JP2001341369A - プリンタ - Google Patents
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- JP2001341369A JP2001341369A JP2001064066A JP2001064066A JP2001341369A JP 2001341369 A JP2001341369 A JP 2001341369A JP 2001064066 A JP2001064066 A JP 2001064066A JP 2001064066 A JP2001064066 A JP 2001064066A JP 2001341369 A JP2001341369 A JP 2001341369A
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- paper
- housing
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- Prior art date
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- Granted
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
ンタにおいて、排出される連続紙を取り易くするととも
に、スリップ紙の挿入面を長く取ることができるプリン
タを提供する。 【解決手段】 本発明のプリンタ10においては、筐体
20は、上面側にロール紙Pの投入開口21を形成し、
その内部にロール紙Pの収納部22を備える。蓋体30
は、投入開口21を開閉するためのものであり、その上
面前方側はスリップ紙Sを挿入するためのスリップ紙挿
入面31になっている。このスリップ紙挿入面31の一
方の側縁には、スリップ紙Sの挿入方向に沿ってスリッ
プ紙ガイド32が形成されている。ロール紙Pの排紙口
25は、蓋体30の閉成時に、筐体20と蓋体30の先
端との突合せ部分の間隙によって形成され、スリップ紙
挿入面31よりも下方に位置している。また、蓋体30
の上面後方側には、スリップ紙印字部60が備えられて
いる。
Description
紙の双方へ印刷を行うことが可能なプリンタに関する。
いられる連続紙へ印字を行うプリンタや、パーソナルチ
ェック用紙等に用いられるスリップ紙へ印字を行うプリ
ンタが広く利用されている。特に、最近では、連続紙の
印字機能とスリップ紙の印字機能を備え、1台で連続紙
とスリップ紙の双方へ印字を行うことが可能なプリンタ
も用いられるようになっている。
字を行うことが可能な従来のプリンタの外観斜視図であ
る。同図に示すプリンタ100は、前方側に、スリップ
紙Sが挿入されるスリップ紙挿入面101と、このスリ
ップ紙挿入面101に挿入されるスリップ紙Sへ印字を
行うスリップ紙印字部102が備えられている。また、
プリンタ100の後方側には、ロール紙を収納する図示
しないロール紙収納部と、このロール紙へ印字を行うロ
ール紙印字部103と、印字されたロール紙の紙端を排
出する紙排口104が備えられている。
来のプリンタのように、前方側にスリップ紙の印字機構
を備え、後方側にロール紙の印字機構を備えた場合に
は、設置する位置によってはプリンタ後方側の排紙口か
ら排出されるロール紙が取りづらいことがあった。ま
た、スリップ紙の挿入を容易にするためには、スリップ
紙挿入面の奥行きを広く取ることが好ましいが、これに
よってプリンタの全長が大きくなり、小型化の要求に反
することとなる。
方へ印刷を行うプリンタにおいて、排出される連続紙を
取り易くするとともに、スリップ紙の挿入面を長く取る
ことができるプリンタを提供することにある。
め、本発明のプリンタは、連続紙とスリップ紙の双方へ
印刷を行うプリンタにおいて、上面側に前記連続紙の投
入開口を備え、内部の連続紙収納部に該連続紙を投入可
能とする筐体と、前記筐体に対し、回動可能にその後端
側を軸支し、その開閉により前記投入開口を開放又は閉
成する蓋体であって、該閉成時にその先端と筐体間に前
記連続紙を筐体外へ引き出すための連続紙排紙口を形成
するとともに、上面前方側をスリップ紙挿入面とするも
のと、前記筐体内部に設置されて前記連続紙へ印刷を行
う連続紙印刷手段と、前記蓋体の上面後方側に設置さ
れ、前記スリップ紙挿入面より挿入される前記スリップ
紙へ印刷を行うスリップ紙印刷手段とを備えて構成され
ている。このため、前記スリップ紙挿入面より前方側に
前記連続紙排出口を形成することができ、排出される連
続紙が取り易くなるとともに、前記蓋体の上面側に前記
スリップ紙が挿入されるため、スリップ紙挿入面を長く
取ることができる。
紙挿入面より下方に設置させることが好ましい。この場
合には、前記スリップ紙の挿入・排出が前記連続紙排紙
口に妨げられることがない。また、前記スリップ紙が前
記スリップ紙挿入面をはみ出して前記連続紙排紙口に達
するような大きさであっても、その平坦を保つことがで
きるため、印刷に支障が生じることがない。
紙挿入面上のスリップ紙の挿入方向に沿って形成され、
前記スリップ紙の幅方向を位置決めするスリップ紙ガイ
ドを備えることが好ましい。このスリップ紙ガイドを備
えることによって、前記スリップ紙の幅方向の位置が決
められ、印刷ずれ等を防止することができる。
転に対し、該蓋体の閉成前にこれに緩衝を与える緩衝手
段を備えることが好ましい。この場合には、前記蓋体が
閉成してしまうことを防止することができる。
検出手段と、前記スリップ紙の印刷命令を受けたとき
に、前記開閉検出手段により前記蓋体の開放が検出され
ている場合には、前記スリップ紙への印刷を行わない印
刷制御手段とを備えることが好ましい。前記蓋体がわず
かでも開放されている場合には、前記スリップ紙挿入面
の水平を保つことができず、印刷に支障が生じる場合が
あるため、前記蓋体が開放されている場合には前記スリ
ップ紙の印刷を行わないことによって、印刷に支障が生
じることを未然に防止することができる。
する空間を備え、当該連続紙に印刷を行う第1の印刷ヘ
ッドを収容する筐体と、前記筐体に対し回動可能に軸支
され、第1の回動位置(以下、閉状態。)において前記
空間に収納された連続紙を覆うとともに、第2の回動位
置(以下、開状態。)において前記空間に連続紙を装填
可能とする蓋体であって、前記閉状態において前記筐体
との間に連続紙を排出するための連続紙排紙口を形成す
る蓋体と、前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記
筐体に対して回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に
移動可能に支持された移動フレームと、前記移動フレー
ムに支持され、前記蓋体が前記閉状態にあるときに前記
連続紙排紙口において連続紙を切断可能な第1のカッタ
ー刃と、を有し、前記閉状態における前記蓋体の回動先
端と前記第1のカッター刃先端との距離が、前記開状態
における前記蓋体の回動先端と前記第1のカッター刃先
端との距離より小さいことを特徴とする。
において、第1のカッター刃の刃先が蓋体の先端から離
れた位置に移動することになり、オペレータがカッター
刃の先端に触れることを蓋体の先端によって防止でき
る。従って、蓋体開放時の作業をより容易且つ安全に行
うことが可能となる。また、前記蓋体によって前記移動
フレームを移動可能に支持し、これらを連結させること
によって、前記蓋体を回動させた時に、同時に前記アー
ム部材を回動させることができる。
する空間を備え、当該連続紙に印刷を行う第1の印刷ヘ
ッドを収容する筐体と、前記筐体に対し回動可能に軸支
され、閉状態において前記空間に収納された連続紙を覆
うとともに、開状態において前記空間に連続紙を装填可
能とする蓋体であって、前記閉状態において前記筐体と
の間に連続紙を排出するための連続紙排紙口を形成する
蓋体と、前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記筐
体に対して回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に移
動可能に支持された移動フレームと、前記移動フレーム
に支持され、前記蓋体が前記閉状態にあるときに前記連
続紙排紙口において連続紙を切断可能な第1のカッター
刃と、を有し、前記閉状態における前記蓋体の裏面と前
記第1のカッター刃先端との距離が、前記開状態におけ
る前記蓋体の裏面と前記第1のカッター刃先端との距離
より大きいことを特徴とする。
において、第1のカッター刃の刃先が蓋体の裏面に接近
することになり、オペレータがカッター刃の先端に触れ
ることを蓋体によって防止できる。従って、蓋体開放時
の作業をより容易且つ安全に行うことが可能となる。
する空間を備え、当該連続紙に印刷を行う第1の印刷ヘ
ッドを収容する筐体と、前記筐体に対し回動可能に軸支
され、閉状態において前記空間に収納された連続紙を覆
うとともに、開状態において前記空間に連続紙を装填可
能とする蓋体であって、前記閉状態において前記筐体と
の間に連続紙を排出するための連続紙排紙口を形成する
蓋体と、前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記筐
体に対して回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に移
動可能に支持された移動フレームと、前記移動フレーム
に支持され、前記蓋体が前記閉状態にあるときに前記連
続紙排紙口において連続紙を切断可能な第1のカッター
刃と、を有し、前記開状態において前記蓋体が前記第1
のカッター刃先端を収納することを特徴とする。
において、第1のカッター刃の刃先が蓋体に収納される
ので、オペレータがカッター刃の先端に触れることを蓋
体によって防止できる。従って、蓋体開放時の作業をよ
り容易且つ安全に行うことが可能となる。
に設けられた第2のカッター刃を有し、前記第1のカッ
ター刃は、前記蓋体の閉状態において、前記連続紙排紙
口の位置で当該第2のカッター刃と相対的に交叉するこ
とにより、前記連続紙を切断するように構成してもよ
い。かかる構成においては蓋体を開放した際に、これに
保持された第1のカッター刃を保護することにより、カ
ッターの性能を維持することが可能となる。
移動させて前記第1のカッター刃と交叉させる駆動機構
を前記筐体側に有することが望ましい。これにより、蓋
体側のカッター機構を簡略にし、蓋体を軽量化して操作
性を向上させることができる。
前記移動フレームとを相互にスライド可能に連結する連
結手段を備える構成としてもよい。これにより、当該連
結手段、蓋体の回動軸及び移動フレームの回動軸とでト
ラス構造を形成することが可能となり、開放動作途中に
おける蓋体の捻れ剛性を高めることが可能となる。従っ
て、蓋体の開放動作をより円滑に行うことができる。
動フレームのいずれか一方の側に設けられた長孔と、他
方の側に設けられ前記長孔内をスライドする支軸とを備
えることが望ましい。これにより、連結手段による上記
の剛性向上の効果をより高めることができる。
レームに支持されたプラテンを有し、前記蓋体の閉状態
において、前記第1の印刷ヘッドと前記プラテンとで連
続紙を挟持して印刷を行うように構成されることが望ま
しい。これにより、蓋体の回動先端及び上記のプラテン
によってオペレータが第1のカッター刃にさらに触れに
くい構成とすることが可能となり、筐体開放時の作業を
より安全に行うことができる。
カッター刃先端の回動軌跡は、前記蓋体の回動先端の回
動軌跡の内側にあることが望ましい。これにより、蓋体
開放動作の任意の時点(蓋体の位置)においても蓋体閉
成時よりカッター刃を後退させることが可能となり、作
業をより安全に行うことができる。
搭載され、単票紙に印刷を行う第2の印刷ヘッドをさら
に有するように構成してもよい。かかる構成においては
蓋体の開放時において、上記の互いに回動軸の異なる蓋
体と移動フレームとによって蓋体に搭載された第2の印
刷ヘッドを支持することにより、蓋体の開閉動作をより
円滑に行うことが可能となる。
に沿って説明する。図1及び図2は蓋体閉成時の一実施
形態に係るプリンタを示す図であり、図1は外観斜視
図、図2は側断面図である。
ル紙とスリップ紙の双方へ印刷を行うことが可能なプリ
ンタである。このプリンタ10は、概略的に、ロール紙
を収納するとともに、このロール紙へ印字を行う印字機
構等を備えた筐体20と、筐体20の上面側を覆う蓋体
30と、ロール紙を切断する切断刃の一方を備えたアー
ム部材40と、挿入されるスリップ紙へ印字を行うスリ
ップ紙印字部60を含んで構成されている。
の筐体20は、上面側にロール紙Pの投入開口21を形
成し、その内部にロール紙Pの収納部22を備える。ロ
ール紙Pは、収納部22内で回転自在に保持されてお
り、その一端は筐体20内で前方側に引き出され、蓋体
30の閉成時に形成される搬送路23を通過する。ま
た、搬送路23上には、サーマル式の印字ヘッド24が
設置されており、該印字ヘッド24によって、ホストコ
ンピュータから受信した印字命令に従って、ロール紙P
上に印字が行われる。
0と蓋体30の先端との突合せ部分の間隙によって形成
されるものである。この排紙口25は、後述のスリップ
紙挿入面31の面高さ位置よりも下方に位置しており、
スリップ紙挿入面31の延長線上に突出しないようにな
っている。印字ヘッド24によって印字されたロール紙
Pの紙端は、搬送路23を通って、この排紙口25から
外部に引き出される。また、プリンタ10は、ロール紙
Pからその印字された紙端を切断し、内装したロール紙
Pの部分と分離するために、印字ヘッド24の下流側、
すなわち排紙口25の内側に、カッター機構50を備え
る。基本的に、カッター機構50は、一対の固定刃51
及び可動刃52と、ロール紙Pの切断時に可動刃52を
駆動する図示しない駆動部によって構成される。ここで
固定刃51は、後述のアーム部材40側に固定され、可
動刃52は、筐体20側に固定されている。収納部22
から引き出されて印字ヘッド24によって印字されたロ
ール紙Pの紙端は、この固定刃51と可動刃52の間隙
を抜けて、排紙口25から外へ出る。固定刃51と可動
刃52とは、互いの刃面が、はさみの如く摺接しながら
交叉するように配置されており、可動刃52を閉じた状
態で、両刃面によってその間にあるロール紙Pが切断さ
れる。
に形成された投入開口21を開閉するための蓋体30を
備える。この蓋体30の上面前方側は、スリップ紙Sへ
印刷する際に、該スリップ紙Sを挿入するためのスリッ
プ紙挿入面31になっている。スリップ紙挿入面31
は、平坦な面であり、かつ、蓋体30の閉成時にほぼ水
平な面となる。さらに、スリップ紙挿入面31の一方の
側縁には、スリップ紙Sの挿入方向に沿ってスリップ紙
ガイド32が形成されている。スリップ紙挿入面31上
に置かれるスリップ紙Sの一方の側縁を、スリップ紙ガ
イド32に当接させることによって、スリップ紙Sの幅
方向の位置が決められる。また、蓋体30は、後端側に
備えられた接続フレーム33によって、筐体20に対し
て回動可能に接続されている。
に一対のアーム部材40を備える。このアーム部材40
の先端側には、その刃面が前方に突出するように固定さ
れた固定刃51と、蓋体30の閉成時に印字ヘッド24
に対向するプラテン41が備えられている。また、アー
ム部材40は、後端側において筐体20に対して回動可
能に接続されている。アーム部材40の詳細については
後述する。図2に示すように、蓋体30の閉成時には、
アーム部材40は筐体20の内部に位置し、先端の固定
刃51が蓋体30の先端から僅かに露出した状態とな
る。
上面後方側に備えられる。このスリップ紙印字部60
は、そのカバー60a内に、スリップ紙挿入面31上に
挿入されたスリップ紙Sへ印字を行うために、印字ヘッ
ド61と搬送ローラ62を備えている。印字ヘッド61
は、シリンダ式のものであり、スリップ紙Sの幅方向に
平行をなして所定間隔で並んだドットピンを内蔵してい
る。印刷時にはホストコンピュータから受信した印字命
令に従って、印字ヘッド61は、スリップ紙Sの幅方向
に上記ドットピン間隔のストロークで移動し、また、ス
リップ紙Sが搬送ローラ62で送り方向に送られ、これ
により、スリップ紙S上に2次元的な印字を実現する。
印刷終了後、スリップ紙Sは、搬送ローラ62が逆送り
されることによって、スリップ紙挿入面31に戻され
る。
部には、オペレータが操作するスイッチ類を配置したス
イッチパネル11が設けられている。このスイッチ類に
は、例えば、プリンタのオンライン/オフラインの状態
を切り換えるスイッチや、スリップ紙、ロール紙それぞ
れのためのペーパフィードスイッチなどが含まれる。ま
た、スイッチを所定の組合せで操作することによって、
各種テスト印字モードの設定などを行うことができる。
はスリップ紙検出器63が設けられている。本例では、
スリップ紙検出器63は発光部63b及び受光部63a
を有する透過型フォトセンサを用いている。なお、当該
検出器としては反射型フォトセンサやリミットスイッチ
等のあらゆるセンサを用いることが可能である。
係るプリンタを示す図であり、図3は外観斜視図、図4
は側断面図である。これらの図に示すように、蓋体30
は、筐体20に対して、接続フレーム33上に形成され
た支点30aを軸にして図3における上方に開放可能で
ある。蓋体30を開放することによって、ロール紙Pの
交換やプリンタ内部の保守、点検等の作業が可能とな
る。
ド24近傍に備えられた図示しないバネ等の付勢手段に
よって、蓋体30が僅かに開放するように付勢されてい
る。ユーザが図示しない蓋体30の開放スイッチを押下
することによって、筐体20に対する蓋体30のロック
を解除すると、その付勢によって蓋体30が僅かに持ち
上がる。
(40c)によって検出される。本例においては当該開
閉検出は透過型フォトセンサ(26)によってアーム部
材40に設けられた被検出突起40cを検出することに
よって行う。即ち、蓋体30の閉成状態においては被検
出突起40cが透過型フォトセンサの光路を遮蔽し、開
放状態においては被検出突起40cが当該光路を遮らな
い。なお、透過型フォトセンサは他のセンサ、例えば反
射型フォトセンサやリミットスイッチ、リードスイッチ
等のあらゆるセンサと置き換えることができる。 上記
アーム部材40は、筐体20に対し、後端側の支点40
aを軸にして、図3における上方に回転可能である。こ
こで、アーム部材40の支点40aは、蓋体30の支点
30aに対し、筐体20の前後の向きに関し前方側に位
置している。このアーム部材40の長手方向の中間近傍
には、支軸40bが形成されている。また、蓋体30の
裏面側には、該裏面に対して平行をなす形状の長孔30
bが形成されている。アーム部材40に形成された支軸
40bは、蓋体30に形成された長孔30b内を摺動す
ることができ、蓋体30が閉成されている時には蓋体3
0の先端側に位置し、蓋体30が最大限に開放されてい
る時には蓋体30の後端側に位置する。
蓋体30とアーム部材40は、相互にスライド可能に連
結されており、アーム部材40の回転動作を蓋体30の
開閉動作に協調させることができる。このため、蓋体3
0を開放させることによって、同時にアーム部材40を
回転させる、すなわち固定刃51及びプラテン41を上
方に持ち上げることができる。
蓋体30と、これとは異なる支点40aを軸に回転可能
なアーム部材40とを、長孔30bと支軸40bによっ
て相互にスライド可能に連結して、アーム部材40の回
転動作を蓋体30の開閉動作に協調させることによっ
て、蓋体30の先端に対する固定刃51の相対位置を変
えることができるようになっている。
閉成時には、アーム部材40の先端側に固定された固定
刃51は、蓋体30の先端から僅かに露出している。こ
れに対し、図4に示すように、蓋体30の開放時には、
その開放動作に協調してアーム部材40が上方に引き上
げられ、アーム部材40の先端側に固定された固定刃5
1は、アーム部材40と蓋体30の回動支点のずれか
ら、蓋体30の後端側に接近する方向に移動するととも
に、蓋体30の裏面側に接近する方向に移動し、固定刃
51が蓋体30の裏面側に後退するようになっている。
ーム部材40の先端側に固定刃51を固定し、蓋体30
とアーム部材40とを異なる支点で回動させており、蓋
体30の閉成時には、固定刃51を蓋体30の先端から
露出させ、蓋体30の開放時には、固定刃51を蓋体3
0の裏面側に後退させている。このため、蓋体の先端に
切断刃が固定された従来のプリンタのように、蓋体の開
放時において切断刃が露出することがないため、切断刃
に特段の注意を払う必要がなく、ロール紙の交換やプリ
ンタ内部の保守、点検等の作業を容易に行うことが可能
となる。
40を備えているが、アーム部材40の回転動作を蓋体
30の開閉動作に協調させているため、ロール紙交換や
プリンタ内部の保守、点検等の作業を行う際は、従来ど
おりに蓋体30の開閉を行うだけでよく、アーム部材4
0の回転動作を独立して行わせる必要がないため、作業
が煩雑になることはない。
体30の閉成時に筐体20と蓋体30の先端との突合せ
部分の間隙によって、ロール紙Pの排紙口25が形成さ
れる。また、蓋体30の上面前方側がスリップ紙挿入面
31になっており、上面後方側にスリップ紙印字部60
が備えられている。
前方側に位置する構造となる。このため、従来のプリン
タのように排紙口が後方側に位置する構造と比較する
と、例えば、プリンタが高い所に設置されており、手を
伸ばして排紙口から排出されるロール紙の紙端を取るよ
うな場合には、そのロール紙の紙端が取り易くなる。ま
た、蓋体30の上面後方側にスリップ紙印字部60を配
置することによって、従来のプリンタのように後方側に
ロール紙の印字機構が配置されているために挿入方向の
奥行きを広く取ることができないということがない。
25がスリップ紙挿入面31の面高さ位置よりも下方に
位置しており、スリップ紙挿入面31の延長線上に突出
しないようになっている。このため、スリップ紙Sの挿
入・排出が排紙口25に妨げられることがない。また、
スリップ紙Sがスリップ紙挿入面31をはみ出して排紙
口25に達する大きさであっても、その平坦を保つこと
ができるため、印刷に支障が生じることがない。
重によって自然に閉成方向に回転してしまうことがあ
る。特に上述のプリンタ10においては、蓋体30の上
面側にスリップ紙印字部60が設置されているため、こ
れら蓋体30とスリップ紙印字部60の自重によって蓋
体30が閉成方向に回転し易くなっている。このような
場合には、蓋体開放時の作業が煩雑になるため、蓋体3
0の閉成方向の回転に対して緩衝を与えることが好まし
い。
に対して緩衝を与える構造の動きを説明する図であり、
図5は蓋体を最大限開放した状態、図6は蓋体の閉成方
向の回転に対して緩衝を与えた状態、図7は蓋体を完全
に閉成した状態を示す。
続された接続フレーム33にはピン501が設置されて
いる。また、筐体20には、板状バネ502が設置され
ている。板状バネ502は、曲折点502a、502b
で曲折しており、その末端側が筐体20に固定されてい
る。
した場合には、ピン501と板状バネ502は離れてい
る。しかし、該蓋体30とスリップ紙印字部60の自重
によって、蓋体30が支点30aを軸に徐々に閉成方向
に回転していくにしたがって、ピン501は、徐々に板
状バネ502に近付く。そして、蓋体30の開放角度が
所定角度になったときに、ピン501は、板状バネ50
2に当接する。
も、蓋体30とスリップ紙印字部60の自重によって、
蓋体30はさらに閉成方向に回転していく。このため、
ピン501は、板状バネ502を前方側に押圧しつつ、
板状バネ502の末端側に摺動する。一方、板状バネ5
02は、前方側に撓んでいき、この撓みが大きくなるに
連れて、ピン501を後方に押しやる力、すなわち、蓋
体30の閉成方向の回転を緩衝する力が徐々に大きくな
る。そして、蓋体30とスリップ紙印字部60の自重に
よって、蓋体30を閉成方向に回転させようとする力
と、板状バネ502の撓みによって、蓋体30の閉成方
向の回転を緩衝させようとする力とが均衡した時点で、
図6に示すように、蓋体30が静止する。
すると、この押圧力によって蓋体30はさらに閉成方向
に回転していく。このため、ピン501は、さらに板状
バネ502を前方側に押圧しつつ、板状バネ502の末
端側に摺動し、曲折点502aを超える。ピン501が
この曲折点502aを超えると、板状バネ502の撓み
が解放される。そして、図7に示すように、蓋体30が
完全に閉成されると、ピン501は板状バネ502の曲
折点502aと502bの間に当接して静止する。
置し、筐体20側に板状バネ502を設置し、蓋体30
が閉成方向に回転するにしたがって、ピン501により
板状バネ502を前方側に撓ませることによって、蓋体
30の閉成方向の回転を緩衝する力が生成される。この
ため、蓋体30とスリップ紙印字部60の自重によっ
て、蓋体30を閉成方向に回転させようとする力と、板
状バネ502の撓みによって、蓋体30の閉成方向の回
転を緩衝する力とが均衡した時点で、蓋体30の閉成方
向の回転が停止し、蓋体30が閉成してしまうことを防
止することができる。
リップ紙Sへの印字を支障なく行うためには、スリップ
紙挿入面31を水平に保つ、すなわち、蓋体30を完全
に閉成させる必要がある。したがって、蓋体30が完全
に閉成していない場合には、スリップ紙Sへ印字を行わ
ないことが好ましい。
るブロック図である。同図において、制御部800は、
インターフェース部801を介してのホストコンピュー
タとの通信制御を行う。また、制御部800は、ホスト
コンピュータから送信される各種命令を解析し、プリン
タ10の全体の制御を司る。具体的には、ホストコンピ
ュータからスリップ紙への印字命令を受信した場合に
は、制御部800は、後述の状態検出部802に対し
て、上記蓋体30の開閉状態の検出を指示したり、上記
スリップ紙印字部60内の印字ヘッド61や搬送モータ
62の動作を制御する。
要なROM、RAM、ゲートアレイ等のロジック回路か
ら主として構成されている。制御部における処理は後述
するが、当該処理はROMに格納された制御プログラム
に基づいて行われる。また、ROMにはEEPROMや
フラッシュRAM等を用いることができ、RAM上に制
御プログラムをロードしてこれを実行することもでき
る。後者の場合には、制御プログラムのソースとしてあ
らゆる情報記録媒体を用いることができるほか、インタ
ーネット等のWANやLANを経由して当該制御プログ
ラムをロードすることができる。
検出する機能ブロックであり、例えば蓋体30の開閉状
態や、スリップ紙の有無を検出する。従って、上述の蓋
体開閉検出器25やスリップ紙検出器63等が含まれ
る。上記の蓋体開閉検出器25は、蓋体30が筐体20
にロックされて完全に閉成状態になった場合にのみ、発
光部からの光が蓋体30側の部材に遮られて受光部に達
しなくなるような位置に設置されている。このため、状
態検出部802によって、受光部が発光部からの光を検
出しているときは蓋体30の開放状態を、検出していな
いときは蓋体30の閉成状態をそれぞれ検出することが
できる。
紙への印字命令が送信される場合の処理のフローチャー
トである。制御部800は、ホストコンピュータからデ
ータを受信すると(ステップ900)、そのデータの内
容を解析して、スリップ紙への印字命令であるか否かを
判定する(ステップ901)。スリップ紙への印字命令
でなかった場合には、所定のデータ処理を行い(ステッ
プ904)、当該ルーチンを終了する。
は、制御部800は、蓋体30が閉成しているか否かを
判定する(ステップ902)。具体的には、制御部80
0は、状態検出部802に対して、蓋体30の開閉状態
を検出する指示を送る。例えば、透過型フォトセンサの
LEDに電流を供給する。状態検出部802は、内蔵す
るフォトセンサの受光部の受光状態を確認する。そし
て、受光部が発光部からの光を受けていれば、蓋体30
が開放状態であることを検出し、発光部からの光を受け
ていなければ、蓋体30が閉成状態であることを検出し
て、検出結果を検出結果を制御部800に送る。制御部
800は、状態検出部802から送られる検出結果に基
づいて、蓋体30が閉成しているか否かを判定する。
は、制御部800は、ホストコンピュータから送られた
印字命令に基づいて、印字ヘッド61や搬送モータ62
の動作を制御して、スリップ紙Sへ印字を行う(ステッ
プ903)。
は、蓋体30の閉成状態が検出されるまで、例えばスイ
ッチパネル11内に設けられたエラー表示用LEDを点
滅させる等の所定のエラー処理を行う(ステップ90
5)。
ない場合には、スリップ紙Sへ印字を行わないことによ
り、蓋体30の上面側のスリップ紙挿入面31が水平で
ないことによって生じる印字不良を防止することができ
る。
を印刷する場合の制御フローチャートを示す。ホストコ
ンピュータやPOS端末等のホスト装置からデータを受
信すると(ステップ910)、当該データを解析してレ
シートへの印字命令か否かを判断する(ステップ91
1)。なお、ホストから受信したデータは一旦FIFO
形式の受信バッファに格納してもよい。また、レシート
への印字命令は「レシート選択コマンド」及びこれに続
く「印字データ」の形式で構成されてもよい。
った場合には、ステップ912において当該データの解
析及び処理が行われる。その詳細については説明を割愛
する。
と、後述する「スリップ紙エラー機能」が選択されてい
るか否かが判断される(ステップ913)。スリップ紙
エラー機能とは、スリップ紙が検出された場合には、そ
のスリップ紙がレシート(ロール紙)の排出口を覆い、
これを塞いでいるおそれがあることから、これによるレ
シート紙の紙詰まりを回避するために、レシート紙への
印刷を行わないという機能である。かかる機能は、例え
ば印刷するレシート紙の長さが十分短い場合などにはス
リップ紙があっても紙ジャムにまでは至らないため、用
途によっては必要がなく、印字を行わないことが却って
処理効率の低下を招くこともある。従って、本例ではホ
スト装置からの所定のコマンドに応じて、当該機能を選
択(許可)又は非選択(禁止)に設定することができ
る。当該設定状態はRAM等に格納され、判断時(ステ
ップ913)に参照される。当該機能が非選択状態の場
合には、スリップ紙の有無にかかわらず、ステップ91
6においてレシートの印刷が行われる。
は、スリップ紙印字部にスリップ紙がセットされている
か否かが判断される(ステップ914)。この判断は上
述のスリップ紙検出器63からの情報に基づいて行われ
る。スリップ紙が検出された場合には、レシート紙への
印刷は行われず、スリップ紙の除去をオペレータに促す
ために、例えばスイッチパネルに設けられたエラー表示
LEDの点滅等のエラー処理を行う(ステップ91
5)。なお、当該エラー状態は、例えば自動ステータス
送信機能を用いる等して、ホスト装置に通知することが
望ましい。スリップ紙が検出されなかった場合には、レ
シートの印刷が行われる(ステップ916)。
であるプリンタを示す。図中、上記の実施例に対応する
要素、構成には、それぞれ上記の実施例と同一の番号を
付して説明を省略する。本実施形態は上記の実施形態
を、量産性等を考慮して、更に改良したものである。主
な改良点は、次のとおり。
イッチ類の位置を変更した。即ち、上記の実施形態にお
いては当該スイッチ類を配置したスイッチパネルはスリ
ップ紙印字部60の上面に設けられているが、本実施形
態においては、操作性の改善を図るべく、図11及び図
13に示すように、ロール紙Pを収容する筐体20の側
であって、蓋体30の右横に配置した。これにより、蓋
体30を開放した状態でもスイッチ類の操作を行うこと
が容易となり、例えば、ロール紙交換中におけるスリッ
プ紙印字部60のテスト印字等を容易に行うことができ
る。
変更した。即ち、上記の実施形態においては、図2及び
図4に示すように、印字ヘッド24は印字素子の配置さ
れた面(以下、印字面)を上面にして、プラテン41が
上方から当接するように配置されているが、印字位置と
カッターによる切断位置とを極力接近させるために、本
実施形態においては、図12及び図14に示すように、
印字ヘッドの側面に印字面を配置した。これにより、印
字位置と切断位置の距離、即ち上端マージンをちいさく
することが可能となり、ロール紙の利用効率が向上す
る。
を示すための斜視図である。図15は、接続フレーム3
3に固定された蓋体30のユニットである。上述のよう
に、当該蓋体ユニットにはスリップ印字部60が設けら
れており、支点30aを中心に回動することによって、
筐体20に対して開平するようになっている。図16
は、アーム部材40サブアセンブリであり、アーム部材
40にプラテン41、固定刃51が取り付けられてい
る。
明したが、本発明は上記実施形態において示された事項
に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の
記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更
・応用を行うことができる範囲が含まれる。
長孔30bを形成し、アーム部材40に支軸40bを形
成したが、蓋体に支軸を形成し、アーム部材に長孔を形
成してもよい。また、例えばバネ等で蓋体とアーム部材
とを連結して、アーム部材の回転動作を蓋体の開閉動作
に協調させるようにしてもよい。
をアーム部材40側に備え、可動刃52を筐体20側に
備えたが、アーム部材側に可動刃を備え、筐体側に固定
刃を備えるようにしてもよい。また、蓋体30のスリッ
プ紙挿入面31の一方の側縁にスリップ紙ガイド32を
形成したが、筐体20の投入開口21の一方の側縁に形
成するようにしてもよい。
プ紙Sの双方へ印刷を行うことが可能なプリンタであっ
たが、ロール紙以外の連続紙へ印刷を行うプリンタにつ
いても、同様に本発明を適用することができる。
口がプリンタの前方側に位置する構造となるため、排出
される連続紙が取り易くなる.また、蓋体の上面後方側
をスリップ紙挿入面とすることにより、スリップ紙挿入
面を長く取ることができる。
りも下方に位置しており、スリップ紙の挿入・排出が連
続紙排紙口に妨げられることがない。さらに、スリップ
紙がスリップ紙挿入面をはみ出して連続紙排紙口に達す
る大きさであっても、その平坦を保つことができるた
め、印刷に支障を生じることがない。また、スリップ紙
挿入面の一方の側縁に、スリップ紙の挿入方向に沿って
スリップ紙ガイドを形成することによって、スリップ紙
の幅方向の位置を決めることができる。
る閉成方向の回転に対し、該蓋体の閉成前にこれに緩衝
を与えることにより、蓋体が閉成してしまうことを防止
することが可能となる。また、蓋体が開放している場合
には、スリップ紙への印刷を行わないため、印刷に支障
が生じることを未然に防止することができる。
態に係るプリンタの外観斜視図である。
態に係るプリンタの側断面図である。
態に係るプリンタの外観斜視図である。
態に係るプリンタの側断面図である。
造の動きを説明する図であって、蓋体を最大限開放した
状態を示す図である。
造の動きを説明する図であって、蓋体の閉成方向の回転
に対して緩衝を与えた状態を示す図である。
造の動きを説明する図であって、蓋体を完全に閉成した
状態を示す図である。
である。
令が送信される場合の処理のフローチャートである。
命令が送信される場合の処理のフローチャートである。
施形態に係るプリンタの外観斜視図である。
施形態に係るプリンタの側断面図である。
施形態に係るプリンタの外観斜視図である。
施形態に係るプリンタの側断面図である。
分斜視図である。
分斜視図である。
が可能な従来のプリンタの外観斜視図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 連続紙とスリップ紙の双方へ印刷を行う
プリンタにおいて、 上面側に前記連続紙の投入開口を備え、内部の連続紙収
納部に該連続紙を投入可能とする筐体と、 前記筐体に対し、回動可能にその後端側を軸支し、その
開閉により前記投入開口を開放又は閉成する蓋体であっ
て、該閉成時にその先端と筐体間に前記連続紙を筐体外
へ引き出すための連続紙排紙口を形成するとともに、上
面前方側をスリップ紙挿入面とするものと、 前記筐体内部に設置されて前記連続紙へ印刷を行う連続
紙印刷手段と、 前記蓋体の上面後方側に設置され、前記スリップ紙挿入
面より挿入される前記スリップ紙へ印刷を行うスリップ
紙印刷手段と、を備えることを特徴としたプリンタ。 - 【請求項2】 前記連続紙排紙口を、前記スリップ紙挿
入面より下方に設置させたことを特徴とした請求項1記
載のプリンタ。 - 【請求項3】 前記蓋体又は筐体に、前記スリップ紙挿
入面上のスリップ紙の挿入方向に沿って形成され、前記
スリップ紙の幅方向を位置決めするスリップ紙ガイドを
備えることを特徴とした請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項4】 前記蓋体の自重による閉成方向の回転に
対し、該蓋体の閉成前にこれに緩衝を与える緩衝手段を
備えることを特徴とした請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項5】 前記蓋体の開閉状態を検出する開閉検出
手段と、 前記スリップ紙の印刷命令を受けたときに、前記開閉検
出手段により前記蓋体の開放が検出されている場合に
は、前記スリップ紙への印刷を行わないようにする印刷
制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載
のプリンタ。 - 【請求項6】 連続紙を収納する空間を備え、当該連続
紙に印刷を行う第1の印刷ヘッドを収容する筐体と、 前記筐体に対し回動可能に軸支され、第1の回動位置
(以下、閉状態。)において前記空間に収納された連続
紙を覆うとともに、第2の回動位置(以下、開状態。)
において前記空間に連続紙を装填可能とする蓋体であっ
て、前記閉状態において前記筐体との間に連続紙を排出
するための連続紙排紙口を形成する蓋体と、 前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記筐体に対し
て回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に移動可能に
支持された移動フレームと、 前記移動フレームに支持され、前記蓋体が前記閉状態に
あるときに前記連続紙排紙口において連続紙を切断可能
な第1のカッター刃と、を有し、 前記閉状態における前記蓋体の回動先端と前記第1のカ
ッター刃先端との距離が、前記開状態における前記蓋体
の回動先端と前記第1のカッター刃先端との距離より小
さいことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項7】 連続紙を収納する空間を備え、当該連続
紙に印刷を行う第1の印刷ヘッドを収容する筐体と、 前記筐体に対し回動可能に軸支され、第1の回動位置
(以下、閉状態。)において前記空間に収納された連続
紙を覆うとともに、第2の回動位置(以下、開状態。)
において前記空間に連続紙を装填可能とする蓋体であっ
て、前記閉状態において前記筐体との間に連続紙を排出
するための連続紙排紙口を形成する蓋体と、 前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記筐体に対し
て回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に移動可能に
支持された移動フレームと、 前記移動フレームに支持され、前記蓋体が前記閉状態に
あるときに前記連続紙排紙口において連続紙を切断可能
な第1のカッター刃と、を有し、 前記閉状態における前記蓋体の裏面と前記第1のカッタ
ー刃先端との距離が、前記開状態における前記蓋体の裏
面と前記第1のカッター刃先端との距離より大きいこと
を特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 【請求項8】 連続紙を収納する空間を備え、当該連続
紙に印刷を行う第1の印刷ヘッドを収容する筐体と、 前記筐体に対し回動可能に軸支され、第1の回動位置
(以下、閉状態。)において前記空間に収納された連続
紙を覆うとともに、第2の回動位置(以下、開状態。)
において前記空間に連続紙を装填可能とする蓋体であっ
て、前記閉状態において前記筐体との間に連続紙を排出
するための連続紙排紙口を形成する蓋体と、 前記蓋体の回動軸と異なる位置において前記筐体に対し
て回動可能に軸支されるとともに前記蓋体に移動可能に
支持された移動フレームと、 前記移動フレームに支持され、前記蓋体が前記閉状態に
あるときに前記連続紙排紙口において連続紙を切断可能
な第1のカッター刃と、を有し、 前記開状態において前記蓋体が前記第1のカッター刃先
端を収納することを特徴とする請求項1に記載のプリン
タ。 - 【請求項9】 請求項6に記載のプリンタにおいて、前
記筐体側に設けられた第2のカッター刃を有し、前記第
1のカッター刃は、前記蓋体の閉状態において、前記連
続紙排紙口の位置で当該第2のカッター刃と相対的に交
叉することにより、前記連続紙を切断することを特徴と
するプリンタ。 - 【請求項10】 請求項9記載のプリンタにおいて、前
記第2のカッター刃を移動させて前記第1のカッター刃
と交叉させる駆動機構を前記筐体側に有することを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項11】 請求項6に記載のプリンタにおいて、
前記蓋体と前記移動フレームとを相互にスライド可能に
連結する連結手段を備えたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項12】 請求項11記載のプリンタにおいて、
前記連結手段は、前記蓋体と前記移動フレームのいずれ
か一方の側に設けられた長孔と、他方の側に設けられ前
記長孔内をスライドする支軸とを備えたことを特徴とす
るプリンタ。 - 【請求項13】 請求項6に記載のプリンタにおいて、
前記移動フレームに支持されたプラテンを有し、前記蓋
体の閉状態において、前記第1の印刷ヘッドと前記プラ
テンとで連続紙を挟持して印刷を行うことを特徴とする
プリンタ。 - 【請求項14】 請求項6に記載のプリンタにおいて、
前記第1のカッター刃先端の回動軌跡は、前記蓋体の回
動先端の回動軌跡の内側にあることを特徴とするプリン
タ。 - 【請求項15】 請求項6に記載のプリンタにおいて、
前記蓋体に搭載され、単票紙に印刷を行う第2の印刷ヘ
ッドをさらに有することを特徴とするプリンタ。 - 【請求項16】 請求項7に記載のプリンタにおいて、
前記筐体側に設けられた第2のカッター刃を有し、前記
第1のカッター刃は、前記蓋体の閉状態において、前記
連続紙排紙口の位置で当該第2のカッター刃と相対的に
交叉することにより、前記連続紙を切断することを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項17】 請求項16記載のプリンタにおいて、
前記第2のカッター刃を移動させて前記第1のカッター
刃と交叉させる駆動機構を前記筐体側に有することを特
徴とするプリンタ。 - 【請求項18】 請求項7に記載のプリンタにおいて、
前記蓋体と前記移動フレームとを相互にスライド可能に
連結する連結手段を備えたことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項19】 請求項18記載のプリンタにおいて、
前記連結手段は、前記蓋体と前記移動フレームのいずれ
か一方の側に設けられた長孔と、他方の側に設けられ前
記長孔内をスライドする支軸とを備えたことを特徴とす
るプリンタ。 - 【請求項20】 請求項7に記載のプリンタにおいて、
前記移動フレームに支持されたプラテンを有し、前記蓋
体の閉状態において、前記第1の印刷ヘッドと前記プラ
テンとで連続紙を挟持して印刷を行うことを特徴とする
プリンタ。 - 【請求項21】 請求項7に記載のプリンタにおいて、
前記第1のカッター刃先端の回動軌跡は、前記蓋体の回
動先端の回動軌跡の内側にあることを特徴とするプリン
タ。 - 【請求項22】 請求項7に記載のプリンタにおいて、
前記蓋体に搭載され、単票紙に印刷を行う第2の印刷ヘ
ッドをさらに有することを特徴とするプリンタ。
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