JP2022143339A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Hidetoshi Akashi
成則 佐野
Shigenori Sano
祐二 坂口
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Abstract

【課題】ワーク搬送装置を小型化する。【解決手段】ワーク搬送装置は、ワークの搬送の方向である搬送方向Xに離れて配置された一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146と、搬送方向Xにおいて、一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146の間に配置された、上流側駆動軸116と、上流側駆動軸116と上流側端部軸126とに巻き掛けられた上流側駆動ベルト122と、一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146に巻き掛けられた搬送ベルト130と、を備えている。ワークを搬送するための駆動力が、上流側駆動軸116、上流側駆動ベルト122および上流側端部軸126を順に経由して、搬送ベルト130へ伝達される。【選択図】図5

Description

本開示は、ワーク搬送装置に関する。
特開2010-46706号公報(特許文献1)には、被加工材であるワークをプレス機間で搬送するワーク搬送装置が開示されている。
上記文献に記載のワーク搬送装置は、ワークの搬送方向に延びたキャリアと、キャリアに沿って移動可能に配置されたサブキャリアと、サブキャリアに接続されるワーク把持部と、ワーク把持部への給電線を有するケーブルガイドとを備えている。キャリア、サブキャリアおよびケーブルガイドは、略同一平面内に配置されている。
特開2010-46706号公報
プレス機械でプレス加工されるワークの搬送を行うワーク搬送装置には、小型化が求められている。
本開示では、小型化を実現できるワーク搬送装置が提案される。
本開示に従うと、少なくとも1つのプレス機械でプレス加工されるワークの搬送を行うワーク搬送装置が提案される。ワーク搬送装置は、ワークの搬送の方向である搬送方向に離れて配置された一対の端部軸と、搬送方向において、一対の端部軸の間に配置された、駆動軸と、駆動軸と端部軸とに巻き掛けられた駆動ベルトと、一対の端部軸に巻き掛けられた搬送ベルトと、を備えている。ワークを搬送するための駆動力が、駆動軸、駆動ベルトおよび端部軸を順に経由して、搬送ベルトへ伝達される。
本開示によれば、ワーク搬送装置を小型化することができる。
プレス機械の斜視図である。 プレスシステムの側面図である。 プレスシステムの平面図である。 ワーク搬送装置を構成する第1駆動装置の斜視図である。 図4に示される第1駆動装置に含まれる動力伝達装置の概略図である。 第1キャリアおよび第2キャリア付近を拡大して示す、第1駆動装置の正面図である。 第1キャリアおよび第2キャリアの搬送ベルトへの取り付けについて示す斜視図である。
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、実施形態に係るワーク搬送装置が適用される、ワークのプレス加工を行うプレス機械10の斜視図である。プレス機械10および後述するプレス機械20を含むプレスシステムでプレス加工されるワークは、たとえば、自動車用の外装パネルである。図1に示されるように、プレス機械10は、スライド11と、ボルスタ13と、アプライト15とを主に備えている。
アプライト15は、上下方向に延びる柱状の部材である。4本のアプライト15は、平面視において矩形の各頂点の位置に配置されている。4本のアプライト15によって、図示しないクラウンが支持されている。クラウンにはスライド11を上下動させるスライド駆動機構(図示省略)が収納される。クラウンは4本のアプライトの上に配置されている。アプライト15は、本発明の柱部に相当する。
スライド11は、4本のアプライト15によって囲われるように配置されている。スライド11は、アプライト15の上のクラウンから吊り下げられ、クラウンに対して上下方向に移動可能とされている。スライド11の下端部には、図1には図示しない上金型12が、着脱可能に装着される。スライド11は、4つのスライドアーム16によって、上下方向に移動可能にアプライト15に取り付けられている。スライドアーム16は、本発明の取付部に相当する。4つのスライドアーム16によって、各々のアプライト15に対するスライド11の位置決めがなされている。スライドアーム16は、アプライト15に対して摺動可能である。
図においては、ワークの搬送の方向である搬送方向Xと、アプライト15の延びる方向でありスライド11および上金型12の移動方向である上下方向Zと、搬送方向Xに直交しかつ上下方向Zに直交する方向である左右方向Yとを、それぞれ両矢印で示している。プレス機械10の4本のアプライト15は、搬送方向Xの上流側の2本のアプライト15Aと、搬送方向Xの下流側の2本のアプライト15Bとを含んでいる。
ボルスタ13は、4本のアプライト15によって囲われるように配置されている。ボルスタ13の上面には、下金型14が装着される(図2参照、図1では図示を省略)。スライド11が上下方向Zに移動することで、上金型12がスライド11と一体に上下方向Zに移動して、上金型12は下金型14に対して接近および離隔する。上金型12と下金型14との間でワークが挟まれて、ワークがプレス加工される。
図2は、複数のプレス機械と、プレス機械間のワークの搬送を行うワーク搬送装置100とを備える、プレスシステムの側面図である。図2には、プレスシステムに含まれる複数のプレス機械のうちの2台のプレス機械10,20と、簡略図示されたワーク搬送装置100とが示されている。ワーク搬送装置100は、プレス機械10とプレス機械20との間に設けられている。ワーク搬送装置100は、搬送方向Xにおける上流側のプレス機械10から下流側のプレス機械20へワークを搬送する。
プレス機械10とプレス機械20とは、搬送方向Xに間隔を空けて並んで配置されている。プレス機械20は、図1を参照して説明したプレス機械10と同様の、スライド21、上金型22、ボルスタ23、下金型24、4本のアプライト25、および4つのスライドアーム26を備えている。プレス機械20の4本のアプライト25は、搬送方向Xの上流側の2本のアプライト25Aと、搬送方向Xの下流側の2本のアプライト25Bとを含んでいる。
ワーク搬送装置100は、上流側のプレス機械10でプレス成形されたワークの、下流側のプレス機械20への搬送を行う。プレス機械10の上金型12と下金型14との間で挟まれてプレス加工されたワークが、プレス機械10からプレス機械20へ受け渡されて、次にプレス機械20の上金型22と下金型24との間の間で挟まれてプレス加工される。プレス機械10,20を含む複数のプレス機械は、タンデムプレスラインを構成しており、ワークを順次加工する。
図3は、図2に示されるプレスシステムの平面図である。なお図2には、図3中に示される矢印II方向から見たプレスシステムの側面図が図示されている。
ワーク搬送装置100は、左右方向Yの一方側に配置された第1駆動装置110と、左右方向Yの他方側に配置された第2駆動装置260とを備えている。ワーク搬送装置100は、クロスバー310をさらに備えている。クロスバー310は、左右方向Yに延びている。
クロスバー310は、第1駆動装置110により支持される一端と、第2駆動装置260により支持される他端とを有している。クロスバー310は、第1駆動装置110と第2駆動装置260との間にかけ渡されている。
クロスバー310は、一端と他端との間の中間部において、ワークを保持する。クロスバー310は、実施形態の保持部に相当する。クロスバー310は、たとえば中間部に真空カップを有しており、真空を利用してワークを吸着することでワークを保持することができる。
プレス機械10でのワークのプレス加工が終了した後、クロスバー310が上金型12と下金型14との間に進入してワークを保持する。クロスバー310がワークを保持した状態で第1駆動装置110および第2駆動装置260がクロスバー310を所定の動作軌跡に沿って移動させることにより、プレス機械10からプレス機械20にワークが搬送される。プレス機械20の上金型22と下金型24との間にクロスバー310が進入してワークの保持を解除することで、プレス機械20にワークが引き渡される。
図4は、ワーク搬送装置100を構成する第1駆動装置110の斜視図である。第1駆動装置110は、フレーム112を備えている。フレーム112は、プレス機械10のアプライト15Bと、プレス機械20のアプライト25Bとに固定されている。フレーム112は、搬送方向Xに延びている。
フレーム112は、搬送方向Xにおける上流側の端部において、上流側モータ114を支持している。フレーム112は、搬送方向Xにおける下流側の端部において、下流側モータ134を支持している。搬送方向Xにおいて、上流側モータ114は下流側モータ134よりも上流側に配置され、下流側モータ134は上流側モータ114よりも下流側に配置されている。上流側モータ114と下流側モータ134とは、ワークを搬送するための駆動力を発生する。
図5は、図4に示される第1駆動装置110に含まれる、上流側モータ114および下流側モータ134の発生する駆動力を伝達する動力伝達装置の概略図である。上流側モータ114の駆動力は、上流側駆動軸116に出力される。上流側モータ114は、上流側駆動軸116を回転駆動するための駆動力を発生する上流側アクチュエータである。上流側駆動軸116に、上流側減速機118が設けられている。上流側減速機118は、上流側モータ114の発生する回転を減速するとともに駆動トルクを増大する。
下流側モータ134の駆動力は、下流側駆動軸136に出力される。下流側モータ134は、下流側駆動軸136を回転駆動するための駆動力を発生する下流側アクチュエータである。下流側駆動軸136に、下流側減速機138が設けられている。下流側減速機138は、下流側モータ134の発生する回転を減速するとともに駆動トルクを増大する。
上流側駆動軸116は、その下端に、上流側第1プーリ120を有している。上流側第1プーリ120に、上流側駆動ベルト122が巻き掛けられている。下流側駆動軸136は、その下端部に、下流側第1プーリ140を有している。下流側第1プーリ140に、下流側駆動ベルト142が巻き掛けられている。
上流側駆動軸116よりも搬送方向Xの上流側に、上流側端部軸126が配置されている。上流側端部軸126は、その上端部に上流側第2プーリ124を有し、その下端部に上流側第3プーリ128を有している。上流側第2プーリ124と上流側第3プーリ128とは、一体的に回転可能である。上流側第2プーリ124に、上流側駆動ベルト122が巻き掛けられている。上流側第3プーリ128に、搬送ベルト130が巻き掛けられている。
上流側駆動ベルト122は、上流側第1プーリ120を介して上流側駆動軸116に巻き掛けられ、上流側第2プーリ124を介して上流側端部軸126に巻き掛けられている。上流側駆動軸116には、搬送方向Xにおける上流側駆動ベルト122の下流端が巻き掛けられている。上流側端部軸126には、搬送方向Xにおける上流側駆動ベルト122の上流端が巻き掛けられている。一対の上流側駆動軸116と上流側端部軸126とに、搬送方向Xにおける上流側駆動ベルト122の両端が巻き掛けられている。
下流側駆動軸136よりも搬送方向Xの下流側に、下流側端部軸146が配置されている。下流側端部軸146は、その上端部に下流側第2プーリ144を有し、その下端部に下流側第3プーリ148を有している。下流側第2プーリ144と下流側第3プーリ148とは、一体的に回転可能である。下流側第2プーリ144に、下流側駆動ベルト142が巻き掛けられている。下流側第3プーリ148に、搬送ベルト130が巻き掛けられている。
下流側駆動ベルト142は、下流側第1プーリ140を介して下流側駆動軸136に巻き掛けられ、下流側第2プーリ144を介して下流側端部軸146に巻き掛けられている。下流側駆動軸136には、搬送方向Xにおける下流側駆動ベルト142の上流端が巻き掛けられている。下流側端部軸146には、搬送方向Xにおける下流側駆動ベルト142の下流端が巻き掛けられている。一対の下流側駆動軸136と下流側端部軸146とに、搬送方向Xにおける下流側駆動ベルト142の両端が巻き掛けられている。
上流側モータ114の発生する駆動力は、上流側駆動ベルト122を介して、搬送ベルト130に伝達される。下流側モータ134の発生する駆動力は、下流側駆動ベルト142を介して、搬送ベルト130に伝達される。上流側駆動ベルト122と下流側駆動ベルト142とは、搬送方向Xに延びている。搬送ベルト130は、搬送方向Xに延びている。搬送ベルト130の搬送方向Xの上流端の軸が、上流側駆動ベルト122の搬送方向Xの上流端の軸と同軸である。搬送ベルト130の搬送方向Xの下流端の軸が、下流側駆動ベルト142の搬送方向Xの下流端の軸と同軸である。
搬送ベルト130は、上流側駆動ベルト122および下流側駆動ベルト142とは別のベルト部材として構成されている。搬送ベルト130は、上流側第3プーリ128を介して上流側端部軸126に巻き掛けられ、下流側第3プーリ148を介して下流側端部軸146に巻き掛けられている。上流側端部軸126には、搬送方向Xにおける搬送ベルト130の上流端が巻き掛けられている。下流側端部軸146には、搬送方向Xにおける搬送ベルト130の下流端が巻き掛けられている。一対の上流側端部軸126と下流側端部軸146とに、搬送方向Xにおける搬送ベルト130の両端が巻き掛けられている。
上流側駆動軸116、上流側減速機118、上流側第1プーリ120、上流側駆動ベルト122、上流側第2プーリ124、上流側端部軸126、および上流側第3プーリ128は、上流側モータ114の発生する駆動力を搬送ベルト130に伝達する動力伝達装置を構成している。上流側モータ114の発生する、ワークを搬送するための駆動力は、上流側駆動軸116、上流側減速機118、上流側第1プーリ120、上流側駆動ベルト122、上流側第2プーリ124、上流側端部軸126、および上流側第3プーリ128を順に経由して、搬送ベルト130へ伝達される。
下流側駆動軸136、下流側減速機138、下流側第1プーリ140、下流側駆動ベルト142、下流側第2プーリ144、下流側端部軸146、および下流側第3プーリ148は、下流側モータ134の発生する駆動力を搬送ベルト130に伝達する動力伝達装置を構成している。下流側モータ134の発生する、ワークを搬送するための駆動力は、下流側駆動軸136、下流側減速機138、下流側第1プーリ140、下流側駆動ベルト142、下流側第2プーリ144、下流側端部軸146、および下流側第3プーリ148を順に経由して、搬送ベルト130へ伝達される。
上流側駆動軸116は、上流側モータ114から下方へ延びている。下流側駆動軸136は、下流側モータ134から下方へ延びている。上方から平面視した場合に、上流側駆動軸116は上流側モータ114と重なっている。上方から平面視した場合に、下流側駆動軸136は下流側モータ134と重なっている。
上流側駆動ベルト122は、上流側モータ114の下方に配置されている。下流側駆動ベルト142は、下流側モータ134の下方に配置されている。搬送ベルト130は、上流側駆動ベルト122および下流側駆動ベルト142の下方に配置されている。上方から平面視した場合に、上流側モータ114と、上流側駆動ベルト122と、搬送ベルト130とは、互いに重なり合っている。上方から平面視した場合に、下流側モータ134と、下流側駆動ベルト142と、搬送ベルト130とは、互いに重なり合っている。
搬送ベルト130には、キャリア158が固定されている。キャリア158は、搬送方向Xの上流側の第1キャリア160と、搬送方向Xの下流側の第2キャリア180とを含んでいる。第1キャリア160および第2キャリア180は、別部材として構成されており、搬送方向Xに隣り合って配置された上でボルト結合によって一体化されている。第1キャリア160および第2キャリア180を一体化する構造の詳細については、図6、図7を用いて後述する。
第1キャリア160および第2キャリア180は、搬送ベルト130の作動により、一体的に搬送方向Xに移動される。すなわち、上流側減速機118と下流側減速機138とを同期して動作させることにより、搬送ベルト130が駆動され、搬送ベルト130に設けられたキャリア158(第1キャリア160および第2キャリア180)が搬送方向Xに移動される。
第1キャリア160および第2キャリア180に、ベース部300が吊り下げられて支持されている。ベース部300には、図示しないアーム部を介して、図3に示されるクロスバー310が連結されている。搬送ベルト130は、ベース部300を介して、搬送方向Xにクロスバー310を移動させる。搬送ベルト130の作動により、クロスバー310に保持されたワークが、搬送方向Xに搬送される。上記のアーム部を駆動することでクロスバー310がベース部300に対して相対移動できる構成としてもよく、その相対移動のための駆動力を発生するアクチュエータがベース部300に搭載されてもよい。
第1キャリア160に、直動部材152が固定されている。第2キャリア180に、直動部材154が固定されている。直動部材152,154は、案内レール150に組み付けられており、案内レール150によって支持されている。案内レール150は、搬送方向Xに延びている。搬送方向Xにおける搬送ベルト130の長さは、搬送方向Xにおける案内レール150の長さとほぼ同等である。案内レール150は、搬送方向Xに移動不能に構成されている。直動部材152,154は、案内レール150に沿って、搬送方向Xに直線的に往復移動可能である。
案内レール150は、直動部材152,154を介して、第1キャリア160および第2キャリア180を支持している。第1キャリア160および第2キャリア180に作用する重量が、案内レール150によって支えられる。第1キャリア160および第2キャリア180は、案内レール150に案内されて、搬送方向Xに沿って直線的に移動することが可能とされている。
一対の上流側端部軸126と下流側端部軸146とは、搬送方向Xに離れて配置されている。一対の上流側端部軸126と下流側端部軸146とは、図4に示される案内レール150の長手方向両端部に設けられている。一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146よりも案内レール150の長手方向内側に、一対の上流側駆動軸116および下流側駆動軸136が設けられている。上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、搬送方向Xにおいて一対の上流側端部軸126と下流側端部軸146との間に配置されている。上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、上流側端部軸126よりも搬送方向Xの下流側に配置され、下流側端部軸146よりも搬送方向Xの上流側に配置されている。
図2,3を併せて参照して、搬送方向Xにおける、搬送ベルト130および案内レール150の長さは、プレス機械10,20の間隔よりも大きい。
搬送ベルト130および案内レール150は、プレス機械10の下流側のアプライト15Bを越えて、搬送方向Xの上流側へ延びている。搬送ベルト130および案内レール150の搬送方向Xの上流端は、プレス機械10の下流側のアプライト15Bよりも搬送方向Xの上流側に位置する。プレス機械10の内部に、搬送ベルト130および案内レール150の一部分が配置されている。
搬送ベルト130および案内レール150は、プレス機械20の上流側のアプライト25Aを越えて、搬送方向Xの下流側へ延びている。搬送ベルト130および案内レール150の搬送方向Xの下流端は、プレス機械20の上流側のアプライト25Aよりも搬送方向Xの下流側に位置する。プレス機械20の内部に、搬送ベルト130および案内レール150の一部分が配置されている。
搬送ベルト130および案内レール150は、左右方向Yにおいて、スライド11,21の外側に配置されている。搬送ベルト130および案内レール150は、左右方向Yにおいて、スライド11とアプライト15Bとの間に配置されており、スライド21とアプライト25Aとの間に配置されている。平面視において、搬送ベルト130および案内レール150は、スライドアーム16,26と重なっている。
搬送ベルト130および案内レール150は、プレス機械10のスライド11からプレス機械20のスライド21に達する長さで、搬送方向Xに延びている。図2に示されるように、搬送ベルト130および案内レール150の搬送方向Xの上流端および下流端は、搬送方向Xと上下方向Zとにより規定される平面に直交する方向から見て、すなわち左右方向Y(図2においては紙面垂直方向)に見て、それぞれスライド11,21と重なっている。
第1駆動装置110は、その全体がスライドアーム16,26と干渉しないように配置されている。第1駆動装置110において、上流側モータ114よりも搬送方向Xの上流側にある部分、より具体的には、上流側駆動ベルト122、上流側端部軸126、搬送ベルト130および案内レール150を含む部分が、プレス機械10のスライドアーム16よりも下方に配置されている。第1駆動装置110において、下流側モータ134よりも搬送方向Xの下流側にある部分、より具体的には、下流側駆動ベルト142、下流側端部軸146、搬送ベルト130および案内レール150を含む部分が、プレス機械20のスライドアーム26よりも下方に配置されている。
上流側駆動ベルト122、下流側駆動ベルト142、搬送ベルト130および案内レール150は、上下方向に移動可能なスライドアーム16,26の可動範囲の下限位置よりも下方に配置されている。クロスバー310は、搬送ベルト130および案内レール150の下方に、搬送ベルト130からは離れて配置されている。
図2,3を再び参照して、左右方向Y(図2においては紙面垂直方向)に見て、上流側モータ114はプレス機械10の下流側のアプライト15Bと重なっており、下流側モータ134はプレス機械20の上流側のアプライト25Aと重なっている。プレス機械10の4つのスライドアーム16のうち、搬送方向Xの下流側のスライドアーム16よりも、上流側モータ114および下流側モータ134は、搬送方向Xの下流側に配置されている。プレス機械20の4つのスライドアーム26のうち、搬送方向Xの上流側のスライドアーム26よりも、上流側モータ114および下流側モータ134は、搬送方向Xの上流側に配置されている。上流側モータ114および下流側モータ134は、プレス機械10のスライド11よりも搬送方向Xの下流側に配置されており、プレス機械20のスライド21よりも搬送方向Xの上流側に配置されている。
図3に示される通り、XY平面上において、上流側駆動軸116は上流側モータ114と同じ位置にあり、下流側駆動軸136は下流側モータ134と同じ位置にある。したがって上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、プレス機械10のスライド11よりも搬送方向Xの下流側に配置されており、プレス機械20のスライド21よりも搬送方向Xの上流側に配置されている。上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、搬送方向Xにおいて、プレス機械10のスライド11とプレス機械の20のスライド21との間に配置されている。
上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、プレス機械10の4つのスライドアーム16のうち、搬送方向Xの下流側のスライドアーム16よりも、搬送方向Xの下流側に配置されている。上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、プレス機械20の4つのスライドアーム26のうち、搬送方向Xの上流側のスライドアーム26よりも、搬送方向Xの上流側に配置されている。上流側駆動軸116および下流側駆動軸136は、搬送方向Xにおいて、プレス機械10の搬送方向Xの下流側のスライドアーム16と、プレス機械20の搬送方向Xの上流側のスライドアーム26と、の間に配置されている。
上流側モータ114および下流側モータ134と、上流側駆動軸116および下流側駆動軸136と、上流側減速機118および下流側減速機138とは、上流側のプレス機械10と下流側のプレス機械20との間の空間に、配置されている。
図6は、第1キャリア160および第2キャリア180付近を拡大して示す、第1駆動装置110の正面図である。図7は、第1キャリア160および第2キャリア180の搬送ベルト130への取り付けについて示す斜視図である。搬送ベルト130は、第1端130E1と第2端130E2とを有する有端ベルトである。搬送ベルト130は、内周面に歯を有する歯付ベルトである。
搬送ベルト130の第1端130E1に、ベルト締結プレート200が取り付けられている。ベルト締結プレート200は、搬送ベルト130の外周面に向き合う外側プレート202と、搬送ベルト130の内周面に向き合う内側プレート204とを有している。外側プレート202と内側プレート204とは、搬送ベルト130の第1端130E1を挟み込み、複数の締結ボルト206によって一体的に連結されている。
搬送ベルト130の第2端130E2に、ベルト締結プレート210が取り付けられている。ベルト締結プレート210は、搬送ベルト130の外周面に向き合う外側プレート212と、搬送ベルト130の内周面に向き合う内側プレート214とを有している。外側プレート212と内側プレート214とは、搬送ベルト130の第2端130E2を挟み込み、複数の締結ボルト216によって一体的に連結されている。
第1キャリア160は、レール支持部162と、ベルト固定部166とを有している。レール支持部162は、複数の支持ボルト164によって、直動部材152に連結されている。ベルト固定部166は、複数の固定ボルト168によって、ベルト締結プレート200のうちの外側プレート202に連結されている。
第2キャリア180は、レール支持部182と、ベルト固定部186とを有している。レール支持部182は、複数の支持ボルト184によって、直動部材154に連結されている。ベルト固定部186は、複数の固定ボルト188によって、ベルト締結プレート210のうちの外側プレート212に連結されている。
レール支持部162が直動部材152に固定され、レール支持部182が直動部材154に固定されることにより、上述した通り、第1キャリア160および第2キャリア180が案内レール150によって支持される。
ベルト固定部166がベルト締結プレート200に固定され、ベルト固定部186がベルト締結プレート210に固定されることにより、上述した通り、第1キャリア160および第2キャリア180は、搬送ベルト130により搬送方向Xに移動される。
第1キャリア160は、底板部172を有している。第2キャリア180は、底板部192を有している。ベース部300は、底板部172,192から下方に吊り下げられて、第1キャリア160および第2キャリア180によって支持されている。
第1キャリア160は、上下方向に延びる壁部170を有している。第2キャリア180は、上下方向に延びる壁部190を有している。壁部170は、搬送方向Xの下流側の第1キャリア160の縁部を構成している。壁部190は、搬送方向Xの上流側の第2キャリア180の縁部を構成している。
第1キャリア160の壁部170と第2キャリア180の壁部190とが互いに向き合うように配置され、壁部170と壁部190との間にシム板220を挟み込み、シム調整ボルト222,224で壁部170、シム板220および壁部190を締結することで、第1キャリア160と第2キャリア180とが連結されている。
壁部170,190に対するシム調整ボルト222,224の締め込み量を調節することで、壁部170と壁部190との間隔が調整される。これにより、搬送方向Xにおける搬送ベルト130の第1端130E1と第2端130E2との間隔を調整可能である。
壁部170と壁部190との間に隙間を形成するのではなくシム板220を挟む構成とされている。搬送ベルト130の長さ、搬送ベルト130のばね定数などから、適切な厚みのシム板220を選定して、その適切な厚みのシム板220を壁部170と壁部190との間に挟むこととされている。シム板220を用いて壁部170と壁部190との間隔を調整し、これにより、有端の搬送ベルト130の第1端130E1と第2端130E2との間隔を調整することで、搬送ベルト130の張力調整を確実に行える構成とされている。シム板220を挟むことで、作業者によらずに搬送ベルト130の張力を一定に管理することが可能である。
一方、上流側駆動ベルト122および下流側駆動ベルト142は、図5の概略図に示されるように、無端ベルトである。上流側駆動ベルト122の張力調整は、搬送方向Xにおける上流側駆動軸116の上流側端部軸126に対する相対位置を調整することでなされる。下流側駆動ベルト142の張力調整は、搬送方向Xにおける下流側駆動軸136の下流側端部軸146に対する相対位置を調整することでなされる。
具体的には、上流側端部軸126は、搬送方向Xに移動不能に構成され、上流側モータ114、上流側駆動軸116、上流側減速機118および上流側第1プーリ120を含むアセンブリは、搬送方向Xに移動可能に構成されている。上流側駆動軸116を上流側端部軸126に近づけることで、上流側駆動ベルト122の張力を減少でき、上流側駆動軸116を上流側端部軸126から離すことで、上流側駆動ベルト122の張力を増大できる。
図4に示されるように、上流側駆動軸116の搬送方向Xの下流側に、シム板226が設けられている。シム板226を用いて、上流側駆動軸116の搬送方向Xにおける位置を調整可能である。上流側駆動ベルト122の長さ、上流側駆動ベルト122のばね定数などから選定した、適切なシム板226を用いて、上流側駆動ベルト122の張力を適切に調整することが可能である。
同様に、下流側端部軸146は、搬送方向Xに移動不能に構成され、下流側モータ134、下流側駆動軸136、下流側減速機138および下流側第1プーリ140を含むアセンブリは、搬送方向Xに移動可能に構成されている。下流側駆動軸136を下流側端部軸146に近づけることで、下流側駆動ベルト142の張力を減少でき、下流側駆動軸136を下流側端部軸146から離すことで、下流側駆動ベルト142の張力を増大できる。
図4に示されるように、下流側駆動軸136の搬送方向Xの上流側に、シム板228が設けられている。シム板228を用いて、下流側駆動軸136の搬送方向Xにおける位置を調整可能である。下流側駆動ベルト142の長さ、下流側駆動ベルト142のばね定数などから選定した、適切なシム板228を用いて、下流側駆動ベルト142の張力を適切に調整することが可能である。
図3に示される第2駆動装置260は、上述した第1駆動装置110と同一の構成を備えている。第2駆動装置260は、ワークを搬送するための駆動力を発生するモータ264,274を備えている。図3に示されるモータ264,274の配置を参照して、モータ264,274の駆動力が伝達される駆動軸は、搬送方向Xにおいて、プレス機械10のスライド11とプレス機械20のスライド21との間に配置されている。駆動軸は、プレス機械10の下流側のスライドアーム16と、プレス機械20の上流側のスライドアーム26との間に配置されている。
上述した説明と一部重複する記載もあるが、本実施形態の特徴的な構成および作用効果についてまとめて記載すると、以下の通りである。
実施形態に係るワーク搬送装置100は、図5に示されるように、ワークの搬送の方向である搬送方向Xに離れて配置された一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146と、搬送方向Xにおいて、一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146の間に配置された、上流側駆動軸116と、上流側駆動軸116と上流側端部軸126とに巻き掛けられた上流側駆動ベルト122と、一対の上流側端部軸126および下流側端部軸146に巻き掛けられた搬送ベルト130と、を備えている。ワークを搬送するための駆動力が、上流側駆動軸116、上流側駆動ベルト122および上流側端部軸126を順に経由して、搬送ベルト130へ伝達される。
ワーク搬送装置100が上流側駆動ベルト122と搬送ベルト130を別々に備えることで、上流側端部軸126に対する上流側駆動軸116の相対位置に許容される設計の自由度が大きくなる。そのため、搬送ベルト130に対して上流側駆動ベルト122を上流側端部軸126で折り返すように配置して、一対の上流側端部軸126と下流側端部軸146との間に上流側駆動軸116を配置するようにワーク搬送装置100を小型化することが可能である。ワーク搬送装置100が省スペース化されているので、図2,3に示されるように、プレス機械10,20の間の空間に上流側駆動軸116を配置することが可能である。このような構成とすることで、それぞれのプレス機械10,20の動作と干渉することなく、ワーク搬送装置100を動作させて、ワークを搬送することができる。
図3に示されるように、上流側のプレス機械10のスライド11と下流側のプレス機械20のスライド21との間に、上流側駆動軸116および下流側駆動軸136が配置される。これにより、上下方向に移動するスライド11,21の動作が上流側駆動軸116または下流側駆動軸136によって妨げられることを回避できる。
図3に示されるように、上流側のプレス機械10のスライドアーム16と下流側のプレス機械20のスライドアーム26との間に、上流側駆動軸116および下流側駆動軸136が配置される。これにより、上下方向に移動するスライドアーム16,26の動作が上流側駆動軸116または下流側駆動軸136によって妨げられることを回避できる。
図2に示されるように、搬送ベルト130は、スライドアーム16,26の下方に廃置される。ワーク搬送装置100とプレス機械10,20との干渉が確実に回避されることで、プレス機械10,20によるプレス加工の生産性を確保することが可能になる。
図5に示されるように、上流側駆動ベルト122は無端ベルトであり、搬送方向Xにおける上流側駆動軸116の上流側端部軸126に対する相対位置を調節可能である。これにより、上流側駆動ベルト122の張力の調整を容易に行うことができる。
図7に示されるように、搬送ベルト130は、第1端130E1と第2端130E2とを有する有端ベルトであり、搬送方向Xにおける第1端130E1と第2端130E2との間隔を調節可能である。これにより、搬送ベルト130の張力の調整を容易に行うことができる。
なおこれまでの実施形態では、第1駆動装置110が、ワークを搬送するための駆動力を発生する一対の上流側モータ114と下流側モータ134とを備え、一対の上流側駆動軸116と下流側駆動軸136とを備える例について説明した。第1駆動装置110は、必ずしも一対のモータおよび駆動軸を備えなくてもよい。搬送ベルト130に十分なトルクを伝達できるのであれば、1つのモータ(上流側モータ114のみ、または下流側モータのみ)の発生する駆動力が搬送ベルト130に伝達されて、ワークを搬送する構成としてもよい。
実施形態では、左右方向Yの両側に配置された第1駆動装置110と第2駆動装置260とで、クロスバー310の両端を支持する例について説明した。クロスバー310を支持する駆動装置は、必ずしも一対設けられなくてもよく、1つの駆動装置がクロスバー310の一箇所を支持する構成としてもよい。
また、ワーク搬送装置100が必ずしもクロスバー310を備える必要はなく、ベース部300に設けられたアーム部の先端部分に左右方向Yに進退可能なフィンガーを備え、フィンガーによってワークを保持するようにしてもよい。左右方向Yに進退可能なフィンガーもまた、保持部に相当する。または、アーム部の先端部分に、クロスバーを介さずに真空カップを装着するようにしてもよい。
実施形態では、ワーク搬送装置100が、タンデムプレスラインを構成するプレス機械10,20間のワークの搬送を行う例について説明した。実施形態のワーク搬送装置100は、トランスファープレスラインにおける、1台のプレス機械内に配置された複数の金型間でのワークの搬送を行うために、適用されてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,20 プレス機械、11,21 スライド、12,22 上金型、13,23 ボルスタ、14,24 下金型、15,15A,15B,25,25A,25B アプライト、16,26 スライドアーム、100 ワーク搬送装置、110 第1駆動装置、112 フレーム、114 上流側モータ、116 上流側駆動軸、118 上流側減速機、120 上流側第1プーリ、122 上流側駆動ベルト、124 上流側第2プーリ、126 上流側端部軸、128 上流側第3プーリ、130 搬送ベルト、130E1 第1端、130E2 第2端、134 下流側モータ、136 下流側駆動軸、138 下流側減速機、140 下流側第1プーリ、142 下流側駆動ベルト、144 下流側第2プーリ、146 下流側端部軸、148 下流側第3プーリ、150 案内レール、152,154 直動部材、158 キャリア、160 第1キャリア、162,182 レール支持部、164,184 支持ボルト、166,186 ベルト固定部、168,188 固定ボルト、170,190 壁部、172,192 底板部、180 第2キャリア、200,210 ベルト締結プレート、202,212 外側プレート、204,214 内側プレート、206,216 締結ボルト、220,226,228 シム板、222,224 シム調整ボルト、260 第2駆動装置、264,274 モータ、300 ベース部、310 クロスバー、X 搬送方向。

Claims (6)

  1. 少なくとも1つのプレス機械でプレス加工されるワークの搬送を行うワーク搬送装置であって、
    前記ワークの搬送の方向である搬送方向に離れて配置された一対の端部軸と、
    前記搬送方向において、一対の前記端部軸の間に配置された、駆動軸と、
    前記駆動軸と前記端部軸とに巻き掛けられた駆動ベルトと、
    一対の前記端部軸に巻き掛けられた搬送ベルトと、を備え、
    前記ワークを搬送するための駆動力が、前記駆動軸、前記駆動ベルトおよび前記端部軸を順に経由して、前記搬送ベルトへ伝達される、ワーク搬送装置。
  2. 前記少なくとも1つのプレス機械は、上下方向に移動する金型と、前記金型が装着されるスライドとを各々有し、
    前記少なくとも1つのプレス機械は、前記搬送方向における上流側のプレス機械と下流側のプレス機械とを含み、
    前記ワーク搬送装置は、前記上流側のプレス機械から前記下流側のプレス機械へワークを搬送し、
    前記搬送方向において、前記上流側のプレス機械の前記スライドと前記下流側のプレス機械の前記スライドとの間に、前記駆動軸が配置される、請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記少なくとも1つのプレス機械は、前記上下方向に延びる柱部と、前記スライドを前記上下方向に移動可能に前記柱部に取り付ける取付部とを各々有し、
    前記搬送方向において、前記上流側のプレス機械の下流側の前記取付部と、前記下流側のプレス機械の上流側の前記取付部と、の間に、前記駆動軸が配置される、請求項2に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記搬送ベルトは、前記取付部の下方に配置される、請求項3に記載のワーク搬送装置。
  5. 前記駆動ベルトは、無端ベルトであり、
    前記搬送方向における前記駆動軸の前記端部軸に対する相対位置を調節可能である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
  6. 前記搬送ベルトは、第1端と第2端とを有する有端ベルトであり、
    前記搬送方向における前記第1端と前記第2端との間隔を調節可能である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
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