JP2022528149A - ステータコイルの巻線装置 - Google Patents

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Abstract

BLDCモータに採用されるステータを構成するステータコアにコイルを容易に巻線できるようにするステータコイルの巻線装置を提示する。提示された装置は、直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、ステータにコイルを巻線する巻取部と、ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、既設定された巻線シーケンスに基づき、ステータにコイル巻線が行われるように、ステータ移送部、巻取ガイド部、及び巻取部の動作を制御する制御部と、を含む。

Description

本発明は、ステータコイルの巻線装置に係り、さらに詳しくは、BLDC(Brushless DC)モータのステータにコイルを巻線する装置に関する。
通常のDCモータは、整流子(commutator)とブラシの機械的な接触による振動及び騒音の発生、ブラシの摩耗による粉塵の発生、ブラシの限られた寿命等の問題にもかかわらず、経済性、速度制御の容易性、単純な構造による設計の容易性等の長所のため、広く用いられてきた。
近年、BLDCモータに関する技術が発展するにつれて、制御装置の製作及びコアの製作による問題点が減少することにより、BLDCモータの円滑な速度制御ができ、広い可変速の範囲にわたって優れた効率を有するBLDCモータの生産ができるようになった。
それにより、BLDCモータが、冷蔵庫やエアコンのような空調機器の圧縮機用モータ、ドラム洗濯機の駆動モータ、携帯電話等の多くの分野において、DCモータを代替することになった。
特に、携帯電話のような無線情報機器には、構造が単純であるとともに、長寿命、低騒音、高い信頼度を有するモータが要求されるので、現在、モータの内周側にローターを配置する(inner rotor)形式のBLDCモータが携帯電話の自動折り畳み駆動、カメラ駆動等の自動機能において広く用いられている。
ところで、従来のBLDCモータは、環状のステータコアにコイルを巻線し難いという問題があり、コイル巻線用治具の製作が困難であり、複雑になるという問題があった。それにより、BLDCモータ内における空間活用の効率性が低く、コイルの巻線量が十分ではなく、優れたモータの特性が得られないという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題点を解決しようとしてなされたものであって、BLDCモータに採用されるステータを構成するステータコアにコイルを容易に巻線できるようにするステータコイルの巻線装置を提供することに、その目的がある。
上記した目的を達成するために、本発明の好適な実施態様によるステータコイルの巻線装置は、多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、前記巻線シーケンスは、前記多数のステータコアに対するコイルの巻き順番及びコイルの巻き方向を含むが、前記多数のステータコアを、左から右に行くにつれて順次番号を付した場合、それぞれのステータコアのコイル巻き順番は、自身の番号とは異なり、前記多数のステータコアは、3組に分けられて、三相Y結線方式でコイル巻線される。
前記ステータは、12個のステータコアを含んでもよく、前記巻線シーケンスは、前記12個のステータコアを左から右に行くにつれて順次番号を付した場合、1番ステータコアのコイル巻き順番は2であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、2番ステータコアのコイル巻き順番は1であり、コイル巻き方向は時計方向であり、3番ステータコアのコイル巻き順番は12であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、4番ステータコアのコイル巻き順番は11であり、コイル巻き方向は時計方向であり、5番ステータコアのコイル巻き順番は7であり、コイル巻き方向は時計方向であり、6番ステータコアのコイル巻き順番は8であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、7番ステータコアのコイル巻き順番は4であり、コイル巻き方向は時計方向であり、8番ステータコアのコイル巻き順番は3であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、9番ステータコアのコイル巻き順番は10であり、コイル巻き方向は時計方向であり、10番ステータコアのコイル巻き順番は9であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、11番ステータコアのコイル巻き順番は5であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、12番ステータコアのコイル巻き順番は6であり、コイル巻き方向は時計方向であってもよい。
前記三相Y結線のうち、第1相は、1番ステータコア、2番ステータコア、7番ステータコア、及び8番ステータコアの結線とし、第2相は、3番ステータコア、4番ステータコア、9番ステータコア、及び10番ステータコアの結線とし、第3相は、5番ステータコア、6番ステータコア、11番ステータコア、及び12番ステータコアの結線としてもよい。
前記ステータは、前記多数のステータコアに対するコイル巻線が完了すると、環状に変換されて、三相Y結線方式を取るBLDCモータに採用され得る。
前記制御部は、前記ステータ移送部を動作させて、前記ステータをコイル巻線領域に移送させ、前記巻取ガイド部のガイド動作及び前記巻取部における全てのステータコアに対するコイル巻線が行われるように制御してもよい。
前記制御部は、前記ステータに対するコイルの巻線が終了した後は、前記ステータを初期位置に復帰させるために、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部を制御してもよい。
一方、本発明の好適な他の実施態様によるステータコイルの巻線装置は、多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、前記ステータ移送部は、固定フレームの上にX軸方向に設置されたX軸担当スクリューと、前記X軸担当スクリューとは離隔して、前記固定フレームの上にX軸方向に設置されたX軸担当ガイドと、前記固定フレームとは離隔して、前記固定フレームの上面に配置される移動フレームの底面に設置され、前記X軸担当ガイドに沿ってX軸方向に動き、前記X軸担当スクリューが回転可能に噛み合い貫通したX軸移動部と、前記移動フレームの上面にY軸方向に設置されたY軸担当スクリューと、前記Y軸担当スクリューとは離隔して、前記移動フレームの上に固定設置されたY軸担当ガイドと、前記Y軸担当スクリューが回転可能に噛み合い貫通し、前記Y軸担当ガイドに沿ってY軸方向に動くY軸移動部と、前記ステータを固定させ、前記Y軸移動部の上面と結合されたステータ固定部と、を含む。
前記X軸担当スクリューの一端は、前記固定フレームの上に設置された第1支持具に回転可能に押し込まれ、前記X軸担当スクリューの他端は、前記X軸移動部に回転可能に押し込まれて貫通してもよい。
前記X軸担当スクリューの一端には、第1プーリーが連結され、前記第1プーリーは、ゴムベルトを介して第2プーリーと連結され、前記第2プーリーは、第1モータのモータ軸に連結されてもよい。
前記Y軸担当スクリューの一端は、前記移動フレーム上の第2支持具に回転可能に押し込まれ、前記Y軸担当スクリューの他端は、前記移動フレーム上の第3支持具に回転可能に押し込まれてもよい。
前記Y軸担当スクリューの一端には、第3プーリーが連結され、前記第3プーリーは、ゴムベルトを介して第4プーリーと連結され、前記第4プーリーは、第2モータのモータ軸に連結されてもよい。
前記ステータ固定部は、前記Y軸移動部の上面に結合された固定部板の上にY軸方向に直列で設置され、ステータ固定のためのステータロック状態、及びステータ固定解除のためのステータアンロック状態で動作する多数個の磁石モジュール部と、前記多数個の磁石モジュール部のそれぞれに設置され、相当する磁石モジュール部を特定角度で回転させる取っ手と、を含んでもよい。
前記多数個の磁石モジュール部のそれぞれには、磁石が入っていてもよい。
前記多数個の磁石モジュール部は、前記それぞれの取っ手を一方向に回転させて、当該磁石モジュール部において、前記ステータに対向した面の磁力をオンすると、ステータロック状態で動作してもよい。
前記多数個の磁石モジュール部は、前記それぞれの取っ手を前記一方向とは反対方向に回転させて、当該磁石モジュール部において、前記ステータに対向した面の磁力をオフさせると、ステータアンロック状態で動作してもよい。
前記ステータ固定部の後面及び底面のうち少なくとも一つには、コイルを固定させるためのコイル固定部材がさらに設置されてもよい。
一方、本発明の好適なまた他の実施態様によるステータコイルの巻線装置は、多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、前記張力調節部は、ボビンから繰り出されるコイルに持続して摩擦を加える摩擦部と、コイルの巻線時、瞬間的に緩んだコイルを引っ張って張力を維持する張力維持部と、を含む。
前記摩擦部は、互いに面接触する2つの円筒状ゴムと、前記2つの円筒状ゴムの一側面にそれぞれ設置されるが、互いに密着して設置され、コイルがその間を通り過ぎる2つのプラスチック板と、コイルの張力値を調節する調節部材と、を含んでもよい。
前記調節部材は、ボルトで構成されてもよい。
前記張力維持部は、前記摩擦部と所定の距離だけ離隔して設置されたねじりコイルばねと、前記ねじりコイルばねに連結されたレバーと、前記レバーの両端に設置された第1及び第2アイドラーと、を含んでもよい。
前記張力維持部は、前記張力調節部が設置された固定フレームの上に固定設置された支持台の一端に設置され、前記支持台の他端には、前記張力が維持されたコイルを前記巻取部に誘導する第3アイドラーが設置されてもよい。
前記ボビンから繰り出されたコイルは、前記摩擦部の2つのプラスチック板の間を通して、前記第1及び第2アイドラーを経て第3アイドラーを介して前記巻取部に入ってもよい。
本発明の実施形態によれば、多数(例えば、12個程度)のステータコアが、直線状で配列されたステータを用いるので、ステータに直径1mm以上(例えば、1.1mm)のコイルを容易に巻線することができる。
所望の速度とトルクにより、コイルの巻き回数またはコイルの太さを容易に変更して巻き、モータの性能を容易に変更することができる。
ステータの種類により、ステータ固定部のみを変更すればよいので、様々なステータを巻き取ることができる。
本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態に採用されるステータを例示した図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置の全体的な構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置におけるステータ移送部の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置におけるステータ移送部の構成を説明するための図である。 ステータ移送部にステータを取り付けてX軸方向に移送させる様子を示す図である。 ステータ移送部にステータを取り付けてX軸方向に移送させる様子を示す図である。 ステータ移送部にステータを取り付けてY軸方向に移送させる様子を示す図である。 ステータ移送部にステータを取り付けてY軸方向に移送させる様子を示す図である。 ステータ移送部内におけるステータ固定部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取ガイド部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取ガイド部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取ガイド部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における張力調節部の構成及び動作を説明するための図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置によるステータの結線図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻線シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置に採用される巻線シーケンスの構成原理を説明するための図である。 本発明の実施形態による巻線シーケンスによる巻線が行われる場合、張力が維持されることを説明するための図である。
以下、添付された図面を参照して、本発明について詳しく説明する。
本発明は、様々な変更を加えてもよく、様々な実施形態を有してもよいので、特定の実施形態を図面に例示し、詳細な説明において詳細に説明する。これは、本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解され得る。
本発明を説明するにあたって、第1、第2等の用語は、様々な構成要素を説明するために用いられるが、前記構成要素は、前記用語により限定されなくてもよい。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられる、例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範囲内で、第1構成要素は第2構成要素と命名されてもよく、同様に、第2構成要素も第1構成要素と命名されてもよい。
及び/またはという用語は、関連して記載された複数の項目の組み合わせまたは関連して記載された複数の項目のいずれかの項目を含んでもよい。
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか「接続されて」いると言及された場合は、その他の構成要素に直接的に連結されているかまたは接続されていてもよく、中間に他の構成要素が存在してもよいと理解されるべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか「直接接続されて」いると言及された場合は、中間に他の構成要素が存在しないと理解されるべきである。
本出願において用いられる用語は、単に特定の実施例を説明するために用いられたもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明らかに異なって意味しない限り、複数の表現を含んでもよい。
本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性を予め排除しないと理解されるべきである。
特に定義されない限り、技術的または科学的な用語を問わず、ここで用いられる全ての用語は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者によって一般に理解されるものと同じ意味を有してもよい。一般に使われる辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有すると解釈されなければならず、本出願において明らかに定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味として解釈されてはならない。
併せて、以下の実施形態は、当業界における平均的な知識を有する者にさらに完全に説明するために提供されるものであって、図面における要素の形状及び大きさは、さらに明確な説明のために誇張されてもよい。
図1は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置を示すブロック構成図であり、図2は、本発明の実施形態に採用されるステータを例示した図であり、図3は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置の全体的な構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置は、本出願人が開発している協働ロボットに用いられるBLDCモータ(三相Y結線方式を採用する)の生産のための巻取装置であってもよい。
本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置は、ステータ移送部100、巻取ガイド部200、巻取部300、張力調節部400、及び制御部500を含む。
ステータ移送部100は、多数個(本発明の実施形態では12個)のステータコア11が直列で形成されたステータ10をX軸方向及びY軸方向に移送させる。
ステータ移送部100は、ステータ10を、コイル巻線領域に移送したり、コイル巻線領域から離脱させたりする。
ここで、ステータコア11は、まるでH字状に構成されるが、内側フレーム部11a、コイル巻取部11b、及び外側フレーム部11cを含む。内側フレーム部11a及び外側フレーム部11cがコイル巻取部11bを挟んで平行であり、内側フレーム部11aの幅が外側フレーム部11cの幅よりも短い。コイル巻取部11bにコイル(例えば、エナメル被覆銅線)が巻線されるが、外部から導入されるコイルを引き込む巻取部300により、コイルがコイル巻取部11bの周囲を回りながら巻線される。
12個のステータコア11にコイルが全部巻線されてからは、別途の治具(図示省略)等を使って、直線状のステータ10を環状とすればよい。このように環状になったステータ10は、三相Y結線方式を取るBLDCモータに用いられる。
既存の環状(または円形)のステータは、約1mm以上の直径を有する太い銅線による巻取りが不可能であったが、本発明の実施形態のような直線状のステータ10を用いると、約0.6mmの直径を有する銅線、約1.1mmの直径を有する銅線により容易に巻線することができる。
本発明の実施形態では、それぞれのステータコア11には、3階でコイル巻線が行われてもよいが、1階及び2階には、それぞれ7回のコイル巻線が行われてもよく、3階には、1回のコイル巻線が行われてもよい。ここで、ステータ10の巻線シーケンスは、制御部500に予め設定されている。ステータ10の巻線シーケンス等についての説明は、後述する。
一方、所望の速度及びトルクに応じて、コイルの巻き回数またはコイルの太さを変更してもよい。
巻取ガイド部200は、ステータ移送部100によりコイル巻線領域に移送されたステータ10に対するコイルの巻線がさらに円滑に行われるようにガイドする。
巻取部300は、ステータ移送部100によりコイル巻線領域に移送されたステータ10にコイルを巻線する。ここで、コイル巻線は、既設定されたステータ10の巻線シーケンスにより行われる。
張力調節部400は、ステータ10に巻線されるコイルの張力を調節する。
制御部500は、既設定された巻線シーケンスに基づき、ステータ10に三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、ステータ移送部100、巻取ガイド部200、及び巻取部300の各種の動作を制御する。
すなわち、制御部500は、ステータ移送部100を動作させて、ステータ10(多数のステータコア11を含む)をコイル巻線領域に移送させ、巻取ガイド部200のガイド動作及び巻取部300における全てのステータコア11に対する三相Y結線方式のコイル巻線が順調に行われるように制御する。
一方、ステータ10に対するコイルの巻線が終わった後は、制御部500は、ステータ10を初期位置に復帰させるために、ステータ移送部100、巻取ガイド部200、及び巻取部300を制御する。
図4及び図5は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置におけるステータ移送部の構成を説明するための図であり、図6及び図7は、ステータ移送部にステータを取り付けてX軸方向に移送させる様子を示す図であり、図8及び図9は、ステータ移送部にステータを取り付けてY軸方向に移送させる様子を示す図である。
ステータ移送部100は、固定フレーム20の上に長手方向(X軸方向)に設置されたX軸担当スクリュー22、X軸担当スクリュー22とは所定の間隔だけ離隔して、固定フレーム20の上に長手方向(X軸方向)に設置されたX軸担当ガイド24、固定フレーム20とは離隔して、固定フレーム20の上面に配置される板状の移動フレーム26の底面に設置され、X軸担当ガイド24に沿って長手方向に動き、X軸担当スクリュー22が回転可能に噛み合い貫通したX軸移動部28、移動フレーム26の上面にX軸担当スクリュー22とは異なる方向(すなわち、Y軸方向)に設置されたY軸担当スクリュー42、Y軸担当スクリュー42とは所定の間隔だけ離隔して、移動フレーム26の上に固定設置されたY軸担当ガイド56、Y軸担当スクリュー42が回転可能に噛み合い貫通し、Y軸担当ガイド56に沿ってY軸方向に動くY軸移動部58、及びステータ10を固定させ、Y軸移動部58の上面と結合されたステータ固定部40を含む。ステータ固定部40の固定部板60の底面とY軸移動部58の上面が結合されるものである。
X軸担当スクリュー22の一端は、固定フレーム20の上に設置された第1支持具30に回転可能に押し込まれ、X軸担当スクリュー22の他端は、X軸移動部28に押し込まれるが、回転可能に押し込まれて貫通する。
また、X軸担当スクリュー22の一端には、第1プーリー36が連結され、第1プーリー36は、ゴムベルト38を介して第2プーリー34と連結される。第2プーリー34は、第1モータ32のモータ軸に連結される。第1モータ32は、X軸担当スクリュー22を回転させる。X軸担当ガイド24は、荷重及びねじれを正すガイドであって、X軸担当スクリュー22の回転時、移動方向を正す。
Y軸担当スクリュー42の一端は、移動フレーム26上の第2支持具44に回転可能に押し込まれ、Y軸担当スクリュー42の他端は、移動フレーム26上の第3支持具46に回転可能に押し込まれる。
また、Y軸担当スクリュー42の一端には、第3プーリー52が連結され、第3プーリー52は、ゴムベルト54を介して第4プーリー50と連結される。第4プーリー50は、第2モータ48のモータ軸に連結される。第2モータ48は、Y軸担当スクリュー42を回転させる。Y軸担当ガイド56は、荷重及びねじれを正すガイドであって、Y軸担当スクリュー42の回転時、移動方向を正す。
図4乃至図9において、未説明符号380及び382は、コイルを固定させるためのコイル固定部材であって、コイル固定部材380は、ステータ固定部40の固定部板60の後面に設置され、コイル固定部材382は、ステータ固定部40の固定部板60の底面に設置される。必要に応じて、2つのコイル固定部材380、382のうちいずれか一つだけあっても構わない。コイル固定部材380、382の役割については、巻取部300についての細部説明においてさらに具体的に説明する。
このように構成されたステータ移送部100は、ステータ固定部40にステータ10が固定されれば動作する。ステータ移送部100が動作すると、ステータ10は、X軸及びY軸移動を行い、コイル巻線領域に移送される。本発明の明細書において、コイル巻線領域とは、コイルがステータ10のステータコア11に巻かれる領域を意味する。最初は、ステータ10と巻取部300は、コイルが巻かれない程度に互いに離隔している。ステータコア11にコイルを巻くためには、ステータ10と巻取部300との間の距離が近くなければならない。それにより、コイル巻線を始めるためには、優先的にステータ移送部100が作動し、ステータ10をX軸及びY軸方向に移動させて、巻取部300との距離を縮めることが先行されなければならない。
すなわち、コイル巻線領域への移送中、X軸移動(移送)の場合は、X軸担当スクリュー22、X軸担当ガイド24、及びX軸移動部28により、ステータ10のX軸移動が行われる。図6は、ステータ10が初期位置にあるものであって、X軸方向に移動する前の状態を示し、図7は、ステータ10がX軸方向に所定値だけ移動した状態を示す。
一方、コイル巻線領域への移送中、Y軸移動(移送)の場合は、Y軸担当スクリュー42、Y軸担当ガイド56、及びY軸移動部528により、ステータ10のY軸移動が行われる。図8は、ステータ10がY軸方向に移動する前の状態を示し、図9は、ステータ10がY軸方向に所定値だけ移動した状態を示す。
本発明の実施形態では、X軸移動後、Y軸移動が行われるが、必要に応じて、Y軸移動後、X軸移動が行われるか、X軸移動及びY軸移動が同時に行われるようにしてもよい。
また、12個のステータコア11に同時にコイル巻線が行われるものではなく、既設定された巻線シーケンスにより、順番に応じて、ステータコア11に対するコイルの巻線が行われるので、ステータ移送部100により、ステータ10がコイル巻線領域に到達した後は、コイル巻線が完了するまで、ステータ10は、Y軸移動(移送)を行う。
以降、ステータ10に対するコイルの巻線が全て完了すれば、ステータ移送部100は、反対に動作して、最初の位置(すなわち、初期位置)に復帰する。
図10は、ステータ移送部内におけるステータ固定部の構成及び動作を説明するための図である。
ステータ固定部40は、マグネチックベース作動方式を採用したものであって、ステータ10を磁石で固定させることができる。
ステータ固定部40は、Y軸移動部58の上面に結合された固定部板60の上に直列で設置(すなわち、Y軸方向に設置)され、ステータ固定のためのステータロック状態及びステータ固定解除のためのステータアンロック状態で動作可能な多数個の磁石モジュール部41a、及びそれぞれの磁石モジュール部41aの上部に設置され、当該磁石モジュール部41aを90度間隔で回転させる取っ手41bを含む。
磁石モジュール部41aには、ステータ10を固定させるための磁石(図示省略)が入っている。
すなわち、取っ手41bを操作して、相当する磁石モジュール部41aを90度程度回転させると、ベース内部の磁石の極が回転するので、ベースサイドの磁力をオン/オフすることができる。
結局、取っ手41bを一方向に回転させ、当該磁石モジュール部41aのサイド(すなわち、ステータ10に対向した面)の磁力をオン(ON)させると、ステータ10と磁石モジュール部41aとの間の対向面が磁力により互いに結合するようになるが、これをステータロック状態という(図10を参照)。これに対して、取っ手41bを他の方向(すなわち、一方向から90度反対される方向)に回転させ、当該磁石モジュール部41aのサイド(すなわち、ステータ10に対向した面)の磁力をオフ(OFF)させると、ステータ10は、磁石モジュール部41aから離れるようになるが、これをステータアンロック状態という。
言い換えると、磁石モジュール部41aの取っ手41bが図3のような位置にあれば、ステータアンロック状態であるので、ステータ固定部40でステータを固定させることができない。取って41bを、図3のような状態から反対方向に回転させると、図10のようになるので、当該磁石モジュール部41aのサイド(すなわち、ステータ10に対向した面)の磁力がオンされ、ステータ10と磁石モジュール部41aは、磁力により互いに結合するようになる。
図11乃至図13は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取ガイド部の構成及び動作を説明するための図である。
巻取ガイド部200は、固定部板60に固定設置された支持台210に設置されるが、移動軸214が下方向に向かうように(すなわち、下側のステータ10に向かうように)設置されたガイド駆動部212、巻取部300におけるいずれかのステータコアに対するコイルの巻線時、コイルが他のステータコアに引っ掛からないようにガイドするガイド部材218、220、ガイド部材218、220と連結され、ガイド部材218、220の回転を担当するガイド部材回転軸222、224、及び移動軸214の下部の終端に設置され、移動軸214の昇降運動により昇降して、ガイド部材218、220の開放状態維持及び閉鎖状態維持を担当するガイドロック部216を含む。
ここで、ガイド駆動部212は、ステータ10の上部において、ステータ10とは離隔して、ステータ移送部100に設置されるが、移動軸214が下方向に向かうように設置される。例えば、ガイド駆動部212は、空圧シリンダで構成されることが好ましい。ガイド駆動部212は、ガイドロック部216を動かして、ガイド部材218、220が開放/閉鎖動作を行うようにする。
ガイド部材218は、ガイド部材回転軸222に連結され、ガイド部材220は、ガイド部材回転軸224に連結される。ガイド部材218、220は、ステータコアにコイルが巻線されるとき、コイルが損傷せず、当該ステータコアにうまく巻線されるようにガイドするために、所定の曲率半径(例えば、R15mm程度)を有することが好ましい。
ガイドロック部216は、ガイド部材218、220の開放状態では、開放状態を維持させ、ガイド部材218、220の閉鎖状態では、閉鎖状態を維持させるストッパ226、228を含む。
また、ガイドロック部216には、ストッパ226、228が移動する所定形状の移動空間部216a、216bが形成される。
移動空間部216a、216bの中央部は、湾曲した形状で形成され、移動空間部216a、216bの最上部及び最下部は、中央部の曲率半径とは異なる曲率半径で形成される。すなわち、ストッパ226は、移動空間部216aに沿って移動し、ストッパ228は、移動空間部216bに沿って移動するようになる。
図12に示すように、ストッパ226、228が移動空間部216a、216bの最下部に位置するようになると、ガイド部材218、220の開放状態になるので、一定角度以上に、ガイド部材218、220がそれ以上上がることを防止することができる。このようなガイド部材218、220の開放状態では、ステータ10をX軸方向及び/またはY軸方向に移送させることができる。
一方、図13に示すように、ストッパ226、228が移動空間部216a、216bの最上部に位置するようになると、ガイド部材218、220の閉鎖状態になるので、ガイド部材218、220の開放を防止することができる。このようなガイド部材218、220の閉鎖状態では、ステータコア11にコイルを巻線(巻取)することができる。
上述した移動空間部216a、216bの最下部及び最上部は、引っ掛かり溝の役割を果たすが、ガイド駆動部212(空圧シリンダ)の空圧力よりも弱い外圧がストッパ226、228に加えられると、ストッパ226、228が、移動空間部216a、216bの最上部または最下部から抜け出ないようにする。
図14乃至図17は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻取部の構成及び動作を説明するための図である。
巻取部300は、固定フレーム20の上に互いに離隔して設置された支持台310、312を貫通して、固定フレーム20の長手方向(X軸方向)に設置された回転軸314、回転軸314にフ字状に固定設置されるが、終端部にコイル328が最終的に繰り出されるノズル318が形成された回転アーム316、回転軸314の内部を貫通して、固定フレーム20の長手方向(X軸方向)に移動する移動軸322、移動軸322をX軸方向に移動させる移動スクリュー364、回転軸314を回転させる力を発生する第3モータ324、移動軸322を移動させる力を発生する第4モータ326、回転軸314に回転力を伝達する回転力伝達部、移動軸322に移動力を伝達する移動力伝達部、及び回転軸314の一側部に設置された固定部330に設置され、ステータ10にコイル328が巻線されるように誘導する巻線誘導部を含む。
ここで、回転軸314は、固定フレーム20の上に設置されるが、ステータ10とは離隔してX軸方向に設置される。
固定部330は、回転せずに固定されたまま、巻線誘導部を支持する。
回転軸314及び移動軸322の内部にコイル328が流入し、流入したコイル328は、回転軸314に形成された孔314aから抜け出て回転アーム316に流入する。
回転アーム316には、コイルガイド溝316aが形成され、回転アーム316に流入したコイル328は、コイルガイド溝316aを介してノズル318の内部を貫通する。このとき、コイルガイド溝316aにおいて、コイル328が最初に流入する部位には、コイル328が干渉されずに通り過ぎるようにするアイドラー316bが設置される。回転アーム316に流入したコイル328は、アイドラー316bにより、損傷されずに、ノズル318側に移動することができる。また、ノズル318の終端部には、コイル328が干渉されずに通り過ぎるようにするアイドラー318aが設置される。
回転力伝達部は、第3モータ324のモータ軸に設置された第5プーリー338、回転軸314に設置された第6プーリー340、第5プーリー338と第6プーリー340に巻かれたゴムベルト342、第6プーリー340と離隔して回転軸314に設置された第7プーリー344、第7プーリー344と離隔して回転軸314に設置された第8プーリー350、第7プーリー344と第8プーリー350との間において、回転軸314に固定して設置されたT字状のプーリー連結具356、プーリー連結具356の両側端にそれぞれ設置された第9及び第10プーリー346、352、第7プーリー344と第9プーリー346に巻かれたゴムベルト348、及び第8プーリー350と第10プーリー352に巻かれたゴムベルト354を含む。
移動力伝達部は、第4モータ326のモータ軸に設置されたプーリー(図示省略)及びゴムベルト370により連結されるが、支え台374に固定設置された支持具366を貫通した移動スクリュー364の一端に設置された第11プーリー368、支え台374とは離隔して上部に設置されるが、移動スクリュー364に噛み合われた移動噛合具372、移動スクリュー364とは離隔して、支え台374に長手方向(X軸方向)に固定設置された摺動ガイド362、及び移動軸322の一側及び移動噛合具372に固定され、摺動ガイド362に摺動可能に連結され、摺動ガイド362に沿って長手方向(X軸方向)に移動する移動軸移動具358を含む。
巻線誘導部は、固定部330に設置された支持台332、支持台332の一側面に固定して設置された摺動ガイド334、摺動ガイド334に沿って長手方向(X軸方向)に移動するが、一端が移動軸322の終端部332aに連結された摺動部336、及び摺動部336の他端に設置されるが、ノズル318からのコイル328をステータ10に巻線させる誘導部320を含む。
ここで、移動軸322の終端部322aは、移動軸322がX軸方向に動くことにより、回転軸314の内部において、固定部330を貫通してX軸方向に運動するようになる。
誘導部320は、ステータ10と対向するが、ステータ10に近い側面の長さ(縦)がステータ10から遠い側面の長さ(縦)よりも短い。また、誘導部320の上側面及び下側面は丸み付けされる。これは、コイルの巻線がうまく行われるようにするためである。
また、誘導部320において、ステータ10に近い側面には、図16に示すように、ステータコア11が挿入される挿入溝320aが形成される。
誘導部320は、ノズル318とは離隔している。
このように構成された巻取部300は、次のように動作する。
ステータ10が、ステータ移送部100により、X軸及びY軸方向に移動して、コイル巻線領域に移送されると、第4モータ326及び移動力伝達部により移動スクリュー364が回転して、移動軸322をX軸方向に移動させる。それにより、誘導部320がコイル巻線すべきステータコア11に近接するようにX軸方向に移動される。
誘導部320のX軸方向への移動により、図17に示すように、誘導部320の挿入溝320aには、コイル巻線すべき順番のステータコア11が挿入される。
次いで、作業者は、コイル328をコイル固定部材380または382に巻いた後、工具384でコイル328が解けないようにさらに固定させる。図17では、コイル固定部材380にコイル328を巻き、コイル328がコイル固定部材382にかかるようにした。コイル328がコイル固定部材380または382に予めいくらか巻かれていなければ、ステータ10に対するコイルの巻線が行われない。
続いて、第3モータ324が動作し、回転力伝達部を介して回転軸314に回転力を提供する。それにより、回転軸314が回転し、これとともに回転軸314に固定設置された回転アーム316が回転するようになる。
回転アーム316が回転することにより、ノズル318から繰り出されるコイル328は、誘導部320の外側面に接触しながら、当該ステータコア11に巻かれるようになる。
このとき、回転アーム316の回転方向は、ステータコア11に対して時計方向(CW)または反時計方向(CCW)であってもよいが、これは、巻線シーケンスにより決まる。
図18は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における張力調節部の構成及び動作を説明するための図である。
張力調節部400は、ボビン412から繰り出されて巻取部300に提供されるコイル328の張力を調節するが、ステータ10に巻線されるコイル328の張力を調節するものと理解すればよい。
ここで、ボビン412は、固定フレーム20の最後端において、支持具410により回転するように支持される。
張力調節部400は、ボビン412の前方において固定フレーム20に設置されるが、ボビン412から繰り出されるコイル328に持続的に摩擦を加えて、巻取時、コイル328に所定の張力を加える摩擦部414、及び摩擦部414の前方において固定フレーム20に設置されるが、巻取時、瞬間的に緩むコイル328を引っ張って張力を維持する張力維持部を含む。
摩擦部414は、互いに面接触する2つの円筒状ゴム414a、414b、2つの円筒状ゴム414a、414bの一側面にそれぞれ設置されるが、互いに密着して設置され、コイル328がその間を通り過ぎる2つのプラスチック板414c、414d、及びコイル328の張力値を調節する調節部材414eを含む。
ここで、調節部材414eは、ボルトで構成されてもよい。コイル328が太いほど、張力を強くしなければ、巻取時、コイル328が曲がるようになる。
張力維持部は、摩擦部414とは所定の距離だけ離隔して、固定フレーム20に設置されたねじりコイルばね420、ねじりコイルばね420に連結された所定長さのレバー423、及びレバー423の両端に設置された第1及び第2アイドラー422、424を含む。
上述した構成の張力維持部は、支持具416により固定フレーム20の上に固定して設置された所定長さの支持台418の一端に設置される。支持台418の他端には、張力維持部で張力が維持されたコイル328を巻取部300に誘導する第3アイドラー426が設置される。
結局、ボビン412から繰り出されたコイル328は、摩擦部414の2つのプラスチック板414c、414dの間を通し、第1及び第2アイドラー422、424を経て第3アイドラー426を介して巻取部300に入る。
図19は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置によるステータの結線図であり、図20は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置における巻線シーケンスを示す図である。
本発明の実施形態は、三相Y結線方式を採用するBLDCモータに用いられるステータにコイルを巻き取るものであって、本発明の実施形態において、ステータの巻取条件は、巻取中は、コイルの張力が緩んではならず、コイルが切断されることなく、一度で12個の全てのステータコア10をコイル巻き順番通りに巻き取ることができなければならない。また、通過線、三相線、及び中性線は、一面に位置しなければならず、U-V-W同士は、隣接した場所から出なければならない。
このため、U(1、2、7、8)-V(3、4、9、10)-W(5、6、11、12)とする。
これにより、本発明の実施形態によるステータの結線状態は、図19のようになる。
ここで、ステータ10(図2を参照)の12個のステータコア11を、左から右に行くにつれて1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12番のステータコアとした場合、それぞれのステータコアに対するコイル巻き順番及びコイル巻き方向を含む巻線シーケンスは、図20の通りである。
すなわち、1番ステータコアのコイル巻き順番は2であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。2番ステータコアのコイル巻き順番は1であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。3番ステータコアのコイル巻き順番は12であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。4番ステータコアのコイル巻き順番は11であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。5番ステータコアのコイル巻き順番は7であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。6番ステータコアのコイル巻き順番は8であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。7番ステータコアのコイル巻き順番は4であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。8番ステータコアのコイル巻き順番は3であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。9番ステータコアのコイル巻き順番は10であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。10番ステータコアのコイル巻き順番は9であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。11番ステータコアのコイル巻き順番は5であり、コイル巻き方向は反時計方向(CCW)である。12番ステータコアのコイル巻き順番は6であり、コイル巻き方向は時計方向(CW)である。
上述したような巻線シーケンスは、制御部500に予め保存される。
一方、上述したような巻線シーケンスにより、12個のステータコアにコイルが巻き取られた後のステータコアの極性は、下記表1の通りである。
Figure 2022528149000002
もちろん、必要に応じて、上述したそれぞれのステータコアのコイル巻き方向を反対にすることを考慮してもよい。すなわち、1番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、2番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)とし、3番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、4番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)とし、5番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)とし、6番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、7番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)とし、8番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、9番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)とし、10番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、11番ステータコアのコイル巻き方向を時計方向(CW)とし、12番ステータコアのコイル巻き方向を反時計方向(CCW)としてもよい。この場合、それぞれのステータコアのコイル巻き順番についても、張力が緩まないように考慮しなければならないであろう。
図21は、本発明の実施形態によるステータコイルの巻線装置に採用される巻線シーケンスの構成原理を説明するための図である。
もし、図21の左側図のように、1回のステータコアから巻き取ってから、2番ステータコアを巻いた後、4番ステータコアを巻き取らなければならないと仮定すると、コイルが3番ステータコアに直接触れたまま4番ステータコアに行くはずである。
すなわち、コイル巻き順番ではないにもかかわらず、3番ステータコアにはコイルが触れたまま通り過ぎるので、巻き形状も他のステータコアと異なるようになる。
従って、本発明の実施形態では、図21の右側図のように、2番ステータコアから巻取を始める。2番ステータコアから巻取を始めると、1番ステータコアを巻いた後、4番ステータコアを巻き取ろうとする場合、3番ステータコアにコイルが触れなくなる。
図22は、本発明の実施形態による巻線シーケンスによる巻線が行われる場合、張力が維持されることを説明するための図である。
図22の(a)に示すように、2番ステータコアを巻き取ってから、1番ステータコアを巻き取った後、7番ステータコアを時計方向(CW)に巻くようになると、張力が緩むようになる。
これとは異なり、図22の(b)に示すように、2番ステータコアを巻き取ってから、1番ステータコアを巻き取った後、8番ステータコアを反時計方向(CCW)に巻くと、張力が維持されることが分かる。
従って、U相の場合、2番ステータコア(CW)→1番ステータコア(CCW)→8番ステータコア(CCW)→7番ステータコア(CW)の順に巻き取ると、張力が維持されながら巻き取られるようになる。
それにより、他のV相(3、4、9、10)及びW相(5、6、11、12)の場合も、上述した巻線シーケンスによると、張力を維持しながらコイルを巻き取ることができる。すなわち、V相は、10番ステータコア(CCW)→9番ステータコア(CW)→4番ステータコア(CW)→3番ステータコア(CCW)の順に巻き取ると、張力が維持されながら巻き取られるようになる。W相は、11番ステータコア(CCW)→12番ステータコア(CW)→5番ステータコア(CW)→6番ステータコア(CCW)の順に巻き取ると、張力が維持されながら巻き取られるようになる。
このように、上述した本発明の技術的構成は、本発明が属する技術分野における当業者が、本発明の技術的思想や必須的特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施され得ることが理解されるであろう。
このため、上述した実施形態は、全ての面で例示的なものであり、限定的なものではないと理解されなければならず、本発明の範囲は、上述した詳細な説明よりも後述する特許請求の範囲により定められ、特許請求の範囲の意味及び範囲、またその等価概念から導き出される全ての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれると解析されなければならない。

Claims (22)

  1. 多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、
    前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、
    前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、
    前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、
    既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、
    前記巻線シーケンスは、前記多数のステータコアに対するコイルの巻き順番及びコイルの巻き方向を含むが、前記多数のステータコアを、左から右に行くにつれて順次番号を付した場合、それぞれのステータコアのコイル巻き順番は、自身の番号とは異なり、
    前記多数のステータコアは、3組に分けられて、三相Y結線方式でコイル巻線されることを特徴とするステータコイルの巻線装置。
  2. 前記ステータは、12個のステータコアを含み、
    前記巻線シーケンスは、前記12個のステータコアを左から右に行くにつれて順次番号を付した場合、1番ステータコアのコイル巻き順番は2であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、2番ステータコアのコイル巻き順番は1であり、コイル巻き方向は時計方向であり、3番ステータコアのコイル巻き順番は12であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、4番ステータコアのコイル巻き順番は11であり、コイル巻き方向は時計方向であり、5番ステータコアのコイル巻き順番は7であり、コイル巻き方向は時計方向であり、6番ステータコアのコイル巻き順番は8であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、7番ステータコアのコイル巻き順番は4であり、コイル巻き方向は時計方向であり、8番ステータコアのコイル巻き順番は3であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、9番ステータコアのコイル巻き順番は10であり、コイル巻き方向は時計方向であり、10番ステータコアのコイル巻き順番は9であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、11番ステータコアのコイル巻き順番は5であり、コイル巻き方向は反時計方向であり、12番ステータコアのコイル巻き順番は6であり、コイル巻き方向は時計方向であることを特徴とする請求項1に記載のステータコイルの巻線装置。
  3. 前記三相Y結線のうち、第1相は、1番ステータコア、2番ステータコア、7番ステータコア、及び8番ステータコアの結線とし、第2相は、3番ステータコア、4番ステータコア、9番ステータコア、及び10番ステータコアの結線とし、第3相は、5番ステータコア、6番ステータコア、11番ステータコア、及び12番ステータコアの結線とすることを特徴とする請求項2に記載のステータコイルの巻線装置。
  4. 前記ステータは、前記多数のステータコアに対するコイル巻線が完了すると、環状に変換されて、三相Y結線方式を取るBLDCモータに採用されることを特徴とする請求項1に記載のステータコイルの巻線装置。
  5. 前記制御部は、
    前記ステータ移送部を動作させて、前記ステータをコイル巻線領域に移送させ、前記巻取ガイド部のガイド動作及び前記巻取部における全てのステータコアに対するコイル巻線が行われるように制御することを特徴とする請求項1に記載のステータコイルの巻線装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ステータに対するコイルの巻線が終了した後は、前記ステータを初期位置に復帰させるために、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部を制御することを特徴とする請求項5に記載のステータコイルの巻線装置。
  7. 多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、
    前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、
    前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、
    前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、
    既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、
    前記ステータ移送部は、固定フレームの上にX軸方向に設置されたX軸担当スクリューと、前記X軸担当スクリューとは離隔して、前記固定フレームの上にX軸方向に設置されたX軸担当ガイドと、前記固定フレームとは離隔して、前記固定フレームの上面に配置される移動フレームの底面に設置され、前記X軸担当ガイドに沿ってX軸方向に動き、前記X軸担当スクリューが回転可能に噛み合い貫通したX軸移動部と、前記移動フレームの上面にY軸方向に設置されたY軸担当スクリューと、前記Y軸担当スクリューとは離隔して、前記移動フレームの上に固定設置されたY軸担当ガイドと、前記Y軸担当スクリューが回転可能に噛み合い貫通し、前記Y軸担当ガイドに沿ってY軸方向に動くY軸移動部と、前記ステータを固定させ、前記Y軸移動部の上面と結合されたステータ固定部と、を含むことを特徴とするステータコイルの巻線装置。
  8. 前記X軸担当スクリューの一端は、前記固定フレームの上に設置された第1支持具に回転可能に押し込まれ、前記X軸担当スクリューの他端は、前記X軸移動部に回転可能に押し込まれて貫通することを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  9. 前記X軸担当スクリューの一端には、第1プーリーが連結され、前記第1プーリーは、ゴムベルトを介して第2プーリーと連結され、前記第2プーリーは、第1モータのモータ軸に連結されたことを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  10. 前記Y軸担当スクリューの一端は、前記移動フレーム上の第2支持具に回転可能に押し込まれ、前記Y軸担当スクリューの他端は、前記移動フレーム上の第3支持具に回転可能に押し込まれたことを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  11. 前記Y軸担当スクリューの一端には、第3プーリーが連結され、前記第3プーリーは、ゴムベルトを介して第4プーリーと連結され、前記第4プーリーは、第2モータのモータ軸に連結されたことを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  12. 前記ステータ固定部は、
    前記Y軸移動部の上面に結合された固定部板の上にY軸方向に直列で設置され、ステータ固定のためのステータロック状態、及びステータ固定解除のためのステータアンロック状態で動作する多数個の磁石モジュール部と、
    前記多数個の磁石モジュール部のそれぞれに設置され、相当する磁石モジュール部を特定角度で回転させる取っ手と、を含むことを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  13. 前記多数個の磁石モジュール部のそれぞれには、磁石が入っていることを特徴とする請求項12に記載のステータコイルの巻線装置。
  14. 前記多数個の磁石モジュール部は、
    前記それぞれの取っ手を一方向に回転させて、当該磁石モジュール部において、前記ステータに対向した面の磁力をオンすると、ステータロック状態で動作することを特徴とする請求項13に記載のステータコイルの巻線装置。
  15. 前記多数個の磁石モジュール部は、
    前記それぞれの取っ手を前記一方向とは反対方向に回転させて、当該磁石モジュール部において、前記ステータに対向した面の磁力をオフさせると、ステータアンロック状態で動作することを特徴とする請求項14に記載のステータコイルの巻線装置。
  16. 前記ステータ固定部の後面及び底面のうち少なくとも一つには、コイルを固定させるためのコイル固定部材がさらに設置されたことを特徴とする請求項7に記載のステータコイルの巻線装置。
  17. 多数のステータコアを含む直線状のステータをX軸方向及びY軸方向に移送させるステータ移送部と、
    前記移送されたステータに対するコイルの巻線をガイドする巻取ガイド部と、
    前記ステータにコイルを巻線する巻取部と、前記ステータに巻線されるコイルの張力を調節する張力調節部と、
    既設定された巻線シーケンスに基づき、前記ステータに三相Y結線方式のコイル巻線が行われるように、前記ステータ移送部、前記巻取ガイド部、及び前記巻取部の動作を制御する制御部と、を含み、
    前記張力調節部は、ボビンから繰り出されるコイルに持続して摩擦を加える摩擦部と、コイルの巻線時、瞬間的に緩んだコイルを引っ張って張力を維持する張力維持部と、を含むことを特徴とするステータコイルの巻線装置。
  18. 前記摩擦部は、
    互いに面接触する2つの円筒状ゴムと、前記2つの円筒状ゴムの一側面にそれぞれ設置されるが、互いに密着して設置され、コイルがその間を通り過ぎる2つのプラスチック板と、コイルの張力値を調節する調節部材と、を含むことを特徴とする請求項17に記載のステータコイルの巻線装置。
  19. 前記調節部材は、ボルトで構成されることを特徴とする請求項18に記載のステータコイルの巻線装置。
  20. 前記張力維持部は、
    前記摩擦部と所定の距離だけ離隔して設置されたねじりコイルばねと、前記ねじりコイルばねに連結されたレバーと、前記レバーの両端に設置された第1及び第2アイドラーと、を含むことを特徴とする請求項18に記載のステータコイルの巻線装置。
  21. 前記張力維持部は、前記張力調節部が設置された固定フレームの上に固定設置された支持台の一端に設置され、
    前記支持台の他端には、前記張力が維持されたコイルを前記巻取部に誘導する第3アイドラーが設置されたことを特徴とする請求項20に記載のステータコイルの巻線装置。
  22. 前記ボビンから繰り出されたコイルは、前記摩擦部の2つのプラスチック板の間を通して、前記第1及び第2アイドラーを経て第3アイドラーを介して前記巻取部に入ることを特徴とする請求項21に記載のステータコイルの巻線装置。
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