JP2023063009A - シート処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙に対してC折りが可能なシート処理装置における操作性を向上する。【解決手段】シートに対してC折りを実行する折り手段と、折り手段によりC折りされたシートが封入される封筒のサイズを検知する検知手段と、検知手段が検知した封筒のサイズに基づいて、予め記録された封筒種類の候補を表示する表示手段と、表示手段に表示された封筒種類の候補から、ユーザが封筒種類を選択するための選択手段と、選択手段により選択された封筒種類に基づいて、折り手段がシートに対してC折りを実行する際の折り位置を決定する決定手段と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明は、シートに折り加工を実行するシート処理装置に関する。
印刷後の出力用紙に対して各種加工を施す仕上げ機能の1つとしてC折りという機能が提供されている。C折りとは内三つ折りとも呼ばれ、図16(a)に示すような短辺X、長辺Yのサイズの用紙に対して、長辺Yを3分割するラインの一方(1601)に沿って谷折をし、(図16(b))さらに長辺Yを3分割するもう一方のライン(1602)に沿って谷折を行うことで、図16(c)に示す出力結果となる折り方である。この機能により、A4サイズの用紙をおよそ1/3の大きさにして出力することができ、長形3号や洋形4号などの封筒に封入することができるようになる。
また、封筒には所定のサイズの切り抜きを設けた所謂窓付き封筒があり、この窓付き封筒の窓部分から内容物に印刷された受取人の宛先などの所定の情報を視認可能としている。このような窓付き封筒にC折りの内容物を封入する場合、窓から見える部分に所定の情報が位置するように、封筒に対して内容物の折りを適切な位置で施す必要がある。特許文献1には、折り位置決めをする方法として、封筒サイズ情報、用紙折り方情報、宛先等の所定の情報を印刷する位置の情報と用紙サイズ情報に基づき、窓付き封筒の窓付面の搬送方向長さに適切に収まるよう折り位置を決める用紙折り装置が開示されている。
特開2015-205763号公報
しかしながら、封筒サイズに応じて折り位置を決定する場合、ユーザが封入予定の封筒のサイズを事前に測定するか、封筒の種類を予め把握しておき、装置に対して封筒サイズ情報として設定する必要がある。そのため、ユーザの操作が煩雑になるという課題があった。
そこで、本発明は、用紙に対してC折りが可能なシート処理装置における操作性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るシート処理装置は、シートに対してC折りを実行する折り手段と、前記折り手段によりC折りされたシートが封入される封筒のサイズを検知する検知手段と、前記検知手段が検知した封筒のサイズに基づいて、予め記録された封筒種類の候補を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された封筒種類の候補から、ユーザが封筒種類を選択するための選択手段と、前記選択手段により選択された封筒種類に基づいて、前記折り手段がシートに対してC折りを実行する際の折り位置を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙に対してC折りが可能なシート処理装置における操作性を向上することができる。
本発明の実施形態に係るMFPのシステム構成を模式的に示すブロック図である。 CPUにより実行されるプログラムを、モジュール構成を示す図である。 MFPの概略断面図である。 仕上げ設定画面の一例を示す図である。 C折り設定画面の一例を示す図である。 封筒のセットを促す画面の一例を示す図である。 封入予定の封筒サイズを選択する画面の一例を示す図である。 折りを施す印刷用紙のサイズを選択する画面の一例を示す図である。 C折りの詳細設定画面の一例を示す図である。 折り位置決定の制御方法を示すフローチャートである。 封筒種類とサイズ情報について説明するための図である。 用紙サイズとC折りの位置について説明するための図である。 コピー機能のC折りの制御方法を示すフローチャート図である。 ボックス機能の画面の一例を示す図である。 ボックス機能のC折りの制御方法を示すフローチャートである。 C折りの出力物を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
図1は、本発明の実施形態に係るシート処理装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)100のシステム構成を模式的に示すブロック図である。図1のMFP100は、制御回路110、スキャナ130、プリンタ140、及び操作部150を有する。
制御回路110は、CPU111、RAM112、ROM113、ソリッドステートドライブ(SSD)114、及びこれらを接続する内部バス120を有する。なお、本実施形態においては、記憶装置としてSSD114を用いるが、大容量の記憶領域を有する記憶装置であれば、これに限定されず、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)であってもよい。さらに内部バス120には、制御回路110の内部にある、ネットワークI/F115、デバイスI/F116、操作部I/F117、及び画像処理部118が接続されている。
スキャナ130は、原稿を読み取った画像データを生成する。プリンタ140は、印刷用の画像データに基づいて、用紙に画像を印刷する。ネットワークI/F115は、LANを通じてコンピュータ装置(PC)160と接続して、PC160との間で画像データを送受する。これにより、ユーザはPC160からの遠隔操作でMFP100を使用できる。デバイスI/F116は、スキャナ130及びプリンタ140と接続するインターフェースであり、画像データの同期系/非同期系の変換処理を実行する。デバイスI/F116は、変換処理を行う際、スキャナ130により生成された画像データを内部バス120へ出力し、印刷用の画像データを内部バス120を通じて取得してプリンタ140へ出力する。プリンタ140には、排紙ユニットであるC折りユニットが接続されており、デバイスI/F116を介してC折りの加工処理を指示する。操作部I/F117は、操作部150と接続するインターフェースである。操作部I/F117は、操作部150へのユーザ操作に基づく設定や実行についての入力データを内部バス120へ出力する。また、操作部I/F117は、表示手段としての操作部150に表示する表示データを内部バス120から取得して操作部150に表示する。
画像処理部118は、画像データについての各種の画像の変換処理を実行する。ROM113は、MFP100を動作させるための後述するプログラム200を記録する。SSD114は、各種のジョブに係る画像データなどを記録する。RAM112は、画像処理部118により処理される画像データなどを一時的に記録する。
CPU111は、ROM113に記録されているプログラム200をRAM112に読出して実行する。これにより、CPU111は、MFP100の有する複数の機能、例えば、コピー機能やボックス機能等を制御する制御部として機能する。CPU111は、操作部150やPC160へのユーザ操作に基づき、スキャンジョブ、プリントジョブ、コビージョブ等の画像形成処理を実行する。このとき、CPU111は、SSD114にジョブに係る画像データなどを適宜記録する。
図2は、CPU111により実行されるプログラム200のモジュール構成を説明する図である。プログラム200は、ジョブ処理モジュール201、画像データ管理モジュール202、印刷モジュール203、及びスキャンモジュール204を有する。プログラム200は、SSD114に記録されており、CPU111は、SSD114からプログラム200を読み込んで実行することにより、図2の各モジュールの処理を実行する。なお、本実施形態では、プログラム200はROM113に記憶されているが、プログラム200の記録が可能な記憶容量をもっている記憶装置であればこれに限定されず、例えば、SSD114にプログラム200の専用領域を割り当てるようにしてもよい。
CPU111は、画像データ管理モジュール202のプログラムを実行する場合、ジョブに係る画像データをSSD114に記録したり、SSD114から読み出したりする。CPU111は、印刷モジュール203のプログラムを実行する場合、ジョブに係る画像データの印刷処理を実行する。CPU111は、スキャンモジュール204のプログラムを実行する場合、スキャナ130で原稿のスキャン処理を実行してジョブに係る画像データを生成する。CPU111は、ジョブ処理モジュール201のプログラムを実行する場合、操作部150又はPC160からジョブを受け付けて実行する。
例えば、PC160からプリントジョブを受け付けた場合、CPU111は、ジョブ処理モジュール201として、受け付けたプリントジョブに紐づく画像データのSSD114への記録を、画像データ管理モジュール202に実行させる。これにより、ジョブに係る画像データがPC160からSSD114に投入される。次に、CPU111は、ジョブ処理モジュール201として、SSD114に投入されたジョブに係る画像データの印刷処理を、印刷モジュール203に実行させる。
また、操作部150からコピージョブを受け付けた場合、CPU111は、ジョブ処理モジュール201として、まず、受け付けたコピージョブに係る原稿のスキャナ処理を、スキャンモジュール204に実行させる。これにより、ジョブに係る画像データをスキャナ130で生成する。次に、CPU111は、ジョブ処理モジュール201として、スキャナ130で生成されたジョブに係る画像データのSSD114への記録を、画像データ管理モジュール202に実行させる。これにより、ジョブに係る画像データがスキャナ130からSSD114に投入される。最後に、CPU111は、ジョブ処理モジュール201として、SSD114に投入されたジョブに係る画像データの印刷処理を、印刷モジュール203に実行させる。
また、印刷モジュール203はプリンタ140に接続されている折り手段であるフィニッシャ240へC折りの加工処理を指示する。
図3は、本実施例におけるMFP100の断面図である。MFP100は、スキャナ130、プリンタ140、フィニッシャ240で構成される。スキャナ130は、リーダー301とドキュメントフィーダ(DF)302で構成され、光学的に原稿を読み取る場合に使用される。リーダー301は、透明な原稿台303上の原稿に光源304により光を照射する。原稿で反射した光は、反射板305、レンズ306によってCCD307に導かれる。そして、原稿で反射した光は、CCD307によりデジタル信号に変換され、所望の画像処理が行われ、印刷画像データに変換される。印刷画像データはハードディスクドライブ(HDD)119に格納される。
DF302は、原稿が載置される原稿セット部308を有する。原稿セット部308に設けられた原稿有無センサ309は、原稿セット部308にセットされた原稿を検知する。スキャナ130がユーザからの読取開始指示を受け付けると、原稿給紙ローラ310と搬送ベルト311が回転して原稿セット部308にセットされた原稿を給送する。給送された原稿は、原稿台303上の所定の位置まで搬送される。そして、上述した方法により原稿の画像が読み取られ、HDD119に格納される。読取が完了すると、再び搬送ベルト311が回転して原稿を搬送する。そして、原稿は搬送ローラ312を経由して原稿排紙トレイ313へ排紙される。原稿が複数存在する場合は、原稿台303から原稿が搬送されるのと同時に、給紙ローラ310により次原稿が給送され、次原稿の読取が連続的に行われる。
プリンタ140は内部に画像形成手段を備え、HDD119に記憶された印刷画像データを印刷する場合に使用される。印刷画像データに基づいて、Yellow、Magenta、Cyan、Blackの各色の感光体314が露光され、感光体314に静電潜像が形成される。そして、トナーカートリッジ315から供給されるトナーによりトナー現像が行われ、可視化された画像は中間転写ベルト316に一次転写される。中間転写ベルト316は時計回転方向に回転し、シート載置手段である用紙カセット317または手差しトレイ318から給紙搬送路319を通って給送された用紙に、二次転写位置320で中間転写ベルト316から画像が転写される。
画像が転写された用紙は、定着器321で加圧と熱によりトナーが定着され、排紙搬送路を搬送された後、センタートレイ排紙口322またはサイドトレイ排紙口324から排紙される。ここで、サイドトレイ排紙口324はフィニッシャ240が未装着の場合にのみ排紙可能な排紙口である。画像が形成された用紙にフィニッシャ240により後処理を行う場合、センタートレイ排紙口322において用紙はスイッチバックして、フィニッシャ240への排紙口323へと搬送される。フラッパ325および326は、これらの排紙口に応じて搬送路を切り替える。両面プリントの場合には、用紙は定着器321を通過後に両面印刷用紙搬送路327を経て再び二次転写位置320に搬送される。
フィニッシャ240は、ユーザに指定された機能に応じて印刷済み用紙に対して後処理を実行する。フィニッシャ240への排紙口323から搬送されてきた印刷済み用紙は、フィニッシャ給紙口328からフィニッシャ240の内部に搬送される。フィニッシャ給紙口328を通過した用紙は、フラッパ329により、排紙先330、排紙先331のいずれかの搬送路に搬送される。排紙先330へ排出される場合は、用紙には後処理が実行されないまま排出される。用紙が排紙先331へ排出される場合、設定に応じてステイプラ333を使ったステイプル処理や、排紙位置をずらすシフト処理などが行われる。
また、フィニッシャ240は用紙に対してC折りを実行可能である。C折りを実行する場合、フィニッシャ給紙口328から給紙された用紙はスイッチバック部337まで搬送される。その後、用紙は重ね部335に搬送され、重ね折り枚数分の用紙束となる。そして、フィニッシャ240は、用紙束に対して折りローラ336によって1回目の折りを行い、重ね部335まで用紙束を戻す。さらに、フィニッシャ240は用紙束を搬送路338まで戻した後、折りローラ336によって2回目の折りを行い、搬送路340へ搬送する。これにより、印刷済み用紙が排紙先332にC折りされた形状で排紙される。
図4は操作部150に表示される、仕上げの種類を設定するための画面である。仕上げ画面400ではステイプル、折り、シフトなどのシート処理を設定することができる。ボタンを押下してボタンの色を変化させることによって選択した状態となり、この状態でOKボタンを押下することにより、シート処理の設定が可能である。ソートボタン401は各部毎にページ順にそろえる設定であり、グループボタン402はページ毎にまとめる設定である。ホチキス+ソートボタン403は、ソート処理にホチキス処理を加えた設定であり、ホチキス+グループボタン404は、グループ処理にホチキス処理を加えた設定である。これらの設定(401~404)はそれぞれ排他になっており同時に設定することはできない。
ホチキス処理とC折りのように組み合わせ不可能な場合がある。そのため、ホチキス+ソートボタン403、ホチキス+グループ404を選択した時にはC折りボタン409の色が薄くなり選択できない状態になる。先にC折りボタン409を選択した時にはボタンホチキス+ソートボタン403、ホチキス+グループボタン404が選択できない状態になる。このように設定の組み合わせが不可能な場合にはボタンが選択できない状態になる。
シフトボタン405は、束単位でシフトを行う設定であり、数値入力領域406に数値を入力することにより、指定した部数毎にシフトを行うことができる。排紙面指定ボタン407を押下すると、フェースアップ排紙、フェースダウン排紙を指定できる画面に遷移する。パンチ穴ボタン408は用紙に穴あけを行う設定である。C折りボタン409を押下すると後述のC折りの詳細設定を行う画面に遷移する。
図5はC折りボタン409が押下された場合に操作部150に表示される画面である。C折りの詳細設定画面500では数値入力領域501にC折りで重ね折りする枚数を入力できる。枚数はプラス・マイナスボタン502を押下することで変更することができる。本実施例では重ね折りできる枚数の最大は5枚までとして図示しており、入力できる範囲が1~5になるように制御している。
設定取消ボタン503が押下されると、本画面での入力を取り消して、仕上げ画面400へ遷移する。戻るボタン504が押下されると、仕上げ画面400へ遷移する。次へボタン505が押下されると、本画面での入力を確定してから図6で説明する画面600へ遷移する。
図6は図5で次へボタン505が押下された場合に操作部150に表示される画面である。図6ではユーザにシートを封入する予定の封筒をプリンタ140の手差しトレイ318にセットするように促す画面を表示している。手差しトレイ318は、載置されたシートまたは封筒の幅方向における端部を規制する1対の規制板を有している。CPU111は、手差しトレイ318の規制板の位置を検出することでシートまたは封筒のサイズを検知することが可能である。つまり、本実施形態においては手差しトレイ318が検知手段として機能する。手差しトレイ318に封筒がセットされたことをプリンタ140が検知した場合に、図7の画面700へ遷移する。なお、封筒をセットしたのち不図示の「次へボタン」等を押下して図7で説明する画面へ遷移する構成でも構わない。設定取消ボタン601が押下されると、仕上げ画面400へ遷移する。
図7は封入予定の封筒サイズを選択する画面である。封筒がセットされた給紙カセットのガイド幅の情報をもとに、登録されている封筒種類の情報とサイズが一致するもしくは近い封筒種類を表示する。ガイド幅が一方向しかない手差しトレイの場合、搬送方向のサイズ違いの封筒が複数種類存在するときは、複数の封筒種類の候補をリスト表示する。図7では封筒幅が120mmと検知され、封筒種類の選択肢として長形3号と洋形長3号が表示されている状態である。ユーザは表示された選択肢からチェックボックス701(選択手段)を押下することで封筒のサイズを選択する。設定取消ボタン702が押下されると、本画面での入力を取り消して、仕上げ画面400へ遷移する。次へボタン703が押下されると、図8で説明する画面800へ遷移する。
図8は折りを施す印刷用紙のサイズを選択する画面である。CPU111は、図7で選択された封筒サイズに封入可能な用紙サイズを特定し、操作部150へ表示する。用紙サイズの特定方法は図10で説明する。図8ではA4とLTRが選択肢として表示されており、ユーザは表示された選択肢からチェックボックス801を押下することで選択する。設定取消ボタン802が押下されると、本画面での入力を取り消して、仕上げ画面400へ遷移する。次へボタン803が押下されると、図9で説明する画面へ遷移する。
図9(a)は窓付き部分に表示させる宛先等の印刷面が、折りのどの面に印刷することになるかユーザが指定する画面900である。ユーザは表示された選択肢からチェックボックス901を押下することで選択する。図9(a)に示す画面900では、C折りの成果物としてC面が折りの最も内側となるため、窓付き部分に表示させる宛先等の印刷面は、C折りの成果物として外側になるA面またはB面から選ぶことになる。なお、A面が折りの最も内側になる成果物が生成可能なMFPでは、C折りの成果物として外側になるC面またはB面から選ぶことになる。折り位置表示領域902は、図6~8及びチェックボックス901の設定情報から算出されたC折りの折り位置が表示される。折り位置の算出方法の詳細は図10で説明する。なお、本実施形態において、CPU111が折り位置を決定する決定手段として機能する。折り位置の変更を行いたい場合は折り位置の変更ボタン903を押下する。設定取消ボタン904が押下されると、本画面での入力を取り消して、仕上げ画面400へ遷移する。OKボタン905が押下されると設定を確定する。
図9(b)は折り位置の変更ボタン903が押下されたことにより表示する画面910である。画面910には変更可能な折り位置の組みあわせが表示されており、ユーザはチェックボックス911を使って変更を選択できる。戻るボタン912は本画面での設定を破棄して図9(a)の画面900に戻るためのボタンである。OKボタン913が押下されると設定を確定し、図9(a)の画面900に戻る。
次に図10を使用してCPU111が実行する制御の流れについて説明する。ステップS1001においてCPU111は、C折りの設定を受け付ける。C折りの指定方法については図4及び図5を用いて説明したとおりである。ステップS1002においてCPU111は、図6で説明した封入予定の封筒のセットを促す画面を操作部150に表示する。ステップS1003においてCPU111は、プリンタ140からステップS1002にて給紙カセットにセットされた封筒のサイズ情報を取得する。
ステップS1004においてCPU111は、予め定義してある封筒種類のサイズ情報をSSD114から読み出す。なお、封筒種類のサイズ情報は操作部150からユーザ操作により追加登録することも可能である。封筒種類のサイズ情報の例は図11に示す。図11は封筒種類と各封筒のサイズ情報を対応付けしたテーブルである。この封筒種類のサイズ情報はSSD114に記憶しておき、本テーブルの情報をユーザが登録、削除することも可能とする。
ステップS1005においてCPU111は、ステップS1003とステップS1004の情報を比較しサイズが一致する封筒種類を操作部150に表示する。一致する封筒種類が複数ある場合は封筒種類の候補を複数表示する(図7)。ステップS1006においてCPU111は、封筒サイズがユーザにより確定されたか否か判断する。確定したと判断した場合はステップS1007へ進む。
ステップS1007においてCPU111は、ステップS1006で確定した封筒サイズに封入可能なC折り成果物を出力可能とする用紙サイズを、C折り用紙サイズ情報から判断し、該当する用紙サイズを操作部150へ表示する。C折り用紙サイズ情報は図12にて例示する。
図12(a)は本画像形成装置がC折りすることができる用紙サイズの情報例である。本図例ではA4、LTR,B4がC折りできる用紙サイズとして登録されていることが表現されている。図12(b)は、図12(a)の用紙サイズの一つであるA4を本画像形成装置がC折りするときの各A面、B面、C面の長さの制約である。図12(c)は、図12(b)の制約内で図12(a)の用紙サイズをC折りした際の各A面、B面、C面の長さを表した「用紙サイズ-C折り対応表」である。用紙サイズ毎に情報を持ち本図例は用紙サイズA4の情報である。本表のグレーアウトしている項目は図12(b)の制約によって取りうることができない数値である。横軸がA面の長さを、縦軸がB面の長さを表しており、中央の数値がC面の長さを表している。例えばA面が118mmの場合、B面の取りうる値はグレーアウトしていないC面の項目の85mmの時のB面94mm、つまり(A:118、B:94、C:85)の組みあわせ、もしくはC面87mmの時のB面92mm、つまり(A:118、B:92、C:87)の組みあわせの2通りが可能となる。ステップS1007における図8の例では、長形3号の幅120mmに封入可能なC折り内容物として、図12(c)のA面もしくはB面で120mm未満の時に取りうる値があるか、A4,LTR,B4サイズそれぞれの「用紙サイズ-C折り対応表」を参照する。取りうる値がある場合はC折りして封入可能として、その用紙サイズを表示する。図8の例ではA4,LTRを表示している。
ステップS1008においてCPU111は、ユーザの指示により用紙サイズが確定したか否か判断する。確定したと判断した場合はステップS1009へ進む。ステップS1009においてCPU111は、封筒サイズに合わせる面の選択画面を操作部150に表示する(図9)。ステップS1010においてCPU111は、封筒サイズに合わせる面がユーザの指示で確定したか否か判断する。確定したと判断した場合はS1011へ進む。
ステップS1011においてCPU111は、ステップS1010で確定した情報をもとに「用紙サイズ-C折り対応表」を参照し折り位置を算出する。算出方法の詳細は以下である。A面が指定されているため、図12を例にするとCPU111は長形3号の幅120mmから所定の値を引いたサイズをA面のサイズとして算出する。本例では所定の値を2mmとし、A面のサイズは118mmとして算出している。次にCPU111は図12(c)の用紙サイズA4の「用紙サイズ-C折り対応表」を参照し、A面が118mmの時に取りうる値を求める。本例では(A:118、B:94、C:85)と(A:118、B:92、C:87)の組みあわせの2通りが可能である。CPU111はこの時の組みあわせ情報を一旦記憶装置SSD114に記憶したのち、複数通りある場合はB面の長さが長い方、つまり(A:118、B:94、C:85)を採用する。
ステップS1012においてCPU111は、ステップS1010において算出した折り位置の情報を操作部150に表示する(図9)。ステップS1013においてCPU111は、折り位置の確定(ボタン905)が指示されたか判断する。確定を指示されたと判断した場合はステップS1017に進み、指示されたと判断しなかった場合はステップS1014へ進む。
ステップS1013においてCPU111は、折り位置の変更ボタン903が押下されたか判断する。押下されたと判断した場合はステップS1015へ進む。ステップS1015においてCPU111は、ステップS1011で記憶した折り位置の組み合わせ情報を読み出し、変更可能な組み合わせの候補を操作部150に表示する(図9(b))。
ステップS1016においてCPU111は、折り位置の変更を確定したか否か判断する。変更を確定したと判断した場合は、ステップS1012に戻り変更後の折り位置の組みあわせ情報を操作部150に表示する。変更を確定したと判断した場合、ステップS1013に戻る。ステップS1017においてCPU111は、確定した折り位置の組み合わせ情報を記憶装置SSD114に記憶する。
次に、図13を使用して、コピー機能のC折りの制御方法について説明する。ステップS1301においてCPU111はC折り設定のコピージョブを受け付ける。C折りの指定方法については図4から図9を用いて説明したとおりである。
ステップS1302においてCPU111は、ジョブ処理モジュール201として、まず、受け付けたコピージョブに係る原稿のスキャナ処理を、スキャンモジュール204に実行させる。これにより、ジョブに係る画像データをスキャナ130で生成する。ステップS1303においてCPU111は、ジョブ処理モジュール201として、スキャナ130で生成されたジョブに係る画像データのSSD114への記録を、画像データ管理モジュール202に実行させる。これにより、ジョブに係る画像データがスキャナ130からSSD114に投入される。ステップS1304においてCPU111は、全ての原稿のスキャナ処理が完了したか判断する。完了した場合はステップS1305へ進み、完了していない場合は、次の原稿のスキャナ処理を行うためS602へ戻る。
ステップS1305においてCPU111は、ジョブ処理モジュール201として、記録されている印刷設定に従い、SSD114に投入されたジョブに係る画像データの印刷処理を、印刷モジュール203に実行させる。ステップS1306においてCPU111は、印刷モジュール203として、印刷処理を行った上で、C折りの加工処理を記憶装置SSD114に設定された折りと折り位置で出力するようフィニッシャ240に指示する。
図14は、操作部150上で表示するボックス機能の画面の一例を示す図である。なお、ボックス機能とは、SSD114に仮想的に予め設けているユーザ毎に区別して利用可能な複数個のデータ記憶ボックス(以下、ボックスと呼ぶ)を用いた機能である。ボックス機能にて、CPU111は、複数のボックスのうちのユーザが所望のボックスを該ユーザにより操作部150を介して選択可能にし、所望の操作をユーザから受付可能に制御する。
CPU111は、操作部150を介して入力されたユーザからの指示に応答し、該ユーザにより選択されたボックスに対して、MFP100のスキャナ130から受付けたジョブの画像データをSSD114に記憶する。また、ネットワークI/F115を介して外部装置(例えばPC160)から受け付けたデータも、該外部装置のユーザインタフェース部を介して指定されたボックスに記憶する。また、CPU111は、ボックスに記憶されたジョブのデータを、操作部150からのユーザ指示に従い、該ユーザが所望の出力形態で、例えば、プリンタ140により印刷し、該ユーザの所望の外部装置へ送信可能とするようネットワークI/F115を制御する。
ボックス画面1400は、複数のボックスからユーザが所望のボックスに記憶したデータを選択し、印刷指示を行う際に表示される画面である。各種のボックスデータ印刷設定ボタン群1410、初期画面に表示していないボックスデータ印刷設定ボタンを表示するためのその他の機能ボタン1412から構成される。C折りの出力を行うためにはボックスデータ印刷設定ボタン群1410の仕上げボタン1411を押下する。なお、本図例では仕上げボタン1411をボックスデータ印刷設定ボタン群1410に表示していているが、その他の機能ボタン1412を押下した後に表示する機能としても構わない。プリント開始ボタン1413を押下すると、ボックス画面1400で設定した印刷設定に従いプリンタ140によりボックスに記録したデータを印刷する。ボックス機能のC折りの指定方法についてはコピー画面300を例に図4から図10を用いて説明した内容と同様であるため説明を省略する。その他、本発明と直接関係のないボタンについては説明を省略する。
図15を使用してボックス機能のC折りの制御方法について説明する。ステップS1501においてCPU111は、C折りでのボックスデータのプリントジョブを受け付ける。C折りの指定方法については図4から図9を用いて説明したとおりである。ステップS1502においてCPU111は、画像データ管理モジュール202として、受け付けたプリントジョブに係るボックスの画像データをSSD114から読み出す。ステップS1503においてCPU111は、ジョブ処理モジュール201として、記録されている設定に従い、ステップS1502で読み出した画像データの印刷処理を、印刷モジュール203に実行させる。ステップS1504においてCPU111は、印刷モジュール203として、印刷処理を行った上で、C折りの加工処理を記憶装置SSD114に設定された折りと折り位置で出力するようフィニッシャ240に指示する。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
111 CPU
130 スキャナ
140 プリンタ
150 操作部
160 PC

Claims (2)

  1. シートに対してC折りを実行する折り手段と、
    前記折り手段によりC折りされたシートが封入される封筒のサイズを検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した封筒のサイズに基づいて、予め記録された封筒種類の候補を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された封筒種類の候補から、ユーザが封筒種類を選択するための選択手段と、
    前記選択手段により選択された封筒種類に基づいて、前記折り手段がシートに対してC折りを実行する際の折り位置を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. シートが載置されるシート載置手段と、
    前記シート載置手段から給送されたシートに対して画像を形成する画像形成手段と、
    を備え、
    前記検知手段は、前記シート載置手段に載置された封筒のサイズを検知する、ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
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