JP2023085818A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷において表裏見当ずれを簡単に低減可能にする。【解決手段】シート両面に順次画像を形成する画像形成装置において、シートを画像形成部(印刷部30)に搬送する搬送手段(挟持ローラ22)の上流側に配設され、搬送手段へ送り込まれるシートのスキュー量を検出する第1のスキュー量検出手段と、搬送手段の下流側に配設され、搬送手段から送り出されるシートのスキュー量を検出する第2のスキュー量検出手段と、を有し、制御手段は、シートの表面に画像形成する際に第1のスキュー量検出手段で検出されたスキュー量に基づいて、搬送手段を用いてシートのスキューを補正するように制御し、補正で補正し切れていないスキュー補正残差が第2のスキュー量検出手段で検出され、検出されたスキュー補正残差に基づいて、シートの裏面に画像形成する際に、搬送手段を用いてシートの表裏見当ずれを低減するようにシートのスキュー量を制御する。【選択図】図4A

Description

本発明は画像形成方法および画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置のいずれか一つ、またはこれらの少なくとも2つ以上を組み合わせた複合機で構成される画像形成装置では、記録媒体としての用紙(用紙)を画像形成部に送り込む直前に、用紙姿勢を補正する補正機構が設けられている。この補正機構は、用紙搬送中に用紙のスキュー量や横レジずれ量をノンストップで検出し、その検出結果に基づいて搬送ローラ(用紙挟持ローラ)で用紙を搬送しつつスキュー補正や横レジずれ補正を行う(特許文献1:特開2014-088263号公報参照)。
しかしながら、このような補正を行っても、スキュー量や横レジずれ量を完全にゼロにするのは難しい。スキュー量や横レジずれ量の補正残差があると、特に両面印刷の印刷品質に問題が生じる。すなわち、補正残差があると両面印刷をしたときに表裏画像の見当が合わず、断裁や折りをした場合にどちらかの面の位置が大きくずれた仕上がりになる。また、表形式の画像を両面印刷すると表裏の罫線枠の位置ずれが目立つ。
特許文献2(特開2005-263463号公報)には、斜行補正手段により斜行補正した後の用紙後端のスキュー量及び反転した用紙先端のスキュー量をそれぞれ検知し、かつ用紙後端のスキュー量と反転した用紙先端のスキュー量との差に応じて斜行補正手段による斜行補正動作を制御する構成が開示されている。これにより、正確な矩形形状ではない用紙の両面に画像を適切に形成するようにしている。
しかしながら、特許文献2の技術によっても、スキュー補正残差があると姿勢補正基準軸となる用紙端に対して画像がスキューするので、両面印刷の場合に表面の補正残差と裏面の補正残差の加算分が表裏見当の誤差になってしまう。そこで本発明の目的は、両面印刷において表裏見当ずれを簡単に低減可能にすることにある。
前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、画像形成部によってシートの両面に順次画像を形成する画像形成装置において、前記シートを前記画像形成部に搬送する搬送手段と、前記搬送手段を制御する制御手段と、前記搬送手段の上流側に配設され、前記搬送手段へ送り込まれるシートのスキュー量を検出する第1のスキュー量検出手段と、前記搬送手段の下流側に配設され、前記搬送手段から送り出されるシートのスキュー量を検出する第2のスキュー量検出手段と、を有し、前記制御手段は、前記シートの表面に画像形成する際に前記第1のスキュー量検出手段で検出されたスキュー量に基づいて、前記搬送手段を用いて前記シートのスキューを補正するように制御し、当該補正で補正し切れていないスキュー補正残差が前記第2のスキュー量検出手段で検出され、当該検出されたスキュー補正残差に基づいて、前記シートの裏面に画像形成する際に、前記搬送手段を用いて前記シートの表裏見当ずれを低減するように前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする。
本発明によれば、両面印刷において表裏見当ずれを簡単に低減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 画像形成部の概略図である。 スキュー・横レジ補正機構の(a)平面図と(b)側面図である。 スキュー・横レジ補正機構のブロック図である。 スキュー・横レジ補正機構のフローチャートである。 スキュー・横レジ補正機構のタイミングチャートである。 (I)~(VI)はスキュー・横レジ補正の工程を示す平面図である。 スキュー・横レジ補正機構の作動説明図である。 スキュー・横レジ補正機構の作動説明図である。 表裏見当合わせ機構のブロック図である。 表裏見当合わせを示す(a)表面印刷時の説明図と(b)裏面印刷時の説明図である。 表裏見当ずれを示す(a)表面印刷時の説明図と(b)裏面印刷時の説明図である。 用紙スキューと印字画像座標の関係を示す図である。 (a)⇒(b)の上下反転処理をした場合の座標変換を示す図である。 表裏見当合わせのフローチャートであって、(a)用紙をスイッチバックする場合のフローチャートと(b)しない場合のフローチャートである。
(●インクジェットプリンタ)
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1Aは液体を吐出する装置としてのラインヘッド方式のインクジェットプリンタ1の概略図である。インクジェットプリンタ1は、液体を付与する付与対象(記録媒体又はシート)としての用紙Pを搬入する搬入部と、前処理部20と、画像形成部30と、乾燥部40と、搬出部50と、反転機構部60を備えている。図1Bは画像形成部30の拡大図である。
インクジェットプリンタ1は、搬入部10から搬入(供給)される用紙Pに対し、前処理手段である前処理部20で必要に応じて前処理液を付与(塗布)する。その後、画像形成部30で液体を付与して所要の印刷を行い、乾燥部40で用紙Pに付着した液体を乾燥させた後、用紙Pを搬出部50に排出する。
搬入部10は、複数の用紙Pを収容する搬入トレイ11(下段搬入トレイ11A、上段搬入トレイ11B)と、搬入トレイ11から用紙Pを1枚ずつ分離して送り出す給送装置12(12A、12B)とを備える。搬入部10から用紙Pを前処理部20に供給する。前処理部20は、例えばインクの色材を凝集させ、裏写りを防止する作用効果を有する処理液を用紙Pの印刷面に付与する処理液付与手段である塗布部21などを備えている。
画像形成部30は、用紙Pを周面に担持して回転する担持部材(回転体)である搬送ドラム31と、搬送ドラム31に担持された用紙Pに向けて液体を吐出する液滴吐出部32を備えている。また、画像形成部30は、前処理部20から送り込まれた用紙Pを受け取って搬送ドラム31との間で用紙Pを渡す渡し胴34と、搬送ドラム31によって搬送された用紙Pを受け取って乾燥部40に渡す受け渡し胴35を備えている。
搬送ドラム31と渡し胴34、および搬送ドラム31と受け渡し胴35は、相互にギヤで連結されている。そして搬送ドラム31、渡し胴34および受け渡し胴35に取り付けられたグリッパで、用紙Pの咥え替えを行いながら用紙Pを搬送するようにしている。
前処理部20から画像形成部30へ搬送されてきた用紙Pは、渡し胴34に設けられた把持手段(用紙グリッパ)によって先端が把持され、渡し胴34の回転に伴って搬送される。渡し胴34により搬送された用紙Pは、搬送ドラム31との対向位置で搬送ドラム31へ受け渡される。
搬送ドラム31の表面にも把持手段(用紙グリッパ)が設けられており、用紙Pの先端が把持手段(用紙グリッパ)によって把持される。搬送ドラム31の表面には、複数の吸引穴が分散して形成され、吸引手段によって搬送ドラム31の所要の吸引穴から内側へ向かう吸い込み気流を発生させる。そして、渡し胴34から搬送ドラム31へ受け渡された用紙Pは、用紙グリッパによって先端が把持されるとともに、吸引手段による吸い込み気流によって搬送ドラム31上に吸着担持され、搬送ドラム31の回転に伴って搬送される。
液滴吐出部32は、液滴を吐出する4つの液滴吐出ユニット33(33A~33D)を備えている。これら液滴吐出ユニット33(33A~33D)は、搬送ドラム31の上側外周に沿って放射状、等間隔かつ図1で左右対称に配設されている。
液滴吐出ユニット33は、ノズルから液体を吐出・噴射する機能部品である。吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。
液滴吐出ユニット33Aはシアン(C)の液体を、液滴吐出ユニット33Bはマゼンタ(M)の液体を、液滴吐出ユニット33Cはイエロー(Y)の液体を、液滴吐出ユニット33Dはブラック(K)の液体を、それぞれ吐出することができる。また、その他、白色、金色(銀色)などの特殊な液体の吐出を行う液滴吐出ユニットを使用することもできる。
液滴吐出部32の各液滴吐出ユニット33は、印刷情報に応じた駆動信号によりそれぞれ吐出動作が制御される。搬送ドラム31に担持された用紙Pが液滴吐出部32との対向領域を通過するときに、吐出ユニット33から各色の液体が吐出され、当該印刷情報に応じた画像が印刷される。
液滴吐出部32で液体が付与された用紙Pは搬送ドラム31から受け渡し胴35に渡され、受け渡し胴35が受け取った用紙Pは搬送機構部41に渡されて、乾燥部(加熱部)40に移送される。乾燥部40は、画像形成部30で用紙P上に付着した液体を乾燥させる。これにより、液体中の水分等の液分が蒸発し、用紙P上に液体中に含まれる着色剤が定着し、また、用紙Pのカールが抑制される。
反転機構部60は、乾燥部40を通過した用紙Pに対して両面印刷を行うときに、スイッチバック方式で、用紙Pを反転する機構である。反転された用紙Pは画像形成部30の搬送経路61を通じて渡し胴34よりも上流側に逆送される。
搬出部50は、複数の用紙Pが積載される搬出トレイ51と、用紙搬送装置502とを備えている。反転機構部60を通じて搬送されてくる用紙Pは、スタック部501上に順次積み重ねられて保持される。
(●スキュー・横レジ補正機構)
前述した液滴吐出ユニット33の上流側に配設された渡し胴34のさらに上流側には、図1Bのように、上下一対のローラで用紙を挟持・搬送する挟持ローラ22が配設されている。当該挟持ローラ22によって、用紙Pのスキュー量や横レジずれ量を補正する用紙姿勢補正機構としてのスキュー・横レジ補正機構が構成される。
ここでスキュー量とは、挟持ローラ22の上流側に配設されるレジストローラによってスキュー取りされた後の用紙Pの側エッジが、用紙搬送方向となす傾斜角をいう。また横レジずれ量とは、スキュー取りされた後の用紙が用紙搬送方向と直角な方向で横ずれした長さをいう。
用紙Pは、挟持ローラ22によって姿勢補正された後、渡し胴34に取り付けられたメカニカルに開閉するグリッパによって用紙先端が咥えられ、その後、渡し胴34⇒搬送ドラム31⇒受け渡し胴35の順に搬送される。
搬送ドラム31の上部外周に配設された液滴吐出ユニット33A~33Dは、それぞれX軸方向(主走査方向)に連なったラインヘッドを有する。そして用紙Pが搬送ドラム31によって各液滴吐出ユニット33A~33Dのヘッド下を搬送される際に、各液滴吐出ユニット33A~33Dからインクを吐出して用紙P上に画像を形成する。インクを吐出するタイミングは、用紙Pが印字タイミングセンサを通過した時点を基準に決定される。
挟持ローラ22の前後には、図2Aに示すように、用紙Pのスキュー量と横レジずれ量を検知する第2のエッジセンサCIS2と第3のエッジセンサCIS3が配設されている。また上流側の第2のエッジセンサCIS2のさらに上流側に、第1のエッジセンサCIS1が配設されている。
第1のエッジセンサCIS1と第2のエッジセンサCIS2によって、搬送手段としての挟持ローラ22へ送り込まれる用紙のスキュー量を検出する第1のスキュー量検出手段が構成される。また、第2のエッジセンサCIS2と第3のエッジセンサCIS3によって、搬送手段としての挟持ローラ22から送り出される用紙のスキュー量を検出する第2のスキュー量検出手段が構成される。
この第1のエッジセンサCIS1と第2のエッジセンサCIS2によって、挟持ローラ22に進入する前の用紙のスキュー量と横レジずれ量を検知するようにしている。エッジセンサCIS1~CIS3は、センサ(受光素子)と光源(LED)、ロッドレンズアレイ(等倍結像系レンズ)を一体化した密着イメージセンサ(Contact Image Sensor)で構成することができる。図2Bに示すように、エッジセンサCIS1~CIS3は、エンコーダ、コントローラ、モータドライバを介して、挟持ローラ22の回動モータ23とシフトモータ24に接続されている。
回動モータ23とシフトモータ24は、挟持ローラ22の初期状態(ホームポジション)からの回動量とシフト量がエンコーダによってそれぞれ計測可能に構成されている。図2Aの回動モータ23とシフトモータ24は、図3A、図3Bのように、挟持ローラ22の一端部にまとめて配設してもよい。こうすることで、回動モータ23とシフトモータ24の駆動系をコンパクトに構成可能になる。またエッジセンサCIS1~CIS3も、図3A、図3Bのように反対側に配設してもよい。
(●スキュー・横レジ補正の例)
図2Cは、回動モータ23とシフトモータ24を作動させるフローチャートである。また、図2Dは、エッジセンサCIS1~CIS3、挟持ローラ22、回動モータ23、シフトモータ24のタイミングチャートである。当該タイミングチャートの上部の区間を示す数字(1)~(6)は、図2Eの(I)~(IV)に対応する。
図2Dの区間1は、第1のエッジセンサCIS1および第2のエッジセンサCIS2による用紙位置ズレ量の算出時間である。図1Aの給送装置12から繰り出された用紙Pは下流側の搬送経路に搬入される。
図2Cに示すように、ステップS1で第1のエッジセンサCIS1が記録媒体としての用紙を検知した後、ステップS2で第2のエッジセンサCIS2が用紙を検知する(図2E(I)参照)。すなわち、用紙Pが図2E(I)のように搬送ローラ28を通過しようとすると、第1のエッジセンサCIS1と第2のエッジセンサCIS2によって用紙Pの位置ズレ量が検出される。この検知した結果(スキュー量と横レジずれ量)から、当該スキュー量と横レジずれ量をゼロとするような挟持ローラ22の回動動作量およびシフト動作量をエンコーダパルス単位で決定する。
図2Dの区間2は、挟持ローラ22の迎え時間である。すなわち、ステップS3~S7の工程で回動モータ23と挟持ローラ22で迎え作動と戻し作動を行う。また、ステップS8~S12の工程でシフトモータ24と挟持ローラ22で迎え作動と戻し作動を行う(図2E(II)~(IIIB)参照)。
図2Dのタイミングチャートでは、一例として、スキュー補正および横レジ補正の迎え動作を行うために回動モータ23とシフトモータ24を正回転するものとする。迎え動作では、挟持ローラ22をスキュー方向および横レジ方向において、区間1で算出した動作量分だけ移動させる。この移動は用紙Pが挟持ローラ22に到達する前に完了する必要がある。(図2E(II))
図2Dの区間3は、用紙位置補正のための戻り時間である。搬送された用紙Pはその先端が挟持ローラ22に搬入される。このとき、挟持ローラ22が当接されていることによって用紙Pを挟持ローラ22にニップし、搬送ローラ対28を離間する(図2E(IIIA))。
用紙Pの先端が挟持ローラ22にニップされると、挟持ローラ22は幅方向および斜め方向をホームポジションに戻るように回動動作を行う(図2E(IIIB))。この動作によって用紙Pのスキュー量と横レジずれ量がゼロとなるように補正される。この駆動動作は、用紙Pが第3のエッジセンサCIS3に到達する前に完了する。
ステップS13で、第3のエッジセンサCIS3が用紙Pを検知する(図2E(IV)参照)。第3のエッジセンサCIS3の検知結果に基づいて、ステップS14~S17で用紙のスキュー量とスキュー補正量を算出し、エンコーダカウント数を算出し、回動モータ23を回転してスキュー量を再補正する。また、ステップS18~S21で用紙の横レジずれ量と横レジ補正量を算出し、エンコーダカウント数を算出し、シフトモータ24を回転して横レジずれ量を再補正する。
図2Dの区間4は、第2のエッジセンサCIS2および第3のエッジセンサCIS3による用紙位置ズレ量のフィードバック時間である。用紙Pが第3のエッジセンサCIS3に到達すると、第2のエッジセンサCIS2および第3のエッジセンサCIS3の計測結果から、各計測時点でのスキュー量および横レジずれ量を計算する。(図2E(IV))
図2Dの区間5は、フィードバック再補正時間である。区間4で算出した位置ずれ量を補正すように回動モータ23およびシフトモータ24を動作する(図2E(V)-(IV))。
図2Dの区間6は、挟持ローラ22の原点復帰時間である。用紙が次工程の搬送部に到達すると、挟持ローラ22を離間し、挟持ローラ22は次の用紙の搬送に備えてホームポジションに戻る(図2E(IV))。
図2Dのタイミングチャートでは、一例としてスキュー方向および横レジ方向のフィードバック再補正動作としてモータを回動モータ23およびシフトモータ24を正回転するものとする。フィードバック再補正完了後、挟持ローラ22を離間する(ステップS22)。
ステップS22で挟持ローラ22を離間した後、ステップS23で回動モータ23を原点復帰し、ステップS24でシフトモータ24を原点復帰した後、最後にステップS25で挟持ローラ22を閉じる。そして次の用紙Pの搬送に備える。
図3A、図3Bでは、挟持ローラ22の回転中心は、挟持ローラ22の長手方向一端部に設定している。このように回動中心を長手方向一端部に設定することで、回動モータの配置が容易になる。
挟持ローラ22は用紙を搬送しながら回動とシフト移動(Y方向)が可能なローラとなっており、複数のエッジセンサCIS1~3で検出された用紙エッジから算出されたスキュー量・横レジずれ量(主走査ずれ量)をずらし直す機能を持つ。
図3A、図3Bの場合、エッジセンサCIS1とエッジセンサCIS2で用紙搬送方向に対する用紙側縁の「スキュー量」と、用紙エッジ規定位置に対する「主走査ずれ量」を、L12、L1、L2の関係から検出し、挟持ローラ22の軸を用紙と正対するように迎える。なお、図3A、図3Bにおいて、
L12:搬送方向におけるエッジセンサCIS1とCIS2の間隔
L23:搬送方向におけるエッジセンサCIS2とCIS3の間隔
L1:エッジセンサCIS1の原位置から用紙エッジまでの長さ
L2:エッジセンサCIS2の原位置から用紙エッジまでの長さ
L3:エッジセンサCIS3の原位置から用紙エッジまでの長さ
a:回動中心位置から搬送中心までの長さ
d:エッジセンサCISの原位置から搬送中心までの長さ
L’:用紙エッジ規定位置から搬送中心までの長さ
である。
用紙が挟持ローラ22に挟持されたのちに、検出した「スキュー量」は回動モータ23による挟持ローラ22の回動動作で補正し、「主走査ずれ量」はシフトモータ24による挟持ローラ22のシフト動作で補正する。これらを補正した後、下流側の2つのエッジセンサCIS2、CIS3により、エッジセンサCIS1、CIS2同様に、「スキュー量」、「主走査ずれ量」を補正残差として検出する。図3Bは、補正残差を分かりやすくするためスキュー量θ23を誇張している。補正残差を検出した後、裏面印刷時に挟持ローラ22で用紙姿勢の再補正動作を行ったり、図3Cの画像印字位置補正手段で印字位置の補正を行ったりする。
(●表裏見当合わせ機構のブロック図)
図3Cは表裏見当合わせ機構のブロック図である。当該ブロック図は、大きく分けて用紙搬送部と画像形成部で構成される。用紙搬送部は、用紙姿勢検知手段と、用紙姿勢補正量決定手段と、用紙姿勢補正手段と、補正残差記憶手段と、用紙搬送手段を有する。用紙搬送部によって、搬送手段を制御する制御手段が構成される。
また、複数の用紙に連続して画像を形成する際、第2のスキュー量検出手段で検出された複数のスキュー補正残差を記憶すると共に当該複数のスキュー補正残差から平均残差を演算する記憶演算手段を用紙搬送部に設けることができる。そして、用紙表面に画像形成する際に、前記制御手段が記憶演算手段で演算した直近所定数のスキュー補正残差の平均残差に基づいて、当該平均残差を解消する限度で用紙のスキューを補正することができる。
用紙姿勢検知手段は、用紙の搬送基準軸に対する用紙のスキュー量、シフト量を検知する。また画像形成部は、用紙搬送部から送られてくる印字タイミングの指示で、画像データの印字を行う画像印字手段と、表面の補正残差から裏面の画像印字位置を補正する画像印字位置補正手段を有する。
用紙搬送部の用紙姿勢補正量決定手段は、用紙姿勢から用紙姿勢の補正量を決定する。この用紙姿勢補正量決定手段は、補正残差記憶手段で統計的に記憶した表面の補正残差に基づいて、表面の補正残差がゼロになるように補正量を決定することもできる。また、裏面の補正量は表面の補正残差から決定することができる。
裏面印刷のために、スイッチバックを行って表裏反転する場合、用紙搬送手段の構成の場合は、表面と裏面の補正残差が逆方向になるよう決定することができる。裏面印刷のために、スイッチバックを行わないで表裏反転する場合、用紙搬送手段の構成の場合は、表面と裏面の補正残差が同方向になるよう決定することができる。
用紙姿勢補正手段は、用紙姿勢補正量決定手段によって決定された補正量に基づいて用紙姿勢補正を行う。補正残差記憶手段は、表面の補正残差を記憶する。用紙搬送手段は、両面印字のために用紙を搬送する
(●表裏見当性)
次に、図4Aと図4Bにより、スイッチバック方式で表面と裏面を上下反転する場合の表裏見当性について説明する。図4Aが本実施形態における表裏見当性を示し、図4Bが従来における表裏見当性を示す。
図4A(a)に示すように、本実施形態ではスキュー補正残差が表面でθ1°(用紙スキュー)、裏面で-θ1°(用紙スキュー)である。このように、表面のスキュー補正残差θ1°が等大逆向きで裏面のスキュー補正残差として残るように挟持ローラ22を制御するところに本実施形態の特徴がある。換言すると、表面の補正残差を裏面補正量に活用することでスキュー成分の表裏見当調整ができる。
すなわち、表面では用紙が基準軸(左用紙端の作像部に対して垂直方向)に対してθ1°スキューしているのに対し、印字画像はスキューしない。このため、印字画像が用紙に対する狙いの印字位置からずれる。
用紙裏面に印字する前に、用紙は図1Aの反転機構部60でスイッチバックされる。このため、図4A(b)に示すように用紙座標が上下反転される。
そして用紙は表面印刷時と反対方向に-θ1°だけスキューしているのに対し、印字画像はスキューしない。このため、印字画像が用紙に対する狙いの印字位置からずれる。
しかしながら、図4A(a)(b)から分かるように、表面と裏面で逆方向にスキュー残差が残ると、用紙に対して表裏見当が合うように印字位置がズレる。このため、表裏見当誤差は表裏で打ち消し合って結果として小さくなる。
これに対し、スイッチバック方式によらずに表裏反転する場合は、表面と裏面で逆方向にスキュー残差が残ると、表裏見当誤差が+θ1°と-θ1°分だけ加算されて大きくなる。
一方、図4Bの従来における表裏見当性では、表裏両面に対して挟持ローラ22で同じようにスキュー補正されるため、表面と裏面で同方向にスキュー残差が残る。このため、表裏見当誤差が加算されて大きくなる。すなわち、挟持ローラ22は表面と裏面のどちらもスキュー残差が残らないように同じように制御されるため、表面と裏面で同方向にスキュー残差が残る。ここでは表面のスキュー残差をθ1、裏目のスキュー残差をθ2とする。
表面は図4B(a)に示す通り、用紙が基準軸(左用紙端の作像部に対して垂直方向)に対して用紙がθ1スキューしているのに対し、印字画像はスキューしない。このため、印字画像は用紙に対する狙いの印字位置からずれる。
用紙裏面に印字する前に、用紙は図1Aの反転機構部60でスイッチバックされる。このため、図4B(b)に示すように用紙座標が上下反転される。
そして用紙は表面印刷時と同じ方向にθ2だけスキューしているのに対し、印字画像はスキューしない。このため、印字画像が用紙に対する狙いの印字位置からずれる。図4B(b)から分かるように、表面と裏面で同方向にスキュー残差が残った場合に表裏見当誤差がθ1°とθ2°分だけ加算されて大きくなる。
これに対し、スイッチバック方式によらずに表裏反転する場合は、表面と裏面で同方向にスキュー残差が残ると、表裏見当誤差がθ1とθ2が減算(打消し合う)されて小さくなる。
(●用紙スキューと印字画像座標の関係)
図5は、用紙スキューと印字画像座標の関係を示すものである。図5(a)は-θ0でスキューした用紙表面に薄墨のように印字した状態を示す。図5(b)は表面に印字した用紙の裏面に表裏見当が一致するように画像形成する場合の座標系を示す。この座標系では、表面の薄墨画像座標が原点基準でθ0で回転変換される。
まず、回転角度-θ0のパラメータは点Aの座標と点Cの座標から以下のように表される。
Figure 2023085818000002
図5(a)左上用紙エッジを原点(0,0)として、アフィン変換を用いて破線で示す用紙を実線のように-θ0回転移動させる。座標の変換式は以下のようになる。
Figure 2023085818000003
よって、各座標は以下のようになる。
<印字座標>
Figure 2023085818000004
<用紙エッジ>
Figure 2023085818000005
(●スイッチバックによる座表変換)
図6はスイッチバックによる座表変換を示すものである。図6(a)が表面画像であり、(b)がスイッチバック後の裏面画像である。スイッチバックで用紙裏面に画像形成する場合、用紙後端側から挟持ローラ22に送り込まれる。したがって、図6(a)⇒(b)のようにスイッチバックすることにより、表面と裏面の座標関係が上下反転する。すなわち、図6(a)のCと(b)のC1は同じ用紙エッジであるが上下が反転している。
以下で「マーク」は図6の画像四隅に付した黒丸を意味する。
<マーク>
Figure 2023085818000006
<用紙エッジ>
Figure 2023085818000007
表面/裏面:-θ°用紙スキューの場合、表面、裏面のスキュー補正後の座標は、用紙エッジ座標:XA=0、YA=0、マーク座標:Xa=Xc、Xb=Xd、Ya=Yb、Yc=Ydとすると、印字座標は、
Figure 2023085818000008
用紙エッジ座標は、
Figure 2023085818000009
表面と裏面の印字面を合わせるため裏面の印字座標を上下反転すると、裏面の印字座標は、
Figure 2023085818000010
表面と裏面の印字座標差異は以下のように表せる。
Figure 2023085818000011
表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合、表面のスキュー補正後の座標は上式と同じであるが、裏面のスキュー補正後の座標は、用紙エッジ座標:XA=0、YA=0、マーク座標:Xa=Xc、Xb=Xd、Ya=Yb、Yc=Ydとすると、印字座標は、
Figure 2023085818000012
用紙エッジ座標は、
Figure 2023085818000013
表面と裏面の印字面を合わせるため裏面の印字座標を上下反転すると、裏面の印字座標は、
Figure 2023085818000014
表面の印字座標は以下のようになるので、
Figure 2023085818000015
表面と裏面の印字座標差異は以下のように表せる。
Figure 2023085818000016
よって、表面/裏面:-θ°用紙スキューの場合、表面と裏面の印字座標差異は、
Figure 2023085818000017
表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合、表面と裏面の印字座標差異は、
Figure 2023085818000018
となり、表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合はどの印字座標でも誤差成分が共通となることが分かる。また、Y座標については、座標a,cの+2Xa・sinθ0および座標b,dの+2Xb・sinθ0の誤差因子が消えている。
更に式を整理するため、XC、Xa、Xc、Ya、Ybは原点に近い座標であるため、0とし、YCとYcは近しい値のためYC=Ycとして式を見直すと、表面/裏面:-θ°用紙スキューの場合、表面と裏面の印字座標差異は、
Figure 2023085818000019
表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合、表面と裏面の印字座標差異は、
Figure 2023085818000020
よって、表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合の方が、表裏見当誤差が小さくなっていることが分かる。加えて、用紙搬送のみで表裏見当を合わせるためにはスキュー補正残差を限りなく小さくしたうえで、本実施例を行うことが望ましい。そのため、表面の補正残差の統計から、表面の目標値をずらして、表面の補正残差を小さくした状態で本実施形態を適用すると改善が期待できる。これは、用紙種別毎に行うことでより効果を得ることが期待できる。補正残差は、表裏印字画像のスキュー量をスキャナで確認することで取得することができる。
また、画像処理で表裏見当を合わせることができるのであれば、表面:-θ°用紙スキュー、裏面:+θ°用紙スキューの場合、前記数17の共通項※1、※2のように四隅すべての位置でずれ量が共通となるから、裏面の印字画像を当該共通項のズレ分ずらして印字することで表裏見当誤差を0にすることができる。表面/裏面:-θ°用紙スキューの場合は、誤差成分が非共通のため、ずらすだけでなく変形が必要になる。

スイッチバックを行わない両面印字の場合は、用紙姿勢補正基準軸の用紙端が変化しないことを前提に、表面と裏面の補正残差を同じ量とすることで表裏見当ズレをゼロにすることができる。
(●スイッチバック有無のフローチャートの対比)
図7は裏面印刷時にスイッチバックを行う場合(スイッチバック有搬送)と行わない場合(スイッチバック無搬送)のフローチャートの対比を示す。図7(a)がスイッチバック有搬送で(b)がスイッチバック無搬送である。
スイッチバック有搬送では表裏反転させて裏面印刷のため用紙後端側から挟持ローラ22に用紙を送り込むが、スイッチバック無搬送では表裏反転させて裏面印刷のため用紙前端側から挟持ローラ22に用紙を送り込む。図7(a)と(b)の相違部分を分かりやすいように矩形枠で囲んでいる。
第1工程:表面用紙姿勢の目標を設定する。印字基準に対して傾き0になるよう設定
第2工程:表面用紙姿勢補正動作を行う。印字基準に対して傾き0になるよう補正
第3工程:補正後の目標に対する。補正残差(傾き)を検知する。
第4工程:表面用紙に対して画像を印字する。補正残差分だけ画像と用紙の基準軸がずれて印字される。
第5工程:
(スイッチバック有):裏面印字のためスイッチバック搬送する。これにより、表面と裏面の印字方向が前後逆となる。
(スイッチバック無):裏面印字のためスイッチバック無搬送する。これにより、表面と裏面の印字方向は同じとなる。
第6工程:
(スイッチバック有):裏面用紙姿勢の目標を設定する。表面補正残差と逆方向の残差が残るよう目標設定
(スイッチバック無):裏面用紙姿勢の目標を設定する。表面補正残差と同方向の残差が残るよう目標設定
第7工程:
(スイッチバック有):表面補正残差と逆方向の残差が残るよう補正動作を行う。
(スイッチバック無):表面補正残差と同方向の残差が残るよう補正動作を行う。
第8工程:
(スイッチバック有):表面と逆方向に画像と用紙の基準軸がずれて印字される。スイッチバック有搬送で表裏見当位置が合う。
(スイッチバック無):表面と同方向に画像と用紙の基準軸がずれて印字される。スイッチバック無搬送で表裏見当位置が合う。
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、搬送手段としての挟持ローラ22に代えて回転速度を独立変更可能な2つのローラを使用し、当該2つのローラの回転速度を異ならせたり用紙幅方向に横移動させたりすることによって用紙のスキューと横レジ補正を行うようにしてもよい。
1:インクジェットプリンタ(液体を吐出する装置)
10:搬入部 11:搬入トレイ
11A:下段搬入トレイ 1B:上段搬入トレイ
12(12A、12B):給送装置 20:前処理部
21:塗布部 22:挟持ローラ
23:回動モータ 24:シフトモータ
28:搬送ローラ 30:印刷部(画像形成部)
31:搬送ドラム 32:液滴吐出部
33(33A~33D):液滴吐出ユニット 34:渡し胴
35:受け渡し胴 40:乾燥部(加熱部)
41:搬送機構部 50:搬出部
51:搬出トレイ 60:反転機構部
61:搬送経路 501:スタック部
502:用紙搬送装置 P:用紙(シート)
CIS1-CIS3:エッジセンサ
特開2014-088263号公報 特開2005-263463号公報

Claims (9)

  1. 画像形成部によってシートの両面に順次画像を形成する画像形成装置において、
    前記シートを前記画像形成部に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を制御する制御手段と、
    前記搬送手段の上流側に配設され、前記搬送手段へ送り込まれるシートのスキュー量を検出する第1のスキュー量検出手段と、
    前記搬送手段の下流側に配設され、前記搬送手段から送り出されるシートのスキュー量を検出する第2のスキュー量検出手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記シートの表面に画像形成する際に前記第1のスキュー量検出手段で検出されたスキュー量に基づいて、前記搬送手段を用いて前記シートのスキューを補正するように制御し、当該補正で補正し切れていないスキュー補正残差が前記第2のスキュー量検出手段で検出され、当該検出されたスキュー補正残差に基づいて、前記シートの裏面に画像形成する際に、前記搬送手段を用いて前記シートの表裏見当ずれを低減するように前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部によって表面に画像形成した前記シートをスイッチバックすると共に表裏反転させて前記シートの後端側から前記搬送手段に送り込み、前記シートの裏面に画像形成する際に、前記制御手段が、表面に画像形成した前記シートのスキュー補正残差が等大逆向きで残るように前記搬送手段を用いて前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部によって表面に画像形成した前記シートを表裏反転させて前記シートの前端側から前記搬送手段に送り込み、前記シートの裏面に画像形成する際に、前記制御手段が、表面に画像形成した前記シートのスキュー補正残差が等大で残るように前記搬送手段を用いて前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする請求項1の画像形成装置
  4. 複数の前記シートに連続して画像を形成する際に、前記第2のスキュー量検出手段で検出された複数のスキュー補正残差を記憶すると共に当該複数のスキュー補正残差から平均残差を演算する記憶演算手段を設け、前記シートの表面に画像形成する際に、前記制御手段が、前記記憶演算手段で演算した直近所定数のスキュー補正残差の平均残差に基づいて、当該平均残差を解消する限度で前記シートのスキューを補正することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部が、前記シートの裏面に表裏見当ずれを低減するように画像形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記シートの表面に画像形成する際に、前記第1のスキュー量検出手段で検出されたスキュー量に前記シートの種別毎に設定した係数を掛けた値に基づいて、前記搬送手段を用いて前記シートのスキューを補正するように制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の画像形成装置。
  7. 搬送手段で画像形成部に搬送されるシートの両面に順次画像を形成する画像形成方法において、
    前記シートの表面に画像形成する際に、前記搬送手段へ送り込まれるシートのスキュー量に基づいて、前記搬送手段を用いて前記シートのスキューを補正するように制御し、当該補正で補正し切れていないスキュー補正残差に基づいて、前記シートの裏面に画像形成する際に、前記シートの表裏見当ずれを低減するように前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記画像形成部によって表面に画像形成した前記シートをスイッチバックすると共に表裏反転させて前記シートの後端側から前記搬送手段に送り込み、前記シートの裏面に画像形成する際に、表面に画像形成した前記シートのスキュー補正残差が等大逆向きで残るように前記搬送手段を用いて前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする請求項7の画像形成方法。
  9. 前記画像形成部によって表面に画像形成した前記シートを表裏反転させて前記シートの前端側から前記搬送手段に送り込み、前記シートの裏面に画像形成する際に、表面に画像形成した前記シートのスキュー補正残差が等大で残るように前記搬送手段を用いて前記シートのスキュー量を制御することを特徴とする請求項7の画像形成方法。
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