JP2023068042A - 細菌組成物 - Google Patents
細菌組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023068042A JP2023068042A JP2023042516A JP2023042516A JP2023068042A JP 2023068042 A JP2023068042 A JP 2023068042A JP 2023042516 A JP2023042516 A JP 2023042516A JP 2023042516 A JP2023042516 A JP 2023042516A JP 2023068042 A JP2023068042 A JP 2023068042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- forming units
- colony forming
- lactobacillus
- bifidobacterium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/66—Microorganisms or materials therefrom
- A61K35/74—Bacteria
- A61K35/741—Probiotics
- A61K35/744—Lactic acid bacteria, e.g. enterococci, pediococci, lactococci, streptococci or leuconostocs
- A61K35/747—Lactobacilli, e.g. L. acidophilus or L. brevis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
- A61K31/702—Oligosaccharides, i.e. having three to five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/66—Microorganisms or materials therefrom
- A61K35/74—Bacteria
- A61K35/741—Probiotics
- A61K35/744—Lactic acid bacteria, e.g. enterococci, pediococci, lactococci, streptococci or leuconostocs
- A61K35/745—Bifidobacteria
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/4841—Filling excipients; Inactive ingredients
- A61K9/4866—Organic macromolecular compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/14—Prodigestives, e.g. acids, enzymes, appetite stimulants, antidyspeptics, tonics, antiflatulents
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Mycology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
【課題】細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物を提供する。【解決手段】例えば、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物が提供される。いくつかの態様において、本明細書において提供される方法および材料を用いて、有効かつ生菌用量のプロバイオティックスを送達し、貯蔵寿命保管中のプロバイオティックスを保護し、および/または胃腸生物学的利用能を達成しうる。【選択図】なし
Description
関連出願の相互参照
本出願は、2015年1月2日付で出願され「細菌組成物」と題された同時係属中の米国仮特許出願第62/099,410号に対する優先権を主張するものであり、これは参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。
本出願は、2015年1月2日付で出願され「細菌組成物」と題された同時係属中の米国仮特許出願第62/099,410号に対する優先権を主張するものであり、これは参照によりその全体が本明細書に組み入れられる。
1. 技術分野
本文書は、細菌組成物の分野に関する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物を提供する。
本文書は、細菌組成物の分野に関する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物を提供する。
2. 背景情報
プロバイオティック配合物の形態の特定の微生物を摂取することは、哺乳動物に健康上の利益をもたらすことができる。ヒトの消化器系には数百種類の異なる細菌株が存在する。これらの異なる細菌のいくつかは健常な消化管を維持し、食物を消化するのに役立つと考えられている。
プロバイオティック配合物の形態の特定の微生物を摂取することは、哺乳動物に健康上の利益をもたらすことができる。ヒトの消化器系には数百種類の異なる細菌株が存在する。これらの異なる細菌のいくつかは健常な消化管を維持し、食物を消化するのに役立つと考えられている。
残念なことに、プロバイオティック菌株は非常に感受性であり、熱、湿気、胆汁、低pHおよび消化酵素に曝される商業生産、保管、または摂取後の消化管通過に耐えられない菌株もある。その結果、細菌が腸に到達する前に、プロバイオティック菌株数の望ましくない低減が起こる。
概要
本文書は、細菌組成物を提供する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物を提供する。例えば、本明細書において提供される方法および材料を用いて、有効かつ生菌用量のプロバイオティックスを送達し、貯蔵寿命保管中のプロバイオティックスを保護し、および胃腸生物学的利用能を達成しうる。
本文書は、細菌組成物を提供する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせを有する細菌組成物を提供する。例えば、本明細書において提供される方法および材料を用いて、有効かつ生菌用量のプロバイオティックスを送達し、貯蔵寿命保管中のプロバイオティックスを保護し、および胃腸生物学的利用能を達成しうる。
本明細書において記述されるように、少なくとも7種の異なる菌株、ある形態のシリカ(例えば、シリカ粉末)、フルクトオリゴ糖、ステアリン酸マグネシウム、および低水分増量剤(例えば、MCC 112のような微結晶性セルロース)を含むように単一の細菌組成物(例えば、カプセルまたは錠剤またはサッシェ剤)を配合して、組成物内の細菌の安定性を維持するのに役立つように、および経口投与後に細菌を腸に送達するように0.3未満の水分活性(Aw)を有する最終組成物を提供することができる。例えば、ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・ラクティス(Bifidobacterium lactis)およびビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)の各々の少なくとも約1×109コロニー形成単位(CFU)をシリカ、フルクトオリゴ糖、ステアリン酸マグネシウム、および低水分含量を有する増量剤とともに配合して、標準的な保管条件(例えば、常湿下の室温)の下で、少なくとも約12ヶ月間、少なくとも約18ヶ月間、または少なくとも約24ヶ月間、細菌の少なくとも約80パーセントの生存性を維持する、0.3未満のAwを有する組成物を形成することができる。
本明細書において用いられる場合、組成物中の重量%をいうのに用いられる「約」という用語は、報告された重量%の±10%を意味する。本明細書において用いられる場合、組成物の測定された特徴をいうのに用いられる「約」という用語は、報告された値の±20%を意味する。
本明細書において提供される細菌組成物をコーティング剤でコーティングし、および/またはカプセル化して、吸湿を最小限に抑えもしくは防ぎ、最終混合物の水分活性を最小限に抑えることができる。
全体として、本文書の1つの局面は、細菌ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを含む細菌組成物であって、哺乳動物への経口投与後に哺乳動物の腸内にラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを放出し、かつ0.3未満の水分活性を有する該組成物を特徴とする。組成物1グラムごとに、組成物は、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルスを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルムを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサスを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガムを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティスを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダムを含むことができる。組成物は、フルクトオリゴ糖を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約0.5 mg~約50 mgのフルクトオリゴ糖を含むことができる。組成物は、二酸化ケイ素を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約5 mg~約20 mgの二酸化ケイ素を含むことができる。組成物は、ステアリン酸マグネシウムを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、8×109 CFU超の細菌を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、10×109 CFU超の細菌を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、15×109 CFU超の細菌を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である。組成物1グラムごとに、組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である。ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムは、凍結乾燥することができる。哺乳動物はヒトであることができる。細菌組成物は、哺乳動物への経口投与後に組成物が哺乳動物の腸に達するまで、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの放出を防止するコーティングを含むことができる。細菌組成物は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを収容するカプセルを含むことができる。組成物は、微結晶性セルロースを含むことができる。
別の局面において、本文書は、細菌組成物を作製するための方法を特徴とする。本方法は、(a) 凍結乾燥細菌を二酸化ケイ素でコーティングして、コーティングされた凍結乾燥細菌を形成する段階、(b) コーティングされた凍結乾燥細菌に0.2未満の水分活性を有するMCCおよびフルクトオリゴ糖を添加して、第1の混合物を形成する段階、(c) 第1の混合物にステアリン酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素を添加して、ブレンドを形成する段階、ならびに(d) ブレンドを剤形へとカプセル化し、それによって細菌組成物を形成する段階を含むか、またはこれらの段階から本質的になる。凍結乾燥細菌は、凍結乾燥されたラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの混合物であることができる。組成物1グラムごとに、組成物は、(a) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルス; (b) 約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルム; (c) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイ; (d) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサス; (e) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガム; (f) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティス; および(g) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダムを含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約0.5 mg~約5.0 mgのフルクトオリゴ糖を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、約5.0 mg~約20.0 mgの二酸化ケイ素を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物は、15×109 CFU超の細菌を含むことができる。組成物1グラムごとに、組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である。剤形はカプセルであることができる。
特に定義されない限り、本明細書において用いられる全ての技術的および科学的用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。本発明を実践するために本明細書において記述されたものと類似または等価な方法および材料を用いることができるが、適当な方法および材料を以下に記述する。本明細書において言及される全ての刊行物、特許出願、特許および他の参考文献は、参照によりその全体が組み入れられる。矛盾する場合、定義を含めて、本明細書が統制する。さらに、材料、方法、および実施例は、例示的なものにすぎず、限定することを意図するものではない。
[本発明1001]
ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・ラクティス(Bifidobacterium lactis)およびビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)を含む細菌組成物であって、哺乳動物への経口投与後に該哺乳動物の腸内に該ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを放出し、かつ0.3未満の水分活性を有する、該組成物。
[本発明1002]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルスを含む、本発明1001の組成物。
[本発明1003]
組成物1グラムごとに、約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルムを含む、本発明1001または本発明1002の組成物。
[本発明1004]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイを含む、本発明1001~1003のいずれかの組成物。
[本発明1005]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサスを含む、本発明1001~1004のいずれかの組成物。
[本発明1006]
組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガムを含む、本発明1001~1005のいずれかの組成物。
[本発明1007]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティスを含む、本発明1001~1006のいずれかの組成物。
[本発明1008]
組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダムを含む、本発明1001~1007のいずれかの組成物。
[本発明1009]
フルクトオリゴ糖を含む、本発明1001~1008のいずれかの組成物。
[本発明1010]
組成物1グラムごとに、約0.5 mg~約50 mgのフルクトオリゴ糖を含む、本発明1001~1009のいずれかの組成物。
[本発明1011]
二酸化ケイ素を含む、本発明1001~1010のいずれかの組成物。
[本発明1012]
組成物1グラムごとに、約5 mg~約20 mgの二酸化ケイ素を含む、本発明1001~1011のいずれかの組成物。
[本発明1013]
ステアリン酸マグネシウムを含む、本発明1001~1012のいずれかの組成物。
[本発明1014]
組成物1グラムごとに、約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含む、本発明1001~1013のいずれかの組成物。
[本発明1015]
組成物1グラムごとに、8×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1016]
組成物1グラムごとに、10×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1017]
組成物1グラムごとに、15×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1018]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1017の組成物。
[本発明1019]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1017の組成物。
[本発明1020]
ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムが、凍結乾燥されている、本発明1001~1019のいずれかの組成物。
[本発明1021]
哺乳動物がヒトである、本発明1001~1020のいずれかの組成物。
[本発明1022]
哺乳動物への経口投与後に組成物が該哺乳動物の腸に達するまで、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの放出を防止するコーティングを含む、本発明1001~1021のいずれかの組成物。
[本発明1023]
ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを収容するカプセルを含む、本発明1001~1022のいずれかの組成物。
[本発明1024]
微結晶性セルロースを含む、本発明1001~1023のいずれかの組成物。
[本発明1025]
(a) 凍結乾燥細菌を二酸化ケイ素でコーティングして、コーティングされた凍結乾燥細菌を形成する段階、
(b) 該コーティングされた凍結乾燥細菌に0.2未満の水分活性を有するMCCおよびフルクトオリゴ糖を添加して、第1の混合物を形成する段階、
(c) 該第1の混合物にステアリン酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素を添加して、ブレンドを形成する段階、ならびに
(d) 該ブレンドを剤形へとカプセル化し、それによって細菌組成物を形成する段階
を含む、細菌組成物を作製するための方法。
[本発明1026]
凍結乾燥細菌が、凍結乾燥されたラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの混合物である、本発明1025の方法。
[本発明1027]
組成物1グラムごとに、該組成物が、
(a) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルス;
(b) 約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルム;
(c) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイ;
(d) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサス;
(e) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガム;
(f) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティス; および
(g) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダム
を含む、本発明1025または本発明1026の方法。
[本発明1028]
組成物1グラムごとに、該組成物が、約0.5 mg~約5.0 mgのフルクトオリゴ糖を含む、本発明1025~1027のいずれかの方法。
[本発明1029]
組成物1グラムごとに、該組成物が、約5.0 mg~約20.0 mgの二酸化ケイ素を含む、本発明1025~1028のいずれかの方法。
[本発明1030]
組成物1グラムごとに、該組成物が、15×109 CFU超の細菌を含む、本発明1025~1029のいずれかの方法。
[本発明1031]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1025~1030のいずれかの方法。
[本発明1032]
剤形がカプセルである、本発明1025~1031のいずれかの方法。
本発明の1つまたは複数の態様の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載されている。本発明の他の特徴、目的、および利点は、説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・ラクティス(Bifidobacterium lactis)およびビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)を含む細菌組成物であって、哺乳動物への経口投与後に該哺乳動物の腸内に該ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを放出し、かつ0.3未満の水分活性を有する、該組成物。
[本発明1002]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルスを含む、本発明1001の組成物。
[本発明1003]
組成物1グラムごとに、約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルムを含む、本発明1001または本発明1002の組成物。
[本発明1004]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイを含む、本発明1001~1003のいずれかの組成物。
[本発明1005]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサスを含む、本発明1001~1004のいずれかの組成物。
[本発明1006]
組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガムを含む、本発明1001~1005のいずれかの組成物。
[本発明1007]
組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティスを含む、本発明1001~1006のいずれかの組成物。
[本発明1008]
組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダムを含む、本発明1001~1007のいずれかの組成物。
[本発明1009]
フルクトオリゴ糖を含む、本発明1001~1008のいずれかの組成物。
[本発明1010]
組成物1グラムごとに、約0.5 mg~約50 mgのフルクトオリゴ糖を含む、本発明1001~1009のいずれかの組成物。
[本発明1011]
二酸化ケイ素を含む、本発明1001~1010のいずれかの組成物。
[本発明1012]
組成物1グラムごとに、約5 mg~約20 mgの二酸化ケイ素を含む、本発明1001~1011のいずれかの組成物。
[本発明1013]
ステアリン酸マグネシウムを含む、本発明1001~1012のいずれかの組成物。
[本発明1014]
組成物1グラムごとに、約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含む、本発明1001~1013のいずれかの組成物。
[本発明1015]
組成物1グラムごとに、8×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1016]
組成物1グラムごとに、10×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1017]
組成物1グラムごとに、15×109 CFU超の細菌を含む、本発明1001~1014のいずれかの組成物。
[本発明1018]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1017の組成物。
[本発明1019]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1017の組成物。
[本発明1020]
ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムが、凍結乾燥されている、本発明1001~1019のいずれかの組成物。
[本発明1021]
哺乳動物がヒトである、本発明1001~1020のいずれかの組成物。
[本発明1022]
哺乳動物への経口投与後に組成物が該哺乳動物の腸に達するまで、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの放出を防止するコーティングを含む、本発明1001~1021のいずれかの組成物。
[本発明1023]
ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを収容するカプセルを含む、本発明1001~1022のいずれかの組成物。
[本発明1024]
微結晶性セルロースを含む、本発明1001~1023のいずれかの組成物。
[本発明1025]
(a) 凍結乾燥細菌を二酸化ケイ素でコーティングして、コーティングされた凍結乾燥細菌を形成する段階、
(b) 該コーティングされた凍結乾燥細菌に0.2未満の水分活性を有するMCCおよびフルクトオリゴ糖を添加して、第1の混合物を形成する段階、
(c) 該第1の混合物にステアリン酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素を添加して、ブレンドを形成する段階、ならびに
(d) 該ブレンドを剤形へとカプセル化し、それによって細菌組成物を形成する段階
を含む、細菌組成物を作製するための方法。
[本発明1026]
凍結乾燥細菌が、凍結乾燥されたラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの混合物である、本発明1025の方法。
[本発明1027]
組成物1グラムごとに、該組成物が、
(a) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルス;
(b) 約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルム;
(c) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイ;
(d) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサス;
(e) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガム;
(f) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティス; および
(g) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダム
を含む、本発明1025または本発明1026の方法。
[本発明1028]
組成物1グラムごとに、該組成物が、約0.5 mg~約5.0 mgのフルクトオリゴ糖を含む、本発明1025~1027のいずれかの方法。
[本発明1029]
組成物1グラムごとに、該組成物が、約5.0 mg~約20.0 mgの二酸化ケイ素を含む、本発明1025~1028のいずれかの方法。
[本発明1030]
組成物1グラムごとに、該組成物が、15×109 CFU超の細菌を含む、本発明1025~1029のいずれかの方法。
[本発明1031]
組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、本発明1025~1030のいずれかの方法。
[本発明1032]
剤形がカプセルである、本発明1025~1031のいずれかの方法。
本発明の1つまたは複数の態様の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載されている。本発明の他の特徴、目的、および利点は、説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
詳細な説明
本文書は、細菌組成物を提供する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせ(例えば、少なくとも6、7、8、9または10種の異なる細菌株の組み合わせ)を有する細菌組成物を提供する。本明細書において提供される細菌組成物は、粉末、カプセル、丸剤、錠剤、チューインガム、トローチ剤、キャンディーまたはサッシェ剤の形態であることができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、吸湿を防止し、最終ブレンドの水分活性を最小化し良好な長期安定性を有する配合物を提供するように設計されたコーティングを含むことができる。
本文書は、細菌組成物を提供する。例えば、本文書は、細菌の安定性を維持するように配合された異なる細菌株の組み合わせ(例えば、少なくとも6、7、8、9または10種の異なる細菌株の組み合わせ)を有する細菌組成物を提供する。本明細書において提供される細菌組成物は、粉末、カプセル、丸剤、錠剤、チューインガム、トローチ剤、キャンディーまたはサッシェ剤の形態であることができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、吸湿を防止し、最終ブレンドの水分活性を最小化し良好な長期安定性を有する配合物を提供するように設計されたコーティングを含むことができる。
例えば、メタクリレートコーティング、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートコーティング、セルロースアセテートスクシネートコーティング、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートスクシネートコーティング、ポリビニルアセテートフタレートコーティング、またはセルロースアセテートトリメリテートナトリウムアルギネートコーティングを用いて、胃を通り越して細菌組成物の細菌内容物を送達することができる。そのようなコーティングは、他所(例えば米国特許出願公開第2014/370091号、中国特許第CN103976975号、および台湾特許第TW201431561号)に記述されているように作製および適用することができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、少なくとも6種(例えば、少なくとも7、8、9または10種)の異なる細菌株の任意の組み合わせを含むことができる。本明細書において提供される細菌組成物に配合できる異なる細菌株の例としては、非限定的に、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティス、ビフィドバクテリウム・ビフィダム、バチルス・コアギュランス(Bacillus coagulans)、ラクトバチルス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)、ラクトバチルス・ジョンソニイ(Lactobacillus johnsonii)、ラクトバチルス・ロイテリ(Lactobacillus reuteri)、ラクトバチルス・ブルガリカス(Lactobacillus bulgaricus)、ビフィドバクテリウム・ブレベ(Bifidobacterium breve)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトコッカス・ラクティス(Lactococcus lactis)およびストレプトコッカス・サーモフィルス(Streptococcus thermophilus)が挙げられる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、サッカロマイセス・ボウラディ(Saccharomyces boulardii)のような1つまたは複数の細菌種を含むことができる。場合によっては、特定の細菌組成物内に存在する唯一の細菌株は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダム、またはラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムから選択される6種の任意の組み合わせであることができる。
特に断りのない限り、本出願における全ての細菌量は、組成物を基準に全細菌組成物1グラムあたりで提供される。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物に含まれる異なる細菌株をそれぞれ少なくとも約1×109 CFU含むことができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、全種の約1×108~約1×1011個の細菌(例えば、全種の約1×109~約4×1010個の細菌)を含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は約1×107 CFU~約3×109 CFUのラクトバチルス・アシドフィルス、約1×107 CFU~約4×109 CFUのラクトバチルス・プランタルム、約1×107 CFU~約3×109 CFUのラクトバチルス・カゼイ、約1×107 CFU~約3.2×109 CFUのラクトバチルス・ラムノサス、約1×107 CFU~約1.6×109 CFUのビフィドバクテリウム・ロンガム、約1×107 CFU~約3.6×109 CFUのビフィドバクテリウム・ラクティス、および約1×107 CFU~約1.6×109 CFUのビフィドバクテリウム・ビフィダムを含むことができる。
任意の適切な方法を用いて、本明細書において提供される細菌組成物内に含まれる細菌株を得ることができる。例えば、培養技法を用いて、大量の特定の細菌株を得ることができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物内に含まれる細菌株は、商業的に入手することができる。例えば、ラクトバチルス・アシドフィルスはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号LA-14 200B)から商業的に入手することができ; ラクトバチルス・プランタルムはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号LP-115 400B)から商業的に入手することができ; ラクトバチルス・カゼイはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号LC-11 300B)から商業的に入手することができ、ラクトバチルス・ラムノサスはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号LR-32 200B)から商業的に入手することができ、ビフィドバクテリウム・ロンガムはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号BL-05 100B)から商業的に入手することができ、ビフィドバクテリウム・ラクティスはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号BL-04 450B)から商業的に入手することができ、およびビフィドバクテリウム・ビフィダムはDupont Inc. (Madison, WI; カタログ番号BB-06 100B)から商業的に入手することができる。
本明細書において提供される細菌組成物は、1つまたは複数の他の成分を含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、フルクトオリゴ糖を含むことができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物あたり約0.5 mg~約50 mg (例えば、約1 mg~約50 mg、約5 mg~約50 mg、約10 mg~約50 mg、約0.5 mg~約25 mg、約0.5 mg~約20 mg、約0.5 mg~約15 mg、約0.5 mg~約10 mgまたは約5 mg~約20 mg)のフルクトオリゴ糖を含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムならびに約5 mg~約20 mgのフルクトオリゴ糖を含むことができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物1グラムごとに約1 mg~約50 mg (例えば、約1 mg~約20 mg、約2 mg~約20 mg、または約2 mg~約10 mg)のフルクトオリゴ糖を含むことができる。例えば、2グラムの重さがある本明細書において提供される細菌組成物は、約10 mg~約100 mgのフルクトオリゴ糖を含むことができる。
任意の適切な方法を用いて、本明細書において提供される細菌組成物に含めることができるフルクトオリゴ糖を得ることができる。例えば、フルクトオリゴ糖は、イヌリン分解プロセスによって、または他所(米国特許出願公開第2005/069627号)に記述されているようにトランスフルクトシル化プロセスによって得ることができる。場合によっては、フルクトオリゴ糖は、Agaviotica Inc. (Monterrey, NL (Mexico); カタログ番号Fructagave PR-95)から商業的に入手することができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、流動促進剤(例えば、シリカ)を含むことができる。本明細書において提供される細菌組成物に含めることができる流動促進剤の例としては、非限定的に、シリカ、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム、二ヘプタン酸グリセリル(glyceryl behapate) (コンプリトール)、流動パラフィン、AEROSIL(登録商標) (コロイド状二酸化ケイ素)、デンプンおよびタルク、DL-ロイシン、ならびにラウリル硫酸ナトリウムが挙げられる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物あたり約2.00 mg~約5.00 mg (例えば、約0.005 mg~約010 mg、約0.01 mg~約0.02 mgまたは約0.25 mg~約0.50 mg)の流動促進剤(例えば、シリカ)を含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムならびに約0.005 mg~約0.02 mgのシリカを含むことができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物1グラムごとに約2.0 mg~約5.0 mgの流動促進剤(例えば、シリカ)を含むことができる。例えば、2グラムの重さがある本明細書において提供される細菌組成物は、約4.0 mg~約10.0 mgの流動促進剤(例えば、シリカ)を含むことができる。
任意の適切な方法を用いて、本明細書において提供される細菌組成物に含めることができる流動促進剤(例えば、シリカ)を得ることができる。例えば、シリカは、他所(米国特許出願公開第2006/153764号)に記述されているように得ることができる。場合によっては、シリカはGrace Davison Inc. (Baltimore, MD; カタログ番号Syloid 244)から商業的に入手することができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、0.2未満のAwを有する増量剤を含むことができる。そのような増量剤の例としては、非限定的に、微結晶性セルロース(MCC 112)、米マルトデキストリン、無水ラクトース、マンニトール、微結晶性セルロース(MCC 302)、微結晶性セルロース(MCC 200 LM)、微結晶性セルロース(MCC 101)、デンプン、キシリトール、ソルビトール、ヒドロキシプロピルセルロース(hydroxyl propyl cellulose)、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、およびリン酸水素カルシウムが挙げられる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物あたり0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)約300 mg~約700 mgを含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムならびに0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)約300 mg~約700 mgを含むことができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物1グラムごとに0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)約300 mg~約700 mgを含むことができる。例えば、2グラムの重さがある本明細書において提供される細菌組成物は、0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)約600 mg~約1400 mgを含むことができる。結果として、最終組成物は0.3未満のAwを有することができる。
任意の適切な方法を用いて、本明細書において提供される細菌組成物で用いるための、0.2未満のAwを有する増量剤を得ることができる。例えば、0.2未満のAwを有する増量剤は、他所(2014年10月30日付で公開された米国特許出願公開第US20140322282号)に記述されているように得ることができる。場合によっては、0.2未満のAwを有する増量剤は、Mingtai chemical Co Ltd.,Taiwan, カタログ番号M112 Dから商業的に入手することができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、ステアリン酸マグネシウムを含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物あたり約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含むことができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムならびに約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含むことができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、細菌組成物1グラムごとに約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含むことができる。例えば、2グラムの重さがある本明細書において提供される細菌組成物は、約20 mg~約40 mgのステアリン酸マグネシウムを含むことができる。
任意の適切な方法を用いて、本明細書において提供される細菌組成物に含めることができるステアリン酸マグネシウムを得ることができる。例えば、ステアリン酸マグネシウムは、他所(例えば、2014年6月25日付の中国特許第CN103880645号; 2014年1月22日付の中国特許第CN103524324号および2013年7月10日付の中国特許第CN10319361号)に記述されているように得ることができる。場合によっては、ステアリン酸マグネシウムは、Peter Greven Asia, Malaysia; カタログ番号Palmstar MGST 200から商業的に入手することができる。本明細書において提供される細菌組成物(例えば、カプセルまたは錠剤)は、特定の用量を有するように配合することができる。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、約150 mg~約800 mg (例えば、約200 mg~約800 mg、約300 mg~約800 mg、約350 mg~約800 mg、約150 mg~約700 mg、約150 mg~約650 mgまたは約350 mg~約700 mg)である総重量を有するカプセルまたは錠剤の形態であることができる。
本明細書において記述されるように、単一の細菌組成物(例えば、カプセルまたは錠剤)は、組成物内の細菌の安定性を維持するのに役立つように、少なくとも6種の異なる細菌株および0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)を含むように配合することができる。場合によっては、本明細書において提供される単一の細菌組成物は、経口投与後に哺乳動物の腸に内容物を送達する能力を有する、コーティングでコーティングされるか、またはカプセルに入れられてもよい。例えば、本明細書において提供される細菌組成物は、組成物が約6.8を超えるpHを有する腸の位置に到達したときにその内容物を放出するように設計することができる。場合によっては、少なくとも7種の異なる細菌株および0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)を含む細菌組成物は、フルクトオリゴ糖、ステアリン酸マグネシウムおよび/またはシリカを含むことができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物の細菌株は、生存細菌を含む乾燥粉末を形成するように凍結乾燥することができる。場合によっては、単一の細菌組成物(例えば、カプセルまたは錠剤またはサッシェ剤)は、少なくとも7種の異なる凍結乾燥細菌株、0.2未満のAwを有する増量剤(例えば、MCC 112)、フルクトオリゴ糖、ステアリン酸マグネシウムおよびシリカを含むように配合することができる。
場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、標準的な保管条件(例えば、常湿下の室温)の下で、少なくとも12ヶ月(例えば、少なくとも40、50、60、70、80もしくは90日または少なくとも3、6、9もしくは12ヶ月)間、細菌の少なくとも約80パーセント(例えば少なくとも約90、95または99パーセント)の生存性を維持することができる。場合によっては、本明細書において提供される細菌組成物は、少なくとも18ヶ月間または少なくとも24ヶ月間、細菌の少なくとも約80パーセントの生存性を維持することができる。
本明細書において提供される細菌組成物は、哺乳動物(例えば、ヒト)に投与することができる。場合によっては、単位時間あたり(例えば、1日あたり、1週あたりまたは1ヶ月あたり)、本明細書において提供されるいくつか(例えば、1、2、3、4、5つまたはそれ以上)の細菌組成物(例えば、カプセルまたは錠剤またはサッシェ剤)を自己投与するように、ヒトに指示することができる。例えば、1日あたり1つまたは2つの本明細書において提供される細菌組成物(例えば実施例1のカプセル)を自己投与するように、ヒトに指示することができる。
本発明を、特許請求の範囲において記述された本発明の範囲を限定するものではない、以下の実施例においてさらに記述する。
実施例1 - 細菌組成物の安定性
2つの細菌組成物を以下のように作製した(プロトタイプ試験1およびプロトタイプ試験2)。最終配合物を下記のようにさまざまなボトルに保管した:
(i) MCC 101およびMCC 112をプロトタイプ試験で希釈剤として用いた。
(ii) PETボトル、HDPEボトル、および密閉されたアルミホイルパケットを最終カプセルの保管に用いた。
2つの細菌組成物を以下のように作製した(プロトタイプ試験1およびプロトタイプ試験2)。最終配合物を下記のようにさまざまなボトルに保管した:
(i) MCC 101およびMCC 112をプロトタイプ試験で希釈剤として用いた。
(ii) PETボトル、HDPEボトル、および密閉されたアルミホイルパケットを最終カプセルの保管に用いた。
作製後、2種の細菌組成物を安定性について試験した(表1)。
これらの結果は、少なくとも2種の菌株を有する細菌組成物中に微結晶性セルロースを用いるとMCC 112がMCC 101に対して安定性を改善させたこと、および高密度ポリエチレン(HDPE)ボトルまたはアルミホイルパケットを用いるとPETボトルを用いるよりも安定性が改善されたことを実証するものである。
作製後、細菌組成物を安定性について試験した(表2)。
これらの結果は、微結晶性セルロースMCC 112および高密度ポリエチレン(HDPE)ボトルを用いると7種の細菌株を有する細菌組成物において安定性が維持されることを確認するものである。
実施例3 - 細菌組成物
細菌組成物を以下のように調製した(表3)。手短に言えば、さまざまなCFUのラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムそれぞれの凍結乾燥細菌ならびに二酸化ケイ素(シリカ; 2 mg)を2分間ブレンドして、乾燥細菌を均一にコーティングした。シリカは水分を吸着し、凍結乾燥細菌を最小の水分活性で湿らないよう保ち、最終配合物の安定性を向上させることができる。MCC 112 (0.2未満のAwを有する微結晶性セルロース(700 mg))およびフルクトオリゴ糖(50 mg)を次いで添加し、混合物をさらに20分間ブレンドした。ブレンドした後に、さらなるシリカ(3 mg)を流動促進剤としておよびステアリン酸マグネシウム(15 mg)を滑沢剤として添加し、混合物をさらに3分間ブレンドした。最終混合物をカプセル(例えば、DRカプセル)に挿入した。DRカプセルは、胃の低pH環境から感受性成分を保護するのに役立ちうるヒプロメロース(HPMC)配合物で作られたベジタリアンカプセルである。早期崩壊を防ぐことによって、崩壊は一般に、約5分の典型的な即時放出カプセルよりもおよそ45分後に開始し、成分はアルカリ性pHにおいて腸内に放出される。
細菌組成物を以下のように調製した(表3)。手短に言えば、さまざまなCFUのラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムそれぞれの凍結乾燥細菌ならびに二酸化ケイ素(シリカ; 2 mg)を2分間ブレンドして、乾燥細菌を均一にコーティングした。シリカは水分を吸着し、凍結乾燥細菌を最小の水分活性で湿らないよう保ち、最終配合物の安定性を向上させることができる。MCC 112 (0.2未満のAwを有する微結晶性セルロース(700 mg))およびフルクトオリゴ糖(50 mg)を次いで添加し、混合物をさらに20分間ブレンドした。ブレンドした後に、さらなるシリカ(3 mg)を流動促進剤としておよびステアリン酸マグネシウム(15 mg)を滑沢剤として添加し、混合物をさらに3分間ブレンドした。最終混合物をカプセル(例えば、DRカプセル)に挿入した。DRカプセルは、胃の低pH環境から感受性成分を保護するのに役立ちうるヒプロメロース(HPMC)配合物で作られたベジタリアンカプセルである。早期崩壊を防ぐことによって、崩壊は一般に、約5分の典型的な即時放出カプセルよりもおよそ45分後に開始し、成分はアルカリ性pHにおいて腸内に放出される。
他の態様
本発明を、その詳細な説明とともに記述してきたが、前述の記述は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を例示するものであって、本発明の範囲を限定するものではないことが理解されるべきである。他の局面、利点および変更は、添付の特許請求の範囲の範囲内である。
本発明を、その詳細な説明とともに記述してきたが、前述の記述は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲を例示するものであって、本発明の範囲を限定するものではないことが理解されるべきである。他の局面、利点および変更は、添付の特許請求の範囲の範囲内である。
Claims (32)
- ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)、ラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum)、ビフィドバクテリウム・ラクティス(Bifidobacterium lactis)およびビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)を含む細菌組成物であって、哺乳動物への経口投与後に該哺乳動物の腸内に該ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを放出し、かつ0.3未満の水分活性を有する、該組成物。
- 組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルスを含む、請求項1記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルムを含む、請求項1または請求項2記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイを含む、請求項1~3のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサスを含む、請求項1~4のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガムを含む、請求項1~5のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティスを含む、請求項1~6のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダムを含む、請求項1~7のいずれか一項記載の組成物。
- フルクトオリゴ糖を含む、請求項1~8のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約0.5 mg~約50 mgのフルクトオリゴ糖を含む、請求項1~9のいずれか一項記載の組成物。
- 二酸化ケイ素を含む、請求項1~10のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約5 mg~約20 mgの二酸化ケイ素を含む、請求項1~11のいずれか一項記載の組成物。
- ステアリン酸マグネシウムを含む、請求項1~12のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、約10 mg~約20 mgのステアリン酸マグネシウムを含む、請求項1~13のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、8×109 CFU超の細菌を含む、請求項1~14のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、10×109 CFU超の細菌を含む、請求項1~14のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、15×109 CFU超の細菌を含む、請求項1~14のいずれか一項記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、請求項17記載の組成物。
- 組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、請求項17記載の組成物。
- ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムが、凍結乾燥されている、請求項1~19のいずれか一項記載の組成物。
- 哺乳動物がヒトである、請求項1~20のいずれか一項記載の組成物。
- 哺乳動物への経口投与後に組成物が該哺乳動物の腸に達するまで、ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの放出を防止するコーティングを含む、請求項1~21のいずれか一項記載の組成物。
- ラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムを収容するカプセルを含む、請求項1~22のいずれか一項記載の組成物。
- 微結晶性セルロースを含む、請求項1~23のいずれか一項記載の組成物。
- (a) 凍結乾燥細菌を二酸化ケイ素でコーティングして、コーティングされた凍結乾燥細菌を形成する段階、
(b) 該コーティングされた凍結乾燥細菌に0.2未満の水分活性を有するMCCおよびフルクトオリゴ糖を添加して、第1の混合物を形成する段階、
(c) 該第1の混合物にステアリン酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素を添加して、ブレンドを形成する段階、ならびに
(d) 該ブレンドを剤形へとカプセル化し、それによって細菌組成物を形成する段階
を含む、細菌組成物を作製するための方法。 - 凍結乾燥細菌が、凍結乾燥されたラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・プランタルム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ラムノサス、ビフィドバクテリウム・ロンガム、ビフィドバクテリウム・ラクティスおよびビフィドバクテリウム・ビフィダムの混合物である、請求項25記載の方法。
- 組成物1グラムごとに、該組成物が、
(a) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・アシドフィルス;
(b) 約5×109個のコロニー形成単位~約60×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・プランタルム;
(c) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・カゼイ;
(d) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のラクトバチルス・ラムノサス;
(e) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ロンガム;
(f) 約4×109個のコロニー形成単位~約50×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ラクティス; および
(g) 約2×109個のコロニー形成単位~約40×109個のコロニー形成単位のビフィドバクテリウム・ビフィダム
を含む、請求項25または請求項26記載の方法。 - 組成物1グラムごとに、該組成物が、約0.5 mg~約5.0 mgのフルクトオリゴ糖を含む、請求項25~27のいずれか一項記載の方法。
- 組成物1グラムごとに、該組成物が、約5.0 mg~約20.0 mgの二酸化ケイ素を含む、請求項25~28のいずれか一項記載の方法。
- 組成物1グラムごとに、該組成物が、15×109 CFU超の細菌を含む、請求項25~29のいずれか一項記載の方法。
- 組成物1グラムごとに、該組成物の10×109 CFU超の細菌が、室温および環境湿度で約12ヶ月の保管後に生存可能である、請求項25~30のいずれか一項記載の方法。
- 剤形がカプセルである、請求項25~31のいずれか一項記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201562099410P | 2015-01-02 | 2015-01-02 | |
US62/099,410 | 2015-01-02 | ||
JP2017535344A JP7201319B2 (ja) | 2015-01-02 | 2016-01-04 | 細菌組成物 |
JP2021087322A JP7249377B2 (ja) | 2015-01-02 | 2021-05-25 | 細菌組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021087322A Division JP7249377B2 (ja) | 2015-01-02 | 2021-05-25 | 細菌組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023068042A true JP2023068042A (ja) | 2023-05-16 |
Family
ID=56285163
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017535344A Active JP7201319B2 (ja) | 2015-01-02 | 2016-01-04 | 細菌組成物 |
JP2021087322A Active JP7249377B2 (ja) | 2015-01-02 | 2021-05-25 | 細菌組成物 |
JP2023042516A Pending JP2023068042A (ja) | 2015-01-02 | 2023-03-17 | 細菌組成物 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017535344A Active JP7201319B2 (ja) | 2015-01-02 | 2016-01-04 | 細菌組成物 |
JP2021087322A Active JP7249377B2 (ja) | 2015-01-02 | 2021-05-25 | 細菌組成物 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10576112B2 (ja) |
EP (2) | EP3240556B1 (ja) |
JP (3) | JP7201319B2 (ja) |
KR (1) | KR102557219B1 (ja) |
CN (1) | CN107921074A (ja) |
AU (2) | AU2016204815B2 (ja) |
CA (1) | CA2972457A1 (ja) |
MX (2) | MX2017008699A (ja) |
MY (1) | MY196112A (ja) |
SG (1) | SG11201705416XA (ja) |
TW (2) | TWI829098B (ja) |
WO (1) | WO2016109852A2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI829098B (zh) * | 2015-01-02 | 2024-01-11 | 美商梅拉洛伊卡公司 | 細菌組成物 |
TWI788111B (zh) | 2015-01-02 | 2022-12-21 | 美商梅拉洛伊卡公司 | 多元補充品組成物 |
US10137164B2 (en) | 2015-01-02 | 2018-11-27 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplement compositions |
ITUB20159330A1 (it) * | 2015-12-22 | 2017-06-22 | Roelmi Hpc S R L | Composizioni probiotiche e loro uso |
EP3222282A1 (en) * | 2016-03-21 | 2017-09-27 | Bionou Research, S.L. | Use of probiotics in the treatment and/or prevention of psoriasis |
GB201611486D0 (en) * | 2016-06-30 | 2016-08-17 | Promovita Ingredients Ltd | Composition for treatment and/or nutrition of poultry |
JP2018100228A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 国立大学法人広島大学 | 抗菌用組成物、食品、及び菌体若しくは菌体培養物又はこれらの抽出物の製造方法 |
RU2767400C2 (ru) * | 2018-07-05 | 2022-03-17 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Валента - Интеллект" | Пробиотическая композиция для восстановления и поддержания сбалансированной микрофлоры кишечника у детей и младенцев и способ ее получения |
EP3646857A1 (en) * | 2018-11-01 | 2020-05-06 | Evonik Operations GmbH | Colonic delivery system for microorganisms |
CN111567809A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-08-25 | 奥克斯路株式会社 | 具有提高免疫力和调节肠道功能的动物双歧杆菌bz11复合菌剂 |
WO2023049693A2 (en) | 2021-09-24 | 2023-03-30 | Johnson & Johnson Consumer Inc. | Dosage forms for the delivery of a probiotic |
Family Cites Families (83)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4897224A (en) | 1985-03-05 | 1990-01-30 | Morinaga Milk Industry Co., Ltd. | Method for producing ferulyl stanol derivatives |
CN1031936A (zh) | 1987-04-22 | 1989-03-29 | 新疆石河子农学院 | 磁化精液提高动物生产性能的方法 |
JP2708633B2 (ja) | 1991-05-03 | 1998-02-04 | ライシオン テータート オサケユイチア アクティエボラーグ | 血清における高コレステロールレベルを低めるための物質及びその物質を調製するための方法 |
WO1998042194A1 (en) * | 1997-03-24 | 1998-10-01 | Viva America Marketing, Inc. | Stabilized solid bacteria compositions |
US6333047B1 (en) | 1997-05-09 | 2001-12-25 | Daiichi Kasei Co., Ltd. | Molded capsule superior in strength and stability and method for preparing same |
US6008027A (en) * | 1997-07-17 | 1999-12-28 | Langner; Bruce J. | Enteric polymer coated capsule containing dried bacterial culture for supplying lactase |
US7229651B2 (en) | 1997-08-06 | 2007-06-12 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplements containing natural ingredients |
TW542721B (en) | 1997-08-06 | 2003-07-21 | Melaleuca Inc | Dietary supplements containing natural ingredients |
FI974648A (fi) | 1997-09-09 | 1999-05-06 | Raisio Benecol Oy | Hydroksihappo-, maitohappo- ja hydroksialkanoaattiesterit ja niiden käyttö |
US6087353A (en) | 1998-05-15 | 2000-07-11 | Forbes Medi-Tech Inc. | Phytosterol compositions and use thereof in foods, beverages, pharmaceuticals, nutraceuticals and the like |
US6596306B1 (en) | 2000-07-07 | 2003-07-22 | David Ho Sue San Ho | Drug delivery system:formulation for fat-soluble drugs |
US6964969B2 (en) | 2001-04-19 | 2005-11-15 | Mccleary Edward Larry | Composition and method for treating impaired or deteriorating neurological function |
AU2002320251A1 (en) | 2001-07-05 | 2003-01-21 | Vital Basics, Inc. | Compositions for improving mental performance |
KR100979877B1 (ko) | 2001-09-28 | 2010-09-02 | 뉴트라슈틱스 인코포레이티드 | 생물학적 성분의 전달 시스템 |
US6713096B2 (en) | 2002-01-04 | 2004-03-30 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplements and methods for treating pain and inflammation |
EP1344458A1 (en) | 2002-03-12 | 2003-09-17 | Société des Produits Nestlé S.A. | Probiotic delivery system |
CN101404892B (zh) | 2002-05-14 | 2012-04-04 | Fmc有限公司 | 微晶纤维素组合物 |
US20040001817A1 (en) | 2002-05-14 | 2004-01-01 | Giampapa Vincent C. | Anti-aging nutritional supplement |
US20050266069A1 (en) * | 2002-09-06 | 2005-12-01 | Simmons Donald L | Stable probiotic microsphere compositions and their methods of preparation |
AU2002951270A0 (en) | 2002-09-06 | 2002-09-19 | Vri Biomedical Ltd | Probiotic Bacterium and Methods of Use |
US8168170B2 (en) | 2002-10-03 | 2012-05-01 | The Procter And Gamble Company | Compositions having an inner core and at least three surrounding layers |
US7122370B2 (en) | 2003-01-14 | 2006-10-17 | Randolph Stanley Porubcan | Formulations to increase in vivo survival of probiotic bacteria and extend their shelf-life |
US20050069627A1 (en) | 2003-03-27 | 2005-03-31 | Mysore Nagaraja Rao Ramesh | Process for preparation of fructooligosaccharides (FOS) |
US20040228931A1 (en) | 2003-05-12 | 2004-11-18 | Pharmachem Laboratories, Inc. | Novel composition for hormonal balance and uses thereof |
US20050032757A1 (en) | 2003-08-06 | 2005-02-10 | Cho Suk H. | Nutritional supplements |
US20050106132A1 (en) * | 2003-08-14 | 2005-05-19 | Porubcan Randolph S. | Growth promoting prebiotic for lactobacillus dietary supplements |
US20050100559A1 (en) | 2003-11-07 | 2005-05-12 | The Procter & Gamble Company | Stabilized compositions comprising a probiotic |
WO2006026713A2 (en) | 2004-08-31 | 2006-03-09 | Tracie Martyn International, Llc | Topical benfotiamine and pyridoxamine compositions |
DE102005001414A1 (de) | 2005-01-12 | 2006-07-20 | Degussa Ag | Pyrogen hergestelltes Siliciumdioxidpulver |
US7923041B2 (en) | 2005-02-03 | 2011-04-12 | Signum Biosciences, Inc. | Compositions and methods for enhancing cognitive function |
FR2881751B1 (fr) * | 2005-02-07 | 2007-04-27 | Virbac Sa Sa | Compositions comprenant des micro-organismes deshydrates, leurs procedes de preparation, et leurs utilisations |
CN1833692B (zh) | 2005-03-15 | 2010-08-11 | 成都华高药业有限公司 | 一种假马齿苋提取物及其制备方法和用途 |
US8557310B2 (en) | 2005-04-13 | 2013-10-15 | Stephen C. Perry | Composition to retard the onset of symptoms of alzheimer's disease |
FR2886154B1 (fr) | 2005-05-27 | 2010-03-26 | Cothera | Composition pour retarder le developpement de la maladie d'alzheimer |
US8017162B2 (en) | 2005-10-26 | 2011-09-13 | Oryza Oil & Fat Chemical Co., Ltd. | Anti-inflammatory agent |
PE20070702A1 (es) | 2005-11-02 | 2007-07-20 | Takeda Pharmaceutical | COMPUESTOS DERIVADOS DE (TRIFLUOROMETOXI-FENIL)-ETILAMINO COMO INHIBIDORES DE LA ACETILCOLINESTERASA Y ANTAGONISTAS DEL RECEPTOR DE ADRENALINA alfa1 |
DE102006006532B4 (de) | 2006-02-10 | 2007-11-08 | Biogenerics Pharma Gmbh | Pharmazeutische Zubereitung |
US8071610B2 (en) | 2006-06-05 | 2011-12-06 | Josh Reynolds | Compositions and methods for enhancing brain function |
US20100166721A1 (en) * | 2006-06-09 | 2010-07-01 | Fabiola Masri | Probotic compositions and uses thereof |
WO2008048410A2 (en) | 2006-09-19 | 2008-04-24 | Human Biomolecular Research Institute | Diagnostic methods and genetic markers for alzheimer disease |
US20080181937A1 (en) | 2007-01-29 | 2008-07-31 | Majid Fotuhi | Dosage regimen and medicament for guarding memory and brain health and for preventing or reducing risk of onset of dementia by administration of specific vitamins and supplements (memoguard) |
US8066986B2 (en) * | 2007-02-01 | 2011-11-29 | Master Supplements, Inc. | Formulations including digestive enzymes and polysorbate surfactants that enhance the colonization of administered probiotics microoganisms |
US20080299255A1 (en) * | 2007-04-27 | 2008-12-04 | Naked Juice Co. Of Glendora, Inc. | Juice beverages with probiotic bacteria |
IL199781A0 (en) * | 2009-07-09 | 2010-05-17 | Yohai Zorea | Heat resistant probiotic compositions and healthy food comprising them |
US9034399B2 (en) | 2008-01-03 | 2015-05-19 | Melaleuca, Inc. | Dietary compositions for promoting brain health |
MX2011000136A (es) | 2008-07-09 | 2011-05-25 | Melaleuca Inc | Complejo de polisacarido de aminoacido mineral. |
EP2429538B1 (en) | 2009-05-11 | 2015-10-21 | Nestec S.A. | Non-replicating bifidobacterium longum ncc2705 and immune disorders |
US9210945B2 (en) * | 2009-07-31 | 2015-12-15 | The Iams Company | Animal food having low water activity |
TWI669068B (zh) | 2009-08-12 | 2019-08-21 | 美商梅拉洛伊卡公司 | 抗氧化膳食補充組成物 |
US20110038848A1 (en) | 2009-08-12 | 2011-02-17 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplement compositions for cardiovascular health |
US9352008B2 (en) | 2009-08-12 | 2016-05-31 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplements and methods for treating pain and inflammation |
US20110064712A1 (en) | 2009-09-16 | 2011-03-17 | Daniel Moses Amato | Dietary Supplement Compositions and Methods of Making and Using the Same |
US20130129860A1 (en) | 2009-12-29 | 2013-05-23 | Nestec S.A. | Nutritional compositions comprising fruit flakes containing docosahexaenoic acid |
US9492487B2 (en) * | 2010-02-01 | 2016-11-15 | Matthew Ryan Garner | Microbial product containing multiple microorganisms |
US20110206721A1 (en) | 2010-02-19 | 2011-08-25 | Vijaya Nair | Fermented soy nutritional supplements including mushroom components |
UY33472A (es) | 2010-06-30 | 2012-01-31 | Novartis Ag | ?composiciones farmacéuticas que comprenden monohidrato de lactato de 4-amino-5-fluoro-3-[6-(4-metil-piperazin-1-il)-1hbencimidazol-2-il]-1h-quinolin-2-ona?. |
WO2012020423A1 (en) | 2010-08-09 | 2012-02-16 | Interdisciplinary School Of Indian System Of Medicine | Role of an herbal formulation in the prevention and management of age related neurodegenerative disorders with special reference to senile dementia |
PL2685994T3 (pl) | 2011-03-17 | 2016-05-31 | Probiotical Spa | Bakterie probiotyczne wykazujące aktywność przeciwutleniającą i ich zastosowanie |
FR2978060B1 (fr) | 2011-07-21 | 2016-02-12 | Commissariat Energie Atomique | Procede et dispositif de mise en contact sans melange et a haute temperature de deux liquides non miscibles avec chauffage et brassage par induction |
US8747915B1 (en) | 2011-09-14 | 2014-06-10 | Vincent C. Giampapa | Dietary supplement system for multifunctional anti-aging management and method of use |
AU2013213255A1 (en) | 2012-01-25 | 2014-08-07 | Lupin Limited | Stable amorphous Raltegravir potassium premix and process for the preparation thereof |
US20130216521A1 (en) | 2012-02-03 | 2013-08-22 | Melinda Fernyhough Culver | Dietary supplement for enhancing animal health |
GB201213801D0 (en) | 2012-08-03 | 2012-09-12 | Dupont Nutrition Biosci Aps | Feed additive composition |
BR112015002309A2 (pt) | 2012-08-07 | 2017-07-04 | Buck Inst Res Aging | formulação de múltiplos componentes para aprimorar a função neurológica |
US20150283144A1 (en) | 2012-11-01 | 2015-10-08 | Rijksuniversiteit Groningen | Methods and compositions for stimulating beneficial bacteria in the gastrointestinal tract |
CN103880645A (zh) | 2012-12-24 | 2014-06-25 | 青岛帅王油脂化学有限公司 | 一种硬脂酸合成制备硬脂酸镁的方法 |
CN103193614A (zh) | 2013-01-30 | 2013-07-10 | 郑桂富 | 药用辅料硬脂酸镁的制备方法 |
TW201431561A (zh) | 2013-02-08 | 2014-08-16 | Wei-Chih Chang | 油膜包覆腸溶劑型 |
MY186048A (en) | 2013-03-14 | 2021-06-17 | Cytokinetics Inc | Heterocyclic compounds and their uses |
WO2014151329A1 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Aerodesigns, Inc. | Particles for aerosolizing apparatus |
CN103193610A (zh) | 2013-04-11 | 2013-07-10 | 南京慧博生物科技有限公司 | 从姜黄中提取纯化姜黄素类化合物的制备方法 |
HRPK20130487B3 (hr) | 2013-06-04 | 2015-07-31 | Pharmas D.O.O. | Formulacija probiotika s apigeninom i ekstraktom paprene metvice |
EP2813218B1 (en) | 2013-06-14 | 2022-08-24 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for producing aqueous enteric coating liquid, solid preparation, and method for producing same |
US20160192689A1 (en) | 2013-07-31 | 2016-07-07 | Wikifoods, Inc. | Encapsulated functional food compositions |
CN103524324A (zh) | 2013-09-22 | 2014-01-22 | 南通新邦化工科技有限公司 | 常压熔融法硬脂酸镁的制备方法 |
CN103664667A (zh) | 2013-12-16 | 2014-03-26 | 天津天成制药有限公司 | 乙酰左旋肉碱硝酸盐的制备方法 |
EP2886107A1 (en) | 2013-12-17 | 2015-06-24 | ObsEva S.A. | Oral formulations of pyrrolydine derivatives |
CN103886045B (zh) | 2014-03-12 | 2017-02-15 | 鲁东大学 | 一种包含局部有效栅格数据的存取方法及装置 |
CN103951618B (zh) | 2014-05-09 | 2016-10-05 | 自贡天健生物科技有限公司 | 石杉碱甲晶体、制备方法及其应用 |
CN103976975B (zh) | 2014-05-12 | 2016-04-06 | 佛山市南海禅泰动物药业有限公司 | 一种包被复合维生菌微囊的制备方法 |
US10137164B2 (en) | 2015-01-02 | 2018-11-27 | Melaleuca, Inc. | Dietary supplement compositions |
TWI829098B (zh) | 2015-01-02 | 2024-01-11 | 美商梅拉洛伊卡公司 | 細菌組成物 |
TWI788111B (zh) | 2015-01-02 | 2022-12-21 | 美商梅拉洛伊卡公司 | 多元補充品組成物 |
-
2015
- 2015-12-31 TW TW111105589A patent/TWI829098B/zh active
- 2015-12-31 TW TW104144823A patent/TWI790189B/zh active
-
2016
- 2016-01-04 US US14/986,854 patent/US10576112B2/en active Active
- 2016-01-04 SG SG11201705416XA patent/SG11201705416XA/en unknown
- 2016-01-04 EP EP16732905.1A patent/EP3240556B1/en active Active
- 2016-01-04 AU AU2016204815A patent/AU2016204815B2/en active Active
- 2016-01-04 JP JP2017535344A patent/JP7201319B2/ja active Active
- 2016-01-04 CA CA2972457A patent/CA2972457A1/en active Pending
- 2016-01-04 MY MYPI2017000992A patent/MY196112A/en unknown
- 2016-01-04 KR KR1020177021676A patent/KR102557219B1/ko active IP Right Grant
- 2016-01-04 EP EP21207182.3A patent/EP4019028A1/en active Pending
- 2016-01-04 CN CN201680013414.5A patent/CN107921074A/zh active Pending
- 2016-01-04 WO PCT/US2016/012060 patent/WO2016109852A2/en active Application Filing
- 2016-01-04 MX MX2017008699A patent/MX2017008699A/es unknown
-
2017
- 2017-06-29 MX MX2023002516A patent/MX2023002516A/es unknown
-
2020
- 2020-02-28 US US16/804,458 patent/US11433107B2/en active Active
-
2021
- 2021-05-25 JP JP2021087322A patent/JP7249377B2/ja active Active
-
2022
- 2022-01-19 AU AU2022200352A patent/AU2022200352A1/en active Pending
-
2023
- 2023-03-17 JP JP2023042516A patent/JP2023068042A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2022200352A1 (en) | 2022-03-10 |
CA2972457A1 (en) | 2016-07-07 |
TW202237156A (zh) | 2022-10-01 |
WO2016109852A3 (en) | 2016-10-06 |
WO2016109852A8 (en) | 2016-11-17 |
EP3240556B1 (en) | 2021-11-10 |
CN107921074A (zh) | 2018-04-17 |
TWI829098B (zh) | 2024-01-11 |
SG11201705416XA (en) | 2017-08-30 |
EP3240556A2 (en) | 2017-11-08 |
US20200197454A1 (en) | 2020-06-25 |
AU2016204815B2 (en) | 2021-10-21 |
AU2016204815A1 (en) | 2017-07-20 |
KR20170101990A (ko) | 2017-09-06 |
MY196112A (en) | 2023-03-15 |
KR102557219B1 (ko) | 2023-07-18 |
MX2017008699A (es) | 2018-02-13 |
JP2021130683A (ja) | 2021-09-09 |
JP7249377B2 (ja) | 2023-03-30 |
US11433107B2 (en) | 2022-09-06 |
MX2023002516A (es) | 2023-03-13 |
TW201636034A (zh) | 2016-10-16 |
US10576112B2 (en) | 2020-03-03 |
WO2016109852A2 (en) | 2016-07-07 |
JP7201319B2 (ja) | 2023-01-10 |
JP2018501275A (ja) | 2018-01-18 |
US20160193261A1 (en) | 2016-07-07 |
EP3240556A4 (en) | 2018-07-18 |
TWI790189B (zh) | 2023-01-21 |
EP4019028A1 (en) | 2022-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7249377B2 (ja) | 細菌組成物 | |
US20050266069A1 (en) | Stable probiotic microsphere compositions and their methods of preparation | |
US20040175389A1 (en) | Formulations to increase in vivo survival of probiotic bacteria and extend their shelf-life | |
JP5735548B2 (ja) | プロバイオティクス製剤ならびに5−ht4受容体作動薬を含有する経口投与用複合製剤、及びその製造方法 | |
US20160206564A1 (en) | Compositions and methods for treatment and prophylaxis of gastrointestinal diseases | |
JP7253546B2 (ja) | 細菌を含む医薬経口製剤 | |
Park et al. | Formulation and in vivo evaluation of probiotics-encapsulated pellets with hydroxypropyl methylcellulose acetate succinate (HPMCAS) | |
WO2014011564A2 (en) | Compositions and method for treatment and prophylaxis of inflammatory bowel disease | |
WO2014011233A1 (en) | Compositions and method for treatment and prophylaxis of inflammatory bowel disease | |
JP5940869B2 (ja) | 腸内環境改善有核錠製剤及びハードカプセル製剤 | |
JP2017149681A (ja) | 大腸デリバリーカプセル製剤 | |
JP2003012526A (ja) | 有用生菌内包製剤 | |
JP2004250338A (ja) | 有用生菌製剤 | |
JP2021527639A (ja) | 生物療法製品を含む剤形 | |
CN117257845A (zh) | 靶向投递活益生菌的方法 |