JP2023119503A - 飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法 - Google Patents

飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法 Download PDF

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Abstract

【課題】爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強された飲料、飲料の製造方法、及び、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係る飲料は、酢酸ベンジルの含有量が0.01ppm以上であり、酪酸エチルの含有量が0.01ppm以上である。本発明に係る飲料の製造方法は、酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む。本発明に係る飲料の香味向上方法は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法であって、前記飲料について、酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む。【選択図】なし

Description

本発明は、飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法に関する。
飲料については、これまでにも、香味に着目した様々な発明が創出されている。
例えば、特許文献1には、アセスルファムカリウムを含有するアルコール飲料又はアルコールテイスト飲料であって、デンプン、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、大豆多糖類、グアーガム、アラビアガム、寒天、カラギナン、ポリデキストロース、及び難消化性デキストリンからなる群から選択される少なくとも一種の多糖類を含有し、アセスルファムカリウムの含有量(A)が0.005~0.60g/Lであり、そして当該多糖類の含有量の合計(B)が0.001~0.8g/Lである飲料が開示されている。
特開2018-088867号公報
特許文献1に係る発明は、飲料の甘味の質を改善し、優れた甘味の嗜好性を有する飲料とすることを課題とした発明であり、特許文献1では、アセスルファムカリウムを含有しつつ多糖類を所定量含有させた飲料が提案されている。
一方、本発明者は、様々な飲料の香味特性として適用できる「果汁感」に着目し、重厚な感じではなく果汁の爽やかな香味を消費者に感じてもらえるように「爽やかな果汁感」が増強された飲料を提供したいと考えた。
加えて、本発明者は、爽やかな香味の飲料にありがちな後味における物足りなさを改善したいと考え、「爽やかな果汁感」を感じられながらも「後味の複雑味」をも感じられるような飲料、つまり、「爽やかな果汁感」と「後味の複雑味」の両方が増強された飲料を創出したいと考えた。
そこで、本発明は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強された飲料、飲料の製造方法、及び、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)酢酸ベンジルの含有量が0.01ppm以上であり、酪酸エチルの含有量が0.01ppm以上である飲料。
(2)前記酢酸ベンジルの含有量が0.50~3.00ppmであり、前記酪酸エチルの含有量が1.00~6.00ppmである前記1に記載の飲料。
(3)ペリルアルデヒドを含有する前記1又は前記2に記載の飲料。
(4)梅テイスト飲料である前記1から前記3のいずれか1つに記載の飲料。
(5)アルコール度数が1~12v/v%である前記1から前記4のいずれか1つに記載の飲料。
(6)前記酢酸ベンジルの含有量をXppmとし、前記酪酸エチルの含有量をYppmとした場合、X/Yが0.30~2.50である前記1から前記5のいずれか1つに記載の飲料。
(7)酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の製造方法。
(8)爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法であって、前記飲料について、酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の香味向上方法。
本発明に係る飲料は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強している。
本発明に係る飲料の製造方法は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強している飲料を製造することができる。
本発明に係る飲料の香味向上方法は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させることができる。
以下、本発明に係る飲料、飲料の製造方法、及び、飲料の香味向上方法を実施するための形態(本実施形態)について説明する。
[飲料]
本実施形態に係る飲料は、酢酸ベンジルと酪酸エチルとを含有する飲料であって、さらに、ペリルアルデヒドを含有してもよい。
ここで、本実施形態に係る飲料とは、特に限定されないものの、アルコールを含有するアルコール飲料の場合は、例えば、チューハイテイスト飲料、ワインテイスト飲料などが挙げられ、アルコールを含有しないノンアルコール飲料の場合は、例えば、ノンアルコールチューハイテイスト飲料、炭酸飲料、果実飲料、スポーツ飲料、茶飲料などが挙げられる。
また、アルコールを含有するチューハイテイスト飲料、及び、ノンアルコールチューハイテイスト飲料における「チューハイテイスト飲料」とは、チューハイのような味わいを呈する飲料、つまり、チューハイの香味が感じられるように香味設計された飲料である。なお、チューハイの香味には、サワーやカクテルといった香味も含まれる。
そして、本実施形態に係る飲料は、後記する各効果を考慮すると、香味が梅テイストである梅テイスト飲料(梅干しテイスト飲料も含み、梅又は梅干しのような香味となるように香味設計された飲料)に適用するのが好ましい。そして、梅テイスト飲料がアルコールを含有する場合、梅テイストアルコール飲料となる。
以下、本実施形態に係る飲料を構成する各要素について説明する。
(酢酸ベンジル)
酢酸ベンジル(benzyl acetate)とは、化学式C10で表される有機化合物である。
そして、本発明者は、酢酸ベンジルと後記する酪酸エチルとを飲料に一緒に含有させることによって、爽やかな果汁感を増強させつつ後味の複雑味をも増強できることを見出した。
また、本発明者は、酢酸ベンジルと後記する酪酸エチルとを飲料に一緒に含有させることによって、味のボリュームとトップの甘さとを増強させ、とげとげしい酸味を低減できることも見出した。
酢酸ベンジルの含有量は、0.01ppm以上が好ましく、0.05ppm以上、0.08ppm以上、0.10ppm以上、0.30ppm以上、0.50ppm以上、0.80ppm以上、1.00ppm以上がより好ましい。酢酸ベンジルの含有量が所定値以上であることによって、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させることができる。また、酢酸ベンジルの含有量が所定値以上であることによって、味のボリュームとトップの甘さとを増強させ、とげとげしい酸味を低減させることができる。
酢酸ベンジルの含有量は、10.00ppm以下が好ましく、8.00ppm以下、5.00ppm以下、4.00ppm以下、3.00ppm以下、2.00ppm以下がより好ましい。酢酸ベンジルの含有量が所定値以下であることによって、香味のバランスが崩れたり、酢酸ベンジルに起因した香りが強過ぎたりするような事態を回避することができる。
なお、本明細書において、「ppm」という単位は「mg/L」と同義である。
(酪酸エチル)
酪酸エチル(ethyl butyrate)とは、化学式C12で表される酪酸エステルの一種である。
そして、本発明者は、酪酸エチルと前記した酢酸ベンジルとを飲料に一緒に含有させることによって、爽やかな果汁感を増強させつつ後味の複雑味をも増強できることを見出した。
また、本発明者は、酪酸エチルと前記した酢酸ベンジルとを飲料に一緒に含有させることによって、味のボリュームとトップの甘さとを増強させ、とげとげしい酸味を低減できることも見出した。
酪酸エチルの含有量は、0.01ppm以上が好ましく、0.05ppm以上、0.08ppm以上、0.10ppm以上、0.50ppm以上、0.60ppm以上、1.00ppm以上、1.60ppm以上、2.00ppm以上がより好ましい。酪酸エチルの含有量が所定値以上であることによって、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させることができる。また、酪酸エチルの含有量が所定値以上であることによって、味のボリュームとトップの甘さとを増強させ、とげとげしい酸味を低減させることができる。
酪酸エチルの含有量は、16.00ppm以下が好ましく、10.00ppm以下、8.00ppm以下、6.00ppm以下、4.00ppm以下、3.00ppm以下がより好ましい。酪酸エチルの含有量が所定値以下であることによって、香味のバランスが崩れたり、酪酸エチルに起因した香りが強過ぎたりするような事態を回避することができる。
(酢酸ベンジルの含有量/酪酸エチルの含有量)
本実施形態に係る飲料の酢酸ベンジルの含有量をXppmとし、酪酸エチルの含有量をYppmとした場合、X/Yの値は好ましくは以下のとおりである。
X/Yは、0.30以上が好ましく、0.40以上、0.50以上がより好ましい。また、X/Yは、3.00以下が好ましく、2.50以下、2.00以下、1.50以下、1.00以下がより好ましい。
X/Yの値が所定範囲内となることによって、各効果(爽やかな果汁感と後味の複雑味と味のボリュームとトップの甘さの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)をより確実に発揮させることができる。
(ペリルアルデヒド)
ペリルアルデヒド(perillaldehyde)とは、化学式C1014Oで表されるモノテルペンの一種である。
そして、本発明者は、酢酸ベンジルと酪酸エチルという2つの成分を含有する飲料に対して、ペリルアルデヒドを含有させることによって、前記2つの成分に起因する各効果を妨げないだけでなく一部の効果を強めるとともに、香味のアクセントとなるしょっぱさを付与し増強できることを見出した。
ペリルアルデヒドの含有量は、1.00ppm以上が好ましく、3.00ppm以上、5.00ppm以上、8.00ppm以上、10.00ppm以上がより好ましい。ペリルアルデヒドの含有量が所定値以上であることによって、しょっぱさを増強できるだけでなく、酢酸ベンジルと酪酸エチルに起因する一部の効果(後味の複雑味と味のボリュームの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)を強めることができる。
ペリルアルデヒドの含有量は、20.0ppm以下が好ましく、18.0ppm以下、15.0ppm以下、13.0ppm以下がより好ましい。
飲料中における前記した酢酸ベンジル、酪酸エチル、ペリルアルデヒドの各含有量は、例えば、サンプルを適宜希釈し、固相マイクロ抽出-質量分析計付きガスクロマトグラフィー(Solid Phase MicroExtraction-Gas Chromatography-Mass Spectrometry:SPME-GC-MS)法によって測定することができる。
(酸度)
本実施形態に係る飲料の酸度(クエン酸換算の酸度)は、以下のとおりである。
酸度は、0.10w/v%以上が好ましく、0.30w/v%以上、0.35w/v%以上、0.40w/v%以上、0.45w/v%以上、0.50w/v%以上がより好ましい。酸度が所定値以上であることによって、改善すべきとげとげしい酸味が明確に現れるため、とげとげしい酸味の低減効果がより鮮明になるとともに、酸味を付与することで梅テイストの飲料とすることができる。
酸度は、2.00w/v%以下が好ましく、1.50w/v%以下、1.00w/v%以下、0.80w/v%以下、0.70w/v%以下、0.60w/v%以下、0.55w/v%以下がより好ましい。酸度が所定値以下であることによって、飲料としての香味のバランスをより良くすることができる。
なお、本明細書における酸度(クエン酸換算の酸度:クエン酸相当量として換算した酸度の値)は、果実飲料の日本農林規格(平成28年2月24日農林水産省告示第489号)に定められた方法で求めることができる。具体的には、飲料を水酸化ナトリウム溶液(0.1mol/L)で中和滴定し、中和滴定において必要となった水酸化ナトリウム溶液の「滴定量(ml)」、滴定に使用した飲料の「重量(g)」、「0.0064」(0.1mol/L水酸化ナトリウム水溶液1mLに相当するクエン酸の重量(g))という定数などを用いて算出すればよい。
また、酸度は、後記する酸味料や果汁などによって調整することができる。
(エキス)
本実施形態に係る飲料のエキス分(エキスの含有量)は、以下のとおりである。
エキス分は、1.00w/v%以上が好ましく、2.00w/v%以上、3.00w/v%以上、4.00w/v%以上、4.50w/v%以上、4.56w/v%以上、4.58w/v%以上がより好ましい。エキス分が所定値以上であることによって、トップの甘さの増強効果がより明確になるとともに、甘味を付与することで前記した酸度に基づく酸味と相俟って梅テイストの飲料とすることができる。
エキス分は、10.00w/v%以下が好ましく、9.50w/v%以下、9.00w/v%以下、8.00w/v%以下、7.00w/v%以下、6.00w/v%以下がより好ましい。エキス分が所定値以下であることによって、飲料としての香味のバランスをより良くすることができる。
なお、エキスとは、飲料中に含まれる不揮発性成分であり、エキス分とは、温度15度の時において原容量百立方センチメートル中に含有する不揮発性成分のグラム数である(酒税法第三条)。そして、飲料のエキス分は、例えば、日本国の国税庁所定分析法に準拠して比重(日本酒度)及びアルコール度を測定して算出することができる。
また、エキス分は、後記する甘味料や果汁などによって調整することができる。
(糖酸比)
本実施形態に係る飲料の糖酸比は、以下のとおりである。
糖酸比は、5.00以上が好ましく、6.00以上、8.00以上、9.00以上、9.08以上、9.12以上がより好ましい。また、糖酸比は、20.00以下、15.00以下、13.00以下、12.00以下、11.00以下がより好ましい。
糖酸比が所定範囲内となることによって、所望の各効果(爽やかな果汁感と後味の複雑味と味のボリュームとトップの甘さとしょっぱさの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)をより確実に発揮させることができる。
なお、本明細書において「糖酸比」とは、「エキス分(w/v%)/酸度(w/v%)」で算出される値である。
(アルコール)
本実施形態に係る飲料は、アルコールを含有してもよい。
アルコールは飲用することができるアルコールであればよく、本発明の効果が阻害されない範囲であれば、種類、製法、原料などに限定されることがないが、ウイスキー、ブランデー、スピリッツ類(例えばジン、ウォッカ、ラム等のスピリッツ、及び、原料用アルコール等)、リキュール類、焼酎等、さらには清酒、果実酒、ビール等の醸造酒を使用することができる。
なお、本明細書においてアルコールとは、特に明記しない限り、エタノールのことをいう。
(アルコール度数:アルコール飲料)
本実施形態に係る飲料がアルコール飲料の場合、アルコール度数は、特に限定されないものの、例えば、1v/v%以上、2v/v%以上、3v/v%以上、5v/v%以上、5.2v/v%以上であり、12v/v%以下、10v/v%以下、8v/v%以下、6v/v%以下である。
(アルコール度数:ノンアルコール飲料)
本実施形態に係る飲料がノンアルコール飲料の場合、アルコール度数は、1v/v%未満であれば特に制限されず、例えば、0.00v/v%以上1v/v%未満であってよい。また、本実施形態に係る飲料がノンアルコール飲料の場合、アルコール度数は、例えば、0.95v/v%以下、0.9v/v%以下、0.85v/v%以下、0.8v/v%以下、0.7v/v%以下、0.6v/v%以下、0.5v/v%以下、0.4v/v%以下、0.3v/v%以下、0.2v/v%以下、0.1v/v%以下、0.05v/v%以下、0.01v/v%以下、0.005v/v%以下、0.005v/v%未満、又は0.004v/v%以下であってよい。
なお、アルコール度数は、例えば、国税庁所定分析法(訓令)3清酒3-4アルコール分(振動式密度計・ガスクロマトグラフ分析法)に基づいて測定することができる。
(発泡性)
本実施形態に係る飲料は、炭酸ガスを含有する発泡性のもの、つまり、炭酸飲料であるのが好ましい。ここで、本実施形態における発泡性とは、20℃におけるガス圧(全圧)が0.5kg/cm以上であることをいい、1.0kg/cm以上が好ましく、1.5kg/cm以上、2.0kg/cm以上、2.5kg/cm以上がより好ましく、また、5.0kg/cm以下が好ましく、4.0kg/cm以下、3.5kg/cm以下、3.0kg/cm以下がより好ましい。
なお、ガス圧は、例えば、国税庁所定分析法(訓令)8-3ガス圧に基づいて測定することができる。
(その他)
本実施形態に係る飲料は、本発明の所望の効果が阻害されない範囲で飲料として通常配合される甘味料、高甘味度甘味料、酸化防止剤、香料、酸味料、塩類、食物繊維など(以下、適宜「添加剤」という)を含有していてもよいし、当然、含有しなくてもよい。甘味料としては、例えば、果糖ぶどう糖液糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、ラクトース、スクロース、マルトースなどを用いることができる。高甘味度甘味料としては、例えば、ネオテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン、サッカリンナトリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、チクロ、ズルチン、ステビア、グリチルリチン、ソーマチン、モネリン、アスパルテーム、アリテームなどを用いることができる。酸化防止剤としては、例えば、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを用いることができる。香料としては、例えば、各種フルーツフレーバーを用いることができる。酸味料としては、例えば、クエン酸、アジピン酸、クエン酸三ナトリウム、グルコノデルタラクトン、グルコン酸、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL-酒石酸、L-酒石酸、DL-酒石酸ナトリウム、L-酒石酸ナトリウム、二酸化炭素、乳酸、乳酸ナトリウム、フマル酸、フマル酸一ナトリウム、DL-リンゴ酸、DL-リンゴ酸ナトリウム、リン酸などを用いることができる。塩類としては、例えば、食塩、酸性りん酸カリウム、酸性りん酸カルシウム、りん酸アンモニウム、硫酸カルシウム、メタ重亜硫酸カリウム、塩化カルシウム、硝酸カリウム、硫酸アンモニウムなどを用いることができる。食物繊維としては、例えば、難消化性デキストリン、ペクチン、ポリデキストロース、グアーガム分解物などを用いることができる。
そして、前記した各原料は、一般に市販されているものを使用することができる。
(果汁)
本実施形態に係る飲料は、果汁(果実を搾った汁)を含有してもよい。そして、果汁の由来となる果実は、従来公知の果実であれば特に限定されないが、梅テイスト飲料とする場合は、当然、梅が好ましい。
果汁の含有量(果汁率換算)については特に限定されないものの、1%以上、3%以上、5%以上であり、10%以下、8%以下、6%以下である。
なお、果汁の含有量は、「含有量(果汁率換算)%(詳細には、w/w%)」=「飲料100g中への果汁配合量(g)」×「濃縮倍率」/100g×100により算出することができる。ここで、「濃縮倍率」(ストレート果汁を100%としたときの果汁の相対的濃縮倍率)を算出するにあたり、JAS規格に準ずるものとし、例えば、酸度が7%の梅果汁を用いた場合、果実飲料の日本農林規格(平成28年2月24日農林水産省告示第489号)の別表4によると梅の基準酸度は3.5%であるから、この梅果汁は、2倍濃縮の梅果汁となる。
(容器詰め飲料)
本実施形態に係る飲料は、各種容器に入れて提供することができる。各種容器に飲料を詰めることにより、長期間の保管による品質の劣化を好適に防止することができる。
なお、容器は密閉できるものであればよく、金属製(アルミニウム製又はスチール製など)のいわゆる缶容器・樽容器を適用することができる。また、容器は、ガラス容器、ペットボトル容器、紙容器、パウチ容器などを適用することもできる。容器の容量は特に限定されるものではなく、現在流通しているどのようなものも適用することができる。なお、気体、水分および光線を完全に遮断し、長期間常温で安定した品質を保つことが可能な点から、金属製の容器を適用することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る飲料は、爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強している。
また、本実施形態に係る飲料は、味のボリュームとトップの甘さとしょっぱさとが増強し、とげとげしい酸味が低減しているとともに、総合評価も良好なものとなっている。
[飲料の製造方法]
次に、本実施形態に係る飲料の製造方法を説明する。
本実施形態に係る飲料の製造方法は、混合工程と、後処理工程と、を含む。
混合工程では、混合タンクに、水、酢酸ベンジル、酪酸エチル、ペリルアルデヒド、アルコール、添加剤などを適宜投入して混合後液を製造する。
この混合工程において、酢酸ベンジルの含有量や酪酸エチルの含有量などが前記した所定範囲内となるように各原料を混合し、調整すればよい。
そして、後処理工程では、例えば、ろ過、殺菌、炭酸ガスの付加、容器への充填などの処理を必要に応じて選択的に行う。
なお、後処理工程のろ過処理は、一般的なフィルター又はストレーナーによって行うことができる。また、後処理工程の殺菌処理は、処理速度等の観点から、プレート殺菌によって行うのが好ましいが、同様の処理を行うことができるのであればこれに限定されることなく適用可能である。また、後処理工程の充填処理は、飲料品の製造において通常行われる程度にクリーン度を保ったクリーンルームにおいて充填するのが好ましい。そして、後処理工程での各処理の順序は特に限定されない。
なお、混合工程及び後処理工程において行われる各処理は、RTD(Ready To Drink)飲料などを製造するために一般的に用いられている設備によって行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る飲料の製造方法によると、爽やかな果汁感と後味の複雑味とが増強している飲料を製造することができる。
また、本実施形態に係る飲料の製造方法によると、味のボリュームとトップの甘さとしょっぱさとが増強し、とげとげしい酸味が低減しているとともに、総合評価も良好な飲料を製造することができる。
[飲料の香味向上方法]
次に、本実施形態に係る飲料の香味向上方法を説明する。
本実施形態に係る飲料の香味向上方法は、飲料の爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法であって、酢酸ベンジルの含有量と酪酸エチルの含有量を所定値以上とする方法である。
なお、各成分の含有量等については、前記した「飲料」において説明した値と同じである。
以上説明したように、本実施形態に係る飲料の香味向上方法によると、爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させることができる。
また、本実施形態に係る飲料の香味向上方法によると、味のボリュームとトップの甘さとしょっぱさとを増強させ、とげとげしい酸味を低減させるとともに、総合評価も良好なものにすることができる。
次に、本発明の要件を満たす実施例とそうでない比較例とを例示して、本発明について説明する。
[サンプルの準備]
表1~3の各サンプルは、表に示す量となるように、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸(無水)、クエン酸三ナトリウム、L-アスコルビン酸、酢酸ベンジル、酪酸エチル、ペリルアルデヒド、梅果汁、炭酸水、純水を適宜配合してサンプル(飲料)を準備した。
なお、表1~3の各サンプルの20℃におけるガス圧(全圧)は2.1kg/cmであった。
[試験内容]
前記の方法により製造した各サンプルについて、訓練された識別能力のあるパネル5名が下記評価基準に則って「味のボリューム」、「トップの甘さ」、「とげとげしい酸味」、「爽やかな果汁感」、「後味の複雑味」、「しょっぱさ」については、1~9点の9段階評価で各パネルが点数付けし、その平均値を算出し、「総合評価」については、1~5点の5段階評価で各パネルが点数付けし、その平均値を算出した。
なお、全ての評価は、サンプルを飲んで評価した。
(味のボリューム:評価基準)
味のボリュームの評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「味のボリュームが弱い」場合を1点、「味のボリュームが強い」場合を9点と評価した。そして、味のボリュームについては、点数が高いほど増強されており、好ましいと判断できる。
ここで、「味のボリューム」とは、味の厚みであって、点数が高いほど、飲料を飲んだ際に味を厚く感じる。
(トップの甘さ:評価基準)
トップの甘さ(表では「トップの甘さ(華やかさ、上品さ)」と示す)の評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「トップの甘さが弱い」場合を1点、「トップの甘さが強い」場合を9点と評価した。そして、トップの甘さについては、点数が高いほど増強されており、好ましいと判断できる。
ここで、「トップの甘さ」とは、飲料を飲んで最初に感じる華やかで上品な甘味である。
(とげとげしい酸味:評価基準)
とげとげしい酸味(表では「酸味(とげとげしさ)」と示す)の評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「とげとげしい酸味が弱い」場合を1点、「とげとげしい酸味が強い」場合を9点と評価した。そして、とげとげしい酸味については、点数が低いほど低減されており、好ましいと判断できる。
ここで、「とげとげしい酸味」とは、強い刺激のある酸味(刺すような酸味)であって、ネガティブに感じる酸味である。
(爽やかな果汁感:評価基準)
爽やかな果汁感の評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「爽やかな果汁感が弱い」場合を1点、「爽やかな果汁感が強い」場合を9点と評価した。そして、爽やかな果汁感については、点数が高いほど増強されており、好ましいと判断できる。
ここで、「爽やかな果汁感」とは、爽快感を感じる果汁らしい香味である。
(後味の複雑味:評価基準)
後味の複雑味の評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「後味の複雑味が弱い」場合を1点、「後味の複雑味が強い」場合を9点と評価した。そして、後味の複雑味については、点数が高いほど増強されており、好ましいと判断できる。
ここで、「後味の複雑味」とは、飲料の飲み終わりに口腔内に残る香味(甘味、酸味などが混ざった複合的な香味)の余韻感である。
(しょっぱさ:評価基準)
しょっぱさの評価は、サンプル1-0の5点を基準とし、「しょっぱさが弱い」場合を1点、「しょっぱさが強い」場合を9点と評価した。そして、しょっぱさについては、点数が高いほど増強されており、好ましいと判断できる。
ここで、「しょっぱさ」とは、ネガティブな香味ではなく、飲料に適したアクセントとなるポジティブな塩味である。
(総合評価:評価基準)
総合評価については、基準点を設けず、「飲料としての総合評価が不良である」場合を1点、「飲料としての総合評価が良好である」場合を5点と評価した。
ここで、「総合評価」とは、飲料としての香味のバランスの評価であり、例えば、特定成分に基づく香味が強く感じられることで香味のバランスが崩れている場合は、悪いとの評価となる。
表に、各サンプルの含有量等を示すとともに、各評価の結果を示す。なお、表に示す各成分の数値および指標は、最終製品における含有量および指標である。そして、表の梅果汁の含有量は、果汁率換算値である。
Figure 2023119503000001
Figure 2023119503000002
Figure 2023119503000003
(結果の検討)
表1は、アルコールを含有させた状態(アルコール飲料)において、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの含有量を変化させた結果を示す。
表1の酢酸ベンジルを含有させたサンプル1-1と、酪酸エチルを含有させた1-2と、2つの成分を含有させたサンプル1-3とを比較すると、サンプル1-3の2つの成分の含有量は、サンプル1-1、1-2における各成分の1/10の量であるにも関わらず、とげとげしい酸味が低減されており(4点未満)、かつ、爽やかな果汁感も十分に効果を発揮できている(5.8点以上)ことが確認できた。
そして、表1のサンプル1-3~1-9の結果から、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの2つの成分を含有すれば、所望の各効果(爽やかな果汁感と後味の複雑味と味のボリュームとトップの甘さの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)が発揮できることが確認できた。
なお、全ての評価を考慮すると、表1のサンプル1-0~1-9の中でも、サンプル1-3~1-9(特に、サンプル1-4~1-8)について好ましい結果が得られた。
表2は、アルコールを含有させつつ梅果汁を含有させた状態(果汁含有アルコール飲料)において、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの含有量を変化させた結果を示す。
表2のサンプル2-1~2-4の結果から、梅果汁を含有させたとしても、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの2つの成分を含有すれば、表1の各サンプルと同様、所望の各効果(爽やかな果汁感と後味の複雑味と味のボリュームとトップの甘さの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)が発揮できることが確認できた。
つまり、表1、2の結果から、本発明は、果実の有無にかかわらず、所望の各効果を発揮できることが確認できた。
ただし、表1、2の各サンプルの結果を比較すると、梅果汁を含有させた方が、総合評価が高くなるということがわかった。
表2のサンプル2-4は、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの2つの成分を含有させつつ、さらにペリルアルデヒドを含有させたが、このペリルアルデヒドによって、しょっぱさを増強させ、香味にアクセントを付与できることがわかった。
また、表2のサンプル2-4とサンプル2-2を比較すると、ペリルアルデヒドによって、酢酸ベンジルと酪酸エチルに起因する一部の効果(後味の複雑味と味のボリュームの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)が増強されることが確認できた。
なお、全ての評価を考慮すると、表2のサンプル2-1~2-4は、全て好ましい結果であったが、サンプル2-2~2-4(特にサンプル2-3、2-4)について非常に好ましい結果が得られた。
表3は、アルコールを含有させない状態(ノンアルコール飲料)において、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの含有量を変化させた結果を示す。
表3のサンプル3-1~3-3の結果から、アルコールを含有させなくとも、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの2つの成分を含有すれば、表1、2の各サンプルと同様、所望の各効果(爽やかな果汁感と後味の複雑味と味のボリュームとトップの甘さの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)が発揮できることが確認できた。
つまり、表1~3の結果から、本発明は、アルコールの有無にかかわらず、所望の各効果を発揮できることが確認できた。
ただし、表1~3の各サンプルの結果を比較すると、アルコールを含有させた方が、味のボリューム、トップの甘さ、とげとげしい酸味、爽やかな果汁感などについて、より好ましい結果となることがわかった。
表3のサンプル3-3は、酢酸ベンジルと酪酸エチルとの2つの成分を含有させつつ、さらにペリルアルデヒドを含有させたが、このペリルアルデヒドによって、しょっぱさを増強させ、香味にアクセントを付与できることがわかった。
また、表3のサンプル3-3とサンプル3-2を比較すると、ペリルアルデヒドによって、酢酸ベンジルと酪酸エチルに起因する一部の効果(後味の複雑味と味のボリュームの増強効果、とげとげしい酸味の低減効果)が増強されることが確認できた。
なお、全ての評価を考慮すると、表3のサンプル3-1~3-3の中でも、サンプル3-2~3-3について好ましい結果が得られた。

Claims (8)

  1. 酢酸ベンジルの含有量が0.01ppm以上であり、
    酪酸エチルの含有量が0.01ppm以上である飲料。
  2. 前記酢酸ベンジルの含有量が0.50~3.00ppmであり、
    前記酪酸エチルの含有量が1.00~6.00ppmである請求項1に記載の飲料。
  3. ペリルアルデヒドを含有する請求項1又は請求項2に記載の飲料。
  4. 梅テイスト飲料である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の飲料。
  5. アルコール度数が1~12v/v%である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の飲料。
  6. 前記酢酸ベンジルの含有量をXppmとし、前記酪酸エチルの含有量をYppmとした場合、X/Yが0.30~2.50である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の飲料。
  7. 酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の製造方法。
  8. 爽やかな果汁感と後味の複雑味とを増強させる飲料の香味向上方法であって、
    前記飲料について、酢酸ベンジルの含有量を0.01ppm以上とし、酪酸エチルの含有量を0.01ppm以上とする工程を含む飲料の香味向上方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024075713A1 (ja) * 2022-10-05 2024-04-11 サントリーホールディングス株式会社 炭酸を含むアルコール飲料

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