JP7349091B2 - 屋根材の接続構造 - Google Patents
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Description
(屋根材の接続構造の概要)
本実施形態の屋根材の接続構造は、図1及び図7に示すように、屋根下地100に複数の金属製の縦葺用の屋根材10を接続して形成される。複数の屋根材10は、軒棟方向Xに並ぶように設置される。また他の複数の屋根材10は、軒棟方向と直交する横方向Yに並ぶように設置される。横方向Yで隣接する二枚の屋根材10aと10b又は屋根材10cと10dは、嵌合により接続されている。また軒棟方向Xで隣接する二枚の屋根材10a、10c又は屋根材10bと10dは、縦継ぎにより接続されている。
本実施形態において、複数の屋根材10の各々はすべて同じ構造である。各屋根材10は、金属板を曲げ加工することで形成されており、例えば、ロールフォーミングを用いて成型される。屋根材10を構成する金属板としては、例えば、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、ステンレス鋼板,ガルバリウム鋼板(登録商標),エスジーエル(登録商標)鋼板等により構成される。屋根材10は、例えば、1.0m以上4.0m以下に形成されており、可搬性に優れている。
止水プレート20は、軒棟方向Xに並んで接続される二つの屋根材10の接続部分の下方に配置されるものであって、当該接続部分の止水性(防水性)を向上させるものである。すなわち、屋根材10の表面に降った雨水が屋根材10の裏面側(屋根下地100側の面)に回り込みにくくするものである。
補強プレート30は、軒側接続部15と棟側接続部16とを重ねることにより形成される重ね部分19に設けられるものである。補強プレート30は重ね部分19を補強するために用いられる。図1及び図5に示すように、補強プレート30はベース板32とパッキン31とを有して形成されている。ベース板32は鋼板等の金属板であって、横方向Yに延びる矩形平板状に形成されている。パッキン31はEPDMなどのエラストマー又はゴムあるいはポリウレタンなどで形成されている。
本実施形態の屋根は、複数の屋根材10を横方向Yで一列並べて施工した後、その棟側に、別の複数の屋根材10を横方向Yで並べて施工される。軒棟方向X及び横方向Yにおいて、屋根材10を並べる枚数は、特に限定されず、2つ以上であればよい。
軒側接続部15の軒側先端部の形状は特に問わない。上記では、軒側接続部15の軒側先端部は切断した状態であったが、軒側接続部15の軒側先端部はヘミング折りで形成してもよい。すなわち、板部11の軒側端部を裏面側に折り返すように曲げた折り返し部を設けることにより、軒側接続部15の軒側先端部が形成されている。この場合、図2のものに比べて、屋根材10が軒側先端部から錆びにくくなり、また屋根材10の軒側先端部の強度が向上し、負圧等の負荷に対する変形を抑制することができる。
本実施形態は以下の特徴を有する。
11 板部
12 嵌合部
12a 軒側端面
12b 棟側端面
13 被嵌合部
13a 軒側端面
13b 棟側端面
19 重ね部分
20 止水プレート
21 底板部
22 立ち上げ部
23 パッキン
30 補強プレート
31 パッキン
150 固定具
X 軒棟方向
Y 横方向
Claims (5)
- 複数の屋根材が軒棟方向と前記軒棟方向と直交する横方向とに並んで接続される屋根材の接続構造であって、
前記各屋根材は、矩形の板部と、前記板部の前記軒棟方向に沿った一方の端部に設けられた嵌合部と、前記板部の前記軒棟方向に沿った他方の端部に設けられた被嵌合部とを備え、前記嵌合部の前記軒棟方向に沿った寸法及び前記被嵌合部の前記軒棟方向に沿った寸法はそれぞれ前記板部の前記軒棟方向の寸法よりも短く形成されており、
前記嵌合部の前記軒棟方向における端部と、前記被嵌合部の前記軒棟方向における端部とは、前記軒棟方向に沿って位置ずれしており、
前記横方向に並んで接続されている二つの前記屋根材は、一方の前記屋根材の前記嵌合部と他方の前記屋根材の前記被嵌合部とが嵌合しており、
棟側の前記屋根材の前記嵌合部の軒側端面と、軒側の前記屋根材の前記嵌合部の棟側端面とは前記軒棟方向に並んで配置されており、
棟側の前記屋根材の前記被嵌合部の軒側端面と、軒側の前記屋根材の前記被嵌合部の棟側端面とは前記軒棟方向に並んで配置されており、
前記軒棟方向に並んで接続される二つの前記屋根材の接続部分の下方には、止水プレートが配置され、
前記止水プレートは、前記接続部分の下方に位置する底板部と、前記底板部の横方向の端部から上方に向かって突出し、前記嵌合部の下方に位置する立ち上げ部と、を有する、屋根材の接続構造。 - 請求項1に記載の屋根材の接続構造において、
前記止水プレートは、前記底板部の表面全面及び立ち上げ部の表面全面に、パッキンを有する、
屋根材の接続構造。 - 請求項1又は2に記載の屋根材の接続構造において、
前記接続部分は、前記棟側の前記屋根材の前記板部の軒側接続部が、前記軒側の前記屋根材の前記板部の棟側接続部の表面側に配置されて構成されており、
前記軒側接続部と前記棟側接続部とを貫通する固定具により前記屋根材が固定されている、
屋根材の接続構造。 - 請求項3に記載の屋根材の接続構造において、
前記軒側接続部と前記棟側接続部との間に補強プレートを更に備える、
屋根材の接続構造。 - 請求項4に記載の屋根材の接続構造において、
前記補強プレートは、前記棟側接続部の表面に接触するパッキンを備える、
屋根材の接続構造。
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2019
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