JP2022514233A - 直接フィードフォワード回路を備える位相同期ループ(pll) - Google Patents

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Abstract

位相ロックループ(PLL)デバイス(102A)が、1)フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示す誤差信号を出力するように構成される検出器(104A)、2)検出器(104A)に結合され、誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成されるチャージポンプ(106A)、3)フィードバック経路(202)と、入力ノード(109A)と、基準ノード(111A)と、出力ノードとを備える積分器(108A)であって、入力ノードがチャージポンプに結合されチャージポンプ信号を受信する積分器、4)抵抗器を介して積分器(108A)の出力ノードに結合される電圧制御発振器(112A)、及び5)検出器(104Aに直結され、VCO(112A)によって受信された電圧を補正するために誤差信号の平均されたバージョンを適用するように構成されるフィードフォワード回路(110A)を含む。

Description

位相同期ループ(PLL)は、2つの入力信号間の位相差に基づく出力信号を提供するために用いられる制御回路である。例示のPLLトポロジーには、位相検出器、チャージポンプ、ループフィルタ、及び電圧制御発振器(VCO)が含まれる。PLLの使用例には、信号復調、ノイズの多い通信チャネルからの信号回復、入力周波数に基づく周波数合成、及び、正確なタイミングのクロックパルスの分布などがある。PLLを用いる例示のシステムには、無線システム、テレコミニケーションシステム、及び/又はコンピュータシステムが含まれる。
PLLは不完全な制御回路であり、位相ノイズの形態の不正確さが問題となっている。位相ノイズは、電圧制御発振器、チャージポンプ、及び/又はループフィルタなどのPLL構成要素の不完全性により生じる。PLLを小型化しようとすることによって、位相ノイズが高まることが分かってきている。PLL設計と性能を改善する取り組みが現在進められている。
本開示の少なくとも一つの例に従って、位相ロックループ(PLL)デバイスが、フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示すために誤差信号を出力するように構成される検出器を含む。PLLデバイスはまた、検出器に結合され、誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成されるチャージポンプを含む。PLLデバイスはまた、フィードバック経路、入力ノード、基準ノード、及び出力ノードを備えた積分器を含み、入力ノードはチャージポンプに結合され、チャージポンプ信号を受信する。PLLデバイスは、抵抗器を介して積分器の出力ノードに結合された電圧制御発振器(VCO)も含む。PLLデバイスはまた、検出器に直接結合され、VCOが受信した電圧レベルを補正するために誤差信号の平均されたバージョンを適用するように構成されるフィードフォワード回路を含む。
本開示の少なくとも一つの例に従って、或る装置が、クロック信号に基づいて動作するように構成される回路要素を含む。この装置はまた、基準クロック信号に基づいてクロック信号を調節するように構成されるPLLを含む。PLLは、フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示すために誤差信号を出力するように構成される検出器を含む。また、PLLは、検出器に結合され、誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成されるチャージポンプを含む。PLLはまた、フィードバック経路、入力ノード、基準ノード、及び出力ノードを備えた積分器を含み、入力ノードはチャージポンプに結合され、チャージポンプ信号を受信する。また、PLLは抵抗器を介して積分器の出力ノードに結合されるVCOを含み、VCOは、積分器の出力に基づいてクロック信号の位相を調節するように構成される。PLLはまた、検出器に直接結合され、VCOが受信した電圧レベルを補正するために誤差信号の平均されたバージョンを適用するように構成されるフィードフォワード回路を含む。
本開示の少なくとも一つの例に従って、PLL方法が、フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示す誤差信号を検出器によって検出することを含む。この方法はまた、誤差信号に基づいてチャージポンプ出力を調節することを含む。この方法はまた、積分器によって、チャージポンプ出力を時間の関数として積分することを含む。この方法はまた、積分されたチャージポンプ出力を電圧信号に変換することを含む。この方法はまた、検出器に直接結合されたフィードフォワード回路を用いて、電圧信号に補正を適用することを含む。この方法はまた、電圧制御された発振器によって、補正された電圧信号を用いて、補正された電圧信号に基づく位相を出力信号に提供することを含む。
種々の例の詳細な説明のため、ここで、添付の図面を参照する。
種々の例に従った電子デバイスを図示するブロック図である。
種々の例に従った位相ロックループ(PLL)回路を図示する概略図である。
種々の例に従った別のPLL回路を図示する概略図である。
様々な例に従った、モデル化された構成要素を有するPLL回路を図示するブロック図である。
種々の例に従った、種々のPLL回路に対する周波数の関数としての位相ノイズを図示するグラフである。
種々の例に従ったPLL方法を図示するフローチャートである。
本明細書には、位相ノイズを低減するための直接フィードフォワード回路に関与する、位相ロックループ(PLL)回路、デバイス、及び方法が開示される。本明細書では、「直接フィードフォワード回路」とは、PLL回路の位相検出器に接続されるフィードフォワード回路を指す。例示のPLL回路において、位相検出器は、入力信号位相を基準信号位相と比較し、誤差信号(例えば、UP又はDOWN信号)を提供する。例示のUP信号が、入力信号位相が基準信号位相に向かって増大させる必要があることを示している。例示のDOWN信号が、基準信号位相に向かって入力信号位相を下げる必要があることを示している。フィードフォワード回路は、位相検出器から誤差信号を受信し、PLL回路のための出力信号を提供する電圧制御発振器(VCO)に供給される電圧を調節する。幾つかの例において、フィードフォワード回路は、PLL回路のループフィルタにフィードフォワード信号を提供する。より具体的には、フィードフォワード信号は、ループフィルタの出力が調節され、その結果、VCOに供給される電圧に調節をもたらすように、ループフィルタのための基準信号を調節するために用いられる。他の例において、フィードフォワード回路は、VCOの入力ノードにフィードフォワード信号を提供して、VCOに供給される電圧を調節する。どちらのケースでも、フィードフォワード信号は、位相ノイズを低減する補正をPLL回路出力に提供する。
幾つかの例において、フィードフォワード回路は、第1及び第2の分岐を含む2つの分岐を含む。第1の分岐は位相検出器の第1の出力ノード(例えば、UP信号ノード)に結合され、第2の分岐は第2の出力ノード(例えば、DOWN信号ノード)に結合される。一例として、第1の分岐はインバータ及び第1の抵抗器を含み、一方、第2の分岐はバッファ及び第2の抵抗器を含む。第1及び第2の分岐はフィードフォワード回路の出力ノードで接合され、その結果、フィードフォワード回路はその出力ノードで入力の平均された値を提供する。
フィードフォワード回路によって提供される補正により、PLL回路出力における位相誤差は他のPLL回路トポロジーに比べて減少する。加えて、開示されたPLL回路トポロジーは、他のPLL回路トポロジーと比較して少なくとも構成要素の幾つかが小さいため、小型化をサポートする。幾つかの例において、開示されたPLL回路トポロジーは、WiFi無線デバイス、及び/又は、PLLの低ノイズ性能が必要とされる他のシナリオと共に用いられる。理解を深めるために、種々のPLL回路オプション、フィードフォワード回路オプション、及び関連するPLL方法オプションを、図を用いて以下に説明する。
図1は、種々の例に従った電子デバイス100を図示するブロック図である。図1において、電子デバイス100は、集積回路(IC)、マルチダイモジュール、印刷回路基板、コンシューマ製品(例えば、無線デバイス、テレコミニケーションデバイス、又はコンピュータデバイス)、及び/又は他のデバイスを表す。図示されるように、電子デバイス100は、他の構成要素116に結合されたPLL回路102を含む。別の例において、他の構成要素116は変化する。一例において、他の構成要素116は信号復調構成要素を含む。別の例において、他の構成要素116は信号回復構成要素を含む。別の例において、他の構成要素116は周波数合成構成要素を含む。別の例において、他の構成要素116はクロック分布構成要素を含む。異なる例において、電子デバイス100は、無線システム、テレコミニケーションシステム、及び/又はコンピュータシステムで用いるためのユニットとして販売される。
図1に示すように、PLL回路102は、他の構成要素116からフィードバック信号(CLK)を受信する位相又は周波数検出器(PFD)104を含む。PFD104は、基準クロック信号(REF_CLK)も受信する。PFD104の出力は、CLK信号の位相とREF_CLK信号の位相との間の誤差信号である。前述したように、PFD104からの例示の出力は、CLK信号がCLK_REF信号と整合するためにようにどのように調節されるべきかを示すUP又はDOWN信号を含む(UPはCLK信号のための位相を増大させることを指し、DOWNはCLK信号のための位相を減少させることを指す)。PFD104からの出力は、チャージポンプ106及びフィードフォワード回路110に供給される。チャージポンプ106の出力は、ループフィルタ108の第1の入力ノード109に提供される。
一つの例(オプション1と標示されている)において、フィードフォワード回路110は、ループフィルタ108の第2の入力ノード111へのフィードフォワード信号を提供する。オプション1では、フィードフォワード信号は、フィードフォワードノード115で基準信号(V_REF)と組み合わされる。ここで、V_REFは抵抗器(R_01)に基準信号(V_REF)を印加することによって得られる。より具体的には、ループフィルタ108の出力は、第2の入力ノード111に印加されたフィードフォワード信号とのV_REF*信号の組み合わせの関数であり、ここで、ループフィルタ108の出力は、VCO112の入力ノード114に電圧を提供するために用いられる。VCO112の出力は、VCO112の入力ノード114における電圧に基づく位相を有する信号である。
別の例(オプション2と標示されている)において、フィードフォワード回路110は、VCO112の入力ノード114に結合されたフィードフォワードノード117にフィードフォワード信号を提供する。オプション2では、ループフィルタ108の出力は、フィードフォワードノード117におけるフィードフォワード信号と組み合わされ、組み合わされた信号がVCO112の入力ノード114に提供され、その結果、入力ノード114における電圧が、フィードフォワード回路110からのフィードフォワード信号に基づいて調節される。オプション1及び2のいずれかで、フィードフォワード回路110はPFD104に直接結合され、フィードフォワード信号は、PLL回路102の出力信号118内の位相誤差が低減されるように、VCO112に提供される電圧を調節するために用いられる。
動作において、PLL回路102のPFD104は、CLK信号とREF_CLK信号との間の位相オフセットを示す誤差信号を出力するように構成される検出器である。チャージポンプ106は、PFD104に結合され、誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成される。幾つかの例において、ループフィルタ108は、フィードバック経路と、入力ノード(例えば、第1の入力ノード109)と、基準ノード(例えば、第2の入力ノード111)と、出力ノードとを有する積分器を含み、入力ノードは、チャージポンプ106に結合され、チャージポンプ信号を受信する。幾つかの例において、VCO112は、抵抗器を介して積分器の出力ノードに結合される。一方、フィードフォワード回路110は、PFD104に直接結合され、誤差信号の平均されたバージョンを適用して、VCO112によって受信された電圧レベルを補正するように構成される。
幾つかの例において(オプション1のように)、フィードフォワード回路110は、積分器の基準ノードに結合され(例えば、フィードフォワードノード115が第2の入力ノード111に接続される)、誤差信号の平均されたバージョンを基準ノードに適用して、VCO112によって受信された電圧レベルを補正する。このような例では、基準信号抵抗器(例えば、R_O1)が、基準信号ノード(例えば、第2の入力ノード111)とフィードフォワードノード115との間にあり、ここで、フィードフォワード回路110は、フィードフォワード信号を積分器の基準ノードに印加する。
他の例において(オプション2のように)、フィードフォワード回路110は、ループフィルタ108の出力における抵抗器(例えば、図2及び3参照)とVCO112との間のフィードフォワードノード117に結合し、フィードフォワード回路110は、誤差信号の平均されたバージョンをフィードフォワードノード117に適用して、VCO112によって受信された電圧レベルを補正する。オプション1及び2のいずれについても、幾つかの例において、ループフィルタ108のための積分器のフィードバック経路は、コンデンサのみを含む。他の例において、ループフィルタ108のための積分器のフィードバック経路は、コンデンサ及びフィードバック抵抗器を含む。
幾つかの例において、PFD104は第1の出力ノード及び第2の出力ノードを含む(例えば、図2~4参照)。このような例において、フィードフォワード回路110は、第1の出力ノードに結合された第1の経路と、第2の出力ノードに結合された第2の経路とを含む。第1及び第2の経路は、PFD104の第1及び第2の出力ノードから出力される(誤差信号に対応する)パルスを平均するように動作する。一例では、PFD104の第1の出力ノードは、第1の経路にUP信号を出力するように構成され、検出器の第2の出力ノードは、第2の経路にDOWN信号を出力するように構成される。幾つかの例において、フィードフォワード回路110の第1の経路は、インバータ及び第1の抵抗器を含み、フィードフォワード回路110の第2の経路は、バッファ及び第2の抵抗器を含む。また、幾つかの例において、フィードフォワード回路110はVdd/(2×π)の利得を有し、ここで、Vddは、積分器に供給されるパワーサプライ電圧である。
図2は、種々の例に従ったPLL回路102Aを図示する概略図である。図2の例において、PLL回路102Aは、フィードフォワードオプション1の図1のPLL回路102に対応する。より具体的には、PLL回路102Aは、チャージポンプ106Aに結合されたPFD104Aを含み、ここで、PFD104A及び図2のチャージポンプ106Aは図1のPFD104及びチャージポンプ106の例である。図示するように、PFD104Aは、基準クロック信号(REF_CLK)及びフィードバック信号(CLK)を入力として受け取る。幾つかの例において、PFD104Aの出力は、REF_CLK信号の位相と整合するためにCLK信号の位相が増大される必要がある場合にUP信号となる。一方、幾つかの例において、PFD104Aの出力は、REF_CLK信号の位相と整合するためにCLK信号の位相が低減される必要がある場合にDOWN信号となる。
図2の例において、チャージポンプ106Aは、PFD104AからUP信号及びDOWN信号を受信し、それに応じてループフィルタ108Aへのチャージポンプ信号を調節する。より具体的には、チャージポンプ106Aの出力は、ループフィルタ108Aの負入力ノード109A(図1における第1入力ノード109の一例)に入力される。図2において、ループフィルタ108Aは、フィードバックループ202におけるコンデンサ204を備える演算増幅器201を用いて形成される積分器に対応する。一方、フィードフォワード回路110A(図1におけるフィードフォワード回路110の例)は、ループフィルタ108Aの正の入力ノード111A(図1における第2の入力ノード111の例)にフィードフォワード信号(図2において「FFS」と標示されている)を提供する。図2に表されるように、フィードフォワード信号は、ループフィルタ108Aの正入力への入力としてV_REF信号と組み合わされ、ここで、V_REF信号は、V_REF信号及びR_O1の関数である(V_REF信号は、R_O1によるV_REF信号の派生バージョンである)。
ループフィルタ108Aの出力は、負の入力ノード109A及び正の入力ノード111Aにおける信号間の差の関数である。図2の例において、ループフィルタ108Aの出力は、抵抗器(R_OUT)及びコンデンサ(C_OUT)を有するRC回路に提供される。R_OUTとC_OUTとの間には、VCO112Aの入力ノード114Aに結合するノード208がある。従って、PLL回路102Aについては、VCO112Aの入力ノード114Aにおける電圧は、PFD104A、チャージポンプ106A、フィードフォワード回路110A(ループフィルタ108Aの入力ノード111Aにフィードフォワード信号を印加する)、ループフィルタ108A、及びRC回路の動作の関数であり、ここで、フィードフォワード回路110Aを用いると、PPL回路102Aに対する出力信号の位相ノイズが低減される。
図3は、種々の例に従った別のPLL回路102Bを図示する概略図である。図3の例において、PLL回路102Bは、フィードフォワードオプション2を備えた図1のPLL回路102に対応する。より具体的には、PLL回路102Bは、チャージポンプ106Bに結合されたPFD104Bを含み、ここで、図3のPFD104B及びチャージポンプ106Bは、図1のPFD104及びチャージポンプ106の例である。図示するように、PFD104Bは、基準クロック信号(REF_CLK)及びフィードバック信号(CLK)を入力として受信する。幾つかの例において、PFD104Bの出力は、REF_CLK信号の位相と整合させるためにCLK信号の位相を増大させる必要がある場合はUP信号となる。一方、幾つかの例において、PFD104Bの出力は、REF_CLK信号の位相に整合させるためにCLK信号の位相を減少させる必要がある場合はDOWN信号となる。
図3の例において、チャージポンプ106Bは、PFD104BからUP信号及びDOWN信号を受信し、ループフィルタ108Bへの電流を上下に調節する。より具体的には、チャージポンプ106Bの出力は、ループフィルタ108Bの負入力ノード109B(図1における第1の入力ノード109の例)に入力される。一方、ループフィルタ108Bの正入力ノード111B(図1における第2の入力ノード111の例)には基準電圧が入力される。図3において、ループフィルタ108Bは、フィードバックループ302内にコンデンサ304を備える演算増幅器301を用いて形成される積分器に対応する。
図3において、ループフィルタ108Bの出力は、負の入力ノード109B及び正の入力ノード11IBにおける信号間の差の関数である。図示のように、ループフィルタ108Bの出力は、抵抗器(R_OUT)及びコンデンサ(C_OUT)を有するRC回路に提供される。R_OUTとC_OUTとの間には、VCO112Bの入力ノード114Bに結合するノード308がある。図3の例において、ノード308は、フィードフォワード回路110Bからフィードフォワード信号(図3では「FFS」と標示されている)を受信する。従って、PLL回路102Bについて、VCO112Bの入力ノード114Bにおける電圧は、PFD104B、チャージポンプ106B、ループフィルタ108B、RC回路、及びフィードフォワード回路110B(ノード308にフィードフォワード信号を印加する)の動作の関数であり、ここで、フィードフォワード回路110Bを用いると、PPL回路102Bに対する位相ノイズが低減される。
図4は、様々な例に従ったモデル化された構成要素を備えるPLL回路102Cを図示するブロック図である。図4の例において、PLL回路102Cは、図2のPLL回路102A、図3のPLL回路102B、又はフィードフォワードオプション1又は2を有する図1のPLL回路102に対応する。図示のように、PLL回路102CはPFD104Cを含み、これは、図3のPFD104B又は図1のPFD104の一例である。PFD104Cへの入力には、フィードバック信号(CLK)と基準信号(REF_CLK)が含まれる。より具体的には、図4の例では、REF_CLK信号は、スライサー402を介してPFD104Cに提供されるものとして表される。一方、CLK信号は、VCO112Cの出力(図3のVCO112B又は図1のVCO112の例)を、分周器バッファ406及びフィードバック分周器408に渡すことによって、PFD104Cに供給されるものとして表され、フィードバック分周器408の出力は、CLK信号である。図4の例において、PLL回路102Cは、図3のPLL回路102Bに、又はフィードフォワードオプション2の図1のPLL102に対応する。
図4において、チャージポンプ106CはPFD104Cの出力を受信し、ここで、チャージポンプ106Cは、図3のチャージポンプ106B又は図1のチャージポンプ106の一例である。図4に表されるように、チャージポンプ106Cは、利得(Kd)をPFD104Cからの信号に適用する。その後、図3におけるループフィルタ108B又は図1におけるループフィルタ108の一例であるループフィルタ108Cは、チャージポンプ106Cの出力に積分(1/sC)による周波数依存利得を印加する。ループフィルタ108Cの出力は、図3のフィードフォワード回路110B又は図1のフィードフォワード回路110の例であるフィードフォワード回路110Cの出力と組み合わされる。図4に表されるように、フィードフォワード回路110Cは、利得(Kf)をPFD104Cの出力に適用する。フィードフォワード回路110Cの出力とループフィルタ108Cの出力はノード404で結合され、これは、図3のノード308又は図1のフィードフォワードノード117の例である。ノード404からの出力はVCO112Cに供給され、その結果、VCO112Cが、ノード404における信号の関数として変化する位相を有する信号を出力する。図4において、VCO112Cからの出力は、前述のように分周器バッファ406に供給され、局部発振器信号410である。
PLL回路102Cの制御ループ挙動は、様々なパラメータを用いて表すことができる。より具体的には、幾つかの例において、フィードバック信号(例えば、CLK)と基準信号(例えば、REF_CLK)との間の位相誤差の関数としてのVCO112Cの出力の位相は、次のように与えられる。
Figure 2022514233000002
ここで、R=K/Kであり、ここで、φoutはVCO112Cの出力の位相であり、φはCLK信号とCLK_REF信号との間の位相誤差であり、Kdはチャージポンプ106Cによって印加される利得であり、sは制御ループの周波数であり、Cは制御ループの静電容量であり、Rは制御ループの抵抗であり、Kνは、入力における制御電圧の変化によるVCO出力周波数の変化として表される利得である。さらに、幾つかの例において、φの関数としてのVCO112Cの出力電圧(V)は、次のように与えられる。
Figure 2022514233000003
ここで、Kdは、チャージポンプ106Cによって印加される利得であり、sは制御ループの周波数であり、Cは制御ループの静電容量であり、Rは制御ループの抵抗であり、Kはフィードフォワード回路110Cによって印加される利得である。また、幾つかの例において、制御ループに対するゼロが他の値から決定される。例えば、幾つかの例において、下記のように、制御ループゼロが判定される。
ゼロ=1/RC=(K/K)/C
また、幾つかの例において、制御ループのための帯域幅が他の値から推定される。例えば、幾つかの例において、制御ループのための帯域幅(BW)が次のように推定される。
Figure 2022514233000004
図5は、種々の例に従った様々なPLL回路のための周波数の関数として位相ノイズ(dB単位)を図示するグラフ500である。グラフ500では、様々な位相ノイズ曲線502、504、506、508、及び510が示されている。より具体的には、ノイズ曲線502は、従来技術のPLL回路に対応し、位相ノイズ曲線504は、図2のPLL回路102Aに対応し、位相ノイズ曲線506は、図3のPLL回路102Bに対応し、位相ノイズ曲線508は、ノイズなしVCOを備える従来技術のPLL回路に対応し、位相ノイズ曲線510は、ノイズなしVCOを備える図2のPLL回路102Aに対応し、位相ノイズ曲線512は、ノイズなしVCOを備える図3のPLL回路102Bに対応する。グラフ500に示されるように、本明細書に記載されるようなフィードフォワード回路の使用は、従来技術のPLL回路(コンデンサCと直列にそのフィードバック経路において実際の抵抗Rを用いる)と比較して、位相ノイズを低減させる。
図6は、種々の例に従ったPLL方法600を図示するフローチャートである。示されるように、方法600は、ブロック602において、フィードバッククロック信号(CLK)と基準クロック信号(REF_CLK)との間の位相オフセットを示すための誤差信号を、検出器によって検出することを含む。ブロック604において、チャージポンプ出力が誤差信号に基づいて調節される。ブロック606において、チャージポンプ出力が、時間の関数として積分器によって積分される。ブロック608において、積分されたチャージポンプ出力が電圧信号に変換される。ブロック610において、検出器に直接結合されたフィードフォワード回路を用いて、補正が電圧信号に適用される。幾つかの例において、ブロック610の動作は、積分器の基準ノードに補正を適用するためにフィードフォワード回路を用いることを含む。他の例において、ブロック610の動作は、フィードフォワード回路を用いて、VCOの入力ノードに補正を適用することを含む。ブロック612において、補正された電圧信号は、VCO(例えば、図4のVCO112C、図3のVCO112B、図2のVCO112A、図1のVCO112)によって使用され、補正された電圧信号に基づく位相を出力信号に提供する。
特定のシステム構成要素を参照するために、本明細書及び特許請求の範囲全体にわたって一定の用語が用いられている。当業者であれば理解するように、異なる当事者が異なる名称で構成要素を参照し得る。本明細書は、機能ではなく名称の異なる構成要素同士を区別することを意図していない。本開示及び特許請求の範囲において、用語「含む(including)」及び「包含する(comprising)」はオープンエンドの様式で用いられ、したがって、「~を含むが、それに限定されない」ことを意味すると解釈されるべきである。また、用語「結合する(couple又はcouples)」は、間接的又は直接的な有線又は無線接続のいずれかを意味することが意図される。そのため、第1のデバイスが第2のデバイスに結合する場合、その接続は直接的接続を通して、又は他のデバイス及び接続を介する間接的接続を通して成され得る。「~に基づく」という記載は、「少なくとも部分的に~に基づく」ことを意味することが意図される。したがって、XがYに基づく場合、XはY及び任意の数の他の要因の関数であり得る。
上述の説明は、本発明の原理及び種々の実施例の例示であることを意味している。上記開示を完全に理解したならば、当業者には多数の変更や変形が明らかになるのであろう。後述の特許請求の範囲は、このような変更及び変形を含有するよう解釈されることを意図している。

Claims (20)

  1. 位相ロックループ(PLL)デバイスであって、
    フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示すために誤差信号を出力するように構成される検出器、
    前記検出器に結合され、前記誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成されるチャージポンプ、
    フィードバック経路と入力ノードと基準ノードと出力ノードとを備える積分器であって、前記入力ノードが、前記チャージポンプに結合され、前記チャージポンプ信号を受信する、前記積分器、
    抵抗器を介して前記積分器の前記出力ノードに結合される電圧制御発振器(VCO)、及び
    前記検出器に直接結合され、前記VCOが受信した電圧レベルを補正するために前記誤差信号の平均されたバージョンを適用するように構成されるフィードフォワード回路、
    を含む、PLLデバイス。
  2. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記フィードフォワード回路が、前記積分器の前記基準ノードに結合し、前記VCOが受信した前記電圧レベルを補正するために前記誤差信号の前記平均されたバージョンを前記基準ノードに適用する、PLLデバイス。
  3. 請求項2に記載のPLLデバイスであって、基準信号ノードと、前記フィードフォワード回路が前記基準ノードに結合する接続点との間の基準信号抵抗器をさらに含む、PLLデバイス。
  4. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記フィードフォワード回路が、前記抵抗器と前記VCOとの間のフィードフォワードノードに結合し、前記フィードフォワード回路が、前記誤差信号の前記平均されたバージョンを前記フィードフォワードノードに適用して、前記VCOが受信した前記電圧レベルを補正する、PLLデバイス。
  5. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記積分器の前記フィードバック経路がコンデンサのみを含む、PLLデバイス。
  6. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記積分器の前記フィードバック経路が、コンデンサとフィードバック抵抗器とを含む、PLLデバイス。
  7. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記検出器が、第1の出力ノード及び第2の出力ノードを含み、前記フィードフォワード回路が、
    前記第1の出力ノードに結合される第1の経路、及び
    前記第2の出力ノードに結合される第2の経路、
    を含み、
    前記第1及び第2の経路が、前記検出器の前記第1及び第2の出力ノードから出力されるパルスを平均するように動作する、第2の経路、
    前記第1及び第2の経路が、前記検出器の前記第1及び第2の出力ノードから出力されるパルスを平均するように動作する、
    PLLデバイス。
  8. 請求項7に記載のPLLデバイスであって、前記第1の経路がインバータ及び第1の抵抗器を含み、前記第2の経路がバッファ及び第2の抵抗器を含む、PLLデバイス。
  9. 請求項8に記載のPLLデバイスであって、前記検出器の前記第1の出力ノードが、前記第1の経路にアップ信号を出力するように構成され、前記検出器の前記第2の出力ノードが、前記第2の経路にダウン信号を出力するように構成される、PLLデバイス
  10. 請求項1に記載のPLLデバイスであって、前記フィードフォワード回路がVdd/(2×π)の利得を有し、ここで、Vddが、前記積分器に提供される電力供給電圧である、PLLデバイス。
  11. 装置であって、
    クロック信号に基づいて動作するように構成される回路要素、及び
    基準クロック信号に基づいて前記クロック信号を調節するように構成される位相ロックループ(PLL)、
    を含み、
    前記PLLが、
    フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示すために誤差信号を出力するように構成される検出器と、
    前記検出器に結合され、前記誤差信号に基づいてチャージポンプ信号を出力するように構成されるチャージポンプと、
    フィードバック経路、入力ノード、基準ノード、及び出力ノードを備える積分器であって、前記入力ノードが、前記チャージポンプに結合され、チャージポンプ信号を受信する、前記積分器と、
    抵抗器を介して前記積分器の前記出力ノードに結合される電圧制御発振器(VCO)であって、前記VCOが、前記積分器の出力に基づいて前記クロック信号の位相を調節するように構成される、前記VCOと、
    前記検出器に直接結合され、前記VCOが受信した電圧レベルを補正するために前記誤差信号の平均されたバージョンを適用するように構成されるフィードフォワード回路と、
    を含む、
    装置。
  12. 請求項11に記載の装置であって、前記フィードフォワード回路が、前記積分器の前記基準ノードに結合し、前記誤差信号の前記平均されたバージョンを前記基準ノードに適用して、前記VCOが受信した前記電圧レベルを補正する、装置。
  13. 請求項12に記載の装置であって、前記PLLが基準信号ノードとフィードフォワードノードとの間の基準信号抵抗器をさらに含み、前記フィードフォワード回路が前記基準ノードに結合する、装置。
  14. 請求項11に記載の装置であって、前記フィードフォワード回路が、前記抵抗器と前記VCOとの間のフィードフォワードノードに結合し、前記フィードフォワード回路が、前記誤差信号の前記平均されたバージョンを出力点に適用して、前記VCOが受信した前記電圧レベルを補正する、装置。
  15. 請求項11に記載の装置であって、前記積分器の前記フィードバック経路がコンデンサのみを含む、装置。
  16. 請求項11に記載の装置であって、前記積分器の前記フィードバック経路が、コンデンサ及びフィードバック抵抗器を含む、装置。
  17. 請求項11に記載の装置であって、前記検出器が、第1の出力ノード及び第2の出力ノードを含み、
    前記フィードフォワード回路が、
    前記第1の出力ノードに結合される第1の経路と、
    前記第2の出力ノードに結合される第2の経路、
    を含み、前記第1及び第2の経路が、前記検出器の前記第1及び第2の出力ノードから出力されるパルスを平均するように動作する、
    装置。
  18. 位相ロックループ(PLL)方法であって、
    フィードバッククロック信号と基準クロック信号との間の位相オフセットを示すための誤差信号を検出器によって検出すること、
    前記誤差信号に基づいてチャージポンプ出力を調節すること、
    積分器によって、前記チャージポンプ出力を時間の関数として積分すること、
    前記積分されたチャージポンプ出力を電圧信号に変換すること、
    前記検出器に直接結合されるフィードフォワード回路を用いて前記電圧信号に補正を適用すること、
    前記補正された電圧信号を用いて、電圧制御された発振器によって、前記補正された電圧信号に基づく位相を備える出力信号を提供すること、
    を含む、PLL方法。
  19. 請求項18に記載のPLL方法であって、前記フィードフォワード回路を用いて前記電圧信号に補正を適用することが、前記補正を前記積分器の基準ノードに適用することを含む、PLL方法。
  20. 請求項18に記載のPLL方法であって、前記フィードフォワード回路を用いて前記電圧信号に補正を適用することが、前記電圧制御された発振器の入力ノードに前記補正を適用することを含む、PLL方法。
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