JP6928532B2 - 車両用ホイール、および、車両用ホイールの製造方法 - Google Patents
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Description
A−1.車両用ホイール100の構成:
図1は、本実施形態における車両用ホイール100の外観構成を概略的に示すXZ平面図であり、図2は、本実施形態における車両用ホイール100のYZ断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図1のII−IIの位置におけるYZ断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Y軸方向は、車両用ホイール100の回転軸に平行な方向であるとし、以下、「ホイール軸方向」というものとするが、車両用ホイール100は実際にはそのような向きとは異なる向きで配置されてもよい。図3以降についても同様である。以下、車両用ホイール100の径方向を「ホイール径方向」といい、車両用ホイール100の回転軸周りの周方向を「ホイール周方向」という。
図2に示すように、ホイールリム10は、一対のフランジ部110と、ウェル部120と、一対の連結部130とを含む。一対のフランジ部110は、ホイール軸方向(Y軸方向)視で略円環状であり、ホイールリム10におけるホイール軸方向の両端にそれぞれ位置する。一対のフランジ部110によって、車両用ホイール100に装着されたタイヤ(図示せず)がホイール軸方向に位置ずれしないように保持される。以下、車両用ホイール100のアウター側に位置するフランジ部110を「アウターフランジ112」といい、車両用ホイール100のインナー側に位置するフランジ部110を「インナーフランジ114」という。
ホイールディスク20は、ホイールリム10におけるアウター側に位置しており、ハブ取付部220と、複数(本実施形態では10本)のスポーク部210とを含む。ハブ取付部220は、略円盤状であり、ホイール軸方向(Y軸方向)視でホイールディスク20の略中央に位置している。ハブ取付部220の略中心には、車両本体のハブ(図示せず)が連結されるハブ孔222が形成されている。また、ハブ孔222の周囲には、車両用ホイール100を車両本体のハブに固定するための複数のボルト孔224が形成されている。
ホイールリム10は、リム露出部分150を有する。リム露出部分150は、ウェル部120に対してアウター側(ホイール軸方向(Y軸方向)の一方側)に位置しており、かつ、該アウター側に露出する露出面156を有する。露出面156は、ホイール径方向に略平行な面である。また、ホイール軸方向視で、リム露出部分150の内周面158は、ウェル部120の内周面122と略同じ位置、または、該内周面122より外側に位置している。本実施形態では、上述したように、各スポーク部210は、ホイールリム10のアウターフランジ112まで延びている。このため、互いに隣り合うスポーク部210同士の間に、リム露出部分150の露出面156が露出している。
図4は、車両用ホイール100の製造工程の一部を示す説明図である。まずは、ホイール中間体100Aを準備する。ホイール中間体100Aを、例えば、低圧鋳造法により作製する。図4には、低圧鋳造機に備えられた金型5の一部分が示されている。金型5は、下金型6と横金型7と上金型8とを含む。図4の左側の図に示すように、下金型6と横金型7と上金型8とによって、ホイール中間体100Aに対応した形状のキャビティ9が形成される。キャビティ9に連通する保持炉(図示せず)に低圧のエアが供給されることによって、保持炉内の溶湯がキャビティ9内に充填される。
以上説明したように、本実施形態のホイールリム10では、キャップ取付孔162は、ホイールリム10のリム露出部分150の露出面156に形成されており、該キャップ取付孔162の少なくとも一部分が、ホイール軸方向(Y軸方向)視で、ウェル部120の内周面122よりホイール径方向外側に位置している。これにより、本実施形態のホイールリム10によれば、取付孔がホイールリムからホイール径方向内側に突出した座面部に形成され、かつ、該取付孔全体がウェル部の内周面より径方向内側に位置している構成に比べて、キャップ取付孔162が径方向外側に配置されるため、ホイールディスクの開口部内に取付孔が位置することによる車両用ホイールの意匠性の低下を抑制することができる。従来の構成のような座面部を設ける必要がないため、車両用ホイール100の軽量化を向上させることができる。
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
Claims (3)
- 略円筒状のホイールリムであって、タイヤを保持する一対のフランジ部と、前記ホイールリムの軸方向において前記フランジ部同士の間に配置され、前記ホイールリムの径方向において前記フランジ部より内側に位置するウェル部と、を含む前記ホイールリムと、
車両本体のハブに連結されるハブ取付部と、前記ハブ取付部と前記ホイールリムとの間に放射状に配置された複数のスポーク部と、を含むホイールディスクと、を備える車両用ホイールであって、
前記車両用ホイールの内周面には、前記ウェル部に対して前記軸方向の一方側であるホイール表面側に位置し、前記ウェル部の内周部分に対して前記ホイールリムの径方向外側に凹んでいる凹所が形成されており、
前記車両用ホイールに一体的に形成され、かつ、前記凹所における前記ホイール表面側の内壁を構成する露出部分には、前記ホイール表面側から前記凹所まで貫通し、加飾部材の取付部分が挿入される取付孔であって、前記軸方向視で、少なくとも一部分が前記ウェル部の内周部分より前記径方向外側に位置している前記取付孔が形成されている、車両用ホイール。 - 車両用ホイールの製造方法であって、
ホイールリム部分を含んでおり、前記ホイールリム部分の軸方向の一方側から他方側に凹んだ第1の凹所が形成されたホイール中間体を準備する準備工程と、
前記ホイール中間体の前記ホイールリム部分の内周部分にアンダーカット処理を施して前記第1の凹所に連通する第2の凹所を形成することによって、前記ホイールリム部分における前記軸方向の前記一方側から前記第2の凹所まで貫通し、加飾部材の取付部分が挿入される取付孔を形成する形成工程と、を含む、車両用ホイールの製造方法。 - 請求項2に記載の車両用ホイールの製造方法であって、
前記ホイール中間体における前記第1の凹所は、前記軸方向に沿って延びており、
前記準備工程では、溶湯を鋳型に注入することによって、前記ホイール中間体を成形する、車両用ホイールの製造方法。
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