JP2023038864A - 処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023038864000001
【課題】新たな清掃ユニットを追加することなく、チャックテーブルの保持面を異物の付着から保護できる処理装置を提供すること。
【解決手段】処理装置1は、板状物を保持面19で保持するチャックテーブル10と、チャックテーブル10に保持された板状物を処理する処理ユニットと、チャックテーブル10に板状物を搬入出する搬送ユニットと、チャックテーブル10、処理ユニット及び搬送ユニットを制御する制御ユニット40と、を備える。制御ユニット40は、チャックテーブル10の保持面19に板状物が載置されていない間に、保持面19または保持面19の周囲に設けられた噴射口から気体を噴出して保持面19の表面に気体201の保護層を形成して異物の付着を防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、板状物を処理する処理装置に関する。
半導体ウェーハや樹脂パッケージ基板、セラミックス基板など各種板状物を個々のチップに分割したり、研削して薄化したりする場合、板状物の表面を保護するために樹脂製のダイシングテープやシートを板状物に貼着したり、液状樹脂で形成する樹脂の保護層を形成する。その際に、板状物はチャックテーブルの保持面に保持された状態でシートが露出した面に押圧されて貼着されるが、チャックテーブルの保持面に異物が付着していると、板状物の表面に異物が付着したり、押圧された際に板状物が破損したりする恐れがある。そのため、チャックテーブルの保持面を定期的に清掃する清掃ユニットを配置することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-147505号公報
しかしながら、清掃ユニットを配置する場合、清掃ユニットの設置コストや清掃ユニット自体の清掃も必要になってしまうという問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、新たな清掃ユニットを追加することなく、チャックテーブルの保持面を異物の付着から保護できる処理装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の処理装置は、板状物を保持面で保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を処理する処理ユニットと、該チャックテーブルに該板状物を搬入出する搬送ユニットと、該チャックテーブル、該処理ユニット及び該搬送ユニットを制御する制御ユニットと、を備える処理装置であって、該制御ユニットは、該チャックテーブルの該保持面に板状物が載置されていない間に、該保持面または該保持面の周囲に設けられた噴射口から気体を噴出して該保持面の表面に該気体の保護層を形成して異物の付着を防止することを特徴とする。
該処理ユニットは、該チャックテーブルに保持された板状物にシートを貼着するシート貼着ユニットであってもよい。
本発明は、新たな清掃ユニットを追加することなく、チャックテーブルの保持面を異物の付着から保護できる。
図1は、実施形態1に係る処理装置の構成例を示す断面図である。 図2は、図1の処理装置の要部を示す断面図である。 図3は、図1の処理装置の要部を示す断面図である。 図4は、実施形態2に係る処理装置の要部を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る処理装置1を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る処理装置1の構成例を示す断面図である。図2及び図3は、図1の処理装置1の要部を示す断面図である。処理装置1は、図1に示すように、チャックテーブル10と、処理ユニット20と、搬送ユニット30と、制御ユニット40と、を備える。
実施形態1において、処理装置1の処理ユニット20が処理する処理対象である板状物100は、例えば、シリコン、サファイア、シリコンカーバイド(SiC)、ガリウムヒ素などを母材とする円板状の半導体デバイスウエーハや光デバイスウエーハなどである。板状物100は、表面に分割予定ラインやデバイスが形成されていてもよいし、形成されていなくてもよい。また、板状物100は、本発明ではこれに限定されず、樹脂により封止されたデバイスを複数有した矩形状のパッケージ基板、セラミックス板、又はガラス板等でも良い。
チャックテーブル10は、図1に示すように、凹部が形成された円盤状の枠体11と、凹部内に嵌め込まれた円盤形状の吸着部12と、を備える。チャックテーブル10の吸着部12は、ポーラス状のポーラスセラミック等から形成されている。吸着部12は、実施形態1では、図2及び図3に示すように、枠体11の凹部より下方に形成された真空吸引路13及び開閉バルブ14を介して吸引源15と接続されている。また、吸着部12は、枠体11の凹部より下方に形成された気体噴出路16及び開閉バルブ17を介して気体供給源18と接続されている。気体供給源18から供給される気体201(図3参照)は、例えば、例えば圧縮空気や圧縮不活性ガスである。
なお、チャックテーブル10は、本発明ではポーラスセラミック等から形成された吸着部12を備えるいわゆるポーラスチャックテーブルに限定されず、板状物100に対応する領域に、真空吸引路13及び開閉バルブ14を介して吸引源15と接続された吸引穴、及び、気体噴出路16及び開閉バルブ17を介して気体供給源18と接続された噴出穴が設けられた構成でもよい。
チャックテーブル10の吸着部12の上面は、真空吸引路13を介して吸引源15より導入された負圧で、吸着部12の上面に載置された板状物100を吸引保持する保持面19である。保持面19とチャックテーブル10の枠体11の上面とは、同一平面上に配置されており、水平面に平行に形成される。チャックテーブル10は、不図示の移動ユニットにより水平方向の一方向であるX軸方向に移動自在で、不図示の回転駆動源により鉛直方向であり保持面19に対して垂直なZ軸方向と平行な軸心周りに回転自在に設けられている。
実施形態1では処理ユニット20が図示しないZ軸移動ユニットによりZ軸方向に沿って昇降自在に設けられている。また、このため、チャックテーブル10は、枠体11の上面に、板状物100の外周径と同様の直径を有する不図示の円環状の溝が形成されている。この円環状の溝は、後述する処理ユニット20のカッター刃62の切断刃66の軌道に形成され、切断刃66の逃げ溝として機能する。
処理ユニット20は、チャックテーブル10に保持された板状物100を切削、研削、研磨するなど、チャックテーブル10に保持された板状物100に何らかの処理(加工)を行うものである。処理ユニット20が板状物100に対して行う何らかの処理は、例えば、板状物100の一方の面へのシート110の貼着、板状物100の一方の面へ樹脂を供給して行う保護層形成、板状物100の切削、研削、研磨、レーザー加工及びプラズマ加工等の加工処理や、板状物100の洗浄処理等である。
すなわち、処理ユニット20は、例えば、板状物100の一方の面にシート110を貼着するシート貼着ユニット、スピンドルの先端に装着された切削ブレードで板状物100を切削する切削ユニット、スピンドルの先端に装着された研削ホイールで板状物100を研削する研削ユニット、スピンドルの先端に装着された研磨パッドで板状物100を研磨する研磨ユニット、レーザー照射器で板状物100をレーザー加工するレーザー加工ユニット、ガス供給部から供給しプラズマ状態にしたガスで板状物100をプラズマ加工するプラズマ加工ユニット、ノズルから供給する洗浄液で板状物100を洗浄する洗浄ユニット等である。
処理ユニット20は、実施形態1では、チャックテーブル10に保持された板状物100の表面もしくは裏面にシート110を貼着するシート貼着ユニットである。処理ユニット20は、図1に示すように、送り出しユニット21と、剥離紙巻き取りユニット22と、貼着ユニット23と、シートカットユニット24と、シート巻き取りユニット25と、複数の搬送ローラ26と、を備える。
実施形態1の処理ユニット20が板状物100に貼着するシート110は、例えば、粘着層と、基材層とを備える。ここで、粘着層は、板状物100のシート110を貼着する貼着面に貼着する粘着性を有する合成樹脂から構成されており、基材層の一方の面に積層される。基材層は、合成樹脂から構成されている。シート110は、長尺なシート状の部材に成形され、粘着層側に粘着層を保護する剥離紙111が貼着された状態で、ロール状に巻回されている。シート110は、実施形態1では、剥離紙111側が内周側に位置するように、ロール状に巻回されている。シート110は、実施形態1では、処理ユニット20により端部から順に剥離紙111が剥がされて、板状物100の貼着面に貼着されるとともに、板状物100の外縁に沿って切断される。
送り出しユニット21は、ロール状に巻回されたシート110を端部から順にチャックテーブル10の保持面19上に送り出すものである。送り出しユニット21は、実施形態1では、チャックテーブル10よりも+X方向側で、チャックテーブル10よりも上方の位置に配置されている。送り出しユニット21は、軸心がY軸方向と平行な円柱状に形成され、軸心回りに回転自在に設けられている。送り出しユニット21は、円筒状の芯材の外周面上にシート110が巻回されてなるシートロールがセットされることで、送り出し可能なシート110がセットされる。
剥離紙巻き取りユニット22は、送り出しユニット21から送り出されたシート110から剥がされた剥離紙111を巻き取るものである。剥離紙巻き取りユニット22は、実施形態1では、送り出しユニット21の下方に配置されている。剥離紙巻き取りユニット22は、軸心がY軸方向と平行な円柱状に形成され、図示しないモータなどの駆動装置により軸心回りに回転されることで、外周面上にシート110から剥がされた剥離紙111を巻き取る。
貼着ユニット23は、送り出しユニット21からチャックテーブル10の保持面19上に供給されたシート110をチャックテーブル10の保持面19に吸引保持された板状物100に貼着するものである。貼着ユニット23は、チャックテーブル10の保持面19の上方に配置されている。貼着ユニット23は、軸心がY軸方向と平行な円柱状に形成された貼着ローラ51と、貼着ローラ51を軸心回りに回転自在に支持すると共に図示しない移動機構によりX軸方向及びZ軸方向に移動自在に設けられたローラ支持部材52とを備える。貼着ユニット23は、移動機構により下降した状態でX軸方向に移動することで、チャックテーブル10に保持された板状物100にシート110を貼着する。
シートカットユニット24は、シート110を板状物100に貼着した後に、シート110の板状物100の外縁からはみ出した不要部分を切断するものである。実施形態1では、シート110の不要部分は、板状物100の外縁よりも外周側の部分である。シートカットユニット24は、チャックテーブル10の保持面19の上方に配置されている。
シートカットユニット24は、実施形態1では、図1に示すように、カッター刃62と、移動機構63とを備える。カッター刃62は、チャックテーブル10の保持面19上に供給されるシート110の厚みよりはるかに長い所定の長さの刃渡りの切断刃66を有するものである。カッター刃62の切断刃66は、チャックテーブル10の保持面19上に供給されるシート110及び円環状の溝と対向するとともに、Z軸方向に対して傾斜しており、これにより、Z軸方向からチャックテーブル10の保持面19上に供給されるシート110の基材層の表面に向かって対向する方向に傾いて設置されている。
移動機構63は、シート110の基材層の表面に沿ってカッター刃62を移動させるものである。移動機構63は、カッター刃62をZ軸方向に移動させることが可能であるとともに、Z軸方向と平行な軸心を中心とした周方向に沿ってカッター刃62を移動させることが可能である。移動機構63は、チャックテーブル10の保持面19の中心上に配置されかつ図示しないモータ等の駆動装置により軸心回りに回転される回転軸61と、回転軸61からチャックテーブル10の保持面19と平行に外縁に向かって延びかつ先端にカッター刃62を支持したアーム64と、アーム64を回転軸61とともに昇降させるエアシリンダ65と、を備える。
シート巻き取りユニット25は、シートカットユニット24によって板状物100に貼着された部分が切断された後のシート110の不要部分を巻き取るものである。シート巻き取りユニット25は、実施形態1では、X軸方向においてチャックテーブル10に対して送り出しユニット21とは反対側の位置、すなわち、チャックテーブル10よりも-X方向側で、チャックテーブル10よりも上方の位置に配置されている。シート巻き取りユニット25は、軸心がY軸方向と平行な円柱状に形成され、図示しないモータなどの駆動装置により軸心回りに回転されることで、外周面上にシート110を巻き取る。
複数の搬送ローラ26は、送り出しユニット21からシート巻き取りユニット25の間に配置され、シート110を送り出しユニット21からシート巻き取りユニット25に搬送するとともに、シート110に弛みが生じることを抑制するためにシート110にテンションを付与するものである。複数の搬送ローラ26は、軸心がY軸方向と平行な円柱状に形成され、かつ軸心回りに回転自在に設けられている。
搬送ローラ26は、送り出しユニット21とチャックテーブル10との間でかつ送り出しユニット21よりも下方に一対配置されている。これら一対の搬送ローラ26は、互いに外周面の間に送り出しユニット21から送り出された剥離紙111が貼着された状態のシート110が通されて、シート110から剥離紙111を剥がすとともに、シート110から剥がした剥離紙111を剥離紙巻き取りユニット22に送り出し、剥離紙111が剥がされたシート110を粘着層を下方に向けた状態で送り出す。
また、搬送ローラ26は、送り出しユニット21からシート巻き取りユニット25の間に配置された一対の搬送ローラ26とチャックテーブル10との間に一対配置されている。これら一対の搬送ローラ26は、互いに外周面の間にシート110が通されて、シート110をチャックテーブル10の保持面19と平行にX軸方向に沿って保持面19上に送り出す。
また、搬送ローラ26は、チャックテーブル10とシート巻き取りユニット25との間でかつシート巻き取りユニット25よりも下方に一対配置されている。これら一対の搬送ローラ26は、互いに外周面の間にシート110が通されて、シート110をシート巻き取りユニット25に向けて送り出す。
搬送ユニット30は、不図示のカセット載置部に載置されたカセットに収容された処理ユニット20による処理前(未処理)の板状物100をカセットから取り出して、チャックテーブル10の保持面19上に搬入する。搬送ユニット30は、処理ユニット20による処理後の板状物100をチャックテーブル10の保持面19上から搬出して、カセット載置部に載置されたカセットに収容する。搬送ユニット30は、制御ユニット40により制御され、板状物100を搬入または搬出した旨の情報を制御ユニット40に出力する。搬送ユニット30は、実施形態1では、例えば円形型ハンドを備えるロボットピックであり、円形型ハンドによって板状物100を吸着保持して搬送する。搬送ユニット30は、本発明ではこれに限定されず、例えば、所定のエアを下面に沿って噴射することでベルヌーイの原理によって下面に負圧を生成して、この負圧によって下面を保持面として板状物100を吸引保持して搬送する非接触式のものでもよい。
制御ユニット40は、処理装置1の各種構成要素の動作を制御して、処理ユニット20による板状物100の処理を処理装置1に実施させる。制御ユニット40は、実施形態1では、コンピュータシステムを含む。制御ユニット40が含むコンピュータシステムは、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有する。制御ユニット40の演算処理装置は、制御ユニット40の記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、処理装置1を制御するための制御信号を、制御ユニット40の入出力インターフェース装置を介して処理装置1の各構成要素に出力する。
次に、本明細書は、実施形態に係る処理装置1の動作処理を説明する。処理装置1は、例えば、カセット載置部に載置されたカセットに収容された処理前の板状物100を1枚ずつ、搬送ユニット30によりチャックテーブル10の保持面19上に搬入し、搬入した板状物100を処理ユニット20により処理し、処理した板状物100を搬送ユニット30によりチャックテーブル10の保持面19上から搬出してカセットに再び収容する。
処理装置1の制御ユニット40は、搬送ユニット30により板状物100をチャックテーブル10の保持面19上に搬入すると、搬送ユニット30から板状物100をチャックテーブル10の保持面19上に搬入した旨の情報を取得し、これにより、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置された状態となったことを認識する。制御ユニット40は、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置された状態を認識すると、図2に示すように、開閉バルブ14を開放して吸引源15から真空吸引路13を介して保持面19に負圧を導入し、なおかつ、開閉バルブ17を閉鎖して気体供給源18からの気体噴出路16を介しての保持面19への気体201の供給を遮断することにより、保持面19に導入した負圧によりチャックテーブル10の保持面19上に載置された板状物100を吸引保持する。
処理装置1の制御ユニット40は、搬送ユニット30により板状物100をチャックテーブル10の保持面19上から搬出すると、搬送ユニット30から板状物100をチャックテーブル10の保持面19上から搬出した旨の情報を取得し、これにより、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置されていない状態となったことを認識する。制御ユニット40は、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置されていない状態を認識すると、図3に示すように、開閉バルブ14を閉鎖して吸引源15からの真空吸引路13を介しての保持面19への負圧の導入を遮断し、なおかつ、開閉バルブ17を開放して気体供給源18から気体噴出路16を介して保持面19に気体201を供給することにより、保持面19から気体201を噴出して保持面19上に気体201の保護膜を形成して、保持面19に異物が付着するのを防止する。
なお、処理装置1は、実施形態1では、制御ユニット40が、搬送ユニット30による板状物100の搬出入により、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置されているか否かを認識するが、本発明ではこれに限定されず、例えば、制御ユニット40が、チャックテーブル10もしくはチャックテーブル10の周囲に設けられたチャックテーブル10の保持面19上の板状物100を検出する検出器により、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置されているか否かを認識してもよい。
以上のような構成を有する実施形態1に係る処理装置1は、新たなチャックテーブル10を清掃する清掃ユニットを追加することなく、チャックテーブル10の保持面19に板状物100が載置されていない間に、保持面19から気体201を噴出することにより、保持面19上を覆う気体201の保護膜を形成するので、保持面19を異物の付着などから保護できるという作用効果を奏する。特に、保持面19上の板状物100の離脱を容易にするために保持面19に気体を噴射する機構が備えられている従来の処理装置に対しては、制御ユニット40による保持面19上の板状物100の有無に応じた保持面19での吸引保持と保持面19からの気体201の噴出との切替えの制御機構を追加することで、実施形態1に係る処理装置1による保持面19を異物の付着などから保護する機能を容易に実現できる。
従来では、特に処理ユニットがシート貼着ユニットである場合には、板状物にシートを貼着する際に貼着ユニットの貼着ローラで板状物の厚み方向に板状物を押圧するので、チャックテーブルの保持面に異物が付着することにより、板状物の表面に異物が付着したり、押圧された際に板状物が破損したりする恐れが大きかった。しかしながら、実施形態1に係る処理装置1は、保持面19に異物が付着するのを防止することができるので、特に処理ユニット20がシート貼着ユニットである場合には、より顕著に、板状物100の表面に異物が付着したり、押圧された際に板状物100が破損したりする恐れを大きく低減、抑制できるという作用効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2に係る処理装置1-2を図面に基づいて説明する。図4は、実施形態2に係る処理装置1-2の要部を示す断面図である。図4は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る処理装置1-2は、図4に示すように、実施形態1において、噴射口71をさらに備え、気体噴出路16に代えて気体噴出路16-2を備えるように変更したものであり、その他の構成は実施形態1と同様である。噴射口71は、チャックテーブル10の保持面19の周囲に、具体的には、チャックテーブル10の枠体11の上面の円環状の溝よりも外周側の位置に設けられている。噴射口71は、気体201の噴射方向がチャックテーブル10の内側、すなわち保持面19の上方に向けられている。気体噴出路16-2は、枠体11の上面の円環状の溝よりも外周側の位置の下方に形成されている。噴射口71は、気体噴出路16-2及び開閉バルブ17を介して気体供給源18と接続されている。
処理装置1-2の制御ユニット40は、板状物100がチャックテーブル10の保持面19上に載置されていない状態を認識すると、図4に示すように、開閉バルブ14を閉鎖して吸引源15からの真空吸引路13を介しての保持面19への負圧の導入を遮断し、なおかつ、開閉バルブ17を開放して気体供給源18から気体噴出路16-2を介して噴射口71に気体201を供給することにより、噴射口71から気体201を噴出して保持面19上を覆う気体201の保護膜を形成して、保持面19に異物が付着するのを防止する。
以上のような構成を有する実施形態2に係る処理装置1-2は、実施形態1において、気体供給源18から供給される気体201を気体噴出路16を介して保持面19から保持面19の上方に向けて噴出することに代えて、気体供給源18から供給される気体201を気体噴出路16-2を介して保持面19の周囲に設けられた噴射口71から保持面19の上方に向けて噴出することにより、保持面19上を覆う気体201の保護膜を形成するので、実施形態1と同様の作用効果を奏するものとなる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、板状物100に貼着されるシート110は熱可塑性樹脂がシート状に形成された粘着層のないシートでも良く、その場合、板状物100にシート110を加熱しながら圧着することで、シート110を板状物100に貼着する。
1,1-2 処理装置
10 チャックテーブル
19 保持面
20 処理ユニット
30 搬送ユニット
40 制御ユニット
71 噴射口
100 板状物
201 気体

Claims (2)

  1. 板状物を保持面で保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を処理する処理ユニットと、該チャックテーブルに該板状物を搬入出する搬送ユニットと、該チャックテーブル、該処理ユニット及び該搬送ユニットを制御する制御ユニットと、を備える処理装置であって、
    該制御ユニットは、該チャックテーブルの該保持面に板状物が載置されていない間に、該保持面または該保持面の周囲に設けられた噴射口から気体を噴出して該保持面の表面に該気体の保護層を形成して異物の付着を防止することを特徴とする処理装置。
  2. 該処理ユニットは、該チャックテーブルに保持された板状物にシートを貼着するシート貼着ユニットである請求項1に記載の処理装置。
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