JP2022179351A - 光源装置及び検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非線形光学結晶による波長変換光の出力低下を抑制する。【解決手段】本発明に係る光源装置100は、連続発振レーザ光である基本波L1を生成する基本波光源110と、複数の光学鏡から構成される外部共振器130と、外部共振器130の内部に設置され、基本波L1よりも波長の短い光を発生する非線形光学結晶150とを備える。光源装置100は、基本波光源110と外部共振器130との間に配置され、外部共振器130の共振周波数間隔の整数倍の変調周波数によって基本波L1を変調する少なくとも1つの位相変調器120を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置及び検査装置に関する。
非線形光学結晶を外部共振器の内部に配置し、干渉効果を利用して高効率に波長変換を行うことが知られている。このような場合、単一周波数(縦シングルモード)のレーザ光を非線形光学結晶に入射するのが一般的である。外部共振器の長さを、アクチュエータを用いて単一周波数のレーザ光の波長の整数倍に制御することで、干渉が保たれ、連続発振の波長変換光が発生する(例えば、特許文献1参照)。なお、単一周波数以外のレーザ光を外部共振器により波長変換する技術も提案されている。例えば、特許文献2は、数100本もの縦マルチモードのレーザ光を波長変換して、ノイズの少ない光を発生する技術を開示している。
ここで、単一周波数のレーザ光を非線形光学結晶に入射すると、発生する紫外光のエネルギーによって結晶の内部が変質し、出力が時間と共に低下することが知られている。極端な場合には、結晶内部に周期的な屈折率分布が生じ、透過型回折格子が形成され、共振器内を周回する基本波が反射され逆周回する(特許文献3参照)。逆周回した光がレーザ光源に戻ると、基本波が不安定になったり、単一周波数発振が乱されて複数周波数発振が生じたりする現象に至り、さらには紫外光の出力が大幅に減少するおそれがある。結晶の内部の変質が、発生する光の出力を制限し、光源の信頼性を損なう要因となっていた。
単一周波数発振のレーザは、レーザの利得の範囲内で発振し得る縦モードにおいて、波長選択素子等で他のモードの損失を高めることにより、一つのモードの光だけが発振するように構成される。しかし、外部の光学部品から反射光等の光が入射すると、発振が乱されて、単一周波数の発振を保てなくなる可能性がある。そこで、反射光を抑制するために、光路上に光アイソレータが設置されるが、光アイソレータだけでは外部からの光の入射を完全に防ぐことはできない場合がある。
一方、共振器長の制御には、一般的にPDH(Pound Drever Hall)法(FMサイドバンド法とも称される)や、Hansch Couillaud法が用いられる。ここで、PDH法では、基本波となるレーザ光を位相変調器で変調することにより、誤差信号を生成する。このような場合、位相変調器の変調周波数は、一般的に外部共振器の周波数間隔(FSR:Free Spectral Range)の5~20%程度に設定される。そして、位相変調器の変調度は、波長変換される搬送波のパワー損失が小さくなるように小さい値(例えば、0.5未満)が設定される(例えば、特許文献4参照)。
また、特許文献5は、位相変調器を用いてレーザ光の過干渉性を低減する技術を開示している。なお、特許文献5では、上述した非線形光学結晶の変質についての言及はされていない。
特許3309430号公報 米国特許第5696780号明細書 特開2007-163893号公報 特開平5-243661号公報 特開平9-121069号公報
上記の通り、紫外光のエネルギーによって非線形光学結晶の出力が時間とともに低下するという問題があった。この問題の解決策として、特許文献3は、(1)レーザの中心波長を変化させる、(2)非線形光学結晶の温度を変化させる、(3)非線形光学結晶に応力を与える、(4)非線形光学結晶に紫外光を照射する等の方法を提案している。しかし、(1)及び(2)の方法は、波長変換で最も重要な位相整合条件を外してしまうという致命的な欠陥があり実用化は極めて困難である。また、(3)及び(4)の方法は、具体的な構成が不明であり、効果の有無も確認できていない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、非線形光学結晶による波長変換光の出力低下を抑制する光源装置及び検査装置を提供する。
本発明に係る光源装置は、
連続発振レーザ光である基本波を発生する基本波光源と、
複数の光学鏡から構成される外部共振器と、
前記外部共振器の内部に設置され、前記基本波よりも波長の短い光を発生する非線形光学結晶と、を有する光源装置であって、
前記基本波光源と前記外部共振器との間に配置され、前記外部共振器の共振周波数間隔の整数倍の変調周波数によって前記基本波を変調する少なくとも1つの位相変調手段、
を備える。
また、本発明に係る検査装置は、上記光源装置で発生した前記光を試料に照射して検査を行う。
本発明によれば、非線形光学結晶による波長変換光の出力低下を抑制する光源装置及び検査装置を提供できる。
実施形態1にかかる光源装置の構成を示す構成図である。 変調波の0次~2次のスペクトル成分の光強度と変調度との関係を示すグラフである。 変調度が1.0のときの変調波の各スペクトル成分の光強度を示すグラフである。 変調度が1.5のときの変調波の各スペクトル成分の光強度を示すグラフである。 変調度が2.0のときの変調波の各スペクトル成分の光強度を示すグラフである。 変調度が3.0のときの変調波の各スペクトル成分の光強度を示すグラフである。 実施形態1にかかる位相変調器の構成例を示すブロック図である。 実施形態1にかかる位相変調器の動作例を示す概略図である。 実施形態1にかかる外部共振器における共振周波数の計算結果を示す概略図である。 変調度が0.9のときの変調波及び波長変換光のパワースペクトルを示すグラフである。 変調度が1.5のときの変調波及び波長変換光のパワースペクトルを示すグラフである。 変形例にかかる光源装置の構成を示す構成図である。 変形例にかかる位相変調器の第1の構成例を示す概略図である。 変形例にかかる位相変調器の第2の構成例を示す概略図である。 実施形態1にかかる検査装置の構成例を示す構成図である。 変調深さと最大紫外出力光との関係を示すグラフである。
以下、本実施形態の具体的構成について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
(実施形態1)
実施形態1にかかる光源装置は、非線形光学結晶によって基本波を波長変換し、基本波よりも短い波長の光を生成する光源装置である。実施形態1では、フォトマスクなどの半導体検査装置の照明光源として用いられる光源装置について説明するが、光源装置の用途は検査装置に限られるものではない。
実施形態1に係る光源装置100について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る光源装置100の構成を示す構成図である。光源装置100は、基本波光源110、位相変調器120、外部共振器130、アクチュエータ140、及び非線形光学結晶150を備えている。
基本波光源110は、連続発振レーザ光である基本波L1を発生する。基本波光源110は、単一周波数CW(Continuous Wave)レーザ光源である。基本波L1の周波数をfとし、波長をλとする。基本波L1は、後述する位相変調器120によって位相変調された後、後述する非線形光学結晶150に入射される。
位相変調器120は、基本波光源110と後述する外部共振器130との間に配置される。位相変調器120として、例えば、LiNBO、KTP(KTiOPO)、BBO(β-BaB)等の非線形光学結晶に電極を設けた電気光学的な位相変調器が使用されてもよい。
位相変調器120は、後述する外部共振器130の共振周波数間隔Fの整数倍の変調周波数fによって基本波L1を変調し、変調波L2を生成する。基本波L1を位相変調することにより、側帯波(サイドバンド光とも称される)が発生する。
外部共振器を用いた波長変換において位相変調を行うと、一般に側帯波は外部共振器の共振条件を満たさないので波長変換光の出力は下がってしまう。そこで、光源装置100では、変調周波数fを外部共振器130の共振周波数間隔Fないしその整数倍に一致させ、全ての側帯波の共振条件(L=λ×整数)を満足させる。これにより、側帯波も外部共振器130内で共振し、波長変換に寄与できる。結果として、光源装置100は、単一周波数の光を非線形光学結晶150に入力させた場合と同等の短波長光を発生できる。
図2は、位相変調器120の変調度(変調深さとも称される)βと、変調波L2の0次~3次のスペクトル成分の光の強度との関係を示すグラフである。横軸は、位相変調器120の変調度βを表している。縦軸は各スペクトル成分の光強度を表している。変調波L2の0次成分の光強度は実線で示されており、変調波の1次成分の光強度は1点鎖線で示されており、変調波L2の2次成分の光強度は点線で示されており、変調波L2の3次成分の光強度は2点鎖線で示されている。変調波L2の0次のスペクトル成分は、基本波L1と同一の周波数fを有する成分であり、搬送波とも称される。変調波L2の1次成分、2次成分、及び3次成分は、側帯波を表している。
図2を参照すると、例えば変調度βが3ラジアンのとき、変調波L2の1次~3次の成分の光強度は十分大きい。このような場合、変調波L2には、3つの下側側帯波(-3次~-1次成分)、搬送波(0次成分)、及び3つの上側側帯波(+1次~+3次成分)が少なくとも含まれ、計7種類以上の波長の光を含むマルチモード光となる。サイドバンド光の数は、位相変調に用いられる高周波電力や結晶のサイズ等に依存した変調度βに応じて変化する。位相変調器120は、計3~10の光を含むマルチモード光を生成できる。
図3~図6は、変調度βをそれぞれ1.0、1.5、2.0、3.0としたときの変調波L2の各スペクトル成分の光強度を示すグラフである。縦軸は光強度を表し、横軸は各スペクトル成分の次数を表している。
図3を参照すると、変調度βが1.0のときの変調波L2は、搬送波及び(±1)次の側帯波を含み、3種類の波長の光を含むマルチモード光となる。図4を参照すると、変調度βが1.5のときの変調波L2は、搬送波、(±1次)の側帯波、及び(±2次)の側帯波を含み、計5種類の波長の光を含むマルチモード光となる。図5を参照すると、変調度βが2.0のときの変調波L2は、搬送波、(±1次)の側帯波、(±2)次の側帯波、及び(±3)次の側帯波を含み、計7種類の波長の光を含むマルチモード光となる。図6を参照すると、変調度βが3.0のときの変調波L2は、搬送波、(±1)次の側帯波、(±2)次の側帯波、(±3)次の側帯波、及び(±4)次の側帯波を含み、計9種類の波長の光を含むマルチモード光となる。
位相変調器120は、例えば、0.5ラジアン以上の変調度βで基本波L1を変調してもよい。変調度βを0.5ラジアン以上とすることにより、位相変調器120は、±1次の側帯波を生じさせることができるため好ましい。また、変調度を1ラジアン以上とすることにより、位相変調器120は、(±1)次の側帯波と(±2)次の側帯波を生じさせることができるためさらに好ましい。
変調波L2の搬送波だけでなく側帯波も、後述する外部共振器130において共振する。以下、その理由について説明する。上述の通り、位相変調器120の変調周波数fと、後述する外部共振器130の共振周波数間隔Fとの間には、f=F×N(Nは2以上の整数)という関係が成立する。そして、変調波L2に含まれる側帯波の周波数は、それぞれf±N×F、f±2N×F、f±3N×F・・・となる。したがって、周波数fの基本波L1が外部共振器130で共振する場合、変調波L2の側帯波も外部共振器130で共振する。よって、光源装置100における波長変換の効率は、位相変調器120を備えない従来技術と比べても殆ど変化しない。
位相変調器120の数は複数であってもよい。図7は、2台の位相変調器120-1及び120-2を備える構成を示す概略図である。位相変調器120-1は、基本波L1を変調し、変調波L2-1を生成する。位相変調器120-2は、変調波L2-1を変調し、変調波L2-2を出力する。
例えば、位相変調器120-1の変調度βが1.3であり、位相変調器120-2の変調度βが1.3であるとする。このような場合、位相変調器120-1及び120-2は、光の1つのスペクトル成分から、3つのスペクトル成分を生成する(図2参照)。
そして、位相変調器120-1及び位相変調器120-2は、変調周波数fが互いに異なっているものとする。例えば、位相変調器120-1の変調周波数fは、位相変調器120-2の変調周波数fの3倍とする。
図8は、位相変調器120-1及び位相変調器120-2の動作の概要を示す概略図である。図8の上から1番目のグラフは、位相変調器120-1が出力する変調波L2-1のパワースペクトルを表している。図8の上から2番目のグラフは、位相変調器120-2が出力する変調波L2-2のパワースペクトルを表している。
位相変調器120-1は、例えば、後段の位相変調器120-2の変調周波数fの3倍の変調周波数fで基本波L1を変調する。そして、位相変調器120-2は、変調波L2-1の3つのスペクトル成分の各々から3つのスペクトル成分を生成し、計9種類の光を含む変調波L2-2を生成する。このように、複数台の位相変調器120を備えることにより、光源装置100は、基本波L1からより多くのサイドバンド光を生成できる。尚、位相変調器120の数は、2台には限られない。
図1に戻り説明を続ける。外部共振器130は、複数(例えば、4枚)の光学鏡131~134から構成される。光学鏡131~134は、例えば凹面鏡又は平面鏡である。変調波L2は、光学鏡131を介して、外部共振器130に導かれる。変調波L2は、光学鏡131~134での反射を順番に繰り返していく。外部共振器130内には、後述する非線形光学結晶150が配置されている。
光学鏡131~134のうちの一つ(例えば、光学鏡134)には、外部共振器130の長さ(以下、外部共振器長Lと称する)を調整するためのアクチュエータ140が取り付けられる。図示しない制御装置がアクチュエータ140を適切に制御することにより外部共振器130の共振が保たれる。
上記の通り、変調波L2には搬送波及び側帯波が含まれており、搬送波だけでなく側帯波も外部共振器130で共振する。以下では、複数種類の光が外部共振器130で共振する条件について補足的な説明を行う。
2つの対向する鏡からなる直線型光共振器の場合、共振する光の波長λは、その半分が外部共振器長Lに一致する。したがって、λ=2×L/N(Nは整数)、つまりN=(2×L)/λが成立する。2つの互いに異なる波長λ及びλの光が共振する場合には、(2×L)/λ=N、(2×L)/λ=M(N、Mは互いに異なる整数)が成立する。したがって、光の周波数ν及びνについて、ν=c/λ=(c×N)/(2×L)、ν=c/λ=(c×M)/(2×L)が成立する(cは、光速度を表す)。
周波数の差分ν-νは、{(c×N)/(2×L)-(c×M)/(2×L)}={(N-M)×c}/(2×L)[Hz]となる。ここで、差分ν-νの最小値(以下、Δνと称される)は、上述した共振器周波数間隔Fを表す。N-Mの最小値は1であるため、共振周波数間隔F=Δν=c/(2×L)となる。
したがって、共振する光に対して、その周波数の差が共振周波数間隔F=c/(2×L)の整数倍に一致する光の全てが、その共振器において共振することになる。なお、3枚以上の鏡から構成されるリング型共振器の場合、共振器周波数間隔F=c/Lとなる。
位相変調器120は、上記の通り、共振器周波数間隔Fの整数倍の周波数で位相変調を行う。したがって、変調波L2に含まれる全ての種類の光が、外部共振器130で共振することとなる。
図9は、リング型の外部共振器130における共振周波数νの具体的な数値例を示している。共振器長Lが0.6mの場合、共振器周波数間隔F=(c/L)は、5×10[Hz]となる。共振する光の周波数(例えば、3×1014)に対して、周波数の差が共振周波数間隔Fの(-1)倍(例えば、(3×1014)-(5×10)[Hz])となる光や、共振周波数間隔Fの(+1)倍(例えば、(3×1014)+(5×10)[Hz])となる光も、その共振器において共振していることがわかる。
図1に戻り説明を続ける。非線形光学結晶150は、外部共振器130の内部に設置され、基本波L1よりも波長の短い光(以下、波長変換光L3と称される)を発生する。非線形光学結晶150は、ここでは光学鏡131と光学鏡132の間に配置されている。波長変換光L3には、λ/2の波長成分が含まれる。ここで、λは、上記の通り、基本波L1の波長、つまり変調波L2に含まれる搬送波の波長を表している。非線形光学結晶150は、例えばBBO(β-BaB)結晶、CLBO(CsLiB)結晶、又はLBO(LiB)結晶であり、400nm以下の波長の光を生成してもよい。
図10及び図11は、波長変換光L3のパワースペクトルを示す概略図である。図10の上から1番目のグラフは、位相変調器120の変調度βが0.9のときの変調波L2のパワースペクトルを表す。基本波L1を変調度0.9で位相変調すると、3つの周波数成分(例えば、f、f+f及びf-f)を含む変調波L2が得られる。このような変調波L2を非線形光学結晶150により波長変換すると、5つの周波数成分(例えば、2f、2f+f、2f-f、2f+2f、及び2f-2f)を含む波長変換光L3が得られる。
図11の上から1番目のグラフは、位相変調器120の変調度βが1.5のときの変調波L2のパワースペクトルを表す。基本波L1を変調度β1.5で位相変調すると、5つの周波数成分(例えば、f、f+f、f-f、f+2f、f-2f)を含む変調波L2が得られる。このような変調波L2を非線形光学結晶150により波長変換すると、9つの周波数成分(例えば、2f、2f+f、2f-f、2f+2f、2f-2f、2f+3f、2f-3f、2f+4f、2f-4f)を含む波長変換光L3が得られる。
次に、実施形態1にかかる光源装置が奏する効果について説明する。上記の通り、特許文献3は、紫外光の作用により非線形光学結晶内に屈折率分布が発生することを指摘している。本願の発明者は、位相変調により搬送波に加えて側帯波を発生させ、搬送波と側帯波の全てを外部共振器で共振させることにより、屈折率分布の発生を抑制できることを発見した。この効果は、非線形光学結晶に入射する入射光と、発生する紫外光との可干渉性が低減し、屈折率分布が発生しなくなることによるものと推測される。
非線形光学結晶150に入力される変調波L2は、単一周波数の光ではなく複数の周波数成分を含む光であるため、実質的に光スペクトル幅(帯域)が拡大している。これにより、変調波L2及び波長変換光L3の両方の可干渉性が低下するため、非線形光学結晶150において干渉効果に基づく透過型回折格子が出来にくくなる。その結果、非線形光学結晶150は、より高い出力の波長変換光L3を生成できる。
次に、具体例として、基本波光源110が波長532nmの基本波L1を生成し、波長266nmの紫外光である波長変換光L3を生成する例について説明する。非線形光学結晶150を長さ10mmのBBO結晶とし、外部共振器130が共振器長400mmのリング型共振器とする。このような場合、光路長=390+10×(BBOの屈折率1.672)=406.72mmとなり、共振器周波数間隔F=c/L=737.1MHzとなる。基本波L1を変調周波数fm=737.1MHz、変調度を1ラジアン以上として位相変調すると、737.1MHzの周波数間隔ごとにサイドバンド光が発生する。位相変調器120として、LiNBO、KTP(KTiOPO)、BBO(β-BaB2O)等の非線形光学結晶に電極を設けた電気光学的な位相変調器が使用される。
位相変調前の光、及びサイドバンド光の全てが外部共振器の共振条件を満たす場合、非線形光学結晶150に入射する光の強度は、位相変調の深さ(変調度)に依存しない。したがって、非線形光学結晶150から出射される光の強度は、位相変調しなかった場合(単一周波数の場合)の光の強度と同等である。
基本波が単一周波数の場合、そのスペクトル幅は極めて狭く(例えば、100kHz以下)、干渉性が極めて強い(例えば、過干渉距離が数km)。これに対して、周波数間隔f=737.1MHzで周波数変調し、例えば10本のサイドバンド光を発生した場合、スペクトル幅は、737.1×9=6.6GHzとなる。したがって、位相変調された光は、過干渉距離が45mm程度であり、可干渉性の弱い光となる。これにより、干渉効果に基づく透過型回折格子がBBO結晶等の非線形光学結晶150内に発現することを抑制できる。
なお、BBO結晶の位相整合許容幅は、100GHz程度あるため、波長変換効率が低下することはない。発明者は、7本程度のサイドバンド光を発生させた場合、透過型回折格子の発現による紫外光出力の限界値が、2倍程度に上昇することを発見した(図16参照)。
実施形態1にかかる光源装置によると、非線形光学結晶における結晶の変質を抑制し、より高出力の短波長光を生成できる。また、非線形光学結晶の変質による反射光の生成を抑制できるため、基本波を安定化させることにより、より安定な短波長光を生成できる。さらに、実施形態1にかかる光源装置によると、紫外光の干渉性を下げることにより、スペックルノイズの低い短波長光を生成できる。
(変形例1)
変形例1にかかる光源装置100aは、上述した位相変調器120に加え、共振器長を制御するための誤差信号を生成する誤差変調器を備える。図12は、光源装置100aの構成を示す構成図である。光源装置100aは、上述した光源装置100と比べて、誤差変調器160、RF(Radio Frequency)発振器170、検出器180、ミキサ190、ローパスフィルタ200、及びサーボ制御器210が追加されている。
誤差変調器160は、位相変調器120と同様に、基本波光源110と外部共振器130との間に配置されており、FMサイドバンド法における誤差信号を発生するために用いられる。誤差変調器160は、位相変調器120が変調した変調波L2をさらに変調し、変調波L2aを出力する。ここで、誤差変調器160は、RF発振器170が出力した変調信号fを用いて、変調波L2を位相変調する。位相変調器120の位相変調に用いられる変調信号fと、誤差変調器160の位相変調に用いられる変調信号fは周波数が異なる。誤差変調器160から出射された変調波L2aは、外部共振器130に導かれる。
検出器180は、外部共振器130に送られた変調波L2aの反射光Rを検出する。ミキサ190は、反射光Rの検出信号とRF発振器170の変調信号fとを乗算する。乗算結果がローパスフィルタ200に通されることで、外部共振器長Lの制御に用いられる誤差信号が生成される。サーボ制御器210は、誤差信号を用いてアクチュエータ140を駆動する。
ここで、光源装置100aは、位相変調器120の機能と誤差変調器160の機能とを兼ね備える1台の位相変調器220を有していてもよい。図13及び図14は、位相変調手段と誤差変調手段とを兼ね備えた位相変調器220の構成例を示している。
図13は、変形例1にかかる位相変調器220の第1の構成例を示す概略図である。図14に示す位相変調器220は、電気光学結晶221と、電極222-1及び222-2とを備えている。電極222-1及び222-2には、電気光学結晶221に電場を印加するための変調信号が入力される。電極222-1には、位相変調器120で用いられる変調信号fが入力される。そして、電極222-2には、誤差変調器160で用いられる変調信号fが入力される。電気光学結晶221から出射される光には、サイドバンド光と誤差変調に用いられる光の成分の両方が含まれている。
図14は、変形例1にかかる位相変調器220の第2の構成例を示す概略図である。図14に示す位相変調器220は、電気光学結晶221、電極222、及びミキサ223を備えている。ミキサ223は、位相変調器120で用いられる変調信号fと、誤差変調器160で用いられる変調信号fとを乗算する。電極222にミキサ125の出力が入力され、電気光学結晶221に電場が印加される。電気光学結晶221から出射される光には、サイドバンド光と誤差変調に用いられる光の成分の両方が含まれている。
変形例1にかかる光源装置によると、FMサイドバンド法を用いて外部共振器の共振器長を適切に制御できる。サイドバンド光の生成に用いられる位相変調器は、誤差変調手段を兼ね備えることができる。なお、位相変調器の変調周波数は基本波発生用レーザ光源の縦モード間隔とも一致させることが望ましい。その場合、万一レーザ光源の単一周波数発振が保たれずに縦マルチモード発振する場合にも、外部共振器においては全てのモードを共振し続けさせることができるので、安定に高出力の紫外光を発生できる。
(検査装置)
次に、実施の形態1にかかる光源装置100を用いた検査装置の構成について、図15を用いて説明する。図15は、検査装置300の全体構成を示す図である。図15に示す検査装置300は、半導体製造の露光工程に用いられるマスクの検査装置である。なお、検査対象であるフォトマスクは、主に193nmのDUV光を露光波長とするリソグラフィーに用いられる。もちろん、検査対象はフォトマスクに限定されるものではない。
図15に示すように、検査装置300は、光源装置100、レンズ302a~302d、均一化光学系303a、303b、λ/2波長板304、偏光ビームスプリッタ305、λ/4波長板306、対物レンズ307、結像レンズ311、二次元光検出器312、ハーフミラー313a、ミラー313b~313c、コンデンサーレンズ314、3λ/4波長板315を有している。
光源装置100はP波である照明光L111を発生する。照明光L111は、図1の波長変換光L3に相当する。あるいは、波長変換光L3をさらに波長変換素子に入射させることで、発生した波長変換光を照明光として用いてもよい。照明光L111はハーフミラー313aにより2本の照明光に分岐される。ここで、ハーフミラー313aを透過した照明光L111は、反射照明用レーザ光L301となり、ハーフミラー313aで反射した照明光L111は、透過照明用レーザ光L306となる。
反射照明用レーザ光L301は、レンズ302aで集光され、均一化光学系303aに入射する。均一化光学系303aには、例えば、ロッド型インテグレータと呼ばれるものなどが適する。
均一化光学系303aから、空間的に強度分布が均一化された反射照明用レーザ光L301が出射する。反射照明用レーザ光L301は、レンズ302bを通り、λ/2波長板304を通ることによって偏光方向が90度回転してS波となる。そして、S波となった反射照明用レーザ光L301は、偏光ビームスプリッタ305に入射し、反射照明用レーザ光L302のように図5の下方に反射する。反射照明用レーザ光L302は、λ/4波長板306を通って円偏光の反射照明用レーザ光L303になる。反射照明用レーザ光L303は、対物レンズ307を通ってマスク308のパターン面309内の観察領域310を照明する。なお、以上は反射照明と呼ばれる照明系である。そして、マスク308のパターン面309で反射して上方に進む反射光がレーザ光L304となる。
一方、光源装置100から供給された透過照明用レーザ光L306は、ミラー313bで反射される。ミラー313bで反射した透過照明用レーザ光L306は、レンズ302cで集光され、均一化光学系303bに入射する。均一化光学系303b内を進むことで、空間的に強度分布が均一化された透過照明用レーザ光L307が出射する。透過照明レーザ光L307はレンズ302dを通過し、ミラー313cで反射し、3/4波長板315を通過して、円偏光の透過照明レーザ光L308のようになる。そして、透過照明用レーザ光L308は、コンデンサーレンズ314を通り、マスク308のパターン面309内の観察領域310を照射する。なお、以上は透過照明と呼ばれる照明系である。マスク308を通過して、上方に進む透過光は、レーザ光L304となる。
マスク308を反射したレーザ光L304、又はマスク308を透過したレーザ光L304は、対物レンズ307を通過後、λ/4波長板306を通過して直線偏光に戻る。上方に進むレーザ光L304は、下方に進む透過照明用レーザ光L302とは偏光方向が直交するP波となり、偏光ビームスプリッタ305を透過する。その結果、レーザ光L305のように進んで結像レンズ311を通過して二次元光検出器312に当たる。したがって、二次元光検出器312は、波長変換光により照明されたマスク308を撮像する。観察領域310を二次元光検出器312上に拡大投影させて、パターン検査する。なお、二次元光検出器312としては、CCDセンサ、CMOSセンサ、又はTDIセンサなどの撮像装置を用いることができる。
上記のように、光源装置100は、非線形光学結晶における結晶の変質を抑制し、より高出力の短波長光を安定に生成できる。よって、高い精度で欠陥を検出することができ、検査速度を向上できる。
実施形態1によれば、非線形光学結晶を用いてレーザ光を短波長化した光源装置100において、安定した高出力の短波長出力を実現する。半導体検査用の光源装置100においては、被測定物への照射光量が多少でも変動すると、測定データにばらつきが生じ、正確な検査結果が得られなくなる。また、長期間に渡っての出力安定性も求められる。実施形態1に係る光源装置によって、レーザ光の光量を安定化させることができる。よって、光源装置100からの波長変換光L3によって、検査対象を照明することで、安定した検査が可能となる。また、実施形態1によれば、検査装置における干渉ノイズを低減できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に、上記の実施形態による限定は受けない。
100、100a 光源装置
110 基本波光源
120、120-1、120-2 位相変調器
130 外部共振器
131、132、133、134 光学鏡
140 アクチュエータ
150 非線形光学結晶
160 誤差変調器
170 RF発振器
180 検出器
190 ミキサ
200 ローパスフィルタ
210 サーボ制御器
220 位相変調器
221 電気光学結晶
222、222-1、222-2 電極
223 ミキサ

Claims (8)

  1. 連続発振レーザ光である基本波を生成する基本波光源と、
    複数の光学鏡から構成される外部共振器と、
    前記外部共振器の内部に設置され、前記基本波よりも波長の短い光を発生する非線形光学結晶と、を有する光源装置であって、
    前記基本波光源と前記外部共振器との間に配置され、前記外部共振器の共振周波数間隔の整数倍の変調周波数によって前記基本波を変調する少なくとも1つの位相変調手段を備える、光源装置。
  2. 前記変調周波数が、前記基本波を生成するレーザの縦モード間隔に等しい、
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記位相変調手段による変調度は、0.5ラジアン以上である、
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記光源装置は、
    前記変調周波数が互いに異なる複数の前記位相変調手段を備える、
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  5. 前記光源装置は、
    前記基本波光源と前記外部共振器との間に配置され、FMサイドバンド法における誤差信号を発生するための誤差変調手段、
    をさらに備える請求項1又は2に記載の光源装置。
  6. 前記位相変調手段と前記誤差変調手段とを兼ね備える位相変調器を有する、
    請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記非線形光学結晶は、BBO結晶、CLBO結晶、LBO結晶のいずれかであり、400nm以下の波長の前記光を発生する、
    請求項1又は2に記載の光源装置。
  8. 請求項1又は2に記載の光源装置で発生した前記光を試料に照射して検査を行う検査装置。
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