JP2022137621A5

JP2022137621A5 -

Info

Publication number: JP2022137621A5
Application number: JP2021037186A
Authority: JP
Filing date: 2021-03-09
Publication date: 2024-03-06

Description

上記目的を達成するため、本発明の一態様による液体収容容器は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、上記液体収容容器は、液体を収容する収容室と、上記収容室から突き出す中空の突出部を有し、上記収容室に上記液体を供給可能な供給口と、上記供給口に着脱自在に取り付けられた栓部材と、を有する。上記栓部材は、上記突出部に挿入されて上記供給口を塞ぐ栓部と、上記栓部と一体的に形成され、上記栓部が上記突出部に挿入された状態で上記収容室の外部から上記供給口を覆う覆部と、上記覆部に設けられた、互いに対向する第１の部位および第２の部位を備える摘み部と、上記第１の部位と上記第２の部位との間に位置し、上記覆部から上記栓部にわたって延在する中空部と、を有する。上記栓部および覆部は弾性体からなり、上記第１の部位と第２の部位とが近づくように摘むと、上記栓部の側面が上記中空部に向かって変形するように構成されている。

本発明の別の態様による液体収容容器は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、上記液体収容容器は、液体を収容する収容室と、上記収容室から突き出す中空の突出部を有し、上記収容室に上記液体を供給可能な供給口と、弾性体からなり、該弾性体の先端部を上記突出部に挿入する栓部材と、を有する。上記栓部材は、上記先端部に向かって延在する中空部と、上記栓部材の後端に設けられ、上記先端部の側面を上記中空部に向かって変形させるための摘み部と、を有する。上記摘み部は、上記中空部と交差する第１の方向に上記中空部を挟んで互いに対向する第１の部位および第２の部位を備え、上記先端部は、上記第１の方向と直交する第２の方向よりも上記第１の方向に変形しやすい。
本発明のさらに別の態様による液体収容容器は、液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、上記液体収容容器は、液体を収容する収容室と、上記収容室から突き出す中空の突出部を有し、上記収容室に上記液体を供給可能な供給口と、弾性体からなり、該弾性体の先端部を上記突出部に挿入する栓部材と、を有する。上記栓部材は、上記先端部に向かって延在する中空部と、上記栓部材の後端に設けられ、上記先端部の側面を上記中空部に向かって変形させるための摘み部と、を有する。上記摘み部は、上記中空部と交差する第１の方向に上記中空部を挟んで互いに対向する第１の部位および第２の部位を備え、上記中空部の延在する方向に直交する面と平行な方向における、上記中空部の断面形状が上記第１の方向に長い。

Claims

液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、
前記液体収容容器は、
液体を収容する収容室と、
前記収容室から突き出す中空の突出部を有し、前記収容室に前記液体を供給可能な供給口と、
前記供給口に着脱自在に取り付けられた栓部材と、を有し、
前記栓部材は、
前記突出部に挿入されて前記供給口を塞ぐ栓部と、
前記栓部と一体的に形成され、前記栓部が前記突出部に挿入された状態で前記収容室の外部から前記供給口を覆う覆部と、
前記覆部に設けられた、互いに対向する第１の部位および第２の部位を備える摘み部と、
前記第１の部位と前記第２の部位との間に位置し、前記覆部から前記栓部にわたって延在する中空部と、を有し、
前記栓部および覆部は弾性体からなり、前記第１の部位と第２の部位とが近づくように摘むと、前記栓部の側面が前記中空部に向かって変形するように構成されていることを特徴とする液体収容容器。
前記栓部を前記突出部に挿入した状態で前記第１および第２の部位を摘むことで、前記栓部の側面が部分的に前記突出部の内壁面から離れることを特徴とする、請求項１に記載の液体収容容器。
前記中空部は前記覆部の側が開口しており、前記第１および第２の部位を摘むと、前記開口の幅が狭くなって前記栓部の側面が前記中空部に向かって変形するように構成されていることを特徴とする、請求項１または２に記載の液体収容容器。
前記中空部の前記開口は、前記覆部の前記栓部とは反対側の面である上面に設けられており、
前記第１の部位および前記第２の部位が、前記覆部の前記上面から突出した第１の突出部および第２の突出部であり、該第１および第２の突出部が、前記開口を挟んで互いに対向することを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の液体収容容器。
前記中空部は、前記栓部および前記覆部をそれぞれ貫通し、
前記中空部の前記開口は、前記覆部の前記栓部とは反対側の面である上面に設けられており、
前記摘み部は、前記開口に連通する空間を覆うように前記覆部の前記上面に設けられ、前記第１の部位および前記第２の部位を含む凸状の弾性部材からなることを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか一項に記載の液体収容容器。
前記覆部の前記上面に平行な断面における前記中空部の断面形状が第１の方向に長い矩形形状であり、
前記栓部は、前記中空部を形成する第１乃至第４の側壁を備え、前記第３の側壁と前記第４の側壁が前記第１の方向に平行であり、前記第１の側壁と前記第２の側壁が前記第１の方向と直交する第２の方向に平行であり、前記第３の側壁が前記第１の部位の直下に位置し、前記第４の側壁が前記第２の部位の直下に位置することを特徴とする、請求項４または５に記載の液体収容容器。
前記第３および第４の側壁が前記中空部に向かって変形する変形量が、前記第１および第２の側壁が前記中空部に向かって変形する変形量よりも大きいことを特徴とする、請求項６に記載の液体収容容器。
前記第１および第２の側壁の厚さが、前記第３および第４の側壁の厚さよりも薄いことを特徴とする、請求項６または７に記載の液体収容容器。
前記第１および第２の側壁は、前記中空部の内側に向かって折り畳み可能であることを特徴とする、請求項８に記載の液体収容容器。
前記栓部の前記第３および第４の側壁の外周面に、または、該外周面と対向する前記突出部の内壁面に、周方向に延在する凸条部を備えることを特徴とする、請求項６乃至９のいずれか一項に記載の液体収容容器。
前記栓部の全体が前記突出部に挿入された状態で、前記栓部材を前記供給口に固定する固定部材を有し、前記摘み部を摘まむことで前記固定部材による固定が解除されることを特徴とする、請求項１乃至１０のいずれか一項に記載の液体収容容器。
前記固定部材は、前記覆部に設けられた第１の係合部と、前記突出部の外壁面に設けられた第２の係合部と、を有し、該第１の係合部と該第２の係合部により前記覆部を前記突出部の外壁面と係合させることを特徴する、請求項１１に記載の液体収容容器。
前記第２の係合部は、前記突出部の外壁面に設けられた突起を有し、
前記第１の係合部は、前記覆部から前記突出部の前記外壁面に沿って前記突起まで延在するアーム部材を有し、
前記栓部の全体が前記突出部に挿入された状態で、前記アーム部材の先端が前記突起に係合し、前記第１および第２の部位を摘まむことで前記アーム部材の先端が前記突起から外れることを特徴とする、請求項１２に記載の液体収容容器。
液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する収容室と、前記収容室から突き出す中空の突出部を有し、前記収容室に前記液体を供給可能な供給口と、弾性体からなり、該弾性体の先端部を前記突出部に挿入する栓部材と、を有し、
前記栓部材は、前記先端部に向かって延在する中空部と、前記栓部材の後端に設けられ、前記先端部の側面を前記中空部に向かって変形させるための摘み部と、を有し、
前記摘み部は、前記中空部と交差する第１の方向に前記中空部を挟んで互いに対向する第１の部位および第２の部位を備え、前記先端部は、前記第１の方向と直交する第２の方向よりも前記第１の方向に変形しやすいことを特徴とする液体収容容器。
前記栓部材は、前記中空部を形成する４つの側壁を備え、
前記中空部の延在する方向に直交する面と平行な方向における、前記第１の方向に平行な前記側壁の厚みは、前記第２の方向に平行な前記側壁の厚みよりも薄い、請求項１４に記載の液体収容容器。
液体を吐出する液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体収容容器であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する収容室と、前記収容室から突き出す中空の突出部を有し、前記収容室に前記液体を供給可能な供給口と、弾性体からなり、該弾性体の先端部を前記突出部に挿入する栓部材と、を有し、
前記栓部材は、前記先端部に向かって延在する中空部と、前記栓部材の後端に設けられ、前記先端部の側面を前記中空部に向かって変形させるための摘み部と、を有し、
前記摘み部は、前記中空部と交差する第１の方向に前記中空部を挟んで互いに対向する第１の部位および第２の部位を備え、
前記中空部の延在する方向に直交する面と平行な方向における、前記中空部の断面形状が前記第１の方向に長いことを特徴とする液体収容容器。
前記収容室は、インクを収容する、請求項１乃至１６のいずれか一項に記載の液体収容容器。
請求項１乃至１７のいずれか一項に記載の液体収容容器と、
前記液体吐出ヘッドと、を有し、
前記液体収容容器から前記液体吐出ヘッドに液体が供給されることを特徴とする液体吐出装置。
開閉可能なカバーを備えた、前記液体収容容器を収容する収容部を、さらに有し、
前記収容部に収容された前記液体収容容器が、前記カバーを開けた状態で、前記供給口から前記収容室に液体を供給可能であることを特徴とする、請求項１８に記載の液体吐出装置。