JP2023030217A - 液浸系顕微鏡対物レンズ、結像レンズ及び顕微鏡装置 - Google Patents

液浸系顕微鏡対物レンズ、結像レンズ及び顕微鏡装置 Download PDF

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豊 末永
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Abstract

【課題】中心部から周辺部までの画面全体が鮮鋭な画像となる液浸系顕微鏡対物レンズ及び結像レンズ並びに当該レンズを含む顕微鏡装置の提供。【解決手段】物体OBJ側から、2枚以上のレンズから構成される第1レンズ群G1と、3枚貼り合せレンズを含み、7枚以上のレンズから構成される第2レンズ群G2と、2枚以上のレンズから構成される第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、2枚以上のレンズから構成され、平行光束を射出する第5レンズ群G5と、を含み、少なくとも、第3レンズ群G3又は第5レンズ群G5の一方のレンズ群を3枚以上のレンズ構成とし、第3レンズ群G3の中に物体側に凸面を向けた貼り合せ面C2を設けるか、第5レンズ群G5の中に物体側に凹面を向けた貼り合せ面C1を設け、最大像高をIhとし、レンズの最大有効半径をRDmaxとするとき、条件(0.35<Ih/RDmax<2.2)を満足する液浸系顕微鏡対物レンズ。【選択図】図1

Description

本発明は、顕微鏡対物レンズ系に関する。特に、液浸系顕微鏡対物レンズで、10から20倍程度の無限系液浸顕微鏡対物レンズ及びこの無限系液浸顕微鏡対物レンズを用いた顕微鏡装置に関する。また、特に、結像レンズ及びこの結像レンズを用いた顕微鏡装置にも関する。
一般的に、顕微鏡対物レンズ系は、顕微鏡対物レンズ及び結像レンズから構成される。
顕微鏡対物レンズ系のうち、顕微鏡対物レンズ、特に液浸系顕微鏡対物レンズとしては、例えば、下記の特許文献1及び2に記載されたものが知られている。
また、顕微鏡対物レンズ系のうち、結像レンズとしては、例えば、下記の特許文献3及び4に記載されたものが知られている。
特開2005-189732 特開2017-161651 特開昭57-195212 特開2016-75860
従来の液浸系顕微鏡対物レンズや結像レンズの顕微鏡対物レンズ系では、画面の中心部及びその付近は鮮鋭な画像を得られるが、画面の中間部から周辺部にかけては、不鮮明な画像となっていた。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、中心部から周辺部までの画面全体が鮮鋭な画像となる顕微鏡対物レンズ系を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様による液浸系顕微鏡対物レンズは、物体OBJ側から順に、全体として正の屈折力を有し、2枚以上のレンズから構成される第1レンズ群G1と、全体として正の屈折力を有し、3枚貼り合せレンズを含み、且つ7枚以上のレンズから構成される第2レンズ群G2と、2枚以上のレンズから構成される第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、2枚以上のレンズから構成され、平行光束を射出する第5レンズ群G5と、を含み、少なくとも、前記第3レンズ群G3又は前記第5レンズ群G5のいずれか一方のレンズ群を3枚以上のレンズ構成とし、少なくとも、前記第3レンズ群G3の中に前記物体側に凸面を向けた貼り合せ面C2を設けるか、又は前記第5レンズ群G5の中に前記物体側に凹面を向けた貼り合せ面C1を設け、最大像高をIhとし、レンズの最大有効半径をRDmaxとするとき、以下の条件(1)を満足する。
0.35<Ih/RDmax<2.2 (1)
また、上記目的を達成するために、本発明の第2の態様による結像レンズは、物体OBJ側から順に、少なくとも一枚の正屈折力のレンズと一枚の負屈折力のレンズとを含む第1レンズ群IG1と、少なくとも一枚の正屈折力レンズを含む第2レンズ群IG2と、少なくとも一枚の正屈折力のレンズと一枚の負屈折力のレンズとを含み、全体として負屈折力の第3レンズ群IG3と、を含み、前記第1レンズ群IG1の最も前記物体側に近いレンズ面から瞳面までの距離をLpとし、全系の焦点距離をfImとしたとき、以下の条件(2)を満足する。
-5.0<Lp/fIm<-0.5 (2)
上記目的を達成するために、本発明の第3の態様による顕微鏡装置は、物体を照明するための照明光学系と、前記物体の像を結像させるための前記第1の態様による液浸系顕微鏡対物レンズ及び結像レンズと、前記像を観察するための観察系と、を含む。
さらに、上記目的を達成するために、本発明の第4の態様による顕微鏡装置は、物体を照明するための照明光学系と、前記物体の像を結像させるための液浸系顕微鏡対物レンズ及び前記第2の態様による結像レンズと、前記像を観察するための観察系と、を含む。
本発明によれば、高い開口数でありながら、使用される波長帯域全てにおいて優れた平坦性を持ち、画面中間部や画面周辺部でも鮮鋭な画像の液浸系顕微鏡対物レンズ及び結像レンズ並びに当該液浸系顕微鏡対物レンズ又は当該結像レンズを含む顕微鏡装置を提供することが可能である。
本発明による第1実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。 第1実施例の諸収差図である。 本発明による第2実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。 第2実施例の諸収差図である。 本発明による第3実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。 第3実施例の諸収差図である。 本発明による第4実施例の結像レンズを示す図である。 第4実施例の諸収差図である。 本発明による第5実施例の結像レンズを示す図である。 第5実施例の諸収差図である。 本発明による第6実施例の結像レンズを示す図である。 第6実施例の諸収差図である。
以下に、本発明の実施形態及び実施例に係る、液浸系顕微鏡対物レンズ及び結像レンズ並びに当該液浸系顕微鏡対物レンズ又は結像レンズを有する顕微鏡装置について図面を参照しつつ説明する。尚、図面において同一部分は同一符号で示されている。
先ず、第1の実施形態の液浸系顕微鏡対物レンズについて説明する。
第1の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズでは、基本的に上記第1の態様による液浸系顕微鏡対物レンズであり、特に、第1レンズ群G1のレンズ枚数を2枚以上とし、第2レンズ群G2のレンズ枚数を7枚以上とし、負屈折力の第4レンズ群G4を設け、少なくとも第3レンズ群G3又は第5レンズ群G5のいずれか一方のレンズ群を3枚以上のレンズ構成とし、少なくとも第3レンズ群G3の中に物体側に凸面を向けた貼り合せ面C2を設けるか又は第5レンズ群G5の中に物体側に凹面を向けた貼り合せ面C1を設けることで、液浸系顕微鏡対物レンズの像面湾曲及び色収差を良好に補正している。
尚、液浸系顕微鏡対物レンズとは、前記物体OBJと前記第1レンズ群G1との間を液体で満たす顕微鏡対物レンズのことである。
条件(1)は、特に、対物レンズの好ましい大きさを規定する条件である。条件(1)の下限を下回ると、レンズ径が大きくなり過ぎ、実際の装置に適合することが難しくなるので、好ましくない。また、条件(1)の上限を上回ると、レンズ径が小さくなり過ぎ、収差補正が困難になるため、好ましくない。尚、下限の値を0.45とすると更に良い結果が得られ、0.47とすると非常に良い結果が得られる。
尚、最大像高は、前記物体OBJの最大物体高に顕微鏡対物レンズの倍率をかけた値であり、レンズの最大有効半径は、結像に関与する光束が最も広がったレンズの半径である。
また、特に、本実施形態では、第5レンズ群G5は平行光束を射出するようになっている。これにより、様々な顕微鏡に取り付けることが可能になり、液浸系顕微鏡対物レンズの汎用性が増している。
更に、前記第4レンズ群G4は、前記第3レンズ群G3と接して配置され、前記第5レンズ群G5は、前記第4レンズ群G4と接して配置されることが好ましい。
第2の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第5レンズ群G5の中に設けられた前記物体OBJ側に凹面を向けた貼り合せ面を第1の貼り合せ面C1とするとき、該第1の貼り合せ面C1の屈折力は正であり、前記第1の貼り合せ面C1の両側の媒質の屈折率をそれぞれn6、n7とし、前記第1の貼り合せ面C1の曲率半径をR1とし、顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離をfとするとき、以下の条件(3)を満たすことが好ましい。
0.07 <|(n6-n7)×f/R1 |< 1.2 (3)
この条件は、メリディオナル方向の色コマ収差を良好に補正するための条件である。尚、本明細書中、色コマ収差とは、可視光域における各波長でのコマ収差の差を意味している。この条件(3)の上限を上回ると、レンズの形状が製造上不利な形状となるので、好ましくない。また、この条件(3)の下限を下回ると、メリディオナル方向の色コマ収差の補正が難しくなるため、好ましくない。
第3の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、更に性能を向上させるためには、第1レンズ群G1は、4枚以上の構成であることが好ましい。特に、前記第1レンズ群G1は、負レンズと、両凸レンズと、第1の前記物体OBJ側に凹面を向けたメニスカスレンズと、第2の前記物体OBJ側に凹面を向けたメニスカスレンズと、を含むことが好ましい。
また、第4の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第1の前記物体OBJ側に凹面を向けたメニスカスレンズは、前記第1の前記物体OBJ側に凹面を向けたメニスカスレンズの屈折率n3とするとき、以下の条件(4)を満たすことが好ましい。
n3>1.7 (4)
この条件(4)は、球面収差及びペッツバール和を良好に補正するための条件である。この条件(4)を外れると、球面収差及びペッツバール和を良好に補正することが出来なくなる。下限を1.75とすれが、更に良い結果が得られる。尚、このメニスカスレンズは、貼り合せレンズであっても、単独のレンズであっても、どちらでも良い。
また、第5の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第1レンズ群G1は、前記物体OBJ側に凸面を向けた貼り合せ面を有し、該物体側に凸面を向けた貼り合せ面の前記物体OBJ側の媒質の屈折率をn1とし、反対側の媒質の屈折率をn2とするとき、以下の条件(5)を満たすことが好ましい。
n1-n2>0.10 (5)
この条件(5)は、色の高次の球面収差を良好に補正するための条件である。この条件(5)の下限を下回ると、色の高次の球面収差を良好に補正することが難しくなる。下限値を0.15にすると更に良い結果が得られる。
また、第6の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第3レンズ群G3の中に設けられた前記物体OBJ側に凸面を向けた貼り合せ面を第2の貼り合せ面C2とするとき、該第2の貼り合せ面C2の屈折力は正であり、前記第2の貼り合せ面C2の両側の媒質の屈折率をそれぞれn4、n5とし、前記第2の貼り合せ面C2の曲率半径をR2とし、顕微鏡対物レンズ全系の焦点距離をfとするとき、以下の条件(6)を満たすことが好ましい。
0.07 <|(n4-n5)×f/ R2 |< 1.2 (6)
この条件(6)は、メリディオナル方向の色コマ収差を良好に補正するための条件である。この条件(6)の上限を上回ると、レンズの形状が製造上不利な形状となるので、好ましくない。また、この条件(6)の下限を下回ると、メリディオナル方向の色コマ収差の補正が難しくなるため、好ましくない。
また、第7の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第1レンズ群の最も前記物体OBJ側のレンズ面は平面であることが好ましい。凹面では、実際の使用上、気泡が混入してしまう可能性があり、凸面では、球面収差が大量に発生してしまうため、性能上好ましくない。
また、第8の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第2レンズ群G2は少なくとも2つの3枚貼り合せレンズを含むが好ましい。このようにすることで、二次分散を低減させることが出来る。
また、第9の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記物体OBJから数えて最初に現れる負の屈折力を持つ凹面C3の曲率半径をR3とし、前記物体OBJから前記最初に現れる負の屈折力を持つ凹面C3までの距離をdとするとき、以下の条件(7)を満足することが好ましい。
-0.3>d/R3>-1.5 (7)
この条件(7)は、特に球面収差を良好に補正するための条件である。条件(7)の上限を上回ると、レンズ全長が長くなるため、好ましくない。また、この条件(7)の下限を下回ると、球面収差が大きく発生してしまい、好ましくない。
また、第10の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記物体OBJ面から顕微鏡対物レンズの最終レンズ面までの距離をLLとし、顕微鏡対物レンズから射出する最大像高に相当する主光線の角度をθとするとき、以下の条件(8)を満足することが好ましい。
0.00063 < tan θ /LL <0.00105 (8)
この条件(8)は、良好な性能を保ちつつレンズ全体の大きさを好適な状態とするための条件である。条件(8)の上限を上回ると、レンズ全長が短くなるため、良好な性能を得ることが難しくなり、好ましくない。また、この条件(8)の下限を下回ると、レンズ全長が長くなりすぎ、顕微鏡装置に装着できなくなり、好ましくない。
また、第11の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第3レンズ群G3は、前記物体OBJ側に凸面を向けた貼り合せメニスカスレンズを含むことが好ましい。特に、当該貼り合せメニスカスレンズは、3枚貼り合せメニスカスレンズであると更に良好な収差補正が可能になる。
更に、第12の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第3レンズ群G3の前記物体側に凸面を向けた貼り合せメニスカスレンズの凹面C4の曲率半径をR4とするとき、以下の条件(9)を満足することが好ましい。
0.35 <|R4|/f <2 (9)
この条件(9)は、良好な平面性を保つための条件である。凹面C4に大きな屈折力を持たせるようにする条件でもある。条件(9)の上限を上回ると、レンズ全長が短くなるため、良好な性能を得ることが難しくなり、好ましくない。また、この条件(9)の下限を下回ると、レンズ全長が長くなりすぎ、顕微鏡装置に装着できなくなり、好ましくない。
また、第13の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第5レンズ群G5は、前記物体OBJ側に凹面を向けた貼り合せメニスカスレンズを含むことが好ましい。特に、当該貼り合せメニスカスレンズは、3枚貼り合せメニスカスレンズであると更に良好な収差補正が可能になる。
更に、第14の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第5レンズ群G5の前記物体OBJ側に凹面を向けた貼り合せメニスカスレンズの凹面C5の曲率半径をR5とするとき、以下の条件(10)を満足することが好ましい。
0.4 <|R5|/f<2.5 (10)
この条件(10)は、像面の良好な平面性を保つための条件である。凹面C5に大きな屈折力を持たせる条件である。条件(10)の上限を上回ると、レンズ全長が短くなるため、良好な性能を得ることが難しくなり、好ましくない。また、この条件(10)の下限を下回ると、レンズ全長が長くなりすぎ、顕微鏡装置に装着することが難しくなり、好ましくない。
また、第15の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第4レンズ群G4の焦点距離をf4とするとき、以下の条件(11)を満足することが好ましい。
0.5 <|f4|/f < 2 (11)
この条件(11)は、第4レンズ群の適切な屈折力を規定する条件である。条件(11)の上限を上回ると、レンズ全長が短くなるため、良好な性能を得ることが難しくなり、好ましくない。また、この条件(11)の下限を下回ると、レンズ全長が長くなりすぎ、顕微鏡装置に装着することが難しくなり、好ましくない。
また、第16の実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズは、前記第3レンズ群G3と前記第4レンズ群G4との間隔をd3とし、前記第4レンズ群G4と前記第5レンズ群G5との間隔をd4とし、前記第3レンズ群G3の前記物体OBJ側に凸面を向けた貼り合せメニスカスレンズの厚みをt3とし、前記第5レンズ群G5の前記物体OBJ側に凹面を向けた貼り合せメニスカスレンズの厚みをt5としたとき、以下の条件(12)及び(13)を満足することが好ましい。
d 3/t3 <0.75 (12)
d 4/t5 <0.35 (13)
この条件(12)及び(13)は、第3レンズ群及び第5レンズ群の適切な形状を規定する条件である。両条件(12)及び(13)とも、上限を超えると、コマ収差の補正が難しくなり、好ましくない。
以下に第17の実施形態の結像レンズについて説明する。
第17の実施形態の結像レンズは、基本的に上記第2の態様による結像レンズであり、特に、レンズ群を3つ設け、第1レンズ群IG1で主に色収差を補正し、第2レンズ群IG2で球面収差、コマ収差、非点収差、歪曲収差などを補正することで、結像レンズの像面湾曲及び色収差を良好に補正できる。
条件(2)は、結像レンズとして適切な位置状態を規定する条件である。条件(2)の上限を上回ると、顕微鏡装置全体の寸法が長くなり過ぎてしまうため、好ましくない。また、条件(2)の下限を下回ると、結像レンズと対物レンズとの距離が近づき過ぎ使用できる対象物の用途が限定され結像レンズの汎用性に欠けるため、好ましくない。
第18の実施形態に係る結像レンズは、前記第1レンズ群IG1は、2枚貼り合せレンズであり、前記第1レンズ群IG1の前記少なくとも一枚の正屈折力のレンズは、屈折率ndが1.61以下で、アッベ数νが65以上であることが好ましい。このように構成することで、特に、色収差を良好に補正することが可能になる。
また、第19の実施形態に係る結像レンズは、前記第1レンズ群IG1の焦点距離をf21とし、前記第2レンズ群IG2の焦点距離をf22としたとき、以下の条件(14)及び(15)を満足することが好ましい。
0.03<|fIm/f21|<0.85 (14)
0.70<|fIm/f22|<2.00 (15)
これらの条件(14)及び(15)は、適切な屈折力配置を規定するための条件である。条件(14)の下限を超えると、第1レンズ群IG1の屈折力が大きくなりすぎ、従来の結像レンズの性能と変わりなくなってしまうため、好ましくない。また、条件(14)の上限を上回ると、第1レンズ群IG1の屈折力が小さくなりすぎ、収差補正に寄与することが出来なくなり、好ましくない。
条件(15)の下限を超えると、第2レンズ群IG2の屈折力が大きくなりすぎ、第1レンズ群IG1の屈折力が小さくなってしまい、諸収差が悪化してしまうため、好ましくない。また、条件(15)の上限を上回ると、第2レンズ群IG2の屈折力が小さくなりすぎ、第1レンズ群IG1の屈折力が大きくなるため、従来の結像レンズと同じ収差補正状態となるので、好ましくない。
また、第20の実施形態に係る結像レンズは、前記第3レンズ群IG3の焦点距離をf23としたとき、以下の条件(16)を満足することが好ましい。
-2.0<f23/fIm<-0.5 (16)
この条件(16)は、適切な屈折力配置を規定するための条件である。条件(16)の上限及び下限を超えると、各収差補正を良好に行うことが出来なくなり、好ましくない。
第21の実施形態に係る顕微鏡装置は、物体を照明するための照明光学系と、前記物体の像を結像させるための第1乃至第16のいずれかの実施形態に係る液浸系顕微鏡対物レンズ及び結像レンズと、前記像を観察するための観察系と、を含む。
第22の実施形態に係る顕微鏡装置は、物体を照明するための照明光学系と、前記物体の像を結像させるための液浸系顕微鏡対物レンズ及び第17乃至第20のいずれかの実施形態に係る結像レンズと、前記像を観察するための観察系と、を含む。
先ず、第1、第2及び第3実施例について、図1~図6を用いて説明する。これらの実施例は、液浸系顕微鏡対物レンズの実施例である。
各実施例は、物体OBJ側から順に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5から構成されている。第1、第2及び第3実施例では、物体OBJと第1レンズ群G1との間は、水(nd=1.34, νd=57.9)で満たされており、間隔は3mmである。
(第1実施例)
第1実施例の液浸系顕微鏡対物レンズについて、図1、図2(A)~(C)を用いて説明する。図1は、本発明による第1実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。
第1レンズ群G1は、順に、平凹レンズL11と両凸レンズL12との貼り合せレンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL14と、から構成される。
第2レンズ群G2は、順に、両凹レンズL21と両凸レンズL22との貼り合せレンズと、両凸レンズL23と両凹レンズL24と両凸レンズL25との三枚貼り合せレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL26と両凸レンズL27と両凹レンズL28との三枚貼り合せレンズと、から構成される。
第3レンズ群G3は、両凸レンズL31と両凹レンズL32と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33との三枚貼り合せレンズから構成される。
第4レンズ群G4は、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL41から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52と両凸レンズL53との三枚貼り合せレンズから構成される。
本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズは、焦点距離が12.4mmで、倍率は16倍で、物体側N.A.は0.8で、最大物体高は0.75mmであり、最大像高Ihは12.00mmである。
以下の表1に本実施例のデータを示す。表には、左側から順に、面番号、曲率半径(r)、面間隔(d)、波長588nmでの屈折率(nd)、アッベ数(νd)を示し、曲率半径r、面間隔d、及びその他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、単位は「mm」に限られるものではない。この表示方法は、後述する表2から表6まで同様である。
Figure 2023030217000002
以下に本実施例の条件対応値を示す。
RDmax=12.13
Ih/RDmax=0.99
|(n6-n7)×f/R1 |=0.37
|(n4-n5)×f/ R2 |=0.38
n1-n2=0.42
d/R3=-0.63
(tanθ)/L L=0.000744
|R4|/f=0.69
|R5|/f=1.51
|f4|/f=1.18
d3/t3=0.47
d4/t5=0.13
図2(A)~(C)は、本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズの諸収差図であり、図2(A)は、球面収差図、図2(B)は、非点収差図、図2(C)は、歪曲収差図を示す。これら収差図を作成するときに結像レンズが必要となるが、第1実施例から第3実施例までは、結像レンズとして焦点距離が200mmで、各収差が無い理想結像レンズを用いている。
図2(A)の球面収差図では、縦軸が相対的な入射高で、横軸が収差量を示している。波長436nmのg線をgと示し、波長486nmのF線をFと示し、波長588nmのd線をdと示し、波長656nmのC線をCと示している。
尚、後述する第2実施例の図4、第3実施例の図6、第4実施例の図8、第5実施例の図10及び第6実施例の図12に示される球面収差図の表示方法も、図2と同じ表示方法である。
非点収差図では、縦軸が物体高又は入射角で、横軸が収差量を示している。本明細書中では、実線がメリディオナル像面(M)で、点線がサジタル像面(S)である。
尚、本実施例の図2(B)、第2実施例の図4(B)及び第3実施例の図6(B)では、縦軸が物体高で、第4実施例の図8(B)、第5実施例の図10(B)及び第6実施例の図12(B)では縦軸が入射角である。
歪曲収差図では、縦軸が物体高又は入射角を示し、横軸がパーセント表示の歪曲収差量を示している。
尚、歪曲収差図の表示方法は、本実施例の図2(C)、第2実施例の図4(C)及び第3実施例の図6(C)では縦軸が物体高で、第4実施例の図8(C)、第5実施例の図10(C)及び第6実施例の図12(C)では縦軸が入射角である。
図2(A)~(C)から分かるように、本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
(第2実施例)
第2実施例の液浸系顕微鏡対物レンズについて、図3、図4(A)~(C)を用いて説明する。図3は、本発明による第2実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。
第1レンズ群G1は、順に、平凹レンズL11と両凸レンズL12との貼り合せレンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL13と、物体OBJ側に凹面を向けた正メニスカスレンズL14と、から構成される。
第2レンズ群G2は、物体OBJ側から順に、両凹レンズL21と両凸レンズL22との貼り合せレンズと、両凸レンズL23と両凹レンズL24と両凸レンズL25との三枚貼り合せレンズと、物体OBJ側に凸面を向けた負メニスカスレンズL26と両凸レンズL27と両凹レンズL28との三枚貼り合せレンズと、から構成される。
第3レンズ群G3は、両凸レンズL31と両凹レンズL32との貼り合せレンズから構成される。
第4レンズ群G4は、両凹レンズL41から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52と両凸レンズL53との三枚貼り合せレンズから構成される。
本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズは、焦点距離fが12.1mmで、倍率は16.5倍で、物体側N.A.は0.8で、最大物体高は0.75mmであり、最大像高Ihは12.38mmである。
以下の表2に本実施例のデータを示す。
Figure 2023030217000003
以下に本実施例の条件対応値を示す。
RDmax=11.29
Ih/RDmax=1.10
|(n6-n7)×f/R1 |=0.36
n1-n2=0.30
d/R3=-1.00
(tanθ)/L L=0.000767
|R4|/f=0.75
|R5|/f=1.63
|f4|/f=0.93
d3/t3=0.63
d4/t5=0.17
図4(A)~(C)は、本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズの諸収差図を示す。図4(A)~(C)から分かるように、本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
(第3実施例)
第3実施例の液浸系顕微鏡対物レンズについて、図5、図6(A)~(C)を用いて説明する。図5は、本発明による第3実施例の液浸系顕微鏡対物レンズを示す図である。
第1レンズ群G1は、順に、平凹レンズL11と両凸レンズL12と物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL13との三枚貼り合せレンズと、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL14と、から構成される。
第2レンズ群G2は、順に、両凹レンズL21と両凸レンズL22との貼り合せレンズと、両凸レンズL23と両凹レンズL24と両凸レンズL25との三枚貼り合せレンズと、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL26と両凸レンズL27と両凹レンズL28との三枚貼り合せレンズと、から構成される。
第3レンズ群G3は、両凸レンズL31と両凹レンズL32と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL33との三枚貼り合せレンズから構成される。
第4レンズ群G4は、両凹レンズL41から構成される。
第5レンズ群G5は、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL51と両凹レンズL52と両凸レンズL53との三枚貼り合せレンズから構成される。
本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズは、焦点距離fが12.5mmで、倍率は16倍で、物体側N.A.は0.8で、最大物体高は0.75mmであり、最大像高Ihは12.00mmである。
以下の表3に本実施例のデータを示す。
Figure 2023030217000004
以下に本実施例の条件対応値を示す。
RDmax=11.99
Ih/RDmax=1.00
|(n6-n7)×f/R1 |=0.38
|(n4-n5)×f/ R2 |=0.39
n1-n2=0.30
d/R3=-0.64
(tanθ)/L L=0.000747
|R4|/f=0.61
|R5|/f=1.49
d3/t3=0.45
d4/t5=0.13
図6(A)~(C)は本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズの諸収差図を示す。図6(A)~(C)から分かるように、本実施例の液浸系顕微鏡対物レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
以下に、第4、第5及び第6実施例について、図7~図12を用いて説明する。これらの実施例は、結像レンズの実施例である。
各実施例は、物体側から順に、第1レンズ群IG1、第2レンズ群IG2、第3レンズ群IG3から構成されている。
(第4実施例)
第4実施例の結像レンズについて、図7、図8(A)~(C)を用いて説明する。図7は、本発明による第4実施例の結像レンズを示す図である。
第1レンズ群IG1は、両凸レンズL1と両凹レンズL2との貼り合せレンズから構成されている。
第2レンズ群IG2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3から構成されている。
第3レンズ群IG3は、両凸レンズL4と両凹レンズL5との貼り合せレンズから構成されている。
本実施例の結像レンズの焦点距離fImは200mmである。また、最も物体側のレンズ面から瞳面までの距離Lpは-100mmで、瞳直径は20mmで、最大入射角は3度である。
以下の表4に本実施例のデータを示す。
Figure 2023030217000005
以下に本実施例の条件対応値を示す。
Lp/fIm=-0.5
|fIm/f21|=0.68
|fIm/f22|=0.96
f23/fIm=-1.22
図8(A)~(C)は本実施例の結像レンズの諸収差図を示す。図8(A)~(C)から分かるように、本実施例の結像レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
(第5実施例)
第5実施例の結像レンズについて、図9、図10(A)~(C)を用いて説明する。図9は、本発明による第5実施例の結像レンズを示す図である。
第1レンズ群IG1は、両凸レンズL1と両凹レンズL2との貼り合せレンズから構成されている。
第2レンズ群IG2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3から構成されている。
第3レンズ群IG3は、両凸レンズL4と両凹レンズL5との貼り合せレンズから構成されている。
本実施例の結像レンズの焦点距離fImは200mmである。また、最も物体側のレンズ面から瞳面までの距離Lpは-50mmで、瞳直径は20mmで、最大入射角は3度である。
以下の表5に本実施例のデータを示す。
Figure 2023030217000006
以下に本実施例の条件対応値を示す。
Lp/fIm=-0.25
|fIm/f21|=0.70
|fIm/f22|=0.88
f23/fIm=-1.07
図10(A)~(C)は本実施例の結像レンズの諸収差図である。図10(A)~(C)から分かるように、本実施例の結像レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
(第6実施例)
第6実施例の結像レンズについて、図11、図12(A)~(C)を用いて説明する。図11は、本発明による第6実施例の結像レンズを示す図である。
第1レンズ群IG1は、両凸レンズL1と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL2との貼り合せレンズから構成されている。
第2レンズ群IG2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3から構成されている。
第3レンズ群IG3は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5との貼り合せレンズから構成されている。
本実施例の結像レンズの焦点距離fImは180mmである。また、最も物体側のレンズ面から瞳面までの距離Lpは-120mmで、瞳直径は18mmで、最大入射角は4度である。
以下の表6に本実施例のデータを示す。
Figure 2023030217000007
以下に本実施例の条件対応値を示す。
Lp/fIm=-0.67
|fIm/f21|=0.84
|fIm/f22|=0.87
f23/fIm=-0.74
図12(A)~(C)に本実施例の結像レンズの諸収差図を示す。図12(A)~(C)から分かるように、本実施例の結像レンズによれば、良好な色収差補正がなされ、且つ、良好な像面の平坦性が得られる。
以下に、本発明による顕微鏡装置の実施例を説明する。
本発明の実施例による顕微鏡装置は、物体を照明するための照明光学系と、物体の像を結像するための第1実施例から第3実施例までに開示した液浸系顕微鏡対物レンズ及び第4実施例から第6実施例までに開示した結像レンズと、像を観察するための観察系と、を含んでいる。
照明光学系としては、特に、光源として近赤外線レーザーを用い、この近赤外線レーザー光をレンズによって物体に集光する。これにより、物体は、2光子励起を起こし、様々な波長の可視光を放射する。
物体からの様々な波長の可視光は、第1実施例から第3実施例までに開示した液浸系顕微鏡対物レンズ及び第4実施例から第6実施例までに開示した結像レンズにより、像面上に結像される。
観察系は、結像された像を観察者に見えるようにする。観察系は、単純なものでは、接眼レンズがあり、観察者が直接目で観察する。観察系は、特に、CCDなどの撮像素子とコンピューターなどの処理装置とLEDディスプレーなどの表示装置を用いると良い。更に、記録媒体に記録させても良い。
以上、本発明の実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
G1及びIG1 第1レンズ群
G2及びIG2 第2レンズ群
G3及びIG3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L レンズ
C1 第1の貼り合せ面
C2 第2の貼り合せ面
C3 最初に現れる負の屈折力を持つ凹面
C4 第3レンズ群の物体側に凸面を向けた貼り合せメニスカスレンズの凹面
C5 第5レンズ群の物体側に凹面を向けた貼り合せメニスカスレンズの凹面
OBJ 物体

Claims (4)

  1. 物体側から順に、
    少なくとも一枚の正屈折力のレンズと一枚の負屈折力のレンズとを含む第1レンズ群と、
    少なくとも一枚の正屈折力レンズを含む第2レンズ群と、
    少なくとも一枚の正屈折力のレンズと一枚の負屈折力のレンズとを含み、全体として負屈折力の第3レンズ群と、を含み、
    前記第1レンズ群の最も前記物体側に近いレンズ面から瞳面までの距離をLpとし、全系の焦点距離をfImとしたとき、以下の条件を満足することを特徴とする結像レンズ。
    -5.0<Lp/fIm<-0.5
  2. 前記第1レンズ群は、2枚貼り合せレンズであり、
    前記第1レンズ群の前記少なくとも一枚の正屈折力のレンズは、屈折率が1.61以下で、アッベ数が65以上であることを特徴とする請求項1に記載の結像レンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf21とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf22としたとき、以下の条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の結像レンズ。
    0.03<|fIm/f21|<0.85
    0.70<|fIm/f22|<2.00
  4. 物体を照明するための照明光学系と、
    前記物体の像を結像させるための液浸系顕微鏡対物レンズ及び請求項1乃至3のいずれか一項に記載の結像レンズと、
    前記像を観察するための観察系と、を含むことを特徴とする顕微鏡装置。
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