JP2023057793A - 電気接続箱 - Google Patents

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清史 川口
Seishi Kawaguchi
巧 江島
Takumi Ejima
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Abstract

【課題】電子部品と、該電子部品を収容する凹部との間でガタツキが生じることを防止できる電気接続箱を提供する。【解決手段】凹部20に収容される電子部品と、該電子部品の端子を凹部20外の台座30,40に接続させる接続部材とを有する部品ユニットを備える電気接続箱であって、凹部20の長辺側壁21及び短辺側壁24に設けられ、長辺側壁21及び短辺側壁24の端よりも突出しており、接続部材と当接して部品ユニットの位置を定める位置決め部25と、凹部20に設けられ、部品ユニットを位置決め部25に押し付けるばね部28,29とを備える。【選択図】図5

Description

本開示は電気接続箱に関する。
車両には電子部品が収容された電気接続箱が搭載されている。
特許文献1には、ヒューズの端子部に設けられた貫通孔にネジを通して前記ヒューズをネジ止めする場合、ネジを回す回転力がネジの頭部と当接する前記ヒューズの端子部に直接伝わり、前記端子部が変形することを防ぐ為に、前記端子部と前記ネジの頭部との間にバスバーを介在させる電気接続箱が開示されている。
特開2017-200276号公報
一方、作業性を高めるべく、電子部品に倣う形状を有する凹部を形成し、斯かる凹部に前記電子部品を納めることによって前記電子部品の位置決めを行う手法が、特許文献1の電気接続箱を含めて、広く採用されている。
しかし、設計上の誤差又は公差が原因で、前記凹部の寸法が予想値よりも大きくなったり、又は、前記電子部品の寸法が予想値よりも小さくなったりすることがあり得る。この場合、前記凹部と前記電子部品との間に隙間が生じ、ガタツキによる騒音が発生する問題がある。
しかしながら、特許文献1の電気接続箱では、電子部品と、該電子部品を収容する凹部との間に隙間ができることによってガタツキが生じる問題について工夫しておらず、このような問題を解決できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品と、該電子部品を収容する凹部との間の隙間によってガタツキが生じることを防止できる電気接続箱を提供することにある。
本開示の実施形態に係る電気接続箱は、凹部に収容される電子部品と、該電子部品の端子を前記凹部外の接点に接続させる接続部材とを有する部品ユニットを備える電気接続箱であって、前記凹部の側壁に設けられ、前記側壁の端よりも突出しており、前記接続部材と当接して前記部品ユニットの位置を定める位置決め部と、前記凹部に設けられ、前記部品ユニットを前記位置決め部に押し付ける押し付け部とを備える。
本開示によれば、電子部品と、該電子部品を収容する凹部との間の隙間によってガタツキが生じることを防止できる。
本実施形態に係る電気接続箱の部分的分解図である。 本実施形態の電気接続箱のアッパーケースに電子部品が取り付けられた状態を例示する例示図である。 ヒューズユニットを示す斜視図である。 ヒューズユニット及びネジを取り外した状態を示すアッパーケースの部分的斜視図である。 ヒューズユニット及びネジを取り外した状態を示すアッパーケースの部分的底面図である。 ヒューズユニットの取り付けの際に、位置決めが行われた状態を示す説明図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、凹部に収容される電子部品と、該電子部品の端子を前記凹部外の接点に接続させる接続部材とを有する部品ユニットを備える電気接続箱であって、前記凹部の側壁に設けられ、前記側壁の端よりも突出しており、前記接続部材と当接して前記部品ユニットの位置を定める位置決め部と、前記凹部に設けられ、前記部品ユニットを前記位置決め部に押し付ける押し付け部とを備える。
本実施形態にあっては、前記電気接続箱への取り付けのために、前記部品ユニット(電子部品)が前記凹部に収容されると、前記押し付け部によって部品ユニットが前記位置決め部側に押し付けられ、前記部品ユニットが前記位置決め部と当接することによって、前記部品ユニットの位置決めが行われる。
よって、前記部品ユニットの取り付けの作業が簡単になり、作業性が高まる。また、位置決め後においても、前記押し付け部が前記部品ユニットを押し続けるので、ガタツキの発生を防止できる。
(2)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記位置決め部は角をなす2つの側壁に跨って設けられている。
本実施形態にあっては、前記位置決め部が角をなす2つの側壁に設けられている。よって、角度が異なる複数点から前記部品ユニットを位置決めすることが可能であり、位置決めの精度を高めることが出来る。
(3)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記押し付け部は複数であり、前記2つの側壁の一方と対向する側壁に設けられた第1押し付け部と、他方と対向する側壁に設けられた第2押し付け部とを含む。
本実施形態にあっては、前記凹部における前記位置決め部と対向する位置に、前記第1押し付け部及び前記第2押し付け部が夫々設けられている。よって、より確実に前記部品ユニットを前記前記位置決め部に当接させることができ、前記部品ユニットの位置決めの精度を高めることが出来る。
(4)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、各押し付け部は、前記凹部の底に近づくにつれて、前記側壁から遠ざかる弾性板を有する。
本実施形態にあっては、各押し付け部の前記弾性板が、前記凹部の底に近づくにつれて、前記側壁から遠ざかる形状を有するので、前記部品ユニット(電子部品)が前記凹部に収容される際、前記押し付け部によって邪魔されない。
(5)本開示の実施形態に係る電気接続箱は、前記部品ユニットは前記接点にネジ止めされ、前記凹部の側壁の外面近傍に設けられ、前記ネジ止めの際、前記部品ユニットの回転を防止する回転防止棒を備える。
本実施形態にあっては、前記部品ユニットを前記接点にネジ止めする作業の際に、前記前記部品ユニットが共に回転することが前記回転防止棒によって阻止される。よって、前記部品ユニットの取り付けの作業性を高めることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る電気接続箱を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下においては、電子部品として、例えばヒューズが装着される車両用の電気接続箱を例として本実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱100の部分的分解図である。電気接続箱100は、電子部品が取り付けられた筐体50を備えている。
筐体50は、例えば樹脂からなり、ロウアーケース52と、ロウアーケース52を覆うアッパーケース51とからなる。筐体50は、ロウアーケース52の底板521が対象物と面するよう、該対象物に取り付けられる。より詳しくは、アッパーケース51には、四隅に、有底筒状の脚部511がそれぞれ設けられており、各脚部511の底には貫通孔512が形成されている。例えば、脚部511の貫通孔512にネジを挿通させて対象物に螺合させることによって、筐体50(電気接続箱100)を対象物に取り付けることができる。
アッパーケース51は一面が開放された扁平な筐体の形状をなしており、アッパーケース51の内側には、複数箇所にリブが形成され、台座が複数形成されている。前記台座にはバスバー、電子部品等が取り付けられている。
図2は、本実施形態の電気接続箱100のアッパーケース51に電子部品が取り付けられた状態を例示する例示図である。図2は、アッパーケース51の部分的底面図であって、ヒューズユニット10(部品ユニット)が取り付けられた状態を示している。
アッパーケース51の天井板513の内側面(以下、底と称する)にはヒューズユニット10の一部を収容する凹部20が形成されており、凹部20に隣り合うように、ヒューズユニット10を固定する為の台座30,40が突設されている。ヒューズユニット10は、過電流が流れることを防止する。
図3は、ヒューズユニット10を示す斜視図である。
ヒューズユニット10は円筒状のヒューズ12(電子部品)を有する。ヒューズ12は、例えばガラス又はセラミックからなり、内側にはヒューズエレメント(図示せず)が配置されている。ヒューズ12の両端側にはキャップ121がそれぞれ取り付けられている。キャップ121は導電性金属からなり、底有円筒形状をなす。
また、ヒューズユニット10は、台座30,40にネジ止めされる一対の固定脚11を有している。一対の固定脚11は互いに平行である。各固定脚11は略角丸長方形形状の金属片からなる。例えば、固定脚11はキャップ121と同じ材料で製造されている。各固定脚11一端部には、固定脚11を厚み方向に貫通する貫通孔112が形成されている。
各固定脚11は連結板111を介してキャップ121に連結されている。連結板111は、固定脚11と同じ材料の金属片からなる。連結板111は、一端が固定脚11の長辺の他端寄りに連設されており、固定脚11の厚み方向に延びる。また、連結板111の他端はキャップ121の外周面と連結されている。換言すれば、連結板111は、キャップ121の外周面からキャップ121の径方向に突出している。連結板111同士はヒューズ12の軸心方向にて対向している。
例えば、固定脚11及び連結板111が一体形成されても良く、固定脚11、連結板111及びキャップ121が一体形成されても良い。以下では、便宜上、連結板111、キャップ121及びヒューズ12を含む部分をヒューズ12部分と称する。
各固定脚11の貫通孔112にネジ60を挿通させて、台座30,40のナット80と夫々螺合させることによって、ヒューズユニット10を台座30,40(アッパーケース51)にネジ止めすることができる(図2参照)。
図4は、ヒューズユニット10及びネジ60を取り外した状態を示すアッパーケース51の部分的斜視図であり、図5は、ヒューズユニット10、ネジ60及びナット80を取り外した状態を示すアッパーケース51の部分的底面図である。上述の如く、アッパーケース51の底には凹部20が形成されており、ヒューズユニット10のヒューズ12部分が収容される。
凹部20は、底面視略長方形である。凹部20は、両長辺側の長辺側壁21,22と、両短辺側の短辺側壁23,24とからなり、長辺側壁21,22及び短辺側壁23,24はアッパーケース51の底に立設されている。ヒューズユニット10をアッパーケース51に取り付けた場合、ヒューズユニット10のヒューズ12部分が凹部20に収容される。長辺側壁21,22のうち長辺側壁22は台座30,40寄りに配置されており、長辺側壁21,22は長手方向の中央部に切り欠き211,221が夫々形成されている。
凹部20の側壁には位置決め部25が設けられている。位置決め部25は、ヒューズユニット10をアッパーケース51に取り付ける際に、ヒューズユニット10の位置決めを行う。
位置決め部25は、湾曲しており、長辺側壁21及び短辺側壁24からなる角27に設けられている。詳しくは、位置決め部25は、短辺側壁24から、長辺側壁21の短辺側壁24側端部に亘って設けられている。また、位置決め部25は、長辺側壁21及び短辺側壁24の高さ方向に沿って、長辺側壁21及び短辺側壁24の端よりも突出している。位置決め部25は、長辺側壁21及び短辺側壁24と一体形成されても良い。
凹部20は、凹部20に収容されたヒューズユニット10の一部を位置決め部25側に押し付ける第1ばね部28(第1押し付け部)及び第2ばね部29(第2押し付け部)を有している。以下、第1ばね部28及び第2ばね部29を略してばね部28,29(押し付け部)ともいう。
ばね部28,29は凹部20の内側に設けられている。第1ばね部28は、ヒューズユニット10のヒューズ12部分を短辺側壁24側に押し付け、第2ばね部29は、ヒューズユニット10のヒューズ12部分を長辺側壁21側に押し付ける。
第1ばね部28は、樹脂からなり、位置決め部25が設けられている短辺側壁24と対向する短辺側壁23に設けられている。短辺側壁23の中央部には、短辺側壁23の高さ方向に沿って切り欠き231が形成されており、第1ばね部28は、切り欠き231に設けられている。
第1ばね部28は、矩形板形状の支持部282と、支持部282の両主面のうち、凹部20に面する一面に設けられた弾性板281とを有する。
支持部282は、切り欠き231を塞ぐように、短辺側壁23の外側に設けられており、短辺側壁23に沿って延びている。支持部282の高さは、短辺側壁23の高さよりも低い。
弾性板281は、支持部282の前記一面から、切り欠き231を通して、凹部20の内側に突出している。弾性板281は長方形であり、一主面が支持部282の前記一面と略対向している。弾性板281は、支持部282の前記一面に対して斜めに交差している。詳しくは、弾性板281は、凹部20の底に近づくにつれて、短辺側壁23(支持部282)から遠ざかるように設けられている。即ち、凹部20の底に近づくにつれて、支持部282の前記一面と、弾性板281との間隔が広くなる。弾性板281は弾性を有しており、前記間隔を伸び縮み方向に弾性変形可能である。
第2ばね部29は、樹脂からなり、位置決め部25が設けられている長辺側壁21と対向する長辺側壁22に設けられている。図5に示しているように、第2ばね部29は、長辺側壁22における位置決め部25(短辺側壁24)寄りの端部に設けられている。即ち、第2ばね部29は、長辺側壁21に設けられた位置決め部25の部分と略対向するように設けられている。
第2ばね部29は、長辺側壁22の内側面に突設されたブロック形状の基部と、該基部に連設され、凹部20の内側に突出している弾性板291とを有する。弾性板291の形状は弾性板281と同様であり、詳しい説明を省略する。弾性板291は弾性を有しており、長辺側壁22との間隔を伸び縮み方向に弾性変形可能である。
ばね部28,29及び凹部20はアッパーケース51と一体形成されても良い。
凹部20の長辺側壁21の外側には、回転防止棒70が突設されている。回転防止棒70は、ネジ止めによってヒューズユニット10をアッパーケース51(台座30,40)に取り付ける際に、ヒューズユニット10が回転することを防止する。
回転防止棒70は、丸棒形状であり、先端部にて縮径している。回転防止棒70は、長辺側壁21における短辺側壁23寄りの端部付近に設けられている。回転防止棒70の周面は長辺側壁21の外側面と接している。回転防止棒70の高さは、長辺側壁21の高さよりも高い。回転防止棒70は、ヒューズユニット10の取り付けの際に、固定脚11と接してヒューズユニット10の回転を防止する(図2参照)。なお、回転防止棒70は長辺側壁21と一体形成されても良い。
以下、本実施形態に係る電気接続箱100において、ヒューズユニット10をアッパーケース51に取り付ける作業について説明する。
先ず、作業者は、ヒューズユニット10のヒューズ12を摘まみ、凹部20内に、ヒューズユニット10のヒューズ12部分を納める。電気接続箱100は、上述の如く、長辺側壁21,22は中央部に切り欠き211,221が夫々形成されているので、凹部20内にヒューズ12部分を納める作業の際、長辺側壁21,22に邪魔されない。また、この際、ばね部28,29は、ヒューズ12部分に押されて夫々短辺側壁23及び長辺側壁22との間隔を狭くする方向に変形する。
凹部20内にヒューズ12部分を納める作業を終え、作業者が手を放すと、ヒューズ12部分に対してばね部28,29の復元力が作用する。即ち、第1ばね部28は、短辺側壁23との間隔を広くする方向に、即ち、短辺側壁24の位置決め部25に向けてヒューズ12部分を押し付ける。また、第2ばね部29は、長辺側壁22との間隔を広くする方向に、即ち、長辺側壁21の位置決め部25に向けてヒューズ12部分を押し付ける。これによって、ヒューズユニット10が位置決めされる。
図6は、ヒューズユニット10の取り付けの際に、位置決めが行われた状態を示す説明図である。上述の如く、ばね部28,29によってヒューズユニット10が位置決め部25側に押し付けられ、一の固定脚11の長辺縁及び他端側短辺縁が、短辺側壁24の位置決め部25及び長辺側壁21の位置決め部25に夫々当接する(図6の点線部分参照)。これによって、ヒューズユニット10が簡単に位置決めされる。なお、このようにして、位置決めが行われた後も、ばね部28,29はヒューズユニット10を位置決め部25側に押し続ける。
以降、作業者は、ヒューズユニット10の各貫通孔112にネジ60を挿通させて、台座30,40のナット80と夫々螺合させることによって、ヒューズユニット10を台座30,40にネジ止めする。
以上のように、本実施形態に係る電気接続箱100においては、作業者はヒューズユニット10を凹部20に収めるだけで良く、ばね部28,29によってヒューズユニット10の位置決めが行われる。よって、ヒューズユニット10を取り付ける作業の作業性を高めることが出来る。
一方、設計上の誤差又は公差が原因で、凹部20の寸法が予想値よりも大きくなったり、又は、ヒューズユニット10の寸法が予想値よりも小さくなったりすることがあり得る。この場合、凹部20の寸法がヒューズユニット10のヒューズ12部分の寸法よりも大きくなるので、凹部20とヒューズ12部分との間に隙間が存在する場合が想定できる。斯かる場合、ガタツキによる騒音が発生する問題がある。
これに対して、本実施形態に係る電気接続箱100においては、上述の如く、位置決めが行われた後も、ばね部28,29はヒューズユニット10を位置決め部25側に押し続ける。従って、凹部20とヒューズ12部分との間に隙間が存在する場合であってもガタツキによる騒音が発生することを未然に防止できる。
また、本実施形態に係る電気接続箱100においては、上述の如く、位置決め部25が、短辺側壁24及び長辺側壁21に亘って設けられている。即ち、2箇所にてヒューズユニット10の位置決めが行われるので、位置決めの精度を高めることができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱100においては、上述の如く、ばね部28,29が、夫々位置決め部25と対向する位置に設けられている。よって、より確実にヒューズユニット10を位置決め部25に押し付けることができるので、位置決めの精度を高めることができる。
更に、本実施形態に係る電気接続箱100においては、上述の如く、ばね部28の弾性板281及びばね部29の弾性板291が、凹部20の底に近づくにつれて、対応する側壁から遠ざかる形状を有するので、作業者がヒューズユニット10を凹部20に収容する作業の際、ばね部28,29によって邪魔されない。
以上においては、位置決め部25が凹部20の角27に設けられた場合を例に挙げて説明したが、角27に限定されるものではなく、他の角であっても良い。位置決め部25が設けられた角に対する対角を成す2つの側壁に夫々第1ばね部28又は第2ばね部29を設ければよい。
また、以上においては、回転防止棒70が凹部20の長辺側壁21の外側に設けられた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。回転防止棒70は、短辺側壁23,24の外側に設けられても良い。
なお、ばね部28,29は以上の記載に限定されるものではなく、例えば、スプリング、ゴムなどから構成されたものであっても良い。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ヒューズユニット(部品ユニット)
11 固定脚(接続部材)
12 ヒューズ(電子部品)
20 凹部
21 長辺側壁
22 長辺側壁
23 短辺側壁
24 短辺側壁
25 位置決め部
27 角
28 第1ばね部(第1押し付け部)
29 第2ばね部(第2押し付け部)
30 台座(接点)
40 台座(接点)
50 筐体
51 アッパーケース
52 ロウアーケース
60 ネジ
70 回転防止棒
80 ナット
100 電気接続箱
111 連結板
121 キャップ(端子)
211 切り欠き
221 切り欠き
231 切り欠き
281 弾性板
291 弾性板
511 脚部
512 貫通孔

Claims (5)

  1. 凹部に収容される電子部品と、該電子部品の端子を前記凹部外の接点に接続させる接続部材とを有する部品ユニットを備える電気接続箱であって、
    前記凹部の側壁に設けられ、前記側壁の端よりも突出しており、前記接続部材と当接して前記部品ユニットの位置を定める位置決め部と、
    前記凹部に設けられ、前記部品ユニットを前記位置決め部に押し付ける押し付け部とを備える電気接続箱。
  2. 前記位置決め部は角をなす2つの側壁に跨って設けられている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記押し付け部は複数であり、
    前記2つの側壁の一方と対向する側壁に設けられた第1押し付け部と、他方と対向する側壁に設けられた第2押し付け部とを含む請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 各押し付け部は、前記凹部の底に近づくにつれて、前記側壁から遠ざかる弾性板を有する請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記部品ユニットは前記接点にネジ止めされ、
    前記凹部の側壁の外面近傍に設けられ、前記ネジ止めの際、前記部品ユニットの回転を防止する回転防止棒を備える請求項1から4の何れか一つに記載の電気接続箱。
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