JP2023070995A - 膝装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が膝部に膝パッドを装着した状態で、作業者が痛みを伴わずに膝を曲げること目的とする。【解決手段】本発明の膝装着具は、作業者の膝部に装着されるとともに、前記作業者の上半身に装着される装着装置に連結ベルトを介して連結される膝装着具において、前記作業者の膝裏部に沿って配置される装着具本体と、前記連結ベルトを結合するバックルと、前記バックルに結合した状態で前記装着具本体に縫い付けられる固定用ベルトと、前記バックルを前記装着具本体に締結する締結部材と、を有することを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、前屈姿勢での長時間作業や重量のある資材を持ち上げる作業において作業者の腰部への負担を軽減する動作補助装置などに用いられる膝パッドなどの膝装着具に関する。
前屈姿勢での長時間作業や重量のある資材を持ち上げる作業など、作業者の腰部への負担を軽減するために、アシストスーツと呼ばれる動作補助装置が種々提案されている。動作補助装置は、作業者の背中に沿って配置される弾性体を有し、作業者の上半身に装着される装着部と、作業者の左右膝部に装着される膝パッドと、を、作業者の背中から膝裏部に亘って設けた連結ベルトなどにより連結した構造で、例えば作業者の前屈動作時に、装着部に設けた弾性体により発生する反力を、作業者の上半身(特に両肩部)と左右膝部とに分散して作用させることで、作業者の腰部の負担を抑制する構造となっている(例えば特許文献1参照)。
特許第6760602号公報
特許文献1に開示されるような動作補助装置において、左右膝部に装着される膝パッドはバックルを有しており、このバックルに、作業者の上半身に装着される装着部に設けた連結ベルトが長さ調節可能に結合される。例えば、図7(a)に示すように、膝パッド100に設けられるバックル101は、例えば固定用ベルト102に結合された状態で膝パッド100に縫い付けられる。したがって、連結ベルト110に所定の張力が付与された状態では、バックル101は、連結ベルト110に付与される張力により作業者の上半身に装着された装着部に向けて引っ張られる。その一方で、図7(a)に示すように、連結ベルト110を緩めて、所定の張力が付与された状態を解除すると、バックル101は自重により、固定用ベルト102に結合された一端側を回転中心として、図7(a)中G方向に回転して、固定用ベルト102の前面に重なる位置に保持される。この状態で膝を曲げると、バックル101は、作業者の大腿部とふくらはぎとの各々に食い込み、痛みを伴う事象が発生する場合がある。
また、上述したように、固定用ベルト102は、連結ベルト110を介して伝達される反力によって膝パッド100から剥がれないように、膝パッド100の幅方向の全域に亘って縫い付けられている。固定用ベルト102は、例えばナイロンやポリエステルなどの合成樹脂のベルトが用いられている。したがって、図7(b)に示すように、膝パッド100を膝に装着したまま膝を曲げると、折曲される固定用ベルト102が作業者の膝裏部分に食い込み、痛みを伴う事象が発生する場合がある。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、作業者が膝部に膝パッドを装着した状態で、作業者が痛みを伴わずに膝を曲げることができるようにした膝パッドを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するに当たり、本発明の膝装着具は、作業者の膝部に装着されるとともに、前記作業者の上半身に装着される装着装置に連結ベルトを介して連結される膝装着具において、前記作業者の膝裏部に沿って配置される装着具本体と、前記連結ベルトを結合するバックルと、前記バックルに結合した状態で前記装着具本体に縫い付けられる固定用ベルトと、前記バックルを前記装着具本体に締結する締結部材と、を有することを特徴とする。
また、前記締結部材は、中心軸線方向における一端部にフランジを有し、前記中心軸線方向における他端部を被締結物に設けた取付孔に挿入するスリーブと、前記スリーブに挿通される軸部と、を有し、前記軸部を前記フランジ側に引っ張ることで、前記軸部の先端に設けた頭部を前記フランジに向けて移動させ、前記頭部の移動の際に前記被締結物の前記取付孔から突出する前記スリーブの他端側を変形させて、前記スリーブの変形部分と前記フランジとの間で前記被締結物を締結するリベットであり、前記フランジの外径よりも大径となる円板形状で、前記リベットにより前記装着具本体の裏面側に配置された状態で前記バックルとともに前記装着具本体に締結されて、前記装着具本体の逸脱を防止する逸脱防止部材を有するものである。
また、前記装着具本体を前記作業者が装着した際に、当該作業者の起立状態において、作業者の頭と足とを結ぶ方向を上下方向としたとき、前記装着具本体に縫い付けられる前記固定用ベルトの下端部は、前記装着具本体の前記上下方向における中点を通るとともに、前記上下方向と直交する平面よりも上方に位置するものである。
また、前記装着具本体の前記上下方向における上部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、前記膝装着具の膝部への装着時に、前記作業者の膝頭の上方に向けて各々巻き掛けられた後、一方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの上部帯状部と、前記装着具本体の前記上下方向における下部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、前記膝装着具の膝部への装着時に、前記作業者の膝頭の下方に向けて各々巻き掛けられた後、他方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの下部帯状部と、少なくとも前記2つの下部帯状部の接合が解除されることを防止する解除防止部材と、を有するものである。
また、前記装着装置は、前記作業者の上半身に装着される装着部と、当該作業者の背中に沿装されるとともに、自身の伸長方向における一端部を、前記装着部において前記作業者の肩部にあたる位置で連結し、前記伸長方向における他端部を前記連結ベルトを結合する結合具に連結される弾性体と、を有する動作補助装置である。
本発明によると、作業者が膝部に膝パッドを装着した状態で、作業者が痛みを伴わずに膝を曲げることができる。
本実施の形態の動作補助装置の一例を背中側から示す説明図である。 (a)は膝パッドの表面側の構成の一例を示す図、(b)は膝パッドの裏面側の構成の一例を示す図である。 (a)は膝パッドを膝部に取り付けたときの正面図の一例、(b)は左側面図の一例、(c)は右側面図の一例、(d)は背面図の一例を示す図である。 (a)は締結固定する前のリベットの構成を示す図、(b)は軸部を引っ張り、スリーブの先端に変形部が形成された状態を示す図、(c)はリベットによりバックル雌部材とパッド本体とが締結された状態を示す図である。 (a)はパッド本体を膝裏部に配置した状態を示す図、(b)は上部帯状部を巻き掛けた状態を示す図、(c)は2つの上部帯状部を接合し、バックル雌部材とバックル雄部材とを係合して締め付ける前の状態を示す図、(d)はバックル雌部材とバックル雄部材とを係合して締め付けた後の状態を示す図である。 (a)は作業者の膝部に装着した膝パッドを作業者の後方から視認した図、(b)は作業者が膝部を折り曲げる途中の状態を示す図である。 (a)は作業者の膝部に装着した従来の膝パッドを作業者の後方から視認した図、(b)は従来の膝パッドを装着して膝部を折り曲げる途中の状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を用いて説明する。図1に示すように、動作補助装置10は、圧接用ベルト11,12、弾性体13,14、下肢ベルト15及び膝パッド16を有する。なお、図1に示す動作補助装置10は一例を示すものであって、動作補助装置10の構成は、図1に示す構成に限定されるものではない。ここで、動作補助装置10は、請求項に記載の装着装置に相当する。また、圧接用ベルト11,12は、請求項に記載の装着部に相当する。また、下肢ベルト15は、請求項に記載の連結ベルトに相当する。さらに、膝パッド16は、請求項に記載の膝装着具に相当する。
圧接用ベルト11,12は、例えばナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨンなどの合成樹脂又は面などの天然繊維製のベルトであるが、これら以外を材質としてもよい。圧接用ベルト11と圧接用ベルト12とは、各々のベルトの伸長方向における中央部分において交差された状態で縫い合わされる(互いに固定される)。圧接用ベルト11,12には、各々のベルトの伸長方向における一端部にバックル17が取り付けられている。圧接用ベルト11の伸長方向における一端部に取り付けられたバックル17には、圧接用ベルト12の伸長方向における他端部が取り付けられる。また、圧接用ベルト12の伸長方向における一端部に取り付けられたバックル17には、圧接用ベルト11の伸長方向における他端部が取り付けられる。したがって、これら圧接用ベルト11,12は、バックル17を介して無端状に結合されている。
なお、圧接用ベルト11の伸長方向における一端部に設けたバックル17に、圧接用ベルト12の伸長方向における他端部を取り付ける方法は、例えばバックル17に設けたベルト通し孔(不図示)に、圧接用ベルト12の伸長方向における他端部を挿通してベルト通し孔の内部に設けたベルト軸(不図示)に巻回するように折り返した後、折り返したっ端部を再度ベルト通し孔に挿通させることで行われる。
このような2つの圧接用ベルト11,12の作業者への装着は、以下のように行われる。まず、圧接用ベルト11,12の交差部分が作業者の背中側に位置するように、図1中左側に設けられるループ部分21に作業者の左腕を、図1中右側に設けられるループ部分22に作業者の右腕を通す。次に、圧接用ベルト11に設けたバックル17に取り付けられた圧接用ベルト12の他端部を、圧接用ベルト12に設けたバックル17に取り付けられた圧接用ベルト11の他端部を、同時に、又は若干異なるタイミングで、引っ張る。これにより、引っ張られた圧接用ベルト11,12のバックル17からの引き出し長さが各々増え、無端状となる圧接用ベルト11,12の2つのループ部分21,22の全長が短くなり、各ループ部分21,22が作業者の上半身(詳細には、作業者の背中、肩部、及び脇部)を締め付ける。
圧接用ベルト11,12のうち、圧接用ベルト11,12を作業者に装着したときに作業者の左右肩部の後(背中)側にあたる位置には、連結具23,24が設けられる。連結具23には、弾性体13の一端部が掛止される。また、連結具24には、弾性体14の一端部が掛止される。
弾性体13,14は、例えば引張ばねや、人工筋肉などである。弾性体13,14は、例えば、動作補助装置10を装着した作業者が前屈動作などを行ったときに伸長して、伸長による弾性力を発生させる。弾性体13は、連結具23と、後述する連結環25とに跨るように配置されるとともに、連結具23と連結環25のそれぞれに掛止される。弾性体14は、連結具24と、後述する連結環25に跨るように配置されるとともに、連結具24と連結環25のそれぞれに掛止される。
下肢ベルト15は、連結環25を挿通して折り返されているとともに、連結環25の近傍でベルト調整具26に留められる。ベルト調整具26に留められる下肢ベルト15の一片15aは、作業者の左膝部に装着される膝パッド16のバックル18に、他片15bは、作業者の右膝部に装着される膝パッド16のバックル18に各々取り付けられる。なお、これら膝パッド16の構成は同一の構成となるが、図1においては、2つの膝パッド16のうち、作業者の左膝部に装着される膝パッドを膝パッド16aとし、作業者の右膝部に装着される膝パッドを膝パッド16bとしている。ここで、下肢ベルト15は、請求項に記載の連結ベルトに相当する。また、連結環25は、請求項に記載の結合具に相当する。
以下、図2及び図3を用いて、膝パッド16の構成について説明する。膝パッド16は、詳細は図示を省略するが、例えば芯材と、芯材の表面側に配置した表生地と、芯材の裏面側に配置した裏生地と、を有する三層構造である。膝パッド16の外周部分には、全周に亘って伸縮性を有する生地が縫製されている。膝パッド16の表生地は、表面に無数のループ(又はループ要素)を形成したパイル生地である。この膝パッド16の表生地は、雄型面ファスナーと接合可能な雌型面ファスナーとして機能する。すなわち、膝パッド16の表生地は、後述する上部帯状部33aに設けた雄型面ファスナー35、下部帯状部32bに設けた雄型面ファスナー36、締付用ベルト62に設けた雄型面ファスナー63、及び締付用ベルト69に設けた雄型面ファスナー70と、それぞれ接合可能な雌型面ファスナーとして機能する。
芯材や裏生地は、例えばナイロンやポリエステル、ポリウレタン、レーヨンなどの合成繊維を用いた生地であるが、その他の合成繊維や天然繊維を用いてもよい。なお、膝パッド16は、芯材、表生地及び裏生地の三層構造としているが、芯材がない二層構造であってもよいし、四層以上の多層構造としてもよい。なお、膝パッド16の表生地において、雌型面ファスナーとして機能する領域は、膝パッド16の表生地全体であってもよいし、当該表生地の一部の領域であってもよい。
膝パッド16は、パッド本体31と、パッド本体31の左端部からパッド本体31の外方に向けて伸びる2つの帯状部32と、パッド本体31の右端部からパッド本体31の外方に向けて伸びる2つの帯状部33とを有している。ここで、パッド本体31の上部からパッド本体31の外方に伸びる2つの帯状部を上部帯状部32a,33aと称し、パッド本体31の下部からパッド本体31の外方に伸びる帯状部を下部帯状部32b,33bと称する。
パッド本体31は、膝パッド16を作業者の膝部に装着するときに、作業者の膝裏部に沿って配置される部位である。また、上部帯状部32a,33aは、膝パッド16を作業者の膝部に装着するときに、作業者の膝部上方となる部位に巻き掛けられる。また、下部帯状部32b,33bは、膝パッド16を作業者の膝部に装着するときに、作業者の膝部下方となる部位に巻き掛けられる。ここで、パッド本体31は、請求項に記載の装着具本体に相当する。
上部帯状部32a,33aのうち、上部帯状部33aの伸長方向における先端部の裏面には、上述した膝パッド16の表生地と接合する雄型面ファスナー35が縫い付けられている。同様にして、下部帯状部32b,33bのうち、下部帯状部32bの伸長方向における先端部の裏面には、上述した膝パッド16の表生地と接合する雄型面ファスナー36が縫い付けられている。雄型面ファスナー35,36は、表面が鉤状などのフック要素を表面に有する、例えばナイロンやポリエステル、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの合成繊維を用いて形成されている。
膝パッド16は、表生地側に、上述したバックル18の他、複数のバックル雄部材61,68や複数のバックル雌部材64,66が取り付けられている。例えば膝パッド16を構成するパッド本体31の上端部には、固定用ベルト42が縫い付けられ、その固定用ベルト42には、バックル17を構成するバックル雌部材41が結合されている。固定用ベルト42は、例えばナイロンやポリエステル、ポリウレタン、レーヨンなどの合成樹脂または面などの天然繊維などを用いたベルトである。なお、バックル18は、バックル雌部材41と、バックル雄部材43とから構成され、バックル雌部材41には、バックル雄部材43が連結される(係合される)。このとき、バックル雄部材43には下肢ベルト15が長さ調節可能に結合されている。そのため、バックル雌部材41は、下肢ベルト15及びバックル雄部材43を介して作用する弾性体13,14の弾性力を膝パッド16とともに受け止める。パッド本体31に縫い付けられている固定用ベルト42の下端部は、パッド本体31の上下方向における中央部分を通り、左右方向に伸びる平面L1よりも上方に位置する(図3(d)参照)。
さらに、上述したバックル雌部材41は、パッド本体31の上下方向において、固定用ベルト42を縫い付けた位置よりも上方となる位置に締結される。バックル雌部材41をパッド本体31に締結する方法としては、例えばリベット51を用いて、バックル雌部材41をパッド本体31に締結する方法が挙げられる。以下に説明する図4において、バックル雌部材41が当接される面側がパッド本体31の表面側(表生地側)で、ワッシャ56が当接される面側がパッド本体31の裏面側(裏生地側)となる。つまり、リベット51は、パッド本体31の裏面側から、パッド本体31の表面側に位置するバックル雌部材41を締結する。
図4(a)に示すように、リベット51は、例えば一端側にフランジ52を有する管状のスリーブ53と、スリーブ53に挿通され、先端部にスリーブ53の内径よりも大きい外径を有する頭部54を先端部に有する軸部55とを有する。
バックル雌部材41は、以下の手順で、リベット51を用いてパッド本体31に締結される。ここで、リベット51は、請求項に記載の締結部材に相当する。図4(a)に示すように、リベット51のスリーブ53は、パッド本体31の裏生地側から、ワッシャ56の挿通孔56a、パッド本体31に設けた挿通孔31a、バックル雌部材41に設けた挿通孔41aの順に挿通し、フランジ52をワッシャ56に当接させる。そして、図4(b)に示すように、軸部55を上方(図4(b)中A方向)に引っ張る。軸部55を引っ張ると、軸部55の先端部に有する頭部54がフランジ52側に移動してスリーブ53の先端側を変形させる(図4(b)中、符号53a)。そして、軸部55の上方への引っ張りによる頭部54のフランジ52に向かう移動が停止されると、軸部55が、当該軸部55に設けた破断部において破断する。このとき、ワッシャ56、パッド本体31及びバックル雌部材41が、フランジ52と、スリーブ53の先端部の変形部53aとの間で挟持される(図4(c)参照)。ここで、パッド本体31、バックル雌部材41及びワッシャ56が、請求項に記載の被締結物に相当する。また、ワッシャ56の挿通孔56a、パッド本体31に設けた挿通孔31a、バックル雌部材41に設けた挿通孔41aは、請求項に記載に取付孔に相当する。さらに、ワッシャ56は、請求項に記載の逸脱防止部材に相当する。
なお、本実施の形態では、バックル雌部材41とパッド本体31との締結固定において、パッド本体31の裏面側にワッシャ56を配置している。ワッシャ56は、例えばアルミニウムなどの金属製である。ワッシャ56は、弾性体13,14の反力が下肢ベルト15を介して膝パッド16に作用したときに、パッド本体31の材質と、リベット51の材質との違いからパッド本体31に設けた挿通孔31aが拡径されて、パッド本体31がリベット51から外れてしまうことを防止するために用いられる。ここで、ワッシャ56は、例えば挿通孔56aの内径が3.3mmで、例えば外径が10mm以上であることが好ましい。その場合には、パッド本体31がリベット51から外れてしまうのを良好に防止す可能となる。
図2及び図3に戻って説明すると、上部帯状部32aの伸長方向における略中央部分には、バックル雄部材61を長さ調整可能に結合(保持)した締付用ベルト62が縫い付けられている。図3(a)又は図3(c)に示すように、バックル雄部材61は、後述するバックル雌部材64に係合して、2つの上部帯状部32a,33aの接合が解除されることを防止する。ここで、バックル雄部材61と、バックル雌部材64とによりバックル(符号省略)が形成される。
締付用ベルト62は、バックル雄部材61がバックル雌部材64に係合した状態で、当該締付用ベルト62の伸長方向において、上部帯状部32aに縫い付けられる一端部に対しバックル雌部材64を挟んで反対側である締付用ベルト62の他端部側を引っ張ると、バックル雄部材61からの締付用ベルト62の他端部側の引出し長さが長くなる。かかる引き出し長さの変化により、バックル雌部材64は、固定用ベルト42側に移動する。そのため、先端部が重なり合った2つの上部帯状部32a,33aが作業者の膝上方となる部位を締め付ける力を強くすることができる。
また、締付用ベルト62のうち、当該締付用ベルト62の伸長方向において、上部帯状部32aに縫い付けられる一端部とは反対側となる他端部の表面側には、膝パッド16の表生地と接合する雄型面ファスナー63が縫い付けられている。雄型面ファスナー63を設けることで、締付用ベルト62の伸長方向において、上部帯状部32aに縫い付けられる一端部とは反対側となる締付用ベルト62の他端部が膝パッド16に接合されて、作業時或いは移動時に締付用ベルト62が、作業現場などにある他の機材などに引っ掛かる事象を防止できる。
上部帯状部33aの伸長方向における先端部には、バックル雌部材64を結合した固定用ベルト65が縫い付けられている。作業者の膝部に膝パッド16を装着するとき、バックル雌部材64には、上述したバックル雄部材61が係合する。
また、下部帯状部32bの伸長方向における先端部には、バックル雌部材66を結合した固定用ベルト67が縫い付けられる。下部帯状部33bの伸長方向における略中央部分には、バックル雄部材68に長さ調整可能に結合した締付用ベルト69が縫い付けられる。バックル雄部材68は、上述したバックル雌部材66に係合して、2つの下部帯状部32b,33bの接合が解除されることを防止する。ここで、バックル雄部材68と、バックル雌部材66とによりバックル(符号省略)が形成される。なお、バックル雌部材66及びバックル雄部材68は、請求項に記載の解除防止部材に相当する。
締付用ベルト69は、バックル雄部材68とバックル雌部材66とが係合した状態で、締付用ベルト69の伸長方向において、下部帯状部33bに縫い付けられる一端部に対してバックル雌部材66を挟んで反対側である締付用ベルト69の他端部側を引っ張ると、バックル雄部材68からの締付用ベルト69の他端部側の引出し長さが長くなる。かかる引き出し長さの変化により、バックル雄部材68は、固定用ベルト42側に移動する。そのため、先端部が重なり合った2つの下部帯状部33b,33bが作業者の膝下方となる部位を締め付ける力を強くすることができる。
また、締付用ベルト69のうち、当該締付用ベルト69の伸長方向において、下部帯状部33bに縫い付けられる一端部とは反対側となる他端部の表面側には、膝パッド16の表生地と接合する雄型面ファスナー70が縫い付けられている。雄型面ファスナー70を設けることで、締付用ベルト69の伸長方向において、下部帯状部33bに縫い付けられる一端部とは反対側となる締付用ベルト69の他端部が膝パッド16に接合されて、作業時或いは移動時に締付用ベルト69が、作業現場などにある他の機材などに引っ掛かる事象を防止できる。
次に、膝パッド16の装着手順について説明する。図5(a)に示すように、膝パッド16のパッド本体31を自身の膝裏に当てた状態で、上部帯状部32aの伸長方向における先端部が図5(a)中B方向に移動されて、図5(b)に示すように膝上方となる部位に巻き掛けられる。次に、図5(b)に示すように、上部帯状部33aの伸長方向における先端部が図5(b)中C方向に移動されて、図5(c)に示すように膝上方となる部位に巻き掛けられる。このとき、雌ファスナーとして機能する上部帯状部33aは、上部帯状部32aを下側(内側:膝側)にして重ね合わせた状態で、上部帯状部32aに存在する雄型面ファスナー35と接合される。
図5(c)に示すように、上部帯状部33aと上部帯状部32aと接合した後、バックル雄部材61とバックル雌部材64とが係合される。そして、上部帯状部32aに縫い付けられる一端部に対しバックル雌部材64を挟んで反対側である締付用ベルト62の他端部側を図5(c)中D方向に引っ張り、締付用ベルト62の他端部側をバックル雄部材61から引き出す。そのため、先端部が重なり合った2つの上部帯状部32a,33aが作業者の膝上方となる位置に締め付けられる。最後に、締付用ベルト62の他端部に設けた雄型面ファスナー63が、雌型面ファスナーとして機能する膝パッド16の表生地に接合される(図5(d)参照)。
下部帯状部32b,33bの接合は、下部帯状部33bを図5(d)中E方向に移動させて、下部帯状部33bを膝部の下部に巻き掛けた後、下部帯状部32bを図5(d)中F方向に移動させることで行われる。この場合も、下部帯状部32bは、下部帯状部33bを下側にして重ね合わせた状態で、雌型面ファスナーとして機能する下部帯状部33bは、下部帯状部32bに存在する雄型面ファスナー36と接合される。そして、下部帯状部32bを下部帯状部33bに接合した後、バックル雄部材68とバックル雌部材66とが係合される。そして、締付用ベルト69を引っ張り、重ね合わせた2つの下部帯状部32b,33bを締め付けた後、締付用ベルト69の他端部に設けた雄型面ファスナー70が膝パッド16の表生地に接合される。
図6(a)に示すように、膝パッド16を作業者の膝部に装着したとき、下肢ベルト15が結合(保持)するバックル雄部材43は、膝裏部分に沿装されるパッド本体31に保持されたバックル雌部材41に係合している。上述したように、バックル雄部材43は、固定用ベルト42を介してパッド本体31に取り付けられ、さらに、固定用ベルト42の縫着位置よりも上方となる位置(作業者の腰側となる位置)で、例えばリベット51を用いてパッド本体31に締結される。したがって、下肢ベルト15を緩めたとしても、バックル雌部材41は、固定用ベルト42が挿通される下端側を回転中心として回転することはなく、下肢ベルト15に張力を付与した状態のときのバックル雌部材41の状態(すなわち、バックル雌部材41のベルト挿通部分が下を向くように倒れない状態)が保持される。そのため、作業者が膝部を折り曲げたときに、バックル雌部材41及び当該バックル雌部材41に係合するバックル雄部材43が、作業者の大腿部と、ふくらはぎ部との各々に食い込む事象の発生が防止される。
また、従来では、バックル雌部材41は、膝パッド16のパッド本体31の上端部(作業者の腰側に近い端部)よりも、作業者の腰側に近い位置となるように固定用ベルト42を用いて膝パッド16に固定される。この場合、作業者が動作補助装置を着用した後、作業者が前屈姿勢をしなくとも、下肢ベルト15の長さ調節を行うことができるようになっている。そのため、ベルト調整具26及びバックル雌部材41間の距離が短く、当該距離に合わせた下肢ベルト15の長さ調整による調整代を確保しにくい。本実施の形態では、バックル雌部材41を膝パッド16のパッド本体31の上部となる位置に固定用ベルト42を介して取り付けることで、ベルト調整具26とバックル雌部材41との距離を長くして、ベルト調整具26及びバックル雌部材41間の距離に合わせた下肢ベルト15の長さ調整による調整代を確保することができる。
また、パッド本体31に縫い付けられる固定用ベルト42の下端部は、パッド本体31の上下方向における中央部分を通り、上下方向と直交する平面L1よりも上方に位置するものである。
これによれば、作業者が膝部を折り曲げたとき、パッド本体31は、作業者の大腿部に沿装される部分と、作業者のふくらはぎ部に沿装される部分とが重なる(近づく)ように折れ曲がることがなくなるので、従来の膝パッドにおいて生じる固定用ベルト42の折曲部分が、膝裏部に食い込む事象の発生が防止される。
本実施の形態では、膝パッド16の膝部への装着時に、上部帯状部32aに設けたバックル雄部材61を、上部帯状部33aに設けたバックル雌部材64に係合し、同時に、下部帯状部33bに設けたバックル雄部材68を、下部帯状部32bに設けたバックル雌部材66に係合している。これにより、下肢ベルト15を介して伝達される弾性体13,14の弾性力を、膝パッド16により確実に受け止めることができ、2つの上部帯状部32a,33aの接合及び/又は2つの下部帯状部32b,33bの接合の解除が生じることを防止している。すなわち、膝パッド16が膝部から外れてしまうことを防止している。しかしながら、下肢ベルト15を介して伝達される弾性体13,14の弾性力を、膝パッド16により受け止めて、膝パッド16が膝部から外れてしまうことを防止することができるのであれば、2つの上部帯状部32a、32a又は、2つの下部帯状部32b、33bのいずれか一方に、バックル(符号省略)を構成するバックル雄部材61及びバックル雌部材64を設けた構成としてもよい。
本実施の形態では、バックル雌部材64と、当該バックル雌部材64に係合するバックル雄部材61とから、また、バックル雌部材66と、当該バックル雌部材66に係合するバックル雄部材68とから、バックル(符号省略)を各々構成しているが、バックルは、本実施の形態にて説明したバックル以外のものを使用することも可能である。
本実施の形態では、上部帯状部33aの表面に雄型面ファスナー35を、及び下部帯状部32bの表面に雄型面ファスナー36を設けて、2つの上部帯状部32a,33a及び2つの下部帯状部32b,33bの各々を接合している。例えば、締付用ベルト62に結合されるバックル雄部材61を上部帯状部32aに、固定用ベルト65に結合されるバックル雌部材64を上部帯状部33aに各々設け、バックル雌部材64にバックル雄部材61を係合させた後で、締付用ベルト62により2つの上部帯状部を締め付ける場合には、上部帯状部33aの表面に雄型面ファスナー35を設けなくてもよい。また、下部帯状部32bについても同様であり、上述した上部帯状部と同一の構成を採用する場合、下部帯状部32bの表面に雄型面ファスナー36を設けなくてもよい。
<効果について>
本実施の形態における膝パッド16は、作業者の膝部に装着されて、作業者の上半身に装着される動作補助装置10に下肢ベルト15を介して連結される膝パッド16において、前記作業者の膝裏部に沿って配置されるパッド本体31と、下肢ベルト15を結合するバックルとして機能するバックル雌部材41及びバックル雄部材43と、例えばバックル雌部材41に結合した状態でパッド本体31に縫い付けられる固定用ベルト42と、バックル雌部材41をパッド本体31に締結するリベット51と、を有するものである。
これによれば、バックル雌部材41は、リベット51を介してパッド本体31に締結しているので、リベット51を介してパッド本体31に締結していない場合と比較して、バックル雌部材41が倒れるように回転することを防止することができる。したがって、作業者が膝部を折り曲げたときに、バックル雌部材41及び当該バックル雌部材41に係合するバックル雄部材43が、作業者の大腿部と、ふくらはぎ部との各々に食い込む事象の発生が防止される。
また、リベット51は、中心軸線方向における一端部にフランジ52を有し、中心軸線方向における他端部をパッド本体31,バックル雌部材41に設けた挿通孔31a,41aに挿入するスリーブ53と、スリーブ53に挿通される軸部55と、を有し、前記軸部55の前記フランジ52側に引っ張ることで、前記軸部55の先端に設けた頭部54を前記フランジ52に向けて移動させ、頭部54の移動の際に挿通孔41aから突出するスリーブ53の他端側を変形させて、フランジ52とスリーブ53の変形部53aとの間でパッド本体31,バックル雌部材41を締結するものであり、ワッシャ56は、自身の外径がフランジ52の外径よりも大径となる円板形状で、リベット51によりパッド本体31の裏面側に配置された状態でバックル雌部材41とともにパッド本体31に締結されて、パッド本体31の逸脱を防止するものである。
これによれば、弾性体13,14の弾性力が下肢ベルト15を介して膝パッド16に作用したときに、パッド本体31の材質と、リベット51の材質との違いからパッド本体31に設けた挿通孔31aが拡径されて、パッド本体31がリベット51から逸脱することが防止される。
また、パッド本体31を作業者が装着した際に、当該作業者の起立状態において、作業者の頭と足とを結ぶ方向を上下方向としたとき、パッド本体31に縫い付けられる固定用ベルト42の下端部は、パッド本体31の上下方向における中点を通るとともに、上下方向と直交する平面L1よりも上方に位置するものである。
これによれば、従来では、作業者が膝部を折り曲げたとき、パッド本体31は、作業者の大腿部に沿装される部分と、作業者のふくらはぎ部に沿装される部分とが重なるように折れ曲がることに追随して、固定用ベルト42が折り重なるように折れ曲がることがなくなり、従来の膝パッドにおいて生じる固定用ベルト42の折曲部分が、膝裏部に食い込む事象の発生が防止される。
また、パッド本体31の上下方向における上部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、膝パッド16の膝部への装着時に、作業者の膝頭の上方に向けて各々巻き掛けられた後、一方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの上部帯状部32a,33aと、パッド本体31の上下方向における下部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、膝パッド16の膝部への装着時に、作業者の膝頭の下方に向けて各々巻き掛けられた後、他方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの下部帯状部32b,33bと、少なくとも2つの下部帯状部32b,33bの接合が解除されることを防止するバックル雌部材66及びバックル雄部材68と、を有するものである。
これによれば、弾性体13,14の反力が下肢ベルト15を介して膝パッド16に作用したときに、上部帯状部32a,33aの接合が解除されても、下部帯状部32b,33bの接合が解除されることが防止され、作業者の膝部から膝パッド16が逸脱することを防止することができる。
また、動作補助装置10は、作業者の上半身に装着される圧接用ベルト11,12と、作業者の背中に沿装されるとともに、自身の伸長方向における一端部を、圧接用ベルト11,12において作業者の肩部にあたる位置に連結し、伸長方向における他端部を、下肢ベルト15を結合する連結環25に連結される弾性体13,14と、を有するものである。
これによれば、動作補助装置10を装着した状態で、作業者は、痛みを伴うことなく、膝部を折り曲げる動作を行うことができる。また、作業者が前屈姿勢での長時間作業や重量のある資材を持ち上げる作業を行う際に、膝パッド16の逸脱することが防止できる。
10…動作補助装置
11,12…圧接用ベルト
15…下肢ベルト
16…膝パッド
25…連結環
31…パッド本体
32a,33a…上部帯状部
32b,33b…下部帯状部
41,64,66…バックル雌部材
42…固定用ベルト
43,61,68…バックル雄部材
51…リベット
56…ワッシャ

Claims (5)

  1. 作業者の膝部に装着されるとともに、前記作業者の上半身に装着される装着装置に連結ベルトを介して連結される膝装着具において、
    前記作業者の膝裏部に沿って配置される装着具本体と、
    前記連結ベルトを結合するバックルと、
    前記バックルに結合した状態で前記装着具本体に縫い付けられる固定用ベルトと、
    前記バックルを前記装着具本体に締結する締結部材と、
    を有する
    ことを特徴とする膝装着具。
  2. 請求項1に記載の膝装着具において、
    前記締結部材は、中心軸線方向における一端部にフランジを有し、前記中心軸線方向における他端部を被締結物に設けた取付孔に挿入するスリーブと、前記スリーブに挿通される軸部と、を有し、前記軸部を前記フランジ側に引っ張ることで、前記軸部の先端に設けた頭部を前記フランジに向けて移動させ、前記頭部の移動の際に前記被締結物の前記取付孔から突出する前記スリーブの他端側を変形させて、前記スリーブの変形部分と前記フランジとの間で前記被締結物を締結するリベットであり、
    前記フランジの外径よりも大径となる円板形状で、前記リベットにより前記装着具本体の裏面側に配置された状態で前記バックルとともに前記装着具本体に締結されて、前記装着具本体の逸脱を防止する逸脱防止部材を有する
    ことを特徴とする膝装着具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の膝装着具において、
    前記装着具本体を前記作業者が装着した際に、当該作業者の起立状態において、作業者の頭と足とを結ぶ方向を上下方向としたとき、
    前記装着具本体に縫い付けられる前記固定用ベルトの下端部は、前記装着具本体の前記上下方向における中点を通るとともに、前記上下方向と直交する平面よりも上方に位置する
    ことを特徴とする膝装着具。
  4. 請求項3に記載の膝装着具において、
    前記装着具本体の前記上下方向における上部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、前記膝装着具の膝部への装着時に、前記作業者の膝頭の上方に向けて各々巻き掛けられた後、一方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの上部帯状部と、
    前記装着具本体の前記上下方向における下部のうち、当該上下方向と直交する左右方向における左右端部から外方に各々伸長し、前記膝装着具の膝部への装着時に、前記作業者の膝頭の下方に向けて各々巻き掛けられた後、他方の先端部を内側にして重ね合わせた状態で接合される2つの下部帯状部と、
    少なくとも前記2つの下部帯状部の接合が解除されることを防止する解除防止部材と、
    を有する
    ことを特徴とする膝装着具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の膝装着具において、
    前記装着装置は、前記作業者の上半身に装着される装着部と、当該作業者の背中に沿装されるとともに、自身の伸長方向における一端部を、前記装着部において前記作業者の肩部にあたる位置で連結し、前記伸長方向における他端部を前記連結ベルトを結合する結合具に連結される弾性体と、を有する動作補助装置である
    ことを特徴とする膝装着具。
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