JP2022140333A - 誘導加熱調理器の誘導加熱回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを構成しても、騒音がなく、構成を単純化して原価を節減できる誘導加熱調理器を提供する。【解決手段】本発明の誘導加熱調理器は、同心に備えられる複数の誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルにそれぞれ1対1で連結される共振コンデンサと、並列連結された誘導加熱コイルおよび共振コンデンサを断続する複数のスイッチング素子と、スイッチング素子を動作させるためのトリガー信号を出力するスイッチングドライバと、スイッチング素子を同一のオンタイムで駆動するためのオンタイム制御信号を複数のスイッチングドライバに同時に出力し、複数のスイッチング素子を同時に同一のオンタイムで動作制御するオンタイム制御部と、オンタイム制御部にパワーコントロール信号を出力し、スイッチング素子の動作を個別的に動作遮断させるための動作遮断制御信号をスイッチングドライバに出力するマイコンとを含んで構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関し、特に1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを構成しても、騒音がなく、構成を単純化して原価を節減可能とするのに好適な誘導加熱調理器の誘導加熱回路に関する。
一般的に、誘導加熱とは、先ず加熱を望む金属の周囲に1次誘導コイルを巻いて磁場を変化させると、金属表面に2次電流(誘導電流)が流れる現象を利用する加熱方式であって、誘導電流が金属表面に流れると、金属自体の抵抗のため、熱が発生して金属が熱くなる。
かかる誘導加熱現象を応用したものとして、例えば、誘導加熱調理器[インダクションレンジ]が挙げられる。
前記誘導加熱調理器は、商用電源を整流し、その整流された電源をスイッチングすることで発生する電圧を誘導コイルに印加して誘導コイルに強力な磁界を発生させ、この磁界を介して被加熱物である金属を加熱して食べ物を料理するようにした装置である。
そして、かかる誘導加熱調理器は、通常、1つの調理具(火具)当たりに1つの誘導加熱コイルを有する。
ところで、使用する被加熱体[釜、鍋、フライパンなど]は、底部が小さい場合もあり、被加熱体の底部がフライパンのように大きい場合もあり、その中間の被加熱体もあって、その大きさが様々である。
被加熱体が小さい場合には小さい誘導加熱コイルが必要であり、中間の大きさの被加熱体は中間の大きさの誘導加熱コイルが、そして大きさの大きい被加熱体は大きい誘導加熱コイルを用いるのであれば、熱効率や均一加熱の面で有利であろう。
韓国登録特許公報第10-2131357号(公告日:2020.07.07) 韓国公開特許公報第10-2016-0150512号(公開日:2016.12.30)
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するためになされたものであって、本発明に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路の目的は、以下の通りである。
第1に、1つの調理具(火具)に2つ以上の誘導加熱コイルを構成し、この際、この複数の誘導加熱コイルが動作しても、各誘導加熱コイルの動作周波数の差による誘導ノイズの発生を根本的に遮断できるようにし、それにより1つの調理具にて複数の誘導加熱コイルが被加熱体を加熱して料理する場合にも、騒音の発生がない静かな調理環境を提供できるようにし、最終的には、共振の差によるビートノイズがないインダクションレンジ(誘導加熱調理器)を具現できるようにする。
第2に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを設ける場合、誘導加熱コイルそれぞれにインバータを構成する必要がなく1つの出力制御部材のみを採択しても、複数の誘導加熱コイルが動作できるようにすることで、誘導加熱回路の構成を単純化させて製品の製作コストを節減できるようにする。
第3に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを設ける場合、誘導加熱コイルそれぞれにインバータを構成する必要がなく1つの出力制御部材のみを採択しても、複数の誘導加熱コイルが動作できるようにすることで、誘導加熱コイルごとに備えられる場合に比べて出力制御部材の動作を安定化できるようにする。
第4に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを備え、この際、被加熱体の大きさに対応する誘導加熱コイルのみが動作するようにすることで、熱効率を高めることができるようにし、また、均一加熱となるようにして調理の性能を向上できるようにする。
第5に、火具に置かれる被加熱体の有無を検知できるようにするとともに、その被加熱体の大きさを自動で検知できるようにし、このように検知された被加熱体の大きさに対応する誘導加熱コイルのみが動作できるようにし、それにより最適の効率的な誘導加熱を便利に具現できるようにする。
第6に、同心で構成された複数の誘導加熱コイルの動作状態をその誘導加熱コイルの配置と同一の同心イメージのランプ(例えば、LED)で表示することで、即刻に且つ感覚的に当該誘導加熱コイルの動作状態を確認できるようにし、それによりインダクションレンジの使用者の利用環境を向上できるようにする。
第7に、被加熱体の物理的大きさの領域を超える誘導加熱コイルの動作を遮断することで、火災などによる安全事故を未然に防止できるようにするのに好適な誘導加熱調理器の誘導加熱回路を提供する。
前記課題を解決するための本発明の誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、誘導加熱調理器の1つの調理具に同心に備えられ、スイッチング素子のオンオフスイッチング動作により共振電流の供給を受けて被加熱体を加熱し、全て同一のインダクタンスを有する複数の誘導加熱コイルと、前記複数の誘導加熱コイルにそれぞれ1対1で対応して並列連結され、第1整流部を通過した整流された電圧が印加され、前記1対1で対応したそれぞれの誘導加熱コイルとインピーダンスマッチングにより共振作用をするように全て同一の静電容量を有する複数の共振コンデンサと、前記1対1で対応して並列連結された誘導加熱コイルおよび共振コンデンサにそれぞれ1対1で連結され、1対1で対応した各誘導加熱コイルおよび共振コンデンサへの電流供給を断続する複数のスイッチング素子と、前記複数のスイッチング素子にそれぞれ1対1で対応して連結され、オンタイム制御部から出力されるオンタイム制御信号に応じてスイッチング素子を動作(driving)させるためのトリガー信号を出力する複数のスイッチングドライバと、マイコンから入力されるパワーコントロール信号に応じてスイッチング素子の駆動オンタイムを決め、オンタイム制御信号を前記複数のスイッチングドライバに同時に出力し、複数のスイッチング素子を同時に同一のオンタイムで動作するように制御するオンタイム制御部と、火力調節部の火力調節入力に応じて前記オンタイム制御部にパワーコントロール信号を出力し、前記複数のスイッチングドライバに1対1で直接連結されている複数のスイッチング素子の動作を個別的に動作遮断させるための動作遮断制御信号を動作遮断対象であるスイッチング素子のスイッチングドライバに出力するマイコンと、を含んで構成されることを特徴とする。
上記のような構成を有する本発明の誘導加熱調理器の誘導加熱回路は次のような効果がある。
第1に、1つの調理具(火具)に2つ以上の誘導加熱コイルを構成し、この際、この複数の誘導加熱コイルが動作しても、各誘導加熱コイルの動作周波数の差による誘導ノイズの発生を根本的に遮断できるようにし、その結果、1つの調理具にて複数の誘導加熱コイルが被加熱体を加熱して料理する場合にも、騒音の発生がない静かな調理環境を提供できるようにし、最終的には、共振の差によるビートノイズがないインダクションレンジ(誘導加熱調理器)を具現することができる効果がある。
第2に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを設ける場合、誘導加熱コイルそれぞれにインバータを構成する必要がなく1つの出力制御部材のみを採択しても、複数の誘導加熱コイルが動作できるようにすることで、誘導加熱回路の構成を単純化させて製品の製作コストを節減することができる効果がある。
第3に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを設ける場合、誘導加熱コイルそれぞれにインバータを構成する必要がなく1つの出力制御部材のみを採択しても、複数の誘導加熱コイルが動作できるようにすることで、誘導加熱コイルごとに備えられる場合に比べて出力制御部材の動作を安定化させることができる効果がある。
第4に、1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを備え、この際、被加熱体の大きさに対応する誘導加熱コイルのみが動作するようにすることで、熱効率を高めることができるようにし、また、均一加熱となるようにして調理の性能を向上させることができる効果がある。
第5に、火具に置かれる被加熱体の有無を検知できるようにするとともに、その被加熱体の大きさを自動で検知できるようにし、このように検知された被加熱体の大きさに対応する誘導加熱コイルのみが動作できるようにし、その結果、最適の効率的な誘導加熱を便利に具現することができる効果がある。
第6に、同心で構成された複数の誘導加熱コイルの動作状態をその誘導加熱コイルの配置と同一の同心イメージのランプ(例えば、LED)で表示することで、即刻に且つ感覚的に当該誘導加熱コイルの動作状態を確認できるようにし、その結果、インダクションレンジの使用者の利用環境を向上させることができる効果がある。
第7に、被加熱体の物理的大きさの領域を超える誘導加熱コイルの動作を遮断することで、火災などによる安全事故を未然に防止することができる効果がある。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路のブロック構成図である。
次は、本発明に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路の好ましい実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、商用電源(AC)から供給される交流電源を直流電源に変換する第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、誘導加熱調理器の1つの調理具[火具](図示せず)に同心に備えられ、スイッチング素子Q1、Q2、Q3のオンオフスイッチング動作により共振電流の供給を受けて被加熱体(図示せず)を加熱し、全て同一のインダクタンス(L1=L2=L3)を有する複数の誘導加熱コイル111、112、113と、前記複数の誘導加熱コイル111、112、113にそれぞれ1対1で対応して並列連結され、第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、前記1対1で対応したそれぞれの誘導加熱コイル111、112、113とインピーダンスマッチングにより共振作用をするように全て同一の静電容量(C1=C2=C3)を有する複数の共振コンデンサ121、122、123と、前記1対1で対応して並列連結された誘導加熱コイル111、112、113および共振コンデンサ121、122、123にそれぞれ1対1で連結され、1対1で対応した各誘導加熱コイル111、112、113および共振コンデンサ121、122、123への電流供給を断続する複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3と、前記複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3にそれぞれ1対1で対応して連結され、オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じてスイッチング素子Q1、Q2、Q3を動作(driving)させるためのトリガー信号を出力する複数のスイッチングドライバ131、132、133と、マイコン150から入力されるパワーコントロール信号に応じてスイッチング素子Q1、Q2、Q3の駆動オンタイムを決め、オンタイム制御信号を前記複数のスイッチングドライバ131、132、133に同時に出力し、複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3を同時に同一のオンタイムで動作するように制御するオンタイム制御部140と、火力調節部172の火力調節入力に応じて前記オンタイム制御部140にパワーコントロール信号を出力し、前記複数のスイッチングドライバ131、132、133に1対1で直接連結されている複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3の動作を個別的に動作遮断させるための動作遮断制御信号を動作遮断対象であるスイッチング素子Q1、Q2、Q3のスイッチングドライバ131、132、133に出力するマイコン150と、を含んで構成されることを特徴とする。
すなわち、本願発明の一実施形態に係る誘導加熱回路は、誘導加熱コイル111、112、113が複数であっても、この複数の誘導加熱コイルの動作を制御するオンタイム制御信号を1つのみ出力するようにし、複数の誘導加熱コイル111、112、113を一律的に同時にオンタイムで動作制御するとともに、スイッチングドライバを個別的にディスエーブルさせる方式を採択するものである。
これによると、オンタイムの周波数およびオフタイムの共振周波数が全て一致し、複数の誘導加熱コイル111、112、113にそれぞれ印加される動作周波数が一致することになり、したがって各誘導加熱コイル111、112、113の動作周波数の差による誘導ノイズの発生が根本的に遮断されるという利点がある。
また、複数の誘導加熱コイル111、112、113の出力を制御するための出力制御部材を誘導加熱コイルそれぞれに1対1で対応して複数備える方式ではなく、複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3が共通に連結される1つの出力制御部材であるオンタイム制御部140を採択するとともに、マイコン150の遮断端子INH1、INH2、INH3を用いてスイッチングドライバ131、132、133を個別的にディスエーブルさせる方式を採択することで、誘導加熱回路の構成を単純化させて製品の製作コストを節減することができ[1つの調理具に複数の誘導加熱コイルを設ける場合、誘導加熱コイルにそれぞれの出力制御部材であるインバータを用いると、製品の原価が上昇することになる]、また、複数備えられる場合に比べて出力制御部材の動作を安定化できるという利点がある。
そして、1つの調理具に複数(2個以上であるが、好ましくは2個または3個)の誘導加熱コイル111、112、113を備え、この際、被加熱体(例えば、釜、鍋、フライパンなど)の大きさに対応する誘導加熱コイルのみが動作するようにすることで、熱効率を高め、均一加熱となるようにし、また、調理性能を向上させることができる。
そして、実施形態によっては、前記複数の誘導加熱コイル111、112は、例えば、2個で構成されてもよいが、この場合、内側誘導加熱コイル111および中間誘導加熱コイル112と、そのそれぞれに1対1で並列連結された第1共振コンデンサ121および第2共振コンデンサ122とから構成されてもよい。
具体的に見ると、前記複数の誘導加熱コイル111、112は、最内側に円形に備えられる内側誘導加熱コイル111と、前記内側誘導加熱コイル111から同心で半径方向の外向きに離隔して備えられる中間誘導加熱コイル112とから構成され、前記内側誘導加熱コイル111のインダクタンスL1と前記中間誘導加熱コイル112のインダクタンスL2とが同一のインダクタンス値(L1=L2)を有するように、前記内側誘導加熱コイル111と中間誘導加熱コイル112を構成[例えば、コイルの太さ、長さなどのインダクタンス値を決める因子として設計]し、前記共振コンデンサ121,122は、前記内側誘導加熱コイル111に並列接続され、第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、前記内側誘導加熱コイル111とインピーダンスマッチングにより共振作用をする第1共振コンデンサ121と、前記中間誘導加熱コイル112に並列接続され、第1整流部101を通過して整流された電圧が印加され、前記中間誘導加熱コイル112とインピーダンスマッチングにより共振作用をする第2共振コンデンサ122とから構成され、前記第1共振コンデンサ121の静電容量C1と前記第2共振コンデンサ122の静電容量C2とが同一の静電容量値(C1=C2)を有するように、前記第1共振コンデンサ121と第2共振コンデンサ122を構成[例えば、誘電率、大きさなどの静電容量値を決める因子として設計]することで、共振周波数を一致させることを特徴とする。
前記複数のスイッチング素子Q1、Q2は、前記並列連結された内側誘導加熱コイル111および第1共振コンデンサ121に連結され、内側誘導加熱コイル111および第1共振コンデンサ121への電流供給を断続する第1スイッチング素子Q1と、前記並列連結された中間誘導加熱コイル112および第2共振コンデンサ122に連結され、中間誘導加熱コイル112および第2共振コンデンサ122への電流供給を断続する第2スイッチング素子Q2とから構成される。
前記スイッチングドライバ131、132は、前記第1スイッチング素子Q1に連結され、前記オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じて第1スイッチング素子Q1を動作させるためのトリガー信号を出力する第1スイッチングドライバ131と、前記第2スイッチング素子Q2に連結され、前記オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じて第2スイッチング素子Q2を動作させるためのトリガー信号を出力する第2スイッチングドライバ132とから構成される。
そして、図示された例のように、前記複数の誘導加熱コイル111、112、113は、3個で構成されてもよい。
前記複数の誘導加熱コイル111、112、113は、最内側に円形に備えられる内側誘導加熱コイル111と、前記内側誘導加熱コイル111から同心で半径方向の外向きに離隔して備えられる中間誘導加熱コイル112と、前記中間誘導加熱コイル112から同心で半径方向の外向きに離隔して備えられる外側誘導加熱コイル113とから構成され、前記内側誘導加熱コイル111のインダクタンスL1と中間誘導加熱コイル112のインダクタンスL2と外側誘導加熱コイル113のインダクタンスL3とが同一のインダクタンス値(L1=L2=L3)を有するように、前記内側誘導加熱コイル111と中間誘導加熱コイル112と外側誘導加熱コイル113を構成[例えば、コイルの太さ、長さなどのインダクタンス値を決める因子として設計]し、前記共振コンデンサ121、122、123は、前記内側誘導加熱コイル111に並列接続され、第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、内側誘導加熱コイル111とインピーダンスマッチングにより共振作用をする第1共振コンデンサ121と、前記中間誘導加熱コイル112に並列接続され、第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、前記中間誘導加熱コイル112とインピーダンスマッチングにより共振作用をする第2共振コンデンサ122と、前記外側誘導加熱コイル113に並列接続され、第1整流部101を通過した整流された電圧が印加され、外側誘導加熱コイル113とインピーダンスマッチングにより共振作用をする第3共振コンデンサ123とから構成され、前記第1共振コンデンサ121の静電容量C1と第2共振コンデンサ122の静電容量C2と第3共振コンデンサ123の静電容量C3とが同一の静電容量値(C1=C2=C3)を有するように、前記第1共振コンデンサ121と第2共振コンデンサ122と第3共振コンデンサ123を構成[例えば、誘電率、大きさなどの静電容量値を決める因子として設計]することで、共振周波数を一致させることを特徴とする。
同様に、前記複数のスイッチング素子Q1、Q2、Q3は、前記並列連結された内側誘導加熱コイル111および第1共振コンデンサ121に連結され、内側誘導加熱コイル111および第1共振コンデンサ121への電流供給を断続する第1スイッチング素子Q1と、前記並列連結された中間誘導加熱コイル112および第2共振コンデンサ122に連結され、中間誘導加熱コイル112および第2共振コンデンサ122への電流供給を断続する第2スイッチング素子Q2と、前記並列連結された外側誘導加熱コイル113および第3共振コンデンサ123に連結され、外側誘導加熱コイル113および第3共振コンデンサ123への電流供給を断続する第3スイッチング素子Q3とから構成される。
また、前記スイッチングドライバ131、132、133は、前記第1スイッチング素子Q1に連結され、前記オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じて第1スイッチング素子Q1を動作させるためのトリガー信号を出力する第1スイッチングドライバ131と、前記第2スイッチング素子Q2に連結され、前記オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じて第2スイッチング素子Q2を動作させるためのトリガー信号を出力する第2スイッチングドライバ132と、前記第3スイッチング素子Q3に連結され、前記オンタイム制御部140から出力されるオンタイム制御信号に応じて第3スイッチング素子Q3を動作させるためのトリガー信号を出力する第3スイッチングドライバ133とから構成される。
一方、4個の誘導加熱コイル[この場合、前記外側誘導加熱コイル113の同心外側に4番目の誘導加熱コイルが追加される。]と、そのそれぞれに連結される4個の共振コンデンサとから構成される場合にも、本願発明の技術的範囲に属することはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路において、前記スイッチング素子Q1、Q2、Q3は、コレクタ端子Cが前記それぞれ1対1で対応して並列連結された誘導加熱コイル111、112、113および共振コンデンサ121、122、123に連結され、エミッタ端子Eが電源供給端の前記第1整流部101に連結され、ゲート端子Gが1対1で対応した前記スイッチングドライバ131、132、133に連結されるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路において、前記マイコン150には、前記複数のスイッチングドライバ131、132、133に1対1で連結されている複数の遮断端子INH1、INH2、INH3が備えられており、前記遮断端子INH1、INH2、INH3から動作遮断制御信号(例えば、論理信号ハイ)を受信したスイッチングドライバ131、132、133は、1対1で連結されているスイッチング素子Q1、Q2、Q3へのトリガー信号の出力を遮断することを特徴とする。
前記遮断端子INH1、INH2、INH3は、例えば、誘導加熱コイル111、112、113が3個で構成される場合、前記第1スイッチングドライバ131に連結され、動作遮断制御信号を出力する第1遮断端子INH1と、前記第2スイッチングドライバ132に連結され、動作遮断制御信号を出力する第2遮断端子INH2と、前記第3スイッチングドライバ133に連結され、動作遮断制御信号を出力する第3遮断端子INH3とから構成されることができる。
次に、被加熱体の大きさを検知し、その検知された大きさに対応して最適の誘導加熱エネルギーを供給するために、複数の誘導加熱コイル111、112、113のうち少なくとも1つを選択的に動作させる構成について説明する。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路において、前記マイコン150は、最内側から外側に順次誘導加熱コイル111、112、113の領域に被加熱体が存在するか否かを検知し、被加熱体が検知された誘導加熱コイル111、112、113に対してのみ動作がなされるように制御し、被加熱体が検知されていない領域の誘導加熱コイル111、112、113に対しては、動作遮断制御信号を出力し、誘導加熱コイルの動作が遮断されるように制御することを特徴とする。
具体的に、前記マイコン150は、最内側に存在する誘導加熱コイル111[前記例の内側誘導加熱コイル111]の領域に被加熱体が存在するか否かを検知し、次に最内側に被加熱体が存在すると判断した場合には、最内側の誘導加熱コイル111[前記例の内側誘導加熱コイル111]の半径方向の外向きの隣接誘導加熱コイル112[前記例の中間誘導加熱コイル112]の領域に被加熱体が存在するか否かを検知する。
次に、前記マイコン150は、内側誘導加熱コイル111の隣接誘導加熱コイル112[前記例の中間誘導加熱コイル112]に該当する領域に被加熱体が存在すると判断した場合には、隣接誘導加熱コイル111、112、113[前記例の中間誘導加熱コイル112]の半径方向の外向きの隣接誘導加熱コイル113[前記例の外側誘導加熱コイル113]の領域に被加熱体が存在するか否かを検知する。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路において、第1整流部101と誘導加熱コイル111、112、113との間に直列連結され、動作電源の入力があるか否かを検知するセンシング抵抗RSと、前記センシング抵抗RSの後段に並列連結され、前記センシング抵抗RSに電流が流れる場合、それを電圧値として検出する入力電流センシング部161と、をさらに含んで構成され、前記マイコン150は、複数の誘導加熱コイル111、112、113のうち最内側に存在する誘導加熱コイル111[前記例の内側誘導加熱コイル111]から最外側に存在する誘導加熱コイル113[前記例の外側誘導加熱コイル113]の順に、1つの誘導加熱コイル[内側誘導加熱コイル、中間誘導加熱コイル、外側誘導加熱コイルのうち1つ]のみが順次動作するように、動作対象である1つの誘導加熱コイル111、112、113を除いた残りの誘導加熱コイルの動作を遮断するように遮断端子から順次に動作遮断制御信号を順次出力し(例えば、第1遮断端子INH1のみを論理信号ロー(Low)に作り、残りの遮断端子INH2、INH3は論理信号ハイ(High)に維持)、上記のように動作遮断制御信号が出力された状態で、前記マイコン150は、被加熱体検知コントロール信号を前記オンタイム制御部140に出力し、前記オンタイム制御部140は、受信した被加熱体検知コントロール信号に基づいてオンタイム制御信号(例えば4~5usの極めて低いエネルギーの信号)を生成してスイッチングドライバ131、132、133に出力し、前記マイコン150は、前記入力電流センシング部161を介して検出された電圧値を読み込み、検出された電圧値が設定された被加熱体検知基準電圧値以上であれば、当該誘導加熱コイル111、112、113が位置した領域には被加熱体が存在すると判断し、当該誘導加熱コイル111、112、113を正常動作させることを特徴とする。
これによると、被加熱体の有無を検知し、また被加熱体の大きさを自動で検知し、検知された被加熱体の大きさに対応する(適した)誘導加熱コイル111、112、113のみが動作することができ、その結果、効率的な誘導加熱となる。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、前記それぞれの誘導加熱コイル111、112、113に1対1で対応し、それぞれの誘導加熱コイル111、112、113の動作状態を表示するコイル動作表示部181、182、183をさらに含んで構成され、前記コイル動作表示部181、182、183は、複数の誘導加熱コイル111、112、113にそれぞれ1対1で対応する同心円イメージで表示されることを特徴とする。
このように同心で構成された複数の誘導加熱コイル111、112、113の動作状態を同心イメージで表示することで、即刻に動作状態を確認することができるため、使用者の利用環境が向上するという利点がある。
前記コイル動作表示部181、182、183は、最内側の誘導加熱コイル111、112、113[前記例の内側誘導加熱コイル111]に対応する円形のイメージに形成され、最内側の誘導加熱コイル111、112、113が動作する場合に発光する内側コイル動作表示灯181と、最内側の誘導加熱コイル111の外向きに隣接した誘導加熱コイル112[前記例の中間誘導加熱コイル112]に対応する円形のイメージに形成され、最内側の誘導加熱コイル111、112、113の外向きに隣接した誘導加熱コイル112[前記例の中間誘導加熱コイル112]が動作する場合に発光する中間コイル動作表示灯182と、を含んで構成されることを特徴とする。
そして、実施形態によっては、前記コイル動作表示部181、182、183は、最内側の誘導加熱コイル111の外向きに隣接した誘導加熱コイル112に外向きに隣接した誘導加熱コイル113[前記例の外側誘導加熱コイル113]に対応する円形のイメージに形成され、最内側の誘導加熱コイル111の外向きに隣接した誘導加熱コイル112に隣接した誘導加熱コイル113[前記例の外側誘導加熱コイル113]が動作する場合に発光する外側コイル動作表示灯183をさらに含んでもよい。
本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、前記複数の誘導加熱コイル111、112、113のうち、被加熱体が存在すると判断して正常動作した誘導加熱コイル111、112、113の中でも作動可否を選択することができるコイル選択部171をさらに含んで構成されることを特徴とする。
この場合、被加熱体が存在すると判断して正常動作した誘導加熱コイル111、112、113であっても、使用者の必要に応じて動作を停止できるようにするためである。
例えば、被加熱体が中間の大きさであり、被加熱体の大きさの検知により被加熱体の大きさに対応して正常動作した誘導加熱コイル111、112、113が、例えば、内側誘導加熱コイル111と中間誘導加熱コイル112である場合、コイル選択部171を介して、内側誘導加熱コイル111と中間誘導加熱コイル112のうち少なくとも何れか1つを動作停止させることができる。
これによると、被加熱体の大きさを自動で検出し、その大きさに適した誘導加熱コイルを選択し、自動で誘導加熱コイルを動作させる方式であっても、使用者(ユーザ)が使用環境に合わせて且つ必要に応じて選択できるようにすることで、使用環境を向上できるようになる。
そして、本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の誘導加熱回路において、前記被加熱体が存在すると判断して正常動作した誘導加熱コイル111、112、113ではなく、動作していない誘導加熱コイル111、112、113に対しては、前記コイル選択部171により選択されても作動しないことを特徴とする。
したがって、前記例において、被加熱体の大きさの検知により動作していない外側誘導コイル113をコイル選択部171により選択しても作動しない。
これは、被加熱体の大きさ領域を超える誘導加熱コイルの動作を遮断することで、火災などの安全事故を予防するためである。
そして、実施形態によっては、本発明の誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、商用電源を整流する第2整流部102と、前記第2整流部102を介して整流された入力電圧および周波数を検知する入力電圧および周波数検知部162と、をさらに含んで構成され、前記マイコン150は、入力電圧および周波数検知部162が検知した入力電圧および周波数を読み込む。
そして、実施形態によっては、本発明の誘導加熱調理器の誘導加熱回路は、前記誘導加熱コイル111、112、113とスイッチング素子Q1、Q2、Q3との間にアノード(+)端子が連結される整流ダイオードD1、D2、D3と、前記整流ダイオードD1、D2、D3のカソード(-)端子に連結され、各誘導加熱コイルの共振電圧を検知する共振電圧センシング部165と、をさらに含んで構成され、前記マイコン150は、前記共振電圧センシング部165を介して検知された共振電圧を読み込み、前記入力電圧および周波数検知部162から入力された入力電圧値との比較により、前記スイッチング素子Q1、Q2、Q3をスイッチングオンするためのトリガー(Trigger)として利用する。
前記共振電圧センシング部165は、少なくとも1つの誘導加熱コイル111、112、113が動作すると、共振電圧をセンシングすることができ、複数の誘導加熱コイル111、112、113が動作する場合には、その動作する誘導加熱コイルの中でも最も高い電圧をセンシングすることができることを特徴とする。
以上のように本発明による実施例を説明したが、上述の実施例の他にも、本発明がその技術的思想や必須的特徴を変更することなく他の具体的な形態で実施可能であることは、該当技術において通常の知識を有する者にとって明らかなことである。したがって、上述の実施例は制限的なものではなく、例示的なものとして理解しなければならない。
本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは、後述する特許請求範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出されるいずれの変更または変形された形態が、本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
101 第1整流部
102 第2整流部
111 内側誘導加熱コイル
112 中間誘導加熱コイル
113 外側誘導加熱コイル
121 第1共振コンデンサ
122 第2共振コンデンサ
123 第3共振コンデンサ
Q1 第1スイッチング素子
Q2 第2スイッチング素子
Q3 第3スイッチング素子
131 第1スイッチングドライバ
132 第2スイッチングドライバ
133 第3スイッチングドライバ
140 オンタイム制御部
150 マイコン
INH1、INH2、INH3 遮断端子
RS センシング抵抗
161 入力電流センシング部
162 入力電圧および周波数検知部
D1、D2、D3 整流ダイオード
165 共振電圧センシング部
171 コイル選択部
172 火力調節部
181 内側コイル動作表示灯
182 中間コイル動作表示灯
183 外側コイル動作表示灯

Claims (6)

  1. 誘導加熱調理器の1つの調理具に同心に備えられ、スイッチング素子Q1、Q2、Q3のオンオフスイッチング動作により共振電流の供給を受けて被加熱体を加熱し、 全て同一のインダクタンスを有する複数の誘導加熱コイル(111、112、113)と、
    前記複数の誘導加熱コイル(111、112、113)にそれぞれ1対1で対応して並列連結され、第1整流部(101)を通過した整流された電圧が印加され、前記1対1で対応したそれぞれの誘導加熱コイル(111、112、113)とインピーダンスマッチングにより共振作用をするように全て同一の静電容量を有する複数の共振コンデンサ(121、122、123)と、
    前記1対1で対応して並列連結された誘導加熱コイル(111、112、113)および共振コンデンサ(121、122、123)にそれぞれ1対1で連結され、1対1で対応した各誘導加熱コイル(111、112、113)および共振コンデンサ(121、122、123)への電流供給を断続する複数のスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)と、
    前記複数のスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)にそれぞれ1対1で対応して連結され、オンタイム制御部(140)から出力されるオンタイム制御信号に応じてスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)を動作(driving)させるためのトリガー信号を出力する複数のスイッチングドライバ(131、132、133)と、
    マイコン(150)から入力されるパワーコントロール信号に応じてスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)の駆動オンタイムを決め、オンタイム制御信号を前記複数のスイッチングドライバ(131、132、133)に同時に出力し、複数のスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)を同時に同一のオンタイムで動作するように制御するオンタイム制御部(140)と、
    火力調節部(172)の火力調節入力に応じて前記オンタイム制御部(140)にパワーコントロール信号を出力し、前記複数のスイッチングドライバ(131、132、133)に1対1で直接連結されている複数のスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)の動作を個別的に動作遮断させるための動作遮断制御信号を動作遮断対象であるスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)のスイッチングドライバ(131、132、133)に出力するマイコン(150)と、を含んで構成されることを特徴とする誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
  2. 前記スイッチング素子(Q1、Q2、Q3)は、コレクタ端子Cが前記それぞれ1対1で対応して並列連結された誘導加熱コイル(111、112、113)および共振コンデンサ(121、122、123)に連結され、エミッタ端子Eが電源供給端の前記第1整流部(101)に連結され、ゲート端子Gが1対1で対応した前記スイッチングドライバ(131、132、133)に連結されるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
  3. 前記マイコン(150)には、前記複数のスイッチングドライバ(131、132、133)に1対1で連結されている複数の遮断端子(INH1、INH2、INH3)が備えられており、
    前記遮断端子(INH1、INH2、INH3)から動作遮断制御信号を受信したスイッチングドライバ(131、132、133)は、1対1で連結されているスイッチング素子(Q1、Q2、Q3)へのトリガー信号の出力を遮断することを特徴とする 請求項1に記載の誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
  4. 前記マイコン(150)は、
    最内側から外側に順次誘導加熱コイル(111、112、113)の領域に被加熱体が存在するか否かを検知し、
    被加熱体が検知された誘導加熱コイル(111、112、113)に対してのみ動作がなされるように制御し、
    被加熱体が検知されていない領域の誘導加熱コイル(111、112、113)に対しては、動作遮断制御信号を出力し、誘導加熱コイルの動作が遮断されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
  5. 第1整流部(101)と誘導加熱コイル(111、112、113)との間に連結されるセンシング抵抗(RS)と、
    前記センシング抵抗RSの後段に並列連結され、前記センシング抵抗RSに電流が流れる場合、それを電圧値として検出する入力電流センシング部(161)と、をさらに含んで構成され、
    前記マイコン(150)は、複数の誘導加熱コイル(111、112、113)のうち最内側に存在する誘導加熱コイル(111)から最外側に存在する誘導加熱コイル(113)の順に、1つの誘導加熱コイルのみが順次動作するように、順次に動作遮断制御信号を順次出力し、上記のように動作遮断制御信号が出力された状態で、前記マイコン(150)は、被加熱体検知コントロール信号を前記オンタイム制御部(140)に出力し、
    前記オンタイム制御部(140)は、受信した被加熱体検知コントロール信号に基づいてオンタイム制御信号を生成してスイッチングドライバ(131、132、133)に出力し、
    前記マイコン150は、前記入力電流センシング部(161)を介して検出された電圧値を読み込み、検出された電圧値が設定された被加熱体検知基準電圧値以上であれば、当該誘導加熱コイル(111、112、113)が位置した領域には被加熱体が存在すると判断し、当該誘導加熱コイル(111、112、113)を正常動作させることを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
  6. 前記それぞれの誘導加熱コイル(111、112、113)に1対1で対応し、それぞれの誘導加熱コイル(111、112、113)の動作状態を表示するコイル動作表示部(181、182、183)をさらに含んで構成され、
    前記コイル動作表示部(181、182、183)は、前記誘導加熱コイル(111、112、113)にそれぞれ1対1で対応する同心円イメージで表示されることを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器の誘導加熱回路。
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