JP2023068713A - 塗装装置 - Google Patents

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Hiroshi Yamamoto
健太 田中
Kenta Tanaka
航 金本
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Abstract

【課題】装置全体をコンパクト化することができると共に、車両ボディがハンガーに搭載されると同時に車両ボディを保持・固定すること。【解決手段】車両ボディ14を車幅方向に移動させながらハンガー12に搭載し、前処理液又は電着塗料が充填された処理槽に入槽されて塗装される塗装装置であって、ハンガー12は、支持レールから車両ボディ14の下方まで延設されたハンガー本体13と、ハンガー本体13に設けられ、車両ボディ14を下方から支持するボディ支持部と、車両前後方向に進退可能な棒状部材28を有するボディ浮き防止機構18とを備え、ボディ浮き防止機構18は、ボディ支持部に搭載された車両ボディ14のホイールハウス20に向かって棒状部材28が進出した状態で、ホイールハウス20を係止する。【選択図】図2

Description

本発明は、前処理液又は電着塗料が満たされた処理槽に対して車両ボディを入槽させて塗装する塗装装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両ボディのフロントウインドウの開口部を介して車室内床面に臨み、この車室内床面に当接して車両ボディの浮きを抑制する浮き抑制手段を備えた塗装装置が開示されている。
この浮き抑制手段は、昇降駆動手段を介して車両上下方向に沿って変位するように設けられている。
特許第3879508号公報
ところで、特許文献1に開示された塗装装置では、浮き抑制手段が、昇降駆動手段を介して車両上下方向に沿って変位するように設けられているため、車両上下方向に沿って変位動作可能な寸法が必要となり、塗装装置全体が大型化することが懸念される。
また、特許文献1に開示された塗装装置では、車両ボディが処理槽内に入槽された後、昇降駆動手段を介して浮き抑制手段を下降させているため、車両ボディの入槽後、所定時間が経過した後、浮き抑制手段によって車両ボディが固定されることとなる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、装置全体をコンパクト化することができると共に、車両ボディがハンガーに搭載されると同時に車両ボディを保持・固定することが可能な塗装装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、支持レールに吊り下げられて搬送されるハンガーを有し、前記ハンガーに搭載した車両ボディを、前処理液又は電着塗料が充填された処理槽に入槽させて塗装する塗装装置であって、前記ハンガーは、前記支持レールから前記車両ボディの下方まで延設されたハンガー本体と、前記ハンガー本体に設けられ、前記車両ボディを下方から支持するボディ支持部と、前記ハンガー本体および前記ボディ支持部の少なくともいずれか一方に取り付けられ、車両前後方向に進退可能な棒状部材を有するボディ浮き防止機構と、を備え、前記ボディ浮き防止機構は、前記ボディ支持部に搭載された前記車両ボディのホイールハウスに向かって前記棒状部材を進出させることを特徴とする。
本発明では、装置全体をコンパクト化することができると共に、車両ボディがハンガーに搭載されると同時に車両ボディを保持・固定することが可能な塗装装置を得ることができる。
本発明の実施形態に係る塗装装置の模式平面図である。 図1に示す塗装装置の一部省略側面斜視図である。 図1に示す塗装装置に設けられたボディ浮き防止機構の側面図である。 図3に示すボディ浮き防止機構を構成する支持部を車両後方側からみた斜視図である。 図4の支持部に対して棒状部材を挿通した状態を示す斜視図である。 ボディ浮き防止機構の棒状部材の先端部が、車両ボディのホイールハウスに当接して係止した状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る塗装装置の模式平面図である。 図7に示す塗装装置の一部省略側面斜視図である。 図7に示す塗装装置に設けられたボディ浮き防止機構の側面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)を、それぞれ示している。
本発明の実施形態に係る塗装装置10は、図示しないコンベアの支持レールの下方に吊り下げられたハンガー12(図6参照)を有する。このハンガー12には、前処理又は電着塗装が遂行される車両ボディ14(図6参照)が搭載される。
図1に示されるように、ハンガー12は、ハンガー本体13(図6参照)と、ボディ支持部15と、ボディ浮き防止機構18とを備えて構成されている。ハンガー本体13は、断面円形のパイプ状を呈し、図示しない支持レールから車両ボディ14の下方まで延設されている。また、ハンガー本体13は、車両の前後にそれぞれ配置されている。ハンガー本体13の間には、車両ボディ14を下方から支持するボディ支持部15が設けられている。このボディ支持部15は、フレーム部材16と、ボディ搭載部22とを備えて構成されている。
図1に示されるように、フレーム部材16は、車両ボディ14の両側部にそれぞれ配置され、且つ、車両前後方向に沿って延びている。また、各フレーム部材16の車両前後方向に沿った中央部には、車幅方向外側に向かって突出し、車両ボディ14を支持するボディ搭載部22が設けられている。なお、車両ボディ14の両側部にそれぞれ配置された各フレーム部材16は、車幅方向に沿って延びる複数の横架部材23(図2参照)によって連結されている。
左右いずれか一方のフレーム部材16でボディ搭載部22の車両後方位置には、ボディ浮き防止機構18が配置されている。このボディ浮き防止機構18は、フレーム部材16、横架部材23、及び、取付金具25を介して、ハンガー12に取り付けられている(図2参照)。ボディ浮き防止機構18は、車両前後方向に進退可能な棒状部材28(後記する)を有する。ボディ浮き防止機構18は、ボディ搭載部22に搭載された車両ボディ14のホイールハウス20に向かって棒状部材28が進出した状態で、ホイールハウス20を係止することで、車両ボディ14の浮きを防止するものである(図6参照)。
図2及び図3に示されるように、ボディ浮き防止機構18は、本体部24と、本体部24の上面に設けられた一対の支持部26a、26bと、この一対の支持部26a、26bを介して車両前後方向に沿って進退可能(変位可能)に設けられた棒状部材28と、本体部24の車両後方に配置される操作部30と、棒状部材28をボディ搭載部22に向かって付勢するばね部材(付勢手段)32とを備えて構成されている。
図3に示されるように、本体部24は、車幅方向から側面視して、略L字状を呈する金属製のブロック体で構成されている。このブロック体は、車両前方側に位置し、車両上下方向に沿って延びる縦ブロック34と、縦ブロック34の上端に連結され、この連結部位から車両後方に向かって延出する横ブロック36とを有する。縦ブロック34の下端は、フレーム部材16に固定されている。
一対の支持部26a、26bは、本体部24の上面に車両前後方向に沿って所定間隔離間して配置されている。図4に示されるように、各支持部26a(26b)は、本体部24の上面に接合され、車両前後方向に沿って貫通する断面矩形状の貫通孔を有する金属製の枠体38と、この枠体38の貫通孔内に装着され、棒状部材28の外面と摺接する樹脂製の摺接部(支持部)40とから構成されている。摺接部40には、棒状部材28が車両前後方向に沿って摺動可能となるような断面矩形状の貫通孔42が設けられている。摺接部40は、例えば、テフロン(登録商標)樹脂等によって一体的に構成され、金属製の枠体38の貫通孔内に着脱可能(交換可能)に装着されている。
なお、一対の支持部26a、26bのうち、車両前方に位置する支持部26aの側面には、車幅方向外側に突出する連結板43が連結されている(図4、図5参照)。この連結板43には、ばね部材32の車両前方端部を係止する係止部44が締結されている。
棒状部材28は、支持部26a、26bの摺接部40に対して摺動可能な断面矩形状の角柱体からなり、車両前後方向に沿って長尺に構成されている(図5、図3参照)。この棒状部材28は、例えば、テフロン(登録商標)等の樹脂材料で構成されている。
図3に示されるように、操作部30は、棒状部材28の車両後方端部に連結される前側連結板46と、この前側連結板46の下端部に連結され、車両後方に向かって延出する延出部48と、延出部48の車両後方端部に連結される後側連結板50とを備えて構成されている。
図3に示されるように、前側連結板46には、車両前方側に突出して、ばね部材32の車両後方端部を係止する係止部58が締結されている。ばね部材の32のばね力に抗して、操作者の手動操作により操作部30を車両後方に向けて引き込むことで車両ボディ14がフレーム部材16から着脱自在となる。なお、操作部30、及び、棒状部材28は、操作者の手動操作によって、それぞれ一体的に変位(進退動作)するように設けられている。
図2に示されるように、棒状部材28の先端には、二股に分岐して略平行で水平方向に沿って延び、車両前後方向の寸法が異なる二股部60が設けられている。車幅方向外側に位置する二股部60の一方の先端部62aは、車両前後方向の寸法が大きく設けられている。
また、車幅方向内側に位置する二股部60の他方の先端部62bは、車両前後方向の寸法が小さく設けられている。この二股部60のことで、車両ボディのサイズに対応していずれか一方を簡便に選択することができる。車両ボディの大きさに対応して選択されたいずれか一方の先端部(62a又は62b)が車両ボディ14のホイールハウス20に当接して係止することで(図6参照)、車両ボディ14が図示しない処理槽に入槽される際の浮きを防止することができる。
図3に示されるように、車両前方に位置する支持部26aの係止部44と、操作部30の前側連結板46の係止部58との間には、コイルスプリングからなるばね部材32が張設されている。このばね部材32は、本体部24側に固定された係止部44と、棒状部材28と一体的に車両前後方向に沿って変位可能な自由状態の係止部58との間に配置されている。このばね部材32のばね力によって、棒状部材28の先端部がボディ搭載部22側に向かって付勢された状態となっている。
本実施形態に係る塗装装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、図示しないハンガーロック手段を介して、ハンガー12をロック状態としておく。続いて、図示しない搬送手段を介して、車両ボディ14を車幅方向右側から車幅方向左側にスライドさせ(図1の矢印A参照)、ハンガー12のフレーム部材16(ボディ支持部15)上に車両ボディ14を搭載する。その際、車両ボディ14は、フレーム部材16の車両前後方向の中央部に設けられたボディ搭載部22(ボディ支持部15)にそれぞれ載置される。
車両ボディ14を矢印A方向に沿ってスライドさせると同時に、操作者の手動操作によって、棒状部材28及び操作部30を車両後方に向かって一体的に変位させる。すなわち、操作者は、操作部30の延出部48を手で把持しながら車両後方に向かって引き込むことによって、棒状部材28及び操作部30を一体的に変位させることができる。この場合、棒状部材28及び操作部30は、ばね部材32のばね力に打ち勝って車両後方へ変位させる。これにより、棒状部材28の先端部62a、62bは、車両前後方向において、ボディ搭載部22から車両後方に離間した状態となる。
車両ボディ14がボディ搭載部22に載置された後、前記とは反対方向(図1の矢印B参照)の車両前方側(ボディ搭載部22側)に向かって棒状部材28及び操作部30を、ばね部材32のばね力によって一体的に変位させる。すなわち、前記した操作者による引き込み動作を止めて、操作部30の延出部48の把持動作を解除することで、棒状部材28及び操作部30を車両前方側(ボディ搭載部22側)に向かって一体的に変位させることができる。その際、棒状部材28の二股部60の先端部62a(又は62b)がホイールハウス20の内側壁面に当接すると共に、ばね部材32のばね力によって二股部60の先端部62a(又は62b)がホイールハウス20の内側壁面に設けられた図示しない突起部の上部を係止することで、車両ボディ14がボディ浮き防止機構18によって保持・固定される(図6参照)。
本実施形態において、ハンガー12は、図示しない支持レールから車両ボディ14の下方まで延設されたハンガー本体13と、このハンガー本体13に設けられ、車両ボディ32を下方から支持するボディ支持部15と、ハンガー本体13に取り付けられ、車両前後方向に進退可能な棒状部材28を有するボディ浮き防止機構18とを備えて構成されている。このボディ浮き防止機構18は、ボディ支持部15に搭載された車両ボディ14のホイールハウス20に向かって棒状部材28が進出した状態で、ホイールハウス20を係止する。具体的には、ホイールハウス20の内側壁面に設けられた図示しない突起部の上部が棒状部材28の先端部62a(又は62b)に係合することで、ホイールハウス20が係止されて車両ボディ14の浮きを防止している。
なお、本実施形態では、ボディ浮き防止機構18がハンガー本体13に取り付けられた場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、ボディ支持部15を構成する、フレーム部材16又はボディ搭載部22に取り付けられていてもよい。
本実施形態では、ボディ浮き防止機構18の棒状部材28が、車両前後方向に進退動作(変位)することで、図示しない処理槽に入槽された車両ボディ14の浮きを確実に抑制することができる。この結果、本実施形態では、従来技術と比較して車両上下方向の寸法を増大させることが不要となり、装置全体をコンパクト化することができると共に、車両ボディ14がハンガー12に搭載されると同時に車両ボディ14を保持・固定することが可能な塗装装置10を得ることができる。
また、本実施形態において、ボディ浮き防止機構18は、棒状部材28をホイールハウス20に向かって付勢するばね部材32と、このばね部材32のばね力に抗して棒状部材28をホイールハウス20から離間させるための操作部30とを有している。これにより、本実施形態では、車両ボディ14のホイールハウス20がボディ搭載部22に載置されると同時に、ばね部材32のばね力によって、棒状部材28の先端部62a(又は62b)をホイールハウス20の内側壁面に係止させることができる。
さらにまた、本実施形態において、本体部24には、車両前後方向に沿って摺動変位する棒状部材28を支持する支持部26a、26bが設けられている。棒状部材28の外面と摺接する支持部26a、26bの摺接部40は、例えば、テフロン(登録商標)等の樹脂材料で構成されている。これにより、棒状部材28と支持部26a、26bとの間で塗料による詰まりを抑制することができる。また、支持部26a、26bの摺接部40は、金属製の枠体38内に交換可能に装着されているため、例えば、経年変化等によって摺接部40が劣化した際、容易に交換することができる。
さらにまた、本実施形態において、棒状部材28の先端部62a、62bは、二股に分岐して略平行で水平方向に沿って延びる二股部60を有している。車幅方向外側に位置する二股部60の一方の先端部62aは、車両前後方向の寸法が大きく設けられている。車幅方向内側に位置する二股部60の他方の先端部62bは、一方の先端部62aと比較して、車両前後方向の寸法が小さく設けられている。このように、本実施形態では、二股部60を設けると共に、車両前後方向の寸法がそれぞれ異なることで、車両ボディ14のサイズによって車両ボディ14を保持・固定する先端部62a、62bを簡便に使い分けすることができる。
さらにまた、本実施形態では、車両ボディ14の両側部且つ車両前後方向に配置されるフレーム部材16と、このフレーム部材16に設けられ、車両ボディ14を支持するボディ搭載部22とによってボディ支持部15が構成されている。これにより、車両ボディ14を簡素な構成によって簡便に搭載・支持することができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る塗装装置10aについて説明する。図7は、本発明の他の実施形態に係る塗装装置の模式平面図、図8は、図7に示す塗装装置の一部省略側面斜視図、図9は、図7に示す塗装装置に設けられたボディ浮き防止機構の側面図である。なお、図1~図6に示す前記実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して以下説明する。
他の実施形態に係る塗装装置10aでは、操作部30の後側連結板50にシリンダ(アクチェータ)56が取り付けられている点で前記実施形態と相違している(図7~図9参照)。
シリンダ56は、ピストンロッド52と、このピストンロッド52と一体的に変位するピストン54とを有する。このシリンダ56を駆動させてピストンロッド52を変位させることで、支持部26a、26bに摺動可能に支持された棒状部材28と操作部30とを車両前後方向に沿って一体的に変位させることができる。
他の実施形態において、操作部30は、棒状部材28を車両後方に向かって該操作部30と一体的に変位させるシリンダ(アクチュエータ)56を含んで構成されている。このシリンダ56を駆動させて操作部30を車両後方に向けて引き込むことで、車両ボディ14をフレーム部材16から容易且つ迅速に着脱させることができる。
10、10a 塗装装置
12 ハンガー
13 ハンガー本体
14 車両ボディ
15 ボディ支持部
16 フレーム部材
18 ボディ浮き防止機構
20 ホイールハウス
22 ボディ搭載部
26a、26b 支持部
28 棒状部材
30 操作部
32 ばね部材(付勢手段)
40 摺接部(支持部)
56 シリンダ(アクチュエータ)
60 二股部
62a、62b 先端部

Claims (6)

  1. 支持レールに吊り下げられて搬送されるハンガーを有し、前記ハンガーに搭載した車両ボディを、前処理液又は電着塗料が充填された処理槽に入槽させて塗装する塗装装置であって、
    前記ハンガーは、
    前記支持レールから前記車両ボディの下方まで延設されたハンガー本体と、
    前記ハンガー本体に設けられ、前記車両ボディを下方から支持するボディ支持部と、
    前記ハンガー本体および前記ボディ支持部の少なくともいずれか一方に取り付けられ、
    車両前後方向に進退可能な棒状部材を有するボディ浮き防止機構と、
    を備え、
    前記ボディ浮き防止機構は、前記ボディ支持部に搭載された前記車両ボディのホイールハウスに向かって前記棒状部材を進出させることを特徴とする塗装装置。
  2. 請求項1記載の塗装装置において、
    前記ボディ浮き防止機構は、
    前記棒状部材を前記ホイールハウスに向かって付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して前記棒状部材を前記ホイールハウスから離間させるための操作部とを有することを特徴とする塗装装置。
  3. 請求項2記載の塗装装置において、
    前記操作部は、前記棒状部材を車両後方に向かって該操作部と一体的に変位させるアクチュエータを含み、
    前記アクチュエータを駆動させて前記操作部を車両後方に向けて引き込むことで前記車両ボディが前記フレーム部材から着脱自在となることを特徴とする塗装装置。
  4. 請求項2又は請求項3記載の塗装装置において、
    前記ボディ浮き防止機構は、本体部を有し、
    前記本体部には、摺動変位する前記棒状部材を支持する支持部が設けられ、
    前記支持部は、樹脂材料で構成されていることを特徴とする塗装装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の塗装装置において、
    前記棒状部材の先端は、二股に分岐して略平行で水平方向に沿って延び、車両前後方向の寸法がそれぞれ異なる二股部を有することを特徴とする塗装装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の塗装装置において、
    前記ボディ支持部は、前記車両ボディの両側部且つ車両前後方向に配置されるフレーム部材と、前記フレーム部材に設けられ、前記車両ボディを支持するボディ搭載部とから構成されていることを特徴する塗装装置。
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