JP2023043458A - リチウムイオン電池用樹脂集電体、リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法 - Google Patents

リチウムイオン電池用樹脂集電体、リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法 Download PDF

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Takuya Nakamura
亮介 草野
Ryosuke Kusano
靖泰 都藤
Yasuhiro Tsudo
英明 堀江
Hideaki Horie
恭資 丸山
Kyoshi Maruyama
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Abstract

【課題】長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損がないリチウムイオン電池用樹脂集電体を提供する。【解決手段】ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物からなるリチウムイオン電池用樹脂集電体であって、上記樹脂集電体の膜厚の最大値が、上記樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下となることを特徴とするリチウムイオン電池用樹脂集電体。【選択図】 なし

Description

本発明は、リチウムイオン電池用樹脂集電体、リチウムイオン電池及びリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法に関する。
リチウムイオン電池は、高エネルギー密度、高出力密度が達成できる二次電池として、近年様々な用途に多用されている。一般的なリチウムイオン電池は、集電体の一面に正極活物質層及び負極活物質層をそれぞれ設けた後に、活物質層間にセパレータを挾んでこれら正極活物質と負極活物質を積層することで略平板状のリチウム二次単電池を製造し、この単電池を複数層積層して構成される。
このような、単電池を複数層積層してなるリチウムイオン電池において、集電体として高分子材料に導電性フィラーを分散させる形態の樹脂集電体を用いたものが提案されている(特許文献1参照)。
樹脂集電体が充分な機能を発揮するためには、導電性フィラーが高分子材料に均一に分散している必要がある。分散不良の場合、樹脂集電体の電気特性が悪化するだけでなく、特に単電池を複数層積層してなるリチウムイオン電池において、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損を招くという課題があった。
特開2010-62081号公報
本発明者らは検討の結果、分散不良に起因する導電性フィラーの凝集物が集電体表面に不規則な凸形状となって現れ、これらの凸形状が単電池を複数層積層してなるリチウムイオン電池において、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損を招いていることを見出した。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損がないリチウムイオン電池用樹脂集電体を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物からなるリチウムイオン電池用樹脂集電体であって、上記樹脂集電体の膜厚の最大値が、上記樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下となることを特徴とするリチウムイオン電池用樹脂集電体;上記リチウムイオン電池用樹脂集電体を備えるリチウムイオン電池;ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物を溶融混練した溶融混練物を目開き26~45μmのメッシュに通すろ過工程を有するリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法に関する。
本発明によれば、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損がないリチウムイオン電池用樹脂集電体を提供することができる。
<リチウムイオン電池用樹脂集電体>
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体は、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物からなるリチウムイオン電池用樹脂集電体であって、上記樹脂集電体の膜厚の最大値が、上記樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下となることを特徴とする。
なお、以下の説明においてリチウムイオン電池用樹脂集電体を単に樹脂集電体と記載することもある。
リチウムイオン電池用樹脂集電体は、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物からなる。
ポリオレフィン樹脂としては、例えば、ポリオレフィン[ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、及びポリシクロオレフィン(PCO)等]が挙げられる。より好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン(PMP)が挙げられる。
また、これらのポリオレフィン樹脂の変性物(以下、変性ポリオレフィンという)又は混合物であってもよい。
ポリオレフィン樹脂としては、例えば、以下のものが市場から入手できる。
PE:「ノバテックLL UE320」「ノバテックLL UJ960」いずれも日本ポリエチレン(株)製
PP:「サンアロマーPM854X」「サンアロマーPC684S」「サンアロマーPL500A」「サンアロマーPC630S」「サンアロマーPC630A」「サンアロマーPC900A」「サンアロマーPB522M」「クオリアCM688A」いずれもサンアロマー(株)製、「プライムポリマーJ-2000GP」(株)プライムポリマー製、「ウィンテックWFX4T」日本ポリプロ(株)製
PMP:「TPX」三井化学(株)製
変性ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン又はこれらの共重合体に極性官能基を導入したものが挙げられ、極性官能基としては、カルボキシル基、1,3-ジオキソ-2-オキサプロピレン基、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基及びイミド基等が挙げられる。
ポリエチレン、ポリプロピレン又はこれらの共重合体に極性官能基を導入した変性ポリオレフィンの例としては、三井化学株式会社製アドマーシリーズ等が市販されている。
導電性フィラーとしては、導電性を有する材料から選択される。
具体的には、金属[ニッケル、アルミニウム、ステンレス(SUS)、銀、銅及びチタン等]、カーボン[グラファイト、カーボンブラック(アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルランプブラック等)、カーボンナノファイバー及びカーボンナノチューブ等]、及びこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
これらの導電性フィラーは1種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。また、これらの合金又は金属酸化物を用いてもよい。電気的安定性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン、銀、銅、チタン及びこれらの混合物であり、より好ましくは銀、アルミニウム、ステンレス及びカーボンであり、さらに好ましくはカーボンである。またこれらの導電性フィラーとしては、粒子系セラミック材料や樹脂材料の周りに導電性材料(上記した導電性フィラーの材料のうち金属のもの)をめっき等でコーティングしたものでもよい。
導電性フィラーの形状(形態)は、粒子形態に限られず、粒子形態以外の形態であってもよく、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ等、いわゆるフィラー系導電助剤として実用化されている形態であってもよい。
樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積は6.5~35.0mであることが好ましい。
樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積が上記範囲であると、導電性フィラーの表面で副反応(分解反応)が生じにくくなり、分解反応に伴う分解電流が小さくなる。その結果、サイクル特性に優れた樹脂集電体とすることができる。
樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積は、以下の式で算出される。
樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積(m
=樹脂集電体1g中の導電性フィラーの重量(g)×導電性フィラーの比表面積(m/g)
導電性フィラーの比表面積は、「JIS Z8830 ガス吸着による粉体(固体)の比表面積測定方法」に準じて、BET比表面積として測定した値である。
また、樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積は10.0~21.0mであることがより好ましい。
なお、樹脂集電体が、導電性フィラーとして2種以上の導電性フィラーを含む場合は、導電性フィラーの比表面積はそれぞれ分離して測定される。
導電性フィラーを2種以上含む場合は樹脂集電体1g中に含まれるそれぞれの導電性フィラーの重量にそれぞれの導電性フィラーの比表面積を掛けることにより、樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積を計算することとする。
フィラー分散剤としては、変性ポリオレフィン及び界面活性剤等を使用することができる。
分散剤としては、三洋化成工業株式会社製ユーメックスシリーズ、東洋紡株式会社製ハードレンシリーズ、トーヨータックシリーズ等が使用可能である。
樹脂集電体に含まれるポリオレフィン樹脂の重量割合は20~80重量%であることが好ましく、30~75重量%であることがより好ましく、60~75重量%であることがさらに好ましい。
樹脂集電体に含まれる導電性フィラーの重量割合は10~70重量%であることが好ましく、15~50重量%であることがより好ましく、20~40重量%であることがさらに好ましい。
樹脂集電体に含まれるフィラー分散剤の重量割合は1~10重量%であることが好ましく、3~7重量%であることがより好ましい。
樹脂集電体中にポリオレフィン樹脂、導電性フィラー、フィラー分散剤が複数種類含まれるときは、複数種類のポリオレフィン樹脂、導電性フィラー、フィラー分散剤の各成分の重量を合計してそれぞれポリオレフィン樹脂、導電性フィラー、フィラー分散剤の重量割合を定める。
樹脂集電体は、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー、フィラー分散剤の他に、さらに必要に応じ、その他の成分[着色剤、紫外線吸収剤、汎用の可塑剤(フタル酸骨格含有化合物、トリメリット酸骨格含有化合物、リン酸基含有化合物及びエポキシ骨格含有化合物等)]等を適宜含んでいてもよい。その他の成分を含む場合の合計添加量は、電気的安定性の観点から、樹脂集電体中に0.001~5重量%であることが好ましく、さらに好ましくは0.001~3重量%である。
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体では、樹脂集電体の膜厚の最大値が、樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下である。
樹脂集電体の膜厚の測定は、樹脂集電体の任意の10mm×10mmを試験片として、3次元形状測定機(例えば、ワンショット3D形状測定機「VR-3200」(キーエンス製))を用いて、倍率12倍で画像を取得し、平均段差計測により測定された「段差」を平均膜厚とし、「最大高さ」を膜厚の最大値とすることで行うことができる。
樹脂集電体の膜厚の最大値が、樹脂集電体の平均膜厚の1.15倍以下であることが好ましい。また、樹脂集電体の膜厚の最大値が、樹脂集電体の平均膜厚の1.10倍以上であってもよい。
樹脂集電体の膜厚の最大値が平均膜厚の1.2倍を超える場所があった場合、その部分にある程度の大きさを有する導電性フィラーの凝集物が存在しているものと推測される。
樹脂集電体中に導電性フィラーの凝集物が存在すると、単電池を複数層積層してなるリチウムイオン電池において、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損を招く。
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体では樹脂集電体の膜厚の最大値が、樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下となっており、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損を招く原因となる大きさを有する導電性フィラーの凝集物が存在しないため、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損が生じないリチウムイオン電池用樹脂集電体となる。
樹脂集電体に含まれる導電性フィラーからは、導電性フィラーの凝集物が除かれていることが好ましく、目開き26~45μmのメッシュを通過できない大きさの導電性フィラーの凝集物が樹脂集電体中に存在しないことが好ましい。
目開き26~45μmのメッシュを通過できない大きさの導電性フィラーの凝集物が存在しないことにより、樹脂集電体の表面に凝集物由来の突起が現れることが防止され、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損が防止される。
樹脂集電体は、単層であっても複層であってもよい。
単層の樹脂集電体は1種類の樹脂組成物から製造される。
複層の樹脂集電体は、複数種類の樹脂組成物を用いて製造される。複層の樹脂集電体である場合の層数は2層又は3層であることが好ましい。
複層の樹脂集電体である場合に、複数種類の樹脂組成物間で、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー又はフィラー分散剤の種類を変更してもよい。また、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー又はフィラー分散剤の配合割合を変更してもよい。
複層の樹脂集電体の場合の樹脂集電体の平均膜厚及び膜厚の最大値は、樹脂集電体の全体の膜厚を測定することにより定める。
また、複層の樹脂集電体の場合、樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積は、特定の層における導電性フィラーの総表面積に着目するのではなく、樹脂集電体全体で樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積に着目して定める。
樹脂集電体全体の平均膜厚は、100μm以下であることが好ましく、40~80μmがより好ましい。
樹脂集電体の膜厚が100μm以下であると、樹脂集電体としての膜厚が薄く、薄膜化された樹脂集電体であるといえる。このような樹脂集電体は電池内における体積が小さいため、電池の電池容量を高くするために適している。
また、樹脂集電体の膜厚が40μm以上であると、樹脂集電体の強度が充分となるため好ましい。
なお、複層の樹脂集電体の場合の各層の膜厚は特に限定されるものではなく、各層の膜厚を合計した樹脂集電体全体の膜厚が上記の膜厚の範囲を満たすようにすることが好ましい。
<リチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法>
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法は、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物を溶融混練した溶融混練物を目開き26~45μmのメッシュに通すろ過工程を有する。
ろ過工程では、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物を溶融混練した溶融混練物を目開き26~45μmのメッシュに通す。
まず、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤、並びに、必要に応じてその他の成分を混合することにより、溶融混練物を得る。
混合の方法としては、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含むマスターバッチを得てからさらにポリオレフィン樹脂と混合する方法、ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤、並びに、必要に応じてその他の成分のマスターバッチを用いる方法、及び、全ての原料を一括して混合する方法等があり、その混合にはペレット状又は粉体状の成分を適切な公知の混合機、例えばニーダー、インターナルミキサー、バンバリーミキサー及びロール等を用いることができる。
混合時の各成分の添加順序には特に限定はない。得られた混合物は、さらにペレタイザー等を用いてペレット化又は粉末化してもよい。
ろ過工程では、上記溶融混練物を目開き26~45μmのメッシュに通す。溶融混練物をメッシュに通すことで、メッシュを通過できなかった導電性フィラーの凝集物が分離される。
メッシュの目開きは下記式(1)で表される。
A=(25.4/M)-d (1)
Mはメッシュ、dは線径(mm)、Aは目開き(mm)である。
メッシュは縦線及び横線25.4mm(1インチ)間による目数をいう。
具体的には、以下のような仕様のメッシュを好適に使用することができる。
目開き26μm(0.026mm)、500メッシュ、線径25μm(0.025mm)
目開き34μm(0.034mm)、400メッシュ、線径30μm(0.030mm)
目開き43μm(0.043mm)、350メッシュ、線径30μm(0.030mm)
目開き43μm(0.043mm)、325メッシュ、線径35μm(0.035mm)
目開き45μm(0.045mm)、300メッシュ、線径40μm(0.040mm)
メッシュの材質は特に限定されるものではないが、溶融混練物の温度に対して耐熱性のある材料であることが好ましく、金属製であることが好ましい。亜鉛、真鍮、ステンレス、銅などの材料を使用することができる。
また、ろ過工程を経た溶融混練物を押出成形する押出成形工程を行うことが好ましい。
押出成形工程によりフィルム上に成形した樹脂集電体を得ることができる。
また、複層の樹脂集電体を製造する場合、Tダイ法による共押出法を使用することができる。この場合、複層の樹脂集電体の各層を構成する樹脂組成物の溶融混練物をTダイから共押出して、圧延(熱プレスによる圧縮を含む)することにより、樹脂組成物の溶融混練物同士を融着させて1枚の一体化したフィルム状の樹脂集電体とすることができる。
なお、複層の樹脂集電体を製造する場合は、各層を構成する樹脂組成物の溶融混練物のそれぞれについて、ろ過工程を行ってメッシュを通過できなかった導電性フィラーの凝集物を分離しておく。
また、ろ過工程を経た溶融混練物を押出成形以外の方法でシート状に成形することによって樹脂集電体を得るようにしてもよい。
<リチウムイオン電池>
本発明のリチウムイオン電池は、上述した本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体を備える。
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体は、公知のリチウムイオン電池に適用することができる。
すなわち、正極活物質、負極活物質、電解液及びセパレータ等の材料としては、公知の材料を使用することができる。
なお、正極活物質は、正極活物質がアクリル系樹脂等の樹脂で被覆された被覆正極活物質であってもよく、負極活物質は、負極活物質がアクリル系樹脂等の樹脂で被覆された被覆負極活物質であってもよい。
なお、本発明のリチウムイオン電池においては、本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体を、正極集電体又は負極集電体のうち少なくとも一方に用いていればよい。また、正極集電体及び負極集電体の両方が本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体であってもよい。
また、本発明のリチウムイオン電池は、順に積層されたひと組の正極集電体、正極活物質層、セパレータ、負極活物質層及び負極集電体からなる積層単位を備える単電池を複数層積層してなり、複数の単電池を外装体に封入した組電池であることが好ましい。
積層単位の周囲には枠部材を有していることが好ましく、枠部材が正極枠部材と負極枠部材からなり、正極枠部材と負極枠部材でセパレータを挟むことにより、セパレータの周縁部を固定した構造であることが好ましい。
次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明は実施例に限定されるものではない。なお、特記しない限り部は重量部、%は重量%を意味する。
実施例で使用したポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤は以下の通りである。
<ポリオレフィン樹脂>
PC684S:ポリプロピレン(商品名「サンアロマーPC684S」、サンアロマー(株)製)
PC630:ポリプロピレン(商品名「サンアロマーPC630S」、サンアロマー(株)製)
PC900A:ポリプロピレン(商品名「サンアロマーPC900A」、サンアロマー(株)製)
PM854X:ポリプロピレン(商品名「サンアロマーPM854X」、サンアロマー(株)製)
<導電性フィラー>
デンカブラック:アセチレンブラック(比表面積69m/g、商品名「デンカブラック(登録商標)」、デンカ(株)製)
#3030:ファーネスブラック(比表面積32m/g、商品名「#3030」、三菱ケミカル(株)製)
K-Nanos100P:カーボンナノチューブ(比表面積213m/g、商品名「K-Nanos100P」、Kumho社製)
NC7000:カーボンナノチューブ(比表面積280m/g、商品名「NC7000」、Nanocyl(株)製)
SNG-P1A1:グラファイト:(比表面積0.6m/g、商品名「SNG-P1A1」、JFEケミカル(株)製)
NC2100:カーボンナノチューブ(比表面積500m/g、商品名「NC2100」、Nanocyl(株)製)
Type255:ニッケル粉末(比表面積0.7m/g、商品名「ニッケルパウダー Type255」、ヴァーレ・ジャパン(株)製)
<フィラー分散剤>
ユーメックス1001:分散剤(商品名「ユーメックス1001」、三洋化成工業(株)製)
<製造例1>
2軸押出機にて、ポリオレフィン樹脂(PC684S)74重量%、導電性フィラー(デンカブラック)23重量%、フィラー分散剤(ユーメックス1001)3重量%を180℃、100rpm、滞留時間5分の条件で溶融混練して樹脂組成物1を得た。
<製造例2~9>
樹脂組成物の組成を表1に示すように変更した他は実施例1と同様にして樹脂組成物2~9を得た。
Figure 2023043458000001
<正極集電体の作製>
<実施例1>
樹脂組成物1を溶融混練し、溶融混練物を目開き26μmのメッシュに通すろ過工程を行い、ろ過工程を経た溶融混練物を押出成形する押出成形工程を行って、実施例1に係る樹脂集電体を得た。
<実施例2~5、比較例1、6>
実施例2~5、比較例1、6については樹脂組成物2~7に対してそれぞれ表2に示す目開きのメッシュを使用してろ過工程を行い、ろ過工程を経た溶融混練物を押出成形する押出成形工程を行って、実施例2~5、比較例1、6に係る樹脂集電体をそれぞれ得た。
<比較例2~5、7>
樹脂組成物1~4、8に対して、ろ過工程を行うことなく溶融混練物を押出成形する押出成形工程を行って、比較例2~5、7に係る樹脂集電体をそれぞれ得た。
<樹脂集電体の膜厚測定等>
各実施例及び比較例で製造した樹脂集電体の任意の10mm×10mmを試験片として、ワンショット3D形状測定機「VR-3200」(キーエンス製)を用いて、倍率12倍で画像を取得した。
平均段差計測により測定された「段差」を平均膜厚とし、「最大高さ」を膜厚の最大値とした。
平均膜厚、膜厚の最大値、膜厚の最大値/平均膜厚の値を表2に示した。
また、表2には、樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積[m]も併せて示した。
Figure 2023043458000002
<負極集電体の作製>
<実施例6>
樹脂組成物3及び9をそれぞれ溶融混練し、溶融混練物を目開き34μmのメッシュに通すろ過工程を行い、ろ過工程を経た溶融混練物3及び9を得た。
ろ過工程を経た溶融混練物3とろ過工程を経た溶融混練物9をTダイから2層共押出して実施例6に係る樹脂集電体を得た。
<比較例8>
樹脂組成物3及び9をそれぞれろ過工程を行うことなく溶融混練し、溶融混練物を、Tダイから2層共押出して比較例8に係る樹脂集電体を得た。
<実施例7>
樹脂組成物3及び9をそれぞれ溶融混練し、溶融混練物を目開き26μmのメッシュに通すろ過工程を行い、ろ過工程を経た溶融混練物3及び9を得た。
ろ過工程を経た溶融混練物3とろ過工程を経た溶融混練物9をTダイから3層共押出して実施例7に係る樹脂集電体を得た。
<比較例9>
樹脂組成物3及び9をそれぞれろ過工程を行うことなく溶融混練し、溶融混練物を、Tダイから3層共押出して比較例9に係る樹脂集電体を得た。
<樹脂集電体の膜厚測定等>
正極集電体の場合と同様に、各実施例及び比較例で製造した樹脂集電体の平均膜厚、膜厚の最大値、膜厚の最大値/平均膜厚の値を測定し、結果を表3に示した。
また、表3には、樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積[m]も併せて示した。
Figure 2023043458000003
<実施例8~12、比較例10~16>
<電池の作製及び評価>
以下の手順により、リチウムイオン電池を作製した。
後述する表4に、実施例8~12、比較例10~16で使用した正極集電体としての樹脂集電体と、負極集電体としての樹脂集電体の組合せを示した。
<被覆用正極高分子化合物の作製>
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素ガス導入管を付した4つ口コルベンに、ラウリルメタクリレート95重量部、メタクリル酸4.6重量部、1、6-ヘキサンジオールジメタクリレート0.4重量部及びトルエン390重量部を仕込み75℃に昇温した。トルエン10重量部及び2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)0.200重量部及び2,2’-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)0.200重量部を混合した。得られた単量体混合液をコルベン内に窒素を吹き込みながら、滴下ロートで4時間かけて連続的に滴下してラジカル重合を行った。滴下終了後、2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)0.800重量部をトルエン12.4重量部に溶解した溶液を滴下ロートを用いて、重合を開始してから6~8時間目にかけて連続的に追加した。さらに重合を2時間継続し、トルエンを488部加えて樹脂濃度30重量%の共重合体溶液(被覆用正極高分子化合物溶液)を得た。
<被覆用負極高分子化合物の作製>
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロート及び窒素ガス導入管を付した4つ口フラスコにDMF150重量部を仕込み、65℃に昇温した。次いで、アクリル酸90重量部及びメタクリル酸メチル10重量部をDMF50重量部に溶解させた単量体組成物と、2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)0.1重量部をDMF30重量部に溶解した開始剤溶液とを4つ口フラスコ内に窒素を吹き込みながら、撹拌下、滴下ロートで2時間かけて連続的に滴下してラジカル重合を行った。滴下終了後、70℃に昇温して反応を2時間継続した。次いで、80℃に昇温して反応を2時間継続し、樹脂濃度30重量%の共重合体溶液(被覆用負極高分子化合物溶液)を得た。
<リチウムイオン電池用被覆正極活物質の作製>
正極活物質粒子(LiNi0.8Co0.15Al0.05粉末、体積平均粒子径4μm)87.5重量部を万能混合機ハイスピードミキサーFS25[(株)アーステクニカ製]に入れ、室温、720rpmで撹拌した状態で、被覆用正極高分子化合物溶液9.4重量部を2分かけて滴下し、さらに5分撹拌した。
次いで、撹拌した状態で導電助剤であるアセチレンブラック[デンカ(株)製 デンカブラック(登録商標)]3.1重量部を分割しながら2分間で投入し、30分撹拌を継続した。
その後、撹拌を維持したまま0.01MPaまで減圧し、次いで撹拌と減圧度を維持したまま温度を140℃まで昇温し、撹拌、減圧度及び温度を8時間維持して揮発分を留去した。
得られた粉体を目開き200μmの篩いで分級し、リチウムイオン電池用被覆正極活物質を作製した。
<リチウムイオン電池用被覆負極活物質の作製>
難黒鉛化性炭素(ハードカーボン)((株)クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン製 カーボトロン(登録商標)PS(F))80重量部を万能混合機ハイスピードミキサーFS25[(株)アーステクニカ製]に入れ、室温、720rpmで撹拌した状態で、被覆用負極高分子化合物溶液11重量部を2分かけて滴下し、さらに5分撹拌した。
次いで、撹拌した状態で導電助剤であるアセチレンブラック[デンカ(株)製 デンカブラック(登録商標)]9重量部を分割しながら2分間で投入し、30分撹拌を継続した。
その後、撹拌を維持したまま0.01MPaまで減圧し、次いで撹拌と減圧度を維持したまま温度を140℃まで昇温し、撹拌、減圧度及び温度を8時間維持して揮発分を留去した。
得られた粉体を目開き200μmの篩いで分級し、リチウムイオン電池用被覆負極活物質を作製した。
<電解液の作製>
エチレンカーボネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)の混合溶媒(体積比率1:1)にLiN(FSOを2.0mol/Lの割合で溶解させて電解液を作製した。
<リチウムイオン電池用正極の作製>
電解液42重量部と炭素繊維[大阪ガスケミカル(株)製 ドナカーボ・ミルド S-243:平均繊維長500μm、平均繊維径13μm:電気伝導度200mS/cm]4.2部とを遊星撹拌型混合混練装置{あわとり練太郎[(株)シンキー製]}を用いて2000rpmで5分間混合し、続いて上記電解液30重量部と上記リチウムイオン電池用被覆正極活物質206重量部を追加した後、更に前記混合混練装置で2000rpmで2分間混合し、上記電解液20重量部を更に追加した後、前記混合混練装置による撹拌を2000rpmで1分間行い、更に上記電解液を2.3重量部更に追加した後前記混合混練装置による撹拌を2000rpmで2分間混合して、正極活物質層用スラリーを作製した。得られた正極活物質層用スラリーを目付量が100mg/cmとなるように樹脂集電体の片面に塗布し、1.4MPaの圧力で約10秒プレスし、厚さが420μmのリチウムイオン電池用正極(16.2cm×16.2cm)を作製した。
<リチウムイオン電池用負極の作製>
電解液42重量部と炭素繊維[大阪ガスケミカル(株)製 ドナカーボ・ミルド S-243:平均繊維長500μm、平均繊維径13μm:電気伝導度200mS/cm]4.2重量部とを遊星撹拌型混合混練装置{あわとり練太郎[(株)シンキー製]}を用いて2000rpmで5分間混合し、続いて上記電解液30重量部と上記リチウムイオン電池用被覆負極活物質206重量部を追加した後、更に前記混合混練装置で2000rpmで2分間混合し、上記電解液を20重量部を更に追加した後、前記混合混練装置による撹拌を2000rpmで1分間行い、更に上記電解液を2.3重量部更に追加した後前記混合混練装置による撹拌を2000rpmで2分間混合して、負極活物質層用スラリーを作製した。得られた負極活物質層用スラリーを目付量が48mg/cmとなるように樹脂集電体の片面に塗布し、1.4MPaの圧力で約10秒プレスし、厚さが580μmのリチウムイオン電池用負極(17.0cm×17.0cm)を作製した。
[単電池の作製]
製造した負極と正極を、セパレータを組み合わせて重ねて、正極枠部材と負極枠部材が重なる部分を加熱加圧してヒートシールし、単電池を作製した。セパレータとしては、セルガード製#3501を用いた。
<耐久性試験>
作製した単電池について、JIS8715-1(IEC62620)の6.6.1.2に記載された測定方法に基づき耐久性試験を行った。
第1段階:単電池を、周囲温度25±5℃及び放電電流0.2It(A)で、放電終止条件(0.2C)まで放電する。
第2段階:単電池を、周囲温度25±5℃及び0.5It(A)→0.1It(A)→0.05It(A)と段階的に充電する。
第3段階:単電池を、充電後1時間レストを入れて、周囲温度25±5℃及び放電電流0.5It(A)で放電終止条件(0.2C)まで放電する。
第4段階:第2段階及び第3段階を500サイクル繰り返す。
第5段階:500サイクル完了後、単電池を、周囲温度25±5℃及び0.1It(A)で充電する。
第6段階:単電池を、周囲温度25±5℃及び放電電流0.2It(A)で、放電終止条件(0.2C)まで放電し、このときの放電容量を測定する。
耐久性試験の結果を表4に示した。
Figure 2023043458000004
<実施例13~17、比較例17~18>
<組電池の作製及び評価>
実施例8~12、比較例12、16で製造した単電池を表5に示す個数積層して組電池を得た。組電池の上下面には強電タブを接合した。
<加熱・振動試験>
組電池を72℃の恒温槽内で60hr保持し、加熱試験を行った。
加熱試験を経た組電池を、振動試験装置(V8-440 metric SHAKER)に固定し、7Hz-200Hz-7Hzの振動を15分×12回、X、Y、Z方向それぞれに与えた。試験時間は各方向につき3時間、合計9時間とした。
この加熱・振動試験はリチウムイオン電池国連勧告輸送試験UN38.3のT2(熱試験)及びT3(振動試験)に準拠した試験である。
[加熱・振動試験後の樹脂集電体の破れの評価]
積層体を解体して単電池を1つずつ取り出し、樹脂集電体に破れが生じているかを観察した。
結果を表5に示した。
Figure 2023043458000005
正極集電体及び負極集電体として、各実施例の樹脂集電体を使用した実施例8~12の単電池では、放電容量維持率が高くなっていた。一方、正極集電体及び負極集電体として、各比較例の樹脂集電体を使用した比較例10~16の単電池では、放電容量維持率が低くなっていた。
また、比較例17、18の組電池では樹脂集電体に破れが生じていたが、実施例13~17の組電池では樹脂集電体に破れは生じていなかった。
本発明のリチウムイオン電池用樹脂集電体は、単電池を複数層積層してなるリチウムイオン電池に使用することができ、長期的なサイクル特性の悪化や集電体の破損が生じることを防止できるので、組電池に用いる集電体として好適に使用することができる。

Claims (5)

  1. ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物からなるリチウムイオン電池用樹脂集電体であって、
    前記樹脂集電体の膜厚の最大値が、前記樹脂集電体の平均膜厚の1.2倍以下となることを特徴とするリチウムイオン電池用樹脂集電体。
  2. 前記樹脂集電体1gに含まれる導電性フィラーの総表面積が6.5~35.0mである請求項1に記載のリチウムイオン電池用樹脂集電体。
  3. 請求項1又は2に記載のリチウムイオン電池用樹脂集電体を備えるリチウムイオン電池。
  4. ポリオレフィン樹脂、導電性フィラー及びフィラー分散剤を含む樹脂組成物を溶融混練した溶融混練物を目開き26~45μmのメッシュに通すろ過工程を有するリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法。
  5. 前記ろ過工程を経た溶融混練物を押出成形する押出成形工程を有する請求項4に記載のリチウムイオン電池用樹脂集電体の製造方法。

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