JP2018126040A - 電気接続箱 - Google Patents

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喜章 市川
Yoshiaki Ichikawa
喜章 市川
清隆 花岡
Kiyotaka Hanaoka
清隆 花岡
哉隆 岩▲崎▼
Chikataka Iwasaki
哉隆 岩▲崎▼
広輝 栢盛
Hiroki Kayamori
広輝 栢盛
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Abstract

【課題】組み付け性の向上が可能な電気接続箱を提供する。【解決手段】電気接続箱1は、被挟持部54を有する導電部材5と、互いに対向する接触片37によって被挟持部を挟持する挟持部34を有し、挟持部によって導電部材と電気的に接続される電子部品3と、導電部材を保持する導電部材保持部8と、電子部品を保持する電子部品保持部9とを有するケース2と、接触片の対向方向における挟持部と被挟持部との相対位置の調整を可能とする位置調整機構20と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来、導電部材と、導電部材に電気的に接続される電子部品とを有する電気接続箱がある。特許文献1には、電気接続箱のコネクタ部の各音叉状端子に電装部品に設けられた外部コネクタの各タブ状端子を接続する電気接続箱の端子接続構造が開示されている。特許文献1の音叉状端子は、バスバーの一端側に設けられている。
特開2005−85527号公報
電気接続箱の組み付け性を向上させることについて、なお改良の余地が残されている。例えば、製造上のバラツキに起因して、組み付け時に導電部材と電子部品との相対位置のずれが生じている可能性がある。こうした位置ずれによる組み付け性の低下を抑制できれば、組み付け性の向上を図ることができる。
本発明の目的は、組み付け性の向上が可能な電気接続箱を提供することである。
本発明の電気接続箱は、被挟持部を有する導電部材と、互いに対向する接触片によって前記被挟持部を挟持する挟持部を有し、前記挟持部によって前記導電部材と電気的に接続される電子部品と、前記導電部材を保持する導電部材保持部と、前記電子部品を保持する電子部品保持部とを有するケースと、前記接触片の対向方向における前記挟持部と前記被挟持部との相対位置の調整を可能とする位置調整機構と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱は、被挟持部を有する導電部材と、互いに対向する接触片によって被挟持部を挟持する挟持部を有し、挟持部によって導電部材と電気的に接続される電子部品と、導電部材を保持する導電部材保持部と、電子部品を保持する電子部品保持部とを有するケースと、接触片の対向方向における挟持部と被挟持部との相対位置の調整を可能とする位置調整機構と、を備える。本発明に係る電気接続箱は、位置調整機構によって挟持部と被挟持部との位置調整を行うことにより組付け性を向上できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るケースの斜視図である。 図4は、実施形態に係るロアカバーの要部平面図である。 図5は、実施形態に係るロアカバーの要部断面図である。 図6は、バスバを保持したロアカバーの平面図である。 図7は、バスバを保持したロアカバーの要部断面図である。 図8は、実施形態に係るリレーの正面図である。 図9は、実施形態に係るリレーの下面図である。 図10は、実施形態におけるリレーの組み付けを示す斜視図である。 図11は、リレーが組み付けられた電気接続箱の要部断面図である。 図12は、実施形態の第1変形例に係る位置調整機構を示す図である。 図13は、実施形態の第2変形例に係る位置調整機構を示す図である。 図14は、実施形態の第3変形例に係る位置調整機構を示す図である。 図15は、実施形態の第3変形例に係るリレーの要部断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る電気接続箱につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図11を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、電気接続箱に関する。図1は、実施形態に係る電気接続箱の斜視図、図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図、図3は、実施形態に係るケースの斜視図、図4は、実施形態に係るロアカバーの要部平面図、図5は、実施形態に係るロアカバーの要部断面図、図6は、バスバを保持したロアカバーの平面図、図7は、バスバを保持したロアカバーの要部断面図、図8は、実施形態に係るリレーの正面図、図9は、実施形態に係るリレーの下面図、図10は、実施形態におけるリレーの組み付けを示す斜視図、図11は、リレーが組み付けられた電気接続箱の要部断面図である。図5には、図4のV−V断面が示されている。図7には、図6のVII−VII断面が示されている。
図1および図2に示すように、本実施形態の電気接続箱1は、ケース2と、リレー3と、バスバ4と、バスバ5と、導電部材保持部8と、を有する。電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載され、車両に搭載される各装置間を接続する。電気接続箱1は、電線と共にワイヤハーネスを構成してもよい。電気接続箱1の電子部品は、電線やコネクタを介して車両のバッテリや電装部品等に接続される。電気接続箱1は、収容する電子部品の種類に応じてジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して「電気接続箱」と呼ぶ。
ケース2は、アッパーカバー6およびロアカバー7を有する筐体である。ケース2は、例えば、絶縁性の合成樹脂で形成される。ロアカバー7は、有底の筒状の部材である。ロアカバー7は、主壁部7aおよび四つの側壁部7b,7c,7d,7eを有する。主壁部7aは、平板状かつ略矩形の形状の構成部である。本実施形態の主壁部7aの形状は、略長方形である。以下の説明において、主壁部7aの長手方向を「横方向X」と称し、短手方向を「縦方向Y」と称する。また、主壁部7aの板厚方向を「高さ方向Z」と称する。四つの側壁部7a,7b,7c,7dは、主壁部7aの縁部から高さ方向Zに向けて突出している。
第一側壁部7bは、主壁部7aにおける横方向Xの一端に位置しており、第二側壁部7cは、主壁部7aにおける横方向Xの他端に位置している。第一側壁部7bと第二側壁部7cとは横方向Xにおいて互いに対向している。第三側壁部7dは、主壁部7aにおける縦方向Yの一端に位置しており、第四側壁部7eは、主壁部7aにおける縦方向Yの他端に位置している。第三側壁部7dと第四側壁部7eとは縦方向Yにおいて互いに対向している。第一側壁部7bおよび第二側壁部7cにおける縦方向Yの一端は第三側壁部7dと繋がっており、他端は第四側壁部7eと繋がっている。主壁部7aおよび四つの側壁部7b,7c,7d,7eは、バスバ5を収容する収容空間を形成している。
アッパーカバー6は、ロアカバー7と嵌合し、ロアカバー7と共に閉空間を形成する。アッパーカバー6は、図3に示すように、主壁部6aおよび四つの側壁部6b,6c,6d,6eを有する。主壁部6aは、平板状かつ略矩形の形状の構成部である。本実施形態の主壁部6aの形状は、略長方形である。
第一側壁部6bは、主壁部6aにおける横方向Xの一端に位置しており、第二側壁部6cは、主壁部6aにおける横方向Xの他端に位置している。第一側壁部6bと第二側壁部6cとは横方向Xにおいて対向している。第三側壁部6dは、主壁部6aにおける縦方向Yの一端に位置しており、第四側壁部6eは、主壁部6aにおける縦方向Yの他端に位置している。第三側壁部6dと第四側壁部6eとは縦方向Yにおいて互いに対向している。アッパーカバー6は、ロアカバー7の外側に嵌合してロアカバー7と共に筐体を構成する。
図2に示すように、アッパーカバー6は、電子部品保持部9、バスバ保持部10、嵌合部11、および取り付け部12を有する。電子部品保持部9は、リレー3を保持する。電子部品保持部9は、主壁部6aの外側面、言い換えると主壁部6aにおけるロアカバー7側と反対側の面に設けられている。電子部品保持部9は、主壁部6aから突出した壁部91を有する。壁部91の形状は、平面視においてC字形状またはU字形状である。壁部91は、リレー3の四つの側面のうち少なくとも三つの側面と対向し、リレー3を囲む連続的な壁部である。壁部91は、リレー3の係合爪35に対応する係合凹部91aを有している。主壁部6aにおける壁部91によって囲まれた部分には、貫通孔92が設けられている。貫通孔92には、リレー3の挟持部34(図8参照)が挿通される。
バスバ保持部10は、アッパーカバー6における主壁部6aの外側面に形成されている。バスバ保持部10は、バスバ4を保持し、横方向Xおよび縦方向Yにおいてバスバ4を位置決めする。本実施形態のバスバ4は、金属板から形成された板状の導電部材である。バスバ4は、ネジ等の締結部材によってアッパーカバー6に対して固定される。バスバ4は、リレー3の接続部32に対して電気的に接続される。リレー3は、バスバ4を介して伝達される信号に応じて開閉する。嵌合部11は、相手側コネクタと嵌合する部分である。嵌合部11は、角筒形状であり、アッパーカバー6の第四側壁部6eの外側面から突出している。嵌合部11は、アッパーカバー6の内部空間と外部空間とを連通する。取り付け部12は、アッパーカバー6の四隅にそれぞれ配置されている。取り付け部12は、締結部材によって車体に対して固定される。
図2に示すように、バスバ5は、板状の導電部材である。本実施形態のバスバ5は、電源供給用である。バスバ5は、導電性を有する素材、例えば金属板により形成される。本実施形態のバスバ5は、金属板に対するプレス加工等によって所望の形状に形成されている。バスバ5は、第一バスバ5A、第二バスバ5B、第三バスバ5C、および第四バスバ5Dを含む。第一バスバ5Aおよび第二バスバ5Bは、第一リレー3Aと電気的に接続される。第三バスバ5Cおよび第四バスバ5Dは、第二リレー3Bと電気的に接続される。
バスバ5は、それぞれ接続部51、端子部52、および中間部53を有する。接続部51は、リレー3に対して接続される被挟持部54を有する構成部である。接続部51は、縦方向Yに延在しており、かつその板厚方向は横方向Xである。すなわち、接続部51は、横方向Xと直交する板状の構成部である。端子部52は、バスバ5における接続部51とは反対側の端部に設けられている。端子部52は、相手側端子と電気的に接続される部分であり、図1に示すように嵌合部11の内部空間に向けて突出する。端子部52は、縦方向Yに延在しており、かつその板厚方向は高さ方向Zである。すなわち、端子部52は、高さ方向Zと直交する板状の構成部である。中間部53は、接続部51と端子部52とをつなぐ。中間部53は、横方向Xに延在しており、かつその板厚方向は縦方向Yである。
被挟持部54は、後述するリレー3の挟持部34によって挟持される部分である。本実施形態の被挟持部54は、接続部51の一部である。被挟持部54は、接続部51における被挟持部54に隣接する部分よりも高さ方向Zに向けて突出している。本実施形態において、横方向Xから見た場合の被挟持部54の形状は、台形形状である。被挟持部54は縦方向Yに沿って所定の長さで設けられている。
ロアカバー7は、バスバ5を保持する導電部材保持部8を有する。導電部材保持部8は、第一保持部8A、第二保持部8B、第三保持部8C、および第四保持部8Dを含む。各保持部8A,8B,8C,8Dは、それぞれ対応するバスバ5A,5B,5C,5Dを保持する。本実施形態の導電部材保持部8は、主壁部7aの内側面に設けられた突起部である。
図4および図5に示すように、導電部材保持部8は、接続保持部81、端子保持部82、および中間保持部83を有する。接続保持部81は、縦方向Yに延在しており、接続部51を保持する。端子保持部82は、縦方向Yに延在しており、端子部52を保持する。中間保持部83は、接続保持部81と端子保持部82とをつないでいる。中間保持部83は、横方向Xに延在しており、中間部53を保持する。
図4および図5に示すように、接続保持部81は、一対の壁部81a,81aの間に形成された溝81bを有する。一対の壁部81a,81aは、横方向Xにおいて所定の間隔をあけて設けられている。一対の壁部81a,81aにおける突出方向の先端部は、テーパ状に形成されている。より具体的には、一対の壁部81a,81aにおける対向面には、突出方向の先端へ向かうに従って互いに離間する傾斜面81c,81cが設けられている。図4に示すように、一対の壁部81a,81aは、凹部81dを有する。凹部81dは、壁部81aにおける他の部分と比較して主壁部7aからの突出量が小さい部分である。凹部81dは、リレー3の挟持部34との干渉を避けるように、バスバ5の被挟持部54と対応する位置に設けられている。本実施形態の凹部81dは、主壁部7aからの突出量が実質的に0とされている。一対の壁部81a,81aにおける縦方向Yの一端は、壁部81eを介してつながっている。
中間保持部83は、接続保持部81と同様に、一対の壁部83a,83aの間に形成された溝83bを有する。一対の壁部83a,83aは、縦方向Yにおいて所定の間隔をあけて設けられている。一対の壁部83a,83aにおける対向面には、突出方向の先端へ向かうに従って互いに離間する傾斜面83c,83cが設けられている。
端子保持部82は、一対の壁部82a,82aの間に形成された溝82bを有する。一対の壁部82a,82aの一端は、壁部82cを介してつながっている。溝82bの他端はロアカバー7の外側に向けて開放されている。一対の壁部82a,82aにおける対向面には、突出方向の先端へ向かうに従って互いに離間する傾斜面82dが設けられている。ロアカバー7の第四側壁部7eには、切欠き7fが設けられている。切欠き7fは、第四側壁部7eにおける端子保持部82と対向する位置に配置されている。バスバ5の端子部52は、切欠き7fを介してロアカバー7の外部空間に向けて突出する。
図6に示すように、各バスバ5A,5B,5C,5Dは、各保持部8A,8B,8C,8Dに載置され、各保持部8A,8B,8C,8Dによって保持される。図7を参照して説明するように、本実施形態の電気接続箱1は、位置調整機構20を有する。位置調整機構20は、導電部材保持部8および挟持部34を含む。導電部材保持部8は、横方向Xにおけるバスバ5の位置調整を許容するように形成されている。
図7に示すように、溝81bの幅Waは、接続部51および被挟持部54の板厚taよりも大きい。幅Waと板厚taとの差は、例えば、必要最小限の値よりも大きな値とされてもよい。ここで、必要最小限の値は、例えば、導電部材保持部8およびバスバ5の製造上のバラツキを吸収してバスバ5を導電部材保持部8に挿入可能とするために要求される最小値である。言い換えると、溝81bの幅Waは、各公差を吸収した上で、更に、被挟持部54が導電部材保持部8に対して横方向Xに相対移動することを許容するように定められる。本実施形態では、接続部51の板厚taよりも溝81bの幅Waが大きいことから、被挟持部54が導電部材保持部8に対して横方向Xへ相対移動可能である。導電部材保持部8に対する被挟持部54の相対移動は、例えば、接続部51が横方向Xに向けてスライドすることで実現される。あるいは、接続部51が縦方向Yに対して傾斜するように変形することで、被挟持部54が導電部材保持部8に対して横方向Xに相対移動してもよい。第一保持部8A、第二保持部8B、第三保持部8C、および第四保持部8Dは、それぞれ位置調整機構20を構成している。
図8および図9に示すように、リレー3は、筐体31、接続部32、仕切り壁33、挟持部34、および係合爪35を有する。本実施形態のリレー3は、所謂メカニカルリレーであり、入力信号に応じて接点が開閉される。筐体31は、内部にリレー3の本体であるコイルやスプリング等を収容する。筐体31は、絶縁性の合成樹脂等によって形成されている。リレー3の説明において、横方向X、縦方向Y、および高さ方向Zは、ケース2に組み付けられた状態での方向である。
接続部32および仕切り壁33は、筐体31における縦方向Yを向く面の一つに配置されている。以下、接続部32および仕切り壁33が配置された面を「前面31a」と称する。仕切り壁33は、前面31aにおける横方向Xの中央部に設けられている。仕切り壁33は、前面31aにおいて高さ方向Zに延在している。接続部32は、仕切り壁33を挟んで横方向Xの両側に一つずつ配置されている。接続部32は、筐体31の前面31aに設けられた貫通孔から外部空間に露出している導電部材である。接続部32は、バスバ4と電気的に接続される。
係合爪35は、筐体31の両側面31b,31cにそれぞれ設けられている。係合爪35は、側面31b,31cから突出している。係合爪35は、例えば、筐体31と一体に成型される。
挟持部34は、互いに対向する接触片37,37によってバスバ5の被挟持部54を挟持してバスバ5と電気的に接続される端子部である。挟持部34は、例えば、導電性を有する金属によって形成されている。リレー3は、二つの挟持部34を有する。挟持部34は、筐体31の底面31dから突出している。底面31dは、リレー3がケース2に対して組み付けられた状態においてアッパーカバー6の主壁部6aと対向する面である。二つの挟持部34のうち一方を「第一挟持部34A」と称し、他方を「第二挟持部34B」と称する。第一挟持部34Aは、筐体31における横方向Xの一方側に配置され、第二挟持部34Bは、筐体31における横方向Xの他方側に配置されている。第一挟持部34Aおよび第二挟持部34Bは、互いに異なるバスバ5に対して電気的に接続される。
挟持部34は、基部36と、一対の接触片37,37とを有する。基部36は、例えば、筐体31によって保持される。本実施形態の基部36は、筐体31に対して相対移動不能である。基部36の少なくとも一部は、筐体31から外部空間に突出している。一対の接触片37,37は、基部36から筐体31側と反対側に向けて突出している。一対の接触片37,37は、横方向Xにおいて間隔をあけて対向している。本実施形態の接触片37は、縦方向Yに所定の幅を有する板状の構成部である。接触片37は、相手側の接触片37に向けて突出する突起部37aを有する。図8に示すように、縦方向Yから見た突起部37aの形状は、例えば、円弧形状である。突起部37aは、横方向Xにおいて互いに対向している。突起部37a,37aの隙間37bの幅Wbは、バスバ5の被挟持部54の板厚taと同等か、板厚taよりも小さい。
リレー3は、図10に示すように、バスバ5を保持しているケース2に対して組み付けられる。図10に示すケース2は、バスバ5を保持したロアカバー7に対してアッパーカバー6が嵌合されたものである。第一リレー3Aは、アッパーカバー6の第一保持部9Aに対して組み付けられる。第二リレー3Bは、アッパーカバー6の第二保持部9Bに対して組み付けられる。各リレー3の係合爪35が壁部91の係合凹部91aと係合することで、リレー3が電子部品保持部9によって保持される。リレー3の挟持部34は、アッパーカバー6の貫通孔92に挿通される。
貫通孔92に挿通された挟持部34は、図11に示すように、バスバ5の被挟持部54を板厚方向の両側から挟持する。言い換えると、挟持部34は、接触片37,37の対向方向である横方向Xの両側から被挟持部54を挟持する。第一挟持部34Aは、第一バスバ5Aの被挟持部54を挟持し、第二挟持部34Bは、第二バスバ5Bの被挟持部54を挟持する。
本実施形態の接触片37は、突起部37aを有している。一対の突起部37a,37aは、接触片37の先端へ向かうに従って互いの間隔が広がっている。つまり、突起部37aの形状は、被挟持部54を一対の突起部37a,37aの隙間37bにガイドする誘い込み形状である。言い換えると、突起部37aは、接触片37の隙間37bに被挟持部54を誘い込む誘い込み部である。本実施形態の被挟持部54は、導電部材保持部8に対して相対移動可能である。従って、被挟持部54は、突起部37aによってガイドされ、導電部材保持部8に対して相対移動しながら一対の突起部37a,37aの間に入り込む。このように、本実施形態では、リレー3がケース2に組み付けられる際に、挟持部34と被挟持部54との相対位置の調整が自動でなされる。リレー3が組み付けられる際に、横方向Xにおいて被挟持部54の位置と一対の接触片37,37の隙間37bの位置とにずれがあったとしても、突起部37aによって被挟持部54が隙間37bに誘い込まれ、位置調整がなされる。
本実施形態の位置調整機構20は、縦方向Yにおいても挟持部34と被挟持部54との相対位置のバラツキを許容する。バスバ5の被挟持部54は、平板状に形成されており、かつ縦方向Yに沿って所定の長さを有している。縦方向Yにおける被挟持部54の長さは、少なくとも挟持部34の長さよりも大きい。被挟持部54の長さは、例えば、製造上のバラツキによって発生する挟持部34とバスバ5との相対位置のずれを吸収できる長さである。つまり、被挟持部54の長さは、アッパーカバー6およびロアカバー7等のバラツキに起因する縦方向Yに沿った被挟持部54の位置ずれを許容できるように定められている。従って、リレー3がケース2に対して組み付けられる際に、挟持部34が適切に被挟持部54を挟持して被挟持部54に対して電気的に接続される。また、本実施形態の電気接続箱1では、高さ方向Zにおいても挟持部34と被挟持部54との相対位置のバラツキが許容される。上記のように、被挟持部54は、接続部51における被挟持部54に隣接する部分よりも高さ方向Zに向けて突出している。このように被挟持部54における高さ方向Zの幅が大きいことで、挟持部34と被挟持部54との相対位置のバラツキが吸収される。よって、本実施形態の位置調整機構20は、横方向X、縦方向Y、および高さ方向Zの全てにおいて挟持部34と被挟持部54との相対位置のバラツキを適切に吸収して電気接続箱1の組付け性を向上させることができる。
本実施形態の位置調整機構20は、溝81bを有する接続保持部81を備える。溝81bは、被挟持部54が接続保持部81に対して横方向Xへ相対移動することを許容しつつバスバ5を保持する。よって、本実施形態の位置調整機構20は、ケース2に対するリレー3の組み付け性を向上させることができる。また、本実施形態の電気接続箱1では、リレー3とバスバ5とが間に別の部材を介在させることなく接続される。例えば、リレー3とバスバ5との間に中継用のメス端子を介在させた場合、組み付け工数の増加や、電気接続箱1の大型化、部品点数の増加によるコスト増等を招く。これに対して、本実施形態の電気接続箱1では、リレー3とバスバ5とが直接的に接続される。従って、本実施形態の電気接続箱1は、小型化や組み付け性の向上、低コスト化において有利である。
また、リレー3とバスバ5との間にメス端子を介在させる場合、バスバ5にオス端子部を形成する必要がある。本実施形態では、バスバ5にオス端子部を形成する必要が無いため、低コスト化が可能である。メス端子が介在しないことや、バスバ5にオス端子部を設ける必要がないことから、電気接続箱1の低背化が可能となる。また、位置調整機構20において製造誤差が吸収されることで、リレー3を搭載する電子部品保持部9等の簡素化が可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る電気接続箱1は、バスバ5と、リレー3と、ケース2と、位置調整機構20とを有する。バスバ5は、被挟持部54を有する導電部材の一例である。リレー3は、互いに対向する接触片37によって被挟持部54を挟持する挟持部34を有し、挟持部34によってバスバ5と電気的に接続される電子部品の一例である。ケース2は、バスバ5を保持する導電部材保持部8と、リレー3を保持する電子部品保持部9とを有する。位置調整機構20は、接触片37,37の対向方向(横方向X)における挟持部34と被挟持部54との相対位置の調整を可能とする機構である。被挟持部54がその板厚方向において挟持される場合、位置調整機構20は、被挟持部54の板厚方向における挟持部34と被挟持部54との相対位置の調整を可能とする。
本実施形態の位置調整機構20は、挟持部34と被挟持部54との相対位置の自動調整を可能とすることで、電気接続箱1の組み付け性を向上させることができる。より詳しくは、本実施形態の電気接続箱1は、バスバ5を保持しているケース2に対してリレー3を組み付けてバスバ5とリレー3とを接続する際の組み付け性を向上させることができる。ケース2、バスバ5、およびリレー3等の製造上のバラツキに起因して、組み付け時にバスバ5の被挟持部54とリレー3の挟持部34とに位置ずれが存在したとしても、位置調整機構20が適切に相対位置を調整する。本実施形態の位置調整機構20は、組み付け性の向上に加えて、部品点数の削減、電気接続箱1の低背化、バスバ5の簡素化などの効果を奏することができる。
本実施形態の位置調整機構20は、導電部材保持部8を含む。導電部材保持部8は、バスバ5を挟んで被挟持部54の板厚方向(接触片37,37の対向方向)において互いに対向する一対の壁部81a,81aを有する。一対の壁部81a,81aの間隔(溝81bの幅Wa)は、板厚方向(接触片37,37の対向方向)において被挟持部54がケース2に対して相対移動可能な大きさである。つまり、一対の壁部81a,81aの間においてバスバ5が接触片37,37の対向方向(横方向X)に移動することや変形することが許容される。よって、リレー3が組み付けられる際に、横方向Xにおける挟持部34と被挟持部54との相対位置の調整が適切になされる。溝81bの幅Waの値は、例えば、接続部51の板厚taの2倍以上の値とされてもよく、板厚taの2.5倍や3倍の値とされてもよい。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図12は、実施形態の第1変形例に係る位置調整機構を示す図である。図12に示すように、第1変形例のバスバ5は、湾曲部55を有する。本変形例の位置調整機構20は、少なくとも湾曲部55を含む。位置調整機構20は、更に、上記実施形態の導電部材保持部8を含んでいてもよい。
湾曲部55は、被挟持部54の両側に設けられている。接続部51において、湾曲部55を挟んで被挟持部54とは反対側の部分を「他の部分56」と称する。湾曲部55は、被挟持部54がバスバ5における他の部分56に対して横方向Xに相対移動することを許容する。湾曲部55の公差吸収形状によって被挟持部54が横方向Xに可動する。本変形例の湾曲部55の形状は、横方向Xに向けて突出するU字形状またはV字形状である。すなわち、本変形例の接続部51は、湾曲部55を横方向Xに向けて湾曲させる曲げ加工によって形成されている。他の部分56は、例えば、導電部材保持部8によって保持される。
本変形例では、被挟持部54の両側に湾曲部55が設けられている。従って、被挟持部54が挟持部34の隙間37bに誘い込まれる際に、他の部分56に対して被挟持部54が横方向Xに相対移動することが許容される。従って、導電部材保持部8によって他の部分56の移動が規制されたとしても、被挟持部54は導電部材保持部8に対して横方向Xに相対移動可能である。本変形例の位置調整機構20は、挟持部34に対して被挟持部54が追従する追従性を向上できるという効果を奏する。
このように、第1変形例の電気接続箱1は、位置調整機構20として、バスバ5に設けられた湾曲部55を有する。湾曲部55は、バスバ5における被挟持部54に隣接した位置に設けられる。湾曲部55は、被挟持部54の板厚方向(接触片37,37の対向方向)に向けて湾曲している。湾曲部55が被挟持部54に隣接して設けられることで、横方向Xに向かう被挟持部54の移動が許容されやすくなる。よって、本変形例の位置調整機構20は、被挟持部54と挟持部34とを適切に相対移動させることができる。なお、湾曲部55は、被挟持部54に対して縦方向Yの何れか一方側に設けられてもよい。湾曲部55は、一箇所に複数設けられてもよい。
[実施形態の第2変形例]
実施形態の第2変形例について説明する。図13は、実施形態の第2変形例に係る位置調整機構を示す図である。本変形例の位置調整機構20は、バスバ5に設けられた固定部57を含む。第2変形例のバスバ5は、固定部57を有する。固定部57は、接続部51と一体であり、かつ接続部51から横方向Xに向けて突出している。接続部51および固定部57は、バスバ5を構成する金属板に対する折り曲げ加工によって形成されている。固定部57と接続部51とは直交している。
固定部57は、長穴57aを有する。長穴57aは、固定部57を板厚方向に貫通している。長穴57aの長軸方向は、横方向Xである。バスバ5は、固定部57においてロアカバー7の保持部14に対して固定される。固定部57は、例えば、長穴57aに挿通されるネジ等の締結部材13によって保持部14に対して固定される。保持部14は、バスバ5を保持する導電部材保持部として機能する。長穴57aの長軸の長さDaは、締結部材13の直径Dbよりも大きい。長軸の長さDaは、接続部51がロアカバー7に対して横方向Xに相対移動することを許容できるように定められている。
第2変形例では、固定部57がロアカバー7に対して締結される前に、リレー3がケース2に対して組み付けられる。すなわち、バスバ5の被挟持部54がロアカバー7に対して横方向Xに相対移動可能な状態で、リレー3がケース2に対して組み付けられる。従って、被挟持部54は、接触片37によって容易に隙間37bに誘い込まれ、挟持部34によって挟持される。リレー3がケース2に対して組み付けられた後に固定部57がロアカバー7に対して締結される。締結部材13は、アッパーカバー6、固定部57、および保持部14を共締めしてもよい。なお、図13では二つのバスバ5の一方に設けられた固定部57が示されているが、他方のバスバ5にも同様の固定部57が設けられている。なお、図13では、上記実施形態と同様に接続部51が導電部材保持部8によって保持されている。この場合、長穴57aの長軸の長さDaは、接続部51が溝81b内で横方向Xに移動自在であるように定められてもよい。本変形例では、この導電部材保持部8は省略されてもよい。
以上説明したように、第2変形例に係る位置調整機構20は、バスバ5に設けられ、ケース2に対して固定される固定部57を有する。固定部57は、貫通孔としての長穴57aを有し、長穴57aに挿通される締結部材13によってケース2に固定される。長穴57aは、被挟持部54の板厚方向(接触片37,37の対向方向)に延在する長穴である。本変形例の位置調整機構20は、長穴57aによって被挟持部54と挟持部34との相対位置の調整を可能とする。リレー3がケース2に組み付けられ、かつバスバ5と電気的に接続された状態で、バスバ5が締結部材13によってケース2に対して固定される。本変形例の位置調整機構20は、固定部57がケース2に締結されることで、バスバ5の振動が抑制されるという効果を奏する。
[実施形態の第3変形例]
実施形態の第3変形例について説明する。図14は、実施形態の第3変形例に係る位置調整機構を示す図、図15は、実施形態の第3変形例に係るリレーの要部断面図である。図15には、図14のXV−XV断面が示されている。第3変形例に係る位置調整機構20は、可動式の挟持部34を有する。挟持部34の基部36は、筐体31によってスライド可能に支持されている。図15に示すように、基部36は、内部基部36aと、外部基部36bと、連結部36cとを有する。内部基部36aは、筐体31の内部に位置しており、外部基部36bは、筐体31の外部に位置している。連結部36cは、内部基部36aと外部基部36bとを連結している。内部基部36aは、筐体31の支持部31fによってスライド可能に支持されている。内部基部36aは、筐体31の内部のコイル等に対して電気的に接続されたまま筐体31に対してスライドする。
筐体31において、底面31dを有する壁部には貫通孔31eが設けられている。貫通孔31eは、筐体31の内部空間と外部空間とを連通している。連結部36cは、貫通孔31eに挿通されており、貫通孔31eによってガイドされる。貫通孔31eは、図14に示すように、横方向Xに延在する長穴である。挟持部34は、貫通孔31eに沿って横方向Xにスライド可能である。従って、挟持部34は、筐体31に対して横方向Xに相対移動可能である。リレー3がケース2に対して組み付けられる際に、挟持部34が横方向Xにスライドすることで被挟持部54と挟持部34との位置調整がなされる。
このように、第3変形例の電気接続箱1は、位置調整機構20として、リレー3の筐体31に対して接触片37,37の対向方向に相対移動可能な挟持部34を有する。挟持部34が筐体31に対して接触片37,37の対向方向に移動可能なことで、被挟持部54と挟持部34との相対位置の調整が適切になされる。
[実施形態の第4変形例]
実施形態の第4変形例について説明する。溝81bの幅Waの値は、板厚taの2倍以上には限定されない。幅Waは、板厚taの2倍よりも小さくてもよい。幅Waは、電気接続箱1の各構成要素の公差に応じて適宜設定される。
バスバ5の形状は、例示したものには限定されない。例えば、上記実施形態では、バスバ5の全体が板状であったが、これには限定されない。バスバ5において、被挟持部54を除く部分の形状は、棒状や柱状であってもよい。また、被挟持部54が板状以外の形状とされてもよい。例えば、被挟持部54の形状として、棒状や柱状、筒状など様々な形状が採用可能である。挟持部34は、被挟持部54の形状に応じて接触片37,37によって適宜被挟持部54を挟持すればよい。上記実施形態では、バスバ5を保持するロアカバー7と、リレー3を保持するアッパーカバー6とが別の部材であったが、これに代えて、バスバ5およびリレー3の両方がアッパーカバー6およびロアカバー7の一方に保持されてもよい。
リレー3において、挟持部34の形状や配置は、例示した形状や配置には限定されない。ケース2によって保持される電子部品は、リレー3には限定されない。電気接続箱1は、バスバ5と接続される電子部品としてヒューズ等を有していてもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 電気接続箱
2 ケース
3 リレー(電子部品)
3A 第一リレー
3B 第二リレー
4 バスバ
5 バスバ(導電部材)
5A 第一バスバ
5B 第二バスバ
5C 第三バスバ
5D 第四バスバ
6 アッパーカバー
6a 主壁部
6b 第一側壁部
6c 第二側壁部
6d 第三側壁部
6e 第四側壁部
7 ロアカバー
7a 主壁部
7b 第一側壁部
7c 第二側壁部
7d 第三側壁部
7e 第四側壁部
7f 切欠き
8 導電部材保持部
8A 第一保持部
8B 第二保持部
8C 第三保持部
8D 第四保持部
9 電子部品保持部
9A 第一保持部
9B 第二保持部
10 バスバ保持部
11 嵌合部
12 取り付け部
13 締結部材
14 保持部
20 位置調整機構
31 筐体
31a 前面
31b,31c 側面
31d 底面
31e 貫通孔
31f 支持部
32 接続部
33 仕切り壁
34 挟持部
34A 第一挟持部
34B 第二挟持部
35 係合爪
36 基部
36a 内部基部
36b 外部基部
36c 連結部
37 接触片
37a 突起部
37b 隙間
51 接続部
52 端子部
53 中間部
54 被挟持部
55 湾曲部
56 他の部分
57 固定部
57a 長穴
81 接続保持部
81a 壁部
81b 溝
81c 傾斜面
81d 凹部
81e 壁部
82 端子保持部
82a 壁部
82b 溝
82c 壁部
82d 傾斜面
83 中間保持部
83a 壁部
83b 溝
83c 傾斜面
91 壁部
91a 嵌合凹部
92 貫通孔
X 横方向
Y 縦方向
Z 高さ方向
Wa 溝の幅
Wb 隙間の幅
ta 板厚

Claims (6)

  1. 被挟持部を有する導電部材と、
    互いに対向する接触片によって前記被挟持部を挟持する挟持部を有し、前記挟持部によって前記導電部材と電気的に接続される電子部品と、
    前記導電部材を保持する導電部材保持部と、前記電子部品を保持する電子部品保持部とを有するケースと、
    前記接触片の対向方向における前記挟持部と前記被挟持部との相対位置の調整を可能とする位置調整機構と、
    を備えることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記位置調整機構は、前記導電部材保持部を含み、
    前記導電部材保持部は、前記導電部材を挟んで前記対向方向において互いに対向する一対の壁部を有し、
    前記一対の壁部の間隔は、前記対向方向において前記被挟持部が前記ケースに対して相対移動可能な大きさである
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記位置調整機構として、前記導電部材における前記被挟持部に隣接した位置に設けられ、前記対向方向に向けて湾曲した湾曲部を有する
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 前記位置調整機構として、前記導電部材に設けられ、前記ケースに対して固定される固定部を有し、
    前記固定部は、貫通孔を有し、前記貫通孔に挿通される締結部材によって前記ケースに固定され、
    前記貫通孔は、前記対向方向に延在する長穴である
    請求項1から3の何れか1項に記載の電気接続箱。
  5. 前記位置調整機構として、前記電子部品の筐体に対して前記対向方向に相対移動可能な挟持部を有する
    請求項1から3の何れか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記接触片は、前記被挟持部を互いに対向する前記接触片の隙間に誘い込む誘い込み部を有する
    請求項1から5の何れか1項に記載の電気接続箱。
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