JP2022534432A - 無人搬送車のリフティング機構および無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車のリフティング機構および無人搬送車 Download PDF

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Abstract

無人搬送車のリフティング機構は、キャリアトレイ(1)と、ベースプレート(2)と、キャリアトレイ(1)とベースプレート(2)との間に接続され、第1の方向に沿ってキャリアトレイ(1)を並進させるように構成されている、コネクティングロッドモジュール(3)と、リフティングモジュール(4)であって、ベースプレート(2)上に配置され、コネクティングロッドモジュール(3)に接続され、コネクティングロッドモジュール(3)の片側に位置し、コネクティングロッドモジュール(3)を駆動することによってキャリアトレイ(1)を並進させるように構成されている、リフティングモジュール(4)と、を含み、第1の方向は、コネクティングロッドモジュール(3)を持ち上げるリフティングモジュール(4)のリフティング方向、またはリフティング方向と反対の方向である。無人搬送車も開示されている。リフティング機構は、搬送される物体の不平衡積載に起因してリフティング構造が故障するリスクを低減することができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2019年5月30日に出願された中国特許出願第CN201910462169.1号に基づくものであり、その優先権を主張するものである。
本開示は、無人搬送車の分野に関し、特に、無人搬送車のリフティング機構(lifting mechanism)および無人搬送車に関する。
無人搬送車(AGV)は、電磁式または光学式自動誘導デバイスを装備し、定められた誘導経路に沿って走行することができ、安全保護および様々な搬送機能を有する輸送車両である。特定の搬送機能を達成するために、無人搬送車は、運ばれる物品を所定の高さまで持ち上げるために、一定のリフティング能力を有することが要求される。
本開示の一態様において、無人搬送車のリフティング機構が提供される。リフティング機構は、キャリアトレイと、ベースプレートと、キャリアトレイとベースプレートとの間に接続されるコネクティングロッドモジュールと、リフティングモジュール(lifting module)であって、ベースプレート上に配置され、コネクティングロッドモジュールに接続され、コネクティングロッドモジュールの片側に位置し、コネクティングロッドモジュールを駆動することによって第1の方向に沿ってキャリアトレイを並進させるように構成されている、リフティングモジュールと、を備え、第1の方向は、コネクティングロッドモジュールを持ち上げるリフティングモジュールのリフティング方向、またはリフティング方向と反対の方向である。
いくつかの実施形態において、リフティングモジュールは、第1の動力源と、コネクティングロッドモジュールに接続されているリフティングブラケットと、第1の動力源に接続されている入力端と、リフティングブラケットに接続されている出力端とを有し、第1の動力源によってリフティングブラケットに出力される動力を伝え、したがって、リフティングブラケットがコネクティングロッドモジュールを駆動して第1の方向に沿って並進させるように構成される、トランスミッションアセンブリ(transmission assembly)と、を備える。
いくつかの実施形態において、第1の動力源は、歯車付きモータを含み、トランスミッションアセンブリは、中空構造を有する中間シャフトであって、中間シャフトの軸は、第1の方向に平行であり、中間シャフトの第1の端部は、歯車付きモータの出力端に接続される、中間シャフトと、中空構造の内側に回転可能に配置され、中間シャフトの第2の端部に固定して接続される送りナットと、送りナットと螺合され、一端がリフティングブラケットに接続されている送りネジであって、送りネジの軸は第1の方向に平行であり、送りナットの回転運動を第1の方向に沿ったリフティングブラケットの並進運動に変換する、送りネジと、を備える。
いくつかの実施形態において、トランスミッションアセンブリは、第1の動力源の出力端に接続されている第1の歯車と、中間シャフトの第1の端部に固定して接続され、第1の歯車と噛み合う第2の歯車と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、リフティングモジュールは、トランスミッションアセンブリを少なくとも部分的に収容し、リフティングモジュールの一体的な組み立ておよび分解を実現するために第1の動力源に固定して接続されるケースをさらに備える。
いくつかの実施形態において、異なるサイズを有する第1の段付き穴および第2の段付き穴がケースの内側に設けられ、中間シャフトは、異なるサイズを有する第1の段付きシャフト部および第2の段付きシャフト部を有し、トランスミッションアセンブリは、第1の段付き穴と第1の段付きシャフト部との間に配置され、中間シャフトの第1の端部を半径方向に沿って支持する第1の円錐ころ軸受と、第2の段付き穴と第2の段付きシャフト部との間に配置され、中間シャフトの第2の端部を半径方向および軸方向に沿って支持する第2の円錐ころ軸受と、中間シャフトの第1の端部に固定して配置され、第1の円錐ころ軸受を軸方向に沿って支持するロッキングリテーナリング(locking retainer ring)と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、トランスミッションアセンブリは、ロッキングリテーナリングの外側円柱面に締まり嵌めされ、第1の円錐ころ軸受およびケースにそれぞれ隙間嵌めされる第1の防塵リングと、ケース上に配置され、リフティングブラケットに隣接する第2の円錐ころ軸受の片側に位置する第2の防塵リングと、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、中間シャフトは、中間シャフトの軸に沿って配置されている、第1の中空シャフト空洞および第2の中空シャフト空洞を備え、第2の中空シャフト空洞は、第1の中空シャフト空洞と連通し、第2の中空シャフト空洞の内径は、第1の中空シャフト空洞の内径および送りナットの外接円直径の各々よりも大きく、リフティングモジュールが持ち上げられていないときに、リフティングブラケットに隣接する送りネジの部分は、送りナット内に嵌合し、リフティングブラケットから離れている部分は、第1の中空シャフト空洞内に嵌合する。
いくつかの実施形態において、ネジ固定穴が、リフティングブラケットと送りネジとの間の接合部に設けられ、ネジ固定穴は、送りネジを収容し、送りネジの回転を制限する。
いくつかの実施形態において、リフティングモジュールは、リフティングブラケット上に固定して配置されているスライドレールであって、スライドレールの延在方向は第1の方向に平行である、スライドレールと、ケース上に配置され、スライドレールの上から嵌め込まれているガイド付きブロックであって、ガイド付きブロックの断面形状は、スライドレールの断面形状と入れ子でマッチし、第1の方向に沿って移動するようにスライドレールを誘導する、ガイド付きブロックと、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、スライドレールは、2つのスライドレールであり、ガイド付きブロックは、2つのガイド付きブロックであり、2つのガイド付きブロックは、2つのスライドレールにそれぞれマッチし、2つのスライドレールは、対称的に配置され、送りネジの軸は、2つのスライドレールの対称面上に位置し、ケースは、ケースの両側に対称的に配置され、2つのガイド付きブロックにそれぞれ接続されている2つのガイド付きブロック固定用ラグを含む。
いくつかの実施形態において、ケースは、第1の動力源のハウジングに固定して接続され、第1の動力源の出力シャフトの軸を第1の方向に平行にし、第1の動力源の出力シャフトの軸を対称面上に位置するように構成されている、電気モータ固定用ラグを備える。
いくつかの実施形態において、リフティング機構は、コネクティングロッドモジュールとキャリアトレイとの間に配置され、キャリアトレイを駆動してコネクティングロッドモジュールに関して回転するように構成されている、ロータリーモジュールをさらに備える。
いくつかの実施形態において、ロータリーモジュールは、キャリアトレイに隣接するコネクティングロッドモジュールの片側上に固定して配置されているロータリー支持内部リングと、コネクティングロッドモジュールに隣接するキャリアトレイの片側上に固定して配置され、ロータリー支持内部リング上に回転可能に支持されるロータリー支持外部リングと、を備える。
いくつかの実施形態において、ロータリー支持外部リングは、外部リング歯車を含み、ロータリーモジュールは、コネクティングロッドモジュール上に固定して配置されている第2の動力源と、第2の動力源の出力端とトランスミッションで接続し、外部歯車リングと噛み合わせることによってキャリアトレイを駆動して回転させるように構成される、第3の歯車と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、コネクティングロッドモジュールは、キャリアトレイを支持するように構成されている上側装着プレートと、上側装着プレートに平行に配置されている中間フレームと、上側装着プレートと中間フレームとの間に配置され、上側装着プレートと中間フレームとの間の距離を変更するように構成される、第1のコネクティングロッドアセンブリと、中間フレームとベースプレートとの間に配置され、中間フレームとベースプレートとの間の距離を変更するように構成される、第2のコネクティングロッドアセンブリと、を備える。
いくつかの実施形態において、第1のコネクティングロッドアセンブリは、第1のヒンジシャフトを通じて上側装着プレートにヒンジ連結された第1の端部と、第2のヒンジシャフトを通じて中間フレームにヒンジ連結された第2の端部と、を有する第1のコネクティングロッドを備え、第2のコネクティングロッドアセンブリは、第3のヒンジシャフトを通じて中間フレームにヒンジ連結された第1の端部と、第4のヒンジシャフトを通じてベースプレートにヒンジ連結された第2の端部と、を有する第2のコネクティングロッドを備え、第2のヒンジシャフトおよび第3のヒンジシャフトは同軸上に配置され、したがって、第1のコネクティングロッドの第2の端部は、第2のコネクティングロッドの第1の端部と同じ、中間フレームの位置にヒンジ連結され、第1のコネクティングロッドは、第2のコネクティングロッドと同じ長さを有し、第1のヒンジシャフト、第2のヒンジシャフト、第3のヒンジシャフト、および第4のヒンジシャフトの軸は、互いに平行であり、コネクティングロッドモジュールは、第1のヒンジシャフトを通じてリフティングモジュールに接続され、第1のヒンジシャフトの軸の直交射影は、リフティングモジュールによるコネクティングロッドモジュールを駆動するプロセス中にベースプレート上の第4のヒンジシャフトの軸の直交射影と重なり合う。
いくつかの実施形態において、中間フレームは、中間フレームの一端に配置され、垂直方向に沿って中間フレームの一端を貫通し、第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)および第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)と共に第1の収容空間を形成する第1の溝と、第1の溝から離れて中間フレームの一端に配置され、垂直方向に沿って第1の溝から離れて中間フレームの一端を貫通し、第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)および第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)と共に第2の収容空間を形成する第2の溝と、を備え、ベースプレート上の第1のコネクティングロッドアセンブリの直交射影および第2のコネクティングロッドアセンブリの直交射影は、リフティングモジュールによるコネクティングロッドモジュールを駆動するプロセス中にベースプレート上の第1の溝の直交射影および第2の溝の直交射影と重なり合わない。
いくつかの実施形態において、リフティング機構は、コネクティングロッドモジュール上に配置され、ベースプレートに関するキャリアトレイの距離を検出するように構成されている、光電子センサをさらに備える。
本開示の別の態様において、無人搬送車が提供される。無人搬送車は、前記の実施形態のうちのいずれか1つによるリフティング機構を備える。
ここで説明されている添付の図面は、本開示のさらなる理解をもたらすことを意図されており、本開示の一部を成す。本開示を説明することを意図されている、本開示の例示的な実施形態さらにはその説明は、本開示に関する不適切な定義を構成するものではない。添付の図面の説明を以下に示す。
本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティング機構の全体構造の概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略断面構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの上面図の角度からの概略構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のケースの概略構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングブラケットの概略構造図である。 側面からの、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のコネクティングロッドモジュールの概略構造図である。 本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のロータリーモジュールの概略構造図である。
添付の図面に示されている様々な部品の寸法は、実際の比例関係に従って描かれているわけではないことは理解されるべきである。加えて、同一または類似のコンポーネントは、同一または類似の参照符号で示されている。
本開示の実施形態における技術的解決方法は、本開示の実施形態における添付の図面と併せて以下で明確にかつ完全に説明される。明らかに、説明されている実施形態は、実施形態のすべてではなくむしろ本開示の実施形態のうちの一部にすぎない。実際には単に例示しているにすぎない少なくとも1つの例示的な実施形態の次の説明は、決して本開示さらにはその適用または使用に関するいかなる制限も行わないものとする。本開示の実施形態に基づき、発明努力を伴わないという前提で当業者によって得られた他のすべての実施形態は、本開示の保護範囲に収まるものとする。
特に断りのない限り、これらの例で説明されているコンポーネントおよびステップの相対的な配置、数値表現、および数値は、本発明の範囲を制限しないものとする。それと同時に、説明を簡単にするために、添付の図面に示されている様々な部品の寸法は、実際の比例関係に従って描かれているわけではないことは理解されるべきである。関連する技術において当業者に知られている技術、方法、および装置は、詳細に説明されない場合もある。しかしながら、技術、方法、および装置は、適切な場合に、付与された説明の一部として考慮されるものとする。ここに示され、説明されているすべての例の中で、任意の特定の値は、制限的なものではなく、むしろ、単に例示的なものであると解釈されるものとする。したがって、例示的な実施形態における他の例は、異なる値を有し得る。類似の参照符号および文字は、以下の添付の図面において類似の項目を提示しており、したがって、1つの添付の図面において項目が定義された後、後続の添付の図面において同じものについてさらなる説明を行う必要があることに留意されたい。
本発明者らに知られている関連する無人搬送車は、通常、送りネジ、スライドレール、または楔ブロックなどのリフティング手段でリフティング作業を実行する。送りネジを例に取ると、関連する無人搬送車は、複数の送りネジによるジャッキアップの形態を使用しており、複数の送りネジの上に置かれた物品は、複数の送りネジの高さを同期して調整することによって滑らかに持ち上げられる。しかしながら、複数の送りネジでジャッキアップする形態では、車両の走行または物品の不平衡積載がある場合に送りネジが軸方向の力を受け、さらに半径方向の力を受ける可能性があり、送りネジの標準的な動作仕様に適合しないため、不適切な使用による送りネジアセンブリの故障につながりやすいという問題がある。加えて、複数の送りネジの高さを同期的に調整することはより困難であり、高さ調整プロセスがわずかに非同期的である場合には、物品の滑り落ちの危険性があり得る。
さらに、いくつかの無人搬送車は、中空送りネジによるジャッキアップの形態を使用し、運ばれる物品を滑らかに運び、中空ネジの大きい軸径を使用することによって送りネジの半径方向の力支持力を高める。しかしながら、中空送りネジには高い精度が要求されるため、加工難易度が高くなり、加工コストも高くなる。また、中空送りネジは一定の半径方向力支持力を有するが、使用時に送りネジに長時間半径法力が加わると送りネジの構造に損傷を引き起こす可能性もある。
スライドレールまたは楔ブロックの形態のリフティング作業を実行する無人搬送車では、リフティングに関係するコンポーネントがより多くの空間を占有し、また、より多くの補助デバイスを必要とするので、無人搬送車は全体としてコストが高くなり、また、組み立ておよび分解がしにくくなる。
図1~図9に示されているように、本開示の一態様において、無人搬送車のリフティング機構が提供される。リフティング機構は、キャリアトレイ1と、ベースプレート2と、コネクティングロッドモジュール3であって、キャリアトレイ1とベースプレート2との間に接続され、第1の方向に沿ってキャリアトレイ1を並進させることができる、コネクティングロッドモジュール3と、リフティングモジュール4であって、ベースプレート2上に配置され、コネクティングロッドモジュール3に接続され、コネクティングロッドモジュール3の片側に位置し、コネクティングロッドモジュール3を駆動することによってキャリアトレイ1を並進させることがでる、リフティングモジュール4と、を備え、第1の方向は、コネクティングロッドモジュール3を持ち上げるリフティングモジュール4のリフティング方向またはリフティング方向と反対の方向である。
リフティング機構は、上側キャリアトレイ1と下側ベースプレート2を通じて無人搬送車上に一体的に装着されており、これは無人搬送車にキャリアの高さを上げる、または下げる機能を提供する。そのようなことに基づき、本出願では、コネクティングロッドモジュール3がキャリアトレイ1の並進運動の方向を制御し、次いで、リフティングモジュール4によりコネクティングロッドモジュール3を駆動し、それによってリフティングモジュール4の支持機能と動力機能とを互いに独立させ、運ばれる物体の不平衡積載に起因すると思われるリフティング構造の故障をさらに低減する。
具体的には、関連技術におけるリフティングモジュール4は、通常、支持機能と動力機能とを同時に担っている、すなわち、キャリアトレイ1を支持する必要があるだけでなく、キャリアトレイ1の位置の高さを制御する必要もある。物品の不平衡積載または無人搬送車の加減速運動の場合、関連技術のリフティングモジュール4は、垂直方向の荷重と、垂直方向に垂直なモーメントと、を同時に受けることになる。リフティングモジュール4に共通して使用される送りネジ433および送りナット432の対偶を例に取る。この場合、リフティングモジュール4の送りネジ433は、垂直方向の荷重による軸方向力と、垂直方向に垂直なモーメントによって引き起こされる半径方向力と、を同時に受けることになる。半径方向力は、荷重と運動を受ける必要のある送りネジ433にとって非常に有害であり、送りネジ433の構造に損傷を与えやすく、それによって、リフティング構造の全体的な故障を容易に引き起こすことになる。
図1は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティング機構の全体構造を示す概略図である。図1に示されているように、キャリアトレイ1の並進方向は垂直上向きまたは下向きであり、コネクティングロッドモジュール3に対するリフティングモジュール4のリフティング方向は垂直上向きである、すなわち、この時点で第1の方向は垂直方向であることに留意されたい。しかしながら、当業者にとっては、異なるリフティング方向における要件に対して、垂直方向に限定されない第1の方向は、垂直方向に対してある角度を成すものとし得る。これに対応して、この時点で、コネクティングロッドモジュール3は、対応する第1の方向に沿ってキャリアトレイ1を並進させるように対応して構成され、したがってコネクティングロッドモジュール3に対するリフティングモジュール4の駆動力も、垂直方向と同じ総合角度を成すものとし得る。キャリアトレイ1の並進方向として垂直方向とある角度を成す第1の方向により、リフティング機構は、より多くのより複雑な物品ハンドリングシナリオおよび要件を満たすことができ、したがって、より広い適用性を有する。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略構造図である。図2に示されているように、いくつかの実施形態において、リフティングモジュール4は、第1の動力源41と、コネクティングロッドモジュール3に接続されている、リフティングブラケット42と、第1の動力源41に接続されている入力端と、リフティングブラケット42に接続されている出力端と、を有し、第1の動力源41によってリフティングブラケット42に出力される動力を伝えることができ、したがって、リフティングブラケット42がコネクティングロッドモジュール3を駆動して第1の方向に沿って並進させることができる、トランスミッションアセンブリ43と、を備える。
コネクティングロッドモジュール3を駆動するプロセス中に、リフティングモジュール4が軸方向の荷重のみを受けることを可能にするために、リフティングモジュール4とコネクティングロッドモジュール3との間に、リフティングモジュール4とコネクティングロッドモジュール3とを接続し、リフティングモジュール4に半径方向力(すなわち、第1の方向に沿った荷重)のみを伝達するリフティングブラケット42がさらに設けられる。
キャリアトレイ1の効果的リフティングを実装するために、第1の動力源41は、トランスミッションアセンブリ43を通じてリフティングブラケット42に駆動接続されており、したがって、持ち上げ力が、リフティングブラケット42を通じてキャリアトレイ1に伝えられる。加えて、リフティングブラケット42は、並進運動の形態で駆動され、第1の動力源41は、通常、回転運動によって動力を出力することを考慮し、本出願では、トランスミッションアセンブリ43の入力端の動力は、その出力端にさらに伝達され、その一方で、動力形態をリフティングブラケット42に対応する動力形態に変換する。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略断面構造図である。図3に示されているように、いくつかの実施形態において、第1の動力源41は、歯車付きモータであり、トランスミッションアセンブリ43は、中空構造を有する中間シャフト431であって、中間シャフト431の軸は第1の方向に平行であり、中間シャフト431の第1の端部は歯車付きモータの出力端に接続される、中間シャフト431と、中空構造の内側に回転可能に配置され、中間シャフト431の第2の端部に固定して接続される送りナット432と、送りナット432と螺合され、一端がリフティングブラケット42に接続されている送りネジ433であって、送りネジ433の軸は第1の方向に平行であり、送りナット432の回転運動を第1の方向に沿ったリフティングブラケット42の並進運動に変換する、送りネジ433と、を備える。
リフティング機構の体積をさらに縮小するために、第1の動力源41は、好ましくは歯車付きモータ、すなわち、減速機の機能と電気モータの機能とを含む一体型動力源であり、トランスミッションアセンブリ43によって必要とされる定格回転速度を出力動力としてトランスミッションアセンブリ43に直接供給することができる。
第1の動力源41が歯車付きモータであり、リフティングブラケット42が並進運動の形態で駆動される必要があるときに、トランスミッションアセンブリ43は、少なくとも、歯車付きモータによって出力される回転運動をリフティングブラケット42によって必要とされる並進運動に変換できるべきである。この時点で、トランスミッションアセンブリ43は、好ましくは、送りナット432と送りネジ433との動力対であり、送りナット432の回転運動を用いて送りネジ433を駆動することができる。送りナット432が送りネジ433と螺合されている場合、回転運動は送りネジ433の並進運動に変換される。
送りナット432の構造的安定性を確保することを前提に送りナット432と歯車付きモータとの間の動力接続を実現するために、トランスミッションアセンブリ43は、送りナット432と歯車付きモータとの間の動力接続部材として中間シャフト431を導入する。すなわち、一定の長さを有する中間シャフト431の一端は、歯車付きモータに接続され、他端は、送りナット432に接続されている。
トランスミッションアセンブリ43の体積をさらに縮小するために、中間シャフト431は中空構造を有しており、送りナット432は、中間シャフト431の中空構造の内部に収容可能に装着され、送りネジ433は、送りナット432の内側に収容され、送りネジ433の雄ネジおよび送りナット432の雌ネジが互いに嵌合する。
送りネジ433が軸方向荷重以外の方向の荷重を受けないようにするために、送りネジ433の軸は、第1の方向と平行である。次いで、トランスミッションアセンブリ43の動力変換プロセス中に、送りナット432の回転運動は、第1の方向に沿ったリフティングブラケット42の並進運動に変換される。
いくつかの実施形態において、第1の動力源41と中間シャフト431との間の動力接続を実現するために、トランスミッションアセンブリ43は、第1の動力源41の出力端に接続されている、第1の歯車411と、中間シャフト431の第1の端部に固定して接続され、第1の歯車411と噛み合う第2の歯車434と、をさらに備える。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略構造図である。図2に示されているように、いくつかの実施形態において、リフティングモジュール4は、トランスミッションアセンブリ43を少なくとも部分的に収容し、リフティングモジュール4の一体的な組み立ておよび分解を実現するために第1の動力源41に固定して接続されるケースをさらに備える。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略断面構造図である。図3に示されているように、ケース44に関する中間シャフト431の柔軟な回転を実現するために、いくつかの実施形態において、異なるサイズを有する第1の段付き穴441および第2の段付き穴442がケースの内側に設けられており、中間シャフト431は、異なるサイズを有する第1の段付きシャフト部431aおよび第2の段付きシャフト部431bを有する。トランスミッションアセンブリ43は、第1の段付き穴411と第1の段付きシャフト部431aとの間に配置され、中間シャフト431の第1の端部を半径方向に沿って支持する第1の円錐ころ軸受435と、第2の段付き穴442と第2の段付きシャフト部431bとの間に配置され、中間シャフト431の第2の端部を半径方向および軸方向に沿って支持する第2の円錐ころ軸受436と、中間シャフト431の第1の端部に固定して配置され、第1の円錐ころ軸受435を軸方向に沿って支持することができるロッキングリテーナリング437と、をさらに備える。
円錐ころ軸受は、中間軸431を軸方向に支持しつつ、中間軸431を半径方向に支持することができるので、対応する第1の段付き穴441および第2の段付き穴442、ならびに第1の段付きシャフト部431aおよび第2の段付きシャフト部431bが、それぞれケース44の内側および中間軸431の外側に設けられている。
第1の段付き穴441は、第1の段付きシャフトと一緒に、リフティングブラケット42から離れた端部に向かう第1の方向に沿った支持効果しかもたらさず、第1の円錐ころ軸受435を半径方向に支持している。したがって、中間シャフト431の第1の端部に固定されたロッキングリテーナリング437は、リフティングブラケット42に隣接する端部に向かう第1の方向に沿って第1の円錐ころ軸受435を支持することができ、第1の円錐ころ軸受435が安定して動作可能となる。いくつかの実施形態において、中間シャフト431の第1の端部の外周面は、ネジ山を設けられており、ロッキングリテーナリング437が螺合の形態で着脱可能に中間シャフト431に固定して装着され得る。
図3に示されているように、環境ダストが第1の円錐ころ軸受435および第2の円錐ころ軸受436に影響を及ぼすのを防ぐために、いくつかの実施形態において、トランスミッションアセンブリ43は、ロッキングリテーナリング437の外側円柱面に締まり嵌めされ、第1の円錐ころ軸受435およびケース44にそれぞれ隙間嵌めされる第1の防塵リング438と、ケース44上に配置され、リフティングブラケット42に隣接する第2の円錐ころ軸受436の片側に位置する、第2の防塵リング439と、をさらに備える。
いくつかの実施形態において、トランスミッションアセンブリ43の体積をさらに縮小するために、中間シャフト431は、中間シャフト431の軸に沿って配置されている、第1の中空シャフト空洞431cおよび第2の中空シャフト空洞431dを備える。第2の中空シャフト空洞431dは第1の中空シャフト空洞431cと連通し、第2の中空シャフト空洞431dの内径は第1の中空シャフト空洞の内径および送りナット432の外接円直径よりも大きい。リフティングモジュール4が持ち上げられていないときに、リフティングブラケット42に隣接する送りネジ433の一部は、送りナット432内に嵌合し、リフティングブラケット42から離れている送りネジ433の一部は、第1の中空シャフト空洞431c内に嵌合する。
第1の中空シャフト空洞431cおよび第2の中空シャフト空洞431dを有する2断面空洞構造を備える中間シャフト431に基づき、リフティングモジュール4がリフティング状態でないときには、リフティングブラケット42に隣接する送りナット432および送りネジ433の部分が第2の中空シャフト空洞431d内に設けられることを可能にし、リフティング状態では、送りネジ433が送りナット432から伸長して、最初に第1の中空シャフト空洞431c内に設けられている部分の長さ分を適切に解放し、それによって、リフティングモジュール4に十分なリフティングストロークをもたらすことが可能である。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングブラケットの概略構造図である。図6に示されているように、送りネジ433および送りナット432の相手歯車の駆動中に送りネジ433が回転しないようにするために、いくつかの実施形態において、リフティングブラケット42と送りネジ433との間の接合部に、ネジ固定穴421が設けられている。ネジ固定穴421は、送りネジ433を収容し、送りネジ433の回転を制限することができる。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの概略構造図であり、図4は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のリフティングモジュールの上面図の角度からの概略構造図である。図2および図4に示されているように、いくつかの実施形態において、送りネジ433が第1の方向に沿ってのみ荷重を受けることをさらに確実にするために、リフティングモジュール4は、リフティングブラケット42上に固定して配置されている、スライドレール45であって、スライドレール45の延在方向は第1の方向に平行である、スライドレール45と、ケース44上に配置され、スライドレール45の上から嵌め込まれているガイド付きブロック46であって、ガイド付きブロック46は、スライドレール45の断面形状と入れ子でマッチし、第1の方向に沿って移動するようにスライドレール45を誘導する、断面形状を有する、ガイド付きブロック46と、をさらに備える。
スライドレール45とガイド付きブロック46との入れ子状のマッチングに基づき、第1の方向以外の方向に沿ってリフティングブラケット42にかかる荷重が、ガイド付きブロック46およびスライドレール45によってケース44に伝達されることになり、送りネジ433が受ける半径方向力を低減する。
ケース44の荷重バランスを確保するために、いくつかの実施形態において、スライドレール45は2つのスライドレール45であり、ガイド付きブロックは2つのガイド付きブロック46である。2つのガイド付きブロック46は、2つのスライドレール45とそれぞれマッチし、2つのスライドレール45は対称的に配置され、送りネジ433の軸は、2つのスライドレール45の対称面451上に位置する。
ガイド付きブロックをケース44に固定することを円滑にするために、ケース44はケース44の両側に対称的に配置され、2つのガイド付きブロック46にそれぞれ接続されている、2つのガイド付きブロック固定用ラグ443を含む。
いくつかの実施形態において、リフティング機構の完全性を改善するために、ケース44は第1の動力源41のハウジングに固定して接続され、第1の動力源41の出力シャフトの軸を第1の方向に平行にし、第1の動力源41の出力シャフトの軸を対称面451上に位置するように構成されている、電気モータ固定用ラグ444を備える。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のロータリーモジュールの概略構造図である。図9に示されているように、キャリアトレイ1の回転可能機能を実現するために、いくつかの実施形態において、リフティング機構は、コネクティングロッドモジュール3とキャリアトレイ1との間に配置され、キャリアトレイ1を駆動してコネクティングロッドモジュール3に関して回転することができる、ロータリーモジュール5をさらに備える。
いくつかの実施形態において、ロータリーモジュール5は、キャリアトレイ1に隣接するコネクティングロッドモジュール3の片側上に固定して配置されている、ロータリー支持内部リング51と、コネクティングロッドモジュール3に隣接するキャリアトレイ1の片側上に固定して配置され、ロータリー支持内部リング51を回転可能に支持する、ロータリー支持外部リング52と、を備える。
ロータリー支持内部リング51およびロータリー支持外部リング52は、コネクティングロッドアセンブリおよびキャリアトレイ1上にそれぞれ固定的に配置され、その間で回転可能に接続されて、コネクティングロッドアセンブリに関するキャリアトレイ1の回転可能な接続を実現する。
いくつかの実施形態において、図9に示されているように、ロータリー支持内部リング51とロータリー支持外部リング52との間のロータリー支持は、玉軸受を念頭に置いて実施され得る。
回転モジュール5の駆動を実装するために、いくつかの実施形態において、ロータリー支持外部リング52は、外部リング歯車を含み、ロータリーモジュール5は、コネクティングロッドモジュール3上に固定して配置されている、第2の動力源53と、第2の動力源53の出力端とトランスミッションで接続し、外部歯車リングと噛み合わせることによってキャリアトレイ1を駆動して回転することができる、第3の歯車54と、をさらに備える。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による無人搬送車のコネクティングロッドモジュールの概略構造図である。さらに、図8に示されているように、いくつかの実施形態において、コネクティングロッドモジュール3は、キャリアトレイ1を支持するための上側装着プレート31と、上側装着プレート31に平行に配置されている、中間フレーム32と、上側装着プレート31と中間フレーム32との間に配置され、上側装着プレート31と中間フレーム32との間の距離を変更することができる、第1のコネクティングロッドアセンブリ33と、中間フレーム32とベースプレート2との間に配置され、中間フレーム32とベースプレート2との間の距離を変更することができる、第2のコネクティングロッドアセンブリ34と、を備える。
図8に示されているように、コネクティングロッドアセンブリは、2段のコネクティングロッドが3層の平面(キャリアトレイ1-第1のコネクティングロッドアセンブリ33-中間フレーム32-第2のコネクティングロッドアセンブリ34-ベースプレート2)の間に挟装される形態を取り、これは、中間フレーム32によるコネクティングロッドアセンブリの全体的安定性を確実にするだけでなく、コネクティングロッドモジュール3が2段のコネクティングロッドアセンブリによって十分な伸縮空間を有することを可能にする。
キャリアトレイ1-第1のコネクティングロッドアセンブリ33-中間フレーム32-第2のコネクティングロッドアセンブリ34-ベースプレート2の間の相互接続を実現するために、いくつかの実施形態において、第1のコネクティングロッドアセンブリ33は第1のヒンジシャフト332を通じて上側装着プレート31にヒンジ連結された第1の端部と、第2のヒンジシャフト333を通じて中間フレーム32にヒンジ連結された第2の端部と、を有する第1のコネクティングロッド331を備える。第2のコネクティングロッドアセンブリ34は、第3ヒンジシャフト342を通じて中間フレーム32にヒンジ連結された第1の端部と、第4のヒンジシャフト343を通じてベースプレート2にヒンジ連結された第2の端部と、を有する第2コネクティングロッド341を備える。
キャリアトレイ1、中間フレーム32またはベースプレート2にヒンジ連結で装着されている第1のコネクティングロッド331または第2のコネクティングロッド341は、ヒンジ点を中心に回転するような方式で3つの層の平面間の距離を変更することができ、それによってコネクティングロッドモジュール3の上側装着プレート31とベースプレート2との間の距離を変更することができる。もちろん、当業者であれば、第1のコネクティングロッドアセンブリ33および第2のコネクティングロッドアセンブリ34は、伸縮自在コネクティングロッドの形態で上側装着プレート31とベースプレート2との間の距離を変更してもよい。
伸縮自在コネクティングロッドの形態と比較して、ヒンジ連結される回転可能な形態のコネクティングロッドは単純な構造を有しており、したがってコネクティングロッドモジュール3は全体的な体積が小さく、またヒンジ連結されたコネクティングロッドはモーメントを伝達してもよく、したがって物品の不平衡積載または無人搬送車の加減速によって生じる反射モーメントを上側装着プレートからベースプレート2に伝達することが可能である。このようにして、偏向モーメントは、無人搬送車の他の機能モジュールに加えられず、それによって、無人搬送車の全体的構造的信頼性が改善する。
コネクティングロッドモジュール3をさらに簡素化するために、図8に示されているように、いくつかの実施形態において、第2のヒンジシャフト333および第3のヒンジシャフト342は同軸上に配置され、したがって、第1のコネクティングロッド331の第2の端部は、コネクティングロッド341の第1の端部と同じ、中間フレーム32の位置にヒンジ連結される。
同軸上に配置されている第2のヒンジシャフト333および第3のヒンジシャフト342は、共同で中間フレーム32にヒンジ連結で装着され、したがって対応するヒンジ穴は1つだけ中間フレーム32上に設けられればよく、中間フレーム32の構造を簡素化するために対応するヒンジピン/シャフトおよび対応するシャフトクリップは1つだけ設けられればよい。
いくつかの実施形態において、第1のコネクティングロッド331は、第2のコネクティングロッド341と同じ長さを有し、第1のヒンジシャフト332、第2のヒンジシャフト333、第3のヒンジシャフト342、および第4のヒンジシャフト343の軸は、互いに平行である。
第1のヒンジシャフト332、第2のヒンジシャフト333、第3のヒンジシャフト342、および第4のヒンジシャフト343の軸は、互いに平行になるように配置され、したがって第1のコネクティングロッド331および第2のコネクティングロッド341の回転平面は平行であるか、または同一平面上にある。さらに、同じ長さを有する第1のコネクティングロッド331および第2のコネクティングロッド341は、第2のヒンジ点および第3のヒンジ点をそれぞれ円の中心として同じ半径の長さの軌跡円を有し得る。
いくつかの実施形態において、コネクティングロッドモジュール3は、第1のヒンジシャフト332を通じてリフティングモジュール4に接続される。リフティングモジュール4によるコネクティングロッドモジュール3を駆動するプロセス中に、ベースプレート2上の第1のヒンジシャフト332の軸の直交射影は、ベースプレート2上の第4のヒンジシャフト343の軸の直交射影と重なり合う。
第1のコネクティングロッド331と第2のコネクティングロッド341の回転平面が平行であるか、または同一平面上にあり、第1のコネクティングロッド331と第2のコネクティングロッド341が、第2のヒンジ点および第3のヒンジ点をそれぞれ円の中心とする、同じ半径の長さの軌跡円を有し得ることに基づき、コネクティングロッドモジュール3が第1のヒンジシャフト332を通じてリフティングモジュール4に接続され、リフティングモジュール4のリフティング方向が直線に沿っているときに、ベースプレート2上の第1のヒンジシャフト332の軸と第4のヒンジシャフト343の軸の直交射影が互いに重なり合うことができ、これによりリフティングモジュール4によりコネクティングロッドモジュール3を駆動するプロセス中に上側装着プレート31およびベースプレート2は互いに平行なままであることを確実にする。
上側装着プレート31、中間フレーム32、およびベースプレート2の間の接続を安定させるために、いくつかの実施形態において、第1のコネクティングロッド331は、同じ長さを有し、互いに平行に配置されている少なくとも3つの第1のコネクティングロッド331であり、第2のコネクティングロッド341は、同じ長さを有し、互いに平行に配置されている少なくとも3つの第2のコネクティングロッド341である。
少なくとも3つの第1のコネクティングロッド331または少なくとも3つの第2のコネクティングロッド341があるときに上側装着プレート31、中間フレーム32、およびベースプレート2の間の接続のバランスを確実にするために、いくつかの実施形態において、ベースプレート2上の少なくとも3つの第1のコネクティングロッドまたは少なくとも3つの第2のコネクティングロッド341と中間フレーム32との間のヒンジ連結位置の直交射影が、それぞれ多角形の異なる頂点に位置する。リフティング機構の小型化を実現するために、いくつかの実施形態において、リフティング機構は、コネクティングロッドモジュール3に固定され、キャリアトレイ1を水平面内で回転するように駆動することができる、ロータリーモジュール5をさらに備える。
中間フレーム32は、リフティングモジュール4を収容するために中間フレーム32の一端に配置され、垂直方向に沿って中間フレーム32の一端を貫通する第1の溝321と、ロータリーモジュール5を収容するために第1の溝321から離れて中間フレーム32の一端に配置され、垂直方向に沿って第1の溝321から離れて中間フレーム32の一端を貫通する第2の溝332と、を備える。
リフティングモジュール4によるコネクティングロッドモジュール3を駆動するプロセス中に、ベースプレート2上の第1のコネクティングロッドアセンブリ33および第2のコネクティングロッドアセンブリ34の直交射影は、ベースプレート2上の第1の溝321および第2の溝332の直交射影と重なり合わない。
第1の溝321および第2の溝332は、それぞれコネクティングロッドアセンブリと共にコネクティングロッドアセンブリの両側に収容空間を形成し、それによって、リフティングモジュール4およびロータリーモジュール5のための十分な空間を提供し、これによりリフティングモジュール4、ロータリーモジュール5、およびコネクティングロッドモジュール3は一緒になって比較的コンパクトな位置関係でベースプレート2に対応する空間領域内に収容され、それによってリフティング機構の全体的なモジュール化および体積小型化をさらに可能にする。
図1に示されているように、キャリアトレイ1の位置を検出するために、いくつかの実施形態において、リフティング機構は、ベースプレート2に関するキャリアトレイ1の距離を検出するためにコネクティングロッドモジュール3上に配置されている、光電子センサ6をさらに備える。
本開示の別の態様において、無人搬送車が提供される。無人搬送車は、前述の実施形態のうちのいずれかによるリフティング機構を備える。
したがって、本開示の実施形態によって提供されるリフティング機構は、少なくとも、運ばれる物体の不平衡積載に起因するリフティング構造の故障を低減することができる。
最後に、上記の実施形態は、本開示の技術的解決策を限定するのではなく、説明することのみを意図されているが、好ましい実施形態を参照して本開示に詳細な説明が加えられており、当業者であれば、本開示の実施形態への修正、または技術的特徴のいくつかへの同等の置き換えを行うことはいぜんとして可能であり、これは本開示の技術的解決策の精神から逸脱することなく本開示において保護が求められている技術的解決策の範囲内にすべて収まるものとすることが理解されると留意されたい。
1 キャリアトレイ
2 ベースプレート
3 コネクティングロッドモジュール
4 リフティングモジュール
5 ロータリーモジュール
6 光電子センサ
31 上側装着プレート
32 中間フレーム
33 第1のコネクティングロッドアセンブリ
34 第2のコネクティングロッドアセンブリ
41 第1の動力源
42 リフティングブラケット
43 トランスミッションアセンブリ
44 ケース
45 スライドレール
46 ガイド付きブロック
51 ロータリー支持内部リング
52 ロータリー支持外部リング
53 第2の動力源
54 第3の歯車
321 第1の溝
332 第2の溝
331 第1のコネクティングロッド
332 第1のヒンジシャフト
333 第2のヒンジシャフト
341 第2コネクティングロッド
342 第3ヒンジシャフト
343 第4のヒンジシャフト
411 第1の歯車
421 ネジ固定穴
431 中間シャフト
431a 第1の段付きシャフト部
431b 第2の段付きシャフト部
431c 第1の中空シャフト空洞
431d 第2の中空シャフト空洞
432 送りナット
433 送りネジ
434 第2の歯車
435 第1の円錐ころ軸受
436 第2の円錐ころ軸受
437 ロッキングリテーナリング
438 第1の防塵リング
439 第2の防塵リング
441 第1の段付き穴
442 第2の段付き穴
443 ガイド付きブロック固定用ラグ
444 電気モータ固定用ラグ
451 対称面

Claims (20)

  1. 無人搬送車のリフティング機構であって、
    キャリアトレイ(1)と、
    ベースプレート(2)と、
    前記キャリアトレイ(1)と前記ベースプレート(2)との間に接続されるコネクティングロッドモジュール(3)と、
    リフティングモジュール(4)であって、前記ベースプレート(2)上に配置され、前記コネクティングロッドモジュール(3)に接続され、前記コネクティングロッドモジュール(3)の片側に位置し、前記コネクティングロッドモジュール(3)を駆動することによって第1の方向に沿って前記キャリアトレイ(1)を並進させるように構成されている、リフティングモジュール(4)と、
    を備え、
    前記第1の方向は、前記コネクティングロッドモジュール(3)を持ち上げる前記リフティングモジュール(4)のリフティング方向、または前記リフティング方向と反対の方向である、リフティング機構。
  2. 前記リフティングモジュール(4)は、
    第1の動力源(41)と、
    前記コネクティングロッドモジュール(3)に接続されているリフティングブラケット(42)と、
    前記第1の動力源(41)に接続されている入力端と、前記リフティングブラケット(42)に接続されている出力端とを有し、前記第1の動力源(41)によって前記リフティングブラケット(42)に出力される動力を伝え、したがって、前記リフティングブラケット(42)が前記コネクティングロッドモジュール(3)を駆動して前記第1の方向に沿って並進させるように構成される、トランスミッションアセンブリ(43)と、
    を備える、請求項1に記載のリフティング機構。
  3. 前記第1の動力源(41)は、歯車付きモータを備え、前記トランスミッションアセンブリ(43)は、
    中空構造を有する中間シャフト(431)であって、前記中間シャフト(431)の軸は、前記第1の方向に平行であり、前記中間シャフト(431)の第1の端部は、前記歯車付きモータの出力端に接続される、中間シャフト(431)と、
    前記中空構造の内側に回転可能に配置され、前記中間シャフト(431)の第2の端部に固定して接続される送りナット(432)と、
    前記送りナット(432)と螺合され、前記リフティングブラケット(42)に接続されている一端を備えた送りネジ(433)であって、前記送りネジ(433)の軸は前記第1の方向に平行であり、前記送りナット(432)の回転運動を前記第1の方向に沿った前記リフティングブラケット(42)の並進運動に変換する、送りネジ(433)と、
    を備える、請求項2に記載のリフティング機構。
  4. 前記トランスミッションアセンブリ(43)は、
    前記第1の動力源(41)の出力端に接続されている第1の歯車(411)と、
    前記中間シャフト(431)の前記第1の端部に固定して接続され、前記第1の歯車(411)と噛み合う第2の歯車(434)と、
    をさらに備える、請求項3に記載のリフティング機構。
  5. 前記リフティングモジュール(4)は、
    前記トランスミッションアセンブリ(43)を少なくとも部分的に収容し、前記リフティングモジュール(4)の一体的な組み立ておよび分解を実現するために前記第1の動力源(41)に固定して接続されるケース(44)
    をさらに備える、請求項3に記載のリフティング機構。
  6. 異なるサイズを有する第1の段付き穴(441)および第2の段付き穴(442)が前記ケースの内側に設けられ、前記中間シャフト(431)は、異なるサイズを有する第1の段付きシャフト部(431a)および第2の段付きシャフト部(431b)を有し、前記トランスミッションアセンブリ(43)は、
    前記第1の段付き穴(441)と前記第1の段付きシャフト部(431a)との間に配置され、前記中間シャフト(431)の前記第1の端部を半径方向に沿って支持する第1の円錐ころ軸受(435)と、
    前記第2の段付き穴(442)と前記第2の段付きシャフト部(431b)との間に配置され、前記中間シャフト(431)の前記第2の端部を前記半径方向および軸方向に沿って支持する第2の円錐ころ軸受(436)と、
    前記中間シャフト(431)の前記第1の端部に固定して配置され、前記第1の円錐ころ軸受(435)を前記軸方向に沿って支持するロッキングリテーナリング(437)と、
    をさらに備える、請求項5に記載のリフティング機構。
  7. 前記トランスミッションアセンブリ(43)は、
    前記ロッキングリテーナリング(437)の外側円柱面に締まり嵌めされ、前記第1の円錐ころ軸受(435)および前記ケース(44)にそれぞれ隙間嵌めされる第1の防塵リング(438)と、
    前記ケース(44)上に配置され、前記リフティングブラケット(42)に隣接する前記第2の円錐ころ軸受(436)の片側に位置する第2の防塵リング(439)と、
    をさらに備える、請求項6に記載のリフティング機構。
  8. 前記中間シャフト(431)は、
    前記中間シャフト(431)の前記軸に沿って配置されている、第1の中空シャフト空洞(431c)および第2の中空シャフト空洞(431d)を備え、
    前記第2の中空シャフト空洞(431d)は、前記第1の中空シャフト空洞(431c)と連通し、前記第2の中空シャフト空洞(431d)の内径は、前記第1の中空シャフト空洞(431c)の前記内径および前記送りナット(432)の外接円直径の各々よりも大きく、
    前記リフティングモジュール(4)が持ち上げられていないときに、前記リフティングブラケット(42)に隣接する前記送りネジ(433)の部分は、前記送りナット(432)内に嵌合し、前記リフティングブラケット(42)から離れている部分は、前記第1の中空シャフト空洞(431c)内に嵌合する、請求項3に記載のリフティング機構。
  9. ネジ固定穴(421)が、前記リフティングブラケット(42)と前記送りネジ(433)との間の接合部に設けられ、前記ネジ固定穴は、前記送りネジ(433)を収容し、前記送りネジ(433)の回転を制限する、請求項3に記載のリフティング機構。
  10. 前記リフティングモジュール(4)は、
    前記リフティングブラケット(42)上に固定して配置されているスライドレール(45)であって、前記スライドレール(45)の延在方向は前記第1の方向に平行である、スライドレール(45)と、
    前記ケース(44)上に配置され、前記スライドレール(45)の上から嵌め込まれているガイド付きブロック(46)であって、前記ガイド付きブロック(46)の断面形状は、前記スライドレール(45)の断面形状と入れ子でマッチし、前記第1の方向に沿って移動するように前記スライドレール(45)を誘導する、ガイド付きブロック(46)と、
    をさらに備える、請求項5に記載のリフティング機構。
  11. 前記スライドレール(45)は、2つのスライドレール(45)であり、前記ガイド付きブロック(46)は、2つのガイド付きブロック(46)であり、前記2つのガイド付きブロック(46)は、前記2つのスライドレール(45)にそれぞれマッチし、前記2つのスライドレール(45)は、対称的に配置され、前記送りネジ(433)の前記軸は、前記2つのスライドレール(45)の対称面(451)上に位置し、
    前記ケース(44)は、
    前記ケース(44)の両側に対称的に配置され、前記2つのガイド付きブロック(46)にそれぞれ接続されている2つのガイド付きブロック固定用ラグ(443)
    を含む、請求項10に記載のリフティング機構。
  12. 前記ケース(44)は、
    前記第1の動力源(41)のハウジングに固定して接続され、前記第1の動力源(41)の出力シャフトの軸を前記第1の方向に対して平行にし、前記第1の動力源(41)の前記出力シャフトの前記軸を前記対称面(451)上に位置するように構成されている、電気モータ固定用ラグ(444)を備える、請求項11に記載のリフティング機構。
  13. 前記コネクティングロッドモジュール(3)と前記キャリアトレイ(1)との間に配置され、前記キャリアトレイ(1)を駆動して前記コネクティングロッドモジュール(3)に関して回転するように構成されている、ロータリーモジュール(5)をさらに備える、請求項1に記載のリフティング機構。
  14. 前記ロータリーモジュール(5)は、
    前記キャリアトレイ(1)に隣接する前記コネクティングロッドモジュール(3)の片側上に固定して配置されているロータリー支持内部リング(51)と、
    前記コネクティングロッドモジュール(3)に隣接する前記キャリアトレイ(1)の片側上に固定して配置され、前記ロータリー支持内部リング(51)上に回転可能に支持されるロータリー支持外部リング(52)と、
    を備える、請求項13に記載のリフティング機構。
  15. 前記ロータリー支持外部リング(52)は、外部リング歯車を含み、前記ロータリーモジュール(5)は、
    前記コネクティングロッドモジュール(3)上に固定して配置されている第2の動力源(53)と、
    前記第2の動力源(53)の出力端とトランスミッションで接続され、前記外部リング歯車と噛み合わせることによって前記キャリアトレイ(1)を駆動して回転させるように構成される、第3の歯車(54)と、
    をさらに備える、請求項14に記載のリフティング機構。
  16. 前記コネクティングロッドモジュール(3)は、
    前記キャリアトレイ(1)を支持するように構成されている上側装着プレート(31)と、
    前記上側装着プレート(31)に平行に配置されている中間フレーム(32)と、
    前記上側装着プレート(31)と前記中間フレーム(32)との間に配置され、前記上側装着プレート(31)と前記中間フレーム(32)との間の距離を変更するように構成される、第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)と、
    前記中間フレーム(32)と前記ベースプレート(2)との間に配置され、前記中間フレーム(32)と前記ベースプレート(2)との間の距離を変更するように構成される、第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)と、
    を備える、請求項1に記載のリフティング機構。
  17. 前記第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)は、第1のヒンジシャフト(332)を通じて前記上側装着プレート(31)にヒンジ連結された第1の端部と、第2のヒンジシャフト(333)を通じて前記中間フレーム(32)にヒンジ連結された第2の端部と、を有する第1のコネクティングロッド(331)を備え、
    前記第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)は、第3のヒンジシャフト(342)を通じて前記中間フレーム(32)にヒンジ連結された第1の端部と、第4のヒンジシャフト(343)を通じて前記ベースプレート(2)にヒンジ連結された第2の端部と、を有する第2のコネクティングロッド(341)を備え、
    前記第2のヒンジシャフト(333)および前記第3のヒンジシャフト(342)は同軸上に配置され、したがって、前記第1のコネクティングロッド(331)の前記第2の端部は、前記第2のコネクティングロッド(341)の前記第1の端部と同じ、前記中間フレーム(32)の位置にヒンジ連結され、
    前記第1のコネクティングロッド(331)は、前記第2のコネクティングロッド(341)と同じ長さを有し、前記第1のヒンジシャフト(332)、前記第2のヒンジシャフト(333)、前記第3のヒンジシャフト(342)、および前記第4のヒンジシャフト(343)の軸は、互いに平行であり、
    前記コネクティングロッドモジュール(3)は、前記第1のヒンジシャフト(332)を通じて前記リフティングモジュール(4)に接続され、前記第1のヒンジシャフト(332)の前記軸の直交射影は、前記リフティングモジュール(4)により前記コネクティングロッドモジュール(3)を駆動するプロセス中に、前記ベースプレート(2)上の前記第4のヒンジシャフト(343)の前記軸の直交射影と重なり合う、請求項16に記載のリフティング機構。
  18. 前記中間フレーム(32)は、
    前記中間フレーム(32)の一端に配置され、垂直方向に沿って前記中間フレーム(32)の前記一端を貫通し、前記第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)および前記第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)と共に第1の収容空間を形成する第1の溝(321)と、
    前記第1の溝(321)から離れて前記中間フレーム(32)の一端に配置され、前記垂直方向に沿って前記第1の溝(321)から離れて前記中間フレーム(32)の前記一端を貫通し、前記第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)および前記第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)と共に第2の収容空間を形成する第2の溝(322)と、
    を備え、
    前記ベースプレート(2)上の前記第1のコネクティングロッドアセンブリ(33)の直交射影および前記第2のコネクティングロッドアセンブリ(34)の直交射影は、前記リフティングモジュール(4)により前記コネクティングロッドモジュール(3)を駆動するプロセス中に、前記ベースプレート(2)上の前記第1の溝(321)の直交射影および前記第2の溝(322)の直交射影と重なり合わない、請求項16に記載のリフティング機構。
  19. 前記コネクティングロッドモジュール(3)上に配置され、前記ベースプレート(2)に関する前記キャリアトレイ(1)の距離を検出するように構成されている、光電子センサ(6)をさらに備える、請求項1に記載のリフティング機構。
  20. 請求項1から19のいずれか一項に記載のリフティング機構を備える、無人搬送車。
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