JP2023050472A - 眼科装置 - Google Patents

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睦月 間瀬
Mutsuki Mase
佳人 後藤
Yoshihito Goto
幸治 山岸
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Abstract

【課題】弁開閉時における衝突音の発生を防ぎ、被検者へ与える不快感を無くすことができる眼科装置を提供する。【解決手段】シリンダー内の空気をピストンにより圧縮してノズルから被検眼に向けて吹付ける気体吹付機構を備える非接触式眼圧計において、弁が「開」の時は気体通路を開放し、弁と弁棒は一体的に駆動するように構成され、弁が「閉」の時は気体通路を遮断し、弁は停止し、弁棒のみ独立して駆動するように構成されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本開示は、シリンダー内の空気をピストンにより圧縮してノズルから被検眼に向けて吹付けて被検眼の眼圧を検査する非接触式眼圧計に関する。
従来から、非接触式眼圧計にはシリンダー内を移動可能なピストンによりノズル部から被検眼角膜に向けて空気を放出する空気放出手段を設けたものが知られている。この非接触式眼圧計では、ピストンにより圧縮した空気を被検者眼角膜に吹き付け、被検者眼角膜の所定変形(例えば、圧平状態)を検出することにより被検者眼の眼圧を測定している。
このような非接触式眼圧計において、被検眼への過剰な空気の吹付けを防ぐため、ノズルとは別に開口部を設け、開口部に設けられた弁を開閉することで空気の流量を制御する構成が開示されている(特許文献1)。
特開2009-82514号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成は、開口部に設けられる弁の開閉時に衝突音が発生する恐れがあり、衝突音を聞いた被検者は眼に強い空気が当てられたと思い、大きな不快感を与えてしまうことになる可能性がある。
本発明は、上記問題点を鑑み、その目的は弁開閉時における衝突音の発生を防ぎ、被検者に与える不快感を無くす眼科装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シリンダー内の空気をピストンにより圧縮してノズルから被検眼に向けて吹付ける気体吹付機構を備える非接触式眼圧計において、前記シリンダーと前記ノズルとの間に空気路変更手段を備え、前記空気路変更手段は、弁と、前記弁を駆動させる弁棒と、前記弁棒に設けられた第1の弾性部材及び第2の弾性部材と、前記弁棒を駆動させる駆動手段と、大気を開放する開口部と、圧縮された空気をノズルへ通す気体通路を有し、前記空気路変更手段は、前記弁が「開」の時は前記気体通路を開放し、前記弁と前記弁棒は一体的に駆動するよう構成され、前記弁が「閉」の時は気体通路を遮断し、前記弁は停止し、前記弁棒のみ独立して駆動するように構成されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1にかかる発明において、前記空気路変更手段は、第3の弾性部材をさらに備え、前記第3の弾性部材は、前記弁が閉じる方向に独立して駆動する前記弁棒の駆動力を吸収するよう働く位置に配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2に係る発明において、前記空気路変更手段は第4の弾性部材をさらに備え、前記第4の弾性部材は、前記弁に対し開く方向に働く駆動力を吸収するよう働く位置に配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか1項に係る発明において、前記非接触式眼圧計は、予め設定されたタイミングにて前記駆動手段に対し信号を出力する駆動信号出力手段と、をさらに備え、前記駆動手段は前記駆動信号出力手段による信号に基づいて駆動することを特徴とする。
上記のように、本発明にかかる眼科装置は、弁が「閉」の時、弁棒のみ独立して駆動する構成をもつことで、弁開閉時における弁と筐体内部との衝突音の発生を防ぎ、被検者へ与える不快感を無くすことができる。
眼屈折力を測定する際に利用される光学系を示す図である。 眼圧を測定する際に利用される光学系を示す図である。 制御部を含めた本発明の一実施例に係る眼科装置の全体構成を説明するブロック図である。 本発明の一実施例に係る空気路変更手段の詳細を説明する図である。
以下、本発明の一実施例にかかる眼科装置について図面を参照して説明する。
[一実施形態]
図1、2は本発明にかかる眼科装置1の光学系の詳細を説明した図である。図1は眼屈折力検査時における光学系を示す図であり、図2は眼圧力検査時における光学系を示す図である。そして、図3は制御部を含めた本発明の一実施例にかかる眼科装置1の全体構成を説明するブロック図である。これら図1~図3を用いて本発明の一実施例にかかる眼科装置の眼科装置1について以下に説明する。眼科装置1は図3に示すように、被検眼を測定するための光学系が配置されたヘッド部710と、ヘッド部710の中の光学系や切り替え部700の回転動作などを制御する制御部600を備えた本体部720によって構成される。
なお、本体部720は、ヘッド部710を本体部720に対してXYZ(左右、上下、前後)方向に移動させるXYZ駆動制御部630、ヘッド部710の空間位置の調整等を行うジョイスティック640、撮影された被検眼の画像や、眼屈折力、眼圧等の測定結果を表示するディスプレイ650、測定項目等の指示を受け付けるタッチパネル660、制御部600の制御処理において利用されるメモリ670、固視標部(後述)を制御する固視標制御部680、アライメントが完了したか否かを判定する判定部690を備えている。
(眼屈折力検査光学系)
図1には被検眼の眼屈折力検査時の全体光学系(眼屈折力検査光学系)を示す。
眼屈折力検査光学系は、光源101からの光を被検眼に向けて照射し、角膜からの反射光を受光するプロファイルセンサ108及び光源109からの光を被検眼に向けて照射し、角膜からの反射光を受光するラインセンサ112で構成されるアライメント光学系100、光源301、302から2次元撮像素子(CCD)307で構成される観察光学系300、固視標512から光源514及びリレーレンズ403、ミラー404で構成される固視光学系400及び光源501から平面ガラス511で構成される被検眼の眼屈折力を検出する眼屈折力光学系500から構成される。図1に示すように眼屈折力検査光学系を構成する各光学系はその一部が共有される構成になっている。そして、見口部は回転されて、眼屈折力検査のための平面ガラス510及び511が配置される。
(アライメント光学系100)
アライメント光学系100は、光源101からの光がハーフミラー102、リレーレンズ103、ホットミラー104、リレーレンズ105を通り、ホットミラー106で反射された後、平面ガラス511、510を通り被検眼Eの角膜に照射する。本実施例では光源101は赤外光を出力するLEDが採用されている。
角膜で反射された光はホットミラー106で反射し、リレーレンズ105を通り、ホットミラー104で反射し、集光レンズ107を通してプロファイルセンサ108で受光される。プロファイルセンサ108で得られた信号は制御装置600で処理される。また、光源109からの光はリレーレンズ110を通り、角膜に照射する。本実施例では光源109は赤外光を出力するLEDが採用されている。角膜で反射された光はリレーレンズ111を通してラインセンサ112で受光される。ラインセンサ112で得られた信号は制御装置600で処理される。プロファイルセンサ108で得られた信号とラインセンサ112で得られた信号とに基づいてXYZ駆動制御部630によりヘッド部710を被検眼に対してXYZ方向にアライメントを実施する。
(観察光学系300)
観察光学系300は、ヘッド部710の被検眼側に配置された光源301及び光源302により被検眼の角膜部を含む前眼部領域を照射し、対物レンズ303、リレーレンズ305、結像レンズ306及び2次元撮像素子(CCD)307により、被検眼の前眼部画像を取得して、取得した被検眼の前眼部画像をディスプレイ650に表示する。光源301及び光源302は赤外光を出力するLEDが採用されるが、アライメント用の光源101より短波長の光を採用する。そのため、ホットミラー106は観察用の光(観察光)は透過し、アライメント用の光(アライメント光、光源101からの光)は反射する。また、ダイクロイックミラー304は、観察光は透過するように反射/透過の波長領域が設定されている。これにより、アライメント光と観察光は適切に分割され、各々の測定を可能にしている。
(固視光学系400:眼屈折力検査)
固視光学系400は、光源514からの光を拡散板513に通し、固視標512に照射する。そして、固視標からの光はホットミラー402、リレーレンズ403を透過した後、ミラー404で反射し、ホットミラー506を透過して、ダイクロイックミラー304で反射して主光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー106、平面ガラス511、510を透過して、被検眼の網膜上で結像する。そのため、固視標512と被検眼の網膜位置は略共役であることが望ましい。被検眼は固視標512に基づいて固視される。眼屈折力を検査する際は、一度、固視標と被検眼の網膜位置が略共役になるように固視標部(固視標512、拡散板513及び光源514)を移動制御して被検眼を固視させ、その後、所定距離移動して雲霧状態にしてから、眼屈折力を検査する。そのため、制御部600からの信号により固視標部は光軸に沿って前後に移動可能となっている。光源514は光源401より短波長である被検者が視認可能な可視光を出力するLEDが採用される。
(眼屈折力光学系500)
眼屈折力光学系500は光源501からの光(レフ光)がミラー502で集光し、集光レンズ503で反射して穴あきミラー504の中心にある穴を通り、光軸O2に対して斜めに配置し、図示しない駆動部により光軸O2を中心に回転する平行平面ガラス505を透過した後、ホットミラー506及びダイクロイックミラー304で反射して光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー106、平面ガラス511及び平面ガラス510を透過して被検眼Eの網膜に照射する。そして、被検眼Eの網膜からの反射光は、照射時とは逆の経路で、平面ガラス510、平面ガラス511、ホットミラー106及び対物レンズ303を透過し、ダイクロイックミラー304及びホットミラー506で反射して光軸O2を通り、平行平面ガラス505を透過した後、穴あきミラー504で反射し、レンズ507を透過後リングレンズ508により、2次元撮像素子(CCD)509でリング状に結像(リング像)する。光源501は、アライメント光(光源101)や観察光(光源301及び302)より長波長の赤外光が採用されている。
(眼圧検査光学系)
図2には被検眼の眼圧検査時における全体光学系(眼圧検査光学系)を示す。眼圧検査光学系は、光源101からの光を被検眼に向けて照射し、角膜からの反射光を受光するプロファイルセンサ108及び光源109からの光を被検眼に向けて照射し、角膜からの反射光を受光するラインセンサ112で構成されるアライメント光学系100、光源301、302から2次元撮像素子(CCD)307で構成される観察光学系300、光源401からミラー404で構成される固視光学系400及び光源101からノズル201、平面ガラス202で構成される被検眼の角膜の変形度合いを検出する変位変形検出受光光学系200から構成される。図2に示すように眼圧検査光学系を構成する各光学系はその一部が共有される構成になっている。そして、見口部は回転されて、眼圧検査のためのノズル201が配置される。
(固視光学系400:眼圧検査)
眼圧を検査する場合は、眼屈折力検査時に用いた光源514を消灯して、別の光源である光源401を点灯する。光源401からの光(固視光)をホットミラー402で反射し、リレーレンズ403を通り、反射ミラー404で反射した後、ホットミラー506を透過し、ダイクロイックミラー304で反射して主光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー106を通って、被検眼Eの網膜上で結像する。被検眼Eは固視光に基づいて固視され、眼圧検査などの眼特性の検査が可能になる。光源401は被検者が視認可能な可視光を出力するLEDが採用される。
(変位変形検出受光光学系200)
変位変形検出受光光学系200は、光源101からの光(変形検出光)の一部がハーフミラー102を透過後、リレーレンズ103、ホットミラー104、リレーレンズ105を透過し、ホットミラー106で反射して主光軸O1を通り、平面ガラス202、ノズル201の開口部を通って、被検眼の角膜に照射する。角膜に照射した光は角膜で反射し、逆の経路で、ノズル201の開口部、平面ガラス202を通過し、ホットミラー106で反射してリレーレンズ105、ホットミラー104、リレーレンズ103を通り、その一部がハーフミラー102で反射され、受光素子204で受光される。眼圧検査時は、ノズル201から圧縮された空気が被検眼の角膜に向けて噴出される。空気が噴出されると角膜は変位変形するため受光素子204で受光する光量が変化する。この光量の変化の度合いから被検眼の眼圧値を算出するのである。光源101も赤外光を出力するLEDが採用されるが、観察光より長波長で、かつ、アライメント光より短波長の光が選択され、採用される。このように、アライメント光、観察光、固視光、変形検出光(光源101からの光)の波長が設定され、ホットミラー104、106、506、402及びダイクロイックミラー304の反射/透過特性を適宜設定することにより、これら4つの光が適切な光路に沿って進むように構成されているのである。
(空気路変更手段)
次に、本発明の特徴である空気路変更手段の一実施例について図4を参照して説明する。図4(a)は弁804が「開」の状態(気体通路802が開いている状態)の空気路変更手段の断面図である。空気路変更手段は図示しないシリンダーとノズルの間に配置されており、図示しないピストンが前進することによりシリンダー内で生成される圧縮空気は空気挿入口801へ押出され、気体通路802及び気体経由口803を介してノズルへ送られる。図4(b)及び図4(c)は弁804が「閉」の状態(気体通路を閉じた状態)であり、ピストンはシリンダー内の空気が無くなるまで前進し、シリンダー内に残留した圧縮空気は吸排気路808を介してボンネット807に設けられる開口部809から大気へ排出される。
空気挿入口801と気体経由口803との間には弁804と弁棒805が配置される。弁棒805の中腹部には凸部806が、上端部にはネジ等の固定部材が備えられており、第1の弾性部材であるバネ810と第2の弾性部材であるバネ811には弁棒805が貫通している。バネ810とバネ811は凸部806と固定部材との間に介在し、さらにバネ810とバネ811との間に弁804が介在された状態となっているため、弁804及び弁棒805は一体的に駆動するよう構成されている。第3の弾性部材であるバネ812は弁箱800の内部且つ凸部806の下側に配置されている。第4の弾性部材である814は弁814の上側且つ上記固定部材と接しない位置に配置されている。第5の弾性部材であるバネ813は、バネ813の付勢力と、弁804、弁棒805及び弁棒805と一体となっているプランジャー821の荷重とがつり合うよう配置され、弁804、弁棒805及びプランジャー821は固定鉄芯822から浮いた状態になる。
シリンダー内で生成された圧縮空気をノズルから被検眼の角膜に向けて噴出している時、弁804を「閉」の状態にするために予め設定されたタイミングで駆動信号出力手段730による信号が出力され、信号に基づきソレノイド820に対し駆動電流が供給される。ソレノイド820に駆動電流が供給されると、ソレノイド820内のプランジャー821は弁804が閉じられる方向(-Y軸方向)に駆動し、プランジャー821と一体となっている弁棒805も駆動する。また上述の通りバネ810とバネ811との間に介在する弁804が弁棒805と一体的に駆動する。
図4(b)に示すように弁804が「閉」の状態(弁804が気体通路802を塞いだ状態)になると弁804は静止し、プランジャー821及び弁棒805のみ駆動し続ける。このように、弁804と一体的に駆動する弁棒805が弁804が静止した際に独立して駆動するよう構成されることで、気体通路802の内壁へかかる弁804からの力を弁棒805へ逃がすことができ、これにより弁804が閉じられる際の衝撃を和らげ、衝突音の発生を防ぐことが出来る。
弁棒805の駆動力はバネ812の付勢力により吸収され、ソレノイド820による引張力とバネ810、812、813、814の付勢力がつり合う位置でプランジャー821は静止する(図4(c)参照)。これによりプランジャー821と固定鉄芯822との衝突を防ぐことができる。
ソレノイドが駆動し、弁804が「閉」の状態となった後もピストンは前進し続け、シリンダー内の空気を押し出す。弁804が塞がれ気体通路802への逃げ道を失った圧縮空気は吸排気路808を介して開口部809から大気へ排出される。よって上述の通り、圧縮空気噴出中に弁804を閉じる構成にすることで被検眼に対する不要な空気の噴出を軽減することができ、さらに開口部を設けることでピストンの駆動力と弁箱内部の空気の圧力が拮抗することによる故障を防ぐことができる。ピストンの前進が終了するとピストンは後退し、開口部809から吸排気路808を介してシリンダー内に大気が充填される。ピストンの後退が終了するとソレノイド820への駆動電流の供給を停止し、ソレノイドによる引張力を失った弁棒805はバネ810、812、813の付勢力により弁804が開く方向へ(+Y軸方向)駆動を始める。
弁804はバネ811の付勢力により持ち上げられ、弁棒805と一体的に+Y軸方向へ駆動する。この際、バネ810、812、813の付勢力により弁及び弁棒が跳ね上がり、ボンネット807と衝突する可能性が考えられるが、弁804及び弁棒805の駆動力はバネ814により吸収されるため、弁804とボンネット807及び弁棒805の上端部に備えられるネジ等の固定部材とボンネット807との衝突を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、かかる実施形態における具体的な記載によって、本発明は限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上記実施例では、予め設定されたタイミングで駆動信号出力手段730から信号が出力され、信号に基づいてソレノイド820に対し駆動電流が供給されることで制御を行うものとしたが、これに限るものではない。例えば、1回目の測定において、圧縮空気の噴出開始から変位変形検出光学系により被検眼角膜の圧平を検出するまでの時間ΔTを記憶し、2回目の測定では圧縮空気の噴出開始から時間ΔT秒後に信号を出力し、ソレノイド820の制御を行うようにしてもよい。
また、上記実施例のバネ810~814は、「弾性部材」の一例でありこれに限定するものではない。例えば、ゴムなどでもよく、要は弁804及び弁棒805の駆動力を吸収し、弁804と気体通路802内部及び弁804とボンネット807との衝突音の発生を防ぐことができればよい。
また、上記実施例のソレノイド820は「駆動手段」の一例であり、これに限定するものではない。例えば磁石を挿抜するなどして弁棒805を駆動させてもよく、要は弁棒805へ引張力を付与することができればよい。
また上記実施例の空気路変更手段には1つの弁と1つの開口部を備えた構成を開示したが、弁や開口部は1つに限定するものではない。例えば、上記実施例に開示した空気路変更手段のノズルとシリンダーの間に2つ以上配置してもよい。
100・・アライメント光学系、200・・変位変形検出受光光学系、300・・観察光学系、400・・固視光学系、500・・眼屈折力光学系、600・・制御部、610・・見口部回転制御部、620・・シリンダー制御部、630・・XYZ駆動制御部、640・・ジョイスティック、650・・ディスプレイ、660・・タッチパネル、670・・メモリ、680・・固視標制御部、690・・判定部、730・・駆動信号出力手段、800・・弁箱、801・・空気挿入口、802・・気体通路、803・・気体経由口、804・・弁、805・・弁棒、806・・凸部、807・・ボンネット、808・・吸排気路、809・・開口部、810・・バネ、811・・バネ、812・・バネ、813・・バネ、814・・バネ、820・・ソレノイド、821・・プランジャー、822・・固定鉄芯

Claims (4)

  1. シリンダー内の空気をピストンにより圧縮してノズルから被検眼に向けて吹付ける気体吹付機構を備える非接触式眼圧計において、
    前記シリンダーと前記ノズルとの間に空気路変更手段を備え、
    前記空気路変更手段は、弁と、前記弁を駆動させる弁棒と、前記弁棒に設けられた第1の弾性部材及び第2の弾性部材と、前記弁棒を駆動させる駆動手段と、大気へ開放する開口部と、圧縮された空気をノズルへ通す気体通路を有し、
    前記空気路変更手段は、前記弁が「開」の時は前記気体通路を開放し、前記弁と前記弁棒は一体的に駆動するよう構成され、前記弁が「閉」の時は気体通路を遮断し、前記弁は停止し、前記弁棒のみ独立して駆動するように構成されることを特徴とする、
    非接触式眼圧計。
  2. 前記空気路変更手段は、第3の弾性部材をさらに備え、
    前記第3の弾性部材は、前記弁が閉じる方向に独立して駆動する前記弁棒の駆動力を吸収するよう働く位置に配置されることを特徴とする、
    請求項1に記載の非接触式眼圧計。
  3. 前記空気路変更手段は第4の弾性部材をさらに備え、
    前記第4の弾性部材は、前記弁に対し開く方向に働く駆動力を吸収するよう働く位置に配置されることを特徴とする、
    請求項2に記載の非接触式眼圧計。
  4. 前記非接触式眼圧計は、
    予め設定されたタイミングにて前記駆動手段に対し信号を出力する駆動信号出力手段と、をさらに備え、
    前記駆動手段は前記駆動信号出力手段による信号に基づいて駆動することを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の非接触式眼圧計。
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