JP2023034517A - 洗浄水供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄水の逆流や停滞を防止すること。【解決手段】実施形態に係る洗浄水供給装置は、タンクと、バキュームブレーカと、排水口と、導入口と、洗浄水誘導手段とを備える。タンクは、便器本体への洗浄水を貯留する。バキュームブレーカは、入水口と出水口とを有する通水路と、通水路と外部とを連通する大気導入口と、通水時には入水口と出水口とを連通させ、非通水時には通水路と大気導入口とを連通させる弁体と、大気導入口から溢れ出た洗浄水を受ける水受け部とを有する。排水口は、水受け部で受けた洗浄水を排出する。導入口は、排水口からの洗浄水を貯留する排水タンク内へ洗浄水を導入する。洗浄水誘導手段は、排水口と導入口との間に設けられ、排水口からの洗浄水を導入口へ誘導する。そして、排水口からの洗浄水を大気開放空間を介して洗浄水誘導手段へ排出し、洗浄水誘導手段へ排出された洗浄水を大気開放空間を介して導入口へ排出する。【選択図】図6

Description

開示の実施形態は、洗浄水供給装置に関する。
便器洗浄のための洗浄水を供給する洗浄水供給装置には、バキュームブレーカを備え、バキュームブレーカにおいて、大気導入口が閉塞できない場合でも機外漏水しないように、大気導入口から溢れた洗浄水を受ける水受け部を有し、水受け部から排水タンクへ洗浄水を排出するものがある。
従来、洗浄水供給装置において、水受け部から排水タンクまでの流路をホースでつなぎ、水受け部から排水タンクへの排水と吸排気とを兼ねる構造が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。
特開2014-190489号公報 特開2018-109335号公報
しかしながら、上記従来の洗浄水供給装置は、ホース内の吸排気面積を確保したうえで洗浄水を流すことから排水時の圧損が増大するため、水受け部の壁高さを漏水しない程度に高くする必要があるが、小型化(ローシルエット化)の観点から水受け部の壁高さを高くすることができない。
上記従来の洗浄水供給装置を小型化する場合には、排水タンクの導入口から溢れ出た洗浄水が逆流する可能性が生じる。また、水受け部から多量の洗浄水が排出されると、排水口から洗浄水が排出されず、洗浄水が停滞する可能性が生じる。
実施形態の一態様は、洗浄水の逆流や停滞を防止することができる洗浄水供給装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る洗浄水供給装置は、便器本体へ供給される洗浄水を貯留するタンクと、上流側に入水口、下流側に出水口を有する通水路と、前記通水路と外部とを連通する大気導入口と、前記通水路の内部に設けられ、前記洗浄水の水圧によって動作することで、通水時には前記入水口と前記出水口とを連通させ、非通水時には前記通水路と前記大気導入口とを連通させる弁体と、前記大気導入口から溢れ出た洗浄水を受ける水受け部とを有するバキュームブレーカと、前記水受け部で受けた洗浄水を排出する排水口と、前記排水口から排出された洗浄水を貯留する排水タンクの内部へ洗浄水を導入するための導入口とを備え、前記排水口と前記導入口との間に設けられ、前記排水口から排出された洗浄水を前記導入口へ誘導する洗浄水誘導手段をさらに備え、前記排水口から排出された洗浄水を、大気開放された空間を介して前記洗浄水誘導手段へ排出し、前記洗浄水誘導手段へ排出された洗浄水を、大気開放された空間を介して前記導入口へ排出する。
このような構成によれば、排水口から洗浄水誘導手段へと洗浄水を空間吐水で排出し、かつ、洗浄水誘導手段から導入口へと洗浄水を空間吐水で排出することで、たとえば、排水タンクが充満して導入口から洗浄水が溢れ出た場合でも、洗浄水が逆流するのを防止することができ、また、たとえば、排水口から多量の洗浄水が排出された場合でも、洗浄水が停滞するのを防止することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記洗浄水誘導手段は、前記排水口から排出された洗浄水を受け、受けた洗浄水の前記導入口への排水中心を変更する変更手段を有する。
このような構成によれば、変更手段によって洗浄水の導入口への排水中心を変更することで、排水口から排出される洗浄水の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水の逆流をより確実に防止することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記変更手段は、前記排水口から排出された洗浄水が流れる下り傾斜面を有する。
このような構成によれば、下り傾斜面に沿って洗浄水が流れることで、洗浄水の導入口への排水中心を変更することができる。これにより、排水口から排出される洗浄水の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水の逆流をより確実に防止することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記洗浄水誘導手段は、前記導入口の直上から外れた位置から洗浄水を排出する。
このような構成によれば、洗浄水誘導手段が導入口の直上から外れた位置から洗浄水を排出するため、導入口から洗浄水が溢れ出た場合でも、溢れ出た洗浄水が洗浄水誘導手段へ直接浸入するのを抑制することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記排水口から下方へ延びた排水管路を備え、前記排水管路は、前記洗浄水誘導手段とラップしている。
このような構成によれば、排水口から下方へ延びた排水管路が洗浄水誘導手段とラップしていることで、排水口から排出される洗浄水の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水の逆流をより確実に防止することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記洗浄水誘導手段は、前記排水口から排出された洗浄水を受け、受けた洗浄水の前記導入口への排水中心を変更する変更手段を有し、前記変更手段は、前記排水口から排出された洗浄水が流れる下り傾斜面となる第1変更部を有し、前記変更手段は、前記導入口への導入排水管路の上方まで延びており、前記導入排水管路において、前記第1変更部からの洗浄水が流れる下り傾斜面となる第2変更部をさらに有する。
このような構成によれば、変更手段が第1変更部(下り傾斜面)と第2変更部(下り傾斜面)とを有するオフセット構造となることで、排水口から排出される洗浄水の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水の逆流をより確実に防止することができる。
上記洗浄水供給装置において、前記排水口から下方へ延びた排水管路を備え、前記排水管路は、該排水管路の内周面に設けられたリブを有する。
このような構成によれば、排水管路の内周面に設けられたリブによって排水管路から排出される洗浄水の流れを規制することができる。これにより、排水管路から排出される洗浄水が広がるのを抑えるなど、排水管路からの排水を安定させることができる。
実施形態の一態様によれば、洗浄水の逆流や停滞を防止することができる。
図1は、実施形態に係る洗浄水供給装置を備える水洗大便器を示す全体構成図である。 図2は、洗浄水供給装置におけるバキュームブレーカ周辺の斜視図である。 図3は、洗浄水供給装置におけるバキュームブレーカ周辺の平面図である。 図4は、図3のIV-IV断面図である。 図5は、タンク継手の模式的な側断面図(その1)である。 図6は、タンク継手の模式的な側断面図(その2)である。 図7は、排水管路を示す斜視図である。 図8は、排水管路における洗浄水の流れを示す図(その1)である。 図9は、排水管路における洗浄水の流れを示す図(その2)である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する洗浄水供給装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
<洗浄水供給装置および水洗大便器>
まず、図1を参照して実施形態に係る洗浄水供給装置1および水洗大便器100について説明する。図1は、実施形態に係る洗浄水供給装置1を備える水洗大便器100を示す全体構成図である。
図1に示すように、水洗大便器100は、たとえば、トイレ室の床面に載置される便器本体200と、便器本体200の後方に配置され、便器本体200に対して洗浄水を供給する洗浄水供給装置1とを備える。
便器本体200は、汚物を受けるボウル部210と、ボウル部210の底部から後方へ延びる排水トラップ管路220とを備える。ボウル部210には、リム吐水を行うリム吐水口212およびジェット吐水を行うジェット吐水口214が形成される。リム吐水口212は、ボウル部210の上部後方に形成され、ボウル部210の上縁に沿って洗浄水を吐出する。
ジェット吐水口214は、ボウル部210の底部に形成され、排水トラップ管路220に向けて洗浄水を吐出する。かかるジェット吐水口214からの洗浄水の吐出によって、排水トラップ管路220内を洗浄水で急速に満たし、サイホン作用を早期に発生させることができる。排水トラップ管路220は、封水を形成するとともに、下水配管(図示せず)と連通している。
洗浄水供給装置1は、図示しない制御部によって制御されるバルブユニット600と、バルブユニット600の下流に設けられ洗浄水を貯留するタンク800と、タンク800内の下流に設けられ洗浄水を加圧する加圧ポンプ900とを備える。
バルブユニット600の上流側には、図示しない給水源からの洗浄水を供給する給水路310が接続される。また、バルブユニット600の下流側には、リム吐水口212に洗浄水を供給するためのリム側給水路320とタンク800に洗浄水を供給するためのタンク側給水路330とが接続される。
バルブユニット600は、定流量弁620と、定流量弁620の下流に設けられるダイヤフラム式の給水弁640と、給水弁640の下流に設けられる切替弁660と、切替弁660の下流に設けられるバキュームブレーカ680とを備える。
定流量弁620は、給水路310から定流量弁620に流れ込んで下流側へ向かう洗浄水の流量を一定にする。給水弁640は、たとえば、ダイヤフラムを含んで構成され、その開閉により、リム吐水口212およびジェット吐水口214における洗浄水の吐水と止水とを切り替える。
切替弁660は、給水源からの洗浄水の供給先を、たとえば、便器本体200のリム吐水口212とタンク800とに切り替える。すなわち、切替弁660は、リム側給水路320またはタンク側給水路330へ向けて洗浄水を供給する。
バキュームブレーカ680は、洗浄水の逆流を防止する。バキュームブレーカ680の具体的な構成については、後述する。なお、バキュームブレーカ680は、弁体683の動作不良によって水受け部686に洗浄水が溢れることがあるが、水受け部686に溢れ出た洗浄水は、水受け部686によって捕集された後、排水部687の排水口687a(図3参照)を介してタンク800へ排出される。すなわち、タンク800は、排水口687aから排出された洗浄水を貯留する排水タンクとしても機能する。
タンク800は、便器本体200のジェット吐水口214へ供給される洗浄水を貯留する。タンク800の下部には、ポンプ側給水路340が接続されており、ポンプ側給水路340の下流端には加圧ポンプ900が接続される。
また、タンク800の上部には、オーバーフロー流路342が接続される。オーバーフロー流路342は、たとえば、タンク800の内部において規定水位WL以上の洗浄水が供給された場合に便器本体200へ洗浄水を流出させる。詳しくは、オーバーフロー流路342は、規定水位WL以上となった洗浄水を、加圧ポンプ900を経由させずに、ジェット側給水路350を介して便器本体200のジェット吐水口214へ流出させる。
加圧ポンプ900は、ジェット側給水路350によりジェット吐水口214と接続されており、タンク800に貯留された洗浄水を加圧してジェット側給水路350を介してジェット吐水口214へ供給する。
<バキュームブレーカ>
次に、図2~4を参照して実施形態に係るバキュームブレーカ680について説明する。図2は、洗浄水供給装置1におけるバキュームブレーカ680周辺の斜視図である。図3は、洗浄水供給装置1におけるバキュームブレーカ680周辺の平面図である。なお、図3には、カバー682が取り外された状態のバキュームブレーカ680を示している。図4は、図3のIV-IV断面図である。
バキュームブレーカ680は、本体部681と、カバー682と、弁体683とを備える。本体部681は、通水部685と、水受け部686と、排水部687と、誘導部688とを備える。本体部681には、大気導入口である、第1大気導入口690aと、第2大気導入口690bとが形成される。
通水部685には、第1通水路691aと、第2通水路691bとが形成される。第1通水路691aは、切替弁660の一方の排出口と、タンク側給水路330とを接続する流路である。具体的には、第1通水路691aは、切替弁660の一方の排出口から洗浄水が流入する入水口(第1入水口)692aと、タンク側給水路330に洗浄水を流出させる出水口(第1出水口)693aとを接続する。
第2通水路691bは、切替弁660の他方の排出口と、リム側給水路320とを接続する流路である。具体的には、第2通水路691bは、切替弁660の他方の排出口から洗浄水が流入する入水口(第2入水口)692bと、リム側給水路320に洗浄水を流出させる出水口(第2出水口)693bとを接続する。
通水部685には、第1通水路691aに連通する第1孔695aと、第2通水路691bに連通する第2孔695bとが形成される。第1孔695aおよび第2孔695bは、通水部685の上方に形成される。第1孔695aには、水受け部686の第1突出部696aが挿入される。第2孔695bには、水受け部686の第2突出部696bが挿入される。
水受け部686は、通水部685の上方に設けられる。水受け部686の上方側の端部は、開口しており、カバー682が取り付けられる。
水受け部686は、第1突出部696aと、第2突出部696bとを備える。第1突出部696aは、水受け部686の下面から下方に向けて突出する。第1突出部696aには、大気導入口である第1大気導入口690aが形成される。第1大気導入口690aは、第1突出部696aを上下方向に貫通するように形成される。すなわち、第1大気導入口690aは、水受け部686の底部697を上下方向に貫通するように形成される。第1大気導入口690aは、第1通水路691aに連通する。
第2突出部696bは、水受け部686の下面から下方に向けて突出する。第2突出部696bには、大気導入口である第2大気導入口690bが形成される。第2大気導入口690bは、第2突出部696bを上下方向に貫通するように形成される。すなわち、第2大気導入口690bは、水受け部686の底部697を上下方向に貫通するように形成される。第2大気導入口690bは、第2通水路691bに連通する。
水受け部686の底部697は、高さが異なる複数の領域を含む。具体的には、水受け部686の底部697は、第1底部697a、第2底部697b、第3底部697cおよび第4底部697dを含む。
第1底部697aは、底部697のうち最も底面の高さが高く、第1大気導入口690aが形成される。第2底部697bの底面は、第1底部697aの底面よりも高さが低い。第2底部697bには、第2大気導入口690bが形成される。第3底部697cの底面は、第2底部697bの底面よりも高さが低い。第4底部697dの底面は、第3底部697cよりも底面の高さが低い。言い換えると、第1底部697a、第2底部697b、第3底部697c、および第4底部697dの順に底面の高さが低くなっている。第4底部697dには、排水部687が設けられる。なお、第3底部697cの底面は、第2底部697bの底面と同じ高さであってもよい。
水受け部686は、第1大気導入口690aおよび第2大気導入口690bから溢れる洗浄水を受ける。水受け部686の周縁には、外周壁部698が形成される。
誘導部688は、第1大気導入口690aから溢れる洗浄水を第2大気導入口690bへ誘導する。誘導部688は、水受け部686の底面から上方へ向けて突出する壁部である。以下では、誘導部688を「壁部688」という。壁部688は、外周壁部698よりも内側に設けられる。壁部688は、第1大気導入口690aから溢れ出る洗浄水を第2大気導入口690bへ誘導する。壁部688は、第1大気導入口690aを囲むように設けられる。壁部688は、第1底部697aの周縁から上方へ向けて突出する。
壁部688は、第1壁部688aと、第2壁部688bとを含む。第2壁部688bは、第1壁部688aよりも高さが低い。第2壁部688bは、第1壁部688aよりも排水部687側または第1壁部688aよりも第2大気導入口690b側に設けられる。
壁部688には、開口部688cが形成される。開口部688cは、第2大気導入口690b側に設けられる。開口部688cは、第2大気導入口690bの周囲で壁部688が不連続となることで形成され、第2大気導入口690b側に向けて開口する。たとえば、開口部688cは、第2大気導入口690b側の第1壁部688aの端部と、第2大気導入口690b側の第2壁部688bの端部とが接続されないことで形成される。
壁部688の高さは、外周壁部698の高さよりも低い。具体的には、壁部688の高さは、第1底部697a、第2底部697bおよび第3底部697cから上方へ突出する外周壁部698の高さよりも低い。
排水部687は、水受け部686の洗浄水を排出する。排水部687は、水受け部686の洗浄水をタンク800へ排出する。排水部687は、水受け部686の洗浄水をタンク継手702を介してタンク800へ排出する。タンク継手702は、タンク800の上方に設けられ、排水口687aから排出される洗浄水をタンク800へと流入させる。
また、排水部687は、水受け部686の第4底部697dから下方へ向けて突出する。排水部687には、上記したように、排水口687aが形成される。排水口687aは、上下方向に沿って形成される。排水口687aは、水受け部686の第4底部697dを貫通するように形成される。
弁体683は、第1大気導入口690aおよび第2大気導入口690bを開閉することによって、第1通水路691aと外部との連通状態および第2通水路691bと外部との連通状態を切り替える。弁体683は、第1弁体683aと、第2弁体683bとを含む。
第1弁体683aは、第1通水路691aを流れる洗浄水の水圧によって上下動する。第1弁体683aは、第1通水路691a、すなわち、タンク側給水路330を洗浄水が流れ、通水時(通水状態である場合)には、洗浄水の水圧によって上昇し、第1突出部696aの下端に着座する。これにより、第1弁体683aは、第1大気導入口690aの下端を閉塞し、第1大気導入口690aを閉じる。第1弁体683aは、第1通水路691aが通水状態である場合に、第1大気導入口690aを閉じて、第1通水路691aと外部とを連通させない。
また、第1弁体683aは、第1通水路691aが非通水時(非通水状態である場合)には、自重によって降下し、第1突出部696aの下端から離間し、第1大気導入口690aの下端を開放し、第1大気導入口690aを開く。第1弁体683aは、第1通水路691aが非通水状態である場合に、第1大気導入口690aを開き、第1通水路691aと外部とを連通させて、外部の空気を第1通水路691a内に導入させる。これにより、第1通水路691a内が負圧になることが防止され、第1通水路691a、すなわち、タンク側給水路330における洗浄水の逆流が防止される。
第2弁体683bは、第2通水路691bを流れる洗浄水の水圧によって上下動する。第2弁体683bは、第2通水路691b、すなわち、リム側給水路320を洗浄水が流れ、通水時(通水状態である場合)には、洗浄水の水圧によって上昇し、第2突出部696bの下端に着座する。これにより、第2弁体683bは、第2大気導入口690bの下端を閉塞し、第2大気導入口690bを閉じる。第2弁体683bは、第2通水路691bが通水状態である場合に、第2大気導入口690bを閉じて、第2通水路691bと外部とを連通させない。
また、第2弁体683bは、第2通水路691bが非通水時(非通水状態である場合)には、自重によって降下し、第2突出部696bの下端から離間し、第2大気導入口690bの下端を開放し、第2大気導入口690bを開く。第2弁体683bは、第2通水路691bが非通水状態である場合に、第2大気導入口690bを開き、第2通水路691bと外部とを連通させて、外部の空気を第2通水路691b内に導入させる。これにより、第2通水路691b内が負圧になることが防止され、第2通水路691b、すなわち、リム側給水路320における洗浄水の逆流が防止される。
バキュームブレーカ680では、第1通水路691aおよび第2通水路691bにおける洗浄水の状態に応じて、第1弁体683aおよび第2弁体683bが上下動する。各通水路に洗浄水が流れている場合、第1大気導入口690aおよび第2大気導入口690bは、第1弁体683aおよび第2弁体683bによってそれぞれ閉じた状態となる。
第1通水路691a(タンク側給水路330)が通水状態の場合に、たとえば、第1弁体683aと第1突出部696aの下端との間にゴミが挟まることがある。このような場合、第1弁体683aの動作不良が生じ、第1弁体683aによって第1大気導入口690aを閉塞できないことがある。第1大気導入口690aを閉塞できないと、第1通水路691aから第1大気導入口690aへ洗浄水が流れ、第1大気導入口690aから水受け部686に洗浄水が溢れる。
このため、水受け部686の壁高さを漏水しない程度に高くする必要があるが、小型化(ローシルエット化)の観点から水受け部686の壁高さを高くすることができない。
本実施形態では、タンク継手702に、排水口687aから排出された洗浄水をタンク800の導入口801へ誘導する洗浄水誘導手段750を設け、排水口687aから排出された洗浄水W1を、大気開放された空間S1(図6参照)を介して洗浄水誘導手段750へ排出し、洗浄水誘導手段750へ排出された洗浄水W1を、大気開放された空間S2(図6参照)を介して導入口801へ排出することで、水受け部686の壁高さを高くすることなく水受け部686からタンク800への素早い排出を可能として排水能力を向上させている。
<洗浄水誘導手段>
次に、図5および6を参照して、タンク継手702に設けられる洗浄水誘導手段750について説明する。図5および6は、タンク継手702の模式的な側断面図である。なお、図6には、洗浄水W1,W2の流れを矢線で示している。
水洗大便器100(図1参照)の意匠性の向上のための小型化(ローシルエット化)を実現するために、洗浄水供給装置1(図1参照)において、図5に示すように、負圧印加時の水位上昇を、逆流防止機構が機能する位置L0から溢れ面L2よりも上方の水受け部686の水面(溢れ水位L1)までの垂直距離D1を溢れ防止のためにある程度抑える必要があるため、溢れ水位L1から溢れ面L2の間の垂直距離D2を抑える必要がある。なお、溢れ水位L1は、洗浄水供給装置1におけるタンク800からの最大の溢れ量における水位を示す。
このように、洗浄水供給装置1を小型化するためには、逆流防止機構が機能する位置L0と共に溢れ水位L1を下げる必要があるが、溢れ水位L1を下げるためには、タンク800の導入口801からの洗浄水W2(図6参照)の逆流を抑制する必要がある。
図5に示すように、排水口687aと、タンク800の導入口801との間には、タンク継手702が配置される。排水口687aは、水受け部686で受けた洗浄水W1(図6参照)を排出する。排水口687aは、水受け部686の内部と連通している。
排水口687aには、この排水口687aから連続するとともに、水受け部686の底面から下方へと延びた排水管路760が設けられる。このため、水受け部686で受けた洗浄水W1は、排水口687aを介して、排水管路760の出口761から排出される。排水管路760は、後述する洗浄水誘導手段750の変更手段751(第1変更部751a)とラップしている。すなわち、排水管路760は、上面視において、その出口761が洗浄水誘導手段750の変更手段751(第1変更部751a)上に位置している。
導入口801は、排水口687aから排出された洗浄水W1を貯留する上記排水タンクとして機能するタンク800の内部へ洗浄水W1を導入するための開口である。導入口801は、タンク800の上部に形成される。
排水口687aから排出された洗浄水W1は、タンク継手702を介して、導入口801へ排出される。
タンク継手702の内部には、洗浄水誘導手段750が設けられる。すなわち、洗浄水誘導手段750は、排水口687aと導入口801との間に設けられる。洗浄水誘導手段750は、排水口687aから排出された洗浄水W1を導入口801へと誘導する。
洗浄水誘導手段750は、排水口687aから排出された洗浄水W1を受けるとともに、受けた洗浄水W1の導入口801への排水中心O1を変更する変更手段751を有する。具体的には、洗浄水誘導手段750は、洗浄水W1の導入口801への排水中心O1を排水中心O2へと変更する。また、変更手段751は、第1変更部751aと、第2変更部751bとを有する。
第1変更部751aは、スロープ状の下り傾斜面を有する。この下り傾斜面は、排水口687aから排出された洗浄水W1が下方へと流れるような傾斜面である。
第2変更部751bは、上記第1変更部751aと同様、スロープ状の下り傾斜面を有する。この下り傾斜面は、第1変更部751aから排出された洗浄水W1が下方へと流れるような傾斜面である。第2変更部751bの下り傾斜面は、第1変更部751aとは異なる方向へ洗浄水W1が流れるように形成される。第2変更部751bは、側面視おいて、第1変更部751aと共にジグザグ路となるように、第1変更部751aへ向けて下り傾斜している。
また、第2変更部751bは、導入口801への導入排水管路802の上方まで延びている。すなわち、第2変更部751bは、導入排水管路802の上方において下り傾斜面となる。
このように、変更手段751は、第1変更部751aと第2変更部751bとによって、タンク800の逆流防止弁803に対してオフセット構造となっている。
第2変更部751bの最も下流には、タンク継手702(洗浄水誘導手段750)の洗浄水W1の出口となる出口部752が設けられる。出口部752は、導入口801の直上から外れた位置に配置される。これにより、洗浄水誘導手段750は、導入口801の直上から外れた位置から洗浄水W1を排出する。
図6に示すように、タンク継手702では、排水口687aから排出された洗浄水W1を、大気開放された空間S1を介して洗浄水誘導手段750(第1変更部751a)へ排出する。洗浄水誘導手段750では、第1変更部751aから第2変更部751bへ洗浄水W1を排出する。また、タンク継手702では、洗浄水誘導手段750(第2変更部751b)へ排出された洗浄水W1を、大気開放された空間S2を介して導入口801へ排出する。大気開放された空間S1,S2を介しているためタンク継手702が洗浄水で満たされたとしても、毛細管現象により洗浄水がタンク800から溢れ出た洗浄水W2の水位が上昇することを抑制することができる。
このような構成によれば、排水口687aから洗浄水誘導手段750へと洗浄水W1を空間吐水で排出し、かつ、洗浄水誘導手段750から導入口801へと洗浄水W1を空間吐水で排出することで、たとえば、タンク800が充満して導入口801から洗浄水W2が溢れ出た場合でも、洗浄水W2が逆流するのを防止することができる。また、たとえば、排水口687aから多量の洗浄水W1が排出された場合でも、洗浄水W1が停滞するのを防止することができる。
また、変更手段751によって洗浄水W1の導入口801への排水中心O1を変更することで、排水口687aから排出される洗浄水W1の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水W2の逆流をより確実に防止することができる。
また、第1変更部751aおよび第2変更部751bのぞれぞれの下り傾斜面に沿って洗浄水W1が流れることで、洗浄水W1の導入口801への排水中心O1を排水中心O2へと変更することができる。これにより、排水口687aから排出される洗浄水W1の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水W2の逆流をより確実に防止することができる。
また、洗浄水誘導手段750が導入口801の直上から外れた位置から洗浄水W1を排出するため、導入口801から洗浄水W2が溢れ出た場合でも、溢れ出た洗浄水W2が洗浄水誘導手段750へ直接浸入するのを抑制することができる。
また、排水口687aから下方へ延びた排水管路760が洗浄水誘導手段750とラップしていることで、排水口687aから排出される洗浄水W1の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水W2の逆流をより確実に防止することができる。
また、第1変更部751aの下り傾斜面と、第2変更部751bの下り傾斜面とでオフセット構造となることで、排水口687aから排出される洗浄水W1の水跳ねを抑制することができるとともに、洗浄水W2の逆流をより確実に防止することができる。
<排水管路>
次に、図7~9を参照して排水管路760についてさらに説明する。図7は、排水管路760を示す斜視図である。図8および9は、排水管路760における洗浄水W1の流れを示す図である。なお、図8には、洗浄水W1が小流量の場合の流れの一例を示し、図9には、洗浄水W1が大流量の場合の流れの一例を示している。
図9に示すように、排水管路760は、排水管路760の内周面762に設けられたリブ770を有する。リブ770は、矩形板状に形成され、排水管路760の内周面762において上下方向に沿って配設される。リブ770は、上面視において、排水管路760の内周面762から排水管路760の中心付近まで延出している。リブ770は、排水管路760の管路を二分する中心線上に設けられている。
図8に示すように、排水口687aから排出される洗浄水W1が小流量(たとえば、0.2L/min未満)の場合、洗浄水W1は、リブ770の基端部771およびリブ770の先端部772に沿って下方へと流れ、リブ770の先端部772における下方へ向けて凸形状の下端部773から下方へ流れ落ちる。
この場合、排水管路760の出口761付近の外周面763が外側から内側へ向けて凸状に湾曲しているため、図8中に破線の矢線で示すように、洗浄水W1が近い内周面762へと引き寄せられる、いわゆるコアンダ効果を抑制して、排水管路760から排出される洗浄水W1が広がるのを抑えることができる。
図9に示すように、排水口687aから排出される洗浄水W1が大流量(たとえば、0.2L/min以上)の場合、洗浄水W1は、リブ770の先端部772までの面全体に沿って下方へと流れ、リブ770の下端部773に沿って下方へ流れ落ちる。
なお、排水管路760は、その出口761が排水口687aよりも小径であることが好ましい。このように、出口761の小径化とリブ770とで、洗浄水W1の流れをさらに規制することができる。
このような排水管路760によれば、排水管路760の内周面762のリブ770によって排水管路760から排出される洗浄水W1の流れを規制することができる。これにより、排水管路760から排出される洗浄水W1が広がるのを抑えるなど、排水管路760からの排水を安定させることができる。
なお、上記した実施形態では、リブ770の下端部773が下方へ向けて凸形状に構成されているが、リブ770の下端部773が平坦に構成されてもよい。このような構成によっても、排水管路760から排出される洗浄水W1の流れを規制することができる。
また、上記した実施形態では、排水管路760にリブ770を設けることで、排水管路760から排出される洗浄水W1の流れを規制しているが、たとえば、排水管路760にリブ770を設けず、排水管路760の出口761を注射針の先端のような傾斜させた構成でもよい。このような構成によっても、排水管路760から排出される洗浄水W1の流れを規制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 洗浄水供給装置
200 便器本体
680 バキュームブレーカ
683 弁体
683a 第1弁体
683b 第2弁体
685 通水部
686 水受け部
687a 排水口
690a 第1大気導入口(大気開放口)
690b 第2大気導入口(大気開放口)
691a 第1通水路(通水路)
691b 第2通水路(通水路)
692a 第1入水口(入水口)
692b 第2入水口(入水口)
693a 第1出水口(出水口)
693b 第2出水口(出水口)
750 洗浄水誘導手段
751 変更手段
751a 第1変更部
751b 第2変更部
760 排水管路
762 内周面
770 リブ
800 タンク(排水タンク)
801 導入口
802 導入排水管路
O1 排水中心
O2 排水中心
S1 大気開放された空間
S2 大気開放された空間
W1 洗浄水
W2 洗浄水

Claims (7)

  1. 便器本体へ供給される洗浄水を貯留するタンクと、
    上流側に入水口、下流側に出水口を有する通水路と、前記通水路と外部とを連通する大気導入口と、前記通水路の内部に設けられ、前記洗浄水の水圧によって動作することで、通水時には前記入水口と前記出水口とを連通させ、非通水時には前記通水路と前記大気導入口とを連通させる弁体と、前記大気導入口から溢れ出た洗浄水を受ける水受け部とを有するバキュームブレーカと、
    前記水受け部で受けた洗浄水を排出する排水口と、
    前記排水口から排出された洗浄水を貯留する排水タンクの内部へ洗浄水を導入するための導入口と
    を備え、
    前記排水口と前記導入口との間に設けられ、前記排水口から排出された洗浄水を前記導入口へ誘導する洗浄水誘導手段をさらに備え、
    前記排水口から排出された洗浄水を、大気開放された空間を介して前記洗浄水誘導手段へ排出し、前記洗浄水誘導手段へ排出された洗浄水を、大気開放された空間を介して前記導入口へ排出する、洗浄水供給装置。
  2. 前記洗浄水誘導手段は、前記排水口から排出された洗浄水を受け、受けた洗浄水の前記導入口への排水中心を変更する変更手段を有する、請求項1に記載の洗浄水供給装置。
  3. 前記変更手段は、前記排水口から排出された洗浄水が流れる下り傾斜面を有する、請求項2に記載の洗浄水供給装置。
  4. 前記洗浄水誘導手段は、前記導入口の直上から外れた位置から洗浄水を排出する、請求項1~3のいずれか1つに記載の洗浄水供給装置。
  5. 前記排水口から下方へ延びた排水管路を備え、
    前記排水管路は、前記洗浄水誘導手段とラップしている、請求項1~4のいずれか1つに記載の洗浄水供給装置。
  6. 前記洗浄水誘導手段は、前記排水口から排出された洗浄水を受け、受けた洗浄水の前記導入口への排水中心を変更する変更手段を有し、
    前記変更手段は、前記排水口から排出された洗浄水が流れる下り傾斜面となる第1変更部を有し、
    前記変更手段は、前記導入口への導入排水管路の上方まで延びており、前記導入排水管路において、前記第1変更部からの洗浄水が流れる下り傾斜面となる第2変更部をさらに有する、請求項1~5のいずれか1つに記載の洗浄水供給装置。
  7. 前記排水口から下方へ延びた排水管路を備え、
    前記排水管路は、該排水管路の内周面に設けられたリブを有する、請求項1~6のいずれか1つに記載の洗浄水供給装置。
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