JP2022168421A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドブロックに異物が付着して残ることを抑制することができる空気入りタイヤを提供する。【解決手段】空気入りタイヤは、タイヤ径方向へ延びるサイドウォール22を備え、サイドウォール22は、タイヤ軸方向の外方へ突出する第1サイドブロック6を備え、第1サイドブロック6は、第1サイドブロック6のタイヤ径方向の最も内側に配置される第1領域11と、第1領域11のタイヤ径方向の外側に連接される第2領域12と、第2領域12のタイヤ径方向の外側に連接される第3領域13と、を備え、第2領域12は、第1領域11よりも、突出し、第3領域13は、第2領域12よりも、突出する。【選択図】図5

Description

本開示は、空気入りタイヤに関する。
従来、例えば、空気入りタイヤは、タイヤ径方向へ延びるサイドウォールを備え、サイドウォールは、タイヤ軸方向外方へ突出するサイドブロックを備えている(例えば、特許文献1及び2)。そして、サイドブロックによって、トラクション性能(例えば、サイドブロックの面やエッジ成分が雪、泥、砂、岩等に接するときに、トラクションを発生させる能力)を向上させることができる。
ところで、例えば、車両が雪路や悪路(例えば、泥濘地、砂地、岩場)を走行するときに、サイドブロックに、雪や土(砂、泥等)等の異物が付着する場合がある。そして、サイドブロックに異物が付着して残ることによって、例えば、車両が雪路や悪路を走行するときに、トラクション性能を十分に発揮させることができない場合がある。
特開2017-121876号公報 特開2021-3948号公報
本開示の目的は、サイドブロックに異物が付着して残ることを抑制することができる空気入りタイヤを提供することである。
空気入りタイヤは、タイヤ径方向へ延びるサイドウォールを備え、前記サイドウォールは、タイヤ軸方向の外方へ突出する第1サイドブロックを備え、前記第1サイドブロックは、前記第1サイドブロックの前記タイヤ径方向の最も内側に配置される第1領域と、前記第1領域の前記タイヤ径方向の外側に連接される第2領域と、前記第2領域の前記タイヤ径方向の外側に連接される第3領域と、を備え、前記第2領域は、前記第1領域よりも、突出し、前記第3領域は、前記第2領域よりも、突出する。
一実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ子午面の要部断面図 同実施形態に係る空気入りタイヤの要部斜視図 同実施形態に係る空気入りタイヤの要部側面図 図2の要部拡大図 図3の要部拡大図 同実施形態に係る第1サイドブロックの正面図 図6のVII-VII線の要部断面図
以下、空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1~図7を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
なお、後述する各寸法値、位置関係及び大小関係等は、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ともいう)1を正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷の正規状態で測定したものである。正規リムは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ1ごとに定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRA及びETRTOであれば「Measuring Rim」となる。
また、正規内圧は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ1ごとに定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、ETRTOであれば「INFLATION PRESSURE」である。
各図において、第1の方向D1は、タイヤ回転軸と平行であるタイヤ軸方向D1であり、第2の方向D2は、タイヤ1の直径方向であるタイヤ径方向D2であり、第3の方向D3は、タイヤ回転軸周りの方向であるタイヤ周方向D3である。また、タイヤ赤道面S1とは、タイヤ回転軸に直交する面で且つタイヤ軸方向D1の中心に位置する面であり、タイヤ子午面S2~S5とは、タイヤ回転軸を含む面であって、タイヤ赤道面S1と直交する面である。
なお、タイヤ軸方向D1において、内側とは、タイヤ赤道面S1に近い側のことであり、外側とは、タイヤ赤道面S1から遠い側のことである。また、タイヤ径方向D2において、内側とは、タイヤ回転軸に近い側のことであり、外側とは、タイヤ回転軸から遠い側のことである。また、タイヤ周方向D3のうち、第1側D31は、第1周方向側D31ともいい、第2側D32は、第2周方向側D32ともいう。
図1に示すように、タイヤ1は、例えば、一対のビード部21と、各ビード部21からタイヤ径方向D2の外側へ延びるサイドウォール22と、一対のサイドウォール22,22の各々のタイヤ径方向D2の外端に連接され、地面と接するトレッド面23aをタイヤ径方向D2の外側に有するトレッド23とを備えていてもよい。なお、タイヤ1は、例えば、リム(図示していない)に装着されていてもよい。
ビード部21は、例えば、環状に形成されるビードコア21aと、ビードコア21aのタイヤ径方向D2の外側に配置されるビードフィラー21bとを備えていてもよい。例えば、ビードコア21aは、ゴム被覆されたビードワイヤ(例えば、金属線)を積層して形成され、ビードフィラー21bは、硬質ゴムを、タイヤ径方向D2の外側に向けてテーパ状にして形成されている、という構成でもよい。
また、タイヤ1は、例えば、一対のビードコア21a,21aの間に架け渡されるカーカス24と、カーカス24の内側に配置され、空気が充填されるタイヤ1の内部空間に面するインナーライナ25とを備えていてもよい。カーカス24及びインナーライナ25は、例えば、ビード部21、サイドウォール22及びトレッド23に亘って、タイヤ内周に沿って配置されていてもよい。
ビード部21は、例えば、リムに接触する外表面を構成すべく、カーカス24のタイヤ軸方向D1の外側に配置されるリムストリップゴム21cを備えていてもよい。また、サイドウォール22は、例えば、外表面を構成すべく、カーカス24のタイヤ軸方向D1の外側に配置されるサイドウォールゴム22aを備えていてもよい。
トレッド23は、例えば、トレッド面23aを構成するトレッドゴム23bと、トレッドゴム23bとカーカス24との間に配置されるベルト23cとを備えていてもよい。ベルト23cは、複数(図1においては、4つ)のベルトプライ23dを備えていてもよい。例えば、ベルトプライ23dは、平行配列した複数本のベルトコード(例えば、有機繊維や金属)と、ベルトコードを被覆するトッピングゴムとを備えていてもよい。
カーカス24は、少なくとも1つ(図1においては、2つ)のカーカスプライ24aで構成されていてもよい。カーカスプライ24aは、例えば、ビードコア21aを巻き込むようにビードコア21aの周りで折り返されていてもよい。また、カーカスプライ24aは、例えば、タイヤ周方向D3に対して略直交する方向に配列した複数のプライコード(例えば、有機繊維や金属)と、プライコードを被覆するトッピングゴムとを備えていてもよい。
インナーライナ25は、空気圧を保持するために、気体の透過を阻止する機能に優れている、という構成でもよい。なお、サイドウォール22において、本実施形態のように、インナーライナ25は、カーカス24の内周側に密接しており、インナーライナ25及びカーカス24間には、他の部材は介在していない、という構成でもよい。
また、例えば、最も内周側に配置されるカーカスプライ24aとタイヤ内周面(インナーライナ25の内周面)との間の距離において、サイドウォール22の当該距離は、トレッド23の当該距離の90%~180%としてもよい。また、例えば、サイドウォール22の当該距離は、トレッド23の当該距離の120%~160%としてもよい。
なお、サイドウォール22は、タイヤ最大幅となる位置(具体的には、カーカス24のタイヤ軸方向D1の外側同士間の距離W1のうち、最大距離となる位置)とタイヤ径方向D2で同じ位置22bを、外表面に備えている。以下、当該位置22bを、タイヤ最大幅位置22bという。
また、サイドウォール22は、ビードフィラー21bのタイヤ径方向D2の外端21dと、タイヤ径方向D2で同じ位置22cを、外表面に備えている。以下、当該位置22cを、ビード端位置22cという。
図1及び図2に示すように、トレッドゴム23bは、トレッド面23aのタイヤ周方向D3の全域に亘って、タイヤ周方向D3へ連続して延びる複数の主溝23eを備えていてもよい。そして、トレッドゴム23bは、タイヤ軸方向D1の最も外側に配置される主溝(「ショルダー主溝」ともいう)23eから、タイヤ軸方向D1の外端まで延びる複数の幅溝23fと、ショルダー主溝23eと複数の幅溝23fとによって区画される複数のトレッドブロック2とを備えていてもよい。
図2に示すように、サイドウォールゴム22aは、例えば、本実施形態のように、タイヤ軸方向D1の外側へ突出する環状突起3と、タイヤ軸方向D1の外側へ突出するバットレスブロック4とを備えていてもよい。また、サイドウォールゴム22aは、例えば、本実施形態のように、タイヤ軸方向D1の外側へ突出するサイドブロック5を備えていることが好ましい。
環状突起3は、例えば、サイドウォールゴム22aのタイヤ周方向D3の全域に亘って、タイヤ周方向D3へ連続して延びていてもよい。例えば、環状突起3のタイヤ径方向D2の寸法は、タイヤ周方向D3に亘って、一定(同じだけでなく、±10%の相違を有する略同じも含む。以下同じ。)であってもよい。また、例えば、環状突起3の突出高さは、タイヤ周方向D3に亘って、一定であってもよい。
バットレスブロック4及びサイドブロック5は、例えば、それぞれタイヤ周方向D3に沿って、複数並べられていてもよい。そして、バットレスブロック4は、例えば、環状突起3よりも、タイヤ径方向D2の外側に配置されており、サイドブロック5は、例えば、環状突起3よりも、タイヤ径方向D2の内側に配置されている、という構成でもよい。
なお、バットレスブロック4のタイヤ径方向D2の内端は、本実施形態においては、環状突起3に連接されているが、例えば、環状突起3から離れていてもよい。また、サイドブロック5のタイヤ径方向D2の外端は、本実施形態においては、環状突起3に連接されているが、例えば、環状突起3から離れていてもよい。
そして、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、例えば、ビード端位置22c(図1参照)よりも、タイヤ径方向D2の外側に配置されていることが好ましい。また、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、例えば、本実施形態のように、タイヤ最大幅位置22b(図1参照)よりもタイヤ径方向D2の外側に配置されていることがさらに好ましい。
これにより、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、雪路、泥濘地、砂地等において、車両の重みによりタイヤ1が沈降し、雪、泥、砂等に埋没した状態で接地したり、また、岩場において、凹凸の岩に接地したりできる。即ち、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、雪路や、泥濘地、砂地及び岩場等といった悪路において、接地する。
そして、例えば、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5が雪、泥、砂等をせん断するときに、当該せん断の抵抗によってトラクションが発生する。また、例えば、環状突起3、バットレスブロック4、及びサイドブロック5が岩と接触するときに、当該接触の摩擦によってトラクションが発生する。このように、車両が雪路や悪路を走行するときに、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5によって、トラクション性能を向上させることができる。
なお、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、例えば、本実施形態のように、トレッド面23aよりもタイヤ径方向D2の内側に配置されていることが好ましい。これにより、環状突起3、バットレスブロック4及びサイドブロック5は、平坦な道路において、通常走行時に接地しない。
ここで、本実施形態に係るトレッドブロック2、バットレスブロック4及びサイドブロック5のタイヤ周方向D3の位置関係について、図2を参照しながら説明する。なお、トレッドブロック2、バットレスブロック4及びサイドブロック5のタイヤ周方向D3の位置関係は、以下の構成に限定されない。
例えば、第1周方向側D31へ向けて順に、第1トレッドブロック2a、第2トレッドブロック2bが並べられ、また、第1周方向側D31へ向けて順に、第1バットレスブロック4a、第2バットレスブロック4b、第3バットレスブロック4c、第4バットレスブロック4dが並べられている。なお、第1及び第2バットレスブロック4a,4bと、第3及び第4バットレスブロック4c,4dとは、それぞれトレッドブロック2の区画溝2cによって、区画されていてもよい。
そして、例えば、第1バットレスブロック4aと第1トレッドブロック2aとは、共通の第1タイヤ子午面S2と交差し、第2バットレスブロック4bと第1トレッドブロック2aとは、共通の第2タイヤ子午面S3と交差する、という構成でもよい。また、例えば、第3バットレスブロック4cと第2トレッドブロック2bとは、共通の第3タイヤ子午面S4と交差し、第4バットレスブロック4dと第2トレッドブロック2bとは、共通の第4タイヤ子午面S5と交差する、という構成でもよい。
それに対して、サイドブロック5は、第2タイヤ子午面S3及び第3タイヤ子午面S4とそれぞれ交差していることが好ましい。具体的には、サイドブロック5は、タイヤ周方向D3で隣接される第1及び第2トレッドブロック2a,2bとそれぞれ共通のタイヤ子午面S3,S4と交差するように、配置されていることが好ましい。
これにより、サイドブロック5のエッジ(例えば、タイヤ径方向D2へ延びるエッジ)の位置を、トレッドブロック2のエッジ(例えば、幅溝23fのタイヤ径方向D2へ延びるエッジ)の位置に対して、タイヤ周方向D3で、ずらすことができる。したがって、例えば、タイヤ周方向D3の全域に亘って効果的にトラクションを発生させることができる。
次に、本実施形態に係るサイドブロック5の構成について、図3及び図4を参照しながら説明する。なお、サイドブロック5の構成は、以下の構成に限定されない。
サイドブロック5は、図3及び図4に示すように、例えば、第1サイドブロック6と、第1サイドブロック6の第1周方向側D31に、第1サイドブロック6と隙間を有して隣接される第2サイドブロック7と、第1サイドブロック6の第2周方向側D32に、第1サイドブロック6と隙間を有して隣接される第3サイドブロック8とを備えている。
即ち、第1周方向側D31へ向けて順に、第3サイドブロック8、第1サイドブロック6、第2サイドブロック7は、連続して並べられている。これにより、第2サイドブロック7と第3サイドブロック8とは、タイヤ周方向D3において、第1サイドブロック6を挟んでいる。
例えば、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内端は、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の内端よりも、タイヤ径方向D2の内側に配置されていることが好ましい。これにより、タイヤ径方向D2において、第1サイドブロック6が存在していない領域、即ち、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内側領域によって、トラクションを有効に発生させることができる。
しかも、例えば、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の寸法を、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の寸法よりも、大きくすることができる。これにより、第2及び第3サイドブロック7,8のエッジ長さを長くすることができるため、例えば、第2及び第3サイドブロック7,8によってトラクションを有効に発生させることができる。
また、第2及び第3サイドブロック7,8は、例えば、それぞれ溝7a,7b,8a.8bを備えていてもよい。これにより、第2及び第3サイドブロック7,8のエッジ長さを長くすることができるため、第2及び第3サイドブロック7,8によってトラクションをさらに有効に発生させることができる。
また、第2及び第3サイドブロック7,8は、例えば、本実施形態のように、第1溝7a,8aと、第1溝7a,8aよりも幅広な第2溝7b,8bとを備えていてもよい。特に限定されないが、例えば、第1溝7a,8aの幅は、全長に亘って一定であり、第2溝7b,8bの幅は、タイヤ径方向D2の内側に向けて、広くなっている、という構成でもよい。
例えば、第1溝7a,8aは、タイヤ径方向D2に沿って延びる外溝部7c,8cと、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて第1周方向側D31へ向かう内溝部7d,8dとを備えていてもよい。また、例えば、第2溝7b,8bは、タイヤ径方向D2に沿って延びる外溝部7e,8eと、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて第2周方向側D32へ向かう内溝部7f,8fとを備えていてもよい。
これにより、各溝7a,7b,8a,8bが屈曲して延びているため、各溝7a,7b,8a,8bのエッジ長さを長くすることができる。しかも、第1溝7a,8aの内溝部7d,8dと、第2溝7b,8bの内溝部7f,8fとが、タイヤ周方向D3に対して反対側に傾斜しているため、タイヤ1の回転方向に関わらず、各溝7a,7b,8a,8bによってトラクションを有効に発生させることができる。
また、第2サイドブロック7は、例えば、平坦状に形成される頂面7gと、頂面7gの第2周方向側D32に連接される周側面7hと、頂面7gと周側面7hとの境界に形成され、タイヤ径方向D2へ延びる端縁7iとを備えていてもよい。なお、周側面7hは、サイドウォール22の外表面と頂面7gとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。
また、第3サイドブロック8は、例えば、平坦状に形成される頂面8gと、頂面8gの第1周方向側D31に連接される周側面8hと、頂面8gと周側面8hとの境界に形成され、タイヤ径方向D2へ延びる端縁8iとを備えていてもよい。なお、周側面8hは、サイドウォール22の外表面と頂面8gとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。
そして、本実施形態のように、第2サイドブロック7の端縁7iは、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて第2周方向側D32へ向かう傾斜部7jを備え、第3サイドブロック8の端縁8iは、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて第1周方向側D31へ向かう傾斜部8jを備える、という構成が好ましい。
これにより、第2及び第3サイドブロック7,8の端縁7i,8iの長さを長くすることができるため、第2及び第3サイドブロック7,8の端縁7i,8iによってトラクションを有効に発生させることができる。しかも、第2及び第3サイドブロック7,8の傾斜部7j,8jは、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、互いに近づくことになる。したがって、例えば、傾斜部7j,8jが互いに協働することによって、岩、雪、泥等を乗り上げるようなトラクションを発生することができる。
このように、例えば、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の寸法が大きくなっていたり、第2及び第3サイドブロック7,8が傾斜部7j,8jを備えていたりしているため、トラクション性能を向上させることができている。一方で、斯かる構成によれば、第2及び第3サイドブロック7,8間に、岩、雪、泥等の異物が付着し易くなる。
そこで、本実施形態に係る第1サイドブロック6の構成について、図5~図7を参照しながら説明する。なお、第1サイドブロック6の構成は、以下の構成に限定されない。
図5及び図6に示すように、第1サイドブロック6は、例えば、タイヤ径方向D2の最も内側から外側へ向けて順に連続して配置される第1領域11、第2領域12、第3領域13、及び第4領域14を備えていてもよい。そして、第1~第3領域11,12,13は、タイヤ周方向D3に沿って延びるように、配置されていてもよい。
各領域11,12,13,14は、例えば、平坦状に形成される頂面11a,12a,13a,14aと、頂面11a,12a,13a,14aのタイヤ径方向D2の内側に連接される径内側面11b,12b,13b,14bと、頂面11a,12a,13a,14aと径内側面11b,12b,13b,14bとの境界に形成され、タイヤ周方向D3へ延びる径内端縁11c,12c,13c,14cとを備えていることが好ましい。
そして、例えば、本実施形態のように、第2領域12は、第1領域11よりも突出しており、第3領域13は、第2領域12よりも突出しており、第4領域14は、第3領域13よりも突出しているという構成が好ましい。これにより、第1サイドブロック6は、例えば、第1~第4領域11,12,13,14によって形成される階段状の部分を備えている。
具体的には、第4領域14と第3領域13の間に、第4領域14が高くなるような段差が形成され、第3領域13と第2領域12の間に、第3領域13が高くなるような段差が形成され、第2領域12と第1領域11の間に、第2領域12が高くなるような段差が形成される。
そして、タイヤ1が回転して、第1サイドブロック6の付近が接地するときに、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14cは、変形する。これにより、第2及び第3サイドブロック7,8間に付着した異物、即ち、第1サイドブロック6に付着した異物に対して、各径内端縁11c,12c,13c,14cによって振動等が与えられる。したがって、第1サイドブロック6に付着した異物を除去することができる。
なお、具体的には、第1サイドブロック6において、第2領域12は、第1領域11から、第1領域11の頂面11aの法線方向へ突出し、第3領域13は、第2領域12から、第2領域12の頂面12aの法線方向へ突出し、第4領域14は、第3領域13から、第3領域13の頂面13aの法線方向へ突出している、という構成でもよい。
また、第1領域11の径内側面11bは、サイドウォール22の外表面と第1領域11の頂面11aとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。また、第2領域12の径内側面12bは、第1領域11の頂面11aと第2領域12の頂面12aとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。
また、第3領域13の径内側面13bは、第2領域12の頂面12aと第3領域13の頂面13aとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。また、第4領域14の径内側面14bは、第3領域13の頂面13aと第4領域14の頂面14aとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。
そして、第1サイドブロック6は、例えば、各領域11,12,13,14の頂面11a,12a,13a,14aのタイヤ周方向D3に連接される周側面6a,6aと、頂面11a,12a,13a,14aと周側面6a,6aとの境界に形成され、タイヤ径方向D2へ延びる周端縁6b,6bとを備えていてもよい。なお、周側面6aは、サイドウォール22の外表面と各領域11,12,13,14の頂面11a,12a,13a,14aとに、それぞれ交差して連接されていてもよい。
また、第1サイドブロック6は、例えば、タイヤ径方向D2の外側に配置される外側領域6cと、タイヤ径方向D2の内側に配置される内側領域6dとを備えていてもよい。なお、外側領域6cと内側領域6dとは、タイヤ径方向D2の寸法が同じとなるように、第1サイドブロック6を区画した領域とすることができる。そして、例えば、内側領域6dのタイヤ周方向D3の寸法は、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、小さくなっていてもよい。これにより、内側領域6dの剛性を低くすることができる。
それに対して、第1~第3領域11,12,13の全体は、それぞれ内側領域6dに配置されている、という構成が好ましい。これにより、第1~第3領域11,12,13の全体が、剛性の低い内側領域6dに配置されているため、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14cの変形を大きくすることができる。これにより、第1サイドブロック6に付着した異物を効果的に除去することができる。
なお、第4領域14は、例えば、本実施形態のように、内側領域6dと外側領域6cとに亘って配置されていてもよい。特に限定されないが、外側領域6cのタイヤ周方向D3の寸法は、例えば、一定であってもよい。また、第1サイドブロック6は、例えば、第4領域14の頂面14aに、タイヤ周方向D3へ延びる凹部6eを備えていてもよい。
また、図7に示すように、第1及び第2領域11,12の径内端縁11c,12c間のタイヤ径方向D2の距離W2は、第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、小さい、という構成が好ましい。同様に、第2~第4領域12,13,14の径内端縁12c,13c,14c間のタイヤ径方向D2の距離W3,W4は、それぞれ第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、小さい、という構成が好ましい。
これにより、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14c間の距離W2,W3,W3を小さくすることができる。したがって、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14cが協働することによって、第1サイドブロック6に付着した異物を効果的に除去することができる。
なお、例えば、本実施形態のように、第1サイドブロック6の最大突出高さW5は、第4領域14の最大突出高さであってもよい。そして、第4領域14の最大突出高さは、第3領域13の最大突出高さよりも高く、第3領域13の最大突出高さは、第2領域12の最大突出高さよりも高く、第2領域12の最大突出高さは、第1領域11の最大突出高さよりも、高い、という構成が好ましい。
なお、第1サイドブロック6及び各領域11~14の突出高さとは、サイドウォール22のプロファイル面S6の法線方向へ突出する高さとすることができる。また、サイドウォール22のプロファイル面S6は、例えば、タイヤ子午面S2~S5の断面において、曲率半径が異なる複数の円弧で構成されていてもよい。
なお、第1サイドブロック6が位置するタイヤ径方向D2の範囲においては、サイドウォール22のプロファイル面S6は、タイヤ子午面S2~S5の断面において、一つの円弧で構成されていてもよい。そして、当該円弧は、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の内側に隣接される部分のプロファイル面S6の円弧と連続していてもよい。図7において、破線は、第1サイドブロック6と環状突起3との境界を示している。
以上より、本実施形態のように、空気入りタイヤ1は、タイヤ径方向D2へ延びるサイドウォール22を備え、前記サイドウォール22は、タイヤ軸方向D1の外方へ突出する第1サイドブロック6を備え、前記第1サイドブロック6は、前記第1サイドブロック6の前記タイヤ径方向D2の最も内側に配置される第1領域11と、前記第1領域11の前記タイヤ径方向D2の外側に連接される第2領域12と、前記第2領域12の前記タイヤ径方向D2の外側に連接される第3領域13と、を備え、前記第2領域12は、前記第1領域11よりも、突出し、前記第3領域13は、前記第2領域12よりも、突出する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1領域11、第2領域12、第3領域13の順で、タイヤ径方向D2の最も内側から外側へ向けて配置され、第3領域13、第2領域12、第1領域11の順で、高く突出している。これにより、第1~第3領域11,12,13のタイヤ径方向D2の内側端に、それぞれ径内端縁11c,12c,13cが形成されている。
そして、空気入りタイヤ1が回転して、第1サイドブロック6の付近が接地するときに、第1~第3領域11,12,13の各径内端縁11c,12c,13cが変形するため、各径内端縁11c,12c,13cが協働することによって、第1サイドブロック6に付着した異物を除去することができる。これにより、サイドブロック6,7,8に異物が付着して残ることを抑制することができる。
また、本実施形態のように、空気入りタイヤ1においては、前記サイドウォール22は、前記第1サイドブロック6の前記タイヤ周方向D3の第1側D31に隣接される第2サイドブロック7と、前記第1サイドブロック6の前記タイヤ周方向D3の第2側D32に隣接される第3サイドブロック8と、をさらに備え、前記第2サイドブロック7の前記タイヤ径方向D2の内端は、前記第1サイドブロック6の前記タイヤ径方向D2の内端よりも、前記タイヤ径方向D2の内側に配置され、前記第3サイドブロック8の前記タイヤ径方向D2の内端は、前記第1サイドブロック6の前記タイヤ径方向D2の内端よりも、前記タイヤ径方向D2の内側に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内端は、それぞれ第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の内端よりも、タイヤ径方向D2の内側に配置されている。これにより、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内側の領域によって、効果的にトラクションを発生させることができる。
一方で、第2及び第3サイドブロック7,8間に、異物が付着し易くなることに対して、第1サイドブロック6は、第2及び第3サイドブロック7,8間に配置されている。これにより、第2及び第3サイドブロック7,8間に異物が付着した場合に、第1サイドブロック6によって異物を除去することができる。
また、本実施形態のように、空気入りタイヤ1においては、前記第2サイドブロック7は、前記タイヤ周方向D3の前記第2側D32に配置される第1端縁7iを備え、前記第1端縁7iは、前記タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて前記タイヤ周方向D3の前記第2側D32へ向かう第1傾斜部7jを備え、前記第3サイドブロック8は、前記タイヤ周方向D3の前記第1側D31に配置される第2端縁8iを備え、前記第2端縁8iは、前記タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて前記タイヤ周方向D3の前記第1側D31へ向かう第2傾斜部8jを備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1傾斜部7j及び第2傾斜部8jは、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、互いに近づいている。これにより、例えば、第1傾斜部7j及び第2傾斜部8jが協働することによって、岩、雪、泥等を乗り上げるようなトラクションを発生することができる。
また、本実施形態のように、空気入りタイヤ1においては、前記第1サイドブロック6は、前記タイヤ径方向D2の外側に配置される外側領域6cと、前記タイヤ径方向D2の内側に配置される内側領域6dと、を備え、前記内側領域6dの前記タイヤ周方向D3の寸法は、前記タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、小さくなり、前記第1領域11及び前記第2領域12の全体は、前記内側領域6dに配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、内側領域6dのタイヤ周方向D3の寸法が、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて小さくなっているため、内側領域6dの剛性を小さくすることができる。そして、第1領域11及び第2領域12の全体が内側領域6dに配置されているため、第1サイドブロック6の付近が接地するときに、第1~第3領域11,12,13の各径内端縁11c,12c,13cが変形し易くなる。これにより、第1サイドブロック6に付着した異物を効果的に除去することができる。
また、本実施形態のように、空気入りタイヤ1においては、前記第1領域11は、前記タイヤ径方向D2の内端に、前記タイヤ周方向D3へ延びる第1径内端縁11cを備え、前記第2領域12は、前記タイヤ径方向D2の内端に、前記タイヤ周方向D3は延びる第2径内端縁12cを備え、前記第3領域13は、前記タイヤ径方向D2の内端に、前記タイヤ周方向D3へ延びる第3径内端縁13cを備え、前記第1径内端縁11cと前記第2径内端縁12cとの前記タイヤ径方向D2の距離W2は、前記第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、小さく、前記第2径内端縁12cと前記第3径内端縁13cとの前記タイヤ径方向D2の距離W3は、前記第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、小さい、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、第1~第3領域11,12,13の各径内端縁11c,12c,13c間のタイヤ径方向D2の距離W2,W3を小さくすることができる。これにより、第1サイドブロック6の付近が接地するときに、第1~第3領域11,12,13の各径内端縁11c,12c,13cが協働することによって、第1サイドブロック6に付着した異物を効果的に除去することができる。
なお、空気入りタイヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、空気入りタイヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、第1サイドブロック6は、第1~第4領域11,12,13,14を備えている、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。即ち、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の最も内側から外側へ、順に高く突出する領域は、3つ以上であれば、特に限定されない。
例えば、第1サイドブロック6は、第1~第3領域11,12,13のみを備えている、という構成でもよい。また、例えば、第1領域11、第2領域12、第3領域13、第4領域14、第5領域の順で、タイヤ径方向D2の最も内側から外側へ向けて連接され、第5領域、第4領域14、第3領域13、第2領域12、第1領域11の順で、高く突出している、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内端は、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の内端よりも、タイヤ径方向D2の内側に配置される、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、第2及び第3サイドブロック7,8のタイヤ径方向D2の内端の少なくとも一方は、第1サイドブロック6のタイヤ径方向D2の内端よりも、タイヤ径方向D2の外側に配置される、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、内側領域6dのタイヤ周方向D3の寸法は、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、小さくなり、第1領域11及び第2領域12の全体は、内側領域6dに配置される、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。
内側領域6dのタイヤ周方向D3の寸法は、例えば、一定である、という構成でもよく、また、例えば、タイヤ径方向D2の内側へ行くにつれて、小さくなる、という構成でもよい。また、例えば、第1領域11の全体は、内側領域6dに配置され、第2領域12の少なくとも一部は、外側領域6cに配置されている、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14c間のタイヤ径方向D2の寸法W2,W3,W4は、第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、小さい、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、第1~第4領域11,12,13,14の各径内端縁11c,12c,13c,14c間のタイヤ径方向D2の寸法W2,W3,W4の少なくとも一つは、第1サイドブロック6の最大突出高さW5よりも、大きい、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、サイドブロック5,6,7,8は、環状突起3よりもタイヤ径方向D2の内側に配置されている、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、サイドブロック5,6,7,8は、環状突起3よりもタイヤ径方向D2の外側に配置されている、という構成でもよい。また、例えば、サイドウォール22は、環状突起3及びバットレスブロック4の少なくとも一方を備えていない、という構成でもよい。
1…空気入りタイヤ、2,2a,2b…トレッドブロック、2c…区画溝、3…環状突起、4,4a,4b,4c,4d…バットレスブロック、5…サイドブロック、6…第1サイドブロック、6a…周側面、6b…周端縁、6c…外側領域、6d…内側領域、6e…凹部、7…第2サイドブロック、7a…第1溝、7b…第2溝、7c…外溝部、7d…内溝部、7e…外溝部、7f…内溝部、7g…頂面、7h…周側面、7i…端縁、7j…傾斜部、8…第3サイドブロック、8a…第1溝、8b…第2溝、8c…外溝部、8d…内溝部、8e…外溝部、8f…内溝部、8g…頂面、8h…周側面、8i…端縁、8j…傾斜部、11…第1領域、11a…頂面、11b…径内側面、11c…径内端縁、12…第2領域、12a…頂面、12b…径内側面、12c…径内端縁、13…第3領域、13a…頂面、13b…径内側面、13c…径内端縁、14…第4領域、14a…頂面、14b…径内側面、14c…径内端縁、21…ビード部、21a…ビードコア、21b…ビードフィラー、21c…リムストリップゴム、21d…外端、22…サイドウォール、22a…サイドウォールゴム、22b…タイヤ最大幅位置、22c…ビード端位置、23…トレッド、23a…トレッド面、23b…トレッドゴム、23c…ベルト、23d…ベルトプライ、23e…主溝、23f…幅溝、24…カーカス、24a…カーカスプライ、25…インナーライナ、D1…タイヤ軸方向、D2…タイヤ径方向、D3…タイヤ周方向、D31…第1周方向側、D32…第2周方向側、S1…タイヤ赤道面、S2,S3,S4,
S5…タイヤ子午面、S6…プロファイル面

Claims (5)

  1. タイヤ径方向へ延びるサイドウォールを備え、
    前記サイドウォールは、タイヤ軸方向の外方へ突出する第1サイドブロックを備え、
    前記第1サイドブロックは、前記第1サイドブロックの前記タイヤ径方向の最も内側に配置される第1領域と、前記第1領域の前記タイヤ径方向の外側に連接される第2領域と、前記第2領域の前記タイヤ径方向の外側に連接される第3領域と、を備え、
    前記第2領域は、前記第1領域よりも突出し、
    前記第3領域は、前記第2領域よりも突出する、空気入りタイヤ。
  2. 前記サイドウォールは、前記第1サイドブロックの前記タイヤ周方向の第1側に隣接される第2サイドブロックと、前記第1サイドブロックの前記タイヤ周方向の第2側に隣接される第3サイドブロックと、をさらに備え、
    前記第2サイドブロックの前記タイヤ径方向の内端は、前記第1サイドブロックの前記タイヤ径方向の内端よりも、前記タイヤ径方向の内側に配置され、
    前記第3サイドブロックの前記タイヤ径方向の内端は、前記第1サイドブロックの前記タイヤ径方向の内端よりも、前記タイヤ径方向の内側に配置される、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2サイドブロックは、前記タイヤ周方向の前記第2側に配置される第1端縁を備え、
    前記第1端縁は、前記タイヤ径方向の内側へ行くにつれて前記タイヤ周方向の前記第2側へ向かう第1傾斜部を備え、
    前記第3サイドブロックは、前記タイヤ周方向の前記第1側に配置される第2端縁を備え、
    前記第2端縁は、前記タイヤ径方向の内側へ行くにつれて前記タイヤ周方向の前記第1側へ向かう第2傾斜部を備える、請求項2に記載に空気入りタイヤ。
  4. 前記第1サイドブロックは、前記タイヤ径方向の外側に配置される外側領域と、前記タイヤ径方向の内側に配置される内側領域と、を備え、
    前記内側領域の前記タイヤ周方向の寸法は、前記タイヤ径方向の内側へ行くにつれて、小さくなり、
    前記第1領域及び前記第2領域の全体は、前記内側領域に配置される、請求項1~3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1領域は、前記タイヤ径方向の内端に、前記タイヤ周方向へ延びる第1径内端縁を備え、
    前記第2領域は、前記タイヤ径方向の内端に、前記タイヤ周方向へ延びる第2径内端縁を備え、
    前記第3領域は、前記タイヤ径方向の内端に、前記タイヤ周方向へ延びる第3径内端縁を備え、
    前記第1径内端縁と前記第2径内端縁との前記タイヤ径方向の距離は、前記第1サイドブロックの最大突出高さよりも、小さく、
    前記第2径内端縁と前記第3径内端縁との前記タイヤ径方向の距離は、前記第1サイドブロックの最大突出高さよりも、小さい、請求項1~4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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