JP2022505692A - スクリムガラスの管理 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022505692000001
本明細書に記載される例示的なシステムは、連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブを管理するように構成される。例えば、システムは、第1のローラ、ニップローラ、及びブレーカを含むことができる。第1のローラは、連続スクリムガラスウェブを支持するように構成される。ニップローラは、該ニップローラと第1のローラとの間に通された連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。ブレーカは、連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、該連続スクリムガラスウェブがニップローラと第1のローラとの間を横移動する間に、連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容全体がここに参照することによって本願に援用される、2018年10月25日出願の米国仮特許出願第62/750,444号の米国法典第35編特許法119条に基づく優先権の利益を主張するものである。
本発明は、連続スクリムガラスウェブを管理するシステムに関する。
現代社会におけるモバイル機器(例えば、電話、タブレット、及びラップトップ)の普及により、高性能ガラスの需要が大幅に増加している。控えめに見積もっても、2020年までに、およそ90億台ものスマートフォンが流通すると予想され、これは、その大部分が、このようなスマートフォンが人々がインターネットにアクセスする主な手段であることに起因する。モバイル機器には通常、多くの場合、表面品質が高く、透過率が高く、傷又は欠陥のない高品質の極薄ガラスに印刷された電子部品が含まれている。このような極薄ガラスは、ガラスロール製造プロセスで製造することができる。従来のガラスロール製造プロセスでは、連続ガラスウェブの側端が(例えば、回転切断ブレードを使用して)切断され、連続ガラスウェブの左側と右側の切断されたウェブ部分は、廃棄ロール(連続ガラスウェブの各側に1つずつ)に収集される。廃棄ロールはすぐに蓄積し、適切に整列されていない場合には、入れ子式に伸縮する可能性がある。廃棄ロールが満杯になるか、又は位置がずれると、生産プロセスが停止し、生産スループットに悪影響を及ぼす可能性がある。
したがって、処理中に蓄積される廃ガラスを管理する技術が必要とされている。
本明細書に記載されるさまざまなシステムは、連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブを管理するように構成される。連続ガラスウェブは、ローラ(例えば、接触ローラ、搬送ローラ、エアバーなど)の上を通過するガラスの連続シートである。例えば、連続ガラスウェブは、ローラ上を直接又はローラの周りを回転するコンベヤベルトを介して通過させることができる。連続スクリムガラスウェブとは、(例えば、収集及びその後の廃棄又は再利用のために)連続ガラスウェブの側端からスリットされた連続ガラスウェブの部分(例えば、連続ガラスウェブの左側端又は右側端部分)である。
第1の例示的なシステムは、第1のローラ、ニップローラ、及びブレーカを含む。第1のローラは、連続スクリムガラスウェブを支持するように構成される。ニップローラは、該ニップローラと第1のローラとの間に通された連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。ブレーカは、連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブがニップローラと第1のローラとの間を横移動する間に、連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。
第2の例示的なシステムは、スリットステーション、第1のスクリム管理ステーション、及び第2のスクリム管理ステーションを含む。スリットステーションは、連続ガラスウェブにスリットを形成して第1、第2、及び第3の連続ウェブとするように構成される。第1及び第2の連続ウェブは、連続ガラスウェブのそれぞれ左側部及び右側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブである。第1のスクリム管理ステーションは、第1のニップローラ及び第1のブレーカを含む。第1のニップローラは、該第1のニップローラと第1の支持ローラとの間にある第1の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、第1の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。第1のブレーカは、第1の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、第1の連続スクリムガラスウェブが第1のニップローラと第1の支持ローラとの間を横移動する間に、第1の連続スクリムガラスウェブの部分を第1の連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。第2のスクリム管理ステーションは、第2のニップローラ及び第2のブレーカを含む。第2のニップローラは、該第2のニップローラと第2の支持ローラとの間にある第2の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、第2の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。第2のブレーカは、第2の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、第2の連続スクリムガラスウェブが第2のニップローラと第2の支持ローラとの間を横移動する間に、第2の連続スクリムガラスウェブの部分を第2の連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。
連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブから断続的に破断する例示的な方法では、連続スクリムガラスウェブは、第1の搬送ローラに供給される。ニップローラと第1の搬送ローラとの間で連続スクリムガラスウェブを押圧することによって、連続スクリムガラスウェブの両面に圧力が印加され、連続スクリムガラスウェブからの振動を絶縁する。ブレーカを使用して、部分に破断力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブがニップローラと第1の搬送ローラとの間を通過するときに、連続スクリムガラスウェブから部分が断続的に破断される。
この概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明される、概念の選択を簡略化された形式で紹介するために提供されている。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を制限するために使用することを意図するものでもない。さらには、本発明は、本明細書の詳細な説明及び/又は他のセクションに記載されている特定の実施形態に限定されないことに留意されたい。このような実施形態は、例示のみを目的として本明細書に提示されている。追加の実施形態は、本明細書に含まれる教示に基づいて、関連技術の当業者にとって明らかであろう。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付の図面は、本発明の実施形態を例示し、その説明と共に、関連する原理を説明し、関連技術の当業者が開示された技術を製造及び実施できるようにするものである。
本開示の幾つかの実施形態による例示的なガラスロール準備システムのブロック図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの斜視図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による図1に示されるスクリムガラス管理ステーションの側面図 本開示の幾つかの実施形態による、連続スクリムガラスウェブから部分を破断する例示的な方法のフローチャート
開示された技術の特徴及び利点は、同様の参照符号が全体を通して対応する要素を識別する図面と併せた場合に、以下に述べる詳細な説明からより明らかになるであろう。図面において、同様の参照番号は、概して、同一、機能的に類似、及び/又は構造的に類似した要素を示す。要素が最初に現れる図面は、対応する参照番号の左端の数字によって示される。
以下の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を示す添付の図面を参照する。しかしながら、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって定義される。したがって、図示された実施形態の修正バージョンなど、添付の図面に示されたもの以外の実施形態は、それでもなお、本発明に包含されうる。
本明細書における、「一実施形態」、「ある実施形態」、「例示的な実施形態」、「幾つかの実施形態」などへの言及は、記載された実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含みうることを示すが、すべての実施形態が必ずしも特定の機能、構造、又は特性を含むとは限らない。さらには、このような句は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。さらには、特定の特徴、構造、又は特性が、ある実施形態に関連して説明される場合、明示的に記載されているかどうかにかかわらず、他の実施形態に関連してこのような特徴、構造、又は特性を実装することは、当業者の知識の範囲内であると考えられる。
「第1」、「第2」、「第3」などの記述子は、本明細書で議論される幾つかの要素を参照するために用いられる。このような記述子は、例示的な実施形態の考察を容易にするために用いられ、このような順序が必要であるという肯定的な声明が本明細書でなされない限り、参照される要素の必要な順序を示すものではない。
I.例示的な実施形態
本明細書に記載される例示的なシステムは、連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブを管理するように構成される。連続ガラスウェブは、ローラ(例えば、接触ローラ、搬送ローラ、エアバーなど)の上を通過するガラスの連続シートである。例えば、連続ガラスウェブは、ローラ上を直接又はローラの周りを回転するコンベヤベルトを介して通過させることができる。連続スクリムガラスウェブとは、(例えば、収集及びその後の廃棄又は再利用のために)連続ガラスウェブの側端からスリットされた連続ガラスウェブの部分(例えば、連続ガラスウェブの左側端又は右側端部分)である。
本明細書に記載される例示的なシステムは、従来のスクリム管理システムと比較してさまざまな利益を有する。例えば、例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブを廃棄ロール上に収集する必要なしに、連続スクリムガラスウェブを自動的に管理することができる。廃棄ロール上に連続スクリムガラスウェブを収集することは、さまざまな理由で問題となる可能性があることが認識されよう。例えば、従来のシステムにおける廃棄ロールは、急速に蓄積される可能性があり、新しい廃棄ロールを設置するために生産ラインを断続的に停止する必要がある可能性がある。これにより、生産ラインのスループット及び効率が大幅に低下する可能性がある。別の例では、廃棄ロールは、生産フロアにおいて、かなりの量のスペースを消費する可能性がある。さらに別の例では、廃棄ロール上に収集された連続スクリムガラスウェブが位置ずれする可能性がある。連続スクリムガラスウェブの位置ずれにより、廃棄ロールが入れ子式に伸縮する可能性がある。適切に修正しない場合には、入れ子式に伸縮した廃棄ロールが滑って崩壊する可能性があり、近くの作業に悪影響を及ぼす可能性があり、及び/又は生産ラインを完全に停止させる可能性がある。
例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブを主連続ガラスウェブ(すなわち、スクリムガラスウェブがスリットされるガラスウェブ)から振動的に絶縁することによって、連続スクリムガラスウェブを管理することができる。これは、ニップローラ及び搬送ローラを使用して、連続スクリムガラスウェブの上面及び底面に圧力を印加することによって達成することができる。例えば、連続スクリムガラスウェブに指定された量の力を印加するように構成されたニッパーと搬送ローラとの間に、連続スクリムガラスウェブを挟み込むことができる。一態様では、ニップローラと、1つ以上の搬送ローラによって支持され、駆動されるコンベヤベルトとの間で、連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することができる。ニップローラ、搬送ローラ、及び/又はコンベヤベルトの表面に振動吸収(例えば、振動減衰)材料を使用することにより、連続スクリムガラスウェブの振動絶縁をさらに強化することができる。振動吸収材料の例には、ゴム及び軟質ウレタンが含まれるが、これらに限定されない。
例示的なシステムは、搬送ローラ(例えば、搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルト)上を連続的に横移動するときに、連続スクリムガラスウェブを管理可能な部分へと断続的に破断するためにブレーカを使用することができる。連続スクリムガラスウェブは、生産ラインを移動する主連続ガラスウェブと実質的に同じ速度で、搬送ローラ上を連続的に横移動することができることが認識されよう。連続スクリムガラスウェブの断続的な破断によって生成される管理可能な部分は、ホッパー内へと落下させることができ、そこで保管することができる。このようにして、例示的なシステムは、しばしば取り扱いがより複雑であり、生産ラインの断続的な停止を必要とする廃棄ロール上に連続スクリムガラスを収集する必要性を排除することができる。例えば、例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブに破断力を断続的に印加するブレーカを使用して、連続スクリムガラスウェブを断続的に破断することができる。破断力は、ニップ点(すなわち、連続スクリムガラスウェブがニップローラと搬送ローラとの間に押圧される又は挟み込まれる点)から一定の距離を置いて印加されて、連続スクリムガラスウェブにトルクを生成することができ、これにより、ニップ点と破断力が印加される位置との間にある連続スクリムガラスウェブの部分が破断される。破断力は、連続スクリムガラスウェブの接触領域(例えば、表面領域の指定された部分)に急速かつ急激に印加することができる。一例では、接触領域は、比較的小さい画成された領域でありうる。別の例では、接触領域は、ウェブ横断方向に部分的又は全体的に延在する、比較的大きく、狭い領域でありうる。
ブレーカは、該ブレーカと旋回可能なブレーカアームとがニップローラを中心に旋回するように、ニップローラと同じ軸に取り付けられた旋回可能なブレーカアームに取り付けることができる。ブレーカは、モータを使用して旋回可能なブレーカアームを回転させるか、あるいは線形油圧モータ(例えば、油圧シリンダ)を使用して旋回可能なブレーカアームを連続スクリムガラスウェブに向かって押圧することによって作動させることができる。
例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブをスコアリング(別名スクライブ)して、スコアリングされた領域又はその近くで容易に破断できるように構成されたスクライバを含むことができる。例えば、連続スクリムガラスウェブをスコアリングすることによって、スクライバは、連続スクリムガラスウェブ上にマークを生成することができる。マークは、連続スクリムガラスウェブの物理的構造の欠陥でありうる。マークは、線又は円弧を含むがこれらに限定されない、任意の適切な形状を有することができる。スクライバは、回転可能なアーム、又はリニアモータを使用してウェブ横断方向に移動することができるばね式のアームに取り付けられた、先端にダイヤモンドが付いたエッジ又はブレードでありうる。例えば、スクライバは、断続的に作動して、スクライバをスイングさせ、連続スクリムガラスウェブをスコアリングすることによって連続スクリムガラスウェブの表面に物理的欠陥を生成するように構成された回転可能なアーム又はホイールに取り付けることができる。回転可能なアームは、連続スクリムガラスウェブがウェブ横断方向に実質的に直線に沿ってスコアリングされるように、連続スクリムガラスの速度に対して高速で回転するように構成することができる。
例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブがスクライバによってスコアリングされる前に連続スクリムガラスウェブに圧力を印加するように構成された第2のニップローラを含みうる。このようにして、スコアリングプロセスからの潜在的な振動を大幅に低減(例えば、排除)することができる。この例では、連続スクリムガラスウェブが2つのニップローラの間で絶縁されているときにスコアリングすることがでる。破断領域(すなわち、ブレーカが連続スクリムガラスウェブと物理的に接触して管理可能な部分を破断する領域)は、処理ラインにおけるニップローラの後方に配置される。このようにして、破断プロセスからの潜在的な振動は、ニップローラ及び/又は搬送ローラによって実質的に低減(例えば、排除)することができる。
通常、ガラスロール製造プロセスでは、主連続ガラスウェブは、左側部と右側部(すなわち、エッジ)の両方でスリットされ、2つの別々の連続スクリムガラスウェブが残される。したがって、主連続ガラスウェブが両側でスリットされるガラスロール製造プロセスでは、スクリムガラスウェブを管理するための2つの例示的なシステムを(主連続ウェブの両側に1つずつ)実装して、それぞれの連続スクリムガラスウェブを管理することができる。例示的なシステムの各々は、製造プロセスを通って移動している連続スクリムガラスウェブが主連続ガラスウェブと比較的同じ速度で移動している間に、それぞれの連続スクリムガラスウェブを分離し、断続的にスコアリングし、断続的に破断するように構成することができる。
例示的なシステムのニップローラ、搬送ローラ、及び/又はコンベヤベルトのうちの1つ以上は、振動吸収材料でできた表面を有することができる。振動吸収材料の例には、ゴム及び軟質ウレタンが含まれるが、これらに限定されない。振動吸収材料と、ニップローラ、搬送ローラ、及び/又はコンベヤベルトのうちの1つ以上によって連続スクリムガラスウェブに印加される圧力との組合せにより、上流に伝わる振動(すなわち、連続スクリムガラスウェブの進行方向に逆らう振動)を、少なくとも閾値パーセンテージだけ低減することができる。例えば、閾値パーセンテージは、70%、80%、90%、又は95%でありうる。このようにして、連続スクリムガラスウェブの断続的破断によって生成される振動を減衰させることができ、これにより、生産ラインに導入される振動を全体的に低減することができる。
図1は、本開示の幾つかの実施形態による例示的なガラスロール準備システム100(以下、「準備システム100」)のブロック図である。概して、準備システム100は、輸送用の材料(例えば、ガラス)のロールを準備するように動作する。例えば、準備システム100は、ガラスロール102を顧客へ出荷する前に、顧客の仕様に従ってガラスロール102を準備することができる。この例によれば、準備システム100は、ガラスロール102を指定された幅に、及び/又はガラスロール102内のガラスウェブ115を指定された長さに切断して、ガラスロール102を顧客の製造プロセスに適合可能にすることができる。ガラスロール102は、ガラスウェブ115の表面を引っかきから保護するために、ガラスロール102内のガラスウェブ115の隣接する層の間にライナ(例えば、顧客によって指定される)を含むことができる。準備システム100は、巻き戻しステーション105のガラスロール製造ライン(図示せず)から、ライナを含めたガラスロール102を受け取ることができる。巻き戻しステーション105は、ガラスロール102が巻き戻されてガラスウェブ115が露出する際にライナを収集するためのライナ収集ロール110を含むことができる。
準備システム100はまた、スリットステーション120、スクリムガラス管理ステーション130、巻き取りステーション135、及びコントローラ150も含む。スリットステーション120は、ガラスウェブ115から1つ以上のスクリムガラスウェブをスリットするように構成される。例えば、スリットステーションは、ガラスウェブ115の右側から右スクリムガラスウェブをスリットし、ガラスウェブ115の左側から左スクリムガラスウェブをスリットすることができる。スリットが行われた後、ガラスウェブ115は、トリミングされた連続ガラスウェブと呼ぶことができる。ガラスウェブ115の右側及び左側をスリットすることにより、スリットステーション120は、トリミングされた連続ガラスウェブを、指定された(例えば、事前定義された)幅を有するようにすることができる。スリットステーション120は、機械的切断装置(例えば、ダイヤモンドカッター)又はレーザを使用して、ガラスウェブ115の側部をスリットすることができる。準備システム100はまた、ガラスウェブ115の張力を制御するためのダンサローラ125を含むことができる。適切なウェブ張力を有することで、巻き取りステーション135において最終的なガラスロールの適切な硬度及びロール密度を達成することが容易になりうる。さらには、張力が大きすぎるとガラスウェブ115を破損させる可能性があり、張力が小さすぎるとガラスウェブ115が巻き上がり、損傷させる可能性がある。
準備システム100は、複数のスクリムガラス管理ステーション130を、例えばガラスウェブ115の各側に1つずつ備えることができることが認識されよう。例えば、準備システム100は、ガラスウェブ115の各側にスクリムガラス管理ステーション130を備えることができる。各スクリムガラス管理ステーション130は、ガラスウェブ115と比較的同じ速度で移動する連続スクリムガラスウェブを受け取り、振動的に絶縁するように構成される。スクリムガラス管理ステーション130は、1つ以上のニップローラ及び1つ以上の搬送ローラを備えることができる。振動絶縁は、連続スクリムガラスウェブをニップローラと搬送ローラとの間で引っ張り、連続スクリムガラスウェブの上面と底面に圧力を印加することによって達成することができる。連続スクリムガラスウェブの底面は、(一又は複数の)搬送ローラによって(例えば、搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルトによって)支持することができる。(一又は複数の)搬送ローラは、少なくとも一部には、ガラスウェブ115の速度に基づいて(一又は複数の)搬送ローラが回転する速度を制御するコントローラ150に結合することができる。このようにして、連続スクリムガラスウェブとガラスウェブ115との間の速度の不一致を回避することができる。例えば、このような速度の不一致は、ガラスウェブ115の破損を含む、さまざまな生産上の問題を引き起こす可能性がある。
巻き取りステーション135はまた、ライナロール140と、ライナをガラスウェブ115上に積層する積層ステーション145とを備えることができる。ライナは、ライナ収集ロール110によって収集されたライナと同じであっても異なっていてもよい。例えば、積層ステーション145によってガラスウェブ115上に積層されるライナは、顧客が注文した特殊なライナであってもよい。
準備システム100の各ステーション(例えば、巻き取りステーション105、スリットステーション120、耐力試験ステーション130、巻き取りステーション135)は、コントローラ150に通信可能に結合することができ、これにより、各ステーションを他の任意の1つ以上のステーションと通信可能にすることができる。コントローラ150は、各ステーションの1つ以上の機能を制御するように構成することができる。例えば、コントローラ150は、ダンサローラ125を制御してガラスウェブ115の張力を能動的に制御するように構成することができる。別の例では、コントローラ150は、耐力試験をガラスウェブ115上で実行することができるように、耐力試験ステーション130の1つ以上の機能を制御するように構成することができる。コントローラ150は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せを含みうる。コントローラ150はまた、準備システム100のステーションのうちの1つに組み込むことができ、あるいは任意の2つ以上のステーションに分散させることができる。
図2は、本発明の幾つかの実施形態によるスクリムガラス管理ステーション130の斜視図である。スクリムガラス管理ステーション130は、スクライバホイール205、ホイール回転モータ210、コンベヤベルトシステム215、収集ビン220を含むことができる。スクライバ(詳細には示されていない)は、スクライバホイール205に取り付けることができる。スクライバホイール205は、スクライバを係合解除位置から係合位置へと回転させるように構成された回転可能なアームを備えることができる。係合位置では、スクライバが回転して、コンベヤベルトシステム215によってスクリムガラス管理ステーション130を通って進行する連続スクリムガラスウェブ(図示せず)に物理的に接触する。スクライバは、先端にダイヤモンドが付いたエッジ及び/又は他の硬質材料を含むことができる。このような硬質材料の例には、鋼炭化物、炭化タングステン、及び炭化チタンが含まれるが、これらに限定されない。スクライバは、少なくとも連続スクリムガラスウェブの表面に物理的欠陥を引き起こすことによって、連続スクリムガラスウェブの構造的完全性を物理的に弱めるように構成される。このようにして、スクリムガラス管理ステーション130は、連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブからより容易に破断することができる。
幾つかの実施形態では、スクライバホイール205は、ホイール回転モータ210に結合される。ホイール回転モータ210は、スクライバホイール205及びスクライバを、係合位置から係合解除位置へ、並びに係合解除位置から係合位置へと回転させるように構成される。ホイール回転モータ210は、例えば、電気モータ又は油圧シリンダでありうる。
幾つかの実施形態では、回転モータ210は、0.5メガパスカル(MPa)から2.0MPaの範囲の力がスクライバによって連続スクリムガラスウェブに印加されるように、スクライバホイール205を回転させるように構成される。一実施形態では、回転モータ210は、1.0 MPa以下の力がスクライバによって連続スクリムガラスウェブに印加されるように、スクライバホイール205を回転させるように構成される。
コンベヤベルトシステム215は、コンベヤベルト225、前方搬送ローラ230、及び後方搬送ローラ(視界から隠れているが、図3には320として記載されている)を含む。前方及び後方搬送ローラは、コンベヤベルト225の回転が連続スクリムガラスウェブをスクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって移動させ、そこで連続スクリムガラスウェブを断続的に部分へと破断することができるように、コンベヤベルト225を回転させるように構成される。1つの例示的な実装形態では、前方搬送ローラ230及び後方搬送ローラ(隠れている)は、それぞれの前方及び後方搬送ローラの中心と交差する線が、スクリムガラス管理ステーション130内の水平xy平面に対してゼロより大きい角度を形成するように、前方搬送ローラ230が後方搬送ローラに対してより高く位置するように取り付けられる。この実装形態によれば、このようにして前方及び後方搬送ローラを取り付けると、コンベヤベルト225がある角度で傾斜する。幾つかの実施形態では、コンベヤベルト225は、水平なxy平面に対して0から45度の間の角度で傾斜させることができる。
一例では、コンベヤベルト225は、ウレタン材料で作ることができ、あるいはウレタン材料でコーティングされた表面を有することができる。別の例では、コンベヤベルト225は、振動吸収材料で作ることができる。振動吸収材料の例には、ゴム、合成ゴム、及び軟質の弾性ウレタンが含まれるが、これらに限定されない。振動吸収材料を利用することによって、スクリムガラス管理ステーション130内で連続スクリムガラスウェブが破断されることによって引き起こされる振動を、コンベヤベルト225によって少なくとも部分的に吸収することができる。
幾つかの実施形態では、スクリムガラス管理ステーション130は、コンベヤベルト225に押し付けて、該コンベヤベルト225と前方ニップローラ(図示せず)との間に通される連続スクリムガラスウェブに圧力を印加するように構成された前方ニップローラ(図示せず、図6及び7にそれぞれ605及び705として記載されている)をさらに含むことができる。例えば、前方ニップローラは、前方搬送ローラ230に直接押し付けるように構成されうる。この例によれば、連続スクリムガラスウェブは、前方ニップローラ(図示せず)及び前方搬送ローラ230によってスクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって進行させることができることから、コンベヤベルト225は任意選択的でありうる。前方ニップローラ(図示せず)を追加することにより、ウェブ破断プロセス中に連続スクリムガラスウェブから発生する振動を低減することもできる。
収集ビン220は、ブレーカ(図示せず)を使用して、スクリムガラス管理ステーション130の後方近くの連続スクリムガラスウェブから破断された連続スクリムガラスウェブの破断部分(図示せず)を収集及び保管する。
図3は、本発明の幾つかの実施形態による、図1に示されるスクリムガラス管理ステーション130の側面図である。図3に示されるように、コンベヤベルトシステム215は、前に図2で隠されていた前方搬送ローラ230及び後方搬送ローラ320を含む。前方搬送ローラ230及び後方搬送ローラ320は、コンベヤベルト225を反時計回り方向に(図3の側面から)回転させて、連続スクリムガラスウェブ305を、該連続スクリムガラスウェブ305がブレーカアームによって部分へと破断されるスクリムガラス管理ステーション130の後方へと押すように構成される。
幾つかの実施形態では、後方ニップローラ335は、該後方ニップローラ335を係合位置に押し、かつ後方ニップローラ335を係合解除位置に引っ張るように構成された油圧シリンダ337を使用して、連続スクリムガラスウェブ305に係合又は係合解除するように作動させることができる。係合位置では、油圧シリンダ337は、後方ニップローラ335をコンベヤベルト225に向かって押すように伸ばされ、これにより、スクリムガラスウェブ305が後方ニップローラ335とコンベヤベルト225との間を通過するときに、後方ニップローラ335がスクリムガラスウェブ305に対して押圧される。後方ニップローラ335及びコンベヤベルト225によって連続スクリムガラスウェブ305に印加される圧力は、連続スクリムガラスウェブ305を、2つの別個の振動的に絶縁された部分(又は領域)310及び312へと効果的に分離し、その結果、2つの部分間の振動が、後方ニップローラ335及び/又はコンベヤベルト225によって減衰される。
一例では、後方ニップローラ335は、ウレタン材料を含むことができるか、又はウレタン材料でコーティングされた表面を有することができる。別の例では、後方ニップローラ335は、振動吸収材料を含みうる。
幾つかの実施形態では、各ローラは、連続スクリムガラスウェブ305上に0.25MPa~2.0MPaの範囲の力を印加するように構成することができる。一実施形態では、後方搬送ローラ320及び後方ニップローラ335の各々は、連続スクリムガラスウェブ305上に1.0MPa以下の力を印加するように構成することができる。力は、指定された(例えば、周期的な)間隔で印加することができる。例えば、周期的な間隔は、2秒、2.5秒、3秒、又は3.5秒でありうる。
図3に示されるように、スクリムガラス管理ステーション130は、ブレーカアーム330及びブレーカアクチュエータ340を含むブレーカアセンブリ325を含む。ブレーカアーム330は、該ブレーカアーム330の端部に鈍い又は鋭いエッジ(図示せず)を有することができる。ブレーカアーム330は、鈍い又は鋭いエッジを使用して、部分312の表面に力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断するように構成されうる。幾つかの実施形態では、ブレーカアーム330は、位置355において部分312を押し下げることによって、部分312にトルク力を加え、ニップ点350において連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断するように構成される。
ブレーカアクチュエータ340は、後方ニップローラ335に旋回可能に結合されているブレーカアーム330に旋回可能に結合された油圧シリンダでありうる。作動時には、ブレーカアクチュエータ340が伸長し、ブレーカアーム330を連続スクリムガラスウェブ305の部分312の方へと下向きに押す。これは、ニップ点350の周りのトルク運動/力をもたらし、これにより、部分312が連続スクリムガラスウェブ305からパキッと折れて離れる。
幾つかの実施形態では、ブレーカアーム330の作動は、図1を参照して上で説明したコントローラ150によって制御される。例えば、コントローラ150は、連続スクリムガラスウェブ305がスクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって移動するときに、ブレーカアーム330に、連続スクリムガラスウェブ305の部分312に断続的にトルク運動を加えさせることによって、ブレーカアーム330の作動を制御することができる。この例によれば、コントローラ150は、スクライバホイール205のスクライバ(図示せず)によって引き起こされる連続スクリムガラスウェブ305の表面の物理的欠陥がニップ点350を通過するたびに、ブレーカアーム330にトルク運動を印加させることができる。このようにして、連続スクリムガラスウェブ305の部分(例えば、部分312)は、連続スクリムガラスウェブ305からより容易に破断して離すことができる。
上記の例の一態様では、コントローラ150は、ブレーカアーム330に、連続スクリムガラスウェブ305から部分を破断するのに十分な大きさを有する力を断続的に印加させることができる。1つの例示的な実装形態では、コントローラ150は、ブレーカアーム330に急激な力を印加して、連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断させることができる。別の例示的な実装形態では、コントローラ150は、ブレーカアーム330に、連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断するために徐々に増加する力を印加させることができる。例えば、徐々に増加する力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブ305に取り込まれる振動の量を低減させることができる。
幾つかの実施形態では、コントローラ150は、連続スクリムガラスウェブ305の各部分に、該部分に対応する連続スクリムガラスウェブ305の表面上の物理的欠陥が位置355(又はその近く)にあるという決定に基づいて、ブレーカアーム330に断続的に力を印加させることができる。このようにして、部分312を連続スクリムガラスウェブ305から容易に破断することができる。コントローラ150は、ブレーカアクチュエータ340を使用して、少なくとも一部には、連続スクリムガラスウェブ305が第1及び/又は第2の搬送ローラ上(例えば、第1及び第2の搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルト225上)を横移動する速度であるウェブ速度に基づいて、ブレーカアーム330を断続的に作動させることができる。より速いウェブ速度は、ブレーカアーム330のより高い作動速度の使用に対応しうる。同様に、より遅いウェブ速度は、ブレーカアーム330のより遅い作動速度の使用に対応しうる。加えて、コントローラ150は、少なくとも一部には、スクライバホイール205に取り付けられたスクライバが連続スクリムガラスウェブ305の表面をスクライブする速度に基づいて、ブレーカアーム330の作動速度を調整することができる。
図4A及び4Bは、本開示の幾つかの実施形態による、それぞれ非作動状態及び作動状態における、図1に示されるスクリムガラス管理ステーション130の側面図である。図4Aに示されるように、スクリムガラス管理ステーション130の非作動状態は、ブレーカアーム330が、連続スクリムガラスウェブ305の部分132と接触していない係合解除(上)位置にあることによって規定される。図4Bに示されるように、スクリムガラス管理ステーション130の作動状態は、ブレーカアーム330が、連続スクリムガラスウェブ305の部分312と接触している係合(下)位置にあることによって規定される。ブレーカアクチュエータ340(図3に示される)は、コントローラ150(図1に示される)から受信される制御信号に基づいてブレーカアーム330を制御することができることに留意されたい。例えば、ブレーカアクチュエータ340は、第1の値を有する制御信号に基づいて、ブレーカアーム330が係合解除位置にあるように制御することができる。別の例では、ブレーカアクチュエータ340は、第1の値とは異なる第2の値を有する制御信号に基づいて、ブレーカアーム330が係合位置にあるように制御することができる。例えば、ブレーカアクチュエータ340は、第2の値を有する制御信号に基づいて、連続スクリムガラスウェブ305から部分(例えば、部分312)を破断するように、ブレーカアーム330を作動させることができる。
幾つかの実施形態では、後方ニップローラ335は、常に係合(下)位置にある。したがって、ニップローラ335は、連続ガラスウェブ305と接触したままにすることができる。1つの例示的な実装形態では、後方ニップローラ335が係合位置にある間、モータは、後方ニップローラ335を時計回り方向に回転させて、連続スクリムガラスウェブ305を下流に(すなわち、スクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって)押す。別の例示的な実装形態では、後方ニップローラ335はモータ駆動式ではなく、時計回り又は反時計回りの方向に自由に回転することができる。幾つかの実施形態では、コントローラ150は、後方ニップローラ335を係合解除して、連続スクリムガラスウェブ305をスクリムガラス管理ステーション130に通すことができるようにしうる。連続スクリムガラスウェブ305が通されると、後方ニップローラ335は、部分312がブレーカアーム330によって連続スクリムガラスウェブ305から切断(例えば、除去)されている間、係合したままにすることができる。
図4Bに示されるように、ブレーカアーム330は、連続スクリムガラスウェブ305の部分312を押し下げ、ブレーカアーム330によって生成された下向きの運動又はトルク運動は、部分312を、ニップ点350をわずかに超えたおおよその位置405において、連続スクリムガラスウェブ305から破断して離す。例示的な実装形態では、ブレーカアーム330は、ハンマーのように動作し、連続スクリムガラスウェブ305の部分312上に力強く下降するように構成される。この実装形態によれば、部分312は、ほぼ接触点415において粉砕させることができる。後方ニップローラ335及び/又はコンベヤベルト225(図2~3に示される)は、振動ダンパとして機能することができ、連続スクリムガラスウェブ305からの部分312の破断によって生成されるかなりの量の振動を吸収することができる。連続スクリムガラスウェブ305の部分312が破断されると、部分312は収集されて、収集ビン(図示せず)内に保管することができる。
幾つかの実施形態では、コンベヤベルト225の使用は任意選択的である。例えば、代わりに、連続スクリムガラスウェブ305を、前方ニップローラ(図示せず)と前方搬送ローラ230(図2及び3に示される)との間に直接通すことができる。この例によれば、前方搬送ローラ230は、ガラスウェブ115と比較的同じ速度で、連続スクリムガラスウェブ305を支持し、スクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって移動させるように構成することができる。別の例では、連続スクリムガラスウェブ305はまた、後方ニップローラ335と後方搬送ローラ320(図3に示される)との間に直接通すこともできる。この例によれば、後方搬送ローラ320は、連続スクリムガラスウェブ305を支持し、ガラスウェブ115と比較的同じ速度で移動するように構成することができる。
図5A、5B、及び5Cは、本発明の幾つかの実施形態によるスクリムガラスウェブ破断プロセスのさまざまな段階における、図1に示されるスクリムガラス管理ステーション130の側面図である。図5Aでは、後方ニップローラ335は、コンベヤベルト225に接触していない非係合(上)位置にある。幾つかの実施形態では、後方ニップローラ335は、連続スクリムガラスウェブ305がスクリム管理ステーション130によって最初に受け取られるセットアップ段階では、係合解除位置にありうる。例えば、コンベヤベルト225は、ガラスウェブ115(図1に示される)からスリットされた連続スクリムガラスウェブ305を受け取る。コンベヤベルト225は、ガラスウェブ115と同じ速度で移動させる速度で、連続スクリムガラスウェブ305を回転させるように構成することができる。コンベヤベルト225は、反時計回り方向に回転して、連続スクリムガラスウェブ305をスクリム管理ステーション130の後方に向かって押すことができる。
図5Bでは、後方ニップローラ335は、コンベヤベルト225に向かって進行し、連続スクリムガラスウェブ305に圧力を印加する。幾つかの実施形態では、コントローラ150(図1に示される)は、油圧シリンダ337(図3に示される)を作動させて、後方ニップローラ335を連続スクリムガラスウェブ305と係合又は係合解除させるように構成される。幾つかの実施形態では、コントローラ150は、後方ニップローラ335に、連続スクリムガラスウェブ305から発する振動を十分に減衰させるのに十分な大きさであるが、後方ニップローラ335の回転を妨げる又はスクリムガラス管理ステーション130を通る連続スクリムガラスウェブ305の移動を妨げるには十分な大きさではない圧力を連続スクリムガラスウェブ305に印加させるように構成される。
幾つかの実施形態では、スクリムガラス管理ステーション130は、2つのブレーカアーム、ブレーカアーム330及びブレーカアーム510を含む。ブレーカアーム330は破断ハンマー515を含み、ブレーカアーム510は破断ハンマー520を含む。ブレーカアーム330は、後方ニップローラ335に旋回可能に取り付けることができる。例示的な実装形態では、ブレーカアーム510は、スクリムガラス管理ステーション130の構造物に旋回可能に取り付けられる。例えば、ブレーカアーム510は、後方搬送ローラ320に旋回可能に取り付けることができる。別の例示的な実装形態では、ブレーカアーム510は、スクリムガラス管理ステーション130内の構造に固定的に取り付けられる。ブレーカアーム330及びブレーカアーム510は、図5Bには示されていないモータ(例えば、油圧シリンダ)を使用して作動させることができる。
幾つかの実施形態では、破断ハンマー515及び520のそれぞれは、図5Cに示されるように、連続スクリムガラスウェブ305の部分312のそれぞれの側部の比較的小さい領域530に急激な破砕力を印加するように構成される。例えば、破砕力は、部分312を破砕するのに十分な力でありうる。急激な破砕力は比較的小さい領域530に集中するため、部分312は、破断ハンマー515及び520から急激な破砕力を受けると粉砕しうる。幾つかの実施形態では、破断ハンマー515及び520によって印加される破砕力は、モータのトルク又は破断ハンマー515及び520のそれぞれに結合されている油圧シリンダの圧力を変えることによって調整することができる。このような実施形態では、破砕力は、連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断するのに必要とされる任意の適切な力に調整することができるため、連続スクリムガラスウェブ305の表面に物理的欠陥を生成するために用いられるスクライブプロセス(図3に示されるスクライバホイール205のスクライバを使用)は必要ではない場合がある。幾つかの実施形態では、スクライバホイール205のスクライバを、破断ハンマー515及び520と組み合わせて使用して、連続スクリムガラスウェブ305から部分312を破断するのに必要とされる破砕力の大きさを低減できるようにすることができる。このようにして、破砕プロセスによって生じる振動を低減することができる。
図6は、本開示の幾つかの実施形態によるスクリムガラス管理ステーション600の側面図である。スクリムガラス管理ステーション600は、図2~3、4A~4B、及び5A~5Cを参照して上述したスクリムガラス管理ステーション130の1つ以上の特徴又は機能を含みうる。図6に示されるように、スクリムガラス管理ステーション600は、ベルト610及び/又は前方搬送ローラ615に係合して圧力を印加するように構成された前方ニップローラ605を含む。前方ニップローラ605は、1つ以上の振動吸収材料でできた表面を有しうるが、例示的な実施形態の範囲はこれに関して限定されない。前方ニップローラ605は、該前方ニップローラ605を前方搬送ローラ615及び/又はベルト610に向かって下げて、ニップローラ605とベルト610との間に圧力を生成するように構成されたモータ又は油圧アクチュエータ(図示せず)に結合することができる。したがって、連続スクリムガラスウェブ305が前方ニップローラ605とベルト610との間に通されるとき、圧力が、連続スクリムガラスウェブ305の両側に印加されている。これは、第1のニップローラ605とブレーカアーム630及び635との間にある連続スクリムガラスウェブ305の部分を、第1のニップローラ605にまだ到達していない連続スクリムガラスウェブ305の部分から振動的に絶縁するのに役立つ。
スクリムガラス管理ステーション130と同様に、スクリムガラス管理ステーション600もまた、後方ニップローラ620及び後方搬送ローラ625を含み、これらは、後方ニップローラ620を通過した連続スクリムガラスウェブ305の部分をさらに振動的に絶縁するように構成される。ベルト610もまた、連続スクリムガラスウェブ305からの振動を吸収するのに役立ちうる。
図7は、本開示の幾つかの実施形態によるスクリムガラス管理ステーション700の側面図である。スクリムガラス管理ステーション700は、図2~3、4A~4B、5A~5C、及び6を参照して上述したスクリムガラス管理ステーション130及び600の1つ以上の特徴又は機能を含みうる。図7に示されるように、スクリムガラス管理ステーション700は、コンベヤベルトを含まない。むしろ、スクリムガラス管理ステーション700は、連続スクリムガラスウェブ305を支持、移動、及び振動的に絶縁するための主要な手段として、一対のニップローラ(すなわち、前方ニップローラ705及び後方ニップローラ715)及び一対の搬送ローラ(すなわち、前方搬送ローラ710及び後方搬送ローラ720)を含む。動作中、連続スクリムガラスウェブ305は、図7に示されるように、前方ニップローラ705と前方搬送ローラ710との間、並びに後方ニップローラ715と後方搬送ローラ720との間に通されうる。ローラ705、710、715、及び720によって連続スクリムガラスウェブ305に印加される圧力は、連続スクリムガラスウェブ305を保持し、支持し、移動させるのに十分である。
図8は、本開示の幾つかの実施形態による連続スクリムガラスウェブから部分を破断(例えば、断続的に破断)するための例示的な方法のフローチャート800を示している。図8の実施形態では、連続スクリムガラスウェブは、連続ガラスウェブ(例えば、ガラスウェブ115)の側部からスリットされる。フローチャート800は、例えばその実施形態がそれぞれ図2~3、4A~4B、5A~5C、及び6~7に示される、スクリムガラス管理ステーション130によって実行することができる。例示の目的で、フローチャート800は、スクリムガラス管理ステーション130に関して説明される。フローチャート800に関する考察に基づいて、関連技術分野の当業者には、さらなる構造的及び動作的実施形態が明らかになるであろう。
図8に示されるように、フローチャート800の方法は、連続スクリムガラスウェブが搬送ローラで受け取られる810において開始する。一例では、ステップ810における連続スクリムガラスウェブを受け取る工程は、搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルト上で連続スクリムガラスウェブを受け取ることを含みうる。別の例では、ステップ810における連続スクリムガラスウェブを受け取る工程は、搬送ローラで、並びに共通平面内に位置づけられたそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転する別の搬送ローラで、連続スクリムガラスウェブを受け取ることを含みうる。この例によれば、共通平面と水平面との間の角度は、少なくとも閾値角度でありうる。例えば、閾値角度は、10度、15度、20度、又は25度でありうる。(一又は複数の)搬送ローラ及び/又はコンベヤベルトのいずれも、ウレタンなどの振動吸収材料を含む表面を有することができる。
例示的な実装形態では、搬送ローラ230は、スリットステーション120から連続スクリムガラスウェブ305を受け取る。この実装形態によれば、搬送ローラ230は、連続スクリムガラスウェブ305をスクリムガラス管理ステーション130の後方に向かって押すことができ、そこで連続スクリムガラスウェブ305が破断(例えば、破砕)される。別の例示的な実装形態では、スリットステーション120の搬送ローラは、連続スクリムガラスウェブ305をコンベヤベルト610上に案内し、該コンベヤベルト610は、それぞれ、前方及び後方搬送ローラ615及び625によって支持され、回転される。
820では、連続スクリムガラスウェブの両面に圧力が印加されて、連続スクリムガラスウェブからの振動を絶縁する(例えば、ニップローラと搬送ローラとの間で連続スクリムガラスウェブを押圧することによって)。例えば、前方ニップローラ605及び搬送ローラ615(例えば、コンベヤベルト610)は、それらの間に連続スクリムガラスウェブ305を挟み込むことによって、連続スクリムガラスウェブ305に圧力を印加することができる。別の例では、前方ニップローラ705及び搬送ローラ710は、それらの間に連続スクリムガラスウェブ305を挟み込むことによって、連続スクリムガラスウェブ305に圧力を印加することができる。後方ニップローラ620及び搬送ローラ625(例えば、コンベヤベルト610)は、連続スクリムガラスウェブ305に追加の圧力を印加することができる。このようにして、連続スクリムガラスウェブ305は、2つの異なる位置で振動的に絶縁させることができる。これにより、上流(ガラスウェブ115)に伝播する振動の量を大幅に低減することができる。
1つの例示的な実施形態では、ステップ820における圧力を印加する工程は、連続スクリムガラスウェブから発生する、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断するブレーカによって生じた振動を少なくとも閾値パーセンテージだけ低減することを含む。例えば、閾値パーセンテージは、80%、85%、90%、又は95%でありうる。例えば、ニップローラ705及び715は、連続スクリムガラスウェブ305に適切な量の圧力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブ305から発する振動を少なくとも閾値パーセンテージだけ低減することができる。
830では、連続スクリムガラスウェブの部分は、部分に破断力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから断続的に破断される。例えば、ブレーカは、連続スクリムガラスウェブがニップローラと搬送ローラとの間を通過するときに、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断することができる。破断力は、徐々に増加する力又は急激な強力な力でありうる。例えば、図3のブレーカアーム330、又は図5B~5Cの破断ハンマー515及び520のうちの1つ以上は、部分に破断力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブ305から部分を断続的に破断することができる。
1つの例示的な実施形態では、破断力は、第1の力及び第2の力を含む。この実施形態によれば、ステップ830における連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断する工程は、連続スクリムガラスウェブの対向する第1及び第2の面にそれぞれ第1及び第2の力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから部分を破断させる応力を連続スクリムガラスウェブに断続的に誘発することを含む。例えば、ハンマー630及び635は、連続スクリムガラスウェブ305の対向する表面にそれぞれの第1及び第2の力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブ305に応力を誘発することができる。応力は、連続スクリムガラスウェブ305から部分を破断するのに十分である、徐々に増加する力又は強い急激な力を印加することによって誘発することができる。強い急激な力は、比較的短い時間(例えば、0.2秒未満)で印加される力でありうる。
幾つかの例示的な実施形態では、フローチャート800の1つ以上の工程810、820、及び/又は830は実行されない場合がある。さらには、工程810、820、及び/又は830に加えて、又はその代わりに、工程を実行することができる。例えば、1つの例示的な実施形態では、フローチャート800の方法は、スクライバを使用して、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングして、物理的欠陥を生じさせる工程をさらに含む。例えば、スクライバホイール205のスクライバは、連続スクリムガラスウェブ305のセクションをスコアリングして、連続スクリムガラスウェブ305の表面に物理的欠陥を生成することができる。スクライバは、スクライバホイール205の回転可能なアームに取り付けることができるが、例示的な実施形態の範囲はこれに関して限定されない。この実施形態によれば、ステップ830における連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断する工程は、部分に破断力を印加することによって、物理的欠陥において連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断することを含む。この実施形態の一態様では、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングする工程は、回転可能なアームを軸の周りで回転させて連続スクリムガラスウェブのセクションをスコアリングすることによって、回転可能なアームに取り付けられたスクライバを断続的に搖動させることを含む。この実施形態の別の態様では、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングする工程は、スクライバに取り付けられたリニアモータを使用して、連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向にスクライバを断続的に移動させて、連続スクリムガラスウェブをスコアリングすることを含む。
別の例示的な実施形態では、フローチャート800の方法は、(例えば、ブレーカによって)連続スクリムガラスウェブから破断された部分を収集ビン内に収集する工程をさらに含む。例えば、図2の収集ビン220は、部分を収集することができる。
II.幾つかの例示的な実施形態のさらなる考察
第1の例示的なシステムは、第1のローラ、ニップローラ、及びブレーカを含む。第1のローラは、連続スクリムガラスウェブを支持するように構成される。ニップローラは、該ニップローラと第1のローラとの間に通された連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。ブレーカは、連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブがニップローラと第1のローラとの間を横移動する間に、連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。
第1の例示的なシステムの第1の態様では、システムは、第2のローラと、第1及び第2のローラの各々の周りに部分的に巻き付けられたコンベヤベルトとをさらに含む。第1の態様によれば、第1のローラ又は第2のローラのうちの少なくとも一方は、コンベヤベルトを回転させるように構成される。
第1の例示的なシステムの第1の態様の第1の実装形態では、第1のローラは、コンベヤベルトを回転させるように構成される。
第1の例示的なシステムの第1の態様の第2の実装形態では、コンベヤベルトは、ウレタン又はゴムのうちの少なくとも一方を含む表面を有する。
第1の例示的なシステムの第2の態様では、第1及び第2のローラは、共通平面に含まれるそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転するように構成される。第2の態様によれば、共通平面と水平面との間の角度は、少なくとも20度である。第1の例示的なシステムの第2の態様は、第1の例示的なシステムの第1の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
第1の例示的なシステムの第3の態様では、第1の例示的なシステムは、表面にスクライブマークを生成することによって、連続スクリムガラスウェブの表面に欠陥を生じさせるように構成されたスクライバをさらに含む。第3の態様によれば、ブレーカは、部分に力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブの部分を連続スクリムガラスウェブから破断するように構成される。第1の例示的なシステムの第3の態様は、第1の例示的なシステムの第1及び/又は第2の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
第1の例示的なシステムの第3の態様の第1の実装形態では、第1の例示的なシステムは、軸の周りを回転するように構成された回転可能なアームをさらに含む。第1の実装形態によれば、スクライバは、回転可能なアームの端部に取り付けられる。さらに第1の実装形態によれば、回転可能なアームは、軸の周りを角度方向にスクライバを断続的に揺動させて、連続スクリムガラスウェブの表面にスクライブマークを生成するように構成される。
第1の例示的なシステムの第3の態様の第2の実装形態では、第1の例示的なシステムは、連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向にスクライバを断続的に移動するように構成されたリニアモータをさらに含む。
第1の例示的なシステムの第4の態様では、ニップローラは、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断するブレーカによって生じた、連続スクリムガラスウェブから発生する振動を、少なくとも90パーセント低減するように構成される。第1の例示的なシステムの第4の態様は、第1の例示的なシステムの第1、第2、及び/又は第3の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
第1の例示的なシステムの第5の態様では、第1の例示的なシステムは、ブレーカによって連続スクリムガラスウェブから破断された部分を収集するように構成された収集ビンをさらに含む。第1の例示的なシステムの第5の態様は、第1の例示的なシステムの第1、第2、第3、及び/又は第4の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
第1の例示的なシステムの第6の態様では、ブレーカは、ガラス破断機を回転させて連続スクリムガラスウェブから部分を破断するように構成された、回転可能なアームに取り付けられたガラス破断機を含む。第1の例示的なシステムの第6の態様は、第1の例示的なシステムの第1、第2、第3、第4、及び/又は第5の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形
態はこの点で限定されない。
第1の例示的なシステムの第7の態様では、力は、第1の力及び第2の力を含む。第7の態様によれば、ブレーカは、連続スクリムガラスウェブの対向する第1及び第2の面にそれぞれ第1及び第2の力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから部分を破断させる応力を連続スクリムガラスウェブに協調的に断続的に誘発するように構成された第1及び第2の部材を含む。第1の例示的なシステムの第7の態様は、第1の例示的なシステムの第1、第2、第3、第4、第5、及び/又は第6の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
第2の例示的なシステムは、スリットステーション、第1のスクリム管理ステーション、及び第2のスクリム管理ステーションを含む。スリットステーションは、連続ガラスウェブにスリットを形成して第1、第2、及び第3の連続ウェブとするように構成される。第1及び第2の連続ウェブは、連続ガラスウェブのそれぞれ左側部及び右側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブである。第1のスクリム管理ステーションは、第1のニップローラ及び第1のブレーカを含む。第1のニップローラは、該第1のニップローラと第1の支持ローラとの間にある第1の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、第1の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。第1のブレーカは、第1の連続スクリムガラスウェブが該第1の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、第1のニップローラと第1の支持ローラとの間を横移動する間に、第1の連続スクリムガラスウェブの部分を第1の連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。第2のスクリム管理ステーションは、第2のニップローラ及び第2のブレーカを含む。第2のニップローラは、該第2のニップローラと第2の支持ローラとの間にある第2の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、第2の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成される。第2のブレーカは、第2の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、第2の連続スクリムガラスウェブが第2のニップローラと第2の支持ローラとの間を横移動する間に、第2の連続スクリムガラスウェブの部分を第2の連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成される。
連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブから連続スクリムガラスウェブの部分を断続的に破断する例示的な方法では、連続スクリムガラスウェブは、第1の搬送ローラで受け取られる。ニップローラと第1の搬送ローラとの間で連続スクリムガラスウェブを押圧することによって、連続スクリムガラスウェブの両面に圧力が印加されて、連続スクリムガラスウェブからの振動を絶縁する。ブレーカを使用して、部分に破断力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブがニップローラと第1の搬送ローラとの間を通過するときに、連続スクリムガラスウェブから部分が断続的に破断される。
例示的な方法の第1の態様では、第1の搬送ローラで連続スクリムガラスウェブを受け取る工程は、第1の搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルト上で連続スクリムガラスウェブを受け取ることを含む。
例示的な方法の第1の態様の一実装形態では、コンベヤベルト上で連続スクリムガラスウェブを受け取る工程は、ウレタン又はゴムのうちの少なくとも一方を含む表面を有するコンベヤベルト上で連続スクリムガラスウェブを受け取ることを含む。
例示的な方法の第2の態様では、連続スクリムガラスウェブを受け取る工程は、共通平面内に位置づけられたそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転する第1の搬送ローラ及び第2の搬送ローラで、連続スクリムガラスウェブを受け取ることを含む。第2の態様によれば、共通平面と水平面との間の角度は、少なくとも20度である。例示的な方法の第2の態様は、例示的な方法の第1の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
例示的な方法の第3の態様では、例示的な方法は、スクライバを使用して、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングして、物理的欠陥を生じさせる工程をさらに含む。第3の態様によれば、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断する工程は、部分に破断力を印加することによって、物理的欠陥において連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断することを含む。例示的な方法の第3の態様は、例示的な方法の第1及び/又は第2の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
例示的な方法の第3の態様の第1の実装形態では、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングする工程は、回転可能なアームを軸の周りで回転させて連続スクリムガラスウェブのセクションをスコアリングすることによって、回転可能なアームに取り付けられたスクライバを断続的に搖動させることを含む。
例示的な方法の第3の態様の第2の実装形態では、連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングする工程は、スクライバに取り付けられたリニアモータを使用して、連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向にスクライバを断続的に移動させて、連続スクリムガラスウェブをスコアリングすることを含む。
例示的な方法の第4の態様では、連続スクリムガラスウェブの両面に圧力を印加する工程は、連続スクリムガラスウェブから発生する、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断するブレーカによって生じた振動を、少なくとも90パーセント低減することを含む。例示的な方法の第4の態様は、例示的な方法の第1、第2、及び/又は第3の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
例示的な方法の第5の態様では、例示的な方法は、ブレーカによって連続スクリムガラスウェブから破断された部分を収集ビン内に収集する工程をさらに含む。例示的な方法の第5の態様は、例示的な方法の第1、第2、第3、及び/又は第4の態様と組み合わせて実装することができるが、例示的な実施形態はこの点で限定されない。
例示的な方法の第6の態様では、破断力は、第1の力及び第2の力を含む。第6の態様によれば、連続スクリムガラスウェブから部分を断続的に破断する工程は、連続スクリムガラスウェブの対向する第1及び第2の面にそれぞれ第1及び第2の力を印加することによって、連続スクリムガラスウェブから部分を破断させる応力を連続スクリムガラスウェブに断続的に誘発することを含む。
III.結論
本主題は、構造的特徴及び/又は行為に固有の言語で説明されているが、添付の特許請求の範囲で定義される主題は、必ずしも上記の特定の特徴又は行為に限定されないものと理解されたい。むしろ、上述の特定の特徴及び行為は、特許請求の範囲を実施する例として開示されており、他の同等の特徴及び行為は、特許請求の範囲内にあることが意図されている。
個別の値、又は値の範囲が示されている場合、その値又は値の範囲は、特に明記しない限り、個別の数又は数の範囲よりも広く特許請求されうることに留意されたい。例えば、本明細書で提供される各値又は値の範囲は、近似値として特許請求される場合があり、この段落は、このような値又は値の範囲を、「おおよそ」その値、「おおよそ」その値の範囲、「約」その値、及び/又は「約」その値の範囲として列挙するときはいつでも、特許請求の範囲の導入のための先行詞及び書面によるサポートとして機能する。逆に、値又は値の範囲が、例えば、おおよそX又は約Xなど、近似又は一般論として記述されている場合、その値又は値の範囲は、このような広義の用語を使用せずに個別に主張することができる。当業者は、これらの近似の用語の範囲を容易に理解するであろう。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブを管理するためのシステムであって、該システムが、
前記連続スクリムガラスウェブを支持するように構成された第1のローラ;
ニップローラと前記第1のローラとの間に通された前記連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成されたニップローラ;及び
前記連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブが前記ニップローラと前記第1のローラとの間を横移動する間に、前記連続スクリムガラスウェブの部分を前記連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成されたブレーカ
を含む、システム。
実施形態2
第2のローラ;及び
前記第1及び第2のローラの各々の周りに部分的に巻き付けられたコンベヤベルトであって、前記第1のローラ又は前記第2のローラのうちの少なくとも一方が、前記コンベヤベルトを回転させるように構成される、コンベヤベルト
をさらに含む、実施形態1に記載のシステム。
実施形態3
前記第1のローラが、前記コンベヤベルトを回転させるように構成される、実施形態1又は2に記載のシステム。
実施形態4
前記コンベヤベルトが、ウレタン又はゴムのうちの少なくとも一方を含む表面を有する、実施形態2に記載のシステム。
実施形態5
前記第1及び第2のローラが、共通平面に含まれるそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転するように構成され;かつ
前記共通平面と水平面との間の角度が、少なくとも20度である、
実施形態2に記載のシステム。
実施形態6
前記連続スクリムガラスウェブの表面にスクライブマークを生成することによって該表面に欠陥を生じさせるように構成されたスクライバ;
をさらに含み、
前記ブレーカが、部分に力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブの部分を前記連続スクリムガラスウェブから破断するように構成される、
実施形態1から5のいずれかに記載のシステム。
実施形態7
軸の周りを回転させるように構成された回転可能なアーム
をさらに含み、
前記スクライバが、前記回転可能なアームの端部に取り付けられており;かつ
前記回転可能なアームが、前記軸の周りを角度方向に前記スクライバを断続的に揺動させて、前記連続スクリムガラスウェブの前記表面にスクライブマークを生成するように構成される、
実施形態6に記載のシステム。
実施形態8
前記連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向に前記スクライバを断続的に移動するように構成されたリニアモータ
をさらに含む、実施形態6に記載のシステム。
実施形態9
前記ニップローラが、前記ブレーカが前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断することによって生じる前記連続スクリムガラスウェブから発生する前記振動を、少なくとも90パーセント低減するように構成される、実施形態1から8のいずれかに記載のシステム。
実施形態10
前記ブレーカが、前記ガラス破断機を回転させて前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を破断するように構成された、回転可能なアームに取り付けられたガラス破断機を含む、実施形態1から9のいずれかに記載のシステム。
実施形態11
前記力が第1の力及び第2の力を含み;
前記ブレーカが、前記連続スクリムガラスウェブの対向する第1及び第2の面にそれぞれ第1及び第2の力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を破断させる応力を、前記連続スクリムガラスウェブに協調的に断続的に誘発するように構成された第1及び第2の部材を含む、
実施形態1から10のいずれかに記載のシステム。
実施形態12
連続スクリムガラスウェブから該連続スクリムガラスウェブの部分を断続的に破断する方法であって、前記連続スクリムガラスウェブが連続ガラスウェブの側部からスリットされており、該方法が、
第1の搬送ローラで前記連続スクリムガラスウェブを受け取る工程;
前記連続スクリムガラスウェブの両面に圧力を印加して、ニップローラと前記第1の搬送ローラとの間で前記連続スクリムガラスウェブを押圧することによって、前記連続スクリムガラスウェブからの振動を絶縁する工程;及び
前記連続スクリムガラスウェブが前記ニップローラと前記第1の搬送ローラとの間を通過するときに、ブレーカを使用して、前記部分に破断力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断する工程
を含む、方法。
実施形態13
前記第1の搬送ローラで前記連続スクリムガラスウェブを受け取る工程が、
前記第1の搬送ローラの周りを回転するコンベヤベルト上で前記連続スクリムガラスウェブを受け取る工程
を含む、実施形態12に記載の方法。
実施形態14
実施形態12又は13に記載の方法であって、前記コンベヤベルト上で前記連続スクリムガラスウェブを受け取る工程が、
ウレタン又はゴムのうちの少なくとも一方を含む表面を有する前記コンベヤベルト上で前記連続スクリムガラスウェブを受け取ること
を含む、実施形態12又は13に記載の方法。
実施形態15
前記連続スクリムガラスウェブを受け取る工程が、
共通平面内に位置づけられたそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転する前記第1の搬送ローラ及び第2の搬送ローラで前記連続スクリムガラスウェブを受け取ること
を含み、
前記共通平面と水平面との間の角度が少なくとも20度である、
実施形態12から14のいずれかに記載の方法。
実施形態16
スクライバを使用して、前記連続スクリムガラスウェブのセクションを断続的にスコアリングして、物理的欠陥を生じさせる工程
をさらに含み、
前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断する工程が、
前記部分に前記破断力を印加することによって、前記物理的欠陥において前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断すること
を含む、実施形態12から15のいずれかに記載の方法。
実施形態17
前記連続スクリムガラスウェブの前記セクションを断続的にスコアリングする工程が、
回転可能なアームを軸の周りで回転させて前記連続スクリムガラスウェブの前記セクションをスコアリングすることによって、該回転可能なアームに取り付けられた前記スクライバを断続的に搖動させること
を含む、実施形態16に記載の方法。
実施形態18
実施形態16に記載の方法であって、前記連続スクリムガラスウェブの前記セクションを断続的にスコアリングする工程が、
前記スクライバに取り付けられたリニアモータを使用して、前記連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向に前記スクライバを断続的に移動し、前記連続スクリムガラスウェブをスコアリングすること
を含む、実施形態16に記載の方法。
実施形態19
前記連続スクリムガラスウェブの前記両面に圧力を印加する工程が、
前記連続スクリムガラスウェブから発生する、前記ブレーカが前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断することによって生じる振動を、少なくとも90パーセント低減すること
を含む、実施形態12から18のいずれかに記載の方法。
実施形態20
前記破断力が第1の力及び第2の力を含み;かつ
前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断する工程が、
前記連続スクリムガラスウェブの対向する第1及び第2の面にそれぞれ前記第1及び第2の力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を破断させる応力を前記連続スクリムガラスウェブに断続的に誘発すること
を含む、実施形態12から18のいずれかに記載の方法。
実施形態21
連続スクリムガラスウェブ管理システムであって、該システムが、
連続ガラスウェブにスリットを形成して第1、第2、及び第3の連続ウェブとするように構成されたスリットステーションであって、前記第1及び第2の連続ウェブが、前記連続ガラスウェブのそれぞれ左側部及び右側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブである、スリットステーション;
第1のスクリム管理ステーションであって、
第1のニップローラと第1の支持ローラとの間にある第1の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、前記第1の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成された第1のニップローラと、
前記第1の連続スクリムガラスウェブが該第1の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、前記第1のニップローラと前記第1の支持ローラとの間を横移動する間に、前記第1の連続スクリムガラスウェブから該第1の連続スクリムガラスウェブの部分を断続的に破断するように構成された第1のブレーカと
を含む、第1のスクリム管理ステーション、及び
第2のスクリム管理ステーションであって、
第2のニップローラと第2の支持ローラとの間にある第2の連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、前記第2の連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成された第2のニップローラと、
前記第2の連続スクリムガラスウェブが該第2の連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、前記第2のニップローラと前記第2の支持ローラとの間を横移動する間に、前記第2の連続スクリムガラスウェブから該第2の連続スクリムガラスウェブの部分を断続的に破断するように構成された第2のブレーカと
を含む、第2のスクリム管理ステーション
を含む、システム。
100 準備システム
102 ガラスロール
105 巻き戻しステーション
110 ライナ収集ロール
115 ガラスウェブ
120 スリットステーション
125 ダンサローラ
130,600,700 スクリムガラス管理ステーション/耐力試験ステーション
135 巻き取りステーション
140 ライナローラ
145 積層ステーション
150 コントローラ
205 スクライバホイール
210 ホイール回転モータ
215 コンベヤベルトシステム
220 収集ビン
225 コンベヤベルト
230,615,710 前方搬送ローラ
305 連続スクリムガラスウェブ
312 連続スクリムガラスウェブの部分
320,625,720 後方搬送ローラ
330,510,630,635 ブレーカアーム
335,620,715 後方ニップローラ
337 油圧シリンダ
340 ブレーカアクチュエータ
350 ニップ点
415 接触点
515,520 破断ハンマー
605,705 前方ニップローラ
610 ベルト
630,635 ハンマー

Claims (10)

  1. 連続ガラスウェブの側部からスリットされた連続スクリムガラスウェブを管理するためのシステムであって、該システムが、
    前記連続スクリムガラスウェブを支持するように構成された第1のローラ;
    ニップローラと前記第1のローラとの間に通された前記連続スクリムガラスウェブに圧力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブから発生する振動を絶縁するように構成されたニップローラ;及び
    前記連続スクリムガラスウェブに力を印加することによって、前記連続スクリムガラスウェブが前記ニップローラと前記第1のローラとの間を横移動する間に、前記連続スクリムガラスウェブの部分を前記連続スクリムガラスウェブから断続的に破断するように構成されたブレーカ
    を含む、システム。
  2. 第2のローラ;及び
    前記第1及び第2のローラの各々の周りに部分的に巻き付けられたコンベヤベルトであって、前記第1のローラ又は前記第2のローラのうちの少なくとも一方が、前記コンベヤベルトを回転させるように構成される、コンベヤベルト
    をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のローラが、前記コンベヤベルトを回転させるように構成される、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記コンベヤベルトが、ウレタン又はゴムのうちの少なくとも一方を含む表面を有する、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記第1及び第2のローラが、共通平面に含まれるそれぞれ第1及び第2の軸の周りを回転するように構成され;かつ
    前記共通平面と水平面との間の角度が、少なくとも20度である、
    請求項2に記載のシステム。
  6. 前記連続スクリムガラスウェブの表面にスクライブマークを生成することによって該表面に欠陥を生じさせるように構成されたスクライバ
    をさらに含み、
    前記ブレーカが、部分に力を印加することによって前記連続スクリムガラスウェブの部分を前記連続スクリムガラスウェブから破断するように構成される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 軸の周りを回転させるように構成された回転可能なアーム
    をさらに含み、
    前記スクライバが、前記回転可能なアームの端部に取り付けられており;かつ
    前記回転可能なアームが、前記軸の周りを角度方向に前記スクライバを断続的に揺動させて、前記連続スクリムガラスウェブの前記表面にスクライブマークを生成するように構成される、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記連続スクリムガラスウェブのウェブ横断方向に前記スクライバを断続的に移動するように構成されたリニアモータ
    をさらに含む、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記ニップローラが、前記ブレーカが前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を断続的に破断することによって生じる前記連続スクリムガラスウェブから発生する前記振動を、少なくとも90パーセント低減するように構成される、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記ブレーカが、ガラス破断機を回転させて前記連続スクリムガラスウェブから前記部分を破断するように構成された、回転可能なアームに取り付けられたガラス破断機を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
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