JP2023060716A - プレススルーパック包装体用コート組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、PTP包装体にUVインクジェットインキを用いて印刷する手段を提供することである。【解決手段】前記課題は、本発明のセルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むプレススルーパック包装体用コート組成物であって、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対して、セルロース樹脂が12~40重量%であり、エポキシ樹脂が8~43重量%であり、メラミン樹脂が2~46重量%であり、そしてアクリル樹脂が13~52重量%である、プレススルーパック包装体用コート組成物によって解決することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、プレススルーパック(以下、PTPと称することがある)包装体用コート組成物に関する。本発明によれば、PTP包装体のコート層の上にインクジェットインキで文字又は絵柄などを印刷することができる。
プレススルーパック包装体は、例えば錠剤及びカプセル剤などの医薬品の包装に用いられる。PTP包装体は、錠剤などの内容物が収容される塩化ビニルなどのプラスチックシートのポケット(凹部)と、それを被覆する硬質アルミニウム箔などの金属箔の蓋材とを含む。金属箔のビニルコート(VC)面(内容物と接触する面)及び/又はVC面の反対側のオーバープリント(OP)面(内容物と直接接触しない面)は、着色のために一面に印刷層を有したり、内容物等の情報及び絵柄などが印刷されている。
最近、前記OP面に医薬品の製造年月日又は製造Lot等の可変情報を印字することが求められており、例えば小ロット、多品種の印字が可能なUVインクジェットインキを用いた印刷が試みられている。
特開2013-28380号公報 特開2015-40072号公報 特許第6824460号公報
本発明者らは、硬質アルミニウム箔のOP面へのUVインクジェットインキを用いた直接の印刷、又は従来のOP面の耐熱コート層(特許文献1)又はオーバーコート層(特許文献1)へのUVインクジェットインキを用いた印刷を試みた。しかしながら、硬質アルミニウム箔、又は耐熱コート層等は、UVインクジェットインキの受理適性が低く、密着不良によるUVインクジェットインキの脱落が発生した。
従って、本発明の目的は、PTP包装体にUVインクジェットインキを用いて印刷する手段を提供することである。
本発明者は、PTP包装体にUVインクジェットインキを用いて印刷する手段について、鋭意研究した結果、驚くべきことに、特定の組成を有するコート組成物を用いて金属箔に塗布したコート層に、UVインクジェットインキで印刷することによって、密着性のよい印刷が可能であることを見出した。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
従って、本発明は、
[1]セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むプレススルーパック包装体用コート組成物であって、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対して、セルロース樹脂が12~40重量%であり、エポキシ樹脂が8~43重量%であり、メラミン樹脂が2~46重量%であり、そしてアクリル樹脂が13~52重量%である、プレススルーパック包装体用コート組成物、
[2][1]に記載のコート組成物が被覆されたコート層を有する金属箔、
[3]前記コート層にインクジェットインキが積層された[2]に記載の金属箔、
[4]前記金属箔とコート層との間に、下地インキ層を有する、[2]又は[3]に記載の金属箔、
[5][2]~[4]のいずれかに記載の金属箔及び容器本体を含むプレススルーパック、
[6](1)金属箔に[1]に記載のコート組成物を被覆し、コート層を形成する工程、及び(2)前記コート層にインクジェットインキで印刷する工程、を含むプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法、及び
[7]前記コート層形成工程(1)の前に、(3)金属箔に下地インキ層を形成する工程、を更に含み、前記下地インキ層の上にコート層を形成する、[6]に記載のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法、
に関する。
本発明のプレススルーパック包装体用コート組成物によれば、PTP包装体のOP面に必要な特徴(例えば、耐熱性、セロハンテープ密着性、又は耐ブロッキング性)を保持したまま、UVインクジェットインキによって文字及び絵柄等を良好に印刷できるコート層を形成することができる。本発明のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法によれば、インクジェットインキによりPTP包材1単位ごとに医薬品の製造年月日又は製造Lot等の可変情報を印字することができる。従って、小ロット、多品種の製造が容易に実施できる。
[1]プレススルーパック包装体用コート組成物
本発明のプレススルーパック包装体用コート組成物は、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含む。前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対して、セルロース樹脂が12~40重量%であり、エポキシ樹脂が8~43重量%であり、メラミン樹脂が2~46重量%であり、そしてアクリル樹脂が13~52重量%である。
《セルロース樹脂》
前記セルロース樹脂は、本発明の効果が得られる限りにおいて、特に限定されるものではないが、ニトロセルロース;セルロースアセテート;セルロースアセテートプロピオネート又はセルロースアセテートブチレート等のセルロースアセテートアルキレート;ヒドロキシアルキルセルロース又はカルボキシアルキルセルロース等のアルキルセルロースが挙げられるが、特にセルロースアセテート、セルロースアセテートアルキレート、又はアルキルセルロースが好ましい。前記アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、又はヘキシル基等が挙げられ、更に置換基を有するアルキル基を用いてもよい。
セルロース樹脂の、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対する含有量の下限は、12重量%以上であり、好ましくは13重量%以上であり、更に好ましくは14重量%以上であり、更に好ましくは15重量%以上であり、最も好ましくは16重量%以上である。上限は、40重量%以下であり、好ましくは38重量%以下であり、より好ましくは36重量%以下であり、更に好ましくは34重量%以下であり、最も好ましくは32重量%以下である。前記下限と上限とは適宜組み合わせることができる。前記範囲であることにより、優れた耐熱性及びUVインクジェットインキの密着性が得られる。
前記セルロース樹脂に含まれるヒドロキシ基含量は、限定されるものではないが、例えば4.8重量%以下であり、好ましくは4重量%以下であり、より好ましくは3.6重量%以下であり、更に好ましくは3.2重量%以下であり、更に好ましくは2.8重量%以下である。ヒドロキシ基含有量の下限は、特に限定されるものではなく、0.1重量%以上である。セルロース樹脂の分子量は特に限定されるものではないが、重量平均分子量で5,000~200,000のものが好ましく、10,000~80,000であるものが更に好ましい。
《エポキシ樹脂》
前記エポキシ樹脂は、本発明の効果が得られる限りにおいて、特に限定されるものではないが、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールE型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹脂、ポリアミド併用型エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、アミノ樹脂併用型エポキシ樹脂、アルキッド樹脂併用型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールF型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールE型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂、又はポリエステル変性エポキシ樹脂が挙げられる。
エポキシ樹脂の、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対する含有量の下限は、8重量%以上であり、好ましくは9重量%以上であり、更に好ましくは10重量%以上であり、更に好ましくは11重量%以上であり、最も好ましくは11.5重量%以上である。上限は、43重量%以下であり、好ましくは40重量%以下であり、より好ましくは37重量%以下であり、更に好ましくは34重量%以下であり、更に好ましくは31重量%以下であり、最も好ましくは28重量%である。前記下限と上限とは適宜組み合わせることができる。前記範囲であることにより、優れた耐熱性及びUVインクジェットインキの密着性が得られる。
前記エポキシ樹脂の重量平均分子量は、特に限定されるものではないが、重量平均分子量で2000~9000Mwであり、好ましくは3000~8000Mwであり、より好ましくは4000~7000Mwであり、更に好ましくは5000~6000Mwである。
《メラミン樹脂》
前記メラミン樹脂はメラミン及びホルムアルデヒドの縮重合によって得られる熱硬化性樹脂である。例えば、メラミン及びホルムアルデヒドをアルカリ条件下で縮合させメチロールメラミンが得られる。メチロールメラミンを加熱することによって、重縮合させ、網目状に架橋した熱硬化性樹脂が得られる。
前記メラミン樹脂は、本発明の効果が得られる限りにおいて、特に限定されるものではないが、例えばブチル化メラミン樹脂(n-ブチル化メラミン樹脂、又はi-ブチル化メラミン樹脂)、メチル化メラミン樹脂、メチル化ブチル化メラミン樹脂、エチル化メラミン樹脂、又はプロピル化メラミン樹脂、が挙げられる。
メラミン樹脂の、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対する含有量の下限は、2重量%以上であり、好ましくは3重量%以上であり、更に好ましくは4重量%以上であり、更に好ましくは6重量%以上であり、更に好ましくは8重量%以上であり、更に好ましくは10重量%以上であり、最も好ましくは11重量%以上である。上限は、例えば46重量%以下であり、好ましくは44重量%以下であり、より好ましくは42重量%以下であり、更に好ましくは40重量%以下であり、最も好ましくは38重量%である。前記下限と上限とは適宜組み合わせることができる。前記範囲であることにより、優れた耐熱性が得られる。
前記メラミン樹脂の重量平均分子量は、特に限定されるものではないが、重量平均分子量で下限は、200Mw以上であり、好ましくは300Mw以上であり、より好ましくは400Mwであり、更に好ましくは500Mw以上である。上限も特に限定されるものではないが、30000Mw以下であり、好ましくは20000Mw以下であり、より好ましくは10000Mw以下であり、更に好ましくは7000Mw以下であり、更に好ましくは5000Mw以下である。前記下限と上限とは、適宜組み合わせることができる。
《アクリル樹脂》
前記アクリル樹脂は、本発明の効果が得られる限りにおいて、特に限定されるものではないが、例えば(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする重合性モノマーが共重合したものが挙げられる。重合性モノマーとしては例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、iso-ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、iso-オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、iso-ノニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、又はフェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
アクリル樹脂の、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対する含有量の下限は、13重量%以上であり、好ましくは15重量%以上であり、より好ましくは17重量%以上であり、更に好ましくは20重量%以上であり、更に好ましくは23重量%以上であり、更に好ましくは26重量%以上であり、最も好ましくは27重量%以上である。上限は、例えば52重量%以下であり、好ましくは50重量%以下であり、より好ましくは48重量%以下であり、更に好ましくは46重量%以下であり、最も好ましくは44重量%である。前記下限と上限とは適宜組み合わせることができる。前記範囲であることにより、優れた耐熱性が得られる。
アクリル樹脂の重量平均分子量は5,000~100,000であることが好ましく、より好ましくは10,000~50,000の範囲である。
前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対するそれぞれの樹脂の含有量は、後述の実施例における「耐熱性」が3以上、好ましくは4以上、最も好ましくは5以上となるように含有される限りにおいて、特に限定されない。また、後述の実施例における「UVインクジェットの密着性」が3以上、好ましくは4以上、最も好ましくは5以上となるように含有される限りにおいて、特に限定されない。なお、1つ樹脂の含有量が少ない場合、他の樹脂の含有量を多くすることによって、本発明の効果が得られることは、実施例から明らかである。逆に1つ樹脂の含有量が多い場合、他の樹脂の含有量を少なくすることによって、本発明の効果が得られる。従って、当業者は、本明細書の記載から本発明の効果が得られるように、それぞれの樹脂の含有量を調整することができる。
《有機溶剤》
本発明の組成物においては、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を溶解できる溶剤を用いることが好ましい。溶剤は、前記セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を溶解できる限りにおいて、特に限定されるものではないが、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系有機溶剤、メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール系有機溶剤、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチルなどのエステル系有機溶剤、n-ヘキサン、n-ヘプタン、n-オクタンなどの脂肪族炭化水素系有機溶剤、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのグリコールエステル系溶剤、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテルなどのグリコールエーテル系溶剤、およびシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタンなどの脂環族炭化水素系有機溶剤が挙げられる。
本発明のリキッドインキ組成物における溶剤の含有量は、前記の含有される樹脂等を溶解できる量であれば、特に限定されないが、例えばコート組成物の40~95重量%であり、より好ましくは50~90重量%であり、更に好ましくは60~80重量%である。
《他の成分》
本発明のコート組成物は、本発明の効果が得られるかぎりにおいて、他の成分を含むことができる。他の成分としては、消泡剤(例えばシリコーン系消泡剤、又はポリマー系消泡剤)、又はマット剤(例えば、非結晶性シリカ)が挙げられる。
《プレススルーパック包装体》
本発明のコート組成物は、プレススルーパック包装体の金属箔のOP面に被覆し、コート層(OPニス層又は耐熱コート層と称されることもある)を形成するために使用される。以下に、プレススルーパック包装体について説明する。
プレススルーパック包装体は、錠剤又はカプセル剤などの医薬品などの包装体として使用される。例えば、錠剤又はカプセル剤などの内容物が収容されるポケット(凹部)を有するプラスチックシートが、硬質アルミニウム箔などの金属箔の蓋材によってヒートシールされている。プラスチックシートのポケットは、真空成形又は圧空成形などによって成形することができる。プラスチックシートの材料としては、ポリ塩化ビニル樹脂、又はポリプロピレン樹脂が挙げられる。蓋材である金属箔は、ビニルコート(VC)面(内容物と接触する面)及びVC面の反対側のオーバープリント(OP)面(内容物と直接接触しない面)を有している。VC面及びOP面は、金属箔の着色のためにベタの印刷層を有することがある。更に、錠剤又はカプセル剤などの内容物等の情報及び絵柄などが印刷されることがある。また、VC面は前記プラスチックシートと金属箔とを張り合わせるために、ヒートシール層を有し、プラスチックシートのフランジ部分にシールされている。
本発明のプレススルーパック包装体は、蓋材の金属箔を有しており、金属箔のOP面には本発明のコート組成物がコート層(OPニス層又は耐熱コート層)として塗布されている。本発明のプレススルーパック包装体は、前記金属箔及び容器本体を含む。
《金属箔》
本発明の金属箔は、前記コート組成物が被覆されたコート層を有する。金属箔は、特に限定されるものではなくが、例えばアルミニウム箔が挙げられる。金属箔の厚みは特に限定されるものではないが、例えば厚み5~50μmの金属箔が使用できる。アルミニウム箔の場合、好ましくは純度98.0~99.9重量%のアルミニウムを用いることができる。
アルミニウム箔の調質(質別)は、硬質材、半硬質材、軟質材があり、いずれも使用可能であるが、特に硬質アルミニウム箔が好ましい。
使用される金属箔は、内容物と接触するVC面及びVC面の反対側のOP面を有している。本発明の金属箔は、OP面にコート層を有するが、金属箔とコート層との間に下地インキ層(印刷層)を有してもよい。また、金属箔は、好ましくはコート層の上にインクジェット印刷層を有する。更に、本発明の金属箔は、前記の通り、前記VC側に印刷層を有してもよく、更に好ましくはヒートシール層を有する。
《コート層》
前記コート層は、本発明のコート組成物を、金属箔のOP面に、例えばバーコータによって、塗工することによって形成することができる。塗工法としては、グラビアコート法、リバースロールコート法、ナイフコート法、キスコート法等を用いてもよい。
コート層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば0.5~5μmであり、好ましくは1~4μmであり、最も好ましくは1~3μmである。
《インクジェット印刷層》
本発明の金属箔は、好ましくは前記コート層の上にインクジェット印刷層を有する。インクジェットインキとしては、特に限定されるものではないが、活性エネルギー硬化型インクジェットインキを使用できる。活性エネルギー硬化型インクジェットインキとしては、本分野で通常使用されているものを、限定することなく用いることができ、例えば紫外線硬化型インクジェットインキが挙げられる。例えば、紫外線硬化型インクジェットインキは、ラジカル重合性モノマー、多官能エチレン性不飽和化合物、光重合開始剤、着色剤、及び分散剤などを含む。
《下地インキ層》
本発明の金属箔は、好ましくは前記コート層の下に下地インキ層を有する。下地インキ層は、全面のベタ印刷でもよく、内容物に関する情報や識別の為の絵柄などの一部の面の印刷でもよい。しかし、好ましくは全面のベタ印刷である。また、ベタ印刷(ベタ着色)の上に更に絵柄などの一部の印刷を行ってもよい。
下地インキ層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば0.1~5μmであり、好ましくは0.2~4μmであり、より好ましくは0.3~3μmであり、更に好ましくは0.5~2μmである。
本発明の下地インキ層の印刷方法は、公知の印刷方法、及び塗工方法を用いることができる。例えばグラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷、感熱転写法等による印刷、及びグラビアロールコーター、カーテンフローコーター等の塗工方法が挙げられるが、好ましくはグラビア印刷である。
例えば、下地インキ層のインキ組成物として、特許文献3に記載の塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、及びメラミン樹脂を含むプレススルーパック(PTP)包装体用リキッドインキ組成物であって、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体に対する、ウレタン樹脂の含有比が100:3~100:200であり、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体及びウレタン樹脂の混合物に対する、メラミン樹脂の含有比が100:2~100:30である、プレススルーパック(PTP)包装体用リキッドインキ組成物を用いることもできる。
《ヒートシール層》
本発明の金属箔は、前記VC面の印刷層の上に、ヒートシール層を有してもよい。ヒートシール層を形成するためのヒートシール剤としては、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリオレフィン、エポキシ系樹脂、ポリビニル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、及びこれらの混合物が挙げられる。より具体的には、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン-アクリル酸共重合体、エチレン-アクリル酸エチル共重合体、エチレン-メタクリル酸共重合体、エチレン-メタクリル酸メチル共重合体、エチレン-プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他の熱接着性樹脂のほか、これらのブレンド樹脂、これらを構成するモノマーの組合せを含む共重合体、変性樹脂等が挙げられる。
ヒートシール層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば1~10μmであり、好ましくは2~5μmである。ヒートシール層は、例えばバーコータによって、所望の厚さに塗工することができる。また、塗工法としては、グラビアコート法、リバースロールコート法、ナイフコート法、キスコート法等を用いてもよい。
《プラスチックシート》
容器本体のプラスチックシートは、特に限定されるものではないが、例えばポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレン-ビニルアルコール共重合樹脂、環状オレフィンからなる樹脂等)、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリエステル等の周知の合成樹脂を原料として用いて得ることができる。これらの合成樹脂材料は、熱変形温度が50~110℃であることが好ましく、60~90℃であることがより好ましい。ポケットの真空又は圧空成形する成形条件範囲の広さ、機械的強度、透明性、コスト面の観点から、ポリ塩化ビニル系樹脂からなるシート材が好ましい。ポケットの形状は特に限定されるものではないが、矩形(正方形、長方形、三角形等)、円形(円、楕円等)が挙げられる。
[2]プレススルーパック包装体用金属箔の製造方法
本発明のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法は、(1)金属箔に請求項1に記載のコート組成物を被覆し、コート層を形成する工程、及び(2)前記コート層にインクジェットインキで印刷する工程、を含む。
本発明のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法は、前記コート層形成工程(1)の前に、(3)金属箔に下地インキ層を形成する工程、を更に含み、前記下地インキ層の上にコート層を形成する。
本発明のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法における「コート組成物」、「コート層」、「金属箔」、「インクジェットインキ」、及び「下地インキ」等は、前記「[1]プレススルーパック包装体用コート組成物」の項に記載のものを使用することができる。
《コート層形成工程(1)》
コート層形成工程(1)においては、金属箔に本発明のコート組成物を被覆し、コート層を形成する。前記コート層は、本発明のコート組成物を、金属箔のOP面に、例えばバーコータによって、塗工することによって形成することができる。塗工法としては、グラビアコート法、リバースロールコート法、ナイフコート法、キスコート法等を用いてもよい。
《インクジェット印刷工程(2)》
インクジェット印刷工程(2)においては、前記コート層にインクジェットインキで印刷する。インクジェットインキとしては、特に限定されるものではないが、紫外線硬化型インクジェットインキを使用できる。紫外線硬化型インクジェットインキとしては、本分野で通常使用されているものを、限定することなく用いることができる。
前記印刷層を積層した後に、UV光を照射する。UV光の強度は、インクジェットインキが硬化する限りにおいて特に限定されるものではないが、例えばメタルハライドランプを用いて、下限は100mW/cm以上、好ましくは300mW/cm以上、より好ましくは500mW/cm以上で照射すればよい。すなわち、積算光量100mJ/cm以上のUV光を照射することで、硬化することができる。
《下地インキ層形成工程(3)》
下地インキ層形成工程(3)においては、金属箔に下地インキ層を形成する。下地インキ層形成工程(3)は、前記コート層形成工程(1)の前に行う。従って、本発明のプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法によって得られる金属箔は、下地インキ層を有していてもよく、下地インキ層を有していなくてもよい。
下地インキ層は、公知の印刷方法、及び塗工方法を用いて印刷することができる。具体的には、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷、感熱転写法等による印刷、及びグラビアロールコーター、カーテンフローコーター等の塗工方法を用いることができる。
《作用》
本発明のコート組成物で形成されたコート層が、耐熱性が高く、且つUVインクジェットインキの受理性能が優れている機構は、完全に解明されたわけではないが、以下のように推定することができる。しかしながら、本発明は、以下の推定によって限定されるものではない。
従来、メラミン樹脂やエポキシ樹脂が、インキ組成物等に耐熱性を付与することが知られていた。本発明のコート組成物によって形成されるPTPのコート層にもメラミン樹脂やエポキシ樹脂によって耐熱性を付与できるは予想された。しかしながら、本発明において、UVインクジェットインキの受理性能が優れているのは、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の4つの樹脂を含み、それらの含有量がバランスよく組み合わされているためであると推定される。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
《実施例1~5及び比較例1~2》
本実施例及び比較例では、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むコート組成物を調製し、セルロース樹脂の含有量の検討を行った。
エポキシ樹脂(酸価:30、重量平均分子量:5000)、メラミン樹脂(単核体量:60%、重量平均分子量:480)、アクリル樹脂(重量平均分子量:36000、Tg:85℃、酸価:7.0)、セルロース樹脂(Acetyl含量:2.0%、Butyryl含量:53.0%、Hydroxyl含量:1.5%、Tg:85℃、重量平均分子量:16000)、有機溶剤を表1に記載の割合(重量部)にて配合し、十分に攪拌し、コート液とした。有機溶剤は、トルエン/メチルエチルケトン=50/50の混合溶剤を使用し、コート液の樹脂溶液が固形分30%となるように有機溶剤で調整した。
(コート層の形成、並びにアルミ箔への密着性試験及び耐熱性試験)
実施例1~5及び比較例1~2のコート液を用いてアルミニウム箔にコート液を形成し、得られたコート層のアルミニウム箔への密着性試験及び耐熱性試験を行った。
得られたコート液を、20μmの硬質アルミニウム箔ツヤ面にバーコータにて均一に塗工し、ドライヤーにて有機溶剤成分を揮発させた。庫内温度を200℃に設定した焼き付け用オーブンにて、10秒間加熱し、2μmのコート液成分乾燥塗膜を得た。
得られたコート層のアルミニウム箔への密着性の試験は以下のように行った。
得られたコート層に、ニチバン製12mm幅セロハンテープを良く張り付けた後、勢いよく剥離した。その後、剥離面を目視で、以下の5段階で評価した。結果を表1に示す。
5:取られ無し
4:ごく僅かに取られる
3:やや取られる
2:取られが大きい
1:完全に取られる
得られたコート層の耐熱性試験は以下のように行った。
得られたコート層に40μmの軟質アルミニウム箔を重ねた。その上から熱平版にて、2Mpa、1秒、220℃、250℃、280℃でヒートシールを行った。この時の平熱板幅は5mmであった。ヒートシール後、サンプルを室温まで冷ました後、重ねた40μmアルミニウム箔をゆっくり剥がし、検体のヒートシール部分と剥がしたアルミニウム箔面を目視で以下の5段階で評価した。結果を表1に示す。
5:不良無し
4:ごく僅かに不良が見られる
3:やや不良が見られる
2:大きく不良が見られる
1:全面に不良が見られる
(コート層及びインクジェット印刷層の形成、並びにUVインクジェットインキの密着性試験)
実施例1~5及び比較例1~2のコート液を用いてアルミニウム箔にコート液を形成し、その上にUVインクジェットインキで印刷層を形成した。得られた印刷層の密着性試験を行った。
まず、コート液を、20μmの硬質アルミニウム箔ツヤ面にバーコータにて均一に塗工し、ドライヤーにて有機溶剤成分を揮発させた。庫内温度を200℃に設定した焼き付け用オーブンにて、10秒間加熱し、2μmのコート液成分乾燥塗膜を得た。
形成したコート層にUVインクジェットインキ(ラジカル重合性モノマー:45%、多官能エチレン性不飽和化合物:45%、ラジカル重合開始剤:5%、着色剤:5%を含むUV IJインキ)をバーコータにて均一に塗工した。メタルハライドランプ1灯120W/cm、50m/分にてUV光を2回照射した。
得られたサンプルをやさしく揉み、検体表面に細かい皺を入れた後、塗工ニチバン製12mm幅セロハンテープを良く張り付け、勢いよく剥離した。剥離面を目視で以下の5段階で評価した。結果を表1に示す。
5:取られ無し
4:ごく僅かに取られる
3:やや取られる
2:取られが大きい
1:完全に取られる
(下地インキ層、コート層及びインクジェット印刷層の形成)
下地白インキ(塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体:10重量%、ウレタン樹脂:5重量%、メラミン樹脂:2重量%、酸化チタン:18重量%、有機溶剤:65重量%)を、20μmの硬質アルミニウム箔ツヤ面にバーコータにて均一に塗工し、下地インキ層を形成した。
前記下地インキ層に実施例1~5及び比較例1~2のコート液を、20μmの硬質アルミニウム箔ツヤ面にバーコータにて均一に塗工し、ドライヤーにて有機溶剤成分を揮発させた。庫内温度を200℃に設定した焼き付け用オーブンにて、10秒間加熱し、2μmのコート液成分乾燥塗膜を得た。
形成したコート層にUVインクジェットインキ(ラジカル重合性モノマー:45%、多官能エチレン性不飽和化合物:45%、ラジカル重合開始剤:5%、着色剤:5%を含むUV IJインキ)をバーコータにて均一に塗工した。メタルハライドランプ1灯120W/cm、50m/分にてUV光を2回照射した。
得られたサンプルをやさしく揉み、検体表面に細かい皺を入れた後、塗工ニチバン製12mm幅セロハンテープを良く張り付け、勢いよく剥離した。剥離面を目視で以下の5段階で評価した。結果を表1に示す。
5:取られ無し
4:ごく僅かに取られる
3:やや取られる
2:取られが大きい
1:完全に取られる
Figure 2023060716000001
実施例1~5の組成のコート組成物は、優れたアルミ箔への密着性、耐熱性、UV IJインキの密着性を示した。一方、比較例1及び2のコート組成物は、UV IJインキの密着性が劣っていた。
前記実施例1~5におけるセルロース樹脂は、ヒドロキシ基の含有量が1.3重量%のものを使用しているが、ヒドロキシ基の含有量が1.5重量%、2.6重量%のセルロース樹脂を使用した場合も、同様のアルミ箔への密着性、耐熱性、UV IJインキの密着性を示した。
《実施例6~8及び比較例3~4》
本実施例及び比較例では、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むコート組成物を調製し、エポキシ樹脂の含有量の検討を行った。
セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の割合(重量部)を表2に記載の割合とした以外は実施例1~5及び比較例1~2の操作を繰り返した。結果を表2に示す。
Figure 2023060716000002
実施例3、及び実施例6~8の組成のコート組成物は、優れたアルミ箔への密着性、耐熱性、UV IJインキの密着性を示した。一方、比較例3及び4のコート組成物は、耐熱性が劣っていた。
《実施例9~13及び比較例5》
本実施例及び比較例では、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むコート組成物を調製し、メラミン樹脂の含有量の検討を行った。
セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の割合(重量部)を表3に記載の割合とした以外は実施例1~5及び比較例1~2の操作を繰り返した。結果を表3に示す。
Figure 2023060716000003
実施例3、及び実施例9~13の組成のコート組成物は、優れたアルミ箔への密着性、耐熱性、UV IJインキの密着性を示した。一方、比較例5のコート組成物は、耐熱性が劣っていた。
《実施例14~17及び比較例6~7》
本実施例及び比較例では、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むコート組成物を調製し、アクリル樹脂の含有量の検討を行った。
セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の割合(重量部)を表4に記載の割合とした以外は実施例1~5及び比較例1~2の操作を繰り返した。結果を表4に示す。
Figure 2023060716000004
実施例3、及び実施例14~17の組成のコート組成物は、優れたアルミ箔への密着性、耐熱性、UV IJインキの密着性を示した。一方、比較例6~7のコート組成物は、耐熱性が劣っていた。
本発明のコート組成物は、PTP包装体のOP面のコート層の形成に用いることができる。UVインクジェットインキによって文字及び絵柄等を良好に印刷できるコート層を形成することができる。

Claims (6)

  1. セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂を含むプレススルーパック包装体用コート組成物であって、セルロース樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、及びアクリル樹脂の合計量に対して、セルロース樹脂が12~40重量%であり、エポキシ樹脂が8~43重量%であり、メラミン樹脂が2~46重量%であり、そしてアクリル樹脂が13~52重量%である、プレススルーパック包装体用コート組成物。
  2. 請求項1に記載のコート組成物が被覆されたコート層を有する金属箔。
  3. 前記コート層にインクジェットインキが積層された請求項2に記載の金属箔。
  4. 前記金属箔とコート層との間に、下地インキ層を有する、請求項2又は3に記載の金属箔。
  5. 請求項2~4のいずれか一項に記載の金属箔及び容器本体を含むプレススルーパック。
  6. (1)金属箔に請求項1に記載のコート組成物を被覆し、コート層を形成する工程、及び
    (2)前記コート層にインクジェットインキで印刷する工程、
    を含むプレススルーパック包装体用金属箔の製造方法。
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