JP2022149398A - 屋根構造及び屋根構造の製造方法 - Google Patents

屋根構造及び屋根構造の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カバー内に雨水が滞留するのを抑制できる屋根構造を提供すること。【解決手段】本発明の一態様にかかる屋根は、複数の傾斜部が合わさる谷部を有し、前記傾斜部に沿う野地板と、前記野地板上に配される複数の屋根材と、複数の前記傾斜部の前記谷部側の端部に配される前記屋根材に装着され、前記屋根材の表面及び前記谷部側の端部を覆うカバーと、前記谷部を挟んで一方と他方にそれぞれ配される屋根材の間に配され前記野地板を覆う、谷継手と、前記谷継手の表側に配される谷部用の継手カバーと、を備え、前記継手カバーは、一方側の傾斜部の前記屋根材と谷継手との間に挿入される第1のカバー片と、他方側の傾斜部の前記屋根材と前記谷継手との間に挿入される第2のカバー片と、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片を連結するリンク片と、を一体に備える、屋根構造。【選択図】 図7

Description

本発明は、屋根構造及び屋根構造の製造方法に関する。
住居等に用いられる建築物として、例えば、木造軸組、木造枠組、鉄筋造、RC造等の建築構造が用いられる技術が知られている。また、このような建築物は、屋根形状として、屋根面が平面である屋根により形成された屋根構造が知られている。このような屋根構造として、例えば、複数の板状の屋根材が野地板に緊結釘によって緊結される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-089541号公報
上述した屋根材は、経年劣化によって外観美が低下する。例えば、外観美を向上させる化粧カバーであるカバーによって屋根材を覆うことで、外観美を向上させる技術も知られている。このようなカバーは、屋根材の上面、端面及び底面を覆う為の天板、側板、底板を有する。このような屋根構造が複数隣接配置されて形成される谷部において、隣り合うカバーの間隙から雨水が浸入すると、雨水がカバーを伝って屋根材の裏側などに滞留しやすい。
そこで本発明は、カバー内に雨水が滞留するのを抑制できる屋根構造及び屋根構造の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる屋根構造は、複数の傾斜部により形成される谷部を構成する野地板と、前記野地板上に配される複数の屋根材と、前記屋根材に装着され、前記屋根材の表面及び前記谷部側の端部を覆うカバーと、前記谷部を挟んで一方と他方にそれぞれ配される前記屋根材の間に配され前記野地板を覆う、谷継手と、前記谷継手の表側に配される谷部用の複数の継手カバーと、を備え、前記継手カバーは、一方側の前記傾斜部の前記屋根材と前記谷継手との間に挿入される第1のカバー片と、他方側の前記傾斜部の前記屋根材と前記谷継手との間に挿入される第2のカバー片と、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片を連結するリンク片と、を一体に備える。
他の実施形態にかかる屋根構造の製造方法は、第1のカバー片と、第2のカバー片と、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片を連結するリンク片と、を一体に備える複数の継手カバーの、前記第1のカバー片を、複数の傾斜部により形成される谷部を構成する野地板と谷継手と屋根材が積層された屋根構造部の、前記屋根材と前記谷継手との間に挿入し、前記リンク片を前記谷部の底部よりも前記一方側に寄せて配置し、前記第2のカバー片を、前記谷部の他方側において野地板と谷継手と屋根材が積層された屋根構造部の、前記屋根材と前記継手との間に挿入し、前記リンク片を前記谷部の底部に配置する。
本発明によれば、カバー内に雨水が滞留するのを抑制できる屋根構造及び屋根構造の製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る屋根及び屋根構造の構成を示す斜視図。 同実施形態に係る屋根及び屋根構造の一部の構成を示す斜視図。 同屋根構造の構成を示す断面図。 同屋根構造の構成を拡大して示す断面図。 同実施形態に係るカバーの構成を示す斜視図。 同実施形態に係る屋根構造のカバー及び継手の構成を示す斜視図。 同実施形態に係るカバーの装着方法を示す説明図。 同実施形態に係る屋根構造の谷部の構成を示す断面図。 同実施形態に係る継手カバーの構成を示す斜視図。 同実施形態に係る継手カバーの連結部の構成を示す斜視図。 同実施形態に係るブラケットの構成を示す斜視図。 同実施形態に係るブラケットの構成を示す斜視図。 同実施形態に係る継手カバーの装着工程を示す説明図。 同実施形態に係る継手カバーの装着工程を示す説明図。
[第1実施形態]
次に、図1乃至図12を用いて第1実施形態にかかる屋根構造200及び屋根構造200の製造方法について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る屋根構造200の構成を示す斜視図である。なお、図1中、説明のため一方の屋根構造部100におけるカバー150を省略し、内部構造を示している。図2は、屋根構造200の一部の構成を示す断面図である。図3は屋根構造の断面図であり、図4は同屋根構造の一部を拡大して示す断面図である。図5は、カバーの斜視図であり、図6はカバー及び継手の構成を示す説明図である。図7はカバーの装着工程を示す説明図である。図8は屋根構造の谷部の断面図であり、図9及び図10は継手カバーの構成を示す斜視図である。図11乃至図13は継手ブラケットを示す説明図であり、図14は継手カバーの装着工程を示す説明図である。
屋根構造200は複数の屋根構造部100が谷部15を介して連続している。本実施形態において、各屋根構造部100は、棟11、軒先12、けらば13、を有し、棟11から軒先12に至る所定の傾斜方向に沿って延出する傾斜部を構成する。屋根構造200において、谷部15を介して一方と他方にそれぞれ傾斜部を構成する屋根構造部100が配される。
屋根構造部100は、野地板110と、下葺き材120と、複数の屋根材130と、複数の緊結釘140と、複数のカバー150、150A、150B、150C、260と、複数のカバー150の間に配される継手160と、を備える。また、屋根構造200は、谷部15に設けられる、谷継手250と、複数の継手カバー270と、ブラケット300と、を備える。図1乃至図3において、下葺き材120を省略して示す。なお、屋根構造部100は、野地板110と屋根材130との間に、遮熱シートや通風用の部材等の他の部材を有していてもよい。
野地板110は、釘等によって垂木に留め付けられる。野地板110は、例えば、構造用合板により形成される。なお、野地板110は、MDF(Medium Density Fiberboard)、パーティクルボード、OSB(Oriented Strand Board)であってもよく、また、杉ムク材等の一枚の板材であってもよい。
下葺き材120は、防水性を有する所謂ルーフィングシートである。例えば、下葺き材120は、基材にアスファルトを含浸及び/又は塗布させることで形成される。下葺き材120は、例えば、野地板110に留め付けられる。具体例として、下葺き材120は、野地板110の表板上に設けられる。
複数の屋根材130は、棟11から軒先12に向かう野地板110の傾斜方向(縦方向)である第1方向と、第1方向に直交又は交差する幅方向(横方向)である第2方向と、においてそれぞれ複数列配列される。例えば横方向において隣り合う屋根材130の間には、継手160が配置される。なお、部位によっては傾斜していない場合もある。
複数の屋根材130は、棟11から軒先12に向かう傾斜方向(第1方向)で、一部が積層されて、下葺き材120が留め付けされた野地板110上に緊結釘140により緊結される。
屋根材130は、板状に形成される。屋根材130は、例えば、野地板110の傾斜方向で中央側に、該傾斜方向と直交する方向に複数の下穴(孔)131を有する。下穴131は、緊結釘140の頭部141の外径よりも小径であって、且つ、緊結釘140の釘部142の外径よりも大径に形成される。即ち、下穴131は、緊結釘140の釘部142を挿通させる開口である。
複数の屋根材130の表面はカバー150によって覆われる。なお、本実施形態において、けらば13側の端部に位置する屋根材130を覆うけらば用のカバー150Aで覆われ、軒先12側の端部に位置する屋根材130は軒先用のカバー150Bで覆われ、棟11側に位置する屋根材130は棟用のカバー150Cによって覆われる。また、屋根構造200において、谷部15側の端部に配された各屋根材130には谷部カバー260が装着されている。
緊結釘140は、図3に示すように、屋根構造部100において、例えば、屋根材130を野地板110に緊結するために用いられる。
緊結釘140は、例えば、野地板110の厚さ方向、換言すると、野地板110の主面の面方向に直交する方向で、野地板110に打ち込まれる。なお、緊結釘140の打ち込み方向は、野地板110の厚さ方向に限定されない。
緊結釘140は、例えば、頭部141と、釘部142と、を備える。
頭部141は、円板状に形成される。
釘部142は、頭部141の一方の主面に一体に成形される。釘部142は、円柱状に形成される。また、釘部142は、例えば、釘部142の軸方向(長手方向)に等間隔に複数形成されたリング状の突起142aを複数有する。
複数の突起142aは、緊結釘140を野地板110に打ち込んだときに、屋根材130を野地板110に緊結する緊結力を向上させる。換言すると、複数の突起142aは、野地板110に打ち付けられたときに、野地板110から緊結釘140が抜ける方向の保持力である引張強度を向上させる。複数の突起142aは、例えば、野地板110及び屋根材130の緊結力を向上可能に、野地板110内に配置される部位に少なくとも設けられる。なお、突起142aの数及び形状は、緊結力を向上可能であれば適宜設定できる。
カバー150は、同じ高さ位置にあり幅方向に並列された複数の屋根材130のうち単数又は複数の屋根材130を覆う。
複数のカバー150は縦方向において一部を重ねて、隣接して配置される。カバー150は、屋根材130が経年劣化等によって外観美が低下したときに、屋根材130を覆うことで外観美を向上させる化粧カバーである。
カバー150は、屋根材130の表面側から、軒先側の端縁を経て裏面側に至る返し形状を有し、棟側に向かって開口し、当該開口から、屋根材130の軒先12側の端部が挿入可能に構成される。
カバー150は、それぞれ、天板151と、側板152と、底板153と、を備える。カバー150は、例えば、鋼板を曲げ加工することで、天板151、側板152及び底板153が一体に形成される。また、カバー150は、側板152及び底板153との稜部、又は、側板152の底板153側に、矩形状の水抜き孔154が複数形成される。カバー150は、耐水性や耐候性を有するとともに、外観美を得るために、塗装等が施される。カバー150は、例えば、単数又は複数の屋根材130に接着剤により接着される。なお、上下方向に隣り合うカバー150同士が接着剤で接着される構成であってもよい。
天板151は、屋根材130の上面の少なくとも外部に露出する領域を覆う。天板151の幅寸法は、一つの屋根材130の幅寸法よりも大きく設定される。また、天板151の奥行き寸法は、一つの屋根材130の奥行き寸法と同じか、又は、若干小さく設定される。具体的には、天板151の奥行き寸法は、例えば、棟11から軒先12に向かう傾斜方向において一部が積層されて並ぶ複数の屋根材130のうち、下方の屋根材130にカバー150が配置されたときに、天板151の棟側の端部が上方の屋根材130に覆われる長さである。なお、ここで、奥行きとは、屋根構造200における軒先12側から棟11側へ向かう方向を意味する。
側板152は、天板151及び底板153と一体に連続する。側板152は、屋根材130の軒先12側の側面を覆う。側板152の幅寸法は、例えば、天板151の幅寸法と同一寸法に設定される。側板152は、天板151の軒先12側に配置される。側板152は、天板151側よりも底板153側が軒先12側となるべく、天板151の面方向に沿った面及び天板151に直交する方向に対して鋭角に、例えば、45°に傾斜する。
換言すると、側板152は、天板151の下面(カバー150の内側の主面)に対する角度が鈍角、例えば135°に傾斜する。なお、ここで、天板151の面方向に沿った面とは、図4に示すように、天板151の側板152側の端部から、天板151の面方向に沿って延びる仮想平面Fである。
底板153は、天板151と平行又はほぼ平行に設定される。よって、側板152の底板153に対する傾斜角度は、鋭角に、一例として45°に設定される。底板153は、屋根材130の少なくとも軒先12側の下面を覆う。なお、天板151及び底板153の間隔は、屋根材130が配置可能な間隔に設定される。底板153の幅寸法は、天板151の幅寸法と同じ寸法に設定される。底板153の奥行き寸法は、天板151の奥行き寸法よりも短く設定される。より具体的には、底板153の奥行き寸法は、下方の屋根材130に取り付けられるカバー150の天板151の棟側の端部よりも軒側となる寸法に設定される。底板153は、側板152とは反対側の端縁において、板材が折り返されて二重構造を成す返し片を有していてもよい。
水抜き孔154は、カバー150の幅方向で複数箇所に設けられる。水抜き孔154は、カバー150内に侵入した水を抜く水抜き穴である。
カバー150は、天板151が、取付け対象となる屋根材130と、当該屋根材130の棟側に隣接され一部が積層して配置された屋根材130に装着されたカバー150の底板153との間に差し込まれて、組みつけられる。
一例として、傾斜方向に並ぶ複数のカバー150は、棟11側のカバー150の天板151の表面の中途部に、軒側のカバー150の底板153の端縁が位置する。また、棟11側のカバー150の天板151の端縁は、軒先12側のカバー150の底板153の端縁より棟11側にずれた位置に配置される。棟11側のカバー150の天板151の端縁は、軒先12側のカバー150の底板153の端縁とは傾斜方向に所定の間隔で並んで配置される。
カバー150は、例えば、単数又は複数の屋根材130に接着剤により接着される。なお、上下方向に隣り合うカバー150が互いに接着剤で接着される構成であってもよい。
複数のカバー150のうち、けらば13側に配される端部カバー150Aは、けらば13側の端縁において、けらば側に開口する水抜き開口を有する。端部カバー150Aは、第2方向の端部においてけらば13側の端部である笠木に隣接する屋根材130に取り付けられる。例えばけらば用の端部カバー150Aの幅寸法は、屋根構造200の形状や寸法により、幅方向に隣接するカバー150Aと笠木との間の距離に対応する所定の幅寸法に構成される。けらば用の端部カバー150Aは幅寸法及び水抜き開口が有る点を除き、その断面形状は他のカバー150と同形状である。なお、端部カバー150Aにおいて、水抜き孔154は、カバー150の幅方向で1箇所あるいは複数箇所に設けられる。
軒先12用の端部カバー150Bは、軒先12に配置された屋根材130を覆う。例えば、軒先12において屋根材130は二枚積層されて配置されることから、端部カバー150Bは、二枚の屋根材130を覆う。また、端部カバー150Bは、軒先12において幅方向に複数配置された積層された屋根材130のうち、一組の又は複数組の積層された屋根材130を覆う。例えば、端部カバー150Bは、屋根材130が経年劣化等によって外観美が低下したときに、屋根材130を覆うことで外観美を向上させる化粧カバーである。
端部カバー150Bは、それぞれ、天板151Bと、側板152Bと、底板153Bと、を備える。端部カバー150Bは、例えば、鋼板を曲げ加工することで、天板151B、側板152B及び底板153Bが一体に形成される。また、端部カバー150Aは、側板152B及び底板153Bとの稜部、又は、側板152Bの底板153B側に、矩形状の水抜き孔が複数形成される。端部カバー150Bは、耐水性や耐候性を有するとともに、外観美を得るために、塗装等が施される。端部カバー150Bは、例えば、単数又は複数の屋根材130に接着剤により接着される。なお、上下方向に隣り合う端部カバー150B同士が接着剤で接着される構成であってもよい。
棟11用の端部カバー150Cは、棟11側に配置された屋根材130を覆う。端部カバー150Cは、棟11において幅方向に複数配置された積層された屋根材130のうち、一組の又は複数組の積層された屋根材130を覆う。例えば、端部カバー150Cは、屋根材130が経年劣化等によって外観美が低下したときに、屋根材130を覆うことで外観美を向上させる化粧カバーである。
例えば本実施形態において、図7に示すように、幅方向に並ぶ3つの屋根材130に対して1つのカバー150、150B、150Cを装着する例を示す。組付工程において、棟側の列から軒先側の列に向かって順番に、一定幅ずつ、あるいは幅方向に延びる一列ずつ、カバー150を順次装着する。そして、笠木に近い端部の屋根材130には、けらば用の端部カバー150Aを装着する。このとき、装着対象の屋根材130の軒先12側の下縁部を、カバー150の天板151と底板153との間に形成される開口に挿入しながら、棟用の端部カバー150C又はカバー150を屋根材130に対して棟側に移動させ、天板151を屋根材130上に配置する。なお、2列目以降は、カバー150、150Bの天板151、151Bの端縁が、装着対象の屋根材130の表面と、棟側に隣接する屋根材130に先に取付けられたカバー150の底板153との間に形成される隙間に、差し込みながら、装着する。以上により、縦方向に並ぶカバー150、150Aが、互いに一部を積層して重ねて配置される。
谷部カバー260は、傾斜方向に並列された複数の屋根材130にそれぞれ設けられる。本実施形態において、一例として、谷部カバー260は、谷部15側の端部に配される屋根材130を覆う所定の幅に構成される。
谷部カバー260は、谷部15側の端部に配置された屋根材130を覆う。例えば谷部15において屋根材130は二枚積層されて配置され、谷部カバー260は、二枚の屋根材130のうち上側の1枚の屋根材130を覆う。
例えば、谷部カバー260は、屋根材130が経年劣化等によって外観美が低下したときに、屋根材130を覆うことで外観美を向上させる化粧カバーである。
谷部カバー260は、それぞれ、天板261と、側板262と、底板263と、を備える。谷部カバー260は、例えば、鋼板を曲げ加工することで、天板261、側板262及び底板263が一体に形成される。また、谷部カバー260は、側板262及び底板263との稜部、又は、側板262の底板263側に、矩形状の水抜き孔が複数形成されていてもよい。谷部カバー260は、耐水性や耐候性を有するとともに、外観美を得るために、塗装等が施される。谷部カバー260は、例えば、単数又は複数の屋根材130に接着剤により接着される。なお、上下方向に隣り合う谷部カバー260とカバー150とが接着剤で接着される構成であってもよい。
天板261は、屋根材130の上面の少なくとも外部に露出する領域を覆う。天板261の幅寸法は、一つの屋根材130の幅寸法よりも大きく設定される。また、天板261の奥行き寸法は、一つの屋根材130の奥行き寸法と同じか、又は、若干小さく設定される。具体的には、天板261の奥行き寸法は、例えば、棟11から軒先12に向かう傾斜方向に沿って一部が積層されて配列される複数の屋根材130のうち、谷部15側に配される端部の屋根材130に谷部カバー260が配置されたときに、天板261の棟側の端部が上方の屋根材130に覆われる長さに設定できる。
側板262は、天板261及び底板263と一体に連続する。側板262は、屋根材130の軒先12側の側面を覆う。側板262の幅寸法は、例えば、天板261の幅寸法と同一寸法に設定される。側板262は、天板261の軒先12側に配置される。側板262は、例えば天板261から屈曲して延び、屋根材130の軒先12側の端面を覆う。
底板263は、天板261と平行又はほぼ平行に設定される。底板263は、屋根材130の少なくとも軒先12側の下面を覆う。なお、天板261及び底板263の間隔は、屋根材130が配置可能な間隔に設定される。底板263の幅寸法は、天板261の幅寸法と同じ寸法に設定される。側板262は、屋根材130の端部よりも所定距離谷側に位置する。すなわち、傾斜方向において屋根材130と端部と側板262との間に、所定の間隔が形成される。
谷部水切り265は、天板261と側板262とのコーナー部に設けられる。谷部水切り265は、断面L字状に構成され、天板261と側板262とのコーナー部の外面を覆う。谷部水切り265は例えばビス留めにより天板261に装着される。谷部水切り265は、鋼板がL字状に屈曲され、上片265aと側片265bとを一体に有する。谷部水切り265は平板状の上片265aが屋根材130の端部位置近傍から、傾斜方向に延出し、90度屈曲して、平板状の側片265bが継手カバー270のカバー片271、272の表面に向けて下方に延出する。
図6及び図7に示すように、継手160は、幅方向で隣り合う複数のカバー150間に設けられる。継手160は、屋根材130の上方であって、且つ、カバー150の下方に配置される。継手160は、例えば、天板と、側板と、を備える。天板は、幅方向で隣り合う一対のカバー150の天板151の端部と対向する。側板は、隣り合う複数のカバー150の側板152の端部と対向する。
側板の幅方向に直交する方向の寸法は、カバー150の側板152の同寸法よりも小さく設定される。好ましくは、側板は、棟11から軒先12に向かう傾斜方向において、カバー150の水抜き孔154と重ならない寸法に設定される。
継手160は、例えば、天板に対する側板の角度がカバー150の天板151に対する側板152の角度と異なる角度に設定される。本実施形態において、カバー150の天板151に対する側板152の角度が135°(天板151の面方向に沿った仮想平面Fに対する側板152の角度が45°)である場合は、例えば、継手160の天板に対する側板の角度は、90°に設定される。
谷部15は、複数の屋根構造部100が、傾斜方向が交差して合わさる、いわゆる本谷である。屋根構造200において、一対の屋根構造部100の野地板110が谷部15を介して連続して配置され、断面視がV字状となる谷形状に構成される。このような谷部15の一方側と他方側にそれぞれ配される屋根材130は、それぞれ谷部15の底部に沿って切断され、その切断面が谷部15に向けて配される。
谷部15において、野地板110上には谷継手250が設けられる。谷継手250は、谷部15に沿って設けられるとともに、断面形状がV字状に構成される。谷継手250は鋼板がV字状に折曲されて構成され、谷部15を挟んで一方の屋根材130と野地板110との間に配される第1継手片251と、他方の屋根材130と野地板110との間に配される第2継手片252とが連続して一体に形成される。一対の継手片251、252は、それぞれ一方側と他方側の屋根構造部100の傾斜面に沿って延出する平板状に構成される。谷継手250上には継手カバー270が設けられる。
継手カバー270は一方向も長く、長手方向が谷部15に沿って配置される。継手カバー270は、一対のカバー片271、272と、カバー片271、272の間を連結するリンク片273と、を一体に備える。一対のカバー片271、272はそれぞれ屋根材130及び継手の一対の継手片251、252、すなわちそれぞれ一方側と他方側の屋根構造部100の傾斜面に沿って延出する平板状に構成される。リンク片273は中央から両端のカバー片272、272に向けて下降する山状に構成される。すなわち、リンク片273は、表側に突出する突起形状を有する。リンク片273は例えば装着作業時に作業者がリンク片273を把持することで、継手カバー270を移動させることができる。例えば継手カバー270は、傾斜方向において谷部と同等の寸法を有し、所定の幅方向寸法を有する矩形の鋼板が3箇所で、傾斜方向に沿うライン状に沿って屈曲されて構成される。具体的には、鋼板は、リンク片273の中央で山折りされ、リンク片273の両側においてそれぞれ谷折りされ、リンク片273の両端とカバー片271、272との間がそれぞれ断面視V字状となるように谷形状に屈曲されている。継手カバー270は、弾性変形可能である。継手カバー270は、例えば一対のカバー片271、272、リンク片273の屈曲角度や傾斜角度を増減するように弾性変形させることができる。
ここで、継手カバー270は、第1のカバー片271の短手方向における端縁部から第2のカバー片272の端縁部までの寸法が、谷部を挟んで配される一対の屋根材130の端部間の寸法よりも大きく構成される。また、一対のカバー片271、272の幅は、リンク片273を一方の屋根材130に近接させて配置したときに、他方側の屋根材130の端部よりも谷部の底部寄りにカバー片272の他方側の端縁が位置するように、寸法設定される。例えば図13に示すように、短手方向において、第1カバー片271の長さW1または第2カバー片272の長さW2と、リンク片273の長さW3との、合計の長さW1+W3またはW2+W3が、一対の屋根材130の間の長さW4よりも小さい。したがって、リンク片273を一方の屋根材130の端部側に寄せて位置したとき、他方の屋根材130の端部よりも、一方の屋根材130側に、継手カバー270の端部が配置でき、屋根材130と谷カバー260との間の隙間に挿入な位置関係となる。
さらに、継手カバー270は屈曲するリンク片273の突出高さは、野地板110と屋根材130との間に形成される隙間よりも大きく寸法設定される。したがって、リンク片273が一対の屋根材130の間の谷部に位置決めされる。
ブラケット300は傾斜方向に隣り合う継手カバー270のリンク片273に装着される。ブラケット300は、傾斜方向に並ぶ複数の継手カバー270を接続する部材である。すなわち、谷部15において、傾斜方向に並ぶ複数の継手カバー270は、ブラケット300によって連結される。
図10乃至図14に示すように、ブラケット300は、ベース片311と、一対の第1押さえ片312と、一対の第2押さえ片313と、を一体に備える。ブラケット300は例えば板金を曲げ加工して構成される。ブラケット300は、傾斜方向において一部を積層して並べて配置される一対の継手カバー270の、積層部位に配置され、一方の継手カバー270と他方の継手カバー270とを連結する。
ベース片311は互いに所定の角度で連続する一対の板状部を一体に有している。ベース片311は、リンク片273の表面に沿う裏面を有し、断面がV字状に構成される。例えばベース片311はリンク片273の屈曲角度と同じか同程度の角度に構成される。ベース片311は、継手カバー270のリンク片273に重ねて配される。ベース片311は、例えば一対の継手カバー270が互いに積層される積層部位において一対の継手カバー270の間に配置される。ベース片311は、積層部位の傾斜方向における長さと同等の長さに設定される。
一対の第1押さえ片312は、ベース片311の傾斜方向の一端から裏面側に折り返されて軒先12に向けて延びる板状部材である。例えば第1押さえ片312は、屈曲したベース片311の内面側に設けられる。第1押さえ片312は、ベース片311の一端から他端に向けて延出する。一対の第1押さえ片312は、ベース片311の一対の板状部の装着状態における棟11側の端縁から連続して、裏面側に折り返され、ベース片311の内面に対向して延出する。この第1押さえ片312はベース片311との間に所定の間隙G1を形成し、当該間隙G1にリンク片273の棟11側の端縁部が嵌合する。第1押さえ片312はリンク片273の内面に沿って延び、ベース片311との間に、リンク片273を保持する。
一対の第2押さえ片313は、ベース片311の傾斜方向の他端から表面側に折り返されて棟11に向けて延びる板状部材である。例えば第2押さえ片313は、屈曲したベース片311の表面側に設けられる。第2押さえ片313は、ベース片311の他端から一端に向けて延出する。一対の第2押さえ片313は、ベース片311の一対の板状部の装着状態における軒先12側の端縁から連続して、表面側に折り返され、ベース片311の表面に対向して延出する。この第2押さえ片313はベース片311との間に所定の間隙G2を形成し、当該間隙G2に、上側及び表側に配される継手カバー270のリンク片273の軒先12側の端縁部が嵌合する。第2押さえ片313はリンク片273の表面に沿って延び、ベース片311との間に、リンク片273を保持する。
すなわち、傾斜方向に並ぶ一対の継手カバー270は、互いの端部が重ねて配され、傾斜方向の棟11側であって表側に配される継手カバー270の下縁と、傾斜方向の軒先12であって裏側に配される継手カバー270の上縁とに、第1押さえ片312と第2押さえ片313がそれぞれ係合することで、傾斜方向に連結される。
図13及び図14は本実施形態にかかる屋根構造200の製造方法における、継手カバー270の装着方法を示す説明図である。継手カバー270は、図13及び図14に示すように、一方のカバー片271の一端部が一方側の谷継手250と屋根材130との間に挿入され、他方のカバー片272の他端部が他方側の谷継手250と屋根材130との間に挿入されて、装着される。このとき、作業者がリンク片273を把持することで、継手カバー270を移動させられる。すなわち、まず一方の屋根材130と谷継手250との間に一方のカバー片271を挿入しながら、リンク片273を一方側に寄せて配置する。すると他方のカバー片272の端縁が他方の屋根材130よりも谷部側に位置するため、この状態で、他方のカバー片272を他方側の屋根材130と谷継手250の間の隙間に挿入する。このとき、継手カバー270を弾性変形させることで、一対のカバー片271,272の傾斜角度を、調整することができる。すなわち、カバー片272を谷継手250に向けて押し下げることで、カバー片272を屋根材130と谷継手250との間隙の入口に容易に挿入することができ、またカバー片272の押さえ力を解放して形状を復元させた後は、一対のカバー片271、272が、互いに傾斜した両側の隙間S1,S2にそれぞれ収まり、位置決めされる。そして、リンク片273を中央位置に戻すことで、継手カバー270を容易にかつ強固に装着できる。
例えば複数の継手カバー270は、軒先12側から棟11側の列に向かって下から順に装着される。例えば2段の継手カバーの装着手順として、装着済みの継手カバー270のリンク片273の上端縁にブラケット300を装着し、上段に別の継手カバー270を装着していく。具体的には、第1の継手カバー270の装着が完了すると、当該継手カバー270のリンク片273をブラケット300の第1押さえ片312とベース片311との間隙に挿入することで、ブラケット300を装着し、ベース片311がリンク片273に重なるように配置する。すると、ブラケット300が継手カバー270に係合して支持され、ベース片311の下縁部と第2の押さえ片313との間の間隙が傾斜方向の棟11側に向かって開口した状態となる。続いて下段用の継手カバー270よりも上方であって、継手カバー270同士が重ならない位置において、上段用の継手カバー270の一方のカバー片271の一端部を一方側の谷継手250と屋根材130との間に挿入し、他方のカバー片272の他端部を他方側の谷継手250と屋根材130との間に挿入して、谷継手250と屋根材130との間に配置する。そして、ベース片311の下縁部と第2の押さえ片313との間の間隙G2にリンク片273の下縁が挿入されるように、継手カバー270を傾斜方向に軒先12側にスライド移動させて、一部を積層させながら、ブラケット300に装着する。以上により、上段の継手カバー270の端部がブラケット300を介して下段の継手カバー270によって支持される。すなわち、複数の継手カバー270が連結され、上段の継手カバー270の下方への移動が、ブラケット300によって規制される。このとき、一対の継手カバー270は、の端縁部同士の距離が、ベース片311の寸法、すなわちベース片311の両端の折り返し部の間の距離となるように、位置決めされる。
このように構成された屋根構造200及び屋根構造部100によれば、屋根材130や谷継手250が経年変化等によって劣化や外観の低下が生じた場合に、谷部カバー260や谷部用の継手カバー270により屋根材130及び谷継手250を覆うことで、外観を向上させることができる。また、短手方向において、第1カバー片271の長さW1または第2カバー片272の長さW2と、リンク片273の長さW3との、合計の長さW1+W3またはW2+W3が、一対の屋根材130の間の長さW4よりも小さい構成としたことにより、一方の端部を屋根材と野地板110との間に挿入して短手方向にスライドさせることで、他方の端部を一対の屋根材130の間の谷部15に配置できる。よって、簡単な形状かつ少ない手順で、継手カバー270を簡単に装着できる。また、リンク片273を設けることで、重ね合わせや位置決めが容易となり、作業性も向上できる。また、鋼板を曲成させて弾性変形可能に構成された継手カバー270は一対のカバー片271,272及びリンク片273の屈曲角度や傾斜角度を増減調整することができるため、挿入時にはカバー片272を谷継手250に向けて押し下げることで、カバー片272を屋根材130と谷継手250との間隙の入口に容易に位置を合わせられる。さらに押圧力を解放して形状を復元した後は、一対のカバー片271,272がV字状に延びる両側の隙間にそれぞれ収まることで、位置ずれや抜けを防止することができる。
さらに、奥行き方向に隣り合う継手カバー270をブラケット300にそれぞれ嵌合させるだけで、複数の継手カバー270を着脱可能に連結できる。また、傾斜方向の継手カバー270の位置はブラケット300に応じて位置決めできるため、継手カバー270の位置を揃えることができる。したがって屋根構造200の装着や解体の作業性を向上できるとともに、外観性も向上できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
例えば上記実施形態においてはブラケット300により複数の継手カバー270が連結される例を示したが、これに限られるものではなく、例えばブラケット300を用いずに、接着や締結により複数の継手カバー270を固定してもよい。
また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
200…屋根構造、11…棟、12…軒先、13…けらば、15…谷部、100…屋根構造部、110…野地板、120…下葺き材、130…屋根材、131…下穴、140…緊結釘、141…頭部、142…釘部、142a…突起、150…カバー、150A、150B、150C…端部カバー、151…天板、152…側板、153…底板、154…水抜き孔、156…水抜き開口、160…継手、200…屋根構造、250…谷継手、251…継手片、252…継手片、260…谷部カバー、261…天板、262…側板、263…底板、265…谷部水切り、265a…上片、265b…側片、270…継手カバー、271…カバー片、272…カバー片、273…リンク片、300…ブラケット、311…ベース片、312…押さえ片、313…押さえ片、G1…間隙、G2…間隙。

Claims (6)

  1. 複数の傾斜部により形成される谷部を構成する野地板と、
    前記野地板上に配される複数の屋根材と、
    前記屋根材に装着され、前記屋根材の表面及び前記谷部側の端部を覆うカバーと、
    前記谷部を挟んで一方と他方にそれぞれ配される前記屋根材の間に配され前記野地板を覆う、谷継手と、
    前記谷継手の表側に配される谷部用の複数の継手カバーと、を備え、
    前記継手カバーは、一方側の前記傾斜部の前記屋根材と前記谷継手との間に挿入される第1のカバー片と、他方側の前記傾斜部の前記屋根材と前記谷継手との間に挿入される第2のカバー片と、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片を連結するリンク片と、を一体に備える、屋根構造。
  2. 前記カバーは、前記屋根材の表面側に対向する天板と、前記屋根材の裏面側に対向する底板と、前記天板と前記底板とを接続するとともに前記屋根材の第1方向一方側の端縁に対向する側板と、を備える、請求項1に記載の屋根構造。
  3. 前記継手カバーは、前記第1のカバー片の端縁部から前記第2のカバー片の端縁部までの寸法が、前記谷部を挟んで配される一対の屋根材の端部間の寸法よりも大きく、かつ、一方側の前記屋根材と前記継手との間に前記第1のカバー片を挿入し、前記リンク片を前記谷部の底部よりも前記一方側に配置した状態で、前記第2のカバー片の前記他方側の端部が前記他方側の前記屋根材の端部よりも前記一方側に配される寸法を有する、請求項1または2に記載の屋根構造。
  4. 前記継手カバーは、短手方向において、前記リンク片と前記第1カバー片または前記第2カバー片の合計の長さが、一対の屋根材の間の長さよりも小さい、請求項3に記載の屋根構造。
  5. 傾斜方向に並ぶとともに一部が重ねて配される複数の前記継手カバーの間に配置されるベース片と、
    前記ベース片の表側に設けられ、前記ベース片の一端から他端に向かって延出し、傾斜方向の一方側に配置される前記継手カバーの上縁に係合する第1押さえ部と、
    前記ベース片の裏側に設けられ、前記ベース片の他端から一端に向けて延出し、傾斜方向の他方側に配置される前記継手カバーの下縁に係合する第2押さえ部と、を備えるブラケットを備える、請求項3または4に記載の屋根構造。
  6. 第1のカバー片と、第2のカバー片と、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片を連結するリンク片と、を一体に備える複数の継手カバーの、前記第1のカバー片を、複数の傾斜部により形成される谷部を構成する野地板と谷継手と屋根材が積層された屋根構造部の、前記屋根材と前記谷継手との間に挿入し、
    前記リンク片を前記谷部の底部よりも前記一方側に寄せて配置し、
    前記第2のカバー片を、前記谷部の他方側において野地板と谷継手と屋根材が積層された屋根構造部の、前記屋根材と前記継手との間に挿入し、
    前記リンク片を前記谷部の底部に配置する、屋根構造の製造方法。
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