JP2022172402A - 固形燃料 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022172402000001
【課題】軟質ウレタン(低反発性ウレタン又は低硬度ウレタン)と熱可塑性プラスチックを主成分とする固形燃料で且つ外観性の良好な固形燃料を提供する。
【解決手段】軟質ウレタンの軟質微粉末46と熱可塑性プラスチックの破砕物68を主成分とする円筒形状の固形燃料80であって、スポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末46の平均粒径が1.0mm以下であり、軟質微粉末の比率は、5質量%~80質量%であり、破砕物の比率は、20質量%~95質量%である。固形燃料80は、円筒形状で且つ膨れがゼロ又は許容できる程度に微小である。
【選択図】図6

Description

本発明は、軟質ウレタン廃材の有効利用技術に関する。
ウレタンフォームは、ベッド、ソファー、マット、座布団などの生活用品又は工業製品に使用される。生活用品又は工業製品は、古くなったり汚れたりすると処分される。
古くは埋め立て処理されたが、埋め立て処理場の確保が難しくなってきたため、現在は焼却処理が主流となっている。
ウレタンフォームは、石油由来製品であるため、原油資源の枯渇問題を考慮すると、埋め立てや焼却ではなく、有効な二次利用が求められる。
そこで、ウレタンフォームを、燃料ペレットにすることで二次利用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術は、ウレタンフォームを10mm以下に破砕する工程と、得られた破砕粉を負圧雰囲気中でリング状ダイに投入しプレスロールで押すことでダイ孔から押し出して燃料ペレットを得る圧縮工程とを備える(特許文献1、請求項1)。
本発明者らが検討したところ、特許文献1の技術には、次に述べる問題点がある。
先ず、負圧雰囲気中で圧縮工程を実施するため、圧縮設備を囲う真空容器(気密カバー)と、真空ポンプが必要になる。真空容器や真空ポンプは高価である。加えて、真空ポンプを運転するため電気代が嵩む。結果、圧縮設備がコストアップになり、運転コストが嵩む。
また、ウレタンフォームは、硬質ウレタンフォームである(特許文献1、段落0021)。
一方、ベッド、ソファー、マット、座布団などの生活用品又は工業製品に使用されるウレタンフォームは、弾力性に富む軟質ウレタンフォーム(以下、軟質ウレタンと略記する。)である。
そこで、軟質ウレタンを、特許文献1の破砕工程と圧縮工程とで処理し、得られた破砕粉で燃料ペレットを製造してみた。得られた燃料ペレットは形が崩れてしまった。その理由は、破砕粉が弾力性に富む軟質ウレタンであり、破砕粉の弾力で、燃料ペレットが弾けたことに起因する。
そのため、特許文献1の技術は、軟質ウレタンに適用できない。
対策として、10mm以下の粒径の破砕粉を、より細粒化することが考えられる。
そこで、本発明者らは、特許文献2の技術で軟質ウレタンの細粒化の実験を実施した。
特許文献2の技術は、植物系廃材のために開発された破砕機である。この破砕機は、スクリュー軸の先端部に円錐台状の回転刃盤を有し、この回転刃盤を囲う固定刃盤を有する。
このような破砕機に、敢えて軟質ウレタンを投入してみた。
投入された軟質ウレタンは、スクリューで回転刃盤へ送られ圧縮される。送られてきた軟質ウレタンは、固定刃盤と回転刃盤との間で切断され、擂り潰される。結果、十分に小径の軟質ウレタン粉が得られる。
得られた軟質ウレタン粉を用いて、燃料ペレットを作製した。得られた燃料ペレットは、特許文献1よりは崩れの程度が小さくなった。しかし、少しの時間放置すると、燃料ペレットの表面に局部的な膨れが多数発生し、そのうちの幾つかは破裂してクレーター状の窪みになっていた。発熱量の点では問題ないが、外観性が悪く、商品性が著しく低下した。
しかし、大量に廃棄される軟質ウレタンの二次利用が求められる中、軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とする固形燃料で且つ外観性の良好な固形燃料が望まれる。
特許第4920113号公報 特開2003-334465号公報
本発明は、軟質ウレタン(低反発性ウレタン又は低硬度ウレタン)と熱可塑性プラスチックを主成分とする固形燃料で且つ外観性の良好な固形燃料を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とする円柱形状の固形燃料であって、
この固形燃料は、前記軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、
前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、
前記軟質微粉末の比率は、5質量%~80質量%であり、
前記破砕物の比率は、20質量%~95質量%であり、
円筒形状で且つ膨れがゼロ又は許容できる程度に微小であることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とする円柱形状の固形燃料であって、
この固形燃料は、前記軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、
前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、
前記軟質微粉末の比率は、50質量%~80質量%であり、
前記破砕物の比率は、20質量%~50質量%であり、
円筒形状で且つ膨れがゼロ又は許容できる程度に微小であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、固形燃料は、軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、前記軟質微粉末の比率は、5質量%~80質量%であり、前記破砕物の比率は、20質量%~95質量%である。
軟質ウレタンが平均粒径が1.0mmを下廻る軟質微粉末であるため、固形燃料の膨れはゼロ又は許容できる程度に微小となる。
加えて、20質量%以上の熱可塑性プラスチックの破砕物がバインダーの役割を果たすため、固形燃料の形状が良好に維持される。
結果、本発明により、軟質ウレタン(低反発性ウレタン又は低硬度ウレタン)と熱可塑性プラスチックを主成分とする固形燃料で且つ外観性の良好な固形燃料が提供される。
請求項2に係る発明では、固形燃料は、軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、前記軟質微粉末の比率は、50質量%~80質量%であり、前記破砕物の比率は、20質量%~50質量%である。
軟質ウレタンが平均粒径が1.0mmを下廻る軟質微粉末であるため、固形燃料の膨れはゼロ又は許容できる程度に微小となる。
加えて、20質量%以上の熱可塑性プラスチックの破砕物がバインダーの役割を果たすため、固形燃料の形状が良好に維持される。
結果、本発明により、軟質ウレタン(低反発性ウレタン又は低硬度ウレタン)と熱可塑性プラスチックを主成分とする固形燃料で且つ外観性の良好な固形燃料が提供される。
さらに加えて、50質量%以上の軟質ウレタン廃材が、固形燃料として再利用される。
本発明により、市場に大量に出回る軟質ウレタン廃材が、棄てられることなく、有効活用される。
2軸破砕機の原理図である。 2軸破砕機の作用図である。 設備準備工程を説明する図である。 軟質ウレタン廃材の処理方法を説明するフロー図である。 熱可塑性プラスチックから破砕物を得る製造工程を説明する図である。 固形燃料の製造工程を説明する図である。 臼型破砕機の原理図である。 2軸破砕機の変更例を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、2軸破砕機10は、例えば、互いに平行に配置した2本の破砕スクリュー20、30と、これらの破砕スクリュー20、30を回転自在に収納する主ケース11と、一方の破砕スクリュー20の基部に取り付けられた第1ギヤ12と、第1ギヤ12を回しつつ一方の破砕スクリュー20を回す減速機13付き電動機14と、第1ギヤ12に噛み合いつつ他方の破砕スクリュー30の基部に取り付けられた第2ギヤ15と、からなる。
第1ギヤ12と第2ギヤ15は同径であり、ギヤケース16に収納される。
一方の破砕スクリュー20は、主軸21と、この主軸21に固定され主軸21の基部から先端に向かって連続的にピッチが小さくなるノーマル羽根22と、このノーマル羽根22のリード角θ1が正の場合にリード角θ2が負となるようなカウンター羽根23と、からなる。
カウンター羽根23は、ノーマル羽根22の先端に連続すると共に主軸21に固定される。
他方の破砕スクリュー30は、一方の破砕スクリュー20と同様な構造であるため、符号を流用し、詳細な説明は省略する。
主ケース11は、基部にホッパー17を有し、先端に排出口18を有する。
電動機14で、一方の破砕スクリュー20を所定方向に回すと、第1ギヤ12及び第2ギヤ15を介して他方の破砕スクリュー30は逆方向に回る。
以上に述べた2軸破砕機10の作用を、図2に基づいて説明する。
図2(a)に示すように、軟質ウレタン廃材40をホッパー17から主ケース11内へ投入する。便宜的に直方体で示したが、軟質ウレタン廃材40は、ホッパー17に投入可能の大きさであればよく、形状は任意である。
ところで、ウレタンフォームには、軟質ウレタンと硬質ウレタンが含まれることが知られている。軟質ウレタンと硬質ウレタンは共に、発泡ウレタンの一種でもある。本発明で主として扱う軟質ウレタンを理解する上で、硬質ウレタンの性質を知ることは有益である。
そこで、軟質ウレタンと硬質ウレタンの性質等を、詳しく説明する。
Figure 2022172402000002
軟質ウレタンは、密度が16kg/m(0.016g/cm)であり、内包する気泡は連続しており、柔らかく、押すと簡単に沈むため、座席用クッションや寝具やマットレスとして使用される。
参考までに掲げる硬質ウレタンは、密度が25kg/m(0.025g/cm)であり、内包する気泡は独立しており(繋がっていなく)、軟質ウレタンより硬く、押しても殆ど沈まないため、住宅用断熱材などに使用される。
本発明は、硬質ウレタンより処理が難しい軟質ウレタンを効率よく処理し利用する。
図2(a)にて、軟質ウレタン廃材40は、ノーマル羽根22で砕かれると共にノーマル羽根22と主ケース11内面とで圧壊され中径破砕物42となる。
また、ノーマル羽根22は連続的にピッチが小さくなっているため、中径破砕物42同士が圧縮され、圧壊される。結果、先端では小径破砕物44が得られる。
この小径破砕物44は、先端のノーマル羽根22により前進し、このノーマル羽根22に続くカウンター羽根23で押し戻される。
図2(b)は、図2(a)のb部拡大図であり、矢印(1)のように前進し、矢印(2)のように戻されると、小径破砕物44は、滞留し、見かけ上、矢印(3)、(4)のように摺り合わされる。結果、小径破砕物44は、局部的に欠け、この欠けが更に摺り合わされ、結果として平均粒径1.0mm以下の軟質微粉末46になる。
平均粒径1.0mm以下の軟質微粉末46には、次に述べる利点がある。
先ず、固形燃料に混入した場合に、固形燃料の形状品質が低下する心配がない。これの詳細は後述する。
次に、軟質ウレタン廃材40は、重量の割に容積(容積)が大きい。このままでは、保管コストが上がると共に運賃が嵩む。
一方、軟質微粉末46であれば、容積が大幅に小さくなり、保管コストが小さくなると共に運送効率が良くなり運賃を下げることができる。
また、他の生産設備(例えば、図6(d)圧縮・整粒装置70)へ供給する場合に、供給が容易になる。
図2(a)において、供給される小径破砕物44の量と等量の軟質微粉末46が、排出口18から排出される。
ホッパー17への軟質ウレタン廃材40の投入が断続的であっても、小径破砕物44は連続的に主ケース11内を移動する。結果、排出口18から軟質微粉末46は連続的に排出される。
軟質ウレタン廃材40の具体例は、図3で詳しく説明する。
なお、ノーマル羽根22は、連続的にピッチを小さくしたが、段階的にピッチを小さくしてもよい。例えば、破砕スクリュー20を軸に沿って基部側と、中間部と、先端側に区分した場合に、ノーマル羽根22のピッチは、基部側を一定のピッチとし、中間部をそれより小さな一定のピッチとし、先端側を更に小さな一定のピッチとしてもよい。
よって、2軸破砕機10は、先端においてノーマル羽根22に続いてカウンター羽根23を備えていればよく、構成は実施例に限定されるものではない。
図3は、軟質ウレタン廃材40の具体例を説明する図である。
図3(a)において、ウレタン製品製造者は、低反発性ウレタン又は低硬度ウレタンからなる板状素材48から、図3(b)に示すようなウレタン製品49を切り出す。縁材は図3(c)に示すような端材51となる。この端材51が軟質ウレタン廃材40に相当する。
また、図3(d)において、医療介護業者(以下、介護業者と記す。)は、病院等から汚れたり傷んだりした古マット52を引き取り、替わりに病院等に新品のマットを補充する。
また、介護業者は、寝たきり老人(又は患者)宅などから汚れたり傷んだりした古マット52を引き取り、替わりに老人(又は患者)宅に新品のマットを補充する。
高齢化の時代に、大量の古マット52が排出される。従来は、この古マット52を焼却処分していた。
なお、介護業者は、汚れたり傷んだ古マット52を扱う者であり、廃品回収業者、病院の清掃係、寝具メーカー、寝具販売業者、通信販売業者及び同等の者であってもよい。
原料準備工程では、古マット52を、図3(e)に示すマット芯53と、図3(f)に示す表皮(布地)54と、洋式ベッドであればスプリング55等の金具とに、分離する。
図3(e)に示すマット芯53が、軟質ウレタン廃材40に相当する。
軟質ウレタン廃材40は、低反発性ウレタン又は低硬度ウレタンを主体とする軟質ウレタンであればよく、端材51や古マット52の他、車載シートの芯材、生活用品としてのソファーの芯材などであってもよく、軟質ウレタン廃材40の用途は任意である。
また、軟質ウレタン廃材40は、マーブルと称する軟質ウレタン小片の集合体であってもよい。
ただし、端材51や古マット52の提供量が格段に大きいため、端材51や古マット52の処理が重要となる。
図1~図3に基づいて説明した軟質微粉末46の製造方法を、まとめて図4に示す。
図4に示すように、軟質ウレタン廃材の処理方法は、設備準備工程(ST01)と、原料準備工程(ST02)と、破砕粉末化工程(ST03)とからなる。なお、ST01で原料準備工程を実施し、ST02で設備準備工程を実施してもよい。
設備準備工程(ST01)では、図1で説明したような2軸破砕機10を準備する。
原料準備工程(ST02)では、図3で説明したような端材51やマット芯53などからなる軟質ウレタン廃材40を準備する。
破砕粉末化工程(ST03)では、図2で説明したように、軟質ウレタン廃材40を2軸破砕機10に投入し、2軸破砕機10で摺り合わせ処理して、1.0mm以下の平均粒径の軟質微粉末46を得る。
得られた軟質微粉末46の用途は、任意であるが、好ましい具体例を図5及び図6に基づいて説明する。
先ず、図5(b)に示す破砕装置60を準備する。この破砕装置60は、ホッパー61と、このホッパー61の下に配置される固定刃62及び回転刃63と、この回転刃63を囲うスクリーン64とを備える。
図5(a)に示す熱可塑性プラスチック65を、ホッパー61へ投入する。投入された熱可塑性プラスチック65は、プッシャ66で固定刃62及び回転刃63へ押される。熱可塑性プラスチック65は、回転刃63と固定刃62とで破砕され、スクリーン64で分級される。
以上により、図5(c)に示す破砕物68を得る。
次に、図6(d)に示す圧縮・整粒装置70を準備する。この圧縮・整粒装置70は、回転ドラム状のダイ71と、このダイ71に内接されるローラ72、72と、ダイ71の外周面に沿って配置したカッター73と、ダイ71を囲うケーシング74とを備える。
ケーシング74は、上部に投入ダクト75を備え、下部に排出ダクト76を備えている。
回転ドラム状のダイ71には、内外に貫通するダイ孔77が設けられている。
図6(e)は圧縮・整粒装置70の作用説明図であり、便宜上、ダイ71を平坦にした。
図6(a)に示すように軟質ウレタン廃材から得た軟質微粉末46を準備する。図6(b)に示すように熱可塑性廃プラスチックから得た破砕物68を準備する。必要に応じて、図6(c)に示すような廃紙などの可燃性廃棄物78を準備する。
ところで、軟質微粉末46は、熱硬化性プラスチックであるため、押し固めても、ばらばらになる。
対して、破砕物68は、熱可塑性プラスチックであるため、圧縮に伴って発生する摩擦熱で軟らかくなり、粘着性が発揮される。いわゆる、バインダーの役割を果たす。
準備した軟質微粉末46と破砕物68と、必要であれば可燃性廃棄物78とを混合して、圧縮・整粒装置70へ投入する。圧縮・整粒装置70では、ローラ72が回転し、ダイ71が回転している。
図6(e)に示すように、ダイ71の上面(内面)に載った混合物79は、ローラ72でダイ孔77へ押し込まれる。この押し込みの際に混合物79中の破砕物68が摩擦熱で粘着性を発揮する。押し込みが維持されると、混合物79は、ところてんのようにダイ孔77から押し出される。押し出された分は、カッター73で切断される。結果、円柱形状の固形燃料80が得られる。
本発明者らが実験を重ねたところ次のことが確認できた。
第1に、軟質微粉末46の粒径について検討した。
軟質微粉末46は低反発性ウレタン又は低硬度ウレタンを主とするため、スポンジの形態を呈する。弾力性を有するため、固形燃料80が局部的に膨れる心配がある。
平均粒径が5.0mm、2.0mm、1.0mm、0.5mm、0.2mmの軟質微粉末46を準備し、固形燃料80を作製した。
平均粒径が5.0mm、2.0mmの軟質微粉末46で作製した固形燃料は、膨れが顕著であった。
一方、平均粒径が1.0mm、0.5mm、0.2mmの軟質微粉末46で作製した固形燃料80は、膨れがゼロ又は許容できる程度に微小であった。
よって、固形燃料80では、平均粒径が1.0mmを下回る軟質微粉末46が必要となる。
第2に、軟質微粉末46を出来るだけ大量に処理したい。ただし、バインダーとしての破砕物68は、少なくとも20質量%は混ぜる必要があった。この場合は、80質量%の軟質微粉末46と20質量%の破砕物68とを混合することとなる。なお、可燃性廃棄物78は0とした。
第3に、バインダーとしての破砕物68の比率を高めるほど、固形燃料80の強度が高まり、欠け難くなる。
軟質微粉末46を出来るだけ処理したいので、破砕物68は50質量%に留める。この場合は、50質量%の軟質微粉末46と50質量%の破砕物68とを混合することとなる。
ところで、軟質ウレタン廃材40は、物性的には軟質ウレタンと同じであるため、軟質微粉末46は、軟質ウレタンで構成されているとも言える。
また、熱可塑性廃プラスチックは、物性的には熱可塑性プラスチックと同じであるため、熱可塑性プラスチックと読み替えることができる。
固形燃料80の内容物を論じる場合には、軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックの用語を使用することにする。
軟質ウレタン、熱可塑性プラスチック、上記した第2及び第3から、固形燃料は、軟質ウレタンからなり平均粒径が1.0mmを下廻る軟質微粉末と、熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とした場合に、軟質微粉末46の比率を、50質量%~80質量%とし、破砕物68の比率を、20質量%~50質量%とすることが、最適である。
ただし、原料準備工程での原料の入手は、季節的要因や消費者の消費動向の変動などにより変化する。この変化により、軟質ウレタン廃材40の入荷が少なくなり、熱可塑性廃プラスチックの入荷が多くなることがある。逆に、軟質ウレタン廃材40の入荷が多くなり、熱可塑性廃プラスチックの入荷が少なくなることがある。
固形燃料は、軟質ウレタンからなり平均粒径が1.0mmを下廻る軟質微粉末と、熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とした場合に、軟質微粉末46の比率を、5質量%~80質量%とし、破砕物68の比率を、20質量%~95質量%とすることで、固形燃料の生産性計画に自由度を持たせるようにしてもよい。
自由度を持たせた場合でも、熱可塑性プラスチックの比率は20質量%以上としたので、固形燃料の形状は良好に保たれる。
以上の実施例では、軟質微粉末46は、2軸破砕機10により、効率よく製造した。しかし、固形燃料80に混入する軟質微粉末46は、他の設備で製造することもできる。他の設備は、スクリーンミル、ハンマーミル、臼型破砕機が好適である。これらの内、臼型破砕機90を例に、それの原理を説明する。
図7に示すように、臼型破砕機90は、上部にホッパー91を有するシリンダ92と、このシリンダ92の下端に接続した円錐筒状の雌臼部93と、この雌臼部93に下から嵌めた円錐台状の雄臼部94と、この雄臼部94を回転自在に支える軸受95と、雄臼部94を回す駆動源96と、下方に配置した分級スクリーン97とからなる。
雌臼部93と雄臼部94の対向面は、粗面にする。
軟質ウレタン廃材の破砕物98を、ホッパー91からシリンダ92へ投入する。破砕物98は、静止している雌臼部93と回転している雄臼部94との間で磨り潰され、粉末99の形態で分級スクリーン97上へ落下する。
分級スクリーン97の目を通って落下した物が、1.0mm以下の軟質微粉末46となる。
分級スクリーン97上に残った1.0mmを超える粉末99は、ホッパー91に戻す。
臼型破砕機90により、1.0mm以下の軟質微粉末46が得られた。ただし、分級が必要であるため、軟質微粉末46の製造コストは割高になる。
この点、図1に示す2軸破砕機10であれば、分級が不要であるため、軟質微粉末46の製造コストを下げることができる。
また、臼型破砕機90では、僅かではあるが、破砕物98により雌臼部93及び雄臼部94が摩耗する。摩耗量を定期的に測定し、摩耗量が一定値を超えたら、雌臼部93及び雄臼部94を修理する。
この点、図1に示す2軸破砕機10であれば、主たる摩耗現象は、小径破砕物44と小径破砕物44との間で発生する。そのため、主ケース11内面の摩耗が軽微となり、ノーマル羽根22及びカウンター羽根23の摩耗が軽微となる。結果、2軸破砕機10での点検コストや修理コストが臼型破砕機90に対して格段に小さくなる。
なお、雌臼部93と雄臼部94とに、刃を付属して、生産性を高めるようにしても良い。また、シリンダ92を水平に配置し、シリンダ92内の破砕物98をプッシャ又はスクリューで雄臼部94へ付勢するようにしてもよい。
また、本発明で得た軟質微粉末は、固形燃料に混入する他、ウレタンフォームの増量材、建築等断熱材に混入する、バーナーなどの燃焼器に供給する燃料に混入するなど、用途は任意である。
本発明で得た軟質微粉末をウレタンフォームの増量材とすれば、ウレタンフォームの原料となる石油由来原料が節約できる。断熱材に混入すれば、同様に、石油由来原料が節約できる。燃焼器に供給すると、燃料器に供給する重油、軽油、灯油、ガス、石炭の使用量を減らすことができる。
何れにおいても、貴重な石油資源の節約が図れる。
尚、本発明に係る固形燃料は、軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とするから、固形燃料に、硬質ウレタンや熱硬化性プラスチックが副成分として含まれることは許容される。
ところで、図2において、軟質ウレタン廃材40が大きい場合には、ホッパー17に投入可能な幅になるように、軟質ウレタン廃材40を切断(条切り)する。軟質ウレタン廃材40が、シングルサイズのマットレス(市販品)であれば、幅は850mm~950mmとなり、2条又は3条になるように切断する。この作業が生産コストの増加を招く。
軟質ウレタン廃材40にシングルサイズのマットレスが少なからず含まれる場合に、好適な2軸破砕機10を、図8に基づいて説明する。
図8に示す2軸破砕機10は、図1に示す2軸破砕機10に対してホッパー17を改造した点が異なる。その他は、同じであるため、図1の符号を流用し、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、2軸破砕機10は、2本の破砕スクリュー20、30を回転自在に収納する主ケース11を備え、この主ケース11は、主軸21の基部側に、軟質ウレタン廃材40を投入するホッパー17を備えている。
そして、ホッパー17の開口は、主軸21に沿った長さL2が、シングルサイズのマットレスの幅Wを超えている。
その上で、主ケース11の全長(内寸法)L1は、ホッパー開口の主軸に沿った長さL2の2倍未満である。
軟質ウレタン廃材40が、シングルサイズのマットレスである場合、幅Wは850~950mmとなる。例えば、ホッパー17の開口長さL2を1000mm、主ケース11の長さ(内寸法)L1を1800mmとする。
ホッパー17の開口長さL2が、幅Wより大きいので、軟質ウレタン廃材40を丸々投入することができ、マットレスを切断する作業が不要となる。
一般に、ホッパー17の開口を大きくすると、主ケース11は長くなり、2軸破砕機10は大型化する。
この点、本実施例では、主ケース11の長さ(内寸法)L1をホッパー開口の長さL2の2倍未満にしたので、ホッパー17の開口が大きい割りに、主ケース11は長くならないため、2軸破砕機10のコンパクト化が図れる。
本発明は、軟質ウレタンを含む固形燃料に好適である。
40…軟質ウレタン廃材、46…軟質微粉末、65…熱可塑性プラスチック、68…熱可塑性プラスチックの破砕物、80…固形燃料。

Claims (2)

  1. 軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とする円柱形状の固形燃料であって、
    この固形燃料は、前記軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、
    前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、
    前記軟質微粉末の比率は、5質量%~80質量%であり、
    前記破砕物の比率は、20質量%~95質量%であり、
    円筒形状で且つ膨れがゼロ又は許容できる程度に微小であることを特徴とする固形燃料。
  2. 軟質ウレタンと熱可塑性プラスチックを主成分とする円柱形状の固形燃料であって、
    この固形燃料は、前記軟質ウレタンからなりスポンジの形態を呈し弾力性を有する軟質微粉末と、前記熱可塑性プラスチックからなる破砕物とを主成分とし、
    前記軟質微粉末は、平均粒径が1.0mmを下廻る大きさであり、
    前記軟質微粉末の比率は、50質量%~80質量%であり、
    前記破砕物の比率は、20質量%~50質量%であり、
    円筒形状で且つ膨れがゼロ又は許容できる程度に微小であることを特徴とする固形燃料。
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