JP2958869B2 - 回転巻上羽根を有する乾燥装置 - Google Patents

回転巻上羽根を有する乾燥装置

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JP2958869B2 JP31002397A JP31002397A JP2958869B2 JP 2958869 B2 JP2958869 B2 JP 2958869B2 JP 31002397 A JP31002397 A JP 31002397A JP 31002397 A JP31002397 A JP 31002397A JP 2958869 B2 JP2958869 B2 JP 2958869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転巻上羽根を有する乾
燥装置に係わり、更に詳しくは、被乾燥物を巻き上げつ
つ、伝熱面に押し付け乾燥させる乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、液状、流動状又は半流動状
或いは粉末状、粒粉末状等の被乾燥物を乾燥させる乾燥
装置が種々ある。
【0003】その一例として、本出願人は先に実開平3
−19501号公報で示した乾燥装置を提案した。即
ち、被乾燥物を投入する内部が円筒形状の乾燥槽と、伝
熱手段からの熱を被乾燥物に伝える乾燥槽内壁面の伝熱
面と、上記乾燥槽の周囲に位置し、上記伝熱面に熱を伝
える伝熱手段と、上記乾燥槽内に回転可能に配設され、
上面が被乾燥物を載せて上昇せしめるよう平坦面と成さ
れた1枚の垂直螺旋回転羽根より成る乾燥装置である。
【0004】つまり、上記乾燥装置内には、上記乾燥槽
内に重力方向に沿って配設された回転軸と、この回転軸
の周りに位置する1枚の垂直螺旋回転羽根と、一端が回
転軸に、他端が垂直螺旋回転羽根に固定され、後述する
被乾燥物落下空間を通る固定用腕部とが配設されてい
る。そして、上記垂直螺旋回転羽根の内周端間、回転軸
周りに、垂直螺旋回転羽根の上部に至った被乾燥物が落
下する被乾燥物落下空間が画成されていると共に、上記
垂直螺旋回転羽根の外周端と伝熱面との間に被乾燥物を
伝熱面に接触せしめ得るようなクリアランスを有する。
【0005】次に、上記垂直螺旋回転羽根を有する乾燥
装置を用いたときの被乾燥物の動作に着目すると、上記
被乾燥物は垂直螺旋回転羽根に載って下から上に順次螺
旋状に上昇し、最上部に達すると下へ落下し、再び螺旋
状に上昇するという循環を繰り返す。そして、上記上昇
過程で遠心力によって伝熱面に押し付けられ乾燥される
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、次の点に於て幾つかの解決すべき点を有する。即
ち、上記被乾燥物は、一枚で上から下まで連なってい
る垂直螺旋回転羽根上に載って伝熱面に押し付けられな
がら上昇してゆく。所が、上記被乾燥物が粘性の強い被
乾燥物等であったりした場合、この被乾燥物がいったん
垂直螺旋回転羽根や伝熱面に付着したりすると、そこか
ら団子状に拡大して上下の羽根の間に詰まる恐れがあっ
た。この為、上記被乾燥物の上昇がせき止められ、循環
が行われなくなり、以って乾燥が良好に進まない危険性
が大きかった。
【0007】また、上記垂直螺旋回転羽根が一枚で上
から下まで連続して螺旋状と成して伸びていることによ
り、上記クリアランスに、いったん被乾燥物に混じった
異物がカミ込むと、逃げ場がなく、上記垂直螺旋回転羽
根が良好に回転しなくなる恐れがあった。
【0008】また、上記被乾燥物を上昇させるには、
一枚の垂直螺旋回転羽根によって上昇させる。この為、
上記乾燥槽内の底部に位置する被乾燥物の全量に比して
上昇する被乾燥物の量が少なく、早期に被乾燥物を伝熱
面に接触させることが難しいと共に、底部に被乾燥物が
溜った状態が続き易く、乾燥効率を向上させることが難
しかった。
【0009】また、上記垂直螺旋回転羽根は、各上下
の羽根の間に螺旋のピッチに応じた間隔を有することに
より、上記被乾燥物を遠心力によって伝熱面に押し付け
たときも、各上下の羽根の間の伝熱面の内使用されない
伝熱面部分が生じ易かった。この為、伝熱面の全面積に
比して使用されない、つまり被乾燥物が接触しない面積
が比較的大きく、伝熱面全面を有効に活用していなかっ
た。
【0010】更に、上記被乾燥物は、下から上へ順次
螺旋状に上昇させて、最上部に達した後落下させ、再び
上昇させる。この間に上記伝熱面から被乾燥物に熱を与
えて乾燥させる。そこで、上記被乾燥物を効率良く乾燥
させる為に、上記垂直螺旋回転羽根には種々の被乾燥物
に合わせた最良の回転速度がある。ここでもし、上記垂
直螺旋回転羽根を被乾燥物の乾燥効率が最も良い回転速
度を超えて高速にすると、上記被乾燥物が良好に螺旋の
沿って上昇しなくなり、結果乾燥効率も悪くなる。即
ち、上記種々の被乾燥物を最も効率良く乾燥させようと
した場合、上記垂直螺旋回転羽根の回転速度の調節はか
かせないものであり、逆にこの調節が面倒なものであっ
た。
【0011】従って、本発明の目的とする所は、粘性
が強い被乾燥物を乾燥させた場合でも、被乾燥物を巻き
上げることにより、羽根や伝熱面に付着して、被乾燥物
の停滞を招く危険性が小さく、羽根と伝熱面との間の
クリアランスに被乾燥物に混じった異物がカミ込むのを
少なくし、乾燥槽底部に位置する被乾燥物の全量に比
して上昇する被乾燥物量を多くし、以って乾燥効率を向
上させ、伝熱面全面を有効に活用し、回転する羽根
の面倒な回転速度の調節がなく被乾燥物を効率良く乾燥
せしめる技術を提供するにある。
【0012】
【課題を解決する為の手段】上記目的を解決する為に、
本発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応
する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発
明は被乾燥物3を投入する内部が円筒形状の乾燥槽4
と、伝熱手段からの熱を被乾燥物3に伝える乾燥槽4の
円筒形状の内壁面の伝熱面2と、上記乾燥槽4の周囲に
位置し、上記伝熱面2に熱を伝える伝熱手段と、上記乾
燥槽4内に於て重力方向に沿って配設された回転軸に取
付けられ回転可能に配設されていて、それぞれが平面か
ら見て360度の円周範囲内の長さに定められた複数枚
の基羽根5aから成る回転巻上羽根5とから成る乾燥装
置に於て、上記回転巻上羽根5の各基羽根5aは、上記
被乾燥物3を上記各基羽根5aの一端部18から載せて
他端部19に移動させ、この他端部19から巻き上げる
ことができるような長さを有する平坦面8を有し、この
平坦面8の外周端10aと上記伝熱面2との間に、各基
羽根5aの回転を許容する為のクリアランスUが形成さ
れるように、上記外周端10aは上記伝熱面2に沿って
形成されていると共に、上記回転巻上羽根5の各基羽根
5aの平坦面8は、その回転方向Rと逆方向に向って一
端部18から他端部19に向って斜め上方に伸びるよう
に形成され、而も複数枚の基羽根5aの内の、一つの基
羽根5aの他端部19の高さ位置は、上記回転方向Rと
逆方向に向って隣に位置する他の基羽根5aの一端部1
8の高さ位置より高い位置に位置し、上記被乾燥物3を
複数枚の各基羽根5a上に載せて巻き上げつつ、遠心力
Pによって伝熱面2に押し付け、被乾燥物を乾燥させる
よう構成されていることを特徴とする回転巻上羽根5を
有する乾燥装置である。
【0013】そして、他の特徴とする所は、上記回転巻
上羽根5の各基羽根5aの平坦面8は、上記伝熱面2に
沿って細長形状に形成されていると共に、上記平坦面8
の外周端10aは、上記伝熱面2の円筒形状に沿った弧
状に形成されていることを特徴とする。
【0014】また、他の特徴とする所は上記回転上羽根
5の複数を乾燥槽4内の重力方向に沿って垂直に配設し
た中心回転軸21に多段と成して配設し、上記中心回転
軸21を回転させて多段と成す回転巻上羽根5の複数の
基羽根5aを回転させることにより、上記被乾燥物3を
各段で巻き上げつつ、伝熱面2に押し付けて上昇させ、
最下段の回転巻上羽根5から最上段の回転巻上羽根5ま
で連続して上昇させて乾燥させることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成によると、上記基羽根5aの回転によ
り、基羽根5aごと基羽根5aの伝熱面2に沿って細長
く、一端部18から他端部19に向って斜め上方に伸び
る平坦面8によって、被乾燥物3を巻き上げつつ、伝熱
面2に押し付けて乾燥させるので、粘性の強い被乾燥物
3等であったりしても、基羽根5aや伝熱面2に付着し
にくく、例え付着しても上記被乾燥物3を複数の各基羽
根5aによって伝熱面2全面に渡って巻き上げ全体的に
上昇させるので、被乾燥物3が停滞することがない。特
に、2枚の基羽根5aのうち、一つの基羽根5aの平坦
面8の上部に位置する被乾燥物3は、平坦面8から斜め
上方に飛び出たとき、その重さによって下方に向おうと
する。一方、上記一つの基羽根5aの回転方向Rと反対
方向に向って隣に位置するもう一つの基羽根5a上部に
位置する被乾燥物3は、同じように基羽根5aの平坦面
8から斜め上方に飛び出ようとしている。即ち、上記2
つの被乾燥物3の流れが重なる部分が生じ、重なった部
分で乱流となる。この乱流領域では、被乾燥物3の流れ
が激しく、同時に伝熱面2への接触速度が速くなる。そ
して、上記回転巻上羽根5の回転数及び回転速度を増す
ほど上記乱流領域の発生回数が増える。また、上記基羽
根5aの枚数を増やすことにより、発生箇所が増え、被
乾燥物3の伝熱面2への接触速度が速くなる。つまり、
上記乱流領域を形成することにより、上記被乾燥物3
は、巻き上げ時の回転によるある接触速度をもった接触
に加えて、乱流によるある接触速度をもった接触が伝熱
面2に対して行われ、双方の接触による相乗効果でより
被乾燥物3が伝熱面2に接触し易く、伝熱面2から熱が
被乾燥物3に伝わり易い。
【0016】また、複数の基羽根5a各々は、平面から
見て360度の円周範囲内の長さしか有さず、独立して
いるので、各基羽根5aの平坦面8の外周端10aと伝
熱面2との間のクリアランスUも、複数の基羽根5a間
に連続して連なっていず非連続なので、上記異物がクリ
アランスUに仮にカミ込んでも直ちに逃げ、カミ込みが
継続しない。
【0017】また、上記複数枚の基羽根5aにより、上
記乾燥槽4内底部に位置した被乾燥物3を、複数枚の基
羽根5a各々ごとに巻上上昇させることができるから、
上記乾燥槽4内底部に位置する被乾燥物3の全量に比し
て上昇する被乾燥物3の量が多く、早期に被乾燥物3を
伝熱面2に接触させ易い。
【0018】加えて、上記各基羽根羽根5aにより、上
記被乾燥物3を巻き上げつつ、伝熱面2に押し付け、後
から巻き上げる被乾燥物3で先に巻き上げた被乾燥物3
を上方へ押し、上記被乾燥物3を連続して上昇させるこ
とによって、上記被乾燥物3が伝熱面2全面に渡って上
昇し、上記伝熱面2全面を使用して被乾燥物3を乾燥さ
せることができる。
【0019】更に、上記基羽根5aを回転させることで
上記被乾燥物3を巻き上げつつ伝熱面2に押し付けて乾
燥させることにより、上記基羽根5aの回転速度を上げ
ることで被乾燥物2をより強く伝熱面2に押し付けるこ
とができる。これにより、上記被乾燥物3が伝熱面に沿
ってより巻き上がり、上記伝熱面2全面に渡って薄膜状
に拡がり、被乾燥物3に熱が伝わり易い。
【0020】
【実施例】次に添付図面に従い本発明の実施例を詳述す
る。図1から図5までは第1実施例を示し、4は円筒形
状の乾燥槽であり、円筒状の内壁面が伝熱手段からの熱
を被乾燥物3に伝える伝熱面2と成っている。上記伝熱
手段は、上記乾燥槽4の周囲に形成したジャケット6
と、このジャケット6に連なり、ジャケット6内に蒸気
7を送り込むボイラー(図示せず)とを備える。上記ジ
ャケット6には、蒸気7をジャケット6内に導く蒸気流
入部11と、蒸気7をジャケット6外に排出する蒸気排
出部12とが設けられている。
【0021】また、上記乾燥槽4の底部4aの壁面に
は、被乾燥物供給管13が連設されていて、被乾燥物投
入槽(図示せず)からの被乾燥物3を供給スクリュー1
4によって乾燥槽4内の底部4aに供給する。また、上
部4b壁面には、乾燥物導出管15が連設されていて、
乾燥槽4内で乾燥させながら上昇させた被乾燥物3を導
出スクリュー16によって乾燥槽4外の乾燥物蓄積槽
(図示せず)に導き出す。
【0022】次に、上記乾燥槽4の底部4aには、回転
巻上羽根5が設置されている。この回転巻上羽根5は、
乾燥槽4底部4aの外側に取り付けたモータ17に連設
しており、このモータ17によって回転軸5bを中心と
して回動可能となっている。
【0023】次に、上記回転巻上羽根5に着目する。上
記回転巻上羽根5は、複数枚の基羽根5aから成り、こ
の例では3枚の基羽根5aから成る。それぞれの基羽根
5aは同一形状であり、上記各基羽根5aは、それぞれ
が平面から見て360度の円周範囲内の長さに定められ
ている。そして複数枚の基羽根5aは被乾燥物の一方か
ら他方への移動の為の一端部18と他端部19を有す
る。そして、この一端部18と他端部19間に形成され
ていて、伝熱面2に沿って細長い平坦面8を有する。加
えて、上記伝熱面2に沿って細長い平坦面8の外周端1
0aと上記伝熱面2との間に、各基羽根5aの回転を許
容する為のクリアランスUが形成されるように、上記細
長い平坦面8の外周端10aは、上記伝熱面2の円筒形
状に沿った弧状に形成されているものである。更に、上
記平坦面8は、その回転方向Rと逆方向に向って一端部
18から他端部19に向って斜め上方に伸びるように形
成されて成り、特に複数枚の基羽根5aの内の、一つの
基羽根5aの他端部19の高さ位置は、上記回転方向R
と逆方向に向って隣に位置する他の基羽根5aの一端部
18の高さ位置より高い位置に位置し、上記被乾燥物3
を複数枚の基羽根5a上に載せて巻き上げつつ、遠心力
Pによって伝熱面2に押し付け、被乾燥物を乾燥させる
よう構成されている。特に図2、図3に示されている。
【0024】更に、上記基羽根5aは平面から見て36
0度の円周範囲内の長さを有するということは、その一
端部18から他端部19までの回転中心点を中心とする
角度は360度以下であるが、上記各基羽根5aの一端
部18は、上記回転軸5bに固定されたかき取り部20
に連続している。
【0025】尚、上記ジャケット6とボイラーとから成
る伝熱手段の他の例として、ジャケット6とジャケット
6内に収容した熱媒体と、ジャケット6外周に配設した
電気ヒーターとから成る伝熱手段が考えられる。即ち、
電気ヒーターからの熱を熱媒体を介して伝熱面2に伝え
るものである。また、その他の例として、乾燥槽4外周
に配設した電気ヒーターから成る伝熱手段が考えられ、
上記電気ヒーターの熱を伝熱面2に伝える。
【0026】即ち、本発明の乾燥装置は、上記回転巻上
羽根5の各基羽根5aは、上記被乾燥物3を上記各基羽
根5aの一端部18から載せて、他端部19に移動さ
せ、この他端部19から巻き上げることができるような
長さを有する平坦面8を有し、この平坦面8の外周端1
0aと上記伝熱面2との間に、各基羽根5aの回転を許
容する為のクリアランスUが形成されるように、上記外
周端10aは上記伝熱面2に沿って形成されていると共
に、上記回転巻上羽根5の各基羽根5aの平坦面8は、
その回転方向Rと逆方向に向って一端部18から他端部
19に向って斜め上方に伸びるように形成され、而も複
数枚の基羽根5aの内の一つの基羽根5aの他端部19
の高さ位置は、上記回転方向Rと逆方向に向って隣に位
置する他の基羽根5aの一端部18の高さ位置より高い
位置に位置し、上記被乾燥物3を複数枚の各基羽根5a
上に載せて巻き上げつつ、遠心力Pによって伝熱面2に
押し付け、被乾燥物を乾燥させるように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0027】次に、上記乾燥装置1の動作について説明
する。先ず、上記被乾燥物供給管13内の供給スクリュ
ー14を駆動して被乾燥物投入槽から乾燥槽4内に被乾
燥物3を投入する。そして、上記モータ17を駆動し、
上記回転巻上羽根5の各基羽根5aを回転させる。同時
に上記ボイラーを駆動し、ジャケット6内に蒸気7を導
き、伝熱面2を熱する。
【0028】そして、上記回転巻上羽根5の基羽根5a
の回転により、上記被乾燥物3が基羽根5aごとに、そ
の一端部18から基羽根5aの平坦面8上に載り基羽根
5aに沿って他端部19側へ移動してゆく。このとき、
上記被乾燥物3は、各基羽根5aの長い平坦面8によっ
て回転しつつ上方へ向かわせしめられる作用が働き、結
果被乾燥物3は巻き上げられると共に、巻き上げによる
遠心力Pによって伝熱面2に押し付けられる。これを、
より詳述すると、被乾燥物3に巻き上げ作用を与え且つ
伝熱面2に遠心力によって押し付け作用を与える各基羽
根5aの平坦面8は、その他端部19の幅より長く、且
つその平坦面8の外周端10aは伝熱面2との間にクリ
アランスUを保って弧状に形成されているから、単に被
乾燥物3に衝撃を与えるのではなく、上記回転方向Rと
逆方向に向って斜め上方に伸びている、細長い平坦面8
による上記被乾燥物3への巻き上げ作用と伝熱面2への
押し付け作用が効果的に行われる。そして、一つの連続
した羽根によって被乾燥物が乾燥装置内で移動せしめら
れるわけではなく、複数枚の基羽根5aの各々によって
被乾燥物は上方へ巻き上げられ且つ伝熱面2へ押し付け
られる。この為、粘性の強い被乾燥物3等であっても伝
熱面2に付着することがなく、伝熱面2上の特定箇所に
被乾燥物が滞留せしめられることがない。また、複数の
基羽根5aの各々は平面から見て360度の円周範囲内
の長さしか有さず独立しているので、上記各基羽根5a
の平坦面8の外周端10aと伝熱面2との間の上記クリ
アランスUも全羽根全体に連続していないから、被乾燥
物3中の異物がクリアランスにカミ込むこともない。ま
た、上記複数枚の各基羽根5aにより、上記乾燥槽4内
底部に位置した被乾燥物3を、複数枚の基羽根5a各々
ごとに巻き上げ上昇させることができるから、上記乾燥
槽4内底部に位置する被乾燥物3の全量に比して上昇す
る被乾燥物3の量が多く、早期に被乾燥物3を伝熱面2
に接触させ易い。また、上記各基羽根5aにより、上記
被乾燥物3を巻き上げつつ、伝熱面2に押し付け、後か
ら巻き上げる被乾燥物3で先に巻き上げた被乾燥物3を
上方へ押し、上記被乾燥物3を連続して上昇させること
によって、上記被乾燥物3が伝熱面2全面に渡って上昇
し、上記伝熱面2全面を使用して被乾燥物3を乾燥させ
ることができる。加えて、上記基羽根5aを回転させる
ことで上記被乾燥物3を巻き上げつつ伝熱面2に押し付
けて乾燥させることにより、上記基羽根5aの回転速度
を上げることで被乾燥物3をより強く伝熱面2に押し付
けることができる。これにより、上記被乾燥物3が伝熱
面に沿ってより巻き上がり、上記伝熱面2全面に渡って
薄膜状に拡がり、被乾燥物3に熱が伝わり易い。
【0029】上記伝熱面2に押し付けられた被乾燥物3
は、一側で上記伝熱面2に接触する面を有すると共に、
他側で乾燥槽4内の空間Aの空気と接触する蒸発面Fを
有する。そして、上記伝熱面2に接触した被乾燥物3
は、伝熱面2から熱によりその場である程度の水分蒸発
が起こる。上記伝熱面2接触時の水分蒸発によって含水
率が低くなった被乾燥物3は、含水率の高い被乾燥物3
と入れ換わるようにして上記蒸発面Fに移動する。蒸発
面Fに移動した被乾燥物3は、空間Aの空気にさらされ
ることで更に水分蒸発が進む。
【0030】上記被乾燥物3は、伝熱面2側から蒸発面
Fへ移動すると同時に、上記回転巻上羽根5の各基羽根
5aによる巻き上げにより、後から巻き上げる被乾燥物
3が先に巻き上げた被乾燥物3を断続的に押し、上記被
乾燥物3は伝熱面2に沿って上昇してゆく。つまり、上
記被乾燥物3は、伝熱面2から蒸発面Fへの移動を行い
つつ、伝熱面2に沿って巻き上がり、上昇してゆく。
【0031】特に本発明に於ては、上記回転巻上羽根5
の各基羽根5aの近傍の被乾燥物3の流れを側面からみ
ると特徴が表れる。即ち、上記回転巻上羽根5が回転し
たとき、上記被乾燥物3は、それぞれの基羽根5aによ
って巻き上げられ、結果被乾燥物3が巻き上げられる状
態となる。このときに、上記複数枚の基羽根5aの内の
2枚の基羽根5a近傍の被乾燥物3の動きに着目する。
【0032】即ち、図2に示すように2枚の基羽根5a
のうち、一つの基羽根5aの平坦面8の上部に位置する
被乾燥物3は、この基羽根5aの平坦面8から斜め上方
に飛び出たとき、その重さによって下方に向かおうとす
る。一方、上記一つの基羽根5aに対し、回転方向Rと
反対方向に向って隣に位置するもう一つの基羽根5aの
平坦面8上の被乾燥物3は、このもう一つの基羽根5a
の平坦面8から斜め上方に飛び出ようとしている。即
ち、上記2つの被乾燥物3の流れが重なる部分が生じ重
なった部分で乱流となる。
【0033】この乱流領域では、被乾燥物3の流れが激
しく、同時に伝熱面2への接触速度が速くなる。そし
て、上記回転巻上羽根5の基羽根5aの回転数及び回転
速度を増すほど上記乱流領域の発生回数が増える。ま
た、上記基羽根5aの枚数を増やすことにより、発生箇
所が増え、被乾燥物3の伝熱面2への接触速度が速くな
る。
【0034】つまり、上記乱流領域を形成することによ
り、上記被乾燥物3は、巻き上げ時の回転によるある接
触速度をもった接触に加えて、乱流によるある接触速度
をもった接触が伝熱面2に対して行われ、双方の接触に
よる相乗効果でより被乾燥物3が伝熱面2に接触し易
く、伝熱面2から熱が被乾燥物3に伝わり易い。
【0035】そして、上記伝熱面2に沿って連続して上
昇し、乾燥した被乾燥物3を、導出スクリュー16を駆
動して被乾燥物導出管15内に導き、乾燥槽4外の乾燥
物蓄積槽に運ぶ。
【0036】上記被乾燥物3を乾燥槽4内に供給し、乾
燥槽4内で乾燥させた後、乾燥物を得る作業に於ては、
上記被乾燥物4の供給を区切って、間欠的に乾燥物を得
るようにしても良いし、また上記被乾燥物3を連続的に
供給すると共に、乾燥物を連続的に回収して、連続的に
乾燥物を得るようにしても良い。
【0037】次に、図6及び図7を参照して第2実施例
を説明すると、この例では、上記回転巻上羽根5の基羽
根5aを3枚から4枚にした例を示している。
【0038】次に、図8を参照して第3実施例を説明す
る。この例では、上記回転巻上羽根5の基羽根5aの枚
数を2枚にしている。そして、上記回転巻上羽根5の複
数の基羽根5aを乾燥槽4内の重力方向に沿って垂直に
配設した中心回転軸21に多段と成して取り付けてい
る。
【0039】この回転巻上羽根5の基羽根5aを重力方
向に沿った回転軸に沿って多段と成した乾燥装置1の動
作を説明すると、多段と成す基羽根5aを回転させて上
記乾燥槽4の底部4aに位置する被乾燥物3を最下段の
回転巻上羽根5の基羽根5aで巻き上げる。そして、伝
熱面2に沿って乾燥されながら上昇してきた被乾燥物3
を上の段の回転巻上羽根5の基羽根5aによって再び巻
き上げる。こうして、次々と各段の基羽根5aによって
巻き上げつつ、伝熱面2に押し付け乾燥させた被乾燥物
3を、最上級の基羽根5aによって巻き上げた後、乾燥
物を得る。即ち、上記被乾燥物3は、乾燥槽4の底部4
aから上部4bまで乾燥されながら連続して上昇してゆ
くものである。
【0040】次に、図9を参照して第4実施例を説明す
る。この例では、1枚の円板の円周部を切り欠き、この
切り欠き部分を起こして上記複数枚の基羽根5aを形成
している。そして、この複数枚の基羽根5aから成る1
つの回転巻上羽根5を中心回転軸21に固定している。
【0041】次に、図10を参照して第5実施例を説明
する。この例では、複数の基羽根5aを上下2段となる
よう中心回転軸21に固定している。この内、下段の複
数の基羽根5aは、上述した第4実施例で示した円板の
円周部を切り欠いて形成したものである。他方、上段の
基羽根5aは、中空円板の円周部を切り欠き、この切り
欠き部分を起こして形成したものである。そして、上記
上段の基羽根5aは、上記中心回転軸21に対して取付
アーム22によって固定されている。そして、上記中心
回転軸21を回転させたとき、下段の回転巻上羽根5の
基羽根5aから上段の回転巻上羽根5の基羽根5aまで
被乾燥物3が連続して上昇する。
【0042】次に、図11を参照して第6実施例を説明
する。この例では、上述した中空円板の円周部を切り欠
いて複数の基羽根5aとした例を、更に複数を中心回転
軸21に多段と成るよう固定している。そして、上記複
数の基羽根5aを回転させたとき、上記被乾燥物3が最
下段の基羽根5aから最上段の基羽根5aまで上昇す
る。
【0043】
【効果】以上詳述した如く、請求項1記載の発明による
と、複数の基羽根各々により、被乾燥物を巻き上げつ
つ、伝熱面に押し付け、伝熱面から蒸発面に移動させつ
つ、伝熱面に沿って連続して上昇させていくことがで
き、これにより、上記被乾燥物は上昇するに従い含水率
が低くなり、乾燥槽上部で乾燥物を得ることができるも
のであるが、特に各羽根ごとに、被乾燥物を巻き上げつ
つ、伝熱面に押し付けて乾燥させるので、粘性の強い被
乾燥物等であったりしても羽根や伝熱面に付着しにく
く、例え付着しても被乾燥物を伝熱面全面に渡って全体
的に上昇させているので、被乾燥物が停滞することがな
い。而も、被乾燥物に巻き上げ作用を与え且つ伝熱面に
遠心力によって押し付け作用を与える各基羽根の平坦面
は、上記被乾燥物を上記各基羽根の一端部から載せて他
端部へ移動し、この他端部から巻き上げることができる
ような長さを有し、且つその平坦面の外周端は、伝熱面
との間にクリアランスを保って形成されているから、単
に被乾燥物に衝撃を与えるのではなく、上記回転方向と
逆方向に向って斜め上方に伸びている平坦面による上記
被乾燥物への巻き上げ作用と伝熱面への押し付け作用が
効果的に行われる。特に、2枚の基羽根のうち、一つの
基羽根の平坦面の上部に位置する被乾燥物は、平坦面か
ら斜め上方に飛び出たとき、その重さによって下方に向
おうとする。一方、上記一つの基羽根の回転方向と反対
方向に向って隣に位置するもう一つの基羽根上部に位置
する被乾燥物は、同じように基羽根の平坦面から斜め上
方に飛び出ようとしている。即ち、上記2つの被乾燥物
の流れが重なる部分が生じ、重なった部分で乱流とな
る。この乱流領域では、被乾燥物の流れが激しく、同時
に伝熱面への接触速度が速くなる。そして、上記回転巻
上羽根の回転数及び回転速度を増すほど上記乱流領域の
発生回数が増える。また、上記基羽根の枚数を増やすこ
とにより、発生箇所が増え、被乾燥物の伝熱面への接触
速度が速くなる。つまり、上記乱流領域を形成すること
により、上記被乾燥物は、巻き上げ時の回転によるある
接触速度をもった接触に加えて、乱流によるある接触速
度をもった接触が伝熱面に対して行われ、双方の接触に
よる相乗効果でより被乾燥物が伝熱面に接触し易く、伝
熱面から熱が被乾燥物に伝わり易い。
【0044】また、複数の基羽根の各々は平面からみて
360度の円周範囲内の長さしか有さず独立しているの
で、上記各基羽根の平坦面の外周端と伝熱面との間の上
記クリアランスも全羽根全体に連続していないから、被
乾燥物中の異物がクリアランスにカミ込むこともない。
【0045】また、上記複数枚の基羽根により、上記乾
燥槽内底部に位置した被乾燥物を複数枚の基羽根で上昇
させることができ、上記乾燥槽内底部に位置する被乾燥
物の全量に比して上昇する被乾燥物の量が多くなり、早
期に被乾燥物を伝熱面に接触させ易く、以って乾燥効率
を向上させ易い。
【0046】また、複数の基羽根により、上記被乾燥物
を巻き上げつつ、伝熱面に押し付け、後から巻き上げる
被乾燥物で先に巻き上げた被乾燥物を上方へ押し、上記
被乾燥物を連続して上昇させることによって、上記被乾
燥物が伝熱面全面に渡って上昇し、上記伝熱面全面を使
用して被乾燥物を乾燥させることができ、以って伝熱面
全面を有効に活用することができる。
【0047】加えて、複数の基羽根を回転させること
で、上記被乾燥物を巻き上げつつ、伝熱面に押し付けて
乾燥させるので基羽根の回転速度を上げることで被乾燥
物をより強く伝熱面に押し付けることができる。これに
より、上記被乾燥物が伝熱面に沿ってより上昇し、上記
伝熱面全面に渡って薄膜状に拡がり、被乾燥物に熱が伝
わり易く、乾燥効率も向上する。
【0048】そして、請求項2記載の発明によると、各
基羽根の平坦面を伝熱面に沿って細長形状に形成すると
共に、上記、平坦面の外周端を上記円筒形状に沿った弧
状に形成しているので、回転方向と逆方向に向って斜め
上方に伸びている平坦面による被乾燥物への巻き上げ作
用と伝熱面への押し付け作用がより効果的に行われる。
【0049】また、請求項3記載の発明によると、複数
の基羽根を間隔を置いて多段と成すことにより、上述の
各種効果を多段の全領域に渡ってよりよく発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例で示した乾燥装置の一部縦
断側面図である。
【図2】本発明の第1実施例で示した乾燥装置の回転巻
上羽根の平面図である。
【図3】本発明の第1実施例で示した乾燥装置の回転巻
上羽根の側面図である。
【図4】本発明の第1実施例で示した乾燥装置の使用状
態を示した図である。
【図5】本発明の第1実施例で示した乾燥装置の使用時
の被乾燥物の様子を示した拡大図である。
【図6】本発明の第2実施例で示した乾燥装置の回転巻
上羽根の平面図である。
【図7】本発明の第2実施例で示した乾燥装置の回転巻
上羽根の側面図である。
【図8】本発明の第3実施例で示した乾燥装置の使用状
態を示した図である。
【図9】本発明の第4実施例で示した乾燥装置の部分断
面斜視図である。
【図10】本発明の第5実施例で示した乾燥装置の部分
断面斜視図である。
【図11】本発明の第6実施例で示した乾燥装置の部分
断面斜視図である。
【符号の説明】
1 乾燥装置 2 伝熱面 3 被乾燥物 4 乾燥槽 5 回転巻上羽根 5a 基羽根 8 平坦面 U クリアランス R 基羽根の回転方向 A 空間 F 蒸発面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物3を投入する内部が円筒形状の
    乾燥槽4と、伝熱手段からの熱を被乾燥物3に伝える乾
    燥槽4の円筒形状の内壁面の伝熱面2と、上記乾燥槽4
    の周囲に位置し、上記伝熱面2に熱を伝える伝熱手段
    と、上記乾燥槽4内に於て重力方向に沿って配設された
    回転軸に取付けられ回転可能に配設されていて、それぞ
    れが平面から見て360度の円周範囲内の長さに定めら
    れた複数枚の基羽根5aから成る回転巻上羽根5とから
    成る乾燥装置に於て、上記回転巻上羽根5の各基羽根5
    aは、上記被乾燥物3を上記各基羽根5aの一端部18
    から載せて他端部19に移動させ、この他端部19から
    巻き上げることができるような長さを有する平坦面8を
    有し、この平坦面8の外周端10aと上記伝熱面2との
    間に、各基羽根5aの回転を許容する為のクリアランス
    Uが形成されるように、上記外周端10aは上記伝熱面
    2に沿って形成されていると共に、上記回転巻上羽根5
    の各基羽根5aの平坦面8は、その回転方向Rと逆方向
    に向って一端部18から他端部19に向って斜め上方に
    伸びるように形成され、而も複数枚の基羽根5aの内
    の、一つの基羽根5aの他端部19の高さ位置は、上記
    回転方向Rと逆方向に向って隣に位置する他の基羽根5
    aの一端部18の高さ位置より高い位置に位置し、上記
    被乾燥物3を複数枚の各基羽根5a上に載せて巻き上げ
    つつ、遠心力Pによって伝熱面2に押し付け、被乾燥物
    を乾燥させるよう構成されていることを特徴とする回転
    巻上羽根を有する乾燥装置。
  2. 【請求項2】 上記回転巻上羽根5の各基羽根5aの平
    坦面8は、上記伝熱面2に沿って細長形状に形成されて
    いると共に、上記平坦面8の外周端10aは、上記伝熱
    面2の円筒形状に沿った弧状に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の回転巻上羽根を有する乾燥装
    置。
  3. 【請求項3】 上記回転上羽根5の複数を乾燥槽4内の
    重力方向に沿って垂直に配設した中心回転軸21に多段
    と成して配設し、上記中心回転軸21を回転させて多段
    と成す回転巻上羽根5の複数の基羽根5aを回転させる
    ことにより、上記被乾燥物3を各段で巻き上げつつ、伝
    熱面2に押し付けて上昇させ、最下段の回転巻上羽根5
    から最上段の回転巻上羽根5まで連続して上昇させて乾
    燥させることを特徴とする請求項1又は2記載の回転巻
    上羽根を有する乾燥装置。
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