JP2023072530A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023072530A
JP2023072530A JP2021185148A JP2021185148A JP2023072530A JP 2023072530 A JP2023072530 A JP 2023072530A JP 2021185148 A JP2021185148 A JP 2021185148A JP 2021185148 A JP2021185148 A JP 2021185148A JP 2023072530 A JP2023072530 A JP 2023072530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
paper
main scanning
correction
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021185148A
Other languages
English (en)
Inventor
英明 鈴木
Hideaki Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2021185148A priority Critical patent/JP2023072530A/ja
Publication of JP2023072530A publication Critical patent/JP2023072530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

【課題】用紙等の記録媒体の主走査方向のずれを補正するシフトローラの消耗を抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明は、記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される記録媒体に画像を形成する印字部と、前記記録媒体の搬送時における当該記録媒体の主走査方向のずれである主走査ずれを検出して、前記搬送部によって前記主走査ずれを補正する補正部と、主走査方向の所定範囲の位置を原点として前記用紙に対して画像を形成する位置をシフトさせる画像処理部と、前記補正部によって前記主走査ずれを補正後の補正残差を検出する検出部と、前記補正残差に基づいて、前記画像処理部によって画像をシフトさせるシフト量を決定する決定部と、を備え、前記補正部は、前記画像処理部による画像のシフト可能範囲および前記主走査ずれに応じて、前記補正部による補正の実施の有無を切り替える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
センサによって用紙のエッジを検知して、用紙のエッジの検知結果に基づいて、用紙搬送によって発生する主走査方向のずれ(以下、主走査ずれという)を検出し、当該主走査ずれを、シフトローラを用いて矯正する矯正技術が開発されている。
しかしながら、上記の矯正技術では、前段の用紙搬送の精度が悪い場合、用紙をシフトさせる量(補正が必要な量)が大きくなり、シフトローラで高精度にシフトさせることが難しく、シフトローラのトルクも必要となる。また、上記の矯正技術では、シフトローラの寿命を逼迫させる場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙等の記録媒体の主走査方向のずれを補正するシフトローラの消耗を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記録媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される記録媒体に画像を形成する印字部と、前記記録媒体の搬送時における当該記録媒体の主走査方向のずれである主走査ずれを検出して、前記搬送部によって前記主走査ずれを補正する補正部と、主走査方向の所定範囲の位置を原点として前記用紙に対して画像を形成する位置をシフトさせる画像処理部と、前記補正部によって前記主走査ずれを補正後の補正残差を検出する検出部と、前記補正残差に基づいて、前記画像処理部によって画像をシフトさせるシフト量を決定する決定部と、を備え、前記補正部は、前記画像処理部による画像のシフト可能範囲および前記主走査ずれに応じて、前記補正部による補正の実施の有無を切り替える。
本発明によれば、用紙等の記録媒体の主走査方向のずれを補正するシフトローラの消耗を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の構成の一例を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する作像ユニットの構成の一例を示す図である。 図3は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の機能構成の一例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。 図5は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。 図6は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における印字ヘッドでの主走査方向のずれの補正機能の一例を説明するための図である。 図7は、従来のラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。 図8は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。 図9は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。 図10は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、ラインヘッド型印刷機の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機(画像形成装置の一例)は、図1に示すように、作像ユニット1、先塗ユニット2、給紙ユニット3、乾燥冷却ユニット4、反転ユニット5、および排紙ユニット6を有する。
給紙ユニット3は、用紙(記録媒体の一例)を1枚ずつ給紙して搬送する。先塗ユニット2は、用紙によってはインクが定着し難いため、インクを用紙に定着させるための先塗液を予め用紙に塗布する。作像ユニット1は、用紙をドラムに巻き付け、ラインヘッドによって当該用紙に印刷を行う。
乾燥冷却ユニット4は、インクの水分を乾燥させ、用紙にインクを定着させる乾燥ユニットを有する。また、乾燥冷却ユニット4は、高温になった用紙を冷却する冷却ユニットを有する。反転ユニット5は、裏面自動印刷時において用紙のスイッチバック反転を行って、作像ユニット1に用紙を搬送する。排紙ユニット6は、印刷完了した用紙をスタックする。
図2は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機が有する作像ユニットの構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかる作像ユニット1は、図2に示すように、シフトローラ11、エッジセンサ12、グリッパ13、入口シリンダ14、作像ドラム15、印字タイミングセンサ16、印字ヘッド17、および出口シリンダ18を有する。
作像ユニット1は、シフトローラ11に搬送されてきた用紙の主走査方向のずれ(以下、主走査ずれという)およびスキュー量をエッジセンサ12a,12bで検出し、シフトローラ11によって主走査ずれおよびスキュー量の矯正を行う。ここで、主走査ずれは、主走査方向における用紙のずれである。その後、作像ユニット1は、入口シリンダ14に取り付けられかつメカニカルに開閉するグリッパ13によって用紙の先端を咥えさせる。入口シリンダ14、作像ドラム15、および出口シリンダ18は、ギアで連結され、各々に取り付けられたグリッパにて、用紙の咥え替えを行いながら用紙を搬送する。
印字ヘッド17は、X軸方向(主走査方向)に複数色(例えば、K、C、M、Y)のインクジェットヘッド17a~17dが連なったラインヘッドとなっている。作像ユニット1は、用紙がインクジェットヘッド17a~17dの下を通過する際にインクを吐出して用紙に画像を形成する。その際、作像ユニット1は、用紙が印字タイミングセンサ16を通過したタイミングを基準に印字タイミング(用紙にインクを吐出するタイミング)を決定する。
図3は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機の機能構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機は、図3に示すように、大きく分けて、用紙搬送装置40および画像形成装置30を有する。
用紙搬送装置40は、用紙姿勢検知部41、用紙姿勢補正量決定部42、用紙姿勢補正部43、補正残差記憶部44、および用紙搬送部45を有する。
用紙搬送部45は、シフトローラ11等を有し、用紙等の記録媒体を搬送する搬送部の一例である。用紙姿勢検知部41は、エッジセンサ12等を有し、用紙搬送部45による用紙の搬送時における用紙の姿勢(例えば、スキュー量、主走査ずれの量であるシフト量)を検知(検出)する。また、用紙姿勢検知部41は、後述する用紙姿勢補正部43によって用紙の主走査ずれを補正後の主走査ずれの補正残差を検出する検出部の一例として機能する。
用紙姿勢補正量決定部42は、用紙の姿勢の補正量を決定する。用紙姿勢補正部43は、用紙姿勢補正量決定部42によって決定された補正量に基づいて、用紙の姿勢の補正を行う。補正残差記憶部44は、用紙姿勢検知部41により検出される補正残差を記憶する。
すなわち、本実施の形態では、用紙姿勢検知部41、用紙姿勢補正量決定部42、用紙姿勢補正部43が、用紙搬送部45による用紙の搬送時における当該用紙の主走査ずれを検出して、当該主走査ずれを補正する補正部の一例として機能する。
画像形成装置30は、画像印字部31、および画像印字位置補正部32を有する。画像印字部31は、印字ヘッド17等を有し、用紙搬送装置40により搬送される用紙が送られてくる印字タイミングで、用紙に対して画像データの印字を行う。
画像印字位置補正部32は、主走査方向の所定範囲の位置を原点として画像データをシフト(ノズルシフト)させる画像処理部の一例として機能する。ここで、所定範囲は、主走査方向の予め設定される範囲である。また、画像印字位置補正部32は、補正残差記憶部44に記憶される補正残差に基づいて、画像印字位置補正部32によって画像データをシフトさせる量であるシフト量を決定する決定部の一例である。
そして、用紙姿勢補正部43は、画像データのシフト可能範囲および主走査ずれに応じて、主走査ずれの補正の実施の有無を切り替える。ここで、シフト可能範囲は、画像印字位置補正部32によって画像データをシフト可能な範囲である。これにより、用紙搬送装置40のシフトローラ11による主走査ずれの補正を最小限に抑えることができるので、用紙等の記録媒体の主走査ずれの補正によるシフトローラ11の消耗を抑制することができる。
具体的には、用紙姿勢補正部43は、主走査ずれがシフト可能範囲内である場合に、主走査ずれの補正を実施しない。一方、用紙姿勢補正部43は、主走査ずれがシフト可能範囲外またはシフト可能範囲近傍である場合、主走査ずれの補正の目標値を小さくする。また、用紙姿勢補正部43は、用紙搬送部45によって用紙の姿勢を補正可能な期間(以下、補正可能期間という)中、用紙搬送装置40によって主走査ずれの補正を繰り返す。
図4は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。本実施の形態では、シフトローラ11は、回動し、かつY方向に移動可能なローラとなっている。また、シフトローラ11は、複数のエッジセンサ12によって検出された用紙10のエッジに基づいて算出されたスキュー量および主走査ずれを、搬送方向(X方向)に用紙10を搬送しながら、用紙10をずらして矯正(補正)する機能を持つ。
複数のエッジセンサ12a,12bは、例えば、CIS(Contact Image Sensor)であっても良い。そして、図4に示す例の場合、作像ユニット1は、複数のエッジセンサ12a,12bによって、用紙10の搬送方向に対する、当該用紙10の側面(側部)のスキュー量:θ12、主走査ずれ:L12-(d-L´)を検出して補正する。
ここで、L12は、主走査方向の基準点20とエッジセンサ12aにより検出されるエッジとの間の距離Lと、主走査方向の基準点20とエッジセンサ12bにより検出されるエッジとの間の距離Lと、の平均値である。なお、符号23は、主走査方向における所定範囲(符号21,24により示される範囲)の用紙10の搬送中心(原点)を示しており、主走査ずれの補正後は、用紙10は搬送中心に沿って搬送される。また、スキュー量を補正すると、主走査ずれも変わるため、用紙姿勢補正部43は、基本的に、スキュー量および主走査ずれの補正を、同時に(または交互に)繰り返す。
図5は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。ここでは、説明を簡略化するため、スキュー量が発生していない状態における用紙補正機能の一例について説明する。図5に示す例では、用紙10の主走査ずれが、目標位置21に対して、Lt=L12-(d-L´)だけずれているため、用紙姿勢補正部43は、シフトローラ11をLtだけ、Y方向(主走査方向)にシフトさせる。これにより、用紙10の中心を搬送中心23に合わせることができる。
図6は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における印字ヘッドでの主走査方向のずれの補正機能の一例を説明するための図である。用紙10の主走査方向の用紙位置は、シフトローラ11によって、補正前の用紙位置10aから、目標位置(原点)21に矯正(補正)される。一方、印字ヘッド17(例えば、インクジェットヘッド17a~17d)は、その取り付け誤差(ばらつき)が色によって発生する。そのため、画像印字位置補正部32は、画像処理によって、各色の画像の書き出し位置を変更(ノズルシフト)して、用紙に画像を印字する。ここで、印字ヘッド17の取り付け誤差は、その製造時に一意に決まる。そのため、画像印字位置補正部32は、静的ノズルシフトとして、各色の画像の書き出し位置をRa,Rb,Rc,Rdだけノズルシフトさせる。
画像処理によってノズルシフトが可能な範囲は、各色で、Rmaxとするが、画像処理での書き出し位置を変更する場合は、Rmax分のメモリおよび画像処理速度が必要となるため、大サイズかつ高速の商用印刷では、Rmaxを大きく取ることは困難である。そのため、シフトローラ11によって、用紙10の主走査ずれの矯正(補正)を行っている。
図7は、従来のラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。図6のように、用紙10の用紙位置は、目標位置21に必ずしもシフトローラ11によって補正しきれず主走査ずれの補正残差である残差ΔRが残ってしまうケースがある。しかし、画像処理によってノズルシフトが可能な範囲は、目標位置21を基準とすると、主走査方向において、マイナス方向でR、プラス方向でRだけ余裕がある。ここで、RおよびRは、各色のインクジェットヘッド17a~17dの取り付け誤差を含めて、共通して、シフト可能範囲である。また、ラインヘッド型印刷機では、取り付け誤差に残差ΔRを加算しても、用紙10の用紙位置を補正する範囲がRmax以下であれば、各色の画像の書き出し位置を合わせることができる。
そのため、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機は、シフトローラ11による用紙位置の補正後に、用紙10の主走査ずれの補正残差である残差ΔRを改めてエッジセンサ12で検出し、残差ΔRを、画像処理によって、各署の画像の書き出し位置をRa´,Rb´,Rc´,Rd´だけノズルシフトさせることで、主走査ずれを吸収する。ここで、残差ΔRは、動的ノズルシフト量とする。これにより、毎ページ、残差ΔRがばらついてしまっても、主走査ずれをキャンセルして印字することが可能である。
図8は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。用紙10の主走査ずれが0の状態で、シフトローラ11に搬送されてきた場合、用紙姿勢補正部43は、その誤差(残差ΔR)が、シフト可能範囲内であるのであれば、シフトローラ11での主走査方向の位置補正を行わず、画像印字位置補正部32による動的ノズルシフトで対応する。これにより、シフトローラ11のシフト量を常に最小化することができるため、シフトローラ11の消耗を抑えることが可能となる。ここで、R0は、印字ヘッド17の取付時における、主走査方向の原点24と印字ヘッド17の位置との差であり、印字ヘッド17の組み付けの際に予め取得しておくものとする。
図9は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正機能の一例を説明するための図である。用紙10がシフトローラ11に到達した際に、主走査ずれがノズルシフトで対応可能な範囲付近(または、ノズルシフトで対応可能な範囲外)であった場合、用紙姿勢補正部43は、シフトローラ11で主走査ずれの補正を行う。その際、用紙姿勢補正部43は、ノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲内でシフトローラ11の移動量が最小になるように、シフトローラ11のシフトを行う。
図9に示す例では、主走査方向において用紙10が+方向にずれた場合を例にしているが、残差ΔRが、R-Rfより大きくなった場合は、補正後の用紙位置がR-Rfになるようにシフトローラ11での補正を行う。ここで、Rfは、各種のばらつきを加味した、ノズルシフトによるシフト可能範囲の余裕分である。これにより、図8と同様に、シフトローラ11のシフト量を最小化することができるので、シフトローラ11の消耗を抑えることが可能になる。
図10は、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機における用紙補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、図10は、用紙がシフトローラ11に搬送されてから印字が完了するまでの主走査ずれの補正処理の流れを示す図である。
まず、用紙姿勢検知部41は、エッジセンサ12によって、用紙の主走査ずれΔRを検出する(ステップS1001)。次に、用紙姿勢補正量決定部42は、用紙の主走査ずれΔRがノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲RよりRfだけ余裕がないか否かを判断する(ステップS1002)。
用紙の主走査ずれΔRがノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲RよりRfだけ余裕がある場合(ステップS1002:No)、用紙姿勢補正量決定部42は、用紙の主走査ずれΔRがノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲RよりRfだけ余裕がないか否かを判断する(ステップS1003)。用紙の主走査ずれΔRがノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲RよりRfだけ余裕がある場合(ステップS1003:Yes)、用紙姿勢補正部43は、シフトローラ11で主走査ずれの補正を実施しないで、ステップS1006に移行する。
一方、用紙の主走査ずれΔRがノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲R,RよりRfだけ余裕がない場合(ステップS1002:Yes,ステップS1003:No)、用紙姿勢補正部43は、ノズルシフトで対応可能なシフト可能範囲にRfだけ余裕を持った量だけ主走査ずれΔRを、シフトローラ11で補正する(ステップS1004、ステップS1005)。次に、用紙姿勢補正部43は、シフトローラ11で用紙の用紙位置を補正する補正可能期間が終了したか否かを判断する(ステップS1006)。補正可能期間が終了していない場合(ステップS1006:No)、用紙姿勢検知部41は、ステップS1001に戻り、用紙の主走査ずれΔRを検出する。
一方、補正可能期間が終了した場合(ステップS1006:Yes)、用紙姿勢検知部41は、エッジセンサ12によって、用紙の主走査ずれΔRを改めて検出する(ステップS1007)。次いで、画像印字位置補正部32は、印字ヘッド17の取付誤差に主走査ずれΔR(動的ノズルシフト量ΔR)を加算して、画像データを主走査ずれΔRの分、画像をノズルシフトさせて印刷する(ステップS1008)。
このように、本実施の形態にかかるラインヘッド型印刷機によれば、用紙搬送装置40のシフトローラ11による主走査ずれの補正を最小限に抑えることができるので、用紙等の記録媒体の主走査ずれの補正によるシフトローラ11の消耗を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1 作像ユニット
2 先塗ユニット
3 給紙ユニット
4 乾燥冷却ユニット
5 反転ユニット
6 排紙ユニット
11 シフトローラ
12 エッジセンサ
13 グリッパ
14 入口シリンダ
15 作像ドラム
16 印字タイミングセンサ
17 印字ヘッド
18 出口シリンダ
30 画像形成装置
31 画像印字部
32 画像印字位置補正部
40 用紙搬送装置
41 用紙姿勢検知部
42 用紙姿勢補正量決定部
43 用紙姿勢補正部
44 補正残差記憶部
45 用紙搬送部
特開2014-037296号公報

Claims (4)

  1. 記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される記録媒体に画像を形成する印字部と、
    前記記録媒体の搬送時における当該記録媒体の主走査方向のずれである主走査ずれを検出して、前記搬送部によって前記主走査ずれを補正する補正部と、
    主走査方向の所定範囲の位置を原点として前記記録媒体に対して画像を形成する位置をシフトさせる画像処理部と、
    前記補正部によって前記主走査ずれを補正後の補正残差を検出する検出部と、
    前記補正残差に基づいて、前記画像処理部によって画像をシフトさせるシフト量を決定する決定部と、を備え、
    前記補正部は、前記画像処理部による画像のシフト可能範囲および前記主走査ずれに応じて、前記補正部による補正の実施の有無を切り替える、画像形成装置。
  2. 前記補正部は、前記主走査ずれが前記シフト可能範囲内である場合、前記記録媒体の位置の補正を実施しない、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正部は、前記主走査ずれが前記シフト可能範囲外または前記シフト可能範囲近傍である場合、前記記録媒体の位置の補正の目標値を小さくする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正部は、前記搬送部によって前記記録媒体の主走査ずれを補正可能な期間中、前記搬送部によって前記主走査ずれの補正を繰り返す、請求項1から3のいずれか一に記載の画像形成装置。
JP2021185148A 2021-11-12 2021-11-12 画像形成装置 Pending JP2023072530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021185148A JP2023072530A (ja) 2021-11-12 2021-11-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021185148A JP2023072530A (ja) 2021-11-12 2021-11-12 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023072530A true JP2023072530A (ja) 2023-05-24

Family

ID=86424344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021185148A Pending JP2023072530A (ja) 2021-11-12 2021-11-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023072530A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8469476B2 (en) Substrate media registration system and method in a printing system
JP5311807B2 (ja) 記録装置
US7848696B2 (en) Image forming apparatus
JP2019136910A (ja) 画像形成装置
JP2008105347A (ja) インクジェット記録装置およびその制御方法
JP2020088641A (ja) 画像読取り装置、印刷装置、画像形成システム
JP3847728B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の垂直アライメントの補正方法
JP2011043533A (ja) 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2019099377A (ja) 搬送装置、画像形成装置
JP4715421B2 (ja) プリンタ装置
JP2023072530A (ja) 画像形成装置
JP7161674B2 (ja) 画像形成装置
JP6131714B2 (ja) 画像形成システム
JP2004255752A (ja) インクジェット記録装置
JP2018167549A (ja) 画像形成装置
WO2023054360A1 (ja) 画像形成装置
JP7110071B2 (ja) 印刷システム、媒体供給装置および印刷装置
JP7240594B2 (ja) 画像形成装置
JP2023085818A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP2023079923A (ja) 読取装置および画像形成装置
JP2023048316A (ja) 画像形成装置
JP6834995B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成システム
JP2022064683A (ja) 画像形成装置
JP2009249132A (ja) 画像形成装置
JP2023064222A (ja) 画像形成装置