JP2007093178A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007093178A
JP2007093178A JP2005286961A JP2005286961A JP2007093178A JP 2007093178 A JP2007093178 A JP 2007093178A JP 2005286961 A JP2005286961 A JP 2005286961A JP 2005286961 A JP2005286961 A JP 2005286961A JP 2007093178 A JP2007093178 A JP 2007093178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
dried
drying tank
steam
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005286961A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kanai
正夫 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KM CORP KK
Original Assignee
KM CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KM CORP KK filed Critical KM CORP KK
Priority to JP2005286961A priority Critical patent/JP2007093178A/ja
Publication of JP2007093178A publication Critical patent/JP2007093178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】縦型乾燥装置において、被乾燥物が伝熱面に付着して熱伝導率を悪化させ乾燥効率を妨げないようにすること。
【解決手段】被乾燥物が投入される乾燥槽20と、乾燥槽20を取巻き加熱手段である蒸気が導入されるジャケット40と、乾燥槽20の内部に回転可能に配設され且つ回転方向と逆方向に上昇する傾斜面30bを有する回転羽根30からなる縦型乾燥装置10において、伝熱面20aの加熱手段である蒸気の温度を従来より高い160℃〜600℃に設定したので、特に、炭水化物等の澱粉質のものや、豚糞、人糞等を被乾燥物として乾燥させるとき、これらが伝熱面20aに付着しても直ぐに剥がれ落ち、結果として、乾燥効率を著しく向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物等を乾燥させるための縦型乾燥装置に関する。
従来、廃棄物を処理するための乾燥装置は、被乾燥物を横方向に流動させて乾燥させる横型の乾燥装置が主流であったので、乾燥効率が悪いばかりでなく、設置面積を取るという問題があった。
そこで、被乾燥物を投入するための乾燥槽を縦型とし、この乾燥槽を取囲むようにジャケットを設け、その中に加熱源である蒸気を導入するか或いは電気による発熱体を設け、乾燥層内には一枚の垂直螺旋回転羽根を取付ける構成としたことにより、被乾燥物を、加熱された乾燥槽の壁面に沿って上昇させ、上端から落下させ、さらに、この上昇・落下を繰返させることで、前記乾燥効率と設置面積の問題を一挙に解決したものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
この従来の乾燥装置によれば、ジャケット内部の加熱手段により乾燥槽内面の伝熱面が加熱され、垂直螺旋回転羽根が回転した際の遠心力によって、被乾燥物を伝熱面に押付けて乾燥させることができる。
また、乾燥槽内部に、伝熱面の円筒形状に沿った細長い形状の複数の基羽根からなる回転巻上羽根を設けた乾燥装置がある(例えば、特許文献3参照。)。この従来の乾燥装置は、前記一枚の垂直螺旋羽根方式の乾燥効率をさらに向上させたものである。
また、従来の遠心式乾燥機(例えば、特許文献4参照。)には、乾燥槽を円錐台形状とし、回転巻上羽根をすべて異なる高さに配置したものもある。
実用新案登録第2533566号 実公平6−46560号 特許第2840639号 特開2004−85160号
上述したいずれの乾燥装置においても、ジャケットに送られる蒸気等の加熱手段の設定温度は110℃〜140℃にされていた。そのため、炭水化物等の澱粉質のものや、豚糞、人糞等を乾燥させようとすると、この種の乾燥装置の生命である伝熱面に被乾燥物が付着し、その結果、熱伝導率を著しく悪化させ、これが乾燥効率を妨げる原因になっていた。
従って、本発明は、従来の前記課題を解決することを目的とする。
本発明は、被乾燥物が投入される乾燥槽と、前記乾燥槽を取巻き加熱手段を具えたジャケットと、前記乾燥槽の内部に回転可能に配設され且つ回転方向と逆方向に上昇する傾斜面を有する回転羽根からなる縦型乾燥装置において、
前記加熱手段の設定温度が160℃〜600℃であることを特徴とする縦型乾燥装置によって、前記課題を解決した。
本発明の縦型乾燥装置によれば、加熱手段の設定温度を160℃〜600℃という高温にしたことにより、炭水化物等の澱粉質のものや、豚糞、人糞等を被乾燥物として乾燥させるとき、これらが乾燥装置の伝熱面に付着することを抑制することができるので、結果として、乾燥効率を著しく向上させることができる。
また、乾燥効率を高める結果、同一の乾燥効率を得るために要するエネルギーを節約することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の縦型乾燥装置(以下、単に、「乾燥装置という。)10の縦断面図である。
乾燥装置10は、主として、円筒状の乾燥槽20と、この乾燥槽20を取巻くジャケット40からなる。
液状又は固形の被乾燥物は、乾燥槽20内に投入された際、乾燥槽20の内部の伝熱面20aから、蒸気による熱で加熱されることにより乾燥される。なお、乾燥槽20の形状は、円筒状に限定されず、円錐台形状でもよい。
乾燥槽20の外側には、ジャケット40が設けられ、ジャケット40に蒸気が導入されることにより、伝熱面20aを介して、乾燥槽20内の被乾燥物が間接的に加熱される。ジャケット40には、蒸気をジャケット40内に導く蒸気導入部32と、蒸気をジャケット40外に送出す蒸気送出部36とが設けられている。
図1において、乾燥槽20の下方部に、被乾燥物投入管26が設けられている。被乾燥物は、投入スクリュ27によって、被乾燥物投入管26から乾燥槽20内に送り込まれる。
乾燥槽20の上方部には、被乾燥物送出管28が設けられ、乾燥槽20内で乾燥・上昇させた被乾燥物を送出スクリュ29によって乾燥槽20外に送り出す。
乾燥槽20の内部には回転部材30が設けられ、この回転部材30は、乾燥槽20の下部に取付けられた駆動機24を駆動源とする。
図2において、回転部材30は、上方から見てほぼ円形をなし、中心部に回転軸30aを有し、傾斜面30bを有する回転羽根30Aが120度置きに3枚配置されている。傾斜面30bは、回転部材30の回転方向と逆方向に上昇する形状であることにより、回転部材30が回転した際、被乾燥物を、傾斜面30bの下端側30cから上端側30dに向って、乾燥槽20の伝熱面20aに沿って上昇させることができる。
また、回転部材30の外周端と伝熱面20aとの間に隙間があるように、回転部材30は配設され、それにより、その隙間に被乾燥物が挟まることがないようにする。
乾燥槽20内に投入された被乾燥物は、乾燥槽20内部の回転部材30の回転によって伝熱面20aに遠心力で押付けられながら、乾燥槽20の上方に移動させられる。
被乾燥物が伝熱面20aに押付けられた際、蒸気による熱が伝熱面20aを介して被乾燥物に伝えられ、被乾燥物は、乾燥槽20内において、高効率で乾燥される。
なお、蒸気は、乾燥槽20の底面を加熱するために利用されることもある。
本発明では、この蒸気の設定温度を、160℃〜600℃の範囲にしたため、炭水化物等の澱粉質のものや、豚糞、人糞等の被乾燥物が伝熱面20aに付着することを防止することができる。その結果、伝熱面20aから被乾燥物に対する熱伝導率を向上させ、これらの被乾燥物でも、効率よく乾燥させることができる。本発明により、被乾燥物が伝熱面20aに付着することを防止することができる理由は、必ずしも明らかではないが、被乾燥物が伝熱面20aに一時的に付着しても、付着部分が急速に乾燥することによって、伝熱面20aへの粘着力がなくなり、剥がれ落ちるためと思われる。
なお、乾燥槽20において、被乾燥物は、通常、約7〜10m/sの速さで、伝熱面20aに接しながら移動する。
次に、図3を参照し、本発明の第2実施形態を説明する。
図3は、本発明の第2実施形態の乾燥装置100の乾燥槽200及び回転部材300の態様を示した図である。
図3において、乾燥装置100でも、乾燥槽200の外側にジャケット400が設けられる。また、回転部材300は、回転軸300aの軸方向に多段構造で設けられている。
それにより、被乾燥物を順次上方に移動させ、伝熱面を有効に活用することができる。
なお、回転羽根30A,300Aは、すべて、異なる高さに設けてもよいことは勿論である。
また、加熱手段は蒸気(飽和蒸気、過熱蒸気)に限られることはなく、電熱でもよく、熱風でもよい。
本発明の乾燥装置の断面図。 本発明の乾燥装置に用いる回転部材を上方から見た図。 本発明の第2実施形態における乾燥槽及び回転部材の態様を示した図。
符号の説明
10,100 :(縦型)乾燥装置
20,200 :乾燥槽
20a :伝熱面
30A,300A :回転羽根
40 :ジャケット

Claims (2)

  1. 被乾燥物が投入される乾燥槽と、前記乾燥槽を取巻き加熱手段を具えたジャケットと、前記乾燥槽の内部に回転可能に配設され且つ回転方向と逆方向に上昇する傾斜面を有する回転羽根からなる縦型乾燥装置において、
    前記加熱手段の設定温度が160℃〜600℃であることを特徴とする、
    縦型乾燥装置。
  2. 前記加熱手段が蒸気である、請求項1の縦型乾燥装置。
JP2005286961A 2005-09-30 2005-09-30 乾燥装置 Pending JP2007093178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005286961A JP2007093178A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005286961A JP2007093178A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007093178A true JP2007093178A (ja) 2007-04-12

Family

ID=37979106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005286961A Pending JP2007093178A (ja) 2005-09-30 2005-09-30 乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007093178A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2853848A4 (en) * 2012-05-21 2016-02-17 Masao Kanai DRYING DEVICE
CN110388803A (zh) * 2019-06-24 2019-10-29 安徽省舒城华竹实业有限公司 一种竹木制品双层分隔式干燥装置
CN110906714A (zh) * 2019-12-03 2020-03-24 芜湖市玉农生态农业有限公司 一种高效有机大米用翻料烘干装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2853848A4 (en) * 2012-05-21 2016-02-17 Masao Kanai DRYING DEVICE
CN110388803A (zh) * 2019-06-24 2019-10-29 安徽省舒城华竹实业有限公司 一种竹木制品双层分隔式干燥装置
CN110388803B (zh) * 2019-06-24 2020-09-29 安徽省舒城华竹实业有限公司 一种竹木制品双层分隔式干燥装置
CN110906714A (zh) * 2019-12-03 2020-03-24 芜湖市玉农生态农业有限公司 一种高效有机大米用翻料烘干装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5222183B2 (ja) 連続式乾燥装置
CN108759404A (zh) 一种滚筒刮板干燥设备
KR101586898B1 (ko) 슬러지 펠릿화 장치
CN206056174U (zh) 贵金属催化剂的回转真空干燥机
KR100214196B1 (ko) 회전 권상 날개를 구비한 건조 장치 및 건조 방법
JP2007093178A (ja) 乾燥装置
JP5675715B2 (ja) 間接加熱式乾燥装置
JP2012233599A (ja) 多管式乾燥装置
JP2011088089A (ja) 汚泥処理装置
CN103245174B (zh) 导料板推进式干燥加热设备
JP5591030B2 (ja) 横型連続伝導伝熱式乾燥機
KR100899538B1 (ko) 유도가열방식을 이용한 음식물 처리기
CN208166826U (zh) 一种卧式薄层污泥冷却器
KR102107624B1 (ko) 유기성 폐기물 및 곡물 부상 건조장치
CN207407650U (zh) 滚筒真空烘干机
JP4476871B2 (ja) 乾燥装置
JP2002071269A (ja) 乾燥方法および乾燥装置
CN219688134U (zh) 一种具有可加热的下煤仓段的原煤仓
JP4820670B2 (ja) 乾燥装置
CN219693744U (zh) 一种肥料去水烘干机
CN214453746U (zh) 一种电加热搅拌保温罐
JP3577423B2 (ja) 遠心薄膜乾燥機
JP5667811B2 (ja) 蒸気加熱式ロータリー乾燥機
JPH1096589A (ja) 回転巻上羽根を有する乾燥装置
KR102470552B1 (ko) 슬러지 증발장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223