JP2023068514A - 作業車 - Google Patents

作業車 Download PDF

Info

Publication number
JP2023068514A
JP2023068514A JP2021179693A JP2021179693A JP2023068514A JP 2023068514 A JP2023068514 A JP 2023068514A JP 2021179693 A JP2021179693 A JP 2021179693A JP 2021179693 A JP2021179693 A JP 2021179693A JP 2023068514 A JP2023068514 A JP 2023068514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower support
support member
fixture
reinforcing member
bonnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021179693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7539360B2 (ja
Inventor
亮介 田仲
Ryosuke Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2021179693A priority Critical patent/JP7539360B2/ja
Priority to PCT/JP2022/011688 priority patent/WO2023079772A1/ja
Priority to EP22889598.3A priority patent/EP4428016A1/en
Publication of JP2023068514A publication Critical patent/JP2023068514A/ja
Priority to US18/648,860 priority patent/US20240294134A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7539360B2 publication Critical patent/JP7539360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/13Roll-over protection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/13Roll-over protection
    • B60R21/131Protective devices for drivers in case of overturning of tractors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】ロプスを機体の左右方向にコンパクトに構成することが可能な作業車が要望されている。【解決手段】作業車は、機体1と、機体1に搭載されるエンジンと、エンジンを収容するボンネット10と、ボンネット10に対して機体1の前後方向の一方側に設けられる運転座席11と、運転座席11の足元に設けられ、ボンネット10の横幅W1よりも機体1の左右方向に幅広のステップ14と、機体1におけるボンネット10の前端と運転座席11の前端との間の両横方にそれぞれ設けられる左右の支柱15を有し、左右の支柱15の上端部同士が連結されるロプス4と、を備えている。支柱15は、機体1の左右方向におけるボンネット10の最横外側端P1、P2とステップ14の最横外側端P3、P4とに亘る範囲W3内に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、作業車に関する。
従来、作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が知られている。特許文献1に記載の作業車は、機体(文献では「走行車体〔2〕」)と、機体に搭載されるエンジン(文献では「エンジン〔30〕」)と、エンジンを収容するボンネット(文献では「ボンネット〔36〕」)と、ボンネットに対して後側に設けられる運転座席(文献では「運転席〔43〕」)と、機体におけるボンネットの前端と運転座席の前端との間の両横方にそれぞれ設けられる左右の支柱を有し、左右の支柱の上端部同士が連結されるロプス(文献では「センタロプス〔4〕」)と、を備えている。
特開2007-247342号公報
特許文献1に記載の作業車では、ロプスを機体の左右方向にコンパクトに構成する点で改善の余地がある。
上記状況に鑑み、ロプスを機体の左右方向にコンパクトに構成することが可能な作業車が要望されている。
本発明の特徴は、機体と、前記機体に搭載されるエンジンと、前記エンジンを収容するボンネットと、前記ボンネットに対して後側に設けられる運転座席と、前記運転座席の足元に設けられ、前記ボンネットの横幅よりも前記機体の左右方向に幅広のステップと、前記機体における前記ボンネットの前端と前記運転座席の前端との間の両横方にそれぞれ設けられる左右の支柱を有し、左右の前記支柱の上端部同士が連結されるロプスと、を備え、前記支柱は、前記機体の左右方向における前記ボンネットの最横外側端と前記ステップの最横外側端とに亘る範囲内に位置していることにある。
本特徴構成によれば、支柱がステップの最横外側端よりも横外側にはみ出さないことになる。これにより、ロプスを機体の左右方向にコンパクトに構成することができる。
さらに、本発明において、左右の前記支柱の下端部を支持する左右の下支持部材を備え、前記下支持部材は、前記支柱の下端部から前記機体の左右方向で機体中心側に向けて延びる状態で設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、支柱の下端部を下支持部材によって機体と連結することにより、ロプスの強度を向上させることができる。
さらに、本発明において、前記下支持部材の横外側端部は、前記支柱の下端部に横内側から連結されていると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材の横外側端部が横外側から支柱の下端部によって覆われることになる。これにより、下支持部材の横外側端部が横外側に露出しないようにすることができる。
さらに、本発明において、前記支柱は、中空部材によって構成され、前記支柱の下端部は、下方に向けて開口していると好適である。
本特徴構成によれば、支柱の内部に雨水が侵入しても、支柱の内部に侵入した雨水を支柱の下端部から下方に向けて排出することができる。
さらに、本発明において、左右の前記下支持部材の横内側端部に連結される左右のブラケットを備え、前記ブラケットは、前記機体に複数の固定具によって前記機体の前後方向の複数箇所で固定され、前記下支持部材は、前記機体の前後方向で前側の前記固定具と後側の前記固定具との中心に位置する固定中心に対して一方側に偏心していると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材が機体の前後方向で固定中心に対して一方側に偏心した状態でブラケットに取り付けられることになる。これにより、機体の前後方向における、ブラケットに対する下支持部材の取り付け位置の自由度を向上させることができる。
さらに、本発明において、前記下支持部材に対して前記機体の前後方向の一方側に、前記エンジン用の装置が設けられ、前記下支持部材は、前記機体の前後方向で前記固定中心に対して前記装置とは反対側に偏心していると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材がエンジン用の装置と干渉しないように、下支持部材をブラケットに取り付けることができる。
さらに、本発明において、前記固定具として、前記下支持部材に対して上側に位置する第一固定具と、前記下支持部材に対して下側に位置する第二固定具と、が設けられ、前記下支持部材から上下方向で前記第一固定具側に延びる状態で設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第一補強部材と、前記下支持部材から上下方向で前記第二固定具側に延びる状態で設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第二補強部材と、を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材とブラケットとの連結強度を第一補強部材及び第二補強部材によって補強することができる。また、下支持部材に作用する荷重を、第一補強部材を介して第一固定具に逃がし、かつ、第二補強部材を介して第二固定具に逃がすことができる。
さらに、本発明において、前記下支持部材に対して前記機体の前後方向の一方側に設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第三補強部材を備え、前記固定具として、前記第三補強部材に対して前記機体の前後方向で前記下支持部材とは反対側に位置する第三固定具が設けられ、前記第三補強部材から前記機体の前後方向で前記第三固定具側に延びる状態で設けられ、前記ブラケット及び前記第三補強部材に連結される第四補強部材を備えていると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材とブラケットとの連結強度を第三補強部材及び第四補強部材によって補強することができる。また、下支持部材に作用する荷重を、第三補強部材及び第四補強部材を介して第三固定具に逃がすことができる。
さらに、本発明において、前記固定具として、前記第三補強部材に対して前記機体の前後方向で前記下支持部材側に位置する第四固定具が設けられ、前記第三補強部材は、前記機体の前後方向で前記第三固定具と前記第四固定具との間に位置していると好適である。
本特徴構成によれば、下支持部材に作用する荷重を、第三補強部材を介して第三固定具及び第四固定具に逃がすことができる。
トラクタを示す左側面図である。 トラクタを示す右側面図である。 トラクタを示す平面図である。 ロプスの下部及びロプス用の支持構造を示す正面図である。 ロプス用の支持構造を示す左側面図である。 図5におけるVI-VI断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体の前側」、矢印Bの方向を「機体の後側」、矢印Lの方向を「機体の左側」、矢印Rの方向を「機体の右側」とする。
〔トラクタの全体構成〕
図1から図3には、トラクタ(本発明に係る「作業車」に相当)を示している。本トラクタは、機体1と、原動部2と、運転部3と、ロプス4と、を備えている。
機体1は、左右の前輪5と、左右の後輪6と、機体フレーム7と、を備えている。機体フレーム7は、前輪5及び後輪6に支持されている。前輪5は、操舵可能かつ駆動可能に構成されている。後輪6は、操舵不能かつ駆動可能に構成されている。左側の後輪6は、左側のフェンダー8によって覆われている。右側の後輪6は、右側のフェンダー8によって覆われている。本トラクタは、後輪6のみが駆動する二輪駆動状態と、前輪5及び後輪6が駆動する四輪駆動状態と、に切り替え可能に構成されている。機体フレーム7の後部には、作業装置(図示省略)が連結されるリンク機構9が設けられている。
原動部2は、機体1の前部に設けられている。原動部2は、エンジンEと、ボンネット10と、を備えている。エンジンEは、機体1の前部に搭載されている。ボンネット10は、エンジンEを収容している。ボンネット10は、後上支点で揺動開閉可能に構成されている。
運転部3は、原動部2の後方に設けられている。運転部3は、運転座席11と、フロントパネル12と、ステアリングハンドル13と、ステップ14と、を備えている。運転座席11は、ボンネット10に対して後側に設けられている。フロントパネル12は、運転座席11の前方において、ボンネット10の後端部に連続する状態で設けられている。ステアリングハンドル13は、フロントパネル12に設けられている。ステアリングハンドル13は、機体1(前輪5)を操向操作するためのものである。
ステップ14は、運転座席11の足元に設けられている。すなわち、ステップ14は、運転座席11の前下方に設けられている。ステップ14は、運転部3の床部を構成している。図3には、ボンネット10の横幅をW1、ステップ14の横幅をW2で示している。ステップ14は、ボンネット10の横幅W1よりも機体1の左右方向に幅広に構成されている。ステップ14は、左右の縁部14aを有し、機体1の左右方向における左右の縁部14aの間隔が後側ほど広くなるように構成されている。
図1から図3に示すように、ロプス4は、ボンネット10の後部を機体1の左右方向に跨ぐように構成されている。ロプス4は、左右の支柱15と、梁部16と、を備えている。左側の支柱15は、機体1におけるボンネット10の前端と運転座席11の前端との間の左方に設けられている。本実施形態では、左側の支柱15は、ボンネット10の後部の左方に設けられている。右側の支柱15は、機体1におけるボンネット10の前端と運転座席11の前端との間の右方に設けられている。本実施形態では、右側の支柱15は、ボンネット10の後部の右方に設けられている。左右の支柱15の上端部同士は、梁部16によって連結されている。支柱15は、上支柱部15Aと、下支柱部15Bと、支持部15Cと、を備えている。
上支柱部15A及び下支柱部15Bは、略四角形状の断面を有する中空部材(パイプ部材)によって構成されている。下支柱部15Bの下端部は、下方に向けて開口している。支持部15Cは、下支柱部15Bの上端部に設けられている。上支柱部15Aは、機体1の左右方向に沿って延びる揺動軸心X1周りで揺動可能なように、支持部15Cに支持されている。梁部16は、左側の支柱15の上端部と右側の支柱15の上端部とに亘って設けられている。梁部16は、略四角形状の断面を有する中空部材(パイプ部材)によって構成されている。
左右の上支柱部15A及び梁部16が一体成形されることにより、ロプス本体部が構成されている。前記ロプス本体部は、揺動軸心X1から上方に向けて延びる使用位置と、揺動軸心X1から前方に向けて延びる収納位置と、に位置変更可能に構成されている。前記ロプス本体部は、左右のピン17によって前記使用位置及び前記収納位置に位置固定可能に構成されている。前記ロプス本体部を揺動軸心X1周りで上側に揺動付勢するダンパ18が設けられている。
図3には、ボンネット10の最左端をP1(本発明に係る「ボンネットの最横外側端」に相当)、ボンネット10の最右端をP2(本発明に係る「ボンネットの最横外側端」に相当)、ステップ14(左側の縁部14a)の最左端をP3(本発明に係る「ステップの最横外側端」に相当)、ステップ14(右側の縁部14a)の最右端をP4(本発明に係る「ステップの最横外側端」に相当)、左側のフェンダー8の最左端をP5、右側のフェンダー8の最右端をP6、機体1の左右方向におけるボンネット10の最左端P1とステップ14の最左端P3とに亘る範囲をW3、機体1の左右方向におけるボンネット10の最右端P2とステップ14の最右端P4とに亘る範囲をW3、機体1の左右方向における左側のフェンダー8の最左端P5と右側のフェンダー8の最右端P6とに亘る範囲をW4で示している。ボンネット10の横幅W1は、機体1の左右方向におけるボンネット10の最左端P1とボンネット10の最右端P2とに亘る範囲と同義である。ステップ14の横幅W2は、機体1の左右方向におけるステップ14の最左端P3とステップ14の最右端P4とに亘る範囲と同義である。
図3に示すように、ロプス4は、範囲W4内に位置し、かつ、ステップ14の横幅W2内に位置している。左側の支柱15は、左側の範囲W3内に位置している。すなわち、左側の支柱15は、ボンネット10の後部の左方において、機体1の前後方向で左側の前輪5とステップ14との間に位置している。右側の支柱15は、右側の範囲W3内に位置している。すなわち、右側の支柱15は、ボンネット10の後部の右方において、機体1の前後方向で右側の前輪5とステップ14との間に位置している。
図4から図6に示すように、左側の支柱15の下端部を支持する左側の下支持部材19が設けられている。右側の支柱15の下端部を支持する右側の下支持部材19が設けられている。下支持部材19は、略四角形状の断面を有する中空部材(パイプ部材)によって構成されている。
左側の下支持部材19は、左側の下支柱部15Bの下端部から機体1の左右方向で機体中心C1側に向けて延びる状態で設けられている。左側の下支持部材19の左端部は、左側の下支柱部15Bの下端部に右側から連結(本実施形態では、溶接)されている。左側の下支柱部15Bの下端は、左側の下支持部材19の下面よりも下側に位置している。
右側の下支持部材19は、右側の下支柱部15Bの下端部から機体1の左右方向で機体中心C1側に向けて延びる状態で設けられている。右側の下支持部材19の右端部は、右側の下支柱部15Bの下端部に左側から連結(本実施形態では、溶接)されている。右側の下支柱部15Bの下端は、右側の下支持部材19の下面よりも下側に位置している。
図4から図6に示すように、左側の下支持部材19の右端部に連結(本実施形態では、溶接)される左側の外ブラケット20(本発明に係る「ブラケット」に相当)が設けられている。右側の下支持部材19の左端部に連結(本実施形態では、溶接)される右側の外ブラケット20が設けられている。左側の外ブラケット20と機体フレーム7の左側部との間には、左側の内ブラケット21が設けられている。右側の外ブラケット20と機体フレーム7の右側部との間には、右側の内ブラケット21が設けられている。
なお、左側の外ブラケット20と右側の外ブラケット20とは、同様の構成であるため、以下では、左右の外ブラケット20のうち主として左側の外ブラケット20について説明する。
外ブラケット20は、機体フレーム7に内ブラケット21と共に複数(本実施形態では、六つ)のボルト22(本発明に係る「固定具」に相当)によって固定されている。内ブラケット21は、機体フレーム7に外ブラケット20と共に六つのボルト22によって固定され、かつ、機体フレーム7に外ブラケット20とは別に複数(本実施形態では、二つ)のボルト23によって固定されている。
本実施形態では、ボルト22として、ボルト22A(本発明に係る「第三固定具」に相当)と、ボルト22B(本発明に係る「第三固定具」に相当)と、ボルト22C(本発明に係る「第四固定具」に相当)と、ボルト22D(本発明に係る「第四固定具」に相当)と、ボルト22E(本発明に係る「第一固定具」に相当)と、ボルト22F(本発明に係る「第二固定具」に相当)と、が設けられている。ボルト22E、22Fは、ボルト22A、22B、22C、22Dよりも径の小さいボルトによって構成されている。
ボルト22Aとボルト22Bとは、機体1の前後方向で同じ位置に設けられている。ボルト22Cとボルト22Dとは、機体1の前後方向で同じ位置に設けられている。ボルト22Eとボルト22Fとは、機体1の前後方向で同じ位置に設けられている。図5には、ボルト22Aの中心及びボルト22Bの中心を通る直線をL1、ボルト22Cの中心及びボルト22Dの中心を通る直線をL2、ボルト22Eの中心及びボルト22Fの中心を通る直線をL3、機体1の前後方向で直線L1と直線L2との中心に位置する第一固定中心をC2(本発明に係る「固定中心」に相当)で示している。第一固定中心C2は、機体1の前後方向で前側のボルト22A、22Bと後側のボルト22C、22Dとの中心に位置している。
ボルト22A、22C、22Eは、下支持部材19に対して上側に位置している。ボルト22B、22D、22Fは、下支持部材19に対して下側に位置している。ボルト22Aとボルト22Cとは、上下方向で同じ位置に設けられている。ボルト22Bとボルト22Dとは、上下方向で同じ位置に設けられている。図5には、ボルト22Aの中心及びボルト22Cの中心を通る直線をL4、ボルト22Bの中心及びボルト22Dの中心を通る直線をL5、上下方向で直線L4と直線L5との中心に位置する第二固定中心をC3で示している。第二固定中心C3は、上下方向で上側のボルト22A、22Cと下側のボルト22B、22Dとの中心に位置している。
下支持部材19は、第一固定中心C2に対して後側に位置している。すなわち、下支持部材19は、第一固定中心C2に対して後側に偏心している。図5には、下支持部材19の断面中心をC4で示している。断面中心C4は、下支持部材19の機体1の前後方向及び上下方向の中心である。断面中心C4は、第二固定中心C3上に位置し、かつ、第一固定中心C2に対して後側に位置している。
下支持部材19及び外ブラケット20に連結される第一補強部材24が、下支持部材19から上下方向でボルト22E側(本実施形態では、上側)に延びる状態で設けられている。第一補強部材24は、板状部材によって構成されている。第一補強部材24は、下支持部材19の上面及び外ブラケット20の横外側面に連結(本実施形態では、溶接)されている。第一補強部材24は、直線L3上に位置している。
下支持部材19及び外ブラケット20に連結される第二補強部材25が、下支持部材19から上下方向でボルト22F側(本実施形態では、下側)に延びる状態で設けられている。第二補強部材25は、板状部材によって構成されている。第二補強部材25は、下支持部材19の後面及び外ブラケット20の横外側面に連結(本実施形態では、溶接)されている。
下支持部材19及び外ブラケット20に連結される第三補強部材26が、下支持部材19に対して機体1の前後方向の一方側(本実施形態では、前側)に設けられている。第三補強部材26は、板状部材によって構成されている。本実施形態では、第三補強部材26は、下支柱部15Bにも連結されている。すなわち、第二補強部材25は、下支持部材19、外ブラケット20及び下支柱部15Bに連結されている。第三補強部材26は、下支持部材19の前面、外ブラケット20の横外側面及び下支柱部15Bの下端部の前面に連結(本実施形態では、溶接)されている。第三補強部材26は、第一固定中心C2上に位置している。第三補強部材26は、機体1の左右方向で機体中心C1側下がりに傾斜する形状に形成されている。
ボルト22A、22Bは、第三補強部材26に対して機体1の前後方向で下支持部材19とは反対側(本実施形態では、前側)に位置している。ボルト22C、22Dは、第三補強部材26に対して機体1の前後方向で下支持部材19側(本実施形態では、後側)に位置している。第三補強部材26は、機体1の前後方向でボルト22A、22Bとボルト22C、22Dとの間に位置している。具体的には、第三補強部材26は、第一固定中心C2上に位置している。
外ブラケット20及び第三補強部材26に連結される第四補強部材27が、第三補強部材26から機体1の前後方向でボルト22A、22B側(本実施形態では、前側)に延びる状態で設けられている。第四補強部材27は、板状部材によって構成されている。第四補強部材27は、第三補強部材26の前面及び外ブラケット20の横外側面に連結(本実施形態では、溶接)されている。第四補強部材27は、上下方向でボルト22Aとボルト22Bとの間に位置している。具体的には、第四補強部材27は、第二固定中心C3上に位置している。
図4に示すように、ダンパ18は、左側の上支柱部15Aと左側の第三補強部材26とに亘って設けられている。ダンパ18の上端部は、第一ステー31を介して左側の上支柱部15Aに支持されている。ダンパ18の下端部は、第二ステー32及び第三ステー33を介して左側の第三補強部材26に支持されている。第二ステー32と第三ステー33とは、前後二本のボルト34によって固定されている。
図2から図4に示すように、左側の下支持部材19に対して機体1の前後方向の一方側(本実施形態では、前側)に、エンジンE用の燃料フィルター28(本発明に係る「エンジン用の装置」に相当)が設けられている。燃料フィルター28は、油水分離式の燃料フィルターによって構成されている。分離後の水分は、燃料フィルター28の底部から下方に向けて排出されることになる。燃料フィルター28は、ステー35を介してエンジンEに支持されている。左側の下支持部材19は、機体1の前後方向で第一固定中心C2に対して燃料フィルター28とは反対側(本実施形態では、後側)に偏心している。
燃料フィルター28を覆うカバー29が設けられている。カバー29は、右側の第三補強部材26に支持されている。カバー29は、右側の第三補強部材26にボルト30によって固定されている。カバー29は、燃料フィルター28を右方から覆う横面部29Aと、燃料フィルター28を前方から覆う前面部29Bと、を備えている。
前面部29Bは、右側ほど後側に位置するように傾斜し、かつ、前倒れに傾斜する形状に形成されている。これにより、右側の前輪5が操向操作される際に、右側の前輪5が前面部29Bに干渉することがない。前面部29Bの下縁部には、略円弧形状の切欠部29Baが形成されている。これにより、燃料フィルター28の底部から排出される分離後の水分が、前面部29Bの下縁部にかからないようにすることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、左右の支柱15は、ボンネット10の後部の両横方にそれぞれ設けられている。しかし、左右の支柱15は、機体1におけるボンネット10の前端と運転座席11の前端との間の両横方にそれぞれ設けられていれば、上記実施形態に係る構成に限定されるものではない。例えば、左右の支柱15は、ステップ14の両横方にそれぞれ設けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、下支持部材19の横外側端部は、下支柱部15Bの下端部に横内側から連結されている。しかし、下支持部材19の横外側端部は、下支柱部15Bの下端部が下支持部材19の横外側端部に載置される状態で、下支柱部15Bの下端部に下側から連結されていてもよい。
(3)上記実施形態では、下支持部材19は、第一固定中心C2に対して後側に偏心している。しかし、下支持部材19は、第一固定中心C2に対して前側に偏心していてもよい。あるいは、下支持部材19は、第一固定中心C2に対して前側又は後側に偏心していなくてもよい。すなわち、断面中心C4は、第一固定中心C2上に位置していてもよい。
(4)上記実施形態では、左側の下支持部材19は、機体1の前後方向で第一固定中心C2に対して燃料フィルター28とは反対側(後側)に偏心している。しかし、左側の下支持部材19は、機体1の前後方向で第一固定中心C2に対して燃料フィルター28側(前側)に偏心していてもよい。
(5)上記実施形態では、第三補強部材26は、下支持部材19に対して前側に設けられている。しかし、第三補強部材26は、下支持部材19に対して後側に設けられていてもよい。あるいは、第三補強部材26は、下支持部材19に対して前後両側にそれぞれ設けられていてもよい。
(6)上記実施形態では、左右の支柱15及び梁部16は、略四角形状の断面を有する中空部材によって構成されている。しかし、左右の支柱15及び梁部16の断面形状は、略四角形状に限定されるものではない。例えば、左右の支柱15及び梁部16の断面形状は、略円形状であってもよい。
本発明は、トラクタの他、多目的車両(ユーティリティビークル)にも利用可能である。
1 機体
4 ロプス
10 ボンネット
11 運転座席
14 ステップ
15 支柱
19 下支持部材
20 外ブラケット(ブラケット)
22 ボルト(固定具)
22A ボルト(第三固定具)
22B ボルト(第三固定具)
22C ボルト(第四固定具)
22D ボルト(第四固定具)
22E ボルト(第一固定具)
22F ボルト(第二固定具)
24 第一補強部材
25 第二補強部材
26 第三補強部材
27 第四補強部材
28 燃料フィルター(エンジン用の装置)
C1 機体中心
C2 第一固定中心(固定中心)
E エンジン
P1 ボンネットの最左端(ボンネットの最横外側端)
P2 ボンネットの最右端(ボンネットの最横外側端)
P3 ステップの最左端(ステップの最横外側端)
P4 ステップの最右端(ステップの最横外側端)
W1 ボンネットの横幅
W3 範囲

Claims (9)

  1. 機体と、
    前記機体に搭載されるエンジンと、
    前記エンジンを収容するボンネットと、
    前記ボンネットに対して後側に設けられる運転座席と、
    前記運転座席の足元に設けられ、前記ボンネットの横幅よりも前記機体の左右方向に幅広のステップと、
    前記機体における前記ボンネットの前端と前記運転座席の前端との間の両横方にそれぞれ設けられる左右の支柱を有し、左右の前記支柱の上端部同士が連結されるロプスと、を備え、
    前記支柱は、前記機体の左右方向における前記ボンネットの最横外側端と前記ステップの最横外側端とに亘る範囲内に位置している作業車。
  2. 左右の前記支柱の下端部を支持する左右の下支持部材を備え、
    前記下支持部材は、前記支柱の下端部から前記機体の左右方向で機体中心側に向けて延びる状態で設けられている請求項1に記載の作業車。
  3. 前記下支持部材の横外側端部は、前記支柱の下端部に横内側から連結されている請求項2に記載の作業車。
  4. 前記支柱は、中空部材によって構成され、
    前記支柱の下端部は、下方に向けて開口している請求項3に記載の作業車。
  5. 左右の前記下支持部材の横内側端部に連結される左右のブラケットを備え、
    前記ブラケットは、前記機体に複数の固定具によって前記機体の前後方向の複数箇所で固定され、
    前記下支持部材は、前記機体の前後方向で前側の前記固定具と後側の前記固定具との中心に位置する固定中心に対して一方側に偏心している請求項2から4の何れか一項に記載の作業車。
  6. 前記下支持部材に対して前記機体の前後方向の一方側に、前記エンジン用の装置が設けられ、
    前記下支持部材は、前記機体の前後方向で前記固定中心に対して前記装置とは反対側に偏心している請求項5に記載の作業車。
  7. 前記固定具として、前記下支持部材に対して上側に位置する第一固定具と、前記下支持部材に対して下側に位置する第二固定具と、が設けられ、
    前記下支持部材から上下方向で前記第一固定具側に延びる状態で設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第一補強部材と、
    前記下支持部材から上下方向で前記第二固定具側に延びる状態で設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第二補強部材と、を備えている請求項5又は6に記載の作業車。
  8. 前記下支持部材に対して前記機体の前後方向の一方側に設けられ、前記下支持部材及び前記ブラケットに連結される第三補強部材を備え、
    前記固定具として、前記第三補強部材に対して前記機体の前後方向で前記下支持部材とは反対側に位置する第三固定具が設けられ、
    前記第三補強部材から前記機体の前後方向で前記第三固定具側に延びる状態で設けられ、前記ブラケット及び前記第三補強部材に連結される第四補強部材を備えている請求項5から7の何れか一項に記載の作業車。
  9. 前記固定具として、前記第三補強部材に対して前記機体の前後方向で前記下支持部材側に位置する第四固定具が設けられ、
    前記第三補強部材は、前記機体の前後方向で前記第三固定具と前記第四固定具との間に位置している請求項8に記載の作業車。
JP2021179693A 2021-11-02 2021-11-02 作業車 Active JP7539360B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021179693A JP7539360B2 (ja) 2021-11-02 2021-11-02 作業車
PCT/JP2022/011688 WO2023079772A1 (ja) 2021-11-02 2022-03-15 作業車
EP22889598.3A EP4428016A1 (en) 2021-11-02 2022-03-15 Work vehicle
US18/648,860 US20240294134A1 (en) 2021-11-02 2024-04-29 Working vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021179693A JP7539360B2 (ja) 2021-11-02 2021-11-02 作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023068514A true JP2023068514A (ja) 2023-05-17
JP7539360B2 JP7539360B2 (ja) 2024-08-23

Family

ID=86241059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021179693A Active JP7539360B2 (ja) 2021-11-02 2021-11-02 作業車

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20240294134A1 (ja)
EP (1) EP4428016A1 (ja)
JP (1) JP7539360B2 (ja)
WO (1) WO2023079772A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1182282A (en) * 1967-03-28 1970-02-25 Massey Ferguson Perkins Ltd Improvements in Safety Cabs for Tractors.
PT1555166E (pt) * 2004-01-16 2008-10-22 Same Deutz Fahr Group Spa Barra anti-capotamento com elasticidade
JP2007247342A (ja) 2006-03-17 2007-09-27 Kubota Corp フロントローダ支持装置
JP2009173240A (ja) 2008-01-28 2009-08-06 Iseki & Co Ltd 作業車両のロプス
JP2011184008A (ja) 2010-03-11 2011-09-22 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業用走行車における転倒保護フレームの取付構造
US8424911B2 (en) * 2011-08-26 2013-04-23 Deere & Company Folding rollover protection system with vibration dampeners
CN110786148B (zh) * 2019-10-09 2021-04-27 江苏科技大学 一种吸能型坐骑式割草机翻车保护结构
JP2023005278A (ja) * 2021-06-28 2023-01-18 株式会社クボタ 作業車両
US20240300584A1 (en) * 2023-03-09 2024-09-12 Kubota Corporation Vehicle roof including solar panel

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023079772A1 (ja) 2023-05-11
US20240294134A1 (en) 2024-09-05
JP7539360B2 (ja) 2024-08-23
EP4428016A1 (en) 2024-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6460907B2 (en) Straddle type four-wheeled all-terrain vehicle and front guard for the same
CN110920752B (zh) 悬架副车架结构
US4781260A (en) Framework structure for vehicles
JP6126568B2 (ja) 鞍乗り型車両のエンジン支持構造
JP3836225B2 (ja) 鞍乗り型車両のフレーム構造
JP4467595B2 (ja) 作業車のキャノピ装置
JP5163033B2 (ja) 作業車両
JP2017114329A (ja) トラクタ
WO2023079772A1 (ja) 作業車
US4692086A (en) Load handling vehicle
JP6594195B2 (ja) 四輪駆動作業車
JP4321975B2 (ja) 作業車の運転部構造
JP5156294B2 (ja) 建設機械のメインフレームおよびこれを備えた建設機械
JP6664296B2 (ja) 作業車
JP2747668B2 (ja) 騎乗型4輪車のフレーム構造
JP6423336B2 (ja) 四輪駆動作業車
JPH02225183A (ja) 自動車のための車枠/車体一体組立体
JP2003252236A (ja) トラクタのフレーム構造
JPH0218788Y2 (ja)
JPH0219350Y2 (ja)
JPH082042Y2 (ja) 乗用車両における操作盤
JP4688837B2 (ja) 作業車の後車軸ケース取付構造
JPH0316784Y2 (ja)
JP4341931B2 (ja) 小型車両の車体フレーム構造
JPH02258421A (ja) 動力車輌におけるフレーム装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7539360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150