JP2023119934A - 保護カバー及びリアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺機器と溶接個所の絶縁距離を確保しつつ、取り付けが容易な保護カバー及びこの保護カバーを備えたリアクトルを提供する。【解決手段】保護カバーは、上面91と、上面91の縁から延びる短辺側壁92及び長辺側壁93と、底面に設けられた開口面と、上面91、短辺側壁92と長辺側壁93によって囲われ、溶接面を収容する収容スペースと、バスバー6の底面を載置する底面載置部95と、バスバー6の上面を載置する上面載置部98と、を備える。保護カバーは、バスバー6とコイルの端部21が溶接された溶接面を収容スペースに収容する。【選択図】図5

Description

溶接面を収容する保護カバー及びこの保護カバーを備えたリアクトルに関する。
コイルとコアとから成るリアクトルが知られている。コイルは、通電により磁束を発生させ、コアは、コイルが発生させた磁束が通る磁路となる。即ち、リアクトルは、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積及び放出する電磁気部品である。
このリアクトルは、コイルと外部機器を電気的に接続させるためバスバーを備える。バスバーとコイルの端部は、バスバーやコイルの端部自体を溶融し、又は、はんだ等の接合部材を用いて溶接されている。そして、バスバーに外機器の端子が固定されることで、バスバーと外部機器は電気的に接続する。このように、リアクトルは、バスバーを介して外部機器と電気的に接続し、コイルに通電される。
リアクトルが実装される領域の近接した個所には、周辺機器も実装されている。近年では、集積化が進んでおり、バスバーとコイルの端部の溶接個所に近接した位置にも周辺機器が配置されることがある。この溶接個所と他の電子機器との絶縁距離を確保するために、この溶接個所を収容する保護カバーを用いることが知られている。
特開2019-021741号公報
従来の保護カバーは、溶接面に対して平行に挿入し、溶接個所を保護カバーの収容スペースに収容する。溶接面は、はんだ等が固化した固化物が残存するなど凸凹している。この凸部の高さは、溶接面によってそれぞれ異なるため、保護カバーを溶接個所に挿入しにくい場合ある。また、凸部の高さによっては、保護カバーを溶接個所に挿入できない場合があり、無理やり挿入しようとすると、保護カバーの内部構造が損傷し、保護カバーを溶接個所に装着できない場合もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、周辺機器と溶接個所の絶縁を確保しつつ、取り付けが容易な保護カバー及びこの保護カバーを備えたリアクトルを提供することにある。
本発明の保護カバーは、第1の導電性部材と第2の導電性部材が溶接された溶接面を収容する保護カバーであって、上面と、前記上面の縁から延びる側壁と、前記上面と対向する開口面と、前記上面及び前記側壁で画成され、前記溶接面を収容する収容スペースと、前記第1の導電性部材の底面を載置する底面載置部と、前記第1の導電性部材の上面と当接する上面当接部と、を備えること、を特徴とする。
また、この保護カバーを備えたリアクトルも本発明の一態様である。
本発明によれば、周辺機器と溶接個所の絶縁距離を確保しつつ、取り付けが容易な保護カバー及びこの保護カバーを備えたリアクトルを得ることができる。
第1の実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 第1の実施形態のリアクトルの分解斜視図である。 バスバーとコイルの端部の溶接個所の拡大図である。 第1の実施形態の保護カバーを底面から見た斜視図である。 第1の実施形態の保護カバーを装着した状態を示す透視図である。 底面載置部にバスバーを載置した状態を示す拡大断面図である。 挟持部を構成する膨出部の拡大図である。 第2の実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 第2の実施形態の保護カバーを底面から見た斜視図である。 第2の実施形態の保護カバーを装着した状態を示す透視図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る保護カバー及びリアクトルについて図面を参照しつつ説明する。図1は、第1の実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態のリアクトルの分解斜視図である。各図面においては、理解容易のため、厚み、寸法、位置関係、比率又は形状等を強調して示している場合があり、本発明は、それら強調に限定されるものではない。なお、コイルの巻軸方向がX軸方向であり、コイルの横並び方向がY軸方向であり、並び方向とも称し、X軸方向及びY軸方向と直交する方向がZ軸方向であり、高さ方向とも称する。
リアクトル10は、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積及び放出する電磁気部品であり、OA機器、太陽光発電システム、自動車など様々な用途で使用される。リアクトル10は、コア1、コイル2及び樹脂部材3を備え、ケース(不図示)に収容される。コア1は磁性体から成り、コイル2が発生させた磁束が流れる磁路となる。樹脂部材3は、コア1の周囲を被覆する。コイル2の端部21は、バスバー6と溶接されている。バスバー6は外部機器と電気的に接続している。外部機器から電力が供給されると、バスバー6を介してコイル2に電流が流れ、磁束が発生する。保護カバー9は、コイル2の端部21とバスバー6の溶接個所を囲い、他の部材との絶縁を図っている。
コア1は、圧粉磁心、フェライト磁心、積層鋼板、又はメタルコンポジットコア等を用いることができる。メタルコンポジットコアとは、磁性粉末と樹脂とが混練され、樹脂が硬化されて成る磁性体である。コア1は、コイル2が発生させた磁束が通る磁路となる。
コア1は、4本の板状部11と、一対のヨーク部12から成り、コイル2の内周には設けられていない。板状部11は、平板状のコア部材から成り、幅広面が並び方向と直交するように隣接するコイル2の間、又は、コイル2とケースの間に配置される。
ヨーク部12は、平板状のコア部材から成り、幅広面がコイル2の巻軸方向と直交する板状部11の端面と接着剤等で接合されている。ヨーク部12は、突出部13を有する。突出部13は、コイル2の内周面と対向するヨーク部12の端面がコイル2の内周に向かって突出する。なお、本実施形態の突出部13は、コイル2の内周に挿入されていてもよいし、挿入されていなくてもよい。突出部13を設けることで、コイル2とヨーク部12間において、磁束が広がることを抑制できる。
樹脂部材3は、コア1の周囲を被覆する。樹脂部材3を構成する樹脂の種類としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ウレタン樹脂、BMC(Bulk Molding Compound)、PPS(Polyphenylene Sulfide)、PBT(Polybutylene Terephthalate)、又はこれらの複合を挙げることができる。なお、樹脂に熱伝導性のフィラーを混ぜてもよい。
樹脂部材3は、樹脂体31、32から成り、2分割できるように構成されている。樹脂体31、32は、板状部11を被覆する板状部被覆部33と、コイル2が装着されるコイル装着部34と、ヨーク部12を被覆するヨーク被覆部35を有する。もっとも、樹脂体31の板状部被覆部33及びコイル装着部34の巻軸方向の長さは、樹脂体32の板状部被覆部33及びコイル装着部34の巻軸方向の長さよりも長い。
コイル2は、エナメルなどで絶縁被覆した1本の導電性部材により構成される。コイル2は、巻き位置を巻軸方向にずらしながら導電性部材を筒状に巻回して成る。本実施形態では、銅線によって構成された平角線のエッジワイズコイルである。コイル2は3つ設けられている。コイル2は、巻軸方向が平行になるように、隙間を介して横並び配置される。各コイル2の間には、板状部11が設けられている。
コイル2の端部21は、バスバー6と溶接されている。図3は、バスバーとコイルの端部の溶接個所の拡大図である。図3に示すように、コイル2の端部21の先端面211は、高さ方向と直交するように、コイル2から上方に向けて延びている。また、コイル2の端部21は、平角線の幅広面が巻軸方向と直交している。なお、上方とは、リアクトル10を設置対象物に設置する際に設置面から離れる方向を指し、下方とは設置面に向かう方向を指す。例えば、後述するように、リアクトル10がケースに収容される場合には、上方がケースの底面とは反対に向かう方向であり、下方がケースの底面に向かう方向である。このコイル2の端部21が請求項に記載の第2の導電性部材である。
バスバー6は、平板状の導電性部材から成る。バスバー6の一方端部は、端子台7に固定されており、外部機器の端子と電気的に接続される。バスバー6の他方端部は、バスバー6の上面61がコイル2の先端面211と同一の高さになるまで上方に延び、コイル2の端部21と交差するように並び方向と平行に延びている。即ち、バスバー6の上面61とコイル2の先端面211は、図3に示すように、面一になっている。バスバー6の上面61とは、樹脂部材3と対向するバスバー6の端面と反対側の端面である。バスバー6は、コイル2の端部21に当接するとともに、バスバー6の先端面62は、コイル2の端部21よりも並び方向に突出している。なお、バスバー6が請求項に記載の第1の導電性部材である。
面一となったバスバー6の上面61とコイル2の先端面211を溶融させることで、バスバー6とコイル2の端部21は接合される。即ち、バスバー6の上面61とコイル2の先端面211が溶接面となる。この溶接面には、バスバーやコイルが溶融した溶融物が残存しており、凹凸面となっている。このように溶接されることで、バスバー6とコイル2が電気的に接続される。そして、外部機器から電力が供給されると、バスバー6を介してコイル2に電流が流れ、磁束が発生し、コア1内に磁束が流れる。
なお、リアクトル10は、バスバー6を6つ備えており、コイル2の巻軸方向の両端部に3つずつ設けられている。即ち、3つのバスバー6が樹脂体31側に、残りの3つのバスバー6が樹脂体32側に設けられている。バスバー6は、それぞれコイル2と溶接された溶接面を有し、この3つの溶接面が並び方向に沿って直線上に配置されている。
樹脂体31側に設けられたバスバー6は、端子台7に固定されている。図2に示すように、端子台7は、樹脂体31と継ぎ目無く一体に形成されている。端子台7は、樹脂体31の上面から延出している。また、樹脂体32側に設けられたバスバー6は、樹脂体32とは別体の端子台(不図示)に固定されている。
本実施形態のリアクトル10は、ケース(不図示)に収容される。ケースは、例えばアルミニウム合金等、熱伝導性が高く軽量な金属で構成されており、放熱性を有する。なお、ケースは、必ずしも金属である必要はなく、熱伝導性に優れた樹脂や、樹脂の一部に金属製の放熱板を埋め込んだものや、金属製のフィラーを含有した樹脂を使用したものでもよい。
ケースは、上方が開口している箱型形状を有する。具体的には、ケースは、4つの辺を有する概略矩形状の底面と、底面の4辺の縁から立ち上がった4つの側壁を有し、上面が開口している。底面と側壁によって囲われたスペースが、リアクトル10を収容する収容スペースである。ケースの上面の開口からリアクトル10がケースの収容スペースに挿入される。
リアクトル10とケースの隙間には充填成形部が形成されている。充填成形部は、リアクトル10とケースの隙間に充填材が充填され、この充填材が固化して成る部材である。充填材としては、リアクトル10の放熱性能の確保及び振動伝搬の軽減のため、比較的柔らかく熱伝導性の高い樹脂が適している。具体的には、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などが挙げられる。
なお、充填成形部の形成方法としては、ケースにリアクトル10を収容した後に、充填材を充填し、固化させてもよいし、予めケースに充填材を充填しておき、その後、リアクトル10を収容し、充填材を固化させてもよい。
リアクトル10には、センサを設けてもよい。センサは、リアクトル10の状態を検出する。センサは例えば、温度センサである。センサは、板状部11とコイル2の間に樹脂部材3が有するセンサ保持部により保持される。センサは、検出部が検出した温度情報をリード線を介して外部に伝送する。
(保護カバー)
リアクトル10は、保護カバー9を備えている。保護カバー9は、コイル2とバスバー6の溶接面を収容し、溶接面に近接して配置される部材との絶縁を図る。保護カバー9は、樹脂から成り、樹脂の種類としては、樹脂部材3と同様のものを用いることができるが、発熱する箇所に配置されるため、PPS等の高耐熱性樹脂であることが好ましい。なお、保護カバー9は、樹脂体32側に配置されたコイル2の端部21とバスバー6の溶接面のみに設けられているが、樹脂体31側に配置されたコイル2の端部21とバスバー6の溶接面にも設けてもよい。
図4は、(a)が側面から見た保護カバーの斜視図であり、(b)が底面から見た保護カバーの斜視図である。図5は、保護カバーを装着させた状態を示す透視図である。保護カバー9は、図4(a)に示すように、長尺形状である。保護カバー9は、上面91、短辺側壁92、長辺側壁93及び開口面94を備える。上面91は、平面視すると、対向する一対の短辺と、対向する一対の長辺を有する長尺矩形形状となっている。
上面91は、短辺の中央部分の位置が、短辺の両端部よりも高い位置(以下、頂点と称する場合もある。)にある。上面91を短辺側から見る断面形状は、頂点から長辺側壁93へ向かう一方は、斜めに傾斜しており、他方は、湾曲形状である。即ち、上面91は、2つの面から成り、一方は傾斜面で、他方は湾曲面である。上面91は、薄い板状形状であり、内部は中空である。
短辺側壁92は、上面91の縁のうち短辺から保護カバー9の開口面94に向けて延びる。長辺側壁93は、上面91の縁のうち長辺から保護カバー9の開口面94に向けて延びる。短辺側壁92及び長辺側壁93の延び先端の位置は同一の高さである。短辺側壁92及び長辺側壁93の両端部は、隣接する長辺側壁93又は短辺側壁92の端部と全面が連接している。即ち、短辺側壁92及び長辺側壁93は環形状となっている。
短辺側壁92及び長辺側壁93の厚みは、1.0mm以上2.0mm以下であることが好ましい。1.0mmより薄いと強度不足となり、保護カバー9の装着時などにおいて破損する虞がある。一方、2.0mmより厚いと装着性や成形性が悪化してしまう。なお、短辺側壁92の厚さとは、長辺側壁93に沿った方向(並び方向)の長さであり、長辺側壁93の厚さとは、短辺側壁92に沿った方向(巻軸方向)の長さである。
上面91と対向する保護カバー9の端面は、開口面94となっている。この開口面94は、図4(b)に示すように、一方の短辺側壁92に設けられる後述する底面載置部95、他方の短辺側壁92及び一対の長辺側壁93により画成されている。
コイル2の端部21とバスバー6の一部とともに、溶接面は、この開口面94から保護カバー9の内部に挿入される。即ち、上面91、短辺側壁92及び長辺側壁93で画成された空間が、コイル2の端部21とバスバー6の一部とともに、溶接面を収容する収容スペースとなる。本実施形態の保護カバー9は、樹脂体32側に配置された3つのバスバー6とコイル2の溶接面を収容する。収容スペースの長辺方向の長さは、3つ並んでいる一方端部に配置するバスバー6の先端面62から他方端部に配置するバスバー6の先端面62までの長さと略同一である。
図5の示すように、一方の短辺側壁92は、底面載置部95を有する。図6は、底面載置部95にバスバー6を載置した状態を示す拡大断面図である。底面載置部95は、図6に示すように、短辺側壁92の開口面94側の端部から収容スペースに向けて突出している。底面載置部95の突出する長さは、2.0mm以上であることが好ましい。2.0mm以上にすることで、底面載置部95と後述する上面当接部98によってバスバー6をきちんと挟み込むことができ、保護カバー9を固定及び位置規制を安定させることができる。
上面91と対向する底面載置部95の端面は、平坦面になっている。この底面載置部95の平坦面は、コイル2の端部21よりも並び方向に突出しているバスバー6の底面を載置する。バスバー6の底面とは、樹脂部材3と対向するバスバー6の端面である。底面載置部95と上面91の間は、バスバー6を載置するため少なくともバスバー6の高さ方向以上の長さの隙間が設けられている。また、底面載置部95の高さ方向の厚さ(底面載置部95の平坦面からこの平坦面とは反対側の端面までの長さ)は、1.0mm以上2.0mm以下であることが好ましい。1.0mmより薄いと強度不足となり、保護カバー9の装着時などにおいて破損する虞がある。一方、2.0mmより厚いと装着性や成形性が悪化してしまう。
図5に示すように、一対の短辺側壁92は、バスバー6の先端面62と当接する先端面当接部96をそれぞれ有する。先端面当接部96は、短辺側壁92の内面(収容スペースを画成する端面)のことである。先端面当接部96は平坦面である。各先端面当接部96は、3つ並んで配置されたうち、両端部に配置されたバスバー6の先端面62とそれぞれ当接している。
長辺側壁93は、挟持部97を有する。挟持部97は、図4(b)に示すように、各長辺側壁93から収容スペースに膨出する一対の膨出部971を有する。各膨出部971は、対向に配置されており、対向する膨出部971に向けて膨出しているが、互いの膨出部971には未達である。即ち、対向する膨出部971の間には隙間が設けられている。この隙間の大きさは、バスバー6の厚さと略同一である。バスバー6の厚さとは、平板状のバスバー6の一方の幅広面から他方の幅広面の長さである。挟持部97は、バスバー6の幅広面を挟み込んでいる。対向し合う膨出部971は、長辺側壁93に沿った長さが略同一である。挟持部97は、各バスバー6を挟持するため、3つ設けられている。
膨出部971の開口面94側の端面は、長辺側壁93の開口面94側の端面と同じ高さであり、面一になっている。また、対向する膨出部971の端面のうち、開口面94側の端部は、長辺側壁93に向けて斜め切り欠かれている。即ち、挟持部97の隙間の入り口部分は、バスバー6の厚さよりも大きくなっており、対向する膨出部971の隙間が広くなっている。
なお、挟持部97を構成する膨出部971aは、上面91から開口面94に延びるように膨出していてもよい。本実施形態では、膨出部971aは、底面載置部95を有する短辺側壁92の反対の短辺側壁92側に設けられている。膨出部971aは、膨出部971と隙間を設けて対向に配置され、膨出部971と膨出部971aによってバスバー6を挟み込む。図7は、膨出部971aの拡大図である。図7に示すように、膨出部971aの先端は、対向する膨出部971に向かって突出する爪部972を有する。この爪部972は、バスバー6の底面と当接する。爪部972の突出長さは、バスバー6の挿入性の観点から膨出部971と膨出部971aと隙間の長さの1/3以下の方が好ましい。
なお、長辺側壁93は、膨出部971aと対向する位置が切り欠かれている。この切り欠きは、爪部972を成形するために、膨出部971aを挟み込むように金型が配置されたことにより形成されたものである。そのため、長辺側壁93に切り欠きを設けずに爪部972を成形する場合には、切り欠きを形成させる必要はない。そのため、爪部972は、膨出部971aのみではなく、長辺側壁93から膨出する膨出部971に設けてもよい。
保護カバー9の上面91には、上面当接部98が設けられている。上面当接部98は、バスバー6の上面61と対向する上面91が収容スペースに向けて膨出している。上面当接部98は、収容スペースにバスバー6が配置された際に、バスバー6の上面61を当接する長さまで膨出し、先端は平坦となっている。即ち、上面当接部98の先端は、バスバー6の上面61と当接している。換言すれば、保護カバー9の上面91とバスバー6の上面との間には空間が設けられている。この空間は、バスバー6の上面61に設けられる溶接面が、凹凸を有し、バスバー6の上面61より凸部が高くなる場合も想定して設けられている。
上面当接部98は、溶接面を避けてバスバー6の上面61と当接するように設ければ、どのような位置に設けてもよいが、挟持部97に近接した位置に設ける方が好ましい。挟持部97からの距離が離れると、寸法ばらつきが大きくなってしまい、上面当接部98とバスバー6の上面61の設置面積が少なくなり、保護カバー9の固定及び位置規制機能が低下する虞がある。
本実施形態では、上面当接部98は、2つ設けられ、中央に配置するバスバー6及び底面載置部95を有していない短辺側壁92側に配置するバスバー6の上面とそれぞれ当接しているが、3つ設けて、底面載置部95を有する短辺側壁92側に配置するバスバー6にも当接させてもよい。
(保護カバーの装着)
次に、保護カバー9の装着の仕方について説明する。まずは、作業者は、保護カバー9の底面載置部95を有する短辺側壁92側の開口面94(底面載置部95と挟持部97の間の開口面94)をバスバー6の先端面62に対向するように保護カバー9を持つ。そして、収容スペース内にバスバー6の先端面62が収まるように、保護カバー9を移動させる。このとき、底面載置部95とバスバー6が接触させながら、又は、近接した位置を維持させながら保護カバー9を移動させる。
そして、バスバー6の先端面62が、保護カバー9の上面91に当接する又は当接する直前において、底面載置部95を起点にして、保護カバー9の開口面94をバスバー6の上面61(溶接面)に向けて略90度回転させる。即ち、保護カバー9は、バスバー6の上面61から収容していく。回転させていくと、挟持部97を構成する膨出部971の隙間にバスバー6が挿入される。そして、略90度回転させたところで、上面当接部98がバスバー6の上面61と当接し、それ以上保護カバー9を回転させることができなくなり、装着完了の合図となる。上面当接部98がバスバー6の上面61と当接するときには、底面載置部95は、バスバー6の底面を載置し、先端面当接部96は、バスバー6の先端面62と当接している。このようにして、保護カバー9を回転させることで、コイル2の端部21とバスバー6の一部とともに溶接面を保護カバー9の収容スペースに収容する。
なお、底面載置部95と上面91の間は、バスバー6を載置するため少なくともバスバー6の高さ方向以上の長さの隙間が設けられていればよいが、この隙間は、バスバーの高さ方向の長さよりも大きい方が好ましい。即ち、底面載置部95にバスバー6を載置したときに、バスバー6の上面61と保護カバー9の上面91の間には隙間が生じるようにした方が好ましい。上述のとおり、保護カバー9は、この底面載置部95を起点に回転させて、コイル2の端部21とバスバー6の一部を含めて溶接面を収容スペースに収容するため、この隙間の大きさがバスバーの高さ方向の長さより大きい方が、バスバー6を底面載置部95と上面91の間に挿入しやすくなる。
(作用効果)
以上のように、本実施形態の保護カバー9は、上面91と、上面91の縁から延びる短辺側壁92及び長辺側壁93と、底面に設けられた開口面94と、上面91、短辺側壁92及び長辺側壁93により画成された溶接面を収容する収容スペースと、バスバー6の底面を載置する底面載置部95と、バスバー6の上面61と当接する上面当接部98と、を備える。そして、保護カバー9はコイル2の端部21とバスバー6が溶接された溶接面を収容している。
このように、保護カバー9は、上面91、短辺側壁92及び長辺側壁93で画成された収容スペースで溶接面を囲っている。そのため、保護カバー9の底面以外において絶縁することができ、溶接面に近接した位置に他の機器を配置することが可能となり、集積化を実現することができる。なお、保護カバー9の上面91と対向する面は開口面94であるが、開口面94は溶接面からの距離もあり、また、開口面94側に他の機器が配置されることも少ないので開口面94が設けられていても絶縁の観点から大きな影響を受けない。また、底面載置部95と上面当接部98によってバスバー6の底面と上面を挟み込んでいるので、保護カバー9が固定されるとともに高さ方向の位置が規制される。
さらに、保護カバー9を底面載置部95を起点として溶接面に向けて回転させることで容易に装着することができる。溶接面は凹凸有しているので、例えば、溶接面に対して平行に移動させて保護カバーを装着させる場合、凸部がバスバー6の上面61よりも高い位置にある場合には挿入しにくい又は挿入できない虞もある。しかし、本実施形態の保護カバー9は、溶接面に対して上方から被せるように装着させ、溶接面と保護カバー9の上面との間に空間を設けているので、溶接面の凹凸の影響を受けることなく、保護カバー9を装着することができる。したがって、保護カバー9を容易に装着することができる。
長辺側壁93からバスバー6に向けて突出し、バスバー6を挟み込む挟持部97を備えている。これにより、保護カバー9が巻軸方向への位置を規制できるとともに、より強固に保護カバー9を固定することができる。
そして、挟持部97の開口面94側の端部は、長辺側壁93に向かって切り欠かれている。保護カバー9は回転させることで、保護カバー9の底面の開口面94からバスバー6やコイル2の端部21を収容スペースに収容する。そのため、挟持部97の開口面94側の端部を長辺側壁93に向かって切り欠くことで、バスバー6を挟持部97内に誘導しやすくなり、保護カバーを容易に装着することができる。特に、本実施形態のように、複数の溶接面を収容する場合、1つの溶接面のみを収容する場合よりもバスバー6の位置が所定の位置からズレる可能性が高い。しかし、多少の位置ズレがあった場合であっても挟持部97の隙間を大きくすることで、バスバー6を挟持部97の間に挿入しやすくなり、保護カバー9を容易に装着することができる。
さらに、保護カバー9は、3つの溶接面を収容し、溶接面は同一直線上に配置されている。そして、保護カバー9は、同一直線上に配置された3つのバスバー6のうち、両端に配置されたバスバー6の先端面62と当接している一対の先端面当接部96を備える。これにより、保護カバー9の並び方向に対する位置を規制できる。
上面91を短辺側から見る断面形状は、頂点から長辺側壁93へ向かう一方は、斜めに傾斜している。上面91を傾斜させることで、湾曲した形状にする場合と比べて、保護カバー9の寸法を小さくできる。そのため、保護カバー9により近接した位置に他の機器を配置させることができ、更なる集積化を可能にする。なお、本実施形態において、湾曲形状とした上面91も傾斜面としてもよい。これにより、より一層の集積化を可能にする。
挟持部97を構成する膨出部971aは、爪部972を有し、この爪部972は、バスバー6の下面と当接する。これにより、保護カバー9は、より強固に固定され、脱落することを防止する。
上面当接部98は、2つ設けられ、中央に配置するバスバー6及び底面載置部95を有していない短辺側壁92側に配置するバスバー6の上面61とそれぞれ当接している。換言すれば、底面載置部95を有する短辺側壁92側に配置されるバスバー6の上面61と当接する上面当接部98は設けられていない。上述のとおり、保護カバー9は、底面載置部95を起点に回転させ、装着する。そのため、底面載置部95を有する短辺側壁92側に配置されるバスバー6の上面61と当接する上面当接部98を設けると、装着時に上面当接部98とバスバー6が干渉し、装着しづらくなる虞がある。そこで、敢えて底面載置部95を有する短辺側壁92側に配置されるバスバー6の上面61と当接する上面当接部98は設けないことで、保護カバー9のよりスムーズに装着することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のリアクトル10について図面を参照しつつ説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成及び同一の機能については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図8は、第2の実施形態のリアクトルの全体構成を示す斜視図である。第2の実施形態では、図8の示すように、保護カバー9aが、個別に設けられている点が第1の実施形態と異なる。
図9は、第2の実施形態の保護カバーを底面から見た斜視図である。図10は、第2の実施形態の保護カバーを装着した状態を示す透視図である。保護カバー9aは、底面載置部95を有していない短辺側壁92側の上面91から外方に向けて湾曲部99が延出している。外方とは、収容スペースとは反対側の方向のことである。湾曲部99は、平板を湾曲させて成る。
バスバー6は、バスバー6の上面61がコイル2の端部21の先端面211と同一の高さになるように上方に延び、湾曲してバスバー6の先端面62がコイル2の端部21と交差するように並び方向と平行に延びている。即ち、バスバー6は、湾曲部63を有する。そして、湾曲部99の内面は、このバスバー6の湾曲部63の湾曲形状に沿った形状となっており、湾曲部63と当接している。
湾曲部99の先端には、爪部991が設けられている。爪部991の短辺側壁92に沿った方向(巻軸方向)の長さは、湾曲部99の短辺側壁92に沿った方向の長さよりも短く、湾曲部99の先端面の略中央部分から延出している。爪部991は、図10に示すように、湾曲部99から下方に延び、短辺側壁92側に屈折している。換言すれば、爪部991の先端は、保護カバー9aにバスバー6を収容したとき、バスバー6に向けて屈折している。バスバー6には、この爪部991の先端が挿入される切り欠き部が設けられている。爪部991の先端は、この切り欠き部に挿入され、嵌合されている。
また、底面載置部95を有していない短辺側壁92には、保護カバー9aの底面から上面91に向けて切り欠いた切り欠き部921が設けられている。切り欠き部921の幅は、バスバー6の厚さよりも若干大きい。また、切り欠き部921の高さは、バスバー6を保護カバー9aに収容した際にバスバー6の上面61と当接する高さである。即ち、短辺側壁92の切り欠き部の上面が上面当接部98として機能する。
この切り欠き部921を構成する短辺側壁92の縁から外方に向けて一対の突出壁922が設けられている。突出壁922は、切り欠き部921の幅を保つように、長辺側壁93に沿った方向(並び方向)と平行に延びている。なお、本実施形態では、図9に示すように、一方の突出壁922のみが湾曲部99の先端まで延び、湾曲部99と連接し、他方の突出壁922は、湾曲部99の先端には未達であるが、他方の突出壁922も湾曲部99の先端まで延ばし、連接させてもよい。
挟持部97を構成する膨出部971は、この突出壁922に設けられている。即ち、膨出部971は、突出壁922の内壁から対向する膨出壁971に向かって膨出し、互いの間の隙間がバスバー6の幅と略同一となっている。挟持部97は、湾曲しているバスバー6の幅広面を挟み込んでいる。なお、第1の実施形態では、一対の短辺側壁92は、それぞれ先端面当接部96を有していたが、本実施形態では、底面載置部95を有する短辺側壁92のみが先端面当接部96を有する。
このように、第2の実施形態の保護カバー9aは、各溶接面を個別に保護する。この保護カバー9aの装着方法も、第1の実施形態と同様、まずは、保護カバー9aの開口面94をバスバー6の先端面62に対向させ、挿入し、底面載置部95を起点にして、バスバー6の上面61(溶接面)に向けて回転させる。そして、挟持部97がバスバー6の幅広面を挟み込み、バスバー6の湾曲部63を被覆するように湾曲部99が覆い被さる。最後に、爪部991をバスバー6の切り欠きに挿入し、嵌合させることで、保護カバー9aは装着される。この時、湾曲部99は、バスバー6の湾曲部63と当接し、上面当接部98はバスバー6の上面61と当接し、先端面当接部96はバスバー6の先端面62と当接している。
第2の実施形態においても、保護カバー9aは、底面載置部95を起点に溶接面に向けて回転させることで容易に装着することができる。保護カバー9aは、バスバー6の切り欠き部に嵌合する爪部991を備える。これにより、保護カバー9aをより強固に固定することができる。また、湾曲部99は、バスバー6の湾曲部63の形状に沿い、バスバー6の湾曲部と当接している。そのため、先端面当接部96と湾曲部99によってバスバー6を挟み込んでいるので、保護カバー9aの並び方向の位置が規制できる。つまり、第1の実施形態では、一対の先端面当接部96によってバスバー6を挟み込んで位置規制を行ったが、本実施形態では、先端面当接部96と湾曲部99によってバスバー6を挟み込むことで保護カバー9aの位置規制を行っている。
さらに、本実施形態では、1つの溶接面を個別に保護カバー9aが収容するので、溶接面を同一直線上に配置する必要がないので、溶接位置を自在に形成でき、デッドスペースを有効に活用することができる。
(他の実施形態)
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。上記のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
本実施形態では、第1の導電性部材をバスバー6とし、第2の導電性部材をコイル2の端部21としたが、第1の導電性部材をコイル2の端部21とし、第2の導電性部材をバスバー6と構成してもよい。もっとも、本実施形態のように、第1の導電性部材をバスバー6とし、第2の導電性部材をコイル2の端部21とした方が好ましい。コイル2は、巻回するため設計精度上の寸法誤差が生じやすい。そのため、例えば、挟持部97の間にコイル2の端部21が挿入しにくかったり、上面当接部98とコイル2の端部21の上面が当接しない虞もある。一方、バスバー6は、コイル2よりも寸法精度良く成形できるので、保護カバー9、9aの収容スペースの所定の個所に収容できるので、保護カバー9、9aが抜けにくい。
本実施形態では、バスバー6の上面61とコイル2の先端面211を溶融させることで、バスバー6とコイル2の端部21を接合させたが、はんだ等の接合部材を用いて溶接させてもよい。接合部材を用いて溶接する場合には、溶接面の高さが高くなる可能性は溶融させる場合よりも高い。しかし、保護カバー9、9aには、溶接面と保護カバー9の上面との間に空間を設けているので、容易に装着することができる。
第2の実施形態では、突出壁922に膨出部971を形成して挟持部97を構成させたが、一対の突出壁922を挟持部97と構成してもよい。即ち、切り欠き部921の幅をバスバー6の厚さと略同一にし、一対の突出壁922の互いの隙間をバスバー6の厚さと略同一にして、突出壁922によってバスバー6の幅広面を挟み込んでもよい。この場合には、保護カバー9aの固定をより強固にでき、保護カバー9aの脱落を防止できる。もっとも、突出壁922全体で挟み込む場合には、バスバー6の挿入性が悪化する虞があるため、第2の実施形態のように構成した方が、保護カバー9の装着性は向上する。
10 リアクトル
1 コア
11 板状部
12 ヨーク部
13 突出部
2 コイル
21 端部
211 先端面
3 樹脂部材
31、32 樹脂体
33 板状部被覆部
34 コイル装着部
35ヨーク被覆部
6 バスバー
61 上面
62 先端面
63 湾曲部
7 端子台
9、9a 保護カバー
91 上面
92 短辺側壁
921 切り欠き部
922 突出壁
93 長辺側壁
94 開口
95 底面載置部
96 先端面当接部
97 挟持部
971、971a 膨出部
972 爪部
98 上面当接部
99 湾曲部
991 爪部

Claims (7)

  1. 第1の導電性部材と第2の導電性部材が溶接された溶接面を収容する保護カバーであって、
    上面と、
    前記上面の縁から延びる側壁と、
    前記上面と対向する開口面と、
    前記上面及び前記側壁で画成され、前記溶接面を収容する収容スペースと、
    前記第1の導電性部材の底面を載置する底面載置部と、
    前記第1の導電性部材の上面と当接する上面当接部と、
    を備えること、
    を特徴とする保護カバー。
  2. 前記上面又は前記側壁から前記第1の導電性部材に向けて突出し、前記第1の導電性部材を挟み込む挟持部を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記挟持部の前記開口面側の端部は、前記側壁に向かって切り欠かれていること、
    を特徴とする請求項2に記載の保護カバー。
  4. 前記第1の導電性部材は、切り欠き部を有し、
    前記第1の導電性部材の先端面と当接する先端面当接部と、
    前記切り欠き部に嵌合する爪部と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の保護カバー。
  5. 複数の前記溶接面を収容し、
    前記複数の溶接面は同一直線上に配置され、
    両端に配置された前記第1の導電性部材の先端面とそれぞれ当接する一対の先端面当接部を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の保護カバー。
  6. 前記第1の導電性部材がバスバーであり、
    前記第2の導電性部材がコイルであること、
    を特徴する請求項1乃至5の何れかに記載の保護カバー。
  7. コアに装着されたコイルと、
    前記コイルの端部と溶接されたバスバーと、
    請求項1~6の何れかに記載の保護カバーと、
    を備えること、
    を特徴とするリアクトル。
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