JP2023006236A - 回路構成体及び電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱素子の生じる熱を良好に放熱できる技術を提供することを目的とする。【解決手段】回路構成体10は、第1面21及び第2面22を有する第1回路基板20と、第3面31及び第4面32を有する第2回路基板30と、前記第1回路基板20の前記第1面21に実装された発熱素子40と、前記第2回路基板30の前記第4面32の外側に設けられた本体部52を有する放熱部材50と、を備える。前記第2面22及び前記第3面31が対向するように前記第1回路基板20が前記第2回路基板30に実装される。前記第1面21に設けられた第1導電部25を介して前記発熱素子40の端子42と電気的に接続される第2導電部27が、前記第2面22に設けられる。前記第2導電部27と前記本体部52との間に、前記第2導電部27と前記本体部52とを熱的に接続する放熱経路が設けられている。【選択図】図1

Description

本開示は、回路構成体及び電気接続箱に関する。
特許文献1は、プリント基板に実装された発熱素子の熱を放熱する放熱構造を開示している。発熱素子はリード線を有し、素子本体がプリント基板の貫通孔の上に位置し、リード線がプリント基板における貫通孔の周りに設けられたランドに半田付けされる。当該貫通孔に放熱器の突起部が挿入される。当該突起部が、シリコングリスを介して発熱素子の下部に密着する。
特開2000-174179号公報
特許文献1に記載の技術では、発熱素子が小さくなった場合、又は、発熱素子の下面に端子がある場合などに、発熱素子と放熱器における突起部との接触面積が小さくなり、当該発熱素子の放熱性が低下する恐れがある。
そこで、発熱素子の生じる熱を良好に放熱できる技術を提供することを目的とする。
本開示の回路構成体は、第1面及び第2面を有する第1回路基板と、第3面及び第4面を有する第2回路基板と、前記第1回路基板の前記第1面に実装された発熱素子と、前記第2回路基板の前記第4面の外側に設けられた本体部を有する放熱部材と、を備え、前記第2面及び前記第3面が対向するように前記第1回路基板が前記第2回路基板に実装され、前記第1面に設けられた第1導電部を介して前記発熱素子の端子と電気的に接続される第2導電部が、前記第2面に設けられ、前記第2導電部と前記本体部との間に、前記第2導電部と前記本体部とを熱的に接続する放熱経路が設けられている、回路構成体である。
本開示によれば、発熱素子の生じる熱が良好に放熱されることができる。
図1は実施形態1にかかる回路構成体及びこれを備える電気接続箱を示す概略断面図である。 図2は実施形態1にかかる回路構成体を示す概略断面図である。 図3は実施形態1にかかる回路構成体を示す概略平面図である。 図4は実施形態2にかかる回路構成体を示す概略断面図である。 図5は実施形態3にかかる回路構成体を示す概略断面図である。 図6は実施形態4にかかる回路構成体を示す概略断面図である。 図7は実施形態4にかかる回路構成体の変形例を示す概略断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の回路構成体は、次の通りである。
(1)第1面及び第2面を有する第1回路基板と、第3面及び第4面を有する第2回路基板と、前記第1回路基板の前記第1面に実装された発熱素子と、前記第2回路基板の前記第4面の外側に設けられた本体部を有する放熱部材と、を備え、前記第2面及び前記第3面が対向するように前記第1回路基板が前記第2回路基板に実装され、前記第1面に設けられた第1導電部を介して前記発熱素子の端子と電気的に接続される第2導電部が、前記第2面に設けられ、前記第2導電部と前記本体部との間に、前記第2導電部と前記本体部とを熱的に接続する放熱経路が設けられている、回路構成体である。発熱素子が実装された第1回路基板の第2面に第2導電部が設けられ、第2導電部と本体部との間に、第2導電部と本体部とを熱的に接続する放熱経路が設けられていることによって、発熱素子の生じる熱が第2導電部を介して放熱部材に伝わる。第2導電部の大きさは、発熱素子の大きさ、発熱素子における端子の位置などによらず設定可能であることによって、第2導電部を介して発熱素子の生じる熱を良好に放熱できる。
(2)(1)の回路構成体において、前記第2回路基板の回路パターンの厚みが、前記第1回路基板の回路パターンの厚みよりも厚くてもよい。発熱素子の端子が小さくなった際、基板のランドの大きさ及び基板の回路パターンの厚みも小さくする必要が生じる場合がある。この場合でも、第1回路基板と第2回路基板とが分かれていることによって、各基板の回路パターンの厚みを適宜設定できる。そして、第2回路基板の回路パターンの厚みが、第1回路基板の回路パターンの厚みよりも厚いことによって、第2回路基板の放熱性の低下を抑制できる。
(3)(1)又は(2)の回路構成体において、前記第1回路基板の基板厚みが前記第2回路基板よりも薄くてもよい。これにより、第1回路基板の基板厚みが薄いことによって、発熱素子から放熱部材に熱が伝わり易くなる。
(4)(1)から(3)のいずれか1つの回路構成体において、前記第2面の前記第2導電部の面積が、前記発熱素子における下面の面積よりも大きくてもよい。これにより、発熱素子が小さい場合でも、第2導電部を介して発熱素子の生じる熱が良好に放熱されることができる。
(5)(1)から(4)のいずれか1つの回路構成体において、前記第2回路基板のうち前記第2導電部と対向する位置に貫通孔が形成され、前記放熱経路は、前記貫通孔に挿入されている金属部材を備え、前記金属部材の一方面が前記第2導電部と熱的に接続され、前記金属部材の他方面が前記放熱部材と熱的に接続されていてもよい。これにより、発熱素子の熱が第1回路基板及び金属部材を介して放熱部材に伝わることができる。
(6)(1)から(4)のいずれか1つの回路構成体において、前記第2回路基板のうち前記第2導電部と対向する位置に貫通孔が形成され、前記放熱部材は、前記本体部から突出して前記貫通孔に挿入されている突出部を有し、前記突出部の先端面が前記第2導電部と熱的に接続されていてもよい。これにより、発熱素子の熱が第1回路基板及び突出部を介して本体部に伝わることができる。
(7)(1)から(4)のいずれか1つの回路構成体において、前記第2導電部が、前記第2回路基板の導電部と電気的に接続され、前記第2回路基板の前記導電部が前記放熱部材と熱的に接続されていてもよい。これにより、発熱素子の生じる熱が、第1回路基板及び第2回路基板を介して放熱部材に伝わることができる。
(8)(1)から(7)のいずれか1つの回路構成体において、前記第1回路基板の基材は、金属材料によって形成されていてもよい。これにより、発熱素子の生じる熱が、第1回路基板に伝わりやすくなり、発熱素子の生じる熱が良好に放熱されることができる。
(9)(8)の回路構成体において、前記第2回路基板には、前記発熱素子よりも耐熱温度の低い電子部品が実装されており、前記第2回路基板の基材は、絶縁材料によって形成されていてもよい。これにより、第2回路基板に実装された電子部品が、発熱素子の生じる熱の影響を受けにくくなる。
(10)(1)から(9)のいずれか1つの回路構成体において、前記第1回路基板に載置される前記発熱素子は、素子下面に電極部を有していてもよい。一般に、素子下面に電極部を有している場合、発熱素子と回路基板との接触面積が小さくなりやすく、またサーマルビアやインレイなど発熱素子直下での放熱構造適用が難しい。この場合でも、第2導電部を介して発熱素子の生じる熱を良好に放熱できる。
(11)また、本開示の電気接続箱は、(1)から(10)のいずれか1つの回路構成体と、前記回路構成体を覆うケースと、を備える、電気接続箱である。これにより、電気接続箱において、ケースに覆われた回路構成体の発熱素子の生じる熱が良好に放熱されることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の回路構成体及び電気接続箱の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかる回路構成体10及び電気接続箱100について説明する。図1は実施形態1にかかる回路構成体10及びこれを備える電気接続箱100を示す概略断面図である。図2は実施形態1にかかる回路構成体10を示す概略断面図である。図3は実施形態1にかかる回路構成体10を示す概略平面図である。
電気接続箱100は、例えば、電気自動車又はハイブリット自動車等の車両に搭載される。電気接続箱100は、車両の電力供給回路に配される。電気接続箱100は、電力供給回路のオンオフ、切替え又は分配等を行う。かかる電力供給回路は、例えば、車両に搭載される蓄電装置と車載負荷とを結ぶ回路である。蓄電装置及び車載負荷は、電気接続箱100を介して、電気的に接続される。電気接続箱100は、回路構成体10とケース90とを備える。
回路構成体10は、第1回路基板20と第2回路基板30と発熱素子40と放熱部材50とを備える。回路構成体10は、金属部材60をさらに備える。
第1回路基板20は、第1面21及び第2面22を有する。第1面21に第1導電部25が設けられている。第2面22に第2導電部27が設けられている。本例の第1回路基板20における基材23は絶縁材料によって形成されている。基材23の両面に導体箔などによる回路パターンがプリントされている。基材23の第1面21側に設けられた回路パターンが第1回路パターン24であり、第2面22側に設けられた回路パターンが第2回路パターン26である。第1回路パターン24及び第2回路パターン26は、一部のランドを残して、絶縁部28に覆われている。第1回路パターン24のランドが第1導電部25である。第2回路パターン26のランドが第2導電部27である。
発熱素子40は、発熱量の大きい電子部品である。発熱素子40は、例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field effect transistor)などのFET(Field effect transistor)である。発熱素子40は、大電力を取り扱うように設計されたパワーMOSFETであってもよい。発熱素子40は、第1回路基板20の第1面21に実装されている。発熱素子40は、パッケージ本体41と複数の端子42とを有する。複数の端子42は、FETにおけるドレイン端子、ソース端子、及びゲート端子を含む。発熱素子40において、複数の端子42のうち少なくとも1つの端子42が、パッケージ本体41の下面に設けられる。図3に示す例では、5つの端子42がパッケージ本体41の下面に設けられる。5つの端子42のうち1つの端子42Aの面積が他の4つの端子42の面積よりも大きい。以下では、端子42Aがドレイン端子であり、他の4つの端子42のうち3つの端子42Bは、ソース端子であり、残りの1つの端子42Cがゲート端子であるものとして説明される。第1導電部25は、発熱素子40における端子42の配列に対応するように設けられる。端子42Aは、第1導電部25Aと半田Sを介して接続される。以下、端子42Aに対応するものについて、第1導電部25Aなどのように符号Aが付されて説明されることがある。端子42B及び端子42Cに対応するものについても同様に、符号B及び符号Cが付されて説明されることがある。
第2導電部27は第1導電部25を介して発熱素子40の端子42と電気的に接続される。第1導電部25を有する第1回路パターン24と、第2導電部27を有する第2回路パターン26は、ビアホールなどを介して電気的に接続されている。図1及び図3に示すビアホール29は、第1導電部25Aと第2導電部27Aとを接続する。ビアホール29は、発熱素子40の下側の領域に設けられる。なお、図3ではビアホール29以外のビアホールは省略されている。第2面22の第2導電部27Aの面積が、発熱素子40における下面の面積よりも大きい。
第2回路基板30は第3面31及び第4面32を有する。第2面22及び第3面31が対向するように第1回路基板20が第2回路基板30に実装されている。第3面31に第3導電部35が設けられている。本例の第2回路基板30における基材33は絶縁材料によって形成されている。基材33の両面に導体箔などによる回路パターンがプリントされている。基材33の第3面31側に設けられた回路パターンが第3回路パターン34であり、第4面32側に設けられた回路パターンが第4回路パターン36である。なお、第4回路パターン36は省略されてもよい。第2回路基板30の回路パターン34、36の厚みは、第1回路基板20の回路パターン24、26の厚みよりも厚い。第3回路パターン34は、一部のランドを残して、絶縁部38に覆われている。第3回路パターン34のランドが第3導電部35である。
また第1回路基板20の基板厚みは、第2回路基板30の基板厚みよりも薄い。回路基板の基板厚みは、例えば、回路パターンの層の数が少なくされたり、各層の回路パターンの厚みが薄くされたり、絶縁部の厚みが薄くされたりすることによって、薄くされることができる。従って、これらの1つ又は複数が組み合わされて、第1回路基板20の基板厚みが、第2回路基板30の基板厚みよりも薄くされることができる。
第2回路基板30には、発熱素子40よりも耐熱温度の低い電子部品44が実装されている。かかる電子部品44は、特に限定されるものではないが、例えば、FETを制御するためのマイコンなどの制御部品であってもよい。
平面視において、第1回路基板20の大きさは第2回路基板30の大きさよりも小さい。第1回路基板20は、第2回路基板30における一部の領域に実装されている。第2回路基板30に実装される部品は、第1回路基板20に実装される部品よりも多くてもよい。本例では、第1回路基板20に1つの発熱素子40のみが実装されている。第2回路基板30に、第1回路基板20のほかに、発熱素子40とは別の電子部品44が実装されている。第2回路基板30はメイン基板であり、第1回路基板20はサブ基板であるととらえることもできる。
第2回路基板30には貫通孔30hが形成されている。貫通孔30hは、第2回路基板30のうち第2導電部27Aと対向する位置に形成されている。平面視において、第1回路基板20の大きさは、貫通孔30hよりも大きく形成される。平面視において、発熱素子40は、貫通孔30hよりも大きく形成されていてもよいし、小さく形成されていてもよい。貫通孔30hには、金属部材60が挿入されている。
放熱部材50は、アルミニウム、鉄、銅などの金属製の部材である。放熱部材50は、本体部52を有する。本体部52は、第2回路基板30の第4面32の外側に設けられている。本体部52は、第4面32と間隔をあけて設けられている。本体部52は、第4面32と平行に広がる。本体部52は、ケース90と共に基板を収容する筐体として用いられる。第2導電部27Aと本体部52との間に、放熱経路が設けられている。放熱経路は、第2導電部27Aと本体部52とを熱的に接続する。
本例の放熱部材50は突出部54をさらに有する。突出部54は、本体部52から第2回路基板30に向けて突出する。突出部54は、貫通孔30hに対応する位置に設けられる。突出部54は、放熱経路の一部をなす。平面視において、突出部54は、貫通孔30hと同じかそれよりも大きく形成されていると良い。突出部54は、第2回路基板30の第4面32に達していない。
金属部材60は放熱経路の一部をなす。金属部材60は、貫通孔30hに挿入されている。金属部材60の一方面(ここでは上面)が第2導電部27Aと熱的に接続されている。金属部材60の他方面(ここでは下面)が放熱部材50と熱的に接続されている。金属部材60は、頭部62及び軸部64を有する。
平面視において、頭部62は、貫通孔30hよりも大きく形成されている。頭部62は、第2回路基板30における貫通孔30hの周縁部に係止することによって、金属部材60が貫通孔30hを通り抜けることが抑制されている。頭部62の下面が、放熱部材50と熱的に接続されている。ここでは、頭部62の下面と突出部54の上面とが、放熱グリス70及び絶縁シート80を介して互いに絶縁されつつ熱的に接続されている。図2に示す例では、突出部54の上面は、頭部62の下面と同じ大きさである。突出部54の上面は、頭部62の下面より大きくてもよいし、小さくてもよい。突出部54の上面は、頭部62の下面と同じかそれよりも大きくてもよい。これにより、頭部62の下面全体が突出部54の上面と接することができる。
軸部64は、頭部62の上面から上方に突出する。軸部64は、貫通孔30hに挿入されている。平面視において、軸部64は、貫通孔30hと同じかそれよりも小さく形成されている。軸部64の上面が第2導電部27Aと熱的に接続されている。ここでは、第1回路基板20及び第2回路基板30は、軸部64の上面と第2導電部27Aとが対向するように重なる。軸部64の上面と第2導電部27Aとが、半田Sを介して電気的及び熱的に接続されている。軸部64の上面と第2導電部27Aとの半田を介して接続されている部分の面積は、発熱素子40の下面の面積と同じかそれよりも大きくてもよい。
金属部材60は、第2回路基板30に固定されている。かかる固定態様は特に限定されるものではなく、適宜設定可能である。例えば、金属部材60と第2回路基板30とは、軸部64の外周面と貫通孔30hの内周面との間に設けられた半田Sによって固定されていてもよい。また、金属部材60と第2回路基板30とは、軸部64が貫通孔30hに圧入されることによって固定されていてもよい。この場合、軸部64は、平面視において、貫通孔30hに圧入可能な程度に、貫通孔30hよりも大きく形成されていてもよい。
本例では、第2導電部27Aから本体部52に至る放熱経路は、半田S、金属部材60、放熱グリス70、絶縁シート80、及び突出部54によって構成されている。金属部材60と放熱部材50とを絶縁する部材を除いて、放熱経路の大部分は、金属材料によって構成されている。このため、放熱経路において高い放熱性を得ることができる。
第2回路基板30のうち第2導電部27Aと接続される回路パターンは、金属部材60を介して第2導電部27Aと接続される。例えば、第3回路パターン34又は第4回路パターン36が、貫通孔30hの内面において半田Sなどを介して軸部64と電気的に接続されてもよい。第2回路基板30のうち第2導電部27Aと接続される回路パターンは、金属部材60を介さずに第2導電部27Aと接続されてもよい。貫通孔30hの開口周縁に第3回路パターン34のランドが設けられて、当該ランドが第2導電部27Aと接続されてもよい。
第3導電部35B、35Cは、貫通孔30hの外側の周辺に設けられる。第1回路基板20及び第2回路基板30は、第2導電部27B及び第3導電部35Bが互いに対向すると共に、第2導電部27C及び第3導電部35Cが互いに対向するように重なる。第2導電部27B及び第3導電部35Bは、半田Sを介して接続されている。第2導電部27C及び第3導電部35Cは、半田Sを介して接続されている。
第1回路基板20と発熱素子40とを電気的に接続する半田Sは、第1導電部25上に実装されたクリーム半田がリフロー炉によって溶かされて形成されてもよい。第2回路基板30と第1回路基板20とを電気的に接続する半田Sについても、同様に第3導電部35上に実装されたクリーム半田がリフロー炉によって溶かされて形成されてもよい。
ケース90は、回路構成体10を覆う。図1に示す例では、ケース90は、放熱部材50とは反対側から第1回路基板20及び第2回路基板30を覆う。ケース90は、回路構成体10のうち放熱部材50が設けられていない部分を覆う。第1回路基板20及び第2回路基板30は、放熱部材50及びケース90の間の空間に収容される。放熱部材50及びケース90が、第1回路基板20及び第2回路基板30を収容する筐体となっている。ケース90がアッパーケースであり、放熱部材50がロアケースであるととらえることもできる。もちろん、ケースは、放熱部材50も含めて回路構成体10を収容するように構成されてもよい。この場合、ケースは、アッパーケースとしてのケース90に加えて、放熱部材50とは別に設けられたロアケースを含んでいてもよい。
放熱部材50は、本体部52から第2回路基板30に向けて突出する支持部56をさらに有する。支持部56は、第2回路基板30の外縁部を支持する。例えば、支持部56が3つ以上設けられて、第2回路基板30のうち3箇所以上が支持部56に支持されてもよい。第2回路基板30は、支持部56にねじ止めされて固定されていてもよい。
回路構成体10には、蓄電装置又は車載負荷などの外部機器との電気的な接続部が設けられてもよい。かかる接続部は、電気接続箱100の外面に露出するように構成される。外部機器と接続部とは、電線を介して接続されてもよい。接続部は、電線の端部に設けられた端子42又はコネクタなどと接続可能に設けられてもよい。
<効果等>
以上のように構成された回路構成体10によると、発熱素子40が実装された第1回路基板20の第2面22に第2導電部27Aが設けられ、第2導電部27Aと本体部52との間に、第2導電部27Aと本体部52とを熱的に接続する放熱経路が設けられていることによって、発熱素子40の生じる熱が第2導電部27Aを介して放熱部材50に伝わる。第2導電部27Aの大きさは、発熱素子40の大きさ、発熱素子40における端子42の位置などによらず設定可能であることによって、第2導電部27Aを介して発熱素子40の生じる熱を良好に放熱できる。
また、発熱素子40の端子42が小さくなった際、回路基板のランドの大きさ及び回路基板の回路パターンの厚みも小さくする必要が生じる場合がある。この場合でも、第1回路基板20と第2回路基板30とが分かれていることによって、各回路基板20、30の回路パターンの厚みを適宜設定できる。そして、第2回路基板30の回路パターン34、36の厚みが、第1回路基板20の回路パターン24、26の厚みよりも厚いことによって、第2回路基板30の放熱性の低下を抑制できる。
また、第1回路基板20の基板厚みが第2回路基板30よりも薄い。これにより、第1回路基板20の基板厚みが薄いことによって、発熱素子40から放熱部材50に熱が伝わり易くなる。
また、第2面22の第2導電部27Aの面積が、発熱素子40における下面の面積よりも大きい。これにより、発熱素子40が小さい場合でも、第2導電部27Aを介して発熱素子40の生じる熱を良好に放熱できる。
また、貫通孔30hに挿入されている金属部材60の一方面が第2導電部27Aと熱的に接続され、金属部材60の他方面が放熱部材50と熱的に接続されている。これにより、発熱素子40の熱が第1回路基板20及び金属部材60を介して放熱部材50に伝わることができる。
また、第2回路基板30には、発熱素子40よりも耐熱温度の低い電子部品44が実装されており、第2回路基板30の基材33は、絶縁材料によって形成されている。これにより、第2回路基板30に実装された電子部品44が、発熱素子40の生じる熱の影響を受けにくくなる。
また、第1回路基板20に載置される発熱素子40は、発熱素子40の下面に電極部(端子42)を有している。かかる発熱素子40のパッケージは、いわゆるリードレス形状と呼ばれるパッケージである。一般に、発熱素子40の下面に電極部を有している場合、発熱素子40と回路基板との接触面積が小さくなりやすく、またサーマルビアやインレイなど発熱素子直下の放熱構造適用が難しい。この場合でも、第2導電部27Aを介して発熱素子40の生じる熱を良好に放熱できる。
また、電気接続箱100は、上記回路構成体10と、上記回路構成体10を収容するケース90を備える。このため、電気接続箱100において、ケース90に収容された回路構成体10の発熱素子40の生じる熱が良好に放熱されることができる。
[実施形態2]
実施形態2にかかる回路構成体について説明する。図4は実施形態2にかかる回路構成体110を示す概略断面図である。なお、本実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。以下の各実施形態及び各変形例の説明についても同様である。
本例の回路構成体110は、放熱経路において金属部材60が用いられていない点で、上記回路構成体10とは異なる。回路構成体110では、放熱部材150における突出部154が貫通孔30hに挿入されている。突出部154の先端面(上面)が第2導電部27Aと熱的に接続されている。これにより、発熱素子40の熱が第1回路基板20及び突出部154を介して本体部52に伝わることができる。
図4に示す例では、第2導電部27Aと突出部154の上面とが、放熱グリス70及び絶縁シート80を介して互いに絶縁されつつ熱的に接続されている。第2導電部27Aは、放熱部材150を介さずに第2回路基板30の回路パターンと電気的に接続される。例えば、第2導電部27Aは、貫通孔30hの周りの位置において、第3導電部35と半田Sを介して電気的に接続されていてもよい。
本例では、第2導電部27Aから本体部52に至る放熱経路は、放熱グリス70、絶縁シート80及び突出部154によって構成されている。第2導電部27Aと放熱部材150とを絶縁する部材を除いて、放熱経路の大部分は、金属材料によって構成されている。このため、放熱経路において高い放熱性を得ることができる。
突出部154は、平面視において、貫通孔30hと同じかそれよりも小さく形成されている。突出部154は、貫通孔30hに固定されていてもよいし、固定されていなくてもよい。突出部154は、第2回路基板30のうち貫通孔30hの周りを支持する支持部56としての機能を有していてもよい。
[実施形態3]
実施形態3にかかる回路構成体について説明する。図5は実施形態3にかかる回路構成体210を示す概略断面図である。
本例の回路構成体210は、第2回路基板230に貫通孔30hが形成されていない点で、上記回路構成体10、110とは異なる。回路構成体210では、第2導電部27Aが、第2回路基板30の導電部と電気的に接続され、第2回路基板30の導電部が放熱部材50と熱的に接続されている。これにより、発熱素子40の生じる熱が、第1回路基板20及び第2回路基板230を介して放熱部材50に伝わることができる。
図5に示す例では、第2回路基板230に第3導電部35A及び第4導電部37Aが設けられる。第3導電部35Aは、第2導電部27Aに対向する位置に設けられる。第3導電部35Aの面積は、発熱素子40の下面の面積と同じかそれよりも大きくてもよい。第3導電部35Aは半田Sを介して第2導電部27Aと電気的に接続されている。第3導電部35Aと第2導電部27Aとの半田を介して接続されている部分の面積は、発熱素子40の下面の面積と同じかそれよりも大きくてもよい。第4導電部37Aは、第3導電部35Aの反対側に設けられる。第3導電部35Aと第4導電部37Aとはビアホール39を介して電気的に接続されている。
放熱部材50における突出部54の上面が第4導電部37Aと対向する。第4導電部37Aと突出部54の上面とが、放熱グリス70及び絶縁シート80を介して互いに絶縁されつつ熱的に接続されている。本例では、第2導電部27Aから本体部52に至る放熱経路は、第3導電部35A、ビアホール39、第4導電部37A、放熱グリス70、絶縁シート80及び突出部54によって構成されている。第4導電部37Aと放熱部材50とを絶縁する部材を除いて、放熱経路の大部分は、金属材料によって構成されている。このため、放熱経路において高い放熱性を得ることができる。
[実施形態4]
実施形態4にかかる回路構成体について説明する。図6は実施形態4にかかる回路構成体310を示す概略断面図である。
本例の回路構成体310は、第1回路基板320の基材323が、金属材料によって形成されている点で、上記回路構成体10、110、210とは異なる。これにより、発熱素子40の生じる熱が、第1回路基板320の全体に伝わりやすくなり、発熱素子40の生じる熱を良好に放熱できる。
なお、本例の回路構成体310においても、第2回路基板30の基材33は、絶縁材料によって形成されており、第2回路基板30には、発熱素子40よりも耐熱温度の低い電子部品44が実装されている。これにより、第1回路基板320では、金属製の基材323によって熱が伝わりやすくされつつ、第2回路基板30では、絶縁材料製の基材33によって熱が伝わりにくくされる。これにより、発熱素子40の放熱性を高めつつ、第2回路基板30に実装された電子部品44が、発熱素子40の生じる熱の影響を受けにくくなる。
図6に示す例では、第1回路基板320は、メタルコア基板である。メタルコア基板において、金属製の基材323(金属板)の両面に絶縁層を介して回路パターンが設けられている。従って、第1回路基板320における第1回路パターン24、第1導電部25、第2回路パターン26及び第2導電部27は、上記第1回路基板20における第1回路パターン24、第1導電部25、第2回路パターン26及び第2導電部27と同様に構成されることができる。
図6に示す例では、金属製の基材323は、第2導電部27Aとビアホール29を介して電気的に接続されている。金属製の基材323は、第2導電部27B、第2導電部27Cとは、電気的に接続されていない。金属製の基材323は、第2導電部27A、第2導電部27B及び第2導電部27Cのいずれとも、電気的に接続されていなくてもよい。
図7は実施形態4にかかる回路構成体310の変形例を示す概略断面図である。
図7に示す回路構成体410において、第1回路基板420は、メタルベース基板である。回路構成体410において、第2回路パターン26による第2導電部27Aが省略されて、代わりに、金属材料によって形成された基材323が、第2導電部427Aとされている。図7に示す例では、基材323の一部が第2導電部427Aをなしている。
回路構成体410において、回路構成体310と同様に、第2導電部27B及び第2導電部27Cは、基材323とは別に設けられた第2回路パターン26によって構成されている。第2導電部27B及び第2導電部27Cは、基材323とは電気的に接続されていない。
図6及び図7に示す例では、第2導電部27A、427Aから本体部52に至る放熱経路は、図2に示す例と同様に、半田S、金属部材60、放熱グリス70、絶縁シート80及び突出部54によって構成されている。金属部材60と放熱部材50とを絶縁する部材を除いて、放熱経路の大部分は、金属材料によって構成されている。このため、放熱経路において高い放熱性を得ることができる。
[付記]
これまで、第2回路基板30の回路パターン34、36の厚みが、第1回路基板20の回路パターン24、26の厚みよりも厚いものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第2回路基板30の回路パターン34、36の厚みが、第1回路基板20の回路パターン24、26の厚みと同じか、それよりも薄くてもよい。
またこれまで、第1回路基板20の基板厚みが第2回路基板30の基板厚みよりも薄いものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第1回路基板20の基板厚みが第2回路基板30の基板厚みと同じか、それよりも厚くてもよい。
またこれまで、第2面22の第2導電部27Aの面積が、発熱素子40における下面の面積よりも大きいものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第2面22の第2導電部27Aの面積が、発熱素子40における下面の面積と同じか、それよりも小さくてもよい。
またこれまで、発熱素子40のパッケージが、いわゆるリードレス形状のパッケージであるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。発熱素子40のパッケージは、側面から端子42が延びる形状であってもよく、発熱素子40の下面に電極部(端子42)がなくてもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。例えば、実施形態4、5において、金属部材60を用いた放熱経路に代えて、実施形態2、3における金属部材60を用いない放熱経路が採用されてもよい。
10、110、210、310、410 回路構成体
20、320、420 第1回路基板
21 第1面
22 第2面
23、323 基材
24 第1回路パターン
25 第1導電部
26、426 第2回路パターン
27 第2導電部
28 絶縁部
29 ビアホール
30、230 第2回路基板
30h 貫通孔
31 第3面
32 第4面
33 基材
34 第3回路パターン
35 第3導電部
36 第4回路パターン
37 第4導電部
38 絶縁部
39 ビアホール
40 発熱素子
41 素子本体
42 端子
44 電子部品
50、150、250 放熱部材
52 本体部
54、154、254 突出部
56 支持部
60 金属部材
62 頭部
64 軸部
70 放熱グリス
80 絶縁シート
90 ケース
100 電気接続箱
S 半田

Claims (11)

  1. 第1面及び第2面を有する第1回路基板と、
    第3面及び第4面を有する第2回路基板と、
    前記第1回路基板の前記第1面に実装された発熱素子と、
    前記第2回路基板の前記第4面の外側に設けられた本体部を有する放熱部材と、
    を備え、
    前記第2面及び前記第3面が対向するように前記第1回路基板が前記第2回路基板に実装され、
    前記第1面に設けられた第1導電部を介して前記発熱素子の端子と電気的に接続される第2導電部が、前記第2面に設けられ、
    前記第2導電部と前記本体部との間に、前記第2導電部と前記本体部とを熱的に接続する放熱経路が設けられている、回路構成体。
  2. 請求項1に記載の回路構成体であって、
    前記第2回路基板の回路パターンの厚みが、前記第1回路基板の回路パターンの厚みよりも厚い、回路構成体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の回路構成体であって、
    前記第1回路基板の基板厚みが前記第2回路基板よりも薄い、回路構成体。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第2面の前記第2導電部の面積が、前記発熱素子における下面の面積よりも大きい、回路構成体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第2回路基板のうち前記第2導電部と対向する位置に貫通孔が形成され、
    前記放熱経路は、前記貫通孔に挿入されている金属部材を備え、
    前記金属部材の一方面が前記第2導電部と熱的に接続され、前記金属部材の他方面が前記放熱部材と熱的に接続されている、回路構成体。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第2回路基板のうち前記第2導電部と対向する位置に貫通孔が形成され、
    前記放熱部材は、前記本体部から突出して前記貫通孔に挿入されている突出部を有し、
    前記突出部の先端面が前記第2導電部と熱的に接続されている、回路構成体。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第2導電部が、前記第2回路基板の導電部と電気的に接続され、
    前記第2回路基板の前記導電部が前記放熱部材と熱的に接続されている、回路構成体。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第1回路基板の基材は、金属材料によって形成されている、回路構成体。
  9. 請求項8に記載の回路構成体であって、
    前記第2回路基板には、前記発熱素子よりも耐熱温度の低い電子部品が実装されており、
    前記第2回路基板の基材は、絶縁材料によって形成されている、回路構成体。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の回路構成体であって、
    前記第1回路基板に載置される前記発熱素子は、素子下面に電極部を有している、回路構成体。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の回路構成体と、
    前記回路構成体を覆うケースと、
    を備える、電気接続箱。
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