JP2023033989A - 乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥槽内における被乾燥物をより良く循環させることを可能とし、乾燥効率をいっそう高めることができる乾燥装置を提供する。【解決手段】乾燥装置10における乾燥槽11の底面部15は、その中央を貫通した回転軸20周りを頂端として周壁部12に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面15aを備えている。回転巻上羽根21Aは、回転軸20に一端が取り付けられた掻取腕部30の他端より連続して延びる基羽根22Aからなる。掻取腕部30は、乾燥槽11の底面部15におけるテーパー面15aに沿って一端から他端へ傾斜して延び、該テーパー面15a上の被乾燥物を掻き取り可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、縦型の円筒形状の乾燥槽内に投入した被乾燥物を巻き上げつつ、乾燥槽の周壁部の内面に押し付けて乾燥させる乾燥装置に関する。
従来より、粒状、粉末状、液状、塊状等と種々様々な被乾燥物を乾燥させる乾燥装置が知られている。特に本出願人は、サイクロンフィンと呼ばれる独自の羽根の開発により、理想の乾燥条件を実現することができる乾燥装置を既に提案している(例えば特許文献1,2参照)。
この乾燥装置は、縦型の円筒形状の乾燥槽内に投入された被乾燥物が、回転軸に取り付けられた回転巻上羽根をなす複数の基羽根の回転により巻き上げられるように構成されている。かかる構成では、回転巻上羽根が回転すると、被乾燥物が遠心力によって乾燥槽内壁の伝熱面に薄膜状に押し付けられ、後から巻き上げられる被乾燥物が先に巻き上げられた被乾燥物を上方へ押し上げる作用と相俟って、被乾燥物を乾燥させることができる。
また、本出願人は、乾燥装置の乾燥効率を高めるために、乾燥槽の底面上に位置する被乾燥物を、螺旋回転羽根を回転軸に支持する掻取羽根によって掻き上げるように工夫した構成も既に提案している(例えば特許文献3参照)。かかる構成では、掻取羽根が回転すると、乾燥槽の略水平な底面部上の被乾燥物が掻き取られて乾燥槽内壁側へ移動し、螺旋回転羽根上にすくい上げることができる。
特許第2840639号公報 特許第2958869号公報 実用新案登録3001106号公報
前述した特許文献1,2に記載された乾燥装置に、特許文献3に記載の構成、すなわち掻取羽根を組み合わせることが考えられる。しかしながら、掻取羽根により、乾燥槽の略水平な底面部上の被乾燥物を掻き取って、基羽根の始端が位置する乾燥槽内壁側まで移動させるには、掻取羽根の回転による遠心力だけでは限界があった。
よって、この種の乾燥装置では、従来よりも乾燥効率をより高めるために、被乾燥物をより良く循環させるためのさらなる工夫が希求されていた。特に、乾燥槽の底面部上に溜まる被乾燥物を、いっそう効率良く回転巻上羽根に載せるための改良が重要な課題となっていた。
本発明は、前述したような従来の技術が有する問題点に着目してなされたものであり、乾燥槽内における被乾燥物をより良く循環させることを可能とし、乾燥効率をいっそう高めることができる乾燥装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するため、本発明の一態様は、
縦型の円筒形状をなし被乾燥物が投入される乾燥槽と、該乾燥槽内で鉛直軸心に沿って延びる回転軸に設けられた回転巻上羽根と、を有する乾燥装置において、
前記乾燥槽の底面部は、その中央を貫通した前記回転軸周りを頂端として周壁部に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面を備え、
前記回転巻上羽根は、前記回転軸に一端が取り付けられた掻取腕部の他端より連続して延びる基羽根からなり、
前記掻取腕部は、前記乾燥槽の底面部における前記テーパー面に沿って一端から他端へ傾斜して延び、該テーパー面上の被乾燥物を掻き取り可能に構成されたことを特徴とする。
本発明に係る乾燥装置によれば、乾燥槽内における被乾燥物をより良く循環させることを可能とし、乾燥効率をいっそう高めることができる。
本実施形態に係る乾燥装置の内部構造を示す縦断面図である。 図1のA-A線矢視図である。 図1のB-B線矢視図である。 本実施形態に係る乾燥装置の乾燥槽の底面部の要部を示す縦断面図である。 図3のC-C線断面図である。 本実施形態に係る乾燥装置の掻取腕部および回転巻上羽根の基羽根を示す平面図である。 本実施形態に係る乾燥装置の掻取腕部を拡大して示す平面図である。 本実施形態に係る乾燥装置の使用時の被乾燥物の様子を示す説明図である。
以下、図面に基づき、本発明を代表する実施形態を説明する。
図1に示すように、乾燥装置10の主要部をなす乾燥槽11は、縦型の円筒形状に構成されている。この乾燥槽11の内部に投入する被乾燥物は、生ゴミ、残飯、食品残滓、汚泥、スラッジ、家畜糞尿等と多岐に渡り、その形態も、粒状、粉末状、液状、塊状等、種々様々で、水分含量も多様である。本乾燥装置10は、何れの種類の被乾燥物にも対応可能である。
<乾燥槽11について>
図1に示すように、乾燥槽11の周壁部12の内面は、加熱手段からの熱を被乾燥物に伝える伝熱面12aとなっている。ここで加熱手段は、例えば、乾燥槽11の外周を囲むように形成したジャケット13と、このジャケット13に連結され、ジャケット13内に蒸気を送り込むボイラー(図示省略)とを備えている。ジャケット13には図示省略したが、蒸気をジャケット13内に導く蒸気流入部と、蒸気をジャケット13外に排出する蒸気排出部が設けられている。
加熱手段の他の例として、蒸気の代わりに熱風をジャケット13内に送り込むように構成したり、あるいは、ジャケット13内に収容した熱媒体と、ジャケット13の外周に配設した電気ヒーターとから構成しても良い。すなわち、電気ヒーターからの熱を熱媒体を介して伝熱面12aに伝えるものである。さらに構成を簡略化して、ジャケット13の外周に配設した電気ヒーターの熱を伝熱面12aに直接伝えるようにしても良い。このように加熱手段には種々のものが考えられる。
乾燥槽11の内部に被乾燥物を供給したり外部に排出する構成も様々であり、例えば、乾燥槽11の上面部14の一部に開閉可能な供給口(図示省略)を設けて、この供給口より被乾燥物を内部に投入すると良い。一方、乾燥槽11の底面部15付近に開閉可能な排出口(図示省略)を設けて、この排出口より乾燥済みの被乾燥物を外部に排出すると良い。かかる構成によれば、全ての工程が終了するまで、途中で被乾燥物の供給ないし排出を行わないバッチ式の処理を行うものとなる。
あるいは、図示省略したが、乾燥槽11の底面部15付近の周壁部12に供給管を接続して、被乾燥物を供給管より乾燥槽11内に供給する一方、上面部14付近の周壁部12に排出管を接続して、乾燥物を排出管より外部に排出するように構成しても良い。かかる構成によれば、被乾燥物の供給を区切って、間欠的に乾燥物を得るバッチ式の処理だけでなく、被乾燥物を連続的に供給すると共に乾燥物を連続的に排出する連続式の処理も可能となる。
<<底面部15>>
図4に示すように、乾燥槽11の底面部15は、その中央を貫通した次述の回転軸20周りを頂端として、該頂端から周壁部12に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面15aを備えている。ここでテーパー面15aが水平面に対して傾斜する角度θ1は、例えば15度に設定されている。なお、テーパー面15aの傾斜角度θ1は、15度に限定されることはなく、適宜定め得る設計事項である。
底面部15のうち、周壁部12の内面、すなわち伝熱面12aに接続する周縁側は、所定幅で略水平に周回する環状の水平周縁部15bをなしている。底面部15のテーパー面15aは、回転軸20周りの頂端から水平周縁部15bの内周縁にかけて形成されている。水平周縁部15bの外周縁は、周壁部12の伝熱面12aに直交する状態で連なっている。なお、底面部15は、乾燥槽11を下から支える脚部(図示省略)によって、設置床面より上方に離隔して支持される。
<回転軸20について>
図1に示すように、乾燥槽11内には、その鉛直軸心に沿って延びる回転軸20が配設されている。回転軸20は、乾燥槽11の上面部14と底面部15の中心を貫通した状態で軸支されている。回転軸20の上端部は、乾燥槽11の上面部14の中央上方に配設された電動モータ18に動力伝達可能に連結されている。一方、回転軸20の下端部は、乾燥槽11の底面部15の頂端下方に配設された軸受部19に回転可能に軸支されている。
回転軸20には、回転巻上羽根21が設けられている。回転軸20は、電動モータ18の駆動により回転駆動し、回転巻上羽根21は、回転軸20と同期して回転するように設定されている。なお、電動モータ18は、上面部14の上方ではなく底面部15の下方に配設するように構成しても良い。
<回転巻上羽根21について>
本乾燥装置10では、最下段の回転巻上羽根21Aの上側に、さらに別の回転巻上羽根21Bが回転軸20に設けられている。このように本乾燥装置10では、回転巻上羽根21A~21Bが、全部で2段の構成となっているが、回転巻上羽根21A~21Bの数や配置は、乾燥槽11の高さや寸法に応じて適宜定め得る設計事項である。なお、回転巻上羽根21A~21Bを総称するときは、単に回転巻上羽根21と表記する。
<<最下段の回転巻上羽根21A>>
図1に示すように、回転巻上羽根21Aは、それぞれ回転軸20を中心に螺旋状に延びる複数の基羽根22Aからなり、本実施形態では3枚の基羽根22Aを備えている。各基羽根22Aは、それぞれ回転軸20に一端が取り付けられた掻取腕部30の他端より連続して延びるように支持されている。なお、掻取腕部30は、各基羽根22Aと共に回転巻上羽根21Aをなす構成と見なして良い。基羽根22A~22Bを総称するときは、単に基羽根22と表記する。
掻取腕部30は、詳しくは後述するが、回転軸20を中心として複数が放射状に並んでいる。本実施形態では、回転巻上羽根21Aをなす3枚の基羽根22Aに合わせて、3つの掻取腕部30を備えている。各掻取腕部30の他端に、それぞれ基羽根22Aが個別に支持されている。各基羽根22Aは、同一形状に形成されており、位相が略120度ずれた状態で乾燥槽11内の下側から上側にかけて螺旋状に延びている。
図3に示すように、各基羽根22Aは、それぞれ平面視で乾燥槽11の底面部15のうち水平周縁部15b上に沿って円周方向に延び、被乾燥物を掻取腕部30の他端に連なる始端から載せて終端まで移動させつつ巻き上げ可能な平坦面23を備えている。この平坦面23は、回転方向Rと逆方向に向かって、始端から終端にかけて斜め上方に螺旋状に延びるように形成されている。すなわち、各基羽根22Aは、被乾燥物を平坦面23上に載せて巻き上げつつ、遠心力P(図8参照)によって乾燥槽11の伝熱面12aに押し付けるように構成されている。
各基羽根22Aの平坦面23の外周端と前記伝熱面12aとの間には、各基羽根22Aの回転を許容するクリアランスU(図8参照)が形成されている。なお、クリアランスUは、基羽根22Aの始端から終端にかけて一定である必要はなく、例えば、基羽根22Aの回転方向Rと逆方向に向かって次第に広くなるように設定しても良い。各基羽根22Aは、前記回転軸20に放射状に取り付けられた掻取腕部30の他端より連続して延びるように支持されている。
また、各基羽根22Aの終端寄りの途中箇所は、回転軸20に放射状に固定された補助腕部26に支持されている。ここで補助腕部26の先端は、各基羽根22Aにおける平坦面23の裏側に固定されている。なお、補助腕部26は、被乾燥物を巻き上げる作用を果たすものではなく、単に各基羽根22Aの先端を支持して補強できる構造であれば足りるが、被乾燥物の巻き上げ作用に干渉しないように細幅状に構成すると良い。
<<掻取腕部30>>
図1に示すように、掻取腕部30は、乾燥槽11の底面部15におけるテーパー面15aに沿って一端から他端にかけて傾斜して延び、該テーパー面15a上の被乾燥物を掻き取り可能に構成されている。詳しくは図4および図7に示すように、掻取腕部30は、回転軸20より直線形状に延びる板状に形成されている。
図7に示すように、掻取腕部30は、回転軸20の軸心20aと直交する線Lが延びる半径方向と平行ではなく、回転軸20の軸心20aから回転巻上羽根21Aの回転方向R側へずれた位置を通る中心線31を有している。ここで掻取腕部30の中心線31が前記線Lと交差する角度θ3は、例えば10度に設定されている。なお、掻取腕部30の中心線31と前記線Lとの交差角度θ3は、10度に限定されることはなく、適宜定め得る設計事項である。
掻取腕部30は、平面視で回転巻上羽根21Aの回転方向R側の一辺に前記中心線31に対して平行となる前端縁32を備えている。前端縁32は、掻取腕部30が回転したときに被乾燥物に最初に当たる部位である。掻取腕部30により、乾燥槽11の底面部15におけるテーパー面15a上の被乾燥物が掻き取られ、基羽根22Aの平坦面23上に載せられるように構成されている。
また、掻取腕部30の前端縁32に連なる基羽根22Aの始端には、回転巻上羽根21Aの回転方向R側へ突出した突出片24が設けられている。突出片24は、基羽根22Aが始端より延び上がる回転方向Rと逆方向ではなく、掻取腕部30の前端縁32と同様に回転方向R側で略三角形の舌片状に突出している。ここで突出片24は、基羽根22Aの始端の一部ではなく、掻取腕部30の他端の一部として捉えても良い。
図5に示すように、掻取腕部30の前端縁32には、昇りテーパー32aが形成されている。昇りテーパー32aは、掻取腕部30が回転したときに、乾燥槽11の底面部15上の被乾燥物をすくい上げやすくするための形状である。ここで乾燥槽11の底面部15におけるテーパー面15aに対する昇りテーパー32aの傾斜角度θ2は、例えば45度に設定されている。なお、昇りテーパー32aの傾斜角度θ2は、45度に限定されることはなく、適宜定め得る設計事項である。
さらに、基羽根22Aの突出片24にも、前記前端縁32と同様な昇りテーパーが形成されている。ここで突出片24は、乾燥槽11の底面部15のうち水平周縁部15b上に沿うものであるが、水平周縁部15bに対する傾斜角度も、前記前端縁32と同様に例えば45度に設定すると良い。なお、突出片24の具体的な形状は、図示した略三角形の舌片状に限定されるものではないが、突出片24における昇りテーパーは、前記掻取腕部30の前端縁32と連なる側に形成されている。
本実施形態の掻取腕部30は、その前端縁32の昇りテーパー32aを除いて平板状であるため、底面部15のテーパー面15aに密に沿わせるとなると、前端縁32をテーパー面15aに接近させる一方、前端縁32と反対側の後端縁はテーパー面15aより若干浮くように離れる。ここで掻取腕部30を、特にテーパー面15aに沿う裏面側の断面形状を湾曲させるように構成しても良い。
<<2段目の回転巻上羽根21B>>
図1に示すように、2段目の回転巻上羽根21Bにおける各基羽根22Bは、最下段の基羽根22Aよりも全長が短く形成されている。図2に示すように、回転巻上羽根21Bの各基羽根22Bの平坦面23は、平面視で360度の円周範囲内の長さで細幅形状に延び、かつ平面視で同一円周上に並ぶ隣り合う基羽根22B同士の平坦面23が始端から終端にかけて円周方向に互いに重ならない長さに設定されている。なお、各基羽根22Bの平坦面23の外周端と前記伝熱面12aとの間にも、前記各基羽根22Aの場合と同様に回転を許容するクリアランスU(図8参照)が形成されている。
各基羽根22Bは、回転軸20に放射状に固定された支持腕部27の先端に始端が連結されている。ここで支持腕部27は、前記掻取腕部30の代わりに、回転軸20の軸方向と直交する平面上に展開するように配され、それぞれが対応する高さ位置にある基羽根22Bを支持している。本実施形態では、基羽根22Bと支持腕部27とは一体成形されたものであり、一枚の金属板を裁断して曲げ加工することにより構成されている。また、各基羽根22Bの終端寄りの途中箇所は、前記基羽根22Aと同様に補助腕部26の先端に支持されている。
<乾燥装置10の作用>
次に、本実施形態に係る乾燥装置10の作用について説明する。
図1において、乾燥槽11の上面部14にある供給口より被乾燥物を投入する。そして、電動モータ18を駆動して、回転軸20をR方向へ回転させる。同時に、ボイラーからジャケット13内に蒸気を導入して、伝熱面12aを加熱する。乾燥槽11内に投入された被乾燥物は、乾燥槽11の底面部15上で、回転軸20の回転に伴い回転する掻取腕部30によって掻き取られ、同期して回転する回転巻上羽根21Aの各基羽根22Aの始端へすくい上げられる。
乾燥槽11の底面部15は、回転軸20周りを頂端として周壁部12に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面15aを備えている。そして、各基羽根22Aを支える掻取腕部30は、底面部15におけるテーパー面15aに沿って傾斜して延びている。従って、底面部15上の被乾燥物には、テーパー面15aに沿って滑り落ちるように乾燥槽11内の伝熱面12aに向かわせる重力も作用する。
このような乾燥槽11の底面部15上で、回転軸20と共に回転する掻取腕部30の前端縁32に当たった被乾燥物は、掻き取られながら前端縁32の昇りテーパー32aを乗り上げて、乾燥槽11内の伝熱面12a側に移動する。底面部15の水平周縁部15bに到達した被乾燥物は、回転巻上羽根21Aの各基羽根22Aの始端より平坦面23に載せられる。従って、被乾燥物は底面部15上に残留することなく、掻取腕部30による掻き取り作用と、テーパー面15aにおける重力によっても、各基羽根22Aの始端まで効率良く移動させることができる。
特に、本実施形態によれば、図7に示すように、掻取腕部30は、回転軸20の軸心20aから回転巻上羽根21Aの回転方向R側へずれた位置を通る中心線31を有し、この中心線31に対して平行となる前端部32を備える。これにより、掻取腕部30が回転したときに、前端縁32に当たった被乾燥物は、前端縁32に沿って周壁部12の伝熱面12aへ移動しやすくなる。
しかも、掻取腕部30の前端縁32に連なる基羽根22Aの始端に、回転巻上羽根21Aの回転方向R側へ突出した突出片24を備える。これにより、前記前端縁32に沿って乾燥槽11の伝熱面12a側へ移動してきた被乾燥物を、突出片24ですくうようにして基羽根22Aの平坦面23に載せやすい。すなわち、掻取腕部30によって、乾燥槽11の底面部15上の被乾燥物を容易に各基羽根22A上に導くことができる。
そして、回転巻上羽根21Aの回転により、被乾燥物は各基羽根22Aごとに、始端から終端に向かい、平坦面23上を回転方向Rと逆方向へ巻き上げられて上昇する。このとき、図8に示すように、平坦面23上の被乾燥物は、遠心力Pによって乾燥槽11内の伝熱面12aに薄膜状に押し付けられる。ここで平坦面23は、伝熱面12aに沿って螺旋状に延び、かつ外周端は伝熱面12aとの間にクリアランスUが保たれる。よって、回転巻上羽根21Aは、被乾燥物に単に衝撃を与えることなく、被乾燥物への巻き上げ作用と、伝熱面12aへの押し付け作用を効果的に発揮することができる。
図8に示すように、伝熱面12aに薄膜状に押し付けられた被乾燥物は、一側で伝熱面12aに接触する面を有すると共に、他側で乾燥槽11内の空間の空気と接触する蒸発面を有する。そして、伝熱面12aに接触した被乾燥物は、伝熱面12aからの熱により、その場である程度の水分蒸発が起こる。伝熱面12aへの接触時の水分蒸発によって含水率が低くなった被乾燥物は、含水率の高い被乾燥物と入れ換わるようにして蒸発面に移動する。
蒸発面に移動した被乾燥物は、空気に晒されることでさらに水分蒸発が進むことになる。また、被乾燥物は、伝熱面12a側から蒸発面へ移動すると同時に、各基羽根22Aによる巻き上げ作用により、後から巻き上げる被乾燥物が先に巻き上げた被乾燥物を連続的に押し、被乾燥物は伝熱面12aに沿って上昇していく。つまり、被乾燥物は、伝熱面12aから蒸発面へ移動しつつ、伝熱面12aに沿って巻き上がり、上昇しつつ乾燥することになる。
さらに、回転巻上羽根21A~21Bが上下に複数段あることにより、各段ごとに被乾燥物を巻き上げつつ、薄膜状に伝熱面12aに押し付け、後から巻き上げる被乾燥物で先に巻き上げた被乾燥物を一段上まで押すように上昇させる。ここで最下段の基羽根22Aは、2段目の基羽根22Bに比べて長い寸法であるため、最初は乾燥槽11の底面部15に多く溜まる被乾燥物に対して、いっそう大きな巻き上げ力を付与することができる。
これにより、最下段の回転巻上羽根21Aから2段目の回転巻上羽根21Bまで、被乾燥物を連続して乾燥しつつ順次上昇させることができ、乾燥槽11の縦方向における伝熱面12a全面を有効に活用することになり、縦型の利点を生かした非常に高い乾燥効率を確実に実現することができる。
ここで重要となるのが、複数段の回転巻上羽根21A~21Bにおける上下間の間隔である。本実施形態の乾燥装置10のように、各回転巻上羽根21A~21Bの間隔を広めに採れば、伝熱面12aの有効面積を最大限に使用することができ、よりいっそう乾燥効率を高めることが可能となる。なお、各回転巻上羽根21A~21Bの間隔が、図示した比率よりも大きくなりすぎると、2段目の回転巻上羽根21Bへ被乾燥物がうまく受け渡されず、上昇が途中で止まってしまう虞がある。
他に例えば、図示省略したが、複数段の回転巻上羽根21A~21Bにおける上下間の間隔は、回転巻上羽根21Aの各基羽根22Aの終端からその一段上の回転巻上羽根21Bの各基羽根22Bの始端までの寸法が、例えば、各基羽根22A~22Bの平坦面23の最外周端を結ぶ円直径(以下、単に直径とする)の0~15%となる比率に定めても良い。
これにより、最下段の回転巻上羽根21Aから最上段の回転巻上羽根21Bに亘り、各段ごとに被乾燥物を均一な薄膜状に伝熱面12aに押し付け、しかも、最適な時間を経て順次上昇させることが可能となる。このような比率の範囲内で被乾燥物の具体的な種類に応じて、各段の回転巻上羽根21A~21Bにおける上下間の間隔の寸法を適宜定めると良い。かかる間隔を本実施形態のように広めに採れば、伝熱面12aの有効面積を最大限に使用することができ、乾燥効率を高めることが可能となる。
さらに、前記間隔の値と同様に重要となるのが、各段の回転巻上羽根21A~21Bにおける上下間の基羽根22A~22Bの相対的な配置である。かかる配置は、上下間における各基羽根22A~22Bが平面視で所定角度ずつ位相がずれて、回転方向Rと逆方向に延びる多重(本実施の形態では3重)の螺旋階段状に並ぶように配設されている。このような多重の螺旋階段状な構成により、先ずは最下段の基羽根22Aと掻取腕部30により乾燥槽11の底面部15よりすくい上げられた被乾燥物は、遠心力で伝熱面12aに薄膜状に押し付けられつつ、上方の2段目の基羽根22Bの始端にすくい上げられる。
すなわち、乾燥槽11内に投入された被乾燥物は、最下段の回転巻上羽根21Aから上方の回転巻上羽根21Bに向かって、それぞれの基羽根22A~22Bが断続的に連なる多重螺旋階段を昇るようにして順次移動しつつ乾燥される。また、2段目以降の回転巻上羽根21Bの回転により、被乾燥物に上昇力と遠心力Pを補充することができる。このように、乾燥槽11の縦方向の伝熱面12a全面を有効に活用することが可能となり、縦型の利点を生かした非常に高い乾燥効率を確実に実現することができる。
[本発明の構成と作用効果]
以上、本発明の各種実施形態について説明したが、本発明は前述した各種実施形態に限定されるものではない。前述した各種実施形態から導かれる本発明について、以下に説明する。
[1]先ず、本発明は、
縦型の円筒形状をなし被乾燥物が投入される乾燥槽11と、該乾燥槽11内で鉛直軸心に沿って延びる回転軸20に設けられた回転巻上羽根21と、を有する乾燥装置10において、
前記乾燥槽11の底面部15は、その中央を貫通した前記回転軸20周りを頂端として周壁部12に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面15aを備え、
前記回転巻上羽根21は、前記回転軸20に一端が取り付けられた掻取腕部30の他端より連続して延びる基羽根22からなり、
前記掻取腕部30は、前記乾燥槽11の底面部15における前記テーパー面15aに沿って一端から他端へ傾斜して延び、該テーパー面15a上の被乾燥物を掻き取り可能に構成されたことを特徴とする。
このような構成により、乾燥槽11に投入された被乾燥物は、乾燥槽11の底面部15上において、テーパー面15aに沿って滑り落ちるように周壁部12に向かうことになる。よって、底面部15上の被乾燥物を、掻取腕部30の回転による掻き取り作用や遠心力Pも相俟って、周壁部12に沿った位置まで重力により効率良く移動させることができ、回転巻上羽根21の基羽根22上に容易に導くことができる。
[2]また、本発明では、
前記乾燥槽11の底面部15のうち前記周壁部12の内面に連なる周縁側は、所定幅で略水平に周回する水平周縁部15bをなし、
前記底面部15のテーパー面15aは、前記回転軸20周りの頂端から前記水平周縁部15bの内周縁にかけて形成されたことを特徴とする。
このように、乾燥槽11の底面部15の周縁側を略水平な水平周縁部15bとしたことにより、掻取腕部30の他端と、これに連なる基羽根22の始端とを、水平周縁部15bに沿わせた略水平な状態で配置することができる。これにより、被乾燥物を各基羽根22の始端に容易に載せることが可能となる。
[3]また、本発明では、
前記掻取腕部30は、前記回転軸20を中心として複数が放射状に並び、それぞれ前記回転軸20から前記水平周縁部15bの内周縁まで延び、
各掻取腕部30の他端に、それぞれ前記回転巻上羽根21をなす基羽根22が個別に支持され、各基羽根22は、それぞれ平面視で前記水平周縁部15b上に沿って円周方向に延び、被乾燥物を始端から載せて終端に移動させつつ巻き上げ可能な平坦面23を備え、
各基羽根22は、それぞれの平坦面23が、回転方向と逆方向に向かい始端から終端にかけて斜め上方に螺旋状に延びることを特徴とする。
このような構成により、複数の掻取腕部30ごとに底面部15のテーパー面15a上の被乾燥物を掻き取ることができる。また、複数の基羽根22ごとに、被乾燥物を平坦面23の始端から終端へと巻き上げつつ、遠心力により周壁部12の内面に薄膜状に押し付け、かつ螺旋状に連続して効率良く上昇させることができる。
[4]また、本発明は、
前記回転巻上羽根21Aの上側に、さらに別の回転巻上羽根21Bが前記回転軸20に沿って間隔をあけて1段以上設けられ、
前記乾燥槽11の底面部15の間近に配された最下段の回転巻上羽根21Aを除く2段目以降の回転巻上羽根21Bは、前記回転軸20に一端が取り付けられた支持腕部27の他端より連続して延びる基羽根22Bからなり、
前記回転軸20の回転により、複数段の回転巻上羽根21A~21Bごとに、被乾燥物は各基羽根22A~22Bの平坦面23上を始端から終端へ移動しつつ巻き上げられ、かつ遠心力Pにより前記周壁部12の内面に薄膜状に押し付けられながら上段の回転巻上羽根21Bへ順次上昇するように構成されたことを特徴とする。
このように、回転巻上羽根21A~21Bが上下に複数段あることにより、各段ごとに被乾燥物を巻き上げつつ、薄膜状に周壁部12の内面に押し付け、後から巻き上げる被乾燥物で先に巻き上げた被乾燥物を一段上まで押すように上昇させることができる。これにより、最下段の回転巻上羽根21Aから最上段まで、被乾燥物を連続して乾燥しつつ順次上昇させることができ、乾燥槽11の縦方向における周壁部12の内面全体を有効に活用することになり、高い乾燥効率を確実に実現することができる。
[5]また、本発明は、
前記掻取腕部30は、前記回転軸20の軸心から前記回転巻上羽根21の回転方向側へずれた位置を通る中心線31を有し、該中心線31に対して平行となる前端縁32を備え、該前端縁32に連なる前記基羽根22の始端に、前記回転巻上羽根21の回転方向R側へ突出した突出片24を備えることを特徴とする。
このような構成により、乾燥槽11の底面部15上における被乾燥物は、従来に比べて早期に掻き取られて各基羽根22の平坦面23上に載せられることが確認された。これにより、被乾燥物の乾燥槽11内での上下の循環が良好に行われ、乾燥効率を上げやすくなり、この種の乾燥装置10の前述した利点をより良く発揮させることが可能となる。
[6]また、本発明は、
前記掻取腕部30の前端縁32および前記基羽根22の突出片24に、昇りテーパー32aが形成されたことを特徴とする。
このような昇りテーパー32aを形成したことにより、被乾燥物をすくい上げやすくなり、ごく小さな粒状の被乾燥物や流動状の被乾燥物であっても、確実に掻き取ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、本実施形態の乾燥槽11は、全体的に寸胴の円筒形であるが、他に例えば、乾燥槽11の上面部14から底面部15に向かって横断面積が漸次縮径する逆円錐台形に構成しても良い。
また、本実施形態では、回転巻上羽根21は上下2段に配置されているが、回転巻上羽根21の具体的な数や配置は、乾燥槽11の高さや寸法に応じて、1段のみ、あるいは本実施形態のように2段、さらには3段以上として構成しても良い。さらに、本実施形態では、回転巻上羽根21は3つの基羽根22を備えた3重螺旋に構成されているが、基羽根22を1つだけ備えた構成でもよく、また2つ、あるいは4つ以上の基羽根22を備えるように構成しても良い。
本発明の乾燥装置においては、様々な種類の被乾燥物に対応可能であり、特に、固形物や半固形物を含む被乾燥物や粘性の強い被乾燥物であっても、効率良く乾燥させることが可能な乾燥装置として幅広く利用することができる。
10…乾燥装置
11…乾燥槽
12…周壁部
12a…伝熱面
13…ジャケット
14…上面部
15…底面部
15a…テーパー面
15b…水平周縁部
18…電動モータ
20…回転軸
21A,21B…回転巻上羽根
22A,22B…基羽根
23…平坦面
24…突出片
26…補助腕部
27…支持腕部
30…掻取腕部
31…中心線
32…前端縁
32a…昇りテーパー

Claims (5)

  1. 縦型の円筒形状をなし被乾燥物が投入される乾燥槽と、該乾燥槽内で鉛直軸心に沿って延びる回転軸に設けられた回転巻上羽根と、を有する乾燥装置において、
    前記乾燥槽の底面部は、その中央を貫通した前記回転軸周りを頂端として周壁部に向かって下り傾斜する円錐状のテーパー面を備え、
    前記回転巻上羽根は、前記回転軸に一端が取り付けられた掻取腕部の他端より連続して延びる基羽根からなり、
    前記掻取腕部は、前記乾燥槽の底面部における前記テーパー面に沿って一端から他端へ傾斜して延び、該テーパー面上の被乾燥物を掻き取り可能に構成されたことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記乾燥槽の底面部のうち前記周壁部の内面に連なる周縁側は、所定幅で略水平に周回する水平周縁部をなし、
    前記底面部のテーパー面は、前記回転軸周りの頂端から前記水平周縁部の内周縁にかけて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記掻取腕部は、前記回転軸を中心として複数が放射状に並び、それぞれ前記回転軸から前記水平周縁部の内周縁まで延び、
    各掻取腕部の他端に、それぞれ前記回転巻上羽根をなす基羽根が個別に支持され、各基羽根は、それぞれ平面視で前記水平周縁部上に沿って円周方向に延び、被乾燥物を始端から載せて終端に移動させつつ巻き上げ可能な平坦面を備え、
    各基羽根は、それぞれの平坦面が、回転方向と逆方向に向かい始端から終端にかけて斜め上方に螺旋状に延びることを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 前記回転巻上羽根の上側に、さらに別の回転巻上羽根が前記回転軸に沿って間隔をあけて1段以上設けられ、
    前記乾燥槽の底面部の間近に配された最下段の回転巻上羽根を除く2段目以降の回転巻上羽根は、前記回転軸に一端が取り付けられた支持腕部の他端より連続して延びる基羽根からなり、
    前記回転軸の回転により、複数段の回転巻上羽根ごとに、被乾燥物は各基羽根の平坦面上を始端から終端へ移動しつつ巻き上げられ、かつ遠心力により前記周壁部の内面に薄膜状に押し付けられながら上段の回転巻上羽根へ順次上昇するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記掻取腕部は、前記回転軸の軸心から前記回転巻上羽根の回転方向側へずれた位置を通る中心線を有し、該中心線に対して平行となる前端縁を備え、該前端縁に連なる前記基羽根の始端に、前記回転巻上羽根の回転方向側へ突出した突出片を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の乾燥装置。
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