JP2023117661A - プリンタ及び電子秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】カセットを出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体の小型化を図ることができるプリンタ及び電子秤を提供する。【解決手段】電子秤1は、ラベルロールを支持するカセット90と、カセット90を収容する本体ケース3と、店員側操作部50と、本体ケース3と店員側操作部50とを接続しているヒンジ機構11と、を備え、ヒンジ機構11は、本体ケース3の側面30Aにおける左右方向の一端部に接続され、本体ケース3の上下方向に延在する軸を中心に本体ケース3に対して揺動可能に設けられていると共に、上下方向に直交する方向に延在しているアーム部14と、アーム部14に接続され、アーム部14の延在方向に延在する軸を中心にアーム部14に対して揺動可能に設けられている可動部15と、を有し、店員側操作部50は、可動部15に取り付けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、ラベルやレシートを発行するプリンタ及び電子秤に関する。
例えば、惣菜又は弁当等には、価格、原材料又はバーコード等が印字されたラベルが貼付される。こうしたラベルを発行するプリンタは、ラベルロールを収納するカセットと、カセットを収容する本体と、ラベルロールの印字面に印字する印字部と、印字に係る操作を行う操作部と、を備えている。ラベルロール等の印刷物をカセット式にする構成については、例えば特許文献1に開示されている。
米国特許出願公報2005/0157332号明細書
従来のカセット式プリンタでは、本体の一側面に、カセットを出し入れする開口部が設けられており、開口部の上部に印字ラベルが排出されるラベル発行口が設けられている。そのため、表示器を含む操作部は、本体正面側の一側面に配置されていると共に、一側面の左右方向に延在する水平軸を中心に操作部を上下方向に揺動させる接続部(ヒンジ)によって、本体に対して揺動可能に設けられている。従来のカセット式プリンタでは、開口部の上部にラベル発行口が設けられているため、接続部は、ラベル発行口の横に配置されている。従来のカセット式プリンタにおいて、カセットを本体から出し入れする場合には、操作部を上方に押し上げるように揺動させる。
このような構成のプリンタにおいて、開口部の上部に配置される前記接続部をラベル発行口の横に配置すると、本体の横幅を広くする必要がある。従来のカセット式プリンタにおいて、開口部の幅を大きくすると、必然的に本体の幅も大きくなる。カセット式プリンタは、ショーケース等の上に載置されて使用される。そのため、プリンタは、できるだけコンパクトであることが望まれる。
本発明の一側面は、カセットを出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体の小型化を図ることができるプリンタ及び電子秤を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るプリンタは、被印字帯を支持するカセットと、カセットを収容する本体と、所定の操作を行う操作部と、本体と操作部とを接続している接続機構と、を備え、操作部が配置される本体の一側面には、本体に対するカセットの出し入れを行うための開口部が設けられており、接続機構は、本体の一側面における左右方向の一端部に接続され、本体の上下方向に延在する軸を中心に本体に対して揺動可能に設けられていると共に、上下方向に直交する方向に延在している第一部材と、第一部材に接続され、第一部材の延在方向に延在する軸を中心に第一部材に対して揺動可能に設けられている第二部材と、を有し、操作部は、第二部材に取り付けられている。
本発明の一側面に係るプリンタでは、本体と操作部とを接続している接続機構を備えている。接続機構は、本体の一側面における左右方向の一端部に接続され、本体の上下方向に延在する軸を中心に本体に対して揺動可能に設けられていると共に、上下方向に直交する方向に延在している第一部材を有している。この構成では、第一部材が一側面の左右方向の一端部に接続されるため、一側面の大部分において開口部を設けるスペースを確保することができる。そのため、プリンタでは、一側面(本体)の幅を小さくして、コンパクトなプリンタとしつつ、一側面に設ける開口部の幅を大きく採ることができる。また、プリンタでは、第一部材によって、操作部を開口部の前方から側方へ退避させることができる。これにより、プリンタでは、開口部の前方スペースが開放されるため、カセットの出し入れが容易になる。したがって、プリンタでは、カセットを出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体の小型化を図ることができる。
また、プリンタでは、操作部は、第二部材に取り付けられている。プリンタでは、第二部材によって、操作部の角度を調整することができる。そのため、プリンタでは、操作部の角度を作業者の任意の角度に設定することができる。したがって、プリンタでは、操作性の向上を図ることができる。
一実施形態においては、本体には、開口部を開閉する開閉部が設けられており、開閉部は、一側面の左右方向に延在する軸を中心に揺動可能に設けられていてもよい。プリンタでは、第一部材によって、操作部を開閉部の前方から側方へ退避させることができる。そのため、一側面の左右方向に延在する軸を中心に揺動する開閉部によって開口部が開閉される構成において、開閉部の操作の際に開閉部が操作部と接触することを回避できる。
一実施形態においては、操作部は、本体の正面から見て、一側面を覆う大きさを有していてもよい。この構成では、操作部を大きくすることができる。そのため、操作部の操作性の向上を図ることができる。
一実施形態においては、操作部は、一側面と対向するように一側面の前方に位置する第一位置と、一側面の前方を開放する第二位置と、の間で移動可能に設けられていてもよい。この構成では、操作部を第一位置から第二位置に移動させることによって、カセットの出し入れを行うことができる。
本発明の一側面に係る電子秤は、上記のプリンタと、本体の上部に設けられる計量部と、を備え、操作部は、計量部が計量した被計量物の質量を表示する。
本発明の一側面に係る電子秤は、上記のプリンタを備えている。したがって、電子秤では、カセットを出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体の小型化を図ることができる。
本発明の一側面によれば、カセットを出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体の小型化を図ることができる。
図1は、一実施形態に係る電子秤の斜視図である。 図2は、図1の電子秤において本体ケースの開閉扉を開いた状態の斜視図である。 図3は、図2に示す電子秤を上から見た図である。 図4は、図1の電子秤において本体ケースのカバーを開いた状態の斜視図である。 図5は、本体ケースのカバーを開いた状態を一部拡大して示す斜視図である。 図6は、本体ケースのテーパー部を示す図である。 図7は、ヒンジ機構が設けられた店員側操作部の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。なお、本明細書では、説明の便宜のために、図1に示されるように、店員側操作部50が本体ケース3の一側面に配置された状態の電子秤1を見たときに、店員側操作部50が配置された側を「前」、本体ケース3が配置された側を「後」、前から電子秤1を見て左となる側を「左」、前側から電子秤1を見て右となる側を「右」として説明するが、本発明の構成を限定するものではない。
電子秤1は、商品の重量を計量すると共に、計量した商品に貼り付ける印字ラベルLCを発行する機能を有している。図1及び図2に示されるように、電子秤(プリンタ)1は、本体ケース3と、本体操作部5と、計量部7と、プリンタ部9と、制御ユニット10と、を備えている。
本体ケース3には、計量部7、プリンタ部9及び制御ユニット10が設けられる。本体ケース3は、略長方体形状を呈している。本体ケース3の前後方向の寸法(長さ寸法)は、本体ケース3の左右方向の寸法(幅寸法)よりも大きい。図3に示されるように、本体ケース3は、四つの側面30A,30B,30C,30Dを有している。側面(一側面)30Aは、本体ケース3の正面(前面)を構成している。側面30Bは、本体ケース3の背面(後面)を構成している。側面30Cは、本体ケース3の左面を構成している。側面30Dは、本体ケース3の右面を構成している。
本体ケース3の側面30Aには、開閉扉(開閉部)32が設けられている。開閉扉32は、本体ケース3の開口部34を開閉する。開閉扉32は、側面30Aの左右方向に延在すると共に、開閉扉32の下端に設けられた軸を中心に揺動可能に設けられている。開閉扉32は、下端を軸として回動することにより、開口部34に対して開閉可能に設けられている。開閉扉32が開く状態となることで、プリンタ部9が露出する。
図4に示されるように、本体ケース3には、カバー36が設けられている。カバー36は、本体ケース3の右側の前部に設けられている。カバー36は、本体ケース3の側面30A及び側面30Dの一部を構成している。本体ケース3において、カバー36に覆われる部分には、LANケーブルのLANポート、USBポート等が設けられている。
カバー36は、本体ケース3の前後方向においてスライド可能に設けられている。カバー36を前方に引き出すことにより、カバー36を開けることができる。図5に示されるように、カバー36は、本体ケース3のスライドレール部38に沿って、スライド可能に設けられている。スライドレール部38には、上部スライドレール38Aと、下部スライドレール38Bとが設けられている。
下部スライドレール38Bは、開口部34の内側側面34aとスライドレール部38との隙間に溝として形成されている。カバー36に取り付けられた上下方向のプレート38Cの両端部が、上部スライドレール38Aのスリットと下部スライドレール38Bの溝にそれぞれ嵌っている。これにより、カバー36は、スライドレール部38に沿って前後方向にスライドすることができる。また、前方に最大に引き出した位置でカバー36のスライドが停止するように、スライドレール部38の中央の水平スリット38Dにも、プレート38Cに形成されたピンが嵌められている。これにより、カバー36は、本体ケース3から引き出したときに、本体ケース3から外れないように構成されている。なお、カバー36は、前方に引き出した状態で、プレート38Cの上端を上部スライドレール38Aのスリットから外せば、本体ケース3(スライドレール部38)から取り外すことも可能である。
図6に示されるように、本体ケース3の下部には、テーパー部39が設けられている。テーパー部39は、本体ケース3の内側に向かって傾斜している。テーパー部39は、本体ケース3の下部において、全周にわたって設けられている。
図1及び図2に示されるように、本体操作部5は、本体ケース3に設けられている。本体操作部5は、本体ケース3の側面30Aに配置された店員側操作部(操作部)50と、本体ケース3の側面30Bに配置された客側操作部(図示省略)と、を有している。店員側操作部50は、本体ケース3の正面から見て、側面30Aを覆う大きさを有している。すなわち、店員側操作部50は、本体ケース3の正面から見て、本体ケース3の側面30Aの全ての領域と重なる。
店員側操作部50は、例えば、タッチパネルである。店員側操作部50には、制御ユニット10の制御により、電子秤1の操作に必要な情報が表示される。店員側操作部50は、タッチパネル又はタッチパネルと固定キーとを含む構成であってもよい。固定キーを含む場合には、料金秤として必要な「単価」キー、「定額」キー、「風袋」キー、「印字」キー、及び「呼出」キー等が設けられ、これらが数字キーと共に適宜配置され得る。
使用者が、店員側操作部50に表示された「呼出」キーを操作し、店員側操作部50に表示された項目にタッチすると、計量対象商品の登録情報が読み出される。ここで、使用者が、商品を計量台70に載置すれば、重量、価格、及び商品名等が店員側操作部50及び客側操作部の液晶ディスプレイに表示される。客側操作部の液晶ディスプレイには、重量、価格の他に商品に関する種々の広告メッセージが表示される。
図2に示されるように、店員側操作部50は、本体ケース3にヒンジ機構(接続機構)11を介して設けられている。ヒンジ機構11は、本体ケース3と店員側操作部50とを接続している。店員側操作部50は、ヒンジ機構11によって、側面30Aと対向するように側面30Aの前方に位置する第一位置P1(図1参照)と、側面30Aの前方を開放する第二位置P2(図2参照)と、の間で揺動(移動)可能に設けられている。
ヒンジ機構11は、固定部13と、アーム部(第一部材)14と、可動部(第二部材)15と、を有している。固定部13は、本体ケース3に固定されている。固定部13は、本体ケース3の側面30Aにおいて、左右方向の一端部に配置されている。本実施形態では、固定部13は、本体ケース3の側面30Aにおいて左端部に配置されている。
アーム部14は、固定部13に揺動可能に設けられている。アーム部14は、本体ケース3の上下方向に延在する軸を中心に固定部13(本体ケース3)に対して揺動可能に設けられている。具体的には、図7に示されるように、アーム部14は、固定部13の軸13Aを中心に揺動する。アーム部14は、上下方向に直交する方向に延在している。図3に示されるように、アーム部14は、本体ケース3の側面30Aに対して、0°~90°の範囲で揺動可能に設けられている。アーム部14は、本体ケース3の側面30Aに対して、90°以上に揺動してもよい。
図2に示されるように、可動部15は、アーム部14に揺動可能に設けられている。可動部15は、アーム部14に接続されている。可動部15は、アーム部14の延在方向に延在する軸を中心にアーム部14に対して揺動可能に設けられている。図7に示されるように、可動部15は、軸15Aを中心に揺動する。店員側操作部50は、可動部15に取り付けられている。店員側操作部50は、可動部15がアーム部14に対して揺動することによって、角度が調整可能に設けられている。店員側操作部50は、例えば、本体ケース3の上下方向に対して、0°~30°の範囲で角度を調整することが可能である。
図1及び図2に示されるように、本体ケース3の上部に設置される計量部7は、主として、計量台70と、図示しないロードセル、信号処理回路、及び送信モジュールを有している。ロードセルは、計量台70の下方に設けられており、計量台70に被計量物が載置されることにより発生する機械的歪を電気信号に変換する。信号処理回路は、ロードセルから出力される電気信号を増幅してデジタル信号に変換する。送信モジュールは、デジタル信号を本体ケース3内の制御ユニット10に無線又は有線で送信する。
図2に示されるように、プリンタ部9は、本体ケース3に収容されている。プリンタ部9は、本体ケース3の開閉扉32の奥に配置されている。プリンタ部9は、カセット90と、印字ユニット91と、カッターユニット92と、仮着ユニット93と、を備えている。
カセット90は、図示しないラベルロール(被印字帯)を着脱自在に支持する。カセット90には、ラベルロールを片持ち状態で支持可能なロール支持部(図示省略)が形成されており、ラベルロールは、ロール支持部に装着される。ここで、ラベルロールについて説明する。ラベルロールは、帯状の台紙レスラベルが紙管に巻回されてロール状に形成されたものである。台紙レスラベル(以下、単に「ラベル」と称す。)は、基材である紙の裏面に接着剤が塗布され、表面(印字面)に熱で発色する感熱剤が塗布され、更にその上から剥離剤としてのシリコン樹脂が塗布されている。ラベルロールは、ラベルの裏面(貼着面)を内側にして紙管に巻き付けられている。
プリンタ部9におけるカセット90、印字ユニット91、カッターユニット92、及び仮着ユニット93は、ラベルの繰出経路を形成する。繰出経路は、鉛直方向において下方から上方に向かって形成されている。以後の説明において使用する「上流」及び「下流」なる文言は、繰出経路においてラベルがラベルロールから繰り出される繰出方向における「上流」及び「下流」を意味する。そして、プリンタ部9は、繰出経路に沿って上流側から順番に、カセット90、印字ユニット91、カッターユニット92、及び仮着ユニット93が配置される。
印字ユニット91は、印字ヘッド91Aと、プラテンローラ91Bと、を有している。印字ヘッド91Aは、開閉扉32の裏面に設けられており、ラベルの表面に商品情報を印字する。印字ヘッド91Aは、サーマル式の印字ヘッドで構成されている。印字ヘッド91Aは、後段にて詳述する制御ユニット10により制御される。印字ヘッド91Aは、開閉扉32を閉じることにより、プラテンローラ91Bと接するように位置決めされている。
プラテンローラ91Bは、開閉扉32を閉じたときの印字ヘッド91Aの位置に対向するように配置されている。プラテンローラ91Bは、ラベルの裏面の側から押圧して印字ヘッド91Aにラベルの表面を押し当てる。プラテンローラ91Bは、駆動モータ(図示省略)によって駆動される駆動ローラである。プラテンローラ91Bは、ラベルの貼着面との接触面積を減らすために、その周面が凹凸状に形成されている。
カッターユニット92は、印字ユニット91から送り出されてくるラベルを所定の長さの印字ラベルLC(図1参照)として切り離す。すなわち、カッターユニット92は、ラベルにおいて印字ヘッド91Aによって印字された部分を印字ラベルLCとして切り出す。カッターユニット92は、本体ケース3の上部に取り付けられている。
仮着ユニット93は、カッターユニット92によってラベルから印字ラベルLCが切り離される時に、ラベルを表裏から保持する。仮着ユニット93は、カッターユニット92から切り離された印字ラベルLCを表裏から保持すると共に、印字ラベルLCの後端部(繰出経路における上流端部)を後続で送り出されてくるラベルの前端部(繰出経路における下流端部)に接触しない位置に退避させ、後続のラベルの先端部を先行の印字ラベルLCの粘着面に接合させる。仮着ユニット93は、一枚ずつに切断された印字ラベルLCを、先行の印字ラベルLCの後端部に次々と重ね貼りにすることにより、シート状に連なった状態のラベルシートを形成する。
図1に示されるように、制御ユニット10は、電子秤1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)は、アドレスバス及びデータバス等のバスラインを介して相互に接続されている。制御ユニット10は、電子秤1における各種制御処理を実行する。制御ユニット10は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。制御ユニット10は、電子回路等によるハードウェアとして構成されてもよい。
制御ユニット10は、例えば、計量部7から送信されるデジタル信号を受信したり、受信した信号から得られる質量に予め設定された単位質量当りの単価を乗じて価格を算出したり、算出された価格を店員側操作部50及び客側操作部の液晶ディスプレイに表示させたりする。
続いて、電子秤1においてラベルロールをセットするときの手順について説明する。電子秤1にラベルロールをセットする場合には、最初に、店員側操作部50を、図1に示される第一位置P1から、図2に示される第二位置P2に移動させる。続いて、本体ケース3の開閉扉32を開く。これにより、カセット90が露出する。続いて、カセット90を前方に引き出して、本体ケース3からカセット90を取り出す。
カセット90を取り出すと、カセット90にラベルロールを取り付ける。カセット90にラベルロールをセットすると、カセット90を本体ケース3に取り付ける。続いて、開閉扉32を閉じる。最後に、店員側操作部50を、図2に示される第二位置P2から、図1に示される第一位置P1に移動させる。以上により、電子秤1におけるラベルロールのセットが完了する。
以上説明したように、本実施形態に係る電子秤1では、本体ケース3と店員側操作部50とを接続しているヒンジ機構11を備えている。ヒンジ機構11は、本体ケース3の側面30Aにおける左右方向の左端部に接続され、本体ケース3の上下方向に延在する軸を中心に本体ケース3に対して揺動可能に設けられていると共に、上下方向に直交する方向に延在しているアーム部14を有している。この構成では、アーム部14が側面30Aの左端部に接続されるため、側面30Aの大部分において開口部34を設けるスペースを確保することができる。そのため、電子秤1では、側面30A(本体ケース3)の幅を小さくして、コンパクトな電子秤1としつつ、側面30Aに設ける開口部34の幅を大きく採ることができる。また、電子秤1では、アーム部14によって、店員側操作部50を開口部34の前方から側方へ退避させることができる。これにより、電子秤1では、開口部34の前方スペースが開放されるため、カセット90の出し入れが容易になる。したがって、電子秤1では、カセット90を出し入れするときの作業性の向上を図りつつ、本体ケース3の小型化を図ることができる。
また、本実施形態に係る電子秤1では、店員側操作部50は、可動部15に取り付けられている。電子秤1では、可動部15によって、店員側操作部50の角度を調整することができる。そのため、電子秤1では、店員側操作部50の角度を作業者の任意の角度に設定することができる。したがって、電子秤1では、操作性の向上を図ることができる。
本実施形態に係る電子秤1では、本体ケース3には、開口部34を開閉する開閉扉32が設けられている。開閉扉32は、側面30Aの左右方向に延在する軸を中心に揺動可能に設けられている。電子秤1では、アーム部14によって、店員側操作部50を開閉扉32の前方から側方へ退避させることができる。そのため、側面30Aの左右方向に延在する軸を中心に揺動する開閉扉32によって開口部34が開閉される構成において、開閉扉32の操作の際に開閉扉32が店員側操作部50と接触することを回避できる。
本実施形態に係る電子秤1では、店員側操作部50は、本体ケース3の正面から見て、側面30Aを覆う大きさを有している。この構成では、店員側操作部50を大きくすることができる。そのため、店員側操作部50の操作性の向上を図ることができる。
本実施形態に係る電子秤1では、店員側操作部50は、側面30Aと対向するように側面30Aの前方に位置する第一位置P1と、側面30Aの前方を開放する第二位置P2と、の間で移動可能に設けられている。この構成では、店員側操作部50を第一位置P1から第二位置P2に移動させることによって、カセット90の出し入れを行うことができる。
本実施形態に係る電子秤1では、本体ケース3には、カバー36が設けられている。カバー36は、本体ケース3の前後方向においてスライド可能に設けられている。カバー36は、スライドレール部38において、前方に最大に引き出した位置でスライドが停止するように取り付けられている。この構成では、カバー36が本体ケース3から取り外されないため、カバー36が紛失することを回避できる。また、カバー36が本体ケース3に対して揺動可能に設けられる構成に比べて、破損すること等を抑制できる。
本実施形態に係る電子秤1では、本体ケース3の下部には、テーパー部39が設けられている。この構成では、電子秤1を持ち上げるときに、テーパー部39に手(指)を入れることができるため、電子秤1を持ち上げるときの作業性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、本発明に係るプリンタが電子秤1に適用される形態を一例に説明した。しかし、プリンタは、電子秤以外の装置に適用されてもよいし、プリンタ単体として構成されてもよい。
上記実施形態では、カセット90にラベルロールをセットして、ラベルロールから繰り出した台紙レスラベルに印字した印字ラベルLCを発行する形態を一例に説明した。しかし、プリンタでは、カセットにレシート紙や台紙付きラベルロールがセットされてもよい。また、カセットには、事前印字されたシールロールがセットされてもよい。
上記実施形態では、ヒンジ機構11の固定部13が本体ケース3の側面30Aの左端部に配置される構成を一例に説明した。しかし、固定部13は、本体ケース3の側面30Aの右端部に配置されてもよい。
1…電子秤(プリンタ)、11…ヒンジ機構(接続機構)、14…アーム部(第一部材)、15…可動部(第二部材)、30A…側面(一側面)、32…開閉扉(開閉部)、34…開口部、50…店員側操作部(操作部)、90…カセット、P1…第一位置、P2…第二位置。

Claims (5)

  1. 被印字帯を支持するカセットと、
    前記カセットを収容する本体と、
    所定の操作を行う操作部と、
    前記本体と前記操作部とを接続している接続機構と、を備え、
    前記操作部が配置される前記本体の一側面には、前記本体に対する前記カセットの出し入れを行うための開口部が設けられており、
    前記接続機構は、
    前記本体の前記一側面における左右方向の一端部に接続され、前記本体の上下方向に延在する軸を中心に前記本体に対して揺動可能に設けられていると共に、前記上下方向に直交する方向に延在している第一部材と、
    前記第一部材に接続され、前記第一部材の延在方向に延在する軸を中心に前記第一部材に対して揺動可能に設けられている第二部材と、を有し、
    前記操作部は、前記第二部材に取り付けられている、プリンタ。
  2. 前記本体には、前記開口部を開閉する開閉部が設けられており、
    前記開閉部は、前記一側面の前記左右方向に延在する軸を中心に揺動可能に設けられている、請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記操作部は、前記本体の正面から見て、前記一側面を覆う大きさを有している、請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 前記操作部は、前記一側面と対向するように前記一側面の前方に位置する第一位置と、前記一側面の前方を開放する第二位置と、の間で移動可能に設けられている、請求項1~3のいずれか一項に記載のプリンタ。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載のプリンタと、
    前記本体の上部に設けられる計量部と、を備え、
    前記操作部は、前記計量部が計量した被計量物の質量を表示する、電子秤。
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