JP2011088089A - 汚泥処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高含水率の汚泥を効率よく乾燥することを課題とする。
【解決手段】高含水率の汚泥14を投入口から二重管構造の円筒体に供給して汚泥を薄膜状に形成した後、熱媒体により汚泥の水分を蒸発させて汚泥中の含水率を低下させる薄膜乾燥機1と、この薄膜乾燥機1の下流側に配置され、前記含水率を低下させた汚泥を熱媒体により更に乾燥する間接加熱乾燥機2とを具備することを特徴とする汚泥処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、高含水率の汚泥の水分を蒸発乾燥させる汚泥処理装置に関する。
従来、主に下水処理工程で発生する余剰汚泥は、海洋投棄や埋め立て処分されていた。しかしながら、環境保護のために海洋投棄が禁止されてきており、埋め立て地も限られてきており、処分が困難になってきている。そこで、埋め立て地の延命のために、汚泥を焼却して減容化し焼却灰を埋め立て処分したり、乾燥汚泥にして土壌改良用に有効利用されるようになってきている。
脱水された余剰汚泥等は含水率が85%〜75%と高く、取り扱いが不便なため乾燥処理して含水率を40%以下にして処理するのが一般的になってきている。このような汚泥を乾燥する乾燥機は、高温空気を吹き込んで乾燥させる気流乾燥機や蒸気ジャケットに蒸気を充満し蒸気の潜熱を利用し被乾燥汚泥中の水を蒸発乾燥させる間接加熱乾燥機が一般的に使用されている。
これらの乾燥機は、当然ながら被乾燥汚泥が小さく造粒化されて表面積が大きいほど熱伝達が効率よく行われる。被乾燥汚泥の含水率が高い場合は、汚泥が大きな団子状のままで造粒されにくいため、汚泥の表面のみが乾燥して汚泥内部の水分が蒸発されず、乾燥機内部が汚泥で閉塞し乾燥機が運転できなくなる問題がある。
一般的に、下水処理で発生する余剰汚泥は含水率99%程度であり、汚泥脱水機で機械的に水を搾り出して含水率80%前後にしてから乾燥機に汚泥を投入して乾燥処理を行っている。しかしながら、一般家庭の食事が高カロリーになってきているため、下水処理で発生する余剰汚泥の有機物濃度が年々高くなってきており、汚泥の有機物濃度が高いため脱水性能が低下し脱水ケーキ含水率が高くなる傾向がある。そのため、上記理由により脱水ケーキを直接乾燥機に投入しても安定運転ができなくなるケースが発生している。
このような場合には、被乾燥物の表面を低含水率の焼却灰や乾燥汚泥で覆ったり、まぶしたりすることで被乾燥物が装置内部で付着することを防止している(特許文献1参照)。
また、排出された乾燥物の一部を、乾燥機の投入側で被乾燥物と混ぜることで被乾燥物の粘度を下げて分散性を良くしている(特許文献2参照)。しかし、乾燥機の処理能力が低下するだけでなく、乾燥物を投入側に戻すための設備が複雑になり設備コストが増大する問題がある。
特開2007−127386号公報 特開2006−17335号公報
本発明はこうした事情を考慮してなされたもので、高含水率の汚泥を効率よく乾燥することが可能な汚泥処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る汚泥処理装置は、高含水率の汚泥を投入口から二重管構造の円筒体に供給して汚泥を薄膜状に形成した後、熱媒体により汚泥の水分を蒸発させて汚泥中の含水率を低下させる薄膜乾燥機と、この薄膜乾燥機の下流側に配置され、前記含水率を低下させた汚泥を熱媒体により更に乾燥する間接加熱乾燥機とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、高含水率の汚泥を効率よく乾燥することが可能な汚泥処理装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る汚泥処理装置の概略的な全体図。 図1の汚泥処理装置の一部を切り欠いて示す説明図。 図1の汚泥処理装置の一構成である薄膜乾燥機の要部を示す断面図。
以下、本発明の汚泥処理装置について更に詳しく説明する。
一般的に、汚泥は含水率により性状が大きく異なる。構成成分により異なるが、一般的な下水汚泥の場合に含水率100〜90%程度までは液体状で流動性が高く粘性も低い。90〜90%程度の場合は、スラリー状で粘性が高く流動性も悪くなるが液体状である。85〜75%程度になると、ペースト状態で流動性は無くなるが温度を高めるとスラリー状態に近くなる。さらに含水率が75%以下になると、固形物の様相を示すケーキ状態になり造粒されやすくなる。さらに含水率が30%以下では粉体に近い形状になる。
間接加熱乾燥機で汚泥を加熱乾燥する場合、上記のように汚泥の状態が各含水率により異なるので、蒸発乾燥工程で最適な加熱方法が異なってくる。即ち、高含水率の領域では、スラリー状またはペースト状の汚泥を伝熱面(縦型円筒体の内壁面)に薄膜状に形成し加熱するのが最も熱伝達速度が高く効率が良く、単位面積あたりの蒸発量が大きい。しかし、汚泥の含水率が低下してくると、汚泥は団粒化される。そのため、容積あたりの伝熱面積が小さい薄膜乾燥機では、汚泥と伝熱面との接触面積が小さいため汚泥の蒸発効率は低下する。また、ケーキ状態の汚泥では、ケーキ内部に空気が混入するので直接伝熱面に接触させても熱伝達速度は向上しない。そのため、薄膜乾燥機の下流側に配置する間接加熱乾燥機では、汚泥を薄膜にするよりも団粒状にして汚泥の被表面積を大きくし、伝熱面との接触伝熱だけでなく、高温空気による気流乾燥を併用する構成にすることが好ましい。これにより、単位容積あたりの乾燥効率が向上する。
本発明の汚泥処理装置において、間接加熱乾燥機内をキャリアガスが通過し、このキャリアガスが薄膜乾燥機から排出される構成にすることが好ましい。これにより、間接加熱乾燥機内部で発生した蒸発蒸気をキャリアガスによりキャリーアウトできる。キャリアガスは、間接加熱乾燥機の被乾燥汚泥排出口近辺から入れ、多量の蒸発蒸気が発生する薄膜乾燥機の汚泥投入口付近から排出することにより、効率よく蒸発蒸気を排出することが可能となる。
本発明の汚泥処理装置において、間接加熱乾燥機に薄膜乾燥機を複数個配置した構成にすることが好ましい。これにより、被乾燥汚泥を複数の薄膜乾燥機で含水率を低下させて間接加熱乾燥機の内部に投入することになり、間接加熱乾燥機の内部の汚泥充填量が均等になり容積効率が向上する。
また、複数の薄膜乾燥機を設けて間接加熱乾燥機に被乾燥汚泥を分散投入することにより、投入される被乾燥汚泥は間接加熱乾燥機内部である程度乾燥が進んだ汚泥と混合される。従って、間接加熱乾燥機へ投入された被乾燥汚泥の表面が乾燥汚泥で覆われるため、被乾燥汚泥の粘性が下がり間接加熱乾燥機内の伝熱面への付着が防止できる。
本発明の汚泥処理装置において、薄膜乾燥機の投入口ごとにバルブを設け汚泥をサイクリック(間欠的)に供給することが好ましい。これにより、1台のポンプで汚泥を圧送して、薄膜乾燥機投入口の直前でバルブにより複数の投入口に汚泥をサイクリックに投入することができ、ポンプの設置台数を削減することが可能となり、コスト低減を図ることができる。ここで、汚泥の投入量は、バルブの開時間により調整することできる。
次に、本発明の一実施形態に係る汚泥処理装置について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は下記に述べる構成に限定されない。
(実施形態)
図1、図2、図3(A)、図3(B)を参照する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係る汚泥処理装置の概略的な全体図、図2は図1の汚泥処理装置の一部を切り欠いて示す説明図を示す。図3(A)は図1の汚泥処理装置の一構成である薄膜乾燥機の要部を示す断面図、図3(B)は図3(A)のX−X線に沿う断面図を示す。
汚泥処理装置は、熱媒体により高含水率(例えば、85%)の汚泥の水分を蒸発させる乾燥機能を備えた3個の薄膜乾燥機1と、これらの薄膜乾燥機1の下流側に配置されて、水分が蒸発された汚泥を熱媒体としての加熱蒸気により更に乾燥するディスク式の間接加熱乾燥機2とを備えている。
薄膜乾燥機1は、具体的には図3(A),(B)に示すような構成になっている。図中の符番3は、外筒4と内筒5より蒸気ジャケット6を形成する二重管構造の縦型円筒体(加熱胴)である。加熱胴3内の軸方向には符号b方向に回転軸7が配置され、駆動装置としてのモータ8により回転するようになっている。回転軸7の上部側には、汚泥入口9にその外周面を対向させる配置でリング状の分散環10が設けられている。スラリー状の汚泥14は、分散環10のリング状溝の外周面で反射させて加熱胴3内で遠心方向に分配させるようになっている。
前記分散環10の下方部位、即ち蒸気ジャケット6で囲まれる部位には回転ブレード11が放射状に、かつ軸方向に複数段、回転軸7と一体回転可能に取り付けられている。回転ブレード11は、回転軸7の外周面に突出するブレード支持金具12に固定ピン13を介して取り付けられている。回転ブレード11の先端部は、夫々加熱胴3の内周面に僅かな隙間をあけて対向している。
間接加熱乾燥機2は、図示しない外筒と内筒からなる二重管構造の横型円筒体21と、この円筒体21の内部に配置された内部が空洞の複数の回転ディスク22とを備えている。回転ディスク22は内部が空洞の回転軸23に固定され、回転軸23に連結された駆動装置としてのモータ24によりゆっくり(例えば、3〜5回/分)回転するように構成されている。円筒体21内には該円筒体21の上部に設けたガス入口25よりキャリアガス26が供給され、回転ディスク22の空洞部及び回転軸23の空洞部に加熱媒体入口27から熱媒体としての加熱蒸気28が供給されるようになっている。キャリアガス26は、乾燥機内部で発生した蒸発蒸気をキャリーアウトするために使用する。円筒体21の外筒と内筒の間には、加熱媒体入口29より熱媒体としての加熱蒸気30が供給されるようになっている。
円筒体21の下部及び側部には、熱媒体としての加熱蒸気を凝縮水31として排出するための熱媒体出口32が設けられている。また、円筒体21の下流側には、水分が蒸発した被乾燥汚泥33を排出するための被乾燥汚泥排出口34が設けられている。回転ディスク22の空洞部に熱媒体である加熱蒸気が充満されているとともに、円筒体21の外筒と内筒との間に加熱蒸気が充満されているので、これらの蒸気により被乾燥汚泥33の水分が蒸発し、乾燥されて被乾燥汚泥排出口34より排出される。なお、図1中の符番35は汚泥を薄膜乾燥機1に投入する配管であり、この配管35に薄膜乾燥機1の数だけロータリーバルブ36を介装した分岐管37が設けられている。
こうした構成の汚泥処理装置の動作は次のとおりである。
まず、汚泥入口9から高含水率のスラリー状の汚泥を薄膜乾燥機1の加熱胴3の分散環10部分に投入し、遠心力により汚泥を加熱胴3の内筒5の内壁に飛散、付着させる。内筒5の内壁に付着した汚泥は回転ブレード11により薄膜状にされる。ここで、薄膜状の汚泥と上記ジャケット6内に供給される加熱蒸気30が熱交換を行い、下方に移動する間に水分の蒸発が進行し、含水率が低くなり重力により下方の間接加熱乾燥機2に落下する。
間接加熱乾燥機2では、回転する回転ディスク22内部に供給される加熱蒸気28と、円筒体21を構成する外筒と内筒との間に充満された加熱蒸気30とにより、汚泥の水分が更に蒸発して乾燥され、被乾燥汚泥33が被乾燥汚泥排出口34より外部に排出される。また、回転ディスク22内部に供給された加熱蒸気28は凝縮されて回転軸23を経て熱媒体出口32より凝縮水31として外部に排出される。なお、図1,2中の符番38は、凝縮水を示す。
上記実施形態に係る汚泥処理装置によれば、以下に述べる効果を有する。
(1)間接加熱乾燥機2の上部に汚泥を薄膜状にするための薄膜乾燥機1を複数個設け、この薄膜乾燥機1の加熱胴3の蒸気ジャケット6に加熱蒸気30を充満し、回転ブレード11が回転軸7を中心として回転して、汚泥を薄膜状にする構成になっている。これにより、高含水率汚泥(例えば、含水率85%)が薄膜状態で高速で乾燥され、含水率を概ね70%程度まで下げてから間接加熱乾燥機2に投入できる。従って、間接加熱乾燥機2に投入される汚泥は低含水率のため投入汚泥は団粒化され効率よく蒸発乾燥される。即ち、薄膜乾燥機1で高含水率の汚泥を薄膜状に乾燥した後、薄膜乾燥機1で団粒しやすい含水率まで含水率を下げてから間接加熱乾燥機2でさらに乾燥することで、汚泥の含水率に最適な方法で乾燥することが可能となり、乾燥システムのスペースやエネルギー消費効率を向上させることが可能となる。
(2)また、間接加熱乾燥機2内をキャリアガス26が通過し、このキャリアガス26が薄膜乾燥機1から排出される構成になっている。これにより、間接加熱乾燥機内部で発生した蒸発蒸気をキャリアガスによりキャリーアウトできる。即ち、キャリアガス26は、間接加熱乾燥機2の被乾燥汚泥排出口34の近辺から入れ、多量の蒸発蒸気が発生する薄膜乾燥機1の内部を通過させてから排出することにより、蒸発蒸気が再び凝縮して汚泥の乾燥を妨げることなく効率よく蒸発蒸気を排出することが可能となる。
例えば、含水率85%1000kgの汚泥を70%まで水分を蒸発乾燥させる場合に除去される水分量は500kgとなる。さらに含水率を40%まで蒸発乾燥させる場合に除去される水分量は250kgである。これは、汚泥が高含水領域においては多量の蒸発蒸気が発生し、低含水率領域では蒸発蒸気の発生量は少ないことを意味する。こうした背景を踏まえ、本実施形態のようにキャリアガスを導入、排出することにより、効率よく蒸発蒸気を排出することが可能となる。
(3)ディスク式の間接加熱乾燥機では、被乾燥汚泥の投入口付近から乾燥汚泥排出口34へ被乾燥汚泥が移動するに従い蒸発乾燥が進行し含水率が低下していく。従って、投入口付近は被乾燥汚泥が充満されていても、乾燥汚泥排出口付近では汚泥が減容されて間接加熱乾燥機下部にのみ汚泥が堆積することとなる。その結果、排出口付近では乾燥機内部の上部空間と上部空間内に位置する伝熱面が機能しなくなり単位容積あたりの乾燥効率が悪くなる。
そこで、本実施形態では、上記(1)で述べたように、間接加熱乾燥機2に3個の薄膜乾燥機1を配置した構成とした。これにより、被乾燥汚泥を複数の薄膜乾燥機1で含水率を低下させて間接加熱乾燥機2の内部に投入することになり、間接加熱乾燥機2の内部の汚泥充填量が均等になり容積効率が向上する。
また、複数の薄膜乾燥機1を設けて間接加熱乾燥機2に被乾燥汚泥を分散投入することにより、投入される被乾燥汚泥は乾燥機2内部である程度乾燥が進んだ汚泥と混合される。従って、間接加熱乾燥機2へ投入された被乾燥汚泥の表面がある程度乾燥が進んだ汚泥で覆われるため、被乾燥汚泥の粘性を下げて分散性が向上し、間接加熱乾燥機2内の伝熱面への付着が防止できる。
(4)一般に、薄膜乾燥機にポンプにより脱水ケーキを投入するが、汚泥の粘性が高い場合には均等に分配する場合が困難なことがあり、薄膜乾燥機の投入口の数だけポンプが必要となる場合がある。しかし、こうした構成にするのは経済的でない。そこで、本実施形態では、汚泥を薄膜乾燥機1に投入する配管35に、薄膜乾燥機1の数だけローターリーバルブ36を介装した分岐管37を設けている。これにより、1台のポンプで汚泥を圧送して、薄膜乾燥機投入口の直前でローターリーバルブ36により複数の投入口に汚泥をサイクリックに切り替えて投入することができ、ポンプの設置台数を削減でき、コスト低減を図ることができる。なお、汚泥の投入量は、ロータリーバルブ36の開時間で調整できる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。具体的な変形例は、次のとおりである。
1)上記実施形態では、薄膜乾燥機が間接加熱乾燥機の上部に3箇所配置された場合について述べたが、これに限らず、被乾燥汚泥の性状等により1箇所もしくは2箇所もしくは3箇所以上に配置してもよい。
2)上記実施形態では、間接加熱乾燥機としてディスク式の間接加熱乾燥機を用いた場合について述べたが、これに限らず、パドル式等の間接加熱乾燥機でもよい。
3)上記実施形態では、薄膜乾燥機を用いた場合について述べたが、これに限らず、スラリー状の汚泥に対して熱伝達速度が大きい乾燥機であればよい。
1…薄膜乾燥機、2…間接加熱乾燥機、3…縦型円筒体(加熱胴)、4…外筒、5…内筒、6…蒸気ジャケット、7,23…回転軸、8,24…モータ、9…汚泥入口、10…分散環、11…回転ブレード、12…ブレード支持金具、13…固定ピン、14…スラリー状の汚泥、21…横型円筒体、22…回転ディスク、26…キャリアガス、28,30…加熱蒸気、31,38…凝縮水、35…配管、36…ロータリーバルブ、37…分岐管。

Claims (4)

  1. 高含水率の汚泥を投入口から二重管構造の円筒体に供給して汚泥を薄膜状に形成した後、熱媒体により汚泥の水分を蒸発させて汚泥中の含水率を低下させる薄膜乾燥機と、この薄膜乾燥機の下流側に配置され、前記含水率を低下させた汚泥を熱媒体により更に乾燥する間接加熱乾燥機とを具備することを特徴とする汚泥処理装置。
  2. 前記間接加熱乾燥機内をキャリアガスが通過し、このキャリアガスが前記薄膜乾燥機から排出されることを特徴とする請求項1記載の汚泥処理装置。
  3. 前記間接加熱乾燥機に前記薄膜乾燥機が2つ以上設けられていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の汚泥処理装置。
  4. 前記薄膜乾燥機の投入口からサイクリックに汚泥を供給することを特徴とする請求項3記載の汚泥処理装置。
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