JP2020093551A - ラベルプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】台紙付きラベルと台紙レスラベルの両方を切り替えて使用することのできる新たなラベルプリンタを提供することを課題とする。【解決手段】台紙レスラベルと台紙付きラベルとを切り替えて使用するラベルプリンタであって、ラベルに印字する印字部と、該印字部の下流側に配置されて、カッター刃の間を通った印字済みの台紙レスラベルを切断するカッターユニットと、該カッターユニットの下流側に配置され、切断された前記ラベルを仮着する仮着部とを備え、前記台紙レスラベルに代えて前記台紙付きラベルを使用するときは、台紙から剥離されたラベルを前記仮着部で保持させる。【選択図】図1
Description
本発明は、一台のラベルプリンタで、台紙付きラベルと台紙レスラベルとを切り替えて使用することのできるラベルプリンタに関する。
スーパーマーケット等の生鮮食料品には、品名、重量、価格等の値付けラベルが貼付されるが、そうした値付けラベルの形態には、台紙付きラベルと台紙レスラベルとがある。台紙付きラベルは、台紙(剥離紙)にラベルを一定ピッチで貼り付けたもので、使用に際しては、台紙からラベルを一枚ずつ剥離して商品に貼付する。これに対し、台紙レスラベルは、ラベルの粘着面に台紙を貼付していないラベルであって、ラベルの表面に剥離剤をコーティングしたものをロール状に巻いて繰り出すようにしたもので、使用に際しては、そのロールから繰り出された台紙レスラベルを必要な長さでカットして一枚のラベルとするものである。
こうした2種類のラベルを使い分けることのできるラベルプリンタとしては、下記特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載のものは、台紙付きラベルを収納するカセットと、台紙レスラベルを収納するカセットを用意し、それら2種類のカセットをプリンタ本体に差し替えて使用するようにしている。
この場合の台紙レスラベルは、印字発行されたラベルシートを切断するために、そのシートに予めミシン目を入れておき、そのミシン目を弾性プレート24c(所謂、固定刃)に当ててカットしている。この弾性プレート24cは、プラテンローラ34aの下流側に配置されるが、特許文献1では、この弾性プレート24cに代えて、オートカッターを用いることもできると記載されている。
ところが、この弾性プレート24cは、カセット側ではなく、プリンタ本体のカバー側に設けられるので、これをオートカッターACに代えると、図9、図10のような構成になる。なお、これらの図は、特許文献1に記載の図5と図7を転記したもので、図9は、台紙付きラベル用のカセットCC1を使用したときのオートカッターACの配置構成を示し、図10は、台紙レスラベル用のカセットCC2を使用したときのオートカッターACの配置構成を示す。
こうした構成を採ると、次のような問題が生ずる。
まず、これらのカセットCC1、CC2には、プラテンローラPRが設けられているので、オートカッターACがプラテンローラPRの前方(ラベルL送り出し方向の下流側)に配置されると、カセットCC1、CC2を取り出すときに、オートカッターACがカセットCC1、CC2と干渉する問題がある。この問題に対しては、印字ヘッドHやラベル検出器Sが取り付けられる開閉式の図示しないカバー側(特許文献1では、符号25)にオートカッターACを取り付けて退避可能としておけば、この問題を回避することはできる。
まず、これらのカセットCC1、CC2には、プラテンローラPRが設けられているので、オートカッターACがプラテンローラPRの前方(ラベルL送り出し方向の下流側)に配置されると、カセットCC1、CC2を取り出すときに、オートカッターACがカセットCC1、CC2と干渉する問題がある。この問題に対しては、印字ヘッドHやラベル検出器Sが取り付けられる開閉式の図示しないカバー側(特許文献1では、符号25)にオートカッターACを取り付けて退避可能としておけば、この問題を回避することはできる。
しかし、図9において、印字発行された台紙付きラベルLを剥離板Tから剥離するときに、ラベルLの送り出し方向に引っ張ってもラベルLは剥離できないから、ラベルLを送り出し方向と直交する方向D1に引くことになるが、そうすると、その方向D1には、カッター刃Eがあるため、それがラベルLと接触してラベルLを傷付ける問題がある。
また、図10において、台紙レスラベル用のカセットCC2を使用するときは、印字発行された台紙レスラベルLSを手に掴んでいなければ、オートカッターACが作動したときに、切断されたラベルLが落下してしまう問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みて開発したもので、台紙付きラベルと台紙レスラベルの両方を使用しても、前述の問題を生じさせない新たなラベルプリンタを提供することを課題とする。
本発明に係るラベルプリンタは、台紙レスラベルと台紙付きラベルとを入れ替えて使用するラベルプリンタであって、前記台紙レスラベル又は前記台紙付きラベルに印字する印字部と、前記印字部の下流側において、前記台紙レスラベルを切断するカッターユニットと、前記カッターユニットの下流側において、カットされた前記台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルの一部を表裏から挟んで前記ラベルの後端部を浮かせる仮着部と、を備え、前記カットされた台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルが前記仮着部で保持された状態において、続けてカットされた台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルが送り出されると、前記仮着部は、保持した前記ラベルの後端部に、新たに送り出される前記ラベルの先端部を重ね合わせることを特徴とする。
図1、2は、本発明の構成を説明するための概念図である。これらの図において、印字部1は、印字ヘッド11とプラテンローラ12を備え、その下流側には、カッターユニット2と仮着部3が配置される。またプラテンローラ12とカッターユニット2の間には、台紙付きラベルL2を台紙M(図2参照)から剥離する剥離部材4が設けられる。
カッターユニット2は、台紙レスラベルL1がセットされたときに使用するもので、一方が固定刃、他方が可動刃とされるが、両方が可動刃であっても良い。仮着部3は、カットされたラベルLや台紙Mから剥離されたラベルLを一時的に保持するもので、ラベルLが印字発行される経路上に設けられたフリーローラ31で構成される。また、このフリーローラ31の対向位置には、送り出されたラベルLをフリーローラ31に軽く押し当てる押さえ部材32が設けられる。ただし、この押さえ部材32は、必須の構成ではなく、例えば、図1の印字部1を鉛直方向に向け、カッターユニット2を水平方向に向けて、ラベルLを鉛直方向に送り出すように構成する場合に設けられる。
台紙レスラベルL1を使用するときは、図1に示すように、台紙レスラベルL1の印字面が印字ヘッド11に向き、粘着面がプラテンローラ12と接するようにセットする。そして、印字キー等の操作によってラベル発行が指示されると、プラテンローラ12が矢印方向に回転しながら、印字ヘッド11が台紙レスラベルL1に所定事項を印字していく。その工程において、印字されたラベルLは、カッターユニット2のカッター刃の間を通って仮着部3のフリーローラ31と押さえ部材32との間に侵入していく。
印字ヘッド11による印字が終了しても、プラテンローラ12は回転を続け、印字されたラベルLの後端縁がカッターユニット2の切断位置に到達したタイミングでプラテンローラ12は停止し、同時にカッターユニット2が作動して、送り出されたラベルLが後続のラベルシートから切り離される。図1は、切り離された直後の状態を示す。
なお、台紙レスラベルL1をセットしたときは、ラベルの粘着面が剥離部材4と接触しながら前進するが、その接触部分には、粘着剤を付着させない非粘着コーティングが施されているので、ラベルLの粘着面が剥離部材4に付着することはない。
一方、台紙付きラベルL2を使用するときは、台紙Mがプラテンローラ12と接するようにセットし、その台紙Mを、図2に示すように、剥離部材4の先端部で鋭角に折り返して図示しない巻き取りボビンに巻き付ける。そして、印字キー等の操作によってラベル発行が指示されると、プラテンローラ12が矢印方向に回転しながら、印字ヘッド11がラベルLに所定事項を印字していく。その工程において、台紙Mは、剥離部材4で鋭角に折り返されて巻き取りボビンで巻き取られるから、腰のあるラベルLは、台紙Mから剥離されながら送り出される。送り出されたラベルLは、前述と同様に、カッターユニット2のカッター刃の間を通って仮着部3のフリーローラ31と押さえ部材32との間に侵入していく。そして、印字が終了した後も、プラテンローラ12は回転を続け、送り出されたラベルLの後端縁が剥離部材4の先端縁から離れたタイミングでプラテンローラ12は停止する。図2は、その状態を示す。この場合には、カッターユニット2は作動しない。
こうしてラベルLの印字発行が終了すると、何れのタイプのラベルであっても、印字発行されたラベルLは、仮着部3で保持されるから、作業者は、それを取り上げて商品に貼り付ける。このとき、ラベルLは、フリーローラ31に軽く押さえられているだけであるから、ラベルLを簡単に取り去ることができる。
ラベル一枚分の長さは、長短様々であるから、仮着部3をカッターユニット2に対して近接離反自在に取り付けておけば、送り出されたラベルLの長さに応じて、仮着部3から突き出るラベル長さを加減することができる。これにより、短いラベルLであっても、十分な掴み代を確保することができる。
また、印字発行されたラベルLを取り忘れて次のラベルが発行されても、先行のラベルLは、仮着部3で前傾姿勢に保持されているから、後から発行された後続ラベルL3は、図3に示すように、その先端部が先行ラベルLの後端部の下に潜り込んで貼り付くから、先行ラベルLを取り忘れて次のラベル発行が行われても、仮着部3は、各ラベルL、L3を保持して落下させないメリットがある。
なお、図3では、先行ラベルLを前傾姿勢で保持しているが、これとは逆に、先行ラベルLの後端部が下がり、先端部が跳ね上がった状態で保持するようにしても良い。
なお、図3では、先行ラベルLを前傾姿勢で保持しているが、これとは逆に、先行ラベルLの後端部が下がり、先端部が跳ね上がった状態で保持するようにしても良い。
本発明によれば、カッターユニットの下流側に切断された台紙レスラベルを保持する仮着部を設け、台紙レスラベルに代えて台紙付きラベルを使用するときは、台紙から剥離されたラベルをその仮着部で保持するようにしたので、1台のラベルプリンタで、カットして使う台紙レスラベルも、台紙から剥離して使う台紙付きラベルも使用できるから、商品に応じて、種々のタイプのラベルを使い分けることができる。したがって、台紙レス用のラベルプリンタと、台紙付き用のラベルプリンタとを用意する必要がないから、ユーザにとっては、設備投資を削減でき、場所も取らないメリットがある。また、使用する台紙レスラベルは、ミシン目が入ったものではなく、印字量に応じたラベルサイズでカットできるから、ラベルの使用量を削減できるメリットがある。
以下、図4〜図8を参照しながら、本発明のラベルプリンタを搭載した電子秤の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図4〜図6において、プリンタ付き電子はかり100は、本体ケースCと、その中に組み込まれたラベルプリンタPと、本体ケースCの上面に設置される計量部Wと、本体ケースC内に組み込まれ、前記ラベルプリンタPと計量部Wとを制御する図示しない制御ユニットと、同じく本体ケースC内に組み込まれ、ラベルプリンタPや制御ユニットに給電する電源ユニットとを備える。また、店員が操作する本体ケースCの前面側には操作表示部Dが取り付けられ、背面側には、客側表示部Ddが取り付けられる。
ラベルプリンタPは、向かって右側の本体ケースC内に収納され、その前面側には、開閉扉Gが設けられ、さらにその前面に設けられた操作表示部Dを跳ね上げれば、図5に示すように、開閉扉Gを下方へ開くことができ、それを開けば、中からカセットCAが取り出せるようになっている。このカセットCAの前面側には、取っ手Hが取り付けられ、これを手前に引けば、カセットCAを本体ケースCから引き出すことができる。
ラベルプリンタPは、ラベルロールLR(図7参照)を収納するカセットCAと、カセットCAの先端上部に設けられたプラテンローラ12と、開閉扉Gの裏面に設けられた印字ヘッド11と、本体ケースCの前端上部に設けられたカッターユニット2と、その近傍に設けられた仮着部3と、カセットCA側のプラテンローラ12の前側近傍に取り付けられた剥離部材4とを備えている。
カセットCAは、図5〜図8に示すように、台紙レスラベルL1と台紙付きラベルL2の両方がセットできるように構成されている。その側壁CA1には、図5、図6に示すように、ロール支持部Rが片持ち状態で取り付けられ、そこに台紙レスラベルL1や台紙付きラベルL2のラベルロールLR(図7〜図8参照)の紙管が回転自在に装着される。ラベルロールLRから引き出された台紙レスラベルL1や台紙付きラベルL2のラベルシートは、カセットCAの側壁CA1に片持ち状態で取り付けられたガイドローラGR(図7〜図8参照)の下を潜って、先端上部のプラテンローラ12に引き渡される。
このプラテンローラ12は、カセットCAの先端上部に取り付けられ、そのカセットCAの側壁CA1内には、プラテンローラ12を駆動するギア機構が組み込まれ、カセットCAを本体ケースCに挿入すると、そのギア機構の後端ギアGC(図7、8参照)が本体ケースC側の駆動ギアDGと噛みあって動力を伝達し、それによってプラテンローラ12が回転するようになっている。
カセットCAの側壁CA1には、台紙付きラベルL2をセットしたときに、剥離された台紙Mを巻き取る巻き取りボビンBが片持ち状態で取り付けられている。この巻き取りボビンBの回転軸には、図示しないスリップクラッチを介してギアが取り付けられ、このギアがプラテンローラ12のギア機構と噛みあって、プラテンローラ12が回転すると、それと連動して巻き取りボビンBもスリップしながら回転する。これにより、剥離された台紙Mは、巻き取りボビンBに引っ張られながら巻き取られる。なお、図5では、この巻き取りボビンBは隠れて殆ど見えないため、図示を省略している。
プラテンローラ12の近傍であって、印字ヘッド11と接する位置より下流側(ラベルLの送り方向側)には、剥離部材4が取り付けられ、この剥離部材4のラベルと接する面には、ラベル裏面に施された粘着剤の付着を防止する非粘着コーティング (株式会社トシコ社製トシカルSコーティング加工)が施されている。これにより、台紙レスラベルL1の粘着面が剥離部材4に接触しても、そこに貼り付かずに送り出される。
図5の開閉扉Gの裏面に設けられた印字ヘッド11は、サーマル式の印字ヘッドで構成され、その発熱ラインは、開閉扉Gを閉じると、収納されたカセットCAのプラテンローラ12と接する位置に位置決めされている。
図7は、台紙レスラベルL1をカセットCAにセットし、それを本体ケースC内に挿入した状態と、そのときのラベル発行口の要部断面を示す。また、図8は、台紙付きラベルL2をカセットCAにセットし、それを本体ケースCに挿入した状態と、そのときのラベル発行口の要部断面を示す。これらの図において、開閉扉Gの裏面には、印字ヘッド11を支持する支持フレーム13がヒンジ14を介して開閉扉Gに対し揺動可能に取り付けられている。また、支持フレーム13の内側には、印字ヘッド11が取り付けられ、それと対向する側、特に支持フレーム13と開閉扉Gとの間には、開閉扉Gを閉じたときに、印字ヘッド11をプラテンローラ12に押し付けるスプリング15が挿入されている。
台紙レスラベルL1は、基材である紙の裏面に接着剤を塗布し、表面に熱で発色する感熱剤を積層し、その上から剥離剤としてのシリコン樹脂を塗布したもので、その粘着面を紙管に巻き付けてラベルロールLRとしている。それをカセットCAに装着するときは、ラベルロールLRをロール支持部Rに装着した後、図7に示すように、ラベルロールLRから繰り出された先端部を、粘着面を上に向けた状態でガイドローラGRの下を通して印字ヘッド11とプラテンローラ12との間に挟み込む。
また、台紙付きラベルL2は、長尺状の台紙MにラベルLを一定ピッチで貼り付けたものを、台紙Mを内側にして紙管に巻き付けたものである。それをカセットCAにセットするときは、ラベルロールLRをロール支持部Rに装着した後、図8に示すように、台紙Mを上に向け、ラベルロールLRから繰り出された先端部を、ガイドローラGRの下を通して印字ヘッド11とプラテンローラ12との間に挟み込み、さらに台紙Mを剥離部材4で鋭角に折り返し、その先端部を巻き取りボビンBに巻き付ける。
一方、プラテンローラ12の上部には、固定刃21と可動刃22とを備えたカッターユニット2が取り付けられている。このカッターユニット2は、可動刃22がユニット2内部のクランク機構に連結されて、高速で固定刃21との間を水平方向に往復運動するように構成されている。
この固定刃21と可動刃22の上方には、仮着部3が配置されている。仮着部3は、フリーローラ31と、その表面にラベルLを軽く押し付ける押さえ部材32とで構成されている。フリーローラ31は、ラベルLの粘着面との接触面積を減らすために、表面が凹凸状の回転自在なローラで構成されている。押さえ部材32は、印字発行されたラベルLをフリーローラ31に軽く押さえるために、薄い樹脂製プレートで構成されている。この実施形態では、フリーローラ31と押さえ部材32を、カッターユニット2を被うカバーケースに取り付けているが、この仮着部3をユニット化して、カッターユニット2の固定刃21に対して近接離反できるように構成しても良い。このように構成すれば、仮着部3とカッターユニット2の切断位置との距離を調整することができるから、ラベルサイズに応じて、仮着部3から突出するラベル先端部の長さを調整することができる。
計量部Wは、機械的歪みを電気信号に変換する周知のロードセルと、ロードセル出力を増幅してデジタル信号に変換する信号処理回路と、デジタル信号を本体ケースC内の制御ユニットに無線で送信する通信モジュールと、これらに給電するバッテリーユニットを備える。また、本体ケースC内には、計量部Wから送信されたデジタル信号を受信する通信モジュールと、受信した信号を質量に変換し、それと設定された単位質量当りの単価とを掛けて価格を算出し、それを操作表示部Dや客側表示部Ddに表示する制御ユニットと、ラベルプリンタP、ならびに、これらのユニットに給電する電源ユニットが収納されている。
なお、この実施形態では、計量部Wから制御ユニットに無線で重量信号を送信するようにしているが、これに代えて有線で送信するようにしても良い。
なお、この実施形態では、計量部Wから制御ユニットに無線で重量信号を送信するようにしているが、これに代えて有線で送信するようにしても良い。
図4において、操作表示部Dは、タッチパネルTPと固定キーKとで構成され、制御ユニットの制御により、プリンタ付き電子秤100の操作に必要な基本情報がタッチパネルTPに表示されるようになっている。また、固定キーKには、料金秤に必要な「単価」キー、「定額」キー、「風袋」キー、「印字」キー、「呼出」キー等があり、これらが数字キーとともに適宜に配置されている。そして、「呼出」キーを操作し、表示された項目にタッチして計量対象商品の登録情報を読み出した後、商品を計量部Wに載置すれば、重量、価格、商品名等がタッチパネルTPと客側表示部Ddに表示されるようになっている。また、客側表示部Ddも液晶ディスプレイで構成され、重量、価格の他に商品に関する種々の広告メッセージが表示されるようになっている。
使用に際しては、商品によって指定されたラベル、例えば、台紙レスラベルL1のラベルロールLRを、図7のように、カセットCAにセットする。そして、「呼出」キーを操作し、その商品名をタッチパネルTPで指定して、当該商品を計量部W上に載せる。すると、当該商品の重量、価格、商品名等がタッチパネルTPと客側表示部Ddに表示される。続いて「印字」キーを操作すると、プラテンローラ12が逆回転して、オーバーランしたラベルLを後退させながらラベルの先端縁を印字ヘッド11の発熱ラインまで戻す。続いてプラテンローラ12が順方向に回転してラベルLを送り出しながら、重量、価格、商品情報等を所定のフォーマットで印字していく。その間、送り出されるラベルLの先端部は、固定刃21と可動刃22との間を通って上昇していく。
印字が終了した後も、プラテンローラ12は、ラベルLの後端縁が切断位置に到達するまで回転を続ける。これにより、ラベルLの先端部分は、フリーローラ31と押さえ部材32との間に侵入される。そして、ラベルLの後端縁が切断位置に到達すると、プラテンローラ12が止まり、続いてカッターユニット2が作動して可動刃22が前後ラベルの境界線上を切断する。すると、後続のラベルシートL1から切り離されたラベルLは、計量部W側に傾いて止まる。これにより、仮着部3のラベルLを取り忘れた状態で次のラベル発行が行われても、先行ラベルLの粘着面に後続ラベルの先端部が部分的に貼り付いた状態で、仮着部3で保持される。
一方、台紙付きラベルL2のラベルロールLRをカセットCAにセットするときは、図8のように、台紙付きラベルL2をガイドローラGRの下を潜らせて印字部1に通し、さらに台紙Mを剥離部材4の先端部で折り返して巻き取りボビンBに巻き付ける。そして、前述同様に「印字」キーを操作すると、プラテンローラ12が逆回転して、オーバーランしたラベルLを後退させながらラベルの先端縁を印字ヘッド11の発熱ラインまで戻す。続いてプラテンローラ12が順方向に回転してラベルLを送り出しながら、重量、価格、商品情報等を所定のフォーマットで印字していく。その間、送り出されるラベルLの先端部は、固定刃21と可動刃22との間を通って上昇していく。
印字終了後も、プラテンローラ12は、停止せずにラベルLの後端縁が剥離部材4から離れるまで回転を続ける。そして、ラベルLの後端が剥離部材4から離れると、プラテンローラ12は止まるが、そのときには、台紙Mから切り離されたラベルLは、仮着部3に保持されている。
こうして、印字発行されたラベルLが仮着部30で保持されれば、それを引き上げることにより、簡単にラベルLを取り去ることができる。
こうして、印字発行されたラベルLが仮着部30で保持されれば、それを引き上げることにより、簡単にラベルLを取り去ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されず、その他の構成も採用可能である。例えば、上記実施形態では、カッターユニット2を水平方向に配置することによって、それと干渉せずにカセットCAを水平方向に出し入れできるようにしているが、これに代えて、図9、10に示すように、カッターユニット2を鉛直方向に向けて配置しても良い。この場合には、これらの図に示すように、印字ヘッド11をプラテンローラ12の上側に配置し、カセットCAを出し入れするときは、カッターユニット2が上方へ退避するように構成すれば良い。
1 印字部
2 カッターユニット
3 仮着部
31 フリーローラ
32 押さえ部材
L ラベル
L1 台紙レスラベル
L2 台紙付きラベル
L3 後続のラベル
2 カッターユニット
3 仮着部
31 フリーローラ
32 押さえ部材
L ラベル
L1 台紙レスラベル
L2 台紙付きラベル
L3 後続のラベル
Claims (5)
- 台紙レスラベルと台紙付きラベルとを入れ替えて使用するラベルプリンタであって、
前記台紙レスラベル又は前記台紙付きラベルに印字する印字部と、
前記印字部の下流側において、前記台紙レスラベルを切断するカッターユニットと、
前記カッターユニットの下流側において、カットされた前記台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルの一部を表裏から挟んで前記ラベルの後端部を浮かせる仮着部と、を備え、
前記カットされた台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルが前記仮着部で保持された状態において、続けてカットされた台紙レスラベル又はカットされずに台紙から剥離されたラベルが送り出されると、前記仮着部は、保持した前記ラベルの後端部に、新たに送り出される前記ラベルの先端部を重ね合わせる、
ラベルプリンタ。 - 前記仮着部は、前記ラベルの粘着面と線接触するフリーローラと、前記粘着面が接する位置で前記ラベルを前記フリーローラに押し付ける押さえ部材と、を備える、
請求項1に記載のラベルプリンタ。 - 前記カッターユニットのカッター刃は、水平方向に往復移動可能に配置され、前記台紙レスラベル又は前記台紙付きラベルは、前記カッター刃の間を下方から上方に送り出される、請求項1に記載のラベルプリンタ。
- 前記台紙レスラベルと前記台紙付きラベルとを入れ替えて収納するカセットを備え、
前記カセットが収納される本体側には、前記印字部と、前記カッターユニットと、前記仮着部と、が設けられ、
前記カセット側には、前記印字部に前記台紙レスラベル又は前記台紙付きラベルを押し付けて送り出すプラテンローラと、
前記プラテンローラの下流側において、前記台紙の走行経路を反転させて前記台紙からラベルを剥離する剥離部材と、
剥離された後の台紙を巻き取る巻き取りボビンと、を備えている、
請求項1〜3の何れかに記載のラベルプリンタ。 - 前記剥離部材の前記台紙レスラベルの粘着面と接触する箇所には、前記粘着面の付着を防止するコーティング剤が塗布されている、請求項4に記載のラベルプリンタ。
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