JP2022137745A - 車両用ホイールの製造方法 - Google Patents

車両用ホイールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022137745A
JP2022137745A JP2021037394A JP2021037394A JP2022137745A JP 2022137745 A JP2022137745 A JP 2022137745A JP 2021037394 A JP2021037394 A JP 2021037394A JP 2021037394 A JP2021037394 A JP 2021037394A JP 2022137745 A JP2022137745 A JP 2022137745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
bright
chamfering
manufacturing
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021037394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7227996B2 (ja
Inventor
栄二 高島
Eiji Takashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Motor Wheel Co Ltd
Original Assignee
Central Motor Wheel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Motor Wheel Co Ltd filed Critical Central Motor Wheel Co Ltd
Priority to JP2021037394A priority Critical patent/JP7227996B2/ja
Priority to US17/543,164 priority patent/US11660656B2/en
Priority to CN202111657306.0A priority patent/CN115041918B/zh
Publication of JP2022137745A publication Critical patent/JP2022137745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7227996B2 publication Critical patent/JP7227996B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/26Making other particular articles wheels or the like
    • B21D53/34Making other particular articles wheels or the like brake drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P2700/00Indexing scheme relating to the articles being treated, e.g. manufactured, repaired, assembled, connected or other operations covered in the subgroups
    • B23P2700/50Other automobile vehicle parts, i.e. manufactured in assembly lines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

【課題】切削面と素材の表面とが交わる部分が視覚的に強調された意匠性の高い車両用ホイールを製造する。【解決手段】車両用ホイールの製造方法は、略円筒状のホイールリムと、ホイールリムの内周側に設けられるホイールディスクと、を備える車両用ホイールの製造方法である。同製造方法は、鋳造法または鍛造法により軽金属製のホイールの素材を成形する成形工程と、素材の一部を切削加工して切削面を形成する切削工程と、切削面と、該切削面と素材の表面とが交わるエッジ部と、素材の表面のうちの少なくともエッジ部の周囲と、を有色の塗料で塗装する塗装工程と、塗装工程後、エッジ部に対して面取り加工を施して素材が露出した光輝面を形成する面取り工程と、を含む。【選択図】図5

Description

本明細書に開示される技術は、車両用ホイールの製造方法に関する。
従来から、意匠性を高めるために、塗装された軽金属製のホイールの表面を塗膜とともに旋盤加工して金属素材を露出させた光輝面が形成された車両用ホイールの製造方法が知られている。この光輝面は、旋盤加工により形成されるため、最も車両外側となる部位にしか設けることができず、単調な平坦面や局面で形成される。一方で、例えば特許文献1及び特許文献2のように、光輝面の意匠性を高めるために、マシニングセンタを用いて、ホイールの3次元形状に沿って切削工具を移動させて光輝面を形成したり、切削工具の回転軸を変化させて3次元的曲面の光輝面を形成したりするなど、より複雑な形状の光輝面を形成する車両用ホイールの製造方法が開示されている。
特開2017-226330号公報 特開2018-127040号公報
本発明者は、鋭意検討した結果、従来とは異なる製造方法により、意匠性の高い車両用ホイールの製造方法を新たに見出した。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示される車両用ホイールの製造方法は、略円筒状のホイールリムと、前記ホイールリムの内周側に設けられるホイールディスクと、を備える車両用ホイールの製造方法であって、鋳造法または鍛造法により軽金属製のホイールの素材を成形する成形工程と、前記素材の一部を切削加工して切削面を形成する切削工程と、前記切削面と、該切削面と前記素材の表面とが交わるエッジ部と、前記素材の前記表面のうちの少なくとも前記エッジ部の周囲と、を有色の塗料で塗装する塗装工程と、前記塗装工程後、前記エッジ部に対して面取り加工を施して前記素材が露出した光輝面を形成する面取り工程と、を含む。
本車両用ホイールの製造方法では、それぞれ有色の塗料で塗装された切削面と素材の表面との境界に沿って線状に延び、且つ素材が露出した光輝面を形成することができ、視覚的に強調された意匠性の高い車両用ホイールを製造することができる。
(2)上記車両用ホイールの製造方法において、前記面取り工程では、機械加工により前記エッジ部に対して前記面取り加工を施すとしてもよい。本車両用ホイールの製造方法の面取り工程で形成される光輝面は、線状に延びるため光輝面の幅のばらつきが大きいと、見た目が悪くなりやすい。このため、光輝面の幅の変化率を抑制することが求められる。本車両用ホイールの製造方法によれば、機械加工を用いることで、例えば手動によって面取りを行う場合に比べて、線状に延びる光輝面の幅のばらつきを抑制することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、車両用ホイール、その製造方法等の形態で実現することが可能である。
第1実施形態における車両用ホイール100の外観構成を概略的に示すXZ平面図である。 車両用ホイール100のYZ断面構成を概略的に示す説明図である。 車両用ホイール100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。 車両用ホイール100の製造工程を示すフローチャートである。 車両用ホイール100の製造工程の一部を示す説明図である。 第2実施形態における車両用ホイール100aの一部分の外観構成を概略的に示すXZ平面図である。 車両用ホイール100aのYZ断面構成を概略的に示す説明図である。
A.第1実施形態:
A-1.車両用ホイール100の構成:
図1は、第1実施形態における車両用ホイール100(以下、単に「ホイール100」という)の外観構成を概略的に示すXZ平面図である。図2は、ホイール100のYZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図2には、図1のII-IIの位置におけるホイール100のYZ断面構成が示されている。図3は、本実施形態におけるホイール100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図3には、図1のIII-IIIの位置におけるホイール100のスポーク部210のXY断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Y軸方向は、ホイール100の回転軸に平行な方向であるとし、以下、「ホイール軸方向」というものとするが、ホイール100は実際にはそのような向きとは異なる向きで配置されてもよい。後述の図5についても同様である。以下、ホイール100の径方向を「ホイール径方向」といい、ホイール100の回転軸周りの周方向を「ホイール周方向」という。
図2に示すように、ホイール100は、ホイール素材102の表面に、カラーコート層300と、クリアコート層310と、が形成されている。なお、ホイール素材102は、後述する成形工程で成形された後、塗装工程および面取り工程を経てホイール100に成る。ここで、各工程で使用されるホイール100の素材は、便宜上、ホイール素材102と説明する。
ホイール素材102は、例えばアルミニウム合金やマグネシウム合金などの軽金属により形成されている。ホイール素材102は、略円筒状のホイールリム10と、該ホイールリム10の内周側に配置されたホイールディスク20と、を備える。本実施形態のホイール素材102は、ホイールリム10とホイールディスク20とが一体成形された、いわゆる1ピースタイプのホイールである。以下、ホイール100(ホイール素材102)に対してホイール軸方向の一方側(Y軸正方向側)を「アウター側」といい、ホイール軸方向の他方側(Y軸負方向側)を「インナー側」という。ホイール100が車両本体(図示せず)に装着された場合、ホイール100のアウター側は、車両本体とは反対側に向けられ、ホイール100のインナー側は、車両本体側に向けられる。ホイール100のアウター側の面が意匠面とされる。
(ホイールリム10)
図1に示すように、ホイールリム10は、全体として略円筒状であり、円筒部(図示しない)と、一対のフランジ部110(図1ではアウター側のフランジ部110のみ図示)とを含む。円筒部は、ウェル部等が形成された円筒状である。一対のフランジ部110は、ホイール軸方向(Y軸方向)視で略円環状であり、円筒部におけるホイール軸方向の両端にそれぞれ位置する。一対のフランジ部110によって、ホイール100に装着されたタイヤ(図示せず)がホイール軸方向に位置ずれしないように保持される。
(ホイールディスク20)
ホイールディスク20は、ホイールリム10におけるアウター側に位置しており、ハブ取付部220と、複数(本実施形態では5本)のスポーク部210とを含む。ハブ取付部220は、略円盤状であり、ホイール軸方向(Y軸方向)視でホイールディスク20の略中央に位置している。ハブ取付部220の略中心には、車両本体のハブ(図示せず)が連結されるハブ孔222が形成されている。また、ハブ孔222の周囲には、ホイール100を車両本体のハブに固定するための複数のボルト孔224が形成されている。
複数のスポーク部210は、ホイールリム10とハブ取付部220との間に放射状に配置されている。各スポーク部210は、ホイール径方向に延びている。互いに隣り合うスポーク部210同士の間には、開口部(風孔部)12が形成されている。開口部12は、略三角形状であるが、これに限らず、例えば略矩形状でもよい。各スポーク部210は、ホイールリム10のフランジ部110まで延びている。
(ホイール100の光輝面240)
ホイール100には、線状の光輝感によりホイール100の意匠性を高める光輝面240が形成されている。具体的には、図1に示すように、ホイール素材102のうちアウター側の外表面(意匠面)は、切削面230と、複数の光輝面240と、複数の傾斜面250と、を有する。
切削面230は、切削面230の法線がホイール軸方向に平行もしくは交差する方向に延びる面である。具体的には、切削面230は、ホイール素材102におけるアウター側の外表面のうち、ハブ取付部220とスポーク部210とにおける最もアウター側に位置する面である。切削面230は、ホイール軸方向に略垂直な平坦状の面である。各傾斜面250は、ホイール素材102におけるアウター側の外表面のうち、開口部12を画定している枠状部分である。各傾斜面250は、切削面230に対して傾斜している面である。具体的には、図2および図3に示すように、傾斜面250は、アウター側に向かって開口部12の開口面積が拡張するようにホイール軸方向(Y軸方向)に対して傾斜している。なお、傾斜面250は、平面状でもよいし、曲面状でもよい。
光輝面240は、切削面230と傾斜面250との境界に位置している線状の部分である。光輝面240は、切削面230と傾斜面250との両方に対して、ホイール軸方向(Y軸方向)に対する角度が互いに異なる部分を有している。具体的には、光輝面240は、略平面であり、ホイール軸方向に対する光輝面240の傾斜角度は、ホイール軸方向に対する切削面230の傾斜角度と、ホイール軸方向に対する傾斜面250の傾斜角度との間の角度である。また、光輝面240は、光輝面240の長手方向に略垂直な断面(例えば図3のXY断面)において、切削面230の延長線L1と傾斜面250の延長線L2との交点Pよりもホイール素材102(スポーク部210)側に位置している(図3参照)。
カラーコート層300は、切削面230と傾斜面250との表面に有色の塗料で塗装して形成された層である。光輝面240の表面には、カラーコート層300は形成されておらず、ホイール素材102(母材)が露出している。すなわち、光輝面240は、両側がカラーコート層300によって塗装された塗装面(切削面230、傾斜面250)に挟まれた線状部分である。光輝面240の幅は、例えば0.3mm以上である。また、光輝面240の幅は、例えば2mm以下である。
クリアコート層310は、光透過性の塗料で塗装して形成された層であり、ホイール100のアウター側の外表面全体(切削面230、光輝面240、傾斜面250)に形成されている。
A-2.ホイール100の製造方法:
上述したホイール100の製造方法について説明する。図4は、ホイール100の製造工程を示すフローチャートであり、図5は、ホイール100の製造工程の一部を示す説明図である。
まずは、図4に示すように、軽金属製の加工前のホイール素材102を成形する(S110)。加工前のホイール素材102は、軽金属材料を用いて、例えば公知の鋳造法または鍛造法により成形される。図5(A)には、加工前のホイール素材102のXY断面が示されている。なお、加工前のホイール素材102は、特許請求の範囲における、成形工程で成形される軽金属製のホイールの素材の一例であり、S110の工程は、特許請求の範囲における成形工程の一例である。
次に、加工前のホイール素材102のうち、アウター側の最表面部分230Xを切削加工して切削面230を形成する(S120)。図5(B)には、図5(A)の加工前のホイール素材102に対して、最表面部分230Xが切削された後のホイール素材102のXY断面が示されている。切削面230は、略平坦状の面である。切削面230が形成されたことにより、切削後のホイール素材102には、切削面230と傾斜面250とが交わるエッジ部235が形成される。切削加工は、例えばフライス盤や旋盤を用いた機械加工機を用いて行うことができる。なお、切削後のホイール素材102は、特許請求の範囲における、切削工程によって切削面が形成されたホイールの素材の一例であり、S120の工程は、特許請求の範囲における切削工程の一例である。
次に、切削後のホイール素材102のアウター側の表面全体を有色の塗料で塗装する(S130)。具体的には、切削後のホイール素材102のうち、切削面230と、エッジ部235と、エッジ部235の周囲(傾斜面250等)とに塗装を行う。有色の塗料は、有彩色の塗料でもよいし無彩色の塗料でもよい。図5(C)には、切削面230と傾斜面250とエッジ部235との全体にわたってカラーコート層300が形成されている切削後のホイール素材102のXY断面が示されている。なお、S130の工程は、特許請求の範囲における塗装工程の一例である。
次に、塗装された切削後のホイール素材102のエッジ部235に対して面取り加工を施し(S140)、ホイール素材102が露出した光輝面240が形成される。図5(D)には、面取り加工によって、切削面230上のカラーコート層300と、傾斜面250上のカラーコート層300との間に、光輝面240が形成されているホイール素材102のXY断面が示されている。本実施形態では、例えばNC加工機を用いた機械加工により面取り加工を施す。
エッジ部235のホイール軸方向から見た形状は、開口部12に沿って角部が丸い略三角形状であり、直線状部分(図1の符号D参照)と曲線状部分(図1の符号C参照)とを含んでいる。面取り工程では、エッジ部235に対して、エッジ部235の形状に沿って面取り加工を連続的に行うことで、開口部12を囲むように光輝面240が形成される。S140の工程は、特許請求の範囲における面取り工程の一例である。また、面取り加工前のエッジ部235は、上述の通り、直線状部分と曲線状部分とを含んだ形状を呈しているが、面取り加工により形成された光輝面240も同様に、角部が丸い略三角形状であり、直線状部分と曲線状部分とを含んでいる。
次に、面取り後のホイール素材102にコーティング加工が施され、クリアコート層310が形成される(S150)。これにより、ホイール100の腐食等が防止される。
A-3.本実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態のホイール100の製造方法では、塗装工程(S130)において、切削後のホイール素材102における切削面230とエッジ部235と傾斜面250とが有色で塗装される。その後、面取り工程(S130)において、切削後のホイール素材102のエッジ部235に対して面取り加工が施されてホイール素材102が露出される。これにより、エッジ部235に沿うとともにホイール素材102が露出した光輝面240が形成されたホイール100が作製される。すなわち、切削面230と傾斜面250との境界に位置する光輝面240が視覚的に強調された意匠性の高いホイール100を製造することができる。
本実施形態では、面取り工程(S140)において、機械加工により面取り加工が施される。これにより、例えば手動によって面取り加工を行う場合に比べて、例えば凹凸の少ない高精度な面取り加工を行うことができる。
B.第2実施形態:
図6は、第2実施形態におけるホイール100aの一部分の外観構成を概略的に示すXZ平面図である。図7は、ホイール100aのYZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図7には、図6のVII-VIIの位置におけるホイール100aのYZ断面構成が示されている。以下では、第2実施形態のホイール100aの構成の内、上述した第1実施形態のホイール100の構成と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
上記第1実施形態では、ホイール軸方向から見て、ホイール100に形成された光輝面240の形状は、略三角形状の環状であったが、本第2実施形態では、ホイール軸方向から見て、ホイール100aに形成された光輝面240aの形状は、一部が間欠した非環状である。
具体的には、図6に示すように、ホイール100aに形成された光輝面240aの形状は、略V字状に配置された一対の直線部分と、一対の直線部分同士をつなぐ曲線部分と、を有している。曲線部分は、ハブ取付部220aの近傍に配置されている。一対の直線部分は、それぞれ、曲線部分から、スポーク部210aの長手方向(ホイール径方向)に沿って、ホイールディスク20aの周縁まで伸びている。
なお、ホイールディスク20aにおける切削面230aは、ホイールディスク20aの周縁まで伸びている。ホイールディスク20aの周縁のうち、光輝面240aの一対の直線部分の間に位置する部分は、ホイールディスク20aの外周形状に応じた円弧状部分が存在する。ただし、図7に示すように、この円弧状部分と傾斜面250aとが交わるエッジ部分には面取り加工が行われておらず、光輝面240aが存在しない。勿論、該エッジ部分に面取り加工を行って光輝面を形成してもよい。
C.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、ホイール100,100a(ホイール素材102)は、1ピースタイプのホイールであるとしたが、これに限らず、ホイールリム10とホイールディスク20,20aとが別体である、いわゆる2ピースタイプのホイールであるとしてもよい。また、上記実施形態では、車両用ホイールとして、スポーク部210,210aを備えるホイール100,100aを例示したが、これに限らず、スポーク部を備えないホイールでもよい。
上記実施形態において、面取り工程(S140)では、エッジ部235に対して間欠的に面取り加工を行ってもよい。また、光輝面240,240aの形成の際、エッジ部235に対して機械加工を一回り以上してもよいし、エッジ部235に対する機械加工の幅(加工後の光輝面240,240aの線状の幅)を変更しながら面取り加工を行ってもよい。
上記実施形態では、面取り加工後の光輝面として、切削面230,230aと傾斜面250,250aとの境界に位置する光輝面240,240aを例示したが、これに限らず、ホイール軸方向に対する角度が互いに異なるとともに隣り合ってエッジ部を形成する2つの面(切削面と素材の表面)との境界に位置すればよい。なお、切削面と素材の表面との相対角度は、例えば140度未満であればよく、例えば130度以上でもよい。光輝面240,240aの長手方向に垂直なスポーク部210,210aの断面において、光輝面240,240aは、略直線状に限らず、凸状の曲線でもよいし、凹状(例えばU字状)の曲線でもよい。ホイール100,100aにおいて、光輝面240,240aに切削面230,230aや傾斜面250,250aとは異なる有色の塗料で塗装されてもよい。光輝面240の形状は、略三角形状に限らず、他の多角形状でもよいし、円形状でもよい。光輝面240aの形状は、略V字状に限らず、円弧状などでもよい。
上記実施形態における各部材を構成する材料は、あくまで例示であり、各部材が他の材料により構成されていてもよい。
上記実施形態におけるホイール100,100aの製造方法はあくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、切削加工(S120)では、例えば、公知のマシニングセンタなどの切削機を用いて行ってもよい。また、面取り加工(S140)を、機械加工ではなく、ヤスリなどを利用した手作業で(手動)で行ってもよい。上記製造方法において、コーティング工程(S150)を行わなくてもよい。
10:ホイールリム 12:開口部 20,20a:ホイールディスク 100,100a:車両用ホイール 102:ホイール素材 110:フランジ部 210,210a:スポーク部 220,220a:ハブ取付部 222:ハブ孔 224:ボルト孔 230,230a:切削面 230X:最表面部分 235:エッジ部 240,240a:光輝面 250,250a:傾斜面 300:カラーコート層 310:クリアコート層

Claims (2)

  1. 略円筒状のホイールリムと、前記ホイールリムの内周側に設けられるホイールディスクと、を備える車両用ホイールの製造方法であって、
    鋳造法または鍛造法により軽金属製のホイールの素材を成形する成形工程と、
    前記素材の一部を切削加工して切削面を形成する切削工程と、
    前記切削面と、該切削面と前記素材の表面とが交わるエッジ部と、前記素材の前記表面のうちの少なくとも前記エッジ部の周囲と、を有色の塗料で塗装する塗装工程と、
    前記塗装工程後、前記エッジ部に対して面取り加工を施して前記素材が露出した光輝面を形成する面取り工程と、
    を含む、車両用ホイールの製造方法。
  2. 請求項1に記載の車両用ホイールの製造方法であって、
    前記面取り工程では、機械加工により前記エッジ部に対して前記面取り加工を施す、
    車両用ホイールの製造方法。
JP2021037394A 2021-03-09 2021-03-09 車両用ホイールの製造方法 Active JP7227996B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021037394A JP7227996B2 (ja) 2021-03-09 2021-03-09 車両用ホイールの製造方法
US17/543,164 US11660656B2 (en) 2021-03-09 2021-12-06 Method for manufacturing vehicle wheel
CN202111657306.0A CN115041918B (zh) 2021-03-09 2021-12-30 用于制造车轮的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021037394A JP7227996B2 (ja) 2021-03-09 2021-03-09 車両用ホイールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022137745A true JP2022137745A (ja) 2022-09-22
JP7227996B2 JP7227996B2 (ja) 2023-02-22

Family

ID=83156685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021037394A Active JP7227996B2 (ja) 2021-03-09 2021-03-09 車両用ホイールの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11660656B2 (ja)
JP (1) JP7227996B2 (ja)
CN (1) CN115041918B (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029333A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Chuo Motor Wheel Co Ltd 車両用ホイールの表面処理方法
US20120019047A1 (en) * 2009-11-21 2012-01-26 Klaus Niedermayer Vehicle wheel components, including vehicle wheels, comprising a surface coating and method for producing such vehicle wheel components
JP2017024124A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日立金属株式会社 アルミホイールの切削加工方法
JP2017226330A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール
JP2018504272A (ja) * 2014-11-10 2018-02-15 スピアリア インダストリーズ インターナショナル インコーポレイテッド 合金ホイールを被覆する方法
JP2018127040A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社レイズ 車両ホイール
DE202019105523U1 (de) * 2019-10-08 2019-10-16 Otto Fuchs - Kommanditgesellschaft - Aus einer Leichtmetalllegierung hergestelltes Fahrzeugrad oder Fahrzeugradteil
JP2021016935A (ja) * 2019-07-24 2021-02-15 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイールの製造方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19745407C2 (de) * 1996-07-31 2003-02-27 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Glanzbeschichtung von Kunststoffteilen, vorzugsweise für Fahrzeuge, und danach beschichtetes Kunststoffteil
DE10012325C1 (de) * 2000-03-14 2001-08-09 Fuchs Fa Otto Verfahren zum Fertigbearbeiten eines Rades für ein Kraftfahrzeug durch Erstellen unterschiedliche wirkender Oberflächen von durch eine Kante abgesetzt zueinander angeordneten Flächen des Rades
US6997787B2 (en) * 2000-11-08 2006-02-14 Hayes Lemmerz International, Inc. Process for copper free chrome plating of a vehicle wheel surface
US6893330B2 (en) * 2000-11-08 2005-05-17 Hayes Lemmerz International, Inc. Tool and process for chrome plating a vehicle wheel surface
JP3933143B2 (ja) * 2004-04-28 2007-06-20 株式会社ワーク ホイールの製造方法。
JP4779953B2 (ja) * 2006-03-02 2011-09-28 日本精工株式会社 軸受ユニット製造方法及び軸受ユニット
MX2009005719A (es) * 2006-11-30 2009-06-08 Taegu Tec Ltd Metodo de tratamiento de superficie para inserto cortador recubierto.
EP1935657B1 (de) * 2006-12-20 2013-02-13 Homag Holzbearbeitungssysteme AG Vorrichtung und Verfahren zum Beschichten von Werkstücken
JP4896163B2 (ja) * 2009-01-08 2012-03-14 株式会社ウェッズ 車両用ホイールの処理方法及び車両用ホイール
DE102009003636B3 (de) * 2009-03-18 2010-01-07 Otto Fuchs Kg Verfahren zum Fertigbearbeiten eines Kraftfahrzeugrades aus Metall mit voneineinander abgesetzten unterschiedlichen Oberflächenanmutungen sowie Kraftfahrzeugrad
KR101521145B1 (ko) * 2010-10-01 2015-05-18 쥬오세이키 가부시키가이샤 차량용 휠 및 차량용 휠의 제조 방법
CN103624235A (zh) * 2012-08-28 2014-03-12 昆山拓卡自动化设备制造有限公司 采用液态锻造和旋压工艺组合制造轮毂的方法
KR20140063024A (ko) * 2012-11-16 2014-05-27 현대자동차주식회사 알루미늄휠 및 그 제조방법
JP2014221575A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社レイズ 車両用ホイール
JP2015000584A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール
CN105239069A (zh) * 2015-10-29 2016-01-13 桂林华森电力科技有限公司 一种汽车轮毂表面处理工艺
EP3374126B1 (en) * 2015-11-11 2020-06-24 Superior Industries International, Inc. Method of coating a cast alloy wheel providing a two-tone appearance
JP6715009B2 (ja) * 2016-01-15 2020-07-01 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール及び車両用ホイールの加飾方法
CN106274279B (zh) * 2016-08-30 2018-07-06 山东金马汽车装备科技有限公司 一种铝合金汽车轮毂及其制备方法
JP6506380B1 (ja) * 2017-12-11 2019-04-24 中央精機株式会社 車両用ホイールおよびその製造方法
DE102017129434A1 (de) * 2017-12-11 2019-06-13 Beata Kucharska Verfahren zum Beschichten von Kfz-Felgen
JP6807912B2 (ja) * 2018-11-27 2021-01-06 中央精機株式会社 車両用ホイールの製造方法
CN212217101U (zh) * 2020-04-09 2020-12-25 安徽优合科技股份有限公司 一种汽车轮毂镜面车削设备组件

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029333A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Chuo Motor Wheel Co Ltd 車両用ホイールの表面処理方法
US20120019047A1 (en) * 2009-11-21 2012-01-26 Klaus Niedermayer Vehicle wheel components, including vehicle wheels, comprising a surface coating and method for producing such vehicle wheel components
JP2018504272A (ja) * 2014-11-10 2018-02-15 スピアリア インダストリーズ インターナショナル インコーポレイテッド 合金ホイールを被覆する方法
JP2017024124A (ja) * 2015-07-23 2017-02-02 日立金属株式会社 アルミホイールの切削加工方法
JP2017226330A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール
JP2018127040A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社レイズ 車両ホイール
JP2021016935A (ja) * 2019-07-24 2021-02-15 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイールの製造方法
DE202019105523U1 (de) * 2019-10-08 2019-10-16 Otto Fuchs - Kommanditgesellschaft - Aus einer Leichtmetalllegierung hergestelltes Fahrzeugrad oder Fahrzeugradteil

Also Published As

Publication number Publication date
JP7227996B2 (ja) 2023-02-22
US20220288668A1 (en) 2022-09-15
CN115041918B (zh) 2023-09-01
CN115041918A (zh) 2022-09-13
US11660656B2 (en) 2023-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5610049B1 (ja) 車両用ホイール
JP6715102B2 (ja) 車両用ホイールの製造方法
US5096264A (en) Double disk construction for automobile wheels of light alloy
JP7227996B2 (ja) 車両用ホイールの製造方法
US11045878B2 (en) Manufacturing method for vehicle wheel
JP2010115932A (ja) 自動車用ホイール
EP1243444A1 (en) Assembling method for tire wheel assembly and assembling line for tire wheel assembly, and wheel and production method for wheel
JP6781450B2 (ja) 車両用ホイール及び車両用ホイールの製造方法
KR20130091728A (ko) 차량용 휠 및 차량용 휠의 제조 방법
US20230226616A1 (en) Manufacturing method of vehicle wheel
JP6506380B1 (ja) 車両用ホイールおよびその製造方法
JP6962616B2 (ja) ハブリング
US11827052B2 (en) Vehicle wheel
EP3456549B1 (en) Motorcycle wheel
US20190283494A1 (en) Vehicle wheel having a decorative member attached to a base wheel and method of manufacture
JP6501857B1 (ja) 車両用ホイールおよびその製造方法
CN111845191B (zh) 车辆用轮
JP3237721B2 (ja) スポークホイール
JP6928532B2 (ja) 車両用ホイール、および、車両用ホイールの製造方法
JPH05310001A (ja) 車両用ホイール及びその製造方法
US10183526B1 (en) Vehicle wheel having a decorative member attached to a base wheel and method of manufacture
JPH07186605A (ja) 車両用ホイールの取付構造
JPH0848105A (ja) 自動車用のツーピースホイールとその製造方法
JP2008087688A (ja) 自動車用ホイール
JPH0665002U (ja) 車両用ホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7227996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150