JP2022550564A - 脂肪酸を含んでいる活性化合物組み合わせ - Google Patents

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Abstract

本発明は、化合物(a)として不飽和及び飽和のC12-24脂肪酸から選択される1種類以上の脂肪酸若しくはその誘導体、その塩、そのエステル又は前述のいずれかの混合物を含み、並びに、化合物(b)として少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す少なくとも1種類のさらなる薬剤を含んでいる、活性化合物組み合わせ、特に、殺菌性組成物中における活性化合物組み合わせに関する。さらに、本発明は、そのような化合物組み合わせを含んでいる殺菌剤及び/又は植物健康組成物にも関し、並びに、生物学的活性剤(特に、作物保護及び工業材料の保護における植物病原性真菌を防除するための生物学的活性剤、植物成長調節剤としての生物学的活性剤、及び、植物の健康を向上させるための生物学的活性剤)としての該化合物組み合わせ及び該殺菌剤組成物の使用に関する。

Description

本発明は、化合物(a)として不飽和及び飽和のC12-24脂肪酸から選択される1種類以上の脂肪酸若しくはその誘導体、その塩、そのエステル又は前述のいずれかの混合物を含み、並びに、化合物(b)として少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す少なくとも1種類のさらなる薬剤を含んでいる、活性化合物組み合わせ、特に、殺菌性組成物中における活性化合物組み合わせに関する。さらに、本発明は、そのような化合物組み合わせを含んでいる殺菌剤及び/又は植物健康組成物にも関し、並びに、生物学的活性剤(特に、作物保護及び工業材料の保護における植物病原性真菌を防除するための生物学的活性剤、植物成長調節剤としての生物学的活性剤、及び、植物の健康を向上させるための生物学的活性剤)としての該化合物組み合わせ及び該殺菌剤組成物の使用に関する。
本出願をとおして、用語「組成物」及び「製剤」は、同義的に使用され、そして、本発明の化合物組み合わせと少なくとも1種類の農業的に適切な補助剤との混合物を示している。
WO2016/189329には、植物の健康を増進するための、又は、線虫若しくは特定の真菌病と闘うための、特定の脂肪酸とトリコデルマ菌株(Trichoderma strain)の組み合わせの使用が開示されている。WO2017/092978には、真菌類、卵菌類及び細菌類に対して作物を防御するための、金属化合物と特定の脂肪酸の組成物が開示されている。
WO2016/189329 WO2017/092978
脂肪酸又は脂肪酸誘導体は、植物を害虫から保護することにおいて優れた手段を提供するが、現代の作物保護剤及び作物保護組成物に課される環境的要件及び経済的要件の増大に対処するために、それらの手段をさらに改善することが依然として求められている。これには、例えば、作用スペクトル、安全性プロフィール、選択性、施用量、残留物の形成及び好ましい調製能力に関する改善、並びに、抵抗性のような潜在的な問題に対処するための新しい組成物の開発が含まれる。
本発明は、少なくともいくつかの局面において上記目的を達成する活性化合物の組合せ及び該組合せを含んでいる組成物を提供する。
従って、本発明は、(a)不飽和及び飽和のC12-24脂肪酸から選択される1種類以上の脂肪酸又はその誘導体、その塩、そのエステル又は前述のいずれかの混合物を含み;及び、(b)少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す少なくとも1種類のさらなる薬剤を含んでいる、活性化合物組合せを提供する。
本発明に関連する用語「1以上」は、1種類以上の異なるメンバー、例えば、2種類、3種類、4種類などの異なる種類の本明細書中に記載されている脂肪酸又はその誘導体に関する。
化合物(a)及び化合物(b)は、2種類以上の活性成分を含むことができる。例えば、化合物(a)は、以下に記載されている1種類以上の異なる脂肪酸又はその誘導体を含むことができる。同様に、化合物(b)は、少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す2種類以上のさらなる薬剤を含むことができる。そのような場合、そのような化合物(a)又は化合物(b)は、成分(a)又は成分(b)とも称され得る。
本発明の活性化合物組み合わせの化合物(a)及び化合物(b)は、組成物中に存在させることができ、ここで、該組成物は、例えば、両化合物を少なくとも1種類の農業上許容される補助剤と混合させることにより得られる。両化合物の組成物を得る別の方法は、化合物(a)を含んでいる組成物と化合物(b)を含んでいる別の組成物を混合させることであり、ここで、これらの組成物の各々は、少なくとも1種類の農業上許容される補助剤と混合されたそれぞれの化合物を含んでいる。即ち、後者の組成物は、化合物(a)又は化合物(b)の一方を含んでいる2つの製剤で構成される。
「少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す薬剤」は、少なくとも1種類の植物病原体の死亡率を増加させることが可能な又は少なくとも1種類の植物病原体の増殖速度を抑制することが可能な薬剤を示している。植物病原体には、植物病原性の細菌類、真菌類及び卵菌類が包含される。
「植物成長促進において活性を示す」薬剤は、その作用が、分げつの増加、草高の増加、より大きな葉身、より大きな葉面、より強い分げつ、時間的調節、例えば、より早い開花の時間的調節、落花の低減、より早い又はより長い実止まり、より少ない植物節(倒伏)、苗条の成長の増加、植物株立ち本数の増加、より早い及び/又はより良好な発芽、より早い及び/又は増加した出芽、改善された作物収量、改善された総植物重量又は全植物バイオマス、改善されたタンパク質含有量、改善された油含有量、改善された澱粉含有量、改善された根の成長(これは、根長を包含する)、改善された根のサイズ(これは、根表面を包含する)、改善された根の重量及び/又は改善された根の効率、改善された苗条重量、根重量の増加、植物バイオマスの増加並びに改善された果実重量のうちのいずれか1以上をもたらす薬剤に関連する。当業者は、場合により、植物の健康の範囲に包含されるものとしてここに挙げられた用語の範囲が、同様に、植物の成長にも及び得ること、及び、その逆もあり得ることを知っている。好ましくは、該用語は、葉面、根の成長、根のサイズ、根の重量、果実の重量、苗条の重量、植物バイオマス及び/又は作物収量に関連する。
脂肪酸は、式RCOH〔式中、Rは、脂肪族炭化水素基である〕で表される化合物である。典型的には、Rは、長鎖脂肪族炭化水素基である。本発明の目的のために、Rは、11~23の炭素を有する飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基であることができる(即ち、C12-24脂肪酸)。典型的には、Rは、11~23個の炭素原子を有する飽和又は不飽和の直鎖脂肪族炭化水素基、例えば、直鎖C11-23アルカン基又は直鎖C11-23アルケン基である。Rは、多くの場合、11~21個の炭素原子を有する飽和又は不飽和の直鎖脂肪族炭化水素基、例えば、直鎖C11-21アルカン基又は直鎖C11-21アルケン基である。不飽和脂肪族炭化水素基は、典型的には、1~4の二重結合を含んでおり、例えば、1又は2の二重結合を含んでいる。
脂肪酸の誘導体には、脂肪酸の塩、エステル及びアミドが包含される。典型的には、脂肪酸の誘導体は、本明細書中で使用される場合、脂肪酸の塩又はエステルである。
脂肪酸のエステルは、典型的には、脂肪酸とアルコール(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エタン-1,2-ジオール、プロパン-1,3-ジオール及びプロパン-1,2,3-トリオール(グリセロール)など)のエステルである。該脂肪酸の誘導体は、該脂肪酸の塩又は該脂肪酸のメチルエステル(即ち、RCOMe)であることができる。あるいは、C12-C24脂肪酸の誘導体は、メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、ブタノール又はそれらの混合物のエステルであることができる。
脂肪酸の塩は、典型的には、脂肪酸の金属塩である。多くの場合、1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、脂肪酸の1種類以上の金属塩である。該金属塩は、典型的にはアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩であるが、アルミニウム塩、銅塩、鉄塩及び亜鉛塩も包含する。脂肪酸のアルカリ金属塩としては、脂肪酸のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩及びルビジウム塩などがある。従って、該組成物は、1種類以上の脂肪酸又はそのナトリウム塩若しくはカリウム塩を含むことができる。例えば、化合物/成分(a)は、脂肪酸の1種類以上のナトリウム塩又はカリウム塩であり得る。脂肪酸のアルカリ土類金属塩としては、マグネシウム塩及びカルシウム塩などがある。従って、該活性化合物組み合わせは、1種類以上の脂肪酸又はそのマグネシウム塩若しくはカルシウム塩を含むことができる。例えば、成分(a)は、脂肪酸の1種類以上のマグネシウム塩又はカルシウム塩であり得る。代替え的に、又は、加えて、成分(a)は、脂肪酸の1種類以上のアルミニウム塩、銅塩、鉄塩又は亜鉛塩であり得る。そのような塩は、該1種類以上の脂肪酸を所望の金属カチオンを含んでいる塩基と反応させることによって、例えば、1種類以上の脂肪酸を、アルカリ金属の場合には水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウムと、アルカリ土類金属の場合には水酸化マグネシウム若しくは水酸化カルシウムと、又は、別の金属の場合には水酸化アルミニウム、水酸化銅、水酸化亜鉛若しくは水酸化鉄と反応させることによって、形成させることができる。
好ましい実施形態では、化合物/成分(a)は、1種類以上の脂肪酸(以下、場合により、(I.01)とも称される)である。言い換えると、この好ましい実施態様では、本発明による活性化合物組み合わせは、1種類以上の脂肪酸を含んでいるが、その塩又は誘導体は含まない。
上記で記載した1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、混合物中に存在していてもよい。例えば、成分(a)は、1種類以上の脂肪酸及び少なくとも1種類の脂肪酸の1種類以上のエステル及び/又は脂肪酸の1種類以上の塩を含むことができる。この点において、脂肪酸の1種類以上のエステル及び/又は1種類以上の塩の基礎を形成する脂肪酸は、(a)による組成物の一部分に含まれる脂肪酸と同一の脂肪酸であることができるか又は異なる脂肪酸であることができる。例えば、脂肪酸と脂肪酸の塩の混合物が存在する場合、脂肪酸:脂肪酸の塩の比は、1:10000~10000:1の範囲内、例えば、1:1000~1000:1の範囲内にあることができる。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、典型的には、以下のものから選択される:ウンデシル酸(C11)、ラウリン酸(C12)、トリデシル酸(C13)、ミリスチン酸(C14)、ペンタデカン酸(C15)、パルミチン酸(C16)、マルガリン酸(C17)、ステアリン酸(C18)、ノナデシル酸(C19)、アラキジン酸(C20)、ヘンイコシル酸(C21)、ベヘン酸(C22)、トリコシル酸(C23)、リグノセリン酸(C24)及びそれらの誘導体から選択される飽和又は不飽和の酸;並びに、u-リノレン酸(C18:3)、ステアリドン酸(C18:4)、エイコサペンタエン酸(C20:5)、ドコサヘキサエン酸(C22:6)、リノーン酸(C18:2)、y-リノレン(C18:3)、ジホモ-y-リノレン酸(C20:3)、アラキドン酸(C20:4)、アドレン酸(C22:4)、パルミトレイン酸(C16:1)、バクセン酸(C18:1)、パウリン酸(C20:1)、オレイン酸(C18:1)、エライジン酸(Ctrans-18:1)、ゴンドン酸(C20:1)、エルシン酸(C22:1)、ネルボン酸(C24:1)、ミード酸(20:3)及びそれらの誘導体酸から選択される不飽和酸酸。
本明細書中で使用されている表記法CM:N脂肪(ここで、M及びNは整数である)は、該脂肪酸がM個の炭素原子及びN個の二重結合を含んでいることを意味する。N個の二重結合は任意の位置に存在し得るが(シス又はトランス配置)、2つの二重結合は通常隣接すること(即ち、同じ炭素原子に結合すること)はない。従って、C18:0(又は、単にC18)は、オクタデカン酸(ステアリン酸)のみを包含し、C18:1は、オレイン酸((Z)-オクタデカ-9-エン酸)及びバクセン酸((E)-オクタデカ-11-エン酸)などの、18個の炭素と1個の二重結合を有する全ての脂肪酸を包含する。
脂肪酸又はその誘導体は、そのような脂肪酸を産生する任意の植物に由来することができ、好ましくは、種子などの高含有量の脂肪酸を産生及び/又は含有する植物の器官に由来することができる。そのような種子の例としては、リンゴ種子、アルガン種子、ココナッツ、セイヨウアブラナ、カノーラ、トウモロコシ、綿実、ブドウ種子、ヘーゼルナッツ、マカデミア、カラシナ、ニガー種子、オリーブ、パーム核、ピーナッツ、ケシの実、カボチャ種子、ラムチル、米ぬか、ベニバナ、ダイズ、ゴマ、ヒマワリ、タマリンド種子、チャ種子及びクルミなどを挙げることができる。好ましくは、該脂肪酸又はその誘導体は、オリーブ油、ヒマワリ油(通常のヒマワリ油及び高オレイン酸ヒマワリ油の両方)、ダイズ油及びカノーラ油に由来する。さらに好ましくは、該脂肪酸は、内果皮及び/又はオリーブ種子(オリーブピット)から得られるオリーブ油に由来する。該脂肪酸又はその誘導体はまた、トール油脂肪酸(TOFA)であることもできる。TOFAは、木材パルプ製造のクラフト工程で主に針葉樹をパルプ化する際に生じるトール油と呼ばれる副産物に基づいており、そして、例えば分別蒸留などにより、トール油中のロジン含有量を1~10重量%に低減させたものである。TOFAは、主にオレイン酸で構成されている。
該脂肪酸又はその誘導体は、同様に動物に由来するものであることもできる(概説に関しては、以下のものを参照されたい: Food Processing: Principles and Applications, Second Edition. Edited by Stephanie Clark, Stephanie Jung, and Buddhi Lamsal(C) 2014 John Wiley & Sons, Ltd. Published 2014 by John Wiley & Sons, Ltd; Chapter 21: Fats and Oils - Animal Based)。
本発明の過程において、驚くべきことに、本発明による1種類以上の脂肪酸又はその誘導体を共施用することによって特定の殺有害生物剤の作用が増強され得ることが見出された。脂肪酸及びその誘導体は、それ自体も生物学的植物保護剤と考えられ、そして、そのようなものとして市場認可を取得している。従って、そのような薬剤と他の生物的防除剤の組み合わせは、化学的植物保護剤の施用と同様であり得る生物学的植物保護に関する効率的な手段をもたらし得る。化合物/成分(b)として化学殺有害生物活性剤を含んでいる組み合わせでは、両者の組み合わせにより、効力の向上、異なる効力スペクトル又は施用することが必要な化学的薬剤が少なくなることによる残留物の低減がもたらされ得る。
一実施形態では、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、不飽和及び飽和のC14-20脂肪酸、その塩、そのエステル又は前述したもののいずれかの混合物から選択される。該記1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、不飽和及び飽和のC16-20脂肪酸及びその塩又はエステルから選択することもできる。
好ましくは、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、C16:0脂肪酸、C16:1脂肪酸、C18:0脂肪酸、C18:1脂肪酸、C18:2脂肪酸及びC18:3脂肪酸及びその塩(例えば、カリウム塩又はナトリウム塩)又は別の誘導体から選択される2種類以上の脂肪酸を含んでいる。
例えば、該1種類以上の脂肪酸は、以下の脂肪酸を以下の割合で含むことができる:
1~10重量%のC16脂肪酸;
0~5重量%のC16:1脂肪酸;
60~94重量%のC18:1脂肪酸;及び
5~20重量%のC18:2脂肪酸。
この実施形態及び以下の実施形態に関連して、脂肪酸について言及されている場合、これは、脂肪酸の塩及び他の誘導体を等しく包含している。この用語は、基礎をなす脂肪酸の基本的な構造的特徴を示すために使用される。
多くの場合、該1種類以上の脂肪酸は、以下の脂肪酸を以下の割合で含んでいる:
3~7重量%のC16脂肪酸;
0~4重量%のC16:1脂肪酸;
70~89重量%のC18:1脂肪酸;及び
8~18重量%のC18:2脂肪酸。
本発明において使用されている脂肪酸の量(重量%)は、当該組成物中の脂肪酸の総量に対するものである。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、以下のものを含むことができる:
1~10重量%の量のC16脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;
0~5重量%の量のC16:1脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;
60~94重量%の量のC18:1脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;及び、
5~20重量%の量のC18:2脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩。
多くの場合、該1種類以上の脂肪酸は、以下の脂肪酸を以下の割合で含んでいる:
3~7重量%の量のC16脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;
0~4重量%の量のC16:1脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;
70~89重量%の量のC18:1脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩;及び、
8~18重量%の量のC18:2脂肪酸のナトリウム塩又はカリウム塩。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体(特に、ナトリウム塩又はカリウム塩)は、総脂肪酸含量の少なくとも90重量%(好ましくは、少なくとも95重量%、場合によっては最大97重量%)に達するC18脂肪酸、C18:1脂肪酸、C18:2脂肪酸及びC18:3脂肪酸又はそれらの誘導体を含んでいることが好ましい。
特に、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、オレイン酸(C18:1)、リノール酸(C18:2)、y-リノレン酸(C18:3)、パルミトレイン酸(C16:1)、バクセン酸(C18:1)、パウリン酸(C20:1)、エライジン酸(Ctrans-18:1)又はそれらの誘導体のうちの1種類以上又は前述のいずれかの混合物を含むことができる。
好ましい一実施形態では、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、オレイン酸又はその塩を含んでいる。該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、典型的には、少なくとも70重量%のオレイン酸又はその塩、例えば、オレイン酸のカリウム塩(オレイン酸カリウム)を含んでいる。さらに好ましくは、この実施形態において、該1種類以上の脂肪酸は、さらに、C16-C20脂肪酸又はその誘導体を含んでいる。一層さらに好ましくは、該1種類以上の脂肪酸は、誘導体化されておらず、そして、オレイン酸を含んでいる。代替的なはるかに好ましい実施形態では、該1種類以上の脂肪酸は、カリウム塩の形態にある誘導体である。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体の最大で97%まではC14-C20の範囲内にあるが、脂肪酸又はその誘導体の少ない割合(パーセント)は、C12、C13、C21又はC22の脂肪酸又はその誘導体であることができる。一層さらに好ましくは、1種類以上の脂肪酸又はその誘導体の最大で95%まではC18、C18:1、C18:2及びC18:3である。この実施形態では、脂肪酸又はその誘導体の残りの割合(パーセント)は、C12~C17の範囲内、例えば、C14、C16、C16:1及びC17並びにC19~C22の範囲内にある。
一実施形態では、C12未満の範囲内又はC22を超える範囲内にある脂肪酸又はその誘導体は存在しない。
代替的に好ましい実施形態は、C16-C20脂肪酸又はその誘導体(ここで、該脂肪酸又はその誘導体は、C16-C20脂肪酸誘導体の重量に基づいて、少なくとも70重量%のオレイン酸カリウムを含んでいる混合物である)に加えて、マンデル酸銅、サリチル酸銅、アントラニル酸銅、2,6-ジヒドロキシ安息香酸銅、ベンゼンスルホン酸銅、マンデル酸亜鉛、サリチル酸亜鉛、アントラニル酸亜鉛、ベンゼンスルホン酸亜鉛、マンデル酸鉄、サリチル酸鉄、2,6-ジヒドロキシ安息香酸鉄、マンデル酸銀、アントラニル酸銀、ベンゼンスルホン酸銀、マンデル酸マグネシウム、2,6-ジヒドロキシ安息香酸マグネシウム及びこれらの混合物からなる群から選択される金属錯体をさらに含んでいる実施形態である。
別の好ましい実施形態では、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体は、脂肪酸の1種類以上の金属塩又はアルカリ金属塩を含んでいる。脂肪酸のそのような金属塩又はアルカリ金属塩は、(a)植物油を提供すること;(b)該植物油中のトリグリセリドを加水分解すること;(c)該加水分解された植物油から脂肪酸を抽出すること;及び、(d)該抽出された脂肪酸の金属塩又はアルカリ金属塩を形成させることを含むプロセスによって、得ることが可能である。好ましくは、該アルカリ金属はカリウムであり、及び/又は、脂肪酸の組成は上記で記載されているとおりである。
植物油は、植物又は動物に由来する油脂であり、そして、トリグリセリド、脂質及び脂肪酸含んでいることができる。植物由来の油の例としては、リンゴ種子油、アルガン油、ヤシ油、ナタネ油、カノーラ油、トウモロコシ油、綿実油、ブドウ種子油、ヘーゼルナッツ油、マカダミア油、カラシ油、ニガー種子油、オリーブ油、パーム核油、ピーナッツ油、ケシ種子油、カボチャ種子油、ラムチル油、米ぬか油、ベニバナ油、ダイズ油、ゴマ油、ヒマワリ油、タマリンド種油、チャ種子油及びクルミ油などを挙げることができる。動物由来の油の例としては、動物レンダリングに由来する脂肪などがある。好ましくは、該植物油は、オリーブ油である。
植物油中のトリグリセリドを加水分解することは、典型的には、その植物油を水性酸(例えば、水性硫酸)で処理することを含んでいるが、熱処理などの他の手段を用いて実施することも可能である。処理された植物油は、加熱することができる。
加水分解された植物油から脂肪酸を抽出することは、当業者によく知られている任意の適切な方法(例えば、蒸発、溶媒抽出、液-液抽出又はクロマトグラフィー)によって実施することができる。
抽出された脂肪酸の金属塩又はアルカリ金属塩の形成は、当業者によく知られている任意の適切な方法によって実施することができる。典型的には、これは、該脂肪酸を金属又はアルカリ金属を含んでいる塩基(例えば、KOH又はNaOHのような金属水酸化物又はアルカリ金属水酸化物)で処理することを含んでいる。該金属は、多くの場合、アルカリ金属、例えば、Li、Na、K若しくはRb(好ましくは、K)、又は、アルカリ土類金属、例えば、Mg、Ca、Sr若しくはBaである。
場合によっては、該脂肪酸誘導体は、単に、当該脂肪酸を含んでいる組成物から出発して形成されることもできる。従って、該脂肪酸成分は、1種類以上の脂肪酸を提供すること、及び、その抽出された脂肪酸の金属塩又はアルカリ金属塩を形成させることによって製造することができる。
いくつかの実施形態では、該脂肪酸誘導体は、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム又はそれらの混合物の塩である。
さらに好ましい実施形態では、該1種類以上の脂肪酸誘導体は、脂肪酸のアルカリ金属塩、好ましくは、脂肪酸のカリウム塩(以下では、場合により、(I.02)とも称される)である。
代替的な実施形態では、該脂肪酸は、誘導体化されていない。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体の総量は、意図された用途に依存し、そして、多くの場合、即時使用可能な製剤の場合は0.01~10体積%であり、又は、0.5~7体積l%である。例えば、該脂肪酸成分の濃度は、0.5~30g/L又は1~20g/Lであり得る。好ましくは、該脂肪酸成分の濃度は、3~15g/Lであり、例えば、7~12g/Lである。濃厚製剤では、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体の総量は、20~60重量%の範囲であることができ、例えば、25~55重量%の範囲であることができる。
該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体について上記与えられている濃度では、該活性化合物組み合わせは、典型的には、植物への施用に適した形態にある。もちろん、該組成物は、貯蔵又は輸送に適した形態で提供されることもできる。そのような場合、その濃度は典型的には極めて高い。例えば、該脂肪酸成分の濃度は、100mL/Lより大きいことが可能であるか、又は、500mL/Lより大いことが可能である。
本発明による活性化合物組合せは、化合物(b)として、以下の群から選択される少なくとも1種類のさらなる活性化合物を含んでいる:
(1) エルゴステロール合成の阻害薬;
(2) 複合体I又は複合体IIにおける呼吸鎖の阻害薬;
(3) 複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬;
(4) 有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬;
(5) 多部位に作用を示し得る化合物;
(6) 宿主の防御を誘発し得る化合物;
(7) アミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬;
(8) ATP産生の阻害薬;
(9) 細胞壁合成の阻害薬;
(10) 脂質及び膜の合成の阻害薬;
(11) メラニン生合成の阻害薬;
(12) 核酸合成の阻害薬;
(13) シグナル伝達の阻害薬;
(14) 脱共役剤として作用し得る化合物;
(15) 以下のものからなる群から選択されるさらなる殺菌剤:(15.001)アブシジン酸、(15.002)ベンチアゾール、(15.003)ベトキサジン、(15.004)カプシマイシン(capsimycin)、(15.005)カルボン、(15.006)キノメチオネート、(15.007)クフラネブ、(15.008)シフルフェナミド、(15.009)シモキサニル、(15.010)シプロスルファミド、(15.011)フルチアニル、(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.013)ホセチル-カルシウム、(15.014)ホセチル-ナトリウム、(15.015)イソチオシアン酸メチル、(15.016)メトラフェノン、(15.017)ミルディオマイシン、(15.018)ナタマイシン、(15.019)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、(15.020)ニトロタル-イソプロピル、(15.021)オキサモカルブ(oxamocarb)、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.023)オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、(15.024)ペンタクロロフェノール及び塩、(15.025)亜リン酸及びその塩、(15.026)プロパモカルブ-ホセチレート(propamocarb-fosetylate)、(15.027)ピリオフェノン(クラザフェノン(chlazafenone))、(15.028)テブフロキン、(15.029)テクロフタラム、(15.030)トルニファニド、(15.031)1-(4-{4-[(5R)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.032)1-(4-{4-[(5S)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.033)2-(6-ベンジルピリジン-2-イル)キナゾリン、(15.034)ジピメチトロン、(15.035)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.036)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-クロロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.037)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-フルオロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.038)2-[6-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-5-メチルピリジン-2-イル]キナゾリン、(15.039)2-{(5R)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.040)2-{(5S)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.041)イプフルフェノキン、(15.042)2-{2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]フェニル}プロパン-2-オール、(15.043)フルオキサピプロリン、(15.044)2-{3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}フェニル メタンスルホネート、(15.045)2-フェニルフェノール及び塩、(15.046)3-(4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、(15.047)キノフメリン(quinofumelin)、(15.048)4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2-オール(互変異性形態:4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2(1H)-オン)、(15.049)4-オキソ-4-[(2-フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、(15.050)5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール、(15.051)5-クロロ-N’-フェニル-N’-(プロパ-2-イン-1-イル)チオフェン 2-スルホノヒドラジド、(15.052)5-フルオロ-2-[(4-フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.053)5-フルオロ-2-[(4-メチルベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.054)9-フルオロ-2,2-ジメチル-5-(キノリン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾオキサゼピン、(15.055)ブタ-3-イン-1-イル{6-[({[(Z)-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバメート、(15.056)(2Z)-3-アミノ-2-シアノ-3-フェニルアクリル酸エチル、(15.057)フェナジン-1-カルボン酸、(15.058)3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸プロピル、(15.059)キノリン-8-オール、(15.060)キノリン-8-オールスルフェート(2:1)、(15.061){6-[({[(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバミン酸tert-ブチル、(15.062)5-フルオロ-4-イミノ-3-メチル-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-3,4-ジヒドロピリミジン-2(1H)-オン、(15.063)アミノピリフェン、(15.064)(N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチルフェニル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.065)(N’-(2-クロロ-5-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.066)(2-{2-[(7,8-ジフルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]-6-フルオロフェニル}プロパン-2-オール)、(15.067)(5-ブロモ-1-(5,6-ジメチルピリジン-3-イル)-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.068)(3-(4,4-ジフルオロ-5,5-ジメチル-4,5-ジヒドロチエノ[2,3-c]ピリジン-7-イル)キノリン)、(15.069)(1-(4,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-1-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.070)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.071)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.072)3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)-8-フルオロキノリン、(15.073)(N-メチル-N-フェニル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド)、(15.074)(メチル{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル}カルバメート)、(15.075)(N-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}シクロプロパンカルボキサミド)、(15.076)N-メチル-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.077)N-[(E)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.078)N-[(Z)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.079)N-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.080)N-(2-フルオロフェニル)-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.081)2,2-ジフルオロ-N-メチル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド、(15.082)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]アセトアミド、(15.083)N-[(E)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.084)N-[(Z)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.085)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.086)4,4-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.087)N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンゼンカルボチオアミド、(15.088)5-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.089)N-((2,3-ジフルオロ-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]-3,3,3-トリフルオロ-プロパンアミド、(15.090)1-メトキシ-1-メチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.091)1,1-ジエチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.092)N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.093)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.094)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.095)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル)シクロプロパンカルボキサミド、(15.096)N,2-ジメトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニ
ル]メチル]プロパンアミド、(15.097)N-エチル-2-メチル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.098)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.099)1,3-ジメトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.100)3-エチル-1-メトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.101)1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.102)4,4-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.103)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.104)3,3-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.105)1-[[3-フルオロ-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-フェニル]メチル]アゼパン-2-オン、(15.106)4,4-ジメチル-2-[[4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.107)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.108)(1-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}-1H-ピラゾール-4-イル)酢酸エチル、(15.109)N,N-ジメチル-1-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン、及び、(15.110)N-{2,3-ジフルオロ-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}ブタンアミド。
化合物(B)は、好ましくは、以下のものから選択される:
以下のものからなる群から選択されるエルゴステロール合成の阻害薬:(1.001)シプロコナゾール、(1.002)ジフェノコナゾール、(1.003)エポキシコナゾール、(1.004)フェンヘキサミド、(1.005)フェンプロピジン、(1.006)フェンプロピモルフ、(1.007)フェンピラザミン、(1.008)フルキンコナゾール、(1.009)フルトリアホール、(1.010)イマザリル、(1.011)硫酸イマザリル、(1.012)イプコナゾール、(1.013)メトコナゾール、(1.014)ミクロブタニル、(1.015)パクロブトラゾール、(1.016)プロクロラズ、(1.017)プロピコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.019)ピリソキサゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.022)テトラコナゾール、(1.023)トリアジメノール、(1.024)トリデモルフ、(1.025)トリチコナゾール、(1.026)(1R,2S,5S)-5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.027)(1S,2R,5R)-5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.028)(2R)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1R)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.029)(2R)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1S)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.030)(2R)-2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.031)(2S)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1R)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.032)(2S)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1S)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.033)(2S)-2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.034)(R)-[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.035)(S)-[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.036)[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.037)1-({(2R,4S)-2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-4-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル}メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.038)1-({(2S,4S)-2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-4-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル}メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.039)1-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.040)1-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.041)1-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.042)2-[(2R,4R,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.043)2-[(2R,4R,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.044)2-[(2R,4S,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.045)2-[(2R,4S,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.046)2-[(2S,4R,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.047)2-[(2S,4R,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.048)2-[(2S,4S,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.049)2-[(2S,4S,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.050)2-[1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.051)2-[2-クロロ-4-(2,4-ジクロロフェノキシ)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.052)2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.053)2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.054)2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ペンタン-2-オール、(1.055)メフェントリフルコナゾール、(1.056)2-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.057)2-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.058)2-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.059)5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.060)5-(アリルスルファニル)-1-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.061)5-(アリルスルファニル)-1-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.062)5-(アリルスルファニル)-1-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.063)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(1,1,2,2-テトラフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.064)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.065)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(2,2,3,3-テトラフルオロプロポキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.066)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(ペンタフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.067)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(1,1,2,2-テトラフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.068)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(2,2,2-トリフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.069)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(2,2,3,3-テトラフルオロプロピル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.070)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(ペンタフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.071)N’-(2,5-ジメチル-4-フェノキシフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.072)N’-(4-{[3-(ジフルオロメトキシ)フェニル]スルファニル}-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.073)N’-(4-{3-[(ジフルオロメチル)スルファニル]フェノキシ}-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.074)N’-[5-ブロモ-6-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルオキシ)-2-メチルピリジン-3-イル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.075)N’-{4-[(4,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-2-イル)オキシ]-2,5-ジメチルフェニル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.076)N’-{5-ブロモ-6-[(1R)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.077)N’-{5-ブロモ-6-[(1S)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.078)N’-{5-ブロモ-6-[(シス-4-イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.079)N’-{5-ブロモ-6-[(トランス-4-イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.080)N’-{5-ブロモ-6-[1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチル
イミドホルムアミド、(1.081)イプフェントリフルコナゾール(ipfentrifluconazole)、(1.082)2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.083)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.084)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.085)3-[2-(1-クロロシクロプロピル)-3-(3-クロロ-2-フルオロ-フェニル)-2-ヒドロキシ-プロピル]イミダゾール-4-カルボニトリル、及び、(1.086)4-[[6-[rac-(2R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,1-ジフルオロ-2-ヒドロキシ-3-(5-チオキソ-4H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル]-3-ピリジル]オキシ]ベンゾニトリル;(1.087)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
以下のものからなる群から選択される複合体I又は複合体IIにおける呼吸鎖の阻害薬:(2.001)ベンゾビンジフルピル、(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.004)カルボキシン、(2.005)フルオピラム、(2.006)フルトラニル、(2.007)フルキサピロキサド、(2.008)フラメトピル、(2.009)イソフェタミド、(2.010)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.012)イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、(2.013)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、(2.014)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.015)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.016)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.017)ペンフルフェン、(2.018)ペンチオピラド、(2.019)ピジフルメトフェン、(2.020)ピラジフルミド、(2.021)セダキサン、(2.022)1,3-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.023)1,3-ジメチル-N-[(3R)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.024)1,3-ジメチル-N-[(3S)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.025)1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-N-[2’-(トリフルオロメチル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.026)2-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)ベンズアミド、(2.027)3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.028)インピルフルキサム、(2.029)3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[(3S)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.030)フルインダピル、(2.031)3-(ジフルオロメチル)-N-[(3R)-7-フルオロ-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.032)3-(ジフルオロメチル)-N-[(3S)-7-フルオロ-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.033)5,8-ジフルオロ-N-[2-(2-フルオロ-4-{[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェニル)エチル]キナゾリン-4-アミン、(2.034)N-(2-シクロペンチル-5-フルオロベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.035)N-(2-tert-ブチル-5-メチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.036)N-(2-tert-ブチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.037)N-(5-クロロ-2-エチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.038)イソフルシプラム、(2.039)N-[(1R,4S)-9-(ジクロロメチレン)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノナフタレン-5-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.040)N-[(1S,4R)-9-(ジクロロメチレン)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノナフタレン-5-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.041)N-[1-(2,4-ジクロロフェニル)-1-メトキシプロパン-2-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.042)N-[2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.043)N-[3-クロロ-2-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.044)N-[5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.045)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-N-[5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.046)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-フルオロ-6-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.047)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピル-5-メチルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.048)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボチオアミド、(2.049)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.050)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(5-フルオロ-2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.051)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-4,5-ジメチルベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.052)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-5-フルオロベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.053)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-5-メチルベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.054)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピル-5-フルオロベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.055)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピル-5-メチルベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.056)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピルベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.057)ピラプロポイン;
以下のものからなる群から選択される複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬:(3.001)アメトクトラジン、(3.002)アミスルブロム、(3.003)アゾキシストロビン、(3.004)クメトキシストロビン(coumethoxystrobin)、(3.005)クモキシストロビン、(3.006)シアゾファミド、(3.007)ジモキシストロビン、(3.008)エノキサストロビン、(3.009)ファモキサドン、(3.010)フェンアミドン、(3.011)フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、(3.012)フルオキサストロビン、(3.013)クレソキシム-メチル、(3.014)メトミノストロビン、(3.015)オリサストロビン、(3.016)ピコキシストロビン、(3.017)ピラクロストロビン、(3.018)ピラメトストロビン、(3.019)ピラオキシストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.021)(2E)-2-{2-[({[(1E)-1-(3-{[(E)-1-フルオロ-2-フェニルビニル]オキシ}フェニル)エチリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}-2-(メトキシイミノ)-N-メチルアセトアミド、(3.022)(2E,3Z)-5-{[1-(4-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]オキシ}-2-(メトキシイミノ)-N,3-ジメチルペンタ-3-エンアミド、(3.023)(2R)-2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミド、(3.024)(2S)-2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミド、(3.025)フェンピコキサミド、(3.026)マンデストロビン、(3.027)N-(3-エチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシル)-3-ホルムアミド-2-ヒドロキシベンズアミド、(3.028)(2E,3Z)-5-{[1-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]オキシ}-2-(メトキシイミノ)-N,3-ジメチルペンタ-3-エンアミド、(3.029){5-[3-(2,4-ジメチルフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-メチルベンジル}カルバミン酸メチル、(3.030)メチルテトラプロール、(3.031)フロリルピコキサミド;
以下のものからなる群から選択される有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬:(4.001)カルベンダジム、(4.002)ジエトフェンカルブ、(4.003)エタボキサム、(4.004)フルオピコリド、(4.005)ペンシクロン、(4.006)チアベンダゾール、(4.007)チオファネート-メチル、(4.008)ゾキサミド、(4.009)3-クロロ-4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチル-5-フェニルピリダジン、(4.010)3-クロロ-5-(4-クロロフェニル)-4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチルピリダジン、(4.011)3-クロロ-5-(6-クロロピリジン-3-イル)-6-メチル-4-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリダジン、(4.012)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2,6-ジフルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.013)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-ブロモ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.014)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-ブロモフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.015)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.016)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.017)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.018)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2,6-ジフルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.019)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.020)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.021)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.022)4-(4-クロロフェニル)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-3,6-ジメチルピリダジン、(4.023)N-(2-ブロモ-6-フルオロフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.024)N-(2-ブロモフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.025)N-(4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン;
以下のものからなる群から選択される多部位に作用を示し得る化合物:(5.001)ボルドー液、(5.002)カプタホール、(5.003)キャプタン、(5.004)クロロタロニル、(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.010)ジチアノン、(5.011)ドジン、(5.012)ホルペット、(5.013)マンゼブ、(5.014)マンネブ、(5.015)メチラム、(5.016)メチラム亜鉛(metiram zinc)、(5.017)オキシン銅、(5.018)プロピネブ、(5.019)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム、(5.020)チウラム、(5.021)ジネブ、(5.022)ジラム、(5.023)6-エチル-5,7-ジオキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3’,4’:5,6][1,4]ジチイノ[2,3-c][1,2]チアゾール-3-カルボニトリル;
以下のものからなる群から選択される宿主の防御を誘発し得る化合物:(6.001)アシベンゾラル-S-メチル、(6.002)イソチアニル、(6.003)プロベナゾール、(6.004)チアジニル;
以下のものからなる群から選択されるアミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬:(7.001)シプロジニル、(7.002)カスガマイシン、(7.003)カスガマイシン塩酸塩水和物、(7.004)オキシテトラサイクリン、(7.005)ピリメタニル、(7.006)3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン;
以下のものからなる群から選択されるATP産生の阻害薬:(8.001)シルチオファム;
以下のものからなる群から選択される細胞壁合成の阻害薬:(9.001)ベンチアバリカルブ、(9.002)ジメトモルフ、(9.003)フルモルフ、(9.004)イプロバリカルブ、(9.005)マンジプロパミド、(9.006)ピリモルフ(pyrimorph)、(9.007)バリフェナレート、(9.008)(2E)-3-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(2-クロロピリジン-4-イル)-1-(モルホリン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン、(9.009)(2Z)-3-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(2-クロロピリジン-4-イル)-1-(モルホリン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン;
以下のものからなる群から選択される脂質及び膜の合成の阻害薬:(10.001)プロパモカルブ、(10.002)プロパモカルブ塩酸塩、(10.003)トルクロホス-メチル;
以下のものからなる群から選択されるメラニン生合成の阻害薬:(11.001)トリシクラゾール、(11.002)トルプロカルブ;
以下のものからなる群から選択される核酸合成の阻害薬:(12.001)ベナラキシル、(12.002)ベナラキシル-M(キララキシル)、(12.003)メタラキシル、(12.004)メタラキシル-M(メフェノキサム);
以下のものからなる群から選択されるシグナル伝達の阻害薬:(13.001)フルジオキソニル、(13.002)イプロジオン、(13.003)プロシミドン、(13.004)プロキナジド、(13.005)キノキシフェン、(13.006)ビンクロゾリン;
以下のものからなる群から選択される脱共役剤として作用し得る化合物:(14.001)フルアジナム、及び、(14.002)メプチルジノカップ;
以下のものからなる群から選択されるさらなる殺菌剤:(15.001)アブシジン酸、(15.002)ベンチアゾール、(15.003)ベトキサジン、(15.004)カプシマイシン(capsimycin)、(15.005)カルボン、(15.006)キノメチオネート、(15.007)クフラネブ、(15.008)シフルフェナミド、(15.009)シモキサニル、(15.010)シプロスルファミド、(15.011)フルチアニル、(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.013)ホセチル-カルシウム、(15.014)ホセチル-ナトリウム、(15.015)イソチオシアン酸メチル、(15.016)メトラフェノン、(15.017)ミルディオマイシン、(15.018)ナタマイシン、(15.019)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、(15.020)ニトロタル-イソプロピル、(15.021)オキサモカルブ(oxamocarb)、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.023)オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、(15.024)ペンタクロロフェノール及び塩、(15.025)亜リン酸及びその塩、(15.026)プロパモカルブ-ホセチレート(propamocarb-fosetylate)、(15.027)ピリオフェノン(クラザフェノン(chlazafenone))、(15.028)テブフロキン、(15.029)テクロフタラム、(15.030)トルニファニド、(15.031)1-(4-{4-[(5R)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.032)1-(4-{4-[(5S)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.033)2-(6-ベンジルピリジン-2-イル)キナゾリン、(15.034)ジピメチトロン、(15.035)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.036)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-クロロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.037)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-フルオロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.038)2-[6-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-5-メチルピリジン-2-イル]キナゾリン、(15.039)2-{(5R)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.040)2-{(5S)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.041)イプフルフェノキン、(15.042)2-{2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]フェニル}プロパン-2-オール、(15.043)フルオキサピプロリン、(15.044)2-{3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}フェニル メタンスルホネート、(15.045)2-フェニルフェノール及び塩、(15.046)3-(4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、(15.047)キノフメリン(quinofumelin)、(15.048)4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2-オール(互変異性形態:4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2(1H)-オン)、(15.049)4-オキソ-4-[(2-フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、(15.050)5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール、(15.051)5-クロロ-N’-フェニル-N’-(プロパ-2-イン-1-イル)チオフェン 2-スルホノヒドラジド、(15.052)5-フルオロ-2-[(4-フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.053)5-フルオロ-2-[(4-メチルベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.054)9-フルオロ-2,2-ジメチル-5-(キノリン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾオキサゼピン、(15.055)ブタ-3-イン-1-イル{6-[({[(Z)-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバメート、(15.056)(2Z)-3-アミノ-2-シアノ-3-フェニルアクリル酸エチル、(15.057)フェナジン-1-カルボン酸、(15.058)3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸プロピル、(15.059)キノリン-8-オール、(15.060)キノリン-8-オールスルフェート(2:1)、(15.061){6-[({[(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバミン酸tert-ブチル、(15.062)5-フルオロ-4-イミノ-3-メチル-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-3,4-ジヒドロピリミジン-2(1H)-オン、(15.063)アミノピリフェン、(15.064)(N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチルフェニル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.065)(N’-(2-クロロ-5-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.066)(2-{2-[(7,8-ジフルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]-6-フルオロフェニル}プロパン-2-オール)、(15.067)(5-ブロモ-1-(5,6-ジメチルピリジン-3-イル)-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.068)(3-(4,4-ジフルオロ-5,5-ジメチル-4,5-ジヒドロチエノ[2,3-c]ピリジン-7-イル)キノリン)、(15.069)(1-(4,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-1-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.070)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.071)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.072)3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)-8-フルオロキノリン、(15.073)(N-メチル-N-フェニル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド)、(15.074)(メチル{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル}カルバメート)、(15.075)(N-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}シクロプロパンカルボキサミド)、(15.076)N-メチル-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.077)N-[(E)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.078)N-[(Z)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.079)N-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.080)N-(2-フルオロフェニル)-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.081)2,2-ジフルオロ-N-メチル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド、(15.082)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]アセトアミド、(15.083)N-[(E)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.084)N-[(Z)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.085)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.086)4,4-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.087)N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンゼンカルボチオアミド、(15.088)5-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.089)N-((2,3-ジフルオロ-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]-3,3,3-トリフルオロ-プロパンアミド、(15.090)1-メトキシ-1-メチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.091)1,1-ジエチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.092)N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.093)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.094)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.095)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル)シクロプロパンカルボキサミド、(15.096)N,2-ジメトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]
プロパンアミド、(15.097)N-エチル-2-メチル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.098)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.099)1,3-ジメトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.100)3-エチル-1-メトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.101)1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.102)4,4-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.103)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.104)3,3-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.105)1-[[3-フルオロ-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-フェニル]メチル]アゼパン-2-オン、(15.106)4,4-ジメチル-2-[[4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.107)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.108)(1-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}-1H-ピラゾール-4-イル)酢酸エチル、(15.109)N,N-ジメチル-1-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}-1H-1,2,4-トリアゾール-3-アミン、(15.110)N-{2,3-ジフルオロ-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}ブタンアミド、(15.111)N-(1-メチルシクロプロピル)-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.112)N-(2,4-ジフルオロフェニル)-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.113)1-(5,6-ジメチルピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン、(15.114)1-(6-(ジフルオロメチル)-5-メチル-ピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン、(15.115)1-(5-(フルオロメチル)-6-メチル-ピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン、及び、(15.116)1-(6-(ジフルオロメチル)-5-メトキシ-ピリジン-3-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン。
化合物(B)は、さらに好ましくは、以下のものから選択される:
(1.001)シプロコナゾール、(1.002)ジフェノコナゾール、(1.003)エポキシコナゾール、(1.004)フェンヘキサミド、(1.005)フェンプロピジン、(1.006)フェンプロピモルフ、(1.007)フェンピラザミン、(1.008)フルキンコナゾール、(1.009)フルトリアホール、(1.010)イマザリル、(1.011)硫酸イマザリル、(1.012)イプコナゾール、(1.013)メトコナゾール、(1.014)ミクロブタニル、(1.015)パクロブトラゾール、(1.016)プロクロラズ、(1.017)プロピコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.019)ピリソキサゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.022)テトラコナゾール、(1.023)トリアジメノール、(1.025)トリチコナゾール、及び、(1.082)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.087)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
(2.001)ベンゾビンジフルピル、(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.005)フルオピラム、(2.007)フルキサピロキサド、(2.009)イソフェタミド、(2.010)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.012)イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、(2.013)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、(2.014)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.015)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.016)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.017)ペンフルフェン、(2.018)ペンチオピラド、(2.019)ピジフルメトフェン、(2.020)ピラジフルミド、(2.021)セダキサン、(2.030)フルインダピル、(2.038)イソフルシプラム、及び、(2.057)ピラプロポイン;
(3.003)アゾキシストロビン、(3.006)シアゾファミド、(3.010)フェンアミドン、(3.012)フルオキサストロビン、(3.014)メトミノストロビン、(3.016)ピコキシストロビン、(3.017)ピラクロストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.025)フェンピコキサミド、及び、(3.031)フロリルピコキサミド;
(4.004)フルオピコリド、(4.005)ペンシクロン、(4.008)ゾキサミド;
(5.001)ボルドー液、(5.003)キャプタン、(5.004)クロロタロニル、(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.012)ホルペット、(5.013)マンゼブ、(5.015)メチラム、(5.018)プロピネブ、(5.019)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム;
(6.001)アシベンゾラル-S-メチル、(6.002)イソチアニル、(6.003)プロベナゾール、及び、(6.004)チアジニル;
(7.001)シプロジニル、(7.002)カスガマイシン、(7.003)カスガマイシン塩酸塩水和物、(7.005)ピリメタニル;
(9.001)ベンチアバリカルブ、(9.002)ジメトモルフ、(9.004)イプロバリカルブ、(9.005)マンジプロパミド、(9.006)ピリモルフ(pyrimorph)、(9.007)バリフェナレート;
(10.001)プロパモカルブ、(10.002)プロパモカルブ塩酸塩;
(12.003)メタラキシル、(12.004)メタラキシル-M(メフェノキサム);
(13.001)フルジオキソニル、(13.002)イプロジオン;
(15.009)シモキサニル、(15.011)フルチアニル、(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.014)ホセチル-ナトリウム、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.041)イプフルフェノキン、(15.047)キノフメリン(quinofumelin)、(15.063)アミノピリフェン。
化合物(B)は、一層さらに好ましくは、以下のものから選択される:
(1.002)ジフェノコナゾール、(1.004)フェンヘキサミド、(1.005)フェンプロピジン、(1.006)フェンプロピモルフ、(1.012)イプコナゾール、(1.013)メトコナゾール、(1.017)プロピコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.082)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.087)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
(2.001)ベンゾビンジフルピル、(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.005)フルオピラム、(2.007)フルキサピロキサド、(2.010)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.012)イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、(2.013)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、(2.014)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.015)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.016)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.017)ペンフルフェン、(2.018)ペンチオピラド、(2.019)ピジフルメトフェン、(2.038)イソフルシプラム;
(3.003)アゾキシストロビン、(3.012)フルオキサストロビン、(3.016)ピコキシストロビン、(3.017)ピラクロストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.025)フェンピコキサミド、(3.031)フロリルピコキサミド;
(4.004)フルオピコリド、(4.008)ゾキサミド;
(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.012)ホルペット、(5.013)マンゼブ、(5.018)プロピネブ、(5.019)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム;
(6.002)イソチアニル;
(7.005)ピリメタニル;
(9.001)ベンチアバリカルブ、(9.002)ジメトモルフ、(9.004)イプロバリカルブ、(9.005)マンジプロパミド;
(10.001)プロパモカルブ、(10.002)プロパモカルブ塩酸塩;
(13.001)フルジオキソニル、(13.002)イプロジオン;
(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.041)イプフルフェノキン、(15.047)キノフメリン(quinofumelin)、(15.063)アミノピリフェン。
化合物(B)は、最も好ましくは、以下のものから選択される:
(1.012)イプコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.082)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.087)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.005)フルオピラム、(2.017)ペンフルフェン、(2.038)イソフルシプラム;
(3.012)フルオキサストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.025)フェンピコキサミド;
(4.004)フルオピコリド;
(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.019)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム、(5.013)マンゼブ、(5.018)プロピネブ;
(6.002)イソチアニル;
(9.002)ジメトモルフ、(9.004)イプロバリカルブ;
(10.001)プロパモカルブ;
(13.001)フルジオキソニル;
(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.022)オキサチアピプロリン。
本発明による化合物組み合わせは、1種類、2種類又はそれより多い種類の化合物(b)を含むことができる。好ましくは、本発明による化合物組み合わせは、1種類又は2種類の化合物(b)を含んでいる。
2種類以上の化合物(b)が存在する場合、それらの化合物は、異なる群(1)~群(15)から選択することができる。例えば、1種類の化合物(b)が群(1)から選択される場合、さらなる化合物(b)は、群(2)~群(15)から選択することができる。
好ましい化合物組み合わせは、以下の混合物からなる群(G1)から選択される:
(I.01)+(1.001)、(I.01)+(1.002)、(I.01)+(1.003)、(I.01)+(1.004)、(I.01)+(1.005)、(I.01)+(1.006)、(I.01)+(1.007)、(I.01)+(1.008)、(I.01)+(1.009)、(I.01)+(1.010)、(I.01)+(1.011)、(I.01)+(1.012)、(I.01)+(1.013)、(I.01)+(1.014)、(I.01)+(1.015)、(I.01)+(1.016)、(I.01)+(1.017)、(I.01)+(1.018)、(I.01)+(1.019)、(I.01)+(1.020)、(I.01)+(1.021)、(I.01)+(1.022)、(I.01)+(1.023)、(I.01)+(1.024)、(I.01)+(1.025)、(I.01)+(1.026)、(I.01)+(1.027)、(I.01)+(1.028)、(I.01)+(1.029)、(I.01)+(1.030)、(I.01)+(1.031)、(I.01)+(1.032)、(I.01)+(1.033)、(I.01)+(1.034)、(I.01)+(1.035)、(I.01)+(1.036)、(I.01)+(1.037)、(I.01)+(1.038)、(I.01)+(1.039)、(I.01)+(1.040)、(I.01)+(1.041)、(I.01)+(1.042)、(I.01)+(1.043)、(I.01)+(1.044)、(I.01)+(1.045)、(I.01)+(1.046)、(I.01)+(1.047)、(I.01)+(1.048)、(I.01)+(1.049)、(I.01)+(1.050)、(I.01)+(1.051)、(I.01)+(1.052)、(I.01)+(1.053)、(I.01)+(1.054)、(I.01)+(1.055)、(I.01)+(1.056)、(I.01)+(1.057)、(I.01)+(1.058)、(I.01)+(1.059)、(I.01)+(1.060)、(I.01)+(1.061)、(I.01)+(1.062)、(I.01)+(1.063)、(I.01)+(1.064)、(I.01)+(1.065)、(I.01)+(1.066)、(I.01)+(1.067)、(I.01)+(1.068)、(I.01)+(1.069)、(I.01)+(1.070)、(I.01)+(1.071)、(I.01)+(1.072)、(I.01)+(1.073)、(I.01)+(1.074)、(I.01)+(1.075)、(I.01)+(1.076)、(I.01)+(1.077)、(I.01)+(1.078)、(I.01)+(1.079)、(I.01)+(1.080)、(I.01)+(1.081)、(I.01)+(1.082)、(I.01)+(1.083)、(I.01)+(1.084)、(I.01)+(1.085)、(I.01)+(1.086)、(I.01)+(1.087)、(I.01)+(2.001)、(I.01)+(2.002)、(I.01)+(2.003)、(I.01)+(2.004)、(I.01)+(2.005)、(I.01)+(2.006)、(I.01)+(2.007)、(I.01)+(2.008)、(I.01)+(2.009)、(I.01)+(2.010)、(I.01)+(2.011)、(I.01)+(2.012)、(I.01)+(2.013)、(I.01)+(2.014)、(I.01)+(2.015)、(I.01)+(2.016)、(I.01)+(2.017)、(I.01)+(2.018)、(I.01)+(2.019)、(I.01)+(2.020)、(I.01)+(2.021)、(I.01)+(2.022)、(I.01)+(2.023)、(I.01)+(2.024)、(I.01)+(2.025)、(I.01)+(2.026)、(I.01)+(2.027)、(I.01)+(2.028)、(I.01)+(2.029)、(I.01)+(2.030)、(I.01)+(2.031)、(I.01)+(2.032)、(I.01)+(2.033)、(I.01)+(2.034)、(I.01)+(2.035)、(I.01)+(2.036)、(I.01)+(2.037)、(I.01)+(2.038)、(I.01)+(2.039)、(I.01)+(2.040)、(I.01)+(2.041)、(I.01)+(2.042)、(I.01)+(2.043)、(I.01)+(2.044)、(I.01)+(2.045)、(I.01)+(2.046)、(I.01)+(2.047)、(I.01)+(2.048)、(I.01)+(2.049)、(I.01)+(2.050)、(I.01)+(2.051)、(I.01)+(2.052)、(I.01)+(2.053)、(I.01)+(2.054)、(I.01)+(2.055)、(I.01)+(2.056)、(I.01)+(2.057)、(I.01)+(3.001)、(I.01)+(3.002)、(I.01)+(3.003)、(I.01)+(3.004)、(I.01)+(3.005)、(I.01)+(3.006)、(I.01)+(3.007)、(I.01)+(3.008)、(I.01)+(3.009)、(I.01)+(3.010)、(I.01)+(3.011)、(I.01)+(3.012)、(I.01)+(3.013)、(I.01)+(3.014)、(I.01)+(3.015)、(I.01)+(3.016)、(I.01)+(3.017)、(I.01)+(3.018)、(I.01)+(3.019)、(I.01)+(3.020)、(I.01)+(3.021)、(I.01)+(3.022)、(I.01)+(3.023)、(I.01)+(3.024)、(I.01)+(3.025)、(I.01)+(3.026)、(I.01)+(3.027)、(I.01)+(3.028)、(I.01)+(3.029)、(I.01)+(3.030)、(I.01)+(3.031)、(I.01)+(4.001)、(I.01)+(4.002)、(I.01)+(4.003)、(I.01)+(4.004)、(I.01)+(4.005)、(I.01)+(4.006)、(I.01)+(4.007)、(I.01)+(4.008)、(I.01)+(4.009)、(I.01)+(4.010)、(I.01)+(4.011)、(I.01)+(4.012)、(I.01)+(4.013)、(I.01)+(4.014)、(I.01)+(4.015)、(I.01)+(4.016)、(I.01)+(4.017)、(I.01)+(4.018)、(I.01)+(4.019)、(I.01)+(4.020)、(I.01)+(4.021)、(I.01)+(4.022)、(I.01)+(4.023)、(I.01)+(4.024)、(I.01)+(4.025)、(I.01)+(5.001)、(I.01)+(5.002)、(I.01)+(5.003)、(I.01)+(5.004)、(I.01)+(5.005)、(I.01)+(5.006)、(I.01)+(5.007)、(I.01)+(5.008)、(I.01)+(5.009)、(I.01)+(5.010)、(I.01)+(5.011)、(I.01)+(5.012)、(I.01)+(5.013)、(I.01)+(5.014)、(I.01)+(5.015)、(I.01)+(5.016)、(I.01)+(5.017)、(I.01)+(5.018)、(I.01)+(5.019)、(I.01)+(5.020)、(I.01)+(5.021)、(I.01)+(5.022)、(I.01)+(5.023)、(I.01)+(6.001)、(I.01)+(6.002)、(I.01)+(6.003)、(I.01)+(6.004)、(I.01)+(7.001)、(I.01)+(7.002)、(I.01)+(7.003)、(I.01)+(7.004)、(I.01)+(7.005)、(I.01)+(7.006)、(I.01)+(8.001)、(I.01)+(9.001)、(I.01)+(9.002)、(I.01)+(9.003)、(I.01)+(9.004)、(I.01)+(9.005)、(I.01)+(9.006)、(I.01)+(9.007)、(I.01)+(9.008)、(I.01)+(9.009)、(I.01)+(10.001)、(I.01)+(10.002)、(I.01)+(10.003)、(I.01)+(11.001)、(I.01)+(11.002)、(I.01)+(12.001)、(I.01)+(12.002)、(I.01)+(12.003)、(I.01)+(12.004)、(I.01)+(13.001)、(I.01)+(13.002)、(I.01)+(13.003)、(I.01)+(13.004)、(I.01)+(13.005)、(I.01)+(13.006)、(I.01)+(14.001)、(I.01)+(14.002)、(I.01)+(15.001)、(I.01)+(15.002)、(I.01)+(15.003)、(I.01)+(15.004)、(I.01)+(15.005)、(I.01)+(15.006)、(I.01)+(15.007)、(I.01)+(15.008)、(I.01)+(15.009)、(I.01)+(15.010)、(I.01)+(15.011)、(I.01)+(15.012)、(I.01)+(15.013)、(I.01)+(15.014)、(I.01)+(15.015)、(I.01)+(15.016)、(I.01)+(15.017)、(I.01)+(15.018)、(I.01)+(15.019)、(I.01)+(15.020)、(I.01)+(15.021)、(I.01)+(15.022)、(I.01)+(15.023)、(I.01)+(15.024)、(I.01)+(15.025)、(I.01)+(15.026)、(I.01)+(15.027)、(I.01)+(15.028)、(I.01)+(15.029)、(I.01)+(15.030)、(I.01)+(15.031)、(I.01)+(15.032)、(I.01)+(15.033)、(I.01)+(15.034)、(I.01)+(15.035)、(I.01)+(15.036)、(I.01)+(15.037)、(I.01)+(15.038)、(I.01)+(15.039)、(I.01)+(15.040)、(I.01)+(15.041)、(I.01)+(15.042)、(I.01)+(15.043)、(I.01)+(15.044)、(I.01)+(15.045)、(I.01)+(15.046)、(I.01)+(15.047)、(I.01)+(15.048)、(I.01)+(15.049)、(I.01)+(15.050)、(I.01)+(15.051)、(I.01)+(15.052)、(I.01)+(15.053)、(I.01)+(15.054)、(I.01)+(15.055)、(I.01)+(15.056)、(I.01)+(15.057)、(I.01)+(15.058)、(I.01)+(15.059)、(I.01)+(15.060)、(I.01)+(15.061)、(I.01)+(15.062)、(I.01)+(15.063)、(I.01)+(15.064)、(I.01)+(15.065)、(I.01)+(15.066)、(I.01)+(15.067)、(I.01)+(15.068)、(I.01)+(15.069)、(I.01)+(15.070)、(I.01)+(15.071)、(I.01)+(15.072)、(I.01)+(15.073)、(I.01)+(15.074)、(I.01)+(15.075)、(I.0
1)+(15.076)、(I.01)+(15.077)、(I.01)+(15.078)、(I.01)+(15.079)、(I.01)+(15.080)、(I.01)+(15.081)、(I.01)+(15.082)、(I.01)+(15.083)、(I.01)+(15.084)、(I.01)+(15.085)、(I.01)+(15.086)、(I.01)+(15.087)、(I.01)+(15.088)、(I.01)+(15.089)、(I.01)+(15.090)、(I.01)+(15.091)、(I.01)+(15.092)、(I.01)+(15.093)、(I.01)+(15.094)、(I.01)+(15.095)、(I.01)+(15.096)、(I.01)+(15.097)、(I.01)+(15.098)、(I.01)+(15.099)、(I.01)+(15.100)、(I.01)+(15.101)、(I.01)+(15.102)、(I.01)+(15.103)、(I.01)+(15.104)、(I.01)+(15.105)、(I.01)+(15.106)、(I.01)+(15.107)、(I.01)+(15.108)、(I.01)+(15.109)、(I.01)+(15.110)、(I.01)+(15.111)、(I.01)+(15.112)、(I.01)+(15.113)、(I.01)+(15.114)、(I.01)+(15.115)and(I.01)+(15.116)。
さらにまた、好ましい化合物組み合わせは、以下の混合物からなる群(G2)から選択される:
(I.02)+(1.001)、(I.02)+(1.002)、(I.02)+(1.003)、(I.02)+(1.004)、(I.02)+(1.005)、(I.02)+(1.006)、(I.02)+(1.007)、(I.02)+(1.008)、(I.02)+(1.009)、(I.02)+(1.010)、(I.02)+(1.011)、(I.02)+(1.012)、(I.02)+(1.013)、(I.02)+(1.014)、(I.02)+(1.015)、(I.02)+(1.016)、(I.02)+(1.017)、(I.02)+(1.018)、(I.02)+(1.019)、(I.02)+(1.020)、(I.02)+(1.021)、(I.02)+(1.022)、(I.02)+(1.023)、(I.02)+(1.024)、(I.02)+(1.025)、(I.02)+(1.026)、(I.02)+(1.027)、(I.02)+(1.028)、(I.02)+(1.029)、(I.02)+(1.030)、(I.02)+(1.031)、(I.02)+(1.032)、(I.02)+(1.033)、(I.02)+(1.034)、(I.02)+(1.035)、(I.02)+(1.036)、(I.02)+(1.037)、(I.02)+(1.038)、(I.02)+(1.039)、(I.02)+(1.040)、(I.02)+(1.041)、(I.02)+(1.042)、(I.02)+(1.043)、(I.02)+(1.044)、(I.02)+(1.045)、(I.02)+(1.046)、(I.02)+(1.047)、(I.02)+(1.048)、(I.02)+(1.049)、(I.02)+(1.050)、(I.02)+(1.051)、(I.02)+(1.052)、(I.02)+(1.053)、(I.02)+(1.054)、(I.02)+(1.055)、(I.02)+(1.056)、(I.02)+(1.057)、(I.02)+(1.058)、(I.02)+(1.059)、(I.02)+(1.060)、(I.02)+(1.061)、(I.02)+(1.062)、(I.02)+(1.063)、(I.02)+(1.064)、(I.02)+(1.065)、(I.02)+(1.066)、(I.02)+(1.067)、(I.02)+(1.068)、(I.02)+(1.069)、(I.02)+(1.070)、(I.02)+(1.071)、(I.02)+(1.072)、(I.02)+(1.073)、(I.02)+(1.074)、(I.02)+(1.075)、(I.02)+(1.076)、(I.02)+(1.077)、(I.02)+(1.078)、(I.02)+(1.079)、(I.02)+(1.080)、(I.02)+(1.081)、(I.02)+(1.082)、(I.02)+(1.083)、(I.02)+(1.084)、(I.02)+(1.085)、(I.02)+(1.086)、(I.02)+(1.087)、(I.02)+(2.001)、(I.02)+(2.002)、(I.02)+(2.003)、(I.02)+(2.004)、(I.02)+(2.005)、(I.02)+(2.006)、(I.02)+(2.007)、(I.02)+(2.008)、(I.02)+(2.009)、(I.02)+(2.010)、(I.02)+(2.011)、(I.02)+(2.012)、(I.02)+(2.013)、(I.02)+(2.014)、(I.02)+(2.015)、(I.02)+(2.016)、(I.02)+(2.017)、(I.02)+(2.018)、(I.02)+(2.019)、(I.02)+(2.020)、(I.02)+(2.021)、(I.02)+(2.022)、(I.02)+(2.023)、(I.02)+(2.024)、(I.02)+(2.025)、(I.02)+(2.026)、(I.02)+(2.027)、(I.02)+(2.028)、(I.02)+(2.029)、(I.02)+(2.030)、(I.02)+(2.031)、(I.02)+(2.032)、(I.02)+(2.033)、(I.02)+(2.034)、(I.02)+(2.035)、(I.02)+(2.036)、(I.02)+(2.037)、(I.02)+(2.038)、(I.02)+(2.039)、(I.02)+(2.040)、(I.02)+(2.041)、(I.02)+(2.042)、(I.02)+(2.043)、(I.02)+(2.044)、(I.02)+(2.045)、(I.02)+(2.046)、(I.02)+(2.047)、(I.02)+(2.048)、(I.02)+(2.049)、(I.02)+(2.050)、(I.02)+(2.051)、(I.02)+(2.052)、(I.02)+(2.053)、(I.02)+(2.054)、(I.02)+(2.055)、(I.02)+(2.056)、(I.02)+(2.057)、(I.02)+(3.001)、(I.02)+(3.002)、(I.02)+(3.003)、(I.02)+(3.004)、(I.02)+(3.005)、(I.02)+(3.006)、(I.02)+(3.007)、(I.02)+(3.008)、(I.02)+(3.009)、(I.02)+(3.010)、(I.02)+(3.011)、(I.02)+(3.012)、(I.02)+(3.013)、(I.02)+(3.014)、(I.02)+(3.015)、(I.02)+(3.016)、(I.02)+(3.017)、(I.02)+(3.018)、(I.02)+(3.019)、(I.02)+(3.020)、(I.02)+(3.021)、(I.02)+(3.022)、(I.02)+(3.023)、(I.02)+(3.024)、(I.02)+(3.025)、(I.02)+(3.026)、(I.02)+(3.027)、(I.02)+(3.028)、(I.02)+(3.029)、(I.02)+(3.030)、(I.02)+(3.031)、(I.02)+(4.001)、(I.02)+(4.002)、(I.02)+(4.003)、(I.02)+(4.004)、(I.02)+(4.005)、(I.02)+(4.006)、(I.02)+(4.007)、(I.02)+(4.008)、(I.02)+(4.009)、(I.02)+(4.010)、(I.02)+(4.011)、(I.02)+(4.012)、(I.02)+(4.013)、(I.02)+(4.014)、(I.02)+(4.015)、(I.02)+(4.016)、(I.02)+(4.017)、(I.02)+(4.018)、(I.02)+(4.019)、(I.02)+(4.020)、(I.02)+(4.021)、(I.02)+(4.022)、(I.02)+(4.023)、(I.02)+(4.024)、(I.02)+(4.025)、(I.02)+(5.001)、(I.02)+(5.002)、(I.02)+(5.003)、(I.02)+(5.004)、(I.02)+(5.005)、(I.02)+(5.006)、(I.02)+(5.007)、(I.02)+(5.008)、(I.02)+(5.009)、(I.02)+(5.010)、(I.02)+(5.011)、(I.02)+(5.012)、(I.02)+(5.013)、(I.02)+(5.014)、(I.02)+(5.015)、(I.02)+(5.016)、(I.02)+(5.017)、(I.02)+(5.018)、(I.02)+(5.019)、(I.02)+(5.020)、(I.02)+(5.021)、(I.02)+(5.022)、(I.02)+(5.023)、(I.02)+(6.001)、(I.02)+(6.002)、(I.02)+(6.003)、(I.02)+(6.004)、(I.02)+(7.001)、(I.02)+(7.002)、(I.02)+(7.003)、(I.02)+(7.004)、(I.02)+(7.005)、(I.02)+(7.006)、(I.02)+(8.001)、(I.02)+(9.001)、(I.02)+(9.002)、(I.02)+(9.003)、(I.02)+(9.004)、(I.02)+(9.005)、(I.02)+(9.006)、(I.02)+(9.007)、(I.02)+(9.008)、(I.02)+(9.009)、(I.02)+(10.001)、(I.02)+(10.002)、(I.02)+(10.003)、(I.02)+(11.001)、(I.02)+(11.002)、(I.02)+(12.001)、(I.02)+(12.002)、(I.02)+(12.003)、(I.02)+(12.004)、(I.02)+(13.001)、(I.02)+(13.002)、(I.02)+(13.003)、(I.02)+(13.004)、(I.02)+(13.005)、(I.02)+(13.006)、(I.02)+(14.001)、(I.02)+(14.002)、(I.02)+(15.001)、(I.02)+(15.002)、(I.02)+(15.003)、(I.02)+(15.004)、(I.02)+(15.005)、(I.02)+(15.006)、(I.02)+(15.007)、(I.02)+(15.008)、(I.02)+(15.009)、(I.02)+(15.010)、(I.02)+(15.011)、(I.02)+(15.012)、(I.02)+(15.013)、(I.02)+(15.014)、(I.02)+(15.015)、(I.02)+(15.016)、(I.02)+(15.017)、(I.02)+(15.018)、(I.02)+(15.019)、(I.02)+(15.020)、(I.02)+(15.021)、(I.02)+(15.022)、(I.02)+(15.023)、(I.02)+(15.024)、(I.02)+(15.025)、(I.02)+(15.026)、(I.02)+(15.027)、(I.02)+(15.028)、(I.02)+(15.029)、(I.02)+(15.030)、(I.02)+(15.031)、(I.02)+(15.032)、(I.02)+(15.033)、(I.02)+(15.034)、(I.02)+(15.035)、(I.02)+(15.036)、(I.02)+(15.037)、(I.02)+(15.038)、(I.02)+(15.039)、(I.02)+(15.040)、(I.02)+(15.041)、(I.02)+(15.042)、(I.02)+(15.043)、(I.02)+(15.044)、(I.02)+(15.045)、(I.02)+(15.046)、(I.02)+(15.047)、(I.02)+(15.048)、(I.02)+(15.049)、(I.02)+(15.050)、(I.02)+(15.051)、(I.02)+(15.052)、(I.02)+(15.053)、(I.02)+(15.054)、(I.02)+(15.055)、(I.02)+(15.056)、(I.02)+(15.057)、(I.02)+(15.058)、(I.02)+(15.059)、(I.02)+(15.060)、(I.02)+(15.061)、(I.02)+(15.062)、(I.02)+(15.063)、(I.02)+(15.064)、(I.02)+(15.065)、(I.02)+(15.066)、(I.02)+(15.067)、(I.02)+(15.068)、(I.02)+(15.069)、(I.02)+(15.070)、(I.02)+(15.071)、(I.02)+(15.072)、(I.02)+(15.073)、(I.02)+(15.074)、(I.02)+(15.075)、(I.0
2)+(15.076)、(I.02)+(15.077)、(I.02)+(15.078)、(I.02)+(15.079)、(I.02)+(15.080)、(I.02)+(15.081)、(I.02)+(15.082)、(I.02)+(15.083)、(I.02)+(15.084)、(I.02)+(15.085)、(I.02)+(15.086)、(I.02)+(15.087)、(I.02)+(15.088)、(I.02)+(15.089)、(I.02)+(15.090)、(I.02)+(15.091)、(I.02)+(15.092)、(I.02)+(15.093)、(I.02)+(15.094)、(I.02)+(15.095)、(I.02)+(15.096)、(I.02)+(15.097)、(I.02)+(15.098)、(I.02)+(15.099)、(I.02)+(15.100)、(I.02)+(15.101)、(I.02)+(15.102)、(I.02)+(15.103)、(I.02)+(15.104)、(I.02)+(15.105)、(I.02)+(15.106)、(I.02)+(15.107)、(I.02)+(15.108)、(I.02)+(15.109)、(I.02)+(15.110)、(I.02)+(15.111)、(I.02)+(15.112)、(I.02)+(15.113)、(I.02)+(15.114)、(I.02)+(15.115)and(I.02)+(15.116)。
さらに好ましい化合物組み合わせは、群(G1)に属する下記混合物から選択される:
(I.01)+(1.001)、(I.01)+(1.002)、(I.01)+(1.003)、(I.01)+(1.004)、(I.01)+(1.005)、(I.01)+(1.006)、(I.01)+(1.007)、(I.01)+(1.008)、(I.01)+(1.009)、(I.01)+(1.010)、(I.01)+(1.011)、(I.01)+(1.012)、(I.01)+(1.013)、(I.01)+(1.014)、(I.01)+(1.015)、(I.01)+(1.016)、(I.01)+(1.017)、(I.01)+(1.018)、(I.01)+(1.019)、(I.01)+(1.020)、(I.01)+(1.021)、(I.01)+(1.022)、(I.01)+(1.023)、(I.01)+(1.025)、(I.01)+(1.082)、(I.01)+(1.087)、(I.01)+(2.001)、(I.01)+(2.002)、(I.01)+(2.003)、(I.01)+(2.005)、(I.01)+(2.007)、(I.01)+(2.009)、(I.01)+(2.010)、(I.01)+(2.011)、(I.01)+(2.012)、(I.01)+(2.013)、(I.01)+(2.014)、(I.01)+(2.015)、(I.01)+(2.016)、(I.01)+(2.017)、(I.01)+(2.018)、(I.01)+(2.019)、(I.01)+(2.020)、(I.01)+(2.021)、(I.01)+(2.030)、(I.01)+(2.038)、(I.01)+(2.057)、(I.01)+(3.003)、(I.01)+(3.006)、(I.01)+(3.010)、(I.01)+(3.012)、(I.01)+(3.014)、(I.01)+(3.016)、(I.01)+(3.017)、(I.01)+(3.020)、(I.01)+(3.025)、(I.01)+(3.031)、(I.01)+(4.004)、(I.01)+(4.005)、(I.01)+(4.008)、(I.01)+(5.001)、(I.01)+(5.003)、(I.01)+(5.004)、(I.01)+(5.005)、(I.01)+(5.006)、(I.01)+(5.007)、(I.01)+(5.008)、(I.01)+(5.009)、(I.01)+(5.011)、(I.01)+(5.012)、(I.01)+(5.013)、(I.01)+(5.015)、(I.01)+(5.016)、(I.01)+(5.018)、(I.01)+(5.019)、(I.01)+(6.001)、(I.01)+(6.002)、(I.01)+(6.003)、(I.01)+(6.004)、(I.01)+(7.001)、(I.01)+(7.002)、(I.01)+(7.003)、(I.01)+(7.005)、(I.01)+(9.001)、(I.01)+(9.002)、(I.01)+(9.004)、(I.01)+(9.005)、(I.01)+(9.006)、(I.01)+(9.007)、(I.01)+(10.001)、(I.01)+(10.002)、(I.01)+(12.003)、(I.01)+(12.004)、(I.01)+(13.001)、(I.01)+(13.002)、(I.01)+(15.009)、(I.01)+(15.011)、(I.01)+(15.012)、(I.01)+(15.013)、(I.01)+(15.014)、(I.01)+(15.022)、(I.01)+(15.026)、(I.01)+(15.041)、(I.01)+(15.047)、(I.01)+(15.063)。
さらにまた、好ましい化合物組み合わせは、以下の混合物からなる群(G2)から選択される:
(I.02)+(1.001)、(I.02)+(1.002)、(I.02)+(1.003)、(I.02)+(1.004)、(I.02)+(1.005)、(I.02)+(1.006)、(I.02)+(1.007)、(I.02)+(1.008)、(I.02)+(1.009)、(I.02)+(1.010)、(I.02)+(1.011)、(I.02)+(1.012)、(I.02)+(1.013)、(I.02)+(1.014)、(I.02)+(1.015)、(I.02)+(1.016)、(I.02)+(1.017)、(I.02)+(1.018)、(I.02)+(1.019)、(I.02)+(1.020)、(I.02)+(1.021)、(I.02)+(1.022)、(I.02)+(1.023)、(I.02)+(1.025)、(I.02)+(1.082)、(I.02)+(1.087)、(I.02)+(2.001)、(I.02)+(2.002)、(I.02)+(2.003)、(I.02)+(2.005)、(I.02)+(2.007)、(I.02)+(2.009)、(I.02)+(2.010)、(I.02)+(2.011)、(I.02)+(2.012)、(I.02)+(2.013)、(I.02)+(2.014)、(I.02)+(2.015)、(I.02)+(2.016)、(I.02)+(2.017)、(I.02)+(2.018)、(I.02)+(2.019)、(I.02)+(2.020)、(I.02)+(2.021)、(I.02)+(2.030)、(I.02)+(2.038)、(I.02)+(2.057)、(I.02)+(3.003)、(I.02)+(3.006)、(I.02)+(3.010)、(I.02)+(3.012)、(I.02)+(3.014)、(I.02)+(3.016)、(I.02)+(3.017)、(I.02)+(3.020)、(I.02)+(3.025)、(I.02)+(3.031)、(I.02)+(4.004)、(I.02)+(4.005)、(I.02)+(4.008)、(I.02)+(5.001)、(I.02)+(5.003)、(I.02)+(5.004)、(I.02)+(5.005)、(I.02)+(5.006)、(I.02)+(5.007)、(I.02)+(5.008)、(I.02)+(5.009)、(I.02)+(5.011)、(I.02)+(5.012)、(I.02)+(5.013)、(I.02)+(5.015)、(I.02)+(5.016)、(I.02)+(5.018)、(I.02)+(5.019)、(I.02)+(6.001)、(I.02)+(6.002)、(I.02)+(6.003)、(I.02)+(6.004)、(I.02)+(7.001)、(I.02)+(7.002)、(I.02)+(7.003)、(I.02)+(7.005)、(I.02)+(9.001)、(I.02)+(9.002)、(I.02)+(9.004)、(I.02)+(9.005)、(I.02)+(9.006)、(I.02)+(9.007)、(I.02)+(10.001)、(I.02)+(10.002)、(I.02)+(12.003)、(I.02)+(12.004)、(I.02)+(13.001)、(I.02)+(13.002)、(I.02)+(15.009)、(I.02)+(15.011)、(I.02)+(15.012)、(I.02)+(15.013)、(I.02)+(15.014)、(I.02)+(15.022)、(I.02)+(15.026)、(I.02)+(15.041)、(I.02)+(15.047)、(I.02)+(15.063)。
一層さらに好ましい化合物組み合わせは、以下の混合物からなる群(G1-A)から選択される:
(I.01)+(1.002)、(I.01)+(1.004)、(I.01)+(1.005)、(I.01)+(1.006)、(I.01)+(1.012)、(I.01)+(1.013)、(I.01)+(1.017)、(I.01)+(1.018)、(I.01)+(1.020)、(I.01)+(1.021)、(I.01)+(1.082)、(I.01)+(1.087)、(I.01)+(2.001)、(I.01)+(2.002)、(I.01)+(2.003)、(I.01)+(2.005)、(I.01)+(2.007)、(I.01)+(2.010)、(I.01)+(2.011)、(I.01)+(2.012)、(I.01)+(2.013)、(I.01)+(2.014)、(I.01)+(2.015)、(I.01)+(2.016)、(I.01)+(2.017)、(I.01)+(2.018)、(I.01)+(2.019)、(I.01)+(2.038)、(I.01)+(3.003)、(I.01)+(3.012)、(I.01)+(3.016)、(I.01)+(3.017)、(I.01)+(3.020)、(I.01)+(3.025)、(I.01)+(3.031)、(I.01)+(4.004)、(I.01)+(4.008)、(I.01)+(5.005)、(I.01)+(5.006)、(I.01)+(5.007)、(I.01)+(5.008)、(I.01)+(5.009)、(I.01)+(5.011)、(I.01)+(5.012)、(I.01)+(5.013)、(I.01)+(5.018)、(I.01)+(5.019)、(I.01)+(6.002)、(I.01)+(7.005)、(I.01)+(9.001)、(I.01)+(9.002)、(I.01)+(9.004)、(I.01)+(9.005)、(I.01)+(10.001)、(I.01)+(10.002)、(I.01)+(13.001)、(I.01)+(13.002)、(I.01)+(15.012)、(I.01)+(15.022)、(I.01)+(15.041)、(I.01)+(15.047)、(I.01)+(15.063)。
一層さらに好ましい化合物組み合わせは、さらにまた、以下の混合物からなる群(G2-A)から選択される:
(I.02)+(1.002)、(I.02)+(1.004)、(I.02)+(1.005)、(I.02)+(1.006)、(I.02)+(1.012)、(I.02)+(1.013)、(I.02)+(1.017)、(I.02)+(1.018)、(I.02)+(1.020)、(I.02)+(1.021)、(I.02)+(1.082)、(I.01)+(1.087)、(I.02)+(2.001)、(I.02)+(2.002)、(I.02)+(2.003)、(I.02)+(2.005)、(I.02)+(2.007)、(I.02)+(2.010)、(I.02)+(2.011)、(I.02)+(2.012)、(I.02)+(2.013)、(I.02)+(2.014)、(I.02)+(2.015)、(I.02)+(2.016)、(I.02)+(2.017)、(I.02)+(2.018)、(I.02)+(2.019)、(I.02)+(2.038)、(I.02)+(3.003)、(I.02)+(3.012)、(I.02)+(3.016)、(I.02)+(3.017)、(I.02)+(3.020)、(I.02)+(3.025)、(I.02)+(3.031)、(I.02)+(4.004)、(I.02)+(4.008)、(I.02)+(5.005)、(I.02)+(5.006)、(I.02)+(5.007)、(I.02)+(5.008)、(I.02)+(5.009)、(I.02)+(5.011)、(I.02)+(5.012)、(I.02)+(5.013)、(I.02)+(5.018)、(I.02)+(5.019)、(I.02)+(6.002)、(I.02)+(7.005)、(I.02)+(9.001)、(I.02)+(9.002)、(I.02)+(9.004)、(I.02)+(9.005)、(I.02)+(10.001)、(I.02)+(10.002)、(I.02)+(13.001)、(I.02)+(13.002)、(I.02)+(15.012)、(I.02)+(15.022)、(I.02)+(15.041)、(I.02)+(15.047)、(I.02)+(15.063)。
最も好ましい化合物組合せは、群(G2-A)に属する混合物から選択される。
一層さらに好ましい別の実施形態では、少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記薬剤は、(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.017)オキシン銅及び(5.019)硫黄及び硫黄剤(例えば、多硫化カルシウム)からなる群から選択される。
実施例に見られるように、上記群から選択される活性剤は、脂肪酸又はその塩若しくは誘導体(特に、本明細書中で定義されている脂肪酸のカリウム塩)と一緒に施用された場合、優れた病原体防除を提供する。記載されている全ての銅塩の作用機序は同じであるので、観察された有益な効果はいずれの銅塩にも及ぶと予期される。同様のことは、多硫化物などの特定の塩を包含するいくつかの異なる硫黄剤中に存在し得る硫黄にも当てはまる。これらの薬剤は、好ましくは、茎葉処理として施用される。
別の実施形態では、少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す薬剤は、生物的防除剤である。
本明細書中で使用される場合、用語「生物的防除(biological control)」は、生物的防除剤を使用又は利用することによる、植物病原性菌類及び/又は昆虫類及び/又はダニ類及び/又は線虫類などの有害な生物の防除として定義される。
本明細書中で使用される場合、用語「生物的防除剤(biological control agent)」は、生物的防除を目的とする、有害な生物以外の生物及び/又はそのような生物によって産生されるタンパク質若しくは二次代謝産物であると定義される。第2の生物の突然変異体は、該生物的防除剤の定義の範囲内に包含される。用語「突然変異体(mutant)」は、親株の変異株、及び、その殺有害生物活性が親株によって発現される殺有害生物活性よりも大きい突然変異体又は変異株を得るための方法を意味する。「親株」は、本明細書中では、突然変異誘発以前の原株として定義される。そのような突然変異体を得るために、親株を、化学物質(例えば、N-メチル-N’-ニトロ-N-ニトロソグアニジン、エチルメタンスルホン)で処理することができるか、又は、ガンマ線、X線若しくは紫外線を照射することによって処理することができるか、又は、当業者にはよく知られている別の方法で処理することができる。生物的防除の既知機序としては、根の表面上の領域に関して菌類と競合することによって根腐れを防除する腸内細菌などがある。病原体を防除するために、抗生物質などの細菌毒素が使用されてきた。そのような毒素は、単離することが可能であり、そして、植物に直接施用することが可能である。又は、そのような細菌種を投与して、それらがその場で毒素を産生するようにすることができる。
「変異株」は、本明細書中に示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号の全ての識別特性を有していて且つ高ストリンジェンシー条件下で該NRRL受託番号又は該ATCC受託番号のゲノムとハイブリダイズするゲノムを有しているものとして識別し得る株である。
「ハイブリダイゼーション」は、1以上のポリヌクレオチドが反応して、ヌクレオチド残基の塩基の間の水素結合によって安定化されている複合体を形成するような、反応を意味する。該水素結合は、ワトソン-クリック塩基対によって、又は、フーグスティーン結合によって、又は、任意の別の配列特異的方法によって、生じ得る。該複合体は、二重鎖構造を形成する二本の鎖、多重鎖複合体を形成する3本以上の鎖、自己ハイブリダイズする1本の鎖又はそれらの任意の組合せを含み得る。ハイブリダイゼーション反応は、種々の「ストリンジェンシー」条件下で実施することができる。一般に、低ストリンジェンシーハイブリダイゼーション反応は、10×SSCの中で約40℃で実施するか、又は、等価なイオン強度/温度の溶液の中で実施する。中ストリンジェンシーハイブリダイゼーションは、典型的には、6×SSCの中で約50℃で実施し、及び、高ストリンジェンシーハイブリダイゼーション反応は、一般に、1×SSCの中で約60℃で実施する。
示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号の変異株は、示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号のゲノムと85%を超える配列同一性(さらに好ましくは、90%を超える配列同一性、さらに好ましくは、95%を超える配列同一性)であるゲノム配列を有する株であると定義することもできる。ポリヌクレオチド又はポリヌクレオチド領域(又は、ポリペプチド又はポリペプチド領域)は、別の配列に対して特定の割合(%)(例えば、80%、85%、90%、又は、95%)の「配列同一性」を有しており、このことは、アラインメントさせたときに、塩基(又は、アミノ酸)のその割合(%)がその2つの配列を比較して同一であることを意味する。このアラインメント及び相同性(%)又は配列同一性(%)は、当技術分野で知られているソフトウェアプログラム〔例えば、「Current Protocols in Molecular Biology (F.M.Ausubel et al., eds., 1987)」に記載されているソフトウェアプログラム〕を用いて求めることができる。
NRRLは、「Agricultural Research Service Culture Collection」の略称であって、これは、特許手続きを目的とした微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約のもとで微生物株を寄託するための公的な国際寄託機関であり、「National Center for Agricultural Utilization Research, Agricultural Research service, U.S. Department of Agriculture, 1815 North university Street, Peroira, Illinois 61604 USA」に住所を有している。
ATCCは、「American Type Culture Collection」の略称であって、これは、特許手続きを目的とした微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約のもとで微生物株を寄託するための公的な国際寄託機関であり、「ATCC Patent Depository, 10801 University Blvd., Manassas, VA 10110 USA」に住所を有している。
該生物的防除剤は、殺細菌活性剤であり得る。そのような殺細菌活性生物的防除剤は、以下のものを包含する:
(A1)細菌類、例えば、(A1.1)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE OPTI」又は「SERENADE ASO」として入手可能、NRRL受託番号B21661、米国特許第6,060,051号);(A1.2)バチルス属種(Bacillus sp.)、特に、株D747(「Kumiai Chemical Industry Co., Ltd.」から「DOUBLE NICKEL(登録商標)」として入手可能)、受託番号FERM BP-8234、米国特許第7,094,592号;(A1.3)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株BU F-33、NRRL受託番号50185(「BASF」から「CARTISSA(登録商標)」製品の一部として入手可能、EPA登録番号71840-19);(A1.4)バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24、受託番号DSM10271(「Novozymes」から「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5));(A1.5)パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.) 受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129を有する株、WO 2016/154297;(A1.6)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814(「BASF SE」から「VELONDIS(登録商標) EXTRA」として入手可能);(A1.7)バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B(受託番号NCAIM(P)B001389)(WO2013/034938)、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(A1.8)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(A1.9)パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特に、株AC-1(例えば、「Green Biotech Company Ltd.」製の「TOPSEED(登録商標)」);(A1.10)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(A1.11)パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、特に、株E325(受託番号NRRL B-21856)(「Northwest Agri Products」から「BLOOMTIME BIOLOGICAL(商標) FD BIOPESTICIDE」として入手可能);及び、
(A2)真菌類、例えば、(A2.1)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)株DSM14940、株DSM14941又は株DSM14940と株DSM14941の混合物(例えば、「bio-ferm, CH」製の「BOTECTOR(登録商標)」及び「BLOSSOM PROTECT(登録商標)」);(A2.2)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(「Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem」によってWO2011/151819に開示されている);(A2.3)サッカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)、特に、株CNCM No.I-3936、CNCM No.I-3937、CNCM No.I-3938又はCNCM No.I-3939(WO2010/086790)、「Lesaffre et Compagnie, FR」製。
該生物的防除剤は、殺真菌活性剤であり得るか又は卵菌に対して活性を示す薬剤であり得る。そのような生物的防除剤は、以下のものを包含する:
(B1)細菌類、例えば、(B1.1)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE OPTI」又は「SERENADE ASO」として入手可能、NRRL受託番号B21661、米国特許第6,060,051号に記載されている);(B1.2)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(「Bayer CropScience LP, US」から「SONATA(登録商標)」として入手可能、受託番号NRRL B-30087、米国特許第6,245,551号に記載されている);(B1.3)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株GB34(「Bayer AG, DE」から「Yield Shield(登録商標)」として入手可能);(B1.4)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株BU F-33(NRRL受託番号50185(「BASF」から「CARTISSA」製品の一部として入手可能、EPA登録番号71840-19));(B1.5)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特に、株D747(「Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. Certis, US」から「Double Nickel(商標)」として入手可能、受託番号FERM BP-8234、米国特許第7,094,592号に開示されている);(B1.6)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)Y1336(「Bion-Tech, Taiwan」から「BIOBAC(登録商標) WP」として入手可能、台湾において登録番号4764、5454、5096及び5277の下で生物的殺菌剤として登録されている);(B1.7)バチルス・アミロリクエファシエンス・スブチリス(Bacillus amyloliquefaciens subtilis)株MBI600(「BASF SE」から「SUBTILEX」として入手可能)、受託番号NRRL B-50595、米国特許第5,061,495号;(B1.8)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株GB03(「Bayer AG, DE」から「Kodiak(登録商標)」として入手可能);(B1.9)バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24、受託番号DSM10271(「Novozymes」から「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5))(「Novozymes Biologicals Inc., Salem, Virginia」又は「Syngenta Crop Protection, LLC, Greensboro, North Carolina」から殺菌剤「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5);(B1.10)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、分離株J、受託番号B-30890(「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)から「BMJ TGAI(登録商標) WG」及び「LifeGard(商標)」として入手可能)(「Certis USA」から「BmJ TGAI or WG」として入手可能);(B1.11)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、特に、株SB3086、受託番号ATCC55406、WO2003/000051(「Novozymes」から「ECOGUARD(登録商標) Biofungicide」及び「GREEN RELEAF(商標)」として入手可能)(「Novozymes」から「EcoGuard (商標) Biofungicide」及び「Green Releaf」として入手可能);(B1.12)パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.) 受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129を有する株、国際特許公開第WO2016/154297に記載されている;(B1.13)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814、(「BASF SE」から「VELONDIS(登録商標) PLUS」、「VELONDIS(登録商標) FLEX」及び「VELONDIS(登録商標) EXTRA」として入手可能);(B1.14)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(B1.15)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株F727(株MBI110としても知られている)(NRRL受託番号B-50768;WO2014/028521)(「Marrone Bio Innovations」製の「STARGUS(登録商標)」);(B1.16)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株FZB42、受託番号DSM23117(「ABiTEP, DE」から「RHIZOVITAL(登録商標)」として入手可能);(B1.17)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001及びバチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002(「FMC Corporation」製の「QUARTZO(登録商標)(WG)」及び「PRESENCE(登録商標)(WP)」);(B1.18)バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B(受託番号NCAIM(P)B001389)(WO2013/034938)、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(B1.19)パエニバチルス・ポリミキサ ssp. プランタルム(Paenibacillus polymyxa ssp. plantarum)(WO2016/020371)、「BASF SE」製;(B1.20)パエニバチルス・エピフィチクス(Paenibacillus epiphyticus)(WO2016/020371)、「BASF SE」製;(B.1.21)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)株AFS009、受託番号NRRL B-50897、WO2017/019448(例えば、「AgBiome Innovations, US」製の「HOWLER(商標)」及び「ZIO(登録商標)」);(B1.22)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、特に、株MA342(例えば、「Bioagri and Koppert」による「CEDOMON(登録商標)」、「CERALL(登録商標)」及び「CEDRESS(登録商標)」);(B1.23)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)株WYEC108(ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)株WYCD108USとしても知られている)(「Novozymes」製の「ACTINO-IRON(登録商標)」及び「ACTINOVATE(登録商標)」);(B1.24)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K84(例えば、「AgBioChem, CA」製の「GALLTROL-A(登録商標)」);(B1.25)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K1026(例えば、「BASF SE」製の「NOGALLTM」);(B1.26)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)KTSB株(「Donaghys」製の「FOLIACTIVE(登録商標)」);(B1.27)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)IAB/BS03(「STK Bio-Ag Technologies」製の「AVIV(商標)」);(B1.28)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株Y1336(「Bion-Tech, Taiwan」から「BIOBAC(登録商標) WP」として入手可能、台湾において登録番号4764、5454、5096及び5277の下で生物的殺菌剤として登録されている);(B1.29)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)分離株B246(例えば、「University of Pretoria」製の「AVOGREEN(商標)」);(B1.30)バチルス・メチロトロフィクス(Bacillus methylotrophicus)株BAC-9912(「Chinese Academy of Sciences’ Institute of Applied Ecology」製);(B1.31)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(B1.32)ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis)株K61(ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株K61としても知られている)(受託番号DSM7206)(「Verdera」製の「MYCOSTOP(登録商標)」;「BioWorks」製の「PREFENCE(登録商標)」;cf. Crop Protection 2006,25,468-475);(B1.33)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)株A506(例えば、「NuFarm」による「BLIGHTBAN(登録商標) A506」);及び、
(B2)真菌類、例えば:(B2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8(受託番号DSM-9660;例えば、「Bayer CropScience Biologics GmbH」製の「Contans(登録商標)」);(B2.2)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)株V117b;(B2.3)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237(例えば、「Agrauxine, FR」製の「Esquive(登録商標) WP」);(B2.4)グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(別名:クロノスタキス・ロセア f. カテヌラテ(Clonostachys rosea f. catenulate))株J1446(例えば、「Lallemand」による「Prestop(登録商標)」);(B2.5)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35(Pietr et al., 1993, Zesz. Nauk. A R w Szczecinie 161: 125-137);(B2.6)メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;(B2.7)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)(クロノスタキス・ロセア f. ロセア(Clonostachys rosea f. rosea)としても知られている)、特に、「Adjuvants Plus」製の株321U、「Xue(Efficacy of Clonostachys rosea strain ACM941 and fungicide seed treatments for controlling the root tot complex of field pea, Can Jour Plant Sci 83(3): 519-524)」に開示されている株ACM941、株IK726(Jensen DF, et al. Development of a biocontrol agent for plant disease control with special emphasis on the near commercial fungal antagonist Clonostachys rosea strain ‘IK726’; Australas Plant Pathol. 2007;36:95-101);(B2.8)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株SKT-1、受託番号FERM P-16510(例えば、「Kumiai Chemical Industry」製の「ECO-HOPE(登録商標)」); トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)T34(「Biobest Group NV」製の「ASPERELLO(登録商標)」及び「Biocontrol Technologies S.L., ES」製の「T34 BIOCONTROL(登録商標)」);(B2.9)トリコデルマ・アスペレロイデス(Trichoderma asperelloides)JM41R(受託番号NRRL B-50759)(「BASF SE)製の「TRICHO PLUS(登録商標)」);(B2.10)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012(Isagro); トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1、受託番号CBS122089、WO2009/116106及び米国特許第8,431,120号(Bi-PA製)、株77B(「Andermatt Biocontrol」製のT77)、株LU132(例えば、「Agrimm Technologies Limited」製の「Sentinel」)、受託番号NMI V08/002387を有する株、受託番号NMI V08/002388を有する株、受託番号NMI V08/002389を有する株、受託番号NMI V08/002390を有する株、受託番号ATCC20476(IMI206040)を有する株、株SKT-1、受託番号FERM P-16510、日本特許公開(公開)11-253151A、株SKT-2、受託番号FERM P-16511、JP日本特許公開(公開)11-253151A、株SKT-3、受託番号FERM P-17021、JP日本特許公開(公開)11-253151A;(B2.11)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22(例えば、「Andermatt Biocontrol or Koppert」製の「Trianum-P」)、株DB103(「Dagutat Biolab」による「T-GRO(登録商標) 7456」として入手可能);(B2.12)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)としても知られている)、特に、株GL-21(例えば、「Certis, US」による「SoilGard」);(B2.13)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株Cepa Simb-T5(「Simbiose Agro」製);(B2.14)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)株NRRL21882(「Syngenta/ChemChina」製の「AFLA-GUARD(登録商標)」として知られている製品);(B2.15)カエトミヌム・クプレウム(Chaetomium cupreum)(受託番号CABI353812)(例えば、「AgriLife」による「BIOKUPRUM(商標)」);(B2.16)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea);(B2.17)サッカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)株LASO2(「Agro-Levures et Derives」製)、株LAS117 cell walls(「Lesaffre」製の「CEREVISANE(登録商標)」;「BASF SE」製の「ROMEO(登録商標)」)、「Lesaffre et Compagnie, FR」製の株CNCM No.I-3936、CNCM No.I-3937、CNCM No.I-3938、CNCM No.I-3939(WO2010/086790);(B2.18)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株G-41〔以前は、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)として知られていた〕(受託番号ATCC20906)(例えば、「BioWorks, US」製の「ROOTSHIELD(登録商標) PLUS WP」及び「TURFSHIELD(登録商標) PLUS WP」);(B2.19)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)株321U、受託番号ATCC10406、「W.F. Stoneman Company LLC」製;(B2.20)トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)、受託番号ATCC28012;(B2.21)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株TH35(例えば、「Mycontrol」による「ROOT-PRO(登録商標)」);(B2.22)アンペロミセス・クイスクアリス(Ampelomyces quisqualis)株AQ10、受託番号CNCM I-807(例えば、「IntrachemBio Italia」による「AQ 10(登録商標)」);(B2.23)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans) 受託番号DSM14940を有する株、受託番号DSM14941を有する株;(B2.24)クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)株H39、受託番号CBS122244、US2010/0291039(「Stichting Dienst Landbouwkundig Onderzoek」による);(B2.25)レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(以前は、レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)及びベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)として知られていた)株KV01(例えば、「Koppert BV, Netherlands/Arysta」による「VERTALEC(登録商標)」);(B2.26)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum);(B2.27)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)株WRL-076、受託番号NRRL Y-30842、米国特許第7,579,183号;(B2.28)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd(例えば、「Andermatt Biocontrol」製の「T-Gro」);(B2.29)トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)株IMI206039、受託番号IMI206039(例えば、「BINAB Bio-Innovation AB, Sweden」による「BINAB(登録商標) TF WP」);(B2.30)トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)、受託番号Ts3550(例えば、「CEPLAC, Brazil」による「TRICOVAB(登録商標)」);(B2.31)ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)株U3、受託番号NM99/06216(例えば、「Botry-Zen Ltd, New Zealand」による「BOTRY-ZEN(登録商標)」及び「BioWorks, Inc.」製の「BOTRYSTOP(登録商標)」);(B2.32)ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))、受託番号WCS850、寄託先:「Central Bureau for Fungi Cultures」(例えば、「Tree Care Innovations」による「DUTCH TRIG(登録商標)」);(B2.33)ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium);(B2.34)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012(トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)ICC012としても知られている)の混合物、受託番号CABI CC IMI392716;(B2.35)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(以前は、トリコデルマ・ビリデ(T.viride))株ICC080、受託番号IMI392151(例えば、「Isagro USA, Inc.」製の「BIO-TAM(商標)」及び「Agrobiosol de Mexico, S.A. de C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」);(B2.36)フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantea)株VRA1992(「Danstar Ferment」製の「ROTSTOP(登録商標) C」);(B2.37)ペニシリウム・ステキイ(Penicillium steckii)(DSM27859; WO2015/067800) 「BASF SE」製;(B2.38)カエトミウム・グロボスム(Ch
aetomium globosum)(「Rivale」による「RIVADIOM(登録商標)」として入手可能);(B2.39)クリプトコッカス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、株3C(NRRL Y-50378);(B2.40)ダクチラリア・カンジダ(Dactylaria candida);(B2.41)ジロホスホラ・アロペクリ(Dilophosphora alopecuri)(「TWIST FUNGUS(登録商標)」として入手可能);(B2.42)フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、株Fo47(「Natural Plant Protection」による「FUSACLEAN(登録商標)」として入手可能);(B2.43)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)として知られていた)株KV01(「Koppert/Arysta」による「VERTALEC(登録商標)」として入手可能);(B2.44)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum);(B2.45)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)、株WRL-076(NRRL Y-30842);(B2.46)プセウドジマ・フロキュロサ(Pseudozyma flocculosa)、株PF-A22UL(「Plant Products Co., CA」による「SPORODEX(登録商標) L」として入手可能);(B2.47)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(以前は、トリコデルマ・ビリデ(T.viride))、株ICC080(IMI CC 392151 CABI)(「AGROBIOSOL DE MEXICO, S.A. DE C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」として入手可能);トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)、株IMI206039(「BINAB Bio-Innovation AB, Sweden」による「BINAB TF(登録商標) WP」として入手可能);トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)(「Ceplac, Brazil」による「TRICOVAB(登録商標)」として入手可能);ツカムレラ・パウロメタボラ(Tsukamurella paurometabola)、株C-924(「Gavac?」による「HEBERNEM(登録商標)」として入手可能);ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)、特に、株HRU3(「Botry-Zen Ltd, NZ」による「BOTRY-ZEN(登録商標)」として入手可能);ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))、株WCS850(CBS27692);トリコデルマ・フェルチレ(Trichoderma fertile)(例えば、「BASF」製の製品「TrichoPlus」);ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)、特に、株A3-5(受託番号NRRL30548);トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012とトリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)株ICC080の混合物(例えば、「Isagro USA, Inc.」製の「BIO-TAM(商標)」及び「Agrobiosol de Mexico, S.A. de C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」);シムプリシリウム・ラノソニベウム(Simplicillium lanosoniveum)。
該生物的防除剤は、植物成長促進剤であることができる。そのような植物成長促進剤は、以下のものを包含する:
(E1)以下のものから選択される細菌類:(E1.1)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(受託番号NRRL No.B-30087)又は株GB34(例えば、「Bayer Crop Science, DE」製の「YIELD SHIELD(登録商標)」);(E1.2)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(NRRL受託番号B-21661、米国特許第6,060,051号に記載されている;「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE(登録商標) OPTI」又は「SERENADE(登録商標) ASO」として入手可能)、株AQ30002(受託番号NRRL B-50421、米国特許出願第13/330,576号に記載されている)、株AQ30004(NRRL B-50455、米国特許出願第13/330,576号に記載されている)、株MBI600(例えば、「BASF SE」製の「SUBTILEX(登録商標)」);(E1.3)シノリゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1(「Bayer CropScience」製の「NITRAGIN(登録商標) GOLD」);(E1.4)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814、(「BASF SE」から「TEQUALIS(登録商標)」として入手可能);(E1.5)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)rm303(「Biofilm Crop Protection」製の「RHIZOMAX(登録商標)」);(E1.6)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens) 株pm414(「Biofilm Crop Protection」製の「LOLI-PEPTA(登録商標)」)、株SB3281(ATCC # PTA-7542;WO2017/205258)、株TJ1000(「Novozymes」から「QUIKROOTS(登録商標)」として入手可能)、株IN937a、株FZB42(例えば、「ABiTEP, DE」製の「RHIZOVITAL(登録商標)」)、株BS27(受託番号NRRL B-5015);(E1.7)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides) 株BT155(NRRL No.B-50921)、株EE118(NRRL No.B-50918)、株EE141(NRRL No.B-50916)、株BT46-3(NRRL No.B-50922);(E1.8)バチルス・セレウス(Bacillus cereus)ファミリーメンバーEE128(NRRL No.B-50917)又はファミリーメンバーEE349(NRRL No.B-50928);(E1.9)バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)BT013A(NRRL No.B-50924)〔バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)4Q7としても知られている〕;(E1.10)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特に、株CNMC I-1582(例えば、「BASF SE」製の「VOTIVO(登録商標)」);(E1.11)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001とバチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002の混合物(「FMC Corporation」から「QUARTZO(登録商標)(WG)」、「PRESENCE(登録商標)(WP)」として入手可能);(E1.12)バチルス・セレウス(Bacillus cereus)、特に、株BP01(ATCC55675;例えば、「Arysta Lifescience, US」製の「MEPICHLOR(登録商標)」);(E1.13)ブラジリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(例えば、「Novozymes」製の「OPTIMIZE(登録商標)」);(E1.14)メソリゾビウム・シセル(Mesorhizobium cicer)(例えば、「BASF SE」製の「NODULATOR」);(E1.15)リゾビウム・レグミノサリウム・ビオバル・ビシアエ(Rhizobium leguminosarium biovar viciae)(例えば、「BASF SE」製の「NODULATOR」);(E1.16)デルフィチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、特に、株RAY209(例えば、「Brett Young Seeds」製の「BIOBOOST(登録商標)」);(E1.17)ラクトバチルス属種(Lactobacillus sp.)(例えば、「LactoPAFI」製の「LACTOPLANT(登録商標)」);(E1.18)パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特に、株AC-1(例えば、「Green Biotech Company Ltd.」製の「TOPSEED(登録商標)」);(E1.19)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(E1.20)アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense)(例えば、「KALO, Inc.」製の「VIGOR(登録商標)」);(E1.21)アゾスピリルム・リポフェルム(Azospirillum lipoferum)(例えば、「TerraMax, Inc.」製の「VERTEX-IF(商標)」);(E1.22)アゾトバクテル・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)とクロストリジウム・パステウリアヌム(Clostridium pasteurianum)の混合物(「Agrinos」から「INVIGORATE(登録商標)」として入手可能);(E1.23)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、特に、株PN1;(E1.24)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum)、特に、bv.ビセアエ(bv. viceae) 株Z25(受託番号CECT4585);(E1.25)アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、特に、株ZB-SK-5;(E1.26)アゾトバクテル・クロオコクム(Azotobacter chroococcum)、特に、株H23;(E1.27)アゾトバクテル・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)、特に、株ATCC12837;(E1.28)バチルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、特に、株KCTC13613T;(E1.29)バチルス・テクイレンシス(Bacillus tequilensis)、特に、株NII-0943;(E1.30)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、特に、株SRM(受託番号MTCC8708);(E1.31)チオバチルス属種(Thiobacillus sp.)(例えば、「Cropaid Ltd UK」製の「CROPAID(登録商標)」);及び、
(E2)以下のものから選択される真菌類:(E2.1)プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)(以前は、パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)として知られていた)株251(AGAL89/030550;例えば、「Bayer CropScience Biologics GmbH」製の「BioAct」);(E2.2)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348(例えば、「Acceleron BioAg」製の「JumpStart(登録商標)」);(E2.3)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b;(E2.4)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride) 株CNCM I-1237(例えば、「Agrauxine, FR」製の「Esquive(登録商標) WP」);(E2.5)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、例えば、株B35(Pietr et al., 1993, Zesz. Nauk. A R w Szczecinie 161: 125-137);(E2.6)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LC52(トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LU132としても知られている;例えば、「Agrimm Technologies Limited」製の「Sentinel」);(E2.7)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1、国際出願第PCT/IT2008/000196に記載されている);(E2.8)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd(例えば、「Andermatt Biocontrol」製の「T-Gro」);(E2.9)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株Eco-T(Plant Health Products, ZA);(E2.10)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22(例えば、「Andermatt Biocontrol or Koppert」製の「Trianum-P」);(E2.11)ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)株AARC-0255(例えば、「Valent Biosciences」製の「DiTera(商標)」);(E2.12)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC20851;(E2.13)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)株M1(ATCC38472;例えば、「Bioprepraty, CZ」製の「Polyversum」);(E2.14)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株GL-21(例えば、「Certis, USA」製の「SoilGard(登録商標)」);(E2.15)ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))株WCS850(CBS276.92;例えば、「Tree Care Innovations」製の「Dutch Trig」);(E2.16)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特に、株no.V08/002387、株no.NMI No.V08/002388、株no.NMI No.V08/002389、株no.NMI No.V08/002390;(E2.17)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株ITEM908、株TSTh20、株1295-22;(E2.18)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)株DV74;(E2.19)リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco-Sol」に含まれている);(E2.20)リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco-Sol」に含まれている);(E2.21)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(E2.22)グロムス・アグレガツム(Glomus aggregatum);(E2.23)グロムス・クラルム(Glomus clarum);(E2.24)グロムス・デセルチコラ(Glomus deserticola);(E2.25)グロムス・エツニカツム(Glomus etunicatum);(E2.26)グロムス・イントララジセス(Glomus intraradices);(E2.27)グロムス・モノスポルム(Glomus monosporum);(E2.28)グロムス・モセアエ(Glomus mosseae);(E2.29)ラカリア・ビコロル(Laccaria bicolor);(E2.30)リゾポゴン・ルテオルス(Rhizopogon luteolus);(E2.31)リゾポゴン・チンクトルス(Rhizopogon tinctorus);(E2.32)リゾポゴン・ビロスルス(Rhizopogon villosulus);(E2.33)スクレロデルマ・セパ(Scleroderma cepa);(E2.34)スイルス・グラヌラツス(Suillus granulatus);(E2.35)スイルス・プンクタタピエス(Suillus punctatapies);(E2.36)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株GI-3;(E2.37)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(例えば、「Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem」製)。
植物成長促進性防除剤としては、以下のものも包含する:
(F)植物又は植物の部分又は植物の器官に対して「接種源」として加えることができて、そして、それらの特定の特性によって植物の成長及び植物の健康を増進する細菌類及び菌類。その例は、以下のものである:アグロバクテリウム属種(Agrobacterium spp.)、アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、アゾスピリルム属種(Azospirillum spp.)、アゾトバクテル属種(Azotobacter spp.)、ブラジリゾビウム属種(Bradyrhizobium spp.)、ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、特に、ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(以前は、プセウドモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)として知られていた)、ギガスポラ属種(Gigaspora spp.)又はギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum)、グロムス属種(Glomus spp.)、ラッカリア属種(Laccaria spp.)、ラクトバチルス・ブクネリ(Lactobacillus buchneri)、パラグロムス属種(Paraglomus spp.)、ピソリツス・チンクトルス(Pisolithus tinctorus)、プセウドモナス属種(Pseudomonas spp.)、リゾビウム属種(Rhizobium spp.)、特に、リゾビウム・トリホリイ(Rhizobium trifolii)、リゾポゴン属種(Rhizopogon spp.)、スクレロデルマ属種(Scleroderma spp.)、スイルス属種(Suillus spp.)、及び、ストレプトミセス属種(Streptomyces spp.);及び、
(G)生物的防除剤として使用することが可能な、植物抽出物及び微生物によって形成される生成物(これは、タンパク質及び二次代謝産物を包含する)、例えば、ニンニク(Allium sativum)、ニガヨモギ(Artemisia absinthium)、アザジラクチン(azadirachtin)、Biokeeper WP、カッシア・ニグリカンス(Cassia nigricans)、セラストルス・アングラツス(Celastrus angulatus)、アメリカアリタソウ(Chenopodium anthelminticum)、キチン、Armour-Zen、セイヨウオシダ(Dryopteris filix-mas)、スギナ(Equisetum arvense)、Fortune Aza、Fungastop、Heads Up(キノア(Chenopodium quinoa)サポニン抽出物)、除虫菊(Pyrethrum/Pyrethrins)、スリナムニガキ(Quassia amara)、コナラ属(Quercus)、キラヤ属(Quillaja)、Regalia、「Requiem(商標) Insecticide」、ロテノン、リアニア/リアノジン、ヒレハリソウ(Symphytum officinale)、ヨモギギク(Tanacetum vulgare)、チモール、Triact 70、TriCon、キンレンカ(Tropaeulum majus)、セイヨウイラクサ(Urtica dioica)、Veratrin、セイヨウヤドリギ(Viscum album)、アブラナ科(Brassicaceae)抽出物、特に、ナタネ粉末又はカラシナ粉末。
好ましくは、該生物的防除剤は、以下のものから選択される:
バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713;パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株BU F-33; バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814;バチルス属種(Bacillus sp.)D747;バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24;バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B;バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808;コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8;タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)株V117b;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237;グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446;トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35;メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)株321U、株ACM941、株IK726;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株SKT-1;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)T34;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株T34;トリコデルマ・アスペレロイデス(Trichoderma asperelloides)JM41R;シノルヒゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1;プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)株251;ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii);株ATCC22348;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LC52;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株Eco-T;トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22;ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)株AARC-0255;ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC ATCC20851。
さらに好ましくは、該生物的防除剤は、以下のものから選択される:バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713;パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.) 受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129を有する株;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808;コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237;グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446;トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35;メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;シノルヒゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1;プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)株251;ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC 22348。
従って、好ましい組み合わせは、以下のものを含んでいる:
(I.01)+バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713、(I.01)+パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-50972を有する株、(I.01)+パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-67129を有する株、(I.01)+バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808、(I.01)+コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8、(I.01)+トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237、(I.01)+グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446、(I.01)+トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35、(I.01)+メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752、(I.01)+シノルヒゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1、(I.01)+プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)株251、(I.01)+ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC 22348。
代替え的に好ましい組合せは、以下のものを含んでいる:
(I.02)+バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713、(I.02)+パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-50972を有する株、(I.02)+パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-67129を有する株、(I.02)+バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808、(I.02)+コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8、(I.02)+トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237、(I.02)+グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446、(I.02)+トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35、(I.02)+メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752、(I.02)+シノルヒゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1、(I.02)+プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)株251、(I.02)+ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC 22348。
I.02を含んでいる組み合わせが、最も好ましい。
本発明によれば、表現「組み合わせ」は、例えば、単独の「レディーミックス」形態における、及び、単独の活性化合物の別々の製剤で構成される組み合わされた散布混合物(例えば、「タンクミックス」)における、及び、順次的な方法で(即ち、数時間又は数日間などの適度に短い期間内で順次的に)施用された場合の単独の活性成分の組み合わされた使用における、化合物(A)と化合物(B)のさまざまな組合せを意味する。好ましくは、化合物(A)と化合物(B)を施用する順番は、本発明を実施する上で重要ではない。
本発明による組み合わせにおいて、化合物(A)及び(B)は、A:Bの広範囲の有効重量比で存在することが可能であり、例えば、5000:1~1:5000の範囲内の重量比で、好ましくは、1000:1~1:1000の重量比で、さらに好ましくは、500:1~1:500の重量比で、そして、最も好ましくは、100:1~1:100の重量比で、存在することができる。
本発明に従って使用することが可能なA:Bのさらなる比率は、以下のとおりである:95:1~1:95、90:1~1:90、85:1~1:85、80:1~1:80、75:1~1:75、70:1~1:70、65:1~1:65、60:1~1:60、55:1~1:55、50:1~1:50、45:1~1:45、40:1~1:40、35:1~1:35、30:1~1:30、25:1~1:25、20:1~1:20、15:1~1:15、10:1~1:10、5:1~1:5、4:1~1:4、3:1~1:3、2:1~1:2。
本発明に従って使用することが可能なA:Bのさらなる比率は、以下のとおりである:1000:1~1:1、500:1~1:1、250:1~1:1、100:1~1:1、95:1~1:1、90:1~1:1、85:1~1:1、80:1~1:1、75:1~1:1、70:1~1:1、65:1~1:1、60:1~1:1、55:1~1:1、50:1~1:1、45:1~1:1、40:1~1:1、35:1~1:1、30:1~1:1、25:1~1:1、20:1~1:1、15:1~1:1、10:1~1:1、5:1~1:1、4:1~1:1、3:1~1:1、2:1~1:1。
Bが銅塩(例えば、限定するものではないが、水酸化銅)である場合、好ましい比率の範囲は、500:1~1:1であり、さらに好ましくは、250:1~1:1であり、一層さらに好ましくは、100:1~1:1である。最も好ましいのは、80:1~20:1の比率、例えば、70:1~30:1の比率、60:1~40:1の比率、又は、60:1~50:1の比率である。
Bが硫黄又は硫黄剤である場合、好ましい比率の範囲は、50:1~1:1であり、さらに好ましくは、25:1~1:1、一層さらに好ましくは、15:1~1:1である。最も好ましいのは、10:1~1:1の比率、例えば、9:1~4:1の比率又は8:1~5:1の比率である。
本発明に従って使用することが可能なA:Bのさらなる比率は、以下のとおりである: 1:1~1:1000、1:1~1:500、1:1~1:250、1:1~1:100、1:1~1:95、1:1~1:90、1:1~1:85、1:1~1:80、1:1~1:75、1:1~1:70、1:1~1:65、1:1~1:60、1:1~1:55、1:1~1:50、1:1~1:45、1:1~1:40、1:1~1:35、1:1~1:30、1:1~1:25、1:1~1:20、1:1~1:15、1:1~1:10、1:1~1:5、1:1~1:4、1:1~1:3、1:1~1:2。
2種類以上(例えば、2種類又は3種類)の化合物(B)が存在する場合、その重量比は、化合物(B)の総量、即ち、当該組み合わせ中に存在している各化合物(B)の量の合計を示している。このことは、2種類以上(例えば、2種類又は3種類)の化合物(A)が存在する場合にも、必要に応じて変更を加えて、当てはまる。
本発明による組み合わせの中に2種類以上(例えば、2種類又は3種類)の化合物(B)が存在する場合、個々の化合物(B)は、広範囲の有効重量比で存在することができる。例えば、2種類の化合物(B)が存在する場合〔これらは、以下において化合物(B1)及び化合物(B2)と称される〕、B1:B2の有効重量比は、例えば、100:1~1:100の範囲内で、好ましくは、50:1~1:50の重量比で、最も好ましくは、20:1~1:20の重量比で、さまざまであることができる。本発明に従って使用することが可能なB1:B2のさらなる比率は、以下のとおりである(ここで、記載されている順に好ましさは増大している):95:1~1:95、90:1~1:90、85:1~1:85、80:1~1:80、75:1~1:75、70:1~1:70、65:1~1:65、60:1~1:60、55:1~1:55、50:1~1:50、45:1~1:45、40:1~1:40、35:1~1:35、30:1~1:30、25:1~1:25、15:1~1:15、10:1~1:10、5:1~1:5、4:1~1:4、3:1~1:3、2:1~1:2。
本発明に従って使用することが可能なB1:B2のさらなる比率は、以下のとおりである:95:1~1:1、90:1~1:1、85:1~1:1、80:1~1:1、75:1~1:1、70:1~1:1、65:1~1:1、60:1~1:1、55:1~1:1、50:1~1:1、45:1~1:1、40:1~1:1、35:1~1:1、30:1~1:1、25:1~1:1、20:1~1:1、15:1~1:1、10:1~1:1、5:1~1:1、4:1~1:1、3:1~1:1、2:1~1:1。
本発明に従って使用することが可能なB1:B2のさらなる比率は、以下のとおりである:1:1~1:95、1:1~1:90、1:1~1:85、1:1~1:80、1:1~1:75、1:1~1:70、1:1~1:65、1:1~1:60、1:1~1:55、1:1~1:50、1:1~1:45、1:1~1:40、1:1~1:35、1:1~1:30、1:1~1:25、1:1~1:20、1:1~1:15、1:1~1:10、1:1~1:5、1:1~1:4、1:1~1:3、1:1~1:2。
上記比率は、いずれも、好ましくは、相乗的な重量比である。当業者は、日常的な方法によって本発明の相乗的な重量比を見出すことができる。当業者は、これらの比率が、組み合わせられた製剤内の比率を示していること、並びに、本明細書中に記載されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体と少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す少なくとも1種類の薬剤のそれらの両成分が処理対象の植物に単一製剤として施用されたときの計算による比率を示していることを理解する。当業者は、単一製剤中の、それぞれ、該1種類以上の脂肪酸又はその誘導体と少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す該少なくとも1種類の薬剤の体積及び量を知っているので、当業者は、上記比率を単純な計算によって計算することができる。
異性体
化合物(A)の置換基の性質及び化合物(B)の性質に応じて、これらの化合物は、種々の立体異性体の形態で、本発明の化合物組み合わせの中に存在し得る。これらの立体異性体は、例えば、エナンチオマー、ジアステレオマー、アトロプ異性体又は幾何異性体である。従って、本発明は、純粋な立体異性体及びこれらの異性体の任意の混合物の両方を包含する。化合物が平衡状態で2種類以上の互変異性体形態で存在し得る場合、1種類の互変異性体の記述による該化合物への言及は、全ての互変異性体形態を包含していると考えられるべきである。化合物が異性体形態及び/又は互変異性体形態で存在し得る場合、そのような化合物は、上記及び下記において、適用可能な場合、対応する異性体形態及び/又は互変異性体形態又はそれらの混合物も、たとえそれらがいずれの場合にも具体的に言及されていないとしても、包含すると理解される。
塩/N-オキシド
本発明の化合物組み合わせの中に存在する化合物は、互いに独立して、遊離化合物の形態で、又は、適用可能な場合には、その農薬的に活性な塩若しくはN-オキシドの形態で存在することができる。
農薬的に活性な塩には、無機酸及び有機酸の酸付加塩、並びに、通常の塩基の塩が包含される。無機酸の例は、ハロゲン化水素酸、例えば、フッ化水素、塩化水素、臭化水素及びヨウ化水素、硫酸、リン酸及び硝酸、並びに、酸性塩、例えば、重硫酸ナトリウム及び重硫酸カリウムである。有用な有機酸としては、例えば、ギ酸、炭酸及びアルカン酸、例えば、酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸及びプロピオン酸、並びに、さらに、グリコール酸、チオシアン酸、乳酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、ケイヒ酸、シュウ酸、6~20個の炭素原子を有する飽和又は一不飽和若しくは二不飽和の脂肪酸、アルキル硫黄モノエステル、アルキルスルホン酸(1~20個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルラジカルを有するスルホン酸)、アリールスルホン酸又はアリールジスルホン酸(1又は2のスルホン酸基を有する芳香族ラジカル、例えば、フェニル及びナフチル)、アルキルホスホン酸(1~20個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキルラジカルを有するホスホン酸)、アリールホスホン酸又はアリールジホスホン酸(1又は2のホスホン酸ラジカルを有する芳香族ラジカル、例えば、フェニル及びナフチル)〔ここで、該アルキルラジカル及び該アリールラジカルは、さらなる置換基を有することが可能であり、例えば、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、p-アミノサリチル酸、2-フェノキシ安息香酸、2-アセトキシ安息香酸〕などがある。
本発明の化合物組み合わせの中に存在する化合物又はその中間体のN-オキシドは、慣習的な方法によって、例えば、過酸化水素(H)、過酸〔例えば、ペルオキシ硫酸又はペルオキシカルボン酸、例えば、メタ-クロロペルオキシ安息香酸又はペルオキシ一硫酸(カロ酸)〕を用いてN-オキシド化することによって、容易に得ることができる。
例えば、対応するN-オキシドは、慣習的な酸化方法を使用して、例えば、該化合物をメタクロロ過安息香酸などの有機過酸で処理することによって(例えば、WO-A 2003/64572、又は、「J. Med. Chem. 38(11), 1892-1903, 1995」)、又は、該化合物を過酸化水素などの無機酸化剤で処理することによって(例えば、「J. Heterocyc. Chem. 18(7), 1305-1308, 1981)、又は、該化合物をオキソンで処理することによって(例えば、「J. Am. Chem. Soc. 123(25), 5962-5973, 2001)、それぞれの化合物から出発して調製することができる。該酸化は、純粋なモノ-N-オキシドをもたらし得るか、又は、異なるN-オキシドの混合物をもたらし得る(これは、クロマトグラフィーなどの慣習的な方法によって分離することができる)。
結晶質形態
本発明の化合物組み合わせの中に存在する化合物は、複数の結晶質形態及び/又はアモルファス形態で存在し得る。結晶質形態には、いずれの場合にも、個々の化合物の溶媒和されていない結晶質形態、溶媒和物及び水和物又はそれらの付加体が包含される。
本発明の化合物組み合わせの中に存在する化合物又はそれらの塩の溶媒和物は、当該化合物と溶媒の化学量論的組成物である。
組成物/製剤
本発明は、さらに、本発明による化合物組み合わせを含んでいる、望ましくない微生物を防除するための組成物にも関する。該組成物は、該微生物及び/又はそれらの生息環境に施用することができる。
該組成物は、本発明による化合物組み合わせ及び少なくとも1種類の農業的に適切な補助剤(例えば、担体及び/又は界面活性剤)を含んでいる。場合によっては、該組成物は、2つの既製製剤で構成され得る。
担体は、一般に不活性である、固体又は液体の天然又は合成の有機物質又は無機物質である。そのような担体は、概して、該化合物の施用、例えば、植物、植物の部分又は種子への施用を、改善させる。適切な固体担体の例としては、限定するものではないが、アンモニウム塩、特に、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム及び硝酸アンモニウム、天然岩粉、例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイト及びケイ藻土、シリカゲル、並びに、合成岩粉、例えば、微粉化シリカ、アルミナ及びシリケートなどがある。粒剤を調製するのに典型的に有用な固体担体の例としては、限定するものではないが、粉砕して分別した天然岩石、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石及び苦灰岩、無機及び有機の粉末からなる合成顆粒、並びに、有機材料、例えば、紙、おがくず、ココナッツ殻、トウモロコシ穂軸及びタバコの葉柄などからなる顆粒などがある。適切な液体担体の例としては、限定するものではないが、水、有機溶媒及びそれらを組み合わせたものなどがある。適切な溶媒の例としては、極性及び非極性の有機化学的液体、例えば、以下の種類から選択されるものなどがある:芳香族及び非芳香族の炭化水素類(例えば、シクロヘキサン、パラフィン類、アルキルベンゼン類、キシレン、トルエン、テトラヒドロナフテレン、アルキルナフタレン類、塩素化芳香族化合物又は塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン)、アルコール類及びポリオール類(これらは、場合により、置換されていてもよく、エーテル化されていてもよく、及び/又は、エステル化されていてもよい、例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール、ベンジルアルコール、シクロヘキサノール又はグリコール)、ケトン類(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン)、エステル類(これは、脂肪類及び油類を包含する)及び(ポリ)エーテル類、置換されていない及び置換されているアミン類、アミド類(例えば、ジメチルホルムアミド又は脂肪酸アミド類)及びそれらのエステル、ラクタム類(例えば、N-アルキルピロリドン類、特に、N-メチルピロリドン)及びラクトン類、スルホン類及びスルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)、植物起源又は動物起源の油。該担体は、液化ガス増量剤、即ち、標準温度及び標準圧下では気体である液体、例えば、エーロゾル噴射剤、例えば、ハロ炭化水素類、ブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素などであることもできる。
好ましい固体担体は、クレー、タルク及びシリカから選択される。
好ましい液体担体は、水、脂肪酸アミド類及びそのエステル、芳香族及び非芳香族の炭化水素類、ラクタム類及び炭酸エステル類から選択される。特に、成分(b)が組成物として存在している場合、該担体は、場合によりポリオールと組み合わせられた、水であることが好ましい。
担体の量は、典型的には、該組成物の、1~99.99重量%の範囲、好ましくは、5~99.9重量%の範囲、さらに好ましくは、10~99.5重量%の範囲、及び、最も好ましくは、20~99重量%の範囲である。
液体担体は、典型的には、該組成物の20~90重量%の範囲、例えば、30~80重量%の範囲内で存在する。
固体担体は、典型的には、該組成物の0~50重量%の範囲、好ましくは、5~45重量%の範囲、例えば、10~30重量%の範囲内で存在する。
該組成物が2種以上の担体を含んでいる場合、そのおおよその範囲は、担体の総量を意味する。
界面活性剤は、イオン性(カチオン性又はアニオン性)、両性イオン性又は非イオン性の界面活性剤、例えば、イオン性又は非イオン性の乳化剤、泡形成剤、分散剤、湿潤剤、浸透増強剤及びそれらの任意の混合物であることができる。適切な界面活性剤の例としては、限定するものではないが、以下のものなどを挙げることができる:ポリアクリル酸の塩、エトキシ化ポリ(α-置換)アクリレート誘導体、リグノスルホン酸の塩(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム)、フェノールスルホン酸若しくはナフタレンスルホン酸の塩、脂肪アルコール若しくは脂肪酸若しくは脂肪アミンを含んでいるエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドの重縮合物(例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、例えば、ヒマシ油エトキシレート又はポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル)、置換されているフェノール(好ましくは、アルキルフェノール又はアリールフェノール)及びそれらのエトキシレート(例えば、トリスチリルフェノールエトキシレート)、スルホコハク酸エステルの塩、タウリン誘導体(好ましくは、アルキルタウレート)、ポリエトキシ化アルコール若しくはポリエトキシ化フェノールのリン酸エステル、ポリオールの脂肪エステル(例えば、グリセロール又はソルビトール又はスクロースの脂肪酸エステル)、スルフェート(例えば、アルキルスルフェート及びアルキルエーテルスルフェート)、スルホネート(例えば、アルキルするホネート、アリールスルホネート及びアルキルベンゼンスルホネート)、リン酸エステル、タンパク質加水分解物、リグノスルファイト廃液及びメチルセルロース。この段落における塩への言及は、好ましくは、それぞれのアルカリ塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩を示している。
好ましい界面活性剤は、以下のものから選択される:ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、例えば、ヒマシ油エトキシレート又はポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、アルキルベンゼンスルホネート、例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム、リグノスルホン酸ナトリウム、及び、アリールフェノールエトキシレート、例えば、トリスチリルフェノールエトキシレート。
界面活性剤の量は、典型的には、該組成物の5~40重量%の範囲、例えば、10~20重量%の範囲である。
適切な補助剤のさらなる例としては、以下のものなどがある:撥水剤、乾燥剤、結合剤(接着剤、粘着性付与剤、固定剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、並びに、粉末又は顆粒又はラテックスの形態にある天然ポリマー及び合成ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリ酢酸ビニル、天然のリン脂質、例えば、セファリン及びレシチン、及び、合成リン脂質、ポリビニルピロリドン及びチロース)、増粘剤及び第2の増粘剤(例えば、セルロースエーテル、アクリル酸誘導体、キサンタンガム、変性クレー、例えば、Bentoneの名称で入手可能な製品、及び、微粉化シリカ)、安定剤(例えば、低温安定剤、防腐剤(例えば、ジクロロフェン、及び、ベンジルアルコールヘミホルマール)、酸化防止剤、光安定剤、特に、紫外線安定剤、又は、化学的及び/若しくは物理的安定性を向上させる別の作用剤)、染料又は顔料(例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルー(Prussian Blue);有機染料、例えば、アリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料)、消泡剤(例えば、シリコーン消泡剤及びステアリン酸マグネシウム)、不凍剤、固着剤、ジベレリン類、及び、加工助剤、鉱油及び植物油、芳香物質、蝋、栄養素(これは、鉄塩、マンガン塩、ホウ素塩、銅塩、コバルト塩、モリブデン塩及び亜鉛塩などの微量栄養素を包含する)、保護コロイド、揺変性物質、浸透剤、金属イオン封鎖剤、及び、錯体形成物質(complex former)。
該補助剤の選択は、本発明の化合物組み合わせの意図された施用方法及び/又はその化合物組み合わせの中に存在する活性化合物の物理的特性に依存する。さらに、該補助剤は、該組成物又はその組成物から調製された使用形態に特別な特性(技術的特性、物理的特性及び/又は生物学的特性)を付与するために選択することもできる。補助剤を選択することによって、当該組成物を特定のニーズに合わせてカスタマイズすることができる。
本発明の組成物は、即時使用可能な(ready-for-use)製剤として最終使用者に提供することができ、即ち、該組成物は、植物又は種子に対して噴霧装置又は散粉装置のような適切な装置によって直接施用することができる。あるいは、該組成物は、使用する前に、好ましくは水で、希釈することが必要な濃厚物の形態で最終使用者に提供することができる。
本発明の組成物は、慣習的な方法で、例えば、本発明の化合物組み合わせを本明細書中に開示されている補助剤などの1種類以上の適切な補助剤と混合させることによって、調製することができる。
該組成物は、殺真菌有効量の本発明の化合物組み合わせを含んでいる。用語「有効量」は、栽培植物上の有害な真菌を防除するのに又は材料の保護において充分であり且つ処理された植物に実質的な損傷をもたらさない量を表す。そのような量は、広い範囲内でさまざまであることができ、そして、種々の要因、例えば、防除対象の真菌の種、処理された栽培植物又は材料、気候条件及び使用される本発明の特定の化合物組み合わせなどに依存する。通常、本発明による組成物は、0.01~99重量%、好ましくは、0.05~98重量%、さらに好ましくは、0.1~95重量%、一層さらに好ましくは、0.5~90重量%、最も好ましくは、1~80重量%の本発明の化合物組み合わせを含んでいる。
本発明の組成物は、溶液剤(例えば、水溶液剤)、エマルション剤、水性及び油性の懸濁液剤、粉末剤(例えば、水和剤、可溶性粉末剤)、粉剤、ペースト剤、顆粒剤(例えば、可溶性顆粒剤、ばらまき用顆粒剤)、サスポエマルション製剤、本発明の化合物組み合わせを含浸させた天然産物又は合成産物、肥料、及び、さらに、ポリマー物質中にマイクロカプセル化したもののような、任意の慣習的な組成物タイプであることができる。本発明の化合物組み合わせは、懸濁した形態、乳化した形態又は溶解した形態で存在することができる。特定の適切な組成物タイプの例は、溶液剤、水溶性濃厚剤(例えば、SL、LS)、分散性濃厚剤(DC)、懸濁液剤及び懸濁製剤(例えば、SC、OD、OF、FS)、乳剤(例えば、EC)、エマルション剤(例えば、EW、EO、ES、ME、SE)、カプセル剤(例えは、CS、ZC)、ペースト剤、パステル剤、水和剤又は粉剤(例えば、WP、SP、WS、DP、DS)、圧縮成形剤(pressing)(例えば、BR、TB、DT)、顆粒剤(例えば、WG、SG、GR、FG、GG、MG)、殺虫性製品(例えば、LN)、並びに、植物繁殖材料(例えば、種子)を処理するためのゲル製剤(例えば、GW、GF)である。これらの組成物タイプ及びさらなる組成物タイプは、国連食糧農業機関(FAO)によって定義されている。概要は、「“Catalogue of pesticide formulation types and international coding system”, Technical Monograph No. 2, 6th Ed. May 2008, Croplife International」に示されている。
好ましくは、本発明の製剤は、以下のタイプのうちの1つの形態にある:EC、SC、FS、SE、OD及びWG、さらに好ましくは、EC、SC、OD及びWG。
組成物のタイプの例及びそれらの調製についての更なる詳細は、以下に示されている。本発明の化合物組み合わせの概略量は、本発明の化合物組み合わせの中に存在している化合物(A)と化合物(B)の総量を示している。当該組成物の任意のさらなる成分のうちの2種類以上の代表的なもの(例えば、湿潤剤、結合剤)が存在している場合、それぞれの当該成分の概略量は、該成分の全ての代表的なもの(例えば、全ての湿潤剤、全ての結合剤、全ての溶媒など)の総量を示している。
(i) 水溶性濃厚剤(SL,LS)
10~60重量%の本発明の化合物組み合わせ及び5~15重量%の界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル)を、総量が100重量%となるような量の水及び/又は水溶性溶媒(例えば、プロピレングリコールなどのアルコール類、又は、炭酸プロピレンなどのカルボネート類)に溶解させる。施用前に、該濃厚物を水で稀釈する。
(ii) 分散性濃厚剤(DC)
5~25重量%の本発明の化合物組み合わせ並びに1~10重量%の界面活性剤及び/又は結合剤(例えば、ポリビニルピロリドン)を、総量が100重量%になるような量の有機溶媒(例えば、シクロヘキサノン)に溶解させる。水で希釈することで、分散液が得られる。
(iii) 乳剤(EC)
15~70重量%の本発明の化合物組み合わせ及び5~10重量%の界面活性剤(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレートの混合物)を、総量が100重量%となるような量の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素又は脂肪酸アミド)と必要に応じて付加的な水溶性溶媒に溶解させる。水で希釈することで、エマルションが得られる。
(iv) エマルション剤(EW、EO、ES)
5~40重量%の本発明の化合物組み合わせ及び1~10重量%の界面活性剤(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムとヒマシ油エトキシレートの混合物)を20~40重量%の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)に溶解させる。この混合物を、乳化機を用いて、総量が100重量%となるような量の水に添加する。得られた組成物は、均質なエマルションである。施用の前に、該エマルションを水でさらに希釈することができる。
(v) 懸濁液剤及び懸濁製剤
(v-1) 水性(SC、FS)
適切な粉砕装置(例えば、撹拌ボールミル)の中で、20~60重量%の本発明の化合物組み合わせを、2~10重量%の界面活性剤(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル)、0.1~2重量%の増粘剤(例えば、キサンタンガム)及び水を加えて微粉砕して、微細活性物質懸濁液が得られる。水は、総量が100重量%となるような量で添加する。水で希釈することで、活性物質の安定な懸濁液が得られる。FSタイプの組成物では、40重量%までの結合剤(例えば、ポリビニルアルコール)を添加する。
(v-2) 油性(OD、OF)
適切な粉砕装置(例えば、撹拌ボールミル)の中で、20~60重量%の本発明の化合物組み合わせを、2~10重量%の界面活性剤(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル)、0.1~2重量%の増粘剤(例えば、変性クレー、特に、Bentone、又は、シリカ)及び有機担体を加えて微粉砕して、微細活性物質油懸濁液が得られる。該有機担体は、総量が100重量%となるような量で添加する。水で希釈することで、活性物質の安定な分散液が得られる。
(vi) 顆粒水和剤及び水溶性顆粒剤(WG、SG)
50~80重量%の本発明の化合物組み合わせを、界面活性剤(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム及びポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル)を加えて微粉砕し、並びに、技術機器(例えば、押出、噴霧塔、流動床)を用いて顆粒水和剤又は水溶性顆粒剤に変換させる。該界面活性剤は、総量が100重量%となるような量で使用される。水で希釈することで、活性物質の安定な分散液又は溶液が得られる。
(vii) 水和剤及び水溶性粉末剤W(WP、SP、WS)
50~80重量%の本発明の化合物組み合わせを、適切なミル(好ましくは、ローター・ステータミル)の中で、1~8重量%の界面活性剤(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル)及び総量が100重量%となるような量の固体担体(例えば、シリカゲル)を加えて粉砕する。水で希釈することで、活性物質の安定な分散液又は溶液が得られる。
(viii) ゲル剤(GW、GF)
適切なミル(例えば、撹拌ボールミル)の中で、5~25重量%の本発明の化合物組み合わせを、3~10重量%の界面活性剤(例えば、リグノスルホン酸ナトリウム)、1~5重量%の結合剤(例えば、カルボキシメチルセルロース)及び総量が100重量%となるような量の水を加えて微粉砕する。これにより、活性物質の微細な懸濁液が得られる。水で希釈することで、活性物質の安定な懸濁液が得られる。
(ix) マイクロエマルション剤(ME)
5~20重量%の本発明の化合物組み合わせを、5~30重量%の有機溶媒ブレンド(例えば、脂肪酸ジメチルアミドとシクロヘキサノン)、10~25重量%の界面活性剤ブレンド(例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテルとアリールフェノールエトキシレート)及び総量が100重量%となるような量の水に添加する。その混合物を1時間撹拌して、熱力学的に安定なマイクロエマルションを自然発生的に生成させる。
(x) マイクロカプセル(CS)
5~50重量%の本発明の化合物組み合わせ、0~40重量%の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)、2~15重量%のアクリルモノマー(例えば、メチルメタクリレート、メタクリル酸及びジ-又はトリアクリレート)を含んでいる油相を、保護コロイド(例えば、ポリビニールアルコール)の水性溶液の中に分散させる。ラジカル開始剤によって開始されるラジカル重合によって、ポリ(メタ)アクリレートマイクロカプセルが形成される。あるいは、5~50重量%の本発明の化合物組み合わせ、0~40重量%の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)及びイソシアネートモノマー(例えば、ジフェニルメテン-4,4’-ジイソシアネート)を含んでいる油相を、保護コロイド(例えば、ポリビニルアルコール)の水性溶液の中に分散させる。ポリアミン(例えば、ヘキサメチレンジアミン)を添加して、ポリウレアマイクロカプセルが形成される。該モノマーは、CS組成物の全重量の1~10%になる。
(xi) 散粉性粉末剤(dustable powders)(DP、DS)
1~10重量%の本発明の化合物組み合わせを微粉砕し、総量が100重量%となるような量の固体担体(例えば、微粉化カオリン)と密接に混合させる。
(xii) 粒剤(GR、FG)
0.5~30重量%の本発明の化合物組み合わせを微粉砕し、総量が100重量%となるような量の固体担体(例えば、シリケート)と結合させる。造粒は、押出、噴霧乾燥又は流動床によって行う。
(xiii) 微量散布用液剤(ultra-low volume liquids)(UL)
1~50重量%の本発明の化合物組み合わせを、総量が100重量%となるような量の有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)に溶解させる。
組成物タイプ(i)~(xiii)は、場合により、さらなる補助剤、例えば、0.1~1重量%の防腐剤、0.1~1重量%の消泡剤、0.1~1重量%の染料及び/又は顔料、並びに、5~10重量%の凍結防止剤などを含むことができる。
さらなる活性成分
本発明による化合物組み合わせは、それ自体で使用することができるか、又は、その組成物/製剤に含ませて使用することができ、そして、例えば活性スペクトルを拡大するために、又は、抵抗の発達を防止するために、さらなる既知活性成分、例えば、生物的防除剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺虫剤と混合させることができる。
別の既知活性成分、例えば、除草剤、肥料、成長調節剤、薬害軽減剤、硝化阻害剤、情報化学物質及び/又は別の農業的に有益な薬剤との混合物も可能である。
「殺虫剤(insecticide)」及び用語「殺虫性(insecticidal)」は、ある物質が昆虫類の死亡率を増大させる能力又は昆虫類の成長速度を抑制する能力を意味する。本明細書中で使用される場合、用語「昆虫」は、「昆虫綱」の全ての生物を包含する。
「殺線虫剤(nematicide)」及び「殺線虫性(nematicidal)」は、ある物質が線虫類の死亡率を増大させる能力又は線虫類の成長速度を抑制する能力を意味する。一般に、用語「線虫」は、当該生物の卵形態、幼虫(larvae)形態、幼若(juvenile)形態及び成熟形態を包含する。
「殺ダニ剤(acaricide)」及び「殺ダニ性(acaricidal)」は、ある物質がクモ綱ダニ亜綱に属する外部寄生虫の死亡率を増大させる能力又はクモ綱ダニ亜綱に属する外部寄生虫の成長速度を抑制する能力を意味する。
本発明の化合物組み合わせは、1種類以上の農業的に有益な薬剤と組み合わせることができる。
農業的に有益な薬剤の例としては、バイオスティミュラント、植物成長調節剤、植物シグナル分子、成長促進剤、微生物刺激分子、生体分子、土壌改良剤、栄養素、植物栄養素増強剤など、例えば、リポ-キトオリゴ糖(LCO)、キトオリゴ糖(CO)、キチン化合物、フラボノイド、ジャスモン酸又はその誘導体(例えば、ジャスモネート)、サイトカイニン、オーキシン、ジベレリン、アブシジン酸(absiscic acid)、エチレン、ブラシノステロイド、サリチレート、マクロ栄養素及び微量栄養素、リノール酸又はその誘導体、リノレン酸又はその誘導体、カリキン及び有益な微生物〔例えば、リゾビウム属種(Rhizobium spp.)、ブラジリゾビウム属種(Bradyrhizobium spp.)、シノリゾビウム属種(Sinorhizobium spp.)、アゾリゾビウム属種(Azorhizobium spp.)、グロムス属種(Glomus spp.)、ギガスポラ属種(Gigaspora spp.)、ヒメノシフォウス属種(Hymenoscyphous spp.)、オイジオデンドロン属種(Oidiodendron spp.)、ラカリア属種(Laccaria spp.)、ピソリツス属種(Pisolithus spp.)、リゾポゴン属種(Rhizopogon spp.)、スクレロデルマ属種(Scleroderma spp.)、リゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.)、アシネトバクテル属種(Acinetobacter spp.)、アルトロバクテル属種(Arthrobacter spp.)、アルトロボトリス属種(Arthrobotrys spp.)、アスペルギルス属種(Aspergillus spp.)、アゾスピリルム属種(Azospirillum spp.)、バチルス属種(Bacillus spp.)、ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、カンジダ属種(Candida spp.)、クリセオモナス属種(Chryseomonas spp.)、エンテロバクテル属種(Enterobacter spp.)、エウペニシリウム属種(Eupenicillium spp.)、エキシグオバクテリウム属種(Exiguobacterium spp.)、クレブシエラ属種(Klebsiella spp.)、クルイベラ属種(Kluyvera spp.)、ミクロバクテリウム属種(Microbacterium spp.)、ムコル属種(Mucor spp.)、パエシロミセス属種(Paecilomyces spp.)、パエニバチルス属種(Paenibacillus spp.)、ペニシリウム属種(Penicillium spp.)、シュードモナス属種(Pseudomonas spp.)、セラチア属種(Serratia spp.)、ステノトロホモナス属種(Stenotrophomonas spp.)、ストレプトミセス属種(Streptomyces spp.)、ストレプトスポランギウヌ属種(Streptosporangium spp.)、スワミナタニア属種(Swaminathania spp.)、チオバチルス属種(Thiobacillus spp.)、トルロスポラ属種(Torulospora spp.)、ビブリオ属種(Vibrio spp.)、キサントバクテル属種(Xanthobacter spp.)、キサントモナス属種(Xanthomonas spp.)など〕及びそれらの組合せなどを挙げることができる。
方法及び使用
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、強力な殺微生物活性(microbicidal activity)及び/又は植物防御調節能を有している。それらは、植物における望ましくない微生物、例えば、望ましくない菌類及び細菌類を防除するために使用することができる。それらは、以下においてさらに詳細に記載されているように、作物保護において(それらは、植物病害を引き起こす微生物を防除する)、又は、材料物質(materials)(例えば、工業原料、材木(timber)、貯蔵品(storage goods))を保護するのに、特に有用であり得る。より特定的には、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、種子、発芽中の種子、出芽した実生、植物、植物の部分、果実、収穫物及び/又は植物がそこで生育している土壌を望ましくない微生物から保護するために使用することができる。
「防除(control)」又は「防除する(controlling)」は、本明細書中で使用される場合、望ましくない微生物の保護的、治療的及び根治的処理を包含する。望ましくない微生物は、病原性細菌、病原性ウイルス、病原性卵菌又は病原性真菌であることができ、より特定的には、植物病原性細菌、植物病原性ウイルス、植物病原性卵菌又は植物病原性真菌であることができる。以下において詳細に記載されているように、これらの植物病原性微生物は、広範囲の植物病害の病因である。
より特定的には、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、殺菌剤として使用することができる。本明細書の目的のために、用語「殺菌剤」は、作物保護において、ネコブカビ類(Plasmodiophoromycetes)、ツボカビ類(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomycetes)、子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)及び不完全菌類(Deuteromycetes)などの望ましくない真菌を防除するために、並びに/又は、卵菌類(Oomycetes)を防除するために、使用することが可能な化合物又は組成物を示している。
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、抗細菌剤としても使用することができる。特に、それらは、作物保護において、例えば、シュードモナス科(Pseudomonadaceae)、リゾビウム科(Rhizobiaceae)、キサントモナス科(Xanthomonadaceae)、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)、コリネバクテリウム科(Corynebacteriaceae)及びストレプトミセス科(Streptomycetaceae)などの望ましくない細菌類を防除するために、使用することができる。
本発明は、さらに、植物における望ましくない微生物(例えば、望ましくない真菌、卵菌及び細菌)を防除する方法にも関し、ここで、該方法は、本発明の化合物組み合わせ又は組成物を該微生物及び/又はそれらの生息環境(植物、植物の部分、種子、果実、又は、植物がそこで生育する土壌)に施用する段階を含んでおり、その際、化合物(A)及び化合物(B)は、同時に、別々に又は順次的に施用することができる。単一の化合物を順次的に(即ち、異なる時間に)施用する場合、それらは、数時間又は数日などの適度に短い期間内に次々に施用する。
本発明は、さらに、植物病原体によって引き起こされる植物及び植物の部分の総体的な損傷並びに収穫された果物又は野菜における損失を低減させる方法にも関し、ここで、該方法は、本明細書中で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体並びに少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す本明細書中で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤を植物又は種子又は該植物若しくは種子をそこで生育させることが意図されている場所に同時に又は順次に施用する段階を含んでいる。
別の態様において、本発明は、作物の収量を増大させる及び/又は食料品の品質を向上させる方法に関し、ここで、該方法は、本明細書中で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体並びに少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す本明細書中で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤を植物又は種子又は該植物若しくは種子をそこで生育させることが意図されている場所に同時に又は順次に施用する段階を含んでいる。
前記施用は、好ましくは、茎葉施用若しくは土壌施用として、又は、他の場所でより詳細に記載されている種子処理として、実施する。
典型的には、本発明の化合物組み合わせ及び組成物を植物病原性真菌類及び/又は植物病原性卵菌類を防除するための治療的方法又は保護的方法において使用する場合、その有効で且つ植物と適合し得る量を、植物、植物の部分、果実、種子又は植物がそこで生育している土壌若しくは底土(substrate)に施用する。植物を栽培するために使用し得る適切な底土としては、以下のものなどがある:無機系底土、例えば、ミネラルウール、特に、ストーンウール、パーライト、砂、又は、礫;有機底土、例えば、泥炭、マツの樹皮、又は、おがくず;及び、石油系底土、例えば、ポリマーフォーム、又は、プラスチックビーズ。有効で且つ植物と適合し得る量(effective and plant-compatible amount)は、農耕地に存在しているか又は出現するであろう菌類を防除又は駆除するのに充分で、且つ、該作物について植物毒性の感知可能などのような症状も引き起こすことのない量を意味する。そのような量は、防除対象の菌類、作物の種類、作物の生育段階、気候条件並びに使用される本発明のそれぞれの化合物又は組成物に応じて、広い範囲内で変動し得る。そのような量は、当業者が実行可能な範囲内にある体系的な圃場試験により決定することが可能である。
本発明は、さらに、本明細書中で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体からなる群から選択される生物的防除剤並びに少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す本明細書中で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤を空間的に分離した配置で含んでいるキットオブパーツにも関する。
植物及び植物の部分
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、任意の植物又は植物の部分に施用することができる。
植物というのは、望ましい及び望ましくない野生植物又は作物植物(自然発生した作物植物を包含する)のような全ての植物及び植物個体群を意味する。作物植物は、慣習的な育種法と最適化法によって、又は、生物工学的方法と遺伝子工学的方法によって、又は、それら方法を組み合わせたものによって得ることが可能な植物であることができる。そのような作物植物には、遺伝子組み換え植物(GMO、又は、トランスジェニック植物)も包含され、また、植物育種家の権利によって保護され得る植物品種も及び保護され得ない植物品種も包含される。
植物品種は、慣習的な育種又は突然変異誘発又は組換えDNA技術によって得られた、新しい特性(「形質」)を有する植物を意味するものと理解される。これらは、品種、変種、生物型又は遺伝子型であることができる。
植物の部分は、枝条、葉、針状葉、茎、幹、花、子実体、果実、種子、根、塊茎及び根茎などの、植物の地上及び地下の全ての部分及び全ての器官を意味するものと理解される。植物の部分には、さらに、収穫物、並びに、栄養繁殖器官及び生殖繁殖器官(vegetative and generative propagation material)、例えば、挿木(cutting)、塊茎、根茎、接ぎ穂(slip)及び種子なども包含される。
本発明の方法に従って処理することが可能な植物としては、以下のものを挙げることができる:
ワタ、アマ、ブドウの木、果実、野菜、例えば、バラ科各種(Rosaceae sp.)(例えば、仁果、例えば、リンゴ及びナシ、さらに、核果、例えば、アンズ、サクラの木、アーモンド及びモモ、並びに、小果樹、例えば、イチゴ)、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、モクセイ科各種(Oleaceae sp.)、マタタビ科各種(Actinidaceae sp.)、クスノキ科各種(Lauraceae sp.)、バショウ科各種(Musaceae sp.)(例えば、バナナの木及びプランテーション)、アカネ科各種(Rubiaceae sp.)(例えば、コーヒー)、ツバキ科各種(Theaceae sp.)、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、ミカン科各種(Rutaceae sp.)(例えば、レモン、オレンジ及びグレープフルーツ); ナス科各種(Solanaceae sp.)(例えば、トマト)、ユリ科各種(Liliaceae sp.)、キク科各種(Asteraceae sp.)(例えば、レタス)、セリ科各種(Umbelliferae sp.)、アブラナ科各種(Cruciferae sp.)、アカザ科各種(Chenopodiaceae sp.)、ウリ科各種(Cucurbitaceae sp.)(例えば、キュウリ)、ネギ科各種(Alliaceae sp.)(例えば、リーキ、タマネギ)、マメ科各種(Papilionaceae sp.)(例えば、エンドウ); 主要作物植物、例えば、イネ科各種(Gramineae sp.)(例えば、トウモロコシ、芝、禾穀類、例えば、コムギ、ライムギ、イネ、オオムギ、エンバク、アワ及びライコムギ)、キク科各種(Asteraceae sp.)(例えば、ヒマワリ)、アブラナ科各種(Brassicaceae sp.)(例えば、白キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、タイサイ、コールラビ、ラディッシュ、及び、ナタネ、カラシナ、セイヨウワサビ、及び、コショウソウ)、マメ科各種(Fabacae sp.)(例えば、インゲンマメ、ピーナッツ)、マメ科各種(Papilionaceae sp.)(例えば、ダイズ)、ナス科各種(Solanaceae sp.)(例えば、ジャガイモ)、アカザ科各種(Chenopodiaceae sp.)(例えば、テンサイ、飼料ビート、フダンソウ、ビートルート); 庭園及び樹木の茂った地域に関して有用な植物及び観賞植物;及び、これら植物のそれぞれの遺伝子組み換えが行われた品種。
上記で開示されている方法によって処理することが可能な植物及び植物品種は、1以上の生物的ストレスに対して抵抗性を示す植物及び植物品種を包含する。即ち、そのような植物は、害虫及び有害微生物に対して、例えば、線虫類、昆虫類、ダニ類、植物病原性の菌類、細菌類、ウイルス類及び/又はウイロイド類などに対して、良好な防御を示す。
上記で開示されている方法によって処理することが可能な植物及び植物品種は、1以上の非生物的ストレスに対して抵抗性を示す植物を包含する。非生物的なストレス状態としては、例えば、渇水、低温に晒されること、熱に晒されること、浸透ストレス、湛水、土壌中の塩分濃度の上昇、より多くの鉱物に晒されること、オゾンに晒されること、強い光に晒されること、利用可能な窒素養分が限られていること、利用可能なリン養分が限られていること、日陰回避などを挙げることができる。
上記で開示されている方法によって処理することが可能な植物及び植物品種は、増大した収量特性を特徴とする植物を包含する。そのような植物における増大した収量は、例えば、改善された植物の生理機能、生長及び発育、例えば、水の利用効率、水の保持効率、改善された窒素の利用性、強化された炭素同化作用、改善された光合成、上昇した発芽効率及び促進された成熟などの結果であり得る。収量は、さらに、改善された植物の構成(architecture)によっても影響され得る(ストレス条件下及び非ストレス条件下)。そのような改善された植物の構成としては、限定するものではないが、早咲き、ハイブリッド種子産生のための開花制御、実生の活力、植物の寸法、節間の数及び距離、根の成長、種子の寸法、果実の寸法、莢の寸法、莢又は穂の数、1つの莢又は穂当たりの種子の数、種子の体積、強化された種子充填、低減された種子分散、低減された莢の裂開及び耐倒伏性などがある。収量についてのさらなる形質としては、種子の組成、例えば、炭水化物の含有量及び組成(例えば、ワタ)、又は、デンプン、タンパク質含有量、油の含有量及び組成、栄養価、抗栄養化合物の低減、改善された加工性並びに向上した貯蔵安定性などがある。
上記で開示されている方法によって処理することが可能な植物及び植物品種は、雑種強勢(これは、結果として、一般に、増加した収量、向上した活力、向上した健康状態並びに生物的及び非生物的ストレスに対する向上した抵抗性をもたらす)の特性を既に呈しているハイブリッド植物である植物及び植物品種を包含する。
トランスジェニック植物、種子処理及び統合イベント
本発明による化合物組み合わせは、有利には、トランスジェニック植物、植物品種又は植物の部品に有利な及び/又は有用な特性(形質)を付与する遺伝物質を受け取ったそれらの植物、植物品種又は植物の部品を処理するために使用することが可能である。従って、本発明は、1つ以上の組換え形質又はトランスジェニックイベント又はそれらの組合せと組み合わせることができることが企図されている。本出願の目的に関して、トランスジェニックイベントは、植物ゲノムの染色体の中の特定の位置(遺伝子座)に特定の組換えDNA分子を挿入することによって作成される。この挿入によって、「イベント」と称される新規DNA配列が形成され、そして、挿入された組換えDNA分子と、その挿入されたDNAの両末端に隣接(adjacent to)/隣接(flanking)しているある程度の量のゲノムDNAによって特徴付けられる。そのような形質又はトランスジェニックイベントとしては、限定するものではないが、害虫抵抗性、水利用効率、収量性能、干ばつ耐性、種子品質、改善された栄養品質、ハイブリッド種子産生及び除草剤耐性などがあり、ここで、該形質は、そのような形質又はトランスジェニックイベントを欠いている植物と比較して測定される。そのような有利な及び/又は有用な特性(形質)の具体的な例は、向上した植物の成長、活力、ストレス耐性、直立性(standability)、倒伏耐性、養分摂取、植物栄養及び/又は収量であり、特に、改善された成長、高温又は低温に対する向上した耐性、干ばつ又は水若しくは土壌の塩分レベルに対する向上した耐性、強化された開花性能、向上した収穫の容易性、加速された成熟、増大した収量、収穫された生産物の向上した品質及び/又は向上した栄養価、収穫された生産物の向上した貯蔵寿命及び/又は向上した加工性、並びに、有害動物及び有害微生物(例えば、昆虫類、クモ形類動物、線虫類、ダニ類、ナメクジ類及びカタツムリ類)に対する向上した抵抗性である。
そのような有害動物及び有害微生物(特に、昆虫類)に対する耐性の特性を付与するタンパク質をコード化するDNA配列の中で、特に、文献に広く記載され、当業者によく知られているBtタンパク質をコード化するバシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する遺伝物質が挙げられる。さらにまた、フォトラブズス(Photorhabdus)などの細菌から抽出されたタンパク質も挙げられる(WO97/17432及びWO98/08932)。特に、以下のものが挙げられる:Bt Cryタンパク質又はVIPタンパク質(これは、CrylA、CryIAb、CryIAc、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c Cry2Ab、Cry3Bb及びCryIFタンパク質を包含する)又は毒性を示すそれらのフラグメント、並びに、さらに、それらのハイブリッド又は組み合わせ、特に、CrylFタンパク質又はCrylFタンパク質由来のハイブリッド(例えば、ハイブリッドCrylA-CrylFタンパク質又は毒性を示すそのフラグメント)、CrylA型タンパク質又は毒性を示すそのフラグメント、好ましくは、CrylAcタンパク質又はCrylAcタンパク質由来のハイブリッド(例えば、ハイブリッドCrylAb-CrylAcタンパク質)、又は、CrylAb若しくはBt2タンパク質又は毒性を示すそのフラグメント、Cry2Ae、Cry2Af若しくはCry2Agタンパク質又は毒性を示すそのフラグメント、CrylA.105タンパク質又は毒性を示すそのフラグメント、VIP3Aa19タンパク質、VIP3Aa20タンパク質、COT202又はCOT203ワタイベントにおいて産生されるVIP3Aタンパク質、「Estruch et al. (1996), Proc Natl Acad Sci US A. 28;93(11):5389-94」に記載されているVIP3Aaタンパク質又は毒性を示すそのフラグメント、WO2001/47952に記載されているCryタンパク質、キセノラブズス(Xenorhabdus)に由来する殺虫性タンパク質(WO98/50427に記載されている)、セラチア(Serratia)に由来する殺虫性タンパク質(特に、セラチア・エントモフィラ(S.entomophila)に由来する殺虫性タンパク質)、又は、フォトラブズス(Photorhabdus)属各種に由来する殺虫性タンパク質、例えば、WO98/08932に記載されているフォトラブズス(Photorhabdus)に由来するTc-タンパク質。さらにまた、上記で挙げられている配列(特に、毒性を示すそれらのフラグメントの配列)といくつかのアミノ酸(1~10、好ましくは1~5)が異なっているそれらタンパク質の任意の変異体若しくは突然変異、又は、シグナルペプチド(例えば、プラスチドシグナルペプチド)又は他のタンパク質若しくはペプチドに融合しているそれらタンパク質の任意の変異体若しくは突然変異体も、ここに包含される。
そのような特性の別の特に重要な例は、1種類以上の除草剤(例えば、イミダゾリノン系、スルホニル尿素系、グリホセート又はホスフィノトリシン)に対する耐性を付与されることである。形質転換された植物細胞及び植物に特定の除草剤に対する耐性の特性を付与するタンパク質をコード化するDNA配列の中で、特に、以下のものが挙げられる:グルホシネート除草剤に対する耐性を付与するWO2009/152359に記載されているbar遺伝子若しくはPAT遺伝子又はストレプトミセス・コエリカラー(Streptomyces coelicolor)遺伝子、EPSPSを標的とする除草剤(特に、グリホセート及びその塩などの除草剤)に対する耐性を付与する適切なEPSPS(5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸-シンターゼ)をコード化する遺伝子、グリホセート-n-アセチルトランスフェラーゼをコード化する遺伝子、又は、グリホセート酸化還元酵素をコード化する遺伝子。さらなる適切な除草剤耐性形質としては、以下のものなどがある:少なくとも1種類のALS(アセト乳酸合成酵素)阻害薬(例えば、WO2007/024782)、突然変異シロイヌナズナ(Arabidopsis)ALS/AHAS遺伝子(例えば、米国特許第6,855,533号)、2,4-D(2,4-ジクロロフェノキシ酢酸)に対する耐性を付与する2,4-D-モノオキシゲナーゼをコード化する遺伝子、及び、ジカンバ(3,6-ジクロロ-2-メトキシ安息香酸)に対する耐性を付与するジカンバモノオキシゲナーゼをコード化する遺伝子。
そのような特性のさらに別の例は、1種類以上の植物病原性真菌(例えば、アジア型ダイズサビ病)に対する抵抗性である。そのような病害に対する抵抗性の特性を付与するタンパク質をコード化するDNA配列のうちで、特に、グリシン・トメンテラ(glycine tomentella)に由来する遺伝物質、例えば、WO2019/103918に記載されている公的に入手可能な受託系統PI441001、PI483224、PI583970、PI446958、PI499939、PI505220、PI499933、PI441008、PI505256又はPI446961のいずれか1つに由来する遺伝物質が挙げられる。
そのような特性のさらに別の特に重要な例は、例えば、全身獲得抵抗性(SAR)、システミン(systemin)、フィトアレキシン、誘導因子並びにさらに抵抗性遺伝子とそれにより発現されるタンパク質及び毒素による、細菌類及び/又はウイルス類に対する向上した抵抗性である。
本発明に従って好ましくは処理することが可能なトランスジェニック植物又は植物品種における特に有用なトランスジェニックイベントとしては、以下のものを挙げることができる:イベント531/PV-GHBK04(ワタ、昆虫防除、WO2002/040677に記載されている)、イベント1143-14A(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2006/128569に記載されている);イベント1143-51B(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2006/128570に記載されている);イベント1445(ワタ、除草剤耐性、寄託されていない、US-A2002-120964又はWO2002/034946に記載されている);イベント17053(イネ、除草剤耐性、PTA-9843として寄託されている、WO2010/117737に記載されている);イベント17314(イネ、除草剤耐性、PTA-9844として寄託されている、WO2010/117735に記載されている);イベント281-24-236(ワタ、昆虫防除-除草剤耐性、PTA-6233として寄託されている、WO2005/103266又はUS-A2005-216969に記載されている);イベント3006-210-23(ワタ、昆虫防除-除草剤耐性、PTA-6233として寄託されている、US-A2007-143876又はWO2005/103266に記載されている);イベント3272(トウモロコシ、品質に関する形質、PTA-9972として寄託されている、WO2006/098952又はUS-A2006-230473に記載されている);イベント33391(コムギ、除草剤耐性、PTA-2347として寄託されている、WO2002/027004に記載されている)、イベント40416(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-11508として寄託されている、WO11/075593に記載されている);イベント43A47(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-11509として寄託されている、WO2011/075595に記載されている);イベント5307(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC PTA-9561として寄託されている、WO2010/077816に記載されている);イベントASR-368(ベントグラス、除草剤耐性、ATCC PTA-4816として寄託されている、US-A2006-162007又はWO2004/053062に記載されている);イベントB16(トウモロコシ、除草剤耐性、寄託されていない、US-A2003-126634に記載されている);イベントBPS-CV127-9(ダイズ、除草剤耐性、NCIMB No.41603として寄託されている、WO2010/080829に記載されている);イベントBLRl(アブラナ、雄性不稔の回復、NCIMB 41193として寄託されている、WO2005/074671に記載されている)、イベントCE43-67B(ワタ、昆虫防除、DSM ACC2724として寄託されている、US-A2009-217423又はWO2006/128573に記載されている);イベントCE44-69D(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、US-A2010-0024077に記載されている);イベントCE44-69D(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2006/128571に記載されている);イベントCE46-02A(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2006/128572に記載されている);イベントCOT102(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、US-A2006-130175又はWO2004/039986に記載されている);イベントCOT202(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、US-A2007-067868又はWO2005/054479に記載されている);イベントCOT203(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2005/054480に記載されている););イベントDAS21606-3/1606(ダイズ、除草剤耐性、PTA-11028として寄託されている、WO2012/033794に記載されている)、イベントDAS40278(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC PTA-10244として寄託されている、WO2011/022469に記載されている);イベントDAS-44406-6/pDAB8264.44.06.l(ダイズ、除草剤耐性、PTA-11336として寄託されている、WO2012/075426に記載されている)、イベントDAS-14536-7/pDAB8291.45.36.2(ダイズ、除草剤耐性、PTA-11335として寄託されている、WO2012/075429に記載されている)、イベントDAS-59122-7(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA 11384として寄託されている、US-A2006-070139に記載されている);イベントDAS-59132(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、寄託されていない、WO2009/100188に記載されている);イベントDAS68416(ダイズ、除草剤耐性、ATCC PTA-10442として寄託されている、WO2011/066384又はWO2011/066360に記載されている);イベントDP-098140-6(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC PTA-8296として寄託されている、US-A2009-137395又はWO08/112019に記載されている);イベントDP-305423-1(ダイズ、品質に関する形質、寄託されていない、US-A2008-312082又はWO2008/054747に記載されている);イベントDP-32138-1(トウモロコシ、ハイブリダイゼーション系、ATCC PTA-9158として寄託されている、US-A2009-0210970又はWO2009/103049に記載されている);イベントDP-356043-5(ダイズ、除草剤耐性、ATCC PTA-8287として寄託されている、US-A2010-0184079又はWO2008/002872に記載されている);イベントEE-I(ナス、昆虫防除、寄託されていない、WO07/091277に記載されている);イベントFil 17(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC 209031として寄託されている、US-A2006-059581又はWO98/044140に記載されている);イベントFG72(ダイズ、除草剤耐性、PTA-11041として寄託されている、WO2011/063413に記載されている)、イベントGA21(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC 209033として寄託されている、US-A2005-086719又はWO98/044140に記載されている);イベントGG25(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC 209032として寄託されている、US-A2005-188434又はWO98/044140に記載されている);イベントGHB119(ワタ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-8398として寄託されている、WO2008/151780に記載されている);イベントGHB614(ワタ、除草剤耐性、ATCC PTA-6878として寄託されている、US-A2010-050282又はW02007/017186に記載されている);イベントGJ11(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC 209030として寄託されている、US-A2005-188434又はWO98/044140に記載されている);イベントGM RZ13(テンサイ、ウイルス抵抗性、NCIMB-41601として寄託されている、WO2010/076212に記載されている);イベントH7-l(テンサイ、除草剤耐性、NCIMB 41158又はNCIMB 41159として寄託されている、US-A2004-172669又はWO2004/074492に記載されている);イベントJOPLINl(コムギ、病害耐性、寄託されていない、US-A2008-064032に記載されている);イベントLL27(ダイズ、除草剤耐性、NCIMB41658として寄託されている、WO2006/108674又はUS-A2008-320616に記載されている);イベントLL55(ダイズ、除草剤耐性、NCIMB 41660として寄託されている、WO2006/108675又はUS-A2008-196127に記載されている);イベントLLcotton25(ワタ、除草剤耐性、ATCC PTA-3343として寄託されている、WO2003/013224又はUS A2003-097687に記載されている);イベントLLRICE06(イネ、除草剤耐性、ATCC 203353として寄託されている、US 6,468,747又はWO2000/026345に記載されている);イベントLLRice62(イネ、除草剤耐性、ATCC 203352として寄託されている、WO2000/026345に記載されている)、イベントLLRICE601(イネ、除草剤耐性、ATCC PTA-2600として寄託されている、US-A2008-2289060又はWO2000/026356に記載されている);イベントLY038(トウモロコシ、品質に関する形質、ATCC PTA-5623として寄託されている、US-A2007-028322又はWO2005/061720に記載されている);イベントMIR162(トウモロコシ、昆虫防除、PTA-8166として寄託されている、US-A2009-300784又はWO2007/142840に記載されている);イベントMIR604(トウモロコシ、昆虫防除、寄託されていない、US-A2008-167456又はWO2005/103301に記載されている);イベントMON15985(ワタ、昆虫防除、ATCC PTA-2516として寄託されている、US-A2004-250317又はWO2002/100163に記載されている);イベントMON810(トウモロコシ、昆虫防除、寄託されていない、US-A2002-102582に記載されている);イベントMON863(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC PTA-2605として寄託されている、WO2004/011601又はUS-A2006-095986に記載されている);イベントMON87427(トウモロコシ、受粉制御、ATCC PTA-7899として寄託されている、WO2011/062904に記載されている);イベントMON87460(トウモロコシ、ストレス耐性、ATCC PTA-8910として寄託されている、WO2009/111263又はUS-A2011-0138504に記載されている);イベントMON87701(ダイズ、昆虫防除、ATCC PTA-8194として寄託されている、US-A2009-130071又はWO2009/064652に記載されている);イベントMON87705(ダイズ、品質に関する形質-除草剤耐性、ATCC PTA-9241として寄託されている、US-A2010-0080887又はWO2010/037016に記載されている);イベントMON87708(ダイズ、除草剤耐性、ATCC PTA-9670として寄託されている、WO2011/034704に記載されている);イベントMON87712(ダイズ、収量、PTA-10296として寄託されている、WO2012/051199に記載されている)、イベントMON87754(ダイズ、品質に関する形質、ATCC PTA-9385として寄託されている、WO2010/024976に記載されている);イベントMON87769(ダイズ、品質に関する形質、ATCC PTA-8911として寄託されている、US-A2011-0067141又はWO2009/102873に記載されている);イベントMON88017(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-5582として寄託されている、US-A2008-028482又はWO2005/059103に記載されている);イベントMON88
913(ワタ、除草剤耐性、ATCC PTA-4854として寄託されている、WO2004/072235又はUS-A2006-059590に記載されている);イベントMON88302(アブラナ、除草剤耐性、PTA-10955として寄託されている、WO2011/153186に記載されている)、イベントMON88701(ワタ、除草剤耐性、PTA-11754として寄託されている、WO2012/134808に記載されている)、イベントMON89034(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC PTA-7455として寄託されている、WO07/140256又はUS-A2008-260932に記載されている);イベントMON89788(ダイズ、除草剤耐性、ATCC PTA-6708として寄託されている、US-A2006-282915又はWO2006/130436に記載されている);イベントMSl 1(アブラナ、受粉制御-除草剤耐性、ATCC PTA-850又はPTA-2485として寄託されている、WO2001/031042に記載されている);イベントMS8(アブラナ、受粉制御-除草剤耐性、ATCC PTA-730として寄託されている、WO2001/041558又はUS-A2003-188347に記載されている);イベントNK603(トウモロコシ、除草剤耐性、ATCC PTA-2478として寄託されている、US-A2007-292854に記載されている);イベントPE-7(イネ、昆虫防除、寄託されていない、WO2008/114282に記載されている);イベントRF3(アブラナ、受粉制御-除草剤耐性、ATCC PTA-730として寄託されている、WO2001/041558又はUS-A2003-188347に記載されている);イベントRT73(アブラナ、除草剤耐性、寄託されていない、WO2002/036831又はUS-A2008-070260に記載されている);イベントSYHT0H2/SYN-000H2-5(ダイズ、除草剤耐性、PTA-11226として寄託されている、WO2012/082548に記載されている)、イベントT227-1(テンサイ、除草剤耐性、寄託されていない、WO2002/44407又はUS-A2009-265817に記載されている);イベントT25(トウモロコシ、除草剤耐性、寄託されていない、US-A2001-029014又はWO2001/051654に記載されている);イベントT304-40(ワタ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-8171として寄託されている、US-A2010-077501又はWO2008/122406に記載されている);イベントT342-142(ワタ、昆虫防除、寄託されていない、WO2006/128568に記載されている);イベントTC1507(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、寄託されていない、US-A2005-039226又はWO2004/099447に記載されている);イベントVIP1034(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、ATCC PTA-3925として寄託されている、WO2003/052073に記載されている)、イベント32316(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、PTA-11507として寄託されている、WO2011/084632に記載されている)、イベント4114(トウモロコシ、昆虫防除-除草剤耐性、PTA-11506として寄託されている、W02011/084621に記載されている)、イベントEE-GM3/FG72(ダイズ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11041)〔これは、場合により、イベントEE-GM1/LL27又はイベントEE-GM2/LL55とスタックされている〕(WO2011/063413A2)、イベントDAS-68416-4(ダイズ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-10442、WO2011/066360Al)、イベントDAS-68416-4(ダイズ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-10442、WO2011/066384Al)、イベントDP-040416-8(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC受託番号PTA-11508、WO2011/075593Al)、イベントDP-043A47-3(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC受託番号PTA-11509、WO2011/075595Al)、イベントDP-004114-3(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC受託番号PTA-11506、WO2011/084621Al)、イベントDP-032316-8(トウモロコシ、昆虫防除、ATCC受託番号PTA-11507、WO2011/084632Al)、イベントMON-88302-9(アブラナ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-10955、WO2011/153186Al)、イベントDAS-21606-3(ダイズ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11028、WO2012/033794A2)、イベントMON-87712-4(ダイズ、品質に関する形質、ATCC受託番号PTA-10296、WO2012/051199A2)、イベントDAS-44406-6(ダイズ、スタックされた除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11336、WO2012/075426Al)、イベントDAS-14536-7(ダイズ、スタックされた除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11335、WO2012/075429Al)、イベントSYN-000H2-5(ダイズ、除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11226、WO2012/082548A2)、イベントDP-061061-7(アブラナ、除草剤耐性、寄託番号未入手、WO2012071039Al)、イベントDP-073496-4(アブラナ、除草剤耐性、寄託番号未入手、US2012131692)、イベント8264.44.06.1(ダイズ、スタックされた除草剤耐性、受託番号PTA-11336、WO2012075426A2)、イベント8291.45.36.2(ダイズ、スタックされた除草剤耐性、受託番号PTA-11335、WO2012075429A2)、イベントSYHT0H2(ダイズ、ATCC受託番号PTA-11226、WO2012/082548A2)、イベントMON88701(ワタ、ATCC受託番号PTA-11754、WO2012/134808Al)、イベントKK179-2(アルファルファ、ATCC受託番号PTA-11833、WO2013/003558Al)、イベントpDAB8264.42.32.1(ダイズ、スタックされた除草剤耐性、ATCC受託番号PTA-11993、WO2013/010094Al)、イベントMZDT09Y(トウモロコシ、ATCC受託番号PTA-13025、WO2013/012775Al)。
さらに、そのようなトランスジェニックイベントのリストは、米国農務省(USDA)動植物検疫局(APHIS)によって提供されており、そして、ワールドワイドウェブのそれらのウェブサイト「aphis.usda.gov」で見いだすことができる。本出願に関しては、本出願の出願日に存在している/存在していた当該リストの状況が関連する。
望まれる当該形質を付与する遺伝子/イベントは、トランスジェニック植物体内で、互いに組み合わせて存在させることも可能である。挙げることができるトランスジェニック植物の例は、重要な作物植物、例えば、穀類(コムギ、イネ、ライコムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、テンサイ、サトウキビ、トマト、エンドウマメ及び他の種類の野菜、ワタ、タバコ、ナタネ、並びに、さらに、果実植物(果実を有するもの、リンゴ、ナシ、柑橘類果実及びブドウ)などを挙げることができ、トウモロコシ、ダイズ、コムギ、イネ、ジャガイモ、ワタ、サトウキビ、タバコ及びナタネは特に重要である。特に重要な形質は、昆虫類、クモ形類動物、線虫類並びにナメクジ類及びカタツムリ類に対する植物の向上した抵抗性、並びに、1種類以上の除草剤に対する植物の向上した抵抗性である。
好ましくは本発明に従って処理され得るそのような植物、植物の部分又は植物の種子の商業的に入手可能な例としては、以下のような商標名で販売又は販売されている市販製品(例えば、植物の種子)などがある:GENUITY(登録商標)、DROUGHTGARD(登録商標)、SMARTSTAX(登録商標)、RIB COMPLETE(登録商標)、ROUNDUP READY(登録商標)、VT DOUBLE PRO(登録商標)、VT TRIPLE PRO(登録商標)、BOLLGARD II(登録商標)、ROUNDUP READY 2 YIELD(登録商標)、YIELDGARD(登録商標)、ROUNDUP READY 2(登録商標) XTENDTM、INTACTA RR2 PRO(登録商標)、VISTIVE GOLD(登録商標)、及び/又は、XTENDFLEX(商標)。
病原体
本発明に従って治療することが可能な菌類病の病原体の非限定的な例としては、以下のものを挙げることができる:
・ 例えば以下のような、うどんこ病病原体に起因する病害: ブルメリア属各種(Blumeria species)、例えば、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis); ポドスファエラ属各種(Podosphaera species)、例えば、ポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leucotricha); スファエロテカ属各種(Sphaerotheca species)、例えば、スファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea); ウンシヌラ属各種(Uncinula species)、例えば、ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator);
・ 例えば以下のような、さび病病原体に起因する病害: ギムノスポランギウム属各種(Gymnosporangium species)、例えば、ギムノスポランギウム・サビナエ(Gymnosporangium sabinae); ヘミレイア属各種(Hemileia species)、例えば、ヘミレイア・バスタトリクス(Hemileia vastatrix); ファコプソラ属各種(Phakopsora species)、例えば、ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)又はファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae); プッシニア属各種(Puccinia species)、例えば、プッシニア・レコンジタ(Puccinia recondita)、プッシニア・グラミニス(Puccinia graminis)又はプッシニア・ストリイホルミス(Puccinia striiformis); ウロミセス属各種(Uromyces species)、例えば、ウロミセス・アペンジクラツス(Uromyces appendiculatus);
・ 例えば以下のような、卵菌類(Oomycetes)の群の病原体に起因する病害: アルブゴ属各種(Albugo species)、例えば、アルブゴ・カンジダ(Albugo candida); ブレミア属各種(Bremia species)、例えば、ブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae); ペロノスポラ属各種(Peronospora species)、例えば、ペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)又はペロノスポラ・ブラシカエ(P. brassicae); フィトフトラ属各種(Phytophthora species)、例えば、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans); プラスモパラ属各種(Plasmopara species)、例えば、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola); プセウドペロノスポラ属各種(Pseudoperonospora species)、例えば、プセウドペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)又はプセウドペロノスポラ・クベンシス(Pseudoperonospora cubensis); ピシウム属各種(Pythium species)、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum);
・ 例えば以下のものに起因する、斑点病(leaf blotch disease)及び萎凋病(leaf wilt disease): アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani); セルコスポラ属各種(Cercospora species)、例えば、セルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola); クラジオスポリウム属各種(Cladiosporium species)、例えば、クラジオスポリウム・ククメリヌム(Cladiosporium cucumerinum); コクリオボルス属各種(Cochliobolus species)、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:Drechslera, 同義語:Helminthosporium)又はコクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus); コレトトリクム属各種(Colletotrichum species)、例えば、コレトトリクム・リンデムタニウム(Colletotrichum lindemuthanium); コリネスポラ属各種(Corynespora species)、例えば、コリネスポラ・カシイコラ(Corynespora cassiicola); シクロコニウム属各種(Cycloconium species)、例えば、シクロコニウム・オレアギヌム(Cycloconium oleaginum); ジアポルテ属各種(Diaporthe species)、例えば、ジアポルテ・シトリ(Diaporthe citri); エルシノエ属各種(Elsinoe species)、例えば、エルシノエ・ファウセッチイ(Elsinoe fawcettii); グロエオスポリウム属各種(Gloeosporium species)、例えば、グロエオスポリウム・ラエチコロル(Gloeosporium laeticolor); グロメレラ属各種(Glomerella species)、例えば、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata); グイグナルジア属各種(Guignardia species)、例えば、グイグナルジア・ビドウェリ(Guignardia bidwelli); レプトスファエリア属各種(Leptosphaeria species)、例えば、レプトスファエリア・マクランス(Leptosphaeria maculans); マグナポルテ属各種(Magnaporthe species)、例えば、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea); ミクロドキウム属各種(Microdochium species)、例えば、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale); ミコスファエレラ属各種(Mycosphaerella species)、例えば、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、ミコスファエレラ・アラキジコラ(Mycosphaerella arachidicola)又はミコスファエレラ・フィジエンシス(Mycosphaerella fijiensis); ファエオスファエリア属各種(Phaeosphaeria species)、例えば、ファエオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum); ピレノホラ属各種(Pyrenophora species)、例えば、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)又はピレノホラ・トリチシ・レペンチス(Pyrenophora tritici repentis); ラムラリア属各種(Ramularia species)、例えば、ラムラリア・コロ-シグニ(Ramularia collo-cygni)又はラムラリア・アレオラ(Ramularia areola); リンコスポリウム属各種(Rhynchosporium species)、例えば、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis); セプトリア属各種(Septoria species)、例えば、セプトリア・アピイ(Septoria apii)又はセプトリア・リコペルシシ(Septoria lycopersici); スタゴノスポラ属各種(Stagonospora species)、例えば、スタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum); チフラ属各種(Typhula species)、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata); ベンツリア属各種(Venturia species)、例えば、ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis);
・ 例えば以下のものに起因する、根及び茎の病害: コルチシウム属各種(Corticium species)、例えば、コルチシウム・グラミネアルム(Corticium graminearum); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum); ガエウマンノミセス属各種(Gaeumannomyces species)、例えば、ガエウマンノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis); プラスモジオホラ属各種(Plasmodiophora species)、例えば、プラスモジオホラ・ブラシカエ(Plasmodiophora brassicae); リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani); サロクラジウム属各種(Sarocladium species)、例えば、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae); スクレロチウム属各種(Sclerotium species)、例えば、スクレロチウム・オリザエ(Sclerotium oryzae); タペシア属各種(Tapesia species)、例えば、タペシア・アクホルミス(Tapesia acuformis); チエラビオプシス属各種(Thielaviopsis species)、例えば、チエラビオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola);
・ 例えば以下のものに起因する、穂の病害(ear and panicle disease)(トウモロコシの穂軸を包含する): アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア属種(Alternaria spp.); アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus); クラドスポリウム属各種(Cladosporium species)、例えば、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides); クラビセプス属各種(Claviceps species)、例えば、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum); ジベレラ属各種(Gibberella species)、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae); モノグラフェラ属各種(Monographella species)、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis); スタグノスポラ属各種(Stagnospora species)、例えば、スタグノスポラ・ノドルム(Stagnospora nodorum);
・ 例えば以下のものなどの、黒穂病菌類(smut fungi)に起因する病害: スファセロテカ属各種(Sphacelotheca species)、例えば、スファセロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana); チレチア属各種(Tilletia species)、例えば、チレチア・カリエス(Tilletia caries)又はチレチア・コントロベルサ(Tilletia controversa); ウロシスチス属各種(Urocystis species)、例えば、ウロシスチス・オクルタ(Urocystis occulta); ウスチラゴ属各種(Ustilago species)、例えば、ウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda);
・ 例えば以下のものに起因する、果実の腐敗(fruit rot): アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus); ボトリチス属各種(Botrytis species)、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea); モニリニア属各種(Monilinia species)、例えば、モニリニア・ラキサ(Monilinia laxa); ペニシリウム属各種(Penicillium species)、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum)又はペニシリウム・プルプロゲヌム(Penicillium purpurogenum); リゾプス属各種(Rhizopus species)、例えば、リゾプス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer); スクレロチニア属各種(Sclerotinia species)、例えば、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum); ベルチシリウム属各種(Verticilium species)、例えば、ベルチシリウム・アルボアトルム(Verticilium alboatrum);
・ 例えば以下のものに起因する、種子及び土壌によって媒介される腐敗病及び萎凋病(seed- and soil-borne rot and wilt disease)並びに実生の病害: アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア・ブラシシコラ(Alternaria brassicicola); アファノミセス属各種(Aphanomyces species)、例えば、アファノミセス・エウテイケス(Aphanomyces euteiches); アスコキタ属各種(Ascochyta species)、例えば、アスコキタ・レンチス(Ascochyta lentis); アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus); クラドスポリウム属各種(Cladosporium species)、例えば、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum); コクリオボルス属各種(Cochliobolus species)、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:Drechslera、Bipolaris 異名:Helminthosporium); コレトトリクム属各種(Colletotrichum species)、例えば、コレトトリクム・ココデス(Colletotrichum coccodes); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum); ジベレラ属各種(Gibberella species)、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae); マクロホミナ属各種(Macrophomina species)、例えば、マクロホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina); ミクロドキウム属各種(Microdochium species)、例えば、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale); モノグラフェラ属各種(Monographella species)、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis); ペニシリウム属各種(Penicillium species)、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum); ホマ属各種(Phoma species)、例えば、ホマ・リンガム(Phoma lingam); ホモプシス属各種(Phomopsis species)、例えば、ホモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae); フィトフトラ属各種(Phytophthora species)、例えば、フィトフトラ・カクトルム(Phytophthora cactorum); ピレノホラ属各種(Pyrenophora species)、例えば、ピレノホラ・グラミネア(Pyrenophora graminea); ピリクラリア属各種(Pyricularia species)、例えば、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae); ピシウム属各種(Pythium species)、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum); リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani); リゾプス属各種(Rhizopus species)、例えば、リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae); スクレロチウム属各種(Sclerotium species)、例えば、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii); セプトリア属各種(Septoria species)、例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum); チフラ属各種(Typhula species)、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata); ベルチシリウム属各種(Verticillium species)、例えば、ベルチシリウム・ダーリアエ(Verticillium dahliae);
・ 例えば以下のものに起因する、癌性病害(cancer)、こぶ(gall)及び天狗巣病(witches’ broom): ネクトリア属各種(Nectria species)、例えば、ネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena);
・ 例えば以下のものに起因する、萎凋病(wilt disease): ベルチシリウム属各種(Verticillium species)、例えば、ベルチシリウム・ロンギスポルム(Verticillium longisporum); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum);
・ 例えば以下のものに起因する、葉、花及び果実の奇形: エキソバシジウム属各種(Exobasidium species)、例えば、エキソバシジウム・ベキサンス(Exobasidium vexans); タフリナ属各種(Taphrina species)、例えば、タフリナ・デホルマンス(Taphrina deformans);
・ 例えば以下のものに起因する、木本植物の衰退性病害(degenerative disease): エスカ属各種(Esca species)、例えば、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaeomoniella chlamydospora)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Phaeoacremonium aleophilum)又はフォミチポリア・メジテラネア(Fomitiporia mediterranea); ガノデルマ属各種(Ganoderma species)、例えば、ガノデルマ・ボニネンセ(Ganoderma boninense);
・ 例えば以下のものに起因する、植物塊茎の病害: リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani); ヘルミントスポリウム属各種(Helminthosporium species)、例えば、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani);
・ 例えば以下のものなどの、細菌性病原体に起因する病害: キサントモナス属各種(Xanthomonas species)、例えば、キサントモナス・カムペストリス pv.オリザエ(Xanthomonas campestris pv. oryzae); シュードモナス属各種(Pseudomonas species)、例えば、シュードモナス・シリンガエ pv.ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv. lachrymans); エルウィニア属各種(Erwinia species)、例えば、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora); リベリバクテル属各種(Liberibacter species)、例えば、リベリバクテル・アシアチクス(Liberibacter asiaticus); キシエラ属各種(Xyella species)、例えば、キシレラ・ファスチジオサ(Xylella fastidiosa); ラルストニア属各種(Ralstonia species)、例えば、ラルストニア・ソラナセアルム(Ralstonia solanacearum); ディケヤ属各種(Dickeya species)、例えば、ディケヤ・ソラニ(Dickeya solani); クラビバクテル属各種(Clavibacter species)、例えば、クラビバクテル・ミチガネンシス(Clavibacter michiganensis); ストレプトミセス属各種(Streptomyces species)、例えば、ストレプトミセス・スカビエス(Streptomyces scabies)。
ダイズの病害:
・ 例えば以下のものに起因する、葉、茎、鞘及び種子の菌類病:
アルテルナリア斑点病(alternaria leaf spot)(Alternaria spec. atrans tenuissima)、炭疽病(Colletotrichum gloeosporoides dematium var. truncatum)、褐紋病(brown spot)(Septoria glycines)、紫斑病(cercospora leaf spot and blight)(Cercospora kikuchii)、コアネホラ葉枯病(choanephora leaf blight)(Choanephora infundibulifera trispora(Syn.))、ダクツリオホラ斑点病(dactuliophora leaf spot)(Dactuliophora glycines)、べと病(Peronospora manshurica)、ドレクスレラ胴枯病(drechslera blight)(Drechslera glycini)、斑点病(frogeye leaf spot)(Cercospora sojina)、そばかす病(leptosphaerulina leaf spot)(Leptosphaerulina trifolii)、灰星病(phyllostica leaf spot)(Phyllosticta sojaecola)、黒点病(pod and stem blight)(Phomopsis sojae)、うどんこ病(Microsphaera diffusa)、ピレノカエタ斑点病(pyrenochaeta leaf spot)(Pyrenochaeta glycines)、葉腐病(rhizoctonia aerial, foliage, and web blight)(Rhizoctonia solani)、さび病(Phakopsora pachyrhizi, Phakopsora meibomiae)、黒とう病(Sphaceloma glycines)、ステムフィリウム葉枯病(stemphylium leaf blight)(Stemphylium botryosum)、急性枯死症(sudden death syndrome)(Fusarium virguliforme)、褐色輪紋病(Corynespora cassiicola);
・ 例えば以下のものに起因する、根及び茎基部の菌類病:
黒根腐病(Calonectria crotalariae)、炭腐病(Macrophomina phaseolina)、赤かび病(fusarium blight or wilt, root rot, and pod and collar rot)(Fusarium oxysporum、Fusarium orthoceras、Fusarium semitectum、Fusarium equiseti)、ミコレプトジスクス根腐病(mycoleptodiscus root rot)(Mycoleptodiscus terrestris)、根腐病(neocosmospora)(Neocosmospora vasinfecta)、黒点病(Diaporthe phaseolorum)、茎腐爛病(stem canker)(Diaporthe phaseolorum var. caulivora)、茎疫病(phytophthora rot)(Phytophthora megasperma)、落葉病(brown stem rot)(Phialophora gregata)、根茎腐敗病(pythium rot)(Pythium aphanidermatum、Pythium irregulare、Pythium debaryanum、Pythium myriotylum、Pythium ultimum)、リゾクトニア根腐病(rhizoctonia root rot, stem decay, and damping-off)(Rhizoctonia solani)、菌核病(sclerotinia stem decay)(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチニアサウザンブライト病(sclerotinia southern blight)(Sclerotinia rolfsii)、チエラビオプシス根腐病(thielaviopsis root rot)(Thielaviopsis basicola)。
好ましくは、本発明による活性化合物組み合わせは、以下の植物病原体のうちの少なくとも1種類に対して有効である:
ベンツリア(Venturia)、スクレロチニア(Sclerotinia)、リゾクトニア(Rhizoctonia);プラスモジオホラ(Plasmodiophora);ヘルミントスポリウム(Helminthosporium)、ピシウム(Phytium)、アルテルナリア(Alternaria);セルコスポラ(Cercospora);クラジオスポリウム(Cladiosporium);コクリオボルス(Cochliobolus);コレトトリクム(Colletotrichum);ジアポルテ(Diaporthe);グロエオスポリウム(Gloeosporium);コリネスポラ(Corynespora);グイグナルジア(Guignardia);エルシノエ(Elsinoe);マグナポルテ(Magnaporthe);ミクロドキウム(Microdochium);ミコスファエレラ(Mycosphaerella);ピレノホラ(Pyrenophora);ピリクラリア(Pyricularia);ラムラリア(Ramularia);リンコスポリウム(Rhynchosporium);ボトリチス(Botrytis)、フィトフトラ(Phytophthora);ブレミア(Bremia);ペロノスポラ(Peronospora);プラスモパラ(Plasmopara);プセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)、プッシニア(Puccinia);ヘミレイア(Hemileia);ファコプソラ(Phakopsora);ウロミセス(Uromyces);ブルメリア(Blumeria);ポドスファエラ(Podosphaera);スファエロテカ(Sphaerotheca);ウンシヌラ(Uncinula)、フサリウム(Fusarium)、セプトリア(Septoria)、アスペルギルス(Aspergillus);クラドスポリウム(Cladosporium);クラビセプス(Claviceps);ジベレラ(Gibberella);モノグラフェラ(Monographella)、スファセロテカ(Sphacelotheca);チレチア(Tilletia);ウスチラゴ(Ustilago)、モニリニア(Monilinia);リゾプス(Rhizopus);ベルチシリウム(Verticillium)、タフリナ(Taphrina)、キサントモナス(Xanthomonas);シュードモナス(Pseudomonas);エルウィニア(Erwinia);リベリバクテル(Liberibacter);キシエラ(Xyella);ラルストニア(Ralstonia);クラビバクテル(Clavibacter);ストレプトミセス(Streptomyces)、アントラクノセ(Anthracnose);セルコスポラ(Cercospora);ホモプシス(Phomopsis);ステムフィリウム(Stemphylium);コリネスポラ(Corynespora);ジアポルテ(Diaporthe)。
最も好ましくは、該植物病原体は、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)及びウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)から選択される。
マイコトキシン
さらに、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、収穫物並びにその収穫作物から作られる食料及び飼料におけるマイコトキシンの含有量を低減させることが可能である。マイコトキシンとしては、限定するものではないが、特に、以下のものを挙げることができる:デオキシニバレノール(DON)、ニバレノール、15-Ac-DON、3-Ac-DON、T2-トキシン、HT2-トキシン、フモニシン類、ゼアラレノン、モニリホルミン、フザリン、ジアセトキシシルペノール(DAS)、ベアウベリシン(beauvericin)、エンニアチン、フサロプロリフェリン(fusaroproliferin)、フサレノール(fusarenol)、オクラトキシン類、パツリン、エルゴットアルカロイド類及びアフラトキシン類〔これらは、例えば、以下の菌類によって産生され得る: フサリウム属各種(Fusarium spec.)、例えば、フサリウム・アクミナツム(F. acuminatum)、フサリウム・アシアチクム(F. asiaticum)、フサリウム・アベナセウム(F. avenaceum)、フサリウム・クロオクウェレンセ(F. crookwellense)、フサリウム・クルモルム(F. culmorum)、フサリウム・グラミネアルム(F. graminearum)(ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae))、フサリウム・エクイセチ(F. equiseti)、フサリウム・フジコロイ(F. fujikoroi)、フサリウム・ムサルム(F. musarum)、フサリウム・オキシスポルム(F. oxysporum)、フサリウム・プロリフェラツム(F. proliferatum)、フサリウム・ポアエ(F. poae)、フサリウム・プセウドグラミネアルム(F. pseudograminearum)、フサリウム・サムブシヌム(F. sambucinum)、フサリウム・シルピ(F. scirpi)、フサリウム・セミテクツム(F. semitectum)、フサリウム・ソラニ(F. solani)、フサリウム・スポロトリコイデス(F. sporotrichoides)、フサリウム・ラングセチアエ(F. langsethiae)、フサリウム・スブグルチナンス(F. subglutinans)、フサリウム・トリシンクツム(F. tricinctum)、フサリウム・ベルチシリオイデス(F. verticillioides)、及び、さらに、アスペルギルス属各種(Aspergillus spec.)、例えば、アスペルギルス・フラブス(A. flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(A. parasiticus)、アスペルギルス・ノミウス(A. nomius)、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・クラバツス(A. clavatus)、アスペルギルス・テレウス(A. terreus)、アスペルギルス・ベルシコロル(A. versicolor)、ペニシリウム属各種(Penicillium spec.)、例えば、ペニシリウム・ベルコスム(P. verrucosum)、ペニシリウム・ビリジカツム(P. viridicatum)、ペニシリウム・シトリヌム(P. citrinum)、ペニシリウム・エキスパンスム(P. expansum)、ペニシリウム・クラビホルメ(P. claviforme)、ペニシリウム・ロクエホルチ(P. roqueforti)、クラビセプス属各種(Claviceps spec.)、例えば、クラビセプス・プルプレア(C. purpurea)、クラビセプス・フシホルミス(C. fusiformis)、クラビセプス・パスパリ(C. paspali)、クラビセプス・アフリカナ(C. africana)、スタキボトリス属各種(Stachybotrys spec.)など〕。
従って、本発明は、さらに、収穫物並びにその収穫作物から作られる食料及び/又は飼料におけるマイコトキシンの含有量を低減させる方法にも関し、ここで、該方法は、本発明による活性化合物組み合わせ又は組成物を植物、植物の部分、果実、種子又は土壌に施用することを含んでいる。
材料物質の保護
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、材料物質の保護において、特に、植物病原性菌類による攻撃及び破壊に対して工業材料を保護するするために用いることもできる。
さらに、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、単独で、又は、別の活性成分と組み合わせて、汚れ止め組成物として用いることもできる。
本発明に関連して、工業材料とは、工業において使用するために準備された無生物材料を意味するものと理解される。例えば、微生物による変性又は破壊から保護することが意図されている工業材料は、接着剤、膠、紙、壁紙及び厚紙/板紙、織物、カーペット、皮革、木材、繊維及び薄織物、塗料及びプラスチック製品、冷却用潤滑油、並びに、微生物によって感染又は破壊され得る別の材料などであり得る。微生物の増殖により損なわれ得る建造物及び製造プラントの部品、例えば、冷却水循環路、冷却装置及び暖房装置、並びに、換気装置及び空調設備なども、保護すべき材料の範囲内のものとして挙げることができる。本発明の範囲内における工業材料としては、好ましくは、接着剤、サイズ、紙及び厚紙、皮革、木材、塗料、冷却用潤滑油及び熱媒液などを挙げることができ、さらに好ましくは、木材を挙げることができる。
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、腐朽、腐敗、変色、脱色又は黴発生などの、悪影響を防止することができる。
木材を処理する場合、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、材木の表面又は内部で増殖するであろう菌類病に対しても使用することができる。
材木(timber)は、全ての種類の木材、そのような木材を建築用に加工した全てのタイプのもの、例えば、ソリッドウッド、高密度木材、積層木材及び合板などを意味する。さらにまた、本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、海水又は淡海水と接触するもの(特に、船体、障壁(screen)、網、建造物、係船設備及び信号システム)を付着物に対して保護するために使用することもできる。
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、貯蔵品を保護するために使用することもできる。貯蔵品は、長期間の保護が望まれる、植物若しくは動物起源の天然物質又は自然起源のそれら天然物質の加工製品を意味するものと理解される。植物起源の貯蔵品、例えば、植物若しくは植物の分部、例えば、茎、葉、塊茎、種子、果実、穀粒などは、新たに収穫された状態で保護することができるか、又は、(予備)乾燥、加湿、粉砕、摩砕、加圧成形又は焙焼によって加工された後で保護することができる。貯蔵品には、さらに、未加工の木材(例えば、建築用木材、電柱及び柵)又は完成品の形態にある木材(例えば、家具)の両方とも包含される。動物起源の貯蔵品は、例えば、皮革、革製品、毛皮及び獣毛などである。本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、腐朽、腐敗、変色、脱色又は黴発生などの、悪影響を防止することができる。
工業材料を劣化又は変性させることができる微生物としては、例えば、細菌類、菌類、酵母類、藻類及び粘菌類(slime organisms)などを挙げることができる。本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、好ましくは、菌類、特に、カビ類、材木を変色させる菌類及び材木を破壊する菌類(子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)及び接合菌類(Zygomycetes))、並びに、粘菌類(slime organisms)及び藻類に対して作用する。以下の属の微生物を例として挙げることができる: アルテルナリア(Alternaria)、例えば、アルテルナリア・テヌイス(Alternaria tenuis); アスペルギルス(Aspergillus)、例えば、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger); カエトミウム(Chaetomium)、例えば、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum); コニオホラ(Coniophora)、例えば、コニオホラ・プエタナ(Coniophora puetana); レンチヌス(Lentinus)、例えば、レンチヌス・チグリヌス(Lentinus tigrinus); ペニシリウム(Penicillium)、例えば、ペニシリウム・グラウクム(Penicillium glaucum); ポリポルス(Polyporus)、例えば、ポリポルス・ベルシコロル(Polyporus versicolor); アウレオバシジウム(Aureobasidium)、例えば、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans); スクレロホマ(Sclerophoma)、例えば、スクレロホマ・ピチオフィラ(Sclerophoma pityophila); トリコデルマ(Trichoderma)、例えば、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride);オフィオストマ属種(Ophiostoma spp.)、セラトシスチス属種(Ceratocystis spp.)、フミコラ属種(Humicola spp.)、ペトリエラ属種(Petriella spp.)、トリクルス属種(Trichurus spp.)、コリオルス属種(Coriolus spp.)、グロエオフィルム属種(Gloeophyllum spp.)、プレウロツス属種(Pleurotus spp.)、ポリア属種(Poria spp.)、セルプラ属種(Serpula spp.)及びチロミセス属種(Tyromyces spp.)、クラドスポリウム属種(Cladosporium spp.)、パエシロミセス属種(Paecilomyces spp.)、ムコル属種(Mucor spp.)、エシェリキア(Escherichia)、例えば、エシェリキア・コリ(Escherichia coli); シュードモナス(Pseudomonas)、例えば、シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa); スタフィロコッカス(Staphylococcus)、例えば、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)、カンジダ属種(Candida spp.)及びサッカロミセス属種(Saccharomyces spp.)、例えば、サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)。
種子処理
本発明の化合物組み合わせ及び組成物を用いて、望ましくない微生物(例えば、植物病原性微生物、例えば、植物病原性菌類又は植物病原性卵菌類)から種子を保護することもできる。用語「種子」は、本明細書中で使用される場合、休眠状態にある種子、プライミングされている種子、催芽されている(pregerminated)種子並びに根及び葉が出現している種子を包含する。
かくして、本発明は、望ましくない微生物から種子を保護する方法にも関し、ここで、該方法は、当該種子を本発明の化合物組み合わせ又は組成物で処理する段階を含んでおり、その際、該種子は、化合物(A)及び化合物(B)で同時に、別々に又は順次的に処理することができる。
本発明の化合物組み合わせ又は組成物で種子を処理することによって、植物病原性微生物からその種子が保護されるのみではなく、発芽中の種子、出芽している実生及び処理された種子から出芽後の植物も保護される。従って、本発明は、種子、発芽中の種子及び出芽している実生を保護する方法にも関する。
そのような種子処理は、播種の前、播種時、又は、播種後まもなくに実施することができる。
種子処理を播種前に実施する場合(例えば、所謂、種子施用(on-seed application))、その種子処理は、以下のように実施することができる: 当該種子を所望量の本発明の化合物組み合わせ又は組成物と一緒に混合機の中に入れることができ、その種子及び本発明の化合物組み合わせ又は組成物を種子の表面上における均質な分配が達成されるまで混合させる。適切な場合には、その後、種子を乾燥させることができる。
本発明は、さらに、本発明の化合物組み合わせ又は組成物で被覆された種子にも関する。
好ましくは、種子は、処理中に損傷が生じないように充分なほど安定な状態で処理する。一般に、種子は、収穫と播種後まもなくの間の任意の時点で処理することができる。慣習的には、植物から分離されていて、穂軸、殻、葉柄、外皮、被毛又は果肉を伴っていない種子を使用する。例えば、収穫され、不純物が取り除かれ、及び、含水量が15重量%未満となるまで乾燥された種子を使用することができる。あるいは、乾燥後に、例えば水で処理され、その後再度乾燥された種子、又は、プライミングをされた直後の種子、又は、プライミング状態で貯蔵された種子、又は、催芽された種子、又は、苗床トレイ若しくは苗床テープ若しくは苗床紙に播種された種子を、使用することも可能である。
種子に施用される本発明の化合物組み合わせ又は組成物の量は、典型的には、種子の発芽が損なわれないような量、又は、その種子から生じた植物が損傷を受けないような量である。このことは、とりわけ、本発明の化合物組み合わせに含まれている化合物が特定の施用量で植物毒性作用を示すような場合には、保証しなくてはならない。最少量の化合物を使用して種子及び発芽中の植物の最適な保護を達成するために、種子に施用する本発明の化合物組み合わせの量を決める場合には、トランスジェニック植物の内因性の表現型も考慮に入れるべきである。
本発明の化合物組み合わせに含まれている化合物は、そのままで、直接、即ち、別の成分を使用することなく、及び、予め希釈することなく、種子に施用することができる。それらは、同時に、別々に又は順次的に施用することができる。さらにまた、本発明の化合物組み合わせに含まれている化合物を含んでいる組成物(例えば、本発明の組成物)も、種子に施用することができる。
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、全ての植物品種の種子を保護するのに適している。好ましい種子は、禾穀類(例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、アワ、ライコムギ及びエンバク)、ナタネ、トウモロコシ、ワタ、ダイズ、イネ、ジャガイモ、ヒマワリ、インゲンマメ、コーヒー、エンドウマメ、ビート(例えば、テンサイ及び飼料用ビート)、ラッカセイ、野菜(例えば、トマト、キュウリ、タマネギ及びレタス)、芝及び観賞植物の種子である。さらに好ましいのは、コムギ、ダイズ、ナタネ、トウモロコシ及びイネの種子である。
本発明の化合物組み合わせ及び組成物は、トランスジェニック種子、特に、有害生物、除草剤による損傷又は非生物的ストレスに対して作用するポリペプチド又はタンパク質を発現し、それによって、保護効果を増大させることが可能な植物の種子を処理するのに使用することができる。有害生物、除草剤による損傷又は非生物的ストレスに対して作用するポリペプチド又はタンパク質を発現することが可能な植物の種子は、そのようなポリペプチド又はタンパク質の発現を可能にする少なくとも1種類の異種遺伝子を含有し得る。トランスジェニック種子内のそのような異種遺伝子は、例えば、バチルス(Bacillus)種、リゾビウム(Rhizobium)種、シュードモナス(Pseudomonas)種、セラチア(Serratia)種、トリコデルマ(Trichoderma)種、クラビバクテル(Clavibacter)種、グロムス(Glomus)種又はグリオクラジウム(Gliocladium)種の微生物に由来し得る。これらの異種遺伝子は、好ましくは、バチルス属種(Bacillus sp.)に由来し、この場合、その遺伝子産物は、アワノメイガ(European corn borer)及び/又はウェスタンコーンルートワーム(Western corn rootworm)に対して有効ある。該異種遺伝子は、特に好ましくは、バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する。
施用
本発明の化合物組み合わせは、そのままで施用することが可能であるか、又は、例えば、即時使用可能(ready-to-use)な溶液剤、エマルション剤、水性若しくは油性の懸濁液剤、粉末剤(powders)、水和剤、ペースト剤、可溶性粉末剤、粉剤(dusts)、可溶性顆粒剤、ばらまき用顆粒剤、サスポエマルション製剤、本発明の化合物組み合わせを含浸させた天然産物、本発明の化合物組み合わせを含浸させた合成物質、肥料又はポリマー物質中にマイクロカプセル化したものなどとして、施用することが可能である。
施用は、慣習的な方法で、例えば、潅水、散布、噴霧、ばらまき、散粉、泡状散布(foaming)又は塗布(spreading-on)によって行う。本発明の化合物組み合わせは、微量散布法によって使用する(deploy)ことも可能であり、点滴潅漑システム若しくは潅注施用(drench application)によって使用する(deploy)ことも可能であり、畝間(in-furrow)に施用することも可能であり、又は、土壌、茎若しくは幹に注入することも可能である。さらに、本発明の化合物組み合わせは、傷シール、ペイント若しくは別の傷被覆材を用いて施用することも可能である。植物、植物の部分、果実、種子又は土壌に施用される本発明の化合物組み合わせの有効で且つ植物と適合し得る量は、使用する化合物/組成物、処理の対象(植物、植物の部分、果実、種子又は土壌)、処理のタイプ(散粉、散布、種子粉衣)、処理の目的(治療的及び保護的)、微生物の種類、微生物の成長段階、微生物の感受性、作物の生育段階及び環境条件などのさまざまな要因に依存する。
本発明の化合物組み合わせを殺菌剤として使用する場合、その施用量は、施用の種類に応じて、比較的広い範囲内でさまざまであることができる。植物の部分(例えば、葉)を処理する場合、その施用量は、0.1~10000g/ha、好ましくは、10~1000g/ha、さらに好ましくは、50~300g/haの範囲内であることができる(潅水又は滴下によって施用する場合、特に、ロックウール又はパーライトなどの不活性底土を用いる場合には、上記施用量はさらに低減させることができる)。種子を処理する場合、その施用量は、種子100kg当たり0.1~200g、好ましくは、種子100kg当たり1~150g、さらに好ましくは、種子100kg当たり2.5~25g、さらに一層好ましくは、種子100kg当たり2.5~12.5gの範囲内であることができる。土壌を処理する場合、その施用量は、0.1~10000g/ha、好ましくは、1~5000g/haの範囲内であることができる。概略された上記施用量は,本発明の化合物組合せに含まれている化合物(A)及び化合物(B)の合計施用量である。
これらの施用量は、単に例であり、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
本発明の化合物組み合わせは、モデルと組み合わせて、例えば、場所特異的作物管理、サテライト農業、精密農業(precision farming)又は精密農業(precision agriculture)のためのコンピュータプログラムに組み込まれたモデルと組み合わせて、使用することができる。そのようなモデルは、収益性、持続可能性及び環境保護を最適化する目的で、土壌、天候、作物(例えば、種類、生育段階、植物の健康状態)、雑草(例えば、種類、生育段階)、病害、害虫、栄養素、水、水分、バイオマス、衛星データ、収穫量などのさまざまなソースからのデータを用いて、農業現場の場所特異的管理をサポートする。特に、そのようなモデルは、農学的な決定を最適化するのに、農薬施用の精度を制御するのに、及び、実施した作業を記録するのに、役立つ。
一例として、あるモデルが、菌類病の発生をモデル化し、作物植物に本発明の化合物を施用することが推奨される閾値に達したと計算される場合、適切な投与計画に従って、本発明の化合物を作物植物に施用することができる。
農学モデルを含んでいる市販のシステムとしては、例えば、The Climate Corporation製のFieldScripts(商標)、BASF製のXarvio(商標)、John Deere製のAGLogic(商標)などがある。
本発明の化合物は、農場車両(例えば、トラクター、ロボット、ヘリコプター、飛行機、無人航空機(UAV)、例えば、ドローンなど)に取り付けられた又はその中に収容された、スポット散布装置又は精密散布装置などのコンピューター化された散布装置と組み合わせて使用することも可能である。そのような装置は、通常、入力センサー(例えば、カメラなど)及び処理装置(これは、入力データを解析するように構成されており、及び、その入力データの解析に基づいて、作物植物(それぞれ、雑草)に本発明の化合物を特定の正確な方法で施用する決定を提供するように構成されている)を含んでいる。そのようなコンピューター化された散布装置の使用は、通常、記録されたデータを定位するための及び農場車両を誘導又は制御するための位置システム(例えば、GPS受信機)、情報を分かりやすい地図上に表すための地理情報システム(GIS)、並びに、散布などの必要な農作業を実行するための適切な農場車両も必要とする。
一例として、カメラで取得した画像から菌類病を検出することができる。一例として、その菌類病は、前記画像に基づいて、識別及び/又は分類することができる。そのような識別及び/又は分類では、画像処理アルゴリズムを使用することができる。そのような画像処理アルゴリズムは、機械学習アルゴリズム、例えば、学習済みニューラルネットワーク(trained neutral network)、決定木などを利用することができ、及び、人工知能アルゴリズムを利用することができる。このようにして、本明細書中に記載されている化合物は、必要な場所にのみ施用することができる。
本発明による活性化合物組み合わせの高度な殺菌活性は、下記実施例から明らかである。個々の活性化合物は殺菌活性に関して不充分であるが、当該組合せは、活性の単なる和を超えた活性を示す。
該活性化合物組み合わせの殺菌活性が、個別的に施用されたときの活性化合物の活性の総和を超えている場合、殺菌剤の相乗効果が常に存在している。2種類の活性化合物の所与の組合せに対して期待される活性は、以下のように計算することができる(cf. Colby,S.R., “Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations”, Weeds 1967, 15, 20-22):
Xは、活性化合物Aがm(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力であり;
Yは、活性化合物Bがn(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力であり;
Eは、活性化合物A及び活性化合物Bが、それぞれ、m及びn(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力である;
とした場合、
Figure 2022550564000001
「%」で表される効力の程度が示される。0%は、対照の効力に相当する効力を意味し、100%の効力は、病害が観察されないことを意味する。
実際の殺菌活性が算出された値を超えている場合、該組み合わせの活性は、相加的なものを超えている。即ち、相乗効果が存在している。この場合、実際に観察された効力は、期待される効力(E)について上記式から算出された値よりも大きくなければならない。
相乗効果を立証するさらなる方法は、Tammesの方法である(cf. “Isoboles, a graphic representation of synergism in pesticides” in Neth. J. Plant Path., 1964, 70, 73-80)。
下記実施例によって、本発明について例証する。しかしながら、本発明は、該実施例に限定されるものではない。
実施例1
カルボン酸カリウム塩を含んでいる1種類の製剤、銅を含んでいる1種類の製剤及び両剤を含んでいる1種類の製剤の殺菌効力について試験するために、表1及び表2によるスキームに従って、1区画あたり10のブドウ植物を用いて圃場試験を実施した。散布(茎葉散布)は、自然発生しているプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)の存在下で、表1及び表2の下に記載されているBBCA段階で実施した。
Figure 2022550564000002
Figure 2022550564000003
評価:
有害生物の重度について、房(50房/区画)において評価を行った。効力は、アボットに従って計算した。
結果は、表3及び表4に示されている。
Figure 2022550564000004
Figure 2022550564000005
結論: カルボン酸カリウム塩と低薬量の銅の組み合わせは,カルボン酸カリウム塩を単独で施用した場合と比較して、ブドウにおけるプラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)に対して増大した活性をもたらした。銅の商業的薬量(カルボン酸カリウム塩と組み合わせた場合のCo-薬量と比較して、それぞれ、25倍及び50倍のCo-薬量)の施用は、全体的により高い防除レベルをもたらした。しかしながら、カルボン酸カリウム塩を低薬量の銅と組み合わせることにより、土壌に対する銅の負荷を減らして良好な防除を達成することができる。
実施例2
カルボン酸カリウム塩を含んでいる1種類の製剤、硫黄を含んでいる1種類の製剤及び両剤を含んでいる1種類の製剤の殺菌効力について試験するために、表5及び表6によるスキームに従って、1区画あたり10のブドウ植物を用いて圃場試験を実施した。散布(茎葉散布)は、自然発生しているウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)の存在下で、表5及び表6の下に記載されているBBCA段階で実施した。
Figure 2022550564000006
Figure 2022550564000007
評価: 評価は、実施例1に準じて実施した。
結果は、表7及び表8に示されている。
Figure 2022550564000008
Figure 2022550564000009
結論: FLiPPER(登録商標)と低薬量の硫黄(ABP580)の組み合わせは、FLiPPER(登録商標)(ABP617)を単独で施用した場合と比較して、ブドウにおけるウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)に対する増大した活性をもたらした。硫黄の商業的薬量(Flipper混合物のS-薬量の20倍)の施用は、全体的により高い防除レベルをもたらした。
カルボン酸カリウム塩と低薬量の硫黄の組み合わせは,カルボン酸カリウム塩を単独で施用した場合と比較して、ブドウにおけるウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)に対して増大した活性をもたらした。硫黄の商業的薬量(カルボン酸カリウム塩と組み合わせた場合のS-薬量と比較して、20倍のS-薬量)の施用は、全体的により高い防除レベルをもたらした。しかしながら、カルボン酸カリウム塩を低薬量の硫黄と組み合わせることにより、土壌に対する硫黄の負荷を減らして良好な防除を達成することができる。

Claims (30)

  1. 活性化合物組み合わせであって、
    (a)不飽和及び飽和のC12-24脂肪酸から選択される1種類以上の脂肪酸又はその誘導体、その塩、そのエステル又は前述したもののいずれかの混合物;及び、
    (b)少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す少なくとも1種類のさらなる薬剤;
    を含んでいる、前記活性化合物組合せ。
  2. 前記1種類以上の脂肪酸又はその誘導体が、不飽和及び飽和のC14-20脂肪酸、その塩、そのエステル又は前述したもののいずれかの混合物から選択される、請求項1に記載の組み合わせ。
  3. 前記1種類以上の脂肪酸又はその誘導体が、C16:0脂肪酸、C16:1脂肪酸、C18:0脂肪酸、C18:1脂肪酸、C18:2脂肪酸及びC18:3脂肪酸又はその塩から選択される2種類以上の脂肪酸を含んでいる、請求項1又は2に記載の組み合わせ。
  4. 前記1種類以上の脂肪酸又はその誘導体が、オレイン酸又はその塩を含んでいる、請求項1~3のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  5. 前記1種類以上の脂肪酸又はその誘導体が、脂肪酸の1種類以上の金属塩を含んでおり、脂肪酸の該1種類以上の金属塩が、
    (a)植物油(好ましくは、オリーブ油)を提供すること;
    (b)該植物油中のトリグリセリドを加水分解すること;
    (c)該加水分解された植物油から脂肪酸を抽出すること;及び、
    (d)該抽出された脂肪酸の金属塩を形成させること;
    を含むプロセスによって得ることが可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  6. 前記脂肪酸誘導体が、脂肪酸のアルカリ金属塩(好ましくは、脂肪酸のカリウム塩)である、請求項1~5のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  7. 前記脂肪酸誘導体が、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、銅、鉄又は亜鉛の塩又はそれらの混合物である、請求項1~6のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  8. 成分(a)が、1種類以上の脂肪酸のカリウム塩である、請求項1~7のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  9. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す前記薬剤が、以下のものからなる群から選択される、請求項1~8のいずれか1項に記載の組み合わせ:
    (1) エルゴステロール合成の阻害薬;
    (2) 複合体I又は複合体IIにおける呼吸鎖の阻害薬;
    (3) 複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬;
    (4) 有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬;
    (5) 多部位に作用を示し得る化合物;
    (6) 宿主の防御を誘発し得る化合物;
    (7) アミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬;
    (8) ATP産生の阻害薬;
    (9) 細胞壁合成の阻害薬;
    (10) 脂質及び膜の合成の阻害薬;
    (11) メラニン生合成の阻害薬;
    (12) 核酸合成の阻害薬;
    (13) シグナル伝達の阻害薬;
    (14) 脱共役剤として作用し得る化合物;及び、
    (15) さらなる殺菌剤。
  10. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す前記薬剤が、以下のものからなる群から選択される、請求項1~9のいずれか1項に記載の組み合わせ:
    (1) 以下のものからなる群から選択されるエルゴステロール合成の阻害薬:(1.001)シプロコナゾール、(1.002)ジフェノコナゾール、(1.003)エポキシコナゾール、(1.004)フェンヘキサミド、(1.005)フェンプロピジン、(1.006)フェンプロピモルフ、(1.007)フェンピラザミン、(1.008)フルキンコナゾール、(1.009)フルトリアホール、(1.010)イマザリル、(1.011)硫酸イマザリル、(1.012)イプコナゾール、(1.013)メトコナゾール、(1.014)ミクロブタニル、(1.015)パクロブトラゾール、(1.016)プロクロラズ、(1.017)プロピコナゾール、(1.018)プロチオコナゾール、(1.019)ピリソキサゾール、(1.020)スピロキサミン、(1.021)テブコナゾール、(1.022)テトラコナゾール、(1.023)トリアジメノール、(1.024)トリデモルフ、(1.025)トリチコナゾール、(1.026)(1R,2S,5S)-5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.027)(1S,2R,5R)-5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.028)(2R)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1R)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.029)(2R)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1S)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.030)(2R)-2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.031)(2S)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1R)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.032)(2S)-2-(1-クロロシクロプロピル)-4-[(1S)-2,2-ジクロロシクロプロピル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.033)(2S)-2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.034)(R)-[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.035)(S)-[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.036)[3-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,2-オキサゾール-4-イル](ピリジン-3-イル)メタノール、(1.037)1-({(2R,4S)-2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-4-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル}メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.038)1-({(2S,4S)-2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-4-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル}メチル)-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.039)1-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.040)1-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.041)1-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イルチオシアネート、(1.042)2-[(2R,4R,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.043)2-[(2R,4R,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.044)2-[(2R,4S,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.045)2-[(2R,4S,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.046)2-[(2S,4R,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.047)2-[(2S,4R,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.048)2-[(2S,4S,5R)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.049)2-[(2S,4S,5S)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.050)2-[1-(2,4-ジクロロフェニル)-5-ヒドロキシ-2,6,6-トリメチルヘプタン-4-イル]-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.051)2-[2-クロロ-4-(2,4-ジクロロフェノキシ)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.052)2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.053)2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、(1.054)2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ペンタン-2-オール、(1.055)メフェントリフルコナゾール、(1.056)2-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.057)2-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.058)2-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-チオン、(1.059)5-(4-クロロベンジル)-2-(クロロメチル)-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)シクロペンタノール、(1.060)5-(アリルスルファニル)-1-{[3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.061)5-(アリルスルファニル)-1-{[rel(2R,3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.062)5-(アリルスルファニル)-1-{[rel(2R,3S)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)オキシラン-2-イル]メチル}-1H-1,2,4-トリアゾール、(1.063)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(1,1,2,2-テトラフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.064)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.065)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(2,2,3,3-テトラフルオロプロポキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.066)N’-(2,5-ジメチル-4-{[3-(ペンタフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.067)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(1,1,2,2-テトラフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.068)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(2,2,2-トリフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.069)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(2,2,3,3-テトラフルオロプロピル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.070)N’-(2,5-ジメチル-4-{3-[(ペンタフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.071)N’-(2,5-ジメチル-4-フェノキシフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.072)N’-(4-{[3-(ジフルオロメトキシ)フェニル]スルファニル}-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.073)N’-(4-{3-[(ジフルオロメチル)スルファニル]フェノキシ}-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.074)N’-[5-ブロモ-6-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イルオキシ)-2-メチルピリジン-3-イル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.075)N’-{4-[(4,5-ジクロロ-1,3-チアゾール-2-イル)オキシ]-2,5-ジメチルフェニル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.076)N’-{5-ブロモ-6-[(1R)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.077)N’-{5-ブロモ-6-[(1S)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.078)N’-{5-ブロモ-6-[(シス-4-イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.079)N’-{5-ブロモ-6-[(トランス-4-イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、(1.080)N’-{5-ブロモ-6-[1-(3,5-ジフルオロフェニル)エトキシ]-2-メチルピリジン-3-イル}-N-エチル-N
    -メチルイミドホルムアミド、(1.081)イプフェントリフルコナゾール(ipfentrifluconazole)、及び、(1.082)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、(1.087)2-[6-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
    (2) 以下のものからなる群から選択される複合体I又は複合体IIにおける呼吸鎖の阻害薬:(2.001)ベンゾビンジフルピル、(2.002)ビキサフェン、(2.003)ボスカリド、(2.004)カルボキシン、(2.005)フルオピラム、(2.006)フルトラニル、(2.007)フルキサピロキサド、(2.008)フラメトピル、(2.009)イソフェタミド、(2.010)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.012)イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、(2.013)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、(2.014)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.015)イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.016)イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.017)ペンフルフェン、(2.018)ペンチオピラド、(2.019)ピジフルメトフェン、(2.020)ピラジフルミド、(2.021)セダキサン、(2.022)1,3-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.023)1,3-ジメチル-N-[(3R)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.024)1,3-ジメチル-N-[(3S)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.025)1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-N-[2’-(トリフルオロメチル)ビフェニル-2-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.026)2-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)ベンズアミド、(2.027)3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-(1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.028)インピルフルキサム、(2.029)3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-[(3S)-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.030)フルインダピル、(2.031)3-(ジフルオロメチル)-N-[(3R)-7-フルオロ-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.032)3-(ジフルオロメチル)-N-[(3S)-7-フルオロ-1,1,3-トリメチル-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.033)5,8-ジフルオロ-N-[2-(2-フルオロ-4-{[4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル]オキシ}フェニル)エチル]キナゾリン-4-アミン、(2.034)N-(2-シクロペンチル-5-フルオロベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.035)N-(2-tert-ブチル-5-メチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.036)N-(2-tert-ブチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.037)N-(5-クロロ-2-エチルベンジル)-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.038)イソフルシプラム、(2.039)N-[(1R,4S)-9-(ジクロロメチレン)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノナフタレン-5-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.040)N-[(1S,4R)-9-(ジクロロメチレン)-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノナフタレン-5-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.041)N-[1-(2,4-ジクロロフェニル)-1-メトキシプロパン-2-イル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.042)N-[2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.043)N-[3-クロロ-2-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.044)N-[5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)ベンジル]-N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.045)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-N-[5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ベンジル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.046)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-フルオロ-6-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.047)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピル-5-メチルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.048)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボチオアミド、(2.049)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.050)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-N-(5-フルオロ-2-イソプロピルベンジル)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.051)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-4,5-ジメチルベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.052)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-5-フルオロベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.053)N-シクロプロピル-3-(ジフルオロメチル)-N-(2-エチル-5-メチルベンジル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.054)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピル-5-フルオロベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.055)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピル-5-メチルベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.056)N-シクロプロピル-N-(2-シクロプロピルベンジル)-3-(ジフルオロメチル)-5-フルオロ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド、(2.057)ピラプロポイン;
    (3) 以下のものからなる群から選択される複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬:(3.001)アメトクトラジン、(3.002)アミスルブロム、(3.003)アゾキシストロビン、(3.004)クメトキシストロビン(coumethoxystrobin)、(3.005)クモキシストロビン、(3.006)シアゾファミド、(3.007)ジモキシストロビン、(3.008)エノキサストロビン、(3.009)ファモキサドン、(3.010)フェンアミドン、(3.011)フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、(3.012)フルオキサストロビン、(3.013)クレソキシム-メチル、(3.014)メトミノストロビン、(3.015)オリサストロビン、(3.016)ピコキシストロビン、(3.017)ピラクロストロビン、(3.018)ピラメトストロビン、(3.019)ピラオキシストロビン、(3.020)トリフロキシストロビン、(3.021)(2E)-2-{2-[({[(1E)-1-(3-{[(E)-1-フルオロ-2-フェニルビニル]オキシ}フェニル)エチリデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}-2-(メトキシイミノ)-N-メチルアセトアミド、(3.022)(2E,3Z)-5-{[1-(4-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]オキシ}-2-(メトキシイミノ)-N,3-ジメチルペンタ-3-エンアミド、(3.023)(2R)-2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミド、(3.024)(2S)-2-{2-[(2,5-ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}-2-メトキシ-N-メチルアセトアミド、(3.025)フェンピコキサミド、(3.026)マンデストロビン、(3.027)N-(3-エチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシル)-3-ホルムアミド-2-ヒドロキシベンズアミド、(3.028)(2E,3Z)-5-{[1-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]オキシ}-2-(メトキシイミノ)-N,3-ジメチルペンタ-3-エンアミド、(3.029){5-[3-(2,4-ジメチルフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-2-メチルベンジル}カルバミン酸メチル、(3.030)メチルテトラプロール、(3.031)フロリルピコキサミド;
    (4) 以下のものからなる群から選択される有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬:(4.001)カルベンダジム、(4.002)ジエトフェンカルブ、(4.003)エタボキサム、(4.004)フルオピコリド、(4.005)ペンシクロン、(4.006)チアベンダゾール、(4.007)チオファネート-メチル、(4.008)ゾキサミド、(4.009)3-クロロ-4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチル-5-フェニルピリダジン、(4.010)3-クロロ-5-(4-クロロフェニル)-4-(2,6-ジフルオロフェニル)-6-メチルピリダジン、(4.011)3-クロロ-5-(6-クロロピリジン-3-イル)-6-メチル-4-(2,4,6-トリフルオロフェニル)ピリダジン、(4.012)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2,6-ジフルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.013)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-ブロモ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.014)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-ブロモフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.015)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.016)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.017)4-(2-ブロモ-4-フルオロフェニル)-N-(2-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.018)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2,6-ジフルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.019)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロ-6-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.020)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-クロロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.021)4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-N-(2-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.022)4-(4-クロロフェニル)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-3,6-ジメチルピリダジン、(4.023)N-(2-ブロモ-6-フルオロフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.024)N-(2-ブロモフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン、(4.025)N-(4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)-4-(2-クロロ-4-フルオロフェニル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-アミン;
    (5) 以下のものからなる群から選択される多部位に作用を示し得る化合物:(5.001)ボルドー液、(5.002)カプタホール、(5.003)キャプタン、(5.004)クロロタロニル、(5.005)水酸化銅、(5.006)ナフテン酸銅、(5.007)酸化銅、(5.008)塩基性塩化銅、(5.009)硫酸銅(2+)、(5.010)ジチアノン、(5.011)ドジン、(5.012)ホルペット、(5.013)マンゼブ、(5.014)マンネブ、(5.015)メチラム、(5.016)メチラム亜鉛(metiram zinc)、(5.017)オキシン銅、(5.018)プロピネブ、(5.019)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム、(5.020)チウラム、(5.021)ジネブ、(5.022)ジラム、(5.023)6-エチル-5,7-ジオキソ-6,7-ジヒドロ-5H-ピロロ[3’,4’:5,6][1,4]ジチイノ[2,3-c][1,2]チアゾール-3-カルボニトリル;
    (6) 以下のものからなる群から選択される宿主の防御を誘発し得る化合物:(6.001)アシベンゾラル-S-メチル、(6.002)イソチアニル、(6.003)プロベナゾール、及び、(6.004)チアジニル;
    (7) 以下のものからなる群から選択されるアミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬:(7.001)シプロジニル、(7.002)カスガマイシン、(7.003)カスガマイシン塩酸塩水和物、(7.004)オキシテトラサイクリン、(7.005)ピリメタニル、及び、(7.006)3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン;
    (8) 以下のものからなる群から選択されるATP産生の阻害薬:(8.001)シルチオファム;
    (9) 以下のものからなる群から選択される細胞壁合成の阻害薬:(9.001)ベンチアバリカルブ、(9.002)ジメトモルフ、(9.003)フルモルフ、(9.004)イプロバリカルブ、(9.005)マンジプロパミド、(9.006)ピリモルフ(pyrimorph)、(9.007)バリフェナレート、(9.008)(2E)-3-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(2-クロロピリジン-4-イル)-1-(モルホリン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン、及び、(9.009)(2Z)-3-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(2-クロロピリジン-4-イル)-1-(モルホリン-4-イル)プロパ-2-エン-1-オン;
    (10) 以下のものからなる群から選択される脂質及び膜の合成の阻害薬:(10.001)プロパモカルブ、(10.002)プロパモカルブ塩酸塩、及び、(10.003)トルクロホス-メチル;
    (11) 以下のものからなる群から選択されるメラニン生合成の阻害薬:(11.001)トリシクラゾール、及び、(11.002)2,2,2-トリフルオロエチル{3-メチル-1-[(4-メチルベンゾイル)アミノ]ブタン-2-イル}カルバメート;
    (12) 以下のものからなる群から選択される核酸合成の阻害薬:(12.001)ベナラキシル、(12.002)ベナラキシル-M(キララキシル)、(12.003)メタラキシル、及び、(12.004)メタラキシル-M(メフェノキサム);
    (13) 以下のものからなる群から選択されるシグナル伝達の阻害薬:(13.001)フルジオキソニル、(13.002)イプロジオン、(13.003)プロシミドン、(13.004)プロキナジド、(13.005)キノキシフェン、及び、(13.006)ビンクロゾリン;
    (14) 以下のものからなる群から選択される脱共役剤として作用し得る化合物:(14.001)フルアジナム、及び、(14.002)メプチルジノカップ;
    (15) 以下のものからなる群から選択されるさらなる殺菌剤:(15.001)アブシジン酸、(15.002)ベンチアゾール、(15.003)ベトキサジン、(15.004)カプシマイシン(capsimycin)、(15.005)カルボン、(15.006)キノメチオネート、(15.007)クフラネブ、(15.008)シフルフェナミド、(15.009)シモキサニル、(15.010)シプロスルファミド、(15.011)フルチアニル、(15.012)ホセチル-アルミニウム、(15.013)ホセチル-カルシウム、(15.014)ホセチル-ナトリウム、(15.015)イソチオシアン酸メチル、(15.016)メトラフェノン、(15.017)ミルディオマイシン、(15.018)ナタマイシン、(15.019)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、(15.020)ニトロタル-イソプロピル、(15.021)オキサモカルブ(oxamocarb)、(15.022)オキサチアピプロリン、(15.023)オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、(15.024)ペンタクロロフェノール及び塩、(15.025)亜リン酸及びその塩、(15.026)プロパモカルブ-ホセチレート(propamocarb-fosetylate)、(15.027)ピリオフェノン(クラザフェノン(chlazafenone))、(15.028)テブフロキン、(15.029)テクロフタラム、(15.030)トルニファニド、(15.031)1-(4-{4-[(5R)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.032)1-(4-{4-[(5S)-5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル}ピペリジン-1-イル)-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、(15.033)2-(6-ベンジルピリジン-2-イル)キナゾリン、(15.034)ジピメチトロン、(15.035)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.036)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-クロロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.037)2-[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]-1-[4-(4-{5-[2-フルオロ-6-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-3-イル}-1,3-チアゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル]エタノン、(15.038)2-[6-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-5-メチルピリジン-2-イル]キナゾリン、(15.039)2-{(5R)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.040)2-{(5S)-3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.041)イプフルフェノキン、(15.042)2-{2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]フェニル}プロパン-2-オール、(15.043)2-{3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}-3-クロロフェニル メタンスルホネート、(15.044)2-{3-[2-(1-{[3,5-ビス(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセチル}ピペリジン-4-イル)-1,3-チアゾール-4-イル]-4,5-ジヒドロ-1,2-オキサゾール-5-イル}フェニル メタンスルホネート、(15.045)2-フェニルフェノール及び塩、(15.046)3-(4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、(15.047)キノフメリン(quinofumelin)、(15.048)4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2-オール(互変異性形態:4-アミノ-5-フルオロピリミジン-2(1H)-オン)、(15.049)4-オキソ-4-[(2-フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、(15.050)5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-チオール、(15.051)5-クロロ-N’-フェニル-N’-(プロパ-2-イン-1-イル)チオフェン 2-スルホノヒドラジド、(15.052)5-フルオロ-2-[(4-フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.053)5-フルオロ-2-[(4-メチルベンジル)オキシ]ピリミジン-4-アミン、(15.054)9-フルオロ-2,2-ジメチル-5-(キノリン-3-イル)-2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾオキサゼピン、(15.055)ブタ-3-イン-1-イル{6-[({[(Z)-(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバメート、(15.056)(2Z)-3-アミノ-2-シアノ-3-フェニルアクリル酸エチル、(15.057)フェナジン-1-カルボン酸、(15.058)3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸プロピル、(15.059)キノリン-8-オール、(15.060)キノリン-8-オールスルフェート(2:1)、(15.061){6-[({[(1-メチル-1H-テトラゾール-5-イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン-2-イル}カルバミン酸tert-ブチル、(15.062)5-フルオロ-4-イミノ-3-メチル-1-[(4-メチルフェニル)スルホニル]-3,4-ジヒドロピリミジン-2(1H)-オン、(15.063)アミノピリフェン、(15.064)(N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチルフェニル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.065)(N’-(2-クロロ-5-メチル-4-フェノキシフェニル)-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド)、(15.066)(2-{2-[(7,8-ジフルオロ-2-メチルキノリン-3-イル)オキシ]-6-フルオロフェニル}プロパン-2-オール)、(15.067)(5-ブロモ-1-(5,6-ジメチルピリジン-3-イル)-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.068)(3-(4,4-ジフルオロ-5,5-ジメチル-4,5-ジヒドロチエノ[2,3-c]ピリジン-7-イル)キノリン)、(15.069)(1-(4,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-1-イル)-4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン)、(15.070)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.071)8-フルオロ-3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノロン、(15.072)3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)-8-フルオロキノリン、(15.073)(N-メチル-N-フェニル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド)、(15.074)(メチル{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル}カルバメート)、(15.075)(N-{4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンジル}シクロプロパンカルボキサミド)、(15.076)N-メチル-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.077)N-[(E)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.078)N-[(Z)-メトキシイミノメチル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.079)N-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.080)N-(2-フルオロフェニル)-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.081)2,2-ジフルオロ-N-メチル-2-[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]アセトアミド、(15.082)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]アセトアミド、(15.083)N-[(E)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.084)N-[(Z)-N-メトキシ-C-メチル-カルボンイミドイル]-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンズアミド、(15.085)N-アリル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.086)4,4-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.087)N-メチル-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]ベンゼンカルボチオアミド、(15.088)5-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピロリジン-2-オン、(15.089)N-((2,3-ジフルオロ-4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]-3,3,3-トリフルオロ-プロパンアミド、(15.090)1-メトキシ-1-メチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.091)1,1-ジエチル-3-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.092)N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.093)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]シクロプロパンカルボキサミド、(15.094)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.095)N-メトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロ
    メチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル)シクロプロパンカルボキサミド、(15.096)N,2-ジメトキシ-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル}-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.097)N-エチル-2-メチル-N-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]メチル]プロパンアミド、(15.098)1-メトキシ-3-メチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.099)1,3-ジメトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.100)3-エチル-1-メトキシ-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]尿素、(15.101)1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.102)4,4-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.103)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、(15.104)3,3-ジメチル-1-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]ピペリジン-2-オン、(15.105)1-[[3-フルオロ-4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]-フェニル]メチル]アゼパン-2-オン、(15.106)4,4-ジメチル-2-[[4-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン、及び、(15.107)5,5-ジメチル-2-[[4-[5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]フェニル]メチル]イソオキサゾリジン-3-オン。
  11. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記薬剤が、生物的防除剤である、請求項1~10のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  12. 前記生物的防除剤が以下のものからなる群から選択される殺細菌活性剤である、請求項11の記載の組み合わせ:
    (A1)細菌類、例えば、(A1.1)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE OPTI」又は「SERENADE ASO」として入手可能、NRRL受託番号B21661、米国特許第6,060,051号);(A1.2)バチルス属種(Bacillus sp.)、特に、株D747(「Kumiai Chemical Industry Co., Ltd.」から「DOUBLE NICKEL(登録商標)」として入手可能)、受託番号FERM BP-8234、米国特許第7,094,592号;(A1.3)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株BU F-33、NRRL受託番号50185(「BASF」から「CARTISSA(登録商標)」製品の一部として入手可能、EPA登録番号71840-19);(A1.4)バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24、受託番号DSM10271(「Novozymes」から「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5));(A1.5)パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.) 受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129を有する株、WO 2016/154297;(A1.6)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814(「BASF SE」から「VELONDIS(登録商標) EXTRA」として入手可能);(A1.7)バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B(受託番号NCAIM(P)B001389)(WO2013/034938)、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(A1.8)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(A1.9)パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特に、株AC-1(例えば、「Green Biotech Company Ltd.」製の「TOPSEED(登録商標)」);(A1.10)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(A1.11)パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、特に、株E325(受託番号NRRL B-21856)(「Northwest Agri Products」から「BLOOMTIME BIOLOGICAL(商標) FD BIOPESTICIDE」として入手可能);及び、
    (A2)真菌類、例えば、(A2.1)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)株DSM14940、株DSM14941又は株DSM14940と株DSM14941の混合物(例えば、「bio-ferm, CH」製の「BOTECTOR(登録商標)」及び「BLOSSOM PROTECT(登録商標)」);(A2.2)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(「Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem」によってWO2011/151819に開示されている);(A2.3)サッカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)、特に、株CNCM No.I-3936、CNCM No.I-3937、CNCM No.I-3938又はCNCM No.I-3939(WO2010/086790)、「Lesaffre et Compagnie, FR」製。
  13. 前記生物的防除剤が殺真菌活性剤であって、以下のものからなる群から選択される、請求項11の記載の組み合わせ:
    (B1)細菌類、例えば、(B1.1)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE OPTI」又は「SERENADE ASO」として入手可能、NRRL受託番号B21661、米国特許第6,060,051号に記載されている);(B1.2)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(「Bayer CropScience LP, US」から「SONATA(登録商標)」として入手可能、受託番号NRRL B-30087、米国特許第6,245,551号に記載されている);(B1.3)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株GB34(「Bayer AG, DE」から「Yield Shield(登録商標)」として入手可能);(B1.4)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株BU F-33(NRRL受託番号50185(「BASF」から「CARTISSA」製品の一部として入手可能、EPA登録番号71840-19));(B1.5)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特に、株D747(「Kumiai Chemical Industry Co., Ltd. Certis, US」から「Double Nickel(商標)」として入手可能、受託番号FERM BP-8234、米国特許第7,094,592号に開示されている);(B1.6)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)Y1336(「Bion-Tech, Taiwan」から「BIOBAC(登録商標) WP」として入手可能、台湾において登録番号4764、5454、5096及び5277の下で生物的殺菌剤として登録されている);(B1.7)バチルス・アミロリクエファシエンス・スブチリス(Bacillus amyloliquefaciens subtilis)株MBI600(「BASF SE」から「SUBTILEX」として入手可能)、受託番号NRRL B-50595、米国特許第5,061,495号;(B1.8)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株GB03(「Bayer AG, DE」から「Kodiak(登録商標)」として入手可能);(B1.9)バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24、受託番号DSM10271(「Novozymes」から「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5))(「Novozymes Biologicals Inc., Salem, Virginia」又は「Syngenta Crop Protection, LLC, Greensboro, North Carolina」から殺菌剤「TAEGRO(登録商標)」又は「TAEGRO(登録商標) ECO」として入手可能(EPA登録番号70127-5);(B1.10)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、分離株J、受託番号B-30890(「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)から「BMJ TGAI(登録商標) WG」及び「LifeGard(商標)」として入手可能)(「Certis USA」から「BmJ TGAI or WG」として入手可能);(B1.11)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、特に、株SB3086、受託番号ATCC55406、WO2003/000051(「Novozymes」から「ECOGUARD(登録商標) Biofungicide」及び「GREEN RELEAF(商標)」として入手可能)(「Novozymes」から「EcoGuard (商標) Biofungicide」及び「Green Releaf」として入手可能);(B1.12)パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.) 受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129を有する株、国際特許公開第WO2016/154297に記載されている;(B1.13)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814、(「BASF SE」から「VELONDIS(登録商標) PLUS」、「VELONDIS(登録商標) FLEX」及び「VELONDIS(登録商標) EXTRA」として入手可能);(B1.14)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(B1.15)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株F727(株MBI110としても知られている)(NRRL受託番号B-50768;WO2014/028521)(「Marrone Bio Innovations」製の「STARGUS(登録商標)」);(B1.16)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株FZB42、受託番号DSM23117(「ABiTEP, DE」から「RHIZOVITAL(登録商標)」として入手可能);(B1.17)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001及びバチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002(「FMC Corporation」製の「QUARTZO(登録商標)(WG)」及び「PRESENCE(登録商標)(WP)」);(B1.18)バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B(受託番号NCAIM(P)B001389)(WO2013/034938)、「Certis USA LLC」(「Mitsui & Co.」の子会社)製;(B1.19)パエニバチルス・ポリミキサ ssp. プランタルム(Paenibacillus polymyxa ssp. plantarum)(WO2016/020371)、「BASF SE」製;(B1.20)パエニバチルス・エピフィチクス(Paenibacillus epiphyticus)(WO2016/020371)、「BASF SE」製;(B.1.21)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)株AFS009、受託番号NRRL B-50897、WO2017/019448(例えば、「AgBiome Innovations, US」製の「HOWLER(商標)」及び「ZIO(登録商標)」);(B1.22)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、特に、株MA342(例えば、「Bioagri and Koppert」による「CEDOMON(登録商標)」、「CERALL(登録商標)」及び「CEDRESS(登録商標)」);(B1.23)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)株WYEC108(ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)株WYCD108USとしても知られている)(「Novozymes」製の「ACTINO-IRON(登録商標)」及び「ACTINOVATE(登録商標)」);(B1.24)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K84(例えば、「AgBioChem, CA」製の「GALLTROL-A(登録商標)」);(B1.25)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K1026(例えば、「BASF SE」製の「NOGALLTM」);(B1.26)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)KTSB株(「Donaghys」製の「FOLIACTIVE(登録商標)」);(B1.27)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)IAB/BS03(「STK Bio-Ag Technologies」製の「AVIV(商標)」);(B1.28)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株Y1336(「Bion-Tech, Taiwan」から「BIOBAC(登録商標) WP」として入手可能、台湾において登録番号4764、5454、5096及び5277の下で生物的殺菌剤として登録されている);(B1.29)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)分離株B246(例えば、「University of Pretoria」製の「AVOGREEN(商標)」);(B1.30)バチルス・メチロトロフィクス(Bacillus methylotrophicus)株BAC-9912(「Chinese Academy of Sciences’ Institute of Applied Ecology」製);(B1.31)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(B1.32)ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis)株K61(ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株K61としても知られている)(受託番号DSM7206)(「Verdera」製の「MYCOSTOP(登録商標)」;「BioWorks」製の「PREFENCE(登録商標)」;cf. Crop Protection 2006,25,468-475);(B1.33)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)株A506(例えば、「NuFarm」による「BLIGHTBAN(登録商標) A506」);及び、
    (B2)真菌類、例えば:(B2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8(受託番号DSM-9660;例えば、「Bayer CropScience Biologics GmbH」製の「Contans(登録商標)」);(B2.2)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)株V117b;(B2.3)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237(例えば、「Agrauxine, FR」製の「Esquive(登録商標) WP」);(B2.4)グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(別名:クロノスタキス・ロセア f. カテヌラテ(Clonostachys rosea f. catenulate))株J1446(例えば、「Lallemand」による「Prestop(登録商標)」);(B2.5)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35(Pietr et al., 1993, Zesz. Nauk. A R w Szczecinie 161: 125-137);(B2.6)メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;(B2.7)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)(クロノスタキス・ロセア f. ロセア(Clonostachys rosea f. rosea)としても知られている)、特に、「Adjuvants Plus」製の株321U、「Xue(Efficacy of Clonostachys rosea strain ACM941 and fungicide seed treatments for controlling the root tot complex of field pea, Can Jour Plant Sci 83(3): 519-524)」に開示されている株ACM941、株IK726(Jensen DF, et al. Development of a biocontrol agent for plant disease control with special emphasis on the near commercial fungal antagonist Clonostachys rosea strain ‘IK726’; Australas Plant Pathol. 2007;36:95-101);(B2.8)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株SKT-1、受託番号FERM P-16510(例えば、「Kumiai Chemical Industry」製の「ECO-HOPE(登録商標)」); トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)T34(「Biobest Group NV」製の「ASPERELLO(登録商標)」及び「Biocontrol Technologies S.L., ES」製の「T34 BIOCONTROL(登録商標)」);(B2.9)トリコデルマ・アスペレロイデス(Trichoderma asperelloides)JM41R(受託番号NRRL B-50759)(「BASF SE)製の「TRICHO PLUS(登録商標)」);(B2.10)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012(Isagro); トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1、受託番号CBS122089、WO2009/116106及び米国特許第8,431,120号(Bi-PA製)、株77B(「Andermatt Biocontrol」製のT77)、株LU132(例えば、「Agrimm Technologies Limited」製の「Sentinel」)、受託番号NMI V08/002387を有する株、受託番号NMI V08/002388を有する株、受託番号NMI V08/002389を有する株、受託番号NMI V08/002390を有する株、受託番号ATCC20476(IMI206040)を有する株、株SKT-1、受託番号FERM P-16510、日本特許公開(公開)11-253151A、株SKT-2、受託番号FERM P-16511、JP日本特許公開(公開)11-253151A、株SKT-3、受託番号FERM P-17021、JP日本特許公開(公開)11-253151A;(B2.11)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22(例えば、「Andermatt Biocontrol or Koppert」製の「Trianum-P」)、株DB103(「Dagutat Biolab」による「T-GRO(登録商標) 7456」として入手可能);(B2.12)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)としても知られている)、特に、株GL-21(例えば、「Certis, US」による「SoilGard」);(B2.13)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株Cepa Simb-T5(「Simbiose Agro」製);(B2.14)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)株NRRL21882(「Syngenta/ChemChina」製の「AFLA-GUARD(登録商標)」として知られている製品);(B2.15)カエトミヌム・クプレウム(Chaetomium cupreum)(受託番号CABI353812)(例えば、「AgriLife」による「BIOKUPRUM(商標)」);(B2.16)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea);(B2.17)サッカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)株LASO2(「Agro-Levures et Derives」製)、株LAS117 cell walls(「Lesaffre」製の「CEREVISANE(登録商標)」;「BASF SE」製の「ROMEO(登録商標)」)、「Lesaffre et Compagnie, FR」製の株CNCM No.I-3936、CNCM No.I-3937、CNCM No.I-3938、CNCM No.I-3939(WO2010/086790);(B2.18)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株G-41〔以前は、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)として知られていた〕(受託番号ATCC20906)(例えば、「BioWorks, US」製の「ROOTSHIELD(登録商標) PLUS WP」及び「TURFSHIELD(登録商標) PLUS WP」);(B2.19)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)株321U、受託番号ATCC10406、「W.F. Stoneman Company LLC」製;(B2.20)トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)、受託番号ATCC28012;(B2.21)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株TH35(例えば、「Mycontrol」による「ROOT-PRO(登録商標)」);(B2.22)アンペロミセス・クイスクアリス(Ampelomyces quisqualis)株AQ10、受託番号CNCM I-807(例えば、「IntrachemBio Italia」による「AQ 10(登録商標)」);(B2.23)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans) 受託番号DSM14940を有する株、受託番号DSM14941を有する株;(B2.24)クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)株H39、受託番号CBS122244、US2010/0291039(「Stichting Dienst Landbouwkundig Onderzoek」による);(B2.25)レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(以前は、レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)及びベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)として知られていた)株KV01(例えば、「Koppert BV, Netherlands/Arysta」による「VERTALEC(登録商標)」);(B2.26)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum);(B2.27)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)株WRL-076、受託番号NRRL Y-30842、米国特許第7,579,183号;(B2.28)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd(例えば、「Andermatt Biocontrol」製の「T-Gro」);(B2.29)トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)株IMI206039、受託番号IMI206039(例えば、「BINAB Bio-Innovation AB, Sweden」による「BINAB(登録商標) TF WP」);(B2.30)トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)、受託番号Ts3550(例えば、「CEPLAC, Brazil」による「TRICOVAB(登録商標)」);(B2.31)ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)株U3、受託番号NM99/06216(例えば、「Botry-Zen Ltd, New Zealand」による「BOTRY-ZEN(登録商標)」及び「BioWorks, Inc.」製の「BOTRYSTOP(登録商標)」);(B2.32)ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))、受託番号WCS850、寄託先:「Central Bureau for Fungi Cultures」(例えば、「Tree Care Innovations」による「DUTCH TRIG(登録商標)」);(B2.33)ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium);(B2.34)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012(トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)ICC012としても知られている)の混合物、受託番号CABI CC IMI392716;(B2.35)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(以前は、トリコデルマ・ビリデ(T.viride))株ICC080、受託番号IMI392151(例えば、「Isagro USA, Inc.」製の「BIO-TAM(商標)」及び「Agrobiosol de Mexico, S.A. de C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」);(B2.36)フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantea)株VRA1992(「Danstar Ferment」製の「ROTSTOP(登録商標) C」);(B2.37)ペニシリウム・ステキイ(Penicillium steckii)(DSM27859; WO2015/067800) 「BASF SE」製;(B2.38)カエトミウム・グロボスム(Ch
    aetomium globosum)(「Rivale」による「RIVADIOM(登録商標)」として入手可能);(B2.39)クリプトコッカス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、株3C(NRRL Y-50378);(B2.40)ダクチラリア・カンジダ(Dactylaria candida);(B2.41)ジロホスホラ・アロペクリ(Dilophosphora alopecuri)(「TWIST FUNGUS(登録商標)」として入手可能);(B2.42)フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、株Fo47(「Natural Plant Protection」による「FUSACLEAN(登録商標)」として入手可能);(B2.43)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)として知られていた)株KV01(「Koppert/Arysta」による「VERTALEC(登録商標)」として入手可能);(B2.44)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum);(B2.45)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)、株WRL-076(NRRL Y-30842);(B2.46)プセウドジマ・フロキュロサ(Pseudozyma flocculosa)、株PF-A22UL(「Plant Products Co., CA」による「SPORODEX(登録商標) L」として入手可能);(B2.47)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(以前は、トリコデルマ・ビリデ(T.viride))、株ICC080(IMI CC 392151 CABI)(「AGROBIOSOL DE MEXICO, S.A. DE C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」として入手可能);トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)、株IMI206039(「BINAB Bio-Innovation AB, Sweden」による「BINAB TF(登録商標) WP」として入手可能);トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)(「Ceplac, Brazil」による「TRICOVAB(登録商標)」として入手可能);ツカムレラ・パウロメタボラ(Tsukamurella paurometabola)、株C-924(「Gavac?」による「HEBERNEM(登録商標)」として入手可能);ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)、特に、株HRU3(「Botry-Zen Ltd, NZ」による「BOTRY-ZEN(登録商標)」として入手可能);ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))、株WCS850(CBS27692);トリコデルマ・フェルチレ(Trichoderma fertile)(例えば、「BASF」製の製品「TrichoPlus」);ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)、特に、株A3-5(受託番号NRRL30548);トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC012とトリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)株ICC080の混合物(例えば、「Isagro USA, Inc.」製の「BIO-TAM(商標)」及び「Agrobiosol de Mexico, S.A. de C.V.」による「BIODERMA(登録商標)」);シムプリシリウム・ラノソニベウム(Simplicillium lanosoniveum)。
  14. 前記生物的防除剤が植物成長促進剤であって、以下のものからなる群から選択される、請求項11の記載の組み合わせ:
    (E1)以下のものから選択される細菌類:(E1.1)バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(受託番号NRRL No.B-30087)又は株GB34(例えば、「Bayer Crop Science, DE」製の「YIELD SHIELD(登録商標)」);(E1.2)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(NRRL受託番号B-21661、米国特許第6,060,051号に記載されている;「Bayer CropScience LP, US」から「SERENADE(登録商標) OPTI」又は「SERENADE(登録商標) ASO」として入手可能)、株AQ30002(受託番号NRRL B-50421、米国特許出願第13/330,576号に記載されている)、株AQ30004(NRRL B-50455、米国特許出願第13/330,576号に記載されている)、株MBI600(例えば、「BASF SE」製の「SUBTILEX(登録商標)」);(E1.3)シノリゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1(「Bayer CropScience」製の「NITRAGIN(登録商標) GOLD」);(E1.4)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814、(「BASF SE」から「TEQUALIS(登録商標)」として入手可能);(E1.5)バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)rm303(「Biofilm Crop Protection」製の「RHIZOMAX(登録商標)」);(E1.6)バチルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens) 株pm414(「Biofilm Crop Protection」製の「LOLI-PEPTA(登録商標)」)、株SB3281(ATCC # PTA-7542;WO2017/205258)、株TJ1000(「Novozymes」から「QUIKROOTS(登録商標)」として入手可能)、株IN937a、株FZB42(例えば、「ABiTEP, DE」製の「RHIZOVITAL(登録商標)」)、株BS27(受託番号NRRL B-5015);(E1.7)バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides) 株BT155(NRRL No.B-50921)、株EE118(NRRL No.B-50918)、株EE141(NRRL No.B-50916)、株BT46-3(NRRL No.B-50922);(E1.8)バチルス・セレウス(Bacillus cereus)ファミリーメンバーEE128(NRRL No.B-50917)又はファミリーメンバーEE349(NRRL No.B-50928);(E1.9)バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)BT013A(NRRL No.B-50924)〔バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)4Q7としても知られている〕;(E1.10)バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特に、株CNMC I-1582(例えば、「BASF SE」製の「VOTIVO(登録商標)」);(E1.11)バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)FMCH001とバチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)FMCH002の混合物(「FMC Corporation」から「QUARTZO(登録商標)(WG)」、「PRESENCE(登録商標)(WP)」として入手可能);(E1.12)バチルス・セレウス(Bacillus cereus)、特に、株BP01(ATCC55675;例えば、「Arysta Lifescience, US」製の「MEPICHLOR(登録商標)」);(E1.13)ブラジリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(例えば、「Novozymes」製の「OPTIMIZE(登録商標)」);(E1.14)メソリゾビウム・シセル(Mesorhizobium cicer)(例えば、「BASF SE」製の「NODULATOR」);(E1.15)リゾビウム・レグミノサリウム・ビオバル・ビシアエ(Rhizobium leguminosarium biovar viciae)(例えば、「BASF SE」製の「NODULATOR」);(E1.16)デルフィチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、特に、株RAY209(例えば、「Brett Young Seeds」製の「BIOBOOST(登録商標)」);(E1.17)ラクトバチルス属種(Lactobacillus sp.)(例えば、「LactoPAFI」製の「LACTOPLANT(登録商標)」);(E1.18)パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特に、株AC-1(例えば、「Green Biotech Company Ltd.」製の「TOPSEED(登録商標)」);(E1.19)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の「PRORADIX(登録商標)」);(E1.20)アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense)(例えば、「KALO, Inc.」製の「VIGOR(登録商標)」);(E1.21)アゾスピリルム・リポフェルム(Azospirillum lipoferum)(例えば、「TerraMax, Inc.」製の「VERTEX-IF(商標)」);(E1.22)アゾトバクテル・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)とクロストリジウム・パステウリアヌム(Clostridium pasteurianum)の混合物(「Agrinos」から「INVIGORATE(登録商標)」として入手可能);(E1.23)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、特に、株PN1;(E1.24)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum)、特に、bv.ビセアエ(bv. viceae) 株Z25(受託番号CECT4585);(E1.25)アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、特に、株ZB-SK-5;(E1.26)アゾトバクテル・クロオコクム(Azotobacter chroococcum)、特に、株H23;(E1.27)アゾトバクテル・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)、特に、株ATCC12837;(E1.28)バチルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、特に、株KCTC13613T;(E1.29)バチルス・テクイレンシス(Bacillus tequilensis)、特に、株NII-0943;(E1.30)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、特に、株SRM(受託番号MTCC8708);(E1.31)チオバチルス属種(Thiobacillus sp.)(例えば、「Cropaid Ltd UK」製の「CROPAID(登録商標)」);及び、
    (E2)以下のものから選択される真菌類:(E2.1)プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum)(以前は、パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)として知られていた)株251(AGAL89/030550;例えば、「Bayer CropScience Biologics GmbH」製の「BioAct」);(E2.2)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348(例えば、「Acceleron BioAg」製の「JumpStart(登録商標)」);(E2.3)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b;(E2.4)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride) 株CNCM I-1237(例えば、「Agrauxine, FR」製の「Esquive(登録商標) WP」);(E2.5)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、例えば、株B35(Pietr et al., 1993, Zesz. Nauk. A R w Szczecinie 161: 125-137);(E2.6)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LC52(トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LU132としても知られている;例えば、「Agrimm Technologies Limited」製の「Sentinel」);(E2.7)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1、国際出願第PCT/IT2008/000196に記載されている);(E2.8)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd(例えば、「Andermatt Biocontrol」製の「T-Gro」);(E2.9)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株Eco-T(Plant Health Products, ZA);(E2.10)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22(例えば、「Andermatt Biocontrol or Koppert」製の「Trianum-P」);(E2.11)ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)株AARC-0255(例えば、「Valent Biosciences」製の「DiTera(商標)」);(E2.12)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC20851;(E2.13)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)株M1(ATCC38472;例えば、「Bioprepraty, CZ」製の「Polyversum」);(E2.14)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株GL-21(例えば、「Certis, USA」製の「SoilGard(登録商標)」);(E2.15)ベルチシリウム・アルボ-アトルム(Verticillium albo-atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))株WCS850(CBS276.92;例えば、「Tree Care Innovations」製の「Dutch Trig」);(E2.16)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、特に、株no.V08/002387、株no.NMI No.V08/002388、株no.NMI No.V08/002389、株no.NMI No.V08/002390;(E2.17)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株ITEM908、株TSTh20、株1295-22;(E2.18)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)株DV74;(E2.19)リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco-Sol」に含まれている);(E2.20)リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco-Sol」に含まれている);(E2.21)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(E2.22)グロムス・アグレガツム(Glomus aggregatum);(E2.23)グロムス・クラルム(Glomus clarum);(E2.24)グロムス・デセルチコラ(Glomus deserticola);(E2.25)グロムス・エツニカツム(Glomus etunicatum);(E2.26)グロムス・イントララジセス(Glomus intraradices);(E2.27)グロムス・モノスポルム(Glomus monosporum);(E2.28)グロムス・モセアエ(Glomus mosseae);(E2.29)ラカリア・ビコロル(Laccaria bicolor);(E2.30)リゾポゴン・ルテオルス(Rhizopogon luteolus);(E2.31)リゾポゴン・チンクトルス(Rhizopogon tinctorus);(E2.32)リゾポゴン・ビロスルス(Rhizopogon villosulus);(E2.33)スクレロデルマ・セパ(Scleroderma cepa);(E2.34)スイルス・グラヌラツス(Suillus granulatus);(E2.35)スイルス・プンクタタピエス(Suillus punctatapies);(E2.36)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)株GI-3;(E2.37)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(例えば、「Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem」製)。
  15. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記少なくとも1種類の薬剤が、以下のものからなる群から選択される、請求項1~14のいずれか1項に記載の組み合わせ:
    シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキシコナゾール、フェンヘキサミド、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンピラザミン、フルキンコナゾール、フルトリアホール、イマザリル、硫酸イマザリル、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、パクロブトラゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、ピリソキサゾール、スピロキサミン、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメノール、トリチコナゾール、2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール;
    ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、ボスカリド、フルオピラム、フルキサピロキサド、イソフェタミド、(2.010)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.011)イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、ペンフルフェン、ペンチオピラド、ピジフルメトフェン、ピラジフルミド、セダキサン、フルインダピル、イソフルシプラム、ピラプロポイン;
    アゾキシストロビン、シアゾファミド、フェンアミドン、フルオキサストロビン、メトミノストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、フェンピコキサミド、フロリルピコキサミド;
    フルオピコリド、ペンシクロン、ゾキサミド;
    ボルドー液、キャプタン、クロロタロニル、水酸化銅、ナフテン酸銅、酸化銅、塩基性塩化銅、硫酸銅(2+)、ホルペット、マンゼブ、メチラム、メチラム亜鉛、プロピネブ、硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム;
    アシベンゾラル-S-メチル、イソチアニル、プロベナゾール、チアジニル;
    シプロジニル、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩水和物、ピリメタニル;
    ベンチアバリカルブ、ジメトモルフ、イプロバリカルブ、マンジプロパミド、ピリモルフ(pyrimorph)、バリフェナレート;
    プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩;
    メタラキシル、メタラキシル-M(メフェノキサム);
    フルジオキソニル、イプロジオン;
    シモキサニル、フルチアニル、ホセチル-アルミニウム、ホセチル-ナトリウム、オキサチアピプロリン、亜リン酸及びその塩、プロパモカルブ-ホセチレート(propamocarb-fosetylate)、イプフルフェノキン、キノフメリン(quinofumelin)、アミノピリフェン、N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチルフェニル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド;
    バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713;パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株BU F-33;バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株BU1814;バチルス属種(Bacillus sp.)D747;バチルス・スブチリス var.・アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24;バチルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)株R3B;バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)CX-9060;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808;コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8;タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)株V117b;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237;グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446;トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35;メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)株321U、株ACM941、株IK726;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株SKT-1;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)T34;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株T34;トリコデルマ・アスペレロイデス(Trichoderma asperelloides)JM41R;シノリゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1;プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum);ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC22348;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株LC52;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株SC1;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株kd;トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株Eco-T;トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)株T-22;ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)株AARC-0255;ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC ATCC20851。
  16. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記少なくとも1種類の薬剤が、以下のものからなる群から選択される、請求項15に記載の組み合わせ:
    ジフェノコナゾール、フェンヘキサミド、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、イプコナゾール、メトコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、スピロキサミン、テブコナゾール、トリチコナゾール、(1.082)2-[6-(4-ブロモフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、ボスカリド、フルオピラム、フルキサピロキサド、イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、イソピラザム(アンチ-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、イソピラザム(アンチ-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9SR)、イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ-エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、イソピラザム(シン-エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、イソピラザム(シン-エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、ペンフルフェン、ペンチオピラド、ピジフルメトフェン、イソフルシプラム、アゾキシストロビン、フルオキサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、フェンピコキサミド、フロリルピコキサミド、フルオピコリド、ゾキサミド、水酸化銅、ナフテン酸銅、酸化銅、塩基性塩化銅、硫酸銅(2+)、ホルペット、マンゼブ、プロピネブ、硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム、イソチアニル、ピリメタニル、ベンチアバリカルブ、ジメトモルフ、イプロバリカルブ、マンジプロパミド、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、フルジオキソニル、イプロジオン、ホセチル-アルミニウム、オキサチアピプロリン、亜リン酸及びその塩、イプフルフェノキン、キノフメリン(quinofumelin)、アミノピリフェン、N’-[2-クロロ-4-(2-フルオロフェノキシ)-5-メチルフェニル]-N-エチル-N-メチルイミドホルムアミド、バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713;パエニバチルス属種(Paenibacillus sp.)受託番号NRRL B-50972又は受託番号NRRL B-67129;バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808;コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)株CON/M/91-8;トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)株CNCM I-1237;グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)株J1446;トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)株B35;メツシュニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)株NRRL Y-30752;シノリゾビウム・メリロチ(Sinorhizobium meliloti)株NRG-185-1;プルプレオシリウム・リラシヌム(Purpureocillium lilacinum);ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)株ATCC22348。
  17. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記少なくとも1種類の薬剤が、水酸化銅、ナフテン酸銅、酸化銅、塩基性塩化銅、硫酸銅(2+)、硫黄及び硫黄剤(例えば、多硫化カルシウム)から選択される、請求項1~10、15及び16に記載の組み合わせ。
  18. 少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す前記少なくとも1種類の薬剤が、水酸化銅並びに硫黄及び硫黄剤から選択される、請求項17に記載の組み合わせ。
  19. 増量剤、溶媒、自発性促進剤(spontaneity promoter)、担体、乳化剤、分散剤、凍結防止剤(frost protectant)、増粘剤及びアジュバントからなる群から選択される少なくとも1種類の補助剤をさらに含んでいる、請求項1~18のいずれか1項に記載の組み合わせ。
  20. 請求項1~19のいずれか1項に記載の活性化合物組み合わせで被覆された種子。
  21. 殺細菌剤及び/又は殺菌剤としての、請求項1~19のいずれか1項に記載の活性化合物組み合わせの使用。
  22. 植物病原体によって引き起こされる植物及び植物の部分の総体的な損傷並びに収穫された果物又は野菜における損失を低減させるための、請求項21に記載の使用。
  23. 慣習的な植物若しくはトランスジェニック植物又はそれらの種子を処理するための、請求項21又は22に記載の使用。
  24. 植物病原体に対する生物的防除剤の殺菌作用を増強する方法であって、
    請求項1~8のいずれか1項で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体を請求項1及び11~16のいずれか1項で定義されている生物的防除剤と混合させること、及び、
    該混合物を植物又は種子又は該植物若しくは種子をそこで生育させることが意図されている場所に施用すること
    を含んでいる、前記方法。
  25. 植物病原体によって引き起こされる植物及び植物の部分の総体的な損傷並びに収穫された果物又は野菜における損失を低減させる方法であって、
    請求項1~8のいずれか1項で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体、並びに、少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す請求項1及び9~18のいずれか1項で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤を、植物又は種子又は該植物若しくは種子をそこで生育させることが意図されている場所に同時に又は順次に施用する段階を含んでいる、前記方法。
  26. 作物の収量を増大させる及び/又は食料品の品質を向上させる方法であって、
    請求項1~8のいずれか1項で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体、並びに、少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す請求項1及び9~18のいずれか1項で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤を、植物又は種子又は該植物若しくは種子をそこで生育させることが意図されている場所に同時に又は順次に施用する段階を含んでいる、前記方法。
  27. 前記植物病原体が、ベンツリア(Venturia)、スクレロチニア(Sclerotinia)、リゾクトニア(Rhizoctonia);プラスモジオホラ(Plasmodiophora);ヘルミントスポリウム(Helminthosporium)、ピシウム(Phytium)、アルテルナリア(Alternaria);セルコスポラ(Cercospora);クラジオスポリウム(Cladiosporium);コクリオボルス(Cochliobolus);コレトトリクム(Colletotrichum);ジアポルテ(Diaporthe);グロエオスポリウム(Gloeosporium);コリネスポラ(Corynespora);グイグナルジア(Guignardia);エルシノエ(Elsinoe);マグナポルテ(Magnaporthe);ミクロドキウム(Microdochium);ミコスファエレラ(Mycosphaerella);ピレノホラ(Pyrenophora);ピリクラリア(Pyricularia);ラムラリア(Ramularia);リンコスポリウム(Rhynchosporium);ボトリチス(Botrytis)、フィトフトラ(Phytophthora);ブレミア(Bremia);ペロノスポラ(Peronospora);プラスモパラ(Plasmopara);プセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)、プッシニア(Puccinia);ヘミレイア(Hemileia);ファコプソラ(Phakopsora);ウロミセス(Uromyces);ブルメリア(Blumeria);ポドスファエラ(Podosphaera);スファエロテカ(Sphaerotheca);ウンシヌラ(Uncinula)、フサリウム(Fusarium)、セプトリア(Septoria)、アスペルギルス(Aspergillus);クラドスポリウム(Cladosporium);クラビセプス(Claviceps);ジベレラ(Gibberella);モノグラフェラ(Monographella)、スファセロテカ(Sphacelotheca);チレチア(Tilletia);ウスチラゴ(Ustilago)、モニリニア(Monilinia);リゾプス(Rhizopus);ベルチシリウム(Verticillium)、タフリナ(Taphrina)、キサントモナス(Xanthomonas);シュードモナス(Pseudomonas);エルウィニア(Erwinia);リベリバクテル(Liberibacter);キシエラ(Xyella);ラルストニア(Ralstonia);クラビバクテル(Clavibacter);ストレプトミセス(Streptomyces)、アントラクノセ(Anthracnose);セルコスポラ(Cercospora);ホモプシス(Phomopsis);ステムフィリウム(Stemphylium);コリネスポラ(Corynespora);ジアポルテ(Diaporthe)からなる群から選択される属の株である、請求項24~26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記植物病原体が、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola)及びウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator)から選択される、請求項27に記載の方法。
  29. 前記施用を、茎葉施用若しくは土壌施用として又は種子処理として実施し、好ましくは、茎葉処理として実施する、請求項24~28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 請求項1~8のいずれか1項で定義されている1種類以上の脂肪酸又はその誘導体からなる群から選択される生物的防除剤並びに
    少なくとも1種類の植物病原体に対して活性を示す及び/又は植物成長促進において活性を示す請求項1及び9~18のいずれか1項で定義されている少なくとも1種類のさらなる薬剤
    を空間的に分離した配置で含んでいる、キットオブパーツ。
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