JP2004058007A - ウレタン解砕機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウレタンのかさ比重を著しく低下させることなくウレタンブロックを解砕することができるウレタン解砕機を提供することを課題とする。
【解決手段】送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5によって解砕ロール3の方が送りロール2より速く回転するように互いに平行に並置された送りロール2及び解砕ロール3を回転させる。この状態で、圧縮減容固化されたウレタンブロックUをガイド14に投入すると、ウレタンブロックUはガイド14に沿って下降し、回転している送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に挿入されて噛み込まれ、解砕される。
【選択図】 図1
【解決手段】送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5によって解砕ロール3の方が送りロール2より速く回転するように互いに平行に並置された送りロール2及び解砕ロール3を回転させる。この状態で、圧縮減容固化されたウレタンブロックUをガイド14に投入すると、ウレタンブロックUはガイド14に沿って下降し、回転している送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に挿入されて噛み込まれ、解砕される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ウレタン解砕機に係り、特に家電製品等の産業廃棄物から排出されて圧縮減容固化されたウレタンブロックの解砕に関する。
【0002】
【従来の技術】
家電製品等の廃棄物のリサイクル工場から排出される廃ウレタンは、従来、最終処理場まで輸送されて埋め立て処分されていた。その際、埋め立てに適すると共に最終処理場までの輸送を容易とするために、リサイクル工場にてブロック状に圧縮減容固化されて埋め立てに供されていた。
ところが、最終処分場となる埋め立て地の確保が次第に困難になりつつあり、また、廃ウレタンが高い発熱量を有していることから、近年、特にセメントキルン用の燃料源としての再利用が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
燃料源として利用するには、ブロック状に圧縮減容固化された廃ウレタンを好適な粒径に解砕する必要がある。しかしながら、ウレタンブロックは比較的柔らかく解砕は容易であるものの、微粉砕すると粒度が小さくなり、かさ比重が著しく低下してしまう。このため、微粉砕されたウレタンを貯蔵しておくには大容量の貯蔵タンクが必要となり、設備費が高騰するという問題点がある。
【0004】
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたもので、ウレタンのかさ比重を著しく低下させることなくウレタンブロックを解砕することができるウレタン解砕機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るウレタン解砕機は、互いに平行に配置されると共にそれぞれ外周部に多数の突起が形成された一対のロールと一対のロールを互いに異なる速度で回転させる駆動手段とを備え、一対のロールの間に投入されたウレタンブロックを解砕するものである。
一対のロールの回転速度比は1:2以上にすることが好ましい。
また、駆動手段に一対のロールの回転速度をそれぞれ調整する速度調整部を備えてもよい。
さらに、一対のロールに付着したウレタン片を除去するウレタン除去手段を備えてもよく、一対のロールの間にウレタンブロックを垂直に挿入するガイドを備えてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の全体構成を示す。ウレタン解砕機は、解砕機本体1に回転自在に支持される送りロール2及び解砕ロール3を備えると共にこれらのロール2及び3を駆動する駆動手段として送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5を備えている。
【0007】
送りロール2の端部に取り付けられているスプロケット6と送りロール駆動部4のスプロケット7とがチェーン8を介して接続され、送りロール駆動部4により送りロール2を回転させるようになっている。同様に、解砕ロール3の端部に取り付けられているスプロケット9と解砕ロール駆動部5のスプロケット10とがチェーン11を介して接続され、解砕ロール駆動部5により解砕ロール3を回転させるようになっている。送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5はそれぞれ図示されない速度調整部を有し、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度を調整することができるようになっている。
【0008】
図1及び2に示されるように、送りロール2及び解砕ロール3は直径及び長さにおいてほぼ同じ形状を有し、互いに平行に並置されている。送りロール2の外周部には多数の円柱状の突起12が等間隔に配置されていると共に解砕ロール3の外周部にも多数の円柱状の突起13が等間隔に配置されている。また、送りロール2及び解砕ロール3をそれぞれ回転させた場合、突起12及び13は送りロール2と解砕ロール3との間で互いに干渉することなく交差するように配置されている。なお、突起12及び13を送りロール2及び解砕ロール3の外周部に配置する際の間隔は30mm以下が好ましく、突起12及び13は円柱形状に限らず角柱、円錐及び板状等の形状でもよい。
【0009】
また、図3及び4に示されているように、送りロール2と解砕ロール3の上方には、ウレタンブロックを送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に案内するガイド14が取り付けられている。
さらに、図4に示されるように、板状のスクレーパ15が解砕ロール3の外周部に対向するように解砕機本体1に固定されている。スクレーパ15は解砕ロール3の外周部に対向する部分に多数の凸部16を有し、各凸部16は対応する各突起13の間に位置している。
【0010】
次に、この実施の形態の動作を説明する。まず、送りロール駆動部4を駆動させて図2の矢印Aで示されるように送りロール2を回転させると共に、解砕ロール駆動部5を駆動させて図2の矢印Bで示されるように解砕ロール3を回転させる。すなわち、送りロール2と解砕ロール3との間に供給されたウレタンブロックUを噛み込むように、送りロール2及び解砕ロール3を互いに反対方向に回転させる。また、送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5の速度調整部を調整して解砕ロール3の回転速度を送りロール2の回転速度よりも速く設定する。
【0011】
次に、圧縮減容固化された円盤形状のウレタンブロックUをガイド14に投入すると、ウレタンブロックUはガイド14に沿って下降し、図2に破線で示されるように、回転している送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に挿入されて送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれる。
【0012】
噛み込まれたウレタンブロックUは、回転速度の遅い送りロール2の突起12により入口側から出口側へ送られつつ、回転速度の速い解砕ロール3の突起13で削られて解砕される。すなわち、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度が異なるためにウレタンブロックUを解砕し、出口側に排出することができる。
解砕されたウレタンは出口側で回収されて図示しない貯蔵タンクに貯蔵され、その後、セメントキルンの燃料源に使用される。この解砕されたウレタンは微粉砕されていないため、かさ比重が著しく低下しておらず、このため大容量の貯蔵タンクを必要としない。
【0013】
なお、解砕処理中には、解砕ロール3の回転により突起13がスクレーパ15を通過するので、各突起13の間に挟まったウレタン片がスクレーパ15の凸部16により取り除かれ、ウレタンブロックの処理量の低下及び微粉化が阻止されている。また、スクレーパ15と同様のスクレーパを送りロール2の外周部に対向するように解砕機本体1に固定し、送りロール2の各突起12の間に付着したウレタン片も除去するようにすればさらに効率的に処理量の低下及び微粉化を防ぐことができる。
送りロール2と解砕ロール3との回転速度比は、1:2以上、特に1:6〜1:10であることが好ましい。回転速度比が1:2未満では、ウレタンブロックが解砕されない場合や、ウレタンブロックが送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれてこれらのロール2及び3が停止する場合があり好ましくない。回転速度比を1:10より大きくすることは、解砕ロール3の空回り量が増えることとなり、運転コストの無駄になるので好ましくない。
本実施の形態では、送りロール2と解砕ロール3との径を同じとしたが、互いのロールの径が異なっても周速の比が上述の回転速度比の範囲を満たすものであれば、本発明に含まれる。
【0014】
実施例:
上述のウレタン解砕機の突起6の長さを20mmに形成すると共に各突起6を30mmの間隔で送りロール2に配設した。また、同様に突起7も長さを20mmに形成すると共に各突起7を30mmの間隔で解砕ロール3に配設した。このような、突起6及び7を有する上述のウレタン解砕機を用いて、直径400mm、厚さ50mm、容重(かさ比重)0.288g/cm3 のウレタンブロックの解砕処理を行った。このとき、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度を変化させ、解砕されたウレタンの粒度及び容重を計測したところ、以下の表1のような計測結果が得られた。
【0015】
【表1】
【0016】
まず、送りロール2と解砕ロール3との回転速度比を1:1即ち互いに同じ回転速度にした場合には、粒径20mm以上の篩残分が35.3%にもなり、適切な解砕がなされていないことがわかった。このように大きな粒径のウレタン片を多量に含んだまま例えば配管を通してセメントキルン等の焼却炉へ圧送しようとすると、配管内で詰まる虞があって好ましくない。また、回転速度比が1:1の場合には、ウレタンブロックが送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれてこれらのロール2及び3が停止することがあり、解砕を連続して行うことができなくなる虞があった。
【0017】
一方、回転速度比を1:2〜1:10として双方のロール2及び3の回転速度に差をつけると、粒径20mm以上の篩残分が20%程度以下となり、燃料源として好ましいものとなる。従って、ロール2及び3の回転速度比は1:2以上であることが望ましい。
また、回転速度比が1:6〜1:10においては、さらに粒径20mm以上の篩残分が低下するだけでなく、ウレタンブロックの連続解砕が可能であり、極めて良好な結果が得られた。
【0018】
比較例:
本発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の比較として、一般的な破砕機であるインペラブレーカにより、実施例で用いたものと同様のウレタンブロックを破砕した。このインペラブレーカにより破砕されたウレタンには、粗粒なものが見られずに微粉砕されており、かさ比重が著しく小さく、0.095となった。また、破砕作業中には塵が多く発生して悪い作業環境であった。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、極めて簡単な構造で、比重を著しく低下させることなくウレタンブロックを解砕可能であり、この解砕されたウレタンをセメントキルンの燃料源として有効に活用することができるため環境保全にも大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断平面図である。
【図2】実施の形態における送りロール及び解砕ロールを示す側面図である。
【図3】実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断側面図である。
【図4】実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
1…解砕機本体、2…送りロール、3…解砕ロール、4…送りロール駆動部、5…解砕ロール駆動部、6,7,9,10…スプロケット、8,11…チェーン、12,13…突起、14…ガイド、15…スクレーパ、16…凸部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、ウレタン解砕機に係り、特に家電製品等の産業廃棄物から排出されて圧縮減容固化されたウレタンブロックの解砕に関する。
【0002】
【従来の技術】
家電製品等の廃棄物のリサイクル工場から排出される廃ウレタンは、従来、最終処理場まで輸送されて埋め立て処分されていた。その際、埋め立てに適すると共に最終処理場までの輸送を容易とするために、リサイクル工場にてブロック状に圧縮減容固化されて埋め立てに供されていた。
ところが、最終処分場となる埋め立て地の確保が次第に困難になりつつあり、また、廃ウレタンが高い発熱量を有していることから、近年、特にセメントキルン用の燃料源としての再利用が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
燃料源として利用するには、ブロック状に圧縮減容固化された廃ウレタンを好適な粒径に解砕する必要がある。しかしながら、ウレタンブロックは比較的柔らかく解砕は容易であるものの、微粉砕すると粒度が小さくなり、かさ比重が著しく低下してしまう。このため、微粉砕されたウレタンを貯蔵しておくには大容量の貯蔵タンクが必要となり、設備費が高騰するという問題点がある。
【0004】
本発明は以上のような問題点を解決するためになされたもので、ウレタンのかさ比重を著しく低下させることなくウレタンブロックを解砕することができるウレタン解砕機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るウレタン解砕機は、互いに平行に配置されると共にそれぞれ外周部に多数の突起が形成された一対のロールと一対のロールを互いに異なる速度で回転させる駆動手段とを備え、一対のロールの間に投入されたウレタンブロックを解砕するものである。
一対のロールの回転速度比は1:2以上にすることが好ましい。
また、駆動手段に一対のロールの回転速度をそれぞれ調整する速度調整部を備えてもよい。
さらに、一対のロールに付着したウレタン片を除去するウレタン除去手段を備えてもよく、一対のロールの間にウレタンブロックを垂直に挿入するガイドを備えてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の全体構成を示す。ウレタン解砕機は、解砕機本体1に回転自在に支持される送りロール2及び解砕ロール3を備えると共にこれらのロール2及び3を駆動する駆動手段として送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5を備えている。
【0007】
送りロール2の端部に取り付けられているスプロケット6と送りロール駆動部4のスプロケット7とがチェーン8を介して接続され、送りロール駆動部4により送りロール2を回転させるようになっている。同様に、解砕ロール3の端部に取り付けられているスプロケット9と解砕ロール駆動部5のスプロケット10とがチェーン11を介して接続され、解砕ロール駆動部5により解砕ロール3を回転させるようになっている。送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5はそれぞれ図示されない速度調整部を有し、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度を調整することができるようになっている。
【0008】
図1及び2に示されるように、送りロール2及び解砕ロール3は直径及び長さにおいてほぼ同じ形状を有し、互いに平行に並置されている。送りロール2の外周部には多数の円柱状の突起12が等間隔に配置されていると共に解砕ロール3の外周部にも多数の円柱状の突起13が等間隔に配置されている。また、送りロール2及び解砕ロール3をそれぞれ回転させた場合、突起12及び13は送りロール2と解砕ロール3との間で互いに干渉することなく交差するように配置されている。なお、突起12及び13を送りロール2及び解砕ロール3の外周部に配置する際の間隔は30mm以下が好ましく、突起12及び13は円柱形状に限らず角柱、円錐及び板状等の形状でもよい。
【0009】
また、図3及び4に示されているように、送りロール2と解砕ロール3の上方には、ウレタンブロックを送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に案内するガイド14が取り付けられている。
さらに、図4に示されるように、板状のスクレーパ15が解砕ロール3の外周部に対向するように解砕機本体1に固定されている。スクレーパ15は解砕ロール3の外周部に対向する部分に多数の凸部16を有し、各凸部16は対応する各突起13の間に位置している。
【0010】
次に、この実施の形態の動作を説明する。まず、送りロール駆動部4を駆動させて図2の矢印Aで示されるように送りロール2を回転させると共に、解砕ロール駆動部5を駆動させて図2の矢印Bで示されるように解砕ロール3を回転させる。すなわち、送りロール2と解砕ロール3との間に供給されたウレタンブロックUを噛み込むように、送りロール2及び解砕ロール3を互いに反対方向に回転させる。また、送りロール駆動部4及び解砕ロール駆動部5の速度調整部を調整して解砕ロール3の回転速度を送りロール2の回転速度よりも速く設定する。
【0011】
次に、圧縮減容固化された円盤形状のウレタンブロックUをガイド14に投入すると、ウレタンブロックUはガイド14に沿って下降し、図2に破線で示されるように、回転している送りロール2と解砕ロール3との間に垂直に挿入されて送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれる。
【0012】
噛み込まれたウレタンブロックUは、回転速度の遅い送りロール2の突起12により入口側から出口側へ送られつつ、回転速度の速い解砕ロール3の突起13で削られて解砕される。すなわち、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度が異なるためにウレタンブロックUを解砕し、出口側に排出することができる。
解砕されたウレタンは出口側で回収されて図示しない貯蔵タンクに貯蔵され、その後、セメントキルンの燃料源に使用される。この解砕されたウレタンは微粉砕されていないため、かさ比重が著しく低下しておらず、このため大容量の貯蔵タンクを必要としない。
【0013】
なお、解砕処理中には、解砕ロール3の回転により突起13がスクレーパ15を通過するので、各突起13の間に挟まったウレタン片がスクレーパ15の凸部16により取り除かれ、ウレタンブロックの処理量の低下及び微粉化が阻止されている。また、スクレーパ15と同様のスクレーパを送りロール2の外周部に対向するように解砕機本体1に固定し、送りロール2の各突起12の間に付着したウレタン片も除去するようにすればさらに効率的に処理量の低下及び微粉化を防ぐことができる。
送りロール2と解砕ロール3との回転速度比は、1:2以上、特に1:6〜1:10であることが好ましい。回転速度比が1:2未満では、ウレタンブロックが解砕されない場合や、ウレタンブロックが送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれてこれらのロール2及び3が停止する場合があり好ましくない。回転速度比を1:10より大きくすることは、解砕ロール3の空回り量が増えることとなり、運転コストの無駄になるので好ましくない。
本実施の形態では、送りロール2と解砕ロール3との径を同じとしたが、互いのロールの径が異なっても周速の比が上述の回転速度比の範囲を満たすものであれば、本発明に含まれる。
【0014】
実施例:
上述のウレタン解砕機の突起6の長さを20mmに形成すると共に各突起6を30mmの間隔で送りロール2に配設した。また、同様に突起7も長さを20mmに形成すると共に各突起7を30mmの間隔で解砕ロール3に配設した。このような、突起6及び7を有する上述のウレタン解砕機を用いて、直径400mm、厚さ50mm、容重(かさ比重)0.288g/cm3 のウレタンブロックの解砕処理を行った。このとき、送りロール2及び解砕ロール3の回転速度を変化させ、解砕されたウレタンの粒度及び容重を計測したところ、以下の表1のような計測結果が得られた。
【0015】
【表1】
【0016】
まず、送りロール2と解砕ロール3との回転速度比を1:1即ち互いに同じ回転速度にした場合には、粒径20mm以上の篩残分が35.3%にもなり、適切な解砕がなされていないことがわかった。このように大きな粒径のウレタン片を多量に含んだまま例えば配管を通してセメントキルン等の焼却炉へ圧送しようとすると、配管内で詰まる虞があって好ましくない。また、回転速度比が1:1の場合には、ウレタンブロックが送りロール2と解砕ロール3との間に噛み込まれてこれらのロール2及び3が停止することがあり、解砕を連続して行うことができなくなる虞があった。
【0017】
一方、回転速度比を1:2〜1:10として双方のロール2及び3の回転速度に差をつけると、粒径20mm以上の篩残分が20%程度以下となり、燃料源として好ましいものとなる。従って、ロール2及び3の回転速度比は1:2以上であることが望ましい。
また、回転速度比が1:6〜1:10においては、さらに粒径20mm以上の篩残分が低下するだけでなく、ウレタンブロックの連続解砕が可能であり、極めて良好な結果が得られた。
【0018】
比較例:
本発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の比較として、一般的な破砕機であるインペラブレーカにより、実施例で用いたものと同様のウレタンブロックを破砕した。このインペラブレーカにより破砕されたウレタンには、粗粒なものが見られずに微粉砕されており、かさ比重が著しく小さく、0.095となった。また、破砕作業中には塵が多く発生して悪い作業環境であった。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、極めて簡単な構造で、比重を著しく低下させることなくウレタンブロックを解砕可能であり、この解砕されたウレタンをセメントキルンの燃料源として有効に活用することができるため環境保全にも大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断平面図である。
【図2】実施の形態における送りロール及び解砕ロールを示す側面図である。
【図3】実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断側面図である。
【図4】実施の形態に係るウレタン解砕機の構成を示す一部破断正面図である。
【符号の説明】
1…解砕機本体、2…送りロール、3…解砕ロール、4…送りロール駆動部、5…解砕ロール駆動部、6,7,9,10…スプロケット、8,11…チェーン、12,13…突起、14…ガイド、15…スクレーパ、16…凸部。
Claims (5)
- 互いに平行に配置されると共にそれぞれ外周部に多数の突起が形成された一対のロールと、
前記一対のロールを互いに異なる速度で回転させる駆動手段と
を備え、前記一対のロールの間に投入されたウレタンブロックを解砕することを特徴とするウレタン解砕機。 - 前記一対のロールの回転速度比が1:2以上であることを特徴とする請求項1に記載のウレタン解砕機。
- 前記駆動手段は前記一対のロールの回転速度をそれぞれ調整する速度調整部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のウレタン解砕機。
- 前記一対のロールに付着したウレタン片を除去するウレタン除去手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のウレタン解砕機。
- 前記一対のロールの間にウレタンブロックを垂直に挿入するガイドを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のウレタン解砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002223212A JP2004058007A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | ウレタン解砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002223212A JP2004058007A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | ウレタン解砕機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004058007A true JP2004058007A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31943027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002223212A Pending JP2004058007A (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | ウレタン解砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004058007A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015097993A (ja) * | 2013-11-19 | 2015-05-28 | 株式会社御池鐵工所 | 破砕機 |
| JP2015107447A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社栗本鐵工所 | スクレーパ付回転機械 |
| CN110947456A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-03 | 苏州工业职业技术学院 | 传动效率可调的辊筒破碎机 |
| CN111871511A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-11-03 | 天台恒众环境科技有限公司 | 一种厨余垃圾粉碎箱 |
| WO2022032563A1 (zh) * | 2020-08-13 | 2022-02-17 | 南京富源资源利用有限公司 | 一种装修垃圾破碎用破袋机 |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002223212A patent/JP2004058007A/ja active Pending
Cited By (5)
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