JP2023028885A - 液晶装置の製造方法 - Google Patents

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孝夫 池澤
Takao Ikezawa
勇 白石
Isamu Shiraishi
敦 玉木
Atsushi Tamaki
洋史 林
Yoji Hayashi
克美 岡部
Katsumi Okabe
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Abstract

【課題】第1及び第2の透明基板間に液晶セルを配置して液晶装置を作成する場合に、透明基板の破損を低減する。【解決手段】液晶装置1の製造方法は、第1透明基板41と、第1透明基板41よりも外形の小さい第2透明基板42との間に液晶セル10を配置して一体化する液晶装置1の製造方法であり、第2透明基板42に積層された液晶セル10に離間して対向するようにして、第2透明基板42の外方に配置した緩衝部材50の上に第1透明基板41を配置する配置工程と、緩衝部材50を収縮させて、液晶セル10に第1透明基板41を接近させ、第1透明基板41、液晶セル10、第2透明基板42を一体化する一体化工程とを備える。【選択図】図4

Description

本発明は、液晶装置の製造方法に関し、透過光量を制御する調光セル(液晶セル)をガラス板に貼合して液晶装置を作成する工程に適用することができる。
従来、液晶により透過光量を制御する調光セル(液晶セル)を作成し、2枚の透明基板間にこの調光セル(液晶セル)を配置して合わせガラスにより液晶装置を作成する構成が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
国際公開第2019/198748号 特開2021-64005号公報
しかしながら、このようにガラス等から構成される2枚の透明基板間に液晶セルを配置して液晶装置を作成する場合、透明基板の大きさが大きくなると透明基板の重量が増大することにより、製造過程において透明基板が落下して破損する問題がある。
本開示の実施形態の課題は、2枚の透明基板間に液晶セルを配置して液晶装置を作成する場合に、透明基板の破損を低減することができる液晶装置の製造方法を提供することである。
本開示の実施形態は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本開示の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1) 第1の開示の実施形態は、第1透明基板(41)と、前記第1透明基板よりも外形の小さい第2透明基板(42)と、前記第1透明基板と前記第2透明基板との間に配置された液晶セルと、を備える液晶装置(1)の製造方法において、前記第2透明基板に積層された前記液晶セルに離間して対向するようにして、前記第2透明基板の外方に配置した緩衝部材(50)の上に前記第1透明基板を配置する配置工程と、前記緩衝部材を収縮させて、前記液晶セルに前記第1透明基板を接近させ、前記第1透明基板、前記液晶セル、前記第2透明基板を一体化する一体化工程とを備える液晶装置の製造方法である。
(2) 第2の開示の実施形態は、前記一体化工程は、前記第1透明基板(41)に対向するように配置したダイヤフラムシート(63)の前記第2透明基板(42)側の大気を排気することにより、前記ダイヤフラムシートを大気圧により押圧して前記緩衝部材(50)を収縮させる(1)の液晶装置(1)の製造方法である。
(3) 前記第2透明基板(42)に積層された前記液晶セル(10)の上面に接合材料(31A)を塗布する塗布工程を備え、前記配置工程において前記緩衝部材(50)に配置された前記第1透明基板(41)と、前記液晶セル上の前記接合材料との間には隙間が形成されている(1)又は(2)の液晶装置(1)の製造方法である。
本開示の実施の形態によれば、ガラス板間に液晶セルを配置して液晶装置を作成する場合に、ガラス板の破損を十分に低減することができる。
実施形態の液晶装置を説明する図である。 実施形態の液晶装置の断面図である。 実施形態の液晶装置の製造工程を示す図である。 図3の続きを説明する図である。 図4の続きを説明する図である。 実施形態の液晶装置の貼合工程を説明する図である。 図6の続きを説明する図である。
〔実施形態〕
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本開示の実施形態の液晶装置1の構成を示す分解斜視図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本明細書において、形状や幾何学的条件を特定する用語、例えば、平行や直交等の用語については、厳密に意味するところに加え、同様の光学的機能を奏し、平行や直交と見なせる程度の誤差を有する状態も含むものとする。
本明細書において、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
本明細書中において、シート面とは、各シートにおいて、そのシート全体として見たときにおける、シートの平面方向となる面を示すものであるとする。なお、板面、フィルム面に関しても同様であるとする。また、平面視とは、シート面(板面、フィルム面)の法線方向から見た状態である。
また、本明細書及び特許請求の範囲において、透明とは、少なくとも利用する波長の光を透過するものをいう。例えば、仮に可視光を透過しないものであっても、赤外線を透過するものであれば、赤外線用途に用いる場合においては、透明として取り扱うものとする。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において規定する具体的な数値には、一般的な誤差範囲は含むものとして扱うべきものである。すなわち、±10%程度の差異は、実質的には違いがないものであって、本件の数値範囲をわずかに超えた範囲に数値が設定されているものは、実質的には、本件発明の範囲内のものと解釈すべきである。
本開示の実施形態の液晶装置1は、光の透過率の調整が求められる様々な技術分野に応用可能であり、適用範囲は特に限定されない。液晶装置1は、例えば、建築物の窓ガラスや、ショーケース、屋内の透明パーテーション、車両のウインドウ(例えば、フロントや、サイド、リア、ルーフ等のウインドウ)、車両内部のパーテーションボード等の調光を図る部位に配置される。これにより、建築物や車両等の内側への入射光の光量を制御したり、建築物や車両等の内部における所定区域への入射光の光量を制御したりすることができる。
本開示の実施形態による液晶装置1は、表面形状が曲面形状を有する3次元形状により構成されていてもよく、例えば、液晶装置1が一方の面側に凸となる形状を有していてもよい。なお、液晶装置1は、これに限らず、例えば、表面形状が平面状(すなわち、平板状)としてもよい。図1を含め以下の各図では、簡単のため表面形状が平面状であるものとして示す。
図1に示すように、本開示の実施形態による液晶装置1は、第1ガラス板(第1透明基板)41と、第1接合層31と、液晶セル10と、第2接合層32と、第2ガラス板(第2透明基板)42とを備え、その厚み方向において上述の順番で積層配置されている。
図2は、本開示の実施形態による液晶装置1(合わせガラス)の層構成を示す断面図である。
図2に示すように、液晶装置1は、第1ガラス板41と、第2ガラス板42と、第1ガラス板41と第2ガラス板42との間に配置された液晶セル10とを備えている。液晶セル10は、第1基材12と、第2基材13と、第1基材12と第2基材13との間に配置された液晶層14とを備えている。
第1ガラス板(第1透明基板)41及び第2ガラス板(第2透明基板)42は、それぞれ、液晶装置1の表裏面に配置され、高い透光性を有する板ガラスである。
本開示の実施形態では、第1ガラス板41及び第2ガラス板42は、厚さが0.5mm以上4mm以下であり、一例として、いずれも厚さ2mmの板ガラスを用いている。第1ガラス板41及び第2ガラス板42として無機ガラスを用いた場合、耐熱性、耐傷性に優れた液晶装置1とすることができる。第1ガラス板41及び第2ガラス板42には、必要に応じて、ハードコート等の表面処理がなされてもよい。
なお、第1ガラス板(第1透明基板)41及び第2ガラス板(第2透明基板)42には、無機ガラスの代わりに透明樹脂板、いわゆる樹脂ガラスを用いてもよい。第1透明基板及び第2透明基板として用いる樹脂ガラスとしては、例えば、ポリカーボネート、アクリル等を用いることができる。第1透明基板及び第2透明基板に樹脂ガラスを用いた場合、液晶装置1を軽量化することができる。
第1接合層31は、第1ガラス板41と液晶セル10との間に配置されており、第1ガラス板41と液晶セル10とを互いに接合させる部材である。第1接合層31は、液晶セル10よりも平面視の大きさが大きい。
図2に示すように、断面視において、液晶セル10に重複する領域に加え液晶セル10の周囲に相当する部分にも第1接合層31が形成されており、この部分において第2接合層32に接続されている。さらに液晶装置1は、この第1接合層31の周囲にはストッパー35が設けられ、液晶装置1の製造過程において、このストッパー35により硬化前の第1接合層31からの接合材料(OCR材料31A)の漏出が防止される。また、第1接合層31をこのような形態とすることにより、液晶セル10の側面又はその一部が液晶装置1の側面に露出することを防ぎ、また、液晶装置1の側面からの水分等の侵入を抑止し、液晶装置1の遮水性をより高めることができる。
本開示の実施形態では、第1接合層31は、OCR(Optical Clear Resin)から構成されている。OCRは、重合性化合物を含む液状の硬化性接着層用組成物を硬化した硬化物である。具体的には、OCRは、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂又はウレタン系樹脂等のベース樹脂と添加剤とを混合した液状の樹脂を対象物に塗布した後、紫外線(UV)等を用いて硬化したものである。
第1接合層31は、光学透明性を有しており、さらに少なくとも120℃程度までの耐熱性、耐湿熱性、耐候性を有することが好ましい。
第1接合層31の厚さは、その材料等に応じて適宜選択してよい。具体的には、平面視において液晶セル10と重複する領域における第1接合層31の厚さは、30μm以上1000μm以下としてもよい。
ストッパー35は、第1接合層31と同様の材料により形成されており、第2接合層32の液晶セル10が配置される側の面の外縁部に形成される。
第2接合層32は、第2ガラス板42と液晶セル10との間に配置されており、第2ガラス板42と液晶セル10とを互いに接合させる部材である。第2接合層32は、液晶セル10よりも平面視の大きさが大きい。
本開示の実施形態では、第2接合層32は、OCA(Optical Clear Adhesive)から構成した。OCAは、例えば、以下のようにして作製された層である。
まず、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の離型フィルム上に、重合性化合物を含む液状の硬化性接着層用組成物を塗布し、これを例えば紫外線(UV)等を用いて硬化し、OCAシートを得る。上記の硬化性接着層用組成物は、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂又はウレタン系樹脂等の光学用粘着剤であってもよい。
このOCAシートを対象物に貼合した後、離型フィルムを剥離除去することにより、上記OCAからなる層が得られる。
OCAからなる第2接合層32は、光学透明性を有しており、さらに少なくとも120℃程度までの耐熱性、耐湿熱性、耐候性を有することが好ましい。
なお、本開示の実施形態において、第2接合層32は、OCAから構成される例を挙げて説明するが、これに限らず、第1接合層31と同様にOCRにより構成されてもよい。
第2接合層32の厚さは、その材料等に応じて適宜選択してよい。具体的には、第2接合層32の厚さは、30μm以上500μm以下としてもよく、50μm以上200μm以下とすることが好ましい。
本開示の実施形態において、第1接合層31は、第1ガラス板41と液晶セル10とを直接接合させている。また、第2接合層32は、第2ガラス板42と液晶セル10とを直接接合させている。これに限らず、第1ガラス板41と液晶セル10との間、第2ガラス板42と液晶セル10との間の少なくとも1ヶ所に、例えば、紫外線(UV)カットフィルム等のフィルムを介在させてもよい。
また、上述のように、本開示の実施形態において、第1接合層31及び第2接合層32は、非圧着性の接着成分を含有する接合体である。ここで、「非圧着性の接着成分を含有する接合体」とは、隣接物体に対して適切に接着するために加圧が不要な接合体であり、常圧下で隣接物体と適度に接着することが可能なものをいう。
液晶セル10(調光フィルム、液晶フィルム)は、印加電圧を変化させることにより透過光の光量を制御することができるフィルムである。液晶セル10は、第1ガラス板41と第2ガラス板42との間に挟持されるように配置されている。
この液晶セル10は、二色性色素を使用したゲストホスト型の液晶層を有しており、液晶に印加する電界により透過光量を変化させる部材である。液晶セル10は、フィルム状の第1基材12と、フィルム状の第2基材13と、第1基材12と第2基材13との間に配置された液晶層14とを備えている。
第1基材12及び第2基材13は、それぞれ第1透明電極22A、第2透明電極22Bと、第1配向層23A、第2配向層23Bとを備えている。より具体的には、第1基材12の液晶層14側の面に、第1透明電極22A、第1配向層23Aが順に形成されており、また、第2基材13の液晶層14側の面に、第2透明電極22B、第2配向層23Bが順に形成されている。
さらに、第1基材12と第2基材13との間には、複数のビーズスペーサー24が配置されている。液晶層14は、第1基材12及び第2基材13の間において、複数のビーズスペーサー24の間に充填配置されている。複数のビーズスペーサー24は、それぞれ不規則的に配置されていてもよいし、規則的に配置されていてもよい。
液晶セル10は、第1基材12及び第2基材13に設けられた第1透明電極22A、第2透明電極22Bの駆動により、液晶層14に設けられたゲストホスト液晶組成物による液晶材料の配向を変化させ、これにより透過光の光量を変化させるものである。
第1基材12及び第2基材13は、透明な樹脂製であって、可撓性を有するフィルムを適用することができる。第1基材12及び第2基材13としては、光学異方性が小さく、また、可視域の波長(380nm以上800nm以下)における透過率が80%以上である透明樹脂フィルムを適用することが望ましい。
このような透明樹脂フィルムの材料としては、例えば、トリアセチルセルロース(TAC)等のアセチルセルロース系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、ポリメチルペンテン、EVA等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテル(PE)、ポリエーテルケトン(PEK)、(メタ)アクロニトリル、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー等の樹脂を挙げることができる。透明樹脂フィルムの材料としては、特に、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂が好ましい。
また、第1基材12及び第2基材13として用いられる透明樹脂フィルムの厚みは、その材料にもよるが、その透明樹脂フィルムが可撓性を有する範囲内で適宜選択することができる。第1基材12及び第2基材13の厚みは、それぞれ50μm以上200μm以下としてもよい。
本開示の実施形態では、第1基材12及び第2基材13の一例として、厚み125μmのポリエチレンテレフタレートフィルムが適用される。
第1透明電極22A、第2透明電極22Bは、それぞれ第1基材12及び第2基材13に積層される透明導電膜から構成されている。透明導電膜としては、この種の透明樹脂フィルムに適用される各種の透明電極材料を適用することができ、酸化物系の全光透過率が50%以上の透明な金属薄膜、例えば、酸化錫系、酸化インジウム系、酸化亜鉛系が挙げられる。
酸化錫(SnO2)系としては、ネサ(酸化錫SnO2)、ATO(Antimony Tin Oxide:アンチモンドープ酸化錫)、フッ素ドープ酸化錫が挙げられる。酸化インジウム(In2O3)系としては、酸化インジウム、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)、IZO(Indium Zinc Oxide)が挙げられる。酸化亜鉛(ZnO)系としては、酸化亜鉛、AZO(アルミドープ酸化亜鉛)、ガリウムドープ酸化亜鉛が挙げられる。
本開示の実施形態では、透明電極を構成する透明導電膜は、ITOにより形成されている。
ビーズスペーサー24は、液晶層14における外周部を除く部分の厚み(セルギャップ)を規定する部材である。本開示の実施形態では、ビーズスペーサー24として、球形状のビーズスペーサーを用いている。ビーズスペーサー24の直径は、1μm以上20μm以下としてもよく、3μm以上15μm以下とすることが好ましい。
ビーズスペーサー24は、シリカ等による無機材料による構成、有機材料による構成、これらを組み合わせたコアシェル構造の構成等を広く適用することができる。
なお、ビーズスペーサーは、球形状による構成の他に、円柱形状、楕円柱形状、多角柱形状等のロッド形状により構成してもよい。また、ビーズスペーサー24は、透明部材により製造されるが、必要に応じて着色した材料を適用して、色味を調整するようにしてもよい。
なお、本開示の実施形態では、ビーズスペーサー24は、第2基材13に設けられるが、これに限定されるものでなく、第1基材12及び第2基材13の両方、又は、第1基材12にのみ設けられるようにしてもよい。また、ビーズスペーサー24は、必ずしも設けられていなくてもよい。また、ビーズスペーサー24に代えて、もしくはビーズスペーサー24とともに、柱状のスペーサーを用いてもよい。
第1配向層23A、第2配向層23Bは、液晶層14に含まれる液晶分子群を所望の方向に配向させるための部材である。
第1配向層23A、第2配向層23Bは、光配向層により形成される。光配向層に適用可能な光配向材料は、光配向の手法を適用可能な各種の材料を広く適用することができ、例えば、光分解型、光二量化型、光異性化型等を挙げることができる。
本開示の実施形態では、光二量化型の材料を使用する。光二量化型の材料としては、例えば、シンナメート、クマリン、ベンジリデンフタルイミジン、ベンジリデンアセトフェノン、ジフェニルアセチレン、スチルバゾール、ウラシル、キノリノン、マレインイミド、又は、シンナミリデン酢酸誘導体を有するポリマー等を挙げることができる。光二量化型の材料としては、特に、配向規制力が良好である点で、シンナメート、クマリンの一方又は両方を有するポリマーが好ましく用いられる。
なお、光配向層に代えて、ラビング配向層を用いてもよい。ラビング配向層に関しては、ラビング処理を行わないものとしてもよいし、ラビング処理を行い、微細なライン状凹凸形状を賦型処理して配向層を作製してもよい。
本開示の実施形態では、液晶セル10は、第1基材12及び第2基材13にそれぞれ配向層を備えているが、これに限らず、配向層を備えない形態としてもよい。
液晶層14には、ゲストホスト液晶組成物、二色性色素組成物を広く適用することができる。ゲストホスト液晶組成物にはカイラル剤を含有させ、液晶材料を水平配向させた場合に液晶層14の厚み方向に螺旋形状に配向させるようにしてもよい。
また、第1基材12と第2基材13との間において、液晶層14を取り囲むように、平面視で環状又は枠状のシール材25が配置されている。このシール材25により、第1基材12と第2基材13とが一体に保持され、液晶材料の漏出が防止される。シール材25は、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂等を適用することができる。
液晶層14には、重合性官能基を有していない液晶化合物として、ネマチック液晶化合物、スメクチック液晶化合物及びコレステリック液晶化合物を適用することができる。
ネマチック液晶化合物としては、例えば、ビフェニル系化合物、ターフェニル系化合物、フェニルシクロヘキシル系化合物、ビフェニルシクロヘキシル系化合物、フェニルビシクロヘキシル系化合物、トリフルオロ系化合物、安息香酸フェニル系化合物、シクロヘキシル安息香酸フェニル系化合物、フェニル安息香酸フェニル系化合物、ビシクロヘキシルカルボン酸フェニル系化合物、アゾメチン系化合物、アゾ系化合物、及びアゾオキシ系化合物、スチルベン系化合物、トラン系化合物、エステル系化合物、ビシクロヘキシル系化合物、フェニルピリミジン系化合物、ビフェニルピリミジン系化合物、ピリミジン系化合物、及びビフェニルエチン系化合物等を挙げることができる。
スメクチック液晶化合物としては、例えば、ポリアクリレート系、ポリメタクリレート系、ポリクロロアクリレート系、ポリオキシラン系、ポリシロキサン系、ポリエステル系等の強誘電性高分子液晶化合物を挙げることができる。
コレステリック液晶化合物としては、例えば、コレステリルリノレート、コレステリルオレエート、セルロース、セルロース誘導体、ポリペプチド等を挙げることができる。
ゲストホスト方式に用いられる二色性色素としては、液晶に対して溶解性があり、二色性の高い色素、例えば、アゾ系、アントラキノン系、キノフタロン系、ペリレン系、インジゴ系、チオインジゴ系、メロシアニン系、スチリル系、アゾメチン系、テトラジン系等の二色性色素が挙げられる。
液晶セル10は、遮光時におけるゲストホスト液晶組成物の配向が無電界時に形成されるように、第1配向層23A及び第2配向層23Bを一定の方向にプレチルトに係る配向規制力を設定した水平配向層に構成し、これによりノーマリーダークにより構成される。なお、液晶セル10の遮光時の設定を電界印加時としてノーマリークリアとして構成してもよい。
ここで、ノーマリーダークとは、液晶に電圧がかかっていない時に透過率が最小となり、黒い画面になる構造である。ノーマリークリアとは、液晶に電圧がかかっていない時に透過率が最大となり、透明となる構造である。
また、透光時において液晶セル10を通して見える景色等が明瞭に見えることが望ましいので、透光時のヘイズ値は低いことが望ましい。具体的には、液晶セル10の透光時のヘイズ値は、30%以下であることが望ましく、15%以下であることがより望ましい。このような低いヘイズ値を実現するためには、液晶混合物中に重合性化合物が入っていないことが望ましい。
本開示の実施形態の液晶セル10は、ゲストホスト型の液晶層14を備える例を示したが、これに限られるものではない。液晶セル10は、二色性色素組成物を用いないTN(Twisted Nematic)方式、VA(Vertical Alignment)方式、IPS(In-Plane-Switching)方式等の液晶層14を備える構成としてもよい。このような液晶層14を備える場合、第1基材12及び第2基材13の表面にそれぞれ直線偏光層をさらに設けることで、調光フィルムとして機能させることができる。
図1に示すように、液晶セル10には、透明電極と外部との電気的接続を行うために、フレキシブルプリント配線基板18が配置されている。
(製造工程)
次に、本開示の実施形態による液晶装置1の製造方法について、図3~図5を用いて説明する。
図3~図5は、本開示の実施形態による液晶装置1の製造方法を示す図である。図3~図5では、液晶装置1の断面図により、製造方法を説明している。
先ず、図3(a)に示すように、第2ガラス板42を準備する。
次に、図3(b)に示すように、第2ガラス板42上に、OCAからなる第2接合層32を貼合する。この場合、例えば、第2接合層32と離型フィルム36とを有するOCAシートを第2ガラス板42に貼合し、その後、離型フィルム36を剥離除去することにより、第2ガラス板42上に第2接合層32が貼合される。第2接合層32は、第2ガラス板42の片面の全域に貼合されてもよいし、一部領域に貼合されてもよい。
なお、上述の説明では第2接合層32としてOCAシートを用いる例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば、第2接合層32は、第2ガラス板42上にOCR材料を塗布して仮硬化させて形成されるようにしてもよい。ここで、仮硬化とは、OCR材料を完全に硬化させることなく、OCR材料の粘着性を一定程度、維持した状態をいう。このときの紫外線(UV)の照射量は、OCR材料31A(第1接合層31)を完全に硬化させる場合の照射量よりも少なくしており、例えば、50%以上80%以下とすることができる。
次に、図3(c)に示すように、第2接合層32上に別途作製された液晶セル10を貼合し、第2接合層32によって液晶セル10を第2ガラス板42に貼合する。なお、液晶セル10の製造方法については、公知の各種手法を用いることができる。
OCAからなる第2接合層32は、上述したように非圧着性の接着成分を含有する接合体である。このため、液晶セル10及び第2ガラス板42は加圧されることなく(すなわち、環境圧下(通常は大気圧下)で)接着される。また、第2接合層32は、常温(例えば、10℃以上30℃以下)で液晶セル10及び第2ガラス板42に接着される。
次に、図3(d)に示すように、液晶セル10から離間して液晶セル10の外周を囲むようにして、第2ガラス板42上の第2接合層32の外縁部にストッパー35を形成する。ストッパー35は、塗布ノズル51によって、OCRを含む液状体のOCR材料を塗布した後、紫外線の照射により硬化させることによって形成される。
次に、図4(a)に示すように、液晶セル10の上面に、第1接合層31に係るOCRを含む液状体のOCR材料(接合材料)31Aを塗布する(塗布工程)。また、第2ガラス板42の外方に緩衝部材50を配置する。より具体的には、第2ガラス板42の外周縁を囲むようにして枠形状に形成された緩衝部材50を配置する。ここで、OCR材料(接合材料)31Aは、例えば、ディスペンサー又はスリットコーター等の塗布ノズル51によって、液晶セル10及び調整部材20の片面の全域又は一部領域に塗布される。
それから、図4(b)に示すように、第1ガラス板41を緩衝部材50上に配置する(配置工程)。
なお、図4に示す各工程は、後述の貼合装置60上において行われる。
緩衝部材50は、後述の貼合装置による一体化工程にために、第2ガラス板42上に配置された液晶セル10に対して第1ガラス板41を離間した状態で配置するために設けられる。そのため、液晶装置1の製造過程において、第1ガラス板41の外形(縦及び横)の寸法は、第2ガラス板42よりも大きく形成されている。すなわち、第2ガラス板42の外形(縦又は横、若しくは、縦及び横)の寸法は、第1ガラス板41よりも小さくなるように形成されている。
これにより、図4(b)に示すように、第1ガラス板41が、緩衝部材50を介して第2ガラス板42、第2接合層32及び液晶セル10からなる積層体の上に配置することができる。
ここで、緩衝部材50の厚みは、液晶セル10上に塗布されたOCR材料31Aに、第1ガラス板41が接触しない程度に形成されるのが望ましく、例えば、OCR材料31Aと第1ガラス板41との隙間Gは100μm以上であることが望ましい。このようにOCR材料31Aと第1ガラス板41との間に隙間を設けることにより、後述の一体化工程において貼合装置により真空引きした場合に、形成される第1接合層31に空気(気泡)が残存してしまうのを大幅に抑制することができる。
本実施形態の緩衝部材50は、上述したように、第2ガラス板42の外周縁を囲む枠形状により形成される例を示したが、これに限定されるものでない。実用上十分であれば、緩衝部材50は、例えば、部分的に途切れた部分を備えた形状により形成してもよく、第1ガラス板41のコーナーの部位のみ設けるようにしてもよく、第1ガラス板41の直線の部位のみ設けるようにしてもよく、種々の形状により形成することができる。
また、第1ガラス板41は、図4(b)に示すように、緩衝部材50上に配置された場合に、緩衝部材50と重なり合う部位の幅Dが、液晶装置1の外形寸法にもよるが、例えば、50mm以上となるように配置されるのが望ましい。
緩衝部材50は、ポリウレタンフォーム、ポリエステル等を適用することができ、後述する貼合装置におけるダイヤフラムシートによる押圧により十分に収縮して、第1ガラス板41を液晶セル10に接近させて保持できるように形成される。
次に、図4(c)に示すように、後述する貼合装置によるダイヤフラムシートの押圧により緩衝部材50を収縮させて、液晶セル10に第1ガラス板41を接近させ、第1ガラス板41、液晶セル10、第2ガラス板42を一体化する(一体化工程)。
OCR材料31Aは、前述のようにOCRを含む液状体のOCR材料であり、非圧着性の接着成分を含有する接合体である。このため、第1ガラス板41は、加圧されることなく、環境圧下(通常は大気圧下)で液晶セル10に接着される。また、第1ガラス板41は、常温(例えば10℃以上30℃以下)で液晶セル10及び第2ガラス板42の第2接合層32に接着される。
ここで、ダイヤフラムシートの押圧により、OCR材料31Aは、液晶セル10上を流動して第1接合層31の形態となる。また、流動したOCR材料31Aは、第2接合層32の外縁部に設けられたストッパー35により、第2接合層32の外周側に漏れ出てしまうのを大幅に抑制される。
その後、図5(a)に示すように、互いに積層された第2ガラス板42、第2接合層32、液晶セル10、OCR材料31Aの層及び第1ガラス板41を貼合装置から取り出して、紫外線(UV)を照射することにより、OCR材料31Aの層を硬化させる。OCR材料31Aの層が硬化することにより、OCRからなる第1接合層31が形成される。
その後、図5(b)に示すように、緩衝部材50を取り除いた後、切り取り線L―Lにより第2ガラス板42の大きさに第1ガラス板41の大きさを切り揃え、これにより液晶装置1が得られる。
なお、上述の説明では、第1ガラス板41は、第2ガラス板42の大きさに切り揃える例で説明したが、必要に応じて切り揃えなくてもよく、また、第2ガラス板42の大きさに合わせて切断しなくてもよい。
〔貼合装置〕
液晶装置1は、貼合装置60により第2ガラス板42、液晶セル10の積層体に第1ガラス板41が貼合される。
図6及び図7は、この貼合装置を示す断面図である。
図6(a)に示すように、貼合装置60は、貼合対象を配置するテーブル61を備える。さらに貼合装置60は、テーブル61に対して開閉自在に上ケース62が保持され、この上ケース62によりテーブル61を貼合対象と共に上方より覆い隠して、密閉することができるように形成される。貼合装置60は、この上ケース62の内部空間がダイヤフラムシート63によりテーブル61に近いテーブル側空間AR1と、テーブル61より遠い反テーブル側空間AR2とに区分され、テーブル側空間AR1と、反テーブル側空間AR2との大気をそれぞれ排気できるように形成される。ダイヤフラムシート63は、充分な可撓性を備えたシート材であり、例えばシリコンにより形成されている。
貼合装置60は、図6(a)に示すように、第2ガラス板42と、第2接合層32と、ストッパー35と、液晶セル10とからなる積層体が、緩衝部材50と共にテーブル61上に配置される。また、積層体の液晶セル10に第1接合層31に係るOCR材料31Aが塗布される(塗布工程:図4(a))。
その後、緩衝部材50の上に、第1ガラス板41を配置する(配置工程、図4(b))。
続いて、図6(b)により示すように、上ケース62により貼合対象を上方より覆い貼合装置60内に密閉する。貼合装置60は、この状態で、テーブル側空間AR1と、反テーブル側空間AR2との大気が排気され、真空状態で保持され、これによりダイヤフラムシート63は、第1ガラス板41の上側表面に近接して、この上側表面とほぼ平行に対向するように保持される。
ここで、従来、貼合装置において、第1ガラス板は、上述の緩衝部材を用いずに、両面テープ等を用いてダイヤフラムシートのテーブル側の面に貼り付けられていた。そして、上ケースを閉じることにより、ダイヤフラムシートに貼付された第1ガラス板が液晶セルの上に配置され、一体化工程が行われていた。しかし、液晶装置の大型化に伴い、第1ガラス板も大型化してしまい、第1ガラス板の重さが起因となり、ダイヤフラムシートに貼り付けた第1ガラス板が落下してしまう場合があり、第1ガラス板が破損等してしまう問題が生じてしまう場合があった。
そこで、本実施の形態においては、上述のように、緩衝部材50を設け、その緩衝部材50の上に第1ガラス板41を配置することにより、上述のようにダイヤフラムシートから第1ガラス板が落下して破損等してしまうのを防止することができる。
次に、図7(a)により示すように、テーブル側空間AR1を真空状態に維持したままで、真空状態の反テーブル側空間AR2を大気圧の状態に戻す。反テーブル側空間AR2が真空状態から大気圧の状態へ戻るに従って、ダイヤフラムシート63が変形し、図7(b)により示すように、テーブル61上に配置された第1ガラス板41、液晶セル10、第2ガラス板42による積層体の表面形状に倣った形状にダイヤフラムシート63が変形し、第1ガラス板41、液晶セル10、第2ガラス板42による積層体を大気圧により押圧する。このとき、緩衝部材50は、ダイヤフラムシート63の押圧により収縮して、第1ガラス板41は、OCR材料31Aを介して液晶セル10側に接合される。なお、このとき緩衝部材50の側面も、第1ガラス板41の外形に合わせて収縮する。
貼合装置60により、第1ガラス板41がOCR材料31Aにより隙間なく液晶セル10に接合されたら、第1ガラス板41、液晶セル10、第2ガラス板42による積層体を貼合装置60から取り出して、前述の図5(a)に係る説明のように紫外線を照射して第1接合層31を形成する。そして、最後に前述の図5(b)に係る説明のように、第1ガラス板41の余分な部分を裁断処理することにより液晶装置1が完成する。なお、紫外線の照射は、貼合装置60のテーブル61に保持された状態で行うようにしてもよい。
以上の構成によれば、第2ガラス板42の外方に緩衝部材50を設け、この緩衝部材50上に第1ガラス板41を配置して貼合することにより、第1及び第2のガラス板間に液晶セルを配置して液晶装置を作成する場合に、ガラス板の破損を低減することができる。
また貼合装置60において、ダイヤフラムシート63の第2ガラス板42側の大気を排気し、ダイヤフラムシート63を大気圧により押圧して緩衝部材50を収縮させることにより、局所的な圧力集中を有効に回避して適切に緩衝部材を収縮させて、ガラス板の破損を低減することができる。
更に、配置工程において緩衝部材50に配置された第1ガラス板41と、液晶セル10上のOCR材料31Aとの間には隙間が形成されているので、一体化工程において貼合装置により真空引きした場合に、形成される第1接合層31に空気(気泡)が残存してしまうのを大幅に抑制することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができ、さらには種々に組み合わせることができる。
1 液晶装置
10 液晶セル
14 液晶層
24 ビーズスペーサー
25 シール材
31 第1接合層
31A OCR材料
32 第2接合層
35 ストッパー
36 離型フィルム
41 第1ガラス板
42 第2ガラス板
50 緩衝部材
51 塗布ノズル
60 貼合装置
61 テーブル
62 上ケース
63 ダイヤフラムシート

Claims (3)

  1. 第1透明基板と、前記第1透明基板よりも外形の小さい第2透明基板と、前記第1透明基板と前記第2透明基板との間に配置された液晶セルと、を備える液晶装置の製造方法において、
    前記第2透明基板に積層された前記液晶セルに離間して対向するようにして、前記第2透明基板の外方に配置した緩衝部材の上に前記第1透明基板を配置する配置工程と、
    前記緩衝部材を収縮させて、前記液晶セルに前記第1透明基板を接近させ、前記第1透明基板、前記液晶セル、前記第2透明基板を一体化する一体化工程とを備える
    液晶装置の製造方法。
  2. 前記一体化工程は、
    前記第1透明基板に対向するように配置したダイヤフラムシートの前記第2透明基板側の大気を排気することにより、前記ダイヤフラムシートを大気圧により押圧して前記緩衝部材を収縮させる
    請求項1に記載の液晶装置の製造方法。
  3. 前記第2透明基板に積層された前記液晶セルの上面に接合材料を塗布する塗布工程を備え、
    前記配置工程において前記緩衝部材に配置された前記第1透明基板と、前記液晶セル上の前記接合材料との間には隙間が形成されている
    請求項1又は請求項2に記載の液晶装置の製造方法。

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