JP2023067071A - 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム - Google Patents

除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023067071A
JP2023067071A JP2021178035A JP2021178035A JP2023067071A JP 2023067071 A JP2023067071 A JP 2023067071A JP 2021178035 A JP2021178035 A JP 2021178035A JP 2021178035 A JP2021178035 A JP 2021178035A JP 2023067071 A JP2023067071 A JP 2023067071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidity
outdoor
indoor
dehumidification
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021178035A
Other languages
English (en)
Inventor
研郎 森田
Kenro Morita
宜正 石川
Yoshimasa Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021178035A priority Critical patent/JP2023067071A/ja
Priority to PCT/JP2022/038880 priority patent/WO2023074487A1/ja
Publication of JP2023067071A publication Critical patent/JP2023067071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0035Indoor units, e.g. fan coil units characterised by introduction of outside air to the room
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0083Indoor units, e.g. fan coil units with dehumidification means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/65Electronic processing for selecting an operating mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/80Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air
    • F24F11/86Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling compressors within refrigeration or heat pump circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/20Humidity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/20Humidity
    • F24F2110/22Humidity of the outside air
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】空気調和機の換気装置を用いた除湿機能を適切に実行する、除湿制御方法、空気調和機、よびプログラムを提供する。【解決手段】空気調和機は、換気装置と空調制御部とを含む。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に外気空気を供給するように構成されている。空調制御部は、制御空間の室内湿度および室外湿度を取得し、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算し、湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行するように構成されている。【選択図】図5

Description

本開示は、空気調和機の除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムに関する。
従来では、特許文献1に記載するように、空気調和対象の室内に配置される室内機と、室外に配置される室外機とから構成される空気調和機が知られている。この空気調和機は、室外機から室内機に室外空気を供給できるように構成されている。
特開2001-91000号公報
従来の空気調和機について、室外空気を室内機に供給することができるが、この技術を用いた除湿機能を適切に利用していない。例えば、従来の空気調和機は、効率的に除湿できず、除湿量が足りなかったり、不適切な除湿を行ったりすることがある。
本開示の目的は、空気調和機の換気装置を用いた除湿機能を適切に実行する除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムを提供することにある。
前述した課題を解決するために、本開示は、除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムを提供するものである。
本開示に係る一態様の除湿制御方法は、換気装置を有する空気調和機の除湿制御方法であって、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間の室内湿度および室外湿度を取得するステップと、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するステップと、湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行するステップと、を含む。
また、本開示に係る他の態様の空気調和機は、換気装置と空調制御部とを含む。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に外気空気を供給するように構成されている。空調制御部は、制御空間の室内湿度および室外湿度を取得し、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算し、湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行するように構成されている。
また、本開示に係る他の態様プログラムは、除湿制御方法を空気調和機に実行させる。
本開示においては、除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムによれば、空気調和機の換気装置を用いて除湿機能を適切に実行することができる。
実施の形態1における空気調和機の概略構成の一例を示すブロック図 実施の形態1に係る空気調和機の概略図 換気装置の概略図 除湿運転中の換気装置の概略図 実施の形態1における除湿制御方法の一例のフローチャート 実施の形態1における湿度閾値の一例の概略図 実施の形態2における除湿制御方法の一例のフローチャート
先ず始めに、除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムの各種態様について説明する。
本開示に係る第1の態様の除湿制御方法は、換気装置を有する空気調和機の除湿制御方法であって、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間の室内湿度および室外湿度を取得するステップと、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するステップと、湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行するステップと、を含む。
本開示に係る第2の態様の除湿制御方法は、第1の態様において、湿度差が湿度閾値より大きいと判断した場合、換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行するステップをさらに含んでもよい。
本開示に係る第3の態様の除湿制御方法は、第1の態様または第2の態様において、室内湿度は室内絶対湿度であってもよく、室外湿度は室外絶対湿度であってもよい。そして、湿度差は、室外絶対湿度と室内絶対湿度との差であってもよい。
本開示に係る第4の態様の除湿制御方法は、第1の態様または第2の態様において、室内湿度は室内相対湿度であってもよく、室外湿度は室外相対湿度であってもよい。室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するステップは、制御空間の室内温度および室外温度を取得するステップと、室外温度と室内温度との温度差の絶対値を計算するステップと、温度差の絶対値が温度閾値以下と判断した場合、室外相対湿度と室内相対湿度との差を湿度差として計算するステップと、を含んでもよい。
本開示に係る第5の態様の除湿制御方法は、第4の態様において、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するステップは、温度差の絶対値が温度閾値より大きいと判断した場合、室内相対湿度および室内温度に基づいて室内絶対湿度を計算し、室外相対湿度および室外温度に基づいて室外絶対湿度を計算し、室外絶対湿度と室内絶対湿度との差を湿度差として計算するステップ、をさらに含んでもよい。
本開示に係る第6の態様の除湿制御方法は、第1~5の態様のいずれか1つにおいて、湿度閾値は、換気装置の吸収材によって除去可能な水分量に基づいて設定され得る。
本開示に係る第7の態様の空気調和機は、換気装置と空調制御部とを含む。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に外気空気を供給するように構成されている。空調制御部は、制御空間の室内湿度および室外湿度を取得し、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算し、湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行するように構成されている。
本開示に係る第8の態様の空気調和機は、第7の態様において、空調制御部は、湿度差が湿度閾値より大きいと判断した場合、換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行するようにさらに構成され得る。
本開示に係る第9の態様の空気調和機は、第7の態様または第8の態様において、室内湿度は室内絶対湿度であってもよく、室外湿度は室外絶対湿度であってもよい。そして、湿度差は、室外絶対湿度と室内絶対湿度との差であってもよい。
本開示に係る第10の態様の空気調和機は、第7の態様または第8の態様において、室内湿度は室内相対湿度であってもよく、室外湿度は室外相対湿度であってもよい。空調制御部は、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するときには、制御空間の室内温度および室外温度を取得し、室外温度と室内温度との温度差の絶対値を計算し、温度差の絶対値が温度閾値以下と判断した場合、室外相対湿度と室内相対湿度との差を湿度差として計算するようにさらに構成され得る。
本開示に係る第11の態様の空気調和機は、第10の態様において、空調制御部は、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算するときには、温度差の絶対値が温度閾値より大きいと判断した場合、室内相対湿度および室内温度に基づいて室内絶対湿度を計算し、室外相対湿度および室外温度に基づいて室外絶対湿度を計算し、室外絶対湿度と室内絶対湿度との差を湿度差として計算するようにさらに構成され得る。
本開示に係る第12の態様の空気調和機は、第7の態様~第11の態様において、湿度閾値は、換気装置の吸収材によって除去可能な水分量に基づいて設定され得る。
本開示に係る第13の態様のプログラムは、第1の態様~第6の態様のいずれか1つにおける除湿制御方法を空気調和機に実行させる。
《技術的概念》
本開示に係る除湿制御方法、空気調和機およびプログラムの具体的な実施の形態を説明する前に、まず、一例を用いて、本開示に記載の技術的概念を説明する。この例において、空気調和機は換気装置を有し、換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間の室内空気を除湿可能である。
空気調和機は、換気装置の除湿能力を考慮して、換気装置による換気除湿を行うか否かについて、制御空間の室外内の湿度に基づいて判断する。この例示において、室外内の湿度差が所定の湿度閾値以下と判断した場合のみ、空気調和機はコンプレッサー除湿および換気装置による換気除湿を実行する。すなわち、室外湿度が室内湿度より所定範囲内で高い場合のみ、コンプレッサー除湿と換気除湿ともに実行する。なお、コンプレッサー除湿は、コンプレッサー式除湿、冷凍サイクル除湿、または弱冷房とも呼ばれている。
一方、湿度差が湿度閾値より大きいと判断した場合、空気調和機は換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行する。
このようにすれば、空気調和機の換気装置を用いた換気除湿が制御空間の現状にとって有益であるか否かを見極めて、換気除湿を適切に実行することができる。
以下で説明する実施の形態のそれぞれは、本開示の一例を示すものである。以下の実施の形態のそれぞれにおいて示される数値、形状、構成、ステップ、およびステップの順序などは、一例を示すものであり、本開示を限定するものではない。以下の実施の形態1における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
以下に述べる実施の形態のそれぞれにおいて、特定の要素に関しては変形例を示す場合があり、その他の要素に関しては任意の構成を適宜組み合わせることを含むものであり、組み合わされた構成においてはそれぞれの効果を奏するものである。実施の形態において、それぞれの変形例の構成をそれぞれ組み合わせることにより、それぞれの変形例における効果を奏するものとなる。
以下の詳細な説明において、「第1」、「第2」などの用語は、説明のためだけに用いられるものであり、相対的な重要性または技術的特徴の順位を明示または暗示するものとして理解されるべきではない。「第1」と「第2」と限定されている特徴は、1つまたはさらに多くの当該特徴を含むことを明示または暗示するものである。
《実施の形態1》
以下、本開示に係る除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムの実施の形態1について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施の形態1における空気調和機の概略構成の一例を示すブロック図である。図1は、除湿制御方法およびそのプログラムを空気調和機に実行させる観点、および空気調和機と外部の他の装置との関係性の観点から作成された概略図である。空気調和機10は、除湿制御方法を実行し、除湿運転を適切に実行する。
図1の実施例において、空気調和機10は、空調記憶部11と、空調制御部12と、空調通信部13とを含む。空気調和機10はさらに、機能を発揮するために様々なセンサ14を少なくとも1つ含んでもよい。空気調和機10は、視覚的な情報をユーザに表示するためのディスプレイを含んでもよい。
空気調和機10は空調通信部13を介して端末装置70および/またはサーバ80と接続可能である。例えば、後述するように、空気調和機10は、インターネットを介して空気調和機10を関するサーバ80と接続してもよい。空気調和機10はインターネットを介して空気調和機10のユーザのスマートフォンである端末装置70と接続してもよい。空気調和機10は赤外線を介して空気調和機10のリモートコントローラである端末装置70と接続してもよい。また、空気調和機10は直接的にまたは間接的に外部情報源90と接続して、除湿制御に必要な情報の一部を外部情報源90から取得してもよい。
以下、各構成要素の概略を説明する。
<空気調和機10>
空気調和機10は、例えば、家庭やオフィスにおける部屋の内部空間を空調制御の対象とする制御空間とし、当該制御空間の壁面または天井に設けられた室内機20と、屋外、制御空間以外の中央空調室等に設けられた室外機30とを有する。空気調和機10は、例えば、冷房機能、暖房機能、および/または空気洗浄機能を有する。空気調和機10は、制御空間の室内空気を除湿可能な換気装置50を含む。換気装置50は換気機能および除湿機能を有する。換気装置50はさらに加湿機能を有してもよい。これらの機能・運転モードが自由に組み合わせられ得る(例えば、冷房除湿機能、冷房換気モードなど)。
<空調記憶部11>
空調記憶部11は、種々の情報や制御プログラムを記録する記録媒体であり、空調制御部12の作業領域として機能するメモリであってもよい。空調記憶部11は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、その他の記憶デバイス又はそれらを適宜組み合わせて実現される。
空調記憶部11は、除湿制御のための基準や閾値を記憶してもよく、例えば、湿度閾値および/または温度閾値を記憶してもよい。空調記憶部11は、それぞれのセンサ14から取得した情報を記憶してもよい。外部情報源90から取得した情報も空調記憶部11に記憶させてもよい。これらの情報は、除湿制御方法が行われるときに空調制御部12に読み出され得る。
また、空調記憶部11は、除湿制御方法を空気調和機10に実行させるためのプログラムを記憶してもよい。
<空調制御部12>
空調制御部12は、空気調和機10の少なくとも一部の機能の制御を司るコントローラである。空調制御部12は、プログラムを実行することにより所定の機能を実現するCPU、MPU、MCU、FPGA、DSP、ASICのような汎用プロセッサを含む。空調制御部12は、空調記憶部11に格納された制御プログラムを呼び出して実行することにより、空気調和機10における各種の制御を実現することができる。また、空調制御部12は空調記憶部11と協働して、空調記憶部11に記憶されたデータを読み取り/書き込みを行うことができる。空調制御部12は、ハードウェアとソフトウェアの協働により所定の機能を実現するものに限定されず、所定の機能を実現する専用に設計されたハードウェア回路でもよい。
空調制御部12は、空調通信部13を介して、サーバ80と通信することができる。同様に、空調制御部12は、空調通信部13を介して、ユーザによる様々な指令および設定値(例えば、空気調和機10の除湿運転の起動指令、温度設定指令)を端末装置70から受信することができる。空調制御部12は、これらの設定値および様々なセンサ14から受信した検出値(例えば、室内湿度、室外湿度)などに基づいて、空気調和機10の冷房機能や暖房機能を発揮するように空気調和機10の各部品を制御する。また、空調制御部12は、後述する除湿制御方法に基づいて、空気調和機10の除湿制御を行う。
<空調通信部13>
空調通信部13は、サーバ80やユーザの端末装置70等と通信することもでき、例えば、インターネットパケットを送受信することもできる。上述したように、空調制御部12は、空調通信部13を介してサーバ80および/または端末装置70と協働してもよい。空調通信部13は、サーバ80と、空気調和機10と、端末装置70との間において、Wi-Fi(登録商標)、IEEE802.2、IEEE802.3、3G、LTE等の規格にしたがい通信を行い、データの送受信を行ってもよい。空調通信部13は、インターネットの他、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等、赤外線、ブルートゥース(登録商標)で通信してもよい。
<センサ14>
センサ14は、空気調和機10の機能を発揮するために空気調和機10の外部から様々な情報を取得するためのものである。特に、センサ14は、除湿運転を実施するための情報を取得することができる。
例えば、センサ14は、当該部屋内部の湿度を検出する室内湿度センサ14a、当該部屋の外の湿度を検出する室外湿度センサ14bを含む。センサ14は、当該部屋内部の温度を検出する室内温度センサ14c、および当該部屋の外の温度(すなわち、外気温度)を検出する室内温度センサ14dをさらに含んでもよい。センサ14にて検出された情報は、空調記憶部11に入力されて記憶され、後に空調制御部12が利用したり、端末装置70またはサーバ80に送信されたりする。
図1の実施例において、センサ14は空気調和機10の本体に搭載されている。別の実施例において、センサ14は、空気調和機10の本体ではなく、例えば、他の家電、またはスマートホーム内外の任意箇所に搭載されてもよく、独立したセンサ装置であってもよい。空気調和機10は、除湿制御方法を実行する際に、センサ14の搭載箇所に関わらず、制御に利用される情報をこれらのセンサ14から取得することができる。また、空気調和機10はサーバ80または端末装置70を経由して、センサ14以外のセンサから制御に利用される情報を取得してもよい。
<換気装置50>
換気装置50は、室外空気を室内に供給するように構成された装置であり、室外機とともに室外に取り付けられることが好ましい。換気装置50は、除湿された室外空気を制御空間に供給することによって、制御空間の室内空気を除湿することができる。換気装置50の具体的な構造および動作については、後に図2を参照しながら説明する。
<端末装置70>
端末装置70は、空気調和機10に関連する装置である。端末装置70は、例えば、空気調和機10のコントローラであってもよく、複数種類の家電製品を同時に管理・制御できるコントローラであってもよい。また、端末装置70は、空気調和機10との間でデータ通信を行うことができる情報端末、例えば、専用の関連アプリケーション72が組み込まれたスマートフォン、携帯電話、モバイルフォン、タブレット、ウェアラブル装置、コンピュータなどであってもよい。
サーバ80または空調制御部12は、端末装置70を介してユーザが入力した設定または指令を取得することができる。一般的には、端末装置70はグラフィックユーザインタフェース(graphical user interface、GUI)を表示するためのディスプレイを含む。ただし、音声ユーザインタフェース(voice User Interface、VUI)を介してユーザと相互作用する場合、ディスプレイの代わりに、またはディスプレイに加えて、端末装置70はスピーカとマイクとを含んでもよい。
<サーバ80>
サーバ80は、例えば、少なくとも1つの空気調和機10を管理するため、またはデータを収集するための空気調和機10の製造会社の管理サーバであってもよい。または、サーバ80は、アプリケーションサーバであってもよい。
<外部情報源90>
外部情報源90は、空気調和機10と直接的に関わらないサービスに関する情報、例えば、気象情報や、特定の地域の空気の質に関する情報を提供する情報源である。例えば、外部情報源90は気象庁のウェブサイトであってもよい。サーバ80は、外部情報源90から取得する情報を空気調和機10または端末装置70に転送してもよい。空気調和機10は、外部情報源90と直接的に接続して、除湿制御に必要な情報の一部を外部情報源90から取得してもよく、サーバ80または端末装置70を介して外部情報源90と間接的に接続して必要な情報を取得してもよい。
以下、空気調和機10の、特に換気装置50の除湿機能に関する機械構成について図面を参照しながら説明する。
<換気装置50による換気除湿の除湿機能>
図2は、本開示の一実施の形態に係る空気調和機10の概略図である。図2は、特には除湿機能を実施する機械構成を示す観点から作成された空気調和機10の概略図である。以下、換気除湿の除湿運転を「換気除湿運転」と略称する場合がある。
図2に示すように、本実施の形態に係る空気調和機10は、空調対象の室内Rinに配置される室内機20と、室外Routに配置される室外機30とを有する。
室内機20には、室内空気A1と熱交換を行う室内熱交換器22と、室内空気A1を室内機20内に誘引するとともに、室内熱交換器22と熱交換した後の室内空気A1を室内Rinに吹き出すファン24とが設けられている。
室外機30には、室外空気A2と熱交換を行う室外熱交換器32と、室外空気A2を室外機30内に誘引するとともに、室外熱交換器32と熱交換した後の室外空気A2を室外Routに吹き出すファン34とが設けられている。また、室外機30には、室内熱交換器22および室外熱交換器32と冷凍サイクルを実行する圧縮機36、膨張弁38、および四方弁40が設けられている。
室内熱交換器22、室外熱交換器32、圧縮機36、膨張弁38、および四方弁40それぞれは、冷媒が流れる冷媒配管によって接続されている。冷房運転およびコンプレッサー除湿運転の場合、空気調和機10は、冷媒が圧縮機36から四方弁40、室外熱交換器32、膨張弁38、室内熱交換器22を順に流れて圧縮機36に戻る冷凍サイクルを実行する。暖房運転の場合、空気調和機10は、冷媒が圧縮機36から四方弁40、室内熱交換器22、膨張弁38、室外熱交換器32を順に流れて圧縮機36に戻る冷凍サイクルを実行する。
空気調和機10は、冷凍サイクルよる空調運転の他に、室外空気A3を室内Rinに導入する空調運転を実行する。そのために、空気調和機10は、換気装置50を有する。換気装置50は、室外機30に設けられている。
図3は、換気装置50の概略図である。
図3に示すように、換気装置50は、その内部に室外空気A3、A4が通過する吸収材52を備える。
吸収材52は、空気が通過可能な部材であって、通過する空気から水分を捕集するまたは通過する空気に水分を与える部材である。本実施の形態の場合、吸収材52は、円盤状であって、その中心を通過する回転中心線C1を中心にして回転する。吸収材52は、モータ54によって回転駆動される。
吸収材52は、空気中の水分を収着する高分子収着材が好ましい。高分子収着材は、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体から構成される。高分子収着材は、シリカゲルやゼオライトなどの吸着材に比べて、同一体積あたり水分を吸収する量が多く、低い加熱温度で担持する水分を脱着することができ、そして水分を長時間担持することができる。
換気装置50の内部には、吸収材52をそれぞれ通過し、室外空気A3、A4がそれぞれ流れる第1の流路P1と第2の流路P2とが設けられている。第1の流路P1と第2の流路P2は、異なる位置で吸収材52を通過する。
第1の流路P1は、室内機20内に向かう室外空気A3が流れる流路である。第1の流路P1を流れる室外空気A3は、換気導管56を介して、室内機20内に供給される。
本実施の形態の場合、第1の流路P1は、吸収材52に対して上流側に複数の支流路P1a、P1bを含んでいる。なお、本明細書において、「上流」および「下流」は、空気の流れに対して使用される。
複数の支流路P1a、P2aは、吸収材52に対して上流側で合流する。複数の支流路P1a、P1bそれぞれには、室外空気A3を加熱する第1および第2のヒータ58、60が設けられている。
第1および第2のヒータ58、60は、同一の加熱能力を備えるヒータであってもよいし、異なる加熱能力を備えるヒータであってもよい。また、第1および第2の加熱ヒータ58、60は、電流が流れて温度が上昇すると電気抵抗が増加する、すなわち過剰な加熱温度の上昇を抑制することができるPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが好ましい。ニクロム線やカーボン繊維などを用いるヒータの場合、電流が流れ続けると加熱温度(表面温度)が上昇し続けるため、その温度をモニタリングする必要がある。PTCヒータの場合、ヒータ自体が加熱温度を一定の温度範囲内で調節するために、加熱温度をモニタリングする必要がなくなる。
第1の流路P1には、室内機20内に向かう室外空気A3の流れを発生させる第1のファン62が設けられている。本実施の形態の場合、第1のファン62は、吸収材52に対して下流側に配置されている。第1のファン62が作動することにより、室外空気A3が、室外Routから第1の流路P1内に流入し、吸収材52を通過する。
また、第1の流路P1には、第1の流路P1を流れる室外空気A3を室内Rin(すなわち室内機20)または室外Routに振り分けるダンパ装置64が設けられている。本実施の形態の場合、ダンパ装置64は、第1のファン62に対して下流側に配置されている。ダンパ装置64によって室内機20に振り分けられた室外空気A3は、換気導管56を介して室内機20内に入り、ファン24によって室内Rinに吹き出される。
第2の流路P2は、室外空気A4が流れる流路である。第1の流路P1を流れる室外空気A3と異なり、第2の流路P2を流れる室外空気A4は、室内機20に向かうことはない。第2の流路P2を流れる室外空気A4は、吸収材52を通過した後、室外Routに流出する。
第1の流路P1には、室外空気A4の流れを発生させる第2のファン66が設けられている。本実施の形態の場合、第2のファン66は、吸収材52に対して下流側に配置されている。第2のファン66が作動することにより、室外空気A4が、室外Routから第2の流路P2内に流入し、吸収材52を通過し、そして室外Routに流出する。
換気装置50は、吸収材52、モータ54、第1のヒータ58、第2のヒータ60、第1のファン62、ダンパ装置64、および第2のファン66を選択的に使用して換気除湿運転または他の運転を選択的に実行する。
図4は、換気除湿の除湿運転中の換気装置50の概略図である。
換気除湿の除湿運転は、室外空気A3を除湿し、その除湿された室外空気A3を室内Rin(すなわち室内機20)に供給する空調運転である。図4に示すように、換気除湿運転では、吸着運転と再生運転とが交互に実行される。
吸着運転は、室外空気A3に担持されている水分を吸収材52に吸着させ、それにより室外空気A3を換気除湿する運転である。図4に示すように、吸着運転中、モータ54は、吸収材52を回転し続ける。第1のヒータ58と第2のヒータ60は、OFF状態であって、室外空気A3を加熱していない。第1のファン62はON状態で、それにより第1の流路P1内を室外空気A3が流れている。ダンパ装置64は、第1の流路P1内の室外空気A3を室内機20に振り分ける。第2のファン66は、OFF状態であって、それにより第2の流路P2内に室外空気A4の流れが発生していない。
このような吸着運転によれば、室外空気A3は、第1の流路P1に流入し、第1および第2のヒータ58、60に加熱されることなく吸収材52を通過する。このとき、室外空気A3に担持されている水分が吸収材52に吸着する。それにより、室外空気A3の水分の担持量が減少する、すなわち室外空気A3が乾燥される。吸収材52を通過して乾燥した室外空気A3は、ダンパ装置64によって室内機20に振り分けられる。ダンパ装置64を通過して換気導管56を介して室内機20に到達した室外空気A3は、ファン24によって室内Rinに吹き出される。このような吸着運転により、乾燥した室外空気A3が室内Rinに供給され、室内Rinが除湿される。
吸着運転が続くと、吸収材52の保水量が増加し続け、その結果、室外空気A3に担持されている水分に対する吸収材52の吸着能力が低下する。その吸着能力を回復するために吸収材52を再生させる再生運転が実行される。
再生運転中、モータ54は、吸収材52を回転し続ける。第1のヒータ58と第2のヒータ60は、ON状態であって、室外空気A3を加熱している。第1のファン62はON状態で、それにより第1の流路P1内を室外空気A3が流れている。ダンパ装置64は、第1の流路P1内の室外空気A3を、室内機20ではなく、室外Routに振り分ける。第2のファン66は、OFF状態であって、それにより第2の流路P2内に室外空気A4の流れが発生していない。
このような再生運転によれば、室外空気A3は、第1の流路P1に流入し、第1および第2のヒータ58、60に加熱されて吸収材52を通過する。このとき、加熱された室外空気A3は、吸収材52から多量の水分を奪う。それにより、室外空気A3に多量の水分が担持される。それとともに、吸収材52の保水量が減少する、すなわち吸収材52が乾燥してその吸着能力が再生する。吸収材52を通過して多量の水分を担持する室外空気A3は、ダンパ装置64によって室外Routに振り分けられ、室外Routに排出される。これにより、換気除湿運転における再生運転中に、吸収材52の再生によって多量の水分を担持する室外空気A3が室内Rinに供給されることがない。
このような吸着運転と再生運転を交互に行うことにより、吸収材52の吸着能力が維持され、換気除湿運転を継続的に実行することができる。
なお、換気装置50によれば、室外空気A3をそのまま換気導管56を介して室内Rin(すなわち室内機20)に供給する換気運転、または室外空気A3を加湿してから室内Rinに供給する加湿運転もできる。
上述の冷凍サイクルによる空調運転(冷房運転、コンプレッサー除湿運転、暖房運転)と換気装置50による空調運転(換気運転、加湿運転、除湿運転)は、別々に実行可能であり、また同時に実行することも可能である。例えば、冷凍サイクルによる除湿運転と換気装置50による除湿運転を同時に実行すれば、室温を一定に維持した状態で室内Rinを除湿することが可能である。
空気調和機10が実行する空調運転は、ユーザによって選択される。例えば、図2に示すリモートコントローラである端末装置70に対するユーザの選択操作により、その操作に対応する空調運転を空気調和機10は実行する。
本開示における「換気」とは、機械換気を指し、室外空気を室内(制御空間)に供給することによって、または/および室内空気を室外に排出することによって、室内空気と外気を交換することを指す。本開示の空気調和機10は単独で換気装置50を用いた吸気換気を行ってもよく、室内空気を室外に排気できる他の換気装置と協働して吸気換気と排気換気をともに行ってもよい。また、室内空気を室外に排出する排気ファンを換気装置50が有する場合、空気調和機10は、排気換気を行ってもよく、単独で吸気換気と排気換気をともに行ってもよい。本開示では、換気装置50が吸気換気を行う態様を用いて本開示の技術的特徴を説明するが、これに限らない。
ここまでは、本実施の形態に係る空気調和機10の構成および動作について概略的に説明してきた。ここからは、本実施の形態に係る空気調和機10を用いた除湿制御方法、空気調和機およびプログラムの特徴について説明する。
<除湿制御方法>
空気調和機10は除湿制御方法を実行する。より具体的にいうと、空気調和機10の空調制御部12は空調記憶部11およびセンサ14と協働し、除湿制御方法を実行する。当該除湿制御方法によれば、空気調和機10の換気装置50の除湿運転をより適切に制御することができる。
図5は、実施の形態1における除湿制御方法のフローチャートであり、除湿制御方法はステップS100~ステップS500を含む。
1つの実施例において、空調制御部12は、空気調和機10がユーザの指令より除湿モードに入ってから、ステップS100~ステップS500を実行することによって除湿機能を発揮してもよい。もう1つの実施例において、空調制御部12は、例えば、自動運転モードにおいて、情報に基づいて除湿ニーズがあると判定した場合に、自動的に除湿モードに入り、ステップS100~ステップS500を実行してもよい。
除湿制御方法において、まず、空調制御部12は、空気調和機10の空調制御の対象とする制御空間の室内湿度および室外湿度を取得する(ステップS100)。例えば、空調制御部12は、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bから直接的に室内湿度および室外湿度を取得してもよく、空調記憶部11から直近に書き込まれた室内湿度および室外湿度を読み出してもよい。
本開示において、「湿度」とは、相対湿度または絶対湿度を指し、相対湿度と絶対湿度とのどちらに置き換えてもよい。1つの実施例において、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bが絶対湿度センサであり、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bから直接的に室内絶対湿度および室外絶対湿度を取得することができる。1つの実施例において、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bが相対湿度センサであり、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bからは室内絶対湿度および室外絶対湿度を取得する。1つの実施例において、空調制御部12は、後述するステップS250(図7)のように、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bから取得した相対湿度に基づいて絶対湿度を計算することができる。
次に、空調制御部12は、室外湿度と室内湿度との湿度差を計算する(ステップS200)。より具体的にいうと、当該湿度差は、室外湿度から室内湿度を減算することによって得られた湿度差である。例えば、ステップS100で空調制御部12は、取得した室外絶対湿度から室内絶対湿度を減算して湿度差を計算してもよい。
空調制御部12は、ステップS200で計算した湿度差が所定の湿度閾値以下であるか否かを判断する(ステップS300)。すなわち、空調制御部12は、室外湿度が室内湿度より所定範囲内で高いか否かを判断する。当該湿度閾値は、換気装置50の吸収材52によって除去可能な水分量に基づいて設定され得て、換気装置50の除湿能力に対応する数値である。
吸収材52によって除去可能な水分量は、吸収材52の性能や室外の温度および/または湿度によっては変化可能である。しかしながら、除湿制御方法では、吸収材52の性能によって決められた固定値の湿度閾値を用いてもよい。例えば、湿度差は絶対湿度差である場合、湿度閾値は、2g/kg(DA)、6g/kg(DA)または11g/kg(DA)であってもよい。湿度差は相対湿度差である場合、湿度閾値は、10%、30%または50%であってもよい。
湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、空調制御部12は、コンプレッサー除湿および換気装置50による換気除湿を実行する(ステップS400)。すなわち、室外湿度が室内湿度より所定範囲内で高い場合、すなわち、室外内の湿度差が換気装置50の除湿能力を超えていない場合、空調制御部12は換気除湿を実行する。
コンプレッサー除湿とは、空気調和機10内部において、冷媒を循環させ、制御空間の室内空気を冷却させ結露させることによって、室内空気の水分を取り除く除湿技術である。コンプレッサー除湿は、コンプレッサー式除湿、冷凍サイクル除湿、または弱冷房とも呼ばれている。
そして、換気除湿とは、上述したように、換気装置50の吸収材52を用いて、吸着運転と再生運転とを相互に実行する除湿技術である。吸着運転において、室外空気の水分を吸収材52に吸着させてから、乾燥した室外空気を制御空間に供給し、制御空間の相対湿度を減少させる。再生運転において、室外空気を加熱し、加熱した室外空気を吸収材52に通過させることによって、吸収材52から多量の水分を室外空気に吸収させ、吸収材52を乾燥させる。
吸収材52によって除去可能な水分量は限られている。ステップS400では、室外内の湿度差が換気装置50の除湿能力を超えていないと判断した上で、換気除湿を実行する。コンプレッサー除湿のみを実行する場合と比べて、コンプレッサー除湿と換気除湿とを複合的に実行することでより強力な除湿ができ、効率的に除湿することができる。
なお、コンプレッサー除湿と換気除湿とを複合的に実行するときには、この2種類の除湿運転を同時に実行することができる。しかしながら、ステップS400において、全期間でコンプレッサー除湿と換気除湿とを同時に実行しなくてもよい。
一方、湿度差が湿度閾値より大きいと判断した場合、空調制御部12は、換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行する(ステップS500)。すなわち、室外内の湿度差が高くて換気装置50の除湿能力を超えたと判断した場合、空調制御部12は換気除湿を実行しない。
湿度差が湿度閾値より大きくなると、換気装置50によって乾燥した室外空気の湿度が依然として室内湿度より高いため、制御空間に入れると、制御空間内の相対湿度を上昇してしまう。すなわち、この場合における換気除湿運転は制御空間の除湿に無益である。
それに、換気装置50を稼働させるために、吸収材52を回転させるモータ54、第1のヒータ58、第2のヒータ60、第1のファン62、および第2のファン66等の部品に給電する必要がある。そこで、室外内の湿度差が換気装置50の除湿能力を超えたと判断すると換気除湿を実行しないため、除湿に無益な運転にエネルギを消費することを回避できる。よって、本開示の除湿制御方法、空気調和機、およびプログラムによれば、省エネルギで除湿運転を制御できる。
以下、湿度閾値の利用について、より詳細に説明する。図6は、実施の形態1における湿度閾値の一例の概略図である。吸収材52によって除去可能な水分量は、湿り空気線図(Psychrometric Chart)において絶対湿度の差で表す。なお、図6に示された実施例において、ステップS300で利用される湿度差は絶対湿度差である。
湿り空気線図は、特定の大気圧下で湿り空気の熱的状態などを示したものである。図6に示された湿り空気線図において、縦軸は絶対湿度(kg/kg(DA))であり、横軸は乾球温度(℃)であり、曲線軸は相対湿度(%RH)であり、斜めの実線軸は比エンタルピー(kal/kg(DA))であり、斜めの破線軸は湿球温度(℃)である。湿り空気線図によれば、絶対湿度、相対湿度、乾球湿度、湿球温度、比エンタルピーのうち、いずれか2つのパラメータが分かれば、他のパラメータの値を導き出すことができる。湿り空気線図の読み方や使い方、作り方については、当業者なら理解できるため、ここでより詳細に記載しない。
一例として、仮に、換気装置50に吸い込まれていない室外空気の室外温度および室外湿度等が「室外A」の点で表し、換気装置50を通過して換気除湿された室外空気の室外温度および室外湿度等が「室外A’」の点で表す。横の太い点線は制御空間の室内絶対湿度を表す。
室外空気「室外A」が換気除湿されると、吸収材52によって除去可能な水分量(すなわち、湿度閾値に対応する水分量)が室外空気から取り除かれ、室外空気「室外A’」になる。換気除湿された室外空気「室外A’」の絶対湿度は、室外空気「室外A」の室外絶対湿度から湿度閾値を減算した結果である。当該換気除湿された室外空気「室外A’」の絶対湿度は室内絶対湿度より低くなるため、室外空気「室外A」に対して換気除湿は有益である。この例示において、ステップS300で室外空気「室外A」の室外絶対湿度と室内絶対湿度との湿度差は湿度閾値以下と判断される。よって、空調制御部12は、コンプレッサー除湿および換気装置50による換気除湿を実行する(ステップS400)。
室外空気「室外A」の場合、コンプレッサー除湿と換気除湿とを複合的に実行するため、より強力な除湿ができ、効率的に除湿することができる。
もう一例として、仮に、換気装置50に吸い込まれていない室外空気の室外温度および室外湿度等が「室外B」の点で表し、換気装置50を通過して換気除湿された室外空気の室外温度および室外湿度等が「室外B’」の点で表す。
室外空気「室外B」が換気除湿されると、同様に吸収材52によって除去可能な水分量(すなわち、湿度閾値に対応する水分量)が室外空気から取り除かれ、室外空気「室外B’」になる。しかしながら、換気除湿が実行されても、換気除湿された室外空気「室外B’」の絶対湿度は依然として室内絶対湿度より高いため、室外空気「室外B」に対して換気除湿は無益である。この例示において、ステップS300で室外空気「室外B」の室外絶対湿度と室内絶対湿度との湿度差は湿度閾値より大きいと判断される。よって、空調制御部12は、換気装置50による換気除湿を実行せず、コンプレッサー除湿を実行する(ステップS500)。
室外空気「室外B」の場合、換気除湿を実行しないため、制御空間の除湿に無益な換気除湿運転にエネルギを消費することを回避できる。よって、省エネルギで除湿運転を制御できる。
空気調和機10の空調制御部12はステップS400またはステップS500の実行により除湿制御の処理を完了する。除湿モードにおいて、空調制御部12は周期的にステップS100~ステップS500を繰り返して実行してもよい。例えば、空調制御部12は、一定時間ごとに(例えば、3分ごとに、5分ごとに、10分ごとに、15分ごとに、30分ごとに)ステップS100~ステップS500を実行し、制御空間の快適性を維持する。
1つの実施例において、空気調和機10は、上述したような除湿制御方法を実行するために使用されるプログラムを有する。当該プログラムは、除湿制御方法を空気調和機10に実行させる。
《実施の形態2》
<相対湿度センサを用いた除湿制御>
実施の形態2において、室内湿度センサ14aおよび室外湿度センサ14bは相対湿度センサである。空調制御部12は、取得した相対湿度に基づいて、空気調和機10の除湿運転、特に換気装置50の除湿運転を制御することができる。
図6の湿り空気線図を用いて実施の形態1で説明したように、吸収材52によって除去可能な水分量は絶対湿度差によって表せる。しかしながら、同じ絶対湿度に対しても、温度によってその相対湿度が変化する。例えば、同じ絶対湿度に対して、温度の増加に応じて相対湿度が低くなる。よって、仮に室外相対湿度と室内相対湿度とも同じ数値が検出されても、室外内温度差の絶対値の増加に応じて室外絶対湿度と室内絶対湿度とのずれが大きくなる。そのため、所定の絶対湿度閾値は、単一の相対湿度閾値に変換してステップS300で利用することが難しい。
一方、室外内温度差の絶対値が小さい場合、室外内絶対湿度差と室外内相対湿度差とのずれはある程度に収まっているため、ステップS300において、相対湿度差で表す湿度閾値を用いても、室外内の湿度差が換気装置50の除湿能力を超えた否かについて判断できる。
以下、ステップS100で取得した湿度が相対湿度である場合、どのように湿度差を計算するか、および、どのように湿度閾値を利用するかについて説明する。
ステップS200において、空調制御部12はまず、制御空間の室内温度および室外温度を取得し(ステップS210)、室外温度と室内温度との温度差の絶対値を計算する(ステップS220)。そして、空調制御部12は、温度差の絶対値が所定の温度閾値以下であるか否かを判断する(ステップS230)。温度閾値は、例えば、0.5℃、1℃または2℃であってもよい。
前述したように、室外内温度差の絶対値が小さい場合、相対湿度閾値を用いても、室外内の湿度差が換気装置50の除湿能力を超えた否かについて判断できる。よって、温度差の絶対値が温度閾値以下と判断した場合、空調制御部12は、室外相対湿度と室内相対湿度との差を湿度差として計算する(ステップS240)。すなわち、ステップS240で計算される湿度差は相対湿度差であり、ステップS300で利用される湿度閾値は相対湿度閾値である。
ステップS300で相対湿度閾値を利用するために、所定の絶対湿度閾値に基づいて、異なる温度に対応する複数の相対湿度閾値を予め設定してもよい。例えば、所定の絶対湿度閾値に対して、24℃~24.5℃の室内温度に対応する第1相対湿度閾値、24.5℃~25℃の室内温度に対応する第2相対湿度閾値、25℃~25.5℃の室内温度に対応する第3相対湿度閾値等が設定され得る。空調記憶部11は、これらの複数の相対湿度閾値を記憶してもよい。ステップS300において、空調制御部12は、ステップS210で取得した室内温度または室外温度に対応する相対湿度閾値を選択する。そして、空調制御部12は、ステップS240で計算した相対湿度差が、選択した相対湿度閾値以下であるか否かを判断する。空調制御部12は、当該判断に基づいて、換気除湿の実行の要否を判断し、除湿運転を制御する。
一方、温度差の絶対値が温度閾値より大きいと判断した場合、ステップS300では、相対湿度閾値を利用せず、絶対湿度閾値を利用する。温度差の絶対値が温度閾値より大きいと判断した場合、空調制御部12は、以下のようにステップS250を実行する。すなわち、空調制御部12は、室内相対湿度および室内温度に基づいて室内絶対湿度を計算し、室外相対湿度および室外温度に基づいて室外絶対湿度を計算する。そして、空調制御部12は、室外絶対湿度と室内絶対湿度との差を湿度差として計算する。
ステップS250で絶対湿度差を計算した後、空調制御部12は、実施の形態1で説明したステップS300~ステップS500のように、換気除湿の実行の要否を判断して除湿運転を制御する。
なお、ステップS250で説明した、相対湿度の検出値に基づく処理は、実施の形態1のステップS200に適用できる。
これにより、相対湿度センサを用いた除湿制御の処理は完了する。空調制御部12は、相対湿度センサから取得した室外内の相対湿度に基づいて、除湿運転を適切に制御することができる。
以上は本開示の具体的な実施の形態に過ぎず、本開示の保護範囲はこれに限定されるものではない。本開示は図面および前述した具体的な実施の形態において前述された内容を含むが、本開示がそれらの内容に限定されるものではない。本開示の範囲または趣旨から逸脱することなく、開示された様々の実施の形態または実施例を組み合わせることができる。本開示の機能および構造原理から逸脱しない変更は特許請求の範囲内のものである。
10 空気調和機
11 空調記憶部
12 空調制御部
13 空調通信部
14 センサ
14a 室内湿度センサ
14b 室外湿度センサ
14c 室内温度センサ
14d 室外温度センサ
20 室内機
22 室内熱交換器
24 ファン
30 室外機
32 室外熱交換器
34 ファン
36 圧縮機
38 膨張弁
40 四方弁
50 換気装置
52 吸収材
54 モータ
56 換気導管
58 第1のヒータ
60 第2のヒータ
62 第1のファン
64 ダンパ装置
66 第2のファン
70 端末装置
72 関連アプリケーション
80 サーバ
90 外部情報源
A1 室内空気
A2 室外空気
A3 室外空気
A4 室外空気
C1 回転中心線
P1 第1の流路
P2 第2の流路
P1a 支流路
P1b 支流路
Rin 室内
Rout 室外

Claims (13)

  1. 換気装置を有する空気調和機の除湿制御方法であって、
    前記空気調和機の空調制御の対象とする制御空間の室内湿度および室外湿度を取得するステップと、
    前記室外湿度と前記室内湿度との湿度差を計算するステップと、
    前記湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および前記換気装置による換気除湿を実行するステップと、
    を含む、
    除湿制御方法。
  2. 前記湿度差が前記湿度閾値より大きいと判断した場合、前記換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行するステップ、
    をさらに含む、
    請求項1に記載の除湿制御方法。
  3. 前記室内湿度は室内絶対湿度であり、
    前記室外湿度は室外絶対湿度であり、
    前記湿度差は、前記室外絶対湿度と前記室内絶対湿度との差である、
    請求項1または2に記載の除湿制御方法。
  4. 前記室内湿度は室内相対湿度であり、
    前記室外湿度は室外相対湿度であり、
    前記室外湿度と前記室内湿度との前記湿度差を計算するステップは、
    前記制御空間の室内温度および室外温度を取得するステップと、
    前記室外温度と前記室内温度との温度差の絶対値を計算するステップと、
    前記温度差の絶対値が温度閾値以下と判断した場合、前記室外相対湿度と前記室内相対湿度との差を前記湿度差として計算するステップと、
    を含む、
    請求項1または2に記載の除湿制御方法。
  5. 前記室外湿度と前記室内湿度との前記湿度差を計算するステップは、
    前記温度差の絶対値が前記温度閾値より大きいと判断した場合、前記室内相対湿度および前記室内温度に基づいて室内絶対湿度を計算し、前記室外相対湿度および前記室外温度に基づいて室外絶対湿度を計算し、前記室外絶対湿度と前記室内絶対湿度との差を前記湿度差として計算するステップ、
    をさらに含む、
    請求項4に記載の除湿制御方法。
  6. 前記湿度閾値は、前記換気装置の吸収材によって除去可能な水分量に基づいて設定される、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の除湿制御方法。
  7. 空気調和機であって、
    前記空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に外気空気を供給するように構成された換気装置と、
    空調制御部であって、
    前記制御空間の室内湿度および室外湿度を取得し、
    前記室外湿度と前記室内湿度との湿度差を計算し、
    前記湿度差が湿度閾値以下と判断した場合、コンプレッサー除湿および前記換気装置による換気除湿を実行する
    ように構成された前記空調制御部と、
    を含む、
    空気調和機。
  8. 前記空調制御部は、
    前記湿度差が前記湿度閾値より大きいと判断した場合、前記換気除湿を実行せずにコンプレッサー除湿を実行する
    ようにさらに構成されている、
    請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記室内湿度は室内絶対湿度であり、
    前記室外湿度は室外絶対湿度であり、
    前記湿度差は、前記室外絶対湿度と前記室内絶対湿度との差である、
    請求項7または8に記載の空気調和機。
  10. 前記室内湿度は室内相対湿度であり、
    前記室外湿度は室外相対湿度であり、
    前記空調制御部は、前記室外湿度と前記室内湿度との前記湿度差を計算するときには、
    前記制御空間の室内温度および室外温度を取得し、
    前記室外温度と前記室内温度との温度差の絶対値を計算し、
    前記温度差の絶対値が温度閾値以下と判断した場合、前記室外相対湿度と前記室内相対湿度との差を前記湿度差として計算する
    ようにさらに構成されている、
    請求項7または8に記載の空気調和機。
  11. 前記空調制御部は、前記室外湿度と前記室内湿度との前記湿度差を計算するときには、
    前記温度差の絶対値が前記温度閾値より大きいと判断した場合、前記室内相対湿度および前記室内温度に基づいて室内絶対湿度を計算し、前記室外相対湿度および前記室外温度に基づいて室外絶対湿度を計算し、前記室外絶対湿度と前記室内絶対湿度との差を前記湿度差として計算する
    ようにさらに構成されている、
    請求項10に記載の空気調和機。
  12. 前記湿度閾値は、前記換気装置の吸収材によって除去可能な水分量に基づいて設定される、
    請求項7~11のいずれか1項に記載の空気調和機。
  13. 請求項1~6のいずれか1つに記載の除湿制御方法を空気調和機に実行させる、プログラム。
JP2021178035A 2021-10-29 2021-10-29 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム Pending JP2023067071A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021178035A JP2023067071A (ja) 2021-10-29 2021-10-29 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム
PCT/JP2022/038880 WO2023074487A1 (ja) 2021-10-29 2022-10-19 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021178035A JP2023067071A (ja) 2021-10-29 2021-10-29 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023067071A true JP2023067071A (ja) 2023-05-16

Family

ID=86159379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021178035A Pending JP2023067071A (ja) 2021-10-29 2021-10-29 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023067071A (ja)
WO (1) WO2023074487A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314858A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP3786090B2 (ja) * 2003-01-20 2006-06-14 ダイキン工業株式会社 空気調和機および空気調和機の制御方法
EP3165847B1 (en) * 2014-07-04 2020-02-19 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning and ventilation apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023074487A1 (ja) 2023-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009275955A (ja) デシカント空調装置
JP2002317990A (ja) 調湿換気装置
JP5862266B2 (ja) 換気システム
WO2023042655A1 (ja) 空気調和機の換気制御方法、換気制御装置、およびプログラム
JP4333986B2 (ja) 空気調和機
WO2023074487A1 (ja) 除湿制御方法、空気調和機、およびプログラム
WO2023074486A1 (ja) 空気調和機の運転モードを決定するための決定方法、決定装置およびプログラム
WO2023074724A1 (ja) 空気調和機、換気制御方法、およびプログラム
CN110736161B (zh) 室外空气调节机
JP2002317964A (ja) 空気調和装置
JP2024046347A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2023042656A1 (ja) 空気調和機
WO2023063239A1 (ja) 空気調和機
WO2023074488A1 (ja) 空気調和機
CN112923462B (zh) 新风系统及其控制方法、存储介质、控制装置
JP2024057843A (ja) 空気調和機、制御方法、プログラム、および記憶媒体
JP2024061438A (ja) 空気調和機、制御方法、プログラム、および記憶媒体
JP2024061409A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
CN103115399B (zh) 一种带有除湿模块的低静压风管机及其控制方法
JP7569968B2 (ja) 浴室空調装置
JP2024061401A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2024061404A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2024061413A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR102191087B1 (ko) 건식 제습 시스템 및 그 제어 방법
JP2024061406A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240904