JP2023012697A - 移載アシスト装置 - Google Patents

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【課題】作業台と台車との間で荷を手積み・手降ろしにより移載する際に、その作業のアシストをする移載アシスト装置を提供する。【解決手段】作業台Cに載っていた荷を詰めたコンテナB1をほぼ横移動で台車Aに移載させると、下降して、後続のコンテナB2用の載置面と作業台Cの天面の高さがほぼ揃う。この状態では、作業台Cに載っていたコンテナB2をほぼ横移動で台車Aに載せることができる。このように、台車A側の載置面はコンテナBを移載する度に下降するので、常に横移動でコンテナBを移載することができる。また、台車Aから作業台CにコンテナB1、B2を移載させるときには、逆に台車A側の載置面はコンテナBを移載する度に上昇する。従って、腰を屈めずに作業を行うことができる。【選択図】図5

Description

本発明は、作業台と台車との間で荷を手積み・手降ろしにより移載する際に、その作業のアシストをする移載アシスト装置に関するものである。
人力で行う荷役作業には、作業台と搬送用台車との間で荷を手積み・手降ろしにより移載する作業が含まれている。
この移載作業では、腰を屈めて搬送用台車から荷を持ち上げて作業台に手積みしたり、逆に作業台から取り出した荷を腰を屈めて搬送用台車に手降ろししたりするなど、腰を屈めて行う作業があることから、腰に負担がかかり、腰痛を訴える作業者は多い。
そのため、労働環境の改善を目的として、腰痛防止を図ることが求められている。
コンテナ移載装置には特許文献1に記載するものがあり、当該文献のコンテナ移載装置では、複数のコンテナを多段に積み上げた台車をリフターにより作業台と同じ高さまで上昇させ、プッシャーにより複数のコンテナを水平移動させることにより、台車から作業台にスムーズに移載できるようになっている。
特開2021-28262号公報
しかしながら、複数のコンテナを台車に多段に積み上げておくことが前提となっており、そこを人力に頼るのであれば作業者が腰を屈めて手積みすることになる。
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、作業台と台車との間で荷を手積み・手降ろしにより移載する際に、その作業のアシストをする移載アシスト装置を提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、[1]の発明は、台車がセットされる台車セット部と、前記台車セット部の昇降機構と、前記台車に積み上げられた被移載物のうち最上段の被移載物の位置を報知する報知手段と、前記報知手段からの報知に基づいて、前記昇降機構を動作させて作業台と前記台車との間で被移載物を1つずつ横移動により移載できる位置にもってくるアシスト動作手段を有し、前記作業台から前記台車に被移載物を移載する場合には、先行の被移載物の移載の後に前記台車セット部は下降し、前記台車から前記作業台に被移載物を移載する場合には、先行の被移載物の移載の後に前記台車セット部は上昇する、アシスト動作を実施することを特徴とする移載アシスト装置である。
[2]の発明は、[1]に記載した移載アシスト装置において、報知手段は所定の位置に被移載物があるか否かを報知するもので構成されていることを特徴とする移載アシスト装置である。
[3]の発明は、[2]に記載した移載アシスト装置において、報知手段の所定の位置は変更可能になっていることを特徴とする移載アシスト装置である。
[4]の発明は、[1]から[3]のいずれかに記載した移載アシスト装置において、底面部にキャスタを備えて可搬型になっていることを特徴とする移載アシスト装置である。
[5]の発明は、[1]から[4]のいずれかに記載した移載アシスト装置において、台車セット部に台車がセットされたことを報知する報知手段を備えており、台車がセットされると前記報知手段からの報知に基づいてアシスト動作を開始することを特徴とする移載アシスト装置である。
[6]の発明は、[1]から[5]のいずれかに記載した移載アシスト装置において、台車セット部のアシスト動作による昇降の上下限位置が設定されており、前記台車セット部が上限位置に到達すると以降は下降動作し、下限位置に到達すると以降は上昇動作し、動作の停止と再開により、作業台と台車との間で被移載物を1つずつ横移動により移載できる位置に前記台車をもってくることを特徴とする移載アシスト装置である。
本発明の移載アシスト装置によれば、作業台と台車との間で荷を手積み・手降ろしにより移載する際に、腰を屈めずに作業をすることができる。
本発明の実施の形態に係る移載アシスト装置の斜視図である。 図1の台車セット部の斜視図である。 図1の移載アシスト装置の正面図、上面図、側面図である。 図1の移載アシスト装置の構造図である。 図1の移載アシスト装置の動作説明図である。 図1の移載アシスト装置の動作説明図である。 図1の移載アシスト装置の動作説明図である。
本発明の実施の形態に係る移載アシスト装置1について、図面にしたがって説明する。
この移載アシスト装置1では、図1~図3に示すように、2本のベースフレーム3、3が両端を揃えた状態で横方向に並列されており、その2本のベースフレーム3、3の軸方向一端側の間では連結フレーム5(図4)が直交方向に介装され連結されて、一体化している。
符号7は筐体を示す。この筐体7は全体としては縦長で扁平な直方体状になっているが、上端から約3/5の箇所で傾斜面があり、それよりも下方側では、上方側よりも厚みが出ている。筐体7はこの大きな長方形の面部が正面部7aになっている。
筐体7は、その下端側が2本のベースフレーム3、3の軸方向一端側と連結フレーム5を覆うように取り付けられて固定されている。正面部7aの下端側には一対の貫通穴7b、7bが形成されており、ベースフレーム3、3が貫通穴7b、7bからそれぞれほぼ直角に突き出ている。
各ベースフレーム3の正面部7aから突き出た部分の先端側、すなわち軸方向他端側にキャスタ9が取り付けられており、更に、図3等に示すように、筐体7の下面にもキャスタ9が取り付けられている。筐体7側では、ベースフレーム3の軸方向一端側の下側にキャスタ9が取り付けられている。すなわち、移載アシスト装置1の底面部には四角形の角部にそれぞれキャスタ9、9、……が取り付けられており、移載アシスト装置1は移動可能になっている。
図4に示すように、筐体7にはボールネジ送り機構11を利用した昇降機構が収納されている。符号13はモータを示し、このモータ13は連結フレーム5に固定されており、その回転軸にシャフトネジ11aが連結されている。このシャフトネジ11aの軸方向は上下方向になっており、上方に向かって延びている。筐体7の内部では、上側に横フレーム7cが架設されており、この横フレーム7cにはシャフトネジ軸受7dが設けられている。シャフトネジ11aの上端部はこのシャフトネジ軸受7dに軸周りに回転可能に支持されている。
シャフトネジ11aにはネジ11bが螺合している。
符号15は昇降部を示す。この昇降部15の本体は四角形の枠体15aになっており、枠面が横方向を向くように立てられている。そして、左右両側の縦枠の外面にはそれぞれ上下一対のベアリング15b、15bが取り付けられている。
筐体7の内部の左右両側にはガイド溝7e、7eが設けられている。各ガイド溝7eは内方に開口した状態で上下方向に延びており、そこに上下一対のベアリング15b、15bが上下方向にスライド移動可能に嵌合されている。従って、昇降部15は筐体7の内部で上下方向に移動可能になっている。
この昇降部15の枠体15aの下枠の背面側が連結片15cを介してネジ11bに連結されており、昇降部15側とボールネジ送り機構11のネジ11bが一体化している。
符号17は台車セット部を示す。この台車セット部17は、フレームで構成されており、左右方向から見るとL形になっている。一対の横フレーム17a、17aが端を揃えた状態で間隔をあけて並列しており、その間には2つの連結フレーム17b、17bが間隔をあけて架設されている。そして、横フレーム17a、17aの一端側には一対の縦フレーム17c、17cのそれぞれの端が直交方向で連結されている。従って、この一対の縦フレーム17c、17cは端を揃えた状態で間隔をあけて並列して上下方向に延びており、その上端部には連結フレーム17dが架設されている。
横フレーム17a、17aのそれぞれの上面が台車の載置面になっている。この横フレーム17a、17aの外側面の間隔は、筐体7から突き出たベースフレーム3、3の内側面の間隔よりも小さくなっており、左右方向で隣り合う横フレーム17aとベースフレーム3との間には間隔があけられている。
各縦フレーム17cの背面には上下に間隔をあけて2つの取付フレーム17e、17eが固定されており、各取付フレーム17eは背面側に突出している。
筐体7の正面部7aには一対の連通穴7f、7fが形成されている。各連通穴7fは細長い長方形の長穴で上下方向に延びている。連通穴7f、7fは互いに間隔をあけて並列しており、その上下方向の両端縁の高さは揃えられている。
各縦フレーム17cの取付フレーム17e、17eは連通穴7fを上下方向に移動可能に通されて、筐体7の内部に入り込んでおり、縦フレーム17c、17cが連通穴7f、7fに対向した状態になっている。
昇降部15の枠体15aの正面側には、この筐体7の内部に入り込んだ取付フレーム17e、17e、……が取り付けられ固定されている。
ネジ11b~連結片15c~枠体15a~取付フレーム17e~台車セット部17の縦フレーム17cが一体となっているので、モータ13が駆動すると、シャフトネジ11aの正逆回転によりネジ11bが上下方向に移動することに伴い、台車セット部17がそのL形姿勢を維持しながら昇降する。
筐体7の内部には、上限リミットスイッチ19、下限リミットスイッチ21が設けられており、これらのリミットスイッチ19、21は昇降部15の枠体15aが接触するとONになる。
また、台車セット部17のL形角部には台車セットリミットスイッチ23が設けられている。筐体7側の連結フレーム17bに対して受け片25が蝶番25aを介して回動可能に取り付けられており、この受け片25が台車セットリミットスイッチ23を上方から覆った状態になっている。従って、受け片25が荷重を受けて押し下げられるとこのリミットスイッチ23はONになる。
符号27は支持シャフトを示し、この支持シャフト27は筐体7の正面部7aの端寄りに取り付けられている。反射型の光電センサ29がネジ止め式クランパ31に固定されており、このネジ止め式クランパ31が支持シャフト27に摺動自在に取り付けられている。支持シャフト27の上下方向の長さの範囲内で、光電センサ29を所定の高さに設置することができる。光電センサ29の光照射方向は、台車セット部17の上下の移動軌道に対して直交しており、光照射先の高さに荷があるか否かが検知される。
なお、光電センサ29は台車セット部17やその上に載せられた台車の昇降には邪魔にならない位置にある。
筐体7の支持シャフト27の取付け側の側面には、操作ボックス33が連結されており、その正面には操作用に各種のランプボタンが配設されている。
この操作ボックス33の内部に制御部が収容されている。この制御部はマイコンで構成されており、上記したモータ13、リミットスイッチ19、21、23、光電センサ29と配線接続(図示省略)されており、昇降動作を制御している。
電源ボタンが押下され、下限リミットスイッチ21に枠体15aが接触してONになった状態で、台車がセットされて台車セットリミットスイッチ23がONになり、スタートボタンが押下されると、台車セット部17がアシストのための昇降を開始する。
台車セット部17は開始位置からはひたすら上昇動作をし、上限リミットスイッチ19に到達してONになるとその位置からはひたすら下降動作をし、下限リミットスイッチ21に到達してONになると上記と同様にその位置からはひたすら上昇動作をする。
このように、下限リミットスイッチ21への接触が上昇動作開始のトリガーになっており、上限リミットスイッチ19への接触が下降動作開始のトリガーになっている。連続動作中では、下限リミットスイッチ21への接触により下降動作から上昇動作へ自動反転し、上限リミットスイッチ19への接触により上昇動作から下降動作へ自動反転することになる。
そして、その上昇動作中または下降動作中の動作の停止及び再開のタイミングが光電センサ29からの報知に基づいて行われている。
すなわち、制御部は、上昇動作中では、光電センサ29がコンテナを検知しないときには上昇させ、コンテナを検知すると停止させ、再び、コンテナを検知しなくなると、上昇を再開させる。下降動作中では、光電センサ29がコンテナを検知したときには下降させ、コンテナを検知しなくなると停止させ、再び、コンテナを検知すると、下降を再開させる。
移載アシスト装置1は上記のように構成されており、搬送用の台車Aと作業台Cとの間でコンテナBを手積み・手降ろしにより移載する際に利用すると、以下のように動作する。
まず、作業台Cに載せられた(荷を詰めた)コンテナBを、台車Aに移載する(作業台→台車)移載の場合について、図5にしたがって説明する。
電源ボタンを押す。枠体15aが下限リミットスイッチ21に接触する位置が台車セット部17の待機位置になっており、その位置にない場合にはセット位置ボタンを押下しその位置まで下降させる。
その待機位置にある台車セット部17に対して、台車Aを動かして台車セット部17の横フレーム17a、17aを台車A側のキャスタが挟むような状態で筐体7に向かって押し入れる。なお、台車Aを持ち上げる必要はなく、ただ走行させるだけで済む。
これにより、台車Aがセットされると共に、受け片25が押し下げられて台車セットリミットスイッチ23がONになり、スタートボタンを押すと、上昇動作を開始する。台車セット部17が上昇して、上限リミットスイッチ19がONになるとその位置で停止する。その高さ位置では、台車Aの載置面と作業台Cの天面の高さがほぼ揃っている。
この状態では、作業台Cに載っていたコンテナB1をほぼ横移動で台車Aに移載させることができる。コンテナB1を移載すると、光電センサ29からの報知はコンテナ有りとなるので、制御部はモータ13を駆動させて下降させる。その下降により、光電センサ29からの報知はコンテナ無しとなると、下降は停止する。その高さ位置では、コンテナB1の上端面で構成された後続のコンテナB2用の載置面と作業台Cの天面の高さがほぼ揃っている。この状態では、作業台Cに載っていたコンテナB2をほぼ横移動で台車Aに載せることができる。このように、台車A側の載置面はコンテナBを移載する度に下降するので、常に横移動でコンテナBを移載することができる。
台車セット部17が下限リミットスイッチ21に接触するとそれ以上は下降しないので、更にコンテナBを積み上げる場合には持ち上げることになるが、少なくとも腰を曲げて屈める動作は必要とされない。
所定の数のコンテナBを積み上げた後に、台車Aを台車セット部17から引き出すことで移載作業を終了することになる。
次に、台車Aに多段に積み上げられた(空の)コンテナBを、作業台Cに移載する(台車→作業台)移載の場合について、図6にしたがって説明する。
電源ボタンを押す。枠体15aが下限リミットスイッチ21に接触する位置が台車セット部17の待機位置になっており、その位置にない場合にはセット位置ボタンを押下しその位置まで下降させる。
その待機位置にある台車セット部17に対して、台車Aを動かして台車セット部17の横フレーム17a、17aを台車A側のキャスタが挟むような状態で筐体7に向かって押し入れる。なお、台車Aを持ち上げる必要はなく、ただ走行させるだけで済む。
これにより、台車Aがセットされると共に、受け片25が押し下げられて台車セットリミットスイッチ23がONになり、スタートボタンを押すと、台車Aに積み上げられたコンテナB1、B2、…の最上段のコンテナB1の載置面と作業台Cの天面の高さがほぼ揃う位置まで上昇してその位置で停止する。最上段のコンテナB1の載置面が作業台Cの天面よりも高い位置にある場合には停止したままになる。この状態では、台車Aに載っていたコンテナB1を手降ろしまたは横移動で作業台Cに移載させることができる。
コンテナB1を移載して除けると、光電センサ29からの報知はコンテナ無しとなるので、制御部はモータ13を駆動させて上昇させる。その上昇により、光電センサ29からの報知がコンテナ有りとなるので、上昇は停止する。その高さ位置では、後続のコンテナB2の載置面と作業台Cの天面の高さがほぼ揃うので、台車Aに載っていたコンテナB2をほぼ横移動で作業台Cに移載させることができる。このように、台車A側の載置面はコンテナBを除ける度に上昇するので、常に横移動でコンテナBを移載することができる。
台車セット部17の最下段に載っていたコンテナBまで横移動で移載できるので、腰を曲げて屈める動作は必要とされない。
全てのコンテナBを除けた後に、台車Aを台車セット部17から引き出すことで移載作業を終了することになる。
光電センサ29と制御部が上記のように連携して報知手段を実現しており、台車Aに段積みされたコンテナB1、B2、……のうち最上段のコンテナBが検知高さ位置に有るか無しかで最上段のコンテナBの位置を報知している。また、モータ13と制御部が上記のように連携してアシスト動作手段を実現しており、次のコンテナBの横移動を可能とする位置まで上昇または下降する。
移載アシスト装置1が移載をアシストすることで、作業者が腰を曲げて屈める必要が無くなるので、体への負担が軽減される。
実際の作業に対応できるように工夫されており、立ち仕事用と座り仕事用では作業台Cの高さが異なるが、光電センサ29のクランプ位置の高さを変えることで、常に作業台Cの高さに対応できる。
コンテナBの側面部には穴が開いているが、光電センサ29の向きを変えることでコンテナBに当たるように調整できる。更に、光電センサ29により常時センシングしているので、コンテナBのサイズや荷を詰めた後の重量が不揃いの混載荷物にも対応できる。
キャスタ9付きなので、どこにでも自由に移動でき、アシスト場所が限定されない。
この移載アシスト装置1は、標準仕様では100V電源仕様になっているが、バッテリー搭載も可能になっているので、電源の無い場所でも使用することができる。
更には、この移載アシスト装置1はオーダーメイド対応になっており、ベースフレーム3、3の間隔を、実際に使用する台車に対応して広狭調整できるので、現在の作業状況に合わせることが可能になっている。
台車Aから空のコンテナBを作業台Cに移載し、荷を詰めてから別の台車A’に移載する場合には、移載アシスト装置1を二台設置することで、図7に示すように、台車を入れ替えながら、一連の作業を繰り返し連続して行うことができる。
台車Aから空のコンテナB3、B2、B1を順次作業台Cに移載するのと並行して、作業台Cに載せられて荷が詰められた後にコンテナB3、B2、B1を順次、コンテナBの積載待ちの台車A’に移載する。
台車A’にコンテナB3、B2、B1を移載し終えると、コンテナB3、B2、B1と共に台車A’を引き抜いて、別の台車A”をセットし、スタートボタンを押すと、継続して作業が行える。すなわち、台車A”から空のコンテナB3’、B2’、B1’を順次作業台Cに移載するのと並行して、作業台Cに載せられて荷が詰められた後にコンテナB3’、B2’、B1’を順次、コンテナBの積載待ちの台車Aに移載する。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、スペース的に余裕があり、ごみ等がレンズに付着しやすい環境の場合には、反射型の光電センサ29に代えて、透過型を使用することも考えられる。
また、荷の形状によってはコンテナBを用いず、そのまま多段に台車Aに積み上げる場合があるが、このような場合でも勿論対応できる。すなわち、被移載物は荷そのものでも、荷を詰めるコンテナでもよい。
1…移載アシスト装置 3…ベースフレーム 5…連結フレーム
7…筐体 7a…正面部 7b…貫通穴 7c…横フレーム
7d…シャフトネジ軸受 7e…ガイド溝 7f…連通穴
9…キャスタ 11…ボールネジ送り機構 11a…シャフトネジ
11b…ネジ 13…モータ 15…昇降部 15a…枠体
15b…ベアリング 15c…連結片 17…台車セット部 17a…横フレーム
17b…連結フレーム 17c…縦フレーム 17d…連結フレーム
17e…取付フレーム 19…上限リミットスイッチ
21…下限リミットスイッチ 23…台車セットリミットスイッチ
25…受け片 25a…蝶番 27…支持シャフト 29…光電センサ
31…ネジ止め式クランパ 33…操作ボックス
A…台車 B…コンテナ C…作業台

Claims (6)

  1. 台車がセットされる台車セット部と、前記台車セット部の昇降機構と、前記台車に積み上げられた被移載物のうち最上段の被移載物の位置を報知する報知手段と、前記報知手段からの報知に基づいて、前記昇降機構を動作させて作業台と前記台車との間で被移載物を1つずつ横移動により移載できる位置にもってくるアシスト動作手段を有し、
    前記作業台から前記台車に被移載物を移載する場合には、先行の被移載物の移載の後に前記台車セット部は下降し、前記台車から前記作業台に被移載物を移載する場合には、先行の被移載物の移載の後に前記台車セット部は上昇する、アシスト動作を実施することを特徴とする移載アシスト装置。
  2. 請求項1に記載した移載アシスト装置において、
    報知手段は所定の位置に被移載物があるか否かを報知するもので構成されていることを特徴とする移載アシスト装置。
  3. 請求項2に記載した移載アシスト装置において、
    報知手段の所定の位置は変更可能になっていることを特徴とする移載アシスト装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した移載アシスト装置において、
    底面部にキャスタを備えて可搬型になっていることを特徴とする移載アシスト装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した移載アシスト装置において、
    台車セット部に台車がセットされたことを報知する報知手段を備えており、台車がセットされると前記報知手段からの報知に基づいてアシスト動作を開始することを特徴とする移載アシスト装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した移載アシスト装置において、
    台車セット部のアシスト動作による昇降の上下限位置が設定されており、前記台車セット部が上限位置に到達すると以降は下降動作し、下限位置に到達すると以降は上昇動作し、動作の停止と再開により、作業台と台車との間で被移載物を1つずつ横移動により移載できる位置に前記台車をもってくることを特徴とする移載アシスト装置。
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