の部分拡大図である。 把手穴形成部の第1変形例を示す模式図である。 把手穴形成部の第2変形例を示す模式図である。 把手穴形成部の第3変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、特に説明がない限り、同一の又は対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。図1は、一実施形態による包装箱の斜視図であり、図2は、一実施形態による包装箱の展開図である。
図1及び図2に示すように、包装箱1は、底面部2と、底面部2から立設された2対の側面部3と、2対の側面部3の上端に連接された天面部5とを備える、直方体状の包装箱である。2対の側面部3のうち1対の側面部は、1対の対向する長側面部31、31であり、2対の側面部のうち他の1対の側面部は、1対の対向する短側面部32、32であってよい。長側面部31とは、天面部5の長辺を含む側面部3を意味し、短側面部32とは、天面部5の短辺を含む側面部3を意味する。なお、直方体には、立方体も含まれるものとする。包装箱1の形状が立方体である場合、いずれの側面部3も短側面部32となる。
包装箱1は、例えば、所定の形状に打ち抜いた段ボールシートを折り曲げて形成することができる。図2に示すように、底面部2は、4つの底面部2a、2b、2c、2dを含んでいてよく、4つの底面部2a、2b、2c、2d同士を接着又は接合し、糊代部11を図2の紙面下部に位置する側面部3(短側面部32)と接着又は接合することにより、天面部5が開放された包装箱1が得られる。天面部5は、4つの天面部5a、5b、5c、5dを含んでいてよく、包装箱1に物品を収納し天面部5を閉じる場合は、天面部5b、5dを包装箱1の内側に折り曲げ、その後、天面部5a、5cを包装箱1の内側に折り曲げ、天面部5a、5cの当接部をテープ等で封止する。包装箱1から物品を取り出す場合は、天面部5の封止を解除して、取り出すことができる。
包装箱1は、少なくとも1つの側面部3に把手穴形成部6が設けられている。把手穴形成部6は、使用者が包装箱1を持ち運ぶ際、手を掛けて把持するための把手穴61が形成される部分である。把手穴形成部6は、側面部3の対角線10の交点を含む。これにより、把手穴61は、側面部3の対角線10の交点を含む位置に形成される。よって、使用者は、把手穴61に手を差し入れたとき、側面部3の中央部を把持することができ、片手で把持しても包装箱が斜めに傾くことを抑制し安定して持ち運ぶことができる。また、把手穴形成部6は、把手穴形成部6の対角線の交点に、側面部3の対角線10の交点が重なるように配置されていてもよい。
把手穴形成部6は、1対の側面部3、3にそれぞれ設けてもよい。1対の側面部3、3に設けることで、どちらか一方の側面部3に手指を挿入して持ち運ぶことができるので、持ち運びの際の利便性を考慮して、把手穴61を形成することができる。
図3は、把手穴形成部を示す模式図であり、図4は、把手穴を形成した状態を示す側面部の断面の部分拡大図である。
図3に示すように、把手穴形成部6は、側面部3の一の稜線に平行な第1折曲線71と、第1折曲線71の両端から延設された切目線8と、第1折曲線71及び切目線8で囲われた第1折曲片71Fとを有していてよい。包装箱1を持ち運ぶ際、図4に示すように、第1折曲片71Fを押し込み、第1折曲線71を基点に包装箱の内側に折り曲げることにより、側面部3に把手穴61が形成される。そして、使用者は、把手穴61に手を掛けたとき、側面部3の一の稜線に平行な第1折曲線71が手のひら又は指の中央部に手の幅方向に亘って当接するため、包装箱1が自然に体側に沿う方向に向き、安定して把持することができる。なお、第1折曲片71Fの外面側に、例えば「ここを内側に折曲げて把持」などの文字や記号等の標識を付与することで、使用者は適切な方法で持ち運びをすることができる。
図1~図3に示す例では、把手穴形成部6の形状は、長方形であるが、正方形であってもよい。把手穴形成部6の形状が、長方形である場合、第1折曲線71は、把手穴形成部6の長手方向と平行である。把手穴形成部6の形状は、把手穴形成部6が設けられている側面部3と相似形でなくてもよいが、強度の観点から、把手穴形成部6が設けられている側面部3と相似形であることが好ましい。また、図1~図3に示す例では、把手穴形成部6が設けられている側面部3の長手方向に沿って、把手穴形成部6の長手方向が配置されているが、これに限らず、把手穴形成部6が設けられている短側面部32の長手方向に沿って、把手穴形成部6の短手方向が配置されていてもよい。
図1及び図2に示すように、第1折曲線71の中点Mは、側面部3の対角線の交点に位置することが好ましい。通常、製品等の物品を包装箱1に収納する場合、包装箱1内に荷重の偏りがない、あるいは荷重の偏りが少なくなるよう詰めて包装される。第1折曲線71の中点Mが、側面部3の対角線の交点に位置することにより、使用者は、把手穴61に手を差し入れたとき、物品が収納された状態において、把手穴61が形成された側面部3の重心又は重心の近傍を把持することができ、片手でより安定して持ち運ぶことができる。なお、第1折曲線71の中点Mが、側面部3の対角線の交点に位置するとは、第1折曲線71の中点Mが、側面部3の対角線10の交点の近傍に位置することも含む場合がある。なお、図1に示す例では、把手穴形成部6は、第1折曲線71から側面部3の一端側に形成されているが、第1折曲線71から側面部3の他端側に形成されていてもよい。
把手穴形成部6の長手方向の長さは、60mm~140mmであることが好ましく、80mm~120mmであることがより好ましい。把手穴形成部6の長手方向の長さが、60mm~140mmであることにより、3本以上の指が中に入り込めるように、あるいは親指以外の4本の指と手のひらが中に入る程度の把手穴61を形成することができる。把手穴形成部6の短手方向の長さは、30mm~60mmであることが好ましく、35mm~45mmであることがより好ましい。把手穴形成部6の短手方向の長さが、35mm~45mmであることにより、指又は手の中央部まで中に入る程度の把手穴61を形成することができる。
把手穴形成部6は、短側面部32に設けられていることが好ましい。把手穴形成部6が設けられている側面部3の長辺を体側に沿わせて包装箱1を把持する場合、把手穴形成部6が短側面部32に設けられていることにより、把手穴形成部6が長側面部31に設けられている場合と比べて、使用者の身体と把手穴61との距離が近くなるため、片手でより安定して持ち運ぶことができる。包装箱1の形状が、立方体又は立方体に近い直方体である場合、把手穴形成部6は、長側面部31に設けられていてもよい。
把手穴形成部6は、図3に示すように、第1折曲線71と対向する第2折曲線72と、第1折曲線71の一端及び第2折曲線72の一端と連結する第3折曲線73と、第1折曲線71の他端及び第2折曲線72の他端と連結する第4折曲線74とを有していてよい。換言すると、第1折曲線71、第2折曲線72、第3折曲線73、及び第4折曲線74で四角形を構成している。また、第1折曲線71、第2折曲線72、第3折曲線73、及び第4折曲線74は、把手穴形成部6の輪郭を構成している。折曲線としては、特に限定されないが、例えば、型押しによって形成された罫線が挙げられる。
把手穴形成部6は、第2折曲線72及び切目線8で囲われた第2折曲片72Fと、第3折曲線73及び切目線8で囲われた第3折曲片73Fと、第4折曲線74及び切目線8で囲われた第4折曲片74Fとを有していてよい。包装箱1を持ち運ぶ際、第1から第4折曲片71F、72F、73F、74Fの4個の折曲片を、各折曲片に対応する第1から第4折曲線71、72、73、74の各折曲線を基点に、包装箱1の内側に四方に折り曲げることにより、側面部3に把手穴61が形成される。図4に示すように、把手穴61の上端縁には、第1折曲片71Fが折り曲げられた丸みのある折り目(第1折曲線71)が位置し、把手穴61の下端縁には、第2折曲片72Fが折り曲げられた丸みのある折り目(第2折曲線72)が位置する。把手穴61の右端縁及び左端縁にも、同様に、第3折曲片73Fが折り曲げられた丸みのある折り目(第3折曲線73)及び第4折曲片74Fが折り曲げられた丸みのある折り目(第4折曲線74)が位置する。よって、把手穴61の周縁には、折り曲げられた丸みのある折り目が位置するため、使用者は、把手穴61に手を差し入れたとき、丸みのある折り目に接することになり、手や指を傷つけることを防止することができる。特に、把手穴61の下端縁には、第2折曲片72Fが折り曲げられた丸みのある折り目(第2折曲線72)が位置することにより、把手穴61に手を差し入れたとき、手の甲を傷つけることを防止することができる。以上により、片手で包装箱1をしっかり把持することができ、さらに安定して持ち運ぶことができる。
切目線8は、図3に示すように、把手穴形成部6の長手方向に延在する中央切目線81と、中央切目線81の両端から第1から第4折曲線71、72、73、74の互いの各連結部75、76、77、78(第1から第4折曲線71、72、73、74が構成する四角形の各角部)まで延設される4本の斜方切目線82a、82b、82c、82dとを有していてよい。換言すると、切目線8は、中央切目線81の一端から第1折曲線71と第3折曲線73との連結部75まで延設される斜方切目線82aと、中央切目線81の一端から第2折曲線72と第3折曲線73との連結部76まで延設される斜方切目線82bと、中央切目線81の他端から第2折曲線72と第4折曲線74との連結部77まで延設される斜方切目線82cと、中央切目線81の他端から第1折曲線71と第4折曲線74との連結部78まで延設される斜方切目線82dとを有していてよい。
また、中央切目線81と斜方切目線82a、82b、82c、82dのうちの少なくとも1つの斜方切目線とは、1本の線を構成していてもよい。例えば、図3に示すように、中央切目線81、中央切目線81の一端から第2折曲線72と第3折曲線73との連結部76まで延設された斜方切目線82b、及び、中央切目線81の他端から第2折曲線72と第4折曲線74との連結部77まで延設された斜方切目線82cが、1本の曲線を構成していてもよい。切目線8は、全長に亘って、側面部3の厚み方向に貫通する切断線であってもよく、側面部3の厚み方向に間欠的に貫通するミシン目線であってもよく、側面部3の厚み方向に貫通しない半切断線であってもよく、これらの混合した線で構成されていてもよい。
中央切目線81は、把手穴形成部6の短手方向の中央より第2折曲線72側に配置されていることが好ましい。この構成により、手のひらと接触する第1折曲片71Fの面積を、第2から第4折曲片(第2折曲片72F、第3折曲片73F、及び第4折曲片74F)のいずれの面積よりも大きくすることができ、第1折曲片71Fが折り曲げられたとき、第1折曲片71Fと側面部3とが二重に重なる部分の面積が大きくなり、把持する部分の強度を向上させることができる。
切目線8は、曲線を含んでいることが好ましい。切目線8の形状が、図3に示すような、変則H型である場合、H型の構成する3辺の切目線8のうち、少なくとも2辺が曲線であることが好ましい。中央切目線81と、4本の斜方切目線82a、82b、82c、82dの全てが曲線であることがより好ましい。切目線8が、曲線を含んでいることにより、丸みを帯びた折目片を形成することができるため、使用者は、初めに折目片を折り曲げるために把手穴61に手を差し入れたとき、丸みを帯びた折目片に接することになり、手や指を傷つけることを防止することができる。よって、片手で包装箱1をしっかり把持することができ、さらに安定して持ち運ぶことができる。
次に、把手穴形成部6の変形例について説明する。
図5は、把手穴形成部6の第1変形例を示す模式図であり、図6は、把手穴形成部6の第2変形例6を示す模式図であり、図7は、把手穴形成部6の第3変形例を示す模式図である。図5~図7に示す把手穴形成部6は、図3に示す把手穴形成部6と、切目線8の形状が異なる点で異なる。即ち、図5~図7に示す把手穴形成部6は、図3に示す把手穴形成部6と、折曲片の形状が異なる点で異なる。
図5に示す例では、切目線8は全て曲線で構成されている。中央切目線81の一端から第1折曲線71と第3折曲線73との連結部75まで延設される斜方切目線82aと、中央切目線81の一端から第2折曲線72と第3折曲線73との連結部76まで延設された斜方切目線82bが1本の曲線を構成し、把手穴形成部6の内側に向かって凸となるよう湾曲している。また、中央切目線81の他端から第2折曲線72と第4折曲線74との連結部77まで延設された斜方切目線82cと、中央切目線81の他端から第1折曲線71と第4折曲線74との連結部78まで延設される斜方切目線82dが1本の曲線を構成し、把手穴形成部6の内側に向かって凸となるよう湾曲している。中央切目線81も曲線であり、第1折曲線71に向かって凸となるよう湾曲している。
図6及び図7に示す例では、切目線8は全て直線で構成されている。図6に示す例では、中央切目線81の長さは、4つの斜方切目線82a、82b、82c、82dのそれぞれの長さよりも長い。図7に示す例では、中央切目線81の長さは、4つの斜方切目線82a、82b、82c、82dのそれぞれの長さよりも短い。
図5~図7に示す把手穴形成部6においても、図3に示す把手穴形成部6と同様の効果を奏することができる。
以上の通り、実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の組み合わせ、省略、置き換え、変更などを行うことが可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 包装箱
2、2a、2b、2c、2d 底面部
3 側面部
31 長側面部
32 短側面部
5、5a、5b、5c、5d 天面部
6 把手穴形成部
61 把手穴
71 第1折曲線
71F 第1折曲片
72 第2折曲線
72F 第2折曲片
73 第3折曲線
73F 第3折曲片
74 第4折曲線
74F 第4折曲片
75、76、77、78 連結部
8 切目線
81 中央切目線
82a、82b、82c、82d 斜方切目線
10 対角線
11 糊代部
中点 M

Claims (8)

  1. 底面部と、前記底面部から立設された2対の側面部と、前記2対の側面部の上端に連接された天面部とを備える直方体状の包装箱であって、
    少なくとも1つの前記側面部に把手穴形成部が設けられ、
    前記把手穴形成部は、前記側面部の対角線の交点を含む包装箱。
  2. 前記2対の側面部のうち1対の側面部は、長側面部であり、前記2対の側面部のうち他の1対の側面部は、短側面部であり、
    前記把手穴形成部は、前記短側面部に設けられている請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記把手穴形成部は、前記側面部の一の稜線に平行な第1折曲線と、前記第1折曲線の両端から延設された切目線と、前記第1折曲線及び前記切目線で囲われた第1折曲片とを有する請求項1又は2に記載の包装箱。
  4. 前記第1折曲線の中点は、前記側面部の対角線の交点に位置する請求項3に記載の包装箱。
  5. 前記切目線は、曲線を含む請求項3又は4に記載の包装箱。
  6. 前記把手穴形成部は、前記第1折曲線と対向する第2折曲線と、前記第1折曲線の一端及び前記第2折曲線の一端と連結する第3折曲線と、前記第1折曲線の他端及び前記第2折曲線の他端と連結する第4折曲線と、前記第2折曲線及び前記切目線で囲われた第2折曲片と、前記第3折曲線及び前記切目線で囲われた第3折曲片と、前記第4折曲線及び前記切目線で囲われた第4折曲片とを有する請求項3から5のいずれか一項に記載の包装箱。
  7. 前記切目線は、前記把手穴形成部の長手方向に延在する中央切目線と、前記中央切目線の両端から前記第1から第4折曲線の互いの各連結部まで延設される斜方切目線とを有し、
    前記中央切目線は、前記把手穴形成部の短手方向の中央より前記第2折曲線側に配置されている請求項6に記載の包装箱。
  8. 前記第1折曲片の面積は、前記第2から第4折曲片のいずれの面積よりも大きい請求項6又は7に記載の包装箱。
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