JP2017047996A - 無人搬送車のリフター装置およびこれを備える無人搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化・省スペース化と強度向上との両立を図ることができる無人搬送車のリフター装置を提供すること
【解決手段】雄ネジ軸24a,24bの回転に伴って直線移動するナット部材52に一端が回動可能に支持されると共に、他端がそれぞれリフターバー22および車体2の本体部2aに回動可能に支持されたリフターアーム56,58を、ナット部材52の直線移動に伴って起立方向および傾倒方向に回動することによってリフターバー22を昇降する構成とする。これにより、装置自体の小型化を図ることができる。また、リンク機構28a,28bのナット部材52とリンク機構28c,28dのナット部材52とが、互いに逆方向に直線移動する構成とする。これにより、ナット部材52の推進力によるガイドロッド22aおよびシリンダ部材70に掛かる負荷を低減できるため、強度性という点において有利である。
【選択図】図4

Description

本発明は、台車を牽引するために無人搬送車に搭載された無人搬送車のリフター装置およびこれを備える無人搬送車に関する。
特開2000−211897号公報(特許文献1)には、長尺のリフターバーと、当該リフターバーの長手方向の前後端部において当該リフターバーに一端が回動自在に接続された第1および第2リンクアームと、当該第1および第2リンクアームの他端に一端が回動自在に接続されると共に無人搬送車の車体に他端が回動自在に接続された第3および第4リンクアームと、第1および第3リンクアームの接続部と第2および第4リンクアームの接続部を連結する連結ロッドと、一端が第2および第4リンクアームの接続部に回動自在に接続されると共に他端が車体に回動自在に接続された油圧シリンダと、リフターバーの昇降をガイドするガイド機構と、を備え、油圧シリンダのシリンダロッドの直線往復運動を、第1および第3リンクアーム、第2および第4リンクアーム、および、ガイド機構によってリフターバーの昇降運動に変換するように構成された無人搬送車のリフター装置が記載されている。
上述した公報に記載の無人搬送車のリフター装置は、所謂マジックハンドに用いられるようなクロスリンク機構を用いる場合に比べてリンクアームの全長を短く抑えることができるため強度的に有利である。また、当該クロスリンク機構よりも小型であるため、設置スペースの省スペース化も図ることができる。
特開2000−211897号公報
しかしながら、上述した公報に記載の無人搬送車のリフター装置では、シリンダロッドからの入力の水平方向分力が連結ロッドを介して第1および第3リンクアームと第2および第4リンクアームとに同じ方向に作用する構成であるため、当該水平方向分力がガイド機構に大きな負荷となって作用することとなり、強度向上という点において、なお改良の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、小型化・省スペース化と強度向上との両立を図ることができる無人搬送車のリフター装置を提供することを目的とする。
本発明の無人搬送車のリフター装置およびこれを備える無人搬送車は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る無人搬送車のリフター装置の好ましい形態によれば、台車を牽引するために無人搬送車に搭載された無人搬送車のリフター装置が構成される。当該無人搬送車のリフター装置では、長尺のリフターバーと、無人搬送車の車体に支持された電動機と、当該電動機の駆動に伴って回転される駆動軸と、当該駆動軸に一体に構成された雄ネジ部材と、第1および第2ナット部材と、第1および第2リンクアームと、を備えている。第1ナット部材は、雄ネジ部材の回転に伴って当該雄ネジ部材の軸線上を第1方向に直線移動するように構成されている。第2ナット部材は、雄ネジ部材の回転に伴って当該雄ネジ部材の軸線上を第1方向とは反対側となる第2方向に直線移動するように構成されている。また、第1リンクアームは、一端がリフターバーに回動自在に接続されると共に他端が第1ナット部材に回動自在に接続されている。さらに、第2リンクアームは、一端がリフターバーに回動自在に接続されると共に他端が第2ナット部材に回動自在に接続されている。そして、雄ネジ部材の回転運動を第1および第2ナット部材によって直線運動に変換すると共に、当該第1および第2ナット部材の直線運動を第1および第2リンクアームによってリフターバーの昇降運動に変換するように構成されている。
ここで、本発明における「一体に構成された」とは、一体に回転する態様として規定され、駆動軸に雄ネジ部材が圧入嵌合されて直結された態様、駆動軸に雄ネジ部材がカップリング等の中間部材を介して接続された態様、あるいは駆動軸に雄ネジ部材が一体に形成された態様を包含する。
本発明によれば、所謂マジックハンドに用いられるようなクロスリンク機構を用いる場合に比べてリンクアームの全長を短く抑えることができるため強度的に有利である。また、当該クロスリンク機構よりも小型であるため、設置スペースの省スペース化を図ることもできる。
しかも、第1および第2ナット部材の直線移動に伴って第1および第2リンクアームに作用する水平方向の力が互いに反対の向きに作用する構成であるため、当該水平方向の力がリフターバーに作用することを良好に抑制することができる。これにより、リフターバの昇降動作が安定する。なお、リフターバーの昇降をガイドするガイド機構を有する構成の場合においては、当該水平方向の力によるガイド機構の負荷を効果的に抑制することができるため、水平方向の力がガイド機構に大きな負荷として作用する従来の構成に比べて強度性という点において有利である。
本発明に係る無人搬送車のリフター装置の更なる形態によれば、第3および第4リンクアームを備えている。第3リンクアームは、一端が第1ナット部材に回動自在に接続されると共に、他端が無人搬送車の車体に回動自在に接続されている。また、第4リンクアームは、一端が第2ナット部材に回動自在に接続されると共に、他端が無人搬送車の車体に回動自在に接続されている。
本形態によれば、リフターバーが降下した際には、第1および第2リンクアームと第3および第4リンクアームとを相重なる状態で傾倒させておき、リフターバーが上昇する際には、第1および第2リンクアームの長手方向長さに加えて、第3および第4リンクアームの長手方向長さを加えた長さに対応した高さまでリフターバーを上昇させることができる。即ち、リフター装置を無人搬送車の車体にコンパクトに収容することができると共に、大きなリフト量を確保することができる。
本発明に係る無人搬送車のリフター装置の更なる形態によれば、リフターバーの昇降をガイドするガイド機構をさらに備えている。そして、当該ガイド機構は、リフターバーに設けられ当該リフターバーの昇降方向に延在するように構成されたピン部材と、無人搬送車の車体に設けられ当該ピン部材が摺動可能なように構成されたガイドシリンダ部材と、を備えている。
本形態によれば、簡易な構成でありながら、リフターバーをより安定して昇降させることができる。
本発明に係る無人搬送車のリフター装置の更なる形態によれば、電動機は、回転軸を有している。そして、当該リフター装置は、回転軸の回転を駆動軸に伝達するための伝達部材と、無人搬送車の車体に対して電動機を揺動可能に支持する支持部材と、をさらに備えている。支持部材は、第3および第4リンクアームの無人搬送車の車体に対する回動に伴って駆動軸が鉛直方向に移動した際に、回転軸の中心と駆動軸の中心との間の距離を変化させないように構成されている。
本形態によれば、リフターバーの昇降に際し、第3および第4リンクアームが無人搬送車の車体に対して回動することに伴って駆動軸が鉛直方向に移動した場合であっても、回転軸の中心と駆動軸の中心との間の距離に変化が生じないため、伝達部材に過剰な引っ張り力が作用したり、あるいは、伝達部材に緩みが生じたりすることがない。これにより、回転軸と駆動軸との間の回転の伝達を確実かつ安定して行うことができる。
本発明に係る無人搬送車の好ましい形態によれば、車体に対して旋回可能に設けられた駆動ユニットと、車体に対して旋回自在に設けられた自在輪と、車体に昇降可能に設けられた上述したいずれかの態様の本発明に係るリフター装置と、駆動ユニットおよびリフター装置を制御する制御装置と、を備えている。そして、台車の下側に潜り込んでリフター装置のリフターバーを上昇させることによって台車を牽引可能なように構成されている。
本発明に係る無人搬送車の好ましい形態によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るリフター装置のリフターバーを用いて台車の牽引を行う構成であるため、本発明のリフター装置が奏する効果と同様の効果、例えば、小型化・省スペース化と強度向上との両立を図ることができる効果を奏することができる。この結果、無人搬送車のより一層の低床化を図ることができる。
本発明によれば、小型化・省スペース化と強度向上との両立を図ることができる無人搬送車のリフター装置をを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るリフター装置20を搭載した無人搬送車1の構成の概略を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係るリフター装置20を搭載した無人搬送車1の構成の概略を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るリフター装置20を搭載した無人搬送車1の構成の概略を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るリフター装置20を図3のA−A方向から見た構成図である。 図4をB−B方向から見た要部拡大図である。 図5をC−C方向から見た要部拡大図である。 図6をD方向から見た要部拡大図である。 支持ブロック40の構成を示す三面図である。 支持ブラケット44の構成を示す三面図である。 図4をE−E方向から見た要部拡大図である。 ナット部材52の構成を示す平面および正面図である。 図4をF方向から見た要部拡大図である。 シリンダ部材70の構成を示す三面図である。 リフターバー22が上昇する際のリンク機構28aの様子を示す説明図である。 リフターバー22が上昇する際のリンク機構28dの様子を示す説明図である。 支持ブラケット44が揺動する様子を示す説明図である。 リフターバー22が下降する際のリンク機構28aの様子を示す説明図である。 リフターバー22が下降する際のリンク機構28dの様子を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
本実施の形態に係る無人搬送車1は、図1および図2に示すように、車体2と、当該車体2に旋回自在に設置された一対の駆動ユニット4,4と、四つのキャスター6,6,6,6と、一対のバッテリ8,8と、本実施の形態に係る一対のリフター装置20,20と、無人搬送車1全体をコントロールする一対の制御装置10,10と、を備えている。本実施の形態に係る無人搬送車1は、図1および図3に示すように、台車90の下方に潜り込んだ状態で当該台車90を牽引する低床タイプとして構成されている。キャスター6,6,6,6は、本発明における「自在輪」に対応する実施構成の一例である。本実施の形態では、便宜上、図1および図2中の紙面下方を、「前側」ないし「前方向」として規定し、図1中の紙面上方を、「後側」ないし「後方向」として規定する。
車体2は、図2、図3および図12に示すように、本体部2aと、一対のカバー部2b,2bと、から主に構成されている。本体部2aの左右両壁の前後両端部には、図2に示すように、シリンダ部材70がボルト(図示せず)によって取り付け固定されている。
シリンダ部材70は、図13に示すように、略直方体状に構成されており、長手方向に延在するシリンダ70aと、当該シリンダ70aの延在方向に対して直交する方向に形成された四つの貫通孔70bと、を有している。貫通孔70bには、シリンダ部材70を本体部2aに取り付け固定するためのボルト(図示せず)が挿通される。シリンダ部材70は、本発明における「ガイドシリンダ部材」に対応する実施構成の一例である。
一対のカバー部2b,2bは、図10および図12に示すように、ブラケットBRを介してボルトなどの締結部材(図示せず)によって本体部2aに締結されている。
本実施の形態に係る一対のリフター装置20,20は、図2および図3に示すように、無人搬送車1の走行方向(図2の上下方向)に向かって左右両端(図2、図3の左右方向)の両側)に配置されている。一対のリフター装置20,20は、基本的に同一の構成を有することから、以下、一方のリフター装置20を中心に説明する。
リフター装置20は、図4に示すように、リフターバー22と、二本の雄ネジ軸24a,24bと、当該二本の雄ネジ軸24a,24bを回転駆動するための駆動機構26と、二本の雄ネジ軸24a,24bの回転運動をリフターバー22の昇降運動に変換する四つのリンク機構28a,28b,28c,28dと、を備えている。雄ネジ軸24a,24bは、本発明における「雄ネジ部材」に対応する実施構成の一例である。
リフターバー22は、図4に示すように、無人搬送車1の前後方向(図4の上下方向)に延在する長尺状に形成されている。リフターバー22の長手方向に垂直な断面形状は、図10に示すように、略逆さL字形状を有している。リフターバー22の前後方向の両端部には、図4に示すように、鉛直下方(図4の右方向)に向かって突出状にガイドロッド22aがボルトなどの締結部材(図示せず)によって取り付け固定されている。ガイドロッド22aは、リフター装置20を無人搬送車1の車体2に組み付けた際に、本体部2aに取り付け固定されたシリンダ部材70のシリンダ70a内に挿通される。シリンダ部材70およびガイドロッド22aは、本発明における「ガイド機構」に対応し、ガイドロッド22aは、本発明における「ピン部材」に対応する実勢構成の一例である。
二本の雄ネジ軸24a,24bは、雄ネジの向きが互いに異なる点を除いて、基本的には同じ構成を有している。即ち、雄ネジ軸24aが右ネジに構成されている場合には、雄ネジ軸24bは左ネジに構成されており、雄ネジ軸24aが左ネジに構成されている場合には、雄ネジ軸24bは右ネジに構成される。
駆動機構26は、図5および図7に示すように、モータ30と、モータ30を車体2の本体部2aに支持するための支持部材32と、モータ30の回転軸30aと一体回転可能に当該モータ30の回転軸30aに取り付けられたモータスプロケット33と、継手25を介して雄ネジ軸24a,24bに連結された連結軸34と、連結軸34と一体回転可能に当該連結軸34に取り付けられた軸スプロケット35と、モータスプロケット33および軸スプロケット35に巻掛けれたチェーン36と、から主に構成されている。なお、モータ30の回転軸30aと、連結軸34とは、図7に示すように、互いに平行となるよう配置されている。モータ30は、本発明における「電動機」に対応し、チェーン36は、本発明における「伝達部材」に対応する実施構成の一例である。
支持部材32は、図5ないし図7に示すように、車体2の本体部2aに固定された台座3上にボルトなどの締結部材(図示せず)によって取り付け固定された支持ブロック40と、支持ピン42を介して揺動可能に支持された支持ブラケット44と、支持ピン42の抜けを防止するストッパープレート46と、から主に構成されている。
台座3は、図5にその一部が示されたように、断面略逆U字状に構成されており、ボルトなどの締結部材(図示せず)によって車体2の本体部2aに取り付け固定される。
支持ブロック40は、図8に示すように、略直方体状に構成されている。支持ブロック40には、長手方向の一端部に当該長手方向に直交する方向に延在する切欠き溝40aが形成されていると共に、当該切欠き溝40aの深さ方向に支持ブロック40aを貫通する二つの貫通孔40b,40bが形成されている。また、支持ブロック40の長手方向の一端部の端面41には、切欠き溝40aを貫通して延在する大袋小路孔40cと、切欠き溝40aまでは達していない二つの小袋小路孔40d,40dと、が形成されている。
切欠き溝40aは、支持ブラケット44の厚みよりも若干大きめの幅を有するように構成されている。二つの貫通孔40b,40bには、支持ブロック40を台座3に取り付け固定するためのボルトなどの締結部材が挿通される。大袋小路孔40cは、支持ピン42が圧入される孔であり、支持ピン42の外径よりも若干小さい内径を有するように構成されている。また、二つの小袋小路孔40d,40dは、ストッパープレート46を締結するための締結部材が係合される孔であり、当該締結部材が、例えば、ボルトの場合には、ネジ穴として構成される。
こうして構成された支持ブロック40は、図6に示すように、切欠き溝40aが形成された長手方向の一端部を台座3から突出させた状態、かつ、切欠き溝40aの開口が上方を向いた状態で台座3に取り付けられる。
支持ピン42には、図6に示すように、一部を切欠いた切欠き42aが軸方向の一端部に形成されている。切欠き42aは、ストッパープレート46の厚みと同じか若干大きな幅を有するように形成されている。支持ピン42は、支持ブロック40の大袋小路孔40cに圧入された後、切欠き42aにストッパープレート46が係合され、当該ストッパープレート46が支持ブロックに締結されることにより抜け止めされる。
支持ブラケット44は、図9に示すように、板状部材により形成されており、ベース部44aと、二又状部44bと、突出片部44cと、を有している。ベース部44aは、略正方形状に構成されており、当該ベース部44aには、図5および図7に示すように、モータ30が取り付けられる。
二又状部44bは、図9に示すように、ベース部44aに突出状に一体形成されている。当該二又状部44bには、図5および図6に示すように、連結軸34を回転可能に支持する軸受部材80が挟み込まれた状態で、ボルトなどの締結部材(図示せず)によって取り付け固定される。
突出片部44cは、図9に示すように、ベース部44aの四つの角部のうちの一つに突出状に一体形成されている。突出片部44cの突出方向は、二又状部44bの突出方向とは反対方向である。突出片部44cには、当該突出片部44cの突出方向に延在する長孔44c’が形成されている。長孔44c’は、支持ピン42が挿通されるように構成されており、当該長孔44c’の溝幅は、支持ピン42の直径とほぼ同じ大きさとなるように構成されている。
こうして構成された支持ブラケット44を用いたモータ30の支持方法について説明する。まず、支持ブラケット44のベース部44aにモータ30を取り付ける。次に、ベース部44aにモータ30が取り付けられた状態の支持ブラケット44の突出片部44cを、台座3に固定された支持ブロック40の切欠き溝40cに係合する。この状態で長孔44c’を介して大袋小路孔40cに支持ピン42を嵌合する。これにより、支持ブラケット44が長孔44c’の延在方向に移動可能な状態で支持ブロック40に取り付けられる。そして、長孔44c’の延在方向に支持ブラケット44を移動させて、連結軸34を軸支したベアリング部材80を二又状部44bに係合させる。このとき、モータスプロケット33と軸スプロケット35とにチェーン36を巻掛ける。最後に、ボルトなどの締結部材によって軸受部材80を二又状部44bに締結する。こうしてモータ30が車体2に対して揺動可能に支持される。
なお、無人搬送車1の前方向に向かって左側に配置されたリフター装置20の駆動機構26と、無人搬送車1の前方向に向かって右側に配置されたリフター装置20の駆動機構26と、は台座3の中心に対して対称(点対称)となるように配置されている。
四つのリンク機構28a,28b,28c,28dのうちリンク機構28aとリンク機構28bとが同一の構成を有しており、リンク機構28cとリンク機構28dとが同一の構成を有している。また、リンク機構28a,28bとリンク機構28c,28dとは、後述するナット部材52の雌ネジ53の向きが異なる点を除いて、基本的には同一の構成を有している。したがって、以下、リンク機構28aを中心に説明する。
リンク機構28aは、図10に示すように、リフターバー22にボルトなどの締結部材(図示せず)によって取り付け固定される第1ブロック部材50と、雄ネジ軸24aにネジ係合されるナット部材52と、車体2の本体部2aに図示しないボルトによって取り付け固定される第2ブロック部材54と、一対の第1リンクアーム56,56と、一対の第2リンクアーム58,58と、を備えている。
ナット部材52は、図13に示すように、内部に雌ネジ53が形成されたナット本体部52aと、当該ナット本体部52aに突出状に一体形成された一対のピン部52b,52bと、から主に構成されている。ここで、リンク機構28a,28bにおけるナット部材52の雌ネジ53の向きと、リンク機構28c,28dにおけるナット部材52の雌ネジ53の向きとは、互いに逆向きとなるように形成されている。
より詳細には、リンク機構28a,28bにおけるナット部材52の雌ネジ53の向きは、雄ネジ軸24aの雄ネジの向きに対応するよう形成されており、リンク機構28c,28dにおけるナット部材52の雌ネジ53の向きは、雄ネジ軸24bの雄ネジの向きに対応するように形成されている。また、一対のピン部52b,52bは、図11に示すように、雌ネジ53の延在方向に対して垂直方向に突出するように構成されている。リンク機構28a,28bのナット部材52およびリンク機構28c,28dにおけるナット部材52は、それぞれ本発明における「第1ナット部材」および「第2ナット部材」に対応する実施構成の一例である。
一対の第1リンクアーム56,56は、図10および図12に示すように、一端がピンPによって第1ブロック部材50に回動可能に支持されていると共に、他端がナット部材52の一対のピン部52b,52bによって回動可能に支持されている。リンク機構28a,28bの一対の第1リンクアーム56,56およびリンク機構28c,28dの一対の第1リンクアーム56,56は、それぞれ本発明における「第1リンクアーム」および「第2リンクアーム」に対応する実施構成の一例である。
また、一対の第2リンクアーム58,58は、一端がナット部材52の一対のピン部52b,52bによって回動可能に支持されていると共に、他端がピンPによって第2ブロック部材54に回動可能に支持されている。なお、一対の第2リンクアーム58,58の一端側は、一対の第1リンクアーム56,56の他端側の外方に配置されている。即ち、一対の第1リンクアーム56,56の他端側は、一対の第2リンクアーム58,58の一端側とナット部材52のナット本体部52aとの間に挟まれた状態となっている。リンク機構28a,28bの一対の第2リンクアーム58,58およびリンク機構28c,28dの一対の第2リンクアーム58,58は、それぞれ本発明における「第3リンクアーム」および「第4リンクアーム」に対応する実施構成の一例である。
こうして構成されたリンク機構28a,28bとリンク機構28c,28dとは、図4に示すように、リフターバー22の長手方向の中心を通る仮想直線VLに対して対称となるように配置される。即ち、リンク機構28a,28bの第1および第2リンクアーム56,58によって構成される倒れV字形状の口開き方向と、リンク機構28c,28dの第1および第2リンクアーム56,58によって構成される倒れV字形状の口開き方向とが、仮想直線VLを挟んで互いに対向するように配置される。
次に、こうして構成されたリフター装置20の動作、特に、リフターバー22が昇降される際の動作について説明する。なお、リフター装置20は、無人搬送車1が台車90の下方に潜り込み、台車90を牽引可能な状態となったときにリフターバー22を上昇するように駆動制御され、無人搬送車1が台車90を目的地まで牽引したときにリフターバー22を下降するように駆動制御される。始めにリフターバー22が上昇される際の動作について説明し、続いてリフターバー22が下降される際の動作について説明する。
無人搬送車1が台車90の下方に潜り込んで台車90を牽引可能な状態となると、無人搬送車1の制御装置10は、モータ30の回転軸30aが回転するようにモータ30を駆動制御する。モータ30の回転軸30aの回転は、モータスプロケット33,チェーン36および軸スプロケット35を介して連結軸34に伝達され、連結軸34が回転される。連結軸34の回転は継手25を介して雄ネジ軸24a,24bに伝達される。
雄ネジ軸24a,24bが回転されると、リンク機構28a,28bのナット部材52およびリンク機構28c,28dのナット部材52が、図14および図15に示すように、雄ネジ軸24a,24b上を互いに近づく方向(図14の矢印RDおよび図15の矢印FD方向)に軸線方向に直線移動される(図14および図15には、リンク機構28a,28dのみが記載されている)。
各ナット部材52の直線移動に伴って各第1および第2リンクアーム56,58が第1および第2ブロック部材50,54に支持されたピンP,Pを支点として起立方向に回動される。これにより、リフターバー22が上昇される。即ち、雄ネジ軸24a,24bの回転運動がリンク機構28a,28b,28c,28dによって上下方向の直線運動に変換されることによりリフターバー22が上昇される。
このとき、リフターバー22のガイドロッド22aが車体2の本体部2aに取り付け固定されたシリンダ部材70のシリンダ70aによってガイドされるため、リフターバー22を安定して上昇させることができる。ここで、雄ネジ軸24a,24bの回転に伴ってナット部材52を直線移動させる推進力が、第1および第2リンクアーム56,58、第1および第2ブロック部材50,54を介してリフターバー22に作用するが(図14の矢印RD方向および図15の矢印FD方向)、本実施の形態では、リンク機構28a,28bのナット部材52およびリンク機構28c,28dのナット部材52が互いに反対方向(近づく方向であって、図14の矢印RD方向および図15の矢印FD方向)に直線移動するように構成されているため、当該推進力が相殺される。したがって、当該推進力によってリフターバー22が前後方向(図4の上下方向)に揺動されることが良好に抑制される。また、当該推進力によるガイドロッド22aおよびシリンダ部材70に掛かる負荷が低減される。
なお、各第1および第2リンクアーム56,58が起立方向に回動されることに伴い、図16に示すように、雄ネジ軸24a,24bおよび連結軸34が鉛直上方向に移動される。このとき、支持ブラケット44が、突出片部44cの長孔44c’の延在方向の長さ分だけ移動されながら揺動されることによってモータスプロケット33および軸スプロケット35間の距離が一定に保たれる。これにより、チェーン36の張りが緩んだり、あるいは、チェーン36に過剰な張力が作用することを防止することができる。この結果、モータ30の回転軸30aの回転を連結軸34に確実かつ安定して伝達することができると共に、チェーン36の耐久性を向上することができる。
こうしてリフターバー22が上昇されることによって台車90が持ち上げられ(リフトされ)、図3に示すように、台車90のキャスター90aが地面から浮いた状態で無人搬送車1によって目的地まで牽引される。
一方、無人搬送車1によって台車90が目的地まで牽引されると、無人搬送車1の制御装置10は、モータ30の回転軸30aがリフターバー22を上昇させるときとは反対方向に回転するようにモータ30を駆動制御する。モータ30の回転軸30aの回転は、モータスプロケット33,チェーン36および軸スプロケット35を介して連結軸34に伝達され、連結軸34がリフターバー22を上昇させるときとは反対方向に回転される。連結軸34の回転は継手25を介して雄ネジ軸24a,24bに伝達される。
雄ネジ軸24a,24bがリフターバー22を上昇させるときとは反対方向に回転されると、リンク機構28a,28bのナット部材52およびリンク機構28c,28dのナット部材52が、図17および図18に示すように、雄ネジ軸24a,24b上を互いに遠ざかる方向(図17の矢印FDおよび図18の矢印RD方向)に軸線方向に直線移動される(図17および図18には、リンク機構28a,28dのみが記載されている)。
各ナット部材52の直線移動に伴って各第1および第2リンクアーム56,58が第1および第2ブロック部材50,54に支持されたピンP,Pを支点として倒れ方向に回動される。これにより、リフターバー22が下降される。即ち、雄ネジ軸24a,24bの回転運動がリンク機構28a,28b,28c,28dによって上下方向の直線運動に変換されることによりリフターバー22が下降される。
このとき、リフターバー22のガイドロッド22aが車体2の本体部2aに取り付け固定されたシリンダ部材70のシリンダ70aによってガイドされるため、リフターバー22を安定して上昇させることができる。ここで、雄ネジ軸24a,24bの回転に伴ってナット部材52を直線移動させる推進力が、第1および第2リンクアーム56,58、第1および第2ブロック部材50,54を介してリフターバー22に作用するが(図17の矢印FD方向および図18の矢印RD方向)、本実施の形態では、リンク機構28a,28bのナット部材52およびリンク機構28c,28dのナット部材52が互いに反対方向(互いに遠さかる方向であって、図17の矢印FD方向および図18の矢印RD方向)に直線移動するように構成されているため、当該推進力が相殺される。したがって、当該推進力によってリフターバー22が前後方向(図4の上下方向)に揺動されることが良好に抑制される。また、当該推進力によるガイドロッド22aおよびシリンダ部材70に掛かる負荷が低減される。
こうしてリフターバー22が下降されることによって台車90が持ち上げが解除されて、台車90のキャスター90aが地面に着地される。当該状態で無人搬送車1を走行させて台車90の下方から抜け出させることにより無人搬送車1による台車90の牽引が完了する。
以上説明した本実施の形態に係るリフター装置20によれば、雄ネジ軸24a,24bの回転に伴って直線移動するナット部材52に一端が回動可能に支持されると共に、他端がそれぞれリフターバー22および車体2の本体部2aに回動可能に支持された第1および第2リンクアーム56,58を、ナット部材52の直線移動に伴って起立方向および傾倒方向に回動することによってリフターバー22を昇降する構成であるため、所謂マジックハンドに用いられるようなクロスリンク機構を用いる場合に比べて第1および第2リンクアーム56,58自体の全長を短く抑えることができる。したがって、強度的に有利であると共に装置の小型化を図ることができる。なお、第1リンクアーム56および第2リンクアーム58それぞれの長手方向長さを足し合わせた長さに対応した高さまでリフターバー22を上昇させることができるため、装置全体のコンパクト化を図りながら、十分なリフト量を確保することができる。
また、本実施の形態に係るリフター装置20によれば、リンク機構28a,28bのナット部材52と、リンク機構28c,28dのナット部材52とが、雄ネジ軸24a,24b上を互いに逆方向に直線移動する構成であるため、ナット部材52の推進力が互いに相殺され、当該推進力によってリフターバー22が前後方向(無人搬送車1の走行方向)に揺動されることが良好に抑制される。また、当該推進力によるガイドロッド22aおよびシリンダ部材70に掛かる負荷が低減されるため、強度性という点において有利である。
さらに、本実施の形態に係るリフター装置20によれば、各第1および第2リンクアーム56,58が起立方向に回動されることに伴い、雄ネジ軸24a,24bおよび連結軸34が鉛直上方向に移動される際、支持ブラケット44が揺動する構成であるため、モータスプロケット33および軸スプロケット35間の距離を一定に保持することができる。これにより、チェーン36の張りが緩んだり、あるいは、チェーン36に過剰な張力が作用することを防止することができる。この結果、モータ30の回転軸30aの回転を連結軸34に確実かつ安定して伝達することができると共に、チェーン36の耐久性を向上することができる。
本実施形態では、四つのリンク機構28a,28b,28c,28dを備える構成としたが、これに限らない。リンク機構は、雄ネジ軸24a,24bそれぞれに少なくとも一つ配置されていれば良く、例えば、リンク機構28aとリンク機構28cのみを備える構成や、リンク機構28a,28bとリンク機構28dのみを備える構成、あるいは、リンク機構28a,28b,28c,28dにさらにリンク機構を追加した構成としても良い。
本実施形態では、リンク機構28a,28b,28c,28dは、一対の第1リンクアーム56および一対の第2リンクアーム58を有する構成としたが、これに限らない。例えば、リンク機構28a,28b,28c,28dは、一つの第1リンクアーム56および一つの第2リンクアーム58を有する構成としても良い。
本実施形態では、リンク機構28a,28b,28c,28dは、一対の第2リンクアーム58を有する構成としたが、一対の第2リンクアーム58を有さない構成であっても良い。
本実施形態では、ガイドロッド22aとシリンダ部材70とによってリフターバー22の昇降をガイドする構成としたが、ガイドロッド22aとシリンダ部材70は無くても良い。
本実施形態では、無人搬送車1の走行方向に向かって左右両端それぞれにリフター装置20を配置する構成としたが、これに限らない。例えば、リフター装置20を一つのみ有する構成や、三つ以上有する構成であっても良い。
本実施形態では、モータ30の回転軸30aの回転をチェーン36を介して連結軸34に伝達する構成としたが、これに限らない。例えば、モータ30の回転軸30aの回転をベルトを介して連結軸34に伝達する構成や、回転軸30aの回転を歯車機構を介して連結軸34に伝達する構成としても良い。
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。なお、本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下に示す。
1 無人搬送車(無人搬送車)
2 車体(車体)
2a 本体部
2b カバー部
3 台座(車体)
4 駆動ユニット(駆動ユニット)
6 キャスター(自在輪)
8 バッテリ
10 制御装置(制御装置)
20 リフター装置(リフター装置)
22 リフターバー(リフターバー)
22a ガイドロッド(ガイド機構、ピン部材)
24a 雄ネジ軸(雄ネジ部材)
24b 雄ネジ軸(雄ネジ部材)
25 継手
26 駆動機構
28a リンク機構
28b リンク機構
28c リンク機構
28d リンク機構
30 モータ(電動機)
32 支持部材(支持部材)
30a 回転軸(回転軸)
33 モータスプロケット
34 連結軸(駆動軸)
35 軸スプロケット
36 チェーン(伝達部材)
40 支持ブロック
40a 切欠き溝
40b 貫通孔
40c 大袋小路孔
40d 小袋小路孔
41 端面
42 支持ピン
42a 切欠き
44 支持ブラケット
44a ベース部
44b 二又状部
44c 突出片部
44c’ 長孔
46 ストッパープレート
50 第1ブロック部材
52 ナット部材(第1ナット部材、第2ナット部材)
52a ナット本体部
52b ピン部
53 雌ネジ
54 第2ブロック部材
56 第1リンクアーム(第1リンクアーム、第2リンクアーム)
58 第2リンクアーム(第3リンクアーム、第4リンクアーム)
70 シリンダ部材(ガイド機構、ガイドシリンダ部材)
70a シリンダ
70b 貫通孔
80 軸受部材
90 台車(台車)
90a キャスター
P ピン
VL 仮想直線

Claims (5)

  1. 台車を牽引するために無人搬送車に搭載された無人搬送車のリフター装置であって、
    長尺のリフターバーと、
    前記無人搬送車の車体に支持された電動機と、
    該電動機の駆動に伴って回転される駆動軸と、
    該駆動軸に一体に構成された雄ネジ部材と、
    該雄ネジ部材の回転に伴って該雄ネジ部材の軸線上を第1方向に直線移動する第1ナット部材と、
    該雄ネジ部材の回転に伴って該雄ネジ部材の軸線上を第1方向とは反対側となる第2方向に直線移動する第2ナット部材と、
    一端が前記リフターバーに回動自在に接続されると共に、他端が前記第1ナット部材に回動自在に接続された第1リンクアームと、
    一端が前記リフターバーに回動自在に接続されると共に、他端が前記第2ナット部材に回動自在に接続された第2リンクアームと、
    を備え、
    前記雄ネジ部材の回転運動を前記第1および第2ナット部材によって直線運動に変換すると共に、該第1および第2ナット部材の直線運動を第1および第2リンクアームによって前記リフターバーの昇降運動に変換するように構成された
    無人搬送車のリフター装置。
  2. 一端が前記第1ナット部材に回動自在に接続されると共に、他端が前記無人搬送車の車体に回動自在に接続された第3リンクアームと、
    一端が前記第2ナット部材に回動自在に接続されると共に、他端が前記無人搬送車の車体に回動自在に接続された第4リンクアームと、
    をさらに備えている
    請求項1に記載の無人人搬送車のリフター装置。
  3. 前記リフターバーの昇降をガイドするガイド機構をさらに備え、
    該ガイド機構は、前記リフターバーに設けられ該リフターバーの昇降方向に延在するよう構成されたピン部材と、前記無人搬送車の車体に設けられ該ピン部材が摺動可能なよう構成されたガイドシリンダ部材と、
    を備える請求項1または2に記載の無人搬送車のリフター装置。
  4. 前記電動機は、回転軸を有しており、
    該回転軸の回転を前記駆動軸に伝達するための伝達部材と、
    前記第3および第4リンクアームの前記無人搬送車の車体に対する回動に伴って前記駆動軸が鉛直方向に移動した際に、前記回転軸の中心と前記駆動軸の中心との間の距離が変化しないよう前記無人搬送車の車体に対して前記電動機を揺動可能に支持する支持部材と、
    を備える請求項1ないし3のいずれか1項に記載の無人搬送車のリフター装置。
  5. 車体と、
    該車体に対して旋回可能に設けられた駆動ユニットと、
    前記車体に対して旋回自在に設けられた自在輪と、
    前記車体に昇降可能に設けられた請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリフター装置と、
    前記駆動ユニットおよび前記リフター装置を制御する制御装置と、
    を備え、
    台車の下側に潜り込んで前記リフター装置の前記リフターバーを上昇させることによって前記台車を牽引可能に構成されている
    無人搬送車。
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