JP2022157676A - 紫外線吸収シート、紫外線吸収シートに用いる金属箔および内装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】短波長の紫外線の吸収率を高めて、周囲の部屋の状況によらずに紫外線を照射することが可能な紫外線吸収シート、紫外線吸収シートに用いる金属箔と、紫外線吸収シートを用いた内装材を提供する。【解決手段】紫外線吸収シート1は、基材10に、金属層11および合成樹脂層12が順に積層されており、金属層11は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも合成樹脂層12の側の表面に特定の凹凸構造13が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線吸収シート、紫外線吸収シートに用いる金属箔および内装材に関する。
内装材のうち、建築物の壁などに貼り付けて用いられる壁紙や天井クロスとして、例えば、基材となる裏打ち紙などの表面に、発泡塩化ビニルなどの樹脂層が積層され、その表面に絵柄などを表した化粧層が設けられた発泡樹脂シートが知られている。また、内装材のうち、建築物の床に貼り付けて用いられる床材などとして、基材となる木質系の基礎板材の表面に中間層を形成し、この中間層の表面に表面化粧材を貼り付けたものが知られている。
このような内装材として、例えば特許文献1には、繊維質の基材シート上に、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂またはエチレン-酢酸ビニル共重合体のうち、単独または二種以上の混合物からなる樹脂層と、透明エチレン-ビニルアルコール共重合体層とを順次積層してなる壁装材シートが記載されている。ここで、特許文献1の壁装材シートとして、基材シートと樹脂層との積層界面にアルミニウム、クロムなどの金属層を備えうることが開示されており、この金属層を模様層として用いることができるとしている。
また、特許文献2には、基礎板材、銅箔、化粧材および紫外線硬化型合成樹脂塗膜が順次積層してなる耐熱性化粧板が記載されている。ここで、特許文献2の耐熱性化粧板は、銅箔と特定層厚を有する紫外線硬化型合成樹脂塗膜の組み合わせによって、耐熱性や防カビ性などを改善することができるとしている。
特開平09-272186号公報 特開平09-216307号公報
病院の病室など、高い衛生状態が要求される部屋の消毒には、紫外線照射装置が用いられることが多い。ここで、消毒に用いられる紫外線照射装置から照射される紫外線は、C紫外線とも呼ばれ、200nm以上280nm以下の範囲の波長を有することが多い。しかし、消毒対象となる部屋で照射された短波長の紫外線が、壁や床、天井などを透過して、他の人がいる隣室や階上、階下に届くことは望ましくない。
ここで、銅などの金属は、短波長の紫外線をある程度は吸収することが可能であるといわれている。しかしながら、特許文献1、2に記載されている銅箔などの金属層は、短波長の紫外線の吸収に着目して構成されたものではなく、短波長の紫外線の吸収率も十分に高いものであるとはいえない。
本発明は、短波長の紫外線の吸収率が高く、それにより透過量を低減することが可能な紫外線吸収シート、紫外線吸収シートに用いる金属箔と、紫外線吸収シートを用いた内装材を提供することにある。
本発明者らは、基材に金属層と合成樹脂層が順に積層されている紫外線吸収シートの金属層について、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成するとともに、少なくとも合成樹脂層の側の表面を、特定の凹凸構造が形成されている金属箔で構成することで、金属層における紫外線吸収率を高めることが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨構成は、以下のとおりである。
(1)基材に、金属層および合成樹脂層が順に積層されてなる、紫外線吸収シートであって、前記金属層は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも前記合成樹脂層の側の表面に特定の凹凸構造が形成されている、紫外線吸収シート。
(2)前記金属層は、金属箔で構成される、上記(1)に記載の紫外線吸収シート。
(3)前記特定の凹凸構造は、前記金属箔を被覆する表面処理皮膜の表面に形成されている、上記(2)に記載の紫外線吸収シート。
(4)前記特定の凹凸構造は、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が1.00以上3.00以下の範囲であり、かつ3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲である、上記(1)、(2)または(3)に記載の紫外線吸収シート。
(5)前記特定の凹凸構造は、前記凸部のアスペクト比が1.30以上であり、かつ前記展開面積比(Sdr)が120%以上である、上記(4)に記載の紫外線吸収シート。
(6)前記特定の凹凸構造は、前記凸部のアスペクト比が1.70以上であり、かつ前記展開面積比(Sdr)が150%以上である、上記(5)に記載の紫外線吸収シート。
(7)基材に、金属層および合成樹脂層が順に積層されてなる紫外線吸収シートの前記金属層を構成するのに用いる金属箔であって、前記金属箔は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも前記合成樹脂層の側の表面に特定の凹凸構造が形成され、前記特定の凹凸構造は、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が1.00以上3.00以下の範囲であり、かつ3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲である、金属箔。
(8)上記(1)から(6)のいずれか1項に記載の紫外線吸収シートを備えた、内装材。
(9)壁紙、天井クロス、天井パネルおよび床材のうち少なくともいずれかに用いられる、上記(8)に記載の内装材。
本発明によれば、短波長の紫外線の吸収率を高めて、周囲の部屋の状況によらずに紫外線を照射することが可能な紫外線吸収シート、紫外線吸収シートに用いる金属箔と、紫外線吸収シートを用いた内装材を提供することができる。
図1は、本発明の紫外線吸収シートにおける積層構造を模式的に示した断面図である。 図2は、(a)本発明の紫外線吸収シートと、(b)金属層を有しない従来の発泡樹脂シートと、(c)特定の凹凸構造を有しない金属層が形成された従来の発泡樹脂シートに、紫外線を照射したときの紫外線の状態について、模式的に示した図である。 図3は、凹凸構造の凸部のアスペクト比(h/w)の計測方法の一例を説明するための図である。 図4は、本発明例1~7、比較例1の紫外線吸収シートについて、凸部のアスペクト比(h/w)と、展開面積比(Sdr)と、紫外線吸収率の関係を示すグラフであり、図4(a)は、凸部のアスペクト比(h/w)を横軸に、紫外線吸収率を縦軸にしたものであり、図4(b)は、展開面積比(Sdr)を横軸に、紫外線吸収率を縦軸にしたものである。 図5は、本発明例1~7、比較例1の紫外線吸収シートについて、凸部のアスペクト比(h/w)と、展開面積比(Sdr)の関係を示すグラフであり、凸部のアスペクト比(h/w)を横軸に、展開面積比(Sdr)を縦軸にしたものである。
以下、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されない。
1.紫外線吸収シート
本発明の紫外線吸収シート1は、図1に示すように、基材10に、金属層11および合成樹脂層12が順に積層されており、金属層11は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも合成樹脂層12の側の表面に特定の凹凸構造13が形成されている。
これにより、紫外線吸収シート1に、紫外線Lが照射される場合であっても、図2(a)に示すように、金属層11に設けられる凹凸構造13によって紫外線Lが吸収されるため、紫外線吸収シート1における紫外線Lの吸収率を高めることができる。その結果、紫外線吸収シート1が設けられた壁や床、天井などを紫外線Lが透過して、他の人に影響を及ぼすことが起こり難くなるため、周囲の部屋の状況によらずに紫外線Lを照射することが可能になる。
他方で、図2(b)に示す従来の発泡樹脂シート91のように、発泡樹脂シート91が金属層11を有しない場合、紫外線Lは、発泡樹脂シート91を透過するため、発泡樹脂シート91に殆ど吸収されない。また、図2(c)に示す従来の発泡樹脂シート92のように、凹凸構造13を有しない従来の金属層19が形成されている場合も、金属層19と合成樹脂層12の境界面などで紫外線Lが反射し、または透過するため、紫外線Lは発泡樹脂シート92に殆ど吸収されない。その結果、発泡樹脂シート91、92が設けられた壁や床、天井などを紫外線Lが透過しやすくなるため、周囲の部屋にいる人に影響を及ぼす可能性が高まる。
本発明の紫外線吸収シート1は、基材10に、金属層11および合成樹脂層12が順に積層されてなる。以下、基材10、金属層11および合成樹脂層12のそれぞれについて説明する。ここで、本明細書における「紫外線」とは、短波長の紫外線、より具体的には波長が200nm以上280nm以下であるC紫外線をいう。
(基材)
基材10は、壁紙や天井クロス、床材内装材において壁面や天井面、床面に貼着し、または天井パネルにおいて天井面に対向する面を有する。
基材10の材質としては、特に限定されず、公知の柔軟シートまたは硬質シートを用いることができる。ここで、内装材のうち、壁紙や天井クロスとなるものの材質としては、柔軟シートを用いることができ、例えば、天然繊維、合成繊維、半合成繊維、ガラス繊維などの無機繊維などからなる織物又は編物などの布地;塗工紙、ケナフ紙、普通紙、再生紙、和紙、上質紙、クレープ紙、グラシン紙、トレーシングペーパー、キャスト紙、コーテッド紙などの各種の紙材(合成紙を含む);不織布;紙と合成樹脂フィルムのラミネート紙;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、フッ素系樹脂、塩化ビニル系樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ABS樹脂などの合成樹脂製フィルム;発泡塩化ビニル樹脂シートなどの発泡シートなどを用いることができる。また、内装材のうち、天井パネルや床材となるものの材質としては、硬質シートを用いることができ、例えば、上述の壁紙や天井クロスとなるものの材質のほか、合成樹脂、木材などの硬質の材料をシート状に加工したものを用いることができる。
基材10は、特に壁紙や天井クロスの用途においては、後述する金属層11に粘着する観点や、壁紙や天井クロスの壁面への貼付を可能にする観点で、粘着性を有していてもよい。他方で、基材10は、壁面に貼り付けるのに十分な粘着性を有していなくてもよく、この場合、基材10のうち金属層11の裏側の表面に設けられる粘着剤層によって、壁面に貼り付けられる。また、基材10と金属層11との間は、粘着剤層や熱可塑性樹脂層などを介して位置関係が固定されていてもよい。
(金属層)
金属層11は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも後述する合成樹脂層12の側の表面に、特定の凹凸構造13が形成される。これにより、金属層11を構成する金属材料自体が有する紫外線吸収特性によって紫外線が吸収されるとともに、合成樹脂層12の側の表面に形成される凹凸構造13によって、紫外線がさらに吸収される。また、凹凸構造13が合成樹脂層12に対するアンカーの役割を果たすことで、合成樹脂層12が金属層11から剥離し難くなる。その結果、金属層11と合成樹脂層12との付着力を大きくするとともに、金属層11で反射し、または金属層11を透過する紫外線を大きく減少することができるため、紫外線吸収シート1が設けられた壁や床、天井などを透過して、他の人に影響を及ぼすことを起こり難くすることができる。
金属層11を構成する金属としては、紫外線を吸収する特性を有する金属が用いられる。より具体的には、銅、銅合金、銀、銀合金、ニッケル、ニッケル合金などを用いることが好ましい。その中でも特に、緻密に制御された凹凸構造13を有する金属層11を作製しやすい観点では、銅または銅合金を用いることがより好ましい。
金属層11に形成されている凹凸構造13は、凸部14の幅(w)に対する凸部14の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が、1.00以上3.00以下の範囲であることが好ましい。これにより、凹凸構造13による紫外線の吸収特性が高められるため、金属層11に吸収される紫外線の割合を増加することができる。
ここで、凸部14の幅(w)に対する凸部14の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)の測定は、例えば以下のように行うことができる。
金属層11を表面に対して垂直に切断し、イオンミリング装置を用いて断面を精密研磨加工し、その加工断面を走査型電子顕微鏡(SEM)の加速電圧3kVにて、倍率1万倍の二次電子像を撮影する。得られるSEM写真を画像処理して、図3(a)に示すような断面形状の輪郭線を抽出した後、図3(a)に示すように、輪郭線上にある計測しようとする凸部14について、粒子が延在する方向に、凸部14の頂点Vを通る線Eを引く。次に、図3(b)に示すように、この線Eに垂直に交わる上下2辺をもつ長方形(正方形を含む)Sqを描く。この長方形Sqは、上辺が頂点Vと交わり、下辺のいずれか一方の角が、凸部14の根元のうち頂点から遠い方と交わる(この角を「R1」とする)。さらに長方形Sqの下辺のもう一方の角(この角を「R2」とする)は、上辺方向から線Eと平行に伸びる一辺と下辺の直交点である。ただし、該一辺は凸部14の根元のもう一方(この点を「R2’」とする)を通過するように引く。そして、図3(c)に示すように、このような長方形Sqの辺のうち、線Eに対して平行な辺に沿った寸法を凸部14の高さ(h)とし、線Eに対して垂直な辺に沿った寸法を凸部14の粒子幅(w)とする。そして、得られる凸部14の高さ(h)と凸部14の粒子幅(w)の計測値に基づき、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比として、粒子幅(w)に対する粒子高さ(h)の比(h/w)を凸部ごとに求め、その平均値を視野ごとの測定値とする。
上記のような計測を、同じ金属層11の凹凸構造13のうち任意の6箇所について、幅方向(金属層11の延在方向)に沿って合計で75μm分の視野で行い、これら6箇所の断面写真から得られる測定値における、粒子幅(w)及び粒子幅(w)に対する粒子高さ(h)の比(h/w)の平均値を、アスペクト比(h/w)の測定値とすることができる。
他方で、金属層11に形成されている凹凸構造13は、3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲であることも好ましい。特に、上述のアスペクト比(h/w)を1.00以上3.00以下の範囲にし、かつ展開面積比(Sdr)を100%以上500%以下の範囲にすることで、凹凸構造13による紫外線の吸収特性がより一層高められるため、金属層11に吸収される紫外線の割合をさらに増加することができる。
ここで、展開面積比(Sdr)は、測定領域のサイズを持つ理想面を基準として、表面性状によって加わる面積の割合を意味しており、下記式(i)で定義される。
Figure 2022157676000002
上記式(i)中、x及びyは、平面座標であり、zは高さ方向の座標である。z(x,y)は、ある点の座標を示し、これを微分することで、その座標点における傾きとなる。また、Aは、測定領域の平面積である。
この展開面積比(Sdr)は、白色光干渉型光学顕微鏡を用いて測定される金属層11の表面形状から求められる、凹凸差の平均値とすることができる。ここで、金属層11の表面形状は、得られたデータについてフィルタ処理やデータ処理を行ったものを用いてもよい。また、金属層11の表面形状における凹凸差の測定は、1つの金属層11について、金属層11の表面にある凹凸構造のうち任意の10箇所で行い、得られた凹凸差の値の平均値(N=10)を展開面積比(Sdr)とした。
さらに、金属層11に形成されている凹凸構造13は、凸部のアスペクト比が1.30以上であり、かつ展開面積比(Sdr)が120%以上であることが好ましい。また、この凹凸構造13は、凸部のアスペクト比が1.70以上であり、かつ展開面積比(Sdr)が150%以上であることがより好ましい。このように、凸部のアスペクト比と展開面積比(Sdr)の両方を高めることで、金属層11における紫外線の吸収率を、より一層高めることができる。
凹凸構造13が形成されている金属層11を得る手段は、特に限定されない。一例として、例えば特開2020-158832号公報に記載される、金属箔基体の少なくとも一方の表面に、以下に示す条件で第1および第2の粗化めっき処理を順に行った後、必要により、Niを含有する下地層や、Znを含有する耐熱処理層、Crを含有する防錆処理層を形成し、その後にシランカップリング剤層を形成する方法によることで、特定の凹凸構造13を有する金属層11を形成することができる。ここで、金属箔基体としては、粗化めっき処理によって金属層11を形成できるものであればよく、例えば電解銅箔(両面光沢箔)などを用いてもよい。
このようにして得られる、凹凸構造13を有する金属層11は、紫外線の吸収率が88%以上であることが好ましく、90%以上であることがより好ましく、92%以上であることがさらに好ましい。これにより、金属層11における紫外線の吸収率が、一般的な銅箔の紫外線吸収率である80%より高められるため、紫外線吸収シート1が設けられた壁や床、天井などを透過する紫外線の割合を大幅に小さくすることができる。
凹凸構造13は、紫外線吸収シート1のうち、少なくとも合成樹脂層12の側の表面に形成される。これにより、凹凸構造13が合成樹脂層12に対するアンカーの役割を果たすため、金属層11と合成樹脂層12との付着力を大きくすることができる。
金属層11は、金属層11の厚さを薄くするとともに、金属層11への空隙の形成を低減して紫外線の漏れを起こり難くする観点から、金属箔によって構成されることが好ましい。ここで、凹凸構造13は、金属層11を構成している金属箔を被覆する、表面処理皮膜の表面に形成されていることが好ましい。これにより、金属層11の凹凸構造13からの脱落が起こり難くなるため、金属層11の合成樹脂層12に対する付着力を大きくすることができる。
金属層11の厚さは、内装材の軽量化を図る観点から、凹凸構造13を含む厚さが、20μm以下の範囲であることが好ましく、18μm以下の範囲であることがより好ましい。他方で、金属層11の厚さの下限は、特に限定されないが、例えば8μmを下限としてもよい。
(合成樹脂層)
合成樹脂層12は、金属層11のうち、基材10に対して裏側の面に積層される樹脂層であり、紫外線吸収シート1に対して、防水性や抗菌性などの機能性や、様々な意匠性を付与する樹脂層である。
合成樹脂層12の材質としては、特に限定されないが、耐薬品性を高める観点では、フッ素系樹脂を用いることが好ましい。
2.内装材
本発明の内装材は、上述の紫外線吸収シートを備えるものである。内装材としては、壁紙、天井クロス、天井パネルおよび床材のうち少なくともいずれかを挙げることができるが、これらに限定されない。このよう内装材によることで、建築物の室内で消毒などのために紫外線を照射しても、照射された紫外線が、内装材に吸収されることで、隣室や階上、階下に届き難くなるため、周囲の部屋の状況によらずに紫外線を照射することが可能になる。
次に、本発明の効果をさらに明確にするために、本発明例および比較例について説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
本発明例1~7および比較例1では、表1に示される、凹凸構造の凸部におけるアスペクト比の測定値(h/w)と、凹凸構造の展開面積比(Sdr)とを有する銅箔を、それぞれ金属箔とした。ここで、凹凸構造の凸部におけるアスペクト比の測定値(h/w)と、凹凸構造の展開面積比(Sdr)の評価条件は、下記のとおりであり、特に断らない限り、各測定は常温(20℃±5℃)にて行っている。
[1]凹凸構造の凸部のアスペクト比(h/w)
金属箔である銅箔の凹凸構造における、凸部のアスペクト比(h/w)の測定は、以下の手順に沿って、画像解析により行った。
まず、銅箔から試験片を5mm角で切り出した後、銅箔のうち凹凸構造が形成されている側から、銅箔の厚さ方向に沿って切断し、切断面をイオンミリング装置(株式会社日立ハイテクノロジーズ製、「IM4000」)を用いて、ステージモードC1(スイング角度:±15°、スイング速度:6往復/min)、加速電圧6kVの条件で、30分間にわたり精密研磨した。研磨後の表面に露出した銅箔の凹凸構造について、走査型電子顕微鏡(株式会社日立ハイテクノロジーズ製、「SU8020」)を用いて、銅箔の厚さ方向から加速電圧3kVで1万倍の二次電子像を観察し、凹凸構造とその近傍における断面形状の写真(SEM画像、縦9.5μm×横12.5μm)を準備した。
次に、上記断面写真について、画像編集ソフトウェア(「Real World Paint」)を用いて、断面形状の輪郭を強調する画像処理を行い、断面形状の輪郭線を抽出し、最終的に同一加工断面における断面形状の輪郭線のみを抽出した。その後、画像計測ソフトウェア(Photo Ruler)を用いて、凹凸構造の凸部の高さ(h)および凸部の幅(w)として、それぞれ、輪郭線における粗化粒子の粒子高さ(h)および粒子幅(w)を計測した。そして、得られる計測値に基づき、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比として、粒子幅(w)に対する粒子高さ(h)の比(h/w)を凸部ごとに求め、その平均値を視野ごとの測定値とした。
ここまでの解析を、同じ銅箔の凹凸構造のうち任意の6箇所について、幅方向の合計で75μm分の視野で行った。そして、これら6箇所の断面写真から得られる測定値についての、粒子幅(w)に対する粒子高さ(h)の比(h/w)の平均値を算出して、これをアスペクト比(h/w)の測定値とした。ここで、アスペクト比(h/w)の測定値が0.50以下である場合を、銅箔の表面が平坦であり、凹凸構造が形成されていないとした。本発明例および比較例におけるこれらの測定値を、表1に示す。
[2]展開面積比(Sdr)
展開面積比(Sdr)の測定は、白色光干渉型光学顕微鏡(WykoContourGT-K、BRUKER社製)を用いて、金属箔である銅箔の凹凸構造における表面形状を測定し、測定される表面形状をさらに解析することで行った。
このうち、表面形状の測定は、垂直走査白色干渉法(VSI法)により行った。より具体的には、高密度CCDカメラを用い、ズームレンズ倍率が1倍、対物レンズ倍率が50倍、測定領域が96.1μm×72.1μm、光源が白色光源、LateralSamplingが0.075μm、speedが1倍、Backscanが10μm、Lengthが10μm、Thresholdが3%の条件で行った。
また、測定される表面形状は、(1)TermsRemoval(Cylinderand Tilt)、(2)DataRestore(Method:legacy、iterations :5、RestoreEdge:選択無し)、(3)フーリエ変換によるカットオフ周波数62.5mm-1の高周波パスガウシアンフィルタの順に、フィルタ処理を行うことで、データ処理を行った。
データ処理後の表面形状について、1つの銅箔について、凹凸構造のうち任意の10箇所で凹凸差を測定し、得られた凹凸差の値を平均して、その平均値(N=10)を展開面積比(Sdr)として求めた。本発明例および比較例における展開面積比(Sdr)の測定値を、表1に示す。
[金属箔における紫外線吸収率の測定]
本発明例及び比較例の金属箔である銅箔について、紫外線吸収率の測定を行った。ここで、紫外線吸収率は、以下の式(I)に基づいて測定した。
(紫外線吸収率)=1-(紫外線透過率)-(紫外線反射率) ・・・(I)
ここで、紫外線透過率は、波長240nmのC紫外線を金属箔に入射させ、金属箔から透過する光を、マルチパーパス大形試料室(株式会社島津製作所製、型番:MPC-3100)に内蔵された積分球に入射して球内で反射させたときに、検出部において得られる反射光の強さを、分光光度計(株式会社島津製作所製、型番:UV-3600)で測定した。
また、紫外線反射率は、波長240nmのC紫外線を上述の積分球に入射させて、積分球のうち入射光が直接当たる部分の球面を取り外して、その部分に金属箔を設け、金属箔における反射光を球内でさらに反射させたときに、検出部において得られる反射光の強さを、分光光度計(島津製作所 社製、型番:UV-3600)で測定した。
金属箔における紫外線吸収率の計算結果について、92.0%以上であった場合を、短波長の紫外線の吸収率が高い点で特に優れているとして「◎」と評価した。また、紫外線吸収率の計算結果が90.0%以上92.0%未満であった場合を、短波長の紫外線の吸収率が高い点で優れているとして「〇」と評価した。また、紫外線吸収率の計算結果が88.0%以上90.0%未満であった場合を、短波長の紫外線の吸収率が高い点で良好であるとして「●」と評価した。他方で、紫外線吸収率の計算結果が88.0%未満であった場合を、短波長の紫外線の吸収率が低いとして「×」と評価した。結果を表1に示す。
Figure 2022157676000003
表1の結果から、本発明例1~7の金属箔は、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が1.00以上3.00以下の範囲であり、かつ3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲である、特定の凹凸構造が表面に形成されており、紫外線吸収率に関する評価結果が、いずれも「◎」、「○」または「●」と評価されるものであった。
したがって、本発明例1~7の金属箔は、いずれも紫外線吸収率に関する評価結果が、いずれも「◎」、「○」または「●」と評価されるものであったため、短波長の紫外線の吸収率が高く、それにより透過量を低減することが可能なものであった。そのため、本発明例1~7の金属箔を金属層11として用いて、基材10に、金属層11および合成樹脂層12を順に積層するとともに、金属層11の合成樹脂層12の側の表面に凹凸構造が形成されるように紫外線吸収シート1を構成することで、合成樹脂層12の側から金属層11に入射する、短波長の紫外線の透過量を低減することが可能なことが分かった。
図4は、本発明例1~7、比較例1の金属箔について、凹凸構造における凸部のアスペクト比(h/w)と、展開面積比(Sdr)と、紫外線吸収率の関係を示すグラフであり、図4(a)は、凸部のアスペクト比(h/w)を横軸に、紫外線吸収率を縦軸にしたものであり、図4(b)は、展開面積比(Sdr)を横軸に、紫外線吸収率を縦軸にしたものである。
図4(a)に記載されるように、紫外線吸収率が「◎」と評価された本発明例2、5、6の金属箔は、いずれもグラフ中の領域a1の範囲内にあり、凹凸構造における凸部のアスペクト比が1.70以上である点で共通していることが分かった。また、紫外線吸収率が「○」と評価された本発明例1、4、7の金属箔は、いずれもグラフ中の領域a2の範囲内にあり、凸部のアスペクト比が1.30以上、より具体的には1.50以上である点で共通していることが分かった。また、紫外線吸収率が「●」と評価された本発明例3の金属箔は、いずれもグラフ中の領域a3の範囲内にあり、凸部のアスペクト比が1.00以上、より具体的には1.20以上であることが分かった。
他方で、図4(b)に記載されるように、紫外線吸収率が「◎」と評価された本発明例2、5、6の金属箔は、いずれもグラフ中の領域b1の範囲内にあり、展開面積比(Sdr)が150%以上である点で共通していることが分かった。また、紫外線吸収率が「○」と評価された本発明例1、4、7の金属箔は、いずれもグラフ中の領域b2の範囲内にあり、展開面積比(Sdr)が120%以上である点で共通していることが分かった。また、紫外線吸収率が「●」と評価された本発明例3の金属箔は、いずれもグラフ中の領域b3の範囲内にあり、展開面積比(Sdr)が100%以上、より具体的には120%以上であることが分かった。
図5は、本発明例1~7、比較例1の金属箔について、凹凸構造における凸部のアスペクト比(h/w)と、展開面積比(Sdr)の関係を示すグラフであり、凸部のアスペクト比(h/w)を横軸に、展開面積比(Sdr)を縦軸にしたものである。
図5に記載されるように、本発明例2、5、6の金属箔は、いずれも凹凸構造における凸部のアスペクト比が1.70以上であり、かつ展開面積比(Sdr)が150%以上であるため、グラフ中の領域Aの範囲内にあった。このとき、共通して紫外線吸収率が「◎」と評価されていることが分かった。
また、本発明例1、2、4~7の金属箔は、いずれも凹凸構造における凸部のアスペクト比が1.30以上、より具体的には1.50以上であり、かつ展開面積比(Sdr)が120%以上であるため、グラフ中の領域Bの範囲内にあった。このとき、紫外線吸収率が「◎」または「○」と評価されていることが分かった。
また、本発明例1~7の金属箔は、いずれも凹凸構造における凸部のアスペクト比が1.00以上であり、かつ展開面積比(Sdr)が100%以上であるため、グラフ中の領域Cの範囲内にあった。このとき、紫外線吸収率が「◎」、「○」または「●」と評価されていることが分かった。
一方、比較例1の金属箔は、表面が平坦であり、このような特定の凹凸構造を有するものではなかった。そのため、比較例1の金属箔は、紫外線吸収率に関する評価結果が「×」と評価されていた。
1 紫外線吸収シート
10 基材
11 金属層
12 合成樹脂層
13 凹凸構造
14 凸部
15 凹部
19 従来の金属層
91、92 従来の発泡樹脂シート
L 紫外線
V 凸部の頂点
h 凸部の高さ
w 凸部の幅

Claims (9)

  1. 基材に、金属層および合成樹脂層が順に積層されてなる、紫外線吸収シートであって、
    前記金属層は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも前記合成樹脂層の側の表面に特定の凹凸構造が形成されている、紫外線吸収シート。
  2. 前記金属層は、金属箔で構成される、請求項1に記載の紫外線吸収シート。
  3. 前記特定の凹凸構造は、前記金属箔を被覆する表面処理皮膜の表面に形成されている、請求項2に記載の紫外線吸収シート。
  4. 前記特定の凹凸構造は、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が1.00以上3.00以下の範囲であり、かつ3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲である、請求項1、2または3に記載の紫外線吸収シート。
  5. 前記特定の凹凸構造は、前記凸部のアスペクト比が1.30以上であり、かつ前記展開面積比(Sdr)が120%以上である、請求項4に記載の紫外線吸収シート。
  6. 前記特定の凹凸構造は、前記凸部のアスペクト比が1.70以上であり、かつ前記展開面積比(Sdr)が150%以上である、請求項5に記載の紫外線吸収シート。
  7. 基材に、金属層および合成樹脂層が順に積層されてなる紫外線吸収シートの前記金属層を構成するのに用いる金属箔であって、
    前記金属箔は、紫外線を吸収する特性を有する金属材料で構成され、かつ、少なくとも前記合成樹脂層の側の表面に特定の凹凸構造が形成され、
    前記特定の凹凸構造は、凸部の幅(w)に対する凸部の高さ(h)の比であるアスペクト比(h/w)が1.00以上3.00以下の範囲であり、かつ3次元白色干渉型顕微鏡で測定した展開面積比(Sdr)が100%以上500%以下の範囲である、金属箔。
  8. 請求項1から6のいずれか1項に記載の紫外線吸収シートを備えた、内装材。
  9. 壁紙、天井クロス、天井パネルおよび床材のうち少なくともいずれかに用いられる、請求項8に記載の内装材。
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