JP2023019646A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2023019646A
JP2023019646A JP2021124548A JP2021124548A JP2023019646A JP 2023019646 A JP2023019646 A JP 2023019646A JP 2021124548 A JP2021124548 A JP 2021124548A JP 2021124548 A JP2021124548 A JP 2021124548A JP 2023019646 A JP2023019646 A JP 2023019646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
clothes dryer
tub
outer tub
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021124548A
Other languages
English (en)
Inventor
貴裕 井上
Takahiro Inoue
朗登 小西
Akito Konishi
雄斗 加藤
Yuto Kato
俊吾 石原
Shungo Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021124548A priority Critical patent/JP2023019646A/ja
Publication of JP2023019646A publication Critical patent/JP2023019646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】乾燥工程によって衣類に形成されるシワを抑制した衣類乾燥機を提供することができる。【解決手段】本開示に係る衣類乾燥機は筐体内に弾性支持された外槽と、外槽の内部で、外槽の底部を通過する回転軸の周りで回転可能に設けられた内槽と、外槽の底部に設けた流出口に接続される循環流路と、循環流路を通じて外槽に供給する空気を加熱する加熱手段と、循環流路において、加熱手段から外槽の流出口を通過して内槽の底部に向かう空気の流れを発生させる送風手段と、外槽内に配置され、外槽の流出口から内槽の底部に向かう空気の流れ方向を、回転軸から離れる方向に偏向させるガイド手段と、を備える。【選択図】図12

Description

本開示は、衣類乾燥機に関する。
例えば、特許文献1には、衣類を乾燥させるための空気を除湿する除湿手段と、乾燥用空気を循環させる循環風路と、乾燥用空気を回転ドラム内に送風する吹出穴を有するバックフィルタとを有する衣類乾燥機が開示されている。
特許文献1に記載された衣類乾燥機において、バックフィルタは乾燥用空気を回転ドラム内の下方に向けて送風するようにしたものである。
特開2010-187962号公報
しかしながら、特許文献1に記載の衣類乾燥機において、少量の衣類を乾燥する場合、乾燥工程後の衣類にシワが残っていた。そのため、乾燥運転によって衣類に形成されるシワの抑制といった点で未だ改善の余地がある。
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあって、乾燥工程によって衣類に形成されるシワを抑制した衣類乾燥機を提供することにある。
本開示の一態様の衣類乾燥機は、筐体内に弾性支持された外槽と、外槽の内部で、外槽の底部を通過する回転軸の周りで回転可能に設けられた内槽と、外槽の底部に設けた流出口に接続される循環流路と、循環流路を通じて外槽に供給する空気を加熱する加熱手段と、循環流路において、加熱手段から外槽の流出口を通過して内槽の底部に向かう空気の流れを発生させる送風手段と、外槽内に配置され、外槽の流出口から内槽の底部に向かう空気の流れ方向を、回転軸から離れる方向に偏向させるガイド手段と、を備える。
本開示によれば、乾燥工程によって衣類に形成されるシワを抑制した衣類乾燥機を提供することができる。
本開示に係る実施形態の衣類乾燥機の模式断面図 衣類乾燥機の斜視図 図2と異なる方向から見た衣類乾燥機の斜視図 ヒートポンプ装置の斜視図 内槽の分解図 ガイド手段と支持部との分解図 ガイド手段の斜視図 ガイド手段の拡大図 ガイド手段の断面図 外槽の斜視図 内槽の斜視図 衣類乾燥機の斜視断面図 内槽の底部の拡大図 衣類乾燥機の拡大模式図 衣類乾燥機の模式システム図 内槽の底部の正面図 変形例1のメッシュ部の正面図 変形例2のメッシュ部の正面図 変形例2のメッシュ部の断面図 変形例2のメッシュ部の断面図
(実施形態)
本開示の実施形態に係る衣類乾燥機について説明する。
[全体構成]
図1は、本開示に係る実施形態の衣類乾燥機1を示す模式断面図である。図2及び図3は、衣類乾燥機1の斜視図である。図2及び図3では、便宜上、筐体2を省略している。
本実施形態の衣類乾燥機1は、洗濯機能を有する洗濯乾燥機(いわゆるドラム式洗濯機)である。図1に示すよう、衣類乾燥機1は、筐体2と、外槽3と、内槽4と、駆動部5と、ヒートポンプ装置6と、循環流路8と、送風手段9と、給水弁10と、排水弁11と、制御部12と、を備える。
<筐体>
図1に示すように、筐体2は、衣類乾燥機1の外観を形成する部材である。筐体2の前面には、開口20と、開口20を覆う開閉自在な扉21と、が設けられている。
<外槽>
外槽3は、筐体2の内部に設けられ、洗濯水を溜める機能を有する大略円筒状の部材である。外槽3は、サスペンション30によって弾性支持され、洗濯、脱水時の振動をサスペンション30によって吸収する。外槽3は、筐体2の開口20に面する位置に開口31を有し、ベローズ32によって、筐体2の開口20と密閉されて連結される。外槽3にはさらに複数の開口33、34、35が設けられる。開口33、34は循環流路8に接続される開口であり、開口35は外槽3の水を外部に排水するための排水口である。
<内槽>
内槽4は、外槽3の内側において回転可能に設けられ、衣類等の洗濯物15を収容する大略円筒状の部材である。内槽4は、底部42を通過する回転軸V0の周りで回転する。図2に示すように、内槽4の底部42には、多数の貫通孔40が形成されるガイド手段45が設けられている。ガイド手段45は、貫通孔40を通過し内槽4に流入する空気の方向を偏向する部材である。内槽4は、筐体2の開口20及び開口31に面した開口41を有する。内槽4の構造については、後で詳述する。
<駆動部>
図1に戻ると、駆動部5は、内槽4を回転軸V0の周りで回転駆動させる部材である。駆動部5は例えば、内槽4を回転させるモータを有する。
<ヒートポンプ装置>
ヒートポンプ装置6は、循環流路8を流れる空気を除湿して加熱するための装置である。ヒートポンプ装置6は、筐体2の上部に設けられる。ヒートポンプ装置6は、外槽3からの空気が流入する空気入口60と、除湿して加熱した空気を排出する空気出口61と、を形成する。空気入口60は上流側で外槽3の開口33に接続し、空気出口61は下流側で外槽3の開口34に接続する。
ヒートポンプ装置6は、ケース62と、圧縮機63と、絞り機構64と、第1熱交換器65と、第2熱交換器66と、フィルタ67と、冷媒配管69とを備える。
図4は、ヒートポンプ装置6の斜視図である。図4に示すように、ケース62内には、圧縮機63と、絞り機構64と、第1熱交換器65と、第2熱交換器66と、フィルタ67と、冷媒配管69とが収容される。ケース62には、図1に示した空気入口60と空気出口61とが形成され、空気入口60と空気出口61との間には空気A0が流れる空気流路R0が形成される。圧縮機63は、冷媒配管69を流れる冷媒を圧縮するための部材であり、絞り機構64は、冷媒配管69を流れる冷媒を減圧するための部材である。第1熱交換器65は、空気A0を除湿するための熱交換器(除湿用熱交換器)である。第2熱交換器66は、第1熱交換器65の下流側に設けられ、空気A0を加熱するための熱交換器(加熱用熱交換器)である。フィルタ67は、空気入口60から空気流路R0に流入する空気A0からリント、ほこり、髪の毛等の異物を捕捉して除去するための部材である。
<循環流路>
循環流路8は、筐体2の内部に設けられ、外槽3とヒートポンプ装置6の間で空気を循環させる流路である。循環流路8は、外槽3とヒートポンプ装置6とを接続する流路として、第1循環流路81(図1、図2)と、第2循環流路82(図1、図3)とを備える。第1循環流路81は、外槽3の開口33と空気入口60とを接続する流路である。第2循環流路82は、空気出口61と外槽3の開口34とを接続する流路である。循環流路8は複数の貫通孔40を通じて内槽4にも連通する。
<送風手段>
送風手段9は、循環流路8に空気の流れを発生されるファン等の機構である。送風手段9の運転によって、循環流路8を循環する空気の流れを発生させる(矢印A参照)。
<給水弁>
給水弁10は、外槽3に水を供給するための弁である。給水弁10は、筐体2の上部に設けられる。
<排水弁>
排水弁11は、外槽3に溜められた水を外槽3の開口35を通じて選択的に排水するための弁である。排水弁11は、筐体2の下部に設けられる。
<制御部>
制御部12は、衣類乾燥機1の運転を制御する部材である。制御部12は、駆動部5、ヒートポンプ装置6の圧縮機63、送風手段9、給水弁10、及び排水弁11等の衣類乾燥機1の構成要素を制御する。制御部12は、例えば、プログラムを記憶したメモリ(図示せず)と、CPUなどのプロセッサに対応する処理回路(図示せず)とを備え、プロセッサがプログラムを実行することでこれらの要素として機能してもよい。
続いて、内槽4の構成要素について、図5Aを参照しながら説明する。図5Aは、内槽4の分解図である。図5Aに示す第1軸方向M1は、内槽4の回転軸V0に沿って、底部42から開口41に向かう方向である。
内槽4は、底部42と、筒部44とを有する。底部42は、筒部44の一方の端部43を閉じるように筒部44に取付される。底部42と、筒部44とはあわせて、洗濯物15を収容する空間を画定する。底部42及び筒部44は、外槽3(図1)に回転可能に収容される。
筒部44は、内槽4の内周面S1を形成し、端部43と、開口41との間で第1軸方向M1に沿って延びる筒状の部材である。筒部44には、筒部44の径方向に貫通した貫通孔49が形成される。貫通孔49は外槽3に連通し、貫通孔49を通じて洗濯水が外槽3から内槽4内に流入することができる。
底部42は、第1軸方向M1に対向して配置される円盤状の部材である。底部42は、ガイド手段45と、支持部46と、後バランサ47とを有する。
ガイド手段45には、多数の貫通孔40が形成される。貫通孔40は、筒部44の第1軸方向M1に沿って開口しており、貫通孔40を通じて空気が外槽3から筒部44に流入する。ガイド手段45を通過する空気の流れについては、後述する。ガイド手段45は、支持部46を介して筒部44の端部43に取付される。支持部46は、ガイド手段45を把持した状態で、筒部44の端部43に固定される。支持部46は、例えば、筒部44に対してビス止めされる。このような構成によって、支持部46は、ガイド手段45を間接的に筒部44に固定するとともに、底部42の強度を向上させる。後バランサ47は、内部に液体を収容しており、回転する内槽4の振動を抑制する。
図5Bは、ガイド手段45と支持部46との分解図であり、ガイド手段45と支持部46との位置関係を示す。図5Bに示すように、支持部46は開口50を形成し、開口50は、ガイド手段45の後述のメッシュ部54に面し、貫通孔40と連通する。
図6、図7A及び図7Bを参照しながら、ガイド手段45の構造についてより詳細に説明する。図6は、ガイド手段45の斜視図である。図7Aは、ガイド手段45の拡大図である。図7Bは、図7AのV-V線に沿ったガイド手段45の断面図である。図6、図7A及び図7Bには、中心方向K1(第1径方向)、外周方向K2(第2径方向)及び第2軸方向M2を示す。中心方向K1は、ガイド手段45の外周から内槽4の回転軸V0に向かう方向である。外周方向K2は、中心方向K1とは逆向きであり、内槽4の回転軸V0から離れる方向である。また、中心方向K1に沿って進んだ位置を中心側、外周方向K2に沿って進んだ位置を外側と称してもよい。本実施形態において、中心方向K1及び外周方向K2は水平方向であるが、これに限定せず、下方または上方に傾斜してもよい。第2軸方向M2は、第1軸方向M1とは逆向きである。
図6及び図7Aに示すように、ガイド手段45は、中心部51と、環状の外周部52と、棒状部53と、メッシュ部54を有する。内槽4の回転軸V0は、中心部51を通過する。棒状部53は、中心部51と外周部52との間で放射状に延びる。メッシュ部54は、棒状部53によって複数の領域に画定され、それぞれの領域には複数の貫通孔40が形成される。中心部51、外周部52及び棒状部53は、支持部46(図5B)に面する。一方でメッシュ部54は、支持部46によって画定される開口50と重なる。
図7Bに示すように、外周部52において、第2軸方向M2側に、回転ガイド55を有する。回転ガイド55は、環状の溝を有する部材であり、外槽3の溝(図示せず)と遊嵌している。溝が互いに嵌り合う構造により、圧力損失が生じ、乾燥空気が内槽4と外槽3の間の空間に流出することを抑制できる。
ここで、メッシュ部54についてより詳細に説明する。図7Bに示すように、メッシュ部54は、中心部51と外周部52との間で延び、外周方向K2に沿って、順に、傾斜部54A、フラット部54B、及び傾斜部54Cを有する。
傾斜部54Aは、外周方向K2に進むと、第2軸方向M2に向かって傾斜される。フラット部54Bは、傾斜部54Aの外側の端部から、外周方向K2に沿って形成される。傾斜部54Cは、フラット部54Bの外側の端部から外周方向K2に進むと、第1軸方向M1に向かって傾斜される。傾斜部54Cの傾斜は、傾斜部54Aの傾斜と逆向きである。このような構成により、メッシュ部54は、空気A0の流れと逆向きに突出している。また、傾斜部54Aの傾斜は、傾斜部54Cの傾斜より急であってもよい。本実施形態では、傾斜部54A、54Cは、直線状に傾斜されているが、複数の角度によって傾斜されてもよい。
傾斜部54A、フラット部54B、及び傾斜部54Cのそれぞれには、複数の貫通孔40が形成される。貫通孔40は、第1軸方向M1に沿って形成される。傾斜部54A、フラット部54B、及び傾斜部54Cにおける貫通孔40を画定する壁部は、第1軸方向M1に沿っている。傾斜部54A、フラット部54B、及び傾斜部54Cは、第1軸方向M1に沿って等しい厚みを有してもよい。
図7Aに示すように、第1軸方向M1から見た単一の貫通孔40の開口面積は、中心方向K1に沿って減少する。図7Bに示すように、貫通孔40の開口面積は、傾斜部54C、フラット部54B、傾斜部54Aの順に小さくなる。また、傾斜部54Aにおいては、フラット部54B及び傾斜部54Cと比較して、隣接する貫通孔40の間隔は大きい。傾斜部54Aは、後述の図10Aに示すように、第2循環流路82の前面に位置していないため、第2循環流路82を通過した空気が到達しづらくなっている。したがって、傾斜部54Aを通過する空気の流れは、フラット部54B、傾斜部54Cを通過する空気A0に、あまり影響を及ぼさない。
ガイド手段45は、インサート成形によって成形されてもよい。
続いて、図8-図10Cを参照しながら、ガイド手段45と第2循環流路82との位置関係について説明する。図8は、外槽3の斜視図である。図9は内槽4の斜視図である。図10Aは、衣類乾燥機1の斜視断面図である。図10Bは、開口34付近の内槽4の底部42の拡大図である。図10Cは、図10BのX-X線に沿った断面における開口34付近の衣類乾燥機1の模式図である。図8-図10Cにおいて、第2循環流路82の一部のみを図示し、図9において、外槽3の図示は省略している。図8-図10Aに示す周方向L1は内槽4の回転方向である。
図8に示すように、第2循環流路82は、外槽3の底部36に設けられた開口34に接続される。外槽3の底部36は、内槽4の底部42(図示せず)に対向し、底部36の中心を回転軸V0が通過する。開口34は、外槽3の底部36の中心、即ち回転軸V0が通過する位置の付近に設けられている。水平方向(Y方向)から見たとき、開口34は、回転軸V0よりも上方に設けられている。また、外槽3を回転軸V0から見たとき、外槽3の底部36において、開口34は回転軸V0の斜め上方に設けられている。このような構成によって、第2循環流路82を短く構成できるため、第2循環流路82における圧力損失を回避できる。また、洗濯物15が多い場合、中央近傍から風を吐出できるため、洗濯物15の乾燥効率が向上する。
第2循環流路82は、開口34に接続された端部付近で曲げられ、そのまま上方に延びる。このような構成によって、第2循環流路82を曲げる箇所を少なくして、第2循環流路82における圧力損失を抑制しつつ、外槽3の第2軸方向M2における寸法の増加を抑制し、省スペース化を実現できる。
図9及び図10Aに示すように、第2循環流路82は、外槽3の底部36に設けられた開口34(図10A)を介して、内槽4のガイド手段45と対向する。第2循環流路82及び外槽3(図10A)が固定されていることに対して、内槽4は周方向L1及び逆方向に回転する。図10Bに示すように、内槽4の回転によって、開口34とガイド手段45のメッシュ部54とは対向する。この状態において、第2循環流路82(図10A)は、開口34と、メッシュ部54に設けられた貫通孔40とを通じて、筒部44の内部に連通する。また、棒状部53(図9)が開口34を横切る際にも、開口34は棒状部53より周方向L1に沿って大きい寸法を有するため、第2循環流路82と内槽4との連通を部分的に維持することができる。
図10Cに示すように、第2循環流路82の端部は、第1軸方向M1に沿って、外槽3の開口34を通じて、傾斜部54Cとフラット部54Bと対向する。このような構成によって、第2循環流路82を流れる空気A0は、優先的に傾斜部54Cとフラット部54Bとを通じて筒部44に流入する。
また、傾斜部54Cにおいて、開口34と傾斜部54Cとの間の第1軸方向M1に沿った距離Dは、外周方向K2に沿って増加する。傾斜部54Cの中心側の端部では距離Dが最小となり、傾斜部54Cの外側の端部では距離Dが最大となる。
[動作]
以上のような構成において、次に衣類乾燥機1の動作の一例について、図11を参照しながら説明する。図11は、衣類乾燥機1の模式システム図である。
衣類乾燥機1の動作は、洗い工程と、すすぎ工程と、脱水工程と、乾燥工程とを備える。制御部12は、各工程を逐次制御する。
洗い工程では、内槽4に洗濯物15を入れて、排水弁11(図1)を閉じた状態で、外槽3に所定の水位に達するまで給水を行う。駆動部5によって、内槽4を回転させて洗濯物15の洗い工程を実行する。洗い工程後のすすぎ工程でも、洗い工程と同様に外槽3に給水を行い、内槽4を回転させて洗濯物15のすすぎを行う。脱水工程では、排水弁11を開いて筐体2の外部へ洗濯水を排水した後、駆動部5によって、洗濯物15の入った内槽4を高速回転して脱水する。
続いて、乾燥工程では、制御部12が圧縮機63及び送風手段9を運転させて、洗濯物15の乾燥を行う。
図11に示すように、圧縮機63が運転すると、冷媒は矢印Bに沿って、冷媒配管69内を循環する。冷媒は、圧縮機63において圧縮され、圧力により、冷媒配管69内を、圧縮機63、第2熱交換器66、絞り機構64、及び第1熱交換器65の順で循環する。第2熱交換器66において、圧縮により高温になった冷媒と空気A0との熱交換によって、冷媒は冷却され、空気A0は加熱される。絞り機構64において、冷媒は減圧によりさらに冷却され、第1熱交換器65において、低温になった冷媒と空気A0との熱交換によって、冷媒は加熱され、空気A0は冷却される。
また、送風手段9が運転すると、衣類乾燥機1内における空気A0の循環が発生する。
内槽4における空気A0は、内槽4を回転させて上下に撹拌させた洗濯物15の隙間を通るときに、洗濯物15から水分を奪う。空気A0は、湿った状態で、外槽3の開口33及び第1循環流路81を通じて、空気入口60からヒートポンプ装置6に流入する。湿った空気A0は、フィルタ67を通過した後、第1熱交換器65を通過することで、顕熱と潜熱とが奪われて、低温の空気A0から除湿水が分離され、除湿される。低温の空気A0は、第2熱交換器66によって、加熱され、乾燥した温風となり、空気出口61及び第2循環流路82を通じて、開口34から外槽3及び内槽4に再度流入する。上記の動作を繰り返し、空気A0を循環させ、内槽4の湿った空気A0を乾燥及び加熱して内槽4に戻すことにより、洗濯物15の乾燥が進行される。
乾燥工程において、洗濯物15が少ない場合、内槽4の回転によって発生する遠心力によって、洗濯物15は内槽4の筒部44の内周面S1に集まり、洗濯物15の広がりが阻害される。そのため、洗濯物15は丸まった状態で乾燥され、洗濯物15にシワが形成されやすくなる。少量の洗濯物15の乾燥を促進し、シワの形成を抑制するため、本開示による衣類乾燥機1は、図10Cに示すように、ガイド手段45を用いて、空気A0の流れを偏向する。
ここで、メッシュ部54が開口34と対向するとき、ガイド手段45を通過する空気A0について、図10C及び図12を参照しながらより詳細に説明する。図12は、内槽4の底部42の正面図である。
図10Cに示すように、第2循環流路82を流れる空気A0は、開口34を通じて、メッシュ部54の傾斜部54Cとフラット部54Bと形成された貫通孔40を通過する。空気A0が貫通孔40を通過することで、第2循環流路82における流れと比較して空気A0の速度が増加する。その後、空気A0が貫通孔40から離れると、空気A0は減速する。ここで、傾斜部54C通過後の空気A0に着目すると、外周方向K2に沿ったVI-VI線における空気A0において、貫通孔40を流出した後に流れた距離は、外周方向K2に沿って小さくなる。そのため、VI-VI線における空気A0において、速度は外周方向K2に沿って大きくなる。空気A0の速度分布によって、外側に向かって負圧が発生する。したがって、傾斜部54Cを通過した後の空気A0は、空気A0の速度分布によって、回転軸V0から離れる外周方向K2に引っ張られ、図12に示すように、内槽4の筒部44の内周面S1に向かって水平方向に偏向される。言い換えれば、空気A0は、回転軸V0を含む鉛直平面から離れる方向に流れる。
空気A0は、回転軸V0から離れる水平方向(外周方向K2)に対して上方に傾斜した方向に偏向されてもよい。空気A0の偏向方向は、回転軸V0から離れる水平方向に対して90°以下の角度で上方に傾斜されてもよい。空気A0を上方に偏向させると、後述のように筒部44の内周面S1から離れて落下方向B0に落下する洗濯物15に、より多くの空気A0を当てることができる。
一方で、フラット部54Bを通過する空気A0は、傾斜部54Cを通過して偏向された空気A0に引き寄せられて、内槽4の筒部44の内周面S1に向かって偏向される。
図12に示すように、洗濯物15が少ない場合、内槽4の回転によって発生する遠心力によって、洗濯物15は内槽4の内周面S1に押し当てられる。そのため、洗濯物15は内槽4の内周面S1に沿って回転する。一方で、ある程度の高さまで洗濯物15が回転すると、洗濯物15の重力によって、洗濯物15は内周面S1から離れて、落下方向B0に落下をはじめ、内槽4内に浮いて広がる。広がった状態の洗濯物15に、空気A0が外周方向K2から当たり、洗濯物15は乾燥される。そのため、洗濯物15において、シワの形成を抑制することができる。また、図10Cに示すように、洗濯物15の落下方向B0と、空気A0が流れる方向(外周方向K2)とが交差するため、空気A0をより長い時間洗濯物15に当てることが可能になる。
また、洗濯物15が多い場合、筒部44は洗濯物15で詰まっている。空気A0は底部36の中心付近に形成される開口34(図10A)から流出するため、筒部44の中心部に詰まっている洗濯物15に空気A0を当てて乾燥することができる。
(実施例)
上述の乾燥工程について、本開示のガイド手段45を有する衣類乾燥機1と、メッシュ部54が中心方向K1に沿って第1軸方向M1に傾斜しているガイド手段45を有する従来の衣類乾燥機を比較した。衣類乾燥機1の内槽4と従来の衣類乾燥機の内槽のそれぞれに、綿100%の衣類、化学繊維100%の衣類、混紡衣類を含む洗濯物15を3kg入れて、乾燥工程を行った。
乾燥工程の条件として、内槽の回転数は58rpm、内槽の反転周期は10秒を用いた。回転数を58rpmに設定することによって、低い回転数を用いた乾燥工程と比較して、洗濯物15が受ける遠心力が大きくなり、洗濯物15が内槽におけるより高い位置で内槽の内周面から離れる。そのため、低い回転数を用いた乾燥工程と比較して、洗濯物15はより長い時間空中に浮いている。また、内槽の反転周期は10秒に設定したことによって、洗濯物15の絡まりを抑制することができる。
乾燥された洗濯物15の仕上がりを評価する評価指数として、シワ点数を用いた。シワ点数は、シワの数を相対的に評価する指数であり、洗濯物15にシワが形成されない状態を10点満点とする。従来の衣類乾燥機で乾燥された洗濯物15のシワ点数は6.4であった。衣類乾燥機1で乾燥された洗濯物15のシワ点数は7.0であった。したがって、乾燥用の空気A0を偏向させるガイド手段45を用いた衣類乾燥機1は、洗濯物15におけるシワの形成を抑制することができることが分かった。
上記の説明をまとめて、本開示の特徴を述べる。
実施形態に係る衣類乾燥機1は、ガイド手段45の傾斜部54Cを用いて空気A0を内槽4の内周面S1に偏向することができる。ガイド手段45の構造によって空気A0を偏向するため、循環流路8を改造した場合に生じ得る圧力損失を抑制することができる。
少量の洗濯物15を乾燥する際において、洗濯物15は遠心力により内槽4の内周面S1と共に回転し、重力が遠心力を上回る高さに到達すると、洗濯物15は内周面S1から離れ始める。空気A0が偏向されることにより、空気A0と洗濯物15の落下方向B0とは交差する。そのため、洗濯物15が内槽4の内周面S1から離れた直後から下方に落下するまで、浮いて広がった状態の洗濯物15に空気A0をより長い時間当てることができる。したがって、乾燥工程によって洗濯物15に形成されるシワを抑制することができる。また、開口34の配置によって、内槽4の回転軸V0付近から空気A0が流出するため、洗濯物15が多い場合においても、乾燥性能を維持することができる。
[効果]
実施形態に係る衣類乾燥機1によれば、以下の効果を奏することができる。
上述したように、本実施形態の衣類乾燥機1は、外槽3と、内槽4と、循環流路8と、ヒートポンプ装置6(加熱手段)と、送風手段9と、ガイド手段45とを備える。外槽3は、筐体2内に弾性支持される。内槽4は、外槽3の内部で、外槽3の底部36を通過する回転軸V0の周りで回転可能に設けられる。循環流路8は、外槽3の底部36に設けた開口34(流出口)に接続される。ヒートポンプ装置6は、循環流路8を通じて外槽3に供給する空気A0を加熱する。送風手段9は、循環流路8において、ヒートポンプ装置6から外槽3の開口34を通過して内槽4の底部42に向かう空気A0の流れを発生させる。ガイド手段45は、外槽3内に配置され、外槽3の開口34から内槽4の底部42に向かう空気A0の流れ方向を、回転軸V0から離れる外周方向K2に偏向させる。
このような構成により、ガイド手段45を用いて空気A0を外周方向K2に偏向することができる。空気A0が偏向されることにより、内周面S1から離れた洗濯物15の落下方向B0と空気A0とは交差する。そのため、浮いて広がった状態の洗濯物15に空気A0をより長い時間当てることができる。したがって、乾燥工程によって洗濯物15に形成されるシワを抑制することができる。
また、本実施形態の衣類乾燥機1において、ガイド手段45は、空気A0を通過させる貫通孔40(開口)を形成し、外槽3に流入する空気A0の流速、圧力、または流量の少なくとも1つを変更する構造体を備える。
このような構成により、空気A0を内槽4の内周面S1に向かって方向付けることができる。
また、本実施形態の衣類乾燥機1において、ガイド手段45は、内槽4の底部42に取り付けられたメッシュ部54を備える。
このような構成により、メッシュ部54を通過させることで、空気A0を内槽4の内周面S1に向かって方向付けることができる。
また、本実施形態の衣類乾燥機1において、メッシュ部54は、外槽3の開口34と対向する位置において、回転軸V0から離れるほど、開口34との距離D(間隔)が増加する形状を有する。
このような構成により、回転軸V0から離れたメッシュ部54を通過した空気A0は、回転軸V0に近いメッシュ部54を通過した空気A0と比較して、高い速度を有する。そのため、メッシュ部54を通過した空気A0は、内槽4の内周面S1に向かって回転軸V0から離れる方向に偏向することができる。
また、本実施形態の衣類乾燥機1において、外槽3の開口34は、回転軸V0の斜め上方の位置にて、内槽4の底部42と対向する。
このような構成により、より高い位置において、空気A0を洗濯物15に当てることができる。
なお、本開示は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。衣類乾燥機1が洗濯機能を備えるドラム式洗濯機である場合について説明したが、このような場合に限らない。洗濯機能を有しなくてもよい。空気を加熱する加熱手段を有するものであれば、任意の衣類乾燥機であってもよい。
なお、ヒートポンプ装置6が筐体2の上部に配置される例について説明したが、このような場合に限らない。ヒートポンプ装置6は、筐体2の内部であれば、筐体2の下部等の任意の位置に配置されてもよい。
なお、2つの熱交換器65、66を有するヒートポンプ装置6を設ける例について説明したが、このような場合に限定されない。衣類乾燥機1は、ヒートポンプ装置6の代わりに、ヒータ等の加熱手段を有してもよい。
なお、ガイド手段45が傾斜部54Cを有する例について説明したが、このような場合に限定されない。ガイド手段45は、空気A0を内槽4の回転軸V0から離れる方向に偏向する他の構成を有してもよい。例えば、後述の変形例1または変形例2に示すように、ガイド手段45は、本実施形態と異なる形状のメッシュ部54を有してもよい。また、ガイド手段45は、メッシュ部54を有することなく、流体偏向機能を有する他の構成を有してもよい。ガイド手段45は、例えば、空気A0を偏向するフィンを有する。
(変形例1)
図13は、変形例1のメッシュ部154の正面図である。変形例1では、メッシュ部154が傾斜部54Cを有しない点において、実施形態のメッシュ部54と異なる。
図13に示すように、メッシュ部154は、貫通孔140が形成された平坦な板状部材である。メッシュ部154において、回転軸V0から離れる外周方向K2に沿って貫通孔140の配置間隔が小さくなる。このような構成によって、外周方向K2に沿って貫通孔140の開口率が大きくなる。開口率とは、単位面積当たりの開口面積である。メッシュ部154において、回転軸V0の近くに配置される中心側における貫通孔140Bの開口率は、外側における貫通孔140Aの開口率より小さい。貫通孔140の開口率は外周方向K2に沿って一様に変化してもよい。また、メッシュ部154を中心側、中央部、外側と3つの領域に分けて、それぞれの領域ごとに貫通孔140の開口率を変化してもよい。
ここで、メッシュ部154が開口34と対向するとき、メッシュ部154を通過する空気A0の流れについて説明する。大きい開口率を有する貫通孔140Aを通過する空気A0の圧力損失は、小さい開口率を有する貫通孔140Bを通過する空気A0の圧力損失より小さい。そのため、貫通孔140Aを通過する空気A0の速度は、貫通孔140Bを通過する空気A0の速度より大きい。このように形成される空気A0の速度分布によって、中心側の空気A0は速度の大きい外側の空気A0に引っ張られる。そのため、メッシュ部154を通過した空気A0は、外周方向K2に偏向される。したがって、メッシュ部54の代わりにメッシュ部154を用いた場合においても、乾燥工程において、洗濯物15が内槽4の内周面S1から離れ、内槽4内で浮いている状態で、洗濯物15に空気A0を当てることができる。
なお、変形例1においては、貫通孔140の配置間隔を小さくすることで開口率を増加させる例について説明したが、これに限定されない。例えば、外周方向K2に沿って、貫通孔140の開口面積を増加させてもよい。
(変形例2)
図14Aは、変形例2のメッシュ部254の正面図であり、図14Bは、図14AのVII-VII線に沿った断面図である。変形例2では、メッシュ部254の厚みが変化する点において、実施形態のメッシュ部54と異なる。
図14Aに示すように、メッシュ部254は、貫通孔240が形成された板状部材である。図14Bに示すように、メッシュ部254は、第1主面P1と第2主面P2とを有する。図示していないが、第1主面P1は第2循環流路82に面し、第2主面P2は内槽4に面する。貫通孔240は第1主面P1から第2主面P2まで、第1軸方向M1に沿って延びる。空気A0に対して、第1主面P1は入口側(上流側)の貫通孔240を形成し、第2主面P2は出口側(下流側)の貫通孔240を形成する。第1主面P1は外周方向K2に沿って形成され、第2主面P2は、外周方向K2に沿って、第1主面P1から離れる方向(第1軸方向M1)に傾斜される。そのため、メッシュ部254の厚み及び貫通孔240の第1軸方向M1に沿った長さ(開口長さ)は、外周方向K2に沿って増加する。メッシュ部254において、中心側における貫通孔240Bの開口長さは、外側における貫通孔240Aの開口長さより小さい。
ここで、メッシュ部254が開口34と対向するとき、メッシュ部254を通過する空気A0の流れについて説明する。メッシュ部254の下流側において、外周方向K2に沿った平面と、第2主面P2との間の距離が、外周方向K2に沿って小さくなる。そのため、貫通孔240を通過した後の空気A0において、外周方向K2に沿って、空気A0の減速が抑えられ、速度が大きくなる。このように形成される空気A0の速度分布によって、中心側の空気A0は速度の大きい外側の空気A0に引っ張られる。そのため、メッシュ部254を通過した空気A0は、外周方向K2に偏向される。したがって、メッシュ部54の代わりにメッシュ部254を用いた場合においても、乾燥工程において、洗濯物15が内槽4の内周面S1から離れ、内槽4内で浮いている状態で、洗濯物15に空気A0を当てることができる。
また、図15に示すように、メッシュ部254の第1主面P1と第2主面P2とが第1軸方向M1に対して逆向きに配置してもよい。この場合、メッシュ部254の下流側において、外周方向K2に沿った平面と、第2主面P2との間の距離が、外周方向K2に沿って一定になる。そのため、貫通孔240を通過した後の空気A0の減速よりも、空気A0に対する開口長さの影響が大きくなる。そのため、開口長さが外周方向K2に沿って減少するようにメッシュ部254を配置する。より具体的には、貫通孔240Aが中心側に、貫通孔240Bが外側に形成されるようにメッシュ部254を配置する。このように配置することによって、外周方向K2に沿って、貫通孔240を通過する空気A0に対する圧力損失が小さくなり、速度が大きくなる。このように形成される空気A0の速度分布によって、速度の大きい外側の空気A0に引っ張られる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示の衣類乾燥機は、乾燥工程によって衣類に形成されるシワを抑制することができるため、家庭用の衣類乾燥機、業務用の衣類乾燥機、あるいは任意の種類の洗濯乾燥機(例えば家庭用のドラム式洗濯機)として有用である。
1 衣類乾燥機
2 筐体
3 外槽
4 内槽
5 駆動部
6 ヒートポンプ装置
8 循環流路
9 送風手段
10 給水弁
11 排水弁
12 制御部
15 洗濯物
34 開口
40 貫通孔
42 底部
44 筒部
45 ガイド手段
54 メッシュ部
54A 傾斜部
54B フラット部
54C 傾斜部
60 空気入口
61 空気出口
62 ケース
63 圧縮機
64 絞り機構
65 第1熱交換器
66 第2熱交換器
A0 空気
V0 回転軸
R0 空気流路
R1 領域
M1、M2 軸方向
K1 中心方向
K2 外周方向

Claims (7)

  1. 筐体内に弾性支持された外槽と、
    前記外槽の内部で、前記外槽の底部を通過する回転軸の周りで回転可能に設けられた内槽と、
    前記外槽の前記底部に設けた流出口に接続される循環流路と、
    前記循環流路を通じて前記外槽に供給する空気を加熱する加熱手段と、
    前記循環流路において、前記加熱手段から前記外槽の前記流出口を通過して前記内槽の底部に向かう空気の流れを発生させる送風手段と、
    前記外槽内に配置され、前記外槽の前記流出口から前記内槽の前記底部に向かう空気の流れ方向を、前記回転軸から離れる方向に偏向させるガイド手段と、
    を備える、衣類乾燥機。
  2. 前記ガイド手段は、空気を通過させる開口を形成し、前記外槽に流入する空気の流速、圧力、または流量の少なくとも1つを変更する構造体を備える、請求項1に記載の衣類乾燥機。
  3. 前記ガイド手段は、前記内槽の前記底部に取り付けられたメッシュ部を備える、請求項1または2に記載の衣類乾燥機。
  4. 前記メッシュ部は、前記外槽の前記流出口と対向する位置において、前記回転軸から離れるほど、前記流出口との間隔が増加する形状を有する、請求項3に記載の衣類乾燥機。
  5. 前記メッシュ部の開口は、前記外槽の前記流出口と対向する位置において、前記回転軸から離れるほど、開口率が増加する形状を有する、請求項3または4に記載の衣類乾燥機。
  6. 前記メッシュ部は、第1主面と、前記第1主面に対して傾斜された第2主面を有し、
    前記第2主面は、前記回転軸から離れる方向に下流側に傾斜される、請求項3から5のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
  7. 前記外槽の前記流出口は、前記回転軸の斜め上方の位置にて、前記内槽の前記底部と対向する、請求項1から6のいずれか一項に記載の衣類乾燥機。
JP2021124548A 2021-07-29 2021-07-29 衣類乾燥機 Pending JP2023019646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124548A JP2023019646A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021124548A JP2023019646A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023019646A true JP2023019646A (ja) 2023-02-09

Family

ID=85160209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021124548A Pending JP2023019646A (ja) 2021-07-29 2021-07-29 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023019646A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023053226A (ja) * 2022-03-17 2023-04-12 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023053226A (ja) * 2022-03-17 2023-04-12 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4715695B2 (ja) 乾燥ユニットおよび乾燥装置
WO2014013643A1 (ja) 衣類乾燥機
JP2006130198A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4083662B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
WO2006059440A1 (ja) 洗濯乾燥機
JP2023019646A (ja) 衣類乾燥機
JP5556578B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP4023418B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
WO2014024354A1 (ja) 乾燥装置
JP4682799B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2012071069A (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
TWI493085B (zh) Clothes dryer
WO2014024346A1 (ja) 洗濯乾燥機
JP2017144341A (ja) 乾燥装置
JP2019136287A (ja) 衣類乾燥機
JP2007325838A (ja) 洗濯乾燥機
JP2006136447A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP6175654B2 (ja) 乾燥装置
JP2010075216A (ja) 乾燥機及び洗濯乾燥機
JP2005224351A (ja) 洗濯乾燥機
JP5873979B2 (ja) 乾燥装置
JP5602802B2 (ja) 乾燥装置
JP2014140442A (ja) 洗濯乾燥機
JP5649062B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP6948235B2 (ja) 衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240612