JP2023119730A - 保管棚及び搬送車システム - Google Patents
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Abstract
【課題】物品の保管数を増やすことができ、可動棚板が天井搬送車から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる保管棚及び搬送車システムを提供する。【解決手段】保管棚40Bは、本体部50と、本体部50に設けられ、所定の領域Sを挟んで対向して配置される一対の保管部51,51とを備える。一対の保管部51,51のそれぞれは、本体部50に対して移動可能に設けられ、物品10を支持する可動棚板54と、一対の保管部51,51の対向方向Dに延在すると共に、可動棚板54の移動を案内する案内部52と、可動棚板54を案内部52の延在方向に沿って移動させる駆動部54Cと、駆動部54Cを制御する駆動制御装置54Eとを有する。一対の保管部51,51において互いに対向する案内部52,52同士は、領域Sにおいて接続部53によって接続されており、接続部53は、可動棚板54の領域Sへの移動を案内する。【選択図】図4
Description
本発明は、保管棚及び搬送車システムに関する。
例えば、半導体製品を製造する工場等では、天井に設けられたレールに沿って物品を搬送する天井搬送車が用いられると共に、天井搬送車が搬送する物品を一時的に保管するための保管棚が設けられることがある。例えば、特許文献1には、天井から吊り下げられる保管棚(天井吊下棚)が開示されている。この保管棚は、天井搬送車からの横移載が可能な棚及び下移載が可能なスライド棚の二段の棚から構成されている。また、例えば、特許文献2には、床に設置される保管棚(ラック)が開示されている。この保管棚は、天井搬送車からの下移載が可能な位置に、保管部から進出する複数の可動棚板(スライド棚)を有している。
しかしながら、上記従来の保管棚では、天井搬送車から下移載が可能な位置、すなわち天井搬送車の下方の位置に保管部から可動棚板が進出したときに保管棚にたわみが生じることがある。また、昨今の処理量の増大化の傾向から、より多くの物品を保管することができる保管棚が望まれている。
そこで、本発明の目的は、物品の保管数を増やすことができ、可動棚板が保管部から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる、保管棚及び搬送車システムを提供することにある。
本発明の一側面に係る保管棚は、レールに沿って走行する天井搬送車によって物品が移載される保管棚であって、本体部と、本体部に設けられ、鉛直方向上方から見た平面視において、所定の領域を挟んで対向して配置される一対の保管部と、を備え、一対の保管部のそれぞれは、本体部に対して移動可能に設けられ、物品を支持する可動棚板と、一対の保管部の対向方向に延在すると共に、可動棚板の移動を案内する案内部と、可動棚板を案内部の延在方向に沿って移動させる駆動部と、駆動部を制御する駆動制御装置と、を有し、一対の保管部において互いに対向する案内部同士は、領域において接続部によって接続されており、接続部は、可動棚板の領域への移動を案内する。
この構成の保管棚では、一対の保管部において互いに対向する案内部同士は、上記領域において接続されているので、可動棚板は、案内部の延在方向に沿って上記領域へ進出可能になっている。これにより、一対の保管部は、案内部を介して互いに支え合う構成となるので、片持ち的に可動棚板が保管部から進出する構成に比べて、可動棚板が保管部から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる。
本発明の一側面に係る保管棚では、駆動部と駆動制御装置とは可動棚板に設けられており、可動棚板は、本体部から着脱可能に設けられていてもよい。この構成では、可動棚板と駆動部と駆動制御装置とが一つのユニットとして一体的に構成されている。これにより、例えば、駆動部又は駆動制御装置が故障した場合には、故障した駆動部又は駆動制御装置が取り付けられた可動棚板を本体部から取り外して、正常な駆動部及び駆動制御装置を備える新たな可動棚板を本体部に取り付けるだけの簡易な作業で、不具合のある可動棚板を修理することができる。
本発明の一側面に係る保管棚では、接続部は、上記領域から退避可能に設けられていてもよい。この構成の保管棚では、通常の使用状態においては、上記領域に接続部が配置されるため、作業者が上記領域内を自由に移動することは困難であるところ、本構成では上記領域に配置される接続部を取り外すことができるように構成されている。これにより、接続部を取り外すことによって、作業者は上記領域を自由に移動することができる。
本発明の一側面に係る保管棚は、保管棚が設置される建屋の天井から吊り下げられる吊下部と、吊下部に対して移動不能に取り付けられる固定棚板と、を有する吊下保管部と、本体部を建屋の床面に設置する脚部と、を更に備え、保管部は、吊下保管部の下方に配置されてもよい。この構成では、固定棚板及び可動棚板の二種類の載置場所に、状況に応じて選択的に物品を載置することができる。また、吊下保管部が既設であった場合も、既設の吊下保管部の下部に本体部のみを追加設置可能であり、吊下保管部の下部を利用して保管量を増やすことができる。
本発明の一側面に係る保管棚は、本体部に、保管棚が設置される建屋の天井から吊り下げる吊下部を更に備え、保管部は、本体部に対して移動不能に設けられ、物品を支持する固定棚板を更に有し、可動棚板は、鉛直方向において固定棚板の下方に配置されてもよい。この構成では、保管棚の構成がシンプルとなるので、安価に製造することが可能になると共に、組み立てが容易となる。また、床面に保管棚を設置する必要がなくなるので、作業者が自由に移動できる領域が広がり、作業性を向上させることができる。
本発明の一側面に係る保管棚は、本体部に、保管棚が設置される建屋の床面に設置する脚部を更に備え、保管部は、本体部に対して移動不能に設けられ、物品を支持する固定棚板を更に有し、可動棚板は、鉛直方向において固定棚板の下方に配置されてもよい。この構成では、保管棚の構成がシンプルとなるので、安価に製造することが可能になると共に、組み立てが容易となる。また、安定的に保管棚を支持することができ、天井吊り棚を設置できない強度の天井をもつ建屋でも物品の保管量を増やすことができる。更に、例えば、工場等において組み立てた保管棚を、保管棚を設置する現場に持って行き設置することができる。これにより、据え付け時において現場での作業を最小限に留めることができる。
本発明の一側面に係る搬送車システムは、上記の保管棚と、レールに沿って走行する天井搬送車と、を備えてもよい。この構成では、天井搬送車から保管部へ物品を移載する際に、保管棚が撓むことが低減されるので、天井搬送車からの物品の移載を確実に行うことができる。
本発明の一側面に係る搬送車システムでは、天井搬送車は、保管棚との通信を可能にする第一通信部を更に有し、保管棚は、天井搬送車との通信を可能にする第二通信部を更に有し、第一通信部は、一の可動棚板を特定する特定信号を発信し、駆動制御装置は、第二通信部を介して特定信号を受信したとき、特定信号によって特定される可動棚板が領域に進出するように、特定される可動棚板に対応する駆動部を制御してもよい。この構成では、上位コントローラを介することなく、搬送車と保管棚との間で通信することで、可動棚板を動かすことができる。
本発明の一側面に係る搬送車システムでは、天井搬送車は、鉛直方向と交差する方向に物品を移載する移載機構を有してもよい。この構成では、横移載をするだけで物品を載置することが可能な固定棚板を設けることができる。
本発明の一側面に係る搬送車システムは、上記の保管棚と、レールに沿って走行する天井搬送車と、を備え、天井搬送車は、保管棚との通信を可能にする第一通信部と、鉛直方向と交差する方向に物品を移載する移載機構と、を更に有し、保管棚は、天井搬送車との通信を可能にする第二通信部を更に有し、天井搬送車が固定棚板に物品を移載するときは、第一通信部から一の可動棚板を特定する特定信号を発信することなく、移載機構によって鉛直方向と交差する方向に前記物品を移載し、天井搬送車が可動棚板に物品を移載するときは、第一通信部から発信される特定信号を第二通信部を介して受信した駆動制御装置によって、特定信号から特定される可動棚板が領域に進出された後、可動棚板に物品を移載してもよい。この構成では、上位コントローラを介することなく、搬送車と保管棚との間で通信することで、可動棚板を動かして可動棚板に物品を移載することができ、また、搬送車と保管棚との間で通信をすることなく、より短時間で固定棚板に物品を移載することができる。
本発明によれば、物品の保管数を増やすことができ、可動棚板が天井搬送車から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる。
以下、図面を参照して一実施形態に係る保管棚及びこれを備えた搬送車システムについて説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の搬送車システム1は、例えば、軌道(レール)4に沿って移動可能な天井搬送車6を用いて、物品10(図2参照)を載置部9,9間で搬送するためのシステムである。物品10には、例えば、複数の半導体ウェハを格納するFOUP(Front Opening Unified Pod)及びガラス基板を格納するレチクルポッド等のような容器、並びに一般部品等が含まれる。ここでは、例えば、工場等において、天井搬送車6(以下、単に「搬送車6」と称する。)が、工場の天井等に敷設された一方通行の軌道4に沿って走行する搬送車システム1を例に挙げて説明する。図1に示されるように、搬送車システム1は、軌道4、載置部9及び複数の搬送車6を備える。
軌道4は、例えば、作業者の頭上スペースである天井付近に敷設されている。軌道4は、例えば天井から吊り下げられている。軌道4は、搬送車6を走行させるための予め定められた走行路である。軌道4は、支柱4A,4Aにより支持される。
搬送車6は、軌道4に沿って走行し、物品10を搬送する。搬送車6は、物品10を移載可能に構成されている。搬送車6は、天井走行式無人搬送車である。搬送車システム1が備える搬送車6の台数は、特に限定されず、複数である。搬送車6は、本体部7と、走行部18と、制御部35と、を有する。
本体部7は、本体フレーム22と、横送り部(移載機構)24と、θドライブ26と、昇降駆動部28と、昇降台30と、落下防止カバー33と、を有する。走行部18は、モータ等を含んで構成され、搬送車6を軌道4に沿って走行させる。走行部18は、例えば、非接触給電で軌道4側から受電する受電通信部20を有している。
横送り部24は、θドライブ26、昇降駆動部28及び昇降台30を一括して、軌道4の走行方向と直角な方向に横送りする。θドライブ26は、昇降駆動部28及び昇降台30の少なくとも何れかを水平面内で所定の角度範囲内で回動させる。昇降駆動部28は、昇降台30をワイヤ、ロープ及びベルト等の吊持材の巻取りないし繰出しによって昇降させる。昇降台30には、チャックが設けられており、物品10の把持又は解放が自在とされている。落下防止カバー33は、例えば搬送車6の走行方向の前後に一対設けられている。落下防止カバー33は、搬送する物品10の下方に図示しない爪等を出没させて、搬送中に物品10が落下することを防止する。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる電子制御ユニットである。制御部35は、搬送車6における各種動作を制御する。具体的には、制御部35は、走行部18と、横送り部24と、θドライブ26と、昇降駆動部28と、昇降台30と、を制御する。制御部35は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。制御部35は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。
載置部9は、軌道4に沿って配置され、搬送車6との間で物品10の受け渡し可能な位置に設けられている。載置部9には、バッファ及び受渡ポートが含まれる。バッファは、物品10が一時的に載置される。バッファは、例えば、目的とする受渡ポートに他の物品10が載置されている等の理由により、搬送車6が搬送している物品10をその受渡ポートに移載できない場合に、物品10が仮置きされる。載置部9の例には、保管棚40が含まれる。受渡ポートは、例えば洗浄装置、成膜装置、リソグラフィ装置、エッチング装置、熱処理装置、平坦化装置をはじめとする半導体の処理装置(図示せず)に対して物品10の受渡を行うための載置部である。なお、処理装置は、特に限定されず、種々の装置であってもよい。
ここでは、保管棚40は、第一保管棚40Aと第二保管棚40Bとを含んで構成されている。第一保管棚40Aは、保管棚40が設置される建屋の天井Cから吊り下げられている。第二保管棚40Bは、第一保管棚40Aの下方に配置されており、保管棚40が設置される建屋の床面に設置される。
図3及び図4に示されるように、第一保管棚40Aは、軌道4(軌道4を走行する搬送車6の搬送領域)を挟むように軌道4の側方に配置されている。第一保管棚40Aは、吊下保管部41と、吊下部45と、を有している。吊下保管部41は、物品10を保管する部分である。吊下保管部41は、固定棚板46と、落下防止柵47と、を含んで構成されている。固定棚板46は、物品10を下方から支持する。本実施形態の固定棚板46は、四つの物品10を支持する。固定棚板46は、吊下部45に対して移動不能に取り付けられている。落下防止柵47は、固定棚板46に支持された物品10の側方に配置されており、固定棚板46から落下することを防止する。落下防止柵47は、軌道4に沿って延在している。
吊下部45は、第一保管棚40Aが設置される建屋の天井Cから取付部43を介して吊り下げられている。吊下部45は、軌道4の延在方向に沿って等間隔に配置されている。取付部43は、天井Cに取り付けられる固定部43Aと支持部43Bとを有する。吊下部45は、支持部43Bから下方に延在している。このような第一保管棚40Aへの搬送車6からの移載は、横送り部24で昇降駆動部28等を横送りし、昇降台30を昇降させることにより行われる。
図3~図6に示されるように、第二保管棚40Bは、第一保管棚40Aの下方に配置されている。第二保管棚40Bは、本体部50と、保管部51と、を備えている。なお、図3では、本体部50の側方を囲むように取り付けられる本体パネル59のうち軌道4の延在方向に沿う本体パネル59(図8及び図9参照)の表示を省略している。図4では、本体部50を囲むように取り付けられる本体パネル59のうち軌道4の延在方向に直交する本体パネル59(図8及び図9参照)の表示を省略している。
本体部50は、支柱50Aと、フレーム50Bと、を有している。支柱50Aは、鉛直方向に延在する部材であり、少なくとも第二保管棚40Bの四隅に配置されている。本実施形態では、上記四隅の内側に更に四つの支柱50Aが配置されている。フレーム50Bは、上記八つの支柱50Aの上端と下端とに固定されている。フレーム50Bは、互いに対向する第一部材50Ba,50Baと、互いに対向する第二部材50Bb,50Bbと、を含んで構成されており、鉛直上方から見た平面視において四角枠状に形成されている。脚部58は、本体部50の下端、すなわち八つの支柱50Aの下端に設けられるフレーム50Bに設けられており、本体部50を建屋の床面Gに設置する。
保管部51は、物品10を保管する部分である。保管部51は、本体部50に設けられており、鉛直方向上方から見た平面視において、所定の領域Sを挟んで対向して配置されている。領域Sは、平面視において軌道4を走行する搬送車6の搬送領域に重なっている。保管部51のそれぞれは、案内部52と、可動棚板54と、駆動部54Cと、駆動制御装置54Eと、を含んで構成されている。
案内部52は、一対の保管部51,51の対向方向Dに延在すると共に、可動棚板54の移動を案内する。より詳細には、案内部52は、対向方向Dに沿って可動棚板54に設けられる駆動輪54B及び従動輪54Dの転動面を構成しており、駆動輪54B及び従動輪54Dの転動をガイドする部材である。
可動棚板54は、本体部50に対して移動可能に設けられ、物品10を支持する。また、可動棚板54は、領域Sを挟んで対向方向Dに対向して配置されると共に、鉛直方向に七つ配列されている。すなわち、一つの保管部51は、領域Sを挟んで28個ずつ(合計56個)の物品10を保管することができる。本実施形態では、このような保管部51が軌道4の延在方向に沿って四つ配列されている。
本実施形態の可動棚板54は、本体板54Aから構成されており、四つの物品10を支持可能なサイズに構成されている。可動棚板54には、駆動輪54B及び従動輪54Dが設けられており、案内部52を転動可能に設けられている。駆動部54Cは、駆動輪54Bの駆動源であり、例えばモータである。駆動部54Cは、可動棚板54を案内部52の延在方向に沿って移動させる。本実施形態の駆動部54Cは、本体板54Aに設けられている。駆動部54Cは、駆動制御装置54Eによって駆動される。駆動制御装置54Eは、駆動部54Cの駆動を制御する。駆動制御装置54Eは、本体板54Aに設けられている。
本実施形態では、駆動部54C及び駆動制御装置54Eが可動棚板54の本体板54Aに設けられているので、駆動部54Cが駆動すれば、可動棚板54と駆動部54Cと駆動制御装置54Eとが一体的に移動する。言い換えれば、可動棚板54と駆動部54Cと駆動制御装置54Eとは一つのユニット(可動棚板ユニット)として構成されている。そして、可動棚板54は、本体部50から着脱可能に構成されている。すなわち、可動棚板ユニットは、本体部50から着脱自在に構成されている。可動棚板ユニットを本体部50から取り外すときは、駆動部54C及び駆動制御装置54Eに繋がる電力線及び通信線を本体部50から取り外し、本体板54Aを取り外せばよい。
一対の保管部51,51において互いに対向する案内部52,52同士は、領域Sにおいて接続部53によって接続されている。接続部53は、一対の保管部51,51の対向方向Dに延在すると共に、可動棚板54の領域Sへの移動を案内する。接続部53は、案内部52と同様に、対向方向Dに沿って可動棚板54に設けられる駆動輪54B及び従動輪54Dの転動面を構成しており、駆動輪54B及び従動輪54Dの転動をガイドする部材である。
接続部53は、互いに対向する案内部52,52の一方の案内部52の転動面と、他方の案内部52の転動面との両方に面一な転動面を有している。このような構成のため、接続部53は、一対の保管部51,51の一方に配置された可動棚板54と、一対の保管部51,51の他方に配置された可動棚板54との両方からの乗り入れが可能となっている。すなわち、接続部53は、一対の保管部51,51の一方に配置された可動棚板54の領域Sへの移動を案内する機能と、一対の保管部51,51の他方に配置された可動棚板54の領域Sへの移動を案内する機能との両方の機能を有している。
接続部53は、上記領域Sから退避可能に設けられている。具体的には、接続部53は、互いに対向する案内部52,52からの着脱が可能に構成されている。案内部52,52と接続部53とは、適宜の方法によって接続される。案内部52,52と接続部53とは、例えばボルト等の締結部材によって接続されてもよいし、案内部52,52と接続部53とが互いに嵌合することによって接続されてもよい。
また、接続部53は、互いに対向する案内部52,52の一方の案内部52と着脱可能に構成されると共に、他方の案内部52に対して折り曲げ可能に構成されてもよい。具体的には、接続部53は、図7(A)に示されるように、案内部52,52同士を接続した状態(二点鎖線で示す接続部53の状態)から、他方の案内部52に対して折り曲げられたとき(実線で示す接続部53の状態)に、上記領域Sから退避した状態となる。より詳細には、図7(B)及び図7(C)に示されるように、案内部52の端部には、斜面52Baが形成されている。接続部53の端部も同様に、斜面53aが形成されている。接続部53は、案内部52の斜面52Baと接続部53の斜面53aとが互いに面した状態で、回動部材52Cを介して斜面52Ba,53aに直交する回転軸A1周りに回動可能に設けられている。
接続部53を接続状態から退避状態に状態を変更するためには、一方の案内部52と接続部53との接続を解除し、他方の案内部52と接続部53との接続部分を、回転軸A1周りに回動させる。これにより、案内部52の延在方向と接続部53の延在方向とが一致する接続状態(図7(B)参照)から、案内部52の延在方向と接続部53の延在方向とが互いに直交する退避状態(図7(C)参照)に状態を変更することができる。
図8及び図9に示されるように、本体部50には本体部50を取り囲むように本体パネル59が取り付けられている。より詳細には、本体パネル59は、支柱50Aと、フレーム50Bと、本体パネル59を取り付けるために設けられる補強部材59Aと、に対して適宜の方法によって取り付けられる。例えば、本体パネル59は、支柱50A、フレーム50B及び本体パネル59によって構成される枠体に嵌め込まれることによって本体部50に取り付けられてもよいし、支柱50A、フレーム50B及び本体パネル59にボルト等を介して取り付けられてもよい。
このような第二保管棚40Bへの搬送車6からの移載は、搬送車6からの命令によって搬送先又は搬送元の載置位置が含まれる可動棚板54を領域Sに進出(図10参照)させた後、昇降台30を昇降させることによって行われる。このような制御を可能にする構成について以下に説明をする。
図2及び図3に示されるように、搬送車6は、第二保管棚40Bとの通信を可能にする第一通信部37(図2参照)を備えている。第二保管棚40Bは、天井搬送車6との通信を可能にする第二通信部80を備えている。第二通信部80は、所定位置に停止した搬送車6の第一通信部37とのみ通信がすることができるように設けられた、例えばE84センサである。言い換えれば、第二保管棚40Bに設けられた第二通信部80は、この第二通信部80が設けられた第二保管棚40Bの上方に停止した搬送車6の第一通信部37とのみ通信をすることができる。
このような構成において搬送車6から第二保管棚40Bへ物品10を移載するときは、搬送車6は、搬送車システム1を構成する複数の搬送車6を制御するコントローラ(図示せず)から送信されてくる搬送指令に基づいて、目的地(搬送先の保管部51が含まれる所定の第二保管棚40B)へ移動して停止する。次に、第一通信部37は、搬送指令に基づいて、搬送先の保管部51が含まれる一の可動棚板54を特定する特定信号を発信する。駆動制御装置54Eは、第二通信部80を介して特定信号を受信すると、特定信号によって特定される可動棚板54が上記領域Sに進出するように上記一の可動棚板54に対応する駆動部54Cを制御する。搬送車6は、領域Sに進出した可動棚板54に対して昇降台30を昇降させることによって物品10を移載する。
上記実施形態の第二保管棚40B及び搬送車システム1における作用効果について説明する。上記実施形態の第二保管棚40Bでは、一対の保管部51,51において互いに対向する案内部52,52同士は、上記領域Sにおいて接続部53によって接続されている。これにより、一対の保管部51,51同士は、案内部52を介して互いに支え合う構成となるので、片持ちで可動棚板54が保管部51から進出する構成に比べて、可動棚板54が保管部51から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる。
上記実施形態の第二保管棚40Bでは、駆動部54Cと駆動制御装置54Eとは可動棚板54に設けられており、可動棚板54は、本体部50から着脱可能に設けられていてもよい。すなわち、上記実施形態では、可動棚板54と駆動部54Cと駆動制御装置54Eとが一つのユニットとして一体的に構成されている。これにより、例えば、駆動部54C又は駆動制御装置54Eが故障した場合には、故障した駆動部54C又は駆動制御装置54Eが取り付けられた可動棚板54を本体部50から取り外して、正常な駆動部54C及び駆動制御装置54Eを備える新たな可動棚板54を本体部50に取り付けるだけの簡易な作業で、不具合のある可動棚板54を修理することができる。
上記実施形態の第二保管棚40Bでは、接続部53は、上記領域Sから退避可能に設けられている。これにより、通常の使用状態においては、上記領域Sに接続部53が配置されるため、作業者が上記領域S内を自由に移動することは困難であるところ、本構成では上記領域Sに配置される接続部53を取り外すことができるように構成されている。これにより、作業者は、接続部53を案内部52から取り外すことによって、上記領域Sを自由に移動することができる。
上記実施形態の第二保管棚40Bでは、建屋の天井Cから吊り下げられる吊下部45と、吊下部45に対して移動不能に取り付けられる固定棚板46と、を有する第一保管棚40Aが設けられている。一方、第二保管棚40Bは、本体部50を建屋の床面Gに設置する脚部58を有すると共に、第一保管棚40Aの下方に配置されている。これにより、固定棚板46及び可動棚板54の二種類の載置場所に、状況に応じて選択的に物品10を載置することができる。
上記実施形態の搬送車システム1では、上記領域Sに進出(図10参照)した状態の可動棚板54に搬送車6から物品10を移載する際に、第二保管棚40Bが撓むことが低減されるので、搬送車6からの物品10の移載を確実に行うことができる。
上記実施形態の搬送車システム1では、搬送車6に備わる第一通信部37から一の可動棚板54を特定する特定信号が発信され、駆動制御装置54Eが、第二保管棚40Bに備わる第二通信部80を介して上記特定信号を受信したとき、駆動制御装置54Eは、特定信号によって特定される可動棚板54が領域Sに進出するように、特定される可動棚板54に対応する駆動部54Cを制御している。この構成では、上位コントローラを介することなく、搬送車6と第二保管棚40Bとの間で通信することで、可動棚板54を動かせることができる。
上記実施形態の搬送車システム1では、搬送車6が鉛直方向と交差する方向(水平方向)に物品10を移載する横送り部24を有しているので、固定棚板46を設けると、横移載をするだけで物品10を載置することができる。また、可動棚板54への移載は、搬送車6と第二保管棚40Bとの間で通信したのちに、駆動制御装置54Eの制御によって特定の可動棚板54が領域Sへ進出し、昇降台30が降下することで行われるが、固定棚板46への移載は、通信及び棚板の進出が不要であるため、比較的短時間で移載が可能となる。このため、例えばすぐに別の場所に移動させる予定の物品を載置する場合や、後続車が多数存在する場合等、短時間で物品10の移載動作を完了させたいとき、又は、素早く物品10を取り出したいときに固定棚板46を選択することができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(変形例1)
上記実施形態の搬送車システム1では、固定棚板46が天井Cに吊り下げ設置される第一保管棚40Aの一部として構成され、可動棚板54が床面Gに設定される第二保管棚40Bの一部として構成される例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、変形例1に係る搬送車システム1では、図11及び図12に示されるように、建屋の天井Cから吊り下げられる保管棚140に、可動棚板54及び固定棚板46の両方が設けられていてもよい。なお、可動棚板54が設けられる保管部51の構成は、上記実施形態の構成と同じである。可動棚板54は、固定棚板46の下方に配置されている。
上記実施形態の搬送車システム1では、固定棚板46が天井Cに吊り下げ設置される第一保管棚40Aの一部として構成され、可動棚板54が床面Gに設定される第二保管棚40Bの一部として構成される例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、変形例1に係る搬送車システム1では、図11及び図12に示されるように、建屋の天井Cから吊り下げられる保管棚140に、可動棚板54及び固定棚板46の両方が設けられていてもよい。なお、可動棚板54が設けられる保管部51の構成は、上記実施形態の構成と同じである。可動棚板54は、固定棚板46の下方に配置されている。
このような変形例1に係る搬送車システム1に含まれる保管棚140の構成であっても、物品10の保管数を増やすことができ、可動棚板54が保管部51から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる。また、変形例1の保管棚140は、構成がシンプルとなるので、安価に製造することが可能になると共に、組み立てが容易となる。更に、床面Gに保管棚140を設置する必要がなくなるので、作業者が自由に移動できる領域が広がり、作業性を向上させることができる。
(変形例2)
また、例えば搬送車システム1では、図13及び図14に示されるように、床面Gに設定される保管棚240に、可動棚板54及び固定棚板46の両方が設けられていてもよい。また、このような変形例2の保管棚240におけるフレーム50B及び本体部50の側方を囲むように取り付けられる本体パネル59は、固定棚板46の側方も囲んでおり、固定棚板46の上方には搬送車6による物品10の移載を許容するための開口が設けられている。なお、可動棚板54が設けられる保管部51の構成は、上記実施形態の構成と同じである。可動棚板54は、固定棚板46の下方に配置されている。また、図示はしないが、保管棚240の保管部51を構成する棚板の全てが可動棚板54であってもよい。
また、例えば搬送車システム1では、図13及び図14に示されるように、床面Gに設定される保管棚240に、可動棚板54及び固定棚板46の両方が設けられていてもよい。また、このような変形例2の保管棚240におけるフレーム50B及び本体部50の側方を囲むように取り付けられる本体パネル59は、固定棚板46の側方も囲んでおり、固定棚板46の上方には搬送車6による物品10の移載を許容するための開口が設けられている。なお、可動棚板54が設けられる保管部51の構成は、上記実施形態の構成と同じである。可動棚板54は、固定棚板46の下方に配置されている。また、図示はしないが、保管棚240の保管部51を構成する棚板の全てが可動棚板54であってもよい。
このような変形例2に係る搬送車システム1に含まれる保管棚240の構成であっても、物品10の保管数を増やすことができ、可動棚板54が保管部51から進出したときに生じるたわみ量を低減することができる。また、変形例2の保管棚240の構成では、安定的に保管棚240を支持することができる。また、例えば、工場等において組み立てた保管棚240を、保管棚240を設置する現場に持って行き、そのまま設置することができる。これにより、据え付け時において現場での作業を最小限にすることができる。
上記実施形態では、鉛直方向に可動棚板54が七つ配列される例を挙げて説明したが、このような配列数に限定されるものではなく、七つ未満の配列であってもよいし、八つ以上の配列であってもよい。
上記実施形態では、可動棚板54は一つの本体板54Aにつき四つの物品10を支持する例を挙げて説明したが、このような物品数に限定されるものではなく、四つ未満の物品数であってもよいし、五つ以上の物品数であってもよい。
1…搬送車システム、4…軌道、6…天井搬送車(搬送車)、24…横送り部(移載機構)、35…制御部、37…第一通信部、40…保管棚、40A…第一保管棚、40B…第二保管棚(保管棚)、46…固定棚板、50…本体部、50B…フレーム、51…保管部、52…案内部、53…接続部、54…可動棚板、54A…本体板、54B…駆動輪、54C…駆動部、54D…従動輪、54E…駆動制御装置、58…脚部、80…第二通信部、140,240…保管棚、C…天井、D…対向方向、G…床面、S…領域。
Claims (10)
- レールに沿って走行する天井搬送車によって物品が移載される保管棚であって、
本体部と、
前記本体部に設けられ、鉛直方向上方から見た平面視において、所定の領域を挟んで対向して配置される一対の保管部と、を備え、
一対の前記保管部のそれぞれは、
前記本体部に対して移動可能に設けられ、前記物品を支持する可動棚板と、
一対の前記保管部の対向方向に延在すると共に、前記可動棚板の移動を案内する案内部と、
前記可動棚板を前記案内部の延在方向に沿って移動させる駆動部と、
前記駆動部を制御する駆動制御装置と、を有し、
一対の前記保管部において互いに対向する前記案内部同士は、前記領域において接続部によって接続されており、前記接続部は、前記可動棚板の前記領域への移動を案内する、保管棚。 - 前記駆動部と前記駆動制御装置とは前記可動棚板に設けられており、
前記可動棚板は、前記本体部から着脱可能に設けられている、請求項1記載の保管棚。 - 前記接続部は、前記領域から退避可能に設けられている、請求項1又は2記載の保管棚。
- 前記保管棚が設置される建屋の天井から吊り下げられる吊下部と、前記吊下部に対して移動不能に取り付けられる固定棚板と、を有する吊下保管部と、
前記本体部を前記建屋の床面に設置する脚部と、を更に備え、
前記保管部は、前記吊下保管部の下方に配置されている、請求項1~3の何れか一項記載の保管棚。 - 前記本体部に、前記保管棚が設置される建屋の天井から吊り下げる吊下部を更に備え、
前記保管部は、前記本体部に対して移動不能に設けられ、前記物品を支持する固定棚板を更に有し、
前記可動棚板は、鉛直方向において前記固定棚板の下方に配置されている、請求項1~3の何れか一項記載の保管棚。 - 前記本体部に、前記保管棚が設置される建屋の床面に設置する脚部を更に備え、
前記保管部は、前記本体部に対して移動不能に設けられ、前記物品を支持する固定棚板を更に有し、
前記可動棚板は、鉛直方向において前記固定棚板の下方に配置されている、請求項1~3の何れか一項記載の保管棚。 - 請求項1~6の何れか一項記載の保管棚と、
レールに沿って走行する天井搬送車と、を備える、搬送車システム。 - 前記天井搬送車は、前記保管棚との通信を可能にする第一通信部を更に有し、
前記保管棚は、前記天井搬送車との通信を可能にする第二通信部を更に有し、
前記第一通信部は、一の前記可動棚板を特定する特定信号を発信し、
前記駆動制御装置は、前記第二通信部を介して前記特定信号を受信したとき、前記特定信号によって特定される前記可動棚板が前記領域に進出するように、特定される前記可動棚板に対応する前記駆動部を制御する、請求項7記載の搬送車システム。 - 前記天井搬送車は、鉛直方向と交差する方向に前記物品を移載する移載機構を有する、請求項8記載の搬送車システム。
- 請求項4~6の何れか一項記載の保管棚と、
レールに沿って走行する天井搬送車と、を備え、
前記天井搬送車は、前記保管棚との通信を可能にする第一通信部と、鉛直方向と交差する方向に前記物品を移載する移載機構と、を更に有し、
前記保管棚は、前記天井搬送車との通信を可能にする第二通信部を更に有し、
前記天井搬送車が前記固定棚板に前記物品を移載するときは、前記第一通信部から一の前記可動棚板を特定する特定信号を発信することなく、前記移載機構によって鉛直方向と交差する方向に前記物品を移載し、
前記天井搬送車が前記可動棚板に前記物品を移載するときは、前記第一通信部から発信される前記特定信号を前記第二通信部を介して受信した前記駆動制御装置によって、前記特定信号から特定される前記可動棚板が前記領域に進出された後、前記可動棚板に前記物品を移載する、搬送車システム。
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