JP2022170894A - 食肉加工装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022170894000001
【課題】食肉を搬送する自由度を向上させた食肉加工装置を提供する。
【解決手段】食肉加工装置1は、直列に配置された複数の搬送ユニット30を含む搬送ライン3と、搬送ライン3によって搬送される食肉2を加工するための少なくとも1つの加工ステーション7と、搬送ユニット30を制御するためのコントローラとを備える。複数の搬送ユニット30は、第1コンベア33Aおよび第1コンベア33A上における食肉2を検出するための第1センサ35Aを有する第1搬送ユニット31と、第1搬送ユニット31の下流側に位置し、第2コンベア33Bおよび第2コンベア33B上における食肉2を検出するための第2センサ35Bを有する第2搬送ユニット32とを含む。コントローラは、第2センサ35Bの検出結果に基づいて、第1コンベア33Aと第2コンベア33Bの駆動制御をするように構成される。
【選択図】図2

Description

本開示は、食肉加工装置に関する。
従来、食肉の搬送および加工を自動的に実行する食肉加工装置が知られている。例えば、特許文献1に開示される食肉加工装置は、食肉(ワーク)を搬送するための複数のコンベアを備える。特許文献1では、コンベアによって搬送されるワークが筋入れステーションに投入される。
国際公開2009/139031号公報
例えば複数のコンベアによる搬送状況に応じて食肉の搬送を変更するなど、食肉の搬送の自由度を向上することが好ましいが、特許文献1ではこういった類いの構成が開示されていない。
本開示は、食肉を搬送する自由度を向上させた食肉加工装置を提供することである。
本発明の少なくとも一実施形態に係る食肉加工装置は、
直列に配置された複数の搬送ユニットを含む搬送ラインと、
前記搬送ラインによって搬送される食肉を加工するための少なくとも1つの加工ステーションと、
前記搬送ユニットを制御するためのコントローラと、
を備え、
前記複数の搬送ユニットは、
第1コンベアおよび前記第1コンベア上における前記食肉を検出するための第1センサを有する第1搬送ユニットと、
前記第1搬送ユニットの下流側に位置し、第2コンベアおよび前記第2コンベア上における前記食肉を検出するための第2センサを有する第2搬送ユニットと、
を含み、
前記コントローラは、前記第2センサの検出結果に基づいて、前記第1コンベアと前記第2コンベアの駆動制御をするように構成される。
本開示によれば、食肉を搬送する自由度を向上させた食肉加工装置を提供できる。
一実施形態に係る食肉加工装置を概念的に示す全体斜視図である。 一実施形態に係る食肉加工装置を概念的に示す平面図である。 一実施形態に係る振分ユニット、供給ユニット、及び受渡ユニットを概念的に示す拡大斜視図である。 一実施形態に係る排出ラインを概念的に示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、一実施形態に係る食肉加工装置1を概念的に示す全体斜視図である。
食肉加工装置1は、食肉2の搬送および加工を自動的に実行する装置である。食肉2は、豚、牛、または馬などの肉であってもよいし、魚または鳥などの肉であってもよい。また、食肉2は骨付き肉であってもよいし、骨を含まない肉であってもよい。
一実施形態に係る食肉加工装置1は、直列に配置された複数の搬送ユニット30を含む搬送ライン3と、搬送ライン3によって搬送される食肉2を加工するための少なくとも1つの加工ステーション7と、搬送ユニット30を制御するためのコントローラ5とを備える。
さらに本例の食肉加工装置1は、搬送ライン3によって搬送される食肉2を加工ステーション7に供給するための供給ユニット8と、加工ステーション7によって加工された食肉2を搬送するための複数の排出ユニット90を含む排出ライン9と、加工された食肉2を加工ステーション7から排出ライン9に渡すための受渡ユニット12とを含む。
さらに上述した複数の搬送ユニット30には、振分ユニット15が含まれる。振分ユニット15は、搬送される食肉2の搬送先を供給ユニット8または搬送ユニット30のいずれかに選択的に切り替えるように構成される。
本例のコントローラ5は、搬送ユニット30に加えて、加工ステーション7、供給ユニット8、排出ライン9、振分ユニット15、および受渡ユニット12を制御するように構成される。コントローラ5は、1または複数の演算装置である。演算装置に含まれるプロセッサは、CPU、GPU、MPU、DSP、またはこれらの組み合わせなどでもよいし、もしくは、PLD、ASIC、FPGA、またはMCU等の集積回路により実現されてもよい。演算装置は、ROM、RAM、またはフラッシュメモリなどのメモリを適宜含んでもよい。
なお、他の実施形態に係る食肉加工装置1は、加工ステーション7、供給ユニット8、排出ユニット90、振分ユニット15、または受渡ユニット12の少なくとも1つを備えなくてもよい。
一実施形態の搬送ライン3は、互いに並列に配置された第1搬送ライン3Aおよび第2搬送ライン3Bを含み、これら2つの搬送ラインでは、コントローラ5による互いに独立な搬送制御が実行される。
第1搬送ライン3Aおよび第2搬送ライン3Bでは、互いに異なる種別の食肉2が第1搬送ライン3Aまたは第2搬送ライン3Bに選択的に投入される。より具体的な一例として、食肉2が豚の右肢肉または左肢肉である場合、第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bは各々、右肢肉と左肢肉の専用搬送ラインである。なお、他の実施形態では、同じ種別の食肉2が第1搬送ライン3Aまたは第2搬送ライン3Bによって搬送されてもよいし、第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bの各々に複数種類の食肉2が投入されてもよい。
一実施形態における少なくとも1つの加工ステーション7は、搬送ライン3に沿って配置される複数の加工ステーション7を含む。本例では、第1搬送ライン3Aに対応する加工ステーション7は、搬送ライン3の搬送方向の上流側から順に、第1加工ステーション7A、第2加工ステーション7B、および第3加工ステーション7Cを含む。同様に、第2搬送ライン3Bも、上流側から順に第1加工ステーション7A、第2加工ステーション7B、および第3加工ステーション7Cを含む。以下では、第1加工ステーション7A、第2加工ステーション7B、および第3加工ステーション7Cを総称して「加工ステーション7」という場合がある。本例の6つの加工ステーション7は互いに同じ構成を有する。他の例では、6つの加工ステーション7は互いに異なる構成を有してもよい。
各々の加工ステーション7は、供給ユニット8から食肉2を受け取るためのステーションコンベア73と、食肉加工用のツール78を装着した多軸ロボット77とを含む。本例では、互いに異なるツール78A、78B(78)を装着した複数の多軸ロボット77が設けられており、複数の多軸ロボット77がステーションコンベア73上にある食肉2を加工する。ステーションコンベア73は一例としてベルトコンベアである。また、多軸ロボット77の個数は1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
なお、他の実施形態では、搬送ライン3は、第2搬送ライン3Bを含まなくてもよく、この場合、加工ステーション7の個数は1個であってもよい。あるいは、搬送ライン3は、第1搬送ライン3Aおよび第2搬送ライン3Bに加えて別の搬送ラインをさらに含んでもよい。
図2は、一実施形態に係る食肉加工装置1の平面図である。
一実施形態の第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bは各々、複数の搬送ユニット30を含む。第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bは平面視において互いに対称な構成を有し、第1搬送ライン3Aの複数の搬送ユニット30と第2搬送ライン3Bの複数の搬送ユニット30も、互いに対称な構成を有する。以下、第1搬送ライン3Aを構成する複数の搬送ユニット30に絞って詳細を説明する。
本例の搬送ユニット30は、コンベア33と、コンベア33上における食肉2を検出するためのセンサ35と、食肉2を搬送するための駆動力をコンベア33に付与するように構成されたモータ38とを含む。一例として、各々の搬送ユニット30は、コンベア33、センサ35、及びモータ38を支持するベース(図示外)をさらに含む。なお図2では、図面を見易くする都合、モータ38については、最も上流側にある2つのみを図示する。
コンベア33は一例としてベルトコンベアである。センサ35は一例として、食肉2の搬送経路に向けて光を放つように構成された反射型または透過型の光電センサである。本例のセンサ35は、コンベア33の搬送方向における中心位置よりも下流側に位置する。
上記構成によれば、各々の搬送ユニット30に、食肉2を検知するセンサ35と、食肉2を搬送するための動力源であるモータ38とが搭載されるので、複数の搬送ユニット30を配置するときの制約が少ない。例えば複数の搬送ユニット30を図2で示すような直線状に配置することもできるし、別の例では円弧状に配置することもできるし、これらを組み合わせた配置も可能である。従って、搬送ライン3のレイアウト設計の自由度が向上する結果、食肉2を搬送する自由度が向上する。
複数の搬送ユニット30は、第1搬送ユニット31と、第1搬送ユニット31の下流側に位置する第2搬送ユニット32とを含む。
以下、第1搬送ユニット31のコンベア33、センサ35、およびモータ38を各々、「第1コンベア33A」、「第1センサ35A」、および「第1モータ」という場合があり、第2搬送ユニット32のコンベア33、センサ35、モータ38を各々、「第2コンベア33B」、「第2センサ35B」、および「第2モータ」という場合がある。
コントローラ5は、第2センサ35Bの検出結果に基づいて第1コンベア33Aと第2コンベア33Bを駆動制御するように構成される。
例えば第2コンベア33Bにおいて複数の食肉2が衝突することを回避するための搬送制御をコントローラ5は実行することができる。より具体的には、第2モータを駆動制御する間にコントローラ5は、第2搬送ユニット32から食肉2が排出されたか否かを第2センサ35Bの検出結果に基づき判定する。食肉2が排出されていないと判定された場合、コントローラ5は、第1搬送ユニット31で後続の食肉2を待機させる搬送制御を第1モータに対して実行できる。
なお、待機とは、食肉2を規定の位置で停止させることと、搬送速度を減速させて食肉2の搬送を続けることとを含む概念である。
別の例では、食肉2が第2搬送ユニット32から排出されたことを条件に、コントローラ5は、第1モータの搬送制御を開始し、第1搬送ユニット31は下流側からの食肉2の受入れを開始してもよい。
上記構成によれば、第2搬送ユニット32における食肉2の有無に応じて第1搬送ユニット31から第2搬送ユニット32に食肉2が搬送されるので、食肉2を搬送する自由度が向上する。
一実施形態では、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32は互いに隣り合う。
コントローラ5(図1参照)は、第1コンベア33Aと第2コンベア33Bの各々に食肉2がある場合、第2コンベア33Bから食肉2が排出されるまでの間、第1コンベア33Aにある食肉2が第1搬送ユニット31にて待機するよう、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32を駆動制御するように構成される。
例えば、第1搬送ユニット31から排出された食肉2が第2搬送ユニット32で留まる場合、第1センサ35Aは検出状態から非検出状態に切り替わり、第2センサ35Bは非検出状態から検出状態に切り替わる。第2センサ35Bのこの状態変化を契機として第2モータが駆動停止した後、後続の食肉2が第1搬送ユニット31に搬送されると、第1センサ35Aが検出状態に切り替わる。このとき、コントローラ5は第1モータを制御して、後続の食肉2を第1搬送ユニット31で待機させることができる。
上記構成によれば、隣り合う第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32とが搬送制御されるので、複数の食肉2の搬送間隔を狭めることができる。よって、複数の食肉2の搬送間隔を狭めつつ、食肉2を搬送する自由度を向上できる。
他の実施形態では、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32の間に別の搬送部が介在してもよい。別の搬送部とは、例えば、直列に配置された複数のベルトコンベアが1つのモータによって駆動されるユニットである。
一実施形態では、第1搬送ユニット31および第2搬送ユニット32は、複数の加工ステーション7のうち、食肉2の搬送方向において隣り合う2つの加工ステーション7の間に配置される。より具体的な一例として、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32は2組用意され、一方の組は第1加工ステーション7Aと第2加工ステーション7Bの間に配置され、他方の組は第2加工ステーション7Bと第3加工ステーション7Cとの間とに配置される。
上記構成によれば、例えば下流側にある加工ステーション7(第2加工ステーション7Bまたは第3加工ステーション7C)に向けて搬送される食肉2の個数が過多になる場合には、第1搬送ユニット31または第2搬送ユニット32の少なくとも一方において、食肉2を待機させることができる。これにより、加工ステーション7に食肉2を搬送する自由度を向上できる。
なお、第1搬送ユニット31で食肉2を待機させるためのコントローラ5による制御は既述の通りであり、同様の制御によって第2搬送ユニット32で食肉2を待機させることができる。
また他の実施形態では、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32は、第1加工ステーション7Aよりも上流側に配置されてもよい。
一実施形態では、搬送ライン3の搬送方向において、第1加工ステーション7Aと第2加工ステーション7Bとの間にある複数の搬送ユニット30の個数(本例では2個)は、搬送方向において第2加工ステーション7Bと第3加工ステーション7Cとの間にある少なくとも1つの搬送ユニット30の個数(本例では2個)以上である。
上記構成によれば、第1加工ステーション7Aと第2加工ステーション7Bの間にある複数の搬送ユニット30の方が、第2加工ステーション7Bと第3加工ステーション7Cの間にある少なくとも1つの搬送ユニット30に比べて、より多くの食肉2を搬送する。第1加工ステーション7Aと第2加工ステーション7Bの間で配置される搬送ユニット30が増えることで、該区間においてより多くの食肉2を待機させることが可能になる。よって、搬送ライン3全体において食肉2が滞留することを抑制することができる。
なお、他の実施形態では、第1加工ステーション7Aおよび第2加工ステーション7Bの間に配置される搬送ユニット30の個数は、第2加工ステーション7Bと第3加工ステーション7Cの間に配置される搬送ユニット30の個数よりも多くてもよい。この場合、搬送ライン3全体における食肉2の滞留がさらに抑制される。
図3は、一実施形態に係る振分ユニット15、供給ユニット8、及び受渡ユニット12を概念的に示す拡大斜視図である。
一実施形態に係る第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bの各々には、既述した供給ユニット8と振分ユニット15が含まれる。また、供給ユニット8と振分ユニット15はいずれも、第1加工ステーション7A、第2加工ステーション7B、および第3加工ステーション7Cの各々に対応して設けられる。即ち、本例では6つの供給ユニット8と、6つの振分ユニット15とが設けられる。
説明の重複を避けるため以下では、第1搬送ライン3Aの第1加工ステーション7Aに対応する供給ユニット8と振分ユニット15に絞って詳細を説明する。
一実施形態の供給ユニット8は、第1加工ステーション7Aに専用で食肉2を供給するように構成される。複数の搬送ユニット30の構成要素である振分ユニット15は、供給ユニット8または第1搬送ユニット31のいずれかに選択的に食肉2を搬送するように構成される。
振分ユニット15は、上述した搬送ユニット30に対して別の構成がさらに付加されたユニットである。具体的には、振分ユニット15は、既述のコンベア33、センサ35(図2参照)、モータ38(図2参照)、およびベースを含み、さらに追加的な構成として、ベースの下流側の部位を昇降させるエアシリンダと、ベースを回転可能に支持する支持体とを含む。以下、振分ユニット15のコンベア33を「振分コンベア23」という。振分コンベア23は、供給ユニット8または第1搬送ユニット31のいずれかに近接するように昇降するための下流端23Aを含む。本例では、下流端23Aの昇降はエアシリンダによって実現されるが、別の例では油圧式シリンダ、またはモータなどによって実現されてもよい。
図3では、下流端23Aが下方にある振分コンベア23を実線によって図示し、下流端23Aが上方にある振分コンベア23を二点鎖線によって図示する。下流端23Aが下方にあるとき、振分コンベア23は食肉2を供給ユニット8に搬送する。一方、下流端23Aが上方にあるとき、コンベア33は第1搬送ユニット31に食肉2を搬送する。
振分ユニット15は、例えば以下のように動作する。食肉2の搬送先に関わらずモータ38(図2参照)は駆動しており、食肉2の搬送先が第1搬送ユニット31である場合、エアシリンダの駆動によって振分コンベア23の下流端23Aは上方に移動する。これにより、振分コンベア23は上流側にある搬送ユニット30から搬送されてくる食肉2を第1搬送ユニット31に渡すことができる。なお、下流端23Aが上方への移動を完了する前に食肉2がセンサ35の検出領域に到達することがあってもよい。この場合には、モータ38が一時的に駆動を停止し、下流端23Aの移動完了後にモータ38が駆動を再開してもよい。次に、食肉2の搬送先が供給ユニット8である場合、上流側の搬送ユニット30から受け取った食肉2が振分コンベア23上を移動する間に、下流端23Aは下方に移動する。これにより、振分コンベア23は供給ユニット8に向けて食肉2を搬送できる。下流端23Aが下方への移動を完了する前に食肉2がセンサ35の検出領域に到達した場合には、搬送先が第1搬送ユニット31であるときと同様の制御が実行される。このように、振分コンベア23の下流端23Aが昇降している間もモータ38の駆動により食肉2が振分コンベア23上を移動するので、振分コンベア23による食肉2の搬送時間を短縮化できる。
以上の動作は、コントローラ5がセンサ35の検出結果に基づき、モータ38とエアシリンダを駆動制御することで実現する。上記センサ35は、上流側にある搬送ユニット30のセンサ35または振分ユニット15のセンサ35の少なくとも一方である。
上記構成によれば、振分コンベア23の下流端23Aが昇降するだけで、食肉2の搬送先が切り替わるので、食肉加工装置1は搬送ライン3の構成を簡易化できる。
なお、他の実施形態では、振分ユニット15はセンサ35を含まなくてもよい。また、振分ユニット15は、モータ38(図2参照)を含まなくてもよく、この場合、振分コンベア23は、上流側にある搬送ユニット30のモータ38によって駆動されてもよい。
一実施形態では、供給ユニット8は、食肉2と搬送するための供給コンベア81と、供給コンベア81上における食肉2を検出するための供給センサ85(図2参照)とを含む。供給コンベア81は例えばベルトコンベアである。
本例の供給ユニット8は、さらに、供給コンベア81を駆動するための供給モータ(図示外)を含む。供給コンベア81、供給センサ85、および供給モータは、いずれも基部によって支持されている。また、基部は切替駆動部(図示外)から動力を得ることで水平に回転(つまり、鉛直方向を軸方向として回転)する。これら基部と切替駆動部はいずれも、供給ユニット8の構成要素である。一例として切替駆動部はエアシリンダまたはモータなどである。
本例では、切替駆動部の駆動に伴い基部が水平に約90度回転することで、供給コンベア81は姿勢変化する。具体的には、供給コンベア81は、搬送ライン3の搬送方向と平面視で平行な方向に食肉2を搬送する受取姿勢と、複数の搬送ユニット30から平面視で遠ざかる方向に食肉2を搬送する供給姿勢との間で変化するように構成される。図3では、受取姿勢の供給コンベア81は実線によって例示され、供給姿勢の供給コンベア81は二点鎖線によって例示される。受取姿勢の供給コンベア81は、平面視において、第1コンベア33Aと重なり、このとき供給コンベア81の上流端は、振分コンベア23の下流端23Aと近接する。供給姿勢の供給コンベア81は、平面視において第1コンベア33Aと直交して延在し、このとき供給コンベア81の上流端は、振分コンベア23の下流端23Aから離隔する。
供給ユニット8は、例えば以下のように動作する。受取姿勢の供給コンベア81が供給モータの動力により駆動し、振分コンベア23から食肉2を受け取る。供給モータが駆動停止すると食肉2は供給コンベア81で停止する。その後、切替駆動部の駆動により供給コンベア81は供給姿勢に変化する。供給モータが駆動再開することで、供給コンベア81からステーションコンベア73に食肉2が搬送される。
以上の供給ユニット8の動作はコントローラ5によって制御される。受取姿勢の供給コンベア81上で食肉2を停止する制御は、例えば振分ユニット15のセンサ35(図2参照)の検出結果に基づいて実行されてもよいし、供給センサ85(図2参照)の検出結果に基づいて実行されてもよい。また、供給コンベア81上に食肉2があるときに後続の食肉2が振分コンベア23に搬送された場合、コントローラ5(図1参照)は、後続の食肉2が振分コンベア23で待機するよう振分モータを駆動制御してもよい。
上記構成によれば、供給コンベア81が、振分コンベア23から食肉2を受け取る機能と、第1加工ステーション7Aに食肉2を供給する機能とを兼用するので、供給ユニット8の構成を簡易化できる。
また、食肉2が供給ユニット8で待機している間、後続の食肉2が振分ユニット15で待機する。これにより、食肉2が順次加工されるときの第1加工ステーション7A(加工ステーション7)の休止時間を低減できる。よって、食肉加工装置1の生産性は向上する。
一実施形態では、第1加工ステーション7A(加工ステーション7)は、供給ユニット8からステーションコンベア73に搬送された食肉2を加工するように構成される。
一実施形態のコントローラ5(図1参照)は、第1加工ステーション7Aの加工状況を示すデータに基づき、加工ステーション7に食肉2がある場合に後続の食肉2が供給ユニット8で待機するよう供給コンベア81(供給モータ)を駆動制御するように構成される。
加工状況を示すデータは、第1加工ステーション7Aが食肉2の加工中であることを示すデータであり、例えば、食肉加工プログラムが実行中であることを示すデータである。別の例として加工状況を示すデータは、第1加工ステーション7Aにある食肉2を撮影するための撮影装置から取得した撮影画像であってもよい。撮影画像は、ステーションコンベア73に食肉2があるか否かに応じて変化する。この撮影装置は、可視光カメラでもよいし、可視光カメラと3Dカメラとの組み合わせであってもよい。さらに別の例では、加工状況を示すデータは、ステーションコンベア73に設けられた光電センサの検出結果であってもよい。
上記構成によれば、第1加工ステーション7Aの加工中、後続の食肉2が専用の供給ユニット8で待機するので、食肉2が順次加工されるときの第1加工ステーション7Aの休止時間を低減できる。よって、食肉加工装置1の生産性は向上する。
図2に戻り、搬送ユニット30に含まれる退避搬送ユニット39を説明する。
一実施形態の退避搬送ユニット39は、搬送ユニット30から加工ステーション7までの搬送路よりも、搬送ライン3の搬送方向において下流側に位置する。本例では、各々の加工ステーション7に対応する複数の搬送路のいずれに対しても、退避搬送ユニット39は下流側に位置する。
退避搬送ユニット39は、第1搬送ユニット31と第2搬送ユニット32との各々に対応して設けられる。また、本例の退避搬送ユニット39は、最も下流側に位置する振分ユニット15から食肉2が搬送されるように構成される。この振分ユニット15の振分コンベア23の下流端23Aが上方に位置するとき、振分コンベア23から退避搬送ユニット39に食肉2が搬送される。
例えば、コントローラ5は、加工ステーション7での加工に適さない虞のある食肉2が搬送される場合、又は搬送ライン3で搬送される食肉2が過剰である場合に、食肉2が退避搬送ユニット39まで搬送されるよう、搬送ライン3を制御する。
退避搬送ユニット39まで搬送された食肉2は、作業者によって取り出されてもよいし、別の専用搬送ラインによって排出されてもよい。別の専用搬送ラインは、搬送ユニット30が追設されることによって形成できる。
上記構成によれば、加工ステーション7での加工に適さない可能性のある食肉2がある場合、または、搬送ユニット30の搬送能力を超える食肉2が食肉加工装置1に投入される場合であっても、食肉加工装置1は適正に稼働できる。
既述の受渡ユニット12は、搬送ライン3に沿って配置される複数の加工ステーション7(即ち本例では、第1加工ステーション7A、第2加工ステーション7B、および第3加工ステーション7C)の各々に対応して設けられる。
既述のように、受渡コンベア13は、加工ステーション7に含まれるステーションコンベア73から受け取った食肉2を排出ユニット90に渡すように構成される。
一実施形態の受渡ユニット12は、各々の加工ステーション7に対応して設けられる。説明の重複を避けるため以下では、第1加工ステーション7Aに対応する受渡ユニット12に絞って詳細を説明する。
図2、図3で示されるように、一実施形態の受渡ユニット12は、食肉2を搬送するための受渡コンベア13と、受渡コンベア13を駆動する受渡モータ(図示外)と、受渡コンベア13上の食肉2を検出するための受渡センサ19とを備える。
本例の受渡コンベア13は、ステーションコンベア73または排出ユニット90に選択的に近接するように昇降するための一端13Aを含む。一端13Aの昇降は、一例としてエアシリンダによって実行される。エアシリンダは、受渡コンベア13、受渡モータ、および受渡センサ19を回転可能に支持する支持体に設けられる。受渡コンベア13はベルトコンベアである。
受渡コンベア13の一端13Aは、上方位置にあるときにステーションコンベア73に近接し、上方位置よりも下方の第1下方位置にあるときに排出ユニット90に近接する。図3の例では、一端13Aが上方位置にある受渡コンベア13を実線によって図示し、一端13Aが第1下方位置にある受渡コンベア13は二点鎖線によって図示する。
受渡ユニット12は、例えば以下のように動作する。一端13Aが上方位置にある状態で受渡モータが駆動することで、受渡コンベア13はステーションコンベア73から食肉2を受け取る。受渡センサ19が検出状態に切り替わったことに応答して、受渡モータは駆動停止する。エアシリンダの駆動によって、一端13Aが第1下方位置まで下降した後、受渡モータが逆方向に駆動し、食肉2は排出ユニット90に搬送される。
上記動作はコントローラ5が受渡ユニット12を制御することで実行される。
上記構成によれば、受渡コンベア13が、加工ステーション7から食肉2を受け取る機能と、食肉2を排出ユニット90に渡す機能とを兼用するので、受渡ユニット12の構成を簡易化できる。
なお、他の実施形態では、受渡コンベア13の一端13Aは、第1下方位置よりも低い第2下方位置まで下降することができてもよい。一端13Aが第2下方位置にある受渡コンベア13は二点鎖線によって図示される。第2下方位置にある一端13Aは、廃棄部29に近接する。つまり、一端13Aは、ステーションコンベア73、搬送ユニット30、または廃棄部29に選択的に近接するよう昇降してもよい。廃棄部29は、第1加工ステーション7A(加工ステーション7)の加工によって食肉2から除去された不要なパーツを搬送または収容する。食肉2が骨付き肉の場合、不要なパーツは除去された骨である。例えば、第1加工ステーション7Aによって食肉2から骨が除去されて加工後の食肉2がステーションコンベア73から受渡コンベア13に搬送される際、除去された骨を多軸ロボット77が把持していてもよい。加工された食肉2がステーションコンベア73から受渡ユニット12に搬送された後、多軸ロボット77が不要なパーツである骨をステーションコンベア73に載置すれば、加工された食肉2と不要なパーツを各々、排出ライン9と廃棄部29に搬送することができる。廃棄部29は、不要なパーツを搬送するベルトコンベアであってもよいし、不要なパーツを収容するボックスであってもよい。
図4は、一実施形態に係る排出ライン9を概念的に示す平面図である。
一実施形態の排出ライン9は、既述の第1搬送ライン3Aと第2搬送ライン3Bの各々に対応する第1排出ライン9Aと第2排出ライン9Bを含む。第1排出ライン9Aと第2排出ライン9Bは各々、既述の複数の排出ユニット90を含む。第1排出ライン9Aと第2排出ライン9Bは平面視において互いに対称な構成を有し、第1排出ライン9Aの複数の排出ユニット90と第2排出ライン9Bの複数の排出ユニット90も、互いに対称な構成を有する。以下、第1排出ライン9Aを構成する複数の排出ユニット90に絞って詳細を説明する。
排出ユニット90は、搬送ユニット30(図2参照)と同様の構成を有する。即ち、排出ユニット90は、食肉2を搬送するための排出コンベア93と、排出コンベア93上にある食肉2を検出するための排出センサ95と、食肉2を搬送するための駆動力を排出コンベア93に付与するための排出モータ98とを備える。
排出コンベア93は一例としてベルトコンベアである。排出センサ95は、排出コンベア93の搬送方向の中心位置よりも下流側に設けられる。
複数の排出ユニット90は、搬送ライン3(図2参照)の下方で直列に配置された複数の直列排出ユニット91と、複数の直列排出ユニット91と交差するように互いに平行に延在する複数の並列排出ユニット96とを含む。
複数の並列排出ユニット96は、複数の受渡ユニット12の各々に対応して設けられる。各々の並列排出ユニット96は、第1下方位置にある受渡コンベア13の一端13Aから受け取った加工された食肉2を、いずれかの直列排出ユニット91まで搬送するように構成される。
複数の直列排出ユニット91は、各々の並列排出ユニット96から搬送される加工された食肉2を搬送するように構成される。本例の直列排出ユニット91は、供給コンベア81よりも鉛直方向下側に設けられる(図3参照)。また、本例の直列排出ユニット91は、搬送ライン3および受取姿勢の供給コンベア81と平面視で重なる位置に設けられる(図3参照)。平面視において、直列排出ユニット91の排出コンベア93は、搬送ライン3のコンベア33の長手方向と平行に延在する。
排出ユニット90は例えば以下のように動作する。並列排出ユニット96の排出モータ98と複数の直列排出ユニット91の排出モータ98とが駆動することで、並列排出ユニット96から直列排出ユニット91に食肉2が搬送される。例えば、食肉2の排出方向(矢印E)において最も上流側にある直列排出ユニット91が食肉2を搬送している間に、上流側にある並列排出ユニット96は、搬送する別の食肉2を所定の位置まで搬送した後に停止させてもよい。これにより、並列排出ユニット96と直列排出ユニット91との合流部分で複数の食肉2が衝突することが抑制される。上記制御は、コントローラ5により、第1排出ライン9Aと第2排出ライン9Bにおいて互いに独立して実行される。
上記構成によれば、複数の並列排出ユニット96によって搬送される食肉2は、いずれかの直列排出ユニット91へと搬送される。加工された食肉2が特定のラインへと集められるので、加工された食肉2を搬送する構成を簡易化できる。また、複数の直列排出ユニット91が複数の搬送ユニット30の下方にあるので、食肉加工装置1の平面視スペースをコンパクト化できる。
(まとめ)
以下、幾つかの実施形態に係る食肉加工装置(1)について概要を記載する。
1)本発明の少なくとも一実施形態に係る食肉加工装置(1)は、
直列に配置された複数の搬送ユニット(30)を含む搬送ライン(3)と、
前記搬送ライン(3)によって搬送される食肉(2)を加工するための少なくとも1つの加工ステーション(7)と、
前記搬送ユニット(30)を制御するためのコントローラ(5)と、
を備え、
前記複数の搬送ユニット(30)は、
第1コンベア(33A)および前記第1コンベア(33A)上における前記食肉(2)を検出するための第1センサ(35A)を有する第1搬送ユニット(31)と、
前記第1搬送ユニット(31)の下流側に位置し、第2コンベア(33B)および前記第2コンベア(33B)上における前記食肉(2)を検出するための第2センサ(35B)を有する第2搬送ユニット(32)と、
を含み、
前記コントローラ(5)は、前記第2センサ(35B)の検出結果に基づいて、前記第1コンベア(33A)と前記第2コンベア(33B)の駆動制御をするように構成される。
上記1)の構成によれば、第2搬送ユニット(32)における食肉(2)の有無に応じて第1搬送ユニット(31)から第2搬送ユニット(32)に食肉(2)が搬送されるので、食肉(2)を搬送する自由度が向上する。例えば第2コンベア(33B)において複数の食肉(2)が滞留することを回避するための搬送制御をコントローラ(5)は実行することができる。より具体的には、第2搬送ユニット(32)から食肉(2)が排出されたことを条件に第1搬送ユニット(31)は食肉(2)の受入れを開始できる。別の例では、第2搬送ユニット(32)に食肉(2)がある場合に、第1搬送ユニット(31)で後続の食肉(2)を待機させる搬送制御をコントローラ(5)は実行することができる。
2)幾つかの実施形態では、上記1)の構成において、
前記少なくとも1つの加工ステーション(7)は、前記搬送ライン(3)に沿って配置される複数の前記加工ステーション(7)を含み、
前記第1搬送ユニット(31)および前記第2搬送ユニット(32)は、複数の前記加工ステーション(7)のうち前記食肉(2)の搬送方向において隣り合う2つの前記加工ステーション(7)の間に配置される。
上記2)の構成によれば、例えば下流側にある加工ステーション(7)に向けて搬送される食肉(2)の個数が過多になる場合には、第1搬送ユニット(31)または第2搬送ユニット(32)の少なくとも一方において、食肉(2)を待機させることができる。従って、加工ステーション(7)に食肉(2)を搬送する自由度を向上できる。
3)幾つかの実施形態では、上記2)の構成において、
前記複数の加工ステーション(7)は、前記搬送ライン(3)の前記搬送方向において上流側から順に配置された第1加工ステーション(7A)、第2加工ステーション(7B)、および第3加工ステーション(7C)を含み、
前記搬送方向において前記第1加工ステーション(7A)と前記第2加工ステーション(7B)との間にある前記複数の搬送ユニット(30)の個数は、前記搬送方向において前記第2加工ステーション(7B)と前記第3加工ステーション(7C)との間にある少なくとも1つの前記搬送ユニット(30)の個数以上である。
上記3)の構成によれば、第1加工ステーション(7A)と第2加工ステーション(7B)の間にある複数の搬送ユニット(30)の方が、第2加工ステーション(7B)と第3加工ステーション(7C)の間にある少なくとも1つの搬送ユニット(30)に比べて、より多くの食肉(2)を搬送する。第1加工ステーション(7A)と第2加工ステーション(7B)の間で配置される搬送ユニット(30)が増えることで、該区間においてより多くの食肉(2)を待機させることが可能になる。よって、搬送ライン(3)全体における食肉(2)の滞留を抑制することができる。
4)幾つかの実施形態では、上記2)または3)の構成において、
前記第1搬送ユニット(31)の下方に位置し、複数の前記加工ステーション(7)のいずれかに専用で前記食肉(2)を供給するための供給ユニット(8)をさらに備え、
前記複数の搬送ユニット(30)は、前記供給ユニット(8)または前記第1搬送ユニット(31)のいずれかに選択的に前記食肉(2)を搬送するように構成された振分ユニット(15)を含み、
前記振分ユニット(15)は、前記供給ユニット(8)または前記第1搬送ユニット(31)のいずれかに近接するように昇降するための下流端(23A)を含む振分コンベア(23)を含む。
上記4)の構成によれば、振分コンベア(23)の下流端(23A)が昇降するだけで、食肉(2)の搬送先が切り替わるので、食肉加工装置(1)は搬送ライン(3)の構成を簡易化できる。
5)幾つかの実施形態では、上記4)の構成において、
前記供給ユニット(8)は、前記搬送方向と平面視で平行な方向に前記食肉(2)を搬送する受取姿勢と、前記複数の搬送ユニット(30)から平面視で遠ざかる方向に前記食肉(2)を搬送する供給姿勢との間で変化する供給コンベア(81)を含む。
上記5)の構成によれば、供給コンベア(81)が、振分コンベア(23)から食肉(2)を受け取る機能と、加工ステーション(7)に食肉(2)を供給する機能とを兼用するので、供給ユニット(8)の構成を簡易化できる。
6)幾つかの実施形態では、上記5)の構成において、
前記供給ユニット(8)は、前記供給コンベア(81)上における前記食肉(2)を検出するための供給センサ(85)を含み、
前記コントローラ(5)は、前記供給センサ(85)の検出結果に基づき、前記供給コンベア(81)に前記食肉(2)がある場合に後続の前記食肉(2)が前記振分ユニット(15)で待機するよう前記振分ユニット(15)を駆動制御するように構成される。
上記6)の構成によれば、食肉(2)が供給ユニット(8)で待機している間、さらに後続の食肉(2)が振分ユニット(15)で待機する。これにより、食肉(2)が順次加工されるときの加工ステーション(7)の休止時間を低減できる。よって、食肉加工装置(1)の生産性は向上する。
7)幾つかの実施形態では、上記5)または6)の構成において、
前記コントローラ(5)は、前記供給ユニット(8)からの前記食肉(2)を加工する前記加工ステーション(7)の加工状況を示すデータに基づき、前記加工ステーション(7)に前記食肉(2)がある場合には、後続の前記食肉(2)が前記供給ユニット(8)で待機するよう前記供給コンベア(81)を駆動制御するように構成される。
上記7)の構成によれば、加工ステーション(7)の加工中、後続の食肉(2)が供給ユニット(8)で待機するので、食肉(2)が順次加工されるときの加工ステーション(7)の休止時間を低減できる。よって、食肉加工装置(1)の生産性は向上する。
8)幾つかの実施形態では、上記1)から7)のいずれかの構成において、
前記搬送ユニット(30)は、前記搬送ユニット(30)から前記加工ステーション(7)までの搬送路よりも、前記搬送ライン(3)の搬送方向において下流側に位置する退避搬送ユニット(39)を含む。
上記8)の構成によれば、一部の食肉(2)を退避搬送ユニット(39)に退避させることができる。これにより、加工ステーション(7)での加工に適さない可能性のある食肉(2)がある場合、または、搬送ユニット(30)で搬送される食肉(2)が過剰になる場合であっても、食肉加工装置(1)は適正に稼働できる。
9)幾つかの実施形態では、上記1)から8)のいずれかの構成において、
前記加工ステーション(7)にて加工された前記食肉(2)を搬送するための複数の排出ユニット(90)を含む排出ライン(9)と、
前記加工ステーション(7)に含まれるステーションコンベア(73)から受け取った前記食肉(2)を前記排出ユニット(90)に渡すための受渡ユニット(12)と
をさらに備え、
前記受渡ユニット(12)は、前記ステーションコンベア(73)または前記排出ユニット(90)に選択的に近接するよう昇降するための一端13Aを有する受渡コンベア(13)を含む。
上記9)の構成によれば、受渡コンベア(13)が、加工ステーション(7)から食肉(2)を受け取る機能と、食肉(2)を排出ユニット(90)に渡す機能とを兼用するので、受渡ユニット(12)の構成を簡易化できる。
10)幾つかの実施形態では、上記9)の構成において、
前記受渡ユニット(12)は、前記搬送ライン(3)に沿って配置される複数の前記加工ステーション(7)の各々に対応して設けられ、
前記複数の排出ユニット(90)は、
排出コンベア(93)および前記排出コンベア(93)上における前記食肉(2)を検出するための排出センサ(95)を各々が含み、前記搬送ライン(3)の下方で直列に配置された複数の直列排出ユニット(91)と、
複数の前記受渡ユニット(12)の各々に対応して設けられると共に、前記複数の直列排出ユニット(91)と交差するように互いに平行に延在し、前記受渡ユニット(12)から受け取った前記食肉(2)をいずれかの前記直列排出ユニット(91)まで搬送するように構成された複数の並列排出ユニット(96)とを含む。
上記10)の構成によれば、複数の並列排出ユニット(96)によって搬送される食肉(2)は、いずれかの直列排出ユニット(91)へと搬送される。加工された食肉(2)が特定のラインに集められるので、加工された食肉(2)を搬送する構成を簡易化できる。また、複数の直列排出ユニット(91)が複数の搬送ユニット(30)の下方にあるので、食肉加工装置(1)の平面視スペースをコンパクトにすることができる。
11)幾つかの実施形態では、上記1)から10)のいずれかの構成において、
前記第1搬送ユニット(31)と前記第2搬送ユニット(32)は、互いに隣り合う位置に配置され、
前記コントローラ(5)は、前記第1コンベア(33A)と前記第2コンベア(33B)の各々に前記食肉(2)がある場合、前記第2コンベア(33B)から前記食肉(2)が排出されるまでの間、前記第1コンベア(33A)にある前記食肉(2)が前記第1搬送ユニット(31)にて滞留するよう、前記第1搬送ユニット(31)と前記第2搬送ユニット(32)を駆動制御するように構成される。
上記11)の構成によれば、隣り合う第1搬送ユニット(31)と第2搬送ユニット(32)とが搬送制御されるので、複数の食肉(2)の搬送間隔を狭めることができる。よって、複数の食肉(2)の搬送間隔を狭めつつ、食肉(2)を搬送する自由度を向上できる。
12)幾つかの実施形態では、上記1)から11)のいずれかの構成において、
複数の搬送ユニット(30)は各々、
コンベア(33)と
前記コンベア上における前記食肉(2)を検出するためのセンサ(35)と、
前記食肉(2)を搬送するための駆動力を前記コンベアに付与するように構成されたモータ(38)とを含む。
上記12)の構成によれば、各々の搬送ユニット(30)に、食肉(2)を検出するためのセンサ(35)と、食肉(2)を搬送するための動力源であるモータ(38)とが搭載されるので、複数の搬送ユニット(30)を配置するときの制約が少ない。従って、搬送ライン(3)のレイアウト設計の自由度が向上する結果、食肉(2)を搬送する自由度が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
本明細書において、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
1 :食肉加工装置
2 :食肉
3 :搬送ライン
5 :コントローラ
7 :加工ステーション
8 :供給ユニット
9 :排出ライン
12 :受渡ユニット
13 :受渡コンベア
13A :一端
15 :振分ユニット
23 :振分コンベア
23A :下流端
30 :搬送ユニット
31 :第1搬送ユニット
32 :第2搬送ユニット
33 :コンベア
33A :第1コンベア
33B :第2コンベア
35 :センサ
35A :第1センサ
35B :第2センサ
38 :モータ
39 :退避搬送ユニット
73 :ステーションコンベア
81 :供給コンベア
85 :供給センサ
90 :排出ユニット
91 :直列排出ユニット
93 :排出コンベア
95 :排出センサ
96 :並列排出ユニット

Claims (12)

  1. 直列に配置された複数の搬送ユニットを含む搬送ラインと、
    前記搬送ラインによって搬送される食肉を加工するための少なくとも1つの加工ステーションと、
    前記搬送ユニットを制御するためのコントローラと、
    を備え、
    前記複数の搬送ユニットは、
    第1コンベアおよび前記第1コンベア上における前記食肉を検出するための第1センサを有する第1搬送ユニットと、
    前記第1搬送ユニットの下流側に位置し、第2コンベアおよび前記第2コンベア上における前記食肉を検出するための第2センサを有する第2搬送ユニットと、
    を含み、
    前記コントローラは、前記第2センサの検出結果に基づいて、前記第1コンベアと前記第2コンベアの駆動制御をするように構成される
    食肉加工装置。
  2. 前記少なくとも1つの加工ステーションは、前記搬送ラインに沿って配置される複数の前記加工ステーションを含み、
    前記第1搬送ユニットおよび前記第2搬送ユニットは、複数の前記加工ステーションのうち前記食肉の搬送方向において隣り合う2つの前記加工ステーションの間に配置される
    請求項1に記載の食肉加工装置。
  3. 前記複数の加工ステーションは、前記搬送ラインの前記搬送方向において上流側から順に配置された第1加工ステーション、第2加工ステーション、および第3加工ステーションを含み、
    前記搬送方向において前記第1加工ステーションと前記第2加工ステーションとの間にある前記複数の搬送ユニットの個数は、前記搬送方向において前記第2加工ステーションと前記第3加工ステーションとの間にある少なくとも1つの前記搬送ユニットの個数以上である
    請求項2に記載の食肉加工装置。
  4. 前記第1搬送ユニットの下方に位置し、複数の前記加工ステーションのいずれかに専用で前記食肉を供給するための供給ユニットをさらに備え、
    前記複数の搬送ユニットは、前記供給ユニットまたは前記第1搬送ユニットのいずれかに選択的に前記食肉を搬送するように構成された振分ユニットを含み、
    前記振分ユニットは、前記供給ユニットまたは前記第1搬送ユニットのいずれかに近接するように昇降するための下流端を含む振分コンベアを含む
    請求項2または3に記載の食肉加工装置。
  5. 前記供給ユニットは、前記搬送方向と平面視で平行な方向に前記食肉を搬送する受取姿勢と、前記複数の搬送ユニットから平面視で遠ざかる方向に前記食肉を搬送する供給姿勢との間で変化する供給コンベアを含む
    請求項4に記載の食肉加工装置。
  6. 前記供給ユニットは、前記供給コンベア上における前記食肉を検出するための供給センサを含み、
    前記コントローラは、前記供給センサの検出結果に基づき、前記供給コンベアに前記食肉がある場合に後続の前記食肉が前記振分ユニットで待機するよう前記振分ユニットを駆動制御するように構成される
    請求項5に記載の食肉加工装置。
  7. 前記コントローラは、前記供給ユニットからの前記食肉を加工する前記加工ステーションの加工状況を示すデータに基づき、前記加工ステーションに前記食肉がある場合に後続の前記食肉が前記供給ユニットで待機するよう前記供給コンベアを駆動制御するように構成される
    請求項5または6に記載の食肉加工装置。
  8. 前記搬送ユニットは、前記搬送ユニットから前記加工ステーションまでの搬送路よりも、前記搬送ラインの搬送方向において下流側に位置する退避搬送ユニットを含む
    請求項1から7のいずれかに記載の食肉加工装置。
  9. 前記加工ステーションにて加工された前記食肉を搬送するための複数の排出ユニットを含む排出ラインと、
    前記加工ステーションに含まれるステーションコンベアから受け取った前記食肉を前記排出ユニットに渡すための受渡ユニットと
    をさらに備え、
    前記受渡ユニットは、前記ステーションコンベアまたは前記排出ユニットに選択的に近接するよう昇降するための一端を有する受渡コンベアを含む
    請求項1から8のいずれかに記載の食肉加工装置。
  10. 前記受渡ユニットは、前記搬送ラインに沿って配置される複数の前記加工ステーションの各々に対応して設けられ、
    前記複数の排出ユニットは、
    排出コンベアおよび前記排出コンベア上における前記食肉を検出するための排出センサを各々が含み、前記搬送ラインの下方で直列に配置された複数の直列排出ユニットと、
    複数の前記受渡ユニットの各々に対応して設けられると共に、前記複数の直列排出ユニットと交差するように互いに平行に延在し、前記受渡ユニットから受け取った前記食肉をいずれかの前記直列排出ユニットまで搬送するように構成された複数の並列排出ユニットとを含む
    請求項9に記載の食肉加工装置。
  11. 前記第1搬送ユニットと前記第2搬送ユニットは、互いに隣り合う位置に配置され、
    前記コントローラは、前記第1コンベアと前記第2コンベアの各々に前記食肉がある場合、前記第2コンベアから前記食肉が排出されるまでの間、前記第1コンベアにある前記食肉が前記第1搬送ユニットにて滞留するよう、前記第1搬送ユニットと前記第2搬送ユニットを駆動制御するように構成される
    請求項1から10のいずれかに記載の食肉加工装置。
  12. 複数の搬送ユニットは各々、
    コンベアと
    前記コンベア上における前記食肉を検出するためのセンサと、
    前記食肉を搬送するための駆動力を前記コンベアに付与するように構成されたモータと
    を含む請求項1から11のいずれかに記載の食肉加工装置。
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